JP4601987B2 - データ受信装置、及び、データ受信方法 - Google Patents
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Description
ユニキャスト配信は、1つのデータ配信装置が1つのデータ受信装置にデータを配信する1対1の通信である。このため、データ配信装置が配信すべきデータ量はデータ受信装置の数に比例して大きくなり、データ受信装置の数が増加すると、データ配信装置や通信路においてデータの配信処理のための負荷が大きくなってしまう。
ここで、マルチキャスト配信は、ブロードキャスト配信と異なり、一回の操作で特定多数の相手(データ受信装置)だけにデータを配信する方式である。
・テレビ受像機の電源をONにした後、自分の視聴したい番組を選ぶためにチャネルを変える場合。
・ある番組の途中でコマーシャルが放送された時に、他のチャネルで何の番組が放送されているか確認する場合。
・ある番組終了後に、他のチャネルで何の番組が放送されているか確認する場合。
・ある番組の途中で場面や映像が変化したため、ユーザが番組に興味がなくなった場合。
このような配信データの瞬断を防ぐために、特許文献1には、ユーザが視聴を所望するチャネルを選択した時に、次に選択される可能性の高いチャネルを予測し、当該予測されたチャネルに対応するマルチキャストグループに加入する技術が開示されている。
本発明によれば、番組の途中でコマーシャル等の広告の放送が開始された後にユーザが配信データのチャネルを切り替えるための操作を行う可能性が高いことを想定し、広告を表すデータを含む視聴チャネルの配信データの受信が開始されたときを、受信手続き処理を行うタイミングとし、データ受信装置が上記隣接チャネルの配信データの受信手続き処理を行うようにしたため、受信手続き処理が行われた直後に隣接チャネルの配信データへの切替が行われる可能性が高くなり、隣接チャネルの配信データの受信継続時間を短くすることができる。このため、隣接チャネルの配信データ受信によるネットワークリソースの使用量を最小限に抑えながら、配信データ切替時のデータ受信の瞬断を最小限に抑えることができる。
本発明によれば、視聴チャネルの配信データの受信が終了した後にユーザが配信データのチャネルを切り替えるための操作を行う可能性が高いことを想定し、視聴チャネルの配信データの受信が終了したときを、受信手続き処理を行うタイミングとし、データ受信装置が上記隣接チャネルの配信データの受信手続き処理を行うようにしたため、受信手続き処理が行われた直後に隣接チャネルの配信データへの切替が行われる可能性が高くなり、隣接チャネルの配信データの受信継続時間を短くすることができる。このため、隣接チャネルの配信データ受信によるネットワークリソースの使用量を最小限に抑えながら、配信データ切替時のデータ受信の瞬断を最小限に抑えることができる。
本発明によれば、データ受信装置は、受信可能な全ての配信データを隣接チャネルの配信データとして選択するため、ユーザがどのチャネルの配信データに切り替える操作を行った場合にも、確実に配信データ切替時のデータ受信の瞬断を防ぐことができる。
本発明のデータ受信方法によれば、効率的にネットワークリソースを利用しながら、受信する配信データのチャネルを切り替えた時に発生し得る配信データ受信の瞬断を最低限に抑えることができる。
以上のように、受信手続き処理と受信中止手続き処理とのタイミングを適切に制御することで、データ受信装置は、ネットワークリソースの使用量を最小限に抑えながら、受信する配信データの種類を切り替えた時のデータ受信の瞬断を最低限に抑えることが可能となる。
[1.構成]
まず、本発明の実施の形態に係るデータ受信装置10の構成について説明する。データ受信装置10は、ネットワークに接続されている。ネットワークには、図示せぬ、マルチキャスト配信データを送信するデータ配信装置や、マルチキャスト配信データの転送を中継するルータ等のデータ中継装置が含まれている。データ受信装置10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク、通信インターフェース、及び、ディスプレイやスピーカを含む出力部、等のハードウェア資源を備えた一般的なコンピュータである。また、ROM、RAM、及び、ハードディスクには、データやプログラム等のソフトウェア資源が記憶されている。これらのハードウェア資源とソフトウェア資源とにより、図1に示す機能部がデータ受信装置10に実現される。
