JPWO2007023889A1 - フロー分析システム - Google Patents

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Abstract

液体中の気泡を除去する脱泡装置を分析部の上流に備え、サンプル中の分析対象物を安定的に測定可能なフロー分析システムであって、前記脱泡装置が、前記液体を当該液体中に含まれる気泡と共に収容するための、内容積が変化可能である液体収容手段と、前記液体収容手段内に前記液体を導入するための液体導入手段と、前記液体収容手段内への前記液体の導入後、前記液体の少なくとも一部を前記液体収容手段内に維持しつつ、前記液体収容手段の内容積を減少させて前記液体収容手段内の気泡を排出する気泡排出手段と、前記気泡の排出後、前記液体収容手段内の前記液体を前記分析部に送液する液体送液手段とを有するフロー分析システム。

Description

本発明は、フロー分析システム{例えば、フローインジェクション分析システム(FIA)}における、気泡を含有する液体(例えば、発泡性液体試料)の脱泡技術に関する。
フロー分析システム(例えば、FIA)は、リアルタイムにオンサイト分析が可能な分析手法である。特に、当該手法は、極めて高純度の薬品類が使用される半導体の製造工程における、当該薬品類に不純物として含まれる微量元素のオンサイト分析に有効である。ここで、FIAを簡単に説明すると、フロー分析の一種であり、流路にキャリア(試料を運ぶ流体)を流しておき、適時、キャリア中を分析試料に置きかえて、これら検出元素が発色する反応試薬と反応させ、キャリアの吸光度と分析試料の吸光度との差△を検出して元素濃度を分析する方法である。即ち、FIAにおいては、キャリアと反応試薬を混合し、これを攪拌・分散等によってよく混ぜた後に、元素濃度を検出する検出器によって濃度検出(典型的には吸光度分析による吸光度の測定)を行うのであるが、キャリアをある時点で試料に置換することにより、吸光度の差分を測定することによって試料濃度を決定する。尚、特開2004−163191号公報の内容は、本明細書に組み込まれるものとする。
特開2004−163191号公報 特願2004−321191
ところで、半導体製造工程においては、HPMやAPM等の発泡性薬液が使用されている。ここで、当該発泡性薬液を分析するに際し、例えば、サンプルを瓶などで回収しバッチ法で行なった場合には、分析対象物が発泡性であっても容易に気泡を除くことが出来る。しかしながら、FIA法を採用した場合には、液体サンプルを流れの中から抜き取らなければならないので、気泡が混入すると、サンプルを正確に計り取れなくなりデーターの誤差が大きくなる。さらに、最も一般的な方法である吸光光度法で測定する場合には分析対象液に気泡が混入していると測定不能に陥る。ところで、本発明者らは、前処理の際の発熱反応に基づく発泡現象については、前処理液又は処理液を冷却するという方策を既に提案している(特許文献2)。しかしながら、前記発泡性薬液に基づく発泡現象や、分析に関与するいずれかの液中に不慮に混在してしまう気泡については、現在対処方法が無いのが実情である。そこで、本発明は、発泡性薬液のような分析に関与する液体の中に気泡を含む液体が存在する場合にも、分析が当該気泡に影響を受けることなく安定的に分析可能な手段の提供を目的とする。
本発明(1)は、液体中の気泡を除去する脱泡装置(脱泡装置A)を分析部の上流に備えたフロー分析システムにおいて、
前記脱泡装置(脱泡装置A)が、
前記液体を当該液体中に含まれる気泡と共に収容するための、内容積が変化可能である液体収容手段(サンプルシリンジAとプランジャーA3−1とにより形成される空間)と、
前記液体収容手段(サンプルシリンジAとプランジャーA3−1とにより形成される空間)内に前記液体を導入するための液体導入手段(サンプルポンプAとポンプ制御手段Y)と、
前記液体導入手段(サンプルポンプAとポンプ制御手段Y)によって導入された前記液体の少なくとも一部を前記液体収容手段内に維持しつつ、前記液体収容手段の内容積を減少させて前記液体収容手段内の気泡を排出する気泡排出手段(サンプルポンプAとポンプ制御手段Y)と、
