JP2010161328A - 発光ダイオード光源ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】発光を均一化することができる発光ダイオード光源ユニットを提供する。
【解決手段】発光ダイオード光源ユニット100は、導光部材102と、導光部材102へ光線をガイドする発光ダイオードモジュールと、導光部材102と連続するように接続された反射部材104とを備える。導光部材102と反射部材104との接合面105は、二色成形法、インサート成形法または射出成形法により成形された光反射面である。
【選択図】図11

Description

本発明は光源ユニットに関し、特に、発光ダイオード光源ユニットに関する。
近年、発光ダイオードは、各照明分野への応用が盛んに行われている。しかし、発光ダイオードモジュールは、アレイ状に配列された点光源であるものが多いことから、均一な光源が必要とされる多くの分野では、発光ダイオードを光源として用いた場合、ニーズを満たすことができないことがあった。そのため、発光を均一化することが可能な発光ダイオード光源ユニットが求められていた。
本発明の目的は、発光を均一化することが可能な発光ダイオード光源ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、導光部材と、前記導光部材へ光線をガイドする発光ダイオードモジュールと、前記導光部材と連続するように接続された反射部材と、を備え、前記導光部材と前記反射部材との接合面は、二色成形法、インサート成形法または射出成形法により成形された光反射面である発光ダイオード光源ユニットが提供される。
また、前記接合面の断面は、直線状、半円状、孤線状または錐状であることが好ましい。
また、前記導光部材と前記反射部材との間に形成され、前記接合面の両側に設けられた1組の隙間をさらに有することが好ましい。
また、前記反射部材は、両方の端部から中間部にかけて次第に大きくなる長尺状であり、前記発光ダイオードモジュールは、前記導光部材の両方の端部にそれぞれ配置されていることが好ましい。
また、前記反射部材は、一方の端部から他方の端部にかけて次第に大きくなる断面を有する長尺状であり、前記導光部材は、前記反射部材の断面部分が小さい方の端部に発光ダイオードモジュールが配置され、前記反射部材の断面部分が大きい方の端部に発光ダイオードモジュールが配置されていないことが好ましい。
以上の説明から明らかなように、本発明の発光ダイオード光源ユニットは、導光部材により発光ダイオードの発光を均一化させることができるため、従来の蛍光灯管および直線状または面状の光学部材を代替し、様々な分野で利用することができる。
本発明の一実施形態による発光ダイオード光源ユニットを示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態による発光ダイオード光源ユニットを示す分解斜視図である。 図2の発光ダイオード光源ユニットを組み立てたときの状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による反射部材を示す斜視図である。 図3の反射部材を示す平面図である。 本発明の他の実施形態による反射部材を示す平面図である。 本発明の他の実施形態による反射部材を示す斜視図である。 図6の反射部材を示す平面図である。 本発明の他の実施形態による反射部材を示す斜視図である。 図8の反射部材を示す平面図である。 本発明の一実施形態による発光ダイオード光源ユニットを示す断面図である。 本発明の他の実施形態による発光ダイオード光源ユニットを示す断面図である。 本発明の他の実施形態による発光ダイオード光源ユニットを示す断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1を参照する。図1は、本発明の一実施形態による発光ダイオード光源ユニット100を示す分解斜視図である。発光ダイオード光源ユニット100は、主に長尺状の導光部材102と、両方の端部および側面に他の部材が配置された反射部材104と、からなる。導光部材102と反射部材104とは、プラスチック射出成形により接続される。導光部材102と反射部材104とがインサート成形法、二色成形法または射出成形法により成形された場合、互いに連続するように接続されるため、導光部材102と反射部材104との間の接合面103,105,106(図10〜図12を参照)に接着剤を使用しなくともよい。これにより、接合面103に反射率が高い反射面を形成させることができる。導光部材102および反射部材104は、熱可塑性または熱硬化性のプラスチックからなってもよい。