JPWO2007114002A1 - 圧電アクチュエータ - Google Patents

圧電アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007114002A1
JPWO2007114002A1 JP2007534958A JP2007534958A JPWO2007114002A1 JP WO2007114002 A1 JPWO2007114002 A1 JP WO2007114002A1 JP 2007534958 A JP2007534958 A JP 2007534958A JP 2007534958 A JP2007534958 A JP 2007534958A JP WO2007114002 A1 JPWO2007114002 A1 JP WO2007114002A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick film
conductor
film conductor
piezoelectric actuator
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007534958A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4154538B2 (ja
Inventor
正道 竹井
正道 竹井
高岡 英清
英清 高岡
重治 葛西
重治 葛西
林 宏一
宏一 林
静晴 渡辺
静晴 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP4154538B2 publication Critical patent/JP4154538B2/ja
Publication of JPWO2007114002A1 publication Critical patent/JPWO2007114002A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/87Electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • H10N30/872Interconnections, e.g. connection electrodes of multilayer piezoelectric or electrostrictive devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/01Manufacture or treatment
    • H10N30/06Forming electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • H10N30/063Forming interconnections, e.g. connection electrodes of multilayered piezoelectric or electrostrictive parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

厚膜導体を用いて構成された外部導体を有し、外部導体における導通不良が生じ難い、信頼性に優れた圧電アクチュエータを提供する。圧電体2の外表面に外部導体5,6が形成されており、外部導体5,6が、厚膜導体と導電性補強材9とを有し、厚膜導体が、圧電体2の外表面に形成された第1の厚膜導体7と、第1の厚膜導体7の外表面に部分的にかつ面接触的に形成された第2の厚膜導体8a,8bと、第2の厚膜導体8a,8bの外表面に接合された導電性補強材9とを備える、圧電アクチュエータ1。

Description

本発明は、磁気ヘッドなどの電子デバイスや弁などの機械的要素を操作するために用いられる圧電アクチュエータに関し、より詳細には、厚膜導体を用いた外部導体が圧電体の外表面に形成されている圧電アクチュエータに関する。
従来、様々な電子デバイスや機械的要素を駆動するのに圧電アクチュエータが広く用いられている。圧電アクチュエータは、圧電体と、圧電体の外表面に形成されており、圧電体に電圧を印加するための外部導体とを有する。
上記圧電体としては、単一の圧電体からなる、いわゆる単板型の圧電体や、複数の圧電体層を積層してなる積層型の圧電体が知られている。圧電アクチュエータでは、用途に応じて、適宜の構造の圧電体が用いられている。
上記外部導体は、通常、信頼性に優れた厚膜導体により形成されている。厚膜導体は、通常、Agなどの金属粉末と、ガラスフリットと、有機樹脂バインダーと、有機溶剤とを混練してなる導電ペーストを圧電体表面に付与した後、焼き付けることにより形成されている。
ところで、圧電アクチュエータでは、使用に際して圧電体が繰り返し伸縮し変位する。長期間使用している間に、圧電体は繰り返し変位するので、変位に伴うストレスが外部導体に繰り返し加わることになる。そのため、長期間圧電アクチュエータを使用しているうちに、外部導体が疲労し、外部導体にクラックが生じたり、外部導体が破断することがあった。外部導体にクラックが生じたり、破断したりすると、外部導体による導通性に支障が生じ、圧電アクチュエータを駆動することができなくなる。
このような問題を解決するために、下記の特許文献1には、図6に示す積層型圧電部品101が開示されている。積層型圧電部品101では、積層型の圧電体102内に、内部電極103a,103bが形成されている。内部電極103aに電気的に接続されるように、外部導体104が形成されている。
