JPWO2008035767A1 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

光ディスク記録再生装置1は、DVDかHDDVDのいずれかの光学系に関する条件を設定し、光学系条件が設定されたディスクの光源をONにする。次に、対物レンズ36を装着された光ディスク2のディスク面に対して垂直方向に移動させる間に、光ディスク2から受光したRF信号を所定の閾値に基づいて2値化する(合焦点を中心とした焦点深度内のRF信号を所定の閾値で2値化する)。2値化されたRF信号が所望のRF波形(光学系条件が設定されたディスクのRF波形)であるか否かを判定し、2値化されたRF信号が所望のRF波形であるときは、装着された光ディスク2は光学系条件が設定されたディスクであると判断し、所望のRF波形でないときは、装着された光ディスク2は第2のディスクであると判別する。

Description

本発明は、光ディスクの種類を判別する光ディスク判別技術に関する。
現在使用されている光ディスクには様々な種類があり、光ディスク再生装置(または光ディスク記録再生装置)は、これらの様々な種類の光ディスクを再生(または記録再生)できることが必要である。しかしながら、光ディスクの種類が異なれば、記録密度やトラックピッチが異なり、さらに再生方法なども異なる。そのため、光ディスク再生装置は、再生動作を開始する前に、再生対象である光ディスクの種類を判別する必要がある。図1に主要な光ディスクのNA(対物レンズの開口数)、基板厚及び光源波長に関する比較表を示す。
ところで、上述した光ディスクの種類を判別する方法の一つに、光ディスクの基板厚を測定して、基板厚の相違から光ディスクの種類を判別する方法がある。この方法は、光ディスクの表面(ディスク表面)からの反射信号と記録面(記録層)からの反射信号の時間差を計測し、その計測値によって光ディスクの判別を行うものである(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2003−323716号公報 特開2000−311427号公報
上述した光ディスクの基板厚を測定して、光ディスクの種類を判別する方法は、基板厚が同じ光ディスク、例えば、図1に示すようにDVD(Digital Versatile Disc)とHDDVD(High-Definition Digital Versatile Disc)の種類を判別することはできないという問題がある。
また、一般に光ディスクの種類を判別する方法においては、フォーカスサーボをかけて光ディスクの判別を行うことが多いため、設定された光学系の条件が装着された光ディスクに対して不適当であった場合には、設定された光学系の条件を変更して、他の光学系の条件に設定し直し、再度、フォーカスサーボをかける必要がある。この結果、ディスクの種類判別に要する時間が長くなるという問題がある。図2を用いて、このことを説明する。
図2は、従来技術におけるディスクの種類を判別する処理の流れを示すフローチャートである。まず、所定の種類の光ディスクに対する光学系の条件を設定して、装着された光ディスクを回転させ、光源を点灯させる(ステップS10,S20)。次いで、フォーカスサーボをかけるために、アクチュエータを駆動させ、対物レンズを上下動させる(ステップS30)。このステップS30の段階で、光ディスクから一定レベル以上の戻り光量があるときには、フォーカスサーボを動作させ、また、トラッキングサーボを動作させる(ステップS40)。次いで、フォーカスサーボの動作及びトラッキングサーボの動作で得られた信号をもとにディスクの判別を行う(ステップS50)。ステップS50のディスク判別において、装着された光ディスクが最初に設定された光学系の条件の光ディスクでないと判定された場合には、別の種類の光ディスクに対する光学系の条件を設定し、再度、ステップS10〜S50を繰り返す。このため、光ディスクの種類を判別するのに時間がかかっていた。なお、極端にトラックピッチの異なる場合は、トラッキングサーボもONしないため、ステップS40の段階で別の種類の光ディスクに対する光学系の条件を設定する場合もある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その課題の一例としては、同一の基板厚を有する光ディスクの種類判別を行うことができる光ディスク記録再生装置を提供することにある。また、その課題の一例としては、光ディスクの種類判別を迅速に行うことができる光ディスク記録再生装置を提供することにある。
上記の課題を達成するため、請求項1記載の光ディスク記録再生装置は、 2種類以上の光ディスクを判別する媒体判別手段を備えた光ディスク記録再生装置であって、前記媒体判別手段は、前記2種類以上の光ディスクのいずれかの光学系の条件を設定する条件設定手段と、設定された光学系の条件に従って、装着された光ディスクを回転駆動させるとともに、装着された光ディスクを再生または記録するために最初に光源を点灯させる光学系起動手段と、前記光学系のフォーカスサーボを動作させる前に、装着された光ディスクのディスク面に対して垂直方向に対物レンズを移動させる対物レンズ移動手段と、前記対物レンズの移動中に前記光ディスクから受光したRF信号含む所定の信号を記録する信号記録手段と、前記信号記録手段により記録された所定の信号に基づいて、合焦点を検出し、検出された合焦点を中心に焦点深度内のRF信号をデジタル化する2値化手段と、デジタル化されたRF信号の波形が、光学系の条件を設定された種類の光ディスクの信号波形であるか否かに基づいて、装着された光ディスクが前記2種類以上の光ディスクのいずれかであるかを判定する2値化判定手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項3記載の光ディスク記録再生装置は、2種類以上の光ディスクを判別する媒体判別手段を備えた光ディスク記録再生装置であって、前記媒体判別手段は、前記2種類以上の光ディスクのいずれかのディスク回転数を設定するとともに、前記ディスク回転数以外に関しては、前記2種類以上の光ディスクの光学系の条件を設定する条件設定手段と、設定されたディスク回転数の条件に従って、装着された光ディスクを回転駆動させるとともに、装着された光ディスクを再生または記録するために前記2種類以上の光源を同時に点灯させる光学系起動手段と、前記光学系のフォーカスサーボを動作させる前に、装着された光ディスクに対して垂直方向に対物レンズを移動させる対物レンズ移動手段と、前記対物レンズの移動中に前記光ディスクから受光した、それぞれの光源に対応するRF信号含む所定の信号を記録する信号記録手段と、前記信号記録手段により記録されたそれぞれの所定の信号に基づいて、合焦点を検出し、検出された合焦点を中心に焦点深度内のRF信号をそれぞれデジタル化する2値化手段と、デジタル化されたそれぞれのRF信号の波形が、対応する光源の光ディスクの信号波形であるか否かに基づいて、装着された光ディスクが前記2種類以上の光ディスクのいずれかであるかを判定する2値化判定手段と、
