JPH11134918A - 線状照明装置 - Google Patents

線状照明装置

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JPH11134918A
JPH11134918A JP10017426A JP1742698A JPH11134918A JP H11134918 A JPH11134918 A JP H11134918A JP 10017426 A JP10017426 A JP 10017426A JP 1742698 A JP1742698 A JP 1742698A JP H11134918 A JPH11134918 A JP H11134918A
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JP
Japan
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light
light guide
lighting device
linear lighting
reflection region
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Application number
JP10017426A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Nakamura
哲朗 中村
Eiichiro Tanaka
栄一郎 田中
Takahiko Murata
隆彦 村田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明効率を落とさずに原稿面の照度のばらつ
きを抑え、光の伝送効率を飛躍的に向上することで低コ
スト化の図れる線状照明装置を提供する。 【解決手段】 透光性を有する導光体1と、前記導光体
1の長手方向の一側表面に三角波面で構成された光屈折
・反射領域2と、前記導光体1の長手方向の一側表面に
設けた光屈折・反射領域2と、前記導光体1の両端部表
面に光源とを備え、多数の三角波面で構成された上記光
屈折・反射領域2を覆うように、該光屈折・反射領域2
上に拡散面8を備えた構成とする。更に、光屈折・反射
領域2と拡散面8との間に、上記導光体1と光学的マッ
チングをとらない空間を設ける構成とする。このことよ
り、照度のばらつきが少なくなり、光の伝送効率が飛躍
的に向上でき、LEDチップの数を飛躍的に減らすこと
ができる結果、低コストを図れる線状照明装置を提供す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光学的画像
読み取り装置において、原稿面を主走査方向に線状に照
明する線状照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の線状照明装置を便宜上、光学的画
像読み取り装置を例にとって説明する。
【0003】近年、光学的画像読み取り装置は、ファク
シミリ、スキャナー、バーコードリーダー等の読み取り
装置として広く使用されており、この種の装置の原稿照
射手段にはLEDチップを線状に配列したLEDアレイ
が使用されている。
【0004】図14は従来の光学的画像読み取り装置の
構造図を示すものである。図14において原稿51は、
原稿照射手段として用いるLEDアレイ52によって照
射されており、該原稿51で反射した光はロッドレンズ
アレイ53によって正立等倍で導かれ、光電変換素子ア
レイ45に入力され、電気信号に変換されるようになっ
ている。
【0005】ここで光電変換素子アレイ54から原稿5
1までの距離は、通常10mm前後であり、ロッドレン
ズアレイ53を構成する各ロッドレンズは、0.6φm
m前後の円柱状である。
【0006】図15は従来のLEDアレイの構成を示し
たものであり、回路導体層を形成した基板61上にLE
Dチップ62を複数個、直線状に並べた構成としてい
る。通常、一つの基板上には、24個〜32個のLED
チップ62が配列されており、LEDチップ62の一個
の長さ寸法は2mm前後で、それぞれのLEDチップ6
2は5mm前後の間隔で配置されている。
【0007】又、特開平6−180009号公報には、
導光体の両端、あるいは一端に光源を配置し、該光源よ
りの光を上記導光体を介して伝搬させる構成の原稿照射
手段が開示されている。この構成では、導光体の長手方
向の一側面に光拡散部、例えば、三角波面を形成し、長
手方向の他側面より線状の光を集中して出射することが
可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿照射手
段は走査方向に線状の光ビームが得られれば足りるが、
上記のLEDアレイを用いる構成では、LEDチップ6
2はそれぞれ副走査方向にも光が拡散するので照射効率
が低くなる欠点がある。又、LEDチップが所定間隔を
設けて配置されているので、原稿面上の照度のばらつき
が生じ、シェ−ディング補正等の処理を必要とするとと
もに、該処理を施したとしても画像読み取り装置自体の
画像の読み取りの性能は低下する。又、原稿面の照度の
ばらつきを抑えようとすると原稿51からLEDアレイ
52までの距離をある程度の距離に保つ必要が生じ、さ
らに数多くのLEDチップを使用することとなり、ユニ
ット自体のサイズも大きく、また、コストアップの要因
となっていた。
【0009】又、上記特開平6−180009号公報に
記載の導光体を透過する光の中上記三角波面に照射され
た光は、該三角波面の外部が導光体より屈折率の低い空
気であるので、導光体内部に全反射して、最終的には他
側面より出射することになる。しかしながら、全ての光
が反射されて導光体内部へ戻るわけではなく、一部の光
は導光体外部へ漏れ、伝送効率を悪くするという欠点が
ある。
【0010】本発明は、LEDアレイの照射効率を落と
さず、原稿面の照度のばらつきを抑えることができる線
状照明装置を提供することを目的とする。又、光出射面
から原稿までの距離を短くしてサイズが小さい線状照明
装置を提供することを目的とする。更に、導光体内部を
伝搬する光が出射面以外から極力外部に漏れないように
して光の伝送効率を飛躍的に向上することができ、LE
Dチップの数を飛躍的に減らすことができる線状照明装
置を提供することを目的とする。また、更に、低コスト
な線状照明装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。まず、本発明
は、透光性を有する導光体1と、上記導光体1の長手方
向の一側表面に設けた光屈折・反射領域2と、上記導光
体1の両端部表面に光源とを備えた線状照明装置を前提
としている。この構成によって、上記光源から放出され
