JP2003208095A - 携帯地図表示装置 - Google Patents

携帯地図表示装置

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JP2003208095A
JP2003208095A JP2002008085A JP2002008085A JP2003208095A JP 2003208095 A JP2003208095 A JP 2003208095A JP 2002008085 A JP2002008085 A JP 2002008085A JP 2002008085 A JP2002008085 A JP 2002008085A JP 2003208095 A JP2003208095 A JP 2003208095A
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啓介 大西
新 ▲菊▼池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の範囲の地図を一目で視認できるように
する。 【解決手段】 地図スクロールモードオフ時、コントロ
ール部9は記憶部5に記憶された地図データを用いて、
GPS受信部2で検出された現在位置周辺の地図画像M
Iを現在位置マークMMとともに表示部3の画面に表示
させる。操作部3で地図スクロール操作が開始される
と、コントロール部9は地図スクロールモードをオン
し、地図画像と現在位置マークは移動させずに、スクロ
ールカーソルSKMを、地図スクロール操作開始時の現
在位置を初期位置として地図スクロール操作に応じて地
図画像上を移動させていく。そして、スクロールカーソ
ルSKMが地図画像MIの端まで来ると、コントロール
部9は、記憶部5に記憶された地図データを用いて、ス
クロールカーソル位置を中心とする地図画像MIをスク
ロールカーソルSKM、現在位置マークMMとともに表
示部3に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯地図表示装置に
係り、とくに地図画像のスクロールが可能な携帯地図表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歩行者が携帯しながら現在位置を地図上
で確認できるようにした携帯地図表示装置が有る。この
携帯地図表示装置は、小型のGPS受信機により現在位
置を検出し、ICメモリカードに記憶した地図データま
たは通信によりネットワーク経由で外部の地図データ配
信コンピュータシステムから入手した地図データを用い
て、現在位置周辺の一定範囲の地図画像を現在位置マー
クとともに描画し、液晶ディスプレイに表示させるよう
になっている。
【0003】ユーザが図11に示す道路地図上で見て点
Pに居る場合、画面には例えば図12(1)の如く、現
在位置マークMMを中心とした一定範囲(図11の枠線
Aの範囲)の北を上向きにした地図画像MIが表示され
るので、ユーザは現在位置がどこであり、周りに何があ
るか地図上で確認することができる。
【0004】携帯地図表示装置にも車載用地図表示装置
と同様に地図スクロール機能が有るので、画面に表示さ
れた地図画像の範囲より外側の地図を見たい場合、地図
スクロール操作をすれば良い。但し、車載用地図表示装
置では地図の描画速度が十分速いのでスクロール操作に
従い、地図画像を連続的にスクロールさせることができ
るが、携帯用地図表示装置では一般に地図描画速度が遅
いため、地図画像を連続的にスクロールさせることはせ
ず、飛び飛びに描画エリアを変えるようにしている。
【0005】具体的には、図12(1)の表示状態で、
図11の斜線Qの範囲の地図を見たい場合、まず、左ス
クロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Aを、
該枠線Aの東西方向の幅の4/5程度だけ西にずらした
枠線Bの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12
(2)参照)。次に、下スクロールキーを1回押す。す
ると、図11の枠線Bを、該枠線Bの南北方向の幅の4
/5程度だけ南にずらした枠線Cの範囲の地図画像を描
画して表示させる(図12(3)参照)。更に、右スク
ロールキーを1回押す。すると、図11の枠線Cを、該
枠線Bの東西方向の幅の4/5程度だけ東にずらした枠
線Dの範囲の地図画像を描画して表示させる(図12
(4)参照)。これにより、ユーザ所望の範囲Qの地図
を見ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の携帯地図表示装置では、地図スクロールが東西
方向または南北方向に飛び飛びになされるため、所望の
範囲が図11のQであったとき、所望の範囲を一度に全
部見ることができず、地図スクロール操作により、所望
の範囲を一部分ずつしか見れないので(図12のq1
4 参照)、所望の範囲の地理的状況がどのようになっ
ているのか判りずらいという問題があった。本発明は上
記した従来技術の問題に鑑み、所望の範囲の地図を一目
で見られる携帯地図表示装置を提供することを、その目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図画像
を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示可
能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作をする
スクロール操作手段と、スクロールカーソル移動操作が
開始されると、その時点の現在位置を初期値にしてスク
ロールカーソル移動操作に従い可変するスクロールカー
ソル位置座標を計算するスクロールカーソル位置座標計
算手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前
は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図
画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マ
ークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル
移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画
面の地図画像の端に来るまでは、スクロールカーソル移
動操作開始時点で表示された地図画像の該当する箇所に
スクロールカーソルを重ねて表示手段に表示させ、スク
ロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、そ
の時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図
画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マ
ーク、スクロールカーソルとともに表示手段に表示させ
る地図表示制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。請求項3記載の発明では、現在位置を検出する現在
位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロー
ルカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロール
カーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スク
ロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現
在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従
いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカ
ーソル位置座標可変手段と、スクロールカーソル移動操
作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺
の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に
重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、ス
クロールカーソル移動操作が開始されると、スクロール
カーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、スク
ロールカーソル移動操作開始時点の地図画像の該当する
箇所にスクロールカーソル、現在位置とスクロールカー
ソル位置を結ぶ直線を重ねて表示手段に表示させ、スク
ロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、そ
の時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図
画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マ
ーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル位置か
らスクロールカーソル移動操作開始時点の現在位置に向
けた直線とともに表示手段に表示させる地図表示制御手
段と、を備えたことを特徴としている。請求項5記載の
発明では、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地
図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルとともに
表示可能な表示手段と、スクロールカーソルの移動操作
をするスクロール操作手段と、スクロールカーソル移動
操作が開始されると、その時点の現在位置を初期値にし
てスクロールカーソル移動操作に従いスクロールカーソ
ル位置座標を可変するスクロールカーソル位置座標計算
手段と、スクロールカーソル移動操作が開始される前
は、地図データを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図
画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マ
ークとともに表示手段に表示させ、スクロールカーソル
移動操作が開始されると、スクロールカーソル位置が画
面の地図画像の端に来るまでは、現在位置周辺の一定範
囲の地図画像の該当する箇所に現在位置マーク、スクロ
ールカーソルを重ねた画像を表示手段に表示させ、スク
ロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来ると、そ
の時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図
画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マ
ーク、スクロールカーソルとともに表示手段に表示させ
る地図表示制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。請求項7記載の発明では、現在位置を検出する現在
位置検出手段と、地図画像を現在位置マーク、スクロー
ルカーソルとともに表示可能な表示手段と、スクロール
カーソルの移動操作をするスクロール操作手段と、スク
ロールカーソル移動操作が開始されると、その時点の現
在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作に従
いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロールカ
ーソル位置座標計算手段と、スクロールカーソル移動操
作が開始される前は、地図データを用いて現在位置周辺
の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に
重ねた現在位置マークとともに表示手段に表示させ、ス
クロールカーソル移動操作が開始されると、スクロール
カーソル位置が画面の地図画像の端に来るまでは、現在
位置周辺の一定範囲の地図画像の該当する箇所に現在位
置マーク、スクロールカーソル、現在位置とスクロール
カーソルを結ぶ直線を重ねた画像を表示手段に表示さ
せ、スクロールカーソル位置が画面の地図画像の端に来
ると、その時点のスクロールカーソル位置周辺の一定範
囲の地図画像を、該地図画像の該当する箇所に重ねた現
在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソ
ル位置から現在位置に向けた直線とともに表示手段に表
示させる地図表示制御手段と、を備えたことを特徴とし
ている。請求項2、4では、スクロールカーソル移動操
作開始時点での現在位置とスクロールカーソル位置間の
地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地図表示制
御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始されたあ
と、地図画像に距離計算手段で計算された距離を重ねて
表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴としてい
る。請求項6、8では、現在位置とスクロールカーソル
位置間の地理的距離を計算する距離計算手段を設け、地
図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開始
されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距離
を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、を特徴
としている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
を図1を参照して説明する。図1は本発明に係る地図表
示機能付携帯電話端末の内、とくに地図表示機能に関係
する部分の構成を示すブロック図である。1は携帯地図
表示装置の一例としての地図表示機能付携帯電話端末、
20は地図表示機能付携帯電話端末とデータ通信可能な
移動網、30は移動網と接続されたインターネット、4
0はインターネットと接続されたコンテンツ配信事業者
の運営する情報配信装置(情報配信コンピュータシステ
ム)であり、エリア別に分割された地図描画用の地図デ
ータを蓄積した地図データ蓄積部41と、外部からエリ
アを指定して地図データの要求が有ると、地図データ蓄
積部41から該当するエリアの地図データを読み出し、
要求元に返信する情報配信部42を含む。
【0009】地図表示機能付携帯電話端末1の内、2は
現在位置を衛星航法で検出するGPS受信部、3は地図
スクロール操作(スクロールカーソル移動操作)等を行
う操作部であり、上スクロールキー3a、下スクロール
