JPWO2007072841A1 - 2−オキシインドール化合物の製法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、下記一般式(1):
Figure 2007072841

式中、Rは、それぞれ置換されていてもよい、炭化水素基、アルコキシ基、アリー
ル基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、ハロゲン原子、アミノ基及びニト
ロ基から成る群より選ばれる基を表し、nは0〜4の整数を表す、
で示されるイサチン化合物とヒドラジンとを反応させて、一般式(2):
Figure 2007072841

式中、R及びnは、前記と同義である、
で示される3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物又はその等価体を得、次いで、これに有機塩基を反応させることを特徴とする、一般式(3):
Figure 2007072841

式中、R及びnは、前記と同義である、
で示される2-オキシインドール化合物の製法に関する。

Description

本発明は、イサチン化合物から2-オキシインドール化合物を製造する方法に関する。2-オキシインドール化合物は、医薬・農薬等の原料又は合成中間体として有用な化合物である。
従来、イサチン化合物から2-オキシインドール化合物を製造する方法としては、例えば、5-フルオロイサチンと大過剰量のヒドラジンとを水中で反応させて2-アミノ-5-フルオロフェニル酢酸ヒドラジドを得、次いで、これに塩酸を反応させて、収率73%で5-フルオロ-2-オキシインドールを製造する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この方法では、大過剰のヒドラジンを使用しなければならない上に、収率が低いという問題があった。又、5-クロロイサチンと抱水ヒドラジンとをエタノール中で反応させた後、水酸化ナトリウム水溶液を加えて更に反応させて、収率84.5%で5-クロロ-2-オキシインドールを製造する方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、この方法では、高純度の目的物を得るために煩雑な後処理が必要である上に、収率が低いという問題があった。上記いずれの方法においても、5-ハロゲノ-2-オキシインドールの工業的な製法としては満足するものではなかった。
又、5-フルオロイサチンと60%ヒドラジン水溶液とをメタノール中で反応させ、収率95%で3-ヒドラゾノ-5-フルオロ-2-オキシインドールを結晶として得た後、この3-ヒドラゾノ-5-フルオロ-2-オキシインドールと水酸化ナトリウムとをメタノール中で反応させ、次いで冷却した反応液のpHを7.5〜13に調整した後、収率85%で5-フルオロ-2-オキシインドールを得る方法が開示されている(例えば、特許文献3参照)。しかしながら、この方法では、副生した不純物を除去するためにpH調整を行わなければならない上に収率が低いという問題があった。更に、イサチンと80%ヒドラジン水溶液とをN,N-ジメチルホルムアミド中で反応させた後、この反応混合物に酢酸ナトリウムを添加し、反応させた後、極性溶媒(水、N,N-ジメチルホルムアミド等)を蒸留によって除去し、この濃縮物に再度、水とトルエンを添加して抽出操作を繰り返すことで粗2-オキシインドールを得、次いで、その粗2-オキシインドールをジクロロエタンに溶解した後、活性炭で処理することで、収率85%で2-オキシインドールを得る方法が開示されている(例えば、特許文献4参照)。しかしながら、この方法では、N,N-ジメチルホルムアミドの除去や煩雑な精製工程が必要である。更に、この特許に記載された工程を追試した結果、イサチンが2量化した副生成物が確認されたことから、2-オキシインドールの収率としても満足ゆくものではなかったことが判明した。
更に、イサチン化合物にヒドラジン水和物と3級アミン化合物を触媒量加え、15〜185℃で3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物を合成した後、触媒量のジアザビシクロオクタン、ジアザビシクロウンデカン及びエチルジイソプロピルアミンを単独または混合して加え、100〜185℃で水を除去しながら反応させた後、溶媒を留去した後、結晶として2-オキシインドールを製造する方法が開示されている(例えば、特許文献5参照)。しかしながら、この方法では、ヒドラゾン化工程で3級アミンを添加しなければならず、反応形態が複雑になる。更に、2-オキシインドールを得る工程で反応槽より水を除去しなければならない、又、使用している塩基は高価であり、かつ回収や目的物からの除去に工夫が必要であるなど、多くの煩雑な操作が必要であり、工業的製法としては満足するものではなかった。
WO-2001090068 特開平7-196610号公報 特開2005-289896号公報 特開2000-239253号公報 WO-2001047884
本発明の課題は、即ち、上記問題点を解決し、簡便な方法によって、イサチン化合物から2-オキシインドール化合物を高収率で製造出来る、工業的に好適な2-オキシインドール化合物の製法を提供することである。
本発明の課題は、一般式(1):
Figure 2007072841
式中、Rは、それぞれ置換されていてもよい、炭化水素基、アルコキシ基、アリー
ル基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、ハロゲン原子、アミノ基及びニト
ロ基から成る群より選ばれる基を表し、nは0〜4の整数を表す、
で示されるイサチン化合物とヒドラジンとを反応させて、一般式(2):
Figure 2007072841
式中、R及びnは、前記と同義である、
で示される3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物又はその等価体を得、次いで、これに有機塩基を反応させることを特徴とする、一般式(3):
Figure 2007072841
式中、R及びnは、前記と同義である、
で示される2-オキシインドール化合物の製法によって解決される。
本発明により、簡便な方法によって、イサチン化合物から2-オキシインドール化合物を高収率で製造出来る、工業的に好適な2-オキシインドール化合物の製法を提供することが出来る。
本発明の反応において使用するイサチン化合物は、前記の一般式(1)で示される。その一般式(1)において、Rは、それぞれ置換されていてもよい、炭化水素基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、ハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基を表し、炭化水素基としては、具体的には、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等の炭素原子数1〜6のアルキル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の炭素原子数3〜6のシクロアルキル基;アリール基としては、具体的には、例えば、フェニル基、p-トリル基、ナフチル基、アントリル基等が挙げられる。又、アルコキシ基としては、具体的には、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基等の炭素原子数1〜6のアルコキシ基;トリフルオロメトキシ基等のハロゲン化アルコキシ基等が挙げられ、アリールオキシ基としては、具体的には、例えば、フェノキシ基、トリルオキシ基等が挙げられる。又、アラルキルオキシ基としては、具体的には、例えば、ベンジルオキシ基等が挙げられる。なお、これらの基は、各種異性体を含む。又、ハロゲン原子としては、具体的には、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。好ましくはメチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子、更に好ましくは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、特に好ましくはフッ素原子である。上記において、置換されていてもよい置換基としては、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基等のハロゲン化アルキル基;メトキシメトキシ基、メトキシエトキシ基等のアルコキシ基置換アルコキシ基等が挙げられ、これらの中でも、トリフロオロメチル基、トリクロロメチル基等が好ましい。