を有することを特徴とする。
主要な光ディスクのNA、基板厚及び光源波長に関する比較表である。 従来技術におけるディスクの種類を判別する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の概略構成図である。 図3に示すピックアップ部の要部構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の媒体判別処理を示すフローチャートである。 図6のステップS500の2値化処理を詳しく示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の媒体判別処理において、対物レンズのUP−DOWN中に得られるRF信号である。 本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の媒体判別処理で得られるRF信号及びFE信号において、合焦点、焦点深度及び2値化処理のための閾値を示す図である。 DVDの光源でDVDを再生する場合、及びHDDVDの光源でDVDを再生する場合のRF信号の出力波形を示す図である。 HDDVDの光源でDVDを再生する場合、及びDVDの光源でHDDVDを再生する場合のRF信号の出力波形を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の媒体判別処理の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の媒体判別処理において再生専用ディスクと未記録の記録用ディスクを判別する処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の媒体判別処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置のピックアップ部の要部構成の一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置のピックアップ部の要部構成の一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置のピックアップ部の要部構成の一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置のピックアップ部の要部構成の一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置の媒体判別処理の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1,10 光ディスク記録再生装置
2 光ディスク
3 ピックアップ部
4 信号処理部
5 制御部
6 駆動部
7 光学系切替部
31,32 光ディスク(DVD,HDDVD,CD,BD)モジュール
33,34 コリメータレンズ
35 PBS、ダイクロミラー
36 対物レンズ
37 波長透過フィルタ
38 光路切り替え偏光変換素子
P1 合焦点
ΔZ 焦点深度
L1 閾値
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置1の概略構成を示す図である。図3に示す光ディスク記録再生装置1は、基板厚が同一の2種類の光ディスク2を記録再生することが可能な光ディスク記録再生装置であり、装着された光ディスク2の種類(媒体)を判別する機能を備えている。ここで、本実施の形態における基板厚が同一の光ディスク2としては、DVD(Digital Versatile Disc)とHDDVD(High-Definition Digital Versatile Disc)を一例として挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、基板厚(ディスク表面から記録面までの距離)が同一な光ディスクであれば何であってもよい。
光ディスク再生装置1のピックアップ部3は、光ディスク2に記録されている信号を読み出す光学式ピックアップであり、レーザ光を光ディスク2に照射し、その反射光を電気信号に変換して信号処理部4に出力するようになっている。
信号処理部4は、電気信号に波形成形処理やノイズ除去処理、及びデジタル変換処理などを施して、再生信号(RF信号)を不図示の再生回路等に出力するようになっている。また、信号処理部12は、上述した電気信号からサーボエラー信号(フォーカスエラー(FE)信号、トラッキングエラー(TE)信号)を生成して、制御部5に出力するようになっている。
制御部5は、ピックアップ部3の移動制御を行うようになっており、サーボエラー信号からフォーカス制御及びトラッキング制御のための駆動信号を生成し、駆動部6に出力するようになっている。また、制御部5は、装着された光ディスク2を再生するにあたり、光ディスク2の種類判別を行う媒体判別処理(詳しくは後述する)を行うようになっている。
駆動部6は、駆動信号に基づいて、ピックアップ部3内のアクチュエータ(図示せず)を駆動させて、ピックアップ部3(ピックアップ内の図示していない対物レンズ)を光ディスク2のディスク面に対して垂直方向に移動させたり、ピックアップ部3全体を光ディスク2の半径方向に移動させたりするようになっている。
光学系切替部7は、光ディスクの種類に合わせて光学系の切替制御を行うようになっており、本実施の形態においては、DVDとHDDVDのいずれかの光学系の条件(光源、収差補正手段、ディスク回転数など)を設定するようになっている。
次に、ピックアップ部3の要部構成について説明する。図4は、ピックアップ部3の要部構成を示す図である。ピックアップ部3は、詳しくは、DVD用の光源(LD)と光検出器(PD)を備えたDVDモジュール31、HDDVD用の光源(LD)と光検出器(PD)を備えたHDDVDモジュール32、DVD用のコリメータレンズ33、HDDVD用のコリメータレンズ34、PBS(Polarization Beam Splitter)35、及び対物レンズ36を備えている。
DVDモジュール31の光源から出射されたレーザ光(波長:650nm)は、コリメータレンズ33により平行光とされ、PBS35に反射されて、対物レンズ36に入射すると、光ビームとなって光ディスク2の記録面上に集光される。また、光ビームが光ディスク2の記録面に照射されることで生じる反射光は、対物レンズ36を透過し、PBS35で反射され、コリメータレンズ33を介してDVDモジュール31の光検出器に入射する。
一方、HDDVDモジュール32の光源から出射されたレーザ光(波長:405nm)は、コリメータレンズ34により平行光とされ、PBS35で透過されて、対物レンズ36に入射すると、光ビームとなって光ディスク2の記録面上に集光される。また、光ビームが光ディスク2の記録面に照射されることで生じる反射光は、対物レンズ36及びPBS35を透過し、コリメータレンズ34を介してHDDVDモジュール32の光検出器に入射する。