外部導体104は、Ag粉末を主成分とする厚膜導体104a内に、Agからなる金網104bを埋設した構造を有する。金網104bを埋設させることにより、外部導体104の機械的強度が高められている。
他方、下記の特許文献2には、図7に模式的部分切欠正面断面図で示す圧電アクチュエータ111が開示されている。圧電アクチュエータ111では、積層型の圧電体112の外表面に、外部導体113が形成されている。ここでは、外部導体113は、積層型圧電体112の外表面に直接形成された厚膜導体からなる外部電極114と、外部電極114の外表面に、ろう接や溶接等により接合された網状の金属部材115とを有する。すなわち、網状の金属部材115が、外部電極114の外表面に接点接続されている。
WO2005/064700A1 特開2003−502870号公報
特許文献1に記載の積層型圧電部品101では、厚膜導体104aに亀裂が生じると、厚膜導体104aに埋設されて一体化されている金網104bにも同様に応力が加わり、厚膜導体104aに生じた亀裂に追随して、金網104bも切断するおそれがあった。すなわち、金網104bによる補強効果は十分ではなかった。
他方、特許文献2に記載の圧電アクチュエータ111では、網状の金属部材115が外部電極114の外表面に接点接続されているが、このような接点接続では、接合力が十分でなかった。従って、積層型の圧電体112が変位を繰り返すうちに、接点接続部分において剥がれが生じ易いという問題があった。特に、圧電体112が大きく変位する部分の外表面において、外部電極114に金属部材115が接点接続されている場合には、外部電極114が接点接続により逆に拘束されることになる。そのため、変位を繰り返すうちに、外部電極114の上記接点接続により拘束されている部分においてより一層亀裂が生じ易かった。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、圧電体の外表面に厚膜導体を用いて形成された外部導体を有し、しかも長期間使用されて繰り返し圧電体が変位したとしても、外部導体における導通不良が生じ難い、信頼性に優れた圧電アクチュエータを提供することにある。
本発明によれば、圧電セラミック層を有する圧電体と、前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された外部導体とを備える圧電アクチュエータであって、前記外部導体が、厚膜導体と導電性補強材とを有し、前記厚膜導体は、前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された面状の第1の厚膜導体と、前記第1の厚膜導体上に部分的にかつ面接触されるように形成されている第2の厚膜導体とを備え、前記導電性補強材は、前記第1の厚膜導体と直接接触しないように、前記第2の厚膜導体の外表面に接合されている、圧電アクチュエータが提供される。
本発明に係る圧電アクチュエータのある特定の局面では、第1の厚膜導体の膜厚は、第2の厚膜導体の膜厚よりも大きくされており、それによって、第1の厚膜導体と第2の厚膜導体との接合部分における剥離がさらに生じ難くされている。
本発明に係る圧電アクチュエータの他の特定の局面では、前記各厚膜導体が、金属粉末と、ガラスフリットと、有機ビヒクルとを含む導電ペーストを焼き付けることにより形成された厚膜導体であり、金属粉末とガラスフリットとの合計の重量割合が、前記導電ペースト中の85〜95重量%の範囲とされている。この場合には、圧電体に対する第1の厚膜導体の密着強度及び導電性補強材と第2の厚膜導体との接合強度がより一層効果的に高められ、外部導体の導通不良がより一層生じ難い。
本発明に係る圧電アクチュエータのさらに他の特定の局面では、前記複数の第2の厚膜導体が、枠状の平面形状を形成するように配置されている。この場合には、複数の第2の厚膜導体が枠状の平面形状を形成しているので、第2の厚膜導体と第1の厚膜導体との接合力及び第2の厚膜導体と導電性補強材との接合力がより一層高められる。この場合、好ましくは、複数の第2の厚膜導体として4本の帯状の厚膜導体が用いられ、該4本の帯状の厚膜導体が矩形枠状の形状を構成するように配置され、その場合には、より一層第2の厚膜導体と、第1の厚膜導体との接合力、並びに第2の厚膜導体と導電性補強材との接合力を高めることができる。
本発明に係る圧電アクチュエータのさらに他の特定の局面では、前記第1の厚膜導体の外周縁よりも第2の厚膜導体の外周縁が内側に位置するように第1,第2の厚膜導体が設けられており、それによって、外部導体の外周縁内側に段差が形成されている。段差が形成されている場合、外部導体に加わった応力が外部導体外周縁において分散されるため、外部電極における亀裂や破断をより確実に抑制することができる。
(発明の効果)
本発明に係る圧電アクチュエータでは、圧電体の少なくとも一方主面に外部導体が形成されており、外部導体が、厚膜導体と導電性補強材とを有し、厚膜導体が、上記面状の第1の厚膜導体と、第1の厚膜導体上に部分的にかつ面接触されるように形成されている複数の第2の厚膜導体とを備え、導電性補強材は、第1の厚膜導体と直接接触しないように、第2の厚膜導体の外表面に接合されているので、第1の厚膜導体と第2の厚膜導体との接合力が十分高くされている。加えて、導電性補強材は、第1の厚膜導体に直接接合されていない。従って、第1の厚膜導体にたとえクラックや亀裂が生じたとしても、該クラックや亀裂の影響が、導電性補強材に及び難い。よって、導電性補強材が切断し難く、従って導電性補強材により、外部導体の面方向の導通性が確実に保たれる。よって、長期間に渡り圧電アクチュエータが駆動され、圧電体が繰り返し伸縮し、該伸縮による変位が外部導体に加えられたとしても、第1,第2の厚膜導体及び導電性補強材の相互の接合部分における剥離が生じ難い。従って、圧電アクチュエータにおいて、外部導体の導通不良が生じ難いため、圧電アクチュエータの信頼性を効果的に高めることが可能となる。