又、nは0〜4の整数であるが、好ましくは0又は1である。
本発明により得られる式(3)で示される2-オキシインドール化合物としては、無置換の2-オキシインドール及びハロゲノ-2-オキシインドール、アルキル-2-オキシインドール、アルコキシ-2-オキシインドール等が好ましい化合物であり、置換基Rの置換位置は特に限定されないが、オキシインドール環の4位、5位及び/又は6位が好ましく、特に好ましくは5位である。これらの2-オキシインドール化合物の中でも、2-オキシインドール、5-フルオロ-2-オキシインドール、5-ブロモ-2-オキシインドール、4-クロロ-2-オキシインドール、5-クロロ-2-オキシインドール、6-クロロ-2-オキシインドール、5-メチル-2-オキシインドール及び5-メトキシ-2-オキシインドールから成る群より選ばれたものがより好ましく、特に好ましくは、5-フルオロ-2-オキシインドール、5-ブロモ-2-オキシインドール及び5-クロロ-2-オキシインドールから成る群より選ばれたものであり、最も好ましくは、5-フルオロ-2-オキシインドールである。
本発明の反応において使用するヒドラジンの量は、イサチン化合物1モルに対して、好ましくは0.8〜10モル、更に好ましくは0.9〜5.0モル、特に好ましくは1.0〜3.0モルである。なお、該ヒドラジンは、水和物や酸塩等のいずれの形態でも構わない。
本発明の反応において使用する有機塩基としては、具体的には、例えば、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ-n-プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ-n-ブチルアミン、トリエチルアミン、トリ-n-プロピルアミン、トリ-n-ブチルアミン、トリ-n-オクチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の脂肪族アミン類;アニリン、N-メチルアニリン、N,N-ジメチルアニリン等のアニリン類脂肪族アミン類;ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、ピリジン、メチルピリジン、ジメチルアミノピリジン、キノリン等の複素環式アミン類が挙げられるが、好ましくは脂肪族アミン類、複素環式アミン類が挙げられ、更に好ましくはトリエチルアミン、トリ-n-ブチルアミン、ピペリジンが使用される。なお、これらの有機塩基は、単独又は二種以上を混合して使用しても良い。
前記有機塩基の使用量は、イサチン化合物1モルに対して、好ましくは0.01〜100モル、更に好ましくは0.1〜30モルである。
本発明の反応は溶媒の存在下で行うのが望ましく、使用する溶媒としては、反応を阻害しないものならば特に限定されないが、例えば、水;メタノール、エタノール、n-プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec-ブチルアルコール、t-ブチルアルコール、ペンチルアルコール、ヘキシルアルコール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコール、シクロブチルアルコール、シクロペンタノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類;N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチルピロリドン等のアミド類;1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン等の尿素類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;スルホラン等のスルホン類が挙げられ、好ましくはN,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec-ブチルアルコール、t-ブチルアルコールが挙げられ、更に好ましくは、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec-ブチルアルコール、t-ブチルアルコールが使用される。なお、これらの溶媒は、単独又は二種以上を混合して使用しても良い。
前記溶媒の使用量は、反応液の均一性や攪拌性により適宜調節するが、イサチン化合物1gに対して、好ましくは0.5〜50g、更に好ましくは1.0〜20gである。
本発明の反応は、例えば、イサチン化合物、ヒドラジン及び溶媒を混合し、好ましくは-30〜200℃、更に好ましくは0〜150℃で、攪拌しながら、好ましくは0.1〜20時間、更に好ましくは0.5〜10時間反応させて3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール又はその等価体を得た後、次いで、有機塩基を添加して、好ましくは0〜200℃、更に好ましくは30〜150℃で、攪拌しながら好ましくは1.0〜50時間、更に好ましくは2〜20時間反応させる等の方法によって行われる。その際、ヒドラジンに含まれる水や反応で生じた水を反応中に除去する操作を行っても良いが、特にそのような煩雑な操作は行う必要はない。又、イサチン化合物、ヒドラジン及び溶媒を混合し反応を行う際に、アミン化合物を添加して行っても良い。なお、その際の反応圧力は特に制限されない。
本発明の反応における特に好ましい形態は、例えば、5-フルオロイサチン、ヒドラジン及びn-ブチルアルコールを混合し、0〜150℃で攪拌しながら0.5〜10時間反応させて5-フルオロ-3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール又はその等価体を含有する反応混合物を得た後、次いで、トリエチルアミン又はトリ-n-ブチルアミンを添加して、30〜150℃で、攪拌しながら5〜20時間反応させる等の方法によって行われる。
なお、最終生成物である2-オキシインドール化合物は、反応終了後、例えば、濾過、中和、抽出、濃縮、蒸留、再結晶、晶析、カラムクロマトグラフィー等の一般的な方法によって単離・精製される。
一般式(2)で示される3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物の等価体としては、例えば、一般式(4):
Figure 2007072841
式中、R及びnは、前記と同義である、
