JPWO2007080740A1 - 光導波路デバイス及び光導波路デバイスの製造装置 - Google Patents

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Abstract

より小型で耐衝撃性の高い光導波路デバイスを提供する。光導波路デバイス1は、光導波路部11が形成された基板10の端部における溝部形成面SFにV溝部14が形成され、そのV溝部14に光ファイバ素線22の端部が嵌合された状態で接着剤層13により埋設されて基板10と接続する構成である。

Description

本発明は、光ケーブルと接続する光導波路デバイス及び光導波路デバイスの製造装置に関する。
近年では、データ通信の高速化に伴い、従来からのメタリックケーブルによる通信に代わって光ケーブルを用いた光通信が主流となりつつある。この光通信を行う光導波路デバイスとしては、例えば図8Aに示すように、光ケーブル220と光学的に接続する構成を有し、その光ケーブル220を導波する光をスプリットする光導波路デバイス200などがある。
光ケーブル220は、内部に多芯又は単芯の光ファイバ素線222を有し、この光ファイバ素線222により導波される光を延在方向に伝送する。光導波路デバイス200は、基板210上に光導波路部211及び当該光導波路部211と光ファイバ素線222とが接続するための接続部212を有する。光導波路部211はY字状に複数の分岐が形成されたコア2111がクラッド2112で覆われており、コア2111は入力された光を分配して出力する(逆に、入力する光を集約して出力してもよい)。
接続部212は、図8A及び図8Bに示すように、基板210上に光ファイバ素線222を嵌合可能なV溝部215が形成されており、光ケーブル220の端部においてむき出された光ファイバ素線222を、V溝部215の壁面に沿うように嵌合して位置決め(パッシブアライメント)するとともに、ガラスブロック213で押し付けてそのガラスブロック213の押付面とV溝部215の壁面とで光ファイバ素線222を挟み込んで接着部材214で接着固定し、光ファイバ素線222とコア2111との間の光の導波を接続する構成である。
また、特許文献1には、上述した構成と同様に、光ファイバをV溝に挿入して光ファイバ端面と光スプリッタなどの光導波路との位置決めを行い、その上方からガラスブロックで押さえて接着固定する構成が示されている。さらに、光導波路を複製法(あるいは、スタンパ法)で形成する際に生じ、光ケーブルを溝部に接着固定する際に障害となるコア材料を低減する技術が開示されている。
このように、光通信における光ケーブルと光スプリッタ、LD(LaserDiode)、VCSEL(Vertical-Cavity Surface-emitting Laser)又はPD(PhotoDiode)等の光デバイスとの接続や光ケーブル同士の接続においては、その接続箇所における損失を少なくするために正確な位置合わせ(アライメント:Alignment)を行い、多少の外力を受けた場合でもその接続がずれないように固定することが重要である。
特開2004−20656号公報
しかしながら、上述した従来技術では、接着後に光ファイバ素線を押し付けて固定するガラスブロックなどに衝撃が加わった場合、その外部からの衝撃による応力が光ファイバ素線に直接加わるため、断線しやすいという問題があった。また、そのガラスブロックを有する構成であるため、装置を小型化することが困難であった。また、組立中にガラスブロックにより光ファイバ素線を断線してしまうという問題点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、より小型で耐衝撃性の高い光導波路デバイスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の側面によると、光導波路が形成された基板の端部に前記光導波路の光伝播方向に沿う溝部が形成され、当該溝部内に光ファイバの接続端部が嵌合され、当該光ファイバの接続端部は接着剤層で埋設されている。
また、前記光ファイバの接続端部における接着剤層の表面は、前記光ファイバの外周面の形状に対応する曲面形状であることが好ましい。
本発明の第2の側面によると、光導波路が形成され且つ端部に前記光導波路の光伝播方向に沿って溝部が形成された基板を固定する下部治具と、前記下部治具に前記基板が固定された状態で前記溝部内に光ファイバの接続端部が嵌合されたとき、前記光ファイバの接続端部の上面に接触する規制面を有する光ファイバ規制部が設けられた上部治具と、を備えている。
また、前記光ファイバ規制部の規制面は、フッ素系樹脂でコーティングされていることが好ましい。
また、前記光ファイバ規制部の規制面は、前記光ファイバの外周面の形状に対応する曲面部を有することが好ましい。
本発明によれば、より小型で耐衝撃性の高い光導波路デバイスを提供することができる。