前記気泡排出手段(サンプルポンプAとポンプ制御手段Y)により気泡を排出した前記液体収容手段(サンプルシリンジAとプランジャーA3−1とにより形成される空間)内の前記液体を前記分析部に送液する液体送液手段(サンプルポンプAとポンプ制御手段Y)と、を有する
ことを特徴とするフロー分析システムである。
本発明(2)は、前記液体収容手段(サンプルシリンジAとプランジャーA3−1とにより形成される空間)内の前記液体が所定量に到達するまで前記液体導入と前記気泡排出を繰り返し実行するよう、前記液体導入手段(サンプルポンプAとポンプ制御手段Y)と前記気泡排出手段(サンプルポンプAとポンプ制御手段Y)を制御する、送液量をコントロールするための送液量制御手段(ポンプ制御手段Y)を更に有する、前記発明(1)のフロー分析システムである。
本発明(3)は、前記液体収容手段(サンプルシリンジAとプランジャーA3−1とにより形成される空間)が、その内部に気泡が存在する場合に当該気泡が蓄積するように配置されている、気泡排出口として機能する開口部(サンプル導入・排出口A3−2)を具備する、前記発明(1)又は(2)のフロー分析システムである。
本発明(4)は、前記液体収容手段は、前記開口部を先端に有するシリンジ(サンプルシリンジA)と、前記シリンジに挿着されていると共に前記シリンジの軸線方向に移動可能であるプランジャー(プランジャーA3−1)とから構成されており、前記シリンジは、前記開口部(サンプル導入・排出口A3−2)を上に向けた状態で略鉛直方向に設置されている、前記発明(3)のフロー分析システムである。
本発明(5)は、前記開口部(サンプル導入・排出口A3−2)は、前記液体を前記液体収容手段内に導入する液導入口及び/又は前記液体を前記液体収容手段から前記分析部に送液する送液口としても機能すると共に、前記脱泡装置(脱泡装置A)は、前記気泡排出口と前記液導入口及び/又は前記送液口との機能を切り替えるための切替手段(サンプル吸入排出切替えバルブA)を更に有する、前記発明(3)又は(4)のフロー分析システムである。
本発明(6)は、フローインジェクション分析システムである、前記発明(1)〜(5)のいずれか一つのフロー分析システムである。
また、以下に好適態様を挙げる。
本好適態様(1)は、発泡性液体から気泡を除去する脱泡装置(脱泡装置A)を備えたフローインジェクション分析システムにおいて、
前記脱泡装置(脱泡装置A)が、
前記発泡性液体を内部に導入するための導入口(サンプル導入・排出口A3−2)と、前記発泡性液体を外部に排出するための、前記導入口と同一又は相違する液排出口(サンプル導入・排出口A3−2)と、導入した前記発泡性液体からの気泡を外部に排出するための、前記導入口又は前記液排出口と同一又は相違する気泡排出口(サンプル導入・排出口A3−2)とを有すると共に、内容積が可変に構成されており、かつ、前記発泡性液体が収容された際に前記発泡性液体からの気泡が前記気泡排出口(サンプル導入・排出口A3−2)に蓄積するように配置されたシリンジ状容器(サンプルシリンジA)と、
前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)の前記内容積を可変させるためのポンプ(サンプルポンプA)と、
前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)の内容積を増加させて前記発泡性液体を前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)内に導入すると共に、前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)の内容積を減少させて前記気泡排出口(サンプル導入・排出口A3−2)に蓄積した気泡を前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)から排出するよう前記ポンプ(サンプルポンプA)を制御するポンプ制御手段(ポンプ制御手段Y)と
を有することを特徴とするフローインジェクション分析システムである。
