JP2008299960A - 光ディスク装置、および光ディスク判別方法 - Google Patents

光ディスク装置、および光ディスク判別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】DVD用の赤色レーザビームに対して反射率が低い記録層を有する光ディスクであっても、光ディスクの種類を判別する。
【解決手段】光ディスクに赤色レーザを照射して、フォーカスエラー信号FEのS字カーブのゼロクロスが表面層のみからしか検出できなかった場合に、HD DVD用青色レーザを光ディスクに照射し(ステップS19)、フォーカスサーチを行う(ステップS20)。フォーカスサーチの結果、ゼロクロスが表面層からしか検出されなかった(ステップS21のYes)、若しくは基板の厚さが1.2mmであると判別された場合(ステップS22のYes)に、装填されている光ディスクがCD系であると識別する。フォーカスサーチの結果、基板の厚さが1.2mmではないと判別された場合(ステップS22のNo)、HD DVD系であると識別する(ステップS23)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、装填された光ディスクの種類を判別する光ディスク装置および光ディスク判別方法に関する。
現在、直径が12cmの光ディスクとして、CD(compact disc)、DVD(digital versatile disc)、HD DVD(high definition digital versatile disc)等がある。そして、これらのCD、DVD、HD DVDを全て再生することが出来る光ディスク装置も登場している。このような光ディスク装置では、装填された光ディスクがCD、DVD、およびHD DVDの何れかであるかを識別しなければならない。
特許文献1には、CD、HD DVDを再生することが出来る光ディスク装置において、装填されたCD、DVDの何れかであるかを識別する技術が開示されている。
特開平10−188458号公報
ところで、DVD用の赤色レーザビームを用いて光ディスク装置に装填された光ディスクが3種類の何れかであるかを識別する方法が提案されている。ところが、一部のHD DVD−RWには、赤色レーザビームに対する記録層の反射率が低く、HD DVD系のディスクであることを検出することができない物があることが分かった。
本発明の目的は、あるレーザビームの波長に対して反射率が低い記録層を有する光ディスクであっても、光ディスクの種類を判別することが可能な光ディスク装置、および光ディスク判別方法を提供することにある。
本発明の一例に係わる光ディスク装置は、装填されている光ディスクに、第1厚さの基板を有する第1光ディスクに記録されたデータを再生するための第1波長の第1光ビーム、第2厚さの基板を有する第2光ディスクに記録されたデータを再生するための第2波長の第2光ビーム、および第3光ディスクに記録されたデータを再生するための第3波長の第3光ビームの何れかを照射し、前記光ディスクからの反射光を検出して検出信号を出力する光ピックアップヘッドと、前記光ピックアップヘッドから前記第1光ビーム、前記第2光ビーム、および前記第3光ビームの何れか一つの光ビームを前記装填されている光ディスクに照射させる第1照射手段と、前記装填されている光ディスクが、前記第1光ディスク、前記第2光ディスク、及び前記第3光ディスクから構成される第1グループと、前記照射された光ビームの波長に対応しない2種類の光ディスクから構成される第2グループとの何れかに属するかを判別するグループ判別手段と、前記第1グループに属すると判別された場合、前記第1照射手段によって照射された光ビームを用いて、前記装填されている光ディスクが、前記第1光ディスク、前記第2光ディスク、及び前記第2光ディスクの何れかであるかを識別する第1識別手段と、前記第2グループに属すると判別された場合、前記第1照射手段によって前記光ピックアップヘッドから照射された光ビームを除いた光ビームを前記光ピックアップヘッドから照射させる第2照射手段と、前記第2照射手段によって照射された光ビームを用いて前記装填されている光ディスクが、前記第2グループに属する2種類の光ディスクの何れかであるかを識別する第3識別手段とを具備することを特徴とする。
あるレーザビームの波長に対して反射率が低い記録層を有する光ディスクであっても、光ディスクの種類を判別することが可能になる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
光ディスク装置11にセットされた光ディスク61は、ユーザデータを記録可能な光ディスクあるいは読出し専用の光ディスクであるが、この実施形態では記録可能な多層構造の光ディスクとして説明する。なお、情報記録面を多層構造で有する光ディスクとしては、DVD−R等が挙げられるが、これに限らず多層記録可能な光ディスクであればよい。
光ディスク61の情報記録面には、スパイラル状にランドトラックおよびグルーブトラックが形成されている。この光ディスク61はスピンドルモータ63によって回転駆動される。
