JPWO2007148777A1 - 再生装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

再生装置および方法、並びにプログラム

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Abstract

本発明は、ネットワークを介して送信されてきたコンテンツをリアルタイムで再生する場合のジャンプ再生を適切に行うことができる再生装置および方法、並びにプログラムに関する。端末3は、サーバ1から送信されてきたストリームデータを受信し、バッファリングをして再生するが、複数のバッファを有しており、ジャンプ再生時においてジャンプ先される可能性のあるジャンプ先の位置のコンテンツのデータをその複数のバッファに予めバッファリングしておくことができる。その結果端末3は、ジャンプ再生の要求があっても、そのジャンプ先のデータはすでにバッファリングされているので、ジャンプ先からの再生を遅滞なく開始することができる。本発明は、例えばテレビジョン受像機に適用される。

Description

本発明は再生装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、ネットワークを介して提供されるコンテンツをリアルタイムで再生するときのジャンプ再生を適切に行うことができるようにした再生装置および方法、並びにプログラムに関する。
映像音声情報を蓄積しているビデオサーバとユーザ端末をネットワークで接続し、ユーザの要求に応じて、ビデオサーバからユーザ端末に映像や音声をリアルタイムに提供できるビデオオンデマンド(VOD)システムが存在する。
このVODシステムでは、例えばビデオサーバは、ユーザ端末から受けた要求に応じて蓄積しているデータを読み出し、ユーザ端末に対して、映像音声ストリームを出力する。
ユーザ端末は、ビデオサーバから送信されたストリームデータを受信し、それを再生する。更にストリームデータをネットワークを介して送受信する際に発生するネットワークの遅延等による伝送ゆらぎを吸収して適切に再生することができるように、受信したストリームデータをバッファにバッファリングしながら再生する。
すなわちユーザ端末におけるストリームデータの再生は、そのバッファに再生可能なデータ量のデータが蓄積された後に開始される。
なおビデオサーバ側にバッファを設ける構成も開発されている(特許文献1参照)
特開2003−209823号公報
ところでこのVODシステムにおけるストリーミング再生において、再生位置を、例えばコンテンツに付された所定のマークの位置に変更するジャンプ再生を行うことが可能である。ジャンプ再生が要求されると、ビデオサーバに対して指定されたジャンプ先のデータが要求され、その要求に応じてビデオサーバから送信されてきたジャンプ先のストリーミングデータがバッファリングされて再生される。
すなわち従来のVODシステムでは、ジャンプ再生が要求された後、ジャンプ先のコンテンツのデータがバッファリングされるので、その間、再生が停止し、再生待ちの状態となる。
このように再生待ちが生ずると、当然再生映像が不自然に中断され、視聴し辛くなる。また所望の場面を検索するためにジャンプ再生を繰り返し行う場合は、この再生待ちの分、検索に時間がかかる。さらにジャンプ先が現在の再生位置よりあまり離れていない場合、そのまま再生を続けた方が、ジャンプ再生するよりも、ジャンプ先の部分を早く視聴することができるときがある。
このように、従来において、ネットワークを介して提供されるコンテンツをリアルタイムで再生する場合、ジャンプ再生を適切に行うことができないことがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して接続されたサーバから提供されるコンテンツをリアルタイムで再生する場合のジャンプ再生を適切に行うことができるようにするものである。
本発明の一側面の再生装置は、ネットワークを介して送信されてくるコンテンツをリアルタイムで再生するとともに、指定された位置からのジャンプ再生が可能な再生装置において、いまから再生されるコンテンツのデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングするバッファリング手段と、前記バッファリング手段によりバッファリングされたデータを再生する再生手段と、ジャンプ再生のジャンプ先を指定する指定手段とを備え、前記バッファリング手段は、さらに、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングし、前記再生手段は、前記指定手段によりジャンプ先が指定された場合、前記バッファリング手段により前記ジャンプ先のデータがバッファリングされているとき、バッファリングされているそのデータからジャンプ再生を行う。
前記指定手段により指定され得るジャンプ先の情報を、前記コンテンツを提供するサーバから取得する取得手段をさらに設け、前記バッファリング手段は、前記取得手段により取得された前記ジャンプ先の情報に基づいて、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを前記ネットワークを介して受信してバッファリングすることができる。
前記バッファリング手段は、前記指定手段により指定され得るジャンプ先が複数存在する場合、所定の順番で、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを前記ネットワークを介して受信してバッファリングすることができる。
前記バッファリング手段は、前記指定手段により指定され得るジャンプ先が複数存在する場合、前記指定手段により指定され得るジャンプ先の中の所定のジャンプ先のデータについてのみ、前記ネットワークを介して受信してバッファリングすることができる。
前記バッファリング手段は、ジャンプ再生が要求されたとき、前記指定手段により指定され得るジャンプ先の中の要求されたジャンプ再生のジャンプ先の位置に応じたジャンプ先についてのみ、前記ネットワークを介して受信してバッファリングすることができる。
再生されるコンテンツに対しての複数種類のジャンプ先の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記複数種類のジャンプ先の情報の選択情報を提示する提示手段と、前記提示手段により提示された前記選択情報の中から所定の選択情報を選択する選択手段とをさらに備え、前記バッファリング手段は、前記選択手段により選択された前記選択情報に対応するジャンプ先の情報に基づいて、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングすることができる。
前記指定手段は、ジャンプ先の一覧を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された前記ジャンプ先の一覧の中から所定のジャンプ先を指定するジャンプ先指定手段とを備え、前記バッファリング手段は、前記ジャンプ先指定手段により指定された前記ジャンプ先から、所定の順番で、指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングすることができる。
前記ジャンプ先指定手段は、前記ジャンプ先の一覧に表示されているジャンプ先の中からジャンプ先の候補を指定する候補指定手段と、前記ジャンプ先の候補をジャンプ先として決定するジャンプ先決定手段とを備え、前記バッファリング手段は、前記候補指定手段によりジャンプ先の候補が指定されたときジャンプ先の候補として指定されたジャンプ先から、所定の順番で、指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングすることができる。
