JP2000295531A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000295531A
JP2000295531A JP11098615A JP9861599A JP2000295531A JP 2000295531 A JP2000295531 A JP 2000295531A JP 11098615 A JP11098615 A JP 11098615A JP 9861599 A JP9861599 A JP 9861599A JP 2000295531 A JP2000295531 A JP 2000295531A
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signal
transfer unit
pixels
vertical
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JP11098615A
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Takashi Sakaguchi
隆 坂口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多画素の撮像素子を使用する場合でも、動画
像を撮影する際に比較的に低い駆動周波数で信号を読み
出すことができ、しかも、動画モードで撮影された画像
の画質も損なわず記録用としても十分に使用可能な撮像
装置を提供する。 【解決手段】 撮像素子は、受光部1a、垂直転送部1
b、および水平転送部1cを備えており、垂直転送部1b
は、垂直方向に互いに隣接した上下の受光部1aで得ら
れる電荷信号を混合して出力するものであり、かつ、水
平転送部1cは、垂直転送部1bから転送されてくる垂直
方向に互いに隣接する少なくとも上下2画素以上の電荷
情報を混合して出力するものであって、これにより、撮
像素子の駆動周波数を低減しつつ、動画および高画質の
静止画像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画と静止画の両
画像を撮影可能な撮像装置に係り、特には、多画素の撮
像素子(以下、CCDという)で動画モードで画像を撮影
する場合でも画質を損なうことなく、その駆動周波数を
低く設定できるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画と静止画の両画像を撮影可能
な撮像装置として、たとえば、特開平9−327025
号公報に記載されたものが知られている。
【0003】この従来技術では、順次走査により全画素
を独立に読み出すことができるCCDを備えており、動
画像を得るための動画モードにおいては、水平転送部で
垂直2行間の信号を混合して擬似インタ−レ−スを行な
う駆動により、2:1インタ−レ−スの動画の撮像を行
う一方、静止画モ−ドでは、垂直2行間の信号を混合せ
ず、順次走査で各行ごとに独立に信号を読み出して高画
質の静止画を撮像するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は、高
解像度、手振れ補正等の要求から、CCDの画素数が増
加する傾向にある。
【0005】CCDの画素数が、たとえば、通常の72
0H×240V程度である場合には、動画モードで表示
するときのCCDの駆動周波数は、720H×240V
×60≒13.5MHzとなり、特に問題はない。
【0006】ところが、上記のようにCCDの画素数が
多くなる場合には、動画モードでの読み出し周波数が極
めて高くなる。たとえば、有効画素数が1280H×9
60V≒123万のCCDから60フィールド/秒以上
の動画レートを確保するために必要な駆動周波数は、有
効画素だけの駆動を考えても、1280×480×60
=36.864MHz(通常の約3倍の周波数)となり、C
CDおよびアナログ回路の高周波特性の実現,信号処理
回路の高周波数駆動による消費電力増加等が発生する。
【0007】なお、静止画を表示する場合には、NTS
C方式で動画を表示するときのような60フィールド/
秒といった制約はなく、CCDの全画素の信号を2フィ
ールド期間以上にわたって時間をかけて読み出しても問
題ないので、CCDの画素数が多くなった場合でも、特
にCCDの駆動周波数に対する影響は少ない。
【0008】動画モードでの画像表示に際して、多画素
のCCDの駆動周波数を下げる技術として、たとえば、
特開平10−136244号公報に記載されているよう
に、垂直方向に3ライン毎に2ライン分の画素信号を間
引いて1ライン分の画素信号だけを出力することで、6
0枚/秒のフレームレートで画像を表示できるようにし
たものがある。
【0009】この場合の技術は、電子スチルカメラでの
電子ビューファインダーへの表示を主目的としたもので
あって、画像の記録を目的とするものではないので、間
引き処理により画質がある程度劣化していてもさほど問
題にならない。
【0010】しかし、動画モードの画像を記録すること
を目的とする場合には、画質が劣化しているために不十
分である。
【0011】本発明は、上記課題を解決するものであっ
て、多画素のCCDを用いて被写体を動画モードで撮影
する場合においても、比較的に低い駆動周波数(例えば
25MHz以下)で信号を読み出すことができ、しかも、
動画モードで撮影された画像の画質も損なわず記録用と
しても十分に使用可能な撮像装置を提供することを課題
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、こ
の課題を解決するために、光電変換用の各画素を水平方
向および垂直方向に配列してなる受光部、この受光部で
得られる電荷信号を垂直方向に転送する垂直転送部、お
よびこの垂直転送部からの電荷信号を水平方向に転送す
る水平転送部を備えてなる撮像素子を有する撮像装置に
おいて、次のように構成している。
【0013】第1の発明は、前記垂直転送部は、垂直方
向に互いに隣接した上下の受光部で得られる電荷信号を
混合して出力するものであり、かつ、水平転送部は、前
記垂直転送部から転送されてくる垂直方向に互いに隣接
する少なくとも上下2つ以上の電荷情報を混合して出力
するものである。
【0014】第2の発明は、垂直転送部は、各受光部で
得られる電荷信号を順次個別に取り込んで垂直方向に転
送するものであり、かつ、水平転送部は、垂直転送部で
転送される垂直方向に互いに隣接する少なくとも上下3
画素以上の電荷情報を混合するものである。
【0015】第1および第2の発明によれば、多画素の
撮像素子を使用する場合でも、動画像を撮影する際の撮
像素子の駆動周波数を下げて低消費電力で駆動できると
ともに、高画質の静止画像を得ることが可能である。
【0016】第3の発明は、前記垂直転送部における電
荷情報の垂直方向の転送速度を高速化する電荷高速転送
手段を有する。
【0017】第3の発明によれば、動画と同一画角の高
画質な静止画像を得ることができる。
【0018】第4の発明は、水平転送部による混合画素