た光は導光体1の内部に入射して、上記光屈折・反射領
域2で屈折または反射し、上記導光体1の上記光屈折・
反射領域2に対向する長手方向の他側面から外部に線状
ビームとして出射することになる。
【0012】上記の線状照明装置において、本発明は、
多数の三角波面で構成された上記光屈折・反射領域2
と、該光屈折・反射領域2を覆うように拡散面8を備え
る構成とする。これによって、導光体1に入射した光の
内、上記光屈折・反射領域2以外の部分に入射した光
は、該導光体1の内面で全反射を繰り返して導光体1の
内部を伝搬し、最終的には光屈折・反射領域2に入射し
て、それに対抗する出射面から線状ビームとして出射す
る。このとき、該光屈折・反射領域2が多数の三角波面
で構成されているので、上記光屈折・反射領域2に入射
した光は鋭角(あるいは鋭角に近い角)に下方向に反射
されて出射面から出射することになり、効率よく出射さ
れることになる。更に、たとえ、上記光屈折・反射領域
2に入射した光が、該光屈折・反射領域2を透過した場
合であっても、該光屈折・反射領域2上に形成された拡
散面8によって、導光体1の内部に戻されるので、高効
率を保った状態で線状のビームを形成することができ
る。
【0013】上記拡散面8は、上記光屈折・反射領域2
と光学的マッチングをとらない空間(例えば空気層)を
隔て配置すると、上記拡散面8に直接入射する光の量が
少なくなり、効率を向上することができる。
【0014】上記導光体1の形状は、両端から中央部に
向かって断面積が次第に小さくなり、中央部において最
小断面積となるようにする。この場合上記導光体1の両
端に光源が配置されることになる。また、上記導光体1
の形状は、一端から他端に向かって断面積が順次小さく
なる形状としてもよい、この場合上記導光体1の一端に
光源を配置し、他端に光終端部38を備える構成とす
る。
【0015】上記導光体1の光を出射する長手方向の他
側面は、上記導光体1の両端面に対して垂直な面である
ことが必要である。これによって、原稿等の光照射面と
該他側面(光出射面)との平行を保つことができる。
【0016】上記導光体1の断面形状は、円、楕円等が
考えられる。断面形状が楕円の導光体1を用いた場合に
は、該楕円の一方の焦点上に光屈折・反射領域2が配置
される構成が望ましい。また、上記導光体1は、径の異
なる2つの円を組み合わせた断面形状形成とすることも
できる。この場合、径の大きい円に光伝搬機能を持た
せ、径の小さい円に光出射機能を持たせるようにする。
【0017】上記光源から出射した光を効率良く導光体
1に導くために、光源と導光体1の間に接続部6が設け
られる。ここで該接続部6は、光源よりの導光体1の両
端部への入射光が、該導光体1の内壁で全反射する条件
を満たす長手方向の長さと径を備えるようにするのが望
ましい。
【0018】上記導光体1の断面積を一端から他端に向
かって小さくする場合、該他端に達した光を処理するた
めの光終端部38が配置される。該光終端部38は、そ
の外周部および端面に外部からの光を遮断するための光
遮光層又は光を拡散する光拡散層又は光を反射する光反
射層を設けた構成とする。
【0019】上記光源は、凹反射面5に形成され回路基
板上に発光ダイオードを配置する構成とする。上記発光
ダイオードと上記導光体1もしくは接続部6は、上記導
光体1と同じ屈折率を持つ透明樹脂であり、かつ上記発
光ダイオードと上記導光体1は光学的マッチングをとっ
て接続される。
【0020】
【実施の形態】
(第1の実施形態)以下本発明の第1の実施の形態の線
状照明装置について、図面を参照しながら説明する。
【0021】図1(a)は、本発明の第1の実施の形態
に係る線状照明装置の側面断面図であり、図1(b)
は、本発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置の平
面図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
線状照明装置のA−A’面の断面図である。図3は、本
発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置の光屈折・
反射領域及び/又は拡散面の概略図であり、図4は、本
発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置の導光体部
分のみを拡大した図である。図5は、本発明の第1の実
施の形態に係る線状照明装置の光屈折・反射領域を拡大
した図であり、図6は、本発明の第1の実施の形態に係
る線状照明装置の光源部を拡大した側面図である。又、
図7、図8は、本発明の第1の実施の形態における線状
照明装置の導光体部分の断面図である。
【0022】本発明に用いる導光体の断面形状は図3、
図7、図8に示すように円形、楕円形又は2つの円を組
み合わせた形状が考えられるが以下図3に示す円形であ
る場合を例に説明する。
【0023】図1(a)、(b)に示すように、導光体
1は透光性を有する材料より成り、両端面から中央部に
向かって断面の円の径が小さくなる構成として、該導光
体1の長手方向の一側表面には多数の三角波面から成る
光屈折・反射領域2が設けられる。上記導光体1の両端
部には後述する接続部6を介して光源部を構成する凹面
状の回路基板3が配置され、該回路基板3の中央部に発
光ダイオード(LED)素子4が配置される。又、上記
光屈折・反射領域2を覆うように、該光屈折・反射領域
2と光学的マッチングをしない空間(例えば空気層)を
隔てて、拡散効果の強い白色樹脂のシートや反射効果の
強いアルミシートよりなる拡散面8が備えられる。更
に、導光体1の両端面には、拡散層7を外周部に備える
とともに、断面の形状が円形でかつ導光体1の径と同じ
か又はそれより小さい接続部6が設けられている。
【0024】上記導光体1は、原稿面に照射するときの
原稿面上の各部の照度の均一性を保つ必要上、両端部よ
り中央部に向かうに従い断面積が小さくなる形状となっ
ており、中央部において最小となる。すなわち、導光体
1を透過する光量は後述するように両端の光源から遠く
なるに従って少なくなるので、その径も光量に対応して
小さくすると原稿面への照射強度が原稿面上の各部で均
一となる。このような構成において、導光体1の両端の
発光ダイオ−ド素子4より導光体1の端面に対して、光
が入射すると、該光は、後に詳しく説明するように導光
体1内で全反射を繰り返して中央部に向かうとともに上
記光屈折・反射領域2に対向する直線上の出射面より出
射されることになる。
【0025】尚、上記接続部6の外周に形成された拡散
層7は例えば透明シリコン樹脂とTiO2 の混合体を塗
布することでもよいし、あるいは、白色樹脂で作製した
キャップを差し込んだ構成としてもよい。また、上記導
