JPWO2008044348A1 - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008044348A1
JPWO2008044348A1 JP2007523910A JP2007523910A JPWO2008044348A1 JP WO2008044348 A1 JPWO2008044348 A1 JP WO2008044348A1 JP 2007523910 A JP2007523910 A JP 2007523910A JP 2007523910 A JP2007523910 A JP 2007523910A JP WO2008044348 A1 JPWO2008044348 A1 JP WO2008044348A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
protection tube
coupling member
cable protection
mold guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007523910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4055826B1 (ja
Inventor
清次 岩井
清次 岩井
志秋 鈴木
志秋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP4055826B1 publication Critical patent/JP4055826B1/ja
Publication of JPWO2008044348A1 publication Critical patent/JPWO2008044348A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/22Installations of cables or lines through walls, floors or ceilings, e.g. into buildings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0025Means for supplying energy to the end effector
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0075Means for protecting the manipulator from its environment or vice versa
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S414/00Material or article handling
    • Y10S414/131Transmission-line guide for a shiftable handler
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm
    • Y10T74/20311Robotic arm including power cable or connector

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

安価でかつロボットの運動性能に悪影響を及ぼさない産業用ロボット関節部の防水・防塵構造を提供する。そのために、マニピュレータの外周の一部に設けられたケーブル通過孔を有し、ケーブル通過孔を通してマニピュレータ内側及び外側に配線したケーブルを備えたマニピュレータ型ロボットにおいて、ケーブル通過孔(4a,4b)付近に、内部を通る1つまたは複数のケーブルの外周を取り巻くモールドガイド(7)を備え、モールドガイド内側を樹脂充填によりモールド処理したモールド処理部(8)を備え、モールドガイドの外側にシール材(14)を備えた。