前記表示手段は、前記候補指定手段により指定されているジャンプ先またはそのジャンプ先の近傍の表示が、他のジャンプ先の表示に比べ強調されるように前記ジャンプ先の一覧の表示を制御することができる。
本発明の一側面の再生方法、またはプログラムは、ネットワークを介して送信されてくるコンテンツをリアルタイムで再生するとともに、指定された位置からのジャンプ再生が可能な再生装置の再生方法において、またはネットワークを介して送信されてくるコンテンツをリアルタイムで再生するとともに、指定された位置からのジャンプ再生を行う再生処理をコンピュータに実行されるプログラムにおいて、いまから再生されるコンテンツのデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングするバッファリングステップと、前記バッファリングステップの処理でバッファリングされたデータを再生する再生ステップと、ジャンプ再生のジャンプ先を指定する指定ステップとを含み、前記バッファリングステップは、さらに、前記指定ステップの処理で指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングし、前記再生ステップは、前記指定ステップの処理でジャンプ先が指定された場合、前記バッファリングステップの処理で前記ジャンプ先のデータがバッファリングされているとき、バッファリングされているそのデータからジャンプ再生を行う。
本発明の一側面の再生装置、再生方法、またはプログラムにおいては、いまから再生されるコンテンツのデータが、前記ネットワークを介して受信されてバッファリングされ、バッファリングされたデータが再生される。ジャンプ先となり得るデータが、前記ネットワークを介して受信してバッファリングされ、ジャンプ先が指定された場合、前記ジャンプ先のデータがバッファリングされているときは、バッファリングされているそのデータからジャンプ再生が行われる。
本発明によれば、ネットワークを介して提供されるコンテンツをリアルタイムで再生する場合において、ジャンプ再生を適切に行うことができる。
本発明を適用したストリーミングシステムの構成例を示すブロック図である。 図1のサーバ1の構成例を示すブロック図である。 図1の端末3の構成例を示すブロック図である。 端末3のバッファリング処理を説明するフローチャートである。 図4のステップS3のバッファリングリスト作成処理を説明するフローチャートである。 図4のステップS4のデータ送信要求処理を説明するフローチャートである。 端末3の再生処理を説明するフローチャートである。 バッファリングリストの例を示す図である。 バッファ24のデータ蓄積量の推移を示す図である。 バッファリングリストの他の例を示す図である。 バッファリングリストの他の例を示す図である。 バッファリングリストの他の例を示す図である。 事前バッファリングデータのバッファリングの順序を説明する図である。 本発明を適用したストリーミングシステムの他の構成例を示すブロック図である。 端末3の他のバッファリング処理を説明するフローチャートである。 コンテンツジャンプ先情報の例を示す図である。 コンテンツジャンプ先情報リストの表示例を示す図である。 他のデータ送信要求処理を説明するフローチャートである。 ジャンプ先一覧の表示例を示す図である。 ジャンプ先一覧の他の表示例を示す図である。 ジャンプ先一覧の他の表示例を示す図である。 ジャンプ先一覧の他の表示例を示す図である。 ジャンプ先一覧の他の表示例を示す図である。 ジャンプ先一覧の他の表示例を示す図である。 ジャンプ先一覧の他の表示例を示す図である。 パーソナルコンピュータの構成例を示す図である。
符号の説明
1 サーバ, 2 ネットワーク, 3 端末, 11 コンテンツ記憶部, 12 ジャンプ先情報記憶部, 13 スイッチ部, 14 通信部, 15 制御部, 21 通信部, 22 スイッチ部, 23 ジャンプ先情報記憶部, 24 バッファ, 25 スイッチ部, 26 復号部, 27 出力部, 28 入力部, 29 制御部, 51 サーバ, 61 ジャンプ先情報記憶部, 101 コンテンツジャンプ先情報リスト, 121 ジャンプ先一覧
図1は、本発明を適用したストリーミングシステムの構成例を示している。
サーバ1は、端末3に提供する映像音声情報(以下、コンテンツと称する)を蓄積している。サーバ1は、端末3からの要求に応じて、コンテンツをリアルタイムで提供する(例えば、コンテンツを構成する映像音声ストリームを出力する)。
端末3は、サーバ1から送信されてきた、例えばストリームデータを受信し、それをバッファリングして再生する。端末3は、この例の場合複数のバッファを有しており、ジャンプ再生される可能性のあるジャンプ先のコンテンツのデータをその複数のバッファに予めバッファリングしておく。
端末3は、ジャンプ再生の要求があった場合、予めバッファリングしたデータからジャンプ再生を行う。
すなわち端末3は、このようにジャンプ再生される可能性のあるジャンプ先のデータを予めバッファリングしておくようにしたので、ジャンプ再生を遅滞なく行うことができる。
なおサーバ1は、例えばネットワーク2が家庭内ネットワークである場合におけるDVDプレーヤ、またはHDD(Hard Disk Drive)を用いた記録再生装置で、端末3は、例えばDVDプレーヤ、記録再生装置、またはテレビジョン受像機である。またサーバ1は、例えばネットワーク2がインターネットである場合のコンテンツ配信サーバで、端末3は、例えば再生装置としてのPC(Personal Computer)や携帯電話機等である。
図2は、サーバ1の構成例を示している。
コンテンツ記憶部11は、端末3に供給するコンテンツを記憶している。
ジャンプ先情報記憶部12は、コンテンツ記憶部11に記憶されているコンテンツの再生においてジャンプ再生される可能性のあるジャンプ先の位置を示す情報(以下、ジャンプ先情報と称する)を記憶している。
例えばサーバ1がDVDプレーヤである場合を考える。DVDに記録されている映画が、端末3に提供されるとき、映画のシーン毎に設定されたチャプタ単位でのジャンプ再生が可能となる。従ってこの場合、例えば各チャプタの番号がジャンプ先情報として記憶される。
またサーバ1がHDDを搭載した録画再生装置である場合を考える。HDDに録画された放送番組が端末3に提供されるとき、放送番組のあるシーンやCMの範囲に設定されたチャプタ単位でのジャンプ再生が可能となる。従ってこの場合、例えば各チャプタの番号がジャンプ先情報として記憶される。
またサーバ1がHDDを搭載した録画再生装置である場合を考える。HDDに録画されたカムコーダで撮影されたプライベートビデオが端末3に提供されるとき、カムコーダの撮影時に撮影者やカムコーダにより付されたマークへのジャンプ再生が可能となる。従ってこの場合、各マークが示すコンテンツ上の位置を示す情報がジャンプ先情報として記憶される。
スイッチ部13は、制御部15の制御に従って、コンテンツ記憶部11から、そこに記憶されているコンテンツデータを読み出して、通信部14に供給したり、ジャンプ先情報記憶部12から、そこに記憶されているジャンプ先情報を読み出して、通信部14に供給する。
通信部14は、ネットワーク2に接続されており、スイッチ部13から供給されるコンテンツデータまたはジャンプ先情報を、ネットワーク2を介して端末3に送信する。
