JPWO2007066402A1 - エレベータのかご - Google Patents

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Abstract

かご枠は、水平に延びる下枠と、下枠の上方に配置された上枠と、上下方向へ延び、下枠及び上枠のそれぞれの端部を互いに連結する一対の縦枠とを有している。下枠上には、かご床が載せられている。かご床の縁部には、各縦枠を含む平面を挟むように配置された一対の縦柱の下端部が固定されている。各縦枠及び各縦柱のそれぞれの上端部間には、複数の横部材が固定されている。上記下枠の中間部には、かご床の荷重を受けるための支え装置が設けられている。支え装置は、下枠を挟んだ状態で下枠の長さ方向と交差する交差方向に沿ってそれぞれ配置された一対の支持体を有している。一方の縦枠と一方の縦柱との間、及び他方の縦枠と他方の縦柱との間の少なくともいずれか一方には、縦枠に一端部が接続され、かご床の縁部に他端部が接続された第1斜め部材と、縦枠に一端部が接続され、横部材に他端部が接続された第2斜め部材とが配置されている。

Description

この発明は、昇降路内を昇降されるエレベータのかごに関するものである。
従来、かご床に作用する偏荷重を支持するために、かご床が載せられた下枠に支え部材を固定したエレベータのかごが提案されている。支え部材は、下枠の長手中間の両側にそれぞれ設けられている。また、支え部材の一端部は、かご床の下枠から離れた部分に固定され、支え部材の他端部は、下枠に固定されている(特許文献1参照)。
特開2000−191255号公報
しかし、かご床が受けた偏荷重の大部分は、支え部材及び下枠を介して、曲げの力となってかご枠の側枠に集中してしまうので、側枠の強化を図る必要がある。従って、側枠が大形化してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご床が受ける偏荷重を簡単な構成で容易に支持することができるエレベータのかごを得ることを目的とする。
この発明によるエレベータのかごは、水平に延びる下枠と、下枠の上方に配置された上枠と、上下方向へ延び、下枠及び上枠のそれぞれの端部を互いに連結する一対の縦枠とを有するかご枠、各縦枠間に配置され、下枠上に載せられたかご床、各縦枠を含む平面を挟むように配置され、かつかご床の縁部に下端部が固定され、上下方向へ延びる一対の縦柱、各縦枠及び各縦柱のそれぞれの上端部間に固定された複数の横部材、下枠を挟んだ状態で下枠の中間部にそれぞれ設けられ、かつ下枠の長さ方向と交差する交差方向に沿ってそれぞれ配置された一対の支持体を有し、かご床の荷重を受けるための支え装置、一方の縦枠と一方の縦柱との間、及び他方の縦枠と他方の縦柱との間の少なくともいずれか一方に配置され、縦枠に一端部が接続され、かご床の縁部に他端部が接続された第1斜め部材、及び一方の縦枠と一方の縦柱との間、及び他方の縦枠と他方の縦柱との間の少なくともいずれか一方に配置され、縦枠に一端部が接続され、横部材に他端部が接続された第2斜め部材を備えている。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかごを示す斜視図である。 図1のかご床及び支え装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかごに設けられたかご床、支え装置及びかご床水平調整装置を示す断面図である。 図3のかご床水平調整装置を示す分解斜視図である。 図3のかご床水平調整装置を示す拡大図である。 図5の円筒部を反時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置を示す拡大図である。 図5の円筒部を時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置を示す拡大図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータのかごに設けられたかご床、支え装置及びかご床水平調整装置を示す断面図である。 図8のかご床水平調整装置を示す分解斜視図である。 図8のかご床水平調整装置を示す拡大図である。 図10の円筒部を反時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置を示す拡大図である。 図10の円筒部を時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置を示す拡大図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータのかごを示す斜視図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータのかごに設けられた支え装置を示す正面図である。 図14の支え装置を示す側面図である。 図14のピンとブロックとの間隔が広がる方向へブロックを変位させたときの支え装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態6によるエレベータのかごを示す斜視図である。 この発明の実施の形態7によるエレベータのかごを示す斜視図である。 この発明の実施の形態8によるエレベータのかごを示す斜視図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのかごを示す斜視図である。なお、図1は、斜め下方から見たときのかごを示す斜視図である。図において、昇降路1内には、図示しない複数本の主索により、エレベータのかご2が吊り下げられている。各主索は、昇降路1内に設けられた巻上機(図示せず)の駆動力により移動される。かご2は、各主索の移動により、昇降路1内に設置された一対のかごガイドレール3に沿って昇降路1内を昇降される。