データベース部14は、データを記憶するハードディスクと、データを管理、検索及び抽出するためのデータ管理ソフトウェアとを含んで構成される。データベース部14は、図2に示すマルチキャストアドレステーブル20を保持している。マルチキャストアドレステーブル20は「チャネル」と「マルチキャストアドレス」とを対応付けるためのテーブルである。「チャネル」は、番組や放送局の種類を識別するための番号を表す。例えば、関東地区の地上波アナログテレビジョン放送の場合には、チャネル番号として、1、3、4、6、8、10及び12が存在する。「マルチキャストアドレス」は、マルチキャストグループを識別するためのIPアドレスである。データ配信装置がマルチキャストアドレスを宛先アドレスとするマルチキャスト配信データを送信することで、当該アドレスで識別されるマルチキャストグループに加入しているデータ受信装置10はマルチキャスト配信データを受信する。
ここで、隣接チャネルとは、例えば、テレビジョン受像機操作用のリモコン15を用いて、番組のチャネルを順方向もしくは逆方向に切り替えた場合に切り替わるチャネルのことをいう。順方向とは、チャンネル番号が増加する方向であり、逆方向とはチャンネル番号が減少する方向である。具体的な例で言えば、関東地区の地上波アナログテレビジョンでは、6チャネルの隣接チャネルは4チャネルと8チャネルであり、また、6チャネルの順方向チャネルは8チャネル、逆方向の隣接チャネルは4チャネルである。
データ受信部11は、ユーザの操作によりリモコン15からチャネル選択信号を受信すると、当該チャネル選択信号で表されるチャネル番号に対応するマルチキャストアドレスを、データベース部14に対して問い合わせる。以下では、ユーザが視聴を希望する番組に対応するマルチキャストアドレスを「視聴マルチキャストアドレス」といい、視聴マルチキャストアドレスで識別されるマルチキャストグループを「視聴マルチキャストグループ」という。データ受信部11は、前記問い合わせにより視聴マルチキャストアドレスが決定すると、視聴マルチキャストグループへの加入要求を行うために、通信部12に対して視聴マルチキャストグループ加入指示を送信する。これに応答して、データ受信部11は通信部12よりマルチキャスト配信データ(特定の種類の配信データ)を受信し、当該マルチキャスト配信データを出力部に出力可能な形式に加工して、例えば、出力部のディスプレイに表示する。なお、マルチキャスト配信データに音声データが含まれる場合には、データ受信部11は出力部のスピーカより音声出力する。
配信データ選択機能131は、受信手続き処理が行われた特定の種類の配信データに基づいて、次に受信手続き処理を行うべき他の種類の配信データを選択する。具体的には、配信データ選択機能131は、通信部12より視聴マルチキャストグループに加入するための受信手続き処理を行った旨を通知するための視聴マルチキャスト加入通知信号を受信すると、当該信号に含まれる視聴マルチキャストアドレスをキーに、データベース部14に対して次に受信手続き処理を行うべき他の種類の配信データに対応するマルチキャストアドレス(以下、「追加マルチキャストアドレス」という)の取得要求を行う。これにより、データベース部14は隣接番組情報テーブル30から、視聴マルチキャストアドレスに対する隣接マルチキャストアドレスを取得し、取得した隣接マルチキャストアドレスを追加マルチキャストアドレスとしてモニタリング部13に送信する。
タイミング監視機能133は、タイミング情報取得機能132により取得されたタイミング情報で表されるタイミングの到来を監視する。
具体的には、タイミング監視機能133は、タイミング情報に広告受信タイミングを表す情報が含まれる場合には、通信部12で受信される特定の種類の配信データの中に、コマーシャル画像の開始信号が含まれるタイミングが到来するのを監視する。
また、タイミング情報に配信データ終了タイミングを表す情報が含まれる場合には、タイミング監視機能133は、通信部12で受信されている特定の種類の配信データの中に、配信データの終了信号が含まれるタイミングが到来するのを監視する。
また、タイミング情報にリモコン移動タイミングを表す情報が含まれる場合には、タイミング監視機能133は、位置変化検知機能135によりリモコン15の位置変化が検知されるタイミングが到来するのを監視する。