本発明である光導波路デバイス1の外観を示す斜視図である。 領域Aを拡大した斜視図である。 図1AのX−Xにおける端面を示す端面図である。 接着剤層13の表面形状を変形した場合の図1AのX−Xにおける端面を示す端面図である。 光導波路デバイスの製造装置の分解斜視図である。 図3において上部治具100の位置からZ2方向を俯瞰した図である。 図3において上部治具100と下部治具110とを組み合わせた断面と入れ子120の側面とをX2方向へ俯瞰した図である。 図3において下部治具110と入れ子120とを組み合わせて上部治具100の位置からZ2方向を俯瞰した図である。 上部治具100、下部治具110及び入れ子120を組み合わせ、上部治具100、下部治具110の断面と入れ子120の側面とをX2方向へ俯瞰した図である。 領域Bの断面を拡大した図である。 図6のY−Yにおける端面を示す端面図である。 押付面を変形した場合の図6のY−Yにおける端面を示す端面図である。 従来からの光導波路デバイス200の外観を示す斜視図である。 領域Cを拡大した斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明するが、この発明はこの実施形態に限定されない。また、この発明の実施形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の用語や用途などをこれに限定しない。
[光導波路デバイスについて]
先ず、光導波路デバイスを図1A、図1B、図2を参照して説明する。図1Aは、本発明である光導波路デバイス1の外観を示す斜視図であり、図1Bは、領域Aを拡大した斜視図であり、図2Aは、図1AのX−Xにおける端面を示す端面図であり、図2Bは、接着剤層13の表面形状を変形した場合の図1AのX−Xにおける端面を示す端面図である。
光導波路デバイス1は、図1Aに示すように、基板10のZ1方向の基板面上において、Y字状に複数の分岐が形成されたコア1111をクラッド1112で被覆し、入力される光を分配する(逆に、入力する光を集約してもよい)光導波路部11と、この光導波路部11に光ケーブル20を光学的に接続する光ファイバ接続部12とを有する構成である。
この光導波路デバイス1に接続する光ケーブル20は、内部に多芯又は単芯の光ファイバ素線222を有し、光ファイバ接続部12と接続する端部領域においては光ファイバ素線222を露出している。光ファイバ素線222は、例えば、石英(SiO2)ガラスにゲルマニア(GeO2)などをドープしたプリフォームを引き延ばして円筒状に作成されており、この円筒状の中心付近にはコアがクラッドで包むようにして延在されてなる。なお、光ファイバ素線222は、多成分ガラスやプラスチック光ファイバ(POF:Plastic Optical Fiber)などであってよく、形状も上述した円筒状に限定するものではない。光ケーブル20は、この光ファイバ素線222の一端側からコアに入力される光を全反射させて伝送し、他端側に出力する。
光ファイバ接続部12は、図1B及び図2Aに示すように、基板10上の溝部形成面SFに光ファイバ素線22を嵌合可能なV溝部14が、光ファイバ素線22の径やコア1111の位置に応じた予め定められた設計位置でコア1111の光伝播方向に沿う方向に形成されており、光ファイバ素線22の端部をV溝部14に嵌め込み、接着剤層13で埋設して固定する構成である。
接着剤層13は、例えば、紫外線硬化型の接着剤であり、紫外線の照射により硬化した状態で光学的透明性を有し且つ所定の屈折率及びヤング率を有するものである。この接着剤層13による光ファイバ素線22の埋設は、図2Aに示すように、溝部形成面SFと略平行な平面である表面13Sを形成し、その際の厚さh1は光ファイバ素線22の外周を覆う程度である。また、特に図示しないが、この埋設は、光ファイバ素線22の外周より所定の厚さでの完全被覆や、接着剤層13による光ファイバ素線22の固定を妨げない程度で光ファイバ素線22の外周面が一部露出してもよい。
なお、接着剤層13による埋設では、図2Bに示すように、光ファイバ素線22近傍でその光ファイバ素線22の外周形状に対応する曲面形状の表面13Rを形成し、上述の厚さh1より薄い厚さh2であってもよい。また、表面13Rは、同図に示すように、光ファイバ素線22に合わせて、接着剤層13の被覆による断面が略半円形状となるように形成された面であってもよいが、その断面が逆V字や台形状となるように形成された面であってもよく、特に限定しない。