かご2は、かご枠4と、かご枠4内に配置されたかご室5とを有している。かご枠4は、水平に延びる下枠6と、下枠6の上方に配置された上枠7と、上下方向へ延び、下枠6及び上枠7のそれぞれの端部を互いに連結する一対の縦枠8,9とを有している。下枠6及び上枠7のそれぞれの両端部には、各かごガイドレール3に案内される複数のガイドシュー10が設けられている。なお、各主索は、上枠7に接続されている。
かご室5は、下枠6上に載せられたかご床11と、かご床11上に設けられたかご室本体12とを有している。かご室本体12には、図示しないかご出入口が設けられている。
かご床11は、各縦枠8,9間に水平に配置されている。この例では、かご床11は、矩形状の板状部材とされている。従って、かご床11の縁部は、互いに平行な一対の縦方向縁部と、各縦方向縁部に垂直で、互いに平行な一対の横方向縁部とから構成されている。また、かご床11は、各縦方向縁部がかご室5の幅方向(かご出入口の間口方向、図1の左右方向)に対して垂直になり、各横方向縁部がかご室5の奥行き方向に対して垂直になるように、配置されている。なお、この例では、かご床11の4つの角部のうち、互いに対角の位置にある2つの角部が第1の角部とされ、残りの2つの角部が第2の角部とされている。
縦枠8は一方の縦方向縁部に対向し、縦枠9は他方の縦方向縁部に対向している。また、各縦枠8,9は、それぞれの第1の角部から、かご室5の奥行き寸法の1/4以下の寸法だけ、かご室5の奥行き方向内側へずれた位置に配置されている。従って、下枠6は、かご室5の幅方向に対してかご室5の奥行き方向へ傾斜されている。また、各縦枠8,9を含む平面は、かご出入口を含む平面に対して傾斜されている。
かご床11の縁部には、上下方向へ延びる一対の縦柱13,14の下端部が固定されている。各縦柱13,14は、各縦枠8,9を含む平面を挟むように配置されている。この例では、各縦柱13,14は、各第2の角部における縦方向縁部にそれぞれ固定されている。
各縦枠8,9及び各縦柱13,14のそれぞれの上端部間には、かご室5の奥行き方向へ延びる一対の奥行き方向横部材15と、かご室5の幅方向へ延びる一対の幅方向横部材16とがそれぞれ固定されている。
一方の縦枠8と一方の縦柱13との間には、縦枠8に一端部が接続され、かご床11の縦方向縁部に他端部が接続された第1の斜め部材17と、縦枠8に一端部が接続され、一方の奥行き方向横部材15に他端部が接続された第2の斜め部材18とが配置されている。
第1の斜め部材17の一端部は、縦枠8の上部に接続されている。第2の斜め部材18の一端部は、縦枠8の下部に接続されている。即ち、第2の斜め部材18の一端部は、第1の斜め部材17の一端部よりも下方に位置している。また、第1の斜め部材17の他端部は、縦方向縁部の縦枠8よりも縦柱13に近い部分に接続されている。第2の斜め部材18の他端部は、一方の奥行き方向横部材15の縦枠8よりも縦柱13に近い部分に接続されている。
他方の縦枠9と他方の縦柱14との間には、縦枠9に一端部が接続され、かご床11の縦方向縁部に他端部が接続された第1の斜め部材19と、縦枠9に一端部が接続され、かご床11の縦方向縁部に他端部が接続された第2の斜め部材20とが配置されている。
第1の斜め部材19の一端部は、縦枠9の上部に接続されている。第2の斜め部材20の一端部は、縦枠9の下部に接続されている。即ち、第2の斜め部材20の一端部は、第1の斜め部材19の一端部よりも下方に位置している。また、第1の斜め部材19の他端部は、縦方向縁部の縦枠9よりも縦柱14に近い部分に接続されている。第2の斜め部材20の他端部は、他方の奥行き方向横部材15の縦枠9よりも縦柱14に近い部分に接続されている。
下枠6の中間部には、かご床11の荷重を受けるための支え装置21が設けられている。支え装置21は、下枠6から下方へ突出する突出部材22と、下枠6を挟んだ状態で下枠6及び突出部材22に固定された一対の支え部材(支持体)23とを有している。
各支え部材23は、下枠6の長さ方向と交差する方向(交差方向)に沿ってそれぞれ配置されている。この例では、かご床11の各第2の角部と下枠6の中央部とを結ぶ直線上に各支え部材23が配置されている。
各支え部材23の上下方向についての寸法は、第2の角部側よりも下枠6側が大きくなっている。即ち、各支え部材23は、上下方向についての寸法が下枠6から離れるに従って小さくなるように形成された台形状の板状部材である。
各支え部材23は、上下方向へ互いに間隔を置いて配置された複数のねじ24により下枠6及び突出部材22に固定されている。