制御部15は、CPU、RAM、ROM等を有し、サーバ1全体を制御し、ネットワーク2を介して、コンテンツまたはジャンプ先情報を端末3に送信する。
図3は、端末3の構成例を示している。
通信部21は、サーバ1からネットワーク2を介して送信されてきたコンテンツまたはジャンプ先情報を受信し、スイッチ部22に供給する。
スイッチ部22は、制御部29の制御に従って、通信部21から供給されたジャンプ先情報をジャンプ先情報記憶部23に供給したり、通信部21から供給されたコンテンツのデータをN個のバッファ24−1乃至24−N(以下、個々に区別する必要がない場合、バッファ24と称する)に振り分けて供給したりする。
ジャンプ先情報記憶部23は、スイッチ部22から供給されたジャンプ先情報を記憶する。
バッファ24は、スイッチ部22から供給されたコンテンツデータを一時的に記憶し、スイッチ部25からの読み出しに応じてスイッチ部25に供給する。
スイッチ部25は、制御部29の制御に従って、所定のバッファ24から、データを読み出し、復号部26に供給する。
復号部26は、スイッチ部25から供給されたデータを復号し、その結果得られた映像音声データを、出力部27に供給する。
出力部27は、復号部26から供給された映像信号を、図示せぬ表示部に供給して、その映像信号に対応する映像を表示させたり、音声信号を図示せぬスピーカに供給してその音声信号に対応する音声を出力させる。
入力部28は、図示せぬ操作部に対するユーザの操作内容を入力し、制御部29に通知する。
制御部29は、各部を制御し、サーバ1から提供されているコンテンツの再生処理を実行させる。
次に端末3の動作を、バッファリング処理と再生処理とに分けて説明するが、はじめに図4乃至図7のフローチャートを参照してそれらの概略を説明し、その後具体的に説明する。
はじめに図4乃至図6のフローチャートを参照して、バッファリング処理を説明する。
端末3の入力部28から、再生指令が入力されると、ステップS1において、制御部29は、通信部21を介して、再生するコンテンツのジャンプ先情報の送信を、サーバ1に要求する。
ステップS2において、制御部29は、通信部21を制御して、ステップS1での要求に応じてサーバ1から送信されてきたジャンプ先情報を受信させ、スイッチ部22を制御して、そのジャンプ先情報を、ジャンプ先情報記憶部23に供給させて記憶させる。
次にステップS3において、制御部29は、ジャンプ先情報記憶部23に記憶されたジャンプ先情報に基づいて、バッファリングリストを作成する。
この処理の詳細を、図5のフローチャートを参照して説明する。
ステップS11において、端末3の制御部29は、再生が開始されているか否かを判定し、開始されていると判定した場合、ステップS12に進み、いまから再生されるデータをバッファリングしているバッファ24を検出する。
次にステップS13において、現在行われている再生のためのバッファリングに必要な情報(以下、通常バッファリング情報と称する)をバッファリングリストに設定する。
例えば、いまから再生されるデータであって、再生を継続するためにバッファリングする必要があるデータ(以下、通常バッファリングデータと称する)の識別情報、通常バッファリングデータがバッファリングされるバッファ24の番号、および通常バッファリングデータがバッファリングされるバッファ24の現在のデータ蓄積量が、通常バッファリング情報として設定される。
ステップS14において、制御部29は、ジャンプ先となり得る部分(例えば、チャプタやマークが付された部分)(以下、事前バッファリングデータと称する)のバッファリングがすべて完了したか否かを判定する。
なおここでバッファリングが完了したとは、バッファ24に、復号等の処理を開始できるだけのデータ量のデータが格納されていることを意味する。
ステップS14で、まだバッファリングが完了していない事前バッファリングデータが存在すると判定した場合、ステップS15に進み、制御部29は、バッファリングが完了していない事前バッファリングデータをバッファリングするバッファ24を決定する。
次にステップS16において、制御部29は、事前バッファリングデータをバッファリングするために必要な情報(以下、事前バッファリング情報と称する)をバッファリングリストに設定する。
例えば、事前バッファリングデータの識別情報、ステップS15で決定された事前バッファリングデータがバッファリングされるバッファ24の番号、および事前バッファリングデータがバッファリングされるバッファ24のいま現在のデータ蓄積量が、事前バッファリング情報として設定される。
ステップS14で、事前バッファリングデータのバッファリングがすべて完了していると判定された場合、またはステップS15で、事前バッファリング情報がバッファリングリストに設定されたとき、図4のステップS4に進む。
ステップS4において、端末3の制御部29は、ステップS3で生成したバッファリングリストに基づいて、サーバ1に対してデータ送信を要求する。
この処理の詳細は、図6のフローチャートに示されている。
すなわちステップS21において、端末3の制御部29は、バッファリングリストに、通常バッファリング情報が設定されているか否かを判定し、設定されていると判定した場合、ステップS22に進み、通常バッファリングデータの送信をサーバ1に要求する。
例えば、制御部29は、通常バッファリング情報から読み出した通常バッファリングデータの識別情報を、通信部21を制御してサーバ1に送信させる。
このように通常バッファリングデータの送信を要求し、後述する図4のステップS5で、その要求に応じて送信されてきたデータがバッファリングされることにより、いま行われている再生を中断させることなく継続することができる。
ステップS21で、通常バッファリング情報が設定されていないと判定されたとき、またはステップS22で、通常バッファリングデータの送信が要求されたとき、ステップS23において、制御部29は、事前バッファリングデータのバッファリングの順序を決定する。
次にステップS24において、制御部29は、決定した順番で事前バッファリングデータがバッファリングされるように、事前バッファリングデータの送信をサーバ1に要求する。
例えば、制御部29は、通信部21を介して、事前バッファリング情報から読み出した事前バッファリングデータの識別情報を、決定した順番でサーバ1に送信する。
このようにしてデータ送信がサーバ1に対して要求されると、図4のステップS5に進む。
ステップS5において、端末3の制御部29は、スイッチ部22を制御して、通信部21により受信された、ステップS4での要求に応じて送信されているデータを、バッファリングリストに示されるバッファ24に格納させる。
次にステップS6において、制御部29は、入力部28から再生停止の指令が入力されたか否かを判定し、再生停止の指令が入力されていないと判定した場合、ステップS3に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
ステップS6で、再生停止の指令が入力されたと判定されたとき、バッファリング処理は終了する。
次に、図7のフローチャートを参照して、端末3における再生処理の概略を説明する。
ステップS51において、制御部29は、バッファリングリストに設定されている通常バッファリング情報を参照して、通常バッファリングデータがバッファリングされているバッファ24を検出する。
ステップS52において、制御部29は、通常バッファリングデータのバッファリングが完了しているか否かを判定し、完了していると判定できるまで待機する。