光ディスク61に対する情報の記録、再生は、光ピックアップヘッド65(図中左側の破線で囲んだ部分)によって行われる。光ピックアップヘッド65は、スレッドモータ66とギア等を含む連結部101を介して連結されており、このスレッドモータ66はスレッドモータ制御回路68により制御される。
図中のスレッドモータ66の下部に位置する速度検出回路69は、光ピックアップの移動速度を検出するものであり、上述のスレッドモータ制御回路68に接続されている。速度検出回路69により検出される光ピックアップヘッド65の速度信号がスレッドモータ制御回路68に送られる。また、スレッドモータ66の固定部に、図示しない永久磁石を設けており、駆動コイル67がスレッドモータ制御回路68によって励磁されることにより、光ピックアップヘッド65が光ディスク61の半径方向に駆動する。
光ピックアップヘッド65には、図示しない例えばワイヤあるいは板バネによって支持された対物レンズ70が設けられる。対物レンズ70は、トラッキング駆動コイル71の駆動によりトラッキング方向(光ディスクのトラッ方向)への移動が可能である。また、対物レンズ70は、フォーカシング駆動コイル72の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能である。
変調回路73は、光ディスク61への情報記録する場合、ホスト装置94からインターフェース回路93およびバス89を介して記録する情報信号を受け、これを光ディスク61の規格に定められた変調方式(例えば8−16変調)にて変調する。レーザ駆動回路75は、光ディスク61への情報記録時(マーク形成時)に、変調回路73から供給される変調データに基づいて書込み用信号を半導体レーザダイオード79に供給する。またレーザ駆動回路75は、情報再生時には書込み用信号より小さい読取り用信号を半導体レーザダイオード79に供給する。
半導体レーザダイオード79は、レーザ駆動回路75から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード79から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ80、ハーフプリズム81、対物レンズ70を介して光ディスク61上に照射される。光ディスク61からの反射光は、対物レンズ70、ハーフプリズム81、集光レンズ82、シリンドリカルレンズ83を介して光検出器84に導かれる。
なお、半導体レーザダイオード79は、それぞれCD用(赤外:波長780nm)、DVD用(赤:波長650nm)、HD DVD用(青紫:波長405nm)のレーザ光を出射する3つの半導体レーザダイオードからなっている。これら半導体レーザダイオードは、同一CANパッケージ内に収容されていてもよく、あるいは、独立した3つのCANパッケージ内にそれぞれ収容され、光ピックアップヘッド65のベース上に個別に配置されるものであっても良い。光学系は、半導体レーザの構成に応じて適宜、その構成・配置が変更される。
なお、光学系を構成する各部品のうち対物レンズは、HD DVD用レーザ光を適正に光ディスクの情報記録面上に集光させ得るよう設計されている。また、光学系には、DVD用レーザ光とCD用レーザ光を使用する際に生じる収差を抑制するための収差補正素子(回折素子、位相補正素子、等)や、CD用レーザ光を使用する際に対物レンズに対する開口数を制限するための開口数制限素子(液晶シャッター、回折素子、等)が含まれている。
光検出器84は、例えば4分割の光検出セル84A〜84Dから構成されている。光検出器84の各光検出セル84A〜84Dの出力信号は、それぞれ電流/電圧変換用のアンプ85A〜85Dを介して、光検出セル84Aと光検出セル84Cの出力を加算する加算器86A、光検出セル84Dと光検出セル84Bの出力を加算する加算器86B、光検出セル84Aと光検出セル84Dの出力を加算する加算器86C、光検出セル84Aと光検出セル84Bの出力を加算する加算器86Dに供給される。加算器86A、86Bの出力は差動アンプOP2に供給され、加算器86C、86Dの出力はOP1に供給される。
差動アンプOP2は、加算器86A、86Bの両出力信号の差に応じた、フォーカスエラー信号FEを生成する。このフォーカスエラー信号FEは、フォーカシング制御回路87に供給される。フォーカシング制御回路87の出力信号FCは、フォーカシング駆動コイル72に供給される。供給されたフォーカシング制御回路87の出力信号FCに基づいて、レーザ光が光ディスク61の記録面上に常時ジャストフォーカスとなる制御がなされる。さらにフォーカシング制御回路87は、フォーカスエラー信号FEの振幅を測定する測定機能を有し、その測定値は、バス89を介してCPU90に出力される。
差動アンプOP1は、加算器86C、86Dの両出力信号の差に応じたトラッキングエラー信号TEを生成する。このトラッキングエラー信号TEはトラッキング制御回路88に供給され、トラッキング制御回路88では、このトラッキングエラー信号TEに応じてトラッキング駆動信号を生成する。トラッキング制御回路88から出力されるトラッキング駆動信号は、対物レンズ70を光ディスクのトラック方向へ駆動するトラッキング駆動コイル71に供給される。供給されたトラッキング駆動信号に基づいて、レーザ光が光ディスク61の記録面上の所定箇所に照射される制御がなされる。また、トラッキング制御回路88で用いられるトラッキングエラー信号TEが、スレッドモータ制御回路68にも供給される。