キー3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3
d、クリアキー(図示せず)を含む。4は地図画像を現
在位置マーク、スクロールカーソルとともに表示する液
晶ドットマトリクス式の表示部、5は地図データを記憶
可能な記憶部、6は画像メモリ部であり、各々1画面分
の画像記憶領域を有する第1記憶領域6a及び第2記憶
領域6bを有する。7は合成部であり、画像メモリ部6
の第1記憶領域6aに記憶された画像の上に第2記憶領
域6bに記憶された画像を合成しながら所定の映像信号
に変換して表示部4へ出力し、画像を画面表示させる。
8は地図データ要求信号を無線回線を介して移動網20
の側に送信したり、移動網20の側から無線回線を介し
て返信された地図データを受信して出力したりする通信
部、9はマイコン構成のコントロール部であり、地図表
示制御処理を行う(コントロール部9は通話制御処理も
行うがここでは説明を省略する)。
【0010】コントロール部9はGPS受信部2で検出
された現在位置周辺(現在位置を含むエリアと、当該エ
リアを取り囲むエリア)の地図データが全て記憶部5に
揃っている状態でないとき、通信部8を制御して、情報
配信装置40宛に不足分のエリア情報を含む地図データ
要求信号を無線回線を介して移動網20の側に送信さ
せ、移動網20の側から無線回線を介して返信された地
図データが通信部8で受信されると記憶部5に追加して
記憶させる。また、操作部3で地図スクロール操作(ス
クロールカーソル移動操作)が開始される前は、GPS
受信部2で検出された現在位置に基づき、記憶部5に記
憶された現在位置周辺の地図データを用いて、現在位置
を中心とし、北を上に向けた地図画像を画像メモリ部6
の第1記憶領域6aに描画し(図5の符号MI参照)、
また第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aに描画さ
れた地図画像上の現在位置に対応する箇所(こでは、第
2記憶領域6bの中心)に現在位置マークを描画する
(図5の符号MM参照)。第1記憶領域6aの各ピクセ
ル位置と第2記憶領域6bの各ピクセル位置は1対1に
対応している(図5参照)。
【0011】また、操作部3の上スクロールキー3a、
下スクロールキー3b、左スクロールキー3c、右スク
ロールキー3dのいずれかが押されて地図スクロール操
作(スクロールカーソル移動操作)が開始されると、地
図スクロール操作が開始された時点での現在位置を初期
値として地図スクロール操作に従い可変するスクロール
位置座標を計算し、また、地図スクロール操作が開始さ
れた時点での現在位置とスクロールカーソル位置座標と
の間の地理的距離を計算する。そして、最初の内は第1
記憶領域6aに描画した地図画像は変えず、第2記憶領
域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロ
ールカーソル位置とスクロール操作開始時の現在位置に
各々対応する2点間に所定の色(ここでは一例として赤
色とする)の直線を描画し、第2記憶領域6bの内、第
1記憶領域6aの地図画像上でのスクロール操作開始時
の現在位置とスクロールカーソル位置に各々対応する位
置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し、更
に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始
時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離
を示す文字を描画する。
【0012】その後、スクロールカーソル位置が第1記
憶領域6aの地図画像の端に達すると、記憶部5に記憶
されたスクロールカーソル位置周辺の地図データを用い
てスクロールカーソル位置を中心とし、北を上に向けた
地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画し
直す。そして、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6
aの地図画像上でのスクロールカーソル位置とスクロー
ル操作開始時の現在位置に各々対応する2点間を結ぶ所
定の色の直線を描画し(第1記憶領域6aの地図画像上
にスクロール操作開始時の現在位置が入っていないとき
は、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画
像上でのスクロールカーソル位置に対応する位置から、
第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロールカーソル
位置からスクロール操作開始時の現在位置を見た方向
へ、所定の色の直線を描画)、第2記憶領域6bの内、
第1記憶領域6aの地図画像上でのスクロール操作開始
時の現在位置とスクロールカーソル位置に各々対応する
位置に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し、
更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開
始時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距
離を示す文字を描画する。
【0013】図2と図3はコントロール部9による地図
表示制御処理を示すフローチャート、図4はユーザの現
在位置周辺の道路を示す地図、図5は画像メモリ部6に
記憶される画像の説明図、図6〜図8は表示部5の画面
表示例の説明図であり、以下、これらの図を参照して上
記した実施の形態の動作を説明する。なお、最初、記憶
部5には地図データが何も記憶されていないものとす
る。また、ユーザは図4のP点に居るものとする。
【0014】(1)地図スクロール開始前(図6(1)
参照) 地図表示機能付携帯電話端末1の電源をオンすると、G
PS受信部2は衛星航法により定期的に現在位置を検出
する。コントロール部9は初めに地図スクロールモード
をオフし(ステップS10)、GPS受信部2から現在
位置データを入力する(ステップS11)。そして、現
在位置の初めての入力なので(ステップS12でYE
S)、ステップS14へ進み、現在位置周辺(現在位置
を含むエリアと、当該エリアを取り囲むエリア)の地図
データが全て記憶部6に揃っているかチェックする。N
Oであったとすると、通信部9を制御して、情報配信装
置40宛に不足分のエリア情報を含む地図データ要求信
号を無線回線を介して移動網20の側に送信させる。
【0015】地図データ要求信号は移動網20とインタ
ーネット30を経由して情報配信装置40に送信され、
情報配信部42は地図データ要求信号を受信すると、地
図データ蓄積部41の中から要求された各エリアの地図
データを読み出し、要求元に返信する。返信された地図
データはインターネット30と移動網20を経由して最
後に無線回線を介して通信部8で受信され、コントロー
ル部9へ出力される。コントロール部9は返信された地
図データを記憶部5に追加して記憶させる(ステップS
15)。次に、コントロール部9は記憶部5に記憶され
た現在位置周辺の地図データを用いて、現在位置を中心
とし、北を上向きにした地図画像を画像メモリ部6の第
1記憶領域6aに描画し、第2記憶領域6bの内、第1
記憶領域6aに描画された地図画像上の現在位置に対応
する箇所(ここでは第2記憶領域6bの中心)に現在位
