JPH048992B2 - - Google Patents
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- JPH048992B2 JPH048992B2 JP57182043A JP18204382A JPH048992B2 JP H048992 B2 JPH048992 B2 JP H048992B2 JP 57182043 A JP57182043 A JP 57182043A JP 18204382 A JP18204382 A JP 18204382A JP H048992 B2 JPH048992 B2 JP H048992B2
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Television Systems (AREA)
Description
本発明は、画像の記憶媒体として銀塩フイルム
を用いず、回転磁気円盤等を用いる所謂電子スイ
ツチカメラに適用される映像信号処理装置に関す
る。 従来、テレビジヨンの如くラスター走査を行な
う映像装置における標本化の方法として2通りの
方法が用いられている。第1の方法は、第1図a
に示した如く、各水平走査線を等間隔、同一位相
で標本化し、正方形或いは長方形格子点の集合と
するものであり、第2の方法は、水平走査線を等
間隔で標本化する点は第1の方法と同じである
が、1走査線毎に位相を反転させ、第1図bの如
く、三角形格子点の集合とするものである。 仮に、等方的な画像がスペクトル領域で円形に
空間周波数制限されているものを考えた時、第1
の方形格子は第2の三角形格子よりも効率が悪
く、より多くの標本点を必要とすることが知られ
ている。このため、本質的に2次元画像の空間的
な標本化素子とも言える固体撮像素子において
も、その受光部配置を、第1図aの様では無く、
第1図bの如きものにしようとする方向にある。
尚、第1図bの如き受光部の配置を、以下市松配
置と称する。 そして、第1図bの如き受光部の市松配置を行
なつたビデオカメラ用の素子では、その特徴を活
かすために、隣接する2走査線を組にして同時並
列に読み出し、それらを合成補間して高い水平解
像度を持つ1つの走査線信号を得ていた。この場
合、テレビジヨンでは2:1のインターレース走
査を行なつているため、組にする2走査線は奇数
フイールドと偶数フイールドとでは、1走査線分
垂直方向にずらしたものを用いていた。 この様子を第2図のMOS型撮像素子を用いた
従来例について説明する。 第2図において、破線で示した方形枠内の各2
つのフオトダイオード及びMOSスイツチが、受
光部の1画素を構成する。ここでは、各走査線と
も水平2画素を、垂直方向に4走査線分示してあ
るが、もちろん、実際は水平方向にクロツク周波
数が2sc(sc:色副搬送波周波数3.58MHz)に対
応する有効384画素程度で、垂直方向には1フレ
ームの有効走査線数に対応する480走査線程度と
なる。 図中、L1〜L4は、各水平走査線を区別するた
めつけた番号である。21は水平走査用のMOS
シフトレジスタであり、その出力φHINを読み込
み、2相クロツクφH1,φH2でそれを転送して、2
つで1組となつた水平読出し用MOSスイツチ2
2−1,22−2及び23−1,23−2を順次
ONさせる。また、24は垂直走査用のMOSシ
フトレジスタであり、その動作は、シフトレジス
タ21と同様、入力φVINを2相クロツクφV1,φV2
で転送する。インターレース回路25は、ビデオ
カメラ特有の回路であり、2走査線同時読出しの
際の同時に読出される走査線の組合せを奇数フイ
ールと偶数フイールドとで変更するために用いら
れる。即ち、奇数フイールドにおいては、L1と
L2、L3とL4が組となり、同時に出力端子S1,S2
から読み出されたとすれば、偶数フイールドにお
いてはL2とL3とが組になるように、1走査線ず
れた組合せが選ばれ、2:1のインターレース走
査を可能にしている。このような2走査線の同時
読出しを行なうことができ、且つ、受光画素配置
が市松配置となる撮像素子は、もとろんMOSに
限らず、インターライン転送CCD,CPD,CID
によつても実現可能である。 第3図は、第2図に示した撮像素子をモノクロ
ームビデオカメラに用いる際の映像信号処理装置
の従来例を示している。 図中、31は第2図に示した如き画素市松配置
で、且つ、2走査線信号同時読出し型の撮像素子
である。32は、撮像素子駆動回路であり、撮像
素子31に必要な駆動パルスを供給する他、第3
図に示した映像信号処理装置全体に所要の同期信
号を供給している。33,34は2本の信号出力
端子S1,S2の信号に対するプリアンプであり、3
5,36はMOS型撮像素子の固定パターンノイ
ズを除去するための積分回路である。37は、水
平走査における1画素周期の1/2の時間の遅延
回路であり、第2図に示す如く空間的に1/2画
素ずれているものが読出しに当たつては同時化さ
れているので、時間的に1/2画素分ずらして加
算回路38で加算することにより、1/2画素分