図2は、図1のかご床11及び支え装置21を示す断面図である。図において、かご床11と支え部材23との間には、かご床11が水平になるように調整するためのかご床水平調整装置25が設けられている。この例では、かご床水平調整装置25は、支え部材23の下枠6から離れた側の先端部に設けられている。
かご床水平調整装置25は、支え部材23に水平に固定された固定部26と、固定部26のねじ穴に螺合され、固定部26に垂直に通された調整ボルト27と、調整ボルト27の固定部26に対する位置を固定するための止めナット28とを有している。
調整ボルト27上には、かご床11の第2の角部が載せられている。この例では、調整ボルト27は、かご床11の下面に当接されている。また、調整ボルト27の固定部26に対する上下方向についての位置は、固定部26のねじ穴に対する調整ボルト27の螺合量の調整により、調整可能になっている。従って、固定部26のねじ穴に対する調整ボルト27の螺合量の調整により、かご床11の支え部材23に対する傾きが調整され、かご床11が水平に調整される。
また、かご床11及び支え部材23には、かご床11の支え部材23に対する位置を固定するための位置固定装置29が設けられている。位置固定装置29は、かご床11の下面に固定された固定金具30と、固定金具30を支え部材23に締着するための締着ボルト31とを有している。
固定金具30は、支え部材23の側面に沿って配置されている。固定金具30には、長穴32が上下方向に沿って設けられている。固定金具30は、長穴32に通された締着ボルト31により支え部材23に締着される。固定金具30の支え部材23に対する位置は、締着ボルト31の支え部材23への締着によって固定される。また、固定金具30は、締着ボルト31を緩めることにより、支え部材23に対して長穴32に沿って変位可能となる。
次に、かご床11を水平にするための手順について説明する。まず、締着ボルト31及び止めナット28を緩める。この後、かご床11が水平になるように調整ボルト27の螺合量を調整する。この後、止めナット28を締め付けて調整ボルト27の固定部26に対する位置を固定する。この後、締着ボルト31を締め付けて固定金具30の支え部材23に対する位置を固定する。
このようなエレベータのかごでは、かご床11が載せられた下枠6の中間部に、かご床11の荷重を受けるための支え装置21が設けられているとともに、第1の斜め部材17が縦枠8及びかご床11の縁部に接続され、第2の斜め部材18が縦枠8及び奥行き方向横部材15に接続されているので、例えばかご床11の第2の角部に荷重が集中し、かご床11が偏荷重を受けた場合であっても、偏荷重を分散することができ、各縦枠8,9にかかる曲げ応力を低減することができる。
即ち、例えば一方の第2の角部に荷重が集中して、かご床11が偏荷重を受けると、偏荷重の一部は、偏荷重を受けた第2の角部に近い側の第1の斜め部材17と、かご床11の縦方向縁部とがなすトラス構造を介して、一方の縦枠8に伝達され、残りの偏荷重の一部は、一方の支え部材23から、下枠6、他方の支え部材23、他方の縦柱14の順に伝達され、他方の奥行き方向横部材15と、他方の第2の斜め部材20とがなすトラス構造を介して、他方の縦枠9に伝達される。各縦枠8,9に伝達された荷重は、各ガイドシュー10を介して、各かごガイドレール3によって支持される。従って、かご床11が受けた偏荷重の一部を、トラス構造を介して各縦枠8,9に伝達させるようにすることができ、各縦枠8,9に作用する曲げ応力を低減することができる。
これにより、かご床11や各縦枠8,9、下枠6を強化する必要がなくなり、材料コストの増加やかご2の重量の増加を防止することができる。従って、かごガイドレール3や主索、巻上機等の機器の仕様を標準仕様とすることができ、かご床11が受ける偏荷重を簡単な構成で容易に支持することができる。
また、このような構造によって、かご床11が偏荷重を受けた場合であっても、かご床11に発生する曲げや引っ張り力を小さくすることができるので、かご床11の構造の自由度を広げることができる。例えば、かご床の構造を防振材が組み込まれた構造とすることができ、かご2内の乗客の乗り心地の低下を防止することができる。この場合、かご床は、下枠6に載せられた矩形状の床支持枠と、床支持枠の四隅に配置された4つの防振材と、各防振材上に載せられた床部材とから構成される。また、支え部材23、第1の斜め部材17及び縦柱13,14は、床支持枠に接続される。
また、各支え部材23は、上下方向へ間隔を置いて配置された複数のねじ24により下枠6に固定されているので、各支え部材23の下枠6に対する上下方向についての固定強度を大きくすることができる。従って、かご床11が偏荷重を受けた場合であっても、かご床11の大きな曲げの発生の防止をさらに図ることができる。
また、各支え部材23とかご床11との間には、かご床11が水平になるように調整するためのかご床水平調整装置25が設けられているので、かご床11が何らかの原因で傾いた場合であっても、かご床11を水平に調整することができる。
