JPWO2007108091A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置においては、ブレーキ装置は、かごの走行を停止させる。また、ブレーキ装置は、全制動力のうちの一部について、かごの非常制動時に発生する大きさを調整可能になっている。一例として、ブレーキ装置は、かごの非常制動時に制動力を無調整で即座に発生させる無調整ブレーキ部と、かごの非常制動時に制動力を調整しつつ発生させる可調整ブレーキ部とを有している。

Description

この発明は、非常制動時のかごの減速度を調整可能なエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータのブレーキ装置では、非常制動時に、減速指令値及び速度信号に基づいて、かごの減速度が所定値となるように電磁ブレーキの制動力が制御される(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−157211号公報
しかし、上記のような従来のブレーキ装置及び制動制御装置では、基本的な非常制動動作と制動力の制御との両方が1つの制動力制御ユニットにより行われているため、制動力制御のための演算に時間がかかり、制動力の発生が遅れる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、非常制動時の減速度を抑制しつつ、非常制動の動作をより確実かつ速やかに開始させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、かご、及びかごの走行を停止させるブレーキ装置を備え、ブレーキ装置は、全制動力のうちの一部についてかごの非常制動時に発生する大きさを調整可能になっている。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態7によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態8によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態9によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態10によるエレベータ装置を示す構成図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、主索3により昇降路内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路内を昇降される。
巻上機4は、主索3が巻き掛けられた駆動シーブ5、駆動シーブ5を回転させるモータ6、かご1の走行に伴って駆動シーブ5と一体に回転されるブレーキ回転体としてのブレーキドラム7、及び駆動シーブ5の回転を制動する第1及び第2のブレーキ部本体8,9を有している。モータ6の駆動は、運転制御部としての駆動制御部10により制御される。
第1のブレーキ部本体8は、ブレーキドラム7に接離される第1のブレーキシュー11、第1のブレーキシュー11に搭載された第1のアーマチュア12、第1のブレーキシュー11をブレーキドラム7に押し付ける第1の制動ばね13、及び第1のアーマチュア12に対向して配置され第1の制動ばね13に抗して第1のブレーキシュー11をブレーキドラム7から開離させる電磁力を発生する第1のブレーキコイル14を有している。
第2のブレーキ部本体9は、ブレーキドラム7に接離される第2のブレーキシュー15、第2のブレーキシュー15に搭載された第2のアーマチュア16、第2のブレーキシュー15をブレーキドラム7に押し付ける第2の制動ばね17、及び第2のアーマチュア16に対向して配置され第2の制動ばね17に抗して第2のブレーキシュー15をブレーキドラム7から開離させる電磁力を発生する第2のブレーキコイル18を有している。
また、第1のブレーキ部本体8は、第2のブレーキ部本体9の制動力を解除したままでもかご1を停止させることが可能な制動力を有している。
第1のブレーキコイル14と電源19との間には、第1のブレーキスイッチ20が設けられている。第1のブレーキスイッチ20を閉成することにより、電源19から第1のブレーキコイル14に電力が供給され、第1のブレーキシュー11がブレーキドラム7から開離される。また、第1のブレーキスイッチ20を開放することにより、第1のブレーキコイル14への電力供給が遮断され、第1のブレーキシュー11が第1の制動ばね13によりブレーキドラム7に押し付けられる。
第1のブレーキスイッチ20は、作動指令発生部21からのブレーキ作動指令(通常の制動指令及び非常制動指令を含む)の有無に応じて直接開閉される。作動指令発生部21及び駆動制御部10は、エレベータ制御装置(制御盤)に設けられている。エレベータ制御装置は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持った第1のコンピュータを有している。また、エレベータ制御装置には、非常制動指令を発生する安全回路が設けられている。
