JPWO2007141967A1 - 正荷電制御剤及びその製造方法ならびにこれを用いた電子写真用トナー - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2006年5月29日に、日本に出願された特願2006−148320号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
トナー粒子は、着色剤、結着樹脂、正荷電制御剤などを主成分とするものが一般的であり、正荷電制御剤には結着樹脂との相溶性や分散性が求められている。
しかし、アゾ系開始剤はラジカル発生後、再結合や不均化が起こりやすく(かご効果)、開始剤効率が小さい。この再結合や不均化により生じた副生成物は低沸点有機化合物となると考えられており、アゾ系開始剤を用いて得られる正荷電制御剤を使用して製造したトナーは、定着の際、揮発性有機化合物(VOC)を発生し、強い臭気を感じることがある。
そこで、アゾ系開始剤の代わりに開始剤効率の高い過酸化物系開始剤を用い、VOCの発生を防ぐ方法も検討されている。
さらに、共重合体を構成する単量体中のアミンと過酸化物系開始剤とが、重合よりも先に反応してしまうことが、正荷電制御剤の帯電性の低下や呈色の原因となるため、アミンを含む単量体をあらかじめ第4級化させておき、過酸化物系開始剤との反応を防ぐことを見出した。これらの知見に基づき、さらに検討して、以下の正荷電制御剤及び、製造方法ならびに、この正荷電制御剤を用いたトナーを発明した。
本発明は以下の構成を含む。
[1] スチレン単量体(M1)と、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体(M2)と、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体の4級アンモニウム塩(M3)とを、共重合して得られる共重合体を含む正荷電制御剤であって、
前記共重合体は、各単量体の共重合比(質量%)が(M1)+(M2):(M3)=99.5:0.5〜65:35であり、少なくとも一つの末端がRCOO−又はRO−である正荷電制御剤。
(Rはアルキル基、アリール基、アラルキル基、アリサイクリック基である。)
[2] [1]に記載の正荷電制御剤の製造方法であって、
前記ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体を第4級化して4級アンモニウム塩とした後に、スチレン単量体及び、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体と共に、過酸化物系開始剤を用いて共重合する正荷電制御剤の製造方法。
[3] 前記ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体の4級アンモニウム塩(M3)が、下記式(1)で示される [2]に記載の正荷電制御剤の製造方法。
[4] 低沸点有機化合物の含有量が0.8質量%以下である [1]に記載の正荷電制御剤。
[5] 結着樹脂100質量部に対して、[1] 又は、[4]に記載の正荷電制御剤を0.1〜20質量部含有する電子写真用トナー。
本発明の正荷電制御剤においては、スチレン単量体(M1)、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体(M2)、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体の4級アンモニウム塩(M3)を構成単位とする共重合体を含む。
M2としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレート、2―エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートなどが挙げられるが、これらのうちではブチル(メタ)アクリレートや2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートが好ましい。
式(1)中、R1は水素原子又は、メチル基であり、R2はアルキレン基であり、R3〜R5はそれぞれアルキル基である。アルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基などが挙げられるが、これらのうちではエチレン基が好ましい。アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基などが挙げられるが、これらのうちではメチル基が好ましい。
重合開始剤は、使用する単量体の混合物の合計質量を100質量部とした場合、これに対して、0.5〜20質量部の範囲で用いるのが好ましい。
上記過酸化物系開始剤を用いて得られる共重合体は低沸点有機化合物の含有量が少ないので、これを用いたトナーは定着の際、VOCの発生を抑制することができる。