本好適態様(2)は、前記ポンプ制御手段(ポンプ制御手段Y)が、前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)内の前記発泡性液体が所定量に到達するまで、前記導入と前記排出を繰返し行なうよう前記ポンプ(サンプルポンプA)を制御する、前記好適態様(1)のフローインジェクション分析システムである。
本好適態様(3)は、前記脱泡装置(脱泡装置A)が、前記発泡性液体を前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)内に導入するための発泡性液体導入流路(サンプル吸入管A)と、前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)内の前記発泡性液体を測定部に送り出すための発泡性液体送出流路(サンプル排出管A)とを切り替えるためのバルブ(サンプル吸入排出切替えバルブA)を更に有する、前記好適態様(1)又は(2)のフローインジェクション分析システムである。
本好適態様(4)は、前記ポンプ制御手段(ポンプ制御手段Y)が、前記発泡性液体送出流路(サンプル排出管A)を介して、前記蓄積した気泡と共に前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)に収容された前記発泡性液体の一部を、前記シリンジ状容器(サンプルシリンジA)から排出するよう前記ポンプ(サンプルポンプA)を制御する、前記好適態様(3)のフローインジェクション分析システムである。
本好適態様(5)は、前記発泡性液体を処理するための第二液を送出する第二液送出制御手段(前処理装置B、ポンプ制御手段Y)を更に有する、前記好適態様(1)〜(4)のいずれか一つのフローインジェクション分析システムである。
本好適態様(6)は、前記第二液送出制御手段(前処理装置B、ポンプ制御手段Y)が、前記発泡性液体を処理する際には、前記第二液を送出する第一の制御を行なう一方、流路内の気泡を除去する際には、前記第二液を流路内に送出する第二の制御を行なう、前記好適態様(5)のフローインジェクションシステムである。
本好適態様(7)は、前記容器がシリンジ状である、前記好適態様(1)〜(6)のいずれか一つのフローインジェクションシステムである。
本好適態様(8)は、前記導入口と前記液排出口と前記気泡排出口が、共通する一つの口(サンプル導入・排出口A3−2)である、前記好適態様(1)〜(7)のいずれか一つのフローインジェクションシステムである。
ここで、本明細書における各用語の意義について説明する。「液体」は、例えば、分析の際に気泡の存在が問題となり得る一切の液体を指し、具体例としては、サンプル液、各種薬液、キャリア液、これらの混合液等を挙げることができる。また、脱泡対象となる「液体」や「発泡性液体」は、気泡を発生し得る液体一切を指し、液体が気泡を含有している場合のみならず、液体成分自体が発泡(例えば気化や分解)して気体を発生する場合をも含む概念である。「気泡」とは、液体から発生した気泡を意味するものであり、液体収容手段内でも気泡状であることを意味するものではない。「システム」とは、装置を包含する概念である。「分析」に係る検出手段は、特に限定されず、例えば、吸光光度計やICP−MSを挙げることができる。
本発明によれば、気泡を含有する液体を容器内に導入すると共に、気泡を先に排出することにより容器内に液体のみを残す方式を採用しているので、例えばHPMやSPM等の発泡性サンプルのFIAでの測定が可能になるという効果を奏する。更には、分析部においては分析対象の液中に気泡が含まれていないので、安定的な分析が可能となる。加えて、気泡がライン中に存在することによる各種トラブルを回避することもできる。
以下、図面を参照しながら、本最良形態に係るフロー分析システムを説明する。尚、本最良形態では、フロー分析システムの内、フローインジェクション分析システムを例に採る。また、本最良形態では、半導体製造工程において使用される発泡性薬液中の金属元素の分析を例に採る。まず、図1は、本最良形態に係るフローインジェクション分析システムの全体構成図である。尚、本発明の特徴である脱泡装置Aと、当該脱泡装置Aとシンクロして駆動され得る前処理装置Bについては後述する。また、本最良形態は、前処理装置Bが設置されたものであるが、前処理装置Bの設置は任意であり、前処理装置Bが設置されていないものも、他の構成要件を充足する限り、本発明の技術的範囲に属することはいうまでもない。更に、本最良形態においては、図13の左に示すように、シリンジ状容器が、導入口としても排出口としても機能する一つの口を有するものであるが、図13の右に示すように、導入口と排出口を別個に有するものであってもよい。更には、図示しないが、導入口、液排出口及び気泡排出口が、夫々別個の口として設けられていてもよい。