Description

本発明は産業用ロボットに関し、特に、産業用ロボットの関節部における機内配線ケーブルの防塵や防水の構造に関する。
一般的に、産業用ロボット(以後省略して、「ロボット」という)では、ロボットの各関節軸を駆動するモータやロボットに搭載された溶接用送給装置や各種センサ機器で使用する電気ケーブル、及びエアやガス等を供給するための流体導管などの、各種線条体が配線される。
そして、これら配線線条体には、ロボットの関節部が回転運動する際の屈曲及び捻転動作を受けることによる、機械的耐久性に配慮した屈曲半径及び回転動作範囲といった制約条件があり、また、産業用ロボットが配置される環境や用途により、ロボットの関節部の防塵・防水構造にも配慮する必要がある。
なお、従来のロボットの関節部の防塵・防水構造としては、関節中心部に設けた貫通孔を通して線条体を配線し、アーム開口部をカバー及びパッキンで塞ぐ手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の構成では、線条体を通すための貫通孔を関節軸と同軸上に設けるため、駆動モータを関節軸中心部から避けて配置させる必要があり、これに伴いプーリやタイミングベルトなどの動力伝達系部品及び軸受け機構が増加してしまい、ロボット全体の高コスト化が避けられない。
また、関節部の構造が複雑化することで関節部が大型化して質量が増加する。さらに、減速機に設けた貫通孔に線条体を通しているので、この線条体の本数が増えて貫通孔に通らなくなってしまう場合、貫通孔の大きな大型の減速機を採用する必要が生じる。これに伴ってプーリやモータ等の他の部材も大型のものを採用する必要が生じ、結果として関節部の大型化および質量が増加する。高重量となるとロボット自体の重量が自身の負荷となってしまうので、ロボットの運動性能が低下する。
特開平11−254377号公報
本発明は、上記従来の課題に鑑み、安価でかつロボットの運動性能に悪影響を及ぼさない、ロボットの関節部の防水・防塵構造を提供する。
そのために、本発明の産業用ロボットは、マニピュレータの側面に設けられたケーブル通過孔と、ケーブル通過孔の内側に配置されるモールドガイドと、モールドガイドの内側を通りマニピュレータの内側と外側に配線されるケーブルと、モールドガイドの内側に充填される充填樹脂と、ケーブルの外側に設けられるケーブル保護管と、内側にケーブルを挿通しケーブル保護管の一端側と結合するケーブル保護管固定具と、ケーブル保護管固定具とケーブルとを固定するケーブル固定具と、ケーブル通過孔に設けられ内側にケーブルを挿通する第1の結合部材と、内側にケーブルを挿通し第1の結合部材と結合することでケーブル保護管固定具とモールドガイドとを固定する第2の結合部材とを備えるものである。
この構成によれば、マニピュレータの側面に設けられたケーブル貫通孔部分のみに防塵・防水処理を行うことで、安価でかつ小型な防塵・防水特性を有する関節部構造が実現可能となる。
また、ロボットの各関節軸を駆動するモータやロボットに搭載された溶接用送給装置および各種センサ機器等の仕様変更に伴い、ケーブル及びエア、ガス等を供給するための流体導管等の数量や大きさの変更があった場合でも、関節軸に配置する動力伝達系部品などに影響を与えることなく、容易に対応することができる。
以上のように、本発明によると、マニピュレータの関節部の防塵・防水構造を非常に簡単な構成で実現できる。また、ケーブル及び流体導管等の変更に対しても、動力伝達系部品等に形状変更などの影響を与えることなく、容易に対応できる。
図1は本発明の実施の形態におけるロボットの概略構成を示す斜視図である。 図2は同関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部斜視図である。 図3は同関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部分解図である。 図4は同関節部近傍に設けられたケーブル通過孔付近における防塵・防水構造を示す要部断面図である。
符号の説明
1 第1アーム
2 第2アーム
3 第3アーム
4a,4b ケーブル通過孔
5 ケーブル保護管
6 ケーブル束
7 モールドガイド
8 モールド処理部
9 ケーブル保護管固定具
11 結束バンド(ケーブル固定具)
12 第1の結合部材
13 第2の結合部材
14 第1のシール材
15 第2のシール材
20 マニピュレータ
(実施の形態)
以下、本発明の一実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
図1は本実施の形態における産業用ロボットの概略構成を示す斜視図である。図2はこのロボット関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部斜視図であり、図3は同関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部分解図である。
図4は同関節部近傍に設けられたケーブル通過孔4a、4b付近における防塵・防水構造を示す要部断面図である。
図1に示すように、このロボットは、マニピュレータ20に第1アーム1、第2アーム2、第3アーム3を備えている。
このマニピュレータ20の外周(外表面)の関節部近傍には、ケーブル通過孔4a、4bが設けられ、このケーブル通過孔4a、4bには螺子部(図示せず)が設けられている。なお、この螺子部は、後述する第1の結合部材12に設けられた螺子部と螺合するためのものである。
第2アーム2の側面には、ケーブル保護管5が沿設されている。ケーブル保護管5の内部には、ロボットの各関節軸を駆動するモータやロボットに搭載された溶接用送給装置や各種センサ機器で使用する電気ケーブル(導線等)、及びエアやガス等を供給するための流体導管などの各種線条体(以下、「ケーブル束」と呼ぶ)6を収容している。また、ケーブル保護管5は、図1に示すように、ケーブル通過孔4a、4bを通して、第1アーム1から第3アーム3までの配線処理を行っている。そして、このケーブル保護管5はケーブル束6を保護する機能を有するものであり、一例としては金属バネから構成され、金属線をコイル状に巻回したバネ性を有する略管形状となっている。すなわち、正確な管形状である必要はなく、おおよそ管形状であればよい。
図2から図4に示すように、ケーブル保護管5の内部にはケーブル束6が収容されている。ケーブル保護管5の端部にはモールドガイド7が設けられている。ケーブル保護管5の少なくとも一部がモールドガイド7の内側に配置され、その内部にはケーブル束6が挿通されている。なお、このモールドガイド7の内側にはケーブル保護管5の一端側と螺合可能な溝が形成されており、ケーブル保護管5とモールドガイド7とを螺合することにより、ケーブル保護管5とモールドガイド7とを結合することができる。また、このモールドガイド7は略円筒の形状をしており、例えば樹脂等により形成され、弾性を有していても良い。