図1は、(a),(b)及び(c)は、本発明の第1の実施形態に係る圧電アクチュエータの外観を示す斜視図、横断面図及び縦断面図である。 図2は、第1の実施形態の圧電アクチュエータの分解斜視図である。 図3は、(a),(b)及び(c)は、本発明の第2の実施形態に係る圧電アクチュエータの外観を示す斜視図、横断面図及び縦断面図である。 図4は、第2の実施形態の圧電アクチュエータの外部導体の分解斜視図である。 図5は、第2の実施形態の圧電アクチュエータの外部導体の平面図である。 図6は、従来の積層型圧電部品を示す部分切欠正面断面図である。 図7は、従来の圧電アクチュエータの一例を示す模式的部分切欠正面断面図である。
符号の説明
1…圧電アクチュエータ
2…圧電体
2a…上面
2b…下面
2c,2d…側面
3…内部電極
4…内部電極
5…外部導体
6…外部導体
7…第1の厚膜導体
8a,8b…第2の厚膜導体
9…導電性補強材
11…圧電アクチュエータ
15,16…外部導体
17…第1の厚膜導体
18a〜18d…第2の厚膜導体
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1(a),(b)及び(c)は、本発明の第1の実施形態に係る圧電アクチュエータの斜視図、横断面図及び縦断面図である。
圧電アクチュエータ1は、直方体状の積層型の圧電体2を有する。積層型の圧電体2は、上面2aと、下面2bと、側面2c,2dとを有する。側面2cと側面2dとを結ぶ方向が、圧電体2の長さ方向である。圧電体2内には、複数の第1の内部電極3と、複数の第2の内部電極4とが、それぞれ、側面2c,2dと平行な方向に延びるように、すなわち上下方向に延びるように形成されている。
また、第1の内部電極3と、第2の内部電極4が、側面2c,2dを結ぶ方向において交互に配置されている。複数の第1の内部電極3は、上面2aに引き出されており、下面2bには至っていない。複数の第2の内部電極4は、下面2bに引き出されており、上面2aには至っていない。第1,第2の内部電極3,4は、図1(c)に示されているように、圧電体2の中間高さ位置において圧電体層を介して重なり合うように配置されている。
積層型圧電体2は、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスなどの適宜の圧電セラミックスを用いて構成され得る。また、内部電極3,4は、AgまたはAg−Pdのような適宜の金属もしくは合金を用いて形成される。この内部電極3,4は、圧電セラミックスのグリーンシート上に導電ペーストを印刷することにより、あるいは薄膜形成方法等により形成され得る。
上面2a上には、第1の外部導体5が、下面2b上には、第2の外部導体6が形成されている。第1の外部導体5は、厚膜導体と、導電性補強材9とを有する。厚膜導体は、圧電体2の上面2a上に直接形成された第1の厚膜導体7と、第1の厚膜導体7の外表面において、部分的にかつ面接触されるように形成された複数の第2の厚膜導体8a,8bとを有する。本実施形態では、複数の第2の厚膜導体8a,8bは、図2に分解斜視図で示すように、帯状すなわちストリップ状の平面形状を有する。
第2の厚膜導体8a,8bは、所定距離を隔てて平行に配置されている。第2の厚膜導体8a,8bの長さ方向寸法は、矩形の平面形状を有する第1の厚膜導体7の長さ方向寸法よりも短くされている。従って、図1(a),(c)から明らかなように、第2の厚膜導体8a,8bの長さ方向端部は、第1の厚膜導体7の長さ方向端部よりも内側に位置しており、矢印Aで示す段差が形成されている。
また、複数本の帯状の第2の厚膜導体8a,8bの外部導体5の幅方向において外側に位置している側縁8c,8dは、第1の厚膜導体7の幅方向外側端縁7a,7bよりも内側に位置している。従って、図1(a),(b)に矢印Bで示す段差が外部導体5に形成されている。
導電性補強材9は、本実施形態ではAgのような金属からなる網状部材により形成されている。導電性補強材9は、矩形の平面形状を有するが、導電性補強材9の幅方向外側端縁9a,9bは、第2の厚膜導体8a,8bの外側の側縁よりも内側に位置している。よって、矢印Cで示す段差が外部導体5に設けられている。
上記第1の厚膜導体7及び第2の厚膜導体8a,8bは、金属粉末と、ガラスフリットと、有機ビヒクルと、溶剤とを含む導電ペーストを塗布し、焼き付けることにより形成されている。もっとも、厚膜導体7,8a,8bは、他の方法で形成されていてもよい。
上記金属粉末としては、Ag、Ag−Pd合金などの適宜の金属粉末を用いることができる。上記ガラスフリットとしては、ホウ珪酸系ガラスフリットなどの適宜のガラスフリットを用いることができる。また、上記有機樹脂バインダーとしては、エチルセルロースなどのセルロース系バインダーのような適宜の導電ペーストに用いられている有機樹脂バインダーを用いることができる。
好ましくは、第1の厚膜導体7の厚みは、第2の厚膜導体8a,8bの厚みよりも厚くされている。それによって、第1の厚膜導体7の圧電体2に対する接合強度及び第1の厚膜導体7と第2の厚膜導体8a,8bとの接合力が高められ、導通不良をより一層効果的に抑制することができる。