で示される3-ジアゼニル-2-オキシインドール化合物や一般式(5):
Figure 2007072841
式中、R及びnは、前記と同義である、
で示される3-ジアゼニル-2-ヒドロキシインドール化合物が挙げられる。
次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。又、先の特許文献3及び4で述べた副生成物に関しては、以下の実施例においては確認されなかった。
実施例1(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン8.00g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン4.83g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液に濃硫酸を加えてpHを6とした後、反応液を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物に水60mlを加えた後、析出した結晶を濾過して乾燥させ、白色結晶として、純度99%(高速液体クロマトグラフィーによる絶対定量値)の5-フルオロ-2-オキシインドール6.63gを得た(単離収率;91.5%)。
なお、5-フルオロ-2-オキシインドールの物性は以下の通りであった。
融点;141-142℃
1H-NMR(CDCl3,δ(ppm));3.55(2H,s)、6.77〜7.01(3H,m)、8.24(1H,brs)
実施例2(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン8.00g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン4.83g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが7.03g生成していた(反応収率;97.9%)。
実施例3(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン8.00g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99%のトリ-n-ブチルアミン8.89g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが6.93g生成していた(反応収率;96.5%)。
実施例4(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン8.00g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のピペリジン4.06g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが6.52g生成していた(反応収率;90.9%)。
実施例5(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン1.68g(10.0mmol)及びn-ブチルアルコール13mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物0.61g(12.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度98%のジイソプロピルアミン1.03g(10.0mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で16時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが1.50g生成していた(反応収率;99.2%)。
実施例6(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン1.68g(10.0mmol)及びn-ブチルアルコール13mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物0.61g(12.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度98%のジイソプロピルエチルアミン1.32g(10.0mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で20時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが1.46g生成していた(反応収率;96.6%)。
実施例7(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン1.68g(10.0mmol)及びN,N-ジメチルホルムアミド13mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物0.61g(12.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン1.02g(10.0mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが1.48g生成していた(反応収率;97.9%)。
実施例8(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン1.68g(10.0mmol)及び1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン13mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物0.61g(12.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン1.02g(10.0mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが1.49g生成していた(反応収率;98.6%)。
実施例9(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン1.68g(10.0mmol)、純度99.5%のトリエチルアミン1.02g(10.0mmol)及びn-ブチルアルコール13mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物0.61g(12.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、100℃で6時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが1.50g生成していた(反応収率;99.2%)。
実施例10(2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度99%のイサチン7.06g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、35℃で30分間、80℃で4時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン4.83g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で16時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、2-オキシインドールが6.22g生成していた(反応収率;98.3%)。