そこで図1を参照しながら説明すると、当該システムは、半導体製造工程における所定の薬液ラインから一定時間毎にサンプルSを採取するサンプル採取手段2と、当該サンプルSを前処理するための前処理液Nとを混合して、当該サンプルSを前処理する前処理手段3と、金属イオンを触媒として酸化反応を起こすことにより発色を呈する発色試薬Rと、酸化剤Oと、緩衝溶液Bとを所定の割合で混合して、発色反応を起こさせる反応手段4と、前記反応手段4で発色反応を呈したサンプルSの吸光度を測定する吸光度測定手段5とを少なくとも含む。以下、各要素を詳述する。
まず、サンプル採取手段2は、半導体製造工程において使用される薬液が流通する薬液流通管50に設置されている。そして、当該薬品流通管50から一定時間毎に一定量のサンプルSを採取する。
次に、脱泡装置Aは、サンプル吸入管Aと液体導通可能に接続している。そして、サンプル採取手段2により採取されたサンプルSは、脱泡装置Aにより脱泡処理が施された後、下流の前処理管Z(より詳しくは第2液排出管Bとの合流点X)に導かれる。
他方、前処理液Nは、薬液バック8aに封入されており、当該薬液バック8aは、第2液吸入管Bと接続している。ここで、第2液吸入管Bは、後述する前処理装置Bと液体導通可能に接続している。そして、薬液バッグ8aからの前処理液Nは、前処理装置Bを介して、下流の前処理管Z(より詳しくは第2液排出管Bとの合流点X)に導かれる。尚、前処理液Nをはじめ、本システムで使用される試薬は、すべて薬液バッグに収容されており、システム外部からの不純物の混入が極力防止されている。
そして、処理手段3に係る前処理管Zに流入したサンプルSと前処理液Nは、前処理管Zを流通する間に混合し、サンプルSは処理される。この際、前処理管Zに流入するサンプルの流量及び前処理液Nの流量は、後述のように自動制御される。
前処理管Zは、自動切り替えバルブVに接続されている。当該自動切り替えバルブVには、一定量のサンプルを保持することができるサンプル計量管10が設けられている。
切り替えバルブVには、キャリア流通管11が接続されている。当該キャリア流通管11の端部には、キャリアCを封入するための試薬バック8bが接続されている。
キャリアCをキャリア流通管11に流入させながら、適当なタイミングで自動切り替えバルブVを切り替えることにより、キャリアCはサンプル保持管10内に流入する。その結果サンプル保持管10内に保持されたサンプルは、キャリアCによって押し出され、反応手段4に係る反応管12に流入する。
反応手段4の上流側には、発色試薬R(金属イオンを触媒として酸化反応を起こし発色する試薬)を封入した試薬バッグ8cに接続された発色試薬流通管13、酸化剤Oを封入した試薬バッグ8dに接続された酸化剤流通管14、及び、緩衝溶液Bを封入した試薬バッグ8eに接続された緩衝溶液流通管15が、当該反応管12に接続されている。
反応管4は、サンプルS又はキャリアCに、発色試薬R、酸化剤O及び必要に応じて用いられる緩衝溶液Bを夫々混合し、酸化反応を促進する。フローインジェクション分析システムにおいては、当該反応管12の長さを調節することにより反応時間をコントロールすることが出来る。また、当該反応管12(特に下流側)を温度調節器16内に設けることにより、反応温度を調節することも可能である。
更に、それぞれの流通管には、試薬の流量を調節する機構が設けられている(図示せず)。したがって、夫々の流通管を流れる溶液のpHや濃度等により、それぞれの流通管の流量を調節することによって、発色試薬が最も発色し易い条件を容易に作り出すことができる。
反応管12は、吸光光度測定手段である吸光光度計17に接続されている。吸光光度計17は、サンプルS又はキャリアCの吸光度を測定する。吸光度が測定されたサンプルSは、排出管18より排出される。そして、両者の吸光度の差Δに基づき、サンプル液S中の分析対象物の濃度を決定する。