数を可変制御する混合画素数制御手段を備えている。
【0019】第4の発明によれば、撮像素子の駆動周波
数の低減および複数のテレビジョン方式への対応、また
高感度撮影への対応を容易に行うことが可能である。
【0020】第5の発明は、手振れ量を検出する手振れ
量検出回路、および電子的ズーム倍率を設定するズーム
倍率設定回路の少なくとも一方を備えるとともに、撮像
素子を駆動する撮像素子駆動回路と、前記手振れ量また
は前記ズーム倍率の少なくとも一方の情報に基づいて前
記撮像素子駆動回路を制御する撮像素子駆動制御回路と
を含む。
【0021】第5の発明によれば、撮像素子の駆動周波
数の低減および手ぶれ補正または電子ズーム機能の実現
が可能である。
【0022】第6の発明は、第1の発明ないし第5の発
明の内のいずれかの構成において、撮像素子の前段に
は、被写体からの光を分解する色分解光学手段が配置さ
れている。
【0023】この第6の発明によれば、撮像素子の駆動
周波数の低減のみならず、水平および垂直方向に高解像
度な信号を得ることが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0025】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態1
に係る撮像装置のブロック図である。
【0026】この実施形態1の撮像装置は、レンズ10
1、撮像素子(CCD)102、撮像素子駆動回路10
3、アナログ信号処理回路104、アナログ・デジタル
変換回路(以下、A/Dと表記する)105、デジタル信
号処理回路106、撮像素子駆動制御回路107、シス
テム制御回路108を備える。
【0027】この構成の撮像装置において、レンズ10
1を通過した被写体の画像がCCD102で撮像されて
光電変換され、これにより得られる電荷信号が撮像素子
駆動回路103の駆動によってアナログ信号処理回路1
04に出力される。
【0028】この場合の撮像素子駆動回路103は、後
述するように、チャージパルス、V転送パルスおよび高
速転送パルス、H転送パルスをそれぞれ発生する。した
がって、この回路103が特許請求の範囲における高速
転送手段に対応している。
【0029】アナログ信号処理回路104では、ノイズ
除去、増幅等の処理を行い、A/D105にてデジタル
信号に変換される。デジタル信号処理回路106では輝
度信号等の映像信号を作成している。また、撮像素子駆
動回路103は、撮像素子駆動制御回路107およびシ
ステム制御回路108によって制御されている。
【0030】図2は図1に示したCCD102の構成を
示す説明図である。
【0031】図2において、1aは受光部、1bは垂直転
送部、1cは画素混合水平転送部、1dは電荷検出増幅
器、1eは出力回路である。
【0032】ここで、図2におけるCCD102では、
テレビジョン信号における1フィールド期間(NTSC
方式の場合、約60分の1秒)内に、CCD全ての画素
に蓄積した電荷信号を読み出すために、垂直方向におい
て互いに隣接した上下2画素の電荷信号を混合し、この
混合のペアをフィールドごとに切り替えている(以下、
インタレース読み出し駆動という)。
【0033】すなわち、このインタレース読み出し駆動
では、垂直方向に隣接する上下2画素(受光部1a)の電
荷信号は、チャージパルスによって垂直転送部1bに移送
される時に2画素混合される。例えば、ある1フィール
ド期間では、V11にはP11とP12の電荷信号が混
合し、V12にはP13とP14の電荷信号が混合し、
V13にはP15とP16の電荷信号が混合する。次の
1フィールド期間では、V11にはP12とP13の電
荷信号が混合し、V12にはP14とP15の電荷信号
が混合する。
【0034】この電荷信号は垂直転送部1bから画素混
合水平転送部1cまで転送される。従来、水平転送部は垂
直転送部1bから転送されてきた1ライン分ごとの電荷
信号を単に転送するだけであったが、この実施形態1の
画素混合水平転送部1cでは、垂直転送部1bから転送さ
れてくる垂直方向の隣接する上下2画素の電荷信号を加
算混合するようにしている。
【0035】例えば、2画素混合の場合には、H1にて
V11とV12の電荷信号が加算混合される。したがっ
てV11=P11+P12,V12=P13+P14の
ときには、H1=V11+V12=P11+P12+P
13+P14となり、また、V11=P12+P13,
V12=P14+P15のときには、H1=V11+V
12=P12+P13+P14+P15となる。この加
算混合された電荷信号は、水平方向に転送され、電荷検
出増幅器1d、出力回路1eを経て出力される。
【0036】上記のように、垂直方向の画素の電荷信号
が混合加算されることから、この実施形態1では、受光
部1aには、各画素の垂直方向に沿って同一の色フィル
タ素子(図示せず)が配置されている。この色フィルタ素
子の構成としては、(R,G,B)の原色縦ストライプ
や、(Ye,G,Cy)の補色を含む縦ストライプ等が適用
されるが、これに限るものでなく、R,G,Bへの色分
離が可能であれば良い。
【0037】図3は図2に示したCCD102の駆動タ
イミングの一例を示す説明図であって、同図(a)は前段
フィールドの開始付近、同図(b)は後段フィールドの開
始付近の駆動タイミングを示している。
【0038】図3(a),(b)において、垂直BLKはテレ
ビジョン信号での垂直ブランキング信号、HD・VDは
テレビジョン信号での水平方向・垂直方向の基準信号、
チャ−ジパルス(CH)はCCD102の受光部1aに蓄
積された電荷を垂直転送部1bに移送するための信号で
ある。また、V転送パルスは、垂直転送部1bで垂直方
向に電荷を転送するための信号である。特に、手振れ補
正用として予めCCD102に確保されている実際の表
示に寄与しない領域の画素に蓄積された電荷を破棄する
ために、V転送パルス内には、チャージパルス(CH)の
前後に位置する箇所に高速転送パルスが挿入されてい
る。H転送パルスは、垂直転送部1bから位相された電
荷を画素混合水平転送部1cから水平方向に転送するた
めの信号、撮像素子出力信号は転送パルス等によって読
み出された出力信号を示している。
【0039】次に、この駆動による撮像素子102の読
み出し動作について説明する。
【0040】図4は、CCD102の画素領域と図3に
示したCCD102に対する駆動タイミングとの関係を
示す説明図である。
【0041】図4において、CCD102の全領域A0
の内、A2の部分が実際の表示に寄与する領域、A1,
A3の部分は垂直方向の手振れ補正を行うために確保さ
れた領域で、手振れの程度に応じて各領域A1,A3の
大きさが互いに変更されるようになっている。ただし、
A1とA3の領域の総和は変わらない。
【0042】CCD102は、まず、高速転送(前半)期
間の高速転送パルスの数によってA1領域からの電荷信
号が高速に転送された後に、V転送パスルによってA2
領域の正規の電荷信号が出力され、その後、高速転送
(後半)期間の高速転送パルスの数によってA3領域から