また、かご床水平調整装置25は、かご床11が載せられた調整ボルト27を有し、調整ボルト27の支え部材23に対する上下方向についての位置の調整により、かご床11を水平に調整するようになっているので、かご床11を簡単な構成で水平に調整することができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるエレベータのかご2に設けられたかご床11、支え装置21及びかご床水平調整装置を示す断面図である。また、図4は、図3のかご床水平調整装置を示す分解斜視図である。図において、かご床11と支え部材23との間には、かご床11を水平に調整するためのかご床水平調整装置41が設けられている。かご床水平調整装置41は、かご床11に固定されたかご床固定部材42と、かご床固定部材42を支え部材23に締着するための調整ボルト43及び締結ナット44とを有している。
調整ボルト43は、支え部材23に設けられたボルト通し穴45に通される棒状の通し部46と、通し部46の一端部に設けられた頭部47と、通し部46の軸線方向について頭部47に隣接し、かつ通し部46に固定され、通し部46の軸線に対して偏芯した円筒部48とを有している。従って、円筒部48及び通し部46のそれぞれの中心軸線は、互いに異なり、かつ平行となっている。通し部46には、締結ナット44が螺合されるようになっている。
かご床固定部材42は、支え部材23の側面に沿って配置されている。また、かご床固定部材42には、通し部46が緩く通される貫通穴49が設けられている。貫通穴49の内径は、ボルト通し穴45の内径よりも大きくなっている。また、かご床固定部材42には、円筒部48が嵌め合わされる円筒状の嵌合部(凹部)50が設けられている。嵌合部50の内径は、貫通穴49の内径よりも大きくされている。また、嵌合部50は、貫通穴49と同軸にかご床固定部材42に設けられている。従って、貫通穴49に通された通し部46は、嵌合部50に嵌め合わされた円筒部48が周方向へ回転されることにより、貫通穴49内で円周上を移動される。
かご床固定部材42は、貫通穴49及びボルト通し穴45の順に通された通し部46と、通し部46の先端部に螺合された締結ナット44とにより、支え部材23に締着されるようになっている。また、かご床固定部材42の支え部材23に対する上下方向についての位置は、嵌合部50に嵌め合わされた円筒部48の周方向についての角度を調整することにより、調整される。従って、かご床11は、かご床固定部材42の支え部材23に対する位置の調整により、水平に調整可能になっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、かご床11を水平に調整するときの手順について説明する。図5は、図3のかご床水平調整装置41を示す拡大図である。また、図6は、図5の円筒部48を反時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置41を示す拡大図である。さらに、図7は、図5の円筒部48を時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置41を示す拡大図である。まず、調整ボルト43及び締結ナット44を緩める。この後、嵌合部50に嵌め合わされた円筒部48を回しながら円筒部48の角度を調整し、かご床11を水平にする。このとき、円筒部48を反時計回りに回すと、かご床11と支え部材23との間の間隔が狭くなり、かご床11の下面が基準位置Aから下方へ変位される(図6)。これに対し、円筒部48を時計回りに回すと、かご床11と支え部材23との間の間隔が広がり、かご床11の下面が基準位置Aから上方へ変位される(図7)。
この後、かご床11が水平になっている状態で、締結ナット44を締め付け、かご床固定部材42の支え部材23に対する位置を固定する。
このようなエレベータのかごでは、調整ボルト43の軸線に対して偏芯した円筒部48が調整ボルト43に設けられ、円筒部48が嵌め合わされる嵌合部50がかご床固定部材42に設けられており、円筒部48の角度を調整することによりかご床11を水平に調整するようになっているので、かご床11を容易に水平に調整することができる。また、調整ボルト43及び締結ナット44の締め付けによって、かご床11の支え部材23に対する位置を固定することができるので、かご床11の位置固定のための位置固定装置を別個に設ける必要がなくなり、構造の簡素化を図ることができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3によるエレベータのかご2に設けられたかご床11、支え装置21及びかご床水平調整装置を示す断面図である。また、図9は、図8のかご床水平調整装置を示す分解斜視図である。図において、かご床11と支え部材23との間には、かご床11を水平に調整するためのかご床水平調整装置61が設けられている。かご床水平調整装置61は、かご床11に固定されたかご床固定部材62と、かご床固定部材62を支え部材23に締着するための締結ボルト63及び調整ナット64とを有している。
締結ボルト63は、支え部材23に設けられたボルト通し穴65に通される棒状の通し部66と、通し部66の一端部に設けられた頭部67とを有している。
調整ナット64には、円筒部68が固定されている。調整ナット64及び円筒部68には、通し部66が螺合されるねじ穴69が貫通している。円筒部68は、ねじ穴69の軸線に対して偏芯している。即ち、円筒部68及びねじ穴69のそれぞれの中心軸線は、互いに異なり、かつ平行になっている。