差分算出機能134は、公知の手法を用いて、特定の種類の配信データに含まれる動画像を表す画像情報同士の差分を算出する。例えば、ここでは、連続する2つの画像において、対応する画素の差分値の平均値を画像情報同士の差分として定義する。2つの画像が同一の画像である場合には画像情報同士の差分はゼロである一方、2つの画像が連続した動画像ではなく相関性がない場合には画像情報同士の差分は大きくなる。ここでは、画像情報同士の差分として、番組がコマーシャルに移行したり、番組が終了したり、動画像が極端に変化したタイミングを検知することが可能な、所定の大きさを予め定義しておく。差分算出機能134は算出した差分の大きさを、逐次タイミング監視機能133に通知する。
受信中止手続き機能136は、受信継続時間設定機能111により設定された受信継続時間が経過した場合に、他の種類の受信データの受信を中止するための受信中止手続き処理を行う。
また、通信部12は、本発明に特徴的な機能として、配信データ受信手続き機能121を備えている。配信データ受信手続き機能121は、特定の種類の配信データの受信手続き処理を行った後に、モニタリング部13のタイミング監視機能133が他の種類の配信データを受信するタイミングの到来を検知した時に、他の種類の配信データの受信手続き処理を行う。具体的には、配信データ受信手続き機能121は、タイミング監視機能133から、他の種類の配信データを受信するための追加マルチキャストグループ加入指示を受信すると、追加マルチキャストアドレスを含むIGMP Membership Reportメッセージをネットワークに対して送信することにより、追加マルチキャストグループへの加入手続き処理を行う。これにより、通信部12はネットワークから追加マルチキャストグループに対する他の種類の配信データを受信する。当該他の種類の配信データはデータ受信部11から要求されたデータではない、すなわち、ユーザが所望のチャネルを選択したことにより要求されたデータではないため、通信部12は、当該他の種類の配信データをデータ受信部11に対して送信せずに廃棄する。
次に、上記構成における動作について説明する。
[2.1.受信手続き処理]
まず、データ受信装置10が行う受信手続き処理の動作について、図4を参照しながら説明する。まず、ステップS11において、データ受信装置10は、ユーザにより選択されたチャネルに対応する、特定の種類の配信データの受信手続き処理を行う。
具体的には、データ受信部11は、ユーザのリモコン15操作によりチャネル選択信号を受信すると、データベース部14に対して、選択されたチャネルに対応する視聴マルチキャストアドレスを問い合わせる。
データベース部14は問い合わせを受けると、マルチキャストアドレステーブル20より、問合せを受けたチャネル番号に対応するマルチキャストアドレスを読み出してデータ受信部11に返信する。
通信部12は、視聴マルチキャストグループ加入指示を受信すると、特定の種類の配信データの受信手続き処理を行う。具体的には、通信部12は、視聴マルチキャストアドレスを含むIGMP Membership Reportメッセージをネットワークに対して送信する。
以上の動作によって、データ受信装置10は、ユーザが選択したチャネルに対応する特定の種類の配信データを受信するため、ユーザは所望する番組を視聴することが可能である。以上に説明したステップS11における動作は、既存の技術による通常の動作である。
通信部12は、前記IGMP Membership Reportメッセージの送出によって、視聴マルチキャストグループのメンバーになる際に、同時にモニタリング部13に対して視聴マルチキャスト加入通知信号を送信する。
モニタリング部13は視聴マルチキャスト加入通知信号を受信すると、配信データ選択機能131が次に受信手続き処理を行うべき他の種類の配信データに対応する追加マルチキャストグループのアドレスを取得するための要求を、データベース部14に対して行う(ステップS12)。
データベース部14は追加マルチキャストアドレスの取得要求を受けると、隣接番組情報テーブル30より、視聴マルチキャストアドレスに対する隣接マルチキャストアドレスを検索し抽出して、モニタリング部13に返信する。
データベース部14は、タイミング情報の取得要求を受信すると、保持しているタイミング情報を返信する。
モニタリング部13のタイミング監視機能133は、受信したタイミング情報に広告開始タイミング、配信データ終了タイミング、画像変化タイミング、及び、リモコン移動タイミングのうちの何れを示す情報が含まれているかを解析し、解析したタイミングの種類に応じて、タイミングが到来するのを監視する。
