JPWO2006134807A1 - 携帯端末装置及びスキミング防止装置 - Google Patents
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Abstract
非接触型ICカード機能を搭載した携帯電話を改良するものであり、スキミングされ難く、情報が盗み取られることが無い携帯端末装置を提供する。携帯電話(携帯端末装置)1は、非接触型ICカード機能を備えている。また携帯電話1には、裏面側にスキミング防止装置2が取り付けられている。スキミング防止装置2は、袋状部材10と金属板(障壁部材)11によって構成されている。携帯電話1を携行する際には、スキミング防止装置2の金属板11を袋状部材10から露出させ、アンテナ31を覆う。またカード機能を発揮させる際には金属板11を袋状部材10の中に引き込む。
Description
本発明は、非接触型ICカード機能を搭載した携帯電話や、携帯情報機器(PDA)等の携帯端末装置に関するものである。また本発明は、携帯端末装置に装着するスキミング防止装置に関するものである。
外部に設けられたカードリーダにかざすことによってデータの送受信を行う非接触型のICカードが知られている。
また近年、携帯電話が著しい普及を見せている。前記したICカードと携帯電話は、従来、全く別々のものであったが、より利便性を高めた装置として、ICカード機能を内蔵した携帯電話装置が提案されている。
特許文献1,2,3は、ICカード機能を内蔵した携帯電話装置に関する発明を開示するものである。
また近年、携帯電話が著しい普及を見せている。前記したICカードと携帯電話は、従来、全く別々のものであったが、より利便性を高めた装置として、ICカード機能を内蔵した携帯電話装置が提案されている。
特許文献1,2,3は、ICカード機能を内蔵した携帯電話装置に関する発明を開示するものである。
ところで、近年、スキミングと称される不正行為が問題となっている。スキミングは、他人のカードから口座情報や暗証番号等を読み出し、預金を引き出したり物品を購入する行為である。
本出願時において、スキミング犯の検挙数は少なく、その手口は定かではない。しかしながら、ICチップが埋め込まれた非接触型カードについては、通勤途上の混雑に紛れてのスキミングが可能ではないかと言われている。即ち非接触型のカードは、樹脂カードにコイルとICチップが埋め込まれており、コイルに磁界を与えることで誘導電流を起こしてICチップのデータを読みだすことができる。そのため所定の機能を備えたカードリーダを近づけるだけでICチップに記録された口座情報や暗証番号等を読み取ることができる。
本出願時において、スキミング犯の検挙数は少なく、その手口は定かではない。しかしながら、ICチップが埋め込まれた非接触型カードについては、通勤途上の混雑に紛れてのスキミングが可能ではないかと言われている。即ち非接触型のカードは、樹脂カードにコイルとICチップが埋め込まれており、コイルに磁界を与えることで誘導電流を起こしてICチップのデータを読みだすことができる。そのため所定の機能を備えたカードリーダを近づけるだけでICチップに記録された口座情報や暗証番号等を読み取ることができる。
従って満員電車の中の様に他人と近接した状態にある場合、近接した位置に居る者がカードリーダを保持しておれば、カードの口座番号等を盗み取られる可能性がある。また近年、カードリーダの性能が向上し、カードと同等サイズのカードリーダも市販されている。この様な現状から、スキミングに対する不安が高く、スキミングを防止する対策が望まれている。
また前記した非接触型ICカード機能を搭載した携帯電話についても同様の危険がある。特に携帯電話に搭載する非接触型ICカードには、携帯電話の電池を電源として動作するアクティブ型が多く採用されており、通信可能な距離が長い。そのため携帯電話のICチップから重要な情報が読み取られる懸念がある。
また前記した非接触型ICカード機能を搭載した携帯電話についても同様の危険がある。特に携帯電話に搭載する非接触型ICカードには、携帯電話の電池を電源として動作するアクティブ型が多く採用されており、通信可能な距離が長い。そのため携帯電話のICチップから重要な情報が読み取られる懸念がある。