例えば、制御部29は、通常バッファリング情報のデータ蓄積量を参照して、通常バッファリングデータのバッファリングが完了しているか否かを判定する。
ステップS52で、通常バッファリングデータのバッファリングが完了していると判定した場合、ステップS53に進み、制御部29は、スイッチ部25を制御して、通常バッファリングデータがバッファリングされているバッファ24から、復号に適した量のデータを読み出させ、ステップS54で、それを復号部26に供給させて復号させる。復号されたデータは、出力部27を介して出力される。
次にステップS55において、制御部29は、入力部28から再生停止の指令が入力されたか否かを判定し、再生停止の指令が入力されていないと判定した場合、ステップS53に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
なおステップS52でバッファリングが完了した後は、一定量のデータが適宜補充されるので(図4のステップS5)、通常、ステップS53で読み出される分のデータは、バッファ24に記憶されている。しかし何らかの不都合でステップS53で読み出される分のデータがバッファ24に記憶されていないときは、ステップS53でのデータの読み出しは、その分のデータが記憶されるまで停止することになる。
このようにステップS53乃至ステップS55の処理が繰り返し実行されることにより、復号されたコンテンツデータが出力され、コンテンツ再生が行われる。
ステップS55で、再生停止の指令が入力されたと判定された場合、制御部29は、再生処理を停止する。
次に、図8のバッファリングリストを参照して、上述したバッファリング処理および再生処理がより具体的に説明される。
再生されるコンテンツのジャンプ先情報が記憶されると(図4のステップS1およびステップS2)、バッファリングリストが作成される(ステップS3)。
具体的には、例えばバッファ24−1が、いまから再生されるデータをバッファリングするバッファ24として検出される(図5のステップS11、ステップS12)。
その結果、図8に示すように、コンテンツの先頭のチャプタP1の先頭部分の識別情報、そのチャプタP1の部分(以下、適宜、単に、チャプタP1と称する)がバッファリングされるバッファ24−1の番号(#1)、そしてバッファ24−1の現在のデータ蓄積量が、通常バッファリング情報としてバッファリングリストに設定されている(ステップS13)。
なおこの例の場合、図3のバッファ24−1乃至24−Nには、ハイフン(−)に続く数字と同じ数字がバッファ24の番号として割り当てられているものとする。
通常バッファリングデータがバッファリングされるバッファ24の現在のデータ蓄積量は、この例の場合、復号等の再生処理を開始できるデータ量を100%としたときの割合であり、いまの場合、バッファ24−1にデータがまだ蓄積されていないので、0%となっている。
いまの場合、事前バッファリングデータのバッファリングは完了していないので(ステップS14)、事前バッファリングデータとしての、チャプタP1に続くチャプタP2、チャプタP3、・・がバッファリングされるバッファ24−2、24−3、・・・・が決定され(ステップS15)、事前バッファリングデータとしてのチャプタP2以降のチャプタPの番号、決定されたそのチャプタPがバッファリングされるバッファ24の番号、そしてそのバッファ24のデータ蓄積量が、それぞれ事前バッファリング情報として設定されている(ステップS16)。
このように図8に示したような、通常バッファリング情報および事前バッファリング情報がそれぞれ設定されたバッファリングリストが作成されると(図4のステップS3)、そのバッファリングリストに基づいてデータの送信がサーバ1に対して要求される(ステップS4)。
いまの場合、通常バッファリングデータであるチャプタP1の識別情報が最初にサーバ1に送信され、そのデータの送信が要求される(図6のステップS22)。
またいまの場合チャプタP2、チャプタP3、・・・の再生順の順番でバッファリングされるので(S23)、その順番で各チャプタPの識別情報がサーバ1に送信され、その順番でのデータ送信が要求される(ステップS24)。
このように再生順に事前バッファリングデータをバッファリングするようにすれば、例えば再生中のチャプタの次に再生されるチャプタへのジャンプ再生を迅速に行うことができる。
このようにデータ送信がサーバ1に対して要求されると、その要求に応じてサーバ1から送信されてくるデータの格納が行われる(図4のステップS5)。
いまの例の場合、はじめにチャプタP1のデータがサーバ1から送信されてくるので、例えば図9のAの実線L1が示すように、時刻t1から、チャプタP1のバッファ24−1への格納が開始される。
そしていまの場合、図9のBの実線L1が示すように、チャプタP1のバッファリングが完了した後(時刻t2)、事前バッファリングデータとしてのチャプタP2の格納が開始される。
またはその図示は省略するが、チャプタP2以降にバッファリングされるチャプタPについても、前のチャプタPのバッファリングが完了した後、その格納が開始される。
なお図9のAと図9のBの実線L1は、バッファ24に格納されるデータのデータ量の推移を示している。
時刻t2以降も、再生を継続的行うために通常バッファリングデータがサーバ1から送信され、図9のAの実線L1に示すように、通常バッファリングデータのバッファリングが行われる。そのため、事前バッファリングデータのサーバ1からの送信は、通常バッファリングデータの送信で使用されていない帯域を用いて行われるので、その伝送速度は通常バッファリングデータの伝送速度より遅くなる場合がある。その場合、図9のBの実線L1が示すように、事前バッファリングデータのバッファ24への蓄積速度は、通常バッファリングデータの蓄積速度よりも遅くなる。
バッファリング処理におけるバッファリングリスト作成(図4のステップS3)、バッファリングリストに基づくデータの送信要求(ステップS4)、およびデータの格納(ステップS5)は、再生が停止されるまで、繰り返し行われる。
通常バッファリングデータのバッファリングが完了したとき、例えば図10に示すような、通常バッファリングデータをバッファリングするバッファ24−1のデータ蓄積量が100%とされたバッファリングリストが作成される。
さらに事前バッファリングデータのバッファリングがすべて完了すると、図11に示すような、事前バッファリングデータをバッファリングするすべてのバッファ24のデータ蓄積量が100%とされたバッファリングリストが作成される。
また再生が進行し、またはジャンプ再生が要求されると、通常バッファリング情報が更新されて(図5のステップS12およびステップS13)(図4のステップS3)、その通常バッファリング情報に応じたデータ送信の要求(ステップS4)、およびその格納(ステップS5)が行われる。
例えばチャプタP2にジャンプ再生が要求された場合、いまから再生されるデータがバッファリングされているバッファ24は、バッファ24−2となるので(図5のステップS12)、図12に示すような、チャプタP2の先頭の識別情報、チャプタP2がバッファリングされるバッファ24−2の番号、およびバッファ24−2の現在のデータ蓄積量(100%)が、通常バッファリング情報として設定されているバッファリングリストが作成され、そのバッファリングリストに基づいてデータ送信要求やデータ格納が行われる。
このようにしてバッファリング処理が行われる。