通信部12は、加入指示を受信すると、配信データ受信手続き機能121は、追加マルチキャストアドレスを含むIGMP Membership Reportメッセージをネットワークに対して送信することにより、追加マルチキャストグループに加入する手続き処理を行う(ステップS15)。
これにより、通信部12は、ネットワークから追加マルチキャストグループに対する他の種類の配信データを受信する。当該他の種類のデータはデータ受信部11により要求されたデータではないため、通信部12は、当該他の種類の配信データをデータ受信部11に対して送信すること無しに廃棄する。
次に、データ受信装置10が行う受信中止手続き処理の動作を、図5を参照しながら説明する。
通信部12は、ネットワークより、追加マルチキャストグループに対するIGMP Queryを受信すると(ステップS21)、モニタリング部13に対してIGMP Queryを受信したことを通知する。
モニタリング部13は、受信継続時間設定機能111により予め設定されている受信継続時間と、追加マルチキャストグループメンバー加入手続き処理時からIGMP Query受信時までの経過時間とを比較する(ステップS22)。
このように、マルチキャストグループに加入するタイミングやマルチキャストグループから離脱するタイミングを制御することができるため、他の種類の配信データ受信によるネットワークリソースの使用量を最小限に抑えながら、データ受信部11で受信される配信データの種類を切り替えた時のデータ受信の瞬断を最低限に抑えることができる。このため、IPマルチキャストを用いたデータ配信においても、テレビ配信と同様な品質を担保することが出来る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態においては、配信データ選択機能131は、特定の種類の配信データを受信するための視聴マルチキャストアドレスに隣接する隣接マルチキャストアドレスを、追加マルチキャストアドレスとして選択するようにしたが、追加マルチキャストアドレスの選択方法はこれに限定されない。
この場合には、データベース部14は隣接番組情報テーブル30を保持しない。そして、モニタリング部13が視聴マルチキャストグループ加入通知信号を通信部12より受信した場合に、配信データ選択機能131は、データベース部14のマルチキャストアドレステーブル20に記憶されているマルチキャストアドレス全てを追加マルチキャストアドレスとして選択することとなる。
このような変形例によれば、ユーザがリモコン15の前後ボタンを使用しないで番組切替を行った場合、例えば、ボタンとチャネル番号とが1対1に対応しているダイレクト選局ボタンによる切替を行った場合においても、配信データの切替をスムーズに行うことができる。
また、上述した複数のタイミング全てを表すタイミング情報をデータベース部14に記憶しておいて、タイミング情報取得機能132が、特定の種類の配信データ、他の種類の配信データ、視聴時間帯、及び、視聴履歴等に応じて、複数のタイミングの中から、適切な1又は複数のタイミングを取得するようにしてもよい。例えば、配信データ選択機能131により選択された特定の種類の配信データが、コマーシャルが挿入されない国営放送の配信データである場合には、タイミング情報取得機能132は、広告開始タイミングを除いたタイミングを取得するようにするとよい。また、特定の種類の配信データが長時間放送の映画を表すデータである場合には、タイミング情報取得機能132は、配信データ終了タイミングを除いたタイミングを取得するようにするとよい。
11 データ受信部
12 通信部
13 モニタリング部
14 データベース部
15 リモコン
20 マルチキャストアドレステーブル
30 隣接番組情報テーブル
111 受信継続時間設定機能
121 配信データ受信手続き機能
131 配信データ選択機能
132 タイミング情報取得機能
133 タイミング監視機能
134 差分算出機能
135 位置変化検知機能
136 受信中止手続き機能
Claims (8)
- マルチキャスト配信の配信データを受信するための受信手続き処理を行った後に当該配信データの受信が可能となるデータ受信装置において、
視聴チャネルと隣接し合う隣接チャネルのマルチキャストアドレスを記憶する隣接マルチキャストアドレス記憶手段と、
前記隣接マルチキャストアドレス記憶手段に記憶された前記隣接チャネルのマルチキャストアドレスに基づいて、次に受信手続き処理を行うべき前記隣接チャネルの配信データを選択する配信データ選択手段と、
