JP4246244B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、撮像装置に関し、特に、液晶ビューファインダを持った高精細電子スチル画像撮像装置、及びビデオ動画撮影と高精細電子スチル画像撮影の両方を可能にした撮像装置に関するものである。
近年、パーソナルコンピューターの急速な普及により、画像入力機器としてのデジタルカメラ(電子スチルカメラ)の需要が拡大している。また、動画の記録機器としてデジタルビデオカメラなどの高画質記録装置が広く用いられている。これら画像入力機器では、撮像素子の画素数が撮影像の解像度を決定する大きな要素であるため、画素数は年々増加傾向にあり、最近は 400万画素以上の多くの画素数を持ったデジタルカメラも商品化されている。また、一般的に、デジタルカメラは撮影範囲を確認する手段として、リアルタイムの電子式ファインダーを備えており、動画の撮像が可能なデジタルカメラも珍しくない。
これら動画記録や電子式ファインダーの機能を実現するためには、撮像素子の画素数に対して数分の一〜数十分の一の画素数を持つ画像を、リアルタイム(秒30フレーム以上)で撮像することが要求される。しかし、数百万画素の撮像素子においては、秒30フレームのレートで全画素読み出しを行うことは、動作クロックからみて困難である。そこで、特定モードにおいて、必要なだけの画素数を撮像素子から間引いて読み出す機能を持った撮像素子を用い、間引いた信号を処理して縮小画像を生成する方式が提案されている。
その一例として、特開平9−247689号公報に開示されている単板撮像素子を挙げることができる。この公報開示の撮像素子においては、指定した位置の画素を直接読み出すことができるXYアドレス方式の撮像素子が用いられており、間引き読み出しモードでは、間引きしない場合と同じモザイクフィルタパターンの信号が得られるように、同一色フィルタ位置の画素を4画素読み出して、その平均値を計算する信号処理回路を併用している。また、このような読み出しができないCCD撮像素子の場合には、垂直方向に電流値加算を行うことで縦方向を平均化し、且つ間引き読み出しする方式が多くとられている。
特開平9−247689号公報
ところで、上記特開平9−247689号公報に開示されている従来技術では、単板撮像素子に対しては、間引き後のモザイクパターンが撮像素子のモザイクパターンと同一になるよう限定されており、モアレの発生を押さえ、且つ間引き後の解像度を維持するために間引きパターンを最適に選択するという観点については、考慮がなされていない。また、CCD撮像素子における電流値の加算読み出し方式では、転送エリアの容量がオーバーフローしてしまい、信号の劣化を招いてしまうおそれがあった。
本発明は、従来の撮像装置における上記問題点を解決するためになされたものであり、高解像度の撮像素子から比較的高速なフレームレートで動画像を読み出しても偽信号が発生しないようにした撮像装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するため、請求項1に係る発明は、間引き読み出し可能な複数の撮像素子で構成され、且つ、撮像素子はそれぞれ異なる単一の色成分からなる画像を出力する撮像手段と、前記画像を出力する際に前記撮像素子からの間引き読み出しの動作を制御する間引き制御手段と、前記各撮像素子から出力した画像を合成してカラー画像を得る合成手段とを有し、前記間引き制御手段は、前記間引き読み出しする画素位置が前記各撮像素子から出力した画像間で異なるように読み出し制御を行うと共に、前記合成手段は前記各撮像素子から出力した画像間で共通な読み出し位置の信号に基づいて色相関パラメータを推定し、この推定結果に基づいて合成処理を行うようにして撮像装置を構成するものである。
請求項に係る発明は、請求項に係る撮像装置において、前記間引き制御手段は、前記読み出し位置が、前記各撮像素子から出力した画像間で一部は共通し、一部は異なるように間引き読み出しの制御を行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、間引き時に発生する輝度モアレを抑制することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