光体1及び光屈折・反射領域2を構成する多数の三角波
面及び接続部6を透明樹脂を用いてインジェクション成
形により一体成形するのが好ましい。
【0026】上記回路基板3は、所定の厚みのAl基板
上に絶縁層を100μm程度形成し、その絶縁層の表面
の全面に銅箔(厚み35〜70μm)を貼り、その銅箔
をエッチングにより削除し回路を形成する。この回路上
のみにAu(又はAg)を0.3μm程度電解(または
無電解)メッキにより形成し、つぎに、凸金型を用いた
スタンピング法により、凹反射面5が形成される。
【0027】上記凹反射面5の形状としては逆円錐台型
が効率よく、これにより該回路基板3の中央部に配置さ
れた発光ダイオード(LED)素子4からの光を前方へ
(すなわち、導光体1の端面方向へ)、しかも必要な角
度分布で放射することができる。次に、ダイマウンター
を用いて、発光ダイオード(LED)素子4を回路基板
3上の凹反射面5の逆円錐台の底面上に実装する。
【0028】発光ダイオード(LED)素子4は、モノ
クロ画像読み取り用としてはGaP又は高輝度のものが
必要な場合には、例えば4元系のAlGaInP等の緑
色のベアチップを用いる。純赤色LED(例えばGaA
lAs)素子、純緑色LED(例えばGaN)素子、純
青色LED(例えばGaN)素子を線状照明装置に各1
素子づつ実装して、赤、緑、青と順次点灯することによ
り光源切り替え型のカラー画像読み取り線状照明装置も
実現できる。
【0029】上記導光体1の断面は、図2に示すように
円形の形状でありその端面の径は例えば5mm程度であ
り、上記光屈折・反射領域2に対向する直線上の出射面
に光を収束させるため、一部が長手方向に凹溝状に部分
的に切除され、該切除部に上記光屈折・反射領域2が設
けられている。更に、上記したように該光屈折・反射領
域2上に、該光屈折・反射領域2と光学的マッチングを
しない空間を隔て、拡散面8が設けられる構成となって
いる。上記接続部6の径は、導光体1の径と同じか又は
少し小さい程度例えば2〜5mmの範囲で設定され実際
は3.2mm程度で設定されている。
【0030】上記光屈折・反射領域2は、基本的には図
1(b)に示すように、導光体1の長手方向に同一幅で
形成されているが、導光体1を伝搬する光の量が中央部
程少なくなるところから、図3(a)で示すように、上
記光屈折・反射領域2は、出射強度の均一性を保つため
に、導光体1の両端面から中央部に向かっていくに従っ
て、光屈折・反射領域2の幅を次第に大きくする構成に
しても良いし、又、図3(b)に示すように、長手方向
に一定長さで一定幅の光屈折・反射領域2を間欠的に配
置して、出射強度の均一性を保ってもよいし、又、図3
(d)に示すように、上記間欠部分の長さを中央部にな
る程小さくしてもよい。更に、図3(c)に示すよう
に、光屈折・反射領域2を長手方向に間欠的な配置にし
て、かつ導光体1の両端面から中央部に向かっていくに
従い光屈折・反射領域2の幅を次第に大きくする構成に
してもよい。
【0031】尚、上記したように光屈折・反射領域2
は、上記拡散面8により覆われており、上記拡散面8は
上記光屈折・反射領域2と同じ形状とするのが好ましい
が、光出射面を除いた導光体1を覆う構成にしてもよ
い。
【0032】上記したように接続部6、光屈折・反射領
域2は、導光体1の材料と同じ透明樹脂材料でインジェ
クション成形されるが、このときの材料の屈折率を例え
ば約1.5程度とすると、光の伝送効率が向上する。ま
た、この透明樹脂としては、エポキシ系や変性アクリレ
ート系のUV硬化型樹脂であって、例えば、透光性、耐
熱性、インジェクション成形時の樹脂の流れ性を考慮す
ると、耐熱アクリル、ポリカーボネイト、非晶質ポリオ
レフィン等を用いるのが好ましい。
【0033】又、図4に示すように、導光体1の内部を
通過する光を全反射するように、導光体1の長さLの範
囲が50mm〜300mm、入射側導光体の径R1及び
先端導光体の径R2の範囲が0.3<R2/R1<0.
7であれば光出射面から主走査方向に光強度が均一な線
状ビ−ムの光を出射することができる。
【0034】本実施の形態では、特に導光体1は長さL
が例えば115mm、両端面の径R1が例えば5mm、
中央部の径R2が例えば2.7mm程度に形成され、導
光体1の内部を通過する光を全反射することが可能とな
り、これによって光強度が均一な線状ビ−ムを得ること
ができる。
【0035】図5に示すように、三角波面の形状は、三
角波面の先端角度θが60°〜120°、三角波面のピ
ッチPが30μm〜500μmの範囲内であればどのよ
うな形状でもよく、本発明では、ピッチが例えば300
μm、先端角度が例えば90°としている。
【0036】上記構成において、図6に示すように、光
源より出射した光の一部は直接、また他の一部は一旦上
記凹反射面5に入射して反射された後、導光体1に入射
することになる。
【0037】このように、導光体1に入射した光の中、
長手方向xのみの光成分b1は接続部6に入射した後、
導光体1の内部を真直する。これに対し、上記長手方向
に垂直な方向yの成分を持つ光成分の中、接続部6を介
して直接導光体1に入射した光(例えばb3)は、大部
分導光体1の側面で全反射されて、光屈折・反射領域2
にいずれ到達する。そして、この光成分b3は光屈折・
反射領域2の三角波面において屈折されることにより、
下方に向けて急激に角度を曲げられ、導光体1の内部を
介して光出射面(他側面)から下方へと出射されて原稿
面を照射する。また、光屈折・反射領域2での屈折によ
り、光屈折・反射領域2の上部へ抜けてしまう光成分b
4は、該光屈折・反射領域2と光学的マッチングをしな
い空間を介し、拡散面8に入射し、該拡散面8において
拡散され、再度、光屈折・反射領域2を介して導光体1
に入射し、導光体1の光出射面から下方へと出射され原
稿面51を照射する。
【0038】上記において、直接導光体1へ入射した殆
ど全ての光が導光体1の側面で全反射するように、接続
部6の直径をD、長さをL、接続部6及び導光体1の屈
折率をnLGとした時、 L>(D/2)tan(sin-1(1/nLG)) ・・・(1) となる条件式(1)を満たすように各々ディメンジョンは
決定されている。
【0039】なお、接続部6に入射した光のうち接続部
6の側面側に到達する光成分b2は、一旦、拡散層7に
より拡散され、その大部分を導光体1に入射できるよう
にしている。もしこの拡散層7がなければ、光は接続部
6の側面から直接外側へ出射され、接続部6の直下に存
在する原稿面の照度が部分的に著しく高くなり照度ばら
つきが大きくなる。又、当該接続部6の外周に設けた拡
散層7は反射層でも良く、拡散層と同じ効果が得られ
る。更に、拡散層の代わりに外部からの光を遮断するた
