JPWO2007132781A1 - 照光機能付き入力装置 - Google Patents

照光機能付き入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007132781A1
JPWO2007132781A1 JP2008515535A JP2008515535A JPWO2007132781A1 JP WO2007132781 A1 JPWO2007132781 A1 JP WO2007132781A1 JP 2008515535 A JP2008515535 A JP 2008515535A JP 2008515535 A JP2008515535 A JP 2008515535A JP WO2007132781 A1 JPWO2007132781 A1 JP WO2007132781A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
light guide
light
planar light
cover sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008515535A
Other languages
English (en)
Inventor
羽山 剛
剛 羽山
永久保 秀明
秀明 永久保
山本 孝一
孝一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Publication of JPWO2007132781A1 publication Critical patent/JPWO2007132781A1/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/83Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by legends, e.g. Braille, liquid crystal displays, light emitting or optical elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2209/00Layers
    • H01H2209/068Properties of the membrane
    • H01H2209/082Properties of the membrane transparent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/036Light emitting elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/036Light emitting elements
    • H01H2219/044Edge lighting of layer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/054Optical elements
    • H01H2219/056Diffuser; Uneven surface
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/054Optical elements
    • H01H2219/06Reflector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/054Optical elements
    • H01H2219/062Light conductor

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

【課題】安価かつ小型に製造できて消費電力の小さい照光機能付き入力装置を提供する。【解決手段】固定接点1aを含む所要の配線パターンが形成された配線板1と、発光ダイオード2と、発光ダイオード2の出射光を面方向に導く面状導光板5と、可動接点であるメタルドーム6と、メタルドーム6を押圧操作するためのアクチュエータ7が設けられたカバーシート8とから、照光機能付き入力装置を構成する。配線板1は、遮光性白色材料をもって形成する。面状導光板5の表面には、複数のプリズム溝11をストライプ状に形成すると共に、所定の部分にメタルドーム収納用の貫通孔14を開設する。面状導光板5のプリズム溝形成側の面とカバーシート8との間には空気層16を設ける。メタルドーム6により、貫通孔14内に放光された光をカバーシート8側に反射する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話などに備えられる照光機能付き入力装置に係り、特に、少ない光源数で入力装置の全面を均一に照光する手段に関する。