次に、実施例について説明する。まず、実施例の説明に先立ち本発明に係る撮像装置に関連する参照例について説明する。図1は、本発明に係る撮像装置に関連する第1の参照例を示すブロック構成図で、本参照例に係る撮像装置をデジタルカメラに適用したものである。この参照例に係るデジタルカメラ100 は、図1に示すように、光学系101 ,間引き読み出しの可能な単板カラー撮像素子102 ,単板カラー撮像素子102 からの出力を記憶するバッファ103 ,単板カラー撮像素子102 の間引き読み出しの態様を制御する駆動制御回路104 ,動画記録モード設定時に、単板カラー撮像素子102 から間引き読み出しした信号を補間処理して、縮小カラー画像を内部バッファ111 内に生成する間引き補間回路105 ,通常記録モード設定時に、単板カラー撮像素子102 を通常読み出しした結果を補間処理して縮小なしのカラー画像を生成し、更に補間処理した画素ブロックの画素値を平均化処理する補間回路106 ,間引き補間回路105 ないし補間回路106 の出力を処理して画質を改善する信号処理回路107 ,信号処理回路107 の出力を記録媒体に記録する記録回路108 ,信号処理回路107 の出力を液晶表示装置に表示する表示回路109 ,及びこれら各回路の動作を制御する制御回路110 から構成されている。
次に、このように構成されているデジタルカメラ100 の動作について説明する。通常モードの撮影時においては、ユーザーが図示しないシャッタを押下すると、制御回路110 が駆動制御回路104 を全画素読み出しモードに設定し、駆動制御回路104 は単板カラー撮像素子102 を駆動して撮影を行う。これにより、単板カラー撮像素子102 からは、その全画素の信号がバッファ103 に出力される。単板カラー撮像素子102 からの出力が完了すると、制御回路110 が補間回路106 を動作させ、補間回路106 は単板状態の信号を補間処理によりカラー化し、補間処理の完了した画素ブロック毎に信号処理回路107 に出力する。信号処理回路107 では、入力されたカラーブロックに対し、順次マトリックス色変換、ガンマ補正、エッジ強調などの画質調整処理を施し、処理済カラーブロックを記録回路108 に出力する。記録回路108 では入力されたカラーブロックを圧縮処理し、図示していない記録媒体に記録する。
また補間回路106 は、記録回路108 への出力と並行して、内部で補間の完了した画素ブロックの画素値を平均化する処理を行い、平均化結果を内部バッファに記憶している。この平均化処理の結果、補間処理が終了した時点で、内部バッファには記録回路108 により記録されたカラー画像の縮小画像が形成される。記録回路108 の動作が完了した時点で、制御回路110 は補間回路106 の内部バッファの縮小画像を信号処理回路107 に出力する。最後に、信号処理回路107 が画質調整処理を施した画像を表示回路109 に出力し、ユーザーに撮影結果が表示されると、撮像完了となる。
一方、ユーザーが動画記録モードを設定してシャッタを押下した場合、駆動制御回路104 は単板カラー撮像素子102 を間引き読み出し駆動する。単板カラー撮像素子102 はCMOS撮像素子であり、水平方向の平均化読み出しと、間引き読み出し(読み飛ばし)、及び垂直方向のラインスキップ(ライン読み飛ばし)が可能な構成となっている。図2に、単板カラー撮像素子102 のこれらの読み出し態様を示す。図2の(A)に示した水平方向の複数画素の画素値を平均化して読み出す平均化読み出しは、CMOS撮像素子の各画素に付随するキャパシタの並列接続に基づいて実行されるようになっており、CCD撮像素子のように電荷オーバーフローを伴う危険はない。また、読み出し時間は、平均化しないで一画素読み出す場合と同じとなる。
図2の(B)に示す水平方向の間引き読み出しでは、水平ラインの読み出しに用いるシフトレジスタを部分的に迂回する配線で実現しており、ライン内の最初の読み出し位置も可変となっている。平均化する画素数及び間引き位置は、外部からプログラム可能である。図2の(C)は、任意数のライン飛ばし(垂直方向の間引きスキップ)態様を示しており、図2の(D)は、図2の(A)に示した平均化読み出しと図2の(B)に示した間引き読み出しの組み合わせ態様を示している。
駆動制御回路104 は、単板カラー撮像素子102 の、これらの読み出し機能を活用し、モアレの混入が少なくなる読み出しパターンで、単板カラー撮像素子102 の画素を平均化及び間引き読み出しで読み出しを実行し、その結果をバッファ103 に出力する。
以下、単板カラー撮像素子102 のモザイクフィルタ配置が原色ベイヤ配列で、間引き率が縦横1/4の場合を例に、読み出しパターンについて説明する。なお、間引き率が縦横1/4ということは、4×4画素ブロックにつき1画素しか読み出しできないという意味ではない。現在のところ、リアルタイム動画として1フレーム期間内に出力する必要のある画素数は、デジタルカメラの動画記録モードにおいては、QVGA(320×240)ないしVGA(640×480)が一般的である。そのため、撮像素子の駆動速度が速く読み出し期間が「1フレーム期間−後処理期間」以内に収まっていれば、撮像素子からこれ以上の画素数の信号を読み出しても問題はない。以下の例では、4×4画素ブロックにつき4画素まで読み出し可能という前提で説明している。