水平方向にずれた2走査線信号を互いに補間合成
して、新たな水平走査信号を得ることが出来る。
39は低域通過フイルタ、40はプロセス増幅回
路である。 以上の回路構成により、1回の垂直走査で水平
方向に高解像度の1フイールド信号が得られる。 このような装置の動作は、1/60秒を単位とす
るテレビジヨンの垂直走査で2:1インターレー
ス走査のうちの1フイールドの信号を繰り返し取
り出す方式、例えばビデオカメラ等では非常に効
果的であり、インターレース走査を行なうこと
で、高い垂直方向解像度が得られた。 しかしながら、電子スチルカメラにおいては、
奇フイールドと偶フイールドとにそれぞれ2回露
光した場合には、各フイールドの露光時点が各々
対応する各点間で1/60秒ずつずれるので、特
に、動く被写体を撮像したときには、2重の映像
となつて不都合である。従つて、電子スチルカメ
ラに於いては、露光は1回しか許されない。さら
に、1回の露光で生成蓄積された光電荷信号の読
出しも1回の垂直走査しか許されないことにな
る。このため、従来の映像信号処理装置を電子ス
チルカメラにそのまま適用した場合には、奇・偶
いずれか一方のフイールド信号を繰り返す擬似イ
ンターレースをするしかなかつた。従つて、垂直
方向解像度は2:1のインターレース走査時の半
分しか得られないという欠点を有していた。 ここで、水平解像度に比較して垂直解像度が極
端に低下しても、テレビジヨンの如き横方向に長
い画面を見る場合には、画質をそれ程低下させな
いことが知られている。即ち、テレビジヨンで水
平方向解像度を一定の保つたまま、フレーム画像
に代えてその1フイールド画像を繰り返して1フ
レームとする。或いは、その1フイールドとそれ
から補間して作つた1フイールドとから1フレー
ムを形成することによつて垂直解像度が低下した
としても、視覚的に顕著な画質劣化は認められな
い。 ところが、その水平と垂直とを入れかえて縦長
の画面として見た場合、その水平方向の解像度が
悪い場合には著しく画質劣化が認められる。電子
スチルカメラは、ハードコピーが重視され、従つ
て、縦長の画面として撮像が行なわれプリントさ
れる場合が考えられ、その場合には、第3図に示
した如きビデオカメラ用の映像信号処理装置では
縦長画面に於ける水平解像度が影響して画質が著
しく劣化し、大きな問題となつていた。 本発明は、このような欠点を解決し、唯一回の
露光しか許されない電子スチルカメラにおいて、
水平、垂直ともに高解像度の静止画像が得られる
ようにし、画面の縦位置、横位置にかかわらず良
好な画質のスチル撮影を可能にした電子スチルカ
メラの映像信号処理装置を提供することを目的と
している。 即ち、本発明に係る電子スチルカメラの映像信
号処理装置は、受光部画素が市松配置で2走査線
を単位として同時読出し可能な固体撮像素子を用
いて得られる映像信号に対し、該上下組となる2
走査線の信号を互いに水平方向に補間合成して新
たな1水平走査信号を作り出す第1の回路手段
と;該2走査線の垂直走査方向下方の1走査線信
号を1走査時間遅延し、且つ、次の組となる2走
査線の上方の走査線信号との間で互いに水平方向
に補間合成して、もう1つの新たな1水平走査信
号を作り出す第2の回路手段と;を備え、前記第
1及び第2の回路手段の出力を同時に出力せしめ
て、1回の垂直方向走査により2:1のインター
レース走査における奇偶2フイールドの信号を同
時に、並列に出力可能に構成したことにより、上
述の目的を達成している。 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 第4図は、本発明の一実施例であり、唯一回の
露光を可能にすべく、従来の銀塩スチルカメラ同
様の光学系(図示せず)とともにメカニカルシヤ
ツタ41を設けたものである。また、第4図中で
第3図と同一の構成要素はその番号を共通にし
た。図からも明らかな如く第4図の上方の回路は
第3図と同様であり、本発明の第1の回路手段に
相当し、映像出力端子42には、ここでは奇数フ
イールドに相当する1フイールドの高解像度信号
が得られる。もちろん、この映像信号出力が有効
となるのは、撮影が行われ、メカニカルシヤツタ
41が動作し、適正なタイミングと露光時間とで
撮像素子31が露光された後読出される最初の1
フイールド時間のみである。これらの動作の制御
は、シヤツタレリーズボタンに連動するレリーズ
スイツチ43、カメラの内部光学系の適当な位置
に配置された測光素子44、測光回路を含み且つ
撮像素子駆動回路32と同期して動作するカメラ
制御回路45、及びシヤツタ駆動回路46を、ま
たシヤツタータイム優先モードを持つカメラの場
合には絞り駆動回路等(図示せず)をもつて行な
われる。 第4図の47は1走査線時時間(1H)遅延回
路、48は利得可変増幅器、49は38同様加算
回路である。また、50は49と同じ低域通過フ
イルタ、51は40と同じプロセス増幅回路であ
る。これらの回路で構成される一点鎖線で囲まれ
た回路、即ち本発明の第2の回路手段に相当する
回路を従来回路、即ち本発明の第1の回路手段に
相当する回路に付加することで本発明の目的が達