次に、図2を参照しながら、本最良形態に係る脱泡装置A及び前処理装置Bを説明する。図2から分かるように、脱泡装置A及び前処理装置Bは、ポンプ制御手段Yと接続しており、後述するように当該手段Yによる制御に従ってこれらは作動する。そこで、これらの要素の内、まず脱泡装置Aについて詳述すると、当該装置Aは、サンプル吸入管A、サンプルポンプA、サンプルシリンジA、サンプル排出管A及びサンプル吸入排出切替えバルブAから構成される。以下、脱泡装置A及び前処理装置Bの詳細を示した図7〜図9をも参照しながら、各要素について詳述する。
まず、サンプル吸入管Aは、サンプル吸入時にサンプルをサンプルシリンジAに誘導する管である。ここで、サンプル吸入管Aは、その内径を大きくするとサンプルに加わる吸引による圧力が弱まり吸入時の気泡吸入が抑制される一方、内径を大きくすると容量が増加するためサンプル吸入管A内の液交換に時間がかかる。このため、サンプル吸入管Aの容量は、サンプルシリンジAの容量の1.6倍以内であることが好適である。例えば、サンプルシリンジAの容量が1mlである場合、内径1mmで2mに設定すればよい。
次に、サンプルポンプAは、サンプルシリンジA内へのサンプルの吸入及び排出の動作を行なう動力部として機能し、サンプルポンプAの動作により、サンプルシリンジAの内容積及びプランジャー速度を変化させることができる。具体的には、サンプルの導入は、プランジャーを下方向に駆動させることにより行い、サンプルの排出は、プランジャーを上方向に駆動させることにより行なう。ここで、サンプルポンプAの概略構成を図8及び図9に示す。図に示されるように、サンプルポンプAは、モータA2−1と、モータA2−1と接続している第一フランジA2−2と、第一フランジA2−2の回転駆動がベルトを介して伝達される第二フランジA2−3と、第二フランジA2−3の回転駆動が伝達される螺子状のシャフトA2−4と、シャフトA2−4の回転により方向に移動するプランジャー連結部A2−5と、プランジャー連結部A2−5の上下方向の移動を規制するスリットA2−6とから構成される。
次に、サンプルシリンジAは、サンプル及び気泡が入るため、その接液面は汚染がなく、気泡が抜け易いものがよい。具体的には、ガラスおよびテフロン(登録商標)材質が好適である。更に、サンプル液がサンプルシリンジA内に導入された際、当該サンプル液中の気泡が液と分離すると共に、当該気泡が除去され易いように、気泡がサンプル導入・排出口A3−2に蓄積されるようにサンプルシリンジAを配置する必要がある。好適には、図7に示すように、サンプル導入・排出口A3−2は、サンプルシリンジAの上部に設置されている。この場合、サンプルシリンジAの上部に気泡が集まることから、容器の断面積が大きいほうが好適である。具体的には、円筒形のサンプルシリンジであれば、少なくとも内径4.5mm以上であることが好適である。
次に、サンプル排出管Aは、サンプル排出管Aから気泡を除去するためにサンプルシリンジAに吸入したサンプルを用いる関係上、その容量は少ない方が好適である。好適には、60μl以下、例えば、内径0.5mmであれば約30cm以下である。加えて、サンプル排出管Aの材質及び内部の形状は、汚染がなく気泡が通りやすいもの、例えば、テフロン(登録商標)又はガラス材質で内面に粗のないものが好適である。
サンプル吸入排出切替えバルブAは、サンプルの吸入および排出の際、自動的に切替を行うことができ、汚染のないものが好適である。ここで、サンプル吸入排出切替えバルブAの概略構成を図7及び図8に示す。図に示されるように、サンプル吸入排出切替えバルブAは、モータA5−1と、当該モータA5−1の駆動により回転角度(吸入側・排出側)を変える切替シャフトA5−2とを有する。サンプル吸入排出切替えバルブAを吸入側へ切替えた場合、サンプル吸入管AとサンプルシリンジAとが液体導通状態となる。この状態で、サンプルポンプAのプランジャーA3−1を下方向に駆動することにより、サンプル及び気泡はサンプル吸入管Aを通過し、サンプルシリンジA内に導入される。他方、サンプル吸入排出切替えバルブAを排出側へ切替えた場合、サンプル排出管AとサンプルシリンジAとが液体導通状態となる。この状態で、サンプルポンプAのプランジャーA3−1を上方向に駆動することにより、サンプルシリンジA内のサンプル及び気泡がサンプル排出管Aに排出される。
