JP2004222239A - オン・デマンド映像配信システム並びにそのコンテンツの検索及び表示方法 - Google Patents

オン・デマンド映像配信システム並びにそのコンテンツの検索及び表示方法 Download PDF

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毅 北原
Riyoutaro Hiranuma
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Abstract

【課題】オン・デマンド映像配信において利用者によるオン・デマンド映像配信の利用を助けること。さらに、利用者の生活時間にも合ったコンテンツを利用者に提示することをも可能にすること。
【解決手段】オン・デマンド映像配信で提供されるコンテンツについて重複分類した分類情報を有し、送受信端末内の利用者の視聴履歴における上記分類情報、視聴時間帯等から利用者によって次回視聴されるであろうコンテンツの分類情報を予測し、該予測分類情報を配信サーバに転送し、該配信サーバが相当するコンテンツのタイトルを検索し、その検索内容を送受信端末に返信することにより、多数のコンテンツの中から利用者の見たいコンテンツの選択を容易にするとともに、さらに、利用者はその嗜好に応じたコンテンツの提示をも受けることができる。
【選択図】図1

Description

本願は、コンテンツを配信する配信サーバに対して、利用者が専用回線等の通信手段により希望のコンテンツを指定することにより、そのコンテンツを利用者の送受信端末にダウンロードして再生し、利用者の送受信端末において画像を見ることができるオン・デマンド映像配信システム並びにそのコンテンツの検索方法及びその検索結果の表示方法に関する。ここで、コンテンツの配信形態は、専用回線やインターネットなどを介した形態でも良いし、有線若しくは無線いずれの形態でも良い。なお、以下の説明において、コンテンツとは静止画や動画、音声などのデータを指すものとする。
近年、ADSLやFTTH(Fiber to the Home)などの高速回線が可能となり、インターネットなどを介したオン・デマンド映像配信も可能となってきた。
しかし、その利用に当たっては、利用者は増加し続けるコンテンツの中から、自分の視聴したいコンテンツを検索することが、ますます困難になって来ている。従って、その検索の容易さがオン・デマンド映像配信の利用において重要なものとなって来ている。このようなオン・デマンド映像配信における検索を容易にする技術についての従来例としては、例えば、特開2002−269102号がある。この技術は、フリーキーワードを入力することで、容易に希望するコンテンツの検索を可能にした新規なビデオ・オン・デマンドシステムを提供するというものである。
特開2002−269102号公報
しかしながら、利用者にとっては、当初から特定のコンテンツを検索するのではなく、オン・デマンド映像配信で提供される多数のコンテンツの中から、何か自分の嗜好にあったものを検索して視聴してみたいという場合もある。その場合に、いちいちキーワードを入力して検索しなければならないのは煩雑である。
本願は、このような利用者の不便を解決するために、利用者の視聴履歴などから利用者の嗜好を自動的に学習しておき、利用者が視聴しようとする場合に利用者が視聴するであろうコンテンツを自動的に見つけ出し、選択メニュー画面等において利用者にそのコンテンツを提示することにより、利用者によるオン・デマンド映像配信の利用を助けることにある。さらに、休日や平日などの利用者の生活時間にも合ったコンテンツを利用者に提示することを可能にすることやプリペイドカードに格納されている情報に基づいてコンテンツの選択方法を制御することをも目的としており、オン・デマンド映像配信の利用を一層助けるものである。
このような課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、
そのコンテンツについてアーチスト・主人公名、コメディー・悲劇・恋愛・サスペンスといったジャンル等に重複分類した分類情報を有し、送受信端末内の利用者の視聴履歴における上記分類情報、視聴時間帯等から利用者によって次回視聴されるであろうコンテンツを予測し、
該予測分類情報を配信サーバへ転送し、該配信サーバが相当するコンテンツを検索し、その検索内容を送受信端末に返信することを特徴とするものである。
本願の請求項2に記載の発明は、送受信端末において分類情報のジャンル、アーチスト名、制作年月等のサブ・カテゴリそのものの優先順位を、利用者の指示した頻度・順位に応じて動的に変化させることを特徴とするものである。
本願の請求項3に記載の発明は、配信サーバから送受信端末へアンケートを送り、送受信端末においてアンケートに応答することにより、その回答に従い送受信端末内での予測分類情報を作成する時に使用するカテゴリ毎の重み付けの値、時間帯区分等を動的に変化させることを特徴とするものである。
本願の請求項4に記載の発明は、送受信端末の初期設定において利用者の嗜好するジャンル等の分類情報を予め入力することにより、初期の段階から利用者の嗜好にあったコンテンツを選択できることを特徴とするものである。
本願の請求項5に記載の発明は、送受信端末において、利用者によるおまかせ選択など利用者が直接にコンテンツの分類情報を指示しなかった場合でも、その際にメニューより選ばれた分類情報を基に、送受信端末内での予測分類情報作成のための履歴情報を更新し、それにより次回のコンテンツのタイトル列挙をより利用者の嗜好に近づけることを特徴とするものである。
本願の請求項6に記載の発明は、送受信端末内に既に視聴したコンテンツのタイトル若しくは管理番号などの分類情報を格納しておく領域を設け、配信サーバから送られたコンテンツのタイトル一覧の内、視聴済みのタイトルは一覧の最後に表示色を他のタイトルと変えて表示することなどにより、利用者が重複視聴を避けることを特徴とするものである。
本願の請求項7に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、
利用者の視聴履歴の情報を時間帯に応じて変化し得るジャンルに関連する履歴情報と、アーチストなど利用者の嗜好によりほぼ一律に定まる履歴情報とに分け、
後者を第一優先順位とした上で、配信要求・検索要求の来た時間に応じて前者の情報にランダム若しくは一定の法則に基づいて変化を与え、その両者の情報を基に利用者によって次回視聴されるであろうコンテンツの分類情報を予測し、
該予測分類情報を配信サーバへ転送し、該配信サーバが相当するコンテンツのタイトルを検索し、その検索内容を送受信端末に返信することを特徴とするものである。
本願の請求項8に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおけるコンテンツの検索及び表示方法において、送受信端末において利用者の視聴履歴の情報を時間帯に応じて変化し得るジャンルに関連する履歴情報を記憶する第1の工程と、
アーチストなど利用者の嗜好によりほぼ一律に定まる履歴情報を記憶する第2の工程と、
アーチストなど利用者の嗜好によりほぼ一律に定まる履歴情報を第一優先順位とした上で、配信要求・検索要求の来た時間に応じて時間帯に応じて変化し得るジャンルに関連する履歴情報にランダム若しくは一定の法則に基づいて変化を与え、その両者の情報を基に利用者によって次回視聴されるであろうコンテンツの分類情報を予測する第3の工程と、
該予測分類情報を配信サーバへ転送し、該配信サーバが相当するコンテンツのタイトルを検索し、その検索内容を送受信端末に返信する第4の工程とからなることを特徴とするものである。
本願の請求項9に記載の発明は、送受信端末内での分類情報に時間帯をインデックスとし、ジャンル、場面の構成要素、アーチスト名などサブ・カテゴリ内の優先順位において上位から何位かまでを予測分類情報として送受信端末から該配信サーバへ転送することを特徴とするものである。
本願の請求項10に記載の発明は、社会人の出退勤時間等の利用者の生活時間を考慮した予測分類情報の更新を可能とし、平日、休日に応じて分類に使われる時間帯を変化させることを特徴とするものである。
本願の請求項11に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、
時間帯、天候、季節などによりコンテンツの検索及び表示方法を変化させることを特徴とするものである。
本願の請求項12に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、送受信端末内にプリペイドカード読み書き装置を有し、プリペイドカードに格納されている情報に基づいて画像の選択方法を制御することを特徴とするものである。
本願の請求項13に記載の発明は、プリペイドカードによって課金を支払い済みとすることを特徴とするものである。
本願の請求項14に記載の発明は、プリペイドカードに格納される情報により、制限された映像のみ、指定されたタイトルのみ、指定されたタイトル及びその続編などの直接関連するタイトルのみ、又は指定されたアーチストのみなどを視聴可能とすることを特徴とするものである。
本願の請求項15に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、複数のジャンルに分けて映像を選択する方式をとっている場合に、プリペイドカードの内容に応じて一つ又は複数のジャンルの優先順位を最上位に上げて検索することを可能としたことを特徴とするものである。
本願の請求項16に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、複数のジャンルに分けて映像を選択する方式をとっている場合に、プリペイドカードによって課金を支払い済みとすることを特徴とするものである。
本願の請求項17に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、複数のジャンルに分けて映像を選択する方式をとっている場合に、プリペイドカードに格納される情報により、制限された映像のみ、指定されたタイトルのみ、指定されたタイトル及びその続編などの直接関連するタイトルのみ、又は指定されたアーチストのみなどを視聴可能とすることを特徴とするものである。