の電荷信号が高速に転送される。この場合、A1,A3
の領域から高速転送される電荷信号は、表示には寄与せ
ず破棄されることになる。
【0043】いま、CCD102の垂直方向の全画素数
をV、A1領域の垂直方向の画素数をV1、A2領域の
垂直方向の画素数をV2、A3領域の垂直方向の画素数
をV3とすると、インタレース読み出し駆動時において
は、垂直転送部1bにおいて垂直方向の互いに隣接する
2画素が互いに混合加算されるために、受光部1aから
垂直転送部1bへ移送される時には、全体で(V/2)ライ
ン分の信号となる。
【0044】ここで、図3において、チャージパルスの
出力後、高速転送パルスが(V1)/2個分だけ出力され
た後、次のV転送パルスが出力される時点からA2領域
の電荷信号が正規信号として読み出される。このとき、
図2で示したように、画素混合水平転送部1cにおい
て、垂直転送部1bの垂直方向で上下に隣接する2つの
電荷信号が加算混合されて正規信号として出力される。
その後、高速転送パルスが(V3)/2個分だけ出力され
たときに、A3領域の電荷信号が高速転送される。
【0045】次に、このように構成された実施形態1の
撮像装置において、CCD102の有効画素数が128
0H×1024Vの場合、必要とされる駆動周波数につ
いて具体的に検討する。
【0046】いま、動画モードにおいて60枚/秒のフ
レームレートで画像を表示することを想定し、CCD1
02をインタレース読み出し駆動する場合、V1=3
2、A2領域で得られる電荷信号について画素混合水平
転送部1cで加算混合する電荷信号数=2、V3=32
とすると、1フィールド期間にCCD102のA2領域
(V2=960画素)を240ラインの信号として出力す
ることができ、この時の駆動周波数は、NTSC方式で
有効画素だけの駆動を考えると、1280×240×6
0=18.4MHzとなる。
【0047】また、静止画モードで画像を表示すること
を想定し、CCD102をインタレース読み出し駆動す
る場合、V1=0、A2領域で得られる電荷信号につい
て画素混合水平転送部1cで加算混合する電荷信号数=
1、V3=0とすると、CCD102の全領域の信号を
512ラインの信号として読み出すことができ、この読
み出しをNTSC方式での2フィールド期間とすること
により、有効画素だけの駆動を考えると1280×51
2×30=19.7MHzとなる。
【0048】更に、静止画モードで画像を表示すること
を想定し、インタレース読み出し駆動の特別な読み出し
として、奇数ラインと偶数ラインの信号を受光部1aか
ら別々に2回に分けて読み出す場合、V1=0,A2領
域で得られる電荷信号について画素混合水平転送部1c
で加算混合する電荷信号数=1,V3=0とすることに
より、CCD102の全領域の信号を1024ラインの
信号として垂直方向の加算処理することなく読み出すこ
とができ、この読み出しをNTSC方式での4フィール
ド期間とすることにより、有効画素だけの駆動を考える
と1280×1024×15=19.7MHzとなる。
【0049】言い換えれば、動画モードにおいては、約
20MHzの駆動周波数で60枚/秒の画像を得ること
ができ、また、静止画モードにおいては、512ライン
なら30枚/秒、1024ラインなら15枚/秒の画像を
得ることが可能である。
【0050】上記の各画像生成において、動画モードで
は図4のA2領域で得られる電荷信号を用い、静止画モ
ードでは、CCDの全領域A1+A2+A3(有効画素
数が1280H×1024V)からの電荷信号を用いる
場合を示したが、この場合、動画像と静止画像とでは表
示領域の大きさが異なるために、結果として、画角が変
化することになる。
【0051】そこで、動画モードで得られる動画像と静
止画モードで得られる静止画像とが同じ画角になるよう
に調整する必要性がある場合には、静止画モードでも動
画モードの場合と同じくA2領域で得られた信号のみを
CCD102から出力するようにする。
【0052】すなわち、上記のCCD102をインタレ
ース読み出し駆動し、V1=32、A2領域で得られる
電荷信号について画素混合水平転送部1cで加算混合す
る電荷信号数=1、V3=32とすることにより、CC
D102から480ラインの信号として読み出すことが
できる。この読み出しをNTSC方式で2フィールド期
間に割り当てることにより、有効画素だけの駆動を考え
ると、1280×480×30=18.4MHzとなる。
【0053】また、インタレース読み出し駆動の特別な
読み出しとして奇数ラインと偶数ラインの信号を受光部
1aから別々に2回に分けて読み出し、V1=32、A2
領域での加算混合する電荷信号数=1、V3=32とす
ることにより、CCD102の中央のA2領域の信号を
960ラインの信号として垂直方向の加算処理なく読み
出すことができ、この読み出しをNTSC方式での4フ
ィールド期間に割り当てることにより、有効画素だけの
駆動を考えると、1280×960×15=18.4M
Hzとなる。
【0054】この場合は、言い換えれば、約20MHz
の駆動周波数で、60枚/秒の動画像と480ライン−
30枚/秒、および960ライン−15枚/秒の静止画像
を得ることが可能である。
【0055】以上のように、この実施形態1では、イン
タレース読み出し駆動において、垂直転送部1bの電荷
信号を画素混合水平転送部1cで垂直方向に加算する駆
動を行うことにより、CCD102が多画素の場合でも
比較的低い駆動周波数でもって駆動して動画像を得るこ
とができる。
【0056】また、CCD102の全領域の信号を用い
て高画質な静止画像を得ることができ、更に、動画像と
同一画角の高画質な静止画像をも得ることができ、従来
と同じ周波数に対応たアナログ信号処理回路およびA/
Dを用いて低消費電力でもって動画像および静止画像を
作成することが可能となる。
【0057】(実施形態2)図5は本発明の実施形態2に
係るCCDの構成を示す説明図である。
【0058】図5において、1aは受光部、1bは垂直転
送部、1cは画素混合水平転送部、1dは電荷検出増幅
器、1eは出力回路である。
【0059】ここで、図5におけるCCD102では、
垂直転送部1bの段数を図2に示したCCDの場合の段
数の2倍にすることにより、順次走査によって1フレー
ム(1画面)分の画素の各電荷信号を混合することなく独
立に読み出している(以下、全画素読み出し駆動とい
う)。
【0060】すなわち、この全画素読み出し駆動では、
垂直方向に隣接する画素(受光部1a)の電荷信号はチャ
ージパルスによって混合されることなく垂直転送部1b
にそのまま移送され、垂直転送部1bから画素混合水平
転送部1fまで転送される。
【0061】また、従来、水平転送部は垂直転送部1b
から転送されてきた1ライン分の電荷信号を単に転送す
るだけであったが、この実施形態2の画素混合水平転送
部1cでは、垂直転送部1bから転送されてくる垂直方向
の隣接する上下間の電荷信号を加算混合するようにして
いる。
【0062】例えば、画素混合水平転送部1cが4画素