そこで本発明は、携帯電話等の携帯端末装置を改良し、スキミングされ難く、情報が盗み取られることが無い携帯端末装置を提供することを課題とする。
そして上記した課題を解決するための発明は、非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置において、非接触型ICカード機能を発揮させるアンテナ部に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えたことを特徴とする携帯端末装置である。
また同様の機能を発揮する発明は、非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置において、非接触型ICカード機能を発揮させるカード機能発揮部に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えたことを特徴とする携帯端末装置である。
カード機能発揮部は、ICチップやアンテナである。
本発明の携帯端末装置では、アンテナ部等に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えている。そのため携行時に障壁部材をアンテナ部等に近接させておくと情報を読みだすことができなくなる。またカードによる支払いや預金の引き出しを行う場合には、障壁部材をアンテナ部から離す。その結果、アンテナ部から電磁波や磁力線の放出が可能となり、カードリーダとの通信が可能となる。
本発明の携帯端末装置では、アンテナ部等に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えている。そのため携行時に障壁部材をアンテナ部等に近接させておくと情報を読みだすことができなくなる。またカードによる支払いや預金の引き出しを行う場合には、障壁部材をアンテナ部から離す。その結果、アンテナ部から電磁波や磁力線の放出が可能となり、カードリーダとの通信が可能となる。
上記した障壁部材は、例えば電磁波又は磁力線を減衰させるものである。
即ち非接触型ICカードには、電磁結合方式とマイクロ波方式によるものが知られている。ここで前者の電磁結合方式とは、交流磁界によるコイルの相互誘導を利用して交信するものである。そこで電磁結合方式を採用する携帯端末装置においては、障壁部材は、磁界を遮蔽したり減衰させるものが採用される。
また後者のマイクロ波方式を採用する携帯端末装置においては、障壁部材は、電磁波を遮蔽したり減衰させるものが採用される。
また後者のマイクロ波方式を採用する携帯端末装置においては、障壁部材は、電磁波を遮蔽したり減衰させるものが採用される。
障壁部材は、金属層を有する板体であることが望ましい。
金属層は、電磁波や磁界を減衰させる機能を持つ。またアンテナと干渉してアンテナの効率を低下させる機能がある。そのため障壁部材として、金属層を有する板体が推奨される。なお「金属層を有する板体」とは、例えば樹脂板に金属層がコーティングされた板や、金属板そのものを含む。
即ち障壁部材は、金属層と樹脂層を有する板体であってもよい。
障壁部材の取り付け位置は任意であるが、携帯端末装置が電池を装着する電池装着部と、電池装着部を覆う蓋体を備えるものである場合は、障壁部材は、前記蓋体に取り付けられることが推奨される。
本発明の携帯端末装置では、電池装着部を覆う蓋体に障壁部材が取り付けられているから、蓋体を取り外すと障壁部材も外れる。そのため電池を交換する際に障壁部材が邪魔になることはない。
障壁部材は、携帯端末装置の筐体の表面に沿ってスライドするものであることが望ましい。
本発明の携帯端末装置では、障壁部材が携帯端末装置の筐体の表面に沿ってスライドするから、筐体の厚さがさほど厚くならない。
障壁部材は、袋部に挿入され、障壁部材の一部が袋部から出入りするものであることが望ましい。
本発明の携帯端末装置では、障壁部材は、袋部に挿入され、障壁部材の一部が袋部から出入りするものであるから、見栄えがよい。
障壁部材には摘まみ部が設けられていることが望ましい。
本発明の携帯端末装置では、摘まみ部を操作して障壁部材を移動させることができるので、操作性がよい。