本願の請求項18に記載の発明は、配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、送受信端末内にプリペイドカード読み書き装置を設け、プリペイドカードによって映像配信が終了、若しくは送受信端末に映像データが配信された時点において、プリペイドカード内の課金情報を書き換え、若しくは使用済み度数を書き込むことにより、課金することを特徴とするものである。
本願の請求項19に記載の発明は、プリペイドカードに、それが販売された地域コード、度数カウンタ、ランダムなIDコードなどを併用し、例えプリペイドカードが不正にコピーされても、配信サーバ内において該IDコード、度数カウンタ、地域コードなどから不正を検出し配信要求に否定応答することにより不正コピーを拒絶することを特徴とするものである。
本願の請求項20に記載の発明は、プリペイドカードを最初に使用する時に、送受信端末の固有ID番号と共にプリペイドカード内の情報を配信サーバに送ることにより、プリペイドカードの受け渡しによる他人の使用を防止することを特徴とするものである。
本願にかかるオン・デマンド映像配信システムによれば、その双方向性という特徴を生かして、利用者の視聴履歴などから利用者の嗜好を自動的に学習して、利用者が視聴するであろうコンテンツを自動的に見つけ出して、選択メニュー画面等において利用者に提示することにより、利用者によるオン・デマンド映像配信の利用がより便利になる。また、本願においては、利用者の生活時間をも考慮したコンテンツを利用者に提示することも可能であり、利用者によるオン・デマンド映像配信の利用をより便利にするなど種々の効果が得られるのである。
また、本願にかかるオン・デマンド映像配信システムによれば、プリペイドカードにより、最新タイトルをカード購入し受信端末に挿入するだけで誰にでも簡単に視聴することができ、ジャンル指定したカードを使うことにより限定したジャンルのみカード保持者のみが視聴できる制限を加えることも簡単に可能となり、タイトル指定の場合には金額の差はあっても無制限に視聴可能とすることもできるため、いままでのビデオライブラリーをカードデッキの置き換えることも可能となる。またカードという形態からプレゼントとして友人・知人に送ることも簡単となり、より一層の視聴回数の増加が見込まれる。
また、プリペイドカードによる映像ライブラリを構築すれば、ビデオテープ、レーザディスク、DVDと時代により変遷してきたメディアに影響されることなく、常に最新の映像、音響機器を使って同じプログラムを繰り返し視聴でき、メディアを買い換えることが不要となり、社会全体のコスト削減、教育的メディアの再利用など種々の効果が得られるのである。
以下に本願の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は、本願のオン・デマンド映像配信システムの実施例1を示し、その全体構成を示したものである。オン・デマンド映像配信システムは、図1に示すように、複数のコンテンツを蓄積した配信サーバ101と、配信サーバ101とネットワーク102によってそれぞれ接続された複数の送受信端末103とを含む。各送受信端末103には、送受信端末103に利用者が要求を出すためのリモコン、パソコンのキーボード、タッチ画面等の入力装置105と、配信サーバ101から配信されたコンテンツを利用者が視聴するために送受信端末103に接続されるテレビやモニタ等の出力装置104とが接続されている。
図1に示したオン・デマンド映像配信システムでは、配信サーバ101は1つとして示されているが複数でも良い。また、送受信端末103、入力装置105および出力装置104は複数として示されているが、これらはいずれも1つでも良い。さらに、ネットワーク102は、専用回線であるとインターネット回線等であるとを問わない。
次に、図2を用いて、入力装置105、送受信端末103、配信サーバ101および出力装置104の構成について説明する。
入力装置105は、コンテンツ検索用の操作を行うためのコンテンツ選択入力部201を含む。
送受信端末103は、コンテンツ選択入力部201から送られてくる操作情報を記憶するための入力情報記憶部209と、利用者の嗜好情報を記憶し、かつ入力情報記憶部209から送られてくる操作情報に対応する嗜好情報を取り出すためのコンテンツ嗜好記憶部206と、利用者の視聴履歴情報を記憶するための視聴履歴記憶部207と、コンテンツ嗜好記憶部206から送られてくる嗜好情報に基づいて検索条件を決定するための検索条件データ決定部202と、検索結果を記憶しておくための検索情報記憶部210と、コンテンツ情報に基づいて利用者が視聴する可能性の高い1つ若しくは複数のコンテンツ情報を決定するメニュー表示コンテンツ決定部204とを含む。
配信サーバ101は、コンテンツ情報を記憶するためのコンテンツ情報記憶部208と、検索条件に基づいてコンテンツ情報を検索するためのコンテンツ情報検索部203とを含んでいる。また、出力装置104は、図3に示すコンテンツの選択の操作画面等を表示したり、あるいは決定されたコンテンツ情報を画面に表示するためのメニュー表示部205を含んでいる。
次に、本実施の形態によるオン・デマンド映像配信システムにおけるコンテンツの検索および表示方法について説明する。
最初に、利用者がコンテンツを選択する方法について説明する。図3は、送受信端末103を介して出力装置104のメニュー表示部205によって表示されるコンテンツの選択の操作画面の例を示している。この例では、最新作を選択するための「1.最新作選択メニュー」と、話題作を選択するための「2.話題作選択メニュー」と、選択をオン・デマンド映像配信システムに任せるための「3.おまかせ・おすすめ選択メニュー」と、見たいジャンルを選択するための「4.ジャンル選択メニュー」と、見たいアーチストや主人公を選択するための「5.アーチスト・主人公選択メニュー」と、タイトルを選択するための「6.タイトル選択メニュー」とからなっている。
ここで、ジャンルとは、アクション、サスペンスなど映像作品の表現上の特性を分類した場合の種別をいう。次に、ジャンルの具体的な例を以下に示す。
アクション
アダルト
アドベンチャー
アニメーション
ウェスタン
SF
音楽
カルト
コメディー
子供向け
サスペンス
時代劇
戦争映画
ドラマ
ドキュメンタリー
ノンフィクション
バラエティー
ファンタジー
ミュージカル
無声映画
悲劇
ホラー
落語
歴史物
恋愛
ここで、「アーチスト」とは、タイトルにかかる人・動物等をいい、具体的には、監督・プロデューサー、脚本家、原作者、主演者、助演者、出演者、作曲者、作詞者、演奏者等をいう。
利用者は、入力装置105のコンテンツ選択入力部201を用いて上記各種メニューを選択して、見たいコンテンツを検索するための操作を行う。検索結果は、出力装置104のテレビやモニタ等の画面上に表示され、また、検索結果が複数ある場合は並んで表示される。
ここで、「4.ジャンル選択メニュー」、「5.アーチスト・主人公選択メニュー」、「6.タイトル選択メニュー」が選択されると、さらに図3に示されている右側の箱がハイライトとなり、そこでカーソルキーを押すと画面上にポップアップリスト等の表示がされ、複数の候補が表示されるようになっている。
たとえば、「6.タイトル選択メニュー」の場合は、この複数の候補は、以前の検索結果の履歴の中で実際に視聴されたタイトルがあった場合の他のまだ視聴されていないタイトルのコンテンツ情報である。
また、「4.ジャンル選択メニュー」および「5.アーチスト・主人公選択メニュー」の場合は、図2に示した視聴履歴記憶部207の記憶データを基にして一定期間内における利用者の視聴履歴から利用者の嗜好を学習しておき、その嗜好をコンテンツ嗜好記憶部206に記憶させておくことにより、利用者の嗜好性の高いものから順に表示される。
さらに、「5.アーチスト・主人公選択メニュー」および「6.タイトル選択メニュー」を選択した際のポップアップリスト等の表示には、利用者の選択対象がなかった場合に、利用者がリモコン等の入力装置105(入力手段)により、画面上でアーチスト・主人公やタイトルの全部または一部を直接入力して選択することもできる。
なお、送受信端末103の購入時またはある一定期間使用した後に、配信サーバ101から送受信端末103へ以下に示すようなアンケートを送り、送受信端末103において利用者がアンケートに応答することにより、ジャンル履歴リストを初期化若しくは更新し、利用者の個々の嗜好傾向を反映することができるものとする。
『 貴方は、映画タイトル「タイトルf」を
(1)名前も知らない 0点
(2)名前だけは知っている 3点
(3)見たことがある 5点
(4)再度見たい 10点
一つを選んでください。 』
20タイトルほど別々のジャンルの代表的なコンテンツを使ってアンケートに答えてもらい、そのアンケートの結果を基にコンテンツ嗜好記憶部206のデータを初期設定若しくは更新し、利用者の嗜好を当初から反映若しくは再度反映する。また、「(4)再度見たい」との回答のあった分類に属するコンテンツが視聴履歴記憶部207に既に視聴したコンテンツとして記憶されていた場合、そのタイトルを削除することにより、配信サーバ101から送られてきた検索結果のタイトルのリストからそのタイトルを外すことなく、かつ順番を変えることなくメニュー表示部205において表示する。
また、本実施の形態においては、利用者の生活時間(視聴した日が休日かどうか、視聴した時間帯がいつ頃なのかどうか)まで考慮に入れる。具体的には図2における利用者の視聴履歴記憶部207において、利用者の視聴した日が、休日、休日前、平日のいずれであるかを記憶するとともに、利用者の視聴した時刻、時間帯をも記憶する。
次に、その場合の送受信端末103内におけるタイムテーブル、時間帯の例を示す。
(日分類) (時間帯)
平 日 〜 9時
平 日 9時〜12時
平 日 12時〜17時
平 日 17時〜20時
平 日 20時〜22時
平 日 22時〜

休日前 〜 9時
休日前 9時〜15時
休日前 15時〜17時
休日前 17時〜19時
休日前 19時〜21時
休日前 21時〜22時
休日前 22時〜24時

休 日 〜12時
休 日 12時〜18時
休 日 18時〜20時
休 日 20時〜