図3に、間引き率1/4の間引き読み出しの際の駆動処理回路104 の間引き読み出しパターンを示す。この間引き読み出しパターンでは、図3の(A)に示された単板カラー撮像素子102 の原色ベイヤ配列において、4×4の全ての画素ブロックで、図に示した平行四辺形パターンの各角部に位置する4つのGフィルタの位置の信号を、平均化して読み出す。また、R,Bフィルタの位置の信号については、図3の(B)で示すように、4×4画素ブロックで同じく平行四辺形パターン(図中点線部)の各角部に位置する4つのRフィルタの位置の信号を読み出し平均化するが、Bフィルタ位置の信号は読み出さない読み出しタイプ(読み出しタイプI)、及び平行四辺形パターン(点線部)の各角部に位置する4つのBフィルタの位置の信号を読み出して平均化するが、Rフィルタ位置の信号は読み出さない読み出しタイプ(読み出しタイプII)、の二通りの読み出しタイプを設け、4×4画素ブロックの位置に応じて、いずれのパターンで読み出すかを、図3の(C)に示すように設定する。図3の(C)においては、各四角形領域は4×4画素ブロックに対応しており、各四角形領域中の記号(I又はII)が、そのブロックがいずれの読み出しタイプで読み出されるかを示している。2種類の読み出しタイプに対応する画素ブロックが市松状に配置されていること、及びフレーム毎に市松配置が反転することの2点が特徴である。
なお、R,G,Bそれぞれの読み出しパターンは、図2の(A)〜(C)に示した平均化読み出し、間引き読み出し(読み飛ばし)、ラインスキップの基本動作の組み合わせで実現できる。例えば、平行四辺形パターンのGフィルタ位置の信号の読み出しと平均化は、次のようなステップで行われる。すなわち、(1) ライン内で、2画素目から、水平方向に2画素平均し、2画素読み飛ばすパターンを繰り返す、(2) 1ラインスキップする、(3) 最初の読み出し位置を(1) おける最初の読み出し位置に対して2画素右にずらし同じ動作を行う、(4) 1ラインスキップする、という動作を垂直方向に繰り返して、各ラインの信号をバッファ103 内に得た後、(1) と(3) で読み出した信号値を、ライン間で加算平均することにより実行される。このようなライン間の平均化処理は、間引き補間回路105 内で行われ、結果が間引き補間回路105 内のバッファ111 に記憶される。
このように、駆動制御回路104 による上記の(1) 〜(4) の読み出しと、間引き補間回路105 のライン間平均化処理により、各4×4画素ブロックで、G及びR、又はG及びBの平均値が得られ、最終的に、間引き補間回路105 の内部バッファ111 には、図4の(A)及び(B)に示すように、1/4に縮小された2板状態の画像が得られる。なお、図示のように、フレーム毎にR/Bのパターンが反転している。この状態から3色カラー画像を生成する2板カラー化処理は、2板撮像系のカメラの信号処理系として公知であり、間引き補間回路105 も公知例に従って処理を行う。
次に、図4の(B)を用いて、間引き補間回路105 における処理例を説明する。G成分は全画素で得られているので、補間処理が必要なのは、各画素で欠落しているR成分又はB成分である。例えば、図4の(B)中の網掛けのG1画素位置では、B成分はB1として存在するがR成分が欠落している。そこで、全画素で得られているGに関して、網掛け画素G1と斜線部で示したその近傍のG画素とを比較し、最も差の小さい近傍画素を探索する。具体的には、図4の(B)における画素G1〜G5に関して、|G1−Gj |(jは2〜5)を計算し、差分が最小となる画素Gj を求める。そして、その画素位置に対応するRj を網掛け画素位置におけるR成分の値とする。このようにして、間引き補間回路105 において全ての欠落色成分が補間された後、内部バッファ111 上に完成された画像は、通常撮影モードと同様に記録回路108 及び表示回路109 に出力される。
以上の説明から把握できるように、本参照例は、以下に述べるような効果を含んでいる。
(1) 4×4ブロック毎に、RGB全色が揃うように読み出すかわりに、いずれか2色が得られ、且つ一色は全ての4×4ブロックで共通に得られるような間引き読み出し方をした結果、間引き読み出し結果自体への各色へのモアレの混入を抑え、且つ欠落する色成分の復元(補間)もやりやすい構成となる。
(2) 特に、各ブロックでRとG,又はBとGの組み合わせで色成分が得られ、且つこの組み合わせが市松状配置パターンをなすように間引きパターンを構成した結果、間引き読み出しした結果得られる画像が、2板撮像系で得られる画像と同一パターンとなり、その後のカラー化処理が行いやすくなる。
(3) また、上記(2)で述べた市松配置をフレーム毎に反転させることで、2板状態からの欠落色成分の補間復元で発生する色モアレの色がフレーム毎に補色関係になり、動画としてみると色モアレが色フリッカとして表示される。人間の視覚は色フリッカに対する感度が低いため、結果的に、色モアレが目立たなくする効果が得られる。