置マークを描画する(ステップS16、S17)。合成
部7は画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された
地図画像の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置
マークの画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示
部4へ出力して画面表示させる(ステップS18)。
【0016】この結果、画面4Aには図6(1)に示す
如く、図4の現在位置Pを中心とした1画面分の地図画
像MI(図4の枠線Aの範囲)が現在位置マークMMと
ともに表示されるので、ユーザは現在位置がどこである
か地図上で簡単に確認できる。
【0017】ステップS18のあと、コントロール部9
は操作部3で上スクロールキー3a、下スクロールキー
3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3dの
いずれか1つが押されたかチェックし(ステップS1
9)、NOであればステップS11に戻ってGPS受信
部2から次の現在位置データを入力する。そして、初め
ての入力でないので(ステップS12でNO)、前回入
力した現在位置から一定距離(例えば5m)以上変化し
たかチェックし(ステップS13)、NOであればステ
ップS19へ進み同様の処理を繰り返す。その後、若し
ステップS13でYESとなったときは現在位置を中心
とし、北を上向きにした地図画像を画像メモリ部6の第
1記憶領域6aに描画し直し(ステップS14〜1
6)、また第2記憶領域6bの中心に現在位置マークを
描画し直す(ステップS17)。よって、画面4Aの地
図画像はユーザが徒歩で移動した分だけ移動する。
【0018】(2)地図スクロール操作開始(図6
(2)〜図6(4)、図7(1)参照) ユーザが図4のP点に居るとして、図6(1)の画面4
Aの右下隅を中心とした図4の斜線Q1 で示す範囲の地
図を見たい場合、まず、左スクロールキー3aを押し続
ける。コントロール部9は左スクロールキー3aが押さ
れると、ステップS19でYESと判断し、地図スクロ
ールモードをオンする(ステップS20)。そして、そ
の時点の現在位置をスクロールカーソル位置座標の初期
値SDK 0 として登録するとともに、現在のスクロール
カーソル位置座標SKDをSDK 0 とする(ステップS
21)。また、SDK0 とSDKの間の地理的距離を計
算してLとする(図3のステップS30)。
【0019】次に、コントロール部9はSDKの示す位
置(図4の点SK0 参照)が第1記憶領域6aに描画さ
れた地図画像の端に来ているかチェックし(ステップS
31)、最初はNOなので、第1記憶領域6aに描画さ
れた地図画像のエリアにSDK0 の位置が入っているか
チェックする(ステップS32)。YESなので、第2
記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上での
SDKの示すスクロールカーソル位置とSDK0 の示す
地図スクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2
点間に所定の色(ここでは赤色)の直線を描画し(ステ
ップS33)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6
aの地図画像上でのSDK0 の示す地図スクロール操作
開始時の現在位置とSDKの示すスクロールカーソル位
置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカ
ーソル(ここでは星形とする)を描画し(ステップS3
4)、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操
作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の地
理的距離を示す文字(最初は0m)を描画する(ステッ
プS35)。
【0020】合成部7が画像メモリ部6の第1記憶領域
6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記
憶された現在位置マーク、スクロールカーソル、文字等
の画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4へ
出力して画面表示させる(ステップS36)。この結
果、画面4Aには図6(2)に示す如く、地図画像MI
は変わらないが、現在位置マークMMの上にスクロール
カーソルSKMが重ねて表示される。また、スクロール
カーソル位置と地図スクロール開始操作時点での現在位
置の間の地理的距離を示す文字DM(最初は0m)が画
面4Aの右下隅に表示される。
【0021】ステップS36のあと、コントロール部9
は操作部3でクリアキーが押されたか(ステップS3
7)、または上スクロールキー3a、下スクロールキー
3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3dの
いずれか1つが押されているかチェックする(ステップ
S38)。左スクロールキー3cが押されていたとき、
SDKの値を西の方向へ一定量分(ここでは一例として
5m分とする)だけ変化させる。ステップS39)。そ
して、ステップS30に戻り、前述と同様の処理を行
い、SDK0 とSDKの間の地理的距離を計算してLと
し、SDKの位置がまだ第1記憶領域6aの地図画像の
エリアに入っており該地図画像の端に来ていないとき、
第2記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上
でのSDKの示すスクロールカーソル位置とSDK0
示す地図スクロール操作開始時の現在位置に各々対応す
る2点間に所定の色の直線を描画し(ステップS33。
図5のLM参照)、第2記憶領域6bの内、第1記憶領
域6aの地図画像上でのSDK 0 の示すスクロール操作
開始時の現在位置とSDKの示すスクロールカーソル位
置に各々対応する位置に現在位置マークとスクロールカ
ーソルを描画し(ステップS34。図5のMM、SKM
参照)、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール
操作が開始時点での現在位置とスクロール位置との間の
地理的距離を示す文字(5m)を描画する(ステップS
35。図5のDM参照)。合成部7は画像メモリ部6の
第1記憶領域6aに記憶された地図画像(図5のMI参
照)の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置マー
クの画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部4
へ出力して画面表示させる(ステップS36)。
【0022】その後もユーザが左スクロールキー3cを
押し続けると画面4Aの地図画像上でスクロールカーソ
ルSKMが左方へ移動し、Lが50mになったとき(図
4の点SK1 参照)、画面4Aには図6(3)に示す如
く、地図画像MIは変わらないが、現在位置マークMM
(地図スクロール操作開始時点の現在位置を示す)の西
方(画面上で左方)にスクロールカーソルSKMが表示
され、かつ、現在位置マークMMとスクロールカーソル
SKMを結ぶ直線LMも表示される。スクロールカーソ
ル位置と地図スクロール開始操作時点での現在位置の間
の地理的距離を示す文字DMが画面4Aの右下隅に表示