またもう一つの携帯端末装置の発明は、筐体内に電子部品が内蔵され、非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置において、非接触型ICカード機能を発揮させるカード機能発揮部に面した筐体面に取り外し可能な障壁部材を備えたことを特徴とする携帯端末装置である。
本発明の携帯端末装置では、アンテナ部等のカード機能発揮部に面した筐体面に取り外し可能な障壁部材が設けられている。そのため携行時に障壁部材を取り付けておくと、情報を読みだすことができなくなる。またカードによる支払いや預金の引き出しを行う場合には、障壁部材を筐体面から取り外す。その結果、アンテナ部等から電磁波や磁力線の放出が可能となり、カードリーダとの通信が可能となる。
障壁部材は、電磁波又は磁力線を減衰させるものである。
障壁部材は、金属層を有する板体又はシートであり、一面に糊層を有し、当該糊層によって筐体面に貼りつけられていることが望ましい。
障壁部材は、金属層を有する板体又はシートであり、一面に糊層を有し、当該糊層によって筐体面に貼りつけられていることが望ましい。
またもう一つの発明は、非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置に取り付けられるスキミング防止装置であって、非接触型ICカード機能を発揮させるアンテナ部等のカード機能発揮部に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えたことを特徴とするスキミング防止装置である。
さらにもう一つの発明は、非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置に取り付けられるスキミング防止装置であって、金属層を有する板体又はシートであり、一面に糊層を有し、当該糊層によって筐体面に貼りつけ可能であることを特徴とするスキミング防止装置である。
本発明のスキミング防止装置が取り付けられた携帯端末装置は、スキミングの危険性が軽減される。
本発明の携帯端末装置は、障壁部材によってICカード機能のアンテナ部等から発せられる電磁波等を減衰させることができ、スキミングによる情報の盗用を防止することができる効果がある。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の携帯電話(携帯端末装置)1は、通常の通話機能に加えて非接触型ICカード機能(RFID機能:Radio Frequency Identification機能)を備えている。また携帯電話1には、裏面側にスキミング防止装置2が取り付けられている。
本実施形態の携帯電話(携帯端末装置)1は、通常の通話機能に加えて非接触型ICカード機能(RFID機能:Radio Frequency Identification機能)を備えている。また携帯電話1には、裏面側にスキミング防止装置2が取り付けられている。
携帯電話1は、本体が二つ折れの折り畳み構造である。即ち携帯電話1は、いずれも二つのケース部5,6を有し、両者はヒンジ7によって結合されている。
携帯電話1は、携帯時には図の様に二つのケース部5,6が折り畳まれているが、使用時にはケース部5,6を開く。そして公知のそれと同様にケース部5,6の内面に操作面が設けられている(図示せず)。
携帯電話1は、携帯時には図の様に二つのケース部5,6が折り畳まれているが、使用時にはケース部5,6を開く。そして公知のそれと同様にケース部5,6の内面に操作面が設けられている(図示せず)。
また携帯電話1の裏面側には図2の様にスキミング防止装置2が取り付けられている。スキミング防止装置2は、図5の様に袋状部材10と金属板(障壁部材)11によって構成されている。袋状部材10は、全体形状が略正方形であり、樹脂の薄板又は樹脂シートによって作られている。本実施形態においては、袋状部材10は樹脂の薄板が採用されており、相当の剛性を持つ。袋状部材10は、図5の様に表面部材15と裏面部材16を有している。表面部材15と裏面部材16は3方の辺同士が接合されており、中間部分は非接合状態である。そのため一方の辺が開口し、内部が袋状態となっている。
また表面部材15には、長方形の開口17が設けられている。
また表面部材15には、長方形の開口17が設けられている。