なお、本参照例においては、いくつかの変形が可能である。一つの好ましい変形例では、間引き補間回路105 においてフレーム間で読み出し位置の共通するG成分を用いて公知の動き検出を行い、動いていないと判定した場合は、2板状態にした際に欠落しているR又はB成分の値として、前フレームの対応する位置の値を用いる。その結果、動いていない部分については、2板カラー化処理の際に発生する色モアレを低減させることができる。
また、別の好ましい変形例では、図3の(C)に示したように、フレーム間でRとG,又はBとGの組み合わせ間引きパターンを反転させる代わりに、例えばR,Bの読み出しタイプとして、図5に示す読み出しタイプIII 及びIVを新たに設け、フレーム間で読み出しタイプIとIII ,IIとIVを交互に用いる。そして、間引き補間回路105 では、フレーム間で読み出し位置の共通するG成分を用いて、フレーム間差分に基づく方法などの公知の動き検出を行い、動いていないと判定した場合は、フレーム間の平均を取る操作を行う。このようにすると、動いていない部分では、フレーム間平均の結果、より多くの間引き情報を得ることができるようになり、モアレ低減効果が得られる。
次に、本発明に係る撮像装置に関連する第2の参照例について説明する。図6は、第2の参照例を示すブロック構成図で、図1に示した第1の参照例と同じ部分には同一符号を付して示し、その説明は省略し、異なっている部分についてのみ説明する。この第2の参照例は、第1の参照例と同じく本参照例に係る撮像装置をデジタルカメラに適用したものであるが、間引き読み出しのパターンとその制御法が、第1の参照例と異なっている。すなわち、図6に示すように、第1の参照例と異なり、間引き補間回路205 内に、新たにモアレ予測回路212 とフィルタリング回路213 が付加されている。そして、モアレ予測回路212 からの信号が駆動制御回路204 にフィードバックされ、モアレ予測結果に応じて間引きパターンを変化させることが、構成上の大きな違いとなっている。その他の構成は、第1の参照例と同一である。
このように構成されている第2の参照例の動作は、通常撮影では第1の参照例と同一である。動画撮影時には、駆動制御回路204 が第1の参照例と同じく単板カラー撮像素子102 を間引き読み出し駆動するが、4×4画素ブロック内の間引き読み出しのタイプが、図5に読み出しタイプIII ,IVで示すように、更に2通り増えている。実際の読み出しにおいては、図7の(A)に示すように、読み出しタイプIII と図3の(B)に示した読み出しタイプIが、また読み出しタイプIVと図3の(B)に示した読み出しタイプIIが組になり、各組のどちらかが別の組のどちらかと市松状パターンの配置をなす。各組でどちらの読み出しタイプが使用されるかは、前フレームにおけるモアレ予測回路212 の検出結果による。以下、縮小画像の各画素に対応するブロックに対し、読み出しタイプIとIII ,ないしIIとIVのどちらのタイプで読み出すかを指定したフラグdが、駆動制御回路204 の内部に記憶されているものとして、動画撮影時の動作について説明する。
まず、駆動制御回路204 が、フラグd に基づき単板カラー撮像素子102 の間引き読み出しを行う。各読み出しパターンは、水平方向の2画素平均、水平方向の読み飛ばし、及び垂直方向のラインスキップの3動作の組み合わせになっている。これを利用して、駆動制御回路204 は各ブロックの読み出しパターンを基本操作に分解して組み直し、単板カラー撮像素子102 の各ライン毎に必要な読み出し位置を計算する。例として、図7の(B)に、フラグdが図7の(B)の左側ブロックで指定されている場合の各ラインの読み出し位置を、斜線で示している。駆動制御回路204 は、計算された読み出し位置の画素と、その2画素右にある画素との平均値がライン毎に得られるように、単板カラー撮像素子102 を駆動し、間引かれた画素値をバッファ103 に得る。
次に、間引き補間回路205 が、第1の参照例と同様に2板化処理を行い、図4の(A),(B)で示した2板状態の縮小画像を内部バッファ211 に得る。但し、本参照例では、G成分について、間引き画素値を3ラインづつバッファ103 から読み出し、各ラインからG成分のみを取り出した後、フィルタリング回路213 により垂直方向のフィルタリングを行う。3ラインのフィルタ係数は、〔1/4 1/2 1/4〕となっている。この処理により、図7の(C)に示すように、原画像に図7の(C)の右側に示すフィルタ係数を持ったローパスフィルタをかけるのと等価な結果が得られ、第1の参照例で計算したG成分より、垂直方向のモアレが抑えられる。なお、図7の(C)の左側の画素ブロックの外側に示した数字(1/4又は1/2)は、ライン毎のフィルタ係数である。一方、R,B成分に対しては、第1の参照例と同様に、図3の(B)及び図5の点線の平行四辺形パターンで示した4画素の平均値が得られるように、バッファ103 からデータを読み出してライン間で平均化処理する。こうして2板状態の画像が得られた後、間引き補間回路205 は第1の参照例と同一の2板カラー化処理を行い、内部バッファ211 に最終結果を記憶する。