本実施の形態においては、制御部5によって選択されたDVDとHDDVDのいずれかの光学系の条件を光学系切替部7が設定することにより、DVDモジュール31又はHDDVDモジュール32のいずれかが動作するようになっている。
次に、図5及び図6を用いて、上述した構成の光ディスク記録再生装置1が、装着された光ディスク2の種類を判別する媒体判別処理について説明する。図5は、光ディスク記録再生装置1の媒体判別処理を示すフローチャートであり、図6は、図5のステップS500を詳しく示すフローチャートである。
まず、光ディスク記録再生装置1は、DVDかHDDVDかのいずれかの光学系に関する条件を設定する(ステップS100)。具体的には、光源、対物レンズの収差補正、ディスク回転数などに関する設定であり、例えば、DVDが選択されたときには、DVDの光源(650nm)、DVDのNA(0.6)に合わせた収差補正、DVDのディスク回転数(3.49m/sec)等が設定され、HDDVDが選択されたときには、HDDVDの光源(405nm)、HDDVDのNA(0.65)に合わせた収差補正、HDDVDのディスク回転数(6.61m/sec)が設定される。以下、最初に光学系条件が設定される光ディスクの種類(DVDかHDDVDの一方)を第1のディスクという。第1のディスクの設定方法に関しては、どのような方法でもよく、例えば、前回に装着された光ディスク2の種類を設定してもよいし、ユーザの選択により設定してもよいし、過去の再生履歴により設定してもよい(再生された回数の多い光ディスク2の種類を設定する)。
次に、光ディスク記録再生装置1は、設定されたディスク回転数に従って、装着された光ディスク2を回転させ、第1のディスクの光源(DVDモジュール31又はHDDVDモジュール32のいずれかの光源)を点灯する(ステップS200,S300)。
次に、光ディスク記録再生装置1は、対物レンズ36を光ディスク2のディスク面に対して垂直方向(ディスク面に接近させる方向及びディスク面から遠ざける方向)に移動、すなわち上下動させる(ステップS400)。そして、この対物レンズ36の上下動の間に、光ディスク2から受光したRF信号を所定の閾値に基づいて2値化する(ステップS500)。このステップS500の2値化処理を、図6を用いて詳しく説明する。なお、本実施の形態では、まず、対物レンズ36を初期位置からディスク面に接近させる方向(上方向)に移動し、その後、ディスク面から遠ざける方向(下方向)に移動させるものとして、以下、説明する。
まず、対物レンズ36を上昇させる過程において、RF信号が一定のレベル以上になったら、RF信号をメモリに入力して、当該RF信号を記録する(ステップS510)。図7(a)にメモリに入力されるRF信号の波形例を示す。図7(b)は、図7(a)に示すRF信号の最大値を含む近傍の波形を拡大した図である。なお、ステップS510では、RF信号が一定のレベル以上になったら、RF信号をメモリに入力するようにしたが、RF信号に加えて、FE信号もメモリに入力するようにしてもよい。
次に、図8(a)に示すように、メモリに入力されたRF信号から、RF信号の出力最大の位置(RF戻り光量MAXの位置)を合焦点の位置(P1)として検出する。なお、ステップS510でFE信号をメモリに入力したときは、図8(b)に示すように、FE信号の出力がゼロとなる位置(フォーカスゼロクロスポイントの位置)を合焦点の位置(P1)として検出してもよい。
次に、RF信号を2値化するための閾値L1を決定する(ステップS530)。詳しくは、閾値L1は、RF信号の最大出力値から、位置P1におけるRF振幅値の半分を引いた値である。
次に、第1のディスクの焦点深度を計算する(ステップS540)。ここで、焦点深度ΔZは、ΔZ=±λ/2NA(λ:波長、NA:開口数)であるから、第1のディスクがDVDの場合には、焦点深度ΔZ=±650nm/2×0.6=±903nmであり、第2のディスクがHDDVDの場合には、焦点深度ΔZ=±405nm/2×0.65=±480nmとなる。
次に、対物レンズ36を下降させる過程において、合焦点の位置(P1)を中心に、焦点深度ΔZ内のRF信号を閾値L1に基づいて2値化する(ステップS550)。これは、装着された光ディスク2が、光学系の条件が設定された第1のディスクであるならば、合焦点(P1)の位置を中心とした焦点深度ΔZ内の領域では、所望のRF波形(第1のディスクのRF波形)を再生することができることに基づく。なお、対物レンズ36の位置は、図示しない対物レンズ位置センサにより検出されるようになっているので(位置検出方法は、例えば、特開平5−114150号公報、特開平11−120569号公報などに記載の公知の技術を用いる)、光ディスク記録再生装置1は、対物レンズ36が合焦点の位置(P1)を中心とした焦点深度ΔZ内に位置していることを把握することができる。
図5に戻って、次に、光ディスク記録再生装置1は、2値化されたRF信号が所望のRF波形(第1のディスクのRF波形)であるか否かを判定する(ステップS600)。本実施の形態では、2値化されたRF信号が所望のRF波形であるときを2値化可能であるという。所望のRF波形とは、具体的には、第1のディスクがDVDの場合には、2値化されたRF波形(デジタル信号)のパルス幅が3Tから14Tに相当することを意味する。従って、第1のディスクをDVDとして、DVDの光学系の条件を設定した場合には、デジタル信号のパルス幅が3Tから14Tに相当するデジタル信号を得たときに、装着された光ディスク2はDVDであると判断することができる。一方、デジタル信号のパルス幅が上記パルス幅でないときには、装着された光ディスク2はDVDでない、すなわちHDDVDであると判断することができる。なお、2値化可能であるか否かの判定に関しては、公知の2値化判定回路を用いて行う(例えば、尾上守夫、村山登他,「光ディスク技術」,株式会社ラジオ技術社,P.190−193)。勿論、2値化判定においても種々の変形は可能であり、例えば、RF信号(直流成分)をRF信号(交流成分)で除した波形でもって2値化してもよく、この場合には、RF信号が小さくてもRF振幅が強調されるので、2値化判定がしやすくなるという効果がある。
ステップS600において、2値化可能であるときは(2値化されたRF信号が所望のRF波形であるときは)、装着された光ディスク2は第1のディスクであると判断し、第1のディスクの光学系の条件を設定のまま、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS1000)。
これに対して、ステップS600において、2値化可能でないときは(2値化されたRF信号が所望のRF波形でないは)、装着された光ディスク2は、第1のディスクではなく、第2のディスクであると判別し、第2のディスクの光学系の条件を設定する(ステップS700)。次いで、光ディスク記録再生装置1は、第2のディスクのディスク回転数に従って、装着された光ディスク2を回転させ、第2のディスクの光源をONにして(ステップS800,S900)、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS1000)。