成される。即ち、撮影完了後の信号読出しにおい
て、出力端子42には奇数フイールドの映像信号
が出力されているとすれば、新たに設けた出力端
子52には偶数フイールドの映像信号が出力され
る。 今、第2図同様に撮像素子の走査線に上方より
L1,L2,L3…と番号を付けて考える。1回の垂
直走査により撮像素子31の出力端子S1とS2とに
は、同時にL2とL1,L4とL3,L6とL5,…に関す
る信号が順次出力され、これらは合成補間されて
出力端子42に高水平解像度の映像信号出力を与
える。これと同時に、1H遅延回路47の出力に
は、1走査線時間だけ延された前のS1端子の出力
が現われている。例えば、L4とL3とに関する信
号がS1とS2に出力されている時、1H遅延回路4
7の出力は前の組になつて出力された信号、即ち
L2とL1に関する信号のうちL3に近い方のL2に関
する信号が出力されている。 従つて、半画素遅延回路37の出力と1H遅延
回路47の出力とを図の如く加算回路49で加算
し合成補間すれば、出力端子42の映像信号出力
とは別のフイールドの映像信号出力が出力端子5
2に与えられたこととなる。この1H遅延回路4
7には、例えばCCDアナログシフトレジスタが
用いられ、そして、その出力側に接続された利得
可変増幅器48は1H遅延回路47を含む回路系
による振幅変化を補正する。 以上の出力端子42,52に同時出力される
奇・偶各1フイールド分の映像信号は、カメラ本
体内に別途設けられた記録回路(図示せず)に記
録され、1画面の撮影が完了する。 上記第4図では第2図に示した従来のビデオカ
メラに適した撮像素子を用いて説明したが、本発
明の目的により適合した電子スチルカメラ用の撮
像素子の方が望ましいことはもちろんである。そ
こで、スチルカメラ専用のCPD(Charse
Priming Device)固体撮像素子を用いた例につ
き第5図にて説明する。 CPD型撮像素子の特徴は、MOSシフトレジス
タによる垂直走査とCCDによる水平転送とが複
合されている点にあり、水平転送CCDに対し更
に1Hの遅延用CCDを追加することは容易である。
また、第5図では、スチル専用のため第2図の2
5で示したようなインターレース回路も不要であ
る。 第5図において、501はフオトダイオード受
光部、502は垂直走査用MOSシフトレジスタ
であり、シフトレジスタ502は入力φVINを受け
てそれを垂直方向にシフトさせ同時に2本の走査
線の信号を読み出す。503は垂直信号線、50
4はシフトレジスタ502の出力を受けてフオト
ダイオード501の信号電荷を垂直信号線503
に読出すためのMOSスイツチである。各垂直信
号線には、更に、不要電荷排出のためのMOSス
イツチ505,506が接続され、リセツトドレ
イン端子RDへの電荷排出を可能にしている。 第5図に示した撮像素子において、読み出され
る信号電荷のうち奇数番目の走査線に関するもの
は上方に、偶数番目の走査線に関するものは下方
にそれぞれ設けられた各CPT(Charge Priming
Transfer)部分507,508と垂直転送CCD
部509,510、水平転送CCP511,51
2に転送される。CPT部分507,508は、
MOS型撮像部より効率的に信号電荷をCCDに転
送するため設けられている。垂直転送部509,
510は、各奇数番目の走査線と偶数番目の走査
線の信号電荷を著積でき、各々例えば240本、の
走査線信号を記憶できる。この結果、撮影に先だ
ち、受光部フオトダイオード501の不要電荷を
リゼトドレインRDに、垂直転送CCD509,5
10の不電荷を水平転送CCD511,512を
介して外部に外出し、適当な露光時間の後にフオ
トダイオードの電荷を垂直転送CCD509,5
10に転送して、メカニカルなフオーカルプレー
ンシヤツタ同様の機能を撮像素子自体で実現でき
る。水平転送CCD511は走査線1本(1H)分
の記憶能力を持つのに対し、水平転送CCD51
2は走査線2本(2H)分の記憶能力を持ち、且
つ、その中間より出力Se1が取り出されている。
更に、水平転送CCD511と512は、180゜位相
差を持つクロツクφHp1,φHp2とクロツクφHe1,
φHe2で駆動されているため、その出力信号Sp1と
Se1,Sp2とSe2はそれぞれ既に1/2画素の時間ずれ
を生じているので、第4図の遅延回路37は不要
となる。 そして、出力信号Sp1とSe1を合成補間すること
により高解像度の奇数フイールド信号が、出力信
号Sp2とSe2を合成補間することにより高解像度の
偶数フイールド信号が与えられる。次の様子を表
に示せば次のとおりである。
を用いず、回転磁気円盤等を用いる所謂電子スイ
ツチカメラに適用される映像信号処理装置に関す
る。 従来、テレビジヨンの如くラスター走査を行な
う映像装置における標本化の方法として2通りの
方法が用いられている。第1の方法は、第1図a
に示した如く、各水平走査線を等間隔、同一位相
で標本化し、正方形或いは長方形格子点の集合と
するものであり、第2の方法は、水平走査線を等
間隔で標本化する点は第1の方法と同じである