モールドガイド7の内側には、ケーブル保護管5およびケーブル束6を隙間なく固着させるためにモールド処理部8が樹脂充填されている。なお、この充填樹脂としてはエポキシ樹脂等を用いても良いし、それ以外の材料を用いても良い。
ケーブル保護管固定具9はケーブル保護管5の一端側と結合され、その内側には、ケーブル束6が挿通される。なお、このケーブル保護管固定具9の内側には、ケーブル保護管5の一端側と螺合可能な溝が形成されており、ケーブル保護管5とケーブル保護管固定具9とを螺合することにより、ケーブル保護管5とケーブル保護管固定具9とを結合する。
ケーブル保護管固定具9とケーブル束6とはケーブル固定具によって固定される。本実施の形態ではこのケーブル固定具として結束バンド11を用いている。ケーブル保護管固定具9には孔が設けられており、結束バンド11をケーブル保護管固定具9の孔を挿通させてケーブル保護管固定具9とケーブル束6とを結束することにより、ケーブル保護管固定具9とケーブル束6とを固定する。
ケーブル通過孔4a、4bには、第1の結合部材12が設けられている。この第1の結合部材12の内側にケーブル束6が挿通されている。この第1の結合部材12の両端表面に螺子部が設けられており、一方の螺子部はケーブル通過孔4a、4bと螺合し、他方の螺子部は後述する第2の結合部材13と螺合するためのものである。
第2の結合部材13は、第1の結合部材12と結合することでモールドガイド7とケーブル保護管固定具9とを固定する。第2の結合部材の内側にもケーブル束6が挿通されている。また、第2の結合部材の内側表面には、第1の結合部材12に設けられた螺子部と螺合可能な螺子部が形成されている。
そして、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することにより、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを結合する。また、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することにより、第1の結合部材12と第2の結合部材13でモールドガイド7とケーブル保護管固定具9とを挟み込んで、モールドガイド7とケーブル保護管固定具9を固定する。
なお、この第2の結合部材13の一例としては、プレッシャーナットを用いることができる。プレッシャーナットを用いることで、単なるナットを用いる場合に比べて、より強固に固定することができる。
第1のシール材14は第1の結合部材12の内周面とモールドガイド7の外周面との隙間をシール処理する。また、第2のシール材15は第1の結合部材12とケーブル通過孔4a、4bとの隙間をシール処理する。なお、これらの第1のシール材14及び第2のシール材15として、弾性を有するシートガスケットを使用しても良いし、その代替としてOリングや液状界面シール材などを使用しても良い。
上記構成により、ケーブル通過孔4a、4bの内側に位置するモールドガイド7の部分にのみ設けたモールド処理部8と、モールドガイド7の外側に設けた第1のシール材14および第2のシール材15により、アーム外部からアーム内部への塵や水等の浸入を防ぐことができる。すなわち、ケーブル通過孔4a、4bを設けた第1アーム1及び第3アーム3の内部空間を防塵・防水構造とすることができる。
また、モールドガイド7が無く、単にケーブル束6のみではこの束の外形が安定せず、このケーブル束6の不安定な外形部分とケーブル通過孔4a、4bとの間で防塵・防水を行うことは非常に困難である。しかしながら、本実施の形態のように、安定したシール外形を有するモールドガイド7を設け、その内部にケーブル束6を通して、モールド処理部8により樹脂充填する構造としたことで、外形(モールドガイド7の外形)が定まったものとなる。従って、第1の結合部材12と第2の結合部材13とで形成される内部空間をモールドガイド7に対応した形状とし、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することにより容易に防塵・防水構造を実現することができる。
そして、ケーブル束6の外形がモールドガイド7の内径より小さい範囲であれば、ケーブル束6を構成する線状体の本数や種類を変更した場合であっても、ケーブル通過孔4a、4bとモールドガイド7とによる防塵・防水構造に影響しない。すなわち、ケーブル通過孔4a、4bを変更する必要もなく、関節軸に配置する動力伝達に関する部品等に影響を与えることもない。
また、仮に、ケーブル束6の仕様変更によって線状体の数量の増加や大きさの変更があり、モールドガイド7に通すことができなくなった場合でも、そのケーブル束6が通るモールドガイド7を別途設け、ケーブル通過孔4a、4bもそれに対応した形状とすることで容易に対応可能となる。従って、従来のロボットのように関節軸に配置する動力伝達系部品等に影響を与えることもなく、防塵・防水構造を実現することができる。
さらに、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを結合することにより固定されたモールドガイド7およびケーブル保護管固定具9はケーブル保護管5と螺合し、モールドガイド7の内側において挿通するケーブル束6とケーブル保護管5をモールド処理により固着させる。それとともに、ケーブル固定具である結束バンド11によってケーブル束6をケーブル保護管固定具9に固定することにより、ケーブル保護管5とケーブル束6が堅剛に固定される。これにより、関節軸の回転動作に影響を受けないケーブル配線部の固定を容易に実現することができる。
以上のように、決まった内部空間と安定したシール外形を有しているモールドガイド7を設け、このモールドガイド7の内側にケーブル束6を通して、モールド処理部8によりモールド処理を施す。モールドガイド7の外側にシール処理を施し、ケーブル保護管5と螺合したケーブル保護管固定具9とケーブル束6をケーブル固定具である結束バンド11により固定する。そして、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することによりモールドガイド7およびケーブル保護管固定具9を固定するだけで、ロボットの外部から内部に対するケーブル配線の防塵・防水構造と、関節軸の回転動作に影響を受けないケーブル配線部の固定を同時に実現することができる。
従って、従来のロボットの防塵・防水構造のように、マニピュレータの関節軸に対して同軸上に中空空間を設けることにより関節部構造を複雑化することなく、簡単な構造で防塵・防水構造を実現することができる。また、従来のロボットのように、防塵・防水構造とすることにより関節部分を大型化させることや重量を増加させることがないので、ロボットの運動性能に悪影響を及ぼすこともない。
なお、本実施の形態では、ケーブル束6は複数の線条体からなる例を示しているが、線条体の数に制限はなく、1つであっても複数であってもよい。
本発明によれば、簡単な構成でロボットの関節部の防水・防塵構造を達成することができ、また、ケーブル束の仕様変更による数量や大きさの変更に対しても、関節軸に配置する動力伝達系部品等に影響を与えることなく、容易に対応可能である。従って、産業用ロボットの関節部構造やケーブル配線処理として非常に有用である。