なお、図6に示す2値化処理は、RF信号の出力(RF振幅)が所定のレベル以上ある場合を想定したフローであるが、例えば、オフピットに光ビームが照射されて、十分なRF信号の出力を得られなかった場合には、再度、対物レンズ36を上下動させて、上記ステップS510〜S550を実行すればよい。
また、上記ステップS900とS1000の間に、ステップS400〜S600の2値化判定のための処理を加えて、2値化判定可能な場合には、ステップS1000に進み、2値化不能の場合には、不明な光ディスクである旨の表示をし、装着された光ディスク2を排出するという流れにしてもよい。これは、DVDとHDDVD以外の基板厚が同一な新たな光ディスクが規格化されても対応できるようにしたものである。すなわち、この場合には、基板厚が同一の3種類以上の光ディスクの判別にも適用することができる。
本実施の形態の媒体判別処理においては、具体的には、(1)DVDの光源でDVDを再生する場合、(1)HDDVDの光源でDVDを再生する場合、(3)HDDVDの光源でHDDVDを再生する場合、(4)DVDの光源でHDDVDを再生する場合の4通りが存在する。
図9及び図10は、上記4通りの場合のRF信号の出力波形を示す図である。図9(a)は、DVDの光源でDVDを再生する場合のRF信号を示しており、2値化されたデジタル信号は所望の波形(パルス幅が3T〜14T)を備えている。これに対して、図9(b)は、HDDVDの光源でDVDを再生する場合のRF信号を示しており、HDDVDの光ビームはDVDに比べてビーム径が小さいため、ピットのエッジ部分でしかRF信号を得ることができない。すなわち、2値化されたデジタル信号は所望の波形ではない(例えば、パルス幅が1T、1.5Tなど)。
また、図10(a)は、HDDVDの光源でHDDVDを再生する場合のRF信号を示しており、2値化されたデジタル信号は所望の波形を備えている。これに対して、図10(b)は、DVDの光源でHDDVDを再生する場合のRF信号を示しており、DVDの光ビームはHDDVDに比べてビーム径が大きいため、長いピット部分しかRF信号を得ることができないとともに(短いピット部分はRF信号を得ることができない)、RF振幅も小さいため、2値化は不能となっている(図示するように2値化波形はなし)。
以上、述べたように本実施の形態の光ディスク記録再生装置1によれば、フォーカス制御及びトラッキング制御をかける前に対物レンズ36を上下動させ、この上下動の際に得たRF信号やFE信号に基づいて合焦点(P1)を検出し、合焦点(P1)の位置を中心とした焦点深度ΔZ内のRF信号を2値化して、光ディスク2の種類を判別するので、同一の基板厚を有する光ディスク、例えば、DVDとHDDVDであっても、光ディスクの種類判別を迅速に行うことができる。
(第1の実施の形態の第1変形例)
なお、第1の実施の形態においては、2種類の光ディスク(第1のディスク、第2のディスク)の光源を順次点灯して(第1のディスクが2値化不能のとき)、媒体判別処理を行っていたが、これとは別に2種類の光ディスクの光源を同時に点灯して、媒体判別処理を行うようにしてもよい。以下、図11を参照して、媒体判別処理の変形例について説明する。図11は、2種類の光ディスクの光源を同時に点灯したときの媒体判別処理を示すフローチャートである。
まず、光ディスク記録再生装置1は、DVD及びHDDVDの双方の光源(DVDモジュール31及びHDDVDモジュール32の双方の光源)を点灯するため、DVD及びHDDVDの双方の光学系に関する条件を設定する(ステップS1100)。なお、本変形例では、同時に設定される光ディスクの種類の一方(DVD及びHDDVDの一方)を第1のディスクといい、他方を第2のディスク(DVD及びHDDVDの他方)という。また、ディスクの回転数に関しては、双方の条件を設定することができないので、いずれか一方、例えば、第1のディスク用の回転数を設定するものとする。
次に、光ディスク記録再生装置1は、第1のディスクのディスク回転数に従って、装着された光ディスク2を回転させ、第1のディスクの光源及び第2のディスクの光源の双方を同時に点灯する(ステップS1200,S1300)。
次に、光ディスク記録再生装置1は、対物レンズ36を光ディスク2のディスク面に対して垂直方向(ディスク面に接近させる方向及びディスク面から遠ざける方向)に移動、すなわち上下動させる(ステップS1400)。そして、この対物レンズ36の上下動の間に、光ディスク2から受光したRF信号を所定の閾値に基づいて2値化する(ステップS1500)。本変形例では、2つの光源を同時に点灯しているため、第1のディスク用のRF信号及び第2のディスク用のRF信号の双方(DVDモジュール31及びHDDVDモジュール32の双方の光検出器で検出したRF信号)を2値化することとなる。なお、このステップS1500の2値化処理は、上述した図6の2値化処理のフローと同一であるため、説明は省略する。但し、第2のディスクの2値化処理に関しては、ディスク回転数が第1のディスクの回転数に設定されているので、第1のディスクの回転数をa、第2のディスクの回転数をbとした場合、2値化判定回路の2値化検出クロックをb/a倍にする。具体的には、第1のディスクをDVD、第2のディスクをHDDVDにしたときは、b/a=6.61/3.49であり、第1のディスクをHDDVD、第2のディスクをDVDにしたときは、b/a=3.49/6.61となる。
次に、光ディスク記録再生装置1は、2値化されたRF信号が所望のRF波形であるか否かを判定する(ステップS1600)。すなわち、第1のディスクの2値化されたRF信号が所望のRF波形であるか否か、また、第2のディスクの2値化されたRF信号が所望のRF波形であるか否かを判定する。なお、装着された光ディスク2は、第1のディスク又は第2のディスクのいずれかであるので、いずれか一方のRF信号は所望のRF波形となり、いずれか他方のRF信号は所望のRF波形とならない。
第1のディスク及び第2のディスクのうち、2値化不能な光ディスクについては、装着された光ディスク2でないと判断して、光源を消灯する(ステップS1700)。
一方、第1のディスク及び第2のディスクのうち、2値化可能な光ディスクについては、当該光ディスクの回転数がステップS1100で設定された第1のディスクの回転数(実際に回転しているスピンドルの回転数)と同じであるか否かを判定する(ステップS1800)。2値化可能な光ディスクの回転数が第1のディスクの回転数と同じであるときは、装着された光ディスク2が第1のディスクであると判断できるので、スピンドルの回転数を第1のディスクの回転数に設定したまま、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS2000)。これに対して、2値化可能な光ディスクの回転数が第1のディスクの回転数と同じでないとき、つまり、第2のディスクの回転数であるときは、装着された光ディスク2が第2のディスクであると判断できるので、スピンドルの回転数を第2のディスクの回転数に設定し、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS1900,S2000)。