かご床固定部材62は、支え部材23の側面に沿って配置されている。また、かご床固定部材62には、調整ナット64に固定された円筒部68が嵌め合わされる円筒状の嵌合部70が設けられている。嵌合部70は、かご床固定部材62を貫通している。嵌合部70の内径は、ボルト通し穴65の内径よりも大きくなっている。ねじ穴69は、嵌合部70に嵌め合わされた円筒部68が回転されることにより、嵌合部70内で円周上を移動される。
ボルト通し穴65に通された通し部66は、円筒部68が嵌合部70に嵌め合わされた調整ナット64に螺合される。かご床固定部材62は、ボルト通し穴65に通された通し部66と、通し部66に螺合された調整ナット64とにより、支え部材23に締着されるようになっている。また、かご床固定部材62の支え部材23に対する上下方向についての位置は、嵌合部70に嵌め合わされた円筒部68の周方向についての角度を調整することにより、調整される。従って、かご床11は、かご床固定部材62の支え部材23に対する位置の調整により、水平に調整可能になっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、かご床11を水平に調整するときの手順について説明する。図10は、図8のかご床水平調整装置61を示す拡大図である。また、図11は、図10の円筒部68を反時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置61を示す拡大図である。さらに、図12は、図10の円筒部68を時計回りに回転させたときのかご床水平調整装置61を示す拡大図である。まず、締結ボルト63及び調整ナット64を緩める。この後、調整ナット64を回しながら、嵌合部70に嵌め合わされた円筒部68の角度を調整し、かご床11を水平にする。このとき、調整ナット64を反時計回りに回すと、かご床11と支え部材23との間の間隔が狭くなり、かご床11の裏面が基準位置Aから下方へ変位される(図11)。これに対し、調整ナット64を時計回りに回すと、かご床11と支え部材23との間の間隔が広がり、かご床11の裏面が基準位置Aから上方へ変位される(図12)。
この後、かご床11が水平になっている状態で、締結ボルト63を回して締結ボルト63及び調整ナット64を締め付け、かご床固定部材62の支え部材23に対する位置を固定する。
このように、円筒部68を調整ナット64に設け、円筒部68が嵌め合わされる嵌合部70をかご床固定部材62に設けても、かご床固定部材62の支え部材23に対する上下方向についての位置を調整することができ、かご床11を容易に水平に調整することができる。また、締結ボルト63及び調整ボルト64の締め付けによって、かご床11の支え部材23に対する位置を固定することができるので、かご床11の位置固定のための位置固定装置を別個に設ける必要もなくなり、構造の簡素化を図ることができる。
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4によるエレベータのかごを示す斜視図である。図において、下枠6の中間部には、かご床11の荷重を受けるための支え装置81が設けられている。支え装置81は、下枠6から下方へ突出する突出部材82と、下枠6を挟んだ状態で下枠6及び突出部材82に固定された一対の支持体83とを有している。
各支持体83は、下枠6の長さ方向と交差する方向(交差方向)に沿ってそれぞれ配置されている。この例では、かご床11の各第2の角部と下枠6の中央部とを結ぶ直線上に各支持体83が配置されている。
各支持体83は、下枠6に固定され交差方向に沿って水平に配置された棒状の水平部材84と、突出部材82の下端部と水平部材84の先端部とを結ぶ棒状の傾斜部材85とを有している。水平部材84及び傾斜部材85のそれぞれの端部は、共通の接続部材86に固定されている。従って、接続部材86が下方の力を受けたときには、水平部材84は引っ張り力を受け、傾斜部材85は圧縮力を受ける。
各接続部材86とかご床11との間には、かご床11を水平に調整可能とするために、実施の形態1のかご床水平調整装置25と同様のかご床水平調整装置が設けられている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのかご2では、下枠6に固定された水平部材84と、下枠6から下方へ突出する突出部材82の下端部と水平部材84の先端部とを結ぶ傾斜部材85とを有する支持体83がかご床11の荷重を受けるようになっているので、支持体83の上下方向についての強度に効果的に寄与する部分のみを残して、支持体83の材料の量を効率良く削減することができる。これにより、支え装置81の製造コストの低減化を図ることができるとともに、かご2の軽量化も図ることができる。
なお、上記の例では、かご床11を水平に調整可能とするために、実施の形態1のかご床水平調整装置25と同様のかご床水平調整装置が各接続部材86とかご床11との間に設けられているが、実施の形態2あるいは実施の形態3のかご床水平調整装置41あるいは61と同様のかご床水平調整装置を各接続部材86とかご床11との間に設けてもよい。
実施の形態5.