混合を行う場合、H1ではV1p,V2p,V3p,V4p
の各電荷信号、つまりP11,P12,P13,P14
の4つの受光部の電荷信号が加算混合される。この加算
混合された電荷信号は、水平方向に転送され、電荷検出
増幅器1d、出力回路1eを経て撮像信号として出力す
る。
【0063】その他の構成は、実施形態1の場合と同様
であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0064】次に、この全画素読み出し駆動によるCC
D102の読み出し動作を、実施形態1の場合と同じ
く、図4を用いて説明する。
【0065】CCD102は、まず、高速転送(前半)期
間の高速転送パルスの数によってA1領域からの電荷信
号が高速に転送された後に、V転送パスルによってA2
領域の正規の電荷信号が出力され、その後、高速転送
(後半)期間の高速転送パルスの数によってA3領域から
の電荷信号が高速に転送される。この場合、A1,A3
の領域から高速転送される電荷信号は、表示には寄与せ
ず破棄されることになる。
【0066】実施形態1の場合と同様に、いま、CCD
102の垂直方向の全画素数をV、A1領域の垂直方向
の画素数をV1、A2領域の垂直方向の画素数をV2、
A3領域の垂直方向の画素数をV3とすると、全画素読
み出し駆動時においては、垂直転送部1bでの垂直方向
の2画素混合加算はないので、受光部1aから垂直転送
部1bへ移送される時に全体でVライン分の信号とな
る。
【0067】ここで、チャージパルスの出力後、高速転
送パルスがV1個分だけ出力された後、次のV転送パル
スが出力される時点からA2領域の電荷信号が正規信号
として読み出される。このとき、図5に示したように、
画素混合水平転送部1cにおいて、垂直転送部1bの垂直
方向で上下に隣接する4つの電荷信号が同時に加算混合
されて正規信号として出力される。その後、高速転送パ
ルスがV3個分だけ出力されたときに、A3領域の電荷
信号が高速転送される。
【0068】次に、このように構成された実施形態2の
撮像装置において、有効画素数が1280H×1024
Vを有するCCDについて、その駆動周波数について具
体的に検討する。
【0069】いま、動画モードで60枚/秒のフレーム
レートで画像を表示することを想定し、CCD102を
全画素読み出し駆動する場合、V1=32、A2領域で
得られる電荷信号について画素混合水平転送部1cで加
算混合する電荷信号数=4、V3=32とすると、1フ
ィールド期間にCCDのA2領域(V2=960画素)を
240ライン(=960/4ライン)の信号として出力す
ることができ、この時の駆動周波数は、NTSC方式で
有効画素だけの駆動を考えると、1280×240×6
0=18.4MHzとなる。
【0070】また、静止画モードで画像を表示すること
を想定し、V1=0、A2領域で得られる電荷信号につ
いて画素混合水平転送部1cで加算混合する電荷信号数
=1、V3=0とすることにより、CCD102の全領
域の信号を1024ラインの信号として読み出すことが
できる。そして、この読み出しをNTSC方式での4フ
ィールド期間に割り当てることにより、有効画素だけの
駆動を考えると、1280×1024×15=19.7
MHzとなる。
【0071】言い換えれば、約20MHzの駆動周波数
では、60枚/秒の動画像、1024ライン−15枚/秒
の静止画像を得ることが可能である。
【0072】このように、CCD102の画素混合水平
転送部1cにおいて、A2領域での電荷信号を混合加算
することにより、動画モードにおいてもテレビジョン方
式に合致した画像を得ることが可能であり、また、全画
素読み出し駆動を複数のフィール期間にわたって行うこ
とで、静止画像を得ることが可能である。
【0073】なお、実施形態1の場合と同様、動画モー
ドで得られる動画像と静止画モードで得られる静止画像
とが同じ画角になるように調整する必要性がある場合に
は、静止画モードでも動画モードと同じくA2領域で得
られた信号のみをCCD102から出力するようにす
る。
【0074】すなわち、上記のCCD102を全画素読
み出し駆動し、V1=32、A2領域で得られる電荷信
号について画素混合水平転送部1cで加算混合する電荷
信号数=1,V3=32とすることにより、撮像素子の
中央領域の信号を960ラインの信号として読み出すこ
とができ、この読み出しをNTSC方式での4フィール
ド期間とすることにより、有効画素だけの駆動を考える
と1280×960×15=18.4MHzとなる。
【0075】この場合は、言い換えれば約20MHzの
駆動周波数で、60枚/秒の動画像と960ライン−1
5枚/秒の静止画像を得ることが可能である。
【0076】以上のように、この実施の形態2の場合
も、全画素読み出し駆動において、垂直転送部1bの電
荷信号を画素混合水平転送部1cで垂直方向に加算する
駆動を行うことにより、実施形態1と同様、CCD10
2が多画素の場合でも、比較的低い駆動周波数でもって
動画像を得ることができる。
【0077】また、CCD102の全領域の信号を用い
て高画質な静止画像を得ることができ、更に、動画像と
同一画角の高画質な静止画像をも得ることができ、従来
と同じ周波数に対応たアナログ信号処理回路およびA/
Dを用いて低消費電力でもって動画像および静止画像を
作成することが可能となる。
【0078】(実施形態3)図6は、本発明の実施形態3
に係る撮像装置のブロック図であり、図1に示した実施
形態1の構成と対応する部分には同一の符号を付す。
【0079】この実施形態2の撮像装置の特徴は、画素
混合水平転送部1cにおいて垂直転送部1bの垂直方向で
上下に隣接する電荷信号を加算混合する数を任意に設定
することができる混合画素数設定回路109を設けたこ
とである。
【0080】また、この実施形態3のCCD102とし
ては、図2に示したインタレース読み出し駆動方式のも
のだけでなく、図5に示した実施形態2における全画素
読み出し駆動方式のものを使用することができる。
【0081】その他の構成は、実施形態1の場合と同じ
であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0082】図7(a)〜(d)は、CCD102の一例とし
て、図5に示した全画素読み出し駆動方式のCCD10
2を用いた場合の画素混合の説明図であり、混合画素数
設定回路109で設定した混合画素数に対応する各動作
を示している。
【0083】図7において、受光部1aに蓄積された電
荷は、独立に垂直転送部1bに移送され混合画素数設定
回路109で設定した混合画素数に応じて画素混合水平
転送部1cにて電荷が加算される。
【0084】このように構成された実施形態3における
撮像装置においては、混合画素数設定回路109によっ
て設定された画素数に対応して、システム制御回路10
8は撮像素子駆動制御回路107を通じて撮像素子駆動
回路103を制御し必要な撮像素子102への駆動を行
う。
【0085】この時、CCD102においては、図7
(a)〜(d)にそれぞれ示すように、画素混合水平転送部1