が、1走査線毎に位相を反転させ、第1図bの如
く、三角形格子点の集合とするものである。 仮に、等方的な画像がスペクトル領域で円形に
空間周波数制限されているものを考えた時、第1
の方形格子は第2の三角形格子よりも効率が悪
く、より多くの標本点を必要とすることが知られ
ている。このため、本質的に2次元画像の空間的
な標本化素子とも言える固体撮像素子において
も、その受光部配置を、第1図aの様では無く、
第1図bの如きものにしようとする方向にある。
尚、第1図bの如き受光部の配置を、以下市松配
置と称する。 そして、第1図bの如き受光部の市松配置を行
なつたビデオカメラ用の素子では、その特徴を活
かすために、隣接する2走査線を組にして同時並
列に読み出し、それらを合成補間して高い水平解
像度を持つ1つの走査線信号を得ていた。この場
合、テレビジヨンでは2:1のインターレース走
査を行なつているため、組にする2走査線は奇数
フイールドと偶数フイールドとでは、1走査線分
垂直方向にずらしたものを用いていた。 この様子を第2図のMOS型撮像素子を用いた
従来例について説明する。 第2図において、破線で示した方形枠内の各2
つのフオトダイオード及びMOSスイツチが、受
光部の1画素を構成する。ここでは、各走査線と
も水平2画素を、垂直方向に4走査線分示してあ
るが、もちろん、実際は水平方向にクロツク周波
数が2sc(sc:色副搬送波周波数3.58MHz)に対
応する有効384画素程度で、垂直方向には1フレ
ームの有効走査線数に対応する480走査線程度と
なる。 図中、L1〜L4は、各水平走査線を区別するた
めつけた番号である。21は水平走査用のMOS
シフトレジスタであり、その出力φHINを読み込
み、2相クロツクφH1,φH2でそれを転送して、2
つで1組となつた水平読出し用MOSスイツチ2
2−1,22−2及び23−1,23−2を順次
ONさせる。また、24は垂直走査用のMOSシ
フトレジスタであり、その動作は、シフトレジス
タ21と同様、入力φVINを2相クロツクφV1,φV2
で転送する。インターレース回路25は、ビデオ
カメラ特有の回路であり、2走査線同時読出しの
際の同時に読出される走査線の組合せを奇数フイ
ールと偶数フイールドとで変更するために用いら
れる。即ち、奇数フイールドにおいては、L1と
L2、L3とL4が組となり、同時に出力端子S1,S2
から読み出されたとすれば、偶数フイールドにお
いてはL2とL3とが組になるように、1走査線ず
れた組合せが選ばれ、2:1のインターレース走
査を可能にしている。このような2走査線の同時
読出しを行なうことができ、且つ、受光画素配置
が市松配置となる撮像素子は、もとろんMOSに
限らず、インターライン転送CCD,CPD,CID
によつても実現可能である。 第3図は、第2図に示した撮像素子をモノクロ
ームビデオカメラに用いる際の映像信号処理装置
の従来例を示している。 図中、31は第2図に示した如き画素市松配置
で、且つ、2走査線信号同時読出し型の撮像素子
である。32は、撮像素子駆動回路であり、撮像
素子31に必要な駆動パルスを供給する他、第3
図に示した映像信号処理装置全体に所要の同期信
号を供給している。33,34は2本の信号出力
端子S1,S2の信号に対するプリアンプであり、3
5,36はMOS型撮像素子の固定パターンノイ
ズを除去するための積分回路である。37は、水
平走査における1画素周期の1/2の時間の遅延
回路であり、第2図に示す如く空間的に1/2画
素ずれているものが読出しに当たつては同時化さ
れているので、時間的に1/2画素分ずらして加
算回路38で加算することにより、1/2画素分
水平方向にずれた2走査線信号を互いに補間合成
して、新たな水平走査信号を得ることが出来る。
39は低域通過フイルタ、40はプロセス増幅回
路である。 以上の回路構成により、1回の垂直走査で水平
方向に高解像度の1フイールド信号が得られる。 このような装置の動作は、1/60秒を単位とす
るテレビジヨンの垂直走査で2:1インターレー
ス走査のうちの1フイールドの信号を繰り返し取
り出す方式、例えばビデオカメラ等では非常に効
果的であり、インターレース走査を行なうこと
で、高い垂直方向解像度が得られた。 しかしながら、電子スチルカメラにおいては、
奇フイールドと偶フイールドとにそれぞれ2回露
光した場合には、各フイールドの露光時点が各々
対応する各点間で1/60秒ずつずれるので、特
に、動く被写体を撮像したときには、2重の映像
となつて不都合である。従つて、電子スチルカメ
ラに於いては、露光は1回しか許されない。さら
に、1回の露光で生成蓄積された光電荷信号の読
出しも1回の垂直走査しか許されないことにな
る。このため、従来の映像信号処理装置を電子ス
チルカメラにそのまま適用した場合には、奇・偶
いずれか一方のフイールド信号を繰り返す擬似イ
ンターレースをするしかなかつた。従つて、垂直
方向解像度は2:1のインターレース走査時の半
分しか得られないという欠点を有していた。 ここで、水平解像度に比較して垂直解像度が極
端に低下しても、テレビジヨンの如き横方向に長