される。このあと、ユーザが左スクロールキー3cに代
えて下スクロールキー3bを押し続けると、コントロー
ル部9はステップS39の処理をする度にSDKの値を
南の方向へ一定量分(ここでは一例として5m分)ずつ
変化させるので、画面4Aの地図画像上でスクロールカ
ーソルSKMが下方へ移動し、Lが200mになったと
き(図4の点SK2 参照)、画面4Aは図6(4)に示
す如くなる。
【0023】(3)地図スクロール(図7(1)、図7
(2)参照) このあと、ユーザが下スクロールキー3bに代えて左ス
クロールキー3cを押し続けると、コントロール部9は
ステップS39の処理をする度にSDKの値を西の方向
へ一定量分(5m分)ずつ変化させるので、画面4Aの
地図画像MIの上でスクロールカーソルSKMが左方へ
移動する。スクロールカーソルSKDが地図画像MIの
端に来ると(図7(1)参照)、SKDの位置が第1記
憶領域6aに描画された地図画像のエリアの端に来るの
で(図4の点SK3 参照)、コントロール部9は図3の
ステップS31でYESと判断する。このとき、スクロ
ールカーソル位置の周辺(スクロールカーソル位置を含
むエリアと、当該エリアを取り囲むエリア)の地図デー
タが全て記憶部6に揃っているかチェックし(ステップ
S40)、若し不足分が有れば外部の情報配信装置40
に要求して取得するが(ステップS41)、ここではス
テップS40でYESであったとすると、記憶部5に記
憶されたスクロールカーソル位置周辺の地図データを用
いて、スクロールカーソル位置を中心とし、北を上向き
にした地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに
描画する(ステップS42。図4の枠線Eの範囲)。
【0024】続いて、第1記憶領域6aに描画された地
図画像のエリアにSDK0 の位置が入っているかチェッ
クする(ステップS32)。YESとすると、第2記憶
領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのSD
Kの示すスクロールカーソル位置とSDK0 の示す地図
スクロール操作開始時の現在位置に各々対応する2点間
に所定の色の直線を描画し(ステップS33)、第2記
憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのS
DK0 の示す地図スクロール操作開始時の現在位置とS
DKの示すスクロールカーソル位置に各々対応する位置
に現在位置マークとスクロールカーソルを描画し(ステ
ップS34)、更に、第2記憶領域6bの右下隅にスク
ロール操作が開始時点での現在位置とスクロール位置と
の間の地理的距離を示す文字を描画する(ステップS3
5)。
【0025】合成部7が画像メモリ部6の第1記憶領域
6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記
憶された現在位置マーク、スクロールカーソル、直線、
文字の画像を合成し、所定の映像信号に変換して表示部
4へ出力して画面表示させる(ステップS36)。この
結果、画面4Aには図7(2)に示す如く、現在のスク
ロールカーソル位置(図4の点SK3 参照)を中心とす
る地図画像MIが現在位置マークMM及びスクロールカ
ーソルSKMとともに表示される。これにより、図4の
1 に示す所望の範囲の地図画像を一度に見ることがで
きる。画面4Aにはスクロールカーソル位置と地図スク
ロール開始操作時点での現在位置の間の地理的距離を示
す文字DM(250m)が表示されているので、現在位
置からスクロールカーソルSKMの位置までの距離も判
り、また、直線LMにより、スクロールカーソルSKM
から見て地図スクロール操作開始時点での現在位置がど
の方向であるかも簡単に判る。
【0026】(4)地図スクロール操作の継続(図7
(3)、図7(4)、図8(1)参照) 次に、ユーザが画面4Aの右下隅を中心とした図4の斜
線Q2 で示す範囲の地図を見たい場合、左スクロールキ
ー3cと下スクロールキー3dを押して地図スクロール
操作をすれば良い。ステップS36のあと、コントロー
ル部9は操作部3でクリアキーが押されたか(ステップ
S37)、または上スクロールキー3a、下スクロール
キー3b、左スクロールキー3c、右スクロールキー3
dのいずれか1つが押されているかチェックする(ステ
ップS38)。左スクロールキー3cが押されていたと
き、SDKの値を西の方向へ一定量分(5m分)だけ変
化させる(ステップS39)。そして、ステップS30
に戻り、前述と同様の処理を行い、SDK0 とSDKの
間の地理的距離を計算してLとし、SDKの位置がまだ
第1記憶領域6aの地図画像に入っており該地図画像の
端に来ていないとき、第2記憶領域6bの内、第1記憶
領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロールカー
ソル位置とSDK0 の示す地図スクロール操作開始時の
現在位置に各々対応する2点間に所定の色の直線を描画
し(ステップS33)、第2記憶領域6bの内、第1記
憶領域6aの地図画像上でのSDK0 の示す地図スクロ
ール操作開始時の現在位置とSDKの示すスクロールカ
ーソル位置に各々対応する位置に現在位置マークとスク
ロールカーソルを描画し(ステップS34)、更に、第
2記憶領域6bの右下隅に地図スクロール操作開始時点
での現在位置とスクロールカーソル位置との間の地理的
距離を示す文字を描画する(ステップS35)。合成部
7は画像メモリ部6の第1記憶領域6aに記憶された地
図画像の上に第2記憶領域6bに記憶された現在位置マ
ーク、スクロールカーソル、直線、文字の画像を合成
し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面
表示させる(ステップS36)。
【0027】その後もユーザが左スクロールキー3cを
押し続けると画面4Aの地図画像上でスクロールカーソ
ルSKMが左方へ移動し、Lが300mになったとき、
画面4Aには図7(3)に示す如く、地図画像MIは変
わらないが、画面中心から少し西方(画面上で左方)に
スクロールカーソルSKMが表示される(図4の点SK
4 参照)。このあと、ユーザが左スクロールキー3cに
代えて下スクロールキー3bを押し続けると、コントロ
ール部9はステップS39の処理をする度にSDKの値
を南の方向へ一定量分(例えば、5m分)ずつ変化させ
るので、画面4Aの地図画像上でスクロールカーソルS
KMが下方へ移動し、Lが450mになったとき、画面
4Aは図7(4)に示す如くなる(図4の点SK5
照)。
【0028】(5)地図スクロール(図8(1)、図8
(2)参照) このあと、ユーザが下スクロールキー3bに代えて左ス
クロールキー3cを押し続けると、コントロール部9は
ステップS39の処理をする度にSDKの値を西の方向
へ一定量分(5m分)ずつ変化させるので、画面4Aの
地図画像MIの上でスクロールカーソルSKMが左方へ
移動する。スクロールカーソルSKDが地図画像MIの
端に来ると(図8(1)参照)、SKDの位置が第1記
憶領域6aに描画された地図画像の端に来るので(図4
の点SK6 参照)、コントロール部9は図3のステップ
S31でYESと判断する。このとき、コントロール部
9はスクロールカーソル位置の周辺(スクロールカーソ
ルを含むエリアと、当該エリアを取り囲むエリア)の地
図データが全て記憶部6に揃っているかチェックし(ス
テップS40)、若し不足分が有れば外部の情報配信装