cにおいて、混合画素数設定回路109で設定された画
素数だけ混合加算される。
【0086】ここで、CCD102が全画素読み出し駆
動方式のもので、有効画素数が1280H×960Vと
すると、まず、(a)2画素混合+高速転送無し(V1+V
3=0)の設定により、480ラインの出力信号とな
り、60枚/秒のフレーム画像(NTSC方式)を得るこ
とができる。また、(b)3画素混合+高速転送(V1+V
3=90)の設定により、290ラインの出力信号とな
り、50枚/秒のフィールド画像(PAL方式)を得るこ
とができる。(c)4画素混合+高速転送無し(V1+V3
=0)の設定により、240ラインの出力信号となり、
60枚/秒のフィールド画像(NTSC方式)を得ること
ができる。
【0087】このように、混合画素数の設定とこれに対
応した高速転送設定により、同一の撮像素子から60フ
レーム画像(NTSC方式)、50フィールド画像(PA
L方式)、高感度タイプ(4画素Mix方式)の60フィール
ド画像(NTSC方式)の各撮像信号を得ることが可能で
ある。
【0088】また、CCD102を全画素読み出し駆動
方式のもので、有効画素数が1600H×1200Vに
すると、まず、(a)2画素混合+高速転送(V1+V3=
40)の設定により、580ラインの出力信号となり、
50枚/秒のフレーム画像(PAL方式)を得ることがで
きる。(c)4画素混合+高速転送(V1+V3=40)の
設定により、290ラインの出力信号となり、50枚/
秒のフィールド画像(PAL方式)を得ることができる。
(d)5画素混合+高速転送無し(V1+V3=0)の設定
により、240ラインの出力信号となり、60枚/秒の
フィールド画像(NTSC方式)を得ることができる。
【0089】このように、混合画素数設定とこれに対応
した高速転送設定により、同一の撮像素子から50フレ
ーム画像(PAL方式)、高感度タイプ(4画素Mix方式)
の50フィールド画像(PAL方式)、高感度タイプ(5
画素Mix方式)の60フィールド画像(NTSC方式)の撮
像信号をそれぞれ得ることが可能である。
【0090】以上のように、この実施の形態3では、混
合画素数設定回路109で混合画素数を可変するととも
に、これに対応した高速転送設定を行うにより、同一の
CCD102を用いた撮像装置において、NTSC,P
AL等の各種のテレビジョン方式への対応することがで
き、高感度撮影への対応を容易に行うことが可能にな
る。
【0091】(実施形態4)図8は、本発明の実施形態
4に係る撮像装置のブロック図であり、図1に示した実
施形態1の構成と対応する部分には同一の符号を付す。
【0092】この実施形態4では、図1に示した実施形
態1の構成に対して、手振れ量検出回路111、クロッ
ク変換回路112、動き補正回路113、および動き補
正制御回路114がさらに設けられている。
【0093】上記の手ぶれ量検出回路111としては、
映像検出方式つまり映像信号の一定期間内の移動量の検
出、または、センサ検出方式つまり角速度センサ等によ
る機器そのものの動きの検出等がある。また、クロック
変換回路112は、CCD102の出力信号に対するデ
ジタル信号処理の周波数とテレビジョン信号の出力フォ
ーマットに合致した信号の出力周波数とが異なるため
に、それぞれの整合をとるために設けられている。
【0094】その他の構成は実施形態1の場合と同様で
ある。
【0095】なお、この実施形態4においても、CCD
102としては、図2に示した実施形態1のインタレー
ス読み出し駆動方式のものだけでなく、図5に示した実
施形態2の全画素読み出し駆動方式のものを使用するこ
とができる。
【0096】この実施形態4における撮像装置において
は、撮像素子駆動制御回路107に制御される撮像素子
駆動回路103の駆動により、CCD102が光電変換
を行い撮像信号を生成する。以下、アナログ信号処理回
路104ではノイズ除去、増幅等の処理を行い、A/D
105にてデジタル信号に変換され、デジタル信号処理
回路106では輝度信号等の映像信号を作成している。
【0097】ここで、撮像素子駆動回路103、撮像素
子駆動制御回路107、A/D105、デジタル信号処
理回路106の基準クロックはfck1である。
【0098】デジタル信号処理回路106の出力信号
は、クロック変換回路112においてクロック変換さ
れ、基準クロックがfck2のデジタル信号となる。ま
た、クロック変換回路112の出力信号は動き補正回路
113に入力される。
【0099】ここで、動き補正回路113、動き補正制
御回路114の基準クロックはfck2である。
【0100】システム制御回路108は上記撮像素子駆
動制御回路107、動き補正制御回路114をコントロ
ールしている。ここで、手ぶれ量検出回路111が検出
した動きデータは、システム制御回路108に入力さ
れ、システム制御回路108が撮像素子駆動制御回路1
07および動き補正制御回路114を制御することによ
って手振れ補正を行う。
【0101】次に、CCD102、撮像素子駆動回路1
03の動作について、図9および図10を用いて説明す
る。
【0102】図9はCCD102の画素領域を示す説明
図である。ここでは、CCD102の全画素領域A0が
m0画素×n0ラインで構成され、また、この全画素領域A
0内には、それよりも小さい一つの信号切り出し領域A
4が確保され、その信号切り出し領域A4は、m1画素×
n1ライン(m1<m0,n1<n0)で構成されているものとす
る。なお、信号切り出し領域A4の位置は、固定された
ものではなく、手振れの方向と量に応じて変位される。
【0103】図10に示すように、まず、撮像素子駆動
回路103による高速掃き出し処理により、全画素領域
A0(m0画素×n0ライン)の内から(m0画素×n1ライン)の
領域の信号のみが読み出され、次に、この(m0画素×n1
ライン)の領域の電荷信号は、デジタル信号処理部10
6において、(m1画素×n1ライン)の領域の信号が切り出
され、その後、クロック変換を行って最終的な表示形態
に適合した(m2画素×n1ライン)のデータとなる。
【0104】ここで、手ぶれ量検出回路111で検出し
た動き検出データに基づいて、垂直方向の動きをキャン
セルするように全画素領域A0内から必要なCCD読み
出し領域(m0画素×n1ライン)の位置が決定され、水平方
向の動きをキャンセルするように信号切り出し領域A4
(m1画素×n1ライン)の位置が設定される。
【0105】これは、例えばCCD102のアスペクト
比(縦横比)がテレビジョン信号と同じ4:3の場合、C
CD102からの読み出し時に垂直方向にn1/n0の比で
もって切り出されるので、デジタル信号処理部106に
おいて、水平方向にも同様にn1/n0の比で切り出す必要
があるためである。したがって、信号切り出し領域A4
(m1画素×n1ライン)の水平方向の画素数m1と切り出し前
の水平方向の画素数m0との比m1/m0は、m1/m0=n1/n0
の関係を満たしている。
【0106】続いて、この信号切り出し領域A4の信号
をテレビジョン信号の出力フォーマットに合致した表示