い画面を見る場合には、画質をそれ程低下させな
いことが知られている。即ち、テレビジヨンで水
平方向解像度を一定の保つたまま、フレーム画像
に代えてその1フイールド画像を繰り返して1フ
レームとする。或いは、その1フイールドとそれ
から補間して作つた1フイールドとから1フレー
ムを形成することによつて垂直解像度が低下した
としても、視覚的に顕著な画質劣化は認められな
い。 ところが、その水平と垂直とを入れかえて縦長
の画面として見た場合、その水平方向の解像度が
悪い場合には著しく画質劣化が認められる。電子
スチルカメラは、ハードコピーが重視され、従つ
て、縦長の画面として撮像が行なわれプリントさ
れる場合が考えられ、その場合には、第3図に示
した如きビデオカメラ用の映像信号処理装置では
縦長画面に於ける水平解像度が影響して画質が著
しく劣化し、大きな問題となつていた。 本発明は、このような欠点を解決し、唯一回の
露光しか許されない電子スチルカメラにおいて、
水平、垂直ともに高解像度の静止画像が得られる
ようにし、画面の縦位置、横位置にかかわらず良
好な画質のスチル撮影を可能にした電子スチルカ
メラの映像信号処理装置を提供することを目的と
している。 即ち、本発明に係る電子スチルカメラの映像信
号処理装置は、受光部画素が市松配置で2走査線
を単位として同時読出し可能な固体撮像素子を用
いて得られる映像信号に対し、該上下組となる2
走査線の信号を互いに水平方向に補間合成して新
たな1水平走査信号を作り出す第1の回路手段
と;該2走査線の垂直走査方向下方の1走査線信
号を1走査時間遅延し、且つ、次の組となる2走
査線の上方の走査線信号との間で互いに水平方向
に補間合成して、もう1つの新たな1水平走査信
号を作り出す第2の回路手段と;を備え、前記第
1及び第2の回路手段の出力を同時に出力せしめ
て、1回の垂直方向走査により2:1のインター
レース走査における奇偶2フイールドの信号を同
時に、並列に出力可能に構成したことにより、上
述の目的を達成している。 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 第4図は、本発明の一実施例であり、唯一回の
露光を可能にすべく、従来の銀塩スチルカメラ同
様の光学系(図示せず)とともにメカニカルシヤ
ツタ41を設けたものである。また、第4図中で
第3図と同一の構成要素はその番号を共通にし
た。図からも明らかな如く第4図の上方の回路は
第3図と同様であり、本発明の第1の回路手段に
相当し、映像出力端子42には、ここでは奇数フ
イールドに相当する1フイールドの高解像度信号
が得られる。もちろん、この映像信号出力が有効
となるのは、撮影が行われ、メカニカルシヤツタ
41が動作し、適正なタイミングと露光時間とで
撮像素子31が露光された後読出される最初の1
フイールド時間のみである。これらの動作の制御
は、シヤツタレリーズボタンに連動するレリーズ
スイツチ43、カメラの内部光学系の適当な位置
に配置された測光素子44、測光回路を含み且つ
撮像素子駆動回路32と同期して動作するカメラ
制御回路45、及びシヤツタ駆動回路46を、ま
たシヤツタータイム優先モードを持つカメラの場
合には絞り駆動回路等(図示せず)をもつて行な
われる。 第4図の47は1走査線時時間(1H)遅延回
路、48は利得可変増幅器、49は38同様加算
回路である。また、50は49と同じ低域通過フ
イルタ、51は40と同じプロセス増幅回路であ
る。これらの回路で構成される一点鎖線で囲まれ
た回路、即ち本発明の第2の回路手段に相当する
回路を従来回路、即ち本発明の第1の回路手段に
相当する回路に付加することで本発明の目的が達
成される。即ち、撮影完了後の信号読出しにおい
て、出力端子42には奇数フイールドの映像信号
が出力されているとすれば、新たに設けた出力端
子52には偶数フイールドの映像信号が出力され
る。 今、第2図同様に撮像素子の走査線に上方より
L1,L2,L3…と番号を付けて考える。1回の垂
直走査により撮像素子31の出力端子S1とS2とに
は、同時にL2とL1,L4とL3,L6とL5,…に関す
る信号が順次出力され、これらは合成補間されて
出力端子42に高水平解像度の映像信号出力を与
える。これと同時に、1H遅延回路47の出力に
は、1走査線時間だけ延された前のS1端子の出力
が現われている。例えば、L4とL3とに関する信
号がS1とS2に出力されている時、1H遅延回路4
7の出力は前の組になつて出力された信号、即ち
L2とL1に関する信号のうちL3に近い方のL2に関
する信号が出力されている。 従つて、半画素遅延回路37の出力と1H遅延
回路47の出力とを図の如く加算回路49で加算
し合成補間すれば、出力端子42の映像信号出力
とは別のフイールドの映像信号出力が出力端子5
2に与えられたこととなる。この1H遅延回路4
7には、例えばCCDアナログシフトレジスタが
用いられ、そして、その出力側に接続された利得
可変増幅器48は1H遅延回路47を含む回路系
による振幅変化を補正する。 以上の出力端子42,52に同時出力される
奇・偶各1フイールド分の映像信号は、カメラ本