本発明は産業用ロボットに関し、特に、産業用ロボットの関節部における機内配線ケーブルの防塵や防水の構造に関する。
一般的に、産業用ロボット(以後省略して、「ロボット」という)では、ロボットの各関節軸を駆動するモータやロボットに搭載された溶接用送給装置や各種センサ機器で使用する電気ケーブル、及びエアやガス等を供給するための流体導管などの、各種線条体が配線される。
そして、これら配線線条体には、ロボットの関節部が回転運動する際の屈曲及び捻転動作を受けることによる、機械的耐久性に配慮した屈曲半径及び回転動作範囲といった制約条件があり、また、産業用ロボットが配置される環境や用途により、ロボットの関節部の防塵・防水構造にも配慮する必要がある。
なお、従来のロボットの関節部の防塵・防水構造としては、関節中心部に設けた貫通孔を通して線条体を配線し、アーム開口部をカバー及びパッキンで塞ぐ手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の構成では、線条体を通すための貫通孔を関節軸と同軸上に設けるため、駆動モータを関節軸中心部から避けて配置させる必要があり、これに伴いプーリやタイミングベルトなどの動力伝達系部品及び軸受け機構が増加してしまい、ロボット全体の高コスト化が避けられない。
また、関節部の構造が複雑化することで関節部が大型化して質量が増加する。さらに、減速機に設けた貫通孔に線条体を通しているので、この線条体の本数が増えて貫通孔に通らなくなってしまう場合、貫通孔の大きな大型の減速機を採用する必要が生じる。これに伴ってプーリやモータ等の他の部材も大型のものを採用する必要が生じ、結果として関節部の大型化および質量が増加する。高重量となるとロボット自体の重量が自身の負荷となってしまうので、ロボットの運動性能が低下する。
特開平11−254377号公報
本発明は、上記従来の課題に鑑み、安価でかつロボットの運動性能に悪影響を及ぼさない、ロボットの関節部の防水・防塵構造を提供する。
そのために、本発明の産業用ロボットは、マニピュレータの側面に設けられたケーブル通過孔と、ケーブル通過孔の内側に配置されるモールドガイドと、モールドガイドの内側を通りマニピュレータの内側と外側に配線されるケーブルと、モールドガイドの内側に充填される充填樹脂と、ケーブルの外側に設けられるケーブル保護管と、内側にケーブルを挿通しケーブル保護管の一端側と結合するケーブル保護管固定具と、ケーブル保護管固定具とケーブルとを固定するケーブル固定具と、ケーブル通過孔に設けられ内側にケーブルを挿通する第1の結合部材と、内側にケーブルを挿通し第1の結合部材と結合することでケーブル保護管固定具とモールドガイドとを固定する第2の結合部材とを備えるものである。
この構成によれば、マニピュレータの側面に設けられたケーブル貫通孔部分のみに防塵・防水処理を行うことで、安価でかつ小型な防塵・防水特性を有する関節部構造が実現可能となる。
また、ロボットの各関節軸を駆動するモータやロボットに搭載された溶接用送給装置および各種センサ機器等の仕様変更に伴い、ケーブル及びエア、ガス等を供給するための流体導管等の数量や大きさの変更があった場合でも、関節軸に配置する動力伝達系部品などに影響を与えることなく、容易に対応することができる。
以上のように、本発明によると、マニピュレータの関節部の防塵・防水構造を非常に簡単な構成で実現できる。また、ケーブル及び流体導管等の変更に対しても、動力伝達系部品等に形状変更などの影響を与えることなく、容易に対応できる。
(実施の形態)
以下、本発明の一実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
図1は本実施の形態における産業用ロボットの概略構成を示す斜視図である。図2はこのロボット関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部斜視図であり、図3は同関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部分解図である。
図4は同関節部近傍に設けられたケーブル通過孔4a、4b付近における防塵・防水構造を示す要部断面図である。
図1に示すように、このロボットは、マニピュレータ20に第1アーム1、第2アーム2、第3アーム3を備えている。
このマニピュレータ20の外周(外表面)の関節部近傍には、ケーブル通過孔4a、4bが設けられ、このケーブル通過孔4a、4bには螺子部(図示せず)が設けられている。なお、この螺子部は、後述する第1の結合部材12に設けられた螺子部と螺合するためのものである。
第2アーム2の側面には、ケーブル保護管5が沿設されている。ケーブル保護管5の内部には、ロボットの各関節軸を駆動するモータやロボットに搭載された溶接用送給装置や各種センサ機器で使用する電気ケーブル(導線等)、及びエアやガス等を供給するための流体導管などの各種線条体(以下、「ケーブル束」と呼ぶ)6を収容している。また、ケーブル保護管5は、図1に示すように、ケーブル通過孔4a、4bを通して、第1アーム1から第3アーム3までの配線処理を行っている。そして、このケーブル保護管5はケーブル束6を保護する機能を有するものであり、一例としては金属バネから構成され、金属線をコイル状に巻回したバネ性を有する略管形状となっている。すなわち、正確な管形状である必要はなく、おおよそ管形状であればよい。
図2から図4に示すように、ケーブル保護管5の内部にはケーブル束6が収容されている。ケーブル保護管5の端部にはモールドガイド7が設けられている。ケーブル保護管5の少なくとも一部がモールドガイド7の内側に配置され、その内部にはケーブル束6が挿通されている。なお、このモールドガイド7の内側にはケーブル保護管5の一端側と螺合可能な溝が形成されており、ケーブル保護管5とモールドガイド7とを螺合することにより、ケーブル保護管5とモールドガイド7とを結合することができる。また、このモールドガイド7は略円筒の形状をしており、例えば樹脂等により形成され、弾性を有していても良い。
モールドガイド7の内側には、ケーブル保護管5およびケーブル束6を隙間なく固着させるためにモールド処理部8が樹脂充填されている。なお、この充填樹脂としてはエポキシ樹脂等を用いても良いし、それ以外の材料を用いても良い。
ケーブル保護管固定具9はケーブル保護管5の一端側と結合され、その内側には、ケーブル束6が挿通される。なお、このケーブル保護管固定具9の内側には、ケーブル保護管5の一端側と螺合可能な溝が形成されており、ケーブル保護管5とケーブル保護管固定具9とを螺合することにより、ケーブル保護管5とケーブル保護管固定具9とを結合する。
ケーブル保護管固定具9とケーブル束6とはケーブル固定具によって固定される。本実施の形態ではこのケーブル固定具として結束バンド11を用いている。ケーブル保護管固定具9には孔が設けられており、結束バンド11をケーブル保護管固定具9の孔を挿通させてケーブル保護管固定具9とケーブル束6とを結束することにより、ケーブル保護管固定具9とケーブル束6とを固定する。