以上のようにフォーカシング制御およびトラッキング制御がなされることで、光検出器84の光検出セル84A〜84Dの出力信号の和信号、つまり加算器86C、86Dの両出力信号を加算する加算器86Eの出力和信号RFによって、記録情報に忠実な信号を得ることができる。この出力和信号RFは、データ再生回路78に供給される。
演算増幅器OP3は、加算器86C、86Dの両出力信号を加算し、加算信号に対してハイパスフィルタ処理を行った信号を生成する。演算増幅器OP3の出力信号(RF信号)は、RF振幅検出回路100に供給され、RF信号の振幅に比例したレベルの信号(RF Ripple)が生成される。RF振幅検出回路100は、RF信号のピーク値およびボトム値をそれぞれ検波して、その差分値を求める回路で構成されている。
演算増幅器OP4は、加算器86C、86Dの両出力信号を加算し(検出セル84A〜84Dの出力の加算信号)、加算信号に対してローパスフィルタ処理を行う。そして、ローパスフィルタ処理が行われた加算信号の強度を検出することによって、強度に応じたSBAD(sub−beam addion)信号を生成する。
次に、図1の最下部に位置するデータ再生回路78は、PLL回路76からの再生用クロック信号に基づき、読み出された記録データを再生する。さらにデータ再生回路78は、信号RFの振幅を測定する測定機能を有し、その測定値は、バス89を介してCPU90に出力される。
スレッドモータ制御回路68は、スレッドモータ66を制御し、対物レンズ70が光ピックアップヘッド65内での稼動範囲内の中心位置近傍に位置するように光ピックアップヘッド65の本体を移動させる。
また、モータ制御回路64、スレッドモータ制御回路68、変調回路73、レーザ駆動回路75、PLL回路76、データ再生回路78、フォーカシング制御回路87、トラッキング制御回路88等は、1つのLSIチップ内に構成することができ、これら回路は、バス89を介してCPU90によって制御される。CPU90は、インターフェース回路93を介してホスト装置94から供給される動作コマンドに従って、この光ディスク記録再生装置を総合的に制御する。またCPU90は、RAM91を作業エリアとして使用し、ROM92に記録された本実施形態に係る処理を含むプログラムに従って、所定の制御を行う。
以下に、光ディスク装置には、基盤厚が1.2mmのCDと基盤厚が0.6mmのDVD及びHD DVDの何れかのメディアが装填される。以下に、光ディスク装置に装填されたメディアの種類を検出する。
以下に、図2を参照してメディアの種類を検出するための構成を説明する。
本構成は、光ディスク判別制御部200、合焦/基板厚検出部201等を有する。なお、光ディスク判別制御部200、および合焦/基板厚検出部201はCPUによって実行されるプログラムである。
合焦/基板厚検出部201は、フォーカスエラー信号FEを監視し、光ビームがある層に合焦する近傍に現れるS字カーブのゼロクロスを検出することによって、レーザビームの合焦の検出、合焦数のカウント、およびその検出時間を測定する機能を有する。そして、検出時間から光ディスクの基板の厚さを測定する。
図3に、合焦/基板厚検出部201の合焦層検出、および基板厚の測定原理を示す。図3(A)はCD、図3(B)はHD DVDまたはDVDを想定している。FE、SBADは図1に示したフォーカス信号である。FDRVはフォーカシング駆動コイル72を駆動するドライブ信号である。フォーカシング駆動コイル72を一定速度でディスクから遠い側から近い側へ駆動すると、最初に対物レンズ70からの出射光がディスク保護層の表面に合焦する近傍にて、表面からの反射光が光検出器84により検出され、フォーカスエラー信号のS字カーブがゼロクロスし、SBAD信号が極大値をとる。そのまま一定速度にて対物レンズ70を光ディスクに近づけると、今度は記録膜層の近傍にてフォーカスエラー信号のS字カーブがゼロクロスし、SBAD信号が極大値をとる。
フォーカスエラー信号のS字カーブがゼロクロスする、あるいはSBAD信号が極大値をとるタイミングを合焦/基板厚検出部201が監視し、表面層と記録層との時間間隔(T)を計測する。合焦/基板厚検出部201は、この時間間隔によって基板厚が1.2mm、若しくは0.6mmである事を検出する。
上述したように、レーザビームの合焦は、フォーカスエラー信号FEおよびSBAD信号のどちらでも検出することが出来る。本実施形態では、フォーカスエラー信号FEを用いて、レーザビームの合焦を検出している。
次に、図4のフローチャートを参照してメディアの種類を検出する手順を説明する。
先ず、光ディスクが載置されるトレイが装置内に格納されると、光ディスク判別制御部200が、光ピックアップヘッド65からDVD用の赤色レーザを光ディスク方向に対して照射させる(ステップS11)。