置40に要求して取得するが(ステップS41)、ここ
ではステップS40でYESであったとすると、記憶部
5に記憶されたSKD位置周辺の地図データを用いて、
スクロールカーソル位置を中心とし、北を上向きにした
地図画像を画像メモリ部6の第1記憶領域6aに描画す
る(ステップS42。図4の枠線Fの範囲)。
【0029】続いて、第1記憶領域6aに描画された地
図画像のエリアにSDK0 の位置が入っているかチェッ
クする(ステップS32)。今度はNOなので、第2記
憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上でのS
DKの示すスクロールカーソル位置に対応する位置か
ら、第1記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すス
クロールカーソル位置からSDK0 の位置を見た方向
へ、所定の色の直線を描画し(ステップS43)、第2
記憶領域6bの内、第1記憶領域6aの地図画像上での
SDKの示すスクロールカーソル位置に対応する位置に
スクロールカーソルを描画し(ステップS44)、更
に、第2記憶領域6bの右下隅にスクロール操作が開始
時点での現在位置とスクロール位置との間の地理的距離
を示す文字を描画する(ステップS35)。
【0030】合成部7が画像メモリ部6の第1記憶領域
6aに記憶された地図画像の上に第2記憶領域6bに記
憶されたスクロールカーソル、直線、文字の画像を合成
し、所定の映像信号に変換して表示部4へ出力して画面
表示させる(ステップS36)。この結果、画面4Aに
は図8(2)に示す如く、現在のスクロールカーソル位
置を中心とする地図画像MIがスクロールカーソルSK
Mとともに表示される。これにより、図4のQ2 に示す
所望の範囲の地図画像を一度に見ることができる。画面
4Aにはスクロールカーソル位置と地図スクロール開始
操作時点での現在位置の間の地理的距離を示す文字DM
(550m)が表示されているので、現在位置からスク
ロールカーソルSKMの位置までの距離も判り、また、
直線LMにより、スクロールカーソルSKMから見て地
図スクロール開始操作時点での現在位置がどの方向であ
るかも簡単に判る。
【0031】以上の如く所望範囲の地図を確認後、地図
スクロールモードをオフしたい場合、操作部3で図示し
ないクリアキーを押す。すると、コントロール部9はス
テップS37でYESと判断し、図2のステップS10
へ進んで地図スクロールモードをオフしたのち、前述し
た(1)と同様にして現在位置周辺の地図画像の表示を
行う。
【0032】この実施の形態によれば、予め、現在位置
周辺の地図画像が表示されている状態で地図スクロール
操作を開始すると、地図画像は変わらずに該地図画像に
重ねたスクロールカーソルが移動し、地図を見たい所望
の範囲内でかつ地図画像の端までスクロールカーソルが
移動すると、スクロールカーソルを中心とした地図画像
に切り替わる。これより、ユーザは所望の範囲の地図を
一度に見ることができる。また、スクロールカーソルの
位置からスクロール操作開始時点の現在位置に向けた直
線が地図画像に重ねて表示されるので、スクロールカー
ソルの位置から見たスクロール操作開始時点の現在位置
の方向が一目で判る。更に、スクロールカーソルの位置
からスクロール操作開始時点の現在位置の間の地理的距
離が表示されるので、スクロール操作開始時点の現在位
置からスクロールカーソルまでどれくらい離れているか
も簡単に知ることができる。
【0033】なお、上記した実施の形態では、地図スク
ロール操作中、スクロールカーソルが地図画像の端に来
るまでは地図画像及び現在位置マークは変化しないよう
にしたが、地図スクロール操作中にユーザが移動してい
る場合に、現在位置の変化に応じて地図画像を移動し、
現在位置がどこか地図上で正確に確認できるようにして
も良い。具体的には、コントロール部9による図2と図
3の表示制御処理を図9、図10のように変更すれば良
い(なお、図2、図3と同じ処理には同一のステップ番
号が付してある)。最初のステップS10´では地図ス
クロールモードをオフするとともに、地図スクロール操
作開始後、まだスクロールカーソルが地図画像の端に来
る前であることを示すためのフラグF(0;スクロール
カーソルが地図画像の端に来る前、1;スクロールカー
ソルが地図画像の端に来たあと)を0としておく。そし
て、地図スクロール操作開始後、ステップS21´で
は、現在位置をSKDとし、図10のステップS30´
ではSDKと現在位置間の地理的距離を計算してLとす
る。また、ステップS32´では第1記憶領域6aに描
画された地図画像のエリアに現在位置が入っているかチ
ェックし、ステップS33´では第2記憶領域6bの
内、第1記憶領域6aの地図画像上のスクロールカーソ
ル位置と現在位置に各々対応する2点間に所定の色の直
線を描画し、ステップS34´では、第2記憶領域6b
の内、第1記憶領域6aの地図画像上での現在位置とス
クロールカーソル位置に各々対応する位置に現在位置マ
ークとスクロールカーソルを描画するようにする。更
に、ステップS43´では第2記憶領域6bの内、第1
記憶領域6aの地図画像上でのSDKの示すスクロール
カーソル位置に対応する位置から、第1記憶領域6aの
地図画像上でのSDKの示すスクロールカーソル位置か
ら現在位置を見た方向へ、所定の色の直線を描画するよ
うにする。
【0034】そして、図10のステップS39の処理の
あとFをチェックし(ステップS45)、0であれば図
9のステップS11に戻って現在位置を入力し、前回入
力した現在位置から一定距離以上変化していれば(ステ
ップS13でYES)、第1記憶領域6aに現在位置を
中心とする地図画像を描画し直す(ステップS16)。
そして、地図スクロールモードがオン中かチェックし
(ステップS22)、NOであればステップS17へ進
むが、YESであれば図10のステップS30´の側に
進むようにして、地図スクロール操作中であっても現在
位置の変化に応じて地図画像が移動するようにする。例
えば、ユーザが西に向かって移動しているとき、画面4
Aの中央に現在位置マークが表示されたまま地図画像は
スクロールカーソルとともに右に移動することになり、
移動中も現在位置がどこであるか地図上で正確に確認で
きる。この場合、地図画像はユーザが一定距離移動する
毎に描画し直されるだけであり、連続的に再描画する訳
ではないので、コントロール部9の処理負担は少ない
(ステップS13でNOのとき、地図スクロールモード
がオフしていればステップS23でYESと判断してス
テップS19へ進み、ステップS23でNOであれば図
10のステップS30´へ進む)。画面4Aには移動中
の現在位置とスクロールカーソルを結ぶ直線及び移動中
の現在位置とスクロールカーソル間の距離が表示される
ので、スクロールカーソル位置から見た現在位置の方向
と現在位置までの距離も正確に判る。
【0035】そして、地図スクロール操作により、スク
ロールカーソルが画面4Aの地図画像の端に来たときは
Fを1としたあと(図10のステップS31でYES、
ステップS47)、ステップS40へ進み、スクロール
カーソル位置を中心とする北を上向きとした1画面分の
地図画像を第1記憶領域6aに描画する(ステップS4
2)。そして、その後はステップS45でFが1と判断
されるので、コントロール部9はGPS受信部2から現
在位置を入力したあと(ステップS46)、ステップS
30´へ進み、スクロールカーソル位置と現在位置間の
地理的距離Lを計算したのち、第2記憶領域6bに現在