作動指令発生部21は、通常時にかご1が停止階に停止されると、ブレーキ作動指令を発生する。また、作動指令発生部21は、かご1を走行させる際に、ブレーキ作動指令を解除、即ちブレーキ開放指令を発生する。さらに、作動指令発生部21は、かご1の走行中に何等かの異常によりかご1を非常停止させる必要が生じた場合も、ブレーキ作動指令を発生する。
第2のブレーキコイル18と電源19との間には、第2のブレーキスイッチ22が設けられている。第2のブレーキスイッチ22を閉成することにより、電源19から第2のブレーキコイル18に電力が供給され、第2のブレーキシュー15がブレーキドラム7から開離される。また、第2のブレーキスイッチ22を開放することにより、第2のブレーキコイル14への電力供給が遮断され、第2のブレーキシュー15が第2の制動ばね17によりブレーキドラム7に押し付けられる。
第2のブレーキスイッチ22としては、例えばチョッピング可能な開閉型スイッチ、又は抵抗値を連続的に変化させるスライド型スイッチなど、第2のブレーキコイル18への通電量を調整可能なスイッチが用いられる。以下、本実施の形態では、開閉型スイッチを用いる場合について説明するが、スライド型スイッチを用いる場合には、スイッチをON/OFFする代わりに、スイッチをスライドさせ抵抗値を変化させることになる。
第2のブレーキスイッチ22のON/OFFは、ブレーキ制御部(制動力制御部)23により制御される。ブレーキ制御部23は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持った第2のコンピュータを有している。即ち、ブレーキ制御部23の機能は、第2のコンピュータにより実現される。第2のコンピュータの記憶部には、ブレーキ制御部23の機能を実現するためのプログラムが格納されている。
ブレーキ制御部23は、かご1の停止時にブレーキ作動指令が発せられると、第2のブレーキスイッチ22を開放させる。また、ブレーキ制御部23は、ブレーキ開放指令が発せられると、第2のブレーキスイッチ22を閉成させる。
さらに、ブレーキ制御部23は、かご1の走行中にブレーキ作動指令が発せられると、かご1の減速度(負の加速度の絶対値)を推定するための減速度推定情報に基づいて、かご1の減速度を推定(又は検出)し、減速度が過大となったり過小となったりしないように、第2のブレーキコイル18に発生する電磁力、即ち第2のブレーキスイッチ22の開閉状態を制御する。これにより、ブレーキ制御部23は、第2のブレーキシュー15のブレーキドラム7への押付力を制御する。
減速度推定情報としては、モータ6の回転を検出する巻上機回転検出器、調速機に設けられたかご位置検出器、主索3が巻き掛けられた返し車の回転を検出する返し車回転検出器、かご1内の負荷を検出する秤装置、かご1に搭載された速度計又は加速度計、又は駆動シーブ5の軸トルクを検出する軸トルク計等を用いることができる。回転検出器及びかご位置検出器としては、エンコーダ又はレゾルバを用いることができる。
無調整ブレーキ部としての第1のブレーキ部24は、第1のブレーキ部本体8及び第1のブレーキスイッチ20を有している。可調整ブレーキ部としての第2のブレーキ部25は、第2のブレーキ部本体9、第2のブレーキスイッチ22及びブレーキ制御部23を有している。そして、ブレーキ装置は、第1及び第2のブレーキ部24,25を有している。
第1のブレーキ部24は、かご1の非常制動時に、制動力を無調整で即座に発生させる。第2のブレーキ部25は、かご1の非常制動時に、制動力を調整しつつ発生させる。従って、ブレーキ装置は、全制動力のうちの一部(第2のブレーキ部25の制動力分)について、かご1の非常制動時に発生する大きさを調整可能になっている。逆に言うと、ブレーキ装置は、非常制動時に、調整可能な分を除いた制動力を調整せずに即座に印加する。
具体的には、かご1の走行中にブレーキ作動指令が発生すると、第1のブレーキスイッチ20が即座に開放され、第1のブレーキ部本体8による制動力がブレーキドラム7に直ちに印加される。これにより、かご1の減速が開始される。
ブレーキ制御部23は、かご1の減速度を監視し、減速度が予め設定された閾値よりも小さければ第2のブレーキスイッチ22をOFFにして、第2のブレーキ部本体9による制動力をブレーキドラム7に印加する。また、かご1の減速度が閾値以上になると、ブレーキ制御部23は、第2のブレーキスイッチ22をONにして、第2のブレーキ部本体9による制動力を解除する。
このようなエレベータ装置では、ブレーキ装置が、全制動力のうちの一部についてかご1の非常制動時に発生する大きさを調整可能になっているので、非常制動時の減速度を抑制しつつ、非常制動の動作をより確実かつ速やかに開始させることができる。これにより、過大な減速度による乗り心地の悪化や、過小な減速度による制動距離の伸長を防止することができる。
また、ブレーキ装置は、制動力を無調整で即座に発生させる第1のブレーキ部24と、制動力を調整しつつ発生させる第2のブレーキ部25とを有しているので、無調整で発生させる制動力の大きさと、調整しつつ発生させる制動力の大きさとを容易に設定することができる。
実施の形態2.