体内に別途設けられた記録回路(図示せず)に記
録され、1画面の撮影が完了する。 上記第4図では第2図に示した従来のビデオカ
メラに適した撮像素子を用いて説明したが、本発
明の目的により適合した電子スチルカメラ用の撮
像素子の方が望ましいことはもちろんである。そ
こで、スチルカメラ専用のCPD(Charse
Priming Device)固体撮像素子を用いた例につ
き第5図にて説明する。 CPD型撮像素子の特徴は、MOSシフトレジス
タによる垂直走査とCCDによる水平転送とが複
合されている点にあり、水平転送CCDに対し更
に1Hの遅延用CCDを追加することは容易である。
また、第5図では、スチル専用のため第2図の2
5で示したようなインターレース回路も不要であ
る。 第5図において、501はフオトダイオード受
光部、502は垂直走査用MOSシフトレジスタ
であり、シフトレジスタ502は入力φVINを受け
てそれを垂直方向にシフトさせ同時に2本の走査
線の信号を読み出す。503は垂直信号線、50
4はシフトレジスタ502の出力を受けてフオト
ダイオード501の信号電荷を垂直信号線503
に読出すためのMOSスイツチである。各垂直信
号線には、更に、不要電荷排出のためのMOSス
イツチ505,506が接続され、リセツトドレ
イン端子RDへの電荷排出を可能にしている。 第5図に示した撮像素子において、読み出され
る信号電荷のうち奇数番目の走査線に関するもの
は上方に、偶数番目の走査線に関するものは下方
にそれぞれ設けられた各CPT(Charge Priming
Transfer)部分507,508と垂直転送CCD
部509,510、水平転送CCP511,51
2に転送される。CPT部分507,508は、
MOS型撮像部より効率的に信号電荷をCCDに転
送するため設けられている。垂直転送部509,
510は、各奇数番目の走査線と偶数番目の走査
線の信号電荷を著積でき、各々例えば240本、の
走査線信号を記憶できる。この結果、撮影に先だ
ち、受光部フオトダイオード501の不要電荷を
リゼトドレインRDに、垂直転送CCD509,5
10の不電荷を水平転送CCD511,512を
介して外部に外出し、適当な露光時間の後にフオ
トダイオードの電荷を垂直転送CCD509,5
10に転送して、メカニカルなフオーカルプレー
ンシヤツタ同様の機能を撮像素子自体で実現でき
る。水平転送CCD511は走査線1本(1H)分
の記憶能力を持つのに対し、水平転送CCD51
2は走査線2本(2H)分の記憶能力を持ち、且
つ、その中間より出力Se1が取り出されている。
更に、水平転送CCD511と512は、180゜位相
差を持つクロツクφHp1,φHp2とクロツクφHe1,
φHe2で駆動されているため、その出力信号Sp1と
Se1,Sp2とSe2はそれぞれ既に1/2画素の時間ずれ
を生じているので、第4図の遅延回路37は不要
となる。 そして、出力信号Sp1とSe1を合成補間すること
により高解像度の奇数フイールド信号が、出力信
号Sp2とSe2を合成補間することにより高解像度の
偶数フイールド信号が与えられる。次の様子を表
に示せば次のとおりである。
【表】
以上、第5図の実施例は、ワンパツケージの
IC化が可能であり、しかも高解像度のフレーム
画像が1フイールド時間で読出されるとともに、
第4図のメカニカルシヤツタ41を不要とすると
いう大きな特徴を持ち、電子スチルカメラ用の撮
像素子に最適である。もちろん、本実施例の
MOS型撮像部は、これをCCDで構成することも
できる。 次に、画像信号処理装置の出力信号の記録及び
再生方法について説明する。 画像信号処理装置の出力信号は、上述の表から
も明らかなように、O1とE1、O2とE2…という様
に奇・偶一対の水平走査信号が同時に出力される
から、例えば、第6図に示すように、磁気デイス
ク61に2つの記録ヘツド62,63によつて、
この信号をそれぞれ別のトラツクに記録し、一周
で一画面を記録する。このように記録すれば、再
生時は2つの再生ヘツドによつて、先ず一方の再
生ヘツドによつて一方のトラツクを1周再生して
奇フイールド信号を再生し次に他方の再生ヘツド
によつて他方のトラツクを1周再生して偶フイー
ルド信号を再生し、2回転で2フイールド(1フ
レーム)が再生され、これを1秒間に30回(30フ
レーム)繰り返して行なうことによつてインター
レース再生による静止画像をテレビジヨンで見る
ことが可能となる。 以上の実施例では、撮像素子をモノクローム用
として説明を行なつてきたが、もちろん、これを
カラー撮像用として実現することも容易である。
また、記憶媒体としても回転磁気円盤以外の各種
媒体を使用し得る。 市松配置の受光画素を持つ撮像素子を用いて単
板カラー撮像素子とするためのモザイクフイルタ
ーとしては、第7図に示すものが市松配置の構造
に適合している。第7図でC1,C2,C3は異なる
分光透過特性のフイルタを示しており、具体的に
はC1=R(赤)、C2=G(緑)、C3=B(青)、或い
はC1=R、C2=G、C3=Cy(シアン)、或いはC1