V溝部14は、基板10の溝部形成面SFにおいて、ダイシングやフォトリソグラフィで作成されたマスクパターンによる異方性エッチングなどにより、光ファイバ素線22とコア1111との光学的な接続時における接続損失を生じさせない程度の精度で、接続する光ファイバ素線22のサイズやコア1111の位置に合わせてコア1111の光伝播方向に沿って形成される。このV溝部14の断面はV字形状であり、光ファイバ素線22の端部を嵌め込んだ際にはその外周面が当該V字を構成する面に接する位置で保持される。なお、V溝部14の断面形状は、光ファイバ素線22の嵌め込みが容易であり、その構成面などで精度よく位置合わせを行うことができる形状であれば、U字形状など他の形状であってよく、特に限定しない。
以上のように、光導波路デバイス1は、光導波路部11が形成された基板10の端部における溝部形成面SFにV溝部14が形成され、そのV溝部14に光ファイバ素線22の端部が嵌合された状態で接着剤層13により埋設されて基板10と接続する構成である。このため、光ファイバ素線22に余分な応力を加える要素がなく、耐衝撃性を向上させることができるとともに、溝部形成面SFに対しては接着材層の厚さのみであり、ガラスブロック等の厚みを必要としないため、より小型にすることができる。
また、接着剤層13の表面を光ファイバ素線22の外周形状に応じた曲面形状に形成することにより、応力の分散を図ることができるとともに、接着剤層を薄くすることができ、より小型化することができる。
[光デバイスの製造装置について]
次に、光ケーブル20の光ファイバ素線22をV溝部14に介挿し、接着剤層13で固定して前述した光導波路デバイス1を製造する製造装置について図3〜図7Bを参照して説明する。
図3は、光導波路デバイスの製造装置の分解斜視図であり、図4Aは、図3において上部治具100の位置からZ2方向を俯瞰した図であり、図4Bは、図3において上部治具100と下部治具110とを組み合わせた断面と入れ子120の側面とをX2方向へ俯瞰した図であり、図5Aは、図3において下部治具110と入れ子120とを組み合わせて上部治具100の位置からZ2方向を俯瞰した図であり、図5Bは、上部治具100、下部治具110及び入れ子120を組み合わせ、上部治具100、下部治具110の断面と入れ子120の側面とをX2方向へ俯瞰した図であり、図6は、領域Bの断面を拡大した図であり、図7Aは、図6のY−Yにおける端面を示す端面図であり、図7Bは、押付面を変形した場合の図6のY−Yにおける端面を示す端面図である。
光デバイスの製造装置は、図3〜図5Bに示すように、基板10上に形成された光導波路部11及び光ファイバ接続部12の面方向から基板10を固定する上部治具100、当該面方向の裏面側から基板10を固定する下部治具110及び光ケーブル20の端部近傍に設けられた入れ子120からなり、下部治具110上に基板10を固定し、入れ子120を介挿して上部治具100を組み合わせることで、光ファイバ素線22を光ファイバ接続部12の接続位置に導く構成である。
上部治具100は、図3、図4B及び図5Bに示すように、下部治具110と組み合わせる面側に、下部治具110との組み合わせ時において入れ子120による光ケーブル20を介挿可能する介挿部101及び嵌合ピン123をガイドして入れ子120の位置を規制するガイド部102と、光ファイバ接続部12の接続位置に導かれた光ファイバ素線22に接着剤層13を形成して固定する際に当該光ファイバ素線22の保持する位置を規制する光ファイバ規制部103と、基板10を固定する面とその裏面側とを連通する開口部104とを備える。
光ファイバ規制部103は、図4B、図5B及び図6に示すように、下部治具110と組み合わせる面側において凸形状であり、その凸部分には光ファイバ接続部12における溝部形成面と略同形状の規制面105が形成されている。光ファイバ規制部103の凸形状は、光ファイバ素線22をV溝部14に嵌め込んだ状態で基板10を上部治具100と下部治具110とで組み合わせて固定した場合、図7Aに示すように、規制面105が光ファイバ素線22の上面に接触する程度(厚さh1程度の間隙)である。このため、光ファイバ規制部103は、その光ファイバ素線22をV溝部14に嵌め込んだ状態で光ファイバ素線22がV溝部14から乖離しないよう規制する。
なお、規制面105は、フッ素系樹脂でコーティングされており、光ファイバ素線22を固定する接着部材に対しても容易に乖離させることができる。また、規制面105は、図7Aに示すように、下部治具110に基板10を固定して上部治具100を組み合わせ、V溝部14に光ファイバ素線22を嵌合して接着部材で固定する際に、厚さh1で略平面上の接着剤層13を形成することができる。さらにその際に、図7Bに示すように、光ファイバ素線22の外周面に対応する規制曲面105Rを有する規制面105aにより、厚さh2で前述した表面13Rを有する接着剤層13を形成する構成であってよい。更には、前述した逆V字や台形形状などであってよく、特に限定しない。