次に、図2はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、第2のブレーキコイル18と電源19との間には、強制制動スイッチ26が設けられている。強制制動スイッチ26は、第2のブレーキスイッチ22に直列に接続されており、通常は閉成されている。また、強制制動スイッチ26は、外部からの信号に応じて開放される。強制制動スイッチ26が開放されることにより、ブレーキ制御部23による制御は無効化され、第2のブレーキ部本体9には強制的に全制動力が発生される。
第2のブレーキスイッチ22には、タイマスイッチ28が直列に接続されている。タイマスイッチ28は、通常は閉成されており、タイマ回路29からの開放指令に応じて開放される。タイマ回路29には、作動指令発生部21からのブレーキ作動指令が入力される。
タイマ回路29は、ブレーキ作動指令を受けると時間の計測(カウントダウン)を開始し、ブレーキ作動指令の入力から所定時間後にタイマスイッチ28に開放指令を出力する。従って、ブレーキ制御部23による第2のブレーキ部本体9の制動力制御は、ブレーキ作動指令の発生から所定時間後に無効化される。また、ブレーキ作動指令が解除されると、タイマ回路29による時間の計測はリセットされ、タイマスイッチ28は閉成される。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、第2のブレーキコイル18と電源19との間に強制制動スイッチ26を設けたので、必要に応じてブレーキ制御部23による制御を無効化し、第2のブレーキ部本体9に即座に制動動作させることができる。
また、ブレーキ制御部23は、非常制動指令の発生から所定時間後に無効化されるので、ブレーキ制御部23の故障時にもかご1をより確実に停止させることができる。
さらに、ブレーキ制御部23にブレーキ作動指令が入力されるので、ブレーキ制御部23による制動力の制御を、ブレーキ作動指令が発生したときのみ行わせることができる。
実施の形態3.
次に、図3はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、タイマスイッチ28と電源19との間には、電流リミッタ27が接続されている。電流リミッタ27は、第2のブレーキコイル18に流れる電流量の上限値を規定する。電流リミッタ27としては、例えば抵抗器が用いられている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
このようなエレベータ装置では、ブレーキ制御部23が万一故障して、第2のブレーキスイッチ22を正常に制御できなくなった場合でも、電流リミッタ27があるため、第2のブレーキ部本体9の制御量を適当に制限できる。
実施の形態4.
次に、図4はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、第2のブレーキコイル18と電源19との間には、第2のブレーキスイッチ22bが接続されている。また、第2のブレーキコイル18と電源19との間には、調整スイッチ22a、タイマスイッチ28及び電流リミッタ27が、第2のブレーキスイッチ22bに対して並列に接続されている。調整スイッチ22a、タイマスイッチ28及び電流リミッタ27は、互いに直列に接続されている。
第2のブレーキスイッチ22bとしては、通常の開閉スイッチが用いられている。第2のブレーキスイッチ22bは、ブレーキ制御部23を介さず、ブレーキ作動指令の有無に応じて直接開閉される。
調整スイッチ22aは、通常時は開放されている。即ち、調整スイッチ22aは、かご1の減速度が所定値以上となったとき以外は開放されている。また、調整スイッチ22aとしては、チョッピング可能な開閉型スイッチ、又は抵抗値を連続的に変化させるスライド型スイッチなど、ブレーキコイル18への通電量を調整可能なスイッチが用いられている。以下、本実施の形態では、開閉型スイッチを用いる場合について説明するが、スライド型スイッチを用いる場合には、スイッチをON/OFFする代わりに、スイッチをスライドさせ抵抗値を変化させることになる。
調整スイッチ22aが開放された状態で、第2のブレーキスイッチ22bが開放されることにより、第2のブレーキコイル18への電力供給が遮断され、ブレーキシュー15が制動ばね17によりブレーキドラム7に押し付けられる。また、第2のブレーキスイッチ22bが閉成されることにより、第2のブレーキコイル18に電力が供給され、ブレーキシュー15がブレーキドラム7から開離される。
調整スイッチ22aのON/OFFは、ブレーキ制御部23により制御される。ブレーキ制御部23は、ブレーキ作動指令の有無に拘わらずかご1の走行中の減速度を監視し、減速度が過大となったり過小となったりしないように、ブレーキコイル18に発生する電磁力、即ち調整スイッチ22aの開閉状態を制御する。また、ブレーキ制御部23は、駆動制御部10とは独立してかご1の減速度を検出し監視する。即ち、減速度を測定又は推定するための減速度推定情報は、エレベータ制御装置からではなく、センサ等からブレーキ制御部23に直接入力される。
電流リミッタ27は、第2のブレーキスイッチ22bが開放されたときに、第2のブレーキコイル18に流れる電流量の上限値を規定する。電流リミッタ27としては、例えば抵抗器が用いられている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
このようなエレベータ装置では、制動力を調整するための調整スイッチ22aを第2のブレーキスイッチ22bに対して並列の回路に配置し、第2のブレーキスイッチ22bはブレーキ作動指令に応じて即座に開放されるようにしたので、ブレーキ作動指令の発生時に、第2のブレーキ部本体9を第1のブレーキ部本体8とともに動作遅れなく直ちに制動動作させることができる。
また、ブレーキ制御部23が故障した場合でも、ブレーキ制御部23による減速度制御を行わない状態で、エレベータ装置の運行を継続することができる。
さらに、ブレーキ制御部23は、駆動制御部10とは独立してかご1の減速度を検出し監視するので、信頼性を向上させることができる。
さらにまた、電流リミッタ27を用いることにより、ブレーキ制御部23によって制御できる第2のブレーキコイル18への通電量の上限が設定され、第2のブレーキコイル18には電源電圧の一部しか印加されなくなる。従って、ブレーキ制御部23によるブレーキ部本体9の制御量を適当に制限することができる。
実施の形態5.
次に、図5はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、ブレーキ制御部23には、作動指令発生部21からのブレーキ作動指令が入力される。ブレーキ制御部23は、ブレーキ作動指令が入力されると、かご1の走行中の減速度を監視し、減速度が過大となったり過小となったりしないように、ブレーキコイル18に発生する電磁力、即ち調整スイッチ22aの開閉状態を制御する。他の構成は、実施の形態4と同様である。
このように、ブレーキ作動指令が発生したときのみ、ブレーキ制御部23がかご1の減速度を制御するようにしてもよい。
実施の形態6.
次に、図6はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、巻上機4は、駆動シーブ5、モータ6、ブレーキドラム7及びブレーキ部本体31を有している。ブレーキ部本体31は、ブレーキドラム7に接離されるブレーキシュー32、ブレーキシュー32に搭載されたアーマチュア33、ブレーキシュー32をブレーキドラム7に押し付ける制動ばね34、アーマチュア33に対向して配置され制動ばね34に抗してブレーキシュー32をブレーキドラム7から開離させる電磁力を発生する第1及び第2のブレーキコイル35,36を有している。
第1のブレーキコイル35と電源19との間には、第1のブレーキスイッチ20が設けられている。第1のブレーキスイッチ20は、ブレーキ作動指令の有無に応じて開閉される。第2のブレーキコイル36と電源19との間には、第2のブレーキスイッチ22が設けられている。第2のブレーキスイッチ22のON/OFFは、ブレーキ制御部23により制御される。
無調整ブレーキ部は、ブレーキシュー32、アーマチュア33、制動ばね34、第1のブレーキコイル35及び第1のブレーキスイッチ20を有している。可調整ブレーキ部は、ブレーキシュー32、アーマチュア33、制動ばね34、第2のブレーキコイル36、第2のブレーキスイッチ22及びブレーキ制御部23を有している。そして、ブレーキ装置は、無調整ブレーキ部及び可調整ブレーキ部を有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
かご1の停止時にブレーキ作動指令が発せられると、第1及び第2のブレーキスイッチ20,22が開放され、ブレーキ部本体31の全制動力がブレーキドラム7に印加される。また、かご1の走行時にブレーキ開放指令が発せられると、第1及び第2のブレーキスイッチ20,22が閉成され、ブレーキ部本体31の制動力が解除される。
さらに、かご1の走行中にブレーキ作動指令が発せられると、第1のブレーキスイッチ20が即座に開放され、制動ばね34の押付力から第2のブレーキコイル36の吸引力を引いた分の制動力がブレーキドラム7に直ちに印加される。このとき、ブレーキ制御部23にもブレーキ作動指令が入力され、ブレーキ制御部23により第2のブレーキスイッチ22の開閉状態が制御される。
即ち、ブレーキ制御部23は、かご1の減速度を監視し、減速度が予め設定された閾値よりも小さければ第2のブレーキスイッチ22を開放し、かご1の減速度が閾値以上になると第2のブレーキスイッチ22を閉成する。
このようなエレベータ装置では、ブレーキ装置が、全制動力のうちの一部についてかご1の非常制動時に発生する大きさを調整可能になっているので、非常制動時の減速度を抑制しつつ、非常制動の動作をより確実かつ速やかに開始させることができる。これにより、過大な減速度による乗り心地の悪化や、過小な減速度による制動距離の伸長を防止することができる。
なお、可調整ブレーキ部の制動力は、無調整ブレーキ部の制動力と同じであっても異なっていてもよい。可調整ブレーキ部及び無調整ブレーキ部の制動力は、第1及び第2のブレーキコイル35,36の容量を変えることにより調整することができる。
実施の形態7.
次に、図7はこの発明の実施の形態7によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、第2のブレーキ部本体37は、第2のブレーキシュー15、第2のアーマチュア16、第2の制動ばね17、第2及び第3のブレーキコイル38,39を有している。
第2のブレーキコイル38と電源19との間には、タイマスイッチ28、調整スイッチ22a及び強制制動スイッチ26が直列に接続されている。調整スイッチ22aのON/OFFは、ブレーキ制御部23により制御される。
第3のブレーキコイル39と電源19との間には、第2のブレーキスイッチ22bが設けられている。第2のブレーキスイッチ22bは、ブレーキ作動指令の有無に応じて開閉される。即ち、この実施の形態7は、実施の形態2と実施の形態6とを組み合わせた例である。
このような構成によっても、ブレーキ装置が、全制動力のうちの一部についてかご1の非常制動時に発生する大きさを調整可能になっているので、非常制動時の減速度を抑制しつつ、非常制動の動作をより確実かつ速やかに開始させることができる。これにより、過大な減速度による乗り心地の悪化や、過小な減速度による制動距離の伸長を防止することができる。
実施の形態8.