めの遮光層を設けてもよい。ただし、この場合は、上記
した光成分b2が、遮光層で吸収され、その結果、拡散
層、反射層を設けた場合に比べ、照度ばらつきはなくな
るが、照射効率は悪くなる。
【0040】このように接続部6の拡散層7より導光体
1へ入射した光の成分b2は、上記光成分b3、b4と同
様に導光体1内を伝搬し、光ビームとして出射される。
上記のようなメカニズムに基づいて線状光ビームを形成
するA4サイズ用の線状照明装置についてその特性を評
価すると以下のようになる。
【0041】LED素子(GaP、λ=565nm)の
数が4素子の場合では、原稿面照度400lx.、照度
のばらつき(線状照明装置の光出射面と原稿面との間隔
1.1mmで測定)約10%を実現した。従来の線状照
明装置と比較すると、LED素子数を約1/8に削減す
ることができた。また、従来、光源から原稿面51まで
の距離が、約8〜10mm程度必要であったのが、本実
施の形態では上記光出射面から原稿までの距離を1.5
mm以内に近ずけても、照度のばらつきを許容限度内
(10%)に抑えることができた。これにより、60%
の低コスト化を実現でき、画像読み取り装置自体のサイ
ズを約半分にすることができた。
【0042】なお、上記光屈折・反射領域2と拡散面8
の間に形成された空間は、導光体1より屈折率の小さい
物質(例えば空気層)で形成することによって、光屈折
・反射領域2での全反射を助長することになり、該拡散
面8が、光屈折・反射領域2上に直接形成された場合に
比べて著しく効果を高めることができる。
【0043】以上のように、第1の実施の形態に係る線
状照明装置は、原稿面への照射効率が高く、照度のばら
つきを小さくすることができるため、低コスト、高品
質、高分解能で画像を読み取れる、小型でかつ軽量の光
学的画像読み取り装置を実現することが可能となる。
【0044】(変形例1)次に、図7に示すように、導
光体1のA−A’断面で切断した断面の形状を、楕円と
してもよい。楕円15の長径は例えば6mm,短径は例
えば3mmで構成した。この場合、導光体1の一部を、
楕円15の長径に垂直であり、2つの焦点14の内の1
つを通る切断線に沿って削除し、該切断線が形成する面
上に光屈折・反射領域2を配置する構成としている。な
お、接続部6は、導光体1の短径と同じか、それより若
干小さく例えば2〜3mmの範囲で形成され、光源部よ
りの光を導光体1に導く構成としている。
【0045】上記のような構成にすると、光屈折・反射
領域2において屈折・反射された光が、導光体1の内側
面で全反射し、出射する光の線幅が絞られることとな
り、原稿面に照射する光の照度が、断面の形状が円の時
と比べ、1.5倍となる。特に、楕円の2つの焦点のう
ちの一方の焦点の位置に光屈折・反射領域2を配置した
場合、該一方の焦点から発射した光は楕円の他方の焦点
に一旦収束しあるいは直接楕円外部に形成される焦点に
収束するので更に、伝送効率を良くすることができる。
【0046】このように、導光体1の断面の形状を楕円
とすることで、原稿面への照射効率が高くなり、照度ば
らつきが小さくなるため、低コスト、高品質、高分解能
で画像を読み取れる、小型でかつ軽量の光学的画像読み
取り装置を提供することが可能となる。さらに、原稿面
に出射する光の線幅が絞られることとなり、断面が円の
場合に比べ、照射する光の照度を強めることができる。
【0047】(変形例2)また、図8に示すように、導
光体1をA−A’面で切断した断面の形状を、2つの半
径の異なる円24、25と該2つの円に接する直線より
構成される形状にしてもよい。すなわち、上記2つの円
24、25は、光源からの光を伝搬する第一の円24
と、原稿面へ光が出射するレンズ機能を備えた第二の円
25とからなる。更に、上記第一の円24に、光屈折・
反射領域2が長手方向の一側面に形成され、拡散面8が
光屈折・反射領域2及び第二の円25の一部を覆うよう
に備えられる。なお、この時の第一の円24、第二の円
25の径寸法は、例えばそれぞれ5mm(最大)、3m
mとなっているが、この寸法に限定されるものではな
い。
【0048】この時、上記各例と同様、中央部にいくに
従って第一の円24、第二の円25の断面積を小さくし
てもよいが、中央部程導光体1を伝搬する光量が少なく
なることを考慮すると、第一の円24の断面積のみを中
央部に向かうに従って、小さくするのが好ましい。一
方、第二の円25は、導光体1の長手方向のいずれの断
面においても断面積は同じとなるように形成されてい
る。更に、上記第一の円24の端部と光源部とが接続部
6を介し接続される構成となっており、接続部6の径
は、第一の円24の径と同じ例えば5mmか、それより
若干小さい径に設定されている。
【0049】上記のような構成にすると、断面の形状が
円の時と比べ、光屈折・反射領域2において屈折・反射
された光が、導光体1の側面ですべて全反射し、第二の
円25の外側であって2つの円24、25の中心を結ぶ
直線の延長上に収束するため、出射する光の線幅が絞ら
れることとなり、原稿面に照射する光の照度が導光体1
の断面形状が円である場合の1.5倍となる。
【0050】上記のように、光屈折・反射領域側の第一
の円24の半径が、光出射側の第二の円25の半径より
大きくなることと導光体1の断面の形状が、第一の円2
4と第二の円25とが外形線L1,L2に接するように
構成すると、光出射面以外の箇所から光が漏れることが
少なく、光の伝送効率を最も向上させることができる。
また上記光出射側の第二の円25の半径を変えること
で、原稿面に照射する光の線幅や焦点距離を自由に変え
ることが可能となる。
【0051】この場合における線状照明装置の特性を評
価すれば、LED素子の数が4素子の場合では、原稿面
に照射する光の照度は、1000lx.で、照度のばら
つきも10%(光出射面と原稿面との間隔1.1mmで
測定)を実現できた。従来の線状照明装置と比較する
と、LED素子数を約1/8に削減することができ、光
源から原稿面までの距離は、従来約8〜10mm程度必
要であったのが、本発明では上記光出射面から原稿まで
の距離を1.5mm以内に近ずけても照度のばらつきを
許容限度内(10%)に抑えることが可能となる。これ
により、75%の低コスト化を実現でき、画像読み取り
装置自体のサイズを約半分にすることができた。又、カ
ラー画像の場合では、原稿面照度が赤、緑、青色素子と
も2000lx.照度のばらつき10%以下を確保でき
た。
【0052】このように、導光体1の断面の形状を2つ
の半径の異なる円と該2つの円に接する直線で構成する
ことで、原稿面への照射効率が高くなり、照度ばらつき
が小さくなるため、低コスト、高品質、高分解能で画像
を読み取れ、かつ小型で軽量な光学的画像読み取り装置
を提供することが可能となる。さらに、原稿面に出射す