また、上記導電ペーストの組成は特に限定されないが、好ましくは、金属粉末とガラスフリットとの合計の重量割合が、溶剤を含む導電ペースト全体の85〜95重量%を占める導電ペーストが用いられる。上記割合を85重量%以上とすることにより、得られた厚膜導体同士及び厚膜導体と導電性補強材と、並びに第1の厚膜導体と積層型の圧電体2との接合強度をより効果的に高めることができる。また、上記割合が95重量%を超えると、溶剤の割合が少なくなりすぎ、ペースト化することが困難となる。
また、本実施形態の積層型圧電体1では、上記段差A,Bが形成されているため、駆動に際し積層型圧電体2が伸縮を繰り返したとしても、伸縮による応力が外部導体5の外側端縁の一部に集中し難い。すなわち、外部導体5において、段差A,Bが設けられているため、加わった応力が外部導体5の外周縁部分で分散され、それによって外部導体5における亀裂や剥離がより一層生じ難くされている。
図3(a),(b)及び(c)は、本発明の第2の実施形態に係る圧電アクチュエータを示す斜視図、横断面図及び縦断面図である。
第2の実施形態の圧電アクチュエータ11は、第1の実施形態の圧電アクチュエータ1と同様に、積層型圧電体2を有する。そして、積層型圧電体2の上面2aに、第1の外部導体15が形成されており、下面2b上に第2の外部導体16が形成されている。
第2の実施形態の圧電アクチュエータ11が、第1の実施形態の圧電アクチュエータ1と異なるところは、外部導体15,16において、複数の第2の厚膜導体18a〜18dが平面形状が矩形枠状の形状を有するように配置されていることにある。その他の点については、第2の実施形態の圧電アクチュエータ11は、第1の実施形態の圧電アクチュエータ1と同様に構成されているため、同一部分については同一の参照番号を付することにより、第1の実施形態の説明において行った説明を援用することとする。
図4に外部導体15を分解斜視図で示すように、第1の厚膜導体7上に、4本の帯状の第2の厚膜導体18a〜18dが、部分的にかつ面接触されるように形成されている。この場合、互いに平行に延びる一対の帯状の第2の厚膜導体18a,18bが、圧電体2の長さ方向に延ばされている。そして、厚膜導体18a,18bに直交する方向に延びる一対の第2の厚膜導体18c,18dが矩形枠状を形成するように、厚膜導体18a,18bの長さ方向端部同士を連結するように配置されている。
そして、導電性補強材9は、図4の破線Cで示す位置に導電性補強材9の外周縁が位置するように第2の厚膜導体18a〜18d上に面接触されるように接合されている。図5は、外部導体15の平面図を示す。
第2の実施形態の圧電アクチュエータ11では、複数の第2の厚膜導体18a〜18dが、枠状の平面形状を有するように配置されているので、駆動に際し積層型圧電体2が繰り返し変位したとしても、該変位による応力による外部導体15の部分的な剥離や亀裂がより一層生じ難くされている。すなわち、複数本の第2の厚膜導体18a〜18dが、矩形枠状の平面形状を有するように配置されているため、上記変位により加わる応力のうち、積層型圧電体2の上面2aの面内方向の応力が加わったとしても、該応力によって第2の厚膜導体18a〜18dが変形し難い。従って、外部導体15では、積層型圧電体2の変位により応力が加わったとしても、外部導体15の部分的な亀裂や剥離がより一層生じ難くされ得る。
なお、第2の実施形態で、複数の帯状の第2の厚膜導体18a〜18dは、矩形枠状の平面形状を有するように配置されていたが、四方形以外の他の多角形枠状、あるいは円環状の形状を有するように配置されていてもよい。
また、第1,第2の実施形態では、前述した段差A,Bが設けられていたが、本発明においては、段差A,Bは必ずしも設けられずともよい。すなわち、第2の厚膜導体の外周縁は、第1の厚膜導体の外周縁よりも内側に位置される必要は必ずしもない。同様に、導電性補強材の外周縁は、第2の厚膜導体の外周縁よりも内側に位置される必要は必ずしもない。もっとも、好ましくは、第1,第2の実施形態のように、段差A,Bを設けることにより、前述した通り、圧電体2の変位に伴う応力が加わった場合の外部導体の部分的な亀裂や剥離をより効果的に防止することができる。
第2の実施形態では、複数本の第2の厚膜導体18a〜18dが一体化されて矩形枠状の平面形状を形成していたが、後述の実験例からも明らかなように、複数本の厚膜導体18a〜18dは、導電ペーストのスクリーン印刷などにより一体的に形成されてもよい。すなわち、複数本の第2の厚膜導体は、それぞれが個別に形成される必要は必ずしもなく、一体に形成されてもよい。
次に、具体的な実験例につき説明する。
(第1の実験例)
以下の要領で第2の実施形態の圧電アクチュエータ11を作製した。
Ag粉末、B−SiO−CaO系ガラスフリット及び有機樹脂バインダーとしてのエチルセルロースと、溶剤としてのターピネオールとを3本ロールを用いて混合し、導電ペーストを得た。なお、導電ペーストにおけるAg及びガラスフリットの合計である固形分の重量割合は80重量%とした。
7mm×7mm×35mmの寸法を有し、PZT系圧電セラミックスを用いて構成されている積層型の圧電体2を用意した。積層型圧電体2の上面2a及び下面2b上に、上記導電ペーストを、焼成後の外形寸法が5mm×31mmとなるようにスクリーン印刷により印刷した。しかる後、導電ペーストを乾燥した後、第2の厚膜導体18a〜18dを形成するために、矩形枠状に同じ導電ペーストをスクリーン印刷した。この場合、矩形枠状の平面形状が、焼付け後において、4.5mm×30mmの外形寸法を有するように、また枠部分の幅方向寸法が1.5mmとなるように導電ペーストを印刷した。