M3の含有量が0.5質量%未満になると、この共重合体を正荷電制御剤として用いてトナーに含有させた場合、正荷電制御剤としての帯電性が不十分となる傾向がある。一方、35質量%を超えると、結着樹脂への相溶性が低下するとともに、耐湿性も不十分となる傾向がある。
また上述したように、過酸化物系開始剤を用いて得られる共重合体は、少なくとも一つの末端がRCOO−又はRO−である。Rはアルキル基、アリール基、アラルキル基、アリサイクリック基であり、好ましくはアルキル基、アリール基である。
また、共重合体は、そのガラス転移温度が50〜80℃であると、トナーとした際の定着性を維持したまま、高温での保存安定性が良好となる。
さらに、低沸点有機化合物の含有量は、トナーとした際のVOC発生を防ぐために0.8質量%以下であることが好ましい。
正荷電制御剤の配合量が0.1質量部未満であると、十分な帯電性が得らないなどといった傾向がある。一方、20質量部を超えると、オフセット発生温度が低下する、高温高湿下における帯電性が低下する(耐環境性が低下する)、後述する結着樹脂との相溶性が低下する、などの傾向がある。
スチレン−アクリル樹脂としては、スチレン及び/又はα−メチルスチレンと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体が例示でき、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートなどが挙げられ、これらのなかでもメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートを使用することが好ましい。また、これらは1種単独又は、2種以上を組合わせて使用できる。
また、このようなスチレン−アクリル樹脂は、ガラス転移温度が約50〜約80℃であることが好ましく、さらには50〜70℃の範囲であることが好ましい。
さらに、このようなスチレン−アクリル樹脂は、質量平均分子量と数平均分子量との比率(質量平均分子量/数平均分子量)が、2〜50であることが好ましく、さらには10〜40の範囲であることが好ましい。
ジカルボン酸成分としては、例えばマイレン酸、フマール酸、メサコニン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸、ジクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、マロン酸、リノレイン酸などや、これらの酸無水物又は、低級アルコールエステルが挙げられる。
グリコール成分としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジメチロールベンゼン、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、水素化ビスフェノールAなどが挙げられる。
これら着色剤は、十分な濃度の可視像を形成可能な質量割合で配合されるが、通常、結着樹脂100質量部に対して、1〜20質量部程度、好ましくは2〜7質量部である。
また、トナーの流動性、保存安定性を維持する目的で、コロイダルシリカ、疎水性シリカなどをトナー粒子100質量部に対して0.1〜3質量部程度の範囲で配合して、トナー粒子表面を処理してもよい。
その他には、各成分が溶融又は、分散している有機溶剤溶液を噴霧乾燥法などで、200℃以下の条件で乾燥する方法、結着樹脂を構成する単量体の混合物中に他の各成分を混合して懸濁液とし、これを共重合する方法、結着樹脂を構成する単量体の混合物を乳化重合した後、他の各成分を混合して凝集する方法などによっても調製できる。
また、以上説明した正荷電制御剤は、上述したようにトナーへ使用する以外にも、例えば、キャリアや、電子写真装置の具備するブレードなどにコーティングして、コーティングされたキャリアやブレードなどを正に帯電させるために使用してもよい。このようにコーティングすると、トナーに対して効率的に負帯電性を与えることができる。
さらに、この正荷電制御剤は、静電塗装における粉体塗料に対しても使用することができる。
(正荷電制御剤の製造)
撹拌機、コンデンサ、温度計、窒素導入管を付した2Lフラスコに反応溶剤としてイソブタノール180gを入れ、さらにジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート18gとパラトルエンスルホン酸メチル18gを加えて、窒素下、80℃で1時間撹拌し、4級化反応を行った。その後、窒素を流しながらスチレン210gとブチルアクレート72g、過酸化物系開始剤としてt−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート(アルケマ吉富製)12gを加え、95℃(重合温度)まで昇温し、3時間撹拌した後、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート6gをさらに加え、3時間撹拌し、重合体溶液を得た。
この重合体溶液を加熱減圧乾燥(品温140℃、10kPa以下になるまで減圧)し、溶剤分を除去し重合体を得た。これを解砕し正荷電制御剤とした。