ケーブル通過孔4a、4bには、第1の結合部材12が設けられている。この第1の結合部材12の内側にケーブル束6が挿通されている。この第1の結合部材12の両端表面に螺子部が設けられており、一方の螺子部はケーブル通過孔4a、4bと螺合し、他方の螺子部は後述する第2の結合部材13と螺合するためのものである。
第2の結合部材13は、第1の結合部材12と結合することでモールドガイド7とケーブル保護管固定具9とを固定する。第2の結合部材の内側にもケーブル束6が挿通されている。また、第2の結合部材の内側表面には、第1の結合部材12に設けられた螺子部と螺合可能な螺子部が形成されている。
そして、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することにより、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを結合する。また、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することにより、第1の結合部材12と第2の結合部材13でモールドガイド7とケーブル保護管固定具9とを挟み込んで、モールドガイド7とケーブル保護管固定具9を固定する。
なお、この第2の結合部材13の一例としては、プレッシャーナットを用いることができる。プレッシャーナットを用いることで、単なるナットを用いる場合に比べて、より強固に固定することができる。
第1のシール材14は第1の結合部材12の内周面とモールドガイド7の外周面との隙間をシール処理する。また、第2のシール材15は第1の結合部材12とケーブル通過孔4a、4bとの隙間をシール処理する。なお、これらの第1のシール材14及び第2のシール材15として、弾性を有するシートガスケットを使用しても良いし、その代替としてOリングや液状界面シール材などを使用しても良い。
上記構成により、ケーブル通過孔4a、4bの内側に位置するモールドガイド7の部分にのみ設けたモールド処理部8と、モールドガイド7の外側に設けた第1のシール材14および第2のシール材15により、アーム外部からアーム内部への塵や水等の浸入を防ぐことができる。すなわち、ケーブル通過孔4a、4bを設けた第1アーム1及び第3アーム3の内部空間を防塵・防水構造とすることができる。
また、モールドガイド7が無く、単にケーブル束6のみではこの束の外形が安定せず、このケーブル束6の不安定な外形部分とケーブル通過孔4a、4bとの間で防塵・防水を行うことは非常に困難である。しかしながら、本実施の形態のように、安定したシール外形を有するモールドガイド7を設け、その内部にケーブル束6を通して、モールド処理部8により樹脂充填する構造としたことで、外形(モールドガイド7の外形)が定まったものとなる。従って、第1の結合部材12と第2の結合部材13とで形成される内部空間をモールドガイド7に対応した形状とし、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することにより容易に防塵・防水構造を実現することができる。
そして、ケーブル束6の外形がモールドガイド7の内径より小さい範囲であれば、ケーブル束6を構成する線状体の本数や種類を変更した場合であっても、ケーブル通過孔4a、4bとモールドガイド7とによる防塵・防水構造に影響しない。すなわち、ケーブル通過孔4a、4bを変更する必要もなく、関節軸に配置する動力伝達に関する部品等に影響を与えることもない。
また、仮に、ケーブル束6の仕様変更によって線状体の数量の増加や大きさの変更があり、モールドガイド7に通すことができなくなった場合でも、そのケーブル束6が通るモールドガイド7を別途設け、ケーブル通過孔4a、4bもそれに対応した形状とすることで容易に対応可能となる。従って、従来のロボットのように関節軸に配置する動力伝達系部品等に影響を与えることもなく、防塵・防水構造を実現することができる。
さらに、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを結合することにより固定されたモールドガイド7およびケーブル保護管固定具9はケーブル保護管5と螺合し、モールドガイド7の内側において挿通するケーブル束6とケーブル保護管5をモールド処理により固着させる。それとともに、ケーブル固定具である結束バンド11によってケーブル束6をケーブル保護管固定具9に固定することにより、ケーブル保護管5とケーブル束6が堅剛に固定される。これにより、関節軸の回転動作に影響を受けないケーブル配線部の固定を容易に実現することができる。
以上のように、決まった内部空間と安定したシール外形を有しているモールドガイド7を設け、このモールドガイド7の内側にケーブル束6を通して、モールド処理部8によりモールド処理を施す。モールドガイド7の外側にシール処理を施し、ケーブル保護管5と螺合したケーブル保護管固定具9とケーブル束6をケーブル固定具である結束バンド11により固定する。そして、第1の結合部材12と第2の結合部材13とを螺合することによりモールドガイド7およびケーブル保護管固定具9を固定するだけで、ロボットの外部から内部に対するケーブル配線の防塵・防水構造と、関節軸の回転動作に影響を受けないケーブル配線部の固定を同時に実現することができる。
従って、従来のロボットの防塵・防水構造のように、マニピュレータの関節軸に対して同軸上に中空空間を設けることにより関節部構造を複雑化することなく、簡単な構造で防塵・防水構造を実現することができる。また、従来のロボットのように、防塵・防水構造とすることにより関節部分を大型化させることや重量を増加させることがないので、ロボットの運動性能に悪影響を及ぼすこともない。
なお、本実施の形態では、ケーブル束6は複数の線条体からなる例を示しているが、線条体の数に制限はなく、1つであっても複数であってもよい。
本発明によれば、簡単な構成でロボットの関節部の防水・防塵構造を達成することができ、また、ケーブル束の仕様変更による数量や大きさの変更に対しても、関節軸に配置する動力伝達系部品等に影響を与えることなく、容易に対応可能である。従って、産業用ロボットの関節部構造やケーブル配線処理として非常に有用である。
図1は本発明の実施の形態におけるロボットの概略構成を示す斜視図 図2は同関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部斜視図 図3は同関節部の防塵・防水構造の概略構成を示す要部分解図 図4は同関節部近傍に設けられたケーブル通過孔付近における防塵・防水構造を示す要部断面図
符号の説明
1 第1アーム
2 第2アーム
3 第3アーム
4a,4b ケーブル通過孔
5 ケーブル保護管
6 ケーブル束
7 モールドガイド
8 モールド処理部
9 ケーブル保護管固定具
11 結束バンド(ケーブル固定具)
12 第1の結合部材
13 第2の結合部材
14 第1のシール材
15 第2のシール材
20 マニピュレータ