従来より、携帯電話などに備えられる照光機能付き入力装置としては、図9に示すように、押釦スイッチの固定接点を含む所要の配線パターンが形成されたプリント基板101と、プリント基板101の片面に配置された導光部材102と、導光部材102の側面に配置された複数個の発光ダイオード103と、導光部材102に開設された空洞(貫通孔)104内に収納された押釦スイッチの可動接点であるドーム状金属バネ接点105と、ドーム状金属バネ接点105と対向する部分に突起106が形成された弾性シート107と、弾性シート107の外面の突起106と対応する部分に設けられた透明又は着色半透明の押釦部108とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この照光機能付き入力装置によれば、発光ダイオード103から出射された光が導光部材102によって押釦部108の近傍まで導かれ、空洞104において放光されるので、弾性シート107及び押釦部108を透過した放光により押釦部108の操作面を光輝させることができる。
特開2004−356028号公報
しかしながら、前記公知例に係る照光機能付き入力装置は、導光部材102にドーム状金属バネ接点105を収納するための多数の空洞(貫通孔)104が開設されているので、1つの発光ダイオード103から出射された光を広い範囲にわたって均一に導くことが難しく、全ての押釦部108を均一に光輝させるためには、必然的に複数個(前記公知例では、6個)の発光ダイオードを必要とする。このため、部品点数及び組立工数が多くなって装置の製造コストが高価になる、装置が大形化する、消費電力が大きいなどの解決すべき諸問題を有している。
なお、導光部材102と発光ダイオード103とを用いる構成に代えて、EL(エレクトロルミネッセンス)素子を発光体として用いれば、全ての押釦部108を均一に光輝させることができる。しかしEL素子は高コストで、電磁ノイズを生じやすく、長期使用に対する信頼性が低い。さらに、EL素子の上から接点部を動作させるため、押釦部108の操作フィーリングが劣化し、またEL素子がさらに劣化しやすくなるという課題があった。
本発明は、かかる従来技術の不備を解決するためになされたものであり、その目的は、安価かつ小型に製造できて消費電力の小さい照光機能付き入力装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、第1に、照光機能付き入力装置を、押釦スイッチの固定接点を含む所要の配線パターンが形成された配線板と、発光ダイオードと、当該発光ダイオードからの出射光を面方向に導く面状導光板と、押釦スイッチの可動接点であるメタルドームと、当該メタルドームを押圧操作するためのアクチュエータが設けられたカバーシートとを備え、前記配線板は、少なくとも前記導光板と接する面が遮光性白色材料をもって形成され、前記面状導光板には、前記配線板と接する面又は前記カバーシートが被着される面のいずれかに、緩斜面部と当該緩斜面部よりも急な傾斜角度を有する急斜面部とからなる複数のプリズム溝が形成されると共に、前記固定接点の形成部と対応する部分に前記メタルドームを収納するための貫通孔が開設され、前記面状導光板のプリズム溝形成側の面と前記配線板又は前記カバーシートとの間には空気層が設けられ、前記メタルドームは、前記面状導光板に開設された貫通孔内に収納され、前記面状導光板内を伝搬して前記貫通孔内に放光された前記発光ダイオードの出射光を前記カバーシート側に反射する機能を有しているという構成にした。
配線板の面状導光板と接する面を遮光性白色材料にて形成すると、配線板側からカバーシート側への反射光量を増やすことができ、発光ダイオードからの出射光の無駄を減少できる。また、面状導光板の表面に複数のプリズム溝を形成すると、面状導光板の面方向への光の伝搬を均一化することができる。さらに、面状導光板のプリズム溝形成側の面と配線板又はカバーシートとの間に空気層を設けると、面状導光板と空気層との界面における反射光の臨界角を大きくできるので、当該界面における光の反射量を増加でき、面状導光板の面方向への光の伝搬を均一化することができる。加えて、面状導光板内を伝搬して貫通孔内に放光された光をメタルドームによって反射させると、貫通孔と対応する部分の照光が可能になる。よって、これらのことから、貫通孔が開設された面状導光板を用いた場合にも、少数の発光ダイオードで面状導光板の全面に光を均一に導くことができ、カバーシートに照射される光の均一性を高めることができる。なお、面状導光板のカバーシートが被着される面に複数のプリズム溝を形成すると、面状導光板内を伝搬する光をプリズム溝にて配線板側に反射し、この光を配線板にて再度反射してカバーシートに入射させることができるので、面状導光板の配線板と接する面に複数のプリズム溝を形成する場合に比べて、カバーシートを均一に照光することができる。プリズム溝は、導光板の一面にストライプ状、円弧状、波形などで形成することができる。
また本発明は、第2に、前記第1の構成の照光機能付き入力装置において、前記貫通孔を、傾斜角度が60°〜70°のすり鉢状に形成するという構成にした。