位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカーソル
位置から現在位置に向けた直線、スクロールカーソル位
置と現在位置間の地理的距離を描画し(ステップS31
〜35、またはステップS31、S32´、S43´、
S44、S35)、第1記憶領域6aの地図画像の上に
現在位置マーク、スクロールカーソル、スクロールカー
ソル位置から現在位置に向けた直線、スクロールカーソ
ル位置と現在位置間の距離を重ねた画像を表示させる
(ステップS36)。
【0036】図9、図10の変形例によれば、地図スク
ロール操作中にユーザが移動している場合に、現在位置
の変化に応じて地図画像が移動するので、現在位置がど
こか地図上で正確に確認できるようになり、またスクロ
ールカーソル位置から見た現在位置の方向と、スクロー
ルカーソル位置と現在位置間の距離も正確に判る。
【0037】なお、上記した実施の形態では、地図表示
機能付携帯電話端末を例に挙げて説明したが、本発明は
何らこれに限定されず、地図表示機能付携帯情報端末
(PDA)などにも同様に適用できる。また、地図デー
タは外部から取得するようにしたが、記憶部をICメモ
リカードで構成し、初めから記憶部に記憶させておくよ
うにしても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、スクロールカーソル移
動操作を開始して地図画像上でスクロールカーソルをユ
ーザ所望の範囲の方向に移動させていくと、スクロール
カーソルが地図画像の内、ユーザ所望の範囲に入ってい
る端まで来たところで、スクロールカーソル周辺の一定
範囲の地図画像に切り替わって表示されるので、所望の
範囲の地図を一目で視認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る地図表示機能
付携帯電話端末の地図表示系の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1中のコントロール部の地図表示制御処理を
示すフローチャートである。
【図3】図1中のコントロール部の地図表示制御処理を
示すフローチャートである。
【図4】ユーザの現在位置周辺の道路を示す地図であ
る。
【図5】図1中の画像メモリ部に描画される画像の説明
図である。
【図6】図1中の表示部の表示例の説明図である。
【図7】図1中の表示部の表示例の説明図である。
【図8】図1中の表示部の表示例の説明図である。
【図9】図1の変形例に係る地図表示制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】図1の変形例に係る地図表示制御処理を示す
フローチャートである。
【図11】ユーザの現在位置周辺の道路地図である。
【図12】従来の地図スクロール方法の問題点の説明図
である。
【符号の説明】
1 地図表示機能付携帯電話端末 2 GPS受信部 3 操作部 4 表示部 5 記憶部 6 画像メモリ部 9 コントロール部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HC11 HC13 HC22 HC25 HD03 HD04 2F029 AA07 AB07 AB12 AC02 AC08 AC09 AC16 5H180 AA21 BB05 CC12 FF05 FF13 FF22 FF33 FF36

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を検出する現在位置検出手段
    と、 地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルととも
    に表示可能な表示手段と、 スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手
    段と、 スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点
    の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作
    に従い可変するスクロールカーソル位置座標を計算する
    スクロールカーソル位置座標計算手段と、 スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図デ
    ータを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該
    地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークととも
    に表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が
    開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画
    像の端に来るまでは、スクロールカーソル移動操作開始
    時点で表示された地図画像の該当する箇所にスクロール
    カーソルを重ねて表示手段に表示させ、スクロールカー
    ソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のス
    クロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該
    地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スク
    ロールカーソルとともに表示手段に表示させる地図表示
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置。
  2. 【請求項2】 スクロールカーソル移動操作開始時点で
    の現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を
    計算する距離計算手段を設け、 地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開
    始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距
    離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載の携帯地図表示装置。
  3. 【請求項3】 現在位置を検出する現在位置検出手段
    と、 地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルととも
    に表示する表示手段と、 スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手
    段と、 スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点
    の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作
    に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロー
    ルカーソル位置座標可変手段と、 スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図デ
    ータを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該