領域A5(m2画素×n1ライン)となるように、データ読み
出しのクロック周波数をクロック変換回路112におい
て変換している。
【0107】図11は動き補正回路113の具体的な構
成を示すブロック図である。
【0108】この動き補正回路113は、フィールドメ
モリ401、メモリ制御回路402、補間回路403、
補間制御回路404から構成されている。
【0109】この動き補正回路113は、入力信号がメ
モリ制御回路402によってフィールドメモリ401に
書き込まれ(図12の場合のS11〜S68)、必要な領
域の信号(図12の場合のS22〜S57)が読み出され
る。この読み出された信号は、補間回路403によって
水平補間処理および垂直補間処理を施される。この補間
回路403では、補間制御回路404によって画素間の
内挿処理を行う。この画素間の内挿処理の動作を図12
に併記している。
【0110】図12に示すように、画素間内挿は映像信
号の空間的位置の1画素以下の移動であり、フィールド
メモリ401の読み出しによる画素単位位置制御と画素
間内挿による画素内位置制御により手振れ補正を行う。
【0111】以上のように、この実施の形態4では、手
ぶれ量検出回路111による手ぶれ量に応じてCCD1
02の垂直転送部1bの高速転送設定により手ぶれ成分
をキャンセルし、さらに、画素混合水平転送部1cにお
いて垂直転送部1bの電荷信号を垂直方向に混合加算す
る駆動を行うことにより、CCD102が多画素の場合
でも比較的低い駆動周波数で動画像を得ることができ、
また、CCD102の全領域の信号を用いて高画質な静
止画像を得ることがができる。
【0112】(実施形態5)図13は、本発明の実施形
態5に係る撮像装置のブロック図であり、図8に示した
実施形態4の構成と対応する部分には同一の符号を付
す。
【0113】この実施形態5では、図8に示した実施形
態4の構成に対して、電子ズーム倍率設定回路115を
さらに設けている。この電子ズーム倍率設定回路115
を設けた関係上、動き補正回路116は動き補正のみな
らず、補間演算も行えるようになっており、その場合の
動き補正回路116の構成例としては、実施形態4の図
11と同様のブロック図が考えられる。また、動き補正
制御回路117も動き補正回路116の動き補正の制御
のみならず、補間動作も制御できるようになっている。
【0114】その他の構成は図8に示した実施形態4の
場合と同様である。
【0115】なお、この実施形態5においても、CCD
102としては、図2に示した実施形態1のインタレー
ス読み出し駆動方式のものだけでなく、図5に示した実
施形態2の全画素読み出し駆動方式のものを使用するこ
とができる。
【0116】この実施形態5における撮像装置におい
て、撮像素子駆動回路103、撮像素子駆動制御回路1
07、A/D105、デジタル信号処理回路106の基
準クロックはfck1である。
【0117】次に、デジタル信号処理回路106の出力
信号は、クロック変換回路112においてクロック変換
され、基準クロックがfck2のデジタル信号となる。ま
た、クロック変換回路112からの出力信号は、動き補
正回路116に入力される。ここで、動き補正回路11
6、動き補正制御回路117の基準クロックはfck2で
ある。
【0118】また、システム制御回路108は、上記撮
像素子駆動制御回路107、動き補正制御回路117を
コントロールしている。手ぶれ量検出回路111が検出
した動きデータと電子ズーム倍率設定回路115で設定
された電子ズーム倍率とは、共にシステム制御回路10
8に入力され、これに応じてシステム制御回路108が
撮像素子駆動制御回路107および動き補正制御回路1
17を制御することによって手振れ補正のみならず、電
子ズーム処理(補間拡大処理)を行う。
【0119】次に、撮像素子102、撮像素子駆動回路
103の動作について、図14を用いて説明する。
【0120】CCD102の全領域は(m0画素×n0ライ
ン)で構成され、手振れ補正のための余裕領域を有して
いる。ここで、撮像素子駆動回路103による高速掃き
出し処理により、(m0画素×n2ライン)(n2<n0)の領域の
信号が読み出され、次に、この(m0画素×n2ライン)の領
域の撮像信号はデジタル信号処理部106において(m3
画素×n2ライン)(m3<m0)の領域の信号が切り出され、
その後、クロック変換回路112よるクロック変換およ
び動き補正回路116により補間演算による拡大処理を
行って(m2画素×n1ライン)(m2>m3,n1>n2)のデータの
信号となる。
【0121】ここで、手ぶれ量検出回路111で検出し
た動き検出データおよび電子ズーム倍率設定回路115
で設定した電子ズーム倍率に基づいて、垂直方向の動き
を抑制してズーム倍率に一致するように、CCD読み出
し領域A2(m0画素×n2ライン)の位置が設定され、水平
方向の動きを抑制してズーム倍率に一致するように信号
切り出し領域A4(m3画素×n2ライン)の位置が設定され
る。
【0122】この場合も、実施形態4の場合と同様、ア
ペクト比(縦横比)がテレビジョン信号と同じになるよう
に、n2/n0=m3/m0の関係を有する。
【0123】続いて、この切り出し領域A4の信号をテ
レビジョン信号の出力フォーマットに合致した表示領域
A5(m2画素×n1ライン)となるように、データ読み出し
のクロック周波数をクロック変換回路112において変
換し、さらに、動き補正回路116において所定の垂直
および水平の大きさに画像を拡大している。
【0124】上記の動き補正回路116における電子ズ
ーム処理(補間拡大処理)としては、図11に示すよう
に、メモリ制御回路402によってフィールドメモリ4
01に書き込まれ、必要な領域の信号が読み出される。
この読み出された信号は、補間回路403によって水平
補間拡大処理および垂直補間拡大処理を施される。この
補間回路403では補間制御回路404によって画素間
の内挿処理を含む拡大処理を行う。
【0125】以上のように、この実施の形態5では、手
ぶれ量検出回路111による手ぶれ量および電子ズーム
倍率設定回路115で設定された電子ズーム倍率に応じ
て、手ぶれ成分を抑制するとともに、ズーム倍率に合致
した切り出し領域を決定することができる。しかも、上
記の各実施形態1〜4と同様、垂直転送部1bの電荷信
号を画素混合水平転送部1cにおいて垂直方向に加算す
る駆動を行うことにより、比較的低い駆動周波数で多画
素のCCD102から動画像を得ることができ、またC
CD102の全領域の信号を用いて高画質な静止画像を
得ることがができる。
【0126】なお、この実施形態5においては、手ぶれ
補正と電子ズームの両機能を有する場合を示したが、電
子ズーム単独機能の場合においても、同様の効果を得る
ことが可能である。
【0127】(実施形態6)図15は、本発明の実施形態
6に係る撮像装置のブロック図である。
【0128】この実施形態6の撮像装置は、光電変換機
能を有する撮像素子部201、撮像素子部201に備わ
る水平画素ずらし部202、撮像素子部201に対する
撮像素子駆動回路203、撮像素子駆動回路203を制
御する駆動制御回路204、撮像素子部201の出力信
号にサンプリング,増幅等の処理を行うアナログ信号処
理回路205、アナログ信号処理回路205の出力信号
に対するA/D206、A/D変換されたディジタル信号
から輝度信号や色信号,色差信号などの生成またはRG
B信号処理を行うディジタル信号処理回路207、ディ
ジタル信号処理回路207に備わる水平画素ずらし処理
回路208、駆動制御回路204およびディジタル信号
処理回路207を総合的に制御するシステム制御回路2
09を含んで構成されている。
【0129】以上のように構成されたこの実施形態6の
撮像装置について説明する。
【0130】撮像素子部201は、プリズム等の光学素
子と複数のCCDを含んで構成されており、撮像素子部
201において水平画素ずらし部202を経て出力され
るR,G,Bの複数の出力信号はアナログ信号処理回路
205およびA/D変換回路206を経てディジタル信
号となる。このディジタル信号は、ディジタル信号処理
回路207において、水平画素ずらし処理回路208を
経て輝度信号処理および色信号処理され輝度信号(Y1)
と色信号(C1)が出力される。
【0131】以下、3CCD信号処理特有の水平画素ず
らし処理について説明する。
【0132】まず、水平画素ずらし部を備えた撮像素子
部201について図16を用いて説明する。
【0133】撮像素子部201が3CCD構成の場合に
は、水平画素ずらし部無しの撮像素子部が図16(a)に
示すように、G・R・B−CCDを空間的に水平方向に
対して同一位置に配置しているのに対し、水平画素ずら
し部202を備えた撮像素子部201は、図16(b)に
示すように、GーCCDに対しR・B−CCDを空間的
に水平方向に対して1/2画素分ずらして配置してい
る。これにより、輝度信号を得るときにG信号と他の信
号を等量加算することで折り返し成分を除去して高解像
度を得るものである。また、水平画素ずらし部202を
備えた撮像素子部201の他の構成例として、撮像素子
部201が4CCD構成(G1,G2,R,B−CC
D)等があり、この場合はG1−CCDとG2−CCD
を空間的に1/2画素分ずらして配置している。
【0134】次に、水平画素ずらし処理回路208の動
作について図17を用いて説明する。
【0135】撮像素子部201が3CCD構成の水平画
素ずらし有りの方式では、CCDの駆動周波数がfckの
場合、CCDに備わる光学フィルターは周波数がfck以
上のところを落とすようにしている。それによって高解
像度が得られるが、R,G,Bの各々で考えると折り返
し(モアレ)が生じることになる。
【0136】しかし、この水平画素ずらしによって、
R,Bのモアレ成分はGのモアレ成分に対して位相が反
転しているので、信号処理の演算でR,G,Bを足し合
わせることでこのモアレが略除去されるのである(ただ
し、モアレは完全になくならずある程度残る)。ただ
し、R,G,BそれぞれのCCDを駆動する回路が同一
である場合が多く、実際にCCDから取り出される信号
の時間的な位置は図17のRB信号とG信号のようなタ
イミングになる。したがって、G信号の空間的な位置を
復元するために、G信号を1T(T:2fckレート)遅ら
せた後、次の(1)式に示すYマトリクス演算を行ってい
る。
【0137】 Y=0.299R+0.587G+0.114B (1) このように、3CCD構成の撮像装置においては、水平
画素ずらし部202および水平画素ずらし処理回路20
8を備えることで輝度信号の高解像度化を実現、言い換
えれば同一の水平解像度を得るために必要な撮像素子の
画素数および駆動周波数の低減化を実現している。本発
明の実施形態6の撮像装置においては、この水平画素ず
らし部202が実施形態1に示した撮像素子で構成され
ている。以下水平画素ずらし部202の動作を説明す
る。
【0138】ここで撮像素子は実施形態1で示したよう
に垂直転送部の高速転送駆動と垂直転送部の電荷信号を
垂直方向に加算する駆動を行うことができる。これによ
り、例えば、1280H×1024Vの撮像素子をイン
タレース読み出し駆動を行う場合、V1=32、V2領
域について画素混合水平転送部1cで加算混合する電荷
信号数=2、V3=32とすると、1フィールド期間に
撮像素子の中央部の960画素の領域を240ラインの
信号として出力することができ、この時の駆動周波数は
NTSC方式で有効画素だけの駆動を考えると、128
0×240×60=18.4MHzとなる。さらに、この
場合の水平解像度は水平画素ずらし処理回路208の処
理により1280画素の約1.5倍の1920画素相当
の解像度を有する。
【0139】以上のように、この実施の形態6では、垂
直転送部の高速転送駆動と垂直転送部の電荷信号を垂直
方向に加算する駆動を行うことにより比較的低い駆動周
波数で高画素の撮像素子から動画像を得、また水平画素
ずらし処理を行うことにより輝度信号の水平方向の高解
像度化を実現できる。言い換えれば、同一の水平解像度
を得るために必要な撮像素子の画素数および駆動周波数
の低減化を実現している。さらに、高速転送駆動段数の
制御により手ぶれ補正を行うことが可能である。また、
撮像素子の全領域の信号を用いて高画質な静止画像を得
ることがができ、更に動画像と同一画角の高画質な静止
画像をも得ることが可能である。
【0140】なお、この実施形態6においては水平画素
ずらし処理を有する3CCD構成の撮像装置について説
明したが、水平画素ずらし処理を有しない3CCD構成
の撮像装置においても同様に比較的低い駆動周波数で高
画素の撮像素子から動画像を得、さらに、高速転送駆動
段数の制御により手ぶれ補正を行うことが可能である。
また、CCDの全領域の信号を用いて高画質な静止画像
を得ることがができ、更に、動画像と同一画角の高画質
な静止画像をも得ることが可能である。
【0141】以上のように、この実施の形態6では、垂
直転送部の高速転送駆動と垂直転送部の電荷信号を垂直
方向に加算する駆動を行うことにより比較的低い駆動周
波数で高画素の撮像素子から動画像を得、また水平画素
ずらし処理を行うことにより輝度信号の水平方向の高解
像度化を実現できる。言い換えれば、同一の水平解像度
を得るために必要な撮像素子の画素数および駆動周波数
の低減化を実現している。さらに、高速転送駆動段数の
制御により手ぶれ補正を行うことが可能である。また、
撮像素子の全領域の信号を用いて高画質な静止画像を得
ることがができ、更に動画像と同一画角の高画質な静止
画像をも得ることが可能である。
【0142】なお、この実施形態6においては水平画素
ずらし処理を有する3CCD構成の撮像装置について説
明したが、水平画素ずらし処理を有しない3CCD構成
の撮像装置においても同様に比較的低い駆動周波数で高
画素の撮像素子から動画像を得、さらに、高速転送駆動
段数の制御により手ぶれ補正を行うことが可能である。
また、CCDの全領域の信号を用いて高画質な静止画像
を得ることがができ、更に、動画像と同一画角の高画質
な静止画像をも得ることが可能である。