かかる構成によると、導光板内を伝搬してきた光を効率的に貫通孔内に導くことができるので、この貫通孔内に進入した光をメタルドームにて反射させることにより、貫通孔と対応する部分の照度を高めることができる。
また本発明は、第3に、前記第1又は第2の構成の照光機能付き入力装置において、前記貫通孔の末端部に前記メタルドームの位置決め部を形成するという構成にした。
かかる構成によると、貫通孔内におけるメタルドームの位置ずれが抑制されるので、メタルドームによる配線板に形成された固定接点の断続を確実に行うことができ、押釦スイッチの信頼性を高めることができる。
また本発明は、第4に、前記第1乃至第3の構成の照光機能付き入力装置において、前記面状導光板の表面に、前記面状導光板内を伝搬する光の進路を変更する光路変更部を形成するという構成にした。
複数個の貫通孔が互いに接近して開設されている部位においては、前記第1の構成によっても、光を均一に伝搬できない場合を生じ得る。面状導光板の表面に光路変更部を形成すると、光路変更部の周囲における光量を適宜調整できるので、貫通孔の開設数や配列に影響されずにカバーシートに照射される光の均一性を高めることができる。
また本発明は、第5に、前記第1乃至第4の構成の照光機能付き入力装置において、前記面状導光板の側面に、前記発光ダイオードから出射された光を前記面状導光板の側面方向に導く線状導光板を備えるという構成にした。
このように、面状導光板の側面に所要の線状導光板を備えると、面状導光板の側面に沿って複数個の発光ダイオードを配置する必要がないので、発光ダイオードの設定数をさらに減少することができる。
本発明の照光機能付き入力装置は、配線板の面状導光板と接する面を遮光性白色材料にて形成し、面状導光板の表面に複数のプリズム溝をストライプ状に形成し、面状導光板のプリズム溝形成側の面と接する部分に空気層を設け、面状導光板内を伝搬して貫通孔内に進入した光をメタルドームによって反射させるので、少数の発光ダイオードで面状導光板の全面に光を均一に導くことができ、カバーシートに照射される光の均一性を高めることができる。よって、部品点数の削減による照光機能付き入力装置の小型化及び低コスト化並びに省電力化を図ることができる。
以下、本発明に係る照光機能付き入力装置の実施形態を、図1乃至図8を用いて説明する。図1は実施形態に係る照光機能付き入力装置の分解斜視図、図2は実施形態に係る照光機能付き入力装置の分解側面図、図3は実施形態に係る照光機能付き入力装置の組立状態の断面図、図4は実施形態に係る線状導光板の構成と面状導光板に対する線状導光板の配列とを示す要部平面図、図5は実施形態に係る面状導光板の平面図、図6は実施形態に係る面状導光板の要部断面図、図7は実施形態に係る配線板と導光板とメタルドームの組立状態を示す要部断面図、図8は実施形態に係る導光板とカバーシートの組立状態を示す要部断面図である。
図1乃至図3に示すように、実施形態に係る照光機能付き入力装置は、固定接点1a及び図示しない配線を含む所要の配線パターンが形成された配線板1と、線状導光板4の一端に配置された発光ダイオード2と、発光ダイオード2からの出射光を所定の方向に導く線状導光板4及び面状導光板5と、固定接点1aを断続する押釦スイッチの可動接点であるメタルドーム6と、メタルドーム6を押圧操作するためのアクチュエータ7が設けられたカバーシート8とから主に構成されている。
配線板1は、発光ダイオード2からの出射光を散乱させてカバーシート8に照射される光の均一性を高めるため、少なくとも面状導光板5と接する側の面が遮光性白色材料をもって形成される。即ち、配線板1としては、全体が遮光性白色材料をもって形成されたものを用いることもできるし、白色遮光性材料以外の材料をもって形成された配線板本体の表面に遮光性白色材料からなるカバー層が被覆されたものを用いることもできる。遮光性白色材料としては、液晶ポリマーやポリイミドなどを基材とする強化プラスチック系やガラスエポキシや低温焼成セラミックなどのリジッド系などを挙げることができる。なお、配線板1は、必要に応じて、単層構造とすることもできるし、複数層の積層構造とすることもできる。
線状導光板4は、発光ダイオード2からの出射光を面状導光板5の一側面に沿う方向に導くものであり、面状導光板5は、線状導光板4を介して一側面部から入射された発光ダイオード2の出射光を面方向に導くものであって、それぞれアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、環状ポリオレフィン樹脂などの透明度の高い樹脂材料をもって所定の形状に形成される。