光ディスク判別制御部200は、フォーカシング制御回路87にフォーカスサーチの実施を指示する(ステップS12)。フォーカシング制御回路87は、フォーカシング駆動コイル72の駆動により対物レンズ70をフォーカス方向(光軸方向)に一定速度で移動させる。また、フォーカスサーチが終了すると合焦/基板厚検出部201は、合焦数、および検出した基板厚を光ディスク判別制御部200に通知する。
光ディスク判別制御部200は、通知された合焦数から、合焦することが出来たか否かを判別する(ステップS13)。合焦することが出来ないと判断した場合に(ステップS13のNo)、光ディスク制御部は、光ディスクが装填されていないと判断する(ステップS14)。フォーカスサーチが終了すると数が0であれば、光ディスク判別制御部200は、合焦していないと判別する。
合焦することが出来たと判断した場合に、合焦数からDVD用赤色レーザビームが合焦したのが、光ディスクの表面層のみであるか否かを判別する(ステップS15)。合焦数が1であれば、DVD用赤色レーザビームが合焦したのが光ディスクの表面層のみということである。
表面層のみであると判断した場合(ステップS15のYes)、光ディスク判別制御部200は、光ピックアップヘッド65からHD DVD用の青色レーザビームを光ディスクに対して照射させる(ステップS19)。
光ディスク判別制御部200は、HD DVD用の青色レーザビームが光ディスクに照射された状態でのフォーカシング制御回路87にフォーカスサーチの実施を指示する(ステップS20)。
光ディスク判別制御部200は、合焦数からHD DVD用青色レーザビームが合焦したのが、光ディスクの表面層のみであるか否かを判別する(ステップS21)。表面層のみであると判断した場合(ステップS21のYes)、光ディスク判別制御部200は、装填されているメディアがCDの一種であると判別する(ステップS18)。
表面層のみではないと判別した場合(ステップS21のNo)、光ディスク判別制御部200は、合焦/基板厚検出部201が検出する基板の厚さが1.2mmであるか否かを判別する(ステップS22)。
基板厚さが1.2mmではないと判別した場合(ステップS22のNo)、装填されているメディアがHD DVD系であると判別する(ステップS23)。基板厚さが1.2mmであると判別した場合、CD系であると判別する(ステップS18)。
ステップS15のDVD用赤色レーザビームが合焦したのが光ディスクの表面層のみであるか否かの判別において、表面層のみではないと判別した場合(ステップS15のNo)、ステップS22と同様に光ディスクの基板の厚さが1.2mmであるか否かを判別する(ステップS16)。基板の厚さが1.2mmであると判別した場合、CDの一種であると判別する(ステップS18)。
基板厚さが1.2mmではないと判別した場合、メディアがDVD系かHD DVD系の何れかであるかの検出する処理を行う(ステップS17)。このDVD/HD DVD判別処理について図5を参照して説明する。
先ず、光ディスク判別制御部200は、対物レンズ70を上下させて反射率(RE)を測定する(ステップS214)。本実施形態では、フォーカスサーチ時にフォーカシング制御回路87によって測定されるFocusError信号(FE信号)の振幅AFE、もしくは演算増幅器OP4によって測定されるSBAD信号の振幅ASBADを反射率Rとする。
次に、光ディスク判別制御部200は、フォーカシング制御回路87に対して、光ディスクの記録面に対するフォーカス制御を指示する(ステップS216)。トラッキング制御回路88は、差動アンプOP1から出力されるトラッキングエラー信号TEを位相差検出方式(位相差検出(DPD:Differential Phase Detection)方式)出検出される位相差検出(DPD)信号に設定して、DPD信号の振幅値(DPD)を測定する(ステップS218)。また、トラッキング制御回路88は、差動アンプOP1から出力されるトラッキングエラー信号TEをプッシュプル方式(PP方式)で検出されるプッシュプル(PP)信号の振幅値(PP1)を測定する(ステップS220)。
ステップS214で得られた反射率(RE)と、ステップS220で測定されたPP信号の振幅値(PP1)とに基づいて、光ディスク判別制御部200は、反射率(RE)に対するPP信号の振幅値(PP1)の割合を計算し、その割合(PP1/RE)を所定の閾値(TH2)と比較する(ステップS222)。
計算された値(PP1/RE)が所定の閾値(TH2)より大きい場合(ステップS222でYES)、光ディスク判別制御部200は、DPD信号の振幅値(DPD)と所定の閾値(TH3)とを比較する(ステップS224)。DPD信号の振幅値(DPD)が所定の閾値(TH3)以下である場合(ステップS224でNO)、光ディスク判別制御部200は、光ディスクは、「HD DVD−ROM」、「HD DVD−R」、及び「HD DVD−RW」のうちのいずれか1つであると判別する(ステップS226)。一方、DPD信号の振幅値(DPD)が所定の閾値(TH3)より大きい場合(ステップS224でYES)、光ディスク判別制御部200は、光ディスクは「DVD−ROM」であると判別する(ステップS228)。