=Cy、C2=Mg(マゼンタ)、C3=Ye(黄)等3原
色を少なくとも1回以上含むものであれば特に制
約が与えられるものでは無い。 以上のように、本発明に係る映像信号処理装置
は、第1の回路手段と第2の回路手段とを備えた
ことにより、1回の垂直走査時間、具体的にはテ
レビジヨンの1フイールド走査時間でもつて2:
1のインターレース走査よりなる1フレーム、2
フイールドの画像をしかも水平方向に高解像度で
得られる。特に、暗電流による画質劣化が問題と
なり読み出し時間を長くとることができない固体
撮像素子を用いた電子スチルカメラのカメラ本
体、或いはその再生装置に用いて有効である。ま
た、唯一回の露光にり2フイールド、1フレーム
の完結した1画面を作ることができるため、従来
ビデオカメラでこれを行なつたとしても何の意味
も無かつたのが、スチルカメラという点で大きな
効果を得られることとなつた。
IC化が可能であり、しかも高解像度のフレーム
画像が1フイールド時間で読出されるとともに、
第4図のメカニカルシヤツタ41を不要とすると
いう大きな特徴を持ち、電子スチルカメラ用の撮
像素子に最適である。もちろん、本実施例の
MOS型撮像部は、これをCCDで構成することも
できる。 次に、画像信号処理装置の出力信号の記録及び
再生方法について説明する。 画像信号処理装置の出力信号は、上述の表から
も明らかなように、O1とE1、O2とE2…という様
に奇・偶一対の水平走査信号が同時に出力される
から、例えば、第6図に示すように、磁気デイス
ク61に2つの記録ヘツド62,63によつて、
この信号をそれぞれ別のトラツクに記録し、一周
で一画面を記録する。このように記録すれば、再
生時は2つの再生ヘツドによつて、先ず一方の再
生ヘツドによつて一方のトラツクを1周再生して
奇フイールド信号を再生し次に他方の再生ヘツド
によつて他方のトラツクを1周再生して偶フイー
ルド信号を再生し、2回転で2フイールド(1フ
レーム)が再生され、これを1秒間に30回(30フ
レーム)繰り返して行なうことによつてインター
レース再生による静止画像をテレビジヨンで見る
ことが可能となる。 以上の実施例では、撮像素子をモノクローム用
として説明を行なつてきたが、もちろん、これを
カラー撮像用として実現することも容易である。
また、記憶媒体としても回転磁気円盤以外の各種
媒体を使用し得る。 市松配置の受光画素を持つ撮像素子を用いて単
板カラー撮像素子とするためのモザイクフイルタ
ーとしては、第7図に示すものが市松配置の構造
に適合している。第7図でC1,C2,C3は異なる
分光透過特性のフイルタを示しており、具体的に
はC1=R(赤)、C2=G(緑)、C3=B(青)、或い
はC1=R、C2=G、C3=Cy(シアン)、或いはC1
=Cy、C2=Mg(マゼンタ)、C3=Ye(黄)等3原
色を少なくとも1回以上含むものであれば特に制
約が与えられるものでは無い。 以上のように、本発明に係る映像信号処理装置
は、第1の回路手段と第2の回路手段とを備えた
ことにより、1回の垂直走査時間、具体的にはテ
レビジヨンの1フイールド走査時間でもつて2:
1のインターレース走査よりなる1フレーム、2
フイールドの画像をしかも水平方向に高解像度で
得られる。特に、暗電流による画質劣化が問題と
なり読み出し時間を長くとることができない固体
撮像素子を用いた電子スチルカメラのカメラ本
体、或いはその再生装置に用いて有効である。ま
た、唯一回の露光にり2フイールド、1フレーム
の完結した1画面を作ることができるため、従来
ビデオカメラでこれを行なつたとしても何の意味
も無かつたのが、スチルカメラという点で大きな
効果を得られることとなつた。
第1図a,bは走査線と標本点の関係を示す説
明図、第2図は従来のMOS型撮像素子の一例を
示すブロツク図、第3図は従来のビデオカメラ用
映像信号処理装置の一例を示すブロツク図、第4
図は本発明の一実施例の電子スチルカメラの映像
信号処理装置のブロツク図、第5図は本発明の上
記実施例に用いられるCPDを用いた撮像素子の
一例を示すブロツク図、第6図は本発明の上記実
施例の映像信号の記録方法の説明図、第7図はモ
ザイクフイルタの配置を示した説明図である。 31…撮像素子、32…駆動回路、33,34
…プリアンプ、35,36…積分回路、37…遅
延回路、38…加算回路、39…低域通過フイル
タ、40…プロセス増幅器、41…メカニカルシ
ヤツタ、42…映像出力端子、43…レリーズス
イツチ、44…測光素子、45…カメラ制御回
路、46…シヤツタ駆動回路、47…遅延回路、
48…利得可変増幅器、49…加算回路、50…
低域通過フイルタ、51…プロセス増幅回路、5
2…出力端子。
明図、第2図は従来のMOS型撮像素子の一例を
示すブロツク図、第3図は従来のビデオカメラ用
映像信号処理装置の一例を示すブロツク図、第4
図は本発明の一実施例の電子スチルカメラの映像
信号処理装置のブロツク図、第5図は本発明の上
記実施例に用いられるCPDを用いた撮像素子の
一例を示すブロツク図、第6図は本発明の上記実
施例の映像信号の記録方法の説明図、第7図はモ