る光の線幅が絞られることとなり、断面形状が円の場合
に比べ、原稿面に照射する光の照度を強めることができ
る。また、光の線幅や焦点距離を自由にかえることも可
能となる。
【0053】(第2の実施形態)以下本発明の第2の実
施の形態の線状照明装置について、図面を参照しながら
説明する。
【0054】図9(a)は、本発明の第2の実施の形態
に係る線状照明装置の側面断面図であり、図9(b)
は、本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装置の平
面図である。図10は、本発明の第2の実施の形態に係
る線状照明装置のB−B’面の断面図であり、図11
は、本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装置の光
屈折・反射領域及び/又は拡散面の概略図である。図1
2は、本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装置の
導光体部分のみを拡大した図である。図13は、本発明
の第2の実施の形態に係る線状照明装置の光終端部の側
面を拡大した断面図である。
【0055】図9に示すように導光体1の一端に光源を
配置し、他端は光終端部としている。以下、本実施の形
態では、第1の実施の形態と異なる構成についてのみ主
に詳しく説明する。
【0056】導光体1は一端から他端に進むにつれ、導
光体1の断面の断面積が小さくなり、他端において最小
となる。また、導光体1の他端には光終端部38が形成
され、その外周部に光拡散層39が、また、端面に光反
射層40が設けられている。又、導光体1を透過する光
量は、光源から他端に向かうに従つつ少なくなるので、
上記第1の実施の形態で用いた光源に代えて光拡散層3
9及び光反射層40を設ける構成としても原稿面への照
射強度の均一性を確保することができる。他の部分につ
いては、第1の実施の形態と同じ構成であり、説明を省
略する。なお、同一部分には同一番号を記して説明す
る。
【0057】上記光終端部38は、導光体1と同じ透明
樹脂からできており、導光体1、接続部6及び多数の三
角波面で構成される光屈折・反射領域2と一体でインジ
ェクション成形することが好ましい。又、光終端部38
の外周部分に形成された光拡散層39は、拡散層7と同
様に透明シリコン樹脂にTiO2を混ぜ合わせた拡散材
を塗布して形成される。この光拡散層39は、白色樹脂
で作製したキャップを差し込んで作製してもよい。更
に、光終端部38の端面に形成された光反射層40は、
光終端部38にAlを蒸着またはディッピングあるいは
Al箔を透明接着剤で貼り付けることにより形成され
る。
【0058】次に、図10に示すように、導光体1の断
面の形状も第1の実施の形態と同様、導光体1の一部が
凹溝状に切除され、該切除部に光屈折・反射領域2が設
け、更に該光屈折・反射領域2上に、該光屈折・反射領
域2と光学的マッチングをしない空間を隔てて拡散面8
が設けられる構成としている。
【0059】上記光屈折・反射領域2は、第1の実施の
形態と同様、基本的には図9(a)に示すように長手方
向に同じ幅で形成されるが、導光体1を伝搬する光の量
が他端程少なくなることから、図11(a)に示すよう
に、出射強度の均一性を保つために導光体1の一端から
他端に向かっていくに従って、光屈折・反射領域2の幅
を次第に大きくする構成にしてもよいし、更に図11
(c)に示すように、この状態で光屈折・反射領域2を
間欠的に配置してもよい。又、図11(b)に示すよう
に、長手方向に同じ幅、かつ長手方向に一定長さの光屈
折・反射領域2が一定の間欠性を持って配置される構成
としてもよいし、更に、図11(d)に示すように一端
から他端に向かうに従い上記間欠幅を徐々に小さくした
構成としてもよい。
【0060】尚、上記光屈折・反射領域2は、上記拡散
面8により覆われており、上記拡散面8は、第1の実施
の形態と同様、上記光屈折・反射領域2と同じ形状、あ
るいはそれよりも大きい形状、例えば、光出射面を除い
た導光体1の全面お覆う形状とするのが好ましい。
【0061】本実施の形態では、図12に示すように、
導光体1は一端の径R1が例えば5mm、他端の径R2
が例えば2mm、長さLが例えば230mm程度の寸法
であり、この寸法で高い効率の線状ビームを出射するこ
とができた。
【0062】第1の実施の形態と同様に、LED素子に
赤色、緑色、青色素子を用いて、それぞれ1素子ずつ実
装し、カラ−画像読み取り装置の線状照明装置も実現で
きる。
【0063】以上のように構成された線状照明装置につ
いて、以下その動作を説明する。なお、光源5から出射
された光の成分のうち、途中で出射される光の伝搬経路
についてはすでに説明した通りであるので光終端部38
に達した光の出射経路に関しての説明のみ行うこととす
る。
【0064】図13に示すように、発光ダイオード(L
ED)素子4から放出された光のうち、導光体1、光屈
折・反射領域2、拡散面8で反射、屈折及び拡散した光
の成分C1が、導光体1から光終端部38に入射すると
光反射層40で反射する。このように光反射層40で反
射した光が、改めて導光体1の内部に入射すると、光屈
折・反射領域2において屈折して急激に下方に向けて進
む。その後、導光体1の下方の側面から出射して、原稿
面を照射する。
【0065】また、導光体1から光終端部38に入射し
てきた光の成分C2が、光反射層40に到達せずに、光
拡散面39に達した場合には、光拡散層39によって拡
散して、そのまま、導光体1へ再度入射したり、対向す
る光の拡散層39に入射してここで再び拡散したり、あ
るいは光反射層40で反射して導光体1へ再度入射して
導光体1の下方の側面から出射し、原稿面を照射する。
【0066】つまり、導光体1に入射した光のうち全反
射を繰り返して光終端部38まで到達した光成分C1
2は、光反射層40で再度全反射されて導光体1にも
どり再利用されるか、または光拡散層39で拡散される
ことで再利用されて、損失なく原稿面の照射に利用され
る。
【0067】なお、接続部6の外周部に備えられた拡散
層7と同様、光拡散層39に代えて光反射層、又は光遮
光層を用いても上記した作用と同じ効果が得られる。光
遮光層を用いると該光終端部38に到達した光を無視す
ることになるが、光源よりの光は、光出射面より、出射
しているので光終端部38に達する光量は無視しても全
体に大きな影響を与えない。又、光反射層40に代え
て、光拡散層、光遮光層を用いても前述したような同じ
効果が得られる。
【0068】上記のようなメカニズムに基づいて線状ビ
ームを形成するA4サイズ用の線状照明装置についてそ
の特性を評価すれば、LED素子(GaP、λ=565
nm)数を3素子とし、出射面と原稿面との距離を1.