なお、単離精製した2-オキシインドールの物性は以下の通りであった。
融点;126-127℃
1H-NMR(CDCl3,δ(ppm));3.55(2H,s)、6.86〜7.26(4H,m)、8.29(1H,brs)
実施例11(5-ブロモ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度97%の5-ブロモイサチン2.33g(10.0mmol)及びn-ブチルアルコール13mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物0.61g(12.0mmol)をゆるやかに加え、室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン1.02g(10.0mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-ブロモ-2-オキシインドールが2.07g生成していた(反応収率;97.6%)。
なお、単離精製した5-ブロモ-2-オキシインドールの物性は以下の通りであった。
融点;217-218.5℃
1H-NMR(DMSO-d6,δ(ppm));3.50(2H,s)、6.73〜7.38(3H,m)、10.48(1H,brs)
実施例12(5-メチル-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-メチルイサチン7.81g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、35℃で30分間、80℃で4時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン4.83g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で11時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-メチル-2-オキシインドールが6.87g生成していた(反応収率;98.3%)。
なお、単離精製した5-メチル-2-オキシインドールの物性は以下の通りであった。
融点;172-173.5℃
1H-NMR(CDCl3,δ(ppm));2.32(3H,s)、3.50(2H,s)、6.74〜7.06(3H,m)、7.97(1H,brs)
実施例13(5-メトキシ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度95%の5-メトキシイサチン1.86g(10.0mmol)及びn-ブチルアルコール13mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物0.61g(12.0mmol)をゆるやかに加え、35℃で30分間、80℃で3時間、100℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン1.02g(10.0mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で10時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-メトキシ-2-オキシインドールが1.47g生成していた(反応収率;90.1%)。
なお、単離精製した5-メトキシ-2-オキシインドールの物性は以下の通りであった。
融点;151-152.5℃
1H-NMR(CDCl3,δ(ppm));3.53(2H,d,J=1.0Hz)、3.78(3H,s)、6.72〜6.91(3H,m)、7.71(1H,brs)
実施例14(4-クロロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度97%の4-クロロイサチン8.89g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、35℃で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン4.83g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で11時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、4-クロロ-2-オキシインドールが7.73g生成していた(反応収率;97.1%)。
なお、単離精製した4-クロロ-2-オキシインドールの物性は以下の通りであった。
融点;214-215.5℃
1H-NMR(CDCl3,δ(ppm));3.55(2H,s)、6.75〜7.21(3H,m)、8.02(1H,brs)
実施例15(6-クロロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積100mlのガラス製フラスコに、純度98%の6-クロロイサチン8.80g(47.5mmol)及びn-ブチルアルコール60mlを加えた後、攪拌しながら純度98%のヒドラジン一水和物2.91g(57.0mmol)をゆるやかに加え、35℃で30分間、80℃で4時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン4.83g(47.5mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で11時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、6-クロロ-2-オキシインドールが7.72g生成していた(反応収率;97.0%)。
なお、単離精製した6-クロロ-2-オキシインドールの物性は以下の通りであった。
融点;195-196℃
1H-NMR(CDCl3,δ(ppm));3.51(2H,s)、6.88〜7.16(3H,m)、8.11(1H,brs)
実施例16(5-フルオロ-2-オキシインドールの合成)
攪拌装置、温度計、還流冷却器及び滴下漏斗を備えた内容積25mlのガラス製フラスコに、純度98%の5-フルオロイサチン1.68g(10.0mmol)、純度99%硫酸ヒドラジン1.58g(12.0mmol)及びn-ブチルアルコール20mlを加えた後、攪拌しながら室温で30分間、80℃で3時間反応させた。
次いで、純度99.5%のトリエチルアミン3.05g(30.0mmol)を同温度でゆるやかに加えた後、攪拌しながら100℃で6時間反応させた。
反応終了後、反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析(絶対定量法)したところ、5-フルオロ-2-オキシインドールが1.28g生成していた(反応収率;84.7%)。
本発明は、イサチン化合物から2-オキシインドール化合物を製造する方法を提供する。2-オキシインドール化合物は、医薬・農薬等の原料又は合成中間体として有用な化合物である。

Claims (25)

  1. 一般式(1):
    Figure 2007072841
    式中、Rは、それぞれ置換されていてもよい、炭化水素基、アルコキシ基、アリー
    ル基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、ハロゲン原子、アミノ基及びニト
    ロ基から成る群より選ばれる基を表し、nは0〜4の整数を表す、
    で示されるイサチン化合物とヒドラジンとを反応させて、一般式(2):