導光部材102は、透光性に優れた材料を使用してもよい。反射部材104は、反射率が高いプラスチック(例えば、白色またはその他反射率が高い色を有するプラスチック)または化学材料からなってもよい。図10〜図12に示すように、接合面の断面は、例えば、直線状(図10を参照)、孤線状、半円状(図11を参照)または錐状(図12を参照)でもよい。図12は、断面が鐘状である導光部材102を示している。接合面103が直線状である場合、発光ダイオード光源ユニット100の光は、単一方向に放射される。図11および図12に示すように、接合面105,106が孤線状、半円状または錐状であるとき、発光ダイオード光源ユニット100の光は、広角度で放射される。さらに、接合面の両側には、隙間が設けられている。例えば、接合面103の両側には、隙間103a,103bが設けられ、接合面105の両側には、隙間105a,105bが設けられ、接合面106の両側には、隙間106a,106bが設けられている。上述の隙間には、それぞれ空気が収納され、導光部材102と隙間との界面には、反射面が設けられずに、導光部材102と空気との界面が形成されている。上述の構造を有する光源ユニットは、光の均一性、方向性および輝度を向上させることができる。
図1に示すように、本実施形態では、導光部材102および反射部材104の端部に、リフレクタ112および発光ダイオードモジュール114が配置されている。リフレクタ112は、導光部材102および反射部材104それぞれの端部の取り付け孔104a内に配置され、反射率が高い反射面である内表面により、光を導光部材102にガイドする。発光ダイオードモジュール114は、リフレクタ112に固着させるために用いるパッド114aを側面に有する。反射部材104の他方の端部には、導光部材102内に光を反射させるために用いる反射断面104bが設けられている。この反射断面104bは、適宜な化学材料からなる。
図2を参照する。図2は、本発明の他の実施形態による発光ダイオード光源ユニット200を示す分解斜視図である。この発光ダイオード光源ユニット200は、蛍光灯管の替わりに用いることができる。発光ダイオード光源ユニット200は、主に長尺状の導光部材202および反射部材204からなり、両方の端部および側面に他の部材が配置されている。導光部材202と反射部材204とは、インサート成形法、二色成形法または射出成形法によって成形され、互いに連続するように接続されている。導光部材202と反射部材204との接合構造は、図1の実施形態と略同じである。
図2に示すように、本発明の他の実施形態では、導光部材202および反射部材204の両方の端部に、放熱ブロック210、発光ダイオードモジュール212、リフレクタ214、駆動回路216、筐体218および接続ピン220が配置されている。リフレクタ214は、導光部材202上の高反射率を有する反射面に貼着されている。リフレクタ214は、発光ダイオードモジュール212の複数の発光ダイオード点光源212aから放射された光を透過させるために用いる複数の貫通孔214aを有する。放熱ブロック210は、発光ダイオードモジュール212上に貼着され、伝熱管208を挿着する接続孔210aを有する。一般の交流電流を直流電流に変換する駆動回路216により、発光ダイオードモジュール212を駆動し、発光ダイオード点光源212aを発光させる。中空の筐体218は、放熱ブロック210、発光ダイオードモジュール212、リフレクタ214、駆動回路216等の部材を覆うために用い、導光部材202および反射部材204の両方の端部に入れ子式で接続されている。接続ピン220は、筐体218の貫通孔218aに貫設され、駆動回路216に接続されている。接続ピン220は、従来の蛍光灯が有する接続ピンとサイズが同じである。反射部材204の側面には、放熱効率を高めるために放熱シート206a,206bおよび伝熱管208が配置されている。また、放熱効率をさらに高めるために、伝熱管208は、端部が放熱ブロック210の接続孔210aに接続され、他の部分が放熱シート206a,206b間に挟接されている。発光ダイオードモジュール212が発生させる熱は、放熱ブロック210により放熱させたり、伝熱管208を介して放熱シート206a,206bへ伝熱させたりして放熱を行ってもよい。図2Bは、上述の各部材を組み立てたときの状態を示す。