また、ステップS222で、計算された値(PP1/RE)が所定の閾値(TH2)以下である場合(ステップS222でNO)、光ディスク判別制御部200は、反射率に対するPP信号の振幅値の割合(PP1/RE)を所定の閾値(TH4)と比較する(ステップS230)。反射率に対するPP信号の振幅値の割合(PP1/RE)が所定の閾値(TH4)より大きい場合(ステップS230でYES)、光ディスク判別制御部200は、光ディスクは「DVD−RAM」であると判別する。一方、反射率に対するPP信号の振幅値の割合(PP1/RE)が所定の閾値(TH4)以下である場合(ステップS230でNO)、処理はステップS234に進む。
ステップS234では、光ディスク判別制御部200は、スレッドモータ制御回路68を駆動して、光ピックアップヘッド65を光ディスクのリードイン(システムリードイン)領域に移動させる。次に、光ディスク判別制御部200は、トラッキング制御回路88に、リードイン領域におけるPP信号の振幅値(PP2)を測定させる(ステップS236)。光ディスクのデータ領域のトラックピッチと、光ディスクのリードイン(システムリードイン)領域のトラックピッチとは、異なり得る。従って、データ領域におけるPP信号の振幅値(PP1)とリードイン領域におけるPP信号の振幅値(PP2)とは異なり得る。次に、光ディスク判別制御部200は、リードイン領域におけるPP信号の振幅値(PP2)に対する、データ領域におけるPP信号の振幅値(PP1)の割合を計算し、その割合(PP1/PP2)を所定の閾値(TH5)と比較する(ステップS238)。その割合(PP1/PP2)が所定の閾値(TH5)以下である場合(ステップS238でNO)、光ディスク判別制御部200は、光ディスクは、「DVD−ROM」、「DVD−R」、「DVD−RW」、「DVD+R」、及び「DVD+RW」のうちのいずれか1つであると判別する(ステップS240)。一方、その割合(PP1/PP2)が所定の閾値(TH5)より大きい場合(ステップS238でYES)、光ディスク判別制御部200は、光ディスクは「HD DVD−RAM」であると判別する(ステップS242)。
以上の処理では、光ディスク装置に装填されたメディアの種類を判別することが出来る。この手法によれば、CD系とHD DVD系とを誤って判別してしまうことがあったが、確実に判別することが出来る。
上述した例では、ステップS15のDVD用赤色レーザビームが合焦したのが光ディスクの表面層のみであるか否かの判別において、表面層のみであると判別した場合(ステップS15のYes)、HD DVD用青色レーザを光ディスクに照射していた。HD DVD用青色レーザの代わりにCD用赤外レーザを光ディスクに照射することによってCD系とHD DVD系とを区別することも可能である。図6のフローチャートを参照して説明する。なお、図6のフローチャートにおいて、ステップS39〜S43処理以外は図4を参照して説明した処理と同様なので説明を省略する。
表面層のみであると判断した場合(ステップS15のYes)、光ディスク判別制御部200は、光ピックアップヘッド65からCD用の赤外レーザビームを光ディスクに対して照射させる(ステップS39)。
光ディスク判別制御部200は、CD用の赤外レーザビームが光ディスクに照射された状態でのフォーカシング制御回路87にフォーカスサーチの実施を指示する(ステップS40)。フォーカスサーチが終了すると、合焦/基板厚検出部201は、合焦数と基板厚を光ディスク判別制御部200に通知する。
光ディスク判別制御部200は、合焦数からCD用赤外レーザビームが合焦したのが、光ディスクの表面層のみであるか否かを判別する(ステップS41)。表面層のみであると判断した場合(ステップS21のYes)、光ディスク判別制御部200は、装填されているメディアがHD DVDの一種であると判別する(ステップS43)。
表面層のみではないと判別した場合(ステップS41のNo)、光ディスク判別制御部200は、合焦/基板厚検出部201が検出した基板の厚さが1.2mmであるか否かを判別する(ステップS42)。
基板厚さが1.2mmではないと判別した場合(ステップS42のNo)、装填されているメディアがHD DVD系であると判別する(ステップS43)。基板厚さが1.2mmであると判別した場合、CD系であると判別する(ステップS18)。
この例に示すように、DVD用赤色レーザビームとCD用赤外レーザビームとを用いても、光ディスクの種類を判別することが出来る。
上述した二つの判別方法をまとめる。ステップS15において、装填されている光ディスクが、CD、DVD、およびHD DVDから構成されるグループ(ステップS15のNoの場合)と、CDとHD DVDとから構成されるグループ(ステップS15のYesの場合)との何れかに属するかをDVD用赤色レーザビームを用いて判別している。
そして、CD、DVD、およびHD DVDから構成されるグループに属すると判別された場合、装填されている光ディスクがCD、DVD、およびHD DVDの何れかであるかをDVD用赤色レーザビームを用いて判別している。
そして、CDとHD DVDとから構成されるグループに属すると判別された場合、装填されている光ディスクがCDおよびHD DVDの何れかであるかをDVD用赤色レーザビーム以外のHD DVD用青色レーザビームおよびCD用赤外レーザビームの一方を用いて判別している。