これと並行して、モアレ予測回路212 では、次フレームにおいて特に2板カラー化処理でモアレが発生しそうな場所を推定する。具体的には、縮小画像中の斜めエッジや縞を検出するが、これは、2板状態のR/B成分が市松配置であり、斜め線や斜め縞に対してモアレを生じやすいためである。検出のために、モアレ予測回路212 は、縮小画像の全画素で得られているG成分に、図8の(A)に示す2つのフィルタF1,F2を適用し、画素毎にフィルタリング結果の絶対値C1,C2を計算する。(フィルタF1は、右上がりの斜め縞、F2は右下がりの斜め縞で大きな絶対値を持つ。)そして、絶対値の差分C1−C2が、所定の閾値T1以上の画素を右上がりエッジのある画素に、閾値T2以下の画素を右下がりエッジのある画素と判定する。
モアレ予測回路212 の判定終了後、間引き補間回路205 は、判定結果に基づいて、次フレームにおいて最適な間引きパターンが得られるように、4×4画素ブロック毎の間引きパターンを指定するフラグdを決定する。
ここで、間引きパターンを選択する効果を、図8の(B)を用いて説明する。図8の(B)は、2板状態のR成分を得るときにブロックの間引きパターンとして図3の(B)の読み出しタイプIで得た場合と、図5の読み出しタイプIII で得た場合の斜め方向の帯域の差を示している。図8の(B)において、横軸は周波数で縞の細かさを表しており、縦軸はレスポンスで縞のぼけ具合(レスポンス1:ぼけ小、レスポンス0:ぼけ大)を表している。このように、本参照例の間引きパターンで得られたRないしB成分は、斜め方向の周波数特性に非対称性があり、パターンの選択により非対称関係が逆転する。そこで、斜めの特定方向に帯域が高い画像領域に対応するブロックにおける読み出しパターンとして、その方向での帯域低下効果が大きくなるものを選択すれば、フレーム間での動きが少ないという前提で、次フレームで2板状態のR/B成分に含まれるモアレの低減が可能となる。
この考えに基づき、間引き補間回路205 は、モアレ予測回路212 の判定で右上がりエッジと判断された画素の次フレームでの読み出しパターンを、読み出しタイプIないしIIに、右下がりエッジと判断された画素の読み出しパターンを、読み出しタイプIII ないしIVになるよう、駆動制御回路204 内のフラグdを設定する。また、どちらにも判定されなかった画素に対応するブロックについては、現フレームと同じものが選択されるように設定する。
間引き補間処理回路205 の処理が終了すると、その後第1の参照例と同一の処理がなされる。以上の説明から把握できるように、本参照例は、以下に述べるような効果を含んでいる。
(1) 間引きを行う際、間引き後の縮小画像に全画素で共通して得られる色成分を設けたので、その成分を使って画像の各領域の周波数特性を調べることができる。それに応じて次フレームの間引きパターンを最適に選択することで、色モアレの発生を抑えることができる。
次に、本発明に係る撮像装置に関連する第3の参照例について説明する。図9は、第3の参照例を示すブロック構成図で、図1に示した第1の参照例と同じ部分には同一符号を付して示し、その説明を省略し、異なっている部分についてのみ説明する。この第3の参照例は、図9に示すように、第1の参照例と同じく本参照例に係る撮像装置をデジタルカメラに適用したものである。本参照例では、第1の参照例と異なり、間引き補間回路305 内に新たに動き補償回路314 とフィルタリング回路313 が付加されている。また、駆動制御回路304 の間引きの態様も第1の参照例と異なっているが、その他の構成は第1の参照例と同一である。
このように構成されている第3の参照例の動作は、通常撮影では第1の参照例と同一である。動画撮影時には、駆動制御回路304 が第1の参照例と同じく単板カラー撮像素子102 を間引き読み出し駆動するが、第1の参照例のように、4×4画素ブロック毎に間引きパターンを変える代わりに、フレーム単位で間引き読み出しパターンを変更する。間引き読み出しパターンは、フレーム2nのとき全ブロックで図3の(B)に示す読み出しタイプI,フレーム2n+1のとき全ブロックで図3の(B)に示す読み出しタイプIIとなっている。駆動制御回路304 は、フレーム毎に間引き読み出しパターンを切り替えて単板カラー撮像素子102 を駆動し、第2の参照例と同様に、水平方向の平均化処理を行いつつ、ライン単位でバッファ103 に間引き読み出し結果を格納する。