ここで、時間帯は個人個人によって変化させることが可能である。初期設定で上記のようになっていたとしても、利用者が配信要求を繰り返すことにより、例えば配信時点を中心に前1時間、後2時間を一つの個別の時間帯として時間帯を再設定し、その時間帯での視聴コンテンツの分類情報を複数記憶しておく。選択したコンテンツのジャンル情報が視聴履歴記憶部207のジャンル情報テーブルに無い場合は新たに追加しカウンタを1とする。また、既に視聴履歴記憶部207のジャンル情報テーブルに選択したコンテンツのジャンル情報がある場合は、そのジャンル情報のカウンタをプラス1しておくこととする。
図4は、利用者テーブル501、カレンダー機能502、日選別テーブル503、タイムテーブルポインタ504、時計機能505、タイムテーブル506、ジャンル履歴リスト507、アーチスト・主人公履歴リスト508、タイトルリスト509の連携構成例を示したものである。これらは、図2におけるコンテンツ嗜好記憶部206において実現されているものである。
利用者テーブル501及び日選別テーブル503の二つのポインタを合成して一つのタイムテーブルポインタ504を作成する。日選別テーブル503はカレンダー機能502からその日が休日かその前の日、平日かを示し、それによってテーブル内のポインタを選択する。利用者が夏休みなどを別途指定することも可能である。タイムテーブル506は、日の種類によって異なる時間構成とすることも出来る。タイムテーブル506には、ジャンル履歴リスト507、アーチスト・主人公履歴リスト508、タイトルリスト509などへのポインタが含まれる。時計機能505の示す値によって時間帯に応じたそれぞれのポインタが選ばれ、利用者、日の種類と組み合わせることにより、さらに実際の利用者の特性、嗜好にあったコンテンツの検索が可能となる。
次に、ジャンル履歴リスト507、アーチスト・主人公履歴リスト508、タイトルリスト509などにおけるポインタの働きについて説明する。ここでは、その中のジャンル履歴リスト507を例にとり説明するが、アーチスト・主人公履歴リスト508、タイトルリスト509などにおいても同様である。
図5はある時点での休日前19:00〜21:00台のジャンル履歴リスト507の内容の例を示したものである。この例では、時間帯を示すレコード701とジャンル履歴リスト更新前の「コメディー」のレコード702、「SF」のレコード703、「ドラマ」のレコード704の各レコードを示している。それらの各レコードのフィールドには、図5に示されているようにジャンル名、タイマー、カウンタ、ポインタ等がある。ここで、タイマーには利用者が当該ジャンルを指定した時に予め設定されている時間を示す初期値が入力される。そして、初期値が入力された後は、時間の経過とともにそのタイマーの値が減少する。また、カウンタには当該ジャンルの利用者による視聴回数を表す値が入力される。そして、ポインタによって、各レコードが連携しているのである。
そして、図5の状態の後に「SF」のジャンルを同時間帯に多くみたことにより、ポインタが貼りかえられ更新された後のジャンル履歴リスト507を示しているのが図6である。このように、ポインタを貼りかえることにより、容易にジャンルの優先順位を変えられるのである。
また、図7は、「ドラマ」のジャンルを指定してコンテンツを選んだ後のジャンル履歴リスト507の例を示している。「ドラマ」の視聴回数を表すカウンタの値はまだ小さく1であるが、リストの先頭に配置される。そして、タイマーの値には初期値が入り、タイマーの値が0となる一定期間経過するまでは、視聴回数による並べ替えをしない。この図7の例では、43200分すなわち30日間は視聴回数による並べ替えをしないことを示している。そして、利用者指定の後にタイマーの値が減少していき、タイマーの値がタイムアウトし0となった後には、タイムアウトしたジャンルの中でカウンタに入力されている視聴回数による並べ替えをして視聴回数の多い順に優先順位が決定される。
すなわち、ジャンルの中の優先順位は、先ずタイマーの値の多い順に決定され、タイマーの値が0のジャンルの中ではカウンタに入力されている視聴回数の多い順に決定されることとなるのである。この過程において、図4に示されているジャンル履歴リスト507の内容が書き換えられることとなり、また、その内容が利用者の嗜好情報として図2に示されているコンテンツ嗜好記憶部206に記憶されることとなるのである。
利用者が図3に示した「1.最新作選択メニュー」を選択すると、送受信端末103はその情報を配信サーバ101へ送信する。配信サーバ101は、最新作を検索して、検索結果を送受信端末103へ返信する。送受信端末103は、その検索結果をリストアップして出力装置104の画面上に表示する。
同様に、配信サーバ101は、利用者が「2.話題作選択メニュー」を選択すると話題作を検索し、利用者が「3.おまかせ・おすすめ選択メニュー」を選択するとおまかせ・おすすめのコンテンツを検索し、利用者が「4.ジャンル選択メニュー」を選択するとジャンルを検索し、利用者が「5.アーチスト・主人公選択メニュー」を選択するとアーチストや主人公を検索し、利用者が「6.タイトル選択メニュー」を選択すると以前の検索結果の履歴の中で実際に視聴されたタイトルがあった場合の他のまだ視聴されていないタイトルを検索する。なお、これらのメニューの選択は、同時に複数が選択されても良い。
次に、コンテンツの検索および表示に至る過程を図2を用いて説明する。入力装置105のコンテンツ選択入力部201は、利用者による上記各種メニューの選択などの操作情報を送受信端末103の入力情報記憶部209を介してコンテンツ嗜好記憶部206に出力する。コンテンツ嗜好記憶部206は、その操作情報を基にして、記憶している当該利用者の嗜好情報の内、その操作情報に対応する利用者の嗜好情報を取り出す。ここで、コンテンツ嗜好記憶部206には、視聴履歴記憶部207に蓄えられた視聴履歴情報と配信サーバ101のコンテンツ情報記憶部208に蓄えられていたコンテンツ情報とを用いて利用者の嗜好するコンテンツを学習した結果が予め記憶されている。具体的には、図4に示されているジャンル履歴リスト507、アーチスト・主人公履歴リスト508、タイトルリスト509等に記憶されているタイムや利用者の視聴回数に応じて、そのリスト内における順位を変えることにより、利用者の嗜好を学習し、その結果が嗜好情報としてコンテンツ嗜好記憶部206に記憶されているのである。
以下に、コンテンツ情報記憶部208に蓄えられコンテンツを分類するために用いられるコンテンツ情報の項目の例を示す。
(1) タイトル
(2) サブタイトル
(3) 管理番号
(4) ジャンル
(5) 制作年月
(6) 監督・プロデューサー
(7) 脚本家
(8) 原作者
(9) 主演者
(9−1) 俳優名
(9−2) 役柄
(10) 助演者
(10−1) 俳優名
(10−2) 役柄
(11) 出演者
(11−1) 俳優名
(11−2) 役柄
(12) 背景の施設、場所
(13) 撮影場所
(14) 音楽関連
(14−1) 曲名
(14−2) 作曲者
(14−3) 作詞者
(14−4) 演奏者
(15) 衣装協力
(16) あらすじ
(17) 代表的なシーンの静止画像
(18) キーワード
これらの項目の内、「(9)主演者」、「(10)助演者」、「(11)出演者」などは複数あってもよく、「(16)あらすじ」は利用者が最終確認する際に見るものである。また、各項目の内容は特定のコード情報に置き換えられ得るものとする。
次に、検索条件データ決定部202において、検索条件が、コンテンツ嗜好記憶部206から送られてくる予め記憶されている利用者の嗜好情報に基づいて決定される。そこで決定された検索条件は、配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203にネットワーク102を介して送信される。コンテンツ情報検索部203は、受信した検索条件に合致するコンテンツについてコンテンツ情報記憶部208の内部を検索し、検索したコンテンツ情報を送受信端末103にネットワーク102を介して送信する。
送受信端末103の検索情報記憶部210は送信されてきた検索結果を記憶し、メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴する可能性の高い1つ若しくは複数のコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(例えばタイトル)を出力装置104の画面上に表示する。
以下に、図3に示した各種選択メニューを具体的に選択した場合について、詳細に説明する。
まず、図3の選択画面で「1.最新作選択メニュー」のみを選択した場合について説明する。入力装置105のコンテンツ選択入力部201を介して送受信端末103の入力情報記憶部209に「1.最新作選択メニュー」を選択したデータ(操作情報)が入力されると、コンテンツ嗜好記憶部206をスキップして検索条件データ決定部202の動作へと移行し、「最新作」という検索条件が決定される。送受信端末103は、その決定された検索条件を配信サーバ101へ送信する。配信サーバ101内のコンテンツ情報検索部203において、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているコンテンツ情報の中から最新作が検索され、その検索結果が送受信端末103の検索情報記憶部210に送信される。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。メニュー表示コンテンツ決定部204においてメニュー表示されるコンテンツ情報が決定され、その決定されたコンテンツ情報は出力装置104へ送信される。出力装置104のメニュー表示部205は、出力装置104の画面上に、その決定されたコンテンツ情報(例えばタイトル)を最近公開されたものから順に表示する。
ここで、図3に示した「4.ジャンル選択メニュー」で特定のジャンルを選択するとともに「1.最新作選択メニュー」を選択した場合には、検索条件データ決定部202において「その特定のジャンル」および「最新作」という検索条件が決定され、コンテンツ情報検索部203においてこの検索条件に合致したコンテンツ情報が検索され、出力装置104の画面にその特定のジャンルの中での最新作のみが表示される。