この方法を更に拡張して説明する。ステップS15において、装填されている光ディスクにCD用赤外レーザビーム、DVD用赤色レーザビーム、およびHD DVD用青色レーザビームから選択される1種類のレーザビームを照射することによって、光ディスクが、CD、DVD、およびHD DVDから構成されるグループ(ステップS15のNoの場合)と、照射されなかった2種類のレーザビームを用いて再生される2種類の光ディスクから構成されるグループ(ステップS15のYesの場合)との何れかに属するかを判別する。
そして、CD、DVD、およびHD DVDから構成されるグループに属すると判別された場合、光ディスクにCD用赤外レーザビーム、DVD用赤色レーザビーム、およびHD DVD用青色レーザビームから選択される1種類のレーザビームを照射することによって、装填されている光ディスクがCD、DVD、およびHD DVDの何れかであるかを判別している。
そして、照射されなかった2種類のレーザビームを用いて再生される2種類の光ディスクから構成されるグループに属すると判別された場合、装填されている光ディスクに先に照射されなかった2種類のレーザビームの一方のレーザビームを照射することによって、
光ディスクが照射されなかった2種類のレーザビームを用いて再生される2種類の光ディスクの何れかであるかを判別している。
このディスクの判定に用いる2種類のレーザビームの選択は多様であり、色々選択することが出来る。
なお、CD−R、DVD−R等の記録層に色素を用いたメディアにHD DVD用青色レーザビームを照射すると、色素が劣化しデータを生成することが出来ないことがあるので、最初のグループ分けの判定にはDVD用赤色レーザビーム、若しくはCD用赤外レーザビームを用いることが好ましい。
本発明では、HD DVD、DVD、CDの3種類のディスクを対象としているが、Blu−ray Discなど他の光ディスクの基板厚判定に対しても同様の効果が得られる。
また、3波長LDから任意に1つを選択して第一の判断を行い、残りの2波長LDから1つを選択し第二の判断を行うことも可能であり、これらの組み合わせとしての6通りすべてが実施例となる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではない。本発明は、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変更して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることで、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図。 メディアの種類を検出するための構成を示すブロック図。 レーザビームの合焦、および基板厚の測定原理を説明するための図。 メディアの種類を検出する手順を示すフローチャート。 メディアの種類を検出する手順を示すフローチャート。 メディアの種類を検出する手順を示すフローチャート。
符号の説明
11…光ディスク装置,61…光ディスク,65…光ピックアップヘッド,68…スレッドモータ制御回路,70…対物レンズ,72…フォーカシング駆動コイル,87…フォーカシング制御回路,88…トラッキング制御回路,100…RF振幅検出回路,200…光ディスク判別制御部,201…ゼロクロス検出部。

Claims (12)

  1. 装填されている光ディスクに、第1厚さの基板を有する第1光ディスクに記録されたデータを再生するための第1波長の第1光ビーム、第2厚さの基板を有する第2光ディスクに記録されたデータを再生するための第2波長の第2光ビーム、および第3光ディスクに記録されたデータを再生するための第3波長の第3光ビームの何れかを照射し、前記光ディスクからの反射光を検出して検出信号を出力する光ピックアップヘッドと、
    前記光ピックアップヘッドから前記第1光ビーム、前記第2光ビーム、および前記第3光ビームの何れか一つの光ビームを前記装填されている光ディスクに照射させる第1照射手段と、
    前記装填されている光ディスクが、前記第1光ディスク、前記第2光ディスク、及び前記第3光ディスクから構成される第1グループと、前記照射された光ビームの波長に対応しない2種類の光ディスクから構成される第2グループとの何れかに属するかを判別するグループ判別手段と、
    前記第1グループに属すると判別された場合、前記第1照射手段によって照射された光ビームを用いて、前記装填されている光ディスクが、前記第1光ディスク、前記第2光ディスク、及び前記第2光ディスクの何れかであるかを識別する第1識別手段と、
    前記第2グループに属すると判別された場合、前記第1照射手段によって前記光ピックアップヘッドから照射された光ビームを除いた光ビームを前記光ピックアップヘッドから照射させる第2照射手段と、
    前記第2照射手段によって照射された光ビームを用いて前記装填されている光ディスクが、前記第2グループに属する2種類の光ディスクの何れかであるかを識別する第3識別手段と