一方再生処理においては、通常バッファリングデータをバッファリングしているバッファ24が、バッファリングリスト(図8)の通常バッファリング情報からバッファ24−1であると検出され(図7のステップS51)、図10に示したように、バッファリングリストのバッファ24−1のデータ蓄積量が100%とされたとき、すなわち通常バッファリングデータのバッファリングが完了したと判定されたとき(ステップS52)、バッファ24−1から一定量のデータが読み出され(ステップS53)、復号されて出力される(ステップS54)。このデータの読み出しと復号の処理が再生停止が指令されるまで繰り返されるので、図9のAの点線L2が示すように、チャプタP1からの再生が行われる。
また例えばチャプタP2へのジャンプ再生が、図9のAと図9のBに示すように時刻t4で要求されると、通常バッファリングデータをバッファリングしているバッファ24が、バッファリングリストの通常バッファリング情報(図12)からバッファ24−2であると検出されるが(図7のステップS51)、図12に示したように、バッファリングリストのバッファ24−2のデータ蓄積量が100%であるので、すなわち図9のBの実線L1が示すように、通常バッファリングデータのバッファリングが完了しているので(ステップS52)、図9のBの点線L2が示すように、時刻t4から、バッファ24−2から一定量のデータが読み出され(ステップS53)、復号されて出力される(ステップS54)。このデータの読み出しと復号の処理が再生停止が指令されるまで繰り返されるので、図9のBの点線L2が示すように、チャプタP2からのジャンプ再生が行われる。
なお図9のAと図9のBの点線L2は、バッファ24から読み出されたデータのデータ量の推移を示している。
このように事前バッファリングデータを、例えば再生処理と並行して、予めバッファリングしておくようにしたので、ジャンプ再生が要求されても、そのジャンプ先からの再生を迅速に行うことができる。
以上のようにジャンプ再生を迅速に行うことができるようにしたので、ジャンプ再生による検索も迅速に行うことができ、また移動先が現在の再生位置からあまり離れていない場合であっても、ジャンプ再生により、より早くジャンプ先の部分を視聴することができるようになる。
なお以上においては、図9のAと図9のBに示したように、通常バッファリングデータのバッファリングが完了してから、事前バッファリングデータのバッファリングが開始され、また事前バッファリングデータのバッファリングは、1つ先の事前バッファリングデータのバッファリングが完了した後に開始されるようにしたが、それらのバッファリングを同時にまたは一部並行して行うようにすることもできる。
また以上においては、すべてのジャンプ先についてバッファリングしておく場合を例として説明したが、例えば、現在再生されているチャプタの前後の数個のチャプタについてのみバッファリングしておくなど、特定のジャンプ先についてのみバッファリングしておくようにすることもできる。
また以上においては、予め決められたジャンプ先についてバッファリングを行う場合を例として説明したが、例えばジャンプ再生されたとき、そのジャンプ先の位置に応じてバッファリングするジャンプ先を変更するようにすることもできる。
例えば、再生順にチャプタPをバッファリングする処理の例を図13を参照して説明する。再生順においてチャプタP13までのバッファリングが完了している状態で(図中、影が付されているチャプタPはバッファリングが完了している)、チャプタP11が再生されているとき、チャプタP21にジャンプ再生されると、チャプタP14以降のバッファリングは行わず、チャプタP22以降についてバッファリングするようにすることもできる。
また以上においてはサーバ1から供給されたジャンプ先情報に基づいて、ジャンプ先のバッファリングを行う場合を例として説明した。この例以外にも端末3側で、いま再生している位置から前後数秒間の所定の範囲のデータをバッファリングするようにすることもできる。この場合、例えばチャプタに依存せずに、より自由なジャンプ再生においても本発明を提供することができる。
ところで、ジャンプ再生は、例えばチャプタ単位で可能となることから、1つのコンテンツに対して異なるチャプタが設定されれば、そのチャプタ設定に応じた複数種類のジャンプ先情報が存在する。
例えばコンテンツが放送番組である場合、放送局側が放送番組のダイジェスト版を提供すべく、例えば、CMを飛ばし難いようにチャプタを設定すれば、そのチャプタ設定に応じたジャンプ先情報が存在する。またその放送番組の視聴者が自分の観点から所定のシーン(例えば自分が注目したシーン等)にチャプタを設定すれば、そのチャプタ設定に応じたジャンプ先情報が存在する。
そこで以上においては、再生されるコンテンツに対してサーバ1から1種類のジャンプ先情報が提供されたが、1つのコンテンツに対して複数種類のジャンプ先情報が提供されるようにすることもできる。
このように複数種類のジャンプ先情報を提供し、端末3のユーザが、所望の種類のジャンプ先情報を選択することができるようにすれば、端末3のユーザは、そのジャンプ先情報に対応するチャプタの単位で(例えば、あるユーザが設定したチャプタの単位で)、再生映像の中断等の不具合なくジャンプ再生させることができる。
図14は、このように複数種類のジャンプ先情報が提供される場合のストリーミングシステムの構成例を示している。このストリーミングシステムには、図1のストリーミングシステムを構成するサーバ1、ネットワーク2、および端末3の他、N個のサーバ51−1乃至51−N(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、サーバ51と称する。他の場合も同様である)が設けられている。
サーバ51のそれぞれは、端末3で再生されるコンテンツ(この例の場合、サーバ1から端末3に提供されるコンテンツ)についてのジャンプ先情報を、内蔵するジャンプ先情報記憶部61に保持している。サーバ1または51に保持されているジャンプ先情報は、サーバ1または51のユーザが、コンテンツに対して独自に設定したチャプタに対応するものとなっている。
例えばコンテンツが放送番組である場合、サーバ51−1のジャンプ先情報記憶部61−1に保持されているジャンプ先情報は、放送局側がコンテンツに予め設定したチャプタに対応するものであり、サーバ51−2のジャンプ先情報記憶部61−2に保持されているジャンプ先情報は、サーバ51−2のユーザであるその放送番組を視聴した者が、自分の観点で所定のシーンに設定したチャプタに対応するものである。
端末3は、サーバ1から送信されてきた再生するコンテンツのストリームデータを受信し、それをバッファリングして再生するが、サーバ1または51から提供されたそのコンテンツのジャンプ先情報に基づいて、そのジャンプ先情報に対応するチャプタのデータを、図1における場合と同様にして、事前にバッファリングする。
端末3は、コンテンツの再生中にジャンプ再生の要求があった場合、事前にバッファリングしたチャプタのデータからジャンプ再生を行う。
次に、図15のフローチャートを参照して、図14の端末3のバッファリング処理を説明する。
端末3の入力部28から、再生指令が入力されると、ステップS101において、制御部29は、通信部21を介して、再生するコンテンツのジャンプ先情報の送信を、そのジャンプ先情報を保有しているサーバ1または51に要求する。
なおそのジャンプ先情報を保有しているサーバ1または51についての情報は、IPアドレス等のアクセスするために必要な情報とともに、例えば、そのコンテンツの提供元から通知されるようにすることができる。