スチレン単量体(M1)と、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体(M2)と、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体の4級アンモニウム塩(M3)の共重合比(%)は(M1)+(M2):(M3)=88.7:11.3であった。
スチレンアクリル共重合体樹脂100部、正荷電制御剤3部、カーボンブラック(三菱化成工業(株)製、MA#100)4部、ビスコール550P(三洋化成工業(株)製)3部を配合し、ラボプラストミル(東洋精機製作所製)にて溶融混練し、ジェットミル(日本ニューマチック工業製)にて粉砕後、分級して粒径5〜15μmのトナーを製造した。このトナーに、外添剤としてシリカR−972(日本エアロジル製)0.6部を均一に塗布した。
得られた正荷電制御剤とトナーについて、以下の測定及び、評価を実施した。結果を表1に示す。
(a)ガスクロマトグラフ測定法(低沸点有機化合物測定法)
ガスクロマトグラフ(日立製作所製、G3000)においてカラム(GLサイエンス製、TC−1)を用いて、インジェクション温度200℃、ディテクター温度200℃、温度プログラム条件(50℃で5分間ホールドした後、5℃/分で昇温して、250℃で10分間ホールド)で測定試料1μlを注入し、測定した。
測定試料は、リテンションタイムが0〜10分まではサンプル(正荷電制御剤)約1gをベンジルアルコールに溶かし、30mlとしたものを用いた。また、リテンションタイムが11〜30分まで(ヘキサデカンのピーク位置)は、サンプル(正荷電制御剤)約1gを酢酸エチルに溶かし、30mlとしたものを用いた。
当測定により検出された全ピークは、トルエン換算(あらかじめトルエン質量対ピーク面積を測定)により低沸点有機化合物として算出し、サンプル(正荷電制御剤)に含まれる低沸点有機化合物の量(ppm)を求めた。
サンプル(正荷電制御剤)に含まれる低沸点有機化合物の量(ppm)=30,000×全ピーク面積×トルエン質量÷トルエンピーク面積÷サンプル質量×1,000,000
(b)官能試験(臭気測定)
サンプル(正荷電制御剤)5gをシャーレに入れ、100℃に加熱して、3人の試験官による5段階評価の官能試験を行った。その評価点数の平均値を計算した。
各評価点数を以下に示す。
5:非常に強い臭気有り
4:強い臭気有り
3:臭気有り
2:少しの臭気有り
1:ほとんど臭気無し
(c)帯電測定法(ブローオフ帯電性能評価)
得られたトナーとキャリア(F−96、パウダーテック社製)を3:100の比率で混合し、22℃×60%RHの条件で1時間摩擦帯電させた後、ブローオフ粉体帯電量測定装置(東芝ケミカル社製)を用いて帯電量を測定した。
(T−2)
スチレンアクリル共重合体樹脂100部、正荷電制御剤3部、銅フタロシアニン系油溶性染料(Spilion Blue 2BNH、保土ヶ谷化学工業株式会社製)4部を配合し、ラボプラストミルにて溶融混練し、ジェットミルにて粉砕後、分級して粒径5〜15μmのトナーを製造した。このトナーに、外添剤としてシリカR−972を0.6部、均一に塗布した。
ポリエステル樹脂(酸価10mgKOH/g、水酸基価15mgKOH/g)100部、正荷電制御剤3部、カーボンブラック4部、ビスコール550Pを3部配合し、ラボプラストミルにて溶融混練し、ジェットミルにて粉砕後、分級して粒径5〜15μmのトナーを製造した。このトナーに、外添剤としてシリカR−972を0.6部、均一に塗布した。
スチレンアクリル共重合体樹脂100部、正荷電制御剤0.5部、カーボンブラック4部、ビスコール550Pを3部配合し、ラボプラストミルにて溶融混練し、ジェットミルにて粉砕後、分級して粒径5〜15μmのトナーを製造した。このトナーに、外添剤としてシリカR−972を0.6部、均一に塗布した。
スチレンアクリル共重合体樹脂100部、正荷電制御剤15部、カーボンブラック4部、ビスコール550Pを3部配合し、ラボプラストミルにて溶融混練し、ジェットミルにて粉砕後、分級して粒径5〜15μmのトナーを製造した。このトナーに、外添剤としてシリカR−972を0.6部、均一に塗布した。
表1に示すように、使用する重合開始剤の種類を変化させた以外は、実施例1と同様にして正荷電制御剤を製造した。ただし、実施例8ではイソブタノールの代わりに、n−ブタノールを用い、重合温度を115℃にした。また、比較例4では過酸化物系開始剤の代わりに、アゾ系開始剤を用いた。
さらに、表1に示すトナーの製造方法に基づき、各トナーを製造した。これらについて、実施例1と同様の各種測定と評価を実施した。結果を表1に示す。
実施例1と同様にして正荷電制御剤及びトナーを製造した。ただし、実施例9は、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートを18g、パラトルエンスルホン酸メチルを2g、スチレンを242g用い、各単量体の共重合比を(M1)+(M2):(M3)=98.7:1.3とした。