【0143】
【発明の効果】本発明では、次の効果が得られる。
【0144】(1) 第1および第2の発明によれば、多
画素の撮像素子を使用する場合であっても、その駆動周
波数を下げて低消費電力で駆動できるとともに、撮像素
子の全領域の信号を用いれば高画質の静止画像を得るこ
とが可能である。
【0145】(2) 第3の発明によれば、上記(1)の効
果に加えて、さらに、動画像と同一画角の高画質な静止
画像をも得ることができる。
【0146】(3) 第4の発明によれば、上記(1),
(2)の効果に加えて、撮像素子の駆動周波数の低減およ
び複数のテレビジョン方式への対応、また高感度撮影へ
の対応を容易に行うことが可能である。
【0147】(4) 第5の発明によれば、上記(1)〜
(3)の効果に加えて、撮像素子の駆動周波数の低減およ
び手ぶれ補正または電子ズーム機能の実現が可能であ
る。
【0148】(5) この第6の発明によれば、上記(1)
〜(4)の効果に加えて、撮像素子の駆動周波数の低減の
みならず、水平および垂直方向に高解像度な信号を得る
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における撮像装置のブロッ
ク図
【図2】図1の撮像装置における撮像素子の構成を示す
ブロック図
【図3】図2に示す撮像素子の駆動信号の関係を示すタ
イミングチャート
【図4】図2に示す撮像素子の読み出し信号領域の説明
【図5】本発明の実施形態2に係る撮像装置の撮像素子
の構成を示す説明図
【図6】本発明の実施の形態3における撮像装置のブロ
ック図
【図7】図6に示した撮像素子の画素混合の説明図
【図8】本発明の実施形態4における撮像装置のブロッ
ク図
【図9】図8に示した撮像素子において手振れ補正のた
めに全画素領域内に信号切り出し領域を確保した場合の
説明図
【図10】図8の撮像装置における撮像素子からの信号
の読み出し動作を示す説明図
【図11】図8の撮像装置における動き補正回路の具体
的な構成例を示すブロック図
【図12】図11に示した動き補正回路の動作例を示す
説明図
【図13】本発明の実施形態5における撮像装置のブロ
ック図
【図14】図13の撮像装置における撮像素子から信号
の読み出し動作を示す説明図
【図15】本発明の実施形態6における撮像装置の構成
を示すブロック図
【図16】図15に示した撮像素子部の説明図
【図17】図15に示した水平画素ずらし処理回路動作
の説明図
【符号の説明】
1a…受光部、1b…垂直転送部、1c…画素混合水平転
送部、102…CCD、103,203…撮像素子駆動
回路、104,205…アナログ信号処理回路、10
5,206…A/D変換回路、106,207…デジタ
ル信号処理回路、107,204…撮像素子駆動制御回
路、108,209…システム制御回路、109…混合
画素数設定回路、111…手ぶれ量検出回路、112…
クロック変換回路、113,116…動き補正回路、1
14,117…動き補正制御回路、115…電子ズーム
倍率設定回路、201…撮像素子部、202…水平画素
ずらし部、208…水平画素ずらし処理回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換用の各画素を水平方向および垂
    直方向に配列してなる受光部、この受光部で得られる電
    荷信号を垂直方向に転送する垂直転送部、およびこの垂
    直転送部からの電荷信号を水平方向に転送する水平転送
    部を備えてなる撮像素子を有する撮像装置において、 前記垂直転送部は、垂直方向に互いに隣接した上下の受
    光部で得られる電荷信号を混合して出力するものであ
    り、かつ、水平転送部は、前記垂直転送部から転送され
    てくる垂直方向に互いに隣接する少なくとも上下2つ以
    上の電荷信号を混合して出力するものであることを特徴
    とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 光電変換用の各画素を水平方向および垂
    直方向に配列してなる受光部、この受光部で得られる電
    荷信号を垂直方向に転送する垂直転送部、およびこの垂
    直転送部からの電荷信号を水平方向に転送する水平転送
    部を備えてなる撮像素子を有する撮像装置において、 前記垂直転送部は、各受光部で得られる電荷信号を順次
    個別に取り込んで垂直方向に転送するものであり、か
    つ、水平転送部は、垂直転送部で転送される垂直方向に
    互いに隣接する少なくとも上下3画素以上の電荷情報を
    混合するものであることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の撮像装置において、 前記垂直転送部における電荷情報の垂直方向の転送速度
    を高速化する電荷高速転送手段を有することを特徴とす
    る撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の撮像装置において、 前記水平転送部による混合画素数を可変制御する混合画
    素数制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の撮像装置において、 手振れ量を検出する手振れ量検出回路、および電子的ズ
    ーム倍率を設定するズーム倍率設定回路の少なくとも一
    方を備えるとともに、 前記撮像素子を駆動する撮像素子駆動回路と、 前記手振れ量または前記ズーム倍率の少なくとも一方の
    情報に基づいて前記撮像素子駆動回路を制御する撮像素
    子駆動制御回路と、 を含むことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の撮像装置において、 前記受光部には、各画素の垂直方向に沿って同一の色フ
    ィルタ素子が配置されていることを特徴とする撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の撮像装置において、 前記色フィルタ素子は、原色フィルタまたは補色フィル
    タを含む縦ストライプ構成であることを特徴とする撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の撮像装置において、 前記縦ストライプ構成は、R・G・BまたはYe・G・
    Mgの構成であることを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の撮像装置において、 前記撮像素子の前段には、被写体からの光を分解する色
    分解光学手段が配置されていることを特徴とする撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の撮像装置において、 前記色分解光学手段は、被写体像をR・G・Bに分解す
    るプリズムにより構成されることを特徴とする撮像装
    置。
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