図14は、この発明の実施の形態5によるエレベータのかごに設けられた支え装置を示す正面図である。また、図15は、図14の支え装置を示す側面図である。図において、下枠6の中間部には、かご床11の荷重を受けるための支え装置91が設けられている。支え装置91は、下枠6から下方へ突出する突出部材92と、下枠6を挟んだ状態で下枠6及び突出部材92に設けられた一対の支持体93とを有している。
各支持体93は、下枠6の長さ方向と交差する方向(交差方向)に沿ってそれぞれ配置されている。この例では、かご床11の各第2の角部と下枠6の中央部とを結ぶ直線に沿って各支持体93が配置されている。かご床11の下面には、支持体93に沿って配置された固定金具94が固定されている。
各支持体93は、下枠6に設けられたピン(回動軸)95を中心に回動可能な水平部材96と、突出部材92の下端部に設けられたピン(回動軸)97を中心に回動可能な傾斜部材98とを有している。
傾斜部材98は、水平部材96に対して傾斜している。また、傾斜部材98は、傾斜部材本体99と、傾斜部材本体99に設けられ、傾斜部材本体99に対する位置が調整可能なブロック100とを有している。
傾斜部材本体99は、ピン97に取り付けられた円柱部101と、円柱部101に固定され、円柱部101の長さ方向へ延びるねじ棒102とを有している。ブロック100は、ねじ棒102に設けられている。
ねじ棒102は、ブロック100に設けられたねじ棒通し穴103に通されている。これにより、ブロック100は、ねじ棒102の長さ方向に沿って変位可能になっている。ねじ棒102には、ねじ棒102の長さ方向についてブロック100を挟む一対の位置決め用ナット104が螺合されている。ブロック100のねじ棒102に対する位置は、各位置決め用ナット104のねじ棒102に対する位置の調整により、調整される。また、ブロック100のねじ棒102に対する位置の調整により、ピン97とブロック100との間隔Lが調整される。
ブロック100には、ピン97と平行な棒状のボルト部105が固定されている。ボルト部105は、水平部材96の他端部に設けられた貫通穴106と、固定金具94に設けられた貫通穴107とに通されている。また、各貫通穴106,107を通されたボルト部105には、締結ナット108が螺合されている。水平部材96の他端部及びブロック100は、締結ナット108の締め付けにより、固定金具94に接続される。
図16は、図14のピン97とブロック100との間隔が広がる方向へブロック100を変位させたときの支え装置91を示す正面図である。図に示すように、ブロック100のねじ棒102に対する位置を調整することにより、ピン97とブロック100との間隔がLから(L+ΔL)に広がると、固定金具94のピン97に対する水平距離はほとんど変化しないことから、固定金具94は上方へ変位される。また、水平部材96は、固定金具94の上方への変位に伴って、上方へ回動される。これにより、かご床11が上方へ変位される。
これに対し、ブロック100のねじ棒102に対する位置をピン97に近づく方向へ調整すると、ピン97とブロック100との間隔がLよりも狭くなる。従って、固定金具94が下方へ変位され、水平部材96が下方へ回動される。これにより、かご床11が下方へ変位される。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、かご床11を水平に調整するときの手順について説明する。まず、締結ナット108を緩めた後、かご床11が水平になるように、各位置決め用ナット104を回しながら、ブロック100のねじ棒102に対する位置を調整する。この後、かご床11が水平になったところで、各位置決めナット104を締め付けて、ブロック100のねじ棒102に対する位置を固定する。この後、締結ナット108を締め付けて、ブロック100及び水平部材96を固定金具94に固定する。
このようなエレベータのかごでは、固定金具94に接続されるブロック100が傾斜部材本体99に設けられ、ブロック100の傾斜部材本体99に対する位置を調整することにより、かご床11を水平に調整するようにしたので、かご床11を容易に水平に調整することができる。また、かご床11の支え装置91に対する位置を固定することもできるので、かご床11の位置固定のための位置固定装置を別個に設ける必要もなくなり、構造の簡素化を図ることができる。
実施の形態6.