間引き補間回路305 は、間引き読み出しが終了すると各色成分の平均化処理を行うが、その際、第2の参照例と同様にライン間でフィルタリングを行う。フィルタ係数も第2の参照例に関して図7の(C)に示したものと同じく、〔1/4 1/2 1/4〕であるが、第2の参照例と異なり、G成分のみならず全ての色成分に対してライン間フィルタリングを行う。フィルタリングの結果、図10に示すように、原画像の各色成分に対して図7の(C)に示したのと同じフィルタ係数を持つローパスフィルタをかけたのと同じ効果が得られる。平均化結果は、内部バッファ311 に記憶され、図11の(A),(B)に示すように、フレーム2nでは縮小されたR,G成分、フレーム2n+1では縮小されたB,G成分が得られる。
次に、各フレーム毎にR又はBの欠落成分があるので、間引き補間回路305 は前フレームの情報を用いて欠落成分を推定する。次に、例として図11の(B)の網掛けしたG#画素位置に対応するR成分を推定する方法を示す。まず、動き補償回路314 が、図11の(B)に示す網掛け位置が、図11の(A)に示す前フレームでどの位置に対応していたのかを、フレーム間で共通に得られているG成分を用いて推定する。具体的には、公知の動きベクトル推定手法を用いるが、例えば、図11の(B)のG#画素位置近傍の3×3 画素範囲Pに対し、図11の(A)に太枠で示した探索範囲Qを設定し、該探索範囲Q内の全ての3×3近傍(探索範囲Qの左上隅に網掛け範囲として例示)とのマッチングをとり、マッチング誤差が最小となる近傍位置を計算する。図11の(A)のG*画素位置を中心とする3×3近傍が、これにあたる。このようにして、縮小画像の全画素に対し、動き補償回路314 により前フレームでの対応位置が求められると、間引き補間回路305 は、前フレームの対応位置における現フレームの欠落色成分に対応するR成分(R*)とG成分(G*)の差分をとり、その差分に現フレームのG成分(G#)を加えて現フレームの欠落色成分の値として、内部バッファ311 に記憶する。図11に示した例では、図11の(B)に示すG#画素位置における欠落成分(R)の推定値は、図11の(A)中の対応位置での画素値R*,G*を用いて、R#=G#+(R*−G*)として計算される。
間引き補間回路305 の処理が終了後のデジタルカメラ300 の動作は、第1の参照例と同一である。以上の説明から把握できるように、本参照例は、以下に述べるような効果を含んでいる。
(1) 間引きにより得る色成分の種類として、フレーム間で共通して読み出す色成分と特定フレームでしか読み出さない色成分を設けたことで、各フレームで間引き読み出しにより得られる色成分へのモアレの混入を抑えることができ、且つ共通する成分を使って前後フレームの対応関係を推定することで、欠落する色成分も正しく補間復元することができる。
(2) フレーム間で共通して読み出すG成分を用いて前後フレームの位置の対応関係を計算し、更にG成分と前フレームでしか読み出さないR又はB成分の相関関係(本参照例ではR成分とG成分の差分又はB成分とG成分の差分)を計算し、その関係と、現フレームで読み出したG成分から現フレームで読み出されていない色成分を推定することで、精度よく現フレームの欠落色成分を推定できる。
なお、この参照例の好ましい変形例として、以下のものを挙げることができる。例えば、4×4ブロック単位ではなく、2×2ブロック単位で考えると、図10の間引き読み出しは、図12の(A),(B)に示した読み出しタイプXとYの組み合わせで実現できる。読み出しタイプXは、太枠で示した2×2ブロックに対し、点線で示したRの平均値、及び実線で示したGの平均値を読み出す。読み出しタイプYは、太枠で示した2×2ブロックに対し、点線で示したBの平均値、及び実線で示したGの平均値を読み出す。そして、GとRを読み出すフレームでは、図12の(C)に示すように、読み出しタイプXの読み出しを、2×2ブロックを単位として市松状に繰り返すことで実現でき、GとBを読み出すフレームでは、図12の(D)に示すように、読み出しタイプYの読み出しを、2×2ブロックを単位として市松状に繰り返すことで実現できる。
上述の参照例では、図12の(C),(D)の太枠で示したように、2×2ブロックを4個まとめた4×4ブロックにつき、フレーム毎に、RとG,又はBとGが得られていると考えていたが、2×2ブロック単位で考えると、このように、フレーム毎に市松状に、RとG,又はBとGが得られる。そこで、2×2ブロック単位で、上述の参照例と同様に動き検出を行って、特定2×2ブロックに対応する前後フレーム内の2×2ブロックを求める。これにより、例えば、図12の(E)に示すように、フレーム2nの#の付いた画素位置に対し、フレーム2n+1の*の付いた画素位置が対応することがわかる。そして、このような対応関係を、値の得られている全ての2×2ブロックで調べた後、対応関係に基づいて各ブロックで欠落する色成分を推定する。