従って、本変形例によれば、2種類の光ディスクの光源を同時に点灯させる場合にも、第1の実施の形態と同じ媒体判別処理を行うことができるので、第1の実施の形態で述べたように、同一の基板厚を有する光ディスク、例えば、DVDとHDDVDであっても、光ディスクの種類判別を迅速に行うことができる。
(第1の実施の形態の第2変形例)
また、第1の実施の形態においては、再生専用の光ディスク(DVD−ROM、HDDVD−ROM)を判別対象の光ディスクとして説明してきたが、本発明はこれに限定されず、記録用の光ディスク(DVD−R、DVD−RW、HDDVD−R、HDDVD−RWなど)を判別対象の光ディスクに加えてもよい。以下、図12を参照して、再生専用ディスクと未記録の記録用ディスクを判別する処理(以下、再生・未記録の記録可能ディスク判別処理という)について説明する。図12は、再生・未記録の記録可能ディスク判別処理を示すフローチャートであり、再生・記録判別処理は、図6の2値化処理において、ステップS510以前のステップとして位置づけられる処理である。
まず、光ディスク再生装置1は、対物レンズ36の上昇又は下降中にRF信号を入力したか否かを判定する(ステップS501)。なお、ピックアップ部3は、半径方向の初期位置としては、光ディスク2のデータ領域に位置づいているものとする。
対物レンズ36の上昇又は下降中にRF信号を入力したときは、再生専用の光ディスクと判断し(ステップS502)、以後、ステップS510へ進む。
一方、対物レンズ36の上昇又は下降中にRF信号を入力しなかったときは、ピックアップ部3を光ディスク2のデータ領域より内側の最内周部に位置づけて、当該位置において対物レンズ36の上昇又は下降中にRF信号を入力したか否かを判定する(ステップS503,S504)。これは、DVD及びHDDVDの記録用の光ディスクは、未記録ディスクであっても、いずれも光ディスクの最内周部にRF信号が記録されていることに基づく。なお、ピックアップ部3を最内周部に位置づけるときは、最内周部内において半径位置を少しずつ変更してRF信号を検出するものである。ピックアップ部3を光ディスク2の最内周部に位置づけて、対物レンズ36の上昇又は下降中にRF信号を入力したときは、記録用の光ディスクであると判断し(ステップS505)、ステップS510へ進む。なお、最内周部においてRF信号を入力しなかったときは、不明な光ディスクとして処理を終了する(Unknown Discと表示し、装着された光ディスク2を排出する)。
なお、記録済みの記録用ディスクの場合は、再生専用ディスクとして判断してもよい。記録済みの記録用ディスクは再生専用ディスクと物理規格を同じにして互換性を図っているからである。
従って、本変形例によれば、再生専用か未記録の記録用光ディスクかの判別を新たな検出回路を設けることなく、RF信号だけで判別することができるので、簡単な構成で、同一の基板厚を有する光ディスクに関して、再生専用の光ディスクか、未記録の記録用の光ディスクを判別することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態に係る光ディスク記録再生装置10について説明する。本実施の形態に係る光ディスク記録再生装置10は、基板厚が同一の2種類の光ディスク2を含む4種類の光ディスク2を再生することが可能な光ディスク記録再生装置であり、装着された光ディスク2の種類(媒体)を判別する機能を備えている。ここで、本実施の形態における基板厚が同一の光ディスク2としては、DVD(Digital Versatile Disc)とHDDVD(High-Definition Digital Versatile Disc)を一例として挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、基板厚(ディスク表面から記録面までの距離)が同一な光ディスクであれば何であってもよい。また、残りの2種類の光ディスク2としては、CD(Compact Disc)及びBD(Blu-ray Disc)を一例として挙げるが、これに限定されるものではなく、基板厚が同一の2種類の光ディスクとは基板厚が異なる光ディスクであれば、何であってもよい。
なお、光ディスク記録再生装置10の構成は、ピックアップ部の構成を除いて、光ディスク記録再生装置1と略同一な構成であるため(図3と略同一)、説明は省略する。ピックアップ部の要部構成は、種々のバリエーションが考えられるため、これに関しては後述する。
以下、光ディスク記録再生装置10が装着された光ディスク2の種類を判別する媒体判別処理について説明する。図13は、光ディスク記録再生装置10の媒体判別処理を示すフローチャートである。なお、本実施の形態においては、4種類の光ディスクの光源のうち選択されたいずれか一つの光源を点灯して、媒体判別処理を行うようになっている。
光ディスク記録再生装置10は、設定された、所定の種類の光ディスクの光学系に関する条件に基づいて、装着された光ディスク2を回転させ、光源をONにした後に、対物レンズ36を上下動させて、装着された光ディスク2の基板厚を測定する(ステップS2100)。なお、ディスク基板厚を測定する方法は、公知の所定の方法に基づくものである。
次に、光ディスク記録再生装置10は、測定された光ディスク2の基板厚が、BDの基板厚(0.1mm、0.075mm)であるか、CDの基板厚(1.2mm)であるか、DVDタイプ(DVD及びHDDVDをいう)の基板厚(0.6mm)であるかを判断する(ステップS2200)。
測定された光ディスク2の基板厚が、BDの基板厚であると判断したときは、装着された光ディスク2の種類はBDであるので、光ディスク記録再生装置10は、BDの光学系に関する条件を設定し、設定された条件に従って、BDの回転数で光ディスク2を回転させ、BDの光源を点灯させた後、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS2300〜S2500,S2900)。
測定された光ディスク2の基板厚が、CDの基板厚であると判断したときは、装着された光ディスク2の種類はCDであるので、光ディスク記録再生装置10は、CDの光学系に関する条件を設定し、設定された条件に従って、CDの回転数で光ディスク2を回転させ、CDの光源を点灯させた後、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS2600〜S2900)。