Claims (9)

  1. マニピュレータの側面に設けられたケーブル通過孔と、
    前記ケーブル通過孔を通り前記マニピュレータの内側と外側に配線されるケーブルと、
    前記ケーブルの外側に設けられるケーブル保護管と、
    内側に前記ケーブルを挿通し前記ケーブル保護管の一端側と結合するケーブル保護管固定具と、
    前記ケーブル保護管固定具と前記ケーブルとを固定するケーブル固定具と、
    前記ケーブル通過孔に設けられ内側に前記ケーブルを挿通する第1の結合部材と、
    前記ケーブル保護管固定具と前記第1の結合部材の内側に配置されるモールドガイドと、
    前記モールドガイドの内側に充填される充填樹脂と、
    内側に前記ケーブルを挿通し前記第1の結合部材と結合することで前記ケーブル保護管固定具と前記モールドガイドとを固定する第2の結合部材と
    を備えた産業用ロボット。
  2. 前記ケーブル保護管は金属線をコイル状に巻回したバネ性を有する管形状であり、
    前記ケーブル保護管固定具は内側に前記ケーブル保護管の一端側と螺合可能な溝が形成されており、
    前記ケーブル保護管と前記ケーブル保護管固定具とを螺合することにより前記ケーブル保護管と前記ケーブル保護管固定具とを結合する請求項1記載の産業用ロボット。
  3. 前記ケーブル保護管は金属線をコイル状に巻回したバネ性を有する管形状であり、
    前記モールドガイドは内側に前記ケーブル保護管の一端側と螺合可能な溝が形成されており、前記モールドガイドと前記ケーブル保護管とを螺合することにより前記モールドガイドと前記ケーブル保護管とを結合する請求項1記載の産業用ロボット。
  4. 前記ケーブル固定具は結束バンドであり、
    前記ケーブル保護管固定具には孔が設けられており、
    前記結束バンドを前記ケーブル保護管固定具の孔を挿通させて前記ケーブル保護管固定具と前記ケーブルとを結束することにより前記ケーブル保護管固定具と前記ケーブルとを固定する請求項1記載の産業用ロボット。
  5. マニピュレータの側面に設けられたケーブル通過孔と、
    前記ケーブル通過孔を通り前記マニピュレータの内側と外側に配線されるケーブルと、
    前記ケーブル通過孔に設けられ内側に前記ケーブルを挿通する第1の結合部材と、
    前記第1の結合部材の内側に少なくともその一部が配置されるモールドガイドと、
    前記ケーブルの外側に設けられ少なくとも一部が前記モールドガイドの内側に位置するケーブル保護管と、
    前記モールドガイドの内側に充填される充填樹脂と、
    内側に前記ケーブルを挿通し前記第1の結合部材と結合することで前記モールドガイドを固定する第2の結合部材と
    を備えた産業用ロボット。
  6. 複数の前記ケーブルを前記モールドガイドの内側に挿通させた請求項1から5のいずれか1項に記載の産業用ロボット。
  7. 前記第1の結合部材は表面にねじ山を有するコネクタであり、
    前記第2の結合部材はプレッシャーナットであり、
    前記第1の結合部材と前記第2の結合部材とは螺合することで互いに結合する請求項1から5のいずれか1項に記載の産業用ロボット。
  8. 前記第1の結合部材の内周面と前記モールドガイドの外周面との隙間をシール材によりシール処理した請求項1から5のいずれか1項に記載の産業用ロボット。
  9. 前記第1の結合部材と前記ケーブル通過孔との隙間をシール材によりシール処理した請求項8記載の産業用ロボット。
JP2007523910A 2006-10-13 2007-03-26 産業用ロボット Expired - Fee Related JP4055826B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280068 2006-10-13
JP2006280068 2006-10-13
PCT/JP2007/056154 WO2008044348A1 (fr) 2006-10-13 2007-03-26 Robot industriel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4055826B1 JP4055826B1 (ja) 2008-03-05
JPWO2008044348A1 true JPWO2008044348A1 (ja) 2010-02-04