前記配信データ選択手段により前記隣接チャネルの配信データが選択されるのに先立って、前記隣接チャネルの配信データの受信手続き処理を行っておくべきタイミングを表すタイミング情報を記憶するタイミング情報記憶手段と、
前記タイミング情報記憶手段に記憶された前記タイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、
前記タイミング情報取得手段により取得された前記タイミング情報で表されるタイミングの到来を監視するタイミング監視手段と、
前記タイミング監視手段による監視中に前記タイミングの到来が検知された時に、前記隣接チャネルの配信データを受信するための受信手続き処理を行う配信データ受信手続き処理手段と
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 前記タイミング情報記憶手段は、
広告を表すデータを含む前記視聴チャネルの配信データの受信を開始したときを、前記受信手続き処理を行うタイミングとするタイミング情報を記憶することを特徴とする
請求項1に記載のデータ受信装置。 - 前記タイミング情報記憶手段は、
広告を表すデータを含む前記視聴チャネルの配信データの受信が終了したときを、前記受信手続き処理を行うタイミングとするタイミング情報を記憶することを特徴とする
請求項1に記載のデータ受信装置。 - 前記視聴チャネルの配信データに含まれる動画像を表す複数の画像情報同士の差分を算出する差分算出手段をさらに備え、
前記タイミング情報記憶手段は、
前記差分算出手段により算出された前記画像同士の差分が所定の大きさを超えたときを、前記受信手続き処理を行うタイミングとするタイミング情報を記憶することを特徴とする
請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ受信装置。 - 前記配信データ受信手続き処理手段により前記受信手続き処理を行うべき配信データのチャネルを選択するための遠隔制御装置と、
前記遠隔制御装置の位置の変化を検知する位置変化検知手段と
をさらに備え、
前記タイミング情報記憶手段は、
前記位置変化検知手段により前記遠隔制御装置の位置が変化したときを、前記受信手続き処理を行うタイミングとするタイミング情報を記憶することを特徴とする
請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ受信装置。 - 前記隣接チャネルの配信データの受信を継続する時間を設定する受信継続時間設定手段と、
前記受信継続時間設定手段により設定された時間が経過した時に、前記隣接チャネルの受信データの受信を中止するための受信中止手続き処理を行う配信データ受信中止手続き手段と
をさらに備えることを特徴とする
請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ受信装置。 - 前記配信データ選択手段は、
受信可能な全ての配信データを前記隣接チャネルの配信データとして選択することを特徴とする
請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ受信装置。 - マルチキャスト配信の配信データを受信するための受信手続き処理を行った後に当該配信データの受信が可能となるデータ受信装置が、選択されたチャネルの配信データを受信するデータ受信方法において、
前記データ受信装置が、視聴チャネルと隣接し合う隣接チャネルのマルチキャストアドレスを記憶する隣接マルチキャストアドレス記憶手段に記憶された前記隣接チャネルのマルチキャストアドレスに基づいて、次に受信手続き処理を行うべき前記隣接チャネルの配信データを選択する配信データ選択ステップと、
前記データ受信装置が、前記配信データ選択ステップにおいて前記隣接チャネルの配信データが選択されるのに先立って、前記隣接チャネルの配信データの受信手続き処理を行っておくべきタイミングを表すタイミング情報を記憶するタイミング情報記憶手段に記憶された前記タイミング情報を取得するタイミング情報取得ステップと、
前記データ受信装置が、前記タイミング情報取得ステップにより取得された前記タイミング情報で表されるタイミングの到来を監視するタイミング監視ステップと、
前記データ受信装置が、前記タイミング監視ステップにおける監視中に前記タイミングの到来が検知された時に、前記隣接チャネルの配信データを受信するための受信手続き処理を行う配信データ受信手続き処理ステップと
を有するデータ受信方法。
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