測定された光ディスク2の基板厚が、DVDタイプの基板厚であると判断したときは、光ディスク記録再生装置10は、DVDとHDDVDの判定処理を行う(ステップS3000)。ここで、ステップS3000のDVDとHDDVDの判定処理は、図5の媒体判別処理(ステップS100〜S1000)と同一であるため、説明を省略する。ステップS3000においては、装着された光ディスク2がDVDとHDDVDのいずれかであることを判別するので、判別した光ディスクの光学系に関する条件を設定した後、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする。
従って、本実施の形態によれば、光ディスクの基板厚を測定するとともに第1の実施の形態で述べた媒体判別処理を適用して、光ディスクの種類を判別するので、基板厚が同一の2種類の光ディスクを含む4種類の光ディスクの種類判別を迅速に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、ディスク基板厚の測定処理(ステップS2100)と2値化判定処理(ステップS3000の一部)を別々のステップにおいて行ったが、ともに対物レンズ36の上下動の際に行う処理であるため、同一のステップにおいてディスク基板厚の測定をするとともに、2値化判定処理をするようにしもよい。この場合には、当該ステップの処理において、BD、DVD、HDDVD、及びCDのいずれかを判別することができる。
ここで、本実施の形態に係る光ディスク記録再生装置10のピックアップ部の種々の構成の一例を図14〜図17に示す。
図14に示すピックアップ部3Aは、2つの対物レンズ36を備え、光源に応じて対物レンズ36を切り替えるタイプである。すなわち、対物レンズ36A1は、HDDVD/DVD/CD用の対物レンズであり、対物レンズ36A2は、BD用の対物レンズであるので、HDDVD/DVD/CD用の光源を点灯するときは、対物レンズ36A1に切り替え、BD用の光源を点灯するときは、対物レンズ36A2に切り替えるようになっている。なお、波長透過フィルタ37A1〜3は、各光源に応じた波長のレーザ光のみ透過可能となっており、光源を同時に点灯させる場合には、クロスストロークを除去可能としている。また、コリメータレンズ33A3は、矢印方向に移動可能となっており、光ディスクの基板厚の相違に基づく球面収差を補正することができる(DVDのコリメートレンズも同様に光軸方向に動かして球面収差を補正することも有効である)。
図15に示すピックアップ部3Bは、光源に応じて光路を切り替えるタイプである。詳しくは、同一のBD/HDDVDモジュール31B3からレーザ光が出射されるBDとHDDVDの光路を切り替えて、HDDVDの場合には、HDDVD/DVD/CD用の対物レンズ36B1、BDの場合には、BD用の対物レンズ36B2を透過するようになっている。なお、BDとHDDVDの光路切り替えは、HDDVD/BD用光路切り替え偏光素子38Bによる。また、コリメータレンズ33B3は、矢印方向に移動可能となっており、光ディスクの基板厚の相違に基づく球面収差を補正することができる。
図16に示すピックアップ部3Cは、3波長のレーザ光を出射可能な光源及び3波長のレーザ光を検出可能な光検出部を備えたCD/DVD/BD/HDDVDコンパチレーザモジュール31C、及び2つの対物レンズ36Cを備えるタイプである。すなわち、対物レンズ36C1は、HDDVD/DVD/CD用の対物レンズであり、対物レンズ36C2は、BD用の対物レンズであるので、HDDVD/DVD/CD用の光源を点灯するときは、対物レンズ36C1に切り替え、BD用の光源を点灯するときは、対物レンズ36C2に切り替えるようになっている。なお、コリメータレンズ33Cは、矢印方向に移動可能となっており、光ディスクの基板厚の相違に基づく球面収差を補正することができる。
図17に示すピックアップ部3Dは、3波長のレーザ光を出射可能な光源及び3波長のレーザ光を検出可能な光検出部を備えたCD/DVD/BD/HDDVDコンパチレーザモジュール31D、及び1つの対物レンズ36Dを備えるタイプである。すなわち、いずれの光源を用いても対物レンズを切り替える必要はないタイプである。なお、コリメータレンズ33Dは、矢印方向に移動可能となっており、光ディスクの基板厚の相違に基づく球面収差を補正することができる。
(第2の実施の形態の変形例)
第2の実施の形態においては、4種類の光ディスクの光源のいずれか一つを点灯して、媒体判別処理を行っていたが、これとは別に4種類の光ディスクの光源を同時に点灯して、媒体判別処理を行うようにしてもよい。以下、図18を参照して、媒体判別処理の変形例について説明する。図18は、4種類の光ディスクの光源を同時に点灯したときの媒体判別処理を示すフローチャートである。なお、本変形例の光ディスク記録再生装置10は、図17に示した構成のピックアップ部3Dを備えるものとして、以下、説明する。
まず、光ディスク記録再生装置10は、4種類の光ディスクの光源すべてを同時に点灯するため、すべての種類の光ディスクの光学系に関する条件を設定する(ステップS3100)。なお、光ディスクの回転数に関しては、いずれかの種類の光ディスク(第1のディスクという)の条件を設定する。
次に、光ディスク記録再生装置1は、第1のディスクのディスク回転数に従って、装着された光ディスク2を回転させ、すべての光源をONにする(ステップS3200,S3300)。
次に、光ディスク記録再生装置1は、対物レンズ36を光ディスク2のディスク面に対して垂直方向(ディスク面に接近させる方向及びディスク面から遠ざける方向)に移動、すなわち上下動させる(ステップS3400)。そして、この対物レンズ36の上下動の間に、装着された光ディスク2の基板厚を測定するとともに、光ディスク2から受光したRF信号を所定の閾値に基づいて2値化する(ステップS3500)。ここで、ディスク基板厚を測定する方法は、公知の所定の方法に基づく。また、RF信号の2値化に関しては、DVDモジュール及びHDDVDモジュールで受光したRF信号に関してのみ行う。なお、この2値化処理は、上述した図6の2値化処理のフローと同一であるため、説明は省略する。但し、第1の実施の形態の第1変形例(図11のステップS1500)と同様に、2値化判定回路の2値化検出クロックを設定されたディスクの回転数に応じて変化させる必要がある。
次に、光ディスク記録再生装置10は、測定された光ディスク2の基板厚が、BDの基板厚(0.1mm、0.075mm)であるか、CDの基板厚(1.2mm)であるか、DVDタイプ(DVD及びHDDVDをいう)の基板厚(0.6mm)であるかを判断する(ステップS3600)。
測定された光ディスク2の基板厚が、BDの基板厚であると判断したときは、装着された光ディスク2の種類はBDであるので、光ディスク記録再生装置10は、BDの光学系に関する条件を設定し、設定された条件に従って、BDの回転数で光ディスク2を回転させ、BD以外の光源を消灯し、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS3700〜S3900,S4600)。