Family

ID=39243615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007523910A Expired - Fee Related JP4055826B1 (ja) 2006-10-13 2007-03-26 産業用ロボット

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7806019B2 (ja)
EP (1) EP1950011B1 (ja)
JP (1) JP4055826B1 (ja)
CN (1) CN101309784B (ja)
AT (1) ATE455626T1 (ja)
DE (1) DE602007004430D1 (ja)
WO (1) WO2008044348A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE0303539D0 (sv) * 2003-12-22 2003-12-22 Abb Ab Anordning för en industrirobot
CN102079094B (zh) * 2009-11-26 2013-11-06 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 机器人结构
KR101259681B1 (ko) * 2008-05-09 2013-05-02 가와사키 쥬코교 가부시키가이샤 물품반송 로봇장치
US8627741B2 (en) * 2008-11-04 2014-01-14 Abb Technology Ab Process turning disc, a robot arm comprising a process turning disc, a robot and a use of a process turning disc
CN101774178A (zh) * 2009-01-09 2010-07-14 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 机械手臂
DE102009043405B3 (de) * 2009-09-29 2011-04-07 Kuka Roboter Gmbh Industrieroboter mit einem Gewichtsausgleichssystem
CN102114629B (zh) * 2009-12-30 2014-06-25 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 机器人结构
JP5450223B2 (ja) * 2010-04-14 2014-03-26 株式会社ダイヘン 産業用ロボット
CN103056877B (zh) * 2011-10-21 2015-07-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 机械手
JP5346105B2 (ja) * 2012-03-27 2013-11-20 ファナック株式会社 線条体処理装置
JP2013212560A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Seiko Epson Corp ロボットシステムおよびロボット
US9579806B2 (en) * 2012-08-23 2017-02-28 Rethink Robotics, Inc. Robotic power and signal distribution using laminated cable with separator webs
JP5884785B2 (ja) * 2013-07-30 2016-03-15 株式会社安川電機 ロボット
EP2835226A1 (en) * 2013-08-09 2015-02-11 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Wiring structure for robot arm
DE102014225288A1 (de) * 2014-12-09 2016-06-09 Zf Friedrichshafen Ag Wankstabilisierungssystem für ein Kraftfahrzeug
JP2016132076A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 川崎重工業株式会社 産業用ロボット
JP5975129B1 (ja) 2015-03-02 2016-08-23 株式会社安川電機 ロボット
JP6582520B2 (ja) * 2015-04-28 2019-10-02 セイコーエプソン株式会社 ロボット
DE102015210570A1 (de) * 2015-06-09 2016-12-15 Kuka Roboter Gmbh Leitungsführungsvorrichtung eines Industrieroboters
JP6441254B2 (ja) * 2016-04-05 2018-12-19 ファナック株式会社 ロボットの線条体処理構造
DE102016206921A1 (de) * 2016-04-22 2017-10-26 Kuka Roboter Gmbh Roboterarm mit einer Anschlussbuchse für eine Versorgungsleitung
CN106695867B (zh) * 2017-01-04 2019-01-18 南京航空航天大学 基于中空超声电机且带有支架和波纹管的机器人手腕
CN106671126B (zh) * 2017-01-04 2019-01-18 南京航空航天大学 基于中空超声电机且带有支架和双波纹管的机器人手腕
JP2019048360A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 セイコーエプソン株式会社 ロボット、及びロボットシステム
JP6985309B2 (ja) * 2019-01-24 2021-12-22 ファナック株式会社 ロボットの線条体処理構造および線条体増設用固定部材
CN111618909A (zh) * 2020-05-29 2020-09-04 羊泰丞 一种工业用自动化机械臂控制系统
JPWO2023026434A1 (ja) 2021-08-26 2023-03-02