図17は、この発明の実施の形態6によるエレベータのかごを示す斜視図である。図において、かご床11の縁部及び各縦枠8,9間には、一対の斜め部材17,19がそれぞれ接続されている。一方の斜め部材17の一端部は一方の縦枠8に接続され、一方の斜め部材17の他端部はかご床11の一方の縦方向縁部に接続されている。また、他方の斜め部材19の一端部は他方の縦枠9に接続され、他方の斜め部材19の他端部はかご床11の他方の縦方向縁部に接続されている。
一方の斜め部材17の一端部は、縦枠8の上部に接続されている。一方の斜め部材17の他端部は、一方の縦方向縁部の縦枠8よりも支え部材23に近い部分に接続されている。また、他方の斜め部材19の一端部は、縦枠9の上部に接続されている。他方の斜め部材19の他端部は、他方の縦方向縁部の縦枠9よりも支え部材23に近い部分に接続されている。
なお、各上記実施の形態で示す各縦柱13,14、各奥行き方向横部材15、各幅方向横部材16、各第2の斜め部材18,20は、かご2には設けられていない。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのかごであっても、例えばかご床11の第2の角部に荷重が集中し、かご床11が偏荷重を受けた場合に、偏荷重を受けた第2の角部に近い側の斜め部材17と、かご床11の縦方向縁部とがなすトラス構造を介して、偏荷重の一部を一方の縦枠8に伝達することができる。これにより、偏荷重を分散することができ、各縦枠8,9にかかる曲げ応力の低減を図ることができる。
これにより、かご床11や各縦枠8,9、下枠6の強化を回避することができ、材料コストの増加やかご2の重量の増加を防止することができる。従って、かごガイドレール3や主索、巻上機等の機器の仕様を標準仕様とすることができ、かご床11が受ける偏荷重を簡単な構成で容易に支持することができる。
実施の形態7.
図18は、この発明の実施の形態7によるエレベータのかごを示す斜視図である。図において、下枠6の中間部には、かご床11の荷重を受けるための支え装置81が設けられている。支え装置81は、実施の形態4の支え装置81と同様の構成とされている。他の構成は実施の形態6と同様である。
このようにすれば、かご床11が受ける偏荷重を簡単な構成で容易に支持することができるとともに、製造コストの低減やかご2の軽量化も図ることができる。
実施の形態8.