次に、導電性補強材9として、4mm×28mmの矩形の平面形状を有し、150μm径及び40メッシュのAg網を載置し、上記第2の厚膜導体を構成するための導電ペーストを加熱し、乾燥した。
しかる後、740℃で上記第1,第2の厚膜導体を形成するための各導電ペーストを焼成し、外部導体15,16を形成した。
比較のために、上記第1の厚膜導体を形成するための導電ペーストをスクリーン印刷した後、上記Ag網を埋設させ、しかる後導電ペーストを焼き付けることにより外部導体を形成したことを除いては、上記と同様にして得た圧電アクチュエータを従来例の圧電アクチュエータとして用意した。なおこの従来例の圧電アクチュエータには第2の厚膜導体を形成していない。
上記第2の実施形態及び従来例の圧電アクチュエータの外部導体に、エナメル被覆Cu線からなり、かつ250μm径のリード線をSn−3Ag−0.5Cuからなる半田を用いて350℃の温度で半田付けした。さらに、圧電特性を付与するために積層型圧電体2を分極処理した。
上記のようにして得られた第2の実施形態及び比較のために用意した従来例の各圧電アクチュエータについて、200V、30Hzの電流を通電し、100回駆動し、分極処理後の変位量を測定した。100回駆動して得られた変位量の平均値を初期変位量とした。
この初期変位量が40μm以上のものを良品とした。また、測定にあたってのサンプル数Nは第2の実施形態及び比較例において、それぞれ5個とした。
また、上記初期変位量を測定した後、200V及び200Hzで通電試験を繰り返し、破壊に至るまでの駆動サイクル数を求めた。なお、駆動時の余剰変位を抑制するために、圧電アクチュエータは金属板で押さえ付けておいた。上記駆動試験後に、初期変位量と同様の方法により変位量を測定した。駆動試験後の変位量が40μm以上のサンプルを良品とした。なお、サンプル数Nは3とした。
結果を下記の表1に示す。
Figure 2007114002
従来例の圧電アクチュエータでは、初期変位量及び静電容量には問題は見られなかったが、上記駆動試験を行った場合、駆動サイクル数が5.0×10に至る前に停止することがあった。また、駆動試験後の変位量及び静電容量は小さくなった。そして、駆動試験後にサンプルの外観を観察したところ、分極処理時に発生した外部導体におけるクラックに沿って、外部導体に亀裂が生じており、埋設されていたAg網も切断していることがわかった。
これは、Ag網の切断などにより、放電が生じ、それによって駆動が停止したり、変位量が低下したものと考えられる。
これに対して、第2の実施形態の圧電アクチュエータでは、駆動試験後も、変位量及び静電容量は十分な大きさであった。また、駆動試験後に外観を観察したところ、厚膜導体においては、クラックが見られたが、Ag網においては、厚膜導体にさほど拘束されていないため、切断は見られなかった。従って、外部導体における面方向の導通性が十分に確保されていることがわかった。
(第2の実験例)
次に、第1の実験例で用意した導電ペーストにおけるAg粉末及びガラスフリットの合計である固形分の割合を、下記の表2に示すように75.0〜95.0重量%の範囲で変化させ、5種類の導電ペーストを用意し、この5種類の導電ペーストをそれぞれ用いて、第1の実験例と同様にして、圧電アクチュエータを作製した。
このようにして得られた圧電アクチュエータについて、第1の実験例の場合と同様にしてリード線を半田付けし、分極処理を行った後、引張圧縮試験機(株式会社今田製作所製、品番:SV−201)を用い、リード線を積層型圧電体2から遠ざかるように外力を加え、外部導体と圧電体との接合強度を測定した。引張速度は20mm/分とし、サンプル数N=10とした。結果を下記の表2に示す。
Figure 2007114002
表2から明らかなように、導電ペースト中の固形分量が85〜95重量%の範囲にある試料番号3〜5では、他の試料番号の場合に比べて、外部電極の圧電体に対する密着強度が高くなっていることがわかる。これは、80重量%以下の試料番号1,2では、導電ペーストの乾燥時及び焼成時の収縮量が大きくなり、厚膜導体の緻密性が低くなっているためと考えられる。なお、固形分割合が95重量%を超えると、ペースト化することができなかった。
なお、上記実施形態では、導電性補強材として、Agなどからなる金属網を用いたが、例えば薄い金属板に多数の孔が形成されている板状の導電性補強材などを用いてもよい。すなわち、導電性補強材の形状は特に限定されない。また、導電性補強材を構成する金属についても、Agに限らず、CuやAlあるいは様々な合金を用いてもよい。
本発明によれば、圧電セラミック層を有し、長さ方向を有する圧電体と、前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された外部導体とを備え、前記長さ方向に伸縮する圧電アクチュエータであって、前記外部導体が、厚膜導体と導電性補強材とを有し、前記厚膜導体は、前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された面状の第1の厚膜導体と、前記第1の厚膜導体上に部分的にかつ面接触されるように形成されている複数の第2の厚膜導体とを備え、複数の第2の厚膜導体の内、少なくとも2つの厚膜導体が前記圧電体の前記長さ方向と垂直な方向において隔てられており、前記導電性補強材は、前記第1の厚膜導体と直接接触しないように、少なくとも2つの前記第2の厚膜導体の外表面に接合されている、圧電アクチュエータが提供される。