また、実施例10は、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートを45g、パラトルエンスルホン酸メチルを45g、スチレンを156g用い、各単量体の共重合比を(M1)+(M2):(M3)=71.7:28.3とした。
これらについて、実施例1と同様の各種測定と評価を実施した。結果を表1に示す。
(正荷電制御剤製造)
撹拌機、コンデンサ、温度計、窒素導入管を付した2Lフラスコに反応溶剤としてイソブタノール180gと、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート18g、スチレン210g、ブチルアクレート72g及び、過酸化物系開始剤としてt−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート12gを加え、95℃(重合温度)まで昇温し、窒素下で3時間撹拌した。その後、窒素を流しながらt−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート6gを加え、さらに3時間撹拌した後、パラトルエンスルホン酸メチル18gを加えて、1時間撹拌して4級化反応を行い、重合体溶液を得た。この重合体溶液を加熱減圧乾燥(品温140℃、10kPa以下になるまで減圧)し、溶剤分を除去し重合体を得た。これを解砕し正荷電制御剤とした。
スチレン単量体(M1)と、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体(M2)と、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体の4級アンモニウム塩(M3)の共重合比(%)は(M1)+(M2):(M3)=88.7:11.3であった。
得られた正荷電制御剤を用いて、実施例1と同様にしてトナーを製造した。
正荷電制御剤とトナーについて、実施例1と同様の各種測定と評価を実施した。結果を表1に示す。
表1に示すように、重合開始剤としてアゾ系開始剤を用いた以外は、比較例1と同様にして正荷電制御剤及び、トナーを製造した。これらについて、実施例1と同様の各種測定と評価を実施した。結果を表1に示す。
G1:t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート(アルケマ吉富製)
G2:t−アミルパーオキシ2−エチルヘキサノエート(アルケマ吉富製)
G3:ジベンゾイルパーオキサイド(アルケマ吉富製)
G4:1,1−( t-ブチルパーオキシ)シクロヘキサン(アルケマ吉富製)
G5:2,2’−アゾビス( 2-メチルブチロニトリル) (V−59,WAKO製)
G6:2,2’−アゾビス(イソメチルブチロニトリル) (V−60,WAKO製)
一方、各単量体を共重合した後に4級化反応を行った比較例1では、トナーの帯電量が低下した。さらに、重合開始剤としてアゾ系開始剤を用いた比較例2及び3の正荷電制御剤は、低沸点有機化合物の含有量が増え、強い臭気を感じた。さらに、共重合の前に4級化反応を行った比較例4の場合でも、重合開始剤としてアゾ系開始剤を用いたことにより、正荷電制御剤の低沸点有機化合物の含有量が増え、強い臭気を感じた。
Claims (5)
- スチレン単量体(M1)と、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体(M2)と、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体の4級アンモニウム塩(M3)とを、共重合して得られる共重合体を含む正荷電制御剤であって、
前記共重合体は、各単量体の共重合比(質量%)が(M1)+(M2):(M3)=99.5:0.5〜65:35であり、少なくとも一つの末端がRCOO−又はRO−である正荷電制御剤。
(Rはアルキル基、アリール基、アラルキル基、アリサイクリック基である。) - 請求項1に記載の正荷電制御剤の製造方法であって、
前記ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体を第4級化して4級アンモニウム塩(M3)とした後に、スチレン単量体(M1)及び、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体(M2)と共に、過酸化物系開始剤を用いて共重合する正荷電制御剤の製造方法。 - 前記ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート単量体の4級アンモニウム塩(M3)が、下記式(1)で示される請求項2に記載の正荷電制御剤の製造方法。
- 低沸点有機化合物の含有量が0.8質量%以下である請求項1に記載の正荷電制御剤。
- 結着樹脂100質量部に対して、請求項1又は4に記載の正荷電制御剤を0.1〜20質量部含有する電子写真用トナー。
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