またジャンプ先情報を保有するサーバ1または51が所定のホームページや雑誌で紹介され、端末3のユーザがそのIPアドレスをそこから入手するようにすることもできる。さらに端末3のユーザが、ジャンプ先情報を提供するサーバ1または51のIPアドレス等が記録されている記録メディアを入手し、端末3にその記録メディアに記憶されているIPアドレスを読み込ませるようにすることもできる。
いまの例の場合、端末3が認知し得る、再生するコンテンツについてのジャンプ先情報を保有するすべてのサーバ1または51にジャンプ先情報の送信が要求されるものとするが、所定のサーバ1または51に対してのみジャンプ先情報の送信が要求されるようにすることもできる。
ステップS102において、制御部29は、通信部21を制御して、ステップS101での要求に応じてサーバ1または51から送信されてきたジャンプ先情報を含む情報(以下、コンテンツジャンプ先情報と称する)を受信させる。又は制御部29は、スイッチ部22を制御して、そのコンテンツジャンプ先情報を、ジャンプ先情報記憶部23に供給させて記憶させる。
図16は、コンテンツジャンプ先情報の構成例を示している。
図16の例の場合、コンテンツジャンプ先情報には、ジャンプ先となり得るチャプタ毎に、チャプタ番号、コンテンツの先頭からの位置(例えば時間)、およびチャプタのシーンを説明する説明情報等からなるチャンプ先情報の他、コンテンツ名やID等のコンテンツを識別するための識別情報、および後述するようにジャンプ先情報(正確には、ジャンプ先情報の種類)を選択するために表示される選択情報が含まれている。
図15に戻りステップS103において、制御部29は、ステップS102で受信されたサーバ1または51から送信されてきたコンテンツジャンプ先情報に含まれる選択情報のリスト(以下、コンテンツジャンプ先情報リストと称する)を、出力部27を介して表示部に表示させる。
図17は、コンテンツジャンプ先情報リスト101の表示例を示している。
このコンテンツジャンプ先情報リスト101に表示される選択情報「録画デフォルトチャプタ」111−1は、例えばHDDを搭載した録画再生装置であるサーバ1から送信されてきたコンテンツジャンプ先情報の選択情報であって、ジャンプ先情報が、サーバ1において録画時に自動で付されたチャプタに対応するものであることを示している。
選択情報「ダイジェスト」111−2は、例えばコンテンツの提供元が管理するサーバ51−1から送信されてきたコンテンツジャンプ先情報の選択情報であって、ジャンプ先情報が、コンテンツの提供元がコンテンツのダイジェスト版を提供すべく設定されたチャプタに対応するものであることを示している。
選択情報「ユーザセレクト(衝撃シーン)」111−3は、例えばコンテンツのある視聴者が管理するサーバ51−2から送信されてきたコンテンツジャンプ先情報の選択情報であって、ジャンプ先情報が、その視聴者が衝撃的なシーンであると思ったシーンに設定されたチャプタに対応するものであることを示している。
選択情報「ユーザセレクト(レーサAのシーン)」111−4は、例えばコンテンツの他の視聴者が管理するサーバ51−3から送信されてきたコンテンツチャンプ先情報の選択情報であって、ジャンプ先情報が、その視聴者が好きな出演者(あるレーサA)のシーンに設定されたチャプタに対応するものであることを示している。
図15に戻りステップS104において、入力部28が、図示せぬ操作部がユーザにより操作され、コンテンツジャンプ先情報リスト101の中の所定の選択情報111が選択された(すなわちジャンプ先情報の種類が選択された)旨を入力し、制御部29に通知すると、ステップS105において、制御部29は、ジャンプ先情報記憶部23に記憶されたコンテンツジャンプ先情報の中のいま選択された選択情報111に対応するコンテンツジャンプ先情報のジャンプ先情報に基づいて、バッファリングリストを作成する。ここでの処理は、図4のステップS3におけるバッファリングリスト作成処理と同様の処理が行われるので、その説明は省略する。
次に、ステップS106において、端末3の制御部29は、ステップS105で作成したバッファリングリストに基づいて、サーバ1に対してデータ送信を要求する。ここでの処理は、図4のステップS4におけるデータ送信要求処理と同様の処理が行われるので、その説明は省略する。
ステップS107において、制御部29は、スイッチ部22を制御して、通信部21により受信された、ステップS106での要求に応じて送信されているデータを、バッファリングリストに示されるバッファ24に格納させる。
次にステップS108において、制御部29は、入力部28から再生停止の指令が入力されたか否かを判定する。再生停止の指令が入力されていないと判定した場合、処理ステップは、ステップS104に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
ステップS108で、再生停止の指令が入力されたと判定されたとき、バッファリング処理は終了する。
以上のようにして、複数種類のジャンプ先情報が提供される場合のバッファリング処理が行われる。なお以上においては、主にコンテンツが放送番組である場合を例として説明したが、コンテンツがDVDに記録されている映画やプライベートビデオである場合にも適用することができる。
また上述した実施例における事前バッファリングにおいては、いま再生されているチャプタの次のチャプタからバッファリングされるものとしたが(図6のステップS23)、事前バッファリングされるチャプタをユーザが指定することができるようにすることもできる。
この場合のデータ送信要求処理(図4のステップS4または図15のステップS106)を、図18のフローチャートを参照して説明する。
ステップS121において、端末3の制御部29は、図4のステップS3または図15のステップS105で生成されたバッファリングリストに、通常バッファリング情報が設定されているか否かを判定する。設定されていると判定された場合、ステップS122に進み、制御部29は、通常バッファリングデータの送信をサーバ1に要求する。
例えば、制御部29は、通常バッファリング情報から読み出した通常バッファリングデータの識別情報を、通信部21を制御してサーバ1に送信させる。
ステップS121で、通常バッファリング情報が設定されていないと判定されたとき、またはステップS122で、通常バッファリングデータの送信が要求されたとき、ステップS123において、制御部29は、バッファリングリストに設定されたジャンプ先情報の一覧(以下、ジャンプ先一覧と称する)を表示させる。
図19には、図15のステップS104で、図17の選択情報111−4が選択されて、それに対応するジャンプ先情報に基づいてバッファリングリストが生成された場合のジャンプ先一覧121の表示例が示されている。
この例では、ジャンプ先情報に含まれる各チャプタの説明情報(図16)が表示される。再生中のチャプタのシーンを説明する説明情報131−1が、再生中であることを示すマーク132が付されて先頭に表示され、そのチャプタに続くチャプタの説明情報131−2乃至131−5が、再生順に表示される。なお他の説明情報をスクロールして表示させることができるものとする。
またこのジャンプ先一覧121には、ユーザの操作部に対する操作によって移動可能なカーソル133が設けられ、ユーザは、カーソル133でジャンプ先一覧121に表示されている所定の説明情報131を指し示し、所定の決定操作を行うことにより、その説明情報131に対応するチャプタからのジャンプ再生を開始させることができる(すなわちジャンプ先を指定することができる)。
図18に戻りステップS124において、制御部29は、ジャンプ先の候補が指定されたか否かが判定する。
例えばカーソル133が、所定の時間以上、ジャンプ先一覧121に表示されているある説明情報131を指し示している場合、そのカーソル133が指し示しているその説明情報131に対応するチャプタがジャンプ先の候補として指定されたと判定される。
ステップS124で、ジャンプ先の候補が指定された判定された場合、ステップS125において、制御部29は、ジャンプ先の候補として指定されたチャプタから再生順にバッファリングすることができるようにバッファリングの順番を決定する。
ステップS124で、ジャンプ先の候補が指定されなかったと判定された場合、ステップS126に進み、制御部29は、いま再生されているチャプタの次のチャプタから再生順にバッファリングすることができるようにバッファリングの順番を決定する。
ステップS125またはステップS126で、バッファリングの順番が決定されると、ステップS127において、図6のステップS24における場合と同様に、決定した順番で事前バッファリングデータがバッファリングされるように、事前バッファリングデータの送信をサーバ1に要求する。
このようにしてデータ送信がサーバ1に対して要求されると、図4のステップS5または図15のステップS107に進む。
以上のように、事前バッファリングが開始されるチャプタをユーザが指定することができる。
図19のジャンプ先一覧121の例では、カーソル133を移動させてジャンプ先を指定するが、カーソル133が所定の時間以上指し示している説明情報131に対応するチャプタは、ユーザが注目しており、その後の操作でジャンプ先に指定される可能性が高い。そこでこのようにカーソル133が所定の時間以上指し示している説明情報131のチャプタが、ジャンプ先として決定される前にバッファリングされるようにすることで、事前バッファリングを効率的に行うことができる。
この点から、図20に示すように、カーソル133が指し示している説明情報131−3が、その他の説明情報131−1,131−2,131−4,131−5に比べ強調して表示されるようにすることもできる(図20の例では、枠に囲まれて表示されている)。その結果、カーソル133がいま指し示している説明情報131−3をユーザに印象付けることができるので、その説明情報131−3に対応するチャプタがジャンプ先に指定される可能性が高くなる。その結果説明情報131−3に対応するチャプタがジャンプ先に決定される前に(カーソル133が説明情報131−3を所定の時間以上指し示しているときに)そのチャプタのバッファリングが行われているので、ジャンプ再生をより確実に行うことができるようになる。
また図21に示すように、カーソル133がいま指し示している説明情報131−3に加え、その近傍の説明情報131−2,131−4も強調されて表示されるようにすることもできる。この場合、説明情報131−3に対応するチャプタに加え、説明情報131−2,131−4に対応するチャプタもジャンプ先の候補とされてバッファリングされることになる。
なお図20および図21では、カーソル133がいま指し示している説明情報131−3、またはその近傍の説明情報131−2,131−4が強調表示されて他の説明情報131に比べ強調されるようにしたが、他の説明情報131の表示を目立たないようにすることもできる。
また以上においてはカーソル133が、所定の時間以上、ジャンプ先一覧121に表示されているある説明情報131を指し示している場合、そのカーソル133が指し示しているその説明情報131に対応するチャプタがジャンプ先の候補として指定されたものとしたが、ジャンプ先として指定される可能性があるものを指定できれば、他の方法でジャンプ先の候補を指定するようにすることができる。
また所定の時間以上、ジャンプ先一覧121に表示されている説明情報131を指し示している場合としたのは、ジャンプ先一覧121のスクロール中にカーソル133が指し示した説明情報131に対応するチャプタのそれぞれがジャンプ先の候補とされるのを防止するためであるが、スクロールされている間は、ジャンプ先の候補の指定が行われないようにすることもできる。
図19乃至図21のジャンプ先一覧121は、図4のステップS4または図15のステップS106の処理の中で表示されるので、その時点で再生が開始されている可能性がある(例えば図4のステップS3の処理の詳細を示す図5のステップS11)。
図22乃至図25は、コンテンツの再生が開始されてその映像が表示されている場合のジャンプ先一覧121の表示例を示している。
図22の例は、ジャンプ先一覧121の半透明の画像が、コンテンツの映像に重ね合わされて表示されている(すなわちアルファブレンディングされている)。
図23および図24の例では、ジャンプ先一覧121が縮小されてコンテンツの映像の右下または中央に表示されている。
図25の例では、ジャンプ先一覧121が縦長に構成され、コンテンツの映像に右端に表示されている。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。
そこで、図26は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュータの一実施の形態の構成例を示している。
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク214やROM212に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体231に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体231は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体231からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、デジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを、通信部219で受信し、内蔵するハードディスク214にインストールすることができる。
コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)211を内蔵している。CPU211には、バス215を介して、入出力インタフェース216が接続されており、CPU211は、入出力インタフェース216を介して、ユーザによって、キーボードや、マウス、マイク等で構成される入力部218が操作等されることにより指令が入力されると、それにしたがって、ROM(Read Only Memory)212に格納されているプログラムを実行する。あるいは、また、CPU211は、ハードディスク214に格納されているプログラム、衛星若しくはネットワークから転送され、通信部219で受信されてハードディスク214にインストールされたプログラム、またはドライブ220に装着されたリムーバブル記録媒体231から読み出されてハードディスク214にインストールされたプログラムを、RAM(Random Access Memory)213にロードして実行する。これにより、CPU211は、上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU211は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース216を介して、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される出力部217から出力、あるいは、通信部219から送信、さらには、ハードディスク214に記録等させる。