本発明に係る圧電アクチュエータのある特定の局面では、前記第1,第2の厚膜導体が導電ペーストの焼き付けにより形成されており、該焼き付けにより、前記導電性補強材が第2の厚膜導体と一体化されている。
本発明によれば、圧電セラミック層を有し、長さ方向を有する圧電体と、前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された外部導体とを備え、前記長さ方向に伸縮する圧電アクチュエータであって、前記外部導体が、厚膜導体と導電性補強材とを有し、前記厚膜導体は、前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された面状の第1の厚膜導体と、前記第1の厚膜導体上に部分的にかつ面接触されるように形成されている複数の第2の厚膜導体とを備え、複数の第2の厚膜導体の内、少なくとも2つの厚膜導体が前記圧電体の前記長さ方向と垂直な方向において隔てられており、前記第1の厚膜導体と前記複数の第2の厚膜導体とが、金属粉末と、ガラスフリットと、有機ビヒクルとを含み、金属粉末とガラスフリットとの合計の重量割合が85〜95重量%の範囲とされている導電ペーストの同時焼き付けにより形成された膜厚導体であり、前記導電性補強材は、前記第1の厚膜導体と直接接触しないように、少なくとも2つの前記第2の厚膜導体の外表面に接合されている、圧電アクチュエータが提供される。
本発明に係る圧電アクチュエータのある特定の局面では、前記第1の膜厚導体と前記複数の第2の厚膜導体の焼き付けにより、前記導電性補強材が第2の厚膜導体と一体化されている。
本発明に係る圧電アクチュエータでは、前記各厚膜導体が、金属粉末と、ガラスフリットと、有機ビヒクルとを含む導電ペーストを焼き付けることにより形成された厚膜導体であり、金属粉末とガラスフリットとの合計の重量割合が、前記導電ペースト中の85〜95重量%の範囲とされている。従って、圧電体に対する第1の厚膜導体の密着強度及び導電性補強材と第2の厚膜導体との接合強度がより一層効果的に高められ、外部導体の導通不良がより一層生じ難い。

Claims (6)

  1. 圧電セラミック層を有する圧電体と、
    前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された外部導体とを備える圧電アクチュエータであって、
    前記外部導体が、厚膜導体と導電性補強材とを有し、
    前記厚膜導体は、前記圧電体の少なくとも一方主面に形成された面状の第1の厚膜導体と、前記第1の厚膜導体上に部分的にかつ面接触されるように形成されている第2の厚膜導体とを備え、
    前記導電性補強材は、前記第1の厚膜導体と直接接触しないように、前記第2の厚膜導体の外表面に接合されている、圧電アクチュエータ。
  2. 前記第1の厚膜導体の膜厚が、前記第2の厚膜導体の膜厚よりも大きい、請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 前記各厚膜導体が、金属粉末と、ガラスフリットと、有機ビヒクルとを含む導電ペーストを焼き付けることにより形成された厚膜導体であり、金属粉末とガラスフリットとの合計の重量割合が、前記導電ペースト中の85〜95重量%の範囲とされている、請求項1または2に記載の圧電アクチュエータ。
  4. 前記複数の第2の厚膜導体が、枠状の平面形状を形成するように配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧電アクチュエータ。
  5. 複数の前記第2の厚膜導体として、4本の帯状の厚膜導体を有し、該4本の帯状の厚膜導体が、矩形枠状の形状を構成するように配置されている、請求項4に記載の圧電アクチュエータ。
  6. 前記第1の厚膜導体の外周縁よりも第2の厚膜導体の外周縁が内側に位置するように第1,第2の厚膜導体が設けられており、それによって、外部導体の外周縁内側に段差が形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧電アクチュエータ。
JP2007534958A 2006-03-31 2007-03-13 圧電アクチュエータ Active JP4154538B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006097575 2006-03-31
JP2006097575 2006-03-31
PCT/JP2007/054936 WO2007114002A1 (ja) 2006-03-31 2007-03-13 圧電アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4154538B2 JP4154538B2 (ja) 2008-09-24
JPWO2007114002A1 true JPWO2007114002A1 (ja) 2009-08-13

Family

ID=38563274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007534958A Active JP4154538B2 (ja) 2006-03-31 2007-03-13 圧電アクチュエータ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7777398B2 (ja)
EP (1) EP2003707B1 (ja)
JP (1) JP4154538B2 (ja)
CN (1) CN101405882B (ja)
AT (1) ATE549750T1 (ja)
WO (1) WO2007114002A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4929875B2 (ja) * 2006-06-30 2012-05-09 株式会社デンソー 積層型圧電素子
JP5139448B2 (ja) * 2007-12-26 2013-02-06 京セラ株式会社 積層型圧電素子、これを用いた噴射装置及び燃料噴射システム
JPWO2009125553A1 (ja) * 2008-04-11 2011-07-28 株式会社村田製作所 積層型圧電アクチュエータ
WO2009130863A1 (ja) * 2008-04-21 2009-10-29 株式会社村田製作所 積層型圧電アクチュエータ
DE102008062021A1 (de) * 2008-08-18 2010-03-04 Epcos Ag Piezoaktor in Vielschichtbauweise
WO2011049022A1 (ja) * 2009-10-23 2011-04-28 株式会社村田製作所 電気機械変換素子及びアクチュエータ
DE102010063385A1 (de) * 2010-12-17 2012-06-21 Robert Bosch Gmbh Piezoaktor
US8450910B2 (en) * 2011-01-14 2013-05-28 General Electric Company Ultrasound transducer element and method for providing an ultrasound transducer element
CN103380504B (zh) * 2011-02-24 2016-01-27 京瓷株式会社 层叠型压电元件及具备该层叠型压电元件的喷射装置以及燃料喷射系统
DE102012105517B4 (de) * 2012-06-25 2020-06-18 Tdk Electronics Ag Vielschichtbauelement mit einer Außenkontaktierung und Verfahren zur Herstellung eines Vielschichtbauelements mit einer Außenkontaktierung
DE102012109250B4 (de) * 2012-09-28 2020-07-16 Tdk Electronics Ag Elektrisches Bauelement und Verfahren zur Herstellung einer Kontaktierung eines Elektrischen Bauelements
CN105374929B (zh) * 2015-11-20 2018-10-30 中国科学院上海硅酸盐研究所 一种织构化无铅压电陶瓷多层驱动器及其制备方法
JP6750765B1 (ja) 2018-09-21 2020-09-02 株式会社村田製作所 圧電デバイス

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4201937C2 (de) * 1991-01-25 1997-05-22 Murata Manufacturing Co Piezoelektrisches laminiertes Stellglied
DE19646676C1 (de) * 1996-11-12 1998-04-23 Siemens Ag Piezoaktor mit neuartiger Kontaktierung und Herstellverfahren
DE19928190A1 (de) 1999-06-19 2001-01-11 Bosch Gmbh Robert Piezoaktor
US6396193B1 (en) * 1999-10-01 2002-05-28 Ngk Insulators, Ltd. Piezoelectric/electrostrictive device having mutually opposing thin plate portions
JP4158338B2 (ja) * 2000-06-06 2008-10-01 株式会社デンソー インジェクタ用圧電体素子
DE10152490A1 (de) * 2000-11-06 2002-05-08 Ceramtec Ag Außenelektroden an piezokeramischen Vielschichtaktoren
JP3964184B2 (ja) * 2000-12-28 2007-08-22 株式会社デンソー 積層型圧電アクチュエータ
US6548943B2 (en) * 2001-04-12 2003-04-15 Nokia Mobile Phones Ltd. Method of producing thin-film bulk acoustic wave devices
JP3815285B2 (ja) * 2001-10-09 2006-08-30 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッド
JP4422973B2 (ja) * 2002-08-27 2010-03-03 京セラ株式会社 積層圧電体、アクチュエータ及び印刷ヘッド
JP4208234B2 (ja) 2003-03-24 2009-01-14 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 圧電セラミック材用導体ペースト及びその利用