推定方法は、上述の参照例と同様である。例えば、図12の(E)において、フレーム2nの#の付いた画素位置で欠落する色成分B#に対し、フレーム2n+1において対応する*の付いた画素位置で得られているG*,B*,及び フレーム2nの#の付いた画素位置で得られているG#から、B#=(B*−G*)+G#と推定する。最後に、各2×2ブロックで、このように欠落色成分を推定した後、2×2ブロックでの3色成分値を縦2個、横2個の4個単位で平均化することで、縮小画像の1画素に対応する4×4ブロックの3色成分値を計算する。この方法では、対応関係を求めるブロックサイズが上述の参照例より細かくなっており、より精度よく欠落色成分を推定できる。
更に別の好ましい変形例は、G成分の間引きパターンをフレーム間で変えるもので、図13に示すように、フレーム2nで本参照例で示した間引きパターン(実線)を、フレーム2n+1ではそれとは異なる間引きパターン(点線)をとる。ここで、図13中の一点鎖線枠中の読み出し位置は、フレーム間で変わらないように構成する。そして、動き補償回路314 では、フレーム間の動き検出をフレーム間で変わらない読み出し位置のG信号を使って行う。そして、動いていないと判断された画素については、前フレームのG成分と現フレームのG成分を平均する。その結果、間引いたG成分に混入するモアレを低減させることができる。
次に、本発明の実施例について説明する。図14は、本実施例を示すブロック構成図で、図1に示した第1の参照例と同じ部分には同一符号を付して示し、その説明は省略し、異なっている部分についてのみ説明する。この実施例は、図14に示すように、第1の参照例と同じく本発明をデジタルカメラに適用したものであるが、3板撮像系である点が大きな違いである。光学像は、色分解プリズムを介して色成分毎にR撮像素子402a,G撮像素子402b,B撮像素子402cで撮像され、各撮像素子からの出力は同一のバッファ103 に入るようになっている。各撮像素子は、第1の参照例における単板カラー撮像素子102 と同一の間引き読み出し機能を備えており、駆動制御回路404 は3つの撮像素子それぞれの間引き読み出し駆動を独立に行うことができる。また、間引き補間回路405 には、新たに色相関計算回路414 ,フィルタリング回路413 が付加されている。その他は、3板撮像系であるため補間回路106 がない点を除いて、第1の参照例と同一である。
このように構成されている本実施例の動作は、通常撮影では第1の参照例と類似しているが、駆動制御回路404 が全画素読み出しモードでR撮像素子402a,G撮像素子402b,B撮像素子402cを駆動すると、バッファ103 に3色カラー画像が直接得られ、信号処理回路107 が直接バッファ103 から3色カラー画像を読み出して画質改善処理を施す点が異なっている。一方、動画撮影時には、駆動制御回路404 が間引き読み出しモードでR撮像素子402a,G撮像素子402b,B撮像素子402cを駆動し、各撮像素子からバッファに得られた間引き読み出し出力を、間引き補間回路405 が補間処理して3色カラー画像を生成した後、信号処理回路107 に出力する。以下、駆動制御回路404 及び間引き補間回路405 の動作について説明するが、これまでの参照例と同じく、縮小率は1/4,読み出しレートは4×4画素ブロック毎に4画素の場合について説明する。
駆動制御回路404 による各撮像素子の間引き方は、全てのフレームで、3つの撮像素子それぞれに対し、図15の(A)の網掛けで示したとおりである。特徴は、読み出し位置に撮像素子間で共通している部分といない部分があることである。撮像素子間で共通している読み出し位置を、図15の(B)に示した。駆動制御回路404 により、各撮像素子から網掛け部分の画素が水平方向に2画素づつ平均して読み出され、バッファ103 の撮像素子別に設けられた領域に記憶される。4×4画素ブロック当たり各ライン毎に4つの値が記憶される。
間引き読み出しが完了すると、間引き補間回路405 は、上記各参照例と同じくバッファ103 内のデータの平均化処理を行う。その際、3つの素子の間引き読み出し結果を総合し、各撮像素子で間引き読み出しされていない位置での信号値を推定してから、平均化操作を行うことで、モアレ低減を可能にしている。図16に示した例に基づいて推定方法を説明する。
この図16において、黒い四角で囲んだ画素位置は、R撮像素子402aとG撮像素子402bに共通の間引き読み出し位置である。相関計算回路411 は、この共通の位置で得られているR,Gの信号R*及びG*から、各4×4ブロック内でのR成分とG成分の色相関を推定する。本実施例では、最も簡単なものとして、共通読み出し位置での平均値の差D=Avg(R*)−Avg(G*)(Avgは平均を表す)を、色相関を表すパラメータとして計算する。水平方向の平均値は、すでにバッファ103 に得られているので、相関計算回路411 は2つの撮像素子からの共通読み出し位置に対応する出力を更に平均し差分をとるだけでよい。なお、色相関を表すパラメータとしては、この他にもAvg(R*)/Avg(G*)など様々なものが考えられる。
この計算の後、間引き補間回路405 は、ある撮像素子では値が読み出されなかったが他の撮像素子では値が読み出されているような位置に対し、読み出されなかった値を推定する。図16に示した例では、R撮像素子402aで2画素平均値R#が読み出されている位置に対し、その位置でのG撮像素子402bにおける2画素平均値G#を、共通読み出し位置での色相関パラメータ計算結果を用いて、R#−Dで推定する。このようにして、全ての撮像素子に共通しない読み出し位置での画素値を推定した後、間引き補間回路405 は各4×4ブロックでの平均値を計算し、内部バッファ411 に保存する。
間引き補間回路405 の処理が終了後のデジタルカメラ400 の作用は、第1の参照例と同一である。以上の説明から把握できるように、本実施例は、以下に述べるような効果を含んでいる。
(1) 3板撮像系の間引き処理において、色成分間の間引き読み出しパターンに共通する読み出し部分と共通しない読み出し部分を設け、共通読み出し部分から局所的な色成分間の相関関係(色相関パラメータ)を計算し、共通しない読み出し部分にこれを適用することで、各色成分において間引き読み出しされなかった位置の信号の推定が可能になり、推定値を含めて平均化処理を行うことで、3板撮像系においても間引き時に発生する輝度モアレを抑制することができる。
本発明に係る撮像装置に関連する第1の参照例を示すブロック構成図である。 図1に示した第1の参照例における単板カラー撮像素子の読み出し機能を示す説明図である。 第1の参照例における間引き読み出しパターンを示す説明図である。 縮小された2板状態の画像を示す図及び2板カラー化処理の説明図である。 第1の参照例の変形例、及び第2の参照例における4×4ブロックの間引き読み出しパターンを示す図である。 本発明の第2の参照例を示すブロック構成図である。 第2の参照例における間引き読み出し方法及びフィルタリング処理についての説明図である。 第2の参照例におけるモアレ予測に用いるフィルタ、及び2板状態のR成分を得るときに読み出しタイプI及びIII を用いた場合の周波数特性を示す図である。 本発明の第3の参照例を示すブロック構成図である。 第3の参照例における間引き読み出しパターンを示す説明図である。 第3の参照例における動き補償回路を用いた欠落色成分の推定手法を示す説明図である。 第3の参照例における動き補償回路における処理の変形例を示す説明図である。 第3の参照例における間引き読み出しパターンの変形例を示す図である。 本発明の実施例を示すブロック構成図である。 本実施例における間引き読み出しパターンを示す説明図である。 本実施例における色相関計算回路による画素値予測の説明図である。
符号の説明
100, 200, 300, 400 デジタルカメラ
101 光学系
102 単板カラー撮像素子
103 バッファ
104, 204, 304, 404 駆動制御回路
105, 205, 305, 405 間引き補償回路
106 補間回路
107 信号処理回路
108 記録回路
109 表示回路
110 制御回路
111, 211, 311, 411 内部バッファ
212 モアレ予測回路
213, 313, 413 フィルタリング回路
314 動き補償回路
402a R撮像素子
402b G撮像素子
403c B撮像素子
414 色相関計算回路

Claims (2)

  1. 間引き読み出し可能な複数の撮像素子で構成され、且つ、撮像素子はそれぞれ異なる単一の色成分からなる画像を出力する撮像手段と、前記画像を出力する際に前記撮像素子からの間引き読み出しの動作を制御する間引き制御手段と、前記各撮像素子から出力した画像を合成してカラー画像を得る合成手段とを有し、前記間引き制御手段は、前記間引き読み出しする画素位置が前記各撮像素子から出力した画像間で異なるように読み出し制御を行うと共に、前記合成手段は前記各撮像素子から出力した画像間で共通な読み出し位置の信号に基づいて色相関パラメータを推定し、この推定結果に基づいて合成処理を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記間引き制御手段は、前記読み出し位置が、前記各撮像素子から出力した画像間で一部は共通し、一部は異なるように間引き読み出しの制御を行うことを特徴とする請求項に係る撮像装置。
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