ザイクフイルタの配置を示した説明図である。 31…撮像素子、32…駆動回路、33,34
…プリアンプ、35,36…積分回路、37…遅
延回路、38…加算回路、39…低域通過フイル
タ、40…プロセス増幅器、41…メカニカルシ
ヤツタ、42…映像出力端子、43…レリーズス
イツチ、44…測光素子、45…カメラ制御回
路、46…シヤツタ駆動回路、47…遅延回路、
48…利得可変増幅器、49…加算回路、50…
低域通過フイルタ、51…プロセス増幅回路、5
2…出力端子。
Claims (1)
- 1 受光部画素が市松配置で2走査線を単位とし
て同時読出し可能な固体撮像素子を用いて得られ
る映像信号に対し、該上下組となる2走査線の信
号を互いに水平方向に補間合成して新たな1水平
走査信号を作り出す第1の回路手段と;該2走査
線の垂直走査方向下方の1走査線信号を1走査時
間遅延し、且つ、次の組となる2走査線の上方の
走査線信号との間で互いに水平方向に補間合成し
て、もう1つの新たな1水平走査信号を作り出す
第2の回路手段と;を備え、前記第1及び第2の
回路手段の出力を同時に出力せしめて、1回の垂
直走査により2:1のインターレース走査におけ
る奇偶2フイールドの信号を同時並列に出力可能
としたことを特徴とする電子スチルカメラの映像
信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57182043A JPS5972283A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 電子スチルカメラの映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57182043A JPS5972283A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 電子スチルカメラの映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5972283A JPS5972283A (ja) | 1984-04-24 |
JPH048992B2 true JPH048992B2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=16111339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57182043A Granted JPS5972283A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 電子スチルカメラの映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5972283A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194980A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-29 | Canon Inc | 撮像素子及び撮像装置 |
JP2518240B2 (ja) * | 1986-12-26 | 1996-07-24 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
JP2725265B2 (ja) * | 1988-01-22 | 1998-03-11 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置 |
JP2713996B2 (ja) * | 1988-06-17 | 1998-02-16 | キヤノン株式会社 | カラー画像信号記録装置 |
JPH04335780A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-24 | Canon Inc | 映像信号記録装置 |
JP4077120B2 (ja) | 1999-07-01 | 2008-04-16 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置および信号処理方法 |
US7428011B1 (en) | 1999-09-02 | 2008-09-23 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
JP4195169B2 (ja) | 2000-03-14 | 2008-12-10 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置および信号処理方法 |
-
1982
- 1982-10-19 JP JP57182043A patent/JPS5972283A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5972283A (ja) | 1984-04-24 |
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