図1に示すように、線状導光板4は、断面形状がコの字形のホルダ4aによって面状導光板5の一側面部に取り付けられる。また、図4に示すように、面状導光板5の一側面部に取り付けられた状態で、線状導光板4の一端部には、発光ダイオード2の光出射面が対向に配置される。線状導光板4の外面、即ち、面状導光板5と反対側の面は、図4に示すように、複数のくさび状の溝4bが互いに平行に形成されたプリズム面とされており、発光ダイオード2から放射された光は、線状導光板4内を、線状導光板4の長さ方向に伝搬され、くさび状の溝4bの内面で反射されて面状導光板5側に出射される。くさび状の溝4bは、発光ダイオード1の設定部から離れた位置に形成されるものほど深い溝に形成されており、面状導光板5の側面に均一に光を入射できるようになっている。また、線状導光板4のプリズム面には、AlやAg等の高反射率の金属薄膜からなる反射膜4cが形成されており、この反射膜4cによりプリズム面の反射率を高めて面状導光板4に入射する光量を増加させるようになっている。なお、発光ダイオード2の数量は、1個に限定されるものではなく、線状導光板4の一端部に対向して複数個の発光ダイオード2を設置することもできるし、線状導光板4の両端部に対向してそれぞれ1乃至複数個の発光ダイオード2を設置することもできる。
面状導光板5の上面、即ち、カバーシート8が被着される側の面には、図5及び図6に示すように、緩斜面部11aと当該緩斜面部11aよりも急な傾斜角度を有する急斜面部11bとからなる複数のプリズム溝11がストライプ状に形成されている。緩斜面部11aは、光入射部(線状導光板4が設置される辺)12aに近いほど傾斜角度を大きく、光入射部12aから遠いほど傾斜角度を小さく形成することで、カバーシート8の輝度の均一性を高めることができる。なお、この面状導光板5は、図6に示すように、図の右側から左側へ伝搬する光を、急斜面部11bにより配線板1側へ反射し、配線板1にて反射された光を緩斜面部11aを通してカバーシート8側に向けて出射する。
緩斜面部11aの傾斜角度θ1は、基準面Nに対して1°以上10°以下の範囲とされ、急斜面部11bの傾斜角度θ2は、41°以上45°以下の範囲とされている。このような範囲とすることで、面状導光板5内を伝搬する光を効率よくカバーシート8側に向けて出射することができ、カバーシート8の輝度が高められると共に、面状導光板5からの出射光量を面方向に関して均一化することができる。前記緩斜面部の傾斜角度θ1の範囲が、1°未満では、フロントライトの平均輝度が低下し、10°を越える場合には、導光板面内での出射光量を均一化することができなくなる。また、前記急斜面部の傾斜角度θ2が、41°未満の場合及び45°を越える場合には、急斜面部11bにより反射された光の伝搬方向と出射面の法線方向とのずれか大きくなり、出射面からの出射光量、即ち、カバーシート8の輝度が低下するため好ましくない。
また、急斜面部11bの幅は、光入射部12aから離れた位置ほど大きくなるように形成され、光入射部12aの近傍における急斜面部11bの幅を1.0としたとき、光入射部12aとは反対側の辺の近傍における急斜面部11bの幅が1.1以上1.5以下となるように各プリズム溝11が形成されている。このような構成とすることで、本実施形態においては、面方向に関して出射光量の均一性に優れる面状導光板5を実現している。より詳細には、面状導光板5の内部を伝搬する光量は、光入射部12aで最も大きく、面状導光板5内を伝搬する間にその一部がプリズム溝11により光出射面12bから出射されるようになっているので、光入射部12aから離れるに従って、内部を伝搬する光量は少なくなる。本例の面状導光板5は、このような内部の光量の変化に応じて、伝搬している光量に対する落射光量の割合を光入射部12aからの距離に応じて変化させるようにしているため、面状導光板5内における出射光量の分布を均一化することができ、カバーシート8の輝度分布を均一化することができる。
なお、プリズム溝11の急斜面部11bの幅は、隣接する全てのプリズム溝11の間で、光入射部12aから遠い側の急斜面部11bの幅を大きく形成する必要はなく、所定幅又は所定本数毎に段階的に光入射部12aから遠い側の急斜面部11bの幅を大きくすることもできる。
また、上記プリズム溝11のピッチP1(プリズム溝11の底頂部の間隔)は、面方向に関して一定とされる。即ち、各プリズム溝11は、所定の間隔で互いに平行に形成される。さらに、本例においては、プリズム溝11の深さ(基準面Nと、プリズム溝11の底頂部との距離)も一定とされる。このように、プリズム溝11は、そのピッチP1と深さが固定されており、また上述したように、面状導光板5の光入射部12aから離れた位置のプリズム溝ほど急斜面部11bの幅が大きくなるように形成されているので、急斜面部11bの傾斜角度θ2は、光入射部12a側のプリズム溝11で最も大きくなり、光入射部12aから離れるに従って順次小さくなる。なお、プリズム溝11のピッチP1及び深さは、必ずしも一定とする必要はなく、これらを変化させてプリズム溝11を形成しても本発明の技術範囲を超えるものではない。つまり、それぞれのプリズム溝11の傾斜角度θ1及びθ2を固定し、ピッチと深さの調整により急斜面部11bの幅を決定することもできる。
前記面状導光板5には、必要に応じて、図5に示すように、面状導光板5内を伝搬する光の進路を変更する光路変更部13を形成することができる。光路変更部13は、平面形状が三角形、円形、多角形などの任意の形状を有する凹部、貫通孔、突起などをもって形成することができる。面状導光板5の表面に光路変更部13を形成すると、光路変更部13の周囲における光量を適宜調整できるので、貫通孔14の開設数や配列に影響されず、貫通孔14の陰になる部分においてもカバーシート8に照射される光の均一性を高めることができる。
面状導光板5は、その板厚を大きくするほど導光板全体として出射光量を均一化できるので、0.8mm以上の板厚とすることが好ましく、1.0mm以上とすることがより好ましい。また、板厚1.2mm以上では、1.0mm〜1.5mmの板厚のものと輝度が大きく変わらないため、入力装置の薄型化の点からも、板厚の上限は1.5mmとするのが良い。
面状導光板5には、配線板1に形成された固定接点1aと対応する位置に、メタルドーム6の収納部である貫通孔14が開設される。貫通孔14は、図7に示すように、ストレート孔をもって形成されるメタルドーム6の位置決め部14aと、傾斜角度が60°〜70°のすり鉢状のテーパ孔をもって形成される放光部14bとから形成される。位置決め部14aは、メタルドーム6の外径よりもやや大きい直径、例えばメタルドーム6の外径をDとしたとき、D+0.1mm程度の直径に設定される。これにより、貫通孔14内におけるメタルドーム6の位置ずれを抑制できるので、メタルドーム6による配線板1に形成された固定接点1aの断続を確実に行うことができ、押釦スイッチの信頼性を高めることができる。放光部14bについて、その傾斜角度を60°〜70°としたのは、シミュレーションの結果、貫通孔14の傾斜角度をこの角度内に設定したときに、貫通孔13内への放光量を最も多くできることが分かったことによる。
メタルドーム6は、押釦スイッチの可動接点として機能するもので、金属板、例えばステンレス板を円椀状に成形してなる。メタルドーム6の電極接点側(内面側)には、固定接点1aとの間の電気的接続を良好なものにするため及び耐摩耗性を改善するため、必要に応じて金めっきや銀めっきを施すこともできる。また、メタルドーム6の外面にも、光の反射率を高めるため、必要に応じて金めっき、銀めっき、アルミニウム蒸着などを施すことができる。また、メタルドーム6の外面は、鏡面にして反射率を高めることもできるし、梨地として拡散効果を持たせることもできる。
カバーシート8は、ポリエチレンテレフタレートなどの弾性に優れた樹脂フィルムをもって形成される。このカバーシート8は、半透明の白色材料をもって形成することもできるし、表面に光拡散処理が施された透明材料をもって形成することもできし、透明材料にて形成することもできる。カバーシート8を半透明の白色材料をもって形成した場合、及び表面に光拡散処理が施された透明材料をもって形成した場合には、カバーシート8の表面で発光ダイオード2から出射された光を散乱させることができるので、カバーシート8に照射される光の均一性を高めることができる。一方、カバーシート8を透明材料をもって形成した場合には、カバーシート8を透過する光量を多くできるので、カバーシート8の輝度を高めることができる。カバーシート8は、図8に示すように、その周辺部が面状導光板5の周辺部に接着剤層15を介して接着される。したがって、面状導光板5の光出射面12bとカバーシート8との間には、接着剤層15の厚み分に相当する空気層16が形成される。このように、面状導光板5とカバーシート8との間に空気層16を設けると、面状導光板5と空気層16との界面における反射光の臨界角を大きくできるので、当該界面における光の反射量を増加でき、面状導光板5の面方向への光の伝搬を均一化することができる。
アクチュエータ7は、メタルドーム6を押圧操作するもので、カバーシート8の片面の導光板4に形成された段差部11の中央部分と対応する位置に設定される。このアクチュエータ7は、遮光性白色材料にて形成することもできるし、透明材料にて形成することもできる。アクチュエータ7を遮光性白色材料にて形成した場合には、アクチュエータの周囲部分を選択的に照光する照光機能付き入力装置が得られる。一方、アクチュエータ7を透明材料にて形成した場合には、アクチュエータ7の設定部分を含むカバーシート8の全面を照光する照光機能付き入力装置が得られる。
本例の照光機能付き入力装置は、以下の手順で組み立てられる。即ち、まず、線状導光板4の所定の位置に発光ダイオード2を取り付ける。また、線状導光板4をホルダ4aに取り付ける。さらに、カバーシート8の片面に所要の配列でアクチュエータ7を取り付ける。しかる後に、配線板1における固定端子1aの形成面に面状導光板5を位置決めして取り付ける。これにより、配線板1に形成された固定端子1aが面状導光板5に開設された貫通孔14内に配置される。配線板1と面状導光板5の組立方法としては、接着又はスナップ結合等を用いることができる。次いで、面状導光板5の一側辺に、ホルダ4aを介して線状導光板4を取り付ける。次いで、面状導光板5の貫通孔14内にメタルドーム6を上を凸にして収納する。最後に、アクチュエータ7を段差部9内に収納した状態で、カバーシート8を面状導光板5の表面に接着する。
本例の照光機能付き入力装置は、配線板1の面状導光板5と接する面を遮光性白色材料にて形成し、面状導光板5のカバーシート被着側の面に複数のプリズム溝11をストライプ状に形成し、面状導光板5のプリズム溝形成側の面とカバーシート8との間に空気層16を設け、面状導光板5内を伝搬して貫通孔14内に放光された光をメタルドーム6によって反射させるので、少数の発光ダイオードで面状導光板6の全面に光を均一に導くことができ、カバーシート8に照射される光の均一性を高めることができる。よって、部品点数の削減による照光機能付き入力装置の小型化及び低コスト化並びに省電力化を図ることができる。
なお、前記実施形態においては、面状導光板5の上面、即ち、カバーシート8側に複数のプリズム溝11をストライプ状に形成したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、面状導光板5の下面、即ち、配線板1側に複数のプリズム溝11をストライプ状に形成することもできる。
また、前記実施形態においては、別体に形成されたアクチュエータ7とカバーシート8とを事後的に接合するという構成にしたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、例えば射出成形などにより得られるアクチュエータ付きのカバーシートを用いることもできる。
また、前記実施形態においては、線状導光板4に発光ダイオード2が設けられた構成としたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、配線板1に発光ダイオード2を実装して、面状導光板5に直接入射する構成としても良い。
実施形態に係る照光機能付き入力装置の分解斜視図である。 実施形態に係る照光機能付き入力装置の分解側面図である。 実施形態に係る照光機能付き入力装置の組立状態の断面図である。 実施形態に係る線状導光板の構成と面状導光板に対する線状導光板の配列とを示す要部平面図である。 実施形態に係る面状導光板の平面図である。 実施形態に係る面状導光板の要部断面図である。 実施形態に係る配線板と導光板とメタルドームの組立状態を示す要部断面図である。 実施形態に係る導光板とカバーシートの組立状態を示す要部断面図である。 従来例に係る照光機能付き入力装置の分解側面図である。
符号の説明
1 配線板
1a 固定接点
2 発光ダイオード
4 線状導光板
5 面状導光板
6 メタルドーム
7 アクチュエータ
8 カバーシート
11 プリズム溝
13 光路変更部
14 貫通孔
16 空気層

Claims (5)

  1. 押釦スイッチの固定接点を含む所要の配線パターンが形成された配線板と、発光ダイオードと、当該発光ダイオードからの出射光を面方向に導く面状導光板と、押釦スイッチの可動接点であるメタルドームと、当該メタルドームを押圧操作するためのアクチュエータが設けられたカバーシートとを備え、
    前記配線板は、少なくとも前記導光板と接する面が遮光性白色材料をもって形成され、 前記面状導光板には、前記配線板と接する面又は前記カバーシートが被着される面のいずれかに、緩斜面部と当該緩斜面部よりも急な傾斜角度を有する急斜面部とからなる複数のプリズム溝が形成されると共に、前記固定接点の形成部と対応する部分に前記メタルドームを収納するための貫通孔が開設され、
    前記面状導光板のプリズム溝形成側の面と前記配線板又は前記カバーシートとの間には空気層が設けられ、
    前記メタルドームは、前記面状導光板に開設された貫通孔内に収納され、前記面状導光板内を伝搬して前記貫通孔内に放光された前記発光ダイオードの出射光を前記カバーシート側に反射する機能を有していることを特徴とする照光機能付き入力装置。
  2. 前記貫通孔を、傾斜角度が60°〜70°のすり鉢状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の照光機能付き入力装置。
  3. 前記貫通孔の末端部に前記メタルドームの位置決め部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の照光機能付き入力装置。
  4. 前記面状導光板に、前記導光板内を伝搬する光の進路を変更する光路変更部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の照光機能付き入力装置。
  5. 前記面状導光板の側面に、前記発光ダイオードから出射された光を前記面状導光板の側面方向に導く線状導光板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の照光機能付き入力装置。
JP2008515535A 2006-05-12 2007-05-11 照光機能付き入力装置 Withdrawn JPWO2007132781A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134126 2006-05-12
JP2006134126 2006-05-12
PCT/JP2007/059764 WO2007132781A1 (ja) 2006-05-12 2007-05-11 照光機能付き入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2007132781A1 true JPWO2007132781A1 (ja) 2009-09-24

Family

ID=38693874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008515535A Withdrawn JPWO2007132781A1 (ja) 2006-05-12 2007-05-11 照光機能付き入力装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20090073724A1 (ja)
EP (1) EP2031618A1 (ja)
JP (1) JPWO2007132781A1 (ja)
KR (1) KR20090009968A (ja)
CN (1) CN101443868A (ja)
WO (1) WO2007132781A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI329373B (en) * 2007-03-13 2010-08-21 Lite On Technology Corp Light-emitting device and electronic device using the same
JP2008269864A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Sunarrow Ltd 押圧突起を備えたメタルドームシート及び押し釦スイッチ
CN101256911B (zh) * 2008-04-11 2012-06-06 精模电子科技(深圳)有限公司 具有导光板的发光键盘
TWI385691B (zh) * 2009-04-08 2013-02-11 Chicony Electronics Co Ltd Glowing keyboard
US9082566B2 (en) 2010-09-02 2015-07-14 Blackberry Limited Backlighting assembly for a keypad
JP2012059432A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Panasonic Corp プッシュスイッチ
EP2434511B1 (en) * 2010-09-24 2015-09-16 BlackBerry Limited Backlighting apparatus for a keypad assembly
US8431849B2 (en) 2010-09-24 2013-04-30 Research In Motion Limited Backlighting apparatus for a keypad assembly
CN103032766A (zh) * 2012-12-12 2013-04-10 京东方科技集团股份有限公司 一种背光模组以及显示装置
EP3254739B1 (en) 2016-06-10 2020-03-25 Nintendo Co., Ltd. Game controller
JP6677580B2 (ja) * 2016-06-10 2020-04-08 任天堂株式会社 ゲームコントローラ
JP7083226B2 (ja) 2016-06-10 2022-06-10 任天堂株式会社 ゲームコントローラ
JP6893763B2 (ja) 2016-06-10 2021-06-23 任天堂株式会社 ゲームコントローラ
EP3473310B1 (en) 2016-06-10 2020-01-22 Nintendo Co., Ltd. Game controller
JP6782567B2 (ja) 2016-06-10 2020-11-11 任天堂株式会社 ゲームコントローラ

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057022U (ja) * 1983-09-27 1985-04-20 三菱電機株式会社 発光ダイオ−ド付押釦スイツチ
US5136131A (en) * 1985-05-31 1992-08-04 Sharp Kabushiki Kaisha Push-button switch including a sheet provided with a plurality of domed members
JPH0528655Y2 (ja) * 1985-11-09 1993-07-23
JPS63172029U (ja) * 1987-04-28 1988-11-09
JPH08273472A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照光式スイッチユニット
JP3873156B2 (ja) * 1996-11-08 2007-01-24 カシオ計算機株式会社 操作パネル
JPH11134918A (ja) * 1997-03-04 1999-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 線状照明装置
JP2001155586A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Shin Etsu Polymer Co Ltd 押釦スイッチ装置
JP2002287659A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Minolta Co Ltd 表示装置
JP2003187620A (ja) * 2001-12-21 2003-07-04 Alps Electric Co Ltd 面状発光装置およびこれを備えた液晶表示装置
FI20021024A (fi) * 2002-05-30 2003-12-01 Nokia Corp Päällysrakenne näppäimistöä varten
JP2004356028A (ja) 2003-05-30 2004-12-16 Mitsubishi Electric Corp 押釦スイッチ装置
JP2005063887A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Fujitsu Ltd キー照明構造
JP2005268165A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Citizen Electronics Co Ltd 照光式キースイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090009968A (ko) 2009-01-23
US20090073724A1 (en) 2009-03-19
CN101443868A (zh) 2009-05-27
WO2007132781A1 (ja) 2007-11-22
EP2031618A1 (en) 2009-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2007132781A1 (ja) 照光機能付き入力装置
JP6336708B2 (ja) 光導体およびキーボードバックライト
JP4080271B2 (ja) 導光シート及びこれを組み込んだキースイッチ
RU2458382C2 (ru) Клавиатура и узел клавиатуры
US7994445B2 (en) Sheet switch, sheet switch module and panel switch
JPWO2008072577A1 (ja) 照光装置及びこれを備えた照光機能付き入力装置
JPWO2006087863A1 (ja) 面状照明装置
JP2007087749A (ja) シートスイッチ、シートスイッチモジュール及びパネルスイッチ
JP2008060058A (ja) 発光シートモジュール
JP5029572B2 (ja) 導光板、配線モジュールおよび電子機器
US20140226302A1 (en) Luminescent keyboard and light-guide board thereof
JP3130331U (ja) キーパッドの発光組立体
JP2010244508A (ja) 発光キーボード
JP6369353B2 (ja) 導光体および発光装置
JP2008041541A (ja) 操作装置
JP4284212B2 (ja) 照光装置
JP4321923B2 (ja) 面状光源ユニット
JP2016156948A (ja) 導光体および発光装置
JP4000444B2 (ja) 面状照明装置
JPWO2008072666A1 (ja) 照光式入力装置
WO2010021084A1 (ja) キー照明スイッチモジュール
TWI683238B (zh) 鍵盤
JP2603995B2 (ja) 導光パネル
CN216719944U (zh) 发光组件及发光装置
JP4378189B2 (ja) 押しボタン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081111

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090610