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1911652A1 (de) * 1969-03-07 1970-09-17 Lapp Kg U I Kabelverschraubung
US4797513A (en) * 1987-11-25 1989-01-10 Yazaki Corporation Grommet with wires sealed thereto and method of forming same
JPH0857793A (ja) * 1994-08-17 1996-03-05 Toshiba Corp 産業用ロボット
JPH09109085A (ja) * 1995-10-11 1997-04-28 Shibaura Eng Works Co Ltd ケーブルの出入部材
JPH11254377A (ja) 1998-03-10 1999-09-21 Denso Corp ロボット
JPH11277481A (ja) 1998-03-27 1999-10-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 産業用電動ロボット
SE513887C2 (sv) 1998-10-16 2000-11-20 Abb Ab Industrirobot samt styrorgan för kablage för en industrirobot samt användning av styrorganet
JP4193632B2 (ja) * 2003-02-04 2008-12-10 コニカミノルタホールディングス株式会社 トナー製造方法
JP4177176B2 (ja) 2003-06-04 2008-11-05 株式会社日立ハイテクノロジーズ マイクロハンド

Also Published As

Publication number Publication date
CN101309784A (zh) 2008-11-19
JP4055826B1 (ja) 2008-03-05
EP1950011A1 (en) 2008-07-30
DE602007004430D1 (de) 2010-03-11
ATE455626T1 (de) 2010-02-15
CN101309784B (zh) 2010-06-09
EP1950011B1 (en) 2010-01-20
US7806019B2 (en) 2010-10-05
WO2008044348A1 (fr) 2008-04-17
EP1950011A4 (en) 2009-02-04
US20090249915A1 (en) 2009-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4055826B1 (ja) 産業用ロボット
JP2006289589A (ja) 産業用ロボット
US9770831B2 (en) Industrial robot
US20040261563A1 (en) Robot
JP5375353B2 (ja) ロボット回転軸のケーブル保持構造
US8893577B2 (en) Umbilical member arrangement unit of robot arm section
US20210143619A1 (en) Robot linear-object unit and linear-object routing method
US20140020498A1 (en) Umbilical member arrangement structure of industrial robot having hollow member
EP1531029B1 (en) Cable distribution and support equipment for sensor in robot system
CN104245249A (zh) 机器人关节构造
JP2007015053A (ja) 産業用ロボット
US20180351341A1 (en) Wire seal for providing ingress protection
JP2007044767A (ja) 産業用ロボット
JP2016203331A (ja) ロボット
JP2006525130A (ja) 産業用ロボット
JP2009226567A (ja) スカラ型ロボット
JP7303070B2 (ja) 複合ケーブル用中継装置
KR101310982B1 (ko) 케이블 그랜드
CN111628456B (zh) 电缆的固定结构
KR200256940Y1 (ko) 전선보호관 체결구
JP4810989B2 (ja) 減速機一体型アクチュエータ
WO2023047481A1 (ja) エアパージ機構、ロボットおよびエアパージ方法
TW202319201A (zh) 線條體固定構造、機械、機器人及致動器
JP2008171592A (ja) 電線組立体の取付構造
KR200274795Y1 (ko) 산업용로보트의 손목부 케이블 배선구조

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4055826

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070531

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070608

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees