JPWO2008038499A1 - 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
表示制御装置(100)は、所定の範囲の地図情報を表示する表示部(110)を制御する。検索部(101)は、所定の地点の位置を検索する。判断部(102)は、検索部(101)によって検索された所定の地点の位置が、表示部(110)によって表示された地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する。制御部(103)は、判断部(102)によって所定の地点の位置が地図情報の表示範囲内にないと判断された場合、所定の地点の位置を示す表示を表示部(110)に表示させる。また、制御部(103)は、所定の地点の位置を示す表示に所定の操作がおこなわれた場合、表示部(110)による地図情報の表示範囲を所定の地点の方向に変化させる。
Description
この発明は、地図情報上に任意の地点の位置を表示する表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、ナビゲーション装置などで、ジャンルや名称などを指定して地物の位置を検索する検索機能が知られている。検索機能によって地物の検索をおこなった場合、ナビゲーション装置は、検索された地物の名称や所在地、現在位置からの距離などを画面上にリスト表示する。そして、リスト中の地物が指定されると、その地物の周辺地図を画面上に表示する。ユーザは、表示された検索結果を元に目的地点や立ち寄り地点となる地物を決定する。
また、目的地に到達するための方向を容易に判断することができるようにするため、目的地を設定するための目的地設定手段と、地図画面のスクロール操作の有無を検出するスクロール検出手段と、該スクロール検出手段により前記スクロール操作があることが検出されたときに、前記地図画面内の所定位置における前記設定された目的地の方向を報知する報知手段とを有するナビゲーション装置が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、上述した従来技術のように地物の検索結果をリスト表示すると、それぞれの地物の位置を知るには、リストからそれぞれの地物を選択して位置を確かめなければならない。このため、目的地点などとする地物の選択を迅速におこなうことができず、ユーザが検索機能を有効に活用し得ないという問題点が一例として挙げられる。
また、上述した特許文献1の技術によれば、目的地点や最適経路の方向は知ることができるものの、目的地点や最適経路を画面上に表示させるには、ユーザによるスクロール操作が必要となる。運転中は画面操作をおこなうことが困難であり、ユーザは目的地点や最適経路の位置を迅速に知ることができないという問題点が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる表示制御装置は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御装置であって、所定の地点の位置を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された所定の地点の位置が、前記表示手段によって表示された地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記所定の地点の位置が前記地図情報の表示範囲内にないと判断された場合、前記所定の地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる表示制御装置は、自装置の現在位置を含む所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御装置であって、所定の地点の位置を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された所定の地点の位置であり、かつ前記表示手段によって表示された前記所定の範囲の地図情報に存在しない所定の地点の位置であって、当該所定の地点を示す前記自装置の現在位置を基準とした表示態様を、前記所定の範囲の地図情報に重畳して表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる表示制御方法は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御方法であって、所定の地点の位置を検索する検索工程と、前記検索工程で検索された所定の地点の位置が、前記表示手段によって表示された地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する判断工程と、前記判断工程で前記所定の地点の位置が前記地図情報の表示範囲内にないと判断された場合、前記所定の地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる表示制御方法は、自装置の現在位置を含む所定の範囲の地図情報を表示する表示装置を制御する表示制御方法であって、所定の地点の位置を検索する検索工程と、前記検索工程で検索された所定の地点の位置であり、かつ前記表示装置によって表示された前記所定の範囲の地図情報に存在しない所定の地点の位置であって、当該所定の地点を示す前記自装置の現在位置を基準とした表示態様を、前記所定の範囲の地図情報に重畳して表示させる制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる表示制御プログラムは、請求項11または12に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかる記録媒体は、請求項13に記載の表示制御プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
100 表示制御装置
101 検索部
102 判断部
103 制御部
110 表示部
101 検索部
102 判断部
103 制御部
110 表示部
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、検索部101、判断部102、制御部103によって構成され、所定の範囲の地図情報を表示する表示部110を制御する。
はじめに、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、検索部101、判断部102、制御部103によって構成され、所定の範囲の地図情報を表示する表示部110を制御する。
表示部110は、所定の範囲の地図情報を表示する。表示部110は、たとえば、自装置や表示制御装置100の現在位置を中心とした所定範囲の地図情報を表示する。表示部110は、たとえば、操作入力用のタッチパネル面を有しており、表示部110に表示されたアイコンなどにタッチ操作がおこなわれることによって、ユーザからの操作入力を受け付けることができる。
検索部101は、所定の地点の位置を検索する。検索部101は、たとえば、ユーザから指定されたジャンルの地物の位置や、ユーザから指定された名称の地物の位置などを検索する。検索部101によって検索される地点は、複数であってもよい。たとえば、所定の地点の種類を選択する選択部を備え、検索部101は、選択部によって選択された種類に該当する複数の地点の位置を検索することとしてもよい。
判断部102は、検索部101によって検索された所定の地点の位置が、表示部110に表示された地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する。判断部102は、たとえば、所定の地点の緯度経度が、表示部110が表示している地図情報の緯度経度に含まれるかを判断することによって、所定の地点の位置が地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する。
制御部103は、判断部102によって所定の地点の位置が地図情報の表示範囲内にないと判断された場合、検索された所定の地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を表示部110に表示させる。また、制御部103は、地点表示に所定の操作がおこなわれた場合、表示部110による地図情報の表示範囲を所定の地点の方向に変化させる。
制御部103は、たとえば、地図情報上の任意の地点に対する所定の地点の方向情報、または、任意の地点から所定の地点までの距離情報のうち少なくともいずれかを含む地点情報を表示部110に表示させる。具体的には、たとえば、矢印マークなどのアイコンや所定の地点の距離を示すテキスト情報などを地点表示として表示してもよい。また、所定の地点の名称や属性などを地点表示として表示してもよい。制御部103は、たとえば、表示部110の表示範囲のうち、自装置の現在位置と所定の地点の位置とを結んだ直線上に地点情報を表示する。
また、制御部103は、地点表示に所定の地点までの距離情報が含まれている場合、地点表示が操作され、地図情報の表示範囲が変化した際に、距離情報の表示を変更することとしてもよい。また、制御部103は、地点表示が操作された結果、表示部110による地図情報の表示範囲に所定の地点の位置が含まれた場合、地図情報の表示範囲を自装置の現在位置の方向に変化させるための指示入力用情報を表示部110に表示させることとしてもよい。
また、制御部103は、地点表示への操作の態様に基づいて、表示範囲の変化の態様を変更することとしてもよい。具体的には、たとえば、表示部110がタッチパネル面を有している場合、表示部110に表示された地点表示が長押しされた場合は、所定の地点の位置に向かって地図情報の表示範囲をスクロールさせる。また、表示部110に表示された地点表示が短押しされた場合は、所定の地点の位置を中心とした地図情報に表示を切り替える、などのように、表示範囲の変化の態様を変更することとしてもよい。
また、制御部103は、複数の地点表示が表示部110に表示されている状態において、少なくとも一の地点表示を選択する指令がなされた場合には、当該地点表示が示す地点を所望の地点として登録することとしてもよい。所望の地点とは、たとえば、経路探索における目的地点や、その地点に関するより詳細な情報の表示を所望する地点などである。
つぎに、表示制御装置100による地図情報表示処理について説明する。図2は、表示制御装置による地図情報表示処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、表示制御装置100は、表示部110に所定の範囲の地図情報を表示させている(ステップS201)。
つぎに、検索部101によって、所定の地点の位置を検索する(ステップS202)。つづいて、判断部102によって、検索された所定の地点の位置が、表示部110が表示する地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する(ステップS203)。地図情報の表示範囲内にある場合は(ステップS203:Yes)、そのまま本フローチャートによる処理を終了する。
一方、地図情報の表示範囲内にない場合(ステップS203:No)、制御部103は、表示部110に所定の地点の位置を示す地点表示を表示させる(ステップS204)。そして、地点表示が操作されるまでは(ステップS205:No)、ステップS203に戻り、以降の処理を継続する。
地点表示が操作されると(ステップS205:Yes)、制御部103は、表示部110による地図情報の表示範囲を所定の位置の方向に変化させて(ステップS206)、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、たとえば、表示部110は自装置の現在位置を含む所定の範囲の地図情報を表示することとし、検索部101は所定の地点の位置を検索し、制御部103は検索部101によって検索された所定の地点の位置であり、かつ表示部110によって表示された所定の範囲の地図情報に存在しない所定の地点の位置であって、当該所定の地点を示す自装置の現在位置を基準とした表示態様(地点表示)を、所定の範囲の地図情報に重畳して表示させることとしてもよい。すなわち、判断部102を不要とする構成としてもよい。
この場合、たとえば、制御部103は、検索部101によって複数の地点が検索された場合、検索された複数の地点の位置のうち、表示部110によって表示された所定の範囲の地図情報に存在しない地点の位置を示す自装置の現在位置を基準とした表示態様を表示させる。
以上説明したように、表示制御装置100によれば、所定の地点の位置を検索した検索結果が、表示部110に表示された地図情報の範囲にない場合に、所定の地点の位置を示す地点表示を表示部110に表示させる。これにより、検索された地点が表示中の地図情報にない場合であっても、検索された地点の地図情報上における位置を、簡便にユーザに知らせることができる。
地点表示は、検索された地点の方向や距離の情報を含むため、地図情報の表示範囲を変更することなく、検索された地点の方向や距離などを報知することができる。特に、ユーザが移動体の運転などをおこなっている場合は、表示部110を長時間注視するのが困難であるが、検索された地点の方向情報や距離情報などを表示することによって、検索結果をより迅速に把握させることができる。
また、ユーザは、地点情報に操作をおこなうことによって、地図情報の表示範囲を検索された地点の方向に向けて変化させることができる。このため、検索された地点の地図情報上における位置を、より詳細にユーザに知らせることができる。
つぎに、上述した実施の形態にかかる表示制御装置100の実施例について説明する。以下の実施例においては、表示制御装置100を、車両に搭載されたナビゲーション装置300による施設検索結果の表示に適用した場合について説明する。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
まず、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。また、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。また、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、案内音生成プログラム、通信プログラムなどのプログラムを記録している。
RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがって光ディスク307からデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305、光ディスク307に記録される情報の他の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、ディスプレイ313の表示画面において2次元または3次元に描画される。ナビゲーション装置300が経路誘導中の場合は、地図情報と後述するGPSユニット315によって取得された自車の現在地点とが重ねて表示されることとなる。
地図情報の背景データには、地図上の各地点の緯度経度情報の他、各種地物の代表地点の緯度経度情報や詳細情報が含まれている。このため、たとえば、後述するディスプレイ313に表示された地図情報上の1点をユーザによって指定された場合、CPU301によって、指定された地点の緯度経度情報を地図情報から抽出することができる。
また、ユーザから指定された名称やジャンルに該当する施設や地物をCPU301によって検索して、その代表地点の緯度経度情報や営業情報などを地図情報から抽出することができる(以下、この機能を「施設検索機能」という)。施設検索機能によって検索された施設や地物は、経路探索や経路誘導の目的地点や立ち寄り地点に設定することができる。
なお、本実施例では地図情報を磁気ディスク305、光ディスク307に記録するようにしたが、これに限るものではない。地図情報は、ナビゲーション装置300のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ナビゲーション装置300外部に設けられていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信I/F314を通じて、通信ネットワークを介して地図情報を取得する。取得された地図情報はRAM303などに記憶される。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。また、スピーカ310からは音声が出力される。また、入力デバイス311は、ユーザからの文字、数値、各種指示などを入力するためのデバイスであり、たとえば、タッチパネル、リモコン、キーボード、操作ボタン、マウスなどが挙げられる。
映像I/F312は、ディスプレイ313と接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ313を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ313は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ313の表面にはタッチパネル面が設けられ、ユーザからの指示入力を受け付ける入力デバイス311として機能させることができる。
通信I/F314は、無線を介して通信ネットワークに接続され、他のナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314を介したナビゲーション装置300間の通信は、直接おこなってもよいし、所定の基地局を介しておこなってもよい。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線通信機器、およびその他の通信機器によって構成される。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点(ナビゲーション装置300の現在地点)を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ316の出力情報は、CPU301による現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定に用いられる。
なお、図1に示した実施の形態にかかる表示制御装置100の構成のうち、表示部110は映像I/F312およびディスプレイ313によって、検索部101、判断部102、制御部103はCPU301によって、それぞれの機能を実現する。
(ナビゲーション装置300の施設検索機能)
つづいて、ナビゲーション装置300の施設検索機能の詳細について説明する。前述のように、ナビゲーション装置300は、施設検索機能によって地図情報から所望の施設や地物を検索することができる。ユーザは、施設検索機能によって検索された施設や地物を、経路探索や経路誘導の目的地点や立ち寄り地点に設定することができる。
つづいて、ナビゲーション装置300の施設検索機能の詳細について説明する。前述のように、ナビゲーション装置300は、施設検索機能によって地図情報から所望の施設や地物を検索することができる。ユーザは、施設検索機能によって検索された施設や地物を、経路探索や経路誘導の目的地点や立ち寄り地点に設定することができる。
ここで、ユーザは施設検索機能の検索結果を元にして、どの施設を目的地点や立ち寄り地点にするのが適切であるかを判断する。この判断の判断材料となるのは、たとえば、現在位置からの距離や方向、現在走行中の経路上にあるか否か、などの要素である。施設検索機能の検索結果の表示においては、ユーザにこれらの要素を迅速に知らせる必要がある。
施設検索機能の検索結果をテキストなどによってリスト表示することも可能であるが、この場合、ユーザは上述したような判断材料を直感的に知ることができず、迅速な判断をおこなうのが困難な場合がある。
また、施設検索機能の検索結果を、ディスプレイ313に表示された地図情報上に表示する、具体的には、たとえば、検索された施設の地図上の位置に検索された施設であることを示すアイコンなどを表示させるなどの方法が考えられる。この場合、表示中の地図上にすべての検索結果を表示することが困難な可能性が高い。表示中の地図の縮尺を変更して、すべての検索結果を表示することも可能であるが、縮尺によっては周辺道路の詳細を知ることができず、検索結果の施設周辺を拡大表示させる必要が生じる場合がある。
このため、ナビゲーション装置300は、施設検索機能の検索結果が現在表示中の地図に表示できる場合には、検索結果であることを示す表示を現在の地図上におこない、現在表示中の地図に表示できない場合には、検索結果の施設の名称や方向、距離などを示すアイコン(以下、「検索結果アイコン」という)を表示する。また、ナビゲーション装置300は、このアイコンがタッチ操作されると、地図の表示を検索結果の施設に向けて変更する。これにより、ユーザは、目的地点や立ち寄り地点とする施設を、検索結果の中から迅速に選択することができる。
図4は、施設検索の検索結果の表示画面の一例を示す説明図である。図4は、施設検索機能によってコンビニエンスストアを検索した場合の検索結果を示している。ディスプレイ313には、ナビゲーション装置300が搭載された車両の現在位置(すなわち、ナビゲーション装置300の現在位置)Pおよび現在位置P周辺の地図情報MP1が表示されている。また、地図情報MP上には、ナビゲーション装置300によって探索された経路Rが表示されている。ナビゲーション装置300は、経路Rに沿って走行するよう経路誘導をおこなっている。
施設検索機能によって検索されたコンビニエンスストア(検索結果)は、アイコンI1〜I4によって示されている。アイコンI1は、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にあるコンビニエンスストア(コンビニ)Aを示している。コンビニエンスストアAは、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にあるため、アイコンI1には、コンビニエンスストアの名称表示a(たとえば、「コンビニA」)および車両の現在位置Pからの距離表示b(たとえば、「150m」)が表示されている。
また、アイコンI2〜I4は、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にないコンビニエンスストアB〜Dを示している。コンビニエンスストアB〜Dは、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にない、アイコンI2〜I4は、コンビニエンスストアの名称表示aおよび車両の現在位置Pからの距離表示bの他、車両の現在位置からそれぞれのコンビニエンスストアB〜Dの方向を示す矢印アイコンcが表示されている。
アイコンI2〜I4に対して、所定の操作をおこなうと、それぞれのアイコンI2〜I4が示すコンビニエンスストアの位置周辺にディスプレイ313の地図表示を移動(スクロール)させることができる。所定の操作とは、たとえば、ディスプレイ313に表示されたアイコンI2〜I4をタッチしたり、ディスプレイ313に表示されたカーソルをリモコンなどの入力デバイス311を用いてアイコンI2〜I4の位置に合わせて所定のボタンを押下するなどである。また、たとえば、ナビゲーション装置300の本体に設けられた操作用ボタンやリモコンなどにアイコンI2〜I4に対応するボタンを設け、そのボタンを押下するなどしてもよい。さらに、アイコンI2〜I4に対して所定の操作(たとえば、入力デバイス311の複数のキーを同時に押下するなど)をおこなった場合、そのアイコンが示す施設を目的地点や立ち寄り地点として設定したり、その施設に関するより詳細な情報をディスプレイ313に表示させることとしてもよい。
図5は、検索結果を示すアイコンに操作をおこなった場合の表示画面の一例を示す説明図である。図5では、図4に示したアイコンI2に対して操作をおこなった後の表示画面を示している。アイコンI2は、コンビニエンスストアBを示すため、アイコンI2に操作をおこなうと、ディスプレイ313の表示はコンビニエンスストアB周辺の地図情報MP2に変更される。地図情報MP2の表示中心位置はアイコンSによって示される。
コンビニエンスストアBは、アイコンI5によって示されている。アイコンI5には、コンビニエンスストアBの名称表示aが示されている。地図情報MPにおいて、コンビニエンスストアBの位置は、アイコンSで示される地図情報MP2の表示中心位置とほぼ一致しているため、距離表示はおこなわれていない。
この他に、地図情報MP2には、車両の現在位置を示すアイコンI6が示されている。アイコンI2への操作によって、ディスプレイ313の表示範囲が地図情報MP2のように変更されたため、車両の現在位置Pは表示範囲から外れている。アイコンI6には、アイコンSで示される地図情報MP2の表示中心位置から車両の現在位置までの距離表示および車両の現在位置の方向を示す矢印アイコンが表示されている。アイコンI6に対して所定の操作をおこなうと、ディスプレイ313の地図表示を車両の現在位置周辺に移動させることができる。このように、車両の現在位置を示すアイコンI6は、車両の現在位置P(図4参照)がディスプレイ313の表示範囲から外れた場合、すぐに表示してもよいし、操作されたアイコンが示す検索結果(アイコンI2であれば、コンビニエンスストアB)の位置までディスプレイ313の地図表示が変更してから表示してもよい。
また、アイコンI7は、地図表示MP1上に表示されていたコンビニエンスストアAを示している。コンビニエンスストアAも、車両の現在位置と同様に、アイコンI2への操作によって、ディスプレイ313の表示範囲から外れることとなったため、アイコンI7のように表示されている。アイコンI7には、コンビニエンスストアAの名称表示、地図情報MP2の表示中心位置からコンビニエンスストアAまでの距離表示、コンビニエンスストアAの方向を示す矢印アイコンが表示されている。アイコンI7に対して所定の操作をおこなうと、ディスプレイ313の地図表示をコンビニエンスストアAの周辺に移動させることができる。
また、アイコンI8は、車両の立ち寄り地を示す。前述したように、車両は図5中太線で示す経路Rに沿って走行している。アイコンI8には、経路Rの先にある立ち寄り地までの距離表示、立ち寄り地の方向を示す矢印アイコンなどが表示されている。アイコンI8に対して所定の操作をおこなうと、ディスプレイ313の地図表示を立ち寄り地の周辺に移動させることができる。
なお、上述した図5の説明では、アイコンの距離表示を表示画面の中心位置(たとえばアイコンSの位置)を基準としておこなったが、車両の現在位置からの距離を基準としておこなってもよい。また、アイコンの距離表示を表示画面の中心位置を基準とする場合、スクロール中は表示画面の中心位置が変化して、表示画面の中心位置とアイコンが示す施設との距離が変化する。このため、スクロールに合わせて、ディスプレイ313に表示されるアイコンの距離表示を変更させてもよい。
また、ディスプレイ313の表示範囲の変更態様を、アイコンへの操作態様に合わせて変化させてもよい。たとえば、アイコンが長押しされたらアイコンが示す検索結果の位置周辺へと地図表示をスクロールさせ、アイコンが短押しされたらスクロールさせることなく検索結果の位置周辺へと地図表示を切り替えることとしてもよい。また、スクロールの方法としては、スクロールの開始位置から終了位置を結ぶ直線に沿ってスクロールさせてもよいし、スクロールの開始位置から終了位置を結ぶ経路に沿ってスクロールさせてもよい。
また、上述した説明では、距離情報を数値によって示したが、たとえば、矢印アイコンの大きさや太さ、長さ、色などを、アイコンが示す施設までの距離に基づいて変更することによって、距離情報としてもよい。たとえば、矢印アイコンの大きさが大きいほど、アイコンが示す施設までの距離が長いことを示したり、赤・黄・緑の順にアイコンが示す施設までの距離が長いことを示す、などとしてもよい。これにより、運転中など、長時間ディスプレイ313を注視することが困難な場合においても、表示された情報を即座に理解することができる。
つづいて、ナビゲーション装置300による施設検索処理の手順について説明する。図6は、ナビゲーション装置による施設検索処理の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300は、ユーザから施設検索が指示されるまで待機する(ステップS601:Noのループ)。ユーザから施設検索が指示されると(ステップS601:Yes)、ナビゲーション装置300は、地図情報からユーザから指定された条件(名称やジャンルなど)に合致する施設を検索する(ステップS602)。
施設検索が終了すると、ナビゲーション装置300は、検索された施設をリストアップした検索結果リストを生成する(ステップS603)。検索結果リストには、検索された施設の名称や位置情報、営業時間情報などが含まれていてもよいし、地図情報中で当該施設を識別する識別番号が列記されているのみでもよい。つぎに、ナビゲーション装置300は、検索結果リストに列記されている施設(検索された施設)と自装置の現在地点との距離を算出する(ステップS604)。このとき算出する距離は、たとえば、現在地点から施設まで道路に沿って走行した場合の道のり距離や、施設と現在地点との直線距離である。
つづいて、ナビゲーション装置300は、検索された施設が現在表示している地図の表示範囲内に位置するか否かを判断する(ステップS605)。表示範囲に位置するか否かは、たとえば、施設の位置を示す緯度経度が、現在表示している地図の緯度経度に含まれるかを判断することによって判断する。また、たとえば、地図の表示縮尺が決まればディスプレイ313に表示できる地図の範囲(距離)も決まるため、ナビゲーション装置300の現在位置と施設との直線距離を用いて判断してもよい。
検索された施設が地図の表示範囲内に位置する場合(ステップS605:Yes)、ナビゲーション装置300は、表示中の地図上に、検索された施設であることを示すアイコン(検索施設アイコン)を表示する(ステップS606)。検索施設アイコンは、具体的には、たとえば、図4に示したアイコンI1のようなアイコンであり、その施設の名称表示や車両の現在位置からの距離表示によって構成される。また、たとえば、その施設に向けた矢印を表示したり、地図情報上のその施設を示すアイコンを点滅させるなどの視覚効果を用いたりしてもよい。
一方、検索された施設が地図の表示範囲内に位置しない場合(ステップS605:No)、ナビゲーション装置300は、検索された施設と自装置の現在位置との距離が所定距離以内か否かを判断する(ステップS607)。検索された施設が多数ある場合、すべての検索結果を表示すると、ディスプレイ313の表示が雑然としてユーザを混乱させてしまう。このため、自装置の現在地点から所定距離以内の施設のみを表示することによって、よりわかりやすい検索結果の表示をおこなうことができる。なお、この所定距離は、検索された施設の数や、現在表示している地図の縮尺に合わせて動的に変更する。たとえば、検索結果の表示数が最大で6〜7個程度になるように変更したり、地図の縮尺が大きい場合(より拡大された地図の場合)は、地図上に表示できる施設が少ないため所定距離を縮めるよう変更する。
検索された施設が所定距離以内の場合は(ステップS607:Yes)、ディスプレイ313の端に検索結果アイコンを表示する(ステップS608)。このとき表示される検索結果アイコンは、具体的には、たとえば、図4に示したアイコンI2〜I4のようなアイコンであり、その施設の名称を表示するテキスト表示や車両の現在位置からの距離表示、施設の方向を示す矢印アイコンなどによって構成される。一方、検索された施設が所定距離以内ではない場合は(ステップS607:No)、その施設については表示をおこなわず、ステップS609に移行する。
ナビゲーション装置300は、すべての検索結果についての判断をおこなうまで(ステップS609:No)、ステップS604に戻り以降の処理を繰り返す。なお、検索結果リストを生成(ステップS603参照)した直後に、検索されたすべての施設と車両の現在位置との距離を算出しておき、ステップS609:Noの場合はステップS605に移行することとしてもよい。そして、すべての検索結果について判断をおこなった場合は(ステップS609:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上説明したように、ナビゲーション装置300によれば、施設検索機能によって検索した検索結果が、ディスプレイ313に表示された地図情報の範囲にない場合に、ディスプレイ313の端に検索結果アイコンを表示させる。ユーザは、検索結果アイコンに操作をおこなうことによって、地図情報の表示範囲を検索された地点の方向に向けて変化させることができる。これにより、検索された施設の地図情報上における位置を、より簡便にユーザに知らせることができる。
また、検索結果アイコンは、検索された地点の方向を示す矢印アイコンや、検索された地点までの距離情報、検索された名称情報などを含むため、地図情報の表示範囲を変更することなく、検索された施設の方向や距離などを報知することができる。特に、ユーザが移動体の運転などをおこなっている場合は、ディスプレイ313を長時間注視するのが困難であるが、検索された地点の方向情報や距離情報などを表示することによって、検索結果をより迅速に把握させることができる。
なお、本実施の形態で説明した表示制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
この発明は、地図情報上に任意の地点の位置を表示する表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、ナビゲーション装置などで、ジャンルや名称などを指定して地物の位置を検索する検索機能が知られている。検索機能によって地物の検索をおこなった場合、ナビゲーション装置は、検索された地物の名称や所在地、現在位置からの距離などを画面上にリスト表示する。そして、リスト中の地物が指定されると、その地物の周辺地図を画面上に表示する。ユーザは、表示された検索結果を元に目的地点や立ち寄り地点となる地物を決定する。
また、目的地に到達するための方向を容易に判断することができるようにするため、目的地を設定するための目的地設定手段と、地図画面のスクロール操作の有無を検出するスクロール検出手段と、該スクロール検出手段により前記スクロール操作があることが検出されたときに、前記地図画面内の所定位置における前記設定された目的地の方向を報知する報知手段とを有するナビゲーション装置が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、上述した従来技術のように地物の検索結果をリスト表示すると、それぞれの地物の位置を知るには、リストからそれぞれの地物を選択して位置を確かめなければならない。このため、目的地点などとする地物の選択を迅速におこなうことができず、ユーザが検索機能を有効に活用し得ないという問題点が一例として挙げられる。
また、上述した特許文献1の技術によれば、目的地点や最適経路の方向は知ることができるものの、目的地点や最適経路を画面上に表示させるには、ユーザによるスクロール操作が必要となる。運転中は画面操作をおこなうことが困難であり、ユーザは目的地点や最適経路の位置を迅速に知ることができないという問題点が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる表示制御装置は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御装置であって、所定の地点を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された所定の地点(以下、「検索地点」という)が前記表示手段に表示されている前記自装置の現在位置を含む地図情報(以下、「第1地図情報」という)上にない場合に、当該検索地点の位置を示す表示(以下、「第1地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1地図情報および前記第1地点表示の表示中に前記第1地点表示に対して所定の操作がおこなわれた場合、当該第1地点表示に対応する検索地点を含む地図情報(以下、「第2地図情報」という)を前記表示手段に表示させるとともに、当該第2地図情報上にない前記現在位置を示す表示(以下、「第2地点表示」という)を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる表示制御装置は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御装置であって、所定の地点を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された所定の地点(以下、「検索地点」という)が前記表示手段に表示されている地図情報(以下、「第1地図情報」という)上にない場合に、当該検索地点の位置を示す表示(以下、「第1地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1地図情報および前記第1地点表示の表示中に前記第1地点表示に対して所定の操作がおこなわれた場合に、当該第1地点表示に対応する検索地点を含む地図情報(以下、「第2地図情報」という)を前記表示手段に表示させるとともに、当該第2地図情報上にない他の検索地点の位置を示す表示(以下、「第2地点表示」という)を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる表示制御装置は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御装置であって、所定の地点を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された所定の地点(以下、「検索地点」という)が前記表示手段に表示されている地図情報上にない場合に、当該地図情報上の任意の地点から当該検索地点までの距離情報を含む当該検索地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記地点表示に対して所定の操作がおこなわれた場合、前記表示手段による前記地図情報の表示範囲を当該地点表示に対応する検索地点の方向に変化させるとともに、当該地点表示内の距離情報の表示を変化させることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる表示制御方法は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御方法であって、所定の地点を検索する検索工程と、前記検索工程によって検索された所定の地点(以下、「検索地点」という)が前記表示手段に表示されている前記自装置の現在位置を含む地図情報(以下、「第1地図情報」という)上にない場合に、当該検索地点の位置を示す表示(以下、「第1地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御工程と、を含み、前記制御工程は、前記第1地図情報および前記第1地点表示の表示中に前記第1地点表示に対して所定の操作がおこなわれた場合、当該第1地点表示に対応する検索地点を含む地図情報(以下、「第2地図情報」という)を前記表示手段に表示させるとともに、当該第2地図情報上にない前記現在位置を示す表示(以下、「第2地点表示」という)を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる表示制御方法は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御方法であって、所定の地点を検索する検索工程と、前記検索工程によって検索された所定の地点(以下、「検索地点」という)が前記表示手段に表示されている地図情報(以下、「第1地図情報」という)上にない場合に、当該検索地点の位置を示す表示(以下、「第1地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御工程と、を含み、前記制御工程は、前記第1地図情報および前記第1地点表示の表示中に前記第1地点表示に対して所定の操作がおこなわれた場合に、当該第1地点表示に対応する検索地点を含む地図情報(以下、「第2地図情報」という)を前記表示手段に表示させるとともに、当該第2地図情報上にない他の検索地点の位置を示す表示(以下、「第2地点表示」という)を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる表示制御方法は、所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御方法であって、所定の地点を検索する検索工程と、前記検索工程によって検索された所定の地点(以下、「検索地点」という)が前記表示手段に表示されている地図情報上にない場合に、当該地図情報上の任意の地点から当該検索地点までの距離情報を含む当該検索地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御工程と、を含み、前記制御工程は、前記地点表示に対して所定の操作がおこなわれた場合、前記表示手段による前記地図情報の表示範囲を当該地点表示に対応する検索地点の方向に変化させるとともに、当該地点表示内の距離情報の表示を変化させることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる表示制御プログラムは、請求項7〜9のいずれか一つに記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる記録媒体は、請求項10に記載の表示制御プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、検索部101、判断部102、制御部103によって構成され、所定の範囲の地図情報を表示する表示部110を制御する。
はじめに、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、検索部101、判断部102、制御部103によって構成され、所定の範囲の地図情報を表示する表示部110を制御する。
表示部110は、所定の範囲の地図情報を表示する。表示部110は、たとえば、自装置や表示制御装置100の現在位置を中心とした所定範囲の地図情報を表示する。表示部110は、たとえば、操作入力用のタッチパネル面を有しており、表示部110に表示されたアイコンなどにタッチ操作がおこなわれることによって、ユーザからの操作入力を受け付けることができる。
検索部101は、所定の地点の位置を検索する。検索部101は、たとえば、ユーザから指定されたジャンルの地物の位置や、ユーザから指定された名称の地物の位置などを検索する。検索部101によって検索される地点は、複数であってもよい。たとえば、所定の地点の種類を選択する選択部を備え、検索部101は、選択部によって選択された種類に該当する複数の地点の位置を検索することとしてもよい。
判断部102は、検索部101によって検索された所定の地点の位置が、表示部110に表示された地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する。判断部102は、たとえば、所定の地点の緯度経度が、表示部110が表示している地図情報の緯度経度に含まれるかを判断することによって、所定の地点の位置が地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する。
制御部103は、判断部102によって所定の地点の位置が地図情報の表示範囲内にないと判断された場合、検索された所定の地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を表示部110に表示させる。また、制御部103は、地点表示に所定の操作がおこなわれた場合、表示部110による地図情報の表示範囲を所定の地点の方向に変化させる。
制御部103は、たとえば、地図情報上の任意の地点に対する所定の地点の方向情報、または、任意の地点から所定の地点までの距離情報のうち少なくともいずれかを含む地点情報を表示部110に表示させる。具体的には、たとえば、矢印マークなどのアイコンや所定の地点の距離を示すテキスト情報などを地点表示として表示してもよい。また、所定の地点の名称や属性などを地点表示として表示してもよい。制御部103は、たとえば、表示部110の表示範囲のうち、自装置の現在位置と所定の地点の位置とを結んだ直線上に地点情報を表示する。
また、制御部103は、地点表示に所定の地点までの距離情報が含まれている場合、地点表示が操作され、地図情報の表示範囲が変化した際に、距離情報の表示を変更することとしてもよい。また、制御部103は、地点表示が操作された結果、表示部110による地図情報の表示範囲に所定の地点の位置が含まれた場合、地図情報の表示範囲を自装置の現在位置の方向に変化させるための指示入力用情報を表示部110に表示させることとしてもよい。
また、制御部103は、地点表示への操作の態様に基づいて、表示範囲の変化の態様を変更することとしてもよい。具体的には、たとえば、表示部110がタッチパネル面を有している場合、表示部110に表示された地点表示が長押しされた場合は、所定の地点の位置に向かって地図情報の表示範囲をスクロールさせる。また、表示部110に表示された地点表示が短押しされた場合は、所定の地点の位置を中心とした地図情報に表示を切り替える、などのように、表示範囲の変化の態様を変更することとしてもよい。
また、制御部103は、複数の地点表示が表示部110に表示されている状態において、少なくとも一の地点表示を選択する指令がなされた場合には、当該地点表示が示す地点を所望の地点として登録することとしてもよい。所望の地点とは、たとえば、経路探索における目的地点や、その地点に関するより詳細な情報の表示を所望する地点などである。
つぎに、表示制御装置100による地図情報表示処理について説明する。図2は、表示制御装置による地図情報表示処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、表示制御装置100は、表示部110に所定の範囲の地図情報を表示させている(ステップS201)。
つぎに、検索部101によって、所定の地点の位置を検索する(ステップS202)。つづいて、判断部102によって、検索された所定の地点の位置が、表示部110が表示する地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する(ステップS203)。地図情報の表示範囲内にある場合は(ステップS203:Yes)、そのまま本フローチャートによる処理を終了する。
一方、地図情報の表示範囲内にない場合(ステップS203:No)、制御部103は、表示部110に所定の地点の位置を示す地点表示を表示させる(ステップS204)。そして、地点表示が操作されるまでは(ステップS205:No)、ステップS203に戻り、以降の処理を継続する。
地点表示が操作されると(ステップS205:Yes)、制御部103は、表示部110による地図情報の表示範囲を所定の位置の方向に変化させて(ステップS206)、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、たとえば、表示部110は自装置の現在位置を含む所定の範囲の地図情報を表示することとし、検索部101は所定の地点の位置を検索し、制御部103は検索部101によって検索された所定の地点の位置であり、かつ表示部110によって表示された所定の範囲の地図情報に存在しない所定の地点の位置であって、当該所定の地点を示す自装置の現在位置を基準とした表示態様(地点表示)を、所定の範囲の地図情報に重畳して表示させることとしてもよい。すなわち、判断部102を不要とする構成としてもよい。
この場合、たとえば、制御部103は、検索部101によって複数の地点が検索された場合、検索された複数の地点の位置のうち、表示部110によって表示された所定の範囲の地図情報に存在しない地点の位置を示す自装置の現在位置を基準とした表示態様を表示させる。
以上説明したように、表示制御装置100によれば、所定の地点の位置を検索した検索結果が、表示部110に表示された地図情報の範囲にない場合に、所定の地点の位置を示す地点表示を表示部110に表示させる。これにより、検索された地点が表示中の地図情報にない場合であっても、検索された地点の地図情報上における位置を、簡便にユーザに知らせることができる。
地点表示は、検索された地点の方向や距離の情報を含むため、地図情報の表示範囲を変更することなく、検索された地点の方向や距離などを報知することができる。特に、ユーザが移動体の運転などをおこなっている場合は、表示部110を長時間注視するのが困難であるが、検索された地点の方向情報や距離情報などを表示することによって、検索結果をより迅速に把握させることができる。
また、ユーザは、地点情報に操作をおこなうことによって、地図情報の表示範囲を検索された地点の方向に向けて変化させることができる。このため、検索された地点の地図情報上における位置を、より詳細にユーザに知らせることができる。
つぎに、上述した実施の形態にかかる表示制御装置100の実施例について説明する。以下の実施例においては、表示制御装置100を、車両に搭載されたナビゲーション装置300による施設検索結果の表示に適用した場合について説明する。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
まず、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。また、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。また、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、案内音生成プログラム、通信プログラムなどのプログラムを記録している。
RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがって光ディスク307からデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305、光ディスク307に記録される情報の他の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、ディスプレイ313の表示画面において2次元または3次元に描画される。ナビゲーション装置300が経路誘導中の場合は、地図情報と後述するGPSユニット315によって取得された自車の現在地点とが重ねて表示されることとなる。
地図情報の背景データには、地図上の各地点の緯度経度情報の他、各種地物の代表地点の緯度経度情報や詳細情報が含まれている。このため、たとえば、後述するディスプレイ313に表示された地図情報上の1点をユーザによって指定された場合、CPU301によって、指定された地点の緯度経度情報を地図情報から抽出することができる。
また、ユーザから指定された名称やジャンルに該当する施設や地物をCPU301によって検索して、その代表地点の緯度経度情報や営業情報などを地図情報から抽出することができる(以下、この機能を「施設検索機能」という)。施設検索機能によって検索された施設や地物は、経路探索や経路誘導の目的地点や立ち寄り地点に設定することができる。
なお、本実施例では地図情報を磁気ディスク305、光ディスク307に記録するようにしたが、これに限るものではない。地図情報は、ナビゲーション装置300のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ナビゲーション装置300外部に設けられていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信I/F314を通じて、通信ネットワークを介して地図情報を取得する。取得された地図情報はRAM303などに記憶される。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。また、スピーカ310からは音声が出力される。また、入力デバイス311は、ユーザからの文字、数値、各種指示などを入力するためのデバイスであり、たとえば、タッチパネル、リモコン、キーボード、操作ボタン、マウスなどが挙げられる。
映像I/F312は、ディスプレイ313と接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ313を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ313は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ313の表面にはタッチパネル面が設けられ、ユーザからの指示入力を受け付ける入力デバイス311として機能させることができる。
通信I/F314は、無線を介して通信ネットワークに接続され、他のナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314を介したナビゲーション装置300間の通信は、直接おこなってもよいし、所定の基地局を介しておこなってもよい。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線通信機器、およびその他の通信機器によって構成される。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点(ナビゲーション装置300の現在地点)を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ316の出力情報は、CPU301による現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定に用いられる。
なお、図1に示した実施の形態にかかる表示制御装置100の構成のうち、表示部110は映像I/F312およびディスプレイ313によって、検索部101、判断部102、制御部103はCPU301によって、それぞれの機能を実現する。
(ナビゲーション装置300の施設検索機能)
つづいて、ナビゲーション装置300の施設検索機能の詳細について説明する。前述のように、ナビゲーション装置300は、施設検索機能によって地図情報から所望の施設や地物を検索することができる。ユーザは、施設検索機能によって検索された施設や地物を、経路探索や経路誘導の目的地点や立ち寄り地点に設定することができる。
つづいて、ナビゲーション装置300の施設検索機能の詳細について説明する。前述のように、ナビゲーション装置300は、施設検索機能によって地図情報から所望の施設や地物を検索することができる。ユーザは、施設検索機能によって検索された施設や地物を、経路探索や経路誘導の目的地点や立ち寄り地点に設定することができる。
ここで、ユーザは施設検索機能の検索結果を元にして、どの施設を目的地点や立ち寄り地点にするのが適切であるかを判断する。この判断の判断材料となるのは、たとえば、現在位置からの距離や方向、現在走行中の経路上にあるか否か、などの要素である。施設検索機能の検索結果の表示においては、ユーザにこれらの要素を迅速に知らせる必要がある。
施設検索機能の検索結果をテキストなどによってリスト表示することも可能であるが、この場合、ユーザは上述したような判断材料を直感的に知ることができず、迅速な判断をおこなうのが困難な場合がある。
また、施設検索機能の検索結果を、ディスプレイ313に表示された地図情報上に表示する、具体的には、たとえば、検索された施設の地図上の位置に検索された施設であることを示すアイコンなどを表示させるなどの方法が考えられる。この場合、表示中の地図上にすべての検索結果を表示することが困難な可能性が高い。表示中の地図の縮尺を変更して、すべての検索結果を表示することも可能であるが、縮尺によっては周辺道路の詳細を知ることができず、検索結果の施設周辺を拡大表示させる必要が生じる場合がある。
このため、ナビゲーション装置300は、施設検索機能の検索結果が現在表示中の地図に表示できる場合には、検索結果であることを示す表示を現在の地図上におこない、現在表示中の地図に表示できない場合には、検索結果の施設の名称や方向、距離などを示すアイコン(以下、「検索結果アイコン」という)を表示する。また、ナビゲーション装置300は、このアイコンがタッチ操作されると、地図の表示を検索結果の施設に向けて変更する。これにより、ユーザは、目的地点や立ち寄り地点とする施設を、検索結果の中から迅速に選択することができる。
図4は、施設検索の検索結果の表示画面の一例を示す説明図である。図4は、施設検索機能によってコンビニエンスストアを検索した場合の検索結果を示している。ディスプレイ313には、ナビゲーション装置300が搭載された車両の現在位置(すなわち、ナビゲーション装置300の現在位置)Pおよび現在位置P周辺の地図情報MP1が表示されている。また、地図情報MP上には、ナビゲーション装置300によって探索された経路Rが表示されている。ナビゲーション装置300は、経路Rに沿って走行するよう経路誘導をおこなっている。
施設検索機能によって検索されたコンビニエンスストア(検索結果)は、アイコンI1〜I4によって示されている。アイコンI1は、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にあるコンビニエンスストア(コンビニ)Aを示している。コンビニエンスストアAは、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にあるため、アイコンI1には、コンビニエンスストアの名称表示a(たとえば、「コンビニA」)および車両の現在位置Pからの距離表示b(たとえば、「150m」)が表示されている。
また、アイコンI2〜I4は、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にないコンビニエンスストアB〜Dを示している。コンビニエンスストアB〜Dは、ディスプレイ313に表示された地図情報MP1上にない、アイコンI2〜I4は、コンビニエンスストアの名称表示aおよび車両の現在位置Pからの距離表示bの他、車両の現在位置からそれぞれのコンビニエンスストアB〜Dの方向を示す矢印アイコンcが表示されている。
アイコンI2〜I4に対して、所定の操作をおこなうと、それぞれのアイコンI2〜I4が示すコンビニエンスストアの位置周辺にディスプレイ313の地図表示を移動(スクロール)させることができる。所定の操作とは、たとえば、ディスプレイ313に表示されたアイコンI2〜I4をタッチしたり、ディスプレイ313に表示されたカーソルをリモコンなどの入力デバイス311を用いてアイコンI2〜I4の位置に合わせて所定のボタンを押下するなどである。また、たとえば、ナビゲーション装置300の本体に設けられた操作用ボタンやリモコンなどにアイコンI2〜I4に対応するボタンを設け、そのボタンを押下するなどしてもよい。さらに、アイコンI2〜I4に対して所定の操作(たとえば、入力デバイス311の複数のキーを同時に押下するなど)をおこなった場合、そのアイコンが示す施設を目的地点や立ち寄り地点として設定したり、その施設に関するより詳細な情報をディスプレイ313に表示させることとしてもよい。
図5は、検索結果を示すアイコンに操作をおこなった場合の表示画面の一例を示す説明図である。図5では、図4に示したアイコンI2に対して操作をおこなった後の表示画面を示している。アイコンI2は、コンビニエンスストアBを示すため、アイコンI2に操作をおこなうと、ディスプレイ313の表示はコンビニエンスストアB周辺の地図情報MP2に変更される。地図情報MP2の表示中心位置はアイコンSによって示される。
コンビニエンスストアBは、アイコンI5によって示されている。アイコンI5には、コンビニエンスストアBの名称表示aが示されている。地図情報MPにおいて、コンビニエンスストアBの位置は、アイコンSで示される地図情報MP2の表示中心位置とほぼ一致しているため、距離表示はおこなわれていない。
この他に、地図情報MP2には、車両の現在位置を示すアイコンI6が示されている。アイコンI2への操作によって、ディスプレイ313の表示範囲が地図情報MP2のように変更されたため、車両の現在位置Pは表示範囲から外れている。アイコンI6には、アイコンSで示される地図情報MP2の表示中心位置から車両の現在位置までの距離表示および車両の現在位置の方向を示す矢印アイコンが表示されている。アイコンI6に対して所定の操作をおこなうと、ディスプレイ313の地図表示を車両の現在位置周辺に移動させることができる。このように、車両の現在位置を示すアイコンI6は、車両の現在位置P(図4参照)がディスプレイ313の表示範囲から外れた場合、すぐに表示してもよいし、操作されたアイコンが示す検索結果(アイコンI2であれば、コンビニエンスストアB)の位置までディスプレイ313の地図表示が変更してから表示してもよい。
また、アイコンI7は、地図表示MP1上に表示されていたコンビニエンスストアAを示している。コンビニエンスストアAも、車両の現在位置と同様に、アイコンI2への操作によって、ディスプレイ313の表示範囲から外れることとなったため、アイコンI7のように表示されている。アイコンI7には、コンビニエンスストアAの名称表示、地図情報MP2の表示中心位置からコンビニエンスストアAまでの距離表示、コンビニエンスストアAの方向を示す矢印アイコンが表示されている。アイコンI7に対して所定の操作をおこなうと、ディスプレイ313の地図表示をコンビニエンスストアAの周辺に移動させることができる。
また、アイコンI8は、車両の立ち寄り地を示す。前述したように、車両は図5中太線で示す経路Rに沿って走行している。アイコンI8には、経路Rの先にある立ち寄り地までの距離表示、立ち寄り地の方向を示す矢印アイコンなどが表示されている。アイコンI8に対して所定の操作をおこなうと、ディスプレイ313の地図表示を立ち寄り地の周辺に移動させることができる。
なお、上述した図5の説明では、アイコンの距離表示を表示画面の中心位置(たとえばアイコンSの位置)を基準としておこなったが、車両の現在位置からの距離を基準としておこなってもよい。また、アイコンの距離表示を表示画面の中心位置を基準とする場合、スクロール中は表示画面の中心位置が変化して、表示画面の中心位置とアイコンが示す施設との距離が変化する。このため、スクロールに合わせて、ディスプレイ313に表示されるアイコンの距離表示を変更させてもよい。
また、ディスプレイ313の表示範囲の変更態様を、アイコンへの操作態様に合わせて変化させてもよい。たとえば、アイコンが長押しされたらアイコンが示す検索結果の位置周辺へと地図表示をスクロールさせ、アイコンが短押しされたらスクロールさせることなく検索結果の位置周辺へと地図表示を切り替えることとしてもよい。また、スクロールの方法としては、スクロールの開始位置から終了位置を結ぶ直線に沿ってスクロールさせてもよいし、スクロールの開始位置から終了位置を結ぶ経路に沿ってスクロールさせてもよい。
また、上述した説明では、距離情報を数値によって示したが、たとえば、矢印アイコンの大きさや太さ、長さ、色などを、アイコンが示す施設までの距離に基づいて変更することによって、距離情報としてもよい。たとえば、矢印アイコンの大きさが大きいほど、アイコンが示す施設までの距離が長いことを示したり、赤・黄・緑の順にアイコンが示す施設までの距離が長いことを示す、などとしてもよい。これにより、運転中など、長時間ディスプレイ313を注視することが困難な場合においても、表示された情報を即座に理解することができる。
つづいて、ナビゲーション装置300による施設検索処理の手順について説明する。図6は、ナビゲーション装置による施設検索処理の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300は、ユーザから施設検索が指示されるまで待機する(ステップS601:Noのループ)。ユーザから施設検索が指示されると(ステップS601:Yes)、ナビゲーション装置300は、地図情報からユーザから指定された条件(名称やジャンルなど)に合致する施設を検索する(ステップS602)。
施設検索が終了すると、ナビゲーション装置300は、検索された施設をリストアップした検索結果リストを生成する(ステップS603)。検索結果リストには、検索された施設の名称や位置情報、営業時間情報などが含まれていてもよいし、地図情報中で当該施設を識別する識別番号が列記されているのみでもよい。つぎに、ナビゲーション装置300は、検索結果リストに列記されている施設(検索された施設)と自装置の現在地点との距離を算出する(ステップS604)。このとき算出する距離は、たとえば、現在地点から施設まで道路に沿って走行した場合の道のり距離や、施設と現在地点との直線距離である。
つづいて、ナビゲーション装置300は、検索された施設が現在表示している地図の表示範囲内に位置するか否かを判断する(ステップS605)。表示範囲に位置するか否かは、たとえば、施設の位置を示す緯度経度が、現在表示している地図の緯度経度に含まれるかを判断することによって判断する。また、たとえば、地図の表示縮尺が決まればディスプレイ313に表示できる地図の範囲(距離)も決まるため、ナビゲーション装置300の現在位置と施設との直線距離を用いて判断してもよい。
検索された施設が地図の表示範囲内に位置する場合(ステップS605:Yes)、ナビゲーション装置300は、表示中の地図上に、検索された施設であることを示すアイコン(検索施設アイコン)を表示する(ステップS606)。検索施設アイコンは、具体的には、たとえば、図4に示したアイコンI1のようなアイコンであり、その施設の名称表示や車両の現在位置からの距離表示によって構成される。また、たとえば、その施設に向けた矢印を表示したり、地図情報上のその施設を示すアイコンを点滅させるなどの視覚効果を用いたりしてもよい。
一方、検索された施設が地図の表示範囲内に位置しない場合(ステップS605:No)、ナビゲーション装置300は、検索された施設と自装置の現在位置との距離が所定距離以内か否かを判断する(ステップS607)。検索された施設が多数ある場合、すべての検索結果を表示すると、ディスプレイ313の表示が雑然としてユーザを混乱させてしまう。このため、自装置の現在地点から所定距離以内の施設のみを表示することによって、よりわかりやすい検索結果の表示をおこなうことができる。なお、この所定距離は、検索された施設の数や、現在表示している地図の縮尺に合わせて動的に変更する。たとえば、検索結果の表示数が最大で6〜7個程度になるように変更したり、地図の縮尺が大きい場合(より拡大された地図の場合)は、地図上に表示できる施設が少ないため所定距離を縮めるよう変更する。
検索された施設が所定距離以内の場合は(ステップS607:Yes)、ディスプレイ313の端に検索結果アイコンを表示する(ステップS608)。このとき表示される検索結果アイコンは、具体的には、たとえば、図4に示したアイコンI2〜I4のようなアイコンであり、その施設の名称を表示するテキスト表示や車両の現在位置からの距離表示、施設の方向を示す矢印アイコンなどによって構成される。一方、検索された施設が所定距離以内ではない場合は(ステップS607:No)、その施設については表示をおこなわず、ステップS609に移行する。
ナビゲーション装置300は、すべての検索結果についての判断をおこなうまで(ステップS609:No)、ステップS604に戻り以降の処理を繰り返す。なお、検索結果リストを生成(ステップS603参照)した直後に、検索されたすべての施設と車両の現在位置との距離を算出しておき、ステップS609:Noの場合はステップS605に移行することとしてもよい。そして、すべての検索結果について判断をおこなった場合は(ステップS609:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上説明したように、ナビゲーション装置300によれば、施設検索機能によって検索した検索結果が、ディスプレイ313に表示された地図情報の範囲にない場合に、ディスプレイ313の端に検索結果アイコンを表示させる。ユーザは、検索結果アイコンに操作をおこなうことによって、地図情報の表示範囲を検索された地点の方向に向けて変化させることができる。これにより、検索された施設の地図情報上における位置を、より簡便にユーザに知らせることができる。
また、検索結果アイコンは、検索された地点の方向を示す矢印アイコンや、検索された地点までの距離情報、検索された名称情報などを含むため、地図情報の表示範囲を変更することなく、検索された施設の方向や距離などを報知することができる。特に、ユーザが移動体の運転などをおこなっている場合は、ディスプレイ313を長時間注視するのが困難であるが、検索された地点の方向情報や距離情報などを表示することによって、検索結果をより迅速に把握させることができる。
なお、本実施の形態で説明した表示制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 表示制御装置
101 検索部
102 判断部
103 制御部
110 表示部
101 検索部
102 判断部
103 制御部
110 表示部
Claims (14)
- 所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御装置であって、
所定の地点の位置を検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された所定の地点の位置が、前記表示手段によって表示された地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記所定の地点の位置が前記地図情報の表示範囲内にないと判断された場合、前記所定の地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 前記制御手段は、
前記地図情報上の任意の地点に対する前記所定の地点の方向情報または前記地図情報上の任意の地点から前記所定の地点までの距離情報のうち少なくともいずれかを含む前記地点表示を表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記制御手段は、
前記地点表示に所定の操作がおこなわれた場合、前記表示手段による前記地図情報の表示範囲を前記所定の地点の方向に変化させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記制御手段は、
前記地点表示への操作の態様に基づいて、前記表示範囲の変化の態様を変更することを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。 - 前記表示手段は、タッチパネル面を有し、
前記制御手段は、
前記タッチパネルへのタッチ操作がおこなわれた場合、前記地図情報の表示範囲を前記所定の地点の方向に変化させることを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。 - 前記制御手段は、
前記地図情報上の任意の地点から前記所定の地点までの距離情報を含む前記地点表示を前記表示手段に表示させ、前記地点表示への操作によって前記地図情報の表示範囲が変化させられた場合、前記距離情報の表示を変化させることを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。 - 前記制御手段は、
前記地点情報への操作によって前記地図情報の表示範囲が変化された結果、前記表示手段による前記地図情報の表示範囲に前記所定の地点の位置が含まれた場合、前記地図情報の表示範囲を自装置の現在位置の方向に変化させるための指示入力用情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の表示制御装置。 - 自装置の現在位置を含む所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御装置であって、
所定の地点の位置を検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された所定の地点の位置であり、かつ前記表示手段によって表示された前記所定の範囲の地図情報に存在しない所定の地点の位置であって、当該所定の地点を示す前記自装置の現在位置を基準とした表示態様を、前記所定の範囲の地図情報に重畳して表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 前記所定の地点の種類を選択する選択手段を備え、
前記検索手段は、前記選択手段によって選択された前記種類に該当する複数の地点の位置を検索し、
前記制御手段は、前記検索手段によって検索された複数の地点の位置のうち、前記表示手段によって表示された前記所定の範囲の地図情報に存在しない地点の位置を示す自装置の現在位置を基準とした表示態様を表示させることを特徴とする請求項8に記載の表示制御装置。 - 前記制御手段は、前記複数の表示態様が前記表示手段に表示されている状態において少なくとも一の表示態様を選択する指令がなされた場合には、当該表示態様が示す地点を所望の地点として登録することを特徴とする請求項8または9に記載の表示制御装置。
- 所定の範囲の地図情報を表示する表示手段を制御する表示制御方法であって、
所定の地点の位置を検索する検索工程と、
前記検索工程で検索された所定の地点の位置が、前記表示手段によって表示された地図情報の表示範囲内にあるか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で前記所定の地点の位置が前記地図情報の表示範囲内にないと判断された場合、前記所定の地点の位置を示す表示(以下、「地点表示」という)を前記表示手段に表示させる制御工程と、
を含んだことを特徴とする表示制御方法。 - 自装置の現在位置を含む所定の範囲の地図情報を表示する表示装置を制御する表示制御方法であって、
所定の地点の位置を検索する検索工程と、
前記検索工程で検索された所定の地点の位置であり、かつ前記表示装置によって表示された前記所定の範囲の地図情報に存在しない所定の地点の位置であって、当該所定の地点を示す前記自装置の現在位置を基準とした表示態様を、前記所定の範囲の地図情報に重畳して表示させる制御工程と、
を含んだことを特徴とする表示制御方法。 - 請求項11または12に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
- 請求項13に記載の表示制御プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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