次に、図8はこの発明の実施の形態8によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、第2のブレーキコイル38と電源19との間には、第3のブレーキスイッチ22cが接続されている。第3のブレーキスイッチ22cとしては、通常の開閉スイッチが用いられている。第3のブレーキスイッチ22cは、ブレーキ制御部23を介さず、ブレーキ作動指令の有無に応じて直接開閉される。
また、第2のブレーキコイル38と電源19との間には、調整スイッチ22a、タイマスイッチ28及び電流リミッタ27が、第3のブレーキスイッチ22cに対して並列に接続されている。調整スイッチ22a、タイマスイッチ28及び電流リミッタ27は、互いに直列に接続されている。即ち、この実施の形態8は、実施の形態4と実施の形態6とを組み合わせた例である。
このような構成によっても、ブレーキ装置が、全制動力のうちの一部についてかご1の非常制動時に発生する大きさを調整可能になっているので、非常制動時の減速度を抑制しつつ、非常制動の動作をより確実かつ速やかに開始させることができる。これにより、過大な減速度による乗り心地の悪化や、過小な減速度による制動距離の伸長を防止することができる。
なお、作動指令発生部21からのブレーキ作動指令をブレーキ制御部23に入力し、ブレーキ作動指令の発生時のみブレーキ制御部23がかご1の減速度を制御するようにしてもよい。
実施の形態9.
次に、図9はこの発明の実施の形態9によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、ブレーキ部本体31は、ブレーキシュー32、アーマチュア33、ブレーキシュー32をブレーキドラム7に押し付ける第1及び第2の制動ばね34a,34b、アーマチュア33に対向して配置され制動ばね34a,34bに抗してブレーキシュー32をブレーキドラム7から開離させる電磁力を発生する第1及び第2のブレーキコイル35,36を有している。
第1の制動ばね34aは、第1のブレーキコイル35に対応する位置に配置されている。第2の制動ばね34bは、第2のブレーキコイル36に対応する位置に配置されている。即ち、制動ばね34a,34bは、ブレーキコイル35,36の位置に対応付けて配置されている。他の構成は、実施の形態6と同様である。
このようなエレベータ装置では、第1及び第2のブレーキコイル35,36の容量や第1及び第2の制動ばね34a,34bのばね係数を変えることにより、無調整ブレーキ部及び可調整ブレーキ部の制動力を調整することができる。
実施の形態10.
次に、図10はこの発明の実施の形態10によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、第2のブレーキ部本体37は、第2のブレーキシュー15、第2のアーマチュア16、第2及び第3の制動ばね17a,17b、第2及び第3のブレーキコイル38,39を有している。第2の制動ばね17aは、第2のブレーキコイル38に対応する位置に配置されている。第3の制動ばね17bは、第3のブレーキコイル39に対応する位置に配置されている。即ち、制動ばね17a,17bは、ブレーキコイル38,39の位置に対応付けて配置されている。他の構成は、実施の形態8と同様である。
このような構成によっても、ブレーキ装置が、全制動力のうちの一部についてかご1の非常制動時に発生する大きさを調整可能になっているので、非常制動時の減速度を抑制しつつ、非常制動の動作をより確実かつ速やかに開始させることができる。これにより、過大な減速度による乗り心地の悪化や、過小な減速度による制動距離の伸長を防止することができる。
なお、実施の形態10について、作動指令発生部21からのブレーキ作動指令をブレーキ制御部23に入力し、ブレーキ作動指令の発生時のみブレーキ制御部23がかご1の減速度を制御するようにしてもよい。
また、実施の形態7の制動ばね17を実施の形態10と同様に第2及び第3の制動ばね17a,17bに分けて配置してもよい。
さらに、上記の例では、ブレーキ制御部23をコンピュータで構成したが、アナログ信号を処理する電気回路によって構成してもよい。
さらにまた、上記の例では、ブレーキ装置を巻上機4に設けたが、他の位置に設けてもよい。即ち、ブレーキ装置は、例えばかごに搭載されたかごブレーキや、主索を掴んでかごを制動するロープブレーキ等であってもよい。