1mmにした場合であっても、原稿面照度は370l
x.、照度のばらつきは約10%を実現した。これを従
来のLEDアレイと比較すると、LED素子数を約1/
10に削減することができる。また、線状照明装置の光
源から原稿面51までの距離は、従来LEDアレイが約
8〜10mm程度必要であったのが、本実施の形態に係
る線状照明装置では上記光出射面と原稿の距離を1.5
mm以内に近ずけても照度のばらつきを許容限度内(1
0%)に抑えることができた。これにより、65%の低
コスト化を実現できると共に、本実施の形態に係る線状
照明装置を搭載した画像読み取り装置ではそのサイズを
約半分にすることができた。
【0069】なお、本実施の形態においても、上記光屈
折・反射領域2と拡散面8との間に形成された空間を、
導光体1より屈折率の小さい物質で形成することによ
り、光屈折・反射領域2の反射効率を高めることができ
る。
【0070】以上のように、第2の実施の形態に係る線
状照明装置は、原稿面への照射効率が高く、照度ばらつ
きを小さくすることができるため、低コスト、高品質、
高分解能で画像を読み取れる、小型でかつ軽量の光学的
画像読み取り装置を実現することが可能となる。
【0071】(変形例1)さらに、図7に示すように、
第1の実施形態と同様、導光体1を図7のB−B’面で
切断した断面形状を楕円にしてもよい。この場合、断面
の形状が円の時に比べ、照射する光が楕円の長径の延長
線上に収束するため、原稿面を照射する線幅が絞られ、
原稿面に照射する光の照度が1.5倍となる。
【0072】また、楕円の2つの焦点のうち1方の焦点
の位置に光屈折・反射領域2を配置した場合が、光の収
束率が最も良く、光の伝送効率を良くすることができ
る。なお、上記の説明では光学的マッチングをしない拡
散面8は、光屈折・反射領域2と空間を介して形成され
たが、第1の実施の形態と同様、光屈折・反射領域2上
に直接形成されても同じ効果が得られる。
【0073】以上のように、第2の実施の形態に係る線
状照明装置は、原稿面への照射効率が高く、照度ばらつ
きを小さくすることができるため、低コスト、高品質、
高分解能で画像を読み取れる、小型でかつ軽量の光学的
画像読み取り装置を実現することが可能となる。さら
に、原稿面に出射する光の線幅が絞られることとなり、
断面形状が円の場合に比べ、照射する光の照度を強める
ことができる。
【0074】(変形例2)また、図8に示すように、導
光体1の断面の形状を2つの半径の異なる円と該2つの
円に接する直線から構成してもよい。光を伝搬する第一
の円24の半径を、光が出射する第二の円25の半径よ
りも大きくし、導光体1の断面の形状が、第一の円24
と第二の円25及び、該第一の円24と第二の円25の
接線L1,L2とより構成することが、光源よりの入射
光を全反射するのに最適な条件であり、これによって伝
送効率を向上することができる。
【0075】本実施の形態では、第一の円24は導光体
1の断面積が一端から他端に向かうに従い小さくなって
おり、一方、第二の円25は、長手方向のいずれの部分
であても断面積が同じとなるように構成されている。第
1の実施の形態と同様に、第一の円24、第二の円25
の径寸法は、例えばそれぞれ最大5mm、3mmとなっ
ているが、この寸法に限定されるものではない。接続部
6の径は、第一の円24の径と等しい(例えば5mm)
径か、あるいはそれよりも小さい(例えば2mm)径で
形成され、第一の円24と接続されている。
【0076】上記のような構成にすると、光屈折・反射
領域2において屈折・反射された光が、導光体1の内部
で全反射し、小さい円25の外側であって2つの円2
4、25の中心を結ぶ直線の延長上に収束するため、出
射する光の線幅が絞られ、原稿面に照射する光の照度が
1.5倍となる。
【0077】また、第二の円25の半径を変えることに
より、原稿に照射する光の線幅や焦点距離を自由に変え
ることができる。その結果、最適な伝送効率の図れる線
状照明装置を提供できる。
【0078】LED素子数を2素子とし,光出射面から
原稿面までの距離を1.1mmにした場合であっても、
原稿面に照射する光の照度は、600lx.で、照度の
ばらつきは10%を実現できた。従来の線状照明装置と
比較すると、LED素子数を約1/10削減することが
でき、従来は光源と原稿面の距離は、従来約8〜10m
m程度必要であったのが、本実施の形態の場合、光出射
面から原稿迄の距離を1.5mm以内に近ずけても照度
のばらつきを許容限度内(10%)に抑えることが可能
となる。これにより、80%の低コスト化を実現でき、
画像読み取り装置自体のサイズを約半分にすることがで
きた。一方、カラー画像の場合では、原稿面照度が赤、
緑、青色素子とも1200lx.照度ばらつき10%以
下を確保できた。
【0079】以上のように、第2の実施の形態に係る線
状照明装置は、原稿面への照射効率が高く、照度ばらつ
きを小さくすることができるため、低コスト、高品質、
高分解能で画像を読み取れる、小型でかつ軽量の光学的
画像読み取り装置を実現することが可能となる。さら
に、原稿面に出射する光の線幅が絞られることとなり、
断面形状が円の場合に比べ、原稿面に照射する光の照度
を強めることができる。また、光の線幅や焦点距離を自
由にかえることも可能となる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、三角波面
で構成された光屈折・反射領域の上部に該光屈折・反射
領域を覆うと共に、光を拡散する拡散面とを備えている
ので、該光屈折・反射領域において照射された光は、外
部に漏れることなく導光体の長手方向の他側面より出射
することとなり、伝送効率を向上させることができる。
特に、上記光屈折・反射領域と上記拡散面との間に、上
記導光体との光マッチングをとらない空間を形成するこ
とによって、その効果を更に高めることができる。
【0081】又、上記導光体の両端に光源を配置すると
ともに、該導光体の断面積を両端面から中央部に向かう
に従い、断面積を小さくする構成とすることによって、
導光体が光量に応じた断面積となり、更に効率を上げる
ことができる。上記導光体の一端に光源を配置した場合
は、該導光体の一端から他端に向かうに従って該導光体
の断面積を小さくすることによって、上記と同様の効果
を上げることができることになる。
【0082】上記導光体の断面形状が種々の形状とする
ことができるが、楕円あるいは2つの半径の異なる円と
当該2つの円の接線とからなる構成とすることにより、
原稿面へ照射する効率が高く、照度のばらつきが小さい
線状照明装置が可能となる。又、線状照明装置と原稿面
との間隔を短くできるので、低コスト、高品質及び高分
解能で画像を読み取れる小型でかつ軽量の光学的画像読
み取り装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置
の側面の断面図及び平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る線状照明装置の
A−A’断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置
の光屈折・反射領域及び/又は拡散面の概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置
の導光体部分のみを示した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置