測定された光ディスク2の基板厚が、CDの基板厚であると判断したときは、装着された光ディスク2の種類はCDであるので、光ディスク記録再生装置10は、CDの光学系に関する条件を設定し、設定された条件に従って、CDの回転数で光ディスク2を回転させ、CD以外の光源を消灯し、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS4000〜S4200,S4600)。
測定された光ディスク2の基板厚が、DVDタイプの基板厚であると判断したときは、光ディスク記録再生装置10は、DVDとHDDVDの判定処理を行う(ステップS4300)。このDVDとHDDVDの判定処理は、ステップS3500において2値化されたそれぞれのRF信号が所望のRF波形であるか否かにより判定するものであり、具体的には、DVDモジュールで受光したRF信号がDVDの波形を示すのであれば、装着された光ディスク2はDVDと判定し、HDDVDモジュールで受光したRF信号がHDDVDの波形を示すのであればHDDVDと判定するものである。そして、判定された光ディスクの光学系の条件を設定し、設定された条件に従って、所望の回転数で光ディスク2を回転させ、判定された光ディスク以外の光源を消灯して、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボをONにする(ステップS4400〜S4600)。
なお、本変形例では、図17に示した構成のピックアップ部3Dを備えた光ディスク記録再生装置10の媒体判別処理を説明したが、これ以外の構成のピックアップ部を備えた光ディスク記録再生装置10でもよいのは勿論である。但し、ピックアップ部3A〜3Cを用いた場合には、上述したDVDとHDDVDの判定処理において、DVDモジュール及びHDDVDモジュールの双方において受光したRF信号がともに2値化不能となる場合がある。この場合には、対物レンズ36の切り替えや光路の切り替えが必要となる。例えば、図14に示すピックアップ部3Aの場合には、BD用対物レンズ36A2が設定されていたときには、DVDとHDDVDの判定処理において、双方とも2値化不能となる。また、図15に示すピックアップ部3Bの場合には、BD/HDDVDモジュール31B3から出射されたレーザ光がBD用の光路に設定されていたときには、DVDとHDDVDの判定処理において、やはり双方とも2値化不能となることがある。このような場合には、対物レンズ36の切り替えや光路の切り替えを行い、再度、DVDとHDDVDの判定処理を行う必要がある。
従って、本変形例によれば、4種類の光ディスクの光源を同時に点灯させて、光ディスクの基板厚を測定するとともに第1の実施の形態の第1変形例で述べた媒体判別処理を適用して、光ディスクの種類を判別するので、基板厚が同一の2種類の光ディスクを含む4種類の光ディスクの種類判別を迅速に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態及び実施例について説明してきたが、本発明は上述した実施の形態および変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態及び実施例に対して種々の変形や変更をして実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態及び変形例の媒体判別処理においては、焦点深度内のRF信号を2値化して、光ディスクの種類判別を行っていたが、これとは別に、2値化処理を行わないで、RF信号が存在する位置(範囲)を測定することにより、光ディスクの種類判別を行うようにしてもよい。詳しくは、例えば、DVDの光学系でHDDVDを再生した場合には、焦点深度内でも十分なRF出力を得ることはできないが、DVDの光学系でDVDを再生した場合には、図7に示すようなRF出力を得ることができるので(焦点深度内では略同一の振幅を有するRF信号であって、焦点深度を超えるに従って、出力が徐々に減少するRF信号を得る)、RF信号が現れる位置に基づいて、光ディスクの種類を判別することができる。また、HDDVDの光学系でDVDを再生した場合には、焦点深度を超えても、焦点深度内と略同一の大きさのRF信号を得ることができ(焦点深度内では図9(b)に示すように波形幅が短いRF信号、焦点深度外では波形幅が長いRF信号を得る)、HDDVDの光学系でHDDVDを再生した場合には、図7に示すようなRF出力を得ることができるので(焦点深度内では略同一の振幅を有するRF信号であって、焦点深度を超えると、出力が徐々に減少するRF信号を得る)、RF信号が現れる位置とその大きさに基づいて、光ディスクの種類を判別することができる。
【0002】
光ディスクに対して不適当であった場合には、設定された光学系の条件を変更して、他の光学系の条件に設定し直し、再度、フォーカスサーボをかける必要がある。この結果、ディスクの種類判別に要する時間が長くなるという問題がある。図2を用いて、このことを説明する。
[0007]
図2は、従来技術におけるディスクの種類を判別する処理の流れを示すフローチャートである。まず、所定の種類の光ディスクに対する光学系の条件を設定して、装着された光ディスクを回転させ、光源を点灯させる(ステップS10,S20)。次いで、フォーカスサーボをかけるために、アクチュエータを駆動させ、対物レンズを上下動させる(ステップS30)。このステップS30の段階で、光ディスクから一定レベル以上の戻り光量があるときには、フォーカスサーボを動作させ、また、トラッキングサーボを動作させる(ステップS40)。次いで、フォーカスサーボの動作及びトラッキングサーボの動作で得られた信号をもとにディスクの判別を行う(ステップS50)。ステップS50のディスク判別において、装着された光ディスクが最初に設定された光学系の条件の光ディスクでないと判定された場合には、別の種類の光ディスクに対する光学系の条件を設定し、再度、ステップS10〜S50を繰り返す。このため、光ディスクの種類を判別するのに時間がかかっていた。なお、極端にトラックピッチの異なる場合は、トラッキングサーボもONしないため、ステップS40の段階で別の種類の光ディスクに対する光学系の条件を設定する場合もある。
[0008]
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その課題の一例としては、同一の基板厚を有する光ディスクの種類判別を行うことができる光ディスク記録再生装置を提供することにある。また、その課題の一例としては、光ディスクの種類判別を迅速に行うことができる光ディスク記録再生装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0009]
【0003】
[0010]
上記の課題を達成するため、請求項3記載の光ディスク記録再生装置は、2種類以上の光ディスクを判別する媒体判別手段を備えた光ディスク記録再生装置であって、前記媒体判別手段は、前記2種類以上の光ディスクのいずれかのディスク回転数を設定するとともに、前記ディスク回転数以外に関しては、前記2種類以上の光ディスクの光学系の条件を設定する条件設定手段と、設定されたディスク回転数の条件に従って、装着された光ディスクを回転駆動させるとともに、装着された光ディスクを再生または記録するために前記2種類以上の光源を同時に点灯させる光学系起動手段と、前記光学系のフォーカスサーボを動作させる前に、装着された光ディスクに対して垂直方向に対物レンズを移動させる対物レンズ移動手段と、前記対物レンズの移動中に前記光ディスクから受光した、それぞれの光源に対応するRF信号含む所定の信号を記録する信号記録手段と、前記信号記録手段により記録されたそれぞれの所定の信号に基づいて、合焦点を検出し、検出された合焦点を中心に焦点深度内のRF信号をそれぞれデジタル化する2値化手段と、デジタル化されたそれぞれのRF信号の波形が、対応する光源の光ディスクの信号波形であるか否かに基づいて、装着された光ディスクが前記2種類以上の光ディスクのいずれかであるかを判定する2値化判定手段と、
を有することを特徴とする。
図面の簡単な説明
[0011]
[図1]主要な光ディスクのNA、基板厚及び光源波長に関する比較表である。
[図2]従来技術におけるディスクの種類を判別する処理の流れを示すフローチャート

Claims (9)

  1. 2種類以上の光ディスクを判別する媒体判別手段を備えた光ディスク記録再生装置であって、
    前記媒体判別手段は、
    前記2種類以上の光ディスクのいずれかの光学系の条件を設定する条件設定手段と、
    設定された光学系の条件に従って、装着された光ディスクを回転駆動させるとともに、装着された光ディスクを再生または記録するために最初に光源を点灯させる光学系起動手段と、
    前記光学系のフォーカスサーボを動作させる前に、装着された光ディスクのディスク面に対して垂直方向に対物レンズを移動させる対物レンズ移動手段と、
    前記対物レンズの移動中に前記光ディスクから受光したRF信号含む所定の信号を記録する信号記録手段と、
    前記信号記録手段により記録された所定の信号に基づいて、合焦点を検出し、検出された合焦点を中心に焦点深度内のRF信号をデジタル化する2値化手段と、
    デジタル化されたRF信号の波形が、光学系の条件を設定された種類の光ディスクの信号波形であるか否かに基づいて、装着された光ディスクが前記2種類以上の光ディスクのいずれかであるかを判定する2値化判定手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 前記条件設定手段は、
    ユーザが選択した光ディスクの種類、前回再生された光ディスクの種類、及び過去の再生回数が一番多い光ディスクの種類のいずれか一つに基づいて、光学系の条件を設定することを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
  3. 2種類以上の光ディスクを判別する媒体判別手段を備えた光ディスク記録再生装置であって、
    前記媒体判別手段は、
    前記2種類以上の光ディスクのいずれかのディスク回転数を設定するとともに、前記ディスク回転数以外に関しては、前記2種類以上の光ディスクの光学系の条件を設定する条件設定手段と、
    設定されたディスク回転数の条件に従って、装着された光ディスクを回転駆動させるとともに、装着された光ディスクを再生または記録するために前記2種類以上の光源を同時に点灯させる光学系起動手段と、
    前記光学系のフォーカスサーボを動作させる前に、装着された光ディスクに対して垂直方向に対物レンズを移動させる対物レンズ移動手段と、
    前記対物レンズの移動中に前記光ディスクから受光した、それぞれの光源に対応するRF信号含む所定の信号を記録する信号記録手段と、
    前記信号記録手段により記録されたそれぞれの所定の信号に基づいて、合焦点を検出し、検出された合焦点を中心に焦点深度内のRF信号をそれぞれデジタル化する2値化手段と、
    デジタル化されたそれぞれのRF信号の波形が、対応する光源の光ディスクの信号波形であるか否かに基づいて、装着された光ディスクが前記2種類以上の光ディスクのいずれかであるかを判定する2値化判定手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  4. 前記2値化手段は、前記2種類以上の光ディスクのうち前記ディスク回転数を設定されなかった種類の光ディスクに対しては、当該種類の光ディスクの回転数と前記設定されたディスク回転数の比率を考慮して、デジタル化することを特徴とする請求項3記載の光ディスク記録再生装置。
  5. 前記所定の信号は、フォーカスエラー信号を含み、
    前記合焦点は、前記RF信号の値が最大となる地点又は前記フォーカスエラー信号の値がゼロとなる地点に基づいて、検出されることを特徴とする請求項1又は3記載の光ディスク記録再生装置。
  6. 前記2値化判定手段は、前記RF信号の値が最大となる地点のRF振幅値に基づいて、前記RF信号をデジタル化するための閾値レベルを決定する閾値決定手段を備えることを特徴とする請求項1又は3記載の光ディスク記録再生装置。
  7. 前記信号記録手段がRF信号を受信しなかったときには、装着された光ディスクのデータ領域より内側の内周部に前記対物レンズを含むピックアップ部を位置づけるピックアップ内周移動手段と、
    前記対物レンズが前記内周部に位置づいているときに、前記信号記録手段がRF信号を受信したか否かに基づいて、前記装着された光ディスクが未記録の記録用ディスクか再生専用ディスクかを判別する未記録ディスク判別手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は3記載の光ディスク記録再生装置。
  8. 前記2種類以上の光ディスクは、基板厚が同一の光ディスクであることを特徴とする請求項1又は3記載の光ディスク記録再生装置。
  9. 請求項8に記載の媒体判別手段を備えて、3種類以上の光ディスクを判別する光ディスク記録再生装置であって、
    装着された光ディスクの基板厚を測定する基板厚測定手段と、
    前記基板厚測定手段で測定された基板厚に基づいて、基板厚が異なる光ディスクの種類を判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段により、装着された光ディスクが、前記基板厚が同一の2種類以上の光ディスクのいずれかであると判定された場合には、前記媒体判別手段を用いて光ディスクの種類の判別を行う第2の判別手段と、
    を備えることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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