    Figure 2007072841
    式中、R及びnは、前記と同義である、
    で示される3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物又はその等価体を得、次いで、これに有機塩基を反応させることを特徴とする、一般式(3):
    Figure 2007072841
    式中、R及びnは、前記と同義である、
    で示される2-オキシインドール化合物の製法。
  2. Rが、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子から成る群より選ばれたものである請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  3. Rが、フッ素原子、塩素原子又は臭素原子である請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  4. Rが、フッ素原子である請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  5. nが、0または1である請求の範囲第1〜4項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  6. ヒドラジンが、イサチン化合物1モルに対して、0.8〜10モルの量で使用される請求の範囲第1〜5項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  7. ヒドラジンが、イサチン化合物1モルに対して、0.9〜5.0モルの量で使用される請求の範囲第1〜5項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  8. ヒドラジンが、イサチン化合物1モルに対して、1.0〜3.0モルの量で使用される請求の範囲第1〜5項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  9. イサチン化合物とヒドラジンとの反応が、溶媒の存在下に行われる請求の範囲第1〜8項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  10. 溶媒がN,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec-ブチルアルコール、t-ブチルアルコールから成る群より選ばれたものである請求の範囲第9項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  11. 溶媒がメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec-ブチルアルコール、t-ブチルアルコールから成る群より選ばれたものである請求の範囲第9項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  12. 溶媒が、イサチン化合物1gに対して0.5〜50gの量で使用される請求の範囲第9〜11項に記載の2-オキシインドールの製法。
  13. イサチン化合物とヒドラジンとの反応が、溶媒の存在下、-30〜200℃で、攪拌しながら0.1〜20時間行われるものである請求の範囲第1〜12項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  14. イサチン化合物とヒドラジンとの反応が、溶媒の存在下、0〜150℃で、攪拌しながら0.5〜10時間行われるものである請求の範囲第1〜12項の何れかに記載の2-オキシインドールの製法。
  15. 3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物の等価体が、一般式(4):
    Figure 2007072841
    式中、R及びnは、前記と同義である、
    で示される3-ジアゼニル-2-オキシインドール化合物又は一般式(5):
    Figure 2007072841
    式中、R及びnは、前記と同義である、
    で示される3-ジアゼニル-2-ヒドロキシインドール化合物である請求の範囲第1〜11項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  16. 有機塩基が、脂肪族アミン類、複素環式アミン類及びそれらの混合物である請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  17. 有機塩基が、トリエチルアミン、トリ-n-ブチルアミン、ピペリジンから成る群より選ばれたものである請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  18. 有機塩基が、イサチン化合物1モルに対して、0.01〜100モルの量で使用される請求の範囲第1,16及び17項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  19. 有機塩基が、イサチン化合物1モルに対して、0.1〜30モルの量で使用される請求の範囲第1,16及び17項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  20. 3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物又はその等価体と有機塩基との反応が、0〜200℃で、攪拌しながら1〜50時間行われるものである請求の範囲第1及び15〜19項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  21. 3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物又はその等価体と有機塩基との反応が、30〜150℃で、攪拌しながら2〜20時間行われるものである請求の範囲第1及び15〜19項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  22. 3-ヒドラゾノ-2-オキシインドール化合物又はその等価体と有機塩基との反応において、水を除去する操作を行わない請求の範囲第1及び15〜19項の何れかに記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  23. 2-オキシインドール化合物が、2-オキシインドール、5-フルオロ-2-オキシインドール、5-ブロモ-2-オキシインドール、4-クロロ-2-オキシインドール、5-クロロ-2-オキシインドール、6-クロロ-2-オキシインドール、5-メチル-2-オキシインドール及び5-メトキシ-2-オキシインドールから成る群より選ばれたものである請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  24. 2-オキシインドール化合物が、5-フルオロ-2-オキシインドール、5-ブロモ-2-オキシインドール及び5-クロロ-2-オキシインドールから成る群より選ばれたものである請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
  25. 2-オキシインドール化合物が、5-フルオロ-2-オキシインドールである請求の範囲第1項記載の2-オキシインドール化合物の製法。
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