ここで、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

Claims (11)

  1. ネットワークを介して送信されてくるコンテンツをリアルタイムで再生するとともに、指定された位置からのジャンプ再生が可能な再生装置において、
    いまから再生されるコンテンツのデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングするバッファリング手段と、
    前記バッファリング手段によりバッファリングされたデータを再生する再生手段と、
    ジャンプ再生のジャンプ先を指定する指定手段と
    を備え、
    前記バッファリング手段は、さらに、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングし、
    前記再生手段は、前記指定手段によりジャンプ先が指定された場合、前記バッファリング手段により前記ジャンプ先のデータがバッファリングされているとき、バッファリングされているそのデータからジャンプ再生を行う
    再生装置。
  2. 前記指定手段により指定され得るジャンプ先の情報を、前記コンテンツを提供するサーバから取得する取得手段をさらに備え、
    前記バッファリング手段は、前記取得手段により取得された前記ジャンプ先の情報に基づいて、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを前記ネットワークを介して受信してバッファリングする
    請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記バッファリング手段は、前記指定手段により指定され得るジャンプ先が複数存在する場合、所定の順番で、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを前記ネットワークを介して受信してバッファリングする
    請求項1に記載の再生装置。
  4. 前記バッファリング手段は、前記指定手段により指定され得るジャンプ先が複数存在する場合、前記指定手段により指定され得るジャンプ先の中の所定のジャンプ先のデータについてのみ、前記ネットワークを介して受信してバッファリングする
    請求項1に記載の再生装置。
  5. 前記バッファリング手段は、ジャンプ再生が要求されたとき、前記指定手段により指定され得るジャンプ先の中の要求されたジャンプ再生のジャンプ先の位置に応じたジャンプ先についてのみ、前記ネットワークを介して受信してバッファリングする
    請求項1に記載の再生装置。
  6. 再生されるコンテンツに対しての複数種類のジャンプ先の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記複数種類のジャンプ先の情報の選択情報を提示する提示手段と、
    前記提示手段により提示された前記選択情報の中から所定の選択情報を選択する選択手段と
    をさらに備え、
    前記バッファリング手段は、前記選択手段により選択された前記選択情報に対応するジャンプ先の情報に基づいて、前記指定手段により指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングする
    請求項1に記載の再生装置。
  7. 前記指定手段は、
    ジャンプ先の一覧を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記ジャンプ先の一覧の中から所定のジャンプ先を指定するジャンプ先指定手段と
    を備え、
    前記バッファリング手段は、前記ジャンプ先指定手段により指定された前記ジャンプ先から、所定の順番で、指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングする
    請求項1に記載の再生装置。
  8. 前記ジャンプ先指定手段は、
    前記ジャンプ先の一覧に表示されているジャンプ先の中からジャンプ先の候補を指定する候補指定手段と、
    前記ジャンプ先の候補をジャンプ先として決定するジャンプ先決定手段と
    を備え、
    前記バッファリング手段は、前記候補指定手段によりジャンプ先の候補が指定されたときジャンプ先の候補として指定されたジャンプ先から、所定の順番で、指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングする
    請求項7に記載の再生装置。
  9. 前記表示手段は、前記候補指定手段により指定されているジャンプ先またはそのジャンプ先の近傍の表示が、他のジャンプ先の表示に比べ強調されるように前記ジャンプ先の一覧の表示を制御する
    請求項8に記載の再生装置。
  10. ネットワークを介して送信されてくるコンテンツをリアルタイムで再生するとともに、指定された位置からのジャンプ再生が可能な再生装置の再生方法において、
    いまから再生されるコンテンツのデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングするバッファリングステップと、
    前記バッファリングステップの処理でバッファリングされたデータを再生する再生ステップと、
    ジャンプ再生のジャンプ先を指定する指定ステップと
    を含み、
    前記バッファリングステップは、さらに、前記指定ステップの処理で指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングし、
    前記再生ステップは、前記指定ステップの処理でジャンプ先が指定された場合、前記バッファリングステップの処理で前記ジャンプ先のデータがバッファリングされているとき、バッファリングされているそのデータからジャンプ再生を行う
    再生方法。
  11. ネットワークを介して送信されてくるコンテンツをリアルタイムで再生するとともに、指定された位置からのジャンプ再生を行う再生処理をコンピュータに実行されるプログラムにおいて、
    いまから再生されるコンテンツのデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングするバッファリングステップと、
    前記バッファリングステップの処理でバッファリングされたデータを再生する再生ステップと、
    ジャンプ再生のジャンプ先を指定する指定ステップと
    を含み、
    前記バッファリングステップは、さらに、前記指定ステップの処理で指定され得るジャンプ先のデータを、前記ネットワークを介して受信してバッファリングし、
    前記再生ステップは、前記指定ステップの処理でジャンプ先が指定された場合、前記バッファリングステップの処理で前記ジャンプ先のデータがバッファリングされているとき、バッファリングされているそのデータからジャンプ再生を行う
    再生処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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