    地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークととも
    に表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が
    開始されると、スクロールカーソル位置座標が画面の地
    図画像の端に来るまでは、スクロールカーソル移動操作
    開始時点の地図画像の該当する箇所にスクロールカーソ
    ル、現在位置とスクロールカーソル位置を結ぶ直線を重
    ねて表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が画
    面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカー
    ソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の該
    当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカーソ
    ル、スクロールカーソル位置からスクロールカーソル移
    動操作開始時点の現在位置に向けた直線とともに表示手
    段に表示させる地図表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置。
  4. 【請求項4】 スクロールカーソル移動操作開始時点の
    現在位置とスクロールカーソル位置間の地理的距離を計
    算する距離計算手段を設け、 地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開
    始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距
    離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、 を特徴とする請求項3記載の携帯地図表示装置。
  5. 【請求項5】 現在位置を検出する現在位置検出手段
    と、 地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルととも
    に表示可能な表示手段と、 スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手
    段と、 スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点
    の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作
    に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロー
    ルカーソル位置座標計算手段と、 スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図デ
    ータを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該
    地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークととも
    に表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が
    開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画
    像の端に来るまでは、現在位置周辺の一定範囲の地図画
    像の該当する箇所に現在位置マーク、スクロールカーソ
    ルを重ねた画像を表示手段に表示させ、スクロールカー
    ソル位置が画面の地図画像の端に来ると、その時点のス
    クロールカーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該
    地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スク
    ロールカーソルとともに表示手段に表示させる地図表示
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置。
  6. 【請求項6】 現在位置とスクロールカーソル位置間の
    地理的距離を計算する距離計算手段を設け、 地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開
    始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距
    離情報を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、 を特徴とする請求項5記載の携帯地図表示装置。
  7. 【請求項7】 現在位置を検出する現在位置検出手段
    と、 地図画像を現在位置マーク、スクロールカーソルととも
    に表示可能な表示手段と、 スクロールカーソルの移動操作をするスクロール操作手
    段と、 スクロールカーソル移動操作が開始されると、その時点
    の現在位置を初期値にしてスクロールカーソル移動操作
    に従いスクロールカーソル位置座標を可変するスクロー
    ルカーソル位置座標計算手段と、 スクロールカーソル移動操作が開始される前は、地図デ
    ータを用いて現在位置周辺の一定範囲の地図画像を、該
    地図画像の該当する箇所に重ねた現在位置マークととも
    に表示手段に表示させ、スクロールカーソル移動操作が
    開始されると、スクロールカーソル位置が画面の地図画
    像の端に来るまでは、現在位置周辺の一定範囲の地図画
    像の該当する箇所に現在位置マーク、スクロールカーソ
    ル、現在位置とスクロールカーソルを結ぶ直線を重ねた
    画像を表示手段に表示させ、スクロールカーソル位置が
    画面の地図画像の端に来ると、その時点のスクロールカ
    ーソル位置周辺の一定範囲の地図画像を、該地図画像の
    該当する箇所に重ねた現在位置マーク、スクロールカー
    ソル、スクロールカーソル位置から現在位置に向けた直
    線とともに表示手段に表示させる地図表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯地図表示装置。
  8. 【請求項8】 現在位置とスクロールカーソル位置間の
    地理的距離を計算する距離計算手段を設け、 地図表示制御手段は、スクロールカーソル移動操作が開
    始されたあと、地図画像に距離計算手段で計算された距
    離を重ねて表示手段に表示させるようにしたこと、 を特徴とする請求項7記載の携帯地図表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008010276A1 (fr) 2006-07-20 2008-01-24 Navitime Japan Co., Ltd. système d'affichage de carte, dispositif d'affichage de carte, procédé d'affichage de carte et serveur de distribution de carte
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