次に、前処理装置Bについて詳述すると、当該装置Bは、第2液吸入管B、第2液ポンプB、第2液シリンジB、第2液排出管B及び第2液吸入排出切替えバルブBから構成される。ここで、装置Bの基本構成は、装置Aと基本的には同一である。
まず、第2液吸入管Bは、第2液吸入時に第2液を第2液シリンジBに誘導する管である。ここで、第2液吸入管Bは、特に限定されないが、例えば、テフロン(登録商標)などの汚染のない材質が好適である。第2液ポンプBは、第2液シリンジBの吸入および排出の動作を行なう動力部であり、動作に関しては特に限定されない。第2液シリンジBは、汚染のない材質であれば、特に限定されない。第2液排出管Bは、第2液シリンジB内の第2液が排出される管であり、汚染が無ければ特に仕様等については限定されない。第2液吸入排出切替えバルブBは、第2液の吸入及び排出時に自動的に切替を行うことができ、汚染のないものが好適である。第2液吸入排出切替えバルブBを吸入側へ切替えた場合、第2液吸入管Bと第2液シリンジBとが液体導通状態となる。この状態で、第2液ポンプBのプランジャーB3−1を下方向に駆動することにより、第2液は第2液吸入管Bを通過し、第2液シリンジBに導入される。他方、第2液吸入排出切替えバルブBを排出側へ切替えた場合、第2液排出管Bと第2液シリンジBとが液体導通状態となる。この状態で、第2液ポンプBのプランジャーB3−1を上方向に駆動することにより、第2液シリンジB内の第2液は第2液排出管Bに排出される。
尚、図7に示すように、本最良形態においては、脱泡装置Aと前処理装置Bは、一体的に組み合わされている。そして、底面には、液漏れを感知するための液漏れセンサQが設置されている。
次に、図3〜図6を参照しながら、駆動制御手段Yが、脱泡装置A及び前処理装置Bのポンプをどのように駆動するかについて、発泡性サンプルの超純水による希釈を例にとり時系列的に説明する。
まず、図3は、サンプルおよび第2液の採取の様子を示したものである。具体的に説明すると、サンプル吸入排出切替えバルブAを吸入側へ切替え、サンプル吸入管AとサンプルシリンジAとを接続する。サンプルポンプAでプランジャーA3−1を下方向に駆動することにより、サンプルと気泡はサンプル吸入管Aを通過し、サンプルシリンジAに入る。ここで、吸入速度が遅い方が、気泡の吸入は抑制される。加えて、サンプル吸入管Aの内径が大きい方が、サンプルに加わる吸引による圧力が弱まり吸入時の気泡吸入が抑制される。具体例を挙げると、サンプル吸入管Aの内径が1mmであれば吸入速度2.5ml/分以下であることが好適である。サンプルと気泡を吸入後、サンプルシリンジA内では、図3に示すように、下部にサンプル液、上部に気泡が蓄積する。次に、第2液吸入排出切替えバルブBを吸入側へ切替え、第2液吸入管Bと第2液シリンジBとを接続する。そして、第2液ポンプBでプランジャーB3−1を下方向に駆動することにより、第2液は第2液吸入管Bを通過し、第2液シリンジBに入る。
次に、図4は、サンプルシリンジAおよびサンプル排出管Aからの気泡排出の様子を示したものである。具体的に説明すると、サンプル吸入排出切替えバルブAを排出側へ切替え、サンプル排出管AとサンプルシリンジAとを接続する。サンプルポンプAでプランジャーA3−1を上方向に所定位置まで駆動することにより、サンプルシリンジAの上部導入口A3−2に蓄積された気泡がサンプル排出管Aに排出される。更に、サンプルポンプAでプランジャーA3−1を上方向に所定位置まで駆動し、サンプルシリンジA内の所定量のサンプルをサンプル排出管Aに排出することにより、サンプル排出管A内の気泡を処理液流通管Zに排出する。
次に、図5は、第2液シリンジBからの第2液排出による処理液流通管Z内の気泡の排出の様子を示したものである。具体的に説明すると、第2液吸入排出切替えバルブBを排出側へ切替え、第2液排出管Bと第2液シリンジBとを接続する。第2液ポンプBでプランジャーB3−1を上方向に駆動することにより、第2液シリンジB内の第2液は第2液排出管Bに排出され、処理液流通管Zに入る。処理液流通管Z内の気泡は第2液により処理液流通管Zから排出される。