図3を参照する。図3は、本発明の一実施形態による反射部材302を示す斜視図である。図4は、図3の反射部材302を示す平面図である。本発明の一実施形態による矩形状の断面を有する反射部材302は、発光ダイオード光源ユニット100の発光を均一化させるために、両方の端部302aから中間部302bにかけて次第に大きくなる断面部分を有する。つまり、反射部材302の中間部302bは、両方の端部302aの幅Dより大きい幅Dを有する。角度Aの大きさは必要に応じて調整することができる。この構造は、反射部材302(発光ダイオードモジュールが導光部材102,202の両方の端部に配置された反射部材302)全体へ光線を均一に反射させるのに都合がよい。また、発光ダイオードモジュールを導光部材の一方の端部のみに配置させる場合(即ち、導光部材の他方の端部には、発光ダイオードモジュールを配置しない場合)、図5に示すような構造に形成してもよい。図5に示すように、この構造は、反射部材の断面部分が一方の端部から他方の端部にかけて次第に大きくなっている。つまり、反射部材の一方の端部の幅Dは、他方の端部の幅Dよりも大きい。角度Aの大きさは必要に応じて調整することができる。この導光部材では、反射部材の断面部分が小さい方の端部に発光ダイオードモジュールが配置され、反射部材の断面部分が大きい方の端部には発光ダイオードモジュールが配置されていない。
図6を参照する。図6は、本発明の他の実施形態による反射部材402を示す斜視図である。図7は、図6の反射部材402を示す平面図である。図7に示すように、略半円状の断面を有する反射部材402は、発光ダイオード光源ユニット100の発光を均一化させるために、両方の端部402aから中間部402bにかけて次第に大きくなった断面部分を有する。つまり、反射部材の中間部402bは、両方の端部402aの幅Dより大きい幅Dを有する。角度Aの大きさは必要に応じて調整することができる。この構造は、反射部材402(導光部材102,202の両方の端部に発光ダイオードモジュールが配置された反射部材402)全体へ光線を均一に反射させるのに都合がよい。
図8を参照する。図8は、本発明の他の実施形態による反射部材502を示す斜視図である。図9は、図8の反射部材502を示す平面図である。本発明の他の実施形態による反射部材502は、発光ダイオード光源ユニット100の光線を均一化させるために、反射部材502の断面が端部502aから端部502bにかけて次第に大きくなっている。つまり、反射部材の一方の端部502bの幅Dは、他方の端部502aの幅Dより大きい。角度Aの大きさは必要に応じて調整することができる。上述の構造は、反射部材502(導光部材102,202の両方の端部に発光ダイオードモジュールが配置された反射部材502)全体へ光線を均一に反射させるのに都合がよい。
上述したことから分かるように、本発明の発光ダイオード光源ユニットは、導光部材により発光ダイオードの発光を均一化させることができるため、従来の蛍光灯管および直線状または面状の光学部材を代替し、様々な分野で利用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることができることは当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 発光ダイオード光源ユニット、102 導光部材、103 接合面、103a 隙間、103b 隙間、104 反射部材、104a 取り付け孔、104b 反射断面、105 接合面、105a 隙間、105b 隙間、106 接合面、106a 隙間、106b 隙間、112 リフレクタ、114 発光ダイオードモジュール、114a パッド、200 発光ダイオード光源ユニット、202 導光部材、204 反射部材、206a 放熱シート、206b 放熱シート、208 伝熱管、210 放熱ブロック、210a 接続孔、212 発光ダイオードモジュール、212a 発光ダイオード点光源、214 リフレクタ、214a 貫通孔、216 駆動回路、218 筐体、218a 貫通孔、220 接続ピン、302 反射部材、302a 端部、302b 中間部、402 反射部材、402a 端部、402b 中間部、502 反射部材、502a 端部、502b 端部、D1〜8 幅、A1〜4 角度
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、導光部材と、前記導光部材へ光線を入射する発光ダイオードモジュールと、前記導光部材と連続するように接された反射部材と、を備え、前記導光部材と前記反射部材との接合面は、二色成形法、インサート成形法または射出成形法により成形された光反射面である発光ダイオード光源ユニットが提供される。