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記第1照射手段は、前記光ピックアップヘッドから前記第2波長の前記第2光ビームを照射させ、
    前記第1光ディスク及び前記第3光ディスクは前記第2グループに属することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記グループ判別手段は、前記第2光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から合焦した層を検出する手段を更に具備し、
    前記グループ判別手段は、検出された合焦層が表面層のみであるか否かを判別し、前記表面層のみではないと判別した場合に前記装填されている光ディスクが前記第1グループに属すると判別し、前記表面層のみであると判別した場合に前記装填されている光ディスクが前記第2グループに属すると判別することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記光ディスクの基板の厚さを測定する手段と、
    前記第3光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から合焦した層を検出する手段とを更に具備し、
    前記第3光ディスクは、第3厚さの基板を有し、
    前記第2照射手段は、前記光ピックアップヘッドから前記第3光ビームを照射させ、
    前記第2識別手段は、
    前記合焦層検出手段が検出した合焦層が表面層のみであるか否かを判別し、
    前記合焦したのが表面層のみであると判別した場合に前記第1光ディスクであると判別し、
    前記合焦したのが表面層のみではないと判別した場合に、前記基板厚測定手段が測定した光ディスクの基板の厚さが前記第1厚さであるか否かを判別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さであると判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第1光ディスクであると識別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さではないと判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第3光ディスクであると識別する
    ことを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 前記光ディスクの基板の厚さを測定する手段と、
    前記第1光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から合焦した層を検出する手段とを更に具備し、
    前記第3光ディスクは、第3厚さの基板を有し、
    前記第2照射手段は、前記光ピックアップヘッドから前記第1光ビームを照射させ、
    前記第2識別手段は、
    前記合焦層検出手段が検出した合焦層が表面層のみであるか否かを判別し、
    前記合焦したのが表面層のみであると判別した場合に前記第3光ディスクであると判別し、
    前記合焦したのが表面層のみではないと判別した場合に、前記基板厚測定手段が測定した前記光ディスクの基板の厚さが前記第1厚さであるか否かを判別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さであると判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第1光ディスクであると識別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さではないと判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第3光ディスクであると識別する
    ことを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  6. 前記第1光ディスクはCDの一種であり、
    前記第2光ディスクはDVDの一種であり、
    前記第3光ディスクはHD DVDの一種である
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の光ディスク装置。
  7. 装填されている光ディスクに対して、第1厚さの基板を有する第1光ディスクに記録されたデータを再生するための第1波長の第1光ビーム、第2厚さの基板を有する第2光ディスクに記録されたデータを再生するための第2波長の第2光ビーム、および第3光ディスクに記録されたデータを再生するための第3波長の第3光ビームの何れかを照射し、前記光ディスクからの光を検出して検出信号を出力する光ピックアップヘッドを有し、装填されている光ディスクの種類を検出する光ディスク判別方法であって、
    前記光ピックアップヘッドから前記第1波長、前記第2波長、および前記第3波長の何れか一つの波長の光ビームを前記装填されている光ディスクに照射させ、