JP2005183478A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Ibiden Co Ltd 積層型圧電素子
ATE557426T1 (de) 2003-12-26 2012-05-15 Murata Manufacturing Co Mehrschichtiges piezoelektrisches bauelement mit dickfilm-aussenelektrode
JP4355665B2 (ja) 2004-04-09 2009-11-04 Tdk株式会社 圧電磁器および圧電素子
JP2006041279A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Denso Corp 積層型圧電体素子及びその製造方法
US7249817B2 (en) * 2005-03-17 2007-07-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printer having image dividing modes
JP2006303044A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Denso Corp 積層型圧電体素子
US7998362B2 (en) * 2005-08-23 2011-08-16 Canon Kabushiki Kaisha Piezoelectric substance, piezoelectric element, liquid discharge head using piezoelectric element, liquid discharge apparatus, and production method of piezoelectric element
JP2007173320A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Denso Corp 積層型圧電素子及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080007144A1 (en) 2008-01-10
EP2003707B1 (en) 2012-03-14
US7777398B2 (en) 2010-08-17
JP4154538B2 (ja) 2008-09-24
EP2003707A1 (en) 2008-12-17
CN101405882B (zh) 2011-06-15
EP2003707A4 (en) 2010-10-13
ATE549750T1 (de) 2012-03-15
CN101405882A (zh) 2009-04-08
WO2007114002A1 (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4154538B2 (ja) 圧電アクチュエータ
US7276841B2 (en) Thick film electrode and multilayer ceramic electronic device
JP4546931B2 (ja) 目標破損個所を備えた圧電部材及び圧電部材を製造する方法並びに圧電部材の使用
JP5591292B2 (ja) 圧電素子ユニット
JP2012500486A (ja) 多層型ピエゾアクチュエータ
US9698333B2 (en) Piezoelectric element unit and driving device
JPH08250777A (ja) 連結積層型圧電アクチュエータ素子
WO2009130863A1 (ja) 積層型圧電アクチュエータ
WO2009125553A1 (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JPH05218519A (ja) 電歪効果素子
JP2003086853A (ja) 積層型圧電素子及びその製法並びに噴射装置
JP2004103621A (ja) 積層型圧電素子
JP3850163B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータおよびその製造方法
JP5087822B2 (ja) 圧電素子
JP5971286B2 (ja) レンズ駆動装置
JP6726508B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JP5205689B2 (ja) 積層型圧電素子
JPH04273183A (ja) 圧電効果素子および電歪効果素子並びにその製造方法
JP6542618B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JP4737948B2 (ja) 積層型圧電素子の製法
JP2020057731A (ja) 圧電アクチュエータおよび圧電駆動装置
JP2016180993A (ja) 圧電素子ユニット、レンズ駆動装置、および圧電素子ユニットの製造方法
JP2003037305A (ja) 積層型圧電アクチュエータ素子
JPH04359576A (ja) 積層型圧電/電歪効果素子
JPH04138081A (ja) 積層型圧電アクチユエータ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4154538

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718

Year of fee payment: 5