図1を参照する。図1は、本発明の一実施形態による発光ダイオード光源ユニット100を示す分解斜視図である。発光ダイオード光源ユニット100は、主に長尺状の導光部材102と、両方の端部および側面に他の部材が配置された反射部材104と、からなり、発光ダイオード光源ユニット100の両方の端部および側面に他の部材が配置されている。導光部材102と反射部材104とは、プラスチック射出成形により接される。導光部材102と反射部材104とがインサート成形法、二色成形法または射出成形法により成形された場合、互いに連続するように接されるため、導光部材102と反射部材104との間の接合面103,105,106(図10〜図12を参照)に接着剤を使用しなくともよい。これにより、接合面103に反射率が高い反射面を形成させることができる。導光部材102および反射部材104は、熱可塑性または熱硬化性のプラスチックからなってもよい。導光部材102は、透光性に優れた材料を使用してもよい。反射部材104は、反射率が高いプラスチック(例えば、白色またはその他反射率が高い色を有するプラスチック)または化学材料からなってもよい。図10〜図12に示すように、接合面の断面は、例えば、直線状(図10の接合面103を参照)、線状、半円状(図11の接合面105を参照)または錐状(図12の接合面106を参照)でもよい。図12は、断面が鐘状である導光部材102を示している。接合面103が直線状である場合、発光ダイオード光源ユニット100の光は、単一方向に放射される。図11および図12に示すように、接合面105が弧線状、または接合面106が半円状錐状であるとき、発光ダイオード光源ユニット100の光は、広角度で放射される。さらに、接合面の両側には、隙間が設けられている。例えば、接合面103の両側には、隙間103a,103bが設けられ、接合面105の両側には、隙間105a,105bが設けられ、接合面106の両側には、隙間106a,106bが設けられている。上述の隙間には、それぞれ空気が収納され、導光部材102と隙間との界面には、反射面が設けられずに、導光部材102と空気との界面が形成されている。
図1に示すように、本実施形態では、導光部材102および反射部材104の端部に、リフレクタ112および発光ダイオードモジュール114が配置されている。リフレクタ112は、導光部材102および反射部材104それぞれの端部の取り付け孔104a内に配置され、反射率が高い反射面である内表面により、光を導光部材102に入射する。発光ダイオードモジュール114は、リフレクタ112に固着させるために用いるパッド114aを側面に有する。反射部材104の他方の端部には、導光部材102内に光を反射させるために用いる反射断面104bが設けられている。この反射断面104bは、適宜な化学材料からなる。
図2を参照する。図2は、本発明の他の実施形態による発光ダイオード光源ユニット200を示す分解斜視図である。この発光ダイオード光源ユニット200は、蛍光灯管の替わりに用いることができる。発光ダイオード光源ユニット200は、主に長尺状の導光部材202および反射部材204からなり、両方の端部および側面に他の部材が配置されている。導光部材202と反射部材204とは、インサート成形法、二色成形法または射出成形法によって成形され、互いに連続するように接されている。導光部材202と反射部材204との接合構造は、図1の実施形態と略同じである。

Claims (5)

  1. 導光部材と、
    前記導光部材へ光線をガイドする発光ダイオードモジュールと、
    前記導光部材と連続するように接続された反射部材と、を備え、
    前記導光部材と前記反射部材との接合面は、二色成形法、インサート成形法または射出成形法により成形された光反射面である発光ダイオード光源ユニット。
  2. 前記接合面の断面は、直線状、半円状、孤線状または錐状である請求項1に記載の発光ダイオード光源ユニット。
  3. 前記導光部材と前記反射部材との間に形成され、前記接合面の両側に設けられた1組の隙間をさらに有する請求項1に記載の発光ダイオード光源ユニット。
  4. 前記反射部材は、両方の端部から中間部にかけて次第に大きくなる長尺状であり、
    前記発光ダイオードモジュールは、前記導光部材の両方の端部にそれぞれ配置されている請求項1に記載の発光ダイオード光源ユニット。
  5. 前記反射部材は、一方の端部から他方の端部にかけて次第に大きくなる断面を有する長尺状であり、
    前記導光部材は、前記反射部材の断面部分が小さい方の端部に前記発光ダイオードモジュールが配置され、前記反射部材の断面部分が大きい方の端部に前記発光ダイオードモジュールが配置されていない請求項1に記載の発光ダイオード光源ユニット。
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