図19は、この発明の実施の形態8によるエレベータのかごを示す斜視図である。図において、下枠6の中間部には、かご床11の荷重を受けるための支え装置111が設けられている。支え装置111は、下枠6から下方へ突出する突出部材112と、下枠6を挟んだ状態で下枠6及び突出部材112に設けられた一対の支持体113とを有している。
各支持体113は、突出部材112及びかご床11間に接続された傾斜部材114を有している。傾斜部材114は、かご床11に対して傾斜されている。傾斜部材114の一端部は、突出部材112の下端部に接続され、傾斜部材114の他端部は、かご床11の下面に固定された接続部材115に接続されている。他の構成は実施の形態6と同様である。
このようなエレベータのかごであっても、いずれかの斜め部材17,19と、かご床11の縦方向縁部とがなすトラス構造を介して、かご床11の偏荷重の一部を各縦枠8,9のいずれかに伝達することができるので、各縦枠8,9にかかる曲げ応力の低減を図ることができる。
なお、上記の例では、実施の形態6に示すかごに支え装置111が設けられているが、実施の形態1に示すかごに支え装置111を設けてもよい。

Claims (10)

  1. 水平に延びる下枠と、上記下枠の上方に配置された上枠と、上下方向へ延び、上記下枠及び上記上枠のそれぞれの端部を互いに連結する一対の縦枠とを有するかご枠、
    各上記縦枠間に配置され、上記下枠上に載せられたかご床、
    各上記縦枠を含む平面を挟むように配置され、かつ上記かご床の縁部に下端部が固定され、上下方向へ延びる一対の縦柱、
    各上記縦枠及び各上記縦柱のそれぞれの上端部間に固定された複数の横部材、
    上記下枠を挟んだ状態で上記下枠の中間部にそれぞれ設けられ、かつ上記下枠の長さ方向と交差する交差方向に沿ってそれぞれ配置された一対の支持体を有し、上記かご床の荷重を受けるための支え装置、
    一方の上記縦枠と一方の上記縦柱との間、及び他方の上記縦枠と他方の上記縦柱との間の少なくともいずれか一方に配置され、上記縦枠に一端部が接続され、上記かご床の縁部に他端部が接続された第1斜め部材、及び
    一方の上記縦枠と一方の上記縦柱との間、及び他方の上記縦枠と他方の上記縦柱との間の少なくともいずれか一方に配置され、上記縦枠に一端部が接続され、上記横部材に他端部が接続された第2斜め部材
    を備えていることを特徴とするエレベータのかご。
  2. 水平に延びる下枠と、上記下枠の上方に配置された上枠と、上下方向へ延び、上記下枠及び上記上枠のそれぞれの端部を互いに連結する一対の縦枠とを有するかご枠、
    各上記縦枠間に配置され、上記下枠上に載せられたかご床、
    上記下枠を挟んだ状態で上記下枠の中間部にそれぞれ設けられ、かつ上記下枠の長さ方向と交差する交差方向に沿ってそれぞれ配置された一対の支持体を有し、上記かご床の荷重を受けるための一対の支え装置、
    上記縦枠に一端部が接続され、上記かご床の縁部の上記縦枠よりも上記支持体に近い部分に他端部が接続された斜め部材
    を備えていることを特徴とするエレベータのかご。
  3. 上記支持体は、上下方向へ間隔を置いて配置された複数のねじにより上記下枠に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご。
  4. 上記下枠には、上記下枠から下方へ突出する突出部材が設けられ、
    上記支持体は、上記かご床に対して傾斜され、上記突出部材及び上記かご床間に接続された傾斜部材を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご。
  5. 上記下枠には、上記下枠から下方へ突出する突出部材が設けられ、
    上記支持体は、上記下枠から上記交差方向へ延びる水平部材と、上記水平部材に対して傾斜され、上記突出部材及び上記水平部材間に接続された傾斜部材とを有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご。
  6. 上記支持体と上記かご床との間には、上記かご床が水平になるように調整するためのかご床水平調整装置が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご。
  7. 上記かご床水平調整装置は、上記かご床が載せられた調整ボルトを有し、
    上記かご床は、上記調整ボルトの上記支持体に対する上下方向についての位置の調整により、水平に調整されるようになっていることを特徴とする請求項6に記載のエレベータのかご。
  8. 上記かご床水平調整装置は、上記かご床に固定されたかご床固定部材と、上記支持体に取り付けられた調整ボルトと、上記調整ボルトに螺合されるナットとを有し、
    上記調整ボルトには、上記調整ボルトの軸線に対して偏芯した円筒部が設けられ、
    上記かご床固定部材には、上記円筒部が嵌め合わされる嵌合部が設けられており、
    上記かご床は、上記嵌合部に嵌め合わされた上記円筒部の角度を調整することにより、水平に調整されるようになっていることを特徴とする請求項6に記載のエレベータのかご。
  9. 上記かご床水平調整装置は、上記かご床に固定されたかご床固定部材と、上記支え部材に取り付けられたボルトと、上記ボルトに螺合される調整ナットとを有し、
    上記調整ナットには、上記調整ナットのねじ穴の軸線に対して偏芯した円筒部が設けられ、
    上記かご床固定部材には、上記円筒部が嵌め合わされる嵌合部が設けられており、
    上記かご床は、上記嵌合部に嵌め合わされた上記円筒部の角度を調整することにより、水平に調整されるようになっていることを特徴とする請求項6に記載のエレベータのかご。
  10. 上記かご床の下面には、接続部材が固定され、
    上記傾斜部材は、傾斜部材本体と、上記傾斜部材本体に設けられ、上記接続部材に接続されるブロックとを有し、
    上記かご床は、上記ブロックの上記傾斜部材本体に対する位置の調整により、水平に調整されるようになっていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のエレベータのかご。



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