また、「5.アーチスト・主人公選択メニュー」で特定のアーチストを選択するとともに「1.最新作選択メニュー」を選択した場合は、検索条件データ決定部202において「その特定のアーチスト」および「最新作」という検索条件が決定され、コンテンツ情報検索部203においてこの検索条件に合致したコンテンツ情報が検索され、出力装置104の画面にその特定のアーチストの作品の最新作が表示される。
同様にして、特定のジャンルと特定のアーチストの両方と共に最新作を選んだ場合には、その特定のジャンルとその特定のアーチストの最新作が新しいものから順に表示される。
次に、図3の選択画面で「2.話題作選択メニュー」のみを選択した場合について説明する。入力装置105のコンテンツ選択入力部201を介して送受信端末103の入力情報記憶部209に「2.話題作選択メニュー」を選択したデータ(操作情報)が入力されると、検索条件データ決定部202の動作へとスキップし、「話題作」という検索条件が決定される。送受信端末103は、その決定された検索条件を配信サーバ101へ送信する。配信サーバ101内のコンテンツ情報検索部203において、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているコンテンツ情報の中から全利用者への配信回数の多いものが検索され、その検索結果が送受信端末103の検索情報記憶部210に送信される。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。メニュー表示コンテンツ決定部204においてメニュー表示されるコンテンツ情報が決定され、その決定されたコンテンツ情報が出力装置104へ送信される。出力装置104のメニュー表示部205は、出力装置104の画面上に、その決定されたコンテンツ情報(例えばタイトル)を全利用者への配信回数の多いものから順に表示する。
ここで、図3に示した「4.ジャンル選択メニュー」で特定のジャンルを選択するとともに「2.話題作選択メニュー」を選択した場合には、検索条件データ決定部202において「その特定のジャンル」および「話題作」という検索条件が決定され、コンテンツ情報検索部203においてこの検索条件に合致したコンテンツ情報が検索され、出力装置104の画面にその特定のジャンルのコンテンツ情報が全利用者への配信回数の多いものから順に表示される。
また、「5.アーチスト・主人公選択メニュー」で特定のアーチストを選択するとともに「2.話題作選択メニュー」を選択した場合には、検索条件データ決定部202において「その特定のアーチスト」および「話題作」という検索条件が決定され、コンテンツ情報検索部203においてこの検索条件に合致したコンテンツ情報が検索され、出力装置104の画面にその特定のアーチストの作品を示すコンテンツ情報が全利用者への配信回数の多いものから順に表示される。
同様にして、特定のジャンルと特定のアーチストの両方と共に話題作を選んだ場合には、その特定のジャンルとその特定のアーチストの作品を示すコンテンツ情報が全利用者への配信回数の多いものから順に表示される。
次に、図3の選択画面で「3.おまかせ・おすすめ選択メニュー」を選択した場合について説明する。入力装置105のコンテンツ選択入力部201を介して送受信端末103の入力情報記憶部209に「3.おまかせ・おすすめ選択メニュー」を選択したデータ(操作情報)が入力されると、この操作情報に基づいてコンテンツ嗜好記憶部206に記憶されているジャンル履歴リストおよびアーチスト・主人公履歴リストが検索され、利用者の嗜好性の高いジャンルおよびアーチスト・主人公の上位の組み合わせが決定される。その決定された組み合わせに従って、検索条件データ決定部202において、検索条件が決定される。送受信端末103は、この検索条件を用いて配信サーバ101へコンテンツ情報の問い合わせをする。配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203は、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているデータの中から、その検索条件に合うコンテンツ情報を検索して、その検索結果を送受信端末103の検索情報記憶部210へ送信する。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴する可能性の高い1つ若しくは複数のコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(例えばタイトル)を出力装置104の画面上に表示する。なお、このメニュー選択では、利用者による「4.ジャンル選択メニュー」によるジャンルの選択と「5.アーチスト・主人公選択メニュー」によるアーチスト・主人公の選択との組み合わせは無効とされる。
ここで、ジャンルとアーチスト・主人公の組み合わせの決定においては、ジャンルの内で最近利用者が指定(選択)したものがあればその新しいものから、アーチスト・主人公履歴リストの中で最近利用者が指定(選択)したものがあればその新しいものから、組み合わせが作成され、その組み合わせに従って、検索が開始される。
なお、検索結果からコンテンツが選ばれると、そのコンテンツの検索キーとなったアーチスト・主人公及びジャンルのアーチスト・主人公履歴リストおよびジャンル履歴リストにおける利用者指定時刻が更新されるとともに、そのアーチスト・主人公はコンテンツ嗜好記憶部206の中のアーチスト・主人公履歴リストの先頭に移動され、そのジャンルはジャンル履歴リストの先頭に移動される。
さらに、図8のフローチャートを用いて検索の流れをさらに詳しく説明する。
図3の選択画面で「3.おまかせ・おすすめ選択メニュー」が選択されると、先ずジャンル履歴リスト、アーチスト・主人公履歴リストを参照し(ステップS1)、次にジャンル履歴リストに利用者指定でタイムアウトしていないもの(タイマーの値が0となっていないもの)があるかどうかを判断する(ステップS2)。タイムアウトしていないものがあれば、次にアーチスト・主人公履歴リストに利用者指定でタイムアウトしていないものがあるかどうかを判断する(ステップS3)。その結果、アーチスト・主人公履歴リストに利用者指定でタイムアウトしていないものがあると判断される場合は、ジャンル履歴リスト内の利用者指定でタイムアウトしていないジャンルとアーチスト・主人公履歴リスト内の利用者指定でタイムアウトしていないアーチスト・主人公の両方を使って検索する(ステップS5)。
そして、ステップS9において、その検索結果が「ある」と判断される場合は、検索結果が表示され(ステップS16)、「ない」と判断される場合は、ジャンル履歴リスト、アーチスト・主人公履歴リストの利用者指定の内、更新時期のより新しいものを使って検索する(ステップS10)。そして、ステップS11において、その検索結果が「ある」と判断される場合は検索結果が表示され(ステップS16)、「ない」と判断される場合は、ジャンル履歴リストの上位からジャンル名を使い全利用者への配信回数の多い話題作等を検索する(ステップS6)。
一方、ステップS3において「ない」と判断される場合は、ジャンル履歴リスト内の利用者指定でタイムアウトしていないジャンルのみを使って検索する(ステップS8)。
また、ステップS2において「ない」と判断される場合は、さらにアーチスト・主人公履歴リストに利用者指定でタイムアウトしていないものがあるかどうかを判断する(ステップS4)。そして「ある」と判断される場合は、アーチスト・主人公履歴リスト内の利用者指定でタイムアウトしていないもののみを使って検索する(ステップS7)。
この時、検索結果からコンテンツが選ばれると、そのコンテンツの検索キーとなったアーチスト・主人公の利用者の指定時刻が更新されるとともにリストの先頭に配置される。これによって、一度アーチスト・主人公を指定して検索した後で一定期間を過ぎない場合においては、「3.おまかせ・おすすめ選択メニュー」のみで何度も同様の検索が可能となる。
一方、ステップS4において「ない」と判断される場合は、ジャンル履歴リストの上位から、ジャンル名を使い、全利用者への配信回数の多い話題作等を検索する(ステップS6)。このように、ジャンル履歴リストにもアーチスト・主人公履歴リストにも利用者指定でタイムアウトしていないものが無ければ、それ以外のタイトル指定、若しくは最新作、話題作を視聴したことによって更新されているジャンル履歴リストの視聴回数の多い順にジャンルをキーとして使い、視聴回数の多い方からコンテンツ情報(例えば、タイトル)が表示される。
ここで、アーチスト・主人公のみを選択して視聴した場合には、ジャンルで選んだ場合と異なり、ジャンル履歴リストの上位に視聴したコンテンツの属するジャンルを移動することが無いので、全くジャンルの異なった(例えば、時代劇がジャンル履歴リストの先頭にある状況で、喜劇俳優をアーチストとして選択してから一定期間経たない)場合は最初の組み合わせでは何も合致しない。そのような場合は、ジャンル履歴リストの先頭の更新時期とアーチスト・主人公履歴リストの先頭の更新時期を比べ、新しい方を最初に検索条件とし古い方を続く検索条件として検索する。検索結果の表示数の限界は別途決めておくことができ、それを超えた場合は、切り捨てたり別の高度検索を促す等の方法が用いられる。
次に、図3の選択画面で「4.ジャンル選択メニュー」を選択した場合について説明する。入力装置105のコンテンツ選択入力部201を介して送受信端末103の入力情報記憶部209に「4.ジャンル選択メニュー」を選択したデータ(操作情報)が入力されると、この操作情報に基づいてコンテンツ嗜好記憶部206に記憶されているジャンル履歴リストが検索される。そして、利用者の嗜好性の高いジャンルの順に、メニュー右側のポップアップリストに表示され、利用者が、その中から、あるジャンルを特定する。そして、その特定されたデータ(操作情報)が入力されると、その操作情報に基づいて検索条件データ決定部202において、検索条件が決定される。送受信端末103は、この検索条件を用いて配信サーバ101へコンテンツ情報の問い合わせをする。配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203は、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているデータの中から、その検索条件に合うコンテンツ情報を検索して、そのコンテンツ情報を送受信端末103の検索情報記憶部210へ送信する。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴する可能性の高い1つ若しくは複数のコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(例えばタイトル)を出力装置104の画面上に表示する。
上記のように、図3の選択画面で「4.ジャンル選択メニュー」を選択するとメニュー右側にポップアップリストが出て来る。その中を上下のカーソルで移動選択して利用者が見たいジャンルを決定する。ジャンルのポップアップリストに出てくるジャンルは、ジャンル履歴リストの上位から列挙される。最近選択されたものは上位に配置され、一定期間が経ったものであれば視聴回数の多かったものから順に表示される。リストの更新は平休日区分、時間帯によって区分し、過去の視聴履歴から利用者の嗜好に近いものが上位に来るようにも作れる。デフォルトでは「あいうえお」順にジャンルが表示されるものとする。
次に、図3の選択画面で「5.アーチスト・主人公選択メニュー」を選択した場合について説明する。
入力装置105のコンテンツ選択入力部201を介して送受信端末103の入力情報記憶部209に「5.アーチスト・主人公選択メニュー」を選択したデータ(操作情報)が入力されると、この操作情報に基づいてコンテンツ嗜好記憶部206に記憶されているアーチスト・主人公履歴リストが検索される。そして、利用者の嗜好性の高いアーチスト・主人公の順に、メニュー右側のポップアップリストに表示され、利用者が、その中から、あるアーチスト・主人公を特定する。そして、その特定されたデータ(操作情報)が入力されると、その操作情報に基づいて検索条件データ決定部202において、検索条件が決定される。
送受信端末103は、この検索条件を用いて配信サーバ101へコンテンツ情報の問い合わせをする。
配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203は、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているデータの中から、その検索条件に合うコンテンツ情報を検索して、そのコンテンツ情報を送受信端末103の検索情報記憶部210へ送信する。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴する可能性の高い1つ若しくは複数のコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(例えばタイトル)を出力装置104の画面上に表示する。
上記のように、上下のカーソルキーを押すとポップアップリストの画面が表示され、最近使われたもの若しくは一定期間が経ったものであれば視聴回数の多い順に表示される。デフォルトでは選択肢は存在しない。新たに有効となったアーチスト名、主人公名はこのリストの最上位に表示される。
このメニューが選択されると図3に示した右側の箱がハイライトとなり、そこでカーソルキーを押すと、既に説明したようにポップアップリストが現れて、そこに表示されたリストの中から選択することができるが、ここでカーソルキーではなく文字選択キーが押された際には、入力装置105のかな漢字変換機能等を用いて直接入力できる画面が現れ、そこにアーチストや主人公の名前の全部又は一部について入力することができる。すなわち、カーソルキーが押されたか文字選択キーが押されたかにより、ポップアップリストの画面が表示されるか、かな漢字変換機能等を用いる直接入力の画面が表示されるかが決定されるのである。
ここでアーチスト名や主人公名は全て一致しなくてもよい。部分一致したコンテンツが最終的に視聴された場合、選択されたコンテンツの部分一致したアーチスト名、主人公名をアーチスト・主人公履歴リストの上位に登録する。例えば、アーチストで検索し入力した名前が「アーチストa」であって、多くの検索結果から「アーチストa」の「作品a」を視聴した場合、「アーチストa」がアーチスト名のトップに次回は現れる。但し、一定期間、例えば1ケ月経った後、その「アーチストa」の視聴回数が他の例えば「アーチストb」より少なければ「アーチストb」より下位に移動される。
次に、図3の選択画面で「6.タイトル選択メニュー」を選択した場合について説明する。入力装置105のコンテンツ選択入力部201を介して送受信端末103の入力情報記憶部209に「6.タイトル選択メニュー」を選択したデータ(操作情報)が入力されると、この操作情報に基づいて検索情報記憶部210に記憶されている検索結果の内、視聴履歴記憶部207に記憶されている視聴履歴のあるタイトルと共に検索結果としてあがっていながら、まだ視聴されていないタイトルを検索し、そのタイトルのリストを図3に示す「6.タイトル選択メニュー」の右側のポップアップリストに表示する。
特にアーチストとペアで指定して検索した結果、その中の一つが実際に視聴されたタイトルがあった場合は、その時点での視聴されなかった他の検索結果をタイトルリストの上位から追加しておき、類似のタイトルをリストから検索出来るようになっている。例えば、アーチストで「アーチストa」、タイトルで「犬」を指定して検索した結果、
シリーズ作a・第一部「タイトルa」
シリーズ作a・第二部「タイトルb」
シリーズ作a・第三部「タイトルc」
シリーズ作a・第四部「タイトルd」
シリーズ作a・完結篇「タイトルe」
の5篇のコンテンツが検索結果として出てきて、初めに第一部「タイトルa」を視聴した場合、残りの4作品がタイトルリストの上位に格納されることとなる。次回はタイトルリストを見ることによって、続編、類似のものを簡便に選択できる。検索をやり直した場合は、最後に視聴したコンテンツを含む検索結果のみが格納される。
このタイトル検索時に実際に視聴したものが「時代劇」の分類であっても、ジャンルを指定して検索しなかった場合には、ジャンル履歴リストの上位に「時代劇」を移動させることはない。あくまでもジャンル履歴リストの中の「時代劇」のジャンルのカウンタの値をインクリメントするのみである。
このメニューが選択されると図3に示した右側の箱がハイライトとなり、そこでカーソルキーを押すと、既に説明したようにポップアップリストが現れて、そこに表示されたリストの中から選択することができるが、ここでカーソルキーではなく文字選択キーが押された際には、入力装置105のかな漢字変換機能等を用いて直接入力できる画面が現れ、そこにシリーズ名やタイトル名の一部について入力することができる。すなわち、カーソルキーが押されたか文字選択キーが押されたかにより、ポップアップリストの画面が表示されるか、かな漢字変換機能等を用いる直接入力の画面が表示されるかが決定されるのである。
そして、その一部のデータを部分一致の検索データとして、検索情報記憶部210に記憶されている検索結果の内、視聴履歴記憶部207に記憶されている視聴履歴のあるタイトルと共に検索結果としてあがっていながら、まだ視聴されていないタイトルを検索して、その検索結果を検索情報記憶部210へ送る。そして、送られた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。メニュー表示コンテンツ決定部204は、利用者が視聴する可能性の高い1つ若しくは複数のコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(例えばタイトル)を出力装置104の画面上に表示する。
なお、上記の例において考慮されていた利用者の生活時間(視聴した日が休日かどうか、視聴した時間帯がいつ頃なのかどうか)を、考慮しないこともできる。この場合の各部の動作は、利用者の生活時間を考慮しない点を除けば、上記の例の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
実施例2は、実施例1における図2に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更したものである。
実施例1における図2に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更した具体的な変更箇所は、図9に示されているように本実施形態においては検索条件データ決定部202・検索情報記憶部210・メニュー表示コンテンツ決定部204が、送受信端末103においてではなく配信サーバ101において実現されている点である。
この場合の各部の動作は、実施例1の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
なお、上記の例において考慮されていた利用者の生活時間(視聴した日が休日かどうか、視聴した時間帯がいつ頃なのかどうか)を、考慮しないこともできる。この場合の各部の動作は、利用者の生活時間を考慮しない点を除けば、上記の例の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
実施例3は、実施例1における図2に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更したものである。
実施例1における図2に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更した具体的な変更箇所は、図10に示されているように本実施形態においてはコンテンツ嗜好記憶部206・視聴履歴記憶部207・検索条件データ決定部202・検索情報記憶部210・メニュー表示コンテンツ決定部204が、送受信端末103においてではなく配信サーバ101において実現されている点である。
この場合の各部の動作は、実施例1の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
なお、上記の例において考慮されていた利用者の生活時間(視聴した日が休日かどうか、視聴した時間帯がいつ頃なのかどうか)を、考慮しないこともできる。この場合の各部の動作は、利用者の生活時間を考慮しない点を除けば、上記の例の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
実施例4は、送受信端末103の中にプリペイドカード読み書き部300を有し、プリペイドカードに格納されている情報に基づいて画像の選択方法を制御するオン・デマンド映像配信システムに係るものである。
ここで使用されるプリペイドカードには大きく二種類あり、一つは半永久的に使用可能なプリペイドカードで、主にタイトルが限定されライブラリ用に購入されるものである。そして他方は、2泊3日などの期間限定で使用することが出来るもので、それは次に示す5つのタイプが含まれる。
(1)特定のタイトルのみダウンロード、視聴可能なもの
(2)特定のジャンルのみダウンロード、視聴可能なもの
(3)特定のアーチストのみダウンロード、視聴可能なもの
(4)複数のジャンルにまたがって、抽象的な目的名、例えば「泣きたい」「笑いたい」「家族向け」などによって検索時にバイアスをかけてタイトルを選べるようにしたもの
(5)検索やタイトル選択には影響を与えず、単に課金処理にのみ有効なもの
上記の(1)〜(5)までは、課金を支払うためにも使われ、使用される度にカードに使用度数を記録するものとする。カードの読み書き方法としては、磁気カード式、若しくはバーコードを光学的に読み取る光学式などが含まれる。光学式の場合には、使用される度に所定の場所に穴を開けるなどの識別用の機構を有する。また、磁気カード式の場合は、挿入時に磁気情報を読みとり、排出時に差額を再記録するなどの機構を有する。
また、プリペイドカードを最初に使用する時に、プリペイドカード内の情報と共に利用者の送受信端末103の固有ID番号の情報を配信サーバに送ることも可能である。
なお、ここで(1)から(5)におけるコンテンツの再生においては、ダウンロードによるのみならず、ストリーミングによる再生の場合も含まれる。また、ダウンロード後のコンテンツの送受信端末103の中での保持期間は、カードの種類、若しくは課金の種類に応じて、例えば無期限のタイトル専用カードの場合は送受信端末103の内部に領域があれば、そのまま保持しておいても良く、又新たなタイトル専用カードでダウンロードする際、領域が不足した場合には再生日時の最も古いものから入れ替える等の方法で領域を確保するものとする。
(1)〜(5)の各プリペイドカードの特徴について、さらに詳しく説明する。
まず、(1)のタイトル特定では、そのタイトルが属するジャンルの視聴回数をカウントアップするのみで、ユーザがそのジャンルを指定したこととはしない。
(2)の特定ジャンルのみのタイプには、更に二つのタイプがあり、コンテンツをダウンロードしてもそのカードが挿入されなければ再生できないものと、一度コンテンツをダウンロードすると、カードを挿入しなくても予め決められた期間においてはコンテンツを再生できるものとがある。前者は制限されたプログラムなど(例えばジャンルがアダルトの場合)を対象としている。前者のタイプではジャンル履歴リスト507は更新されないが、後者の場合はダウンロードが完了した時点で、そのジャンルがユーザから指定されたとして、タイマー情報も付加して更新される。
(3)の特定アーチストの場合も、アーチスト・主人公履歴リスト508の該当アーチストの視聴回数をカウントアップするのみで、そのアーチスト・主人公をユーザが指定したこととはしない。すなわち、タイマーセットはしない。当然、両者もカウントアップしたことにより、上位に位置していたジャンルやアーチストより視聴回数が多くなった場合は、入れ替えが発生し優先順位が上がることとなる。
(4)の複数のジャンルにまたがって、抽象的な目的名、例えば「泣きたい」「笑いたい」「家族向け」などによって検索時にバイアスをかけてタイトルを選べるようにしたプリペイドカードの場合は、コンテンツ情報記憶部208に蓄えられコンテンツを分類するために用いられるコンテンツ情報の項目の中のキーワードに入力されているデータを検索することにより、例えば「笑いたい」というプリペイドカードであれば、キーワードとして「喜劇」「コメディー」「笑い」「おかしい」等のデータが入力されているコンテンツを検索することとなる。そして、検索結果が多数の場合は、送受信端末103の中のジャンル履歴リスト507において一時的に複製を作り、その複製の上でジャンルのコメディーの履歴をトップに持ってきて、その最上位から分類情報をサーバに送ることにより、プリペイドカードによってバイアスされたタイトルを優先的に表示させることとする。
(5)では、プリペイドカードそのものによっては、検索条件などに対して全く影響を与えないものとする。従って、検索優先順位はユーザが検索したり視聴したものによって変化することとなる。
次に、(1)から(5)の各プリペイドカードを用いた場合の本願の映像配信システムのハードウエア資源との関係を図11を用いて説明する。
まず、(1)のタイトルを特定したタイプのプリペイドカードの場合について説明する。プリペイドカード読み書き部300にプリペイドカードが挿入されると、当該プリペイドカードの情報に基づいて検索条件データ決定部202は当該プリペイドカードに入力されている特定のタイトルを検索条件として決定し、送受信端末103は、この検索条件を用いて配信サーバ101へコンテンツ情報の問い合わせをする。配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203は、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているデータの中から、その検索条件に合うコンテンツ情報を検索する。そして、検索されたコンテンツ情報を送受信端末103の検索情報記憶部210へ送信する。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴したいと思っているコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(タイトル等)を出力装置104の画面上に表示する。
そして、利用者が画面表示された結果を見て、入力装置105におけるコンテンツ選択入力部201において、その選択の確認入力を行なうと、その入力情報は送受信端末103の選択コンテンツ確認部301において確認され、次に配信サーバ101の課金処理部302において課金処理が必要な場合は課金処理がなされる。その後、コンテンツ配信部303において該当するコンテンツのデータが利用者の送受信端末103のコンテンツ再生部304へと送られ、出力装置104を用いて利用者は該当するコンテンツを視聴することとなるのである。
次に、(2)のジャンルを特定したタイプのプリペイドカードの場合について説明する。プリペイドカード読み書き部300にプリペイドカードが挿入されると、当該プリペイドカードの情報に基づいて、検索条件データ決定部202は当該プリペイドカードに入力されている特定のジャンルを検索条件として決定する。
送受信端末103は、この検索条件を用いて配信サーバ101へコンテンツ情報の問い合わせをする。配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203は、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているデータの中から、その検索条件に合うコンテンツ情報を検索する。そして、検索されたコンテンツ情報を送受信端末103の検索情報記憶部210へ送信する。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。
メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴したいと思っているコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(タイトル等)を出力装置104の画面上に表示する。
そして、利用者が画面表示された結果を見て、入力装置105におけるコンテンツ選択入力部201において、その選択の確認入力を行なうと、その入力情報は送受信端末103の選択コンテンツ確認部301において確認され、次に配信サーバ101の課金処理部302において課金処理が必要な場合は課金処理がなされる。その後、コンテンツ配信部303において該当するコンテンツのデータが利用者の送受信端末103のコンテンツ再生部304へと送られ、出力装置104を用いて利用者は該当するコンテンツを視聴することとなるのである。
次に、(3)のアーチストを特定したタイプのプリペイドカードの場合について説明する。プリペイドカード読み書き部300にプリペイドカードが挿入されると、当該プリペイドカードの情報に基づいて、検索条件データ決定部202は当該プリペイドカードに入力されている特定のアーチストを検索条件として決定する。
送受信端末103は、この検索条件を用いて配信サーバ101へコンテンツ情報の問い合わせをする。配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203は、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているデータの中から、その検索条件に合うコンテンツ情報を検索する。そして、検索されたコンテンツ情報を送受信端末103の検索情報記憶部210へ送信する。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。
メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴したいと思っているコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(タイトル等)を出力装置104の画面上に表示する。
そして、利用者が画面表示された結果を見て、入力装置105におけるコンテンツ選択入力部201において、その選択の確認入力を行なうと、その入力情報は送受信端末103の選択コンテンツ確認部301において確認され、次に配信サーバ101の課金処理部302において課金処理が必要な場合は課金処理がなされる。その後、コンテンツ配信部303において該当するコンテンツのデータが利用者の送受信端末103のコンテンツ再生部304へと送られ、出力装置104を用いて利用者は該当するコンテンツを視聴することとなるのである。
次に、(4)の複数のジャンルにまたがって、抽象的な目的名、例えば「泣きたい」「笑いたい」「家族向け」などによって検索時にバイアスをかけてタイトルを選べるようにしたタイプのプリペイドカードの場合について説明する。プリペイドカード読み書き部300にプリペイドカードが挿入されると、当該プリペイドカードの情報に基づいて、検索条件データ決定部202は当該プリペイドカードに入力されている「泣きたい」「笑いたい」「家族向け」などを検索条件として決定する。
送受信端末103は、この検索条件を用いて配信サーバ101へコンテンツ情報の問い合わせをする。配信サーバ101のコンテンツ情報検索部203は、コンテンツ情報記憶部208に記憶されているデータの中から、その検索条件に合うコンテンツ情報を検索する。そして、検索されたコンテンツ情報を送受信端末103の検索情報記憶部210へ送信する。そして、送信されてきた検索情報は検索情報記憶部210に記憶された後にメニュー表示コンテンツ決定部204へと送られる。
メニュー表示コンテンツ決定部204は、受信したコンテンツ情報に基づいて利用者が視聴したいと思っているコンテンツ情報を決定し、出力装置104のメニュー表示部205に出力する。メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(タイトル等)を出力装置104の画面上に表示する。
そして、利用者が画面表示された結果を見て、入力装置105におけるコンテンツ選択入力部201において、その選択の確認入力を行なうと、その入力情報は送受信端末103の選択コンテンツ確認部301において確認され、次に配信サーバ101の課金処理部302において課金処理が必要な場合は課金処理がなされる。その後、コンテンツ配信部303において該当するコンテンツのデータが利用者の送受信端末103のコンテンツ再生部304へと送られ、出力装置104を用いて利用者は該当するコンテンツを視聴することとなるのである。
次に、(5)の検索やタイトル選択に影響を与えず、課金処理にのみ有効なタイプのプリペイドカードの場合について説明する。プリペイドカード読み書き部300にプリペイドカードが挿入されると、実施例1における図3に示されたようなコンテンツの選択の操作画面が表示される。その後は、実施例1の場合と同様にメニュー表示が決定されて行き、メニュー表示部205は、決定されたコンテンツ情報(タイトル等)を出力装置104の画面上に表示する。
そして、利用者が画面表示された結果を見て、入力装置105におけるコンテンツ選択入力部201において、その選択の確認入力を行なうと、その入力情報は送受信端末103の選択コンテンツ確認部301において確認され、次に配信サーバ101の課金処理部302において課金処理が必要な場合は課金処理がなされる。その後、コンテンツ配信部303において該当するコンテンツのデータが利用者の送受信端末103のコンテンツ再生部304へと送られ、出力装置104を用いて利用者は該当するコンテンツを視聴することとなるのである。
さらに、図12のフローチャートを用いてこれらのプリペイドカードを用いた場合の検索の流れについて、さらに詳しく説明する。
プリペイドカードがカード読み書き装置に挿入されると(ステップS51)、まず、挿入されたプリペイドカードが特定タイトル専用かどうかを判断する(ステップS52)。そして、特定タイトル専用であると判断される場合は、選択されたコンテンツ確認へと進み(ステップS69)、その結果が満足するものではなかった場合及びキャンセルを指定した場合はスタートへと戻る(ステップS50)。結果が満足するものであった場合は、次に課金処理が必要かどうかを判断する(ステップS74)。
課金処理が必要でない場合は予約ダウンロードへと進む(ステップS64)。課金処理が必要である場合は課金を承認するかどうかを判断する(ステップS75)。そして、課金を承認しない場合はスタートへと戻り(ステップS50)、課金を承認する場合は予約ダウンロードへと進む(ステップS64)。
ステップS52においてプリペイドカードが特定タイトル専用であると判断されない場合は、次に挿入されたプリペイドカードが特定ジャンル専用かどうかを判断する(ステップS53)。そして、特定ジャンル専用であると判断される場合は、指定されたジャンルのみを検索キーとし(ステップS66)、検索処理へと進む(ステップS57)。
ステップS53においてプリペイドカードが特定ジャンル専用であると判断されない場合は、次に挿入されたプリペイドカードが特定アーチスト専用かどうかを判断する(ステップS54)。そして、特定アーチスト専用であると判断される場合は、指定されたアーチストのみを検索キーとし(ステップS67)、検索処理へと進む(ステップS57)。
ステップS54においてプリペイドカードが特定アーチスト専用であると判断されない場合は、次に挿入されたプリペイドカードが複数ジャンル指定かどうかを判断する(ステップS55)。そして、複数ジャンル指定であると判断される場合は、指定された複数ジャンルのみを検索キーとし(ステップS68)、検索処理へと進む(ステップS57)。
ステップS55においてプリペイドカードが複数ジャンル指定であると判断されない場合は、履歴情報等に基づいて検索キーを設定し(ステップS56)、検索処理へと進む(ステップS57)。
なお、ここでS52からS55までの各々のステップの順序は問わない。従って、例えばステップS53とステップS54の順が逆になっていても良い。
ステップS57において検索処理がされた後は、その検索結果が表示され(ステップS58)、そこで検索結果が満足するものではなかった場合は、検索キーの更新等がなされ(ステップS72)、再度検索処理へと戻り(ステップS57)、またキャンセルを指定した場合はスタートへと戻る(ステップS50)。検索結果が満足するものであった場合は、次に選択コンテンツの確認へと進む(ステップS60)。
選択コンテンツの確認において(ステップS60)、その結果が満足するものではなかった場合は、検索キーの更新等がなされ(ステップS72)、再度検索処理へと戻り(ステップS57)、またキャンセルを指定した場合はスタートへと戻る(ステップS50)。検索結果が満足するものであった場合は、次に課金承認処理へと進む(ステップS62)。
課金承認処理において(ステップS62)、課金を承認しない場合は選択コンテンツの確認へと戻り(ステップS60)、またキャンセルを指定した場合はスタートへと戻る(ステップS50)。課金を承認する場合は予約ダウンロードへと進む(ステップS64)。
すでにダウンロードを終了し予約ダウンロードが不要の場合はコンテンツの再生へと進み(ステップS71)、予約ダウンロードが必要な場合はダウンロードを開始する(ステップS65)。予約ダウンロード後は、利用者が視聴するための条件、例えば利用期限等を満たしている場合に、利用者が視聴したい時点でコンテンツを再生することとなる。
なお、特定ジャンル専用のカード使用時は、そのジャンル内においてユーザが今まで視聴したアーチスト履歴があれば、その履歴の先頭からキーとして検索を始めるが、ステップS59とステップS61の条件分岐においてNの場合は、ステップS72においてアーチスト履歴の次に新しいものを新たなキーとして検索を再実行するなどし、また、特定アーチスト専用カード使用時は、そのアーチストのお奨め若しくは最新作から検索結果を表示するが、ステップS59とステップS61の条件分岐においてNの場合は、ステップS72において利用者の履歴情報のジャンル履歴内にそのアーチストの作品があれば、そのジャンルの新しいものから検索キーとして追加し、アーチスト及びジャンルの組み合わせで検索を再実行し、複数ジャンル指定カードの場合は、ジャンルの組み合わせ優先順位を変更するなどの検索キーの更新をする処理をステップS72において行い、検索を再実行するものとする。
実施例5は、実施例4における図11に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更したものである。
実施例4における図11に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更した具体的な変更箇所は、図13に示されているように本実施形態においては検索条件データ決定部202・検索情報記憶部210・メニュー表示コンテンツ決定部204が、送受信端末103においてではなく配信サーバ101において実現されている点である。
この場合の各部の動作は、実施例4の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
実施例6は、実施例4における図11に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更したものである。
実施例4における図11に示されている本願の映像配信システムのハードウエア資源との対応を一部変更した具体的な変更箇所は、図14に示されているように本実施形態においてはコンテンツ嗜好記憶部206・視聴履歴記憶部207・検索条件データ決定部202・検索情報記憶部210・メニュー表示コンテンツ決定部204が、送受信端末103においてではなく配信サーバ101において実現されている点である。
この場合の各部の動作は、実施例4の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
本願の映像配信システムの全体構成を示した図である。 実施例1における本願の映像配信システムの各構成要素と機能のブロックとの対応を示した図である。 出力装置における検索画面の例を示した図である。 利用者テーブル、カレンダー機能、日選別テーブル、タイムテーブルポインタ、時計機能、タイムテーブル、ジャンル履歴リスト、アーチスト・主人公履歴リスト、タイトルリストの連携構成例を示した図である。 ある時点での休日前19:00〜21:00台のジャンル履歴リストの構成例を示した図である。 SFを同時間帯に多く見たことによりジャンル履歴リストが更新された例を示した図である。 ジャンルメニューでドラマを指定して画像を選んだ後のジャンル履歴リストの構成例を示した図である。 おまかせ・おすすめ選択メニューが選択された場合の検索の流れを示したフローチャートである。 実施例2における本願の映像配信システムの各構成要素と機能のブロックとの対応を示した図である。 実施例3における本願の映像配信システムの各構成要素と機能のブロックとの対応を示した図である。 実施例4における本願のプリペイドカードを用いた場合の映像配信システムの各構成要素と機能のブロックとの対応を示した図である。 プリペイドカードを用いた場合の処理の流れを示したフローチャートである。 実施例5における本願のプリペイドカードを用いた場合の映像配信システムの各構成要素と機能のブロックとの対応を示した図である。 実施例6における本願のプリペイドカードを用いた場合の映像配信システムの各構成要素と機能のブロックとの対応を示した図である。
符号の説明
101 配信サーバ
102 ネットワーク
103 送受信端末
104 出力装置
105 入力装置
201 コンテンツ選択入力部
202 検索条件データ決定部
203 コンテンツ情報検索部
204 メニュー表示コンテンツ決定部
205 メニュー表示部
206 コンテンツ嗜好記憶部
207 視聴履歴記憶部
208 コンテンツ情報記憶部
209 入力情報記憶部
210 検索情報記憶部
300 プリペイドカード読み書き部
301 選択コンテンツ確認部
302 課金処理部
303 コンテンツ配信部
304 コンテンツ再生部
501 利用者テーブル
502 カレンダー機能
503 日選別テーブル
504 タイムテーブルポインタ
505 時計機能
506 タイムテーブル
507 ジャンル履歴リスト
508 アーチスト・主人公履歴リスト
509 タイトルリスト
701 ジャンル履歴リストにおける時間帯を示すレコード
702 ジャンル履歴リストにおけるコメディーのレコード
703 ジャンル履歴リストにおけるSFのレコード
704 ジャンル履歴リストにおけるドラマのレコード

Claims (20)

  1. 配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、
    そのコンテンツについてアーチスト・主人公名、コメディー・悲劇・恋愛・サスペンスといったジャンル等に重複分類した分類情報を有し、送受信端末内の利用者の視聴履歴における上記分類情報、視聴時間帯等から利用者によって次回視聴されるであろうコンテンツを予測し、
    該予測分類情報を配信サーバへ転送し、該配信サーバが相当するコンテンツを検索し、その検索内容を送受信端末に返信することを特徴とするオン・デマンド映像配信システム。
  2. 送受信端末において分類情報のジャンル、アーチスト名、制作年月等のサブ・カテゴリそのものの優先順位を、利用者の指示した頻度・順位に応じて動的に変化させることを特徴とする請求項1記載のオン・デマンド映像配信システム。
  3. 配信サーバから送受信端末へアンケートを送り、送受信端末においてアンケートに応答することにより、その回答に従い送受信端末内での予測分類情報を作成する時に使用するカテゴリ毎の重み付けの値、時間帯区分等を動的に変化させることを特徴とする請求項1記載のオン・デマンド映像配信システム。
  4. 送受信端末の初期設定において利用者の嗜好するジャンル等の分類情報を予め入力することにより、初期の段階から利用者の嗜好にあったコンテンツを選択できることを特徴とする請求項1記載のオン・デマンド映像配信システム。
  5. 送受信端末において、利用者によるおまかせ選択など利用者が直接にコンテンツの分類情報を指示しなかった場合でも、その際にメニューより選ばれた分類情報を基に、送受信端末内での予測分類情報作成のための履歴情報を更新し、それにより次回のコンテンツのタイトル列挙をより利用者の嗜好に近づけることを特徴とする請求項1記載のオン・デマンド映像配信システム。
  6. 送受信端末内に既に視聴したコンテンツのタイトル若しくは管理番号などの分類情報を格納しておく領域を設け、配信サーバから送られたコンテンツのタイトル一覧の内、視聴済みのタイトルは一覧の最後に表示色を他のタイトルと変えて表示することなどにより、利用者が重複視聴を避けることを特徴とする請求項1記載のオン・デマンド映像配信システム。
  7. 配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、
    利用者の視聴履歴の情報を時間帯に応じて変化し得るジャンルに関連する履歴情報と、アーチストなど利用者の嗜好によりほぼ一律に定まる履歴情報とに分け、
    後者を第一優先順位とした上で、配信要求・検索要求の来た時間に応じて前者の情報にランダム若しくは一定の法則に基づいて変化を与え、その両者の情報を基に利用者によって次回視聴されるであろうコンテンツの分類情報を予測し、
    該予測分類情報を配信サーバへ転送し、該配信サーバが相当するコンテンツのタイトルを検索し、その検索内容を送受信端末に返信することを特徴とするオン・デマンド映像配信システム。
  8. 配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおけるコンテンツの検索及び表示方法において、送受信端末において利用者の視聴履歴の情報を時間帯に応じて変化し得るジャンルに関連する履歴情報を記憶する第1の工程と、
    アーチストなど利用者の嗜好によりほぼ一律に定まる履歴情報を記憶する第2の工程と、
    アーチストなど利用者の嗜好によりほぼ一律に定まる履歴情報を第一優先順位とした上で、配信要求・検索要求の来た時間に応じて時間帯に応じて変化し得るジャンルに関連する履歴情報にランダム若しくは一定の法則に基づいて変化を与え、その両者の情報を基に利用者によって次回視聴されるであろうコンテンツの分類情報を予測する第3の工程と、
    該予測分類情報を配信サーバへ転送し、該配信サーバが相当するコンテンツのタイトルを検索し、その検索内容を送受信端末に返信する第4の工程とからなることを特徴とするオン・デマンド映像配信システムのコンテンツの検索及び表示方法。
  9. 送受信端末内での分類情報に時間帯をインデックスとし、ジャンル、場面の構成要素、アーチスト名などサブ・カテゴリ内の優先順位において上位から何位かまでを予測分類情報として送受信端末から該配信サーバへ転送することを特徴とする請求項7記載のオン・デマンド映像配信システム。
  10. 社会人の出退勤時間等の利用者の生活時間を考慮した予測分類情報の更新を可能とし、平日、休日に応じて分類に使われる時間帯を変化させることを特徴とする請求項7記載のオン・デマンド映像配信システム。
  11. 配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、
    時間帯、天候、季節などによりコンテンツの検索及び表示方法を変化させることを特徴とするオン・デマンド映像配信システム。
  12. 配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、送受信端末内にプリペイドカード読み書き装置を有し、プリペイドカードに格納されている情報に基づいて画像の選択方法を制御するプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  13. プリペイドカードによって課金を支払い済みとする請求項12記載のプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  14. プリペイドカードに格納される情報により、制限された映像のみ、指定されたタイトルのみ、指定されたタイトル及びその続編などの直接関連するタイトルのみ、又は指定されたアーチストのみなどを視聴可能とする請求項12記載のプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  15. 配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、複数のジャンルに分けて映像を選択する方式をとっている場合、プリペイドカードの内容に応じて一つ又は複数のジャンルの優先順位を最上位に上げて検索することを可能としたプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  16. プリペイドカードによって課金を支払い済みとする請求項15記載のプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  17. プリペイドカードに格納される情報により、制限された映像のみ、指定されたタイトルのみ、指定されたタイトル及びその続編などの直接関連するタイトルのみ、又は指定されたアーチストのみなどを視聴可能とする請求項15記載のプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  18. 配信サーバおよび送受信端末によって構成されるオン・デマンド映像配信システムにおいて、送受信端末内にプリペイドカード読み書き装置を設け、プリペイドカードによって映像配信が終了、若しくは送受信端末に映像データが配信された時点において、プリペイドカード内の課金情報を書き換え、若しくは使用済み度数を書き込むことにより、課金することを特徴とするプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  19. プリペイドカードに、それが販売された地域コード、度数カウンタ、ランダムなIDコードなどを併用し、例えプリペイドカードが不正にコピーされても、配信サーバ内において該IDコード、度数カウンタ、地域コードなどから不正を検出し配信要求に否定応答することにより不正コピーを拒絶することを特徴とする請求項12記載のプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
  20. プリペイドカードを最初に使用する時に、送受信端末の固有ID番号と共にプリペイドカード内の情報を配信サーバに送ることにより、プリペイドカードの受け渡しによる他人の使用を防止することを特徴とする請求項12記載のプリペイドカードを用いたオン・デマンド映像配信システム。
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