開口部104は、図3、図4B、図5Bに示すように、光導波路部11と略同形状であり、上部治具100を組み合わせた場合でも光導波路部11部分を露出させる。このため、図6に示すように、光ファイバ接続部12に接着部材を塗布し光ファイバ素線22を介挿して治具で固定した際の紫外線照射による接着部材の硬化や、治具での固定後における規制面105と溝部形成面SF及び光ファイバ素線22との間へ、毛細管現象などを利用した接着部材の流し込みなどを行うことができる。
下部治具110は、図3〜図5Bに示すように、上部治具100との組み合わせ時において光ケーブル20を介挿可能とする介挿部111及び嵌合ピン123をガイドして入れ子120の位置を規制するガイド部112、基板10を固定する基板固定部113を備える。なお、基板固定部113は、バキューム吸引により基板10を基板固定部113へ密着固定させる真空穴114を有する。
入れ子120は、図3〜図5Bに示すように、入れ子上部121と入れ子下部122との組み合わせで光ケーブル20の端部近傍に固定され、光ケーブル20の端部方向に突出する嵌合ピン123と前述したガイド部102、112とにより位置決めが行われる構成である。
以上のように、下部治具110に基板10を固定し、入れ子120と規制面105を有する上部治具100とを組み合わせて、光ファイバ素線22がV溝部14に嵌合した際には、当該規制面105は光ファイバ素線22の上面に接触する位置に設けられる構成である。このため、この光ファイバ素線22がV溝部14に嵌合した状態で接着部材を流し込む又は嵌合前に予め塗布しておくことで、前述した接着剤層13により光ファイバ素線22を埋設する光導波路デバイス1を製造することができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明の一例を示すものであり、これに限定しない。本発明における光導波路デバイス1の細部構成や当該光導波路デバイス1を製造する製造装置の細部構成に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、光導波路部11として光スプリッタを例示したが、LD(LaserDiode)、VCSEL(Vertical-Cavity Surface-emitting Laser)又はPD(PhotoDiode)等を備えて光ファイバ素線22に伝送する構成であってよい。また、本実施の形態で例示した光ファイバ素線22の接続レイアウトも単芯対多芯だけでなく、単芯対単芯や多芯対多芯であってもよく、特に限定するものではない。
本発明に係る光導波路デバイス及び光導波路デバイスの製造装置は、光通信分野において利用可能性がある。
符号の説明
1 光導波路デバイス
10 基板
11 光導波路部
1111 コア
1112 クラッド
12 光ファイバ接続部
13 接着剤層
13R、13S 表面
14 V溝部
20 光ケーブル
22 光ファイバ素線
100 上部治具
101 介挿部
102 ガイド部
103 光ファイバ規制部
104 開口部
105、105a 規制面
105R 規制曲面
110 下部治具
111 介挿部
112 ガイド部
113 基板固定部
114 真空穴
120 入れ子
121 入れ子上部
122 入れ子下部
123 嵌合ピン
A、B、C 領域
SF 溝部形成面
h1、h2 厚さ
200 光導波路デバイス
210 基板
211 光導波路部
2111 コア
2112 クラッド
212 接続部
213 ガラスブロック
214 接着部材
215 V溝部
220 光ケーブル
222 光ファイバ素線

Claims (5)

  1. 光導波路が形成された基板の端部に前記光導波路の光伝播方向に沿う溝部が形成され、当該溝部内に光ファイバの接続端部が嵌合され、当該光ファイバの接続端部は接着剤層で埋設されていることを特徴とする光導波路デバイス。
  2. 前記光ファイバの接続端部における接着剤層の表面は、前記光ファイバの外周面の形状に対応する曲面形状であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の光導波路デバイス。
  3. 光導波路が形成され且つ端部に前記光導波路の光伝播方向に沿って溝部が形成された基板を固定する下部治具と、
    前記下部治具に前記基板が固定された状態で前記溝部内に光ファイバの接続端部が嵌合されたとき、前記光ファイバの接続端部の上面に接触する規制面を有する光ファイバ規制部が設けられた上部治具と、
    を備えたことを特徴とする光導波路デバイスの製造装置。
  4. 前記光ファイバ規制部の規制面は、フッ素系樹脂でコーティングされていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の光導波路デバイスの製造装置。
  5. 前記光ファイバ規制部の規制面は、前記光ファイバの外周面の形状に対応する曲面部を有することを特徴とする請求の範囲第3項又は第4項に記載の光導波路デバイスの製造装置。
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