の光屈折・反射領域の拡大図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る線状照明装置
の光源部の拡大図である。
【図7】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る線状
照明装置のA−A’断面図である。
【図8】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る線状
照明装置のA−A’断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装置
の側面の断面図及び平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装
置のB−B’断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装
置の光屈折・反射領域及び/又は拡散面の概略図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装
置の導光体部分のみを示した図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る線状照明装
置の光終端部の拡大図である。
【図14】従来の光学的画像読み取り装置の構成図であ
る。
【図15】従来の線状照明装置のLEDアレイ部分のみ
の構成図である。
【符号の説明】
1 導光体 2 光屈折・反射領域 3 回路基板 4 発光ダイオード(LED)素子 5 凹反射面 6 接続部 7 光拡散層 8 拡散面 14 楕円の焦点 15 楕円 24 第一の円 25 第二の円 38 光終端部 39 光拡散層 40 光反射層 52 LEDアレイ 53 ロッドレンズアレイ 54 光電変換素子アレイ 61 基板 62 LEDチップ

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する導光体と、前記導光体の
    長手方向の一側表面に設けた光屈折・反射領域と、前記
    導光体の両端部表面に光源とを備え、前記光源から放出
    された光を導光体内部に入射させ、前記光屈折・反射領
    域で屈折または反射した光を、前記導光体の前記光屈折
    ・反射領域に対向する長手方向の他側面から外部に線状
    ビームとして出射する線状照明装置において、 多数の三角波面で構成された前記光屈折・反射領域と、 前記該光屈折・反射領域を覆う拡散面とを備えたことを
    特徴とする線状照明装置。
  2. 【請求項2】 前記拡散面は、前記光屈折・反射領域と
    光学的マッチングをとらない空間を隔てて備えられた請
    求項1に記載の線状照明装置。
  3. 【請求項3】 前記導光体は、両端から長手方向中央部
    に向かって断面積が次第に小さくなり、中央部において
    最小断面積となる請求項1又は2に記載の線状照明装
    置。
  4. 【請求項4】 前記導光体の端面に平行な断面の形状が
    長手方向のいずれの位置においても相似である請求項1
    〜3のいずれかに記載の線状照明装置。
  5. 【請求項5】 前記導光体の光を出射する長手方向の他
    側面が前記導光体の両端面に対して垂直な面である請求
    項4記載の線状照明装置。
  6. 【請求項6】 前記導光体の光を出射する長手方向の他
    側面が前記光屈折・反射領域に対向した直線状である請
    求項5に記載の線状照明装置。
  7. 【請求項7】 前記導光体の端面に平行な断面の形状が
    実質的に円である請求項6に記載の線状照明装置。
  8. 【請求項8】 前記導光体の端面に平行な断面の形状が
    実質的に楕円である請求項6に記載の線状照明装置。
  9. 【請求項9】 前記導光体の端面に平行な断面の形状が
    楕円の長径に垂直であるとともに、2つの焦点の内の1
    つを通る切断線で切った形状である請求項6に記載の線
    状照明装置。
  10. 【請求項10】 前記切断線によって長手方向に形成さ
    れる面上に前記光屈折・反射領域を設けた請求項9に記
    載の線状照明装置。
  11. 【請求項11】 前記導光体の断面の形状が、2つの半
    径の異なる円の一部と、該2つの円の接線より構成され
    る形状である請求項6に記載の線状照明装置。
  12. 【請求項12】 前記2つの円は、前記光屈折・反射領
    域が設けられる第一の円と光が出射する第二の円とから
    なり、前記第一の円は前記導光体の両端から長手方向中
    央部に向かうに従って断面積が小さくなり、また前記第
    二の円は前記導光体の長手方向のいずれの断面において
    も断面積が同じとなる請求項11に記載の線状照明装
    置。
  13. 【請求項13】 前記導光体の長手方向の一側表面に凹
    溝を形成し、前記光屈折・反射領域が該凹溝の底面に形
    成される請求項7〜12のいずれかに記載の線状照明装
    置。
  14. 【請求項14】 前記導光体と前記光源との間を接続す
    るための接続部を設ける請求項13に記載の線状照明装
    置。
  15. 【請求項15】 前記接続部の前記導光体の端面に平行
    な断面の形状は円形である請求項14に記載の線状照明
    装置。
  16. 【請求項16】 前記接続部は、光源よりの導光体両端
    部への入射光が、該導光体外壁で全反射する条件を満た
    す長手方向の長さと径を備える請求項14又は15に記
    載の線状照明装置。
  17. 【請求項17】 前記接続部の外周部分に外部からの光
    を遮断するための遮光層を設けた請求項14〜16のい
    ずれかに記載の線状照明装置。
  18. 【請求項18】 前記接続部の外周部分に光を拡散する
    拡散層を設けた請求項14〜16のいずれかに記載の線
    状照明装置。
  19. 【請求項19】 前記接続部の外周部分に光を反射する
    反射層を設けた請求項14〜16のいずれかに記載の線
    状照明装置。
  20. 【請求項20】 前記光屈折・反射領域及び/又は前記
    拡散面を前記導光体の長手方向の一側表面に所定のパタ
    −ンで形成する請求項13に記載の線状照明装置。
  21. 【請求項21】 前記所定のパターンは、前記光屈折・
    反射領域及び/又は前記拡散面の幅が前記導光体の長手
    方向全体に渡って一定である請求項20に記載の線状照
    明装置。
  22. 【請求項22】 前記所定のパターンは、長手方向に一
    定長さの前記光屈折・反射領域及び/又は前記拡散面が
    一定の間欠性を持って配置される請求項21に記載の線
    状照明装置。
  23. 【請求項23】 前記所定のパターンは、長手方向に一
    定長さの前記光屈折・反射領域及び/又は前記拡散面が
    前記導光体の両端部から中央部に向かっていくに従い間
    欠幅が狭くなる請求項21に記載の線状照明装置。
  24. 【請求項24】 前記所定のパターンは、前記光屈折・
    反射領域及び/又は前記拡散面の幅が前記導光体の両端
    面から中央部に向かっていくに従い広くなる請求項20
    に記載の線状照明装置。
  25. 【請求項25】 前記所定のパターンは、長手方向に一
    定長さの前記光屈折・反射領域及び/又は前記拡散面が