    前記装填されている光ディスクが、前記第1光ディスク、前記第2光ディスク、及び前記第3光ディスクから構成される第1グループと、前記照射された光ビームの波長に対応しない2種類の光ディスクから構成される第2グループとの何れかに属するかを判別するし、
    前記第1グループに属すると判別された場合、前記グループの判別時に照射された光ビームを用いて、前記装填されている光ディスクが、前記光前記第1光ディスク、前記第2光ディスク、及び前記第2光ディスクの何れかであるかを識別し、
    前記第2グループに属すると判別された場合、前記第1〜第3光ビームのうち前記グループの判別時に照射された光ビームを除いた2種類の光ビームの一方を前記光ピックアップヘッドから照射させ、
    前記第2照射手段によって照射された光ビームを用いて前記装填されている光ディスクが、前記第2グループに属する2種類の光ディスクの何れかであるかを識別する
    ことを特徴とする光ディスク判別方法。
  8. 前記グループの判別前に、前記光ピックアップヘッドから前記第2光ビームを照射させ、
    前記第1光ディスク及び前記第3光ディスクは前記第2グループに属することを特徴とする請求項7記載の光ディスク判別方法。
  9. 前記グループの判別は、
    前記第2光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から合焦した層が前記装填されている光ディスクの表面層のみであるか否かを判別し、
    前記表面層のみではないと判別した場合に前記装填されている光ディスクが前記第1グループに属すると判別し、
    前記表面層のみであると判別した場合に前記装填されている光ディスクが前記第2グループに属すると判別する
    ことを特徴とする請求項8記載の光ディスク判別方法。
  10. 前記第3光ディスクは、第3厚さの基板を有し、
    前記第1〜第3光ビームのうち前記グループの判別時に照射された光ビームを除いた2種類の光ビームの一方は前記第3光ビームであって、
    前記照射された光ビームの波長に対応しない2種類の光ディスクの何れかであるかの識別は、
    前記第3光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から前記第3光ビームが合焦したのが前記装填されている光ディスク表面層のみであるか否かを判別し、
    前記合焦したのが表面層のみであると判別した場合に前記第1光ディスクであると判別し、
    前記合焦したのが表面層のみではないと判別した場合に、前記第3光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から前記装填されている光ディスクの基板の厚さが前記第1厚さであるか否かを判別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さであると判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第1光ディスクであると識別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さではないと判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第3光ディスクであると識別する
    ことを特徴とする請求項9記載の光ディスク判別方法。
  11. 前記第3光ディスクは、第3厚さの基板を有し、
    前記第1〜第3光ビームのうち前記グループの判別時に照射された光ビームを除いた2種類の光ビームの一方は前記第1光ビームであって、
    前記照射された光ビームの波長に対応しない2種類の光ディスクの何れかであるかの識別は、
    前記第1光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から前記第1光ビームが合焦したのが前記装填されている光ディスクの表面層のみであるか否かを判別し、
    前記合焦したのが表面層のみであると判別した場合に前記装填されている光ディスクが前記第3光ディスクであると判別し、
    前記合焦したのが表面層のみではないと判別した場合に、前記第1光ビームを用いてフォーカスサーチを行った際に得られる前記検出信号から前記装填されている光ディスクの基板の厚さが前記第1厚さであるか否かを判別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さであると判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第1光ディスクであると識別し、
    前記基板の厚さが前記第1厚さではないと判別した場合に、前記装填されている光ディスクが前記第3光ディスクであると識別する
    ことを特徴とする請求項9記載の光ディスク判別方法。
  12. 前記第1光ディスクはCDの一種であり、
    前記第2光ディスクはDVDの一種であり、
    前記第3光ディスクはHD DVDの一種である
    ことを特徴とする請求項7〜11の何れかに記載の光ディスク判別方法。
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