また、ブレーキ回転体は、ブレーキドラムに限定されるものではなく、例えばブレーキディスクであってもよい。
さらに、ブレーキコイル及び制動ばねは、それぞれ3個以上であってもよい。
さらにまた、1つのブレーキ回転体に対してブレーキ部本体を3個以上設けてもよい。
また、上記の例では、ブレーキ回転体の外側にブレーキ装置を配置したが、ブレーキ回転体の内側に配置してもよい。
さらに、ブレーキ回転体は駆動シーブと一体であってもよい。

Claims (9)

  1. かご、及び
    上記かごの走行を停止させるブレーキ装置
    を備え、
    上記ブレーキ装置は、全制動力のうちの一部について上記かごの非常制動時に発生する大きさを調整可能になっているエレベータ装置。
  2. 上記ブレーキ装置は、上記かごの非常制動時に制動力を無調整で即座に発生させる無調整ブレーキ部と、上記かごの非常制動時に制動力を調整しつつ発生させる可調整ブレーキ部とを有している請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 上記無調整ブレーキ部は、上記可調整ブレーキ部の制動力を解除したままでも上記かごを停止させることが可能な制動力を有している請求項2記載のエレベータ装置。
  4. 上記無調整ブレーキ部は、上記かごの走行とともに回転されるブレーキ回転体に接離される第1のブレーキシューと、上記第1のブレーキシューを上記ブレーキ回転体に押し付ける第1の制動ばねと、上記第1の制動ばねに抗して上記第1のブレーキシューを上記ブレーキ回転体から開離させる電磁力を発生する第1のブレーキコイルとを有し、
    上記可調整ブレーキ部は、上記ブレーキ回転体に接離される第2のブレーキシューと、上記第2のブレーキシューを上記ブレーキ回転体に押し付ける第2の制動ばねと、上記第2の制動ばねに抗して上記第2のブレーキシューを上記ブレーキ回転体から開離させる電磁力を発生する第2ブレーキコイルと、非常制動時に上記第2のブレーキコイルに発生する電磁力を制御するブレーキ制御部とを有している請求項2記載のエレベータ装置。
  5. 上記可調整ブレーキ部は、上記第2の制動ばねに抗して上記第2のブレーキシューを上記ブレーキ回転体から開離させる電磁力を発生する第3のブレーキコイルをさらに有し、非常制動時には、上記第3のブレーキコイルへの通電が即座に遮断される請求項4記載のエレベータ装置。
  6. 上記可調整ブレーキ部は、
    上記かごの走行とともに回転されるブレーキ回転体に接離されるブレーキシュー、
    上記ブレーキシューを上記ブレーキ回転体に押し付ける制動ばね、
    上記制動ばねに抗して上記ブレーキシューを上記ブレーキ回転体から開離させる電磁力を発生するブレーキコイル、
    非常制動時に上記ブレーキコイルに発生する電磁力を制御するブレーキ制御部、及び
    上記ブレーキコイルに流れる電流を制限する電流リミッタ
    を有している請求項2記載のエレベータ装置。
  7. 上記可調整ブレーキ部は、非常制動時の制動力の調整を無効化して上記可調整ブレーキ部の全制動力を強制的に発生させるための強制制動スイッチを有している請求項2記載のエレベータ装置。
  8. 上記ブレーキ装置は、
    上記かごの走行とともに回転されるブレーキ回転体に接離されるブレーキシュー、
    上記ブレーキシューを上記ブレーキ回転体に押し付ける制動ばね、及び
    上記制動ばねに抗して上記ブレーキシューを上記ブレーキ回転体から開離させる電磁力を発生する第1及び第2のブレーキコイル
    を有し、非常制動時には、上記第1のブレーキコイルへの通電が即座に遮断されるとともに、上記第2のブレーキコイルに発生する電磁力が調整される請求項1記載のエレベータ装置。
  9. 上記ブレーキ装置は、
    上記かごの走行とともに回転されるブレーキ回転体に接離されるブレーキシュー、
    上記ブレーキシューを上記ブレーキ回転体に押し付ける複数の制動ばね、及び
    上記制動ばねに抗して上記ブレーキシューを上記ブレーキ回転体から開離させる電磁力を発生する複数のブレーキコイル
    を有し、上記制動ばねは、上記ブレーキコイルの位置に対応付けて配置されている請求項1記載のエレベータ装置。
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