    一定の間欠性を持って配置される請求項24に記載の線
    状照明装置。
  26. 【請求項26】 透光性を有する導光体と、前記導光体
    の長手方向の一側表面に設けた光屈折・反射領域と、前
    記導光体の一端部表面に光源とを備え、前記光源から放
    出された光を前記導光体内部に入射させ、前記光屈折・
    反射領域で屈折または反射した光を、前記導光体の前記
    光屈折・反射領域に対向する長手方向の他側面から外部
    に線状ビームとして出射する線状照明装置において、 多数の三角波面で構成された前記光屈折・反射領域と、 前記光屈折・反射領域を覆う拡散面とを備えたことを特
    徴とする線状照明装置。
  27. 【請求項27】 前記拡散面は、前記光屈折・反射領域
    と光学的マッチングをとらない空間を隔てて備えられた
    請求項26に記載の線状照明装置。
  28. 【請求項28】 前記導光体は、前記光源が配置された
    一端面から長手方向に他端面に向かうに従い前記導光体
    の断面の断面積が次第に小さくなる請求項26又は27
    に記載の線状照明装置。
  29. 【請求項29】 前記導光体の端面に平行な断面の形状
    が長手方向のいずれの位置においても相似である請求項
    26〜28のいずれかに記載の線状照明装置。
  30. 【請求項30】 前記導光体の光が出射する長手方向の
    他側面が前記光源が配置された前記導光体の一端面に対
    して垂直な面である請求項29に記載の線状照明装置。
  31. 【請求項31】 前記導光体の光が出射する長手方向の
    他側面が前記光屈折・反射領域に対向する直線状である
    請求項30に記載の線状照明装置。
  32. 【請求項32】 前記導光体の端面に平行な断面の形状
    が実質的に円である請求項31に記載の線状照明装置。
  33. 【請求項33】 前記導光体の端面に平行な断面の形状
    が実質的に楕円である請求項31に記載の線状照明装
    置。
  34. 【請求項34】 前記導光体の端面に平行な断面の形状
    が楕円の長径に垂直であるとともに、2つの焦点のうち
    の1つを通る切断線で切った形状である請求項31に記
    載の線状照明装置。
  35. 【請求項35】 前記切断線によって長手方向に形成さ
    れる面上に前記光屈折・反射領域を設けた請求項29に
    記載の線状照明装置。
  36. 【請求項36】 前記導光体の断面の形状が2つの半径
    の異なる円の一部と、該2つの円の接線より構成される
    形状である請求項31に記載の線状照明装置。
  37. 【請求項37】 前記2つの円は、前記光屈折・反射領
    域が設けられる第一の円と光が出射する第二の円とから
    なり、前記第一の円は前記導光体の一端面から他端面に
    向かうに従って断面積が小さくなり、また前記第二の円
    は前記導光体の長手方向のいずれの断面においても断面
    積が同じとなる請求項36に記載の線状照明装置。
  38. 【請求項38】 前記導光体の長手方向の一側表面に凹
    溝を形成し、前記光屈折・反射領域が該凹溝の底面に形
    成される請求項32〜37のいずれかに記載の線状照明
    装置。
  39. 【請求項39】 前記導光体と前記光源との間を接続す
    るための接続部を設ける請求項38に記載の線状照明装
    置。
  40. 【請求項40】 前記接続部の前記導光体の端面に平行
    な断面の形状は円形である請求項39に記載の線状照明
    装置。
  41. 【請求項41】 前記接続部は、光源よりの導光体一端
    部への入射光が、該導光体外壁で全反射する条件を満た
    す長手方向の長さと径を備える請求項39又は40に記
    載の線状照明装置。
  42. 【請求項42】 前記接続部の外周部に外部からの光を
    遮断するための遮光層を設けた請求項39〜41のいず
    れかに記載の線状照明装置。
  43. 【請求項43】 前記接続部の外周部に光を拡散する拡
    散層を設けた請求項39〜41のいずれかに記載の線状
    照明装置。
  44. 【請求項44】 前記接続部の外周部に光を反射する反
    射層を設けた請求項39〜41のいずれかに記載の線状
    照明装置。
  45. 【請求項45】 前記光屈折・反射領域及び/又は前記
    拡散面を前記導光体の長手方向の一側表面に所定のパタ
    −ンで形成する請求項39に記載の線状照明装置。
  46. 【請求項46】 前記所定のパターンは、前記光屈折・
    反射領域及び/又は前記拡散面の幅が前記導光体の長手
    方向全体に渡って一定である請求項45に記載の線状照
    明装置。
  47. 【請求項47】 前記所定のパターンは、長手方向に一
    定長さの前記光屈折・反射領域及び/又は前記拡散面が
    一定の間欠性を持って配置される請求項46に記載の線
    状照明装置。
  48. 【請求項48】 前記所定のパターンは、長手方向に一
    定長さの前記光屈折・反射領域及び/又は前記拡散面が
    前記導光体の一端面から他端面に向かっていくに従い間
    欠幅が狭くなる請求項46に記載の線状照明装置。
  49. 【請求項49】 前記所定のパターンは、前記光屈折・
    反射領域及び/又は前記拡散面の幅が前記導光体の一端
    面から他端面に向かっていくに従い広くなる請求項45
    に記載の線状照明装置。
  50. 【請求項50】 前記所定のパターンは、長手方向に一
    定長さの前記光屈折・反射領域及び/又は前記拡散面が
    一定の間欠性を持って配置される請求項49に記載の線
    状照明装置。
  51. 【請求項51】 前記導光体の前記光源が配置されない
    前記他端面に平行な断面の形状が該他端面から長手方向
    へ一定距離だけ同じ形状である光終端部を備えているこ
    とを特徴とする請求項32〜37のいずれかに記載の線
    状照明装置。
  52. 【請求項52】 前記光終端部の外周部に外部からの光
    を遮断するための光遮光層又は光を拡散する光拡散層又
    は光を反射する光反射層を設けた請求項51に記載の線
    状照明装置。
  53. 【請求項53】 前記光終端部の端面に外部からの光を
    遮断するための光遮光層又は光を拡散する光拡散層又は
    光を反射する光反射層を設けた請求項51に記載の線状
    照明装置。
  54. 【請求項54】 前記光源は、発光ダイオードを用いた
    請求項1又は26に記載の線状照明装置。
  55. 【請求項55】 前記発光ダイオードは、凹反射面5に
    形成された回路基板上に実装される請求項54に記載の
    線状照明装置。
  56. 【請求項56】 前記凹反射面5の形状は、逆楕円錐台
    形であり、かつ前記発光ダイオードは前記逆楕円錐台形
    の底面上に実装される請求項55に記載の線状照明装
    置。
  57. 【請求項57】 前記発光ダイオードと前記導光体は、
    前記導光体と同じ屈折率を持つ透明樹脂であり、かつ前
    記発光ダイオードと前記導光体は光学的マッチングをと
    って接続した請求項56に記載の線状照明装置。
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