最後に、図6は、発泡性サンプルの第2液による希釈の様子を示したものである。具体的に説明すると、第2液吸入排出切替えバルブBを再度吸入側へ切替え、第2液吸入管Bと第2液シリンジBとを接続する。第2液ポンプBでプランジャーB3−1を下方向に駆動することにより、第2液は第2液吸入管Bを通過し、第2液シリンジBに入る。そして、サンプル吸入排出切替えバルブAを排出側へ切替え、サンプル排出管AとサンプルシリンジAとを接続する。また、第2液吸入排出切替えバルブBを排出側へ切替え、第2液排出管Bと第2液シリンジBとを接続する。その後、サンプルポンプAおよび第2液ポンプBをシンクロさせて作動させることによりプランジャーA3−1及びプランジャーB3−1を上方向に駆動する。これにより、サンプルはサンプル排出管Aに排出され、第2液は第2液排出管Bに排出される結果、サンプルは混合管Xで希釈混合される。
次に、本最良形態に係るシステムにおける脱泡処理の手順を説明する。操作者は、図示しない入力手段を介し、発泡性サンプルの種類や温度等を踏まえ、経験的に導かれた制御情報を入力する。当該入力情報を受け、駆動制御手段Yは、脱泡装置A及び前処理装置Bのポンプを自動的に駆動すると共にバルブ切替を自動的に行なうよう制御する。
試験例1(FIA測定における気泡の影響確認)
図1に示すFIAシステムを用い、FIA測定における気泡の影響確認試験を行なった。但し、本試験では、薬液流通管50からサンプルを採取する形式ではなく、サンプルを収納した容器からサンプルを採取する形式を採った。また、本試験では、前処理液Nは使用しなかった。測定条件を表1に示す。尚、当該試験においては、擬似的に、サンプルを計量管に注入する際にサンプル液中に気泡を入れたものを「脱泡なし」とし、気泡を入れないものを「脱泡あり」とした。尚、表中の「DPD」は、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミンである。
Figure 2007023889
結果を図10に示す。ここで、図10の左が「脱泡あり」、右が「脱泡なし」である。尚、図中の「1」が薬液濃度の違いによる屈折率の変化による吸光度の変化であり、「2」が気泡による吸光度の変化である。これらの図から明らかなように、「脱泡なし」ではベースラインが落ち着かないことが分かる。
試験例2(各サンプル条件における脱泡処理済みサンプルのFIAによる測定)
<FIAシステム>
図1に示すFIAシステムを本試験例で使用した。但し、本試験では、薬液流通管50からサンプルを採取する形式ではなく、サンプルを収納した容器からサンプルを採取する形式を採った。また、脱泡装置A及び前処理装置Bは、PCにより制御される。尚、脱泡装置A及び前処理装置Bの詳細は以下の通りである。
<脱泡装置A(サンプル液)>
シリンジポンプA:TECAN製 XL−3000 高分解能24000ステップ
シリンジA:本体/パイレックス(登録商標)製ガラス(内径4.5mm、容量1ml);ピストン材質/テフロン(登録商標);ピストンロット/ステンレススチール
<前処理装置B(希釈液)>
シリンジポンプB:TECAN製 XL−3000 高分解能24000ステップ
シリンジB:本体/パイレックス(登録商標)製ガラス(内径14.5mm、容量10ml);ピストン材質/テフロン(登録商標);ピストンロット/ステンレススチール
<脱泡装置から合流点Xまでの流通管>
PTFEチューブ チューコーフロー製品(中興化成工業株式会社)、内径0.5mm×30cm(60μl)
<合流点X以後の流通管Z>
PTFEチューブ チューコーフロー製品(中興化成工業株式会社)、内径0.5mm×30cm(60μl)
2%過酸化水素水を含有する1MHCl液(65℃、71℃、80℃)をサンプルとし、上記脱泡装置Aで脱泡した後、前処理液Nとして超純水を用い、2:100の割合で希釈した。ここで、入力した制御情報を表2に示す。また、この制御情報に基づくタイミングチャートを図11に示す。更に、測定条件を表3に示す。そして、結果を表4及び図12に示す。
Figure 2007023889
Figure 2007023889
Figure 2007023889
本明細書の最良形態及び実施例においては、検出方法として発色反応を用いた吸光光度法を前提にして説明を行なったがこれに限定されるものではない。たとえば、蛍光光度法や原子吸光光度法やICP発光法、ICP質量分析法などを検出方法にした場合にも同様な効果を有する。
図1は、本最良形態に係るFIAシステムの概観図である。 図2は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の概観図である。 図3は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の作動の様子を示した図である(第一段階)。 図4は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の作動の様子を示した図である(第二段階)。 図5は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の作動の様子を示した図である(第三段階)。 図6は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の作動の様子を示した図である(第四段階)。 図7は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の正面図である。 図8は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の背面斜視図(分解後)である。 図9は、本最良形態に係る脱泡装置及び前処理装置の底面図である。 図10は、本実施例の試験例1での結果を示すチャートである。 図11は、本実施例の試験例2での、脱泡装置及び前処理装置の動作内容を時系列的に示すタイミングチャートである。 図12は、本実施例の試験例2での結果を示すチャートである。 図13は、シリンジ状容器の外観図であり、左が導入・排出口を有する態様、右が導入口と排出口とを有する態様を示した図である。

Claims (6)

  1. 液体中の気泡を除去する脱泡装置を分析部の上流に備えたフロー分析システムにおいて、
    前記脱泡装置が、
    前記液体を当該液体中に含まれる気泡と共に収容するための、内容積が変化可能である液体収容手段と、
    前記液体収容手段内に前記液体を導入するための液体導入手段と、
    前記液体導入手段によって導入された前記液体の少なくとも一部を前記液体収容手段内に維持しつつ、前記液体収容手段の内容積を減少させて前記液体収容手段内の気泡を排出する気泡排出手段と、
    前記気泡排出手段により気泡を排出した前記液体収容手段内の前記液体を前記分析部に送液する液体送液手段と、を有する
    ことを特徴とするフロー分析システム。
  2. 前記液体収容手段内の前記液体が所定量に到達するまで前記液体導入と前記気泡排出を繰り返し実行するよう、前記液体導入手段と前記気泡排出手段を制御する、送液量をコントロールするための送液量制御手段を更に有する、請求項1記載のフロー分析システム。
  3. 前記液体収容手段が、その内部に気泡が存在する場合に当該気泡が蓄積するように配置されている、気泡排出口として機能する開口部を具備する、請求項1又は2記載のフロー分析システム。
  4. 前記液体収容手段は、前記開口部を先端に有するシリンジと、前記シリンジに挿着されていると共に前記シリンジの軸線方向に移動可能であるプランジャーとから構成されており、前記シリンジは、前記開口部を上に向けた状態で略鉛直方向に設置されている、請求項3記載のフロー分析システム。
  5. 前記開口部は、前記液体を前記液体収容手段内に導入する液導入口及び/又は前記液体を前記液体収容手段から前記分析部に送液する送液口としても機能すると共に、前記脱泡装置は、前記気泡排出口と前記液導入口及び/又は前記送液口との機能を切り替えるための切替手段を更に有する、請求項3又は4記載のフロー分析システム。
  6. フローインジェクション分析システムである、請求項1〜5のいずれか一項記載のフロー分析システム。
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