金属板11は、具体的にはアルミニウムの板である。金属板11の一方の面には摘まみ18が設けられている。
金属板11の形状は、略正方形であり、前記した袋状部材10の内部形状と略等しい。 金属板11は、袋状部材10の中に挿入されており、摘まみ18は、袋状部材10の表面部材15に設けられた開口17から露出している。
摘まみ18を操作すると金属板11はスライド移動する。即ち前記した様に金属板11の形状が略正方形であり、且つ袋状部材10の内部形状と略等しいから、金属板11の動きは直線的に規制される。そのため摘まみ18を操作すると金属板11は直線的にスライド移動し、その一部が袋状部材10の一辺側の開口20から出没する。
金属板11の形状は、略正方形であり、前記した袋状部材10の内部形状と略等しい。 金属板11は、袋状部材10の中に挿入されており、摘まみ18は、袋状部材10の表面部材15に設けられた開口17から露出している。
摘まみ18を操作すると金属板11はスライド移動する。即ち前記した様に金属板11の形状が略正方形であり、且つ袋状部材10の内部形状と略等しいから、金属板11の動きは直線的に規制される。そのため摘まみ18を操作すると金属板11は直線的にスライド移動し、その一部が袋状部材10の一辺側の開口20から出没する。
本実施形態の携帯電話1では、スキミング防止装置2は、電池装着部22の蓋(蓋体)23に図示しない接着剤によって貼り付けられている。
即ち携帯電話1は、公知のそれと同様に電池を収納する電池装着部22を備え、携帯電話1の裏面側に電池装着部22を覆う蓋(蓋体)23が設けられている。そして本実施形態の携帯電話1では、前記した蓋(蓋体)23にスキミング防止装置2の袋状部材10の裏面部材16が接着されている。
即ち携帯電話1は、公知のそれと同様に電池を収納する電池装着部22を備え、携帯電話1の裏面側に電池装着部22を覆う蓋(蓋体)23が設けられている。そして本実施形態の携帯電話1では、前記した蓋(蓋体)23にスキミング防止装置2の袋状部材10の裏面部材16が接着されている。
また前記した様に、本実施形態の携帯電話1は、非接触型ICカード機能を備えている。非接触型ICカード機能を発揮するための主要な構成要素は、ICチップ(カード機能発揮部)30とアンテナ(RFIDアンテナ)31である。
本実施形態では、ICチップ30は、携帯電話1の筐体35内にあり、その一部は図4の様に電池装着部22に露出している。
またアンテナ31は、携帯電話1の筐体35に内蔵されており、筐体35の裏面近傍にある。
本実施形態では、ICチップ30は、携帯電話1の筐体35内にあり、その一部は図4の様に電池装着部22に露出している。
またアンテナ31は、携帯電話1の筐体35に内蔵されており、筐体35の裏面近傍にある。
次に本実施形態の携帯電話1の使用方法について説明する。
本実施形態の携帯電話1を携行する際には、図3の様にスキミング防止装置2の金属板11を袋状部材10から露出させ、露出部分を筐体35の本体側に突出し、金属板11でアンテナ31の外側を覆う。
より具体的には、摘まみ18を操作して摘まみ18を袋状部材10の開口20側に移動させる。その結果、金属板11は筐体35の表面に沿って直線的にスライド移動し、その一部が袋状部材10の開口20から露出する。そして露出部分がアンテナ31に近接し、遂にはアンテナ31を覆う。
本実施形態の携帯電話1を携行する際には、図3の様にスキミング防止装置2の金属板11を袋状部材10から露出させ、露出部分を筐体35の本体側に突出し、金属板11でアンテナ31の外側を覆う。
より具体的には、摘まみ18を操作して摘まみ18を袋状部材10の開口20側に移動させる。その結果、金属板11は筐体35の表面に沿って直線的にスライド移動し、その一部が袋状部材10の開口20から露出する。そして露出部分がアンテナ31に近接し、遂にはアンテナ31を覆う。
その結果、アンテナ31から発せられる電磁波や磁力線が減衰し、カードリーダを近づけてもICチップ30に記録された情報を読み出すことができない。
そのため他者にスキミングされることはない。
そのため他者にスキミングされることはない。
またカード機能を発揮させて預金の引き出し等を行う場合は、摘まみ18を逆方向に操作して金属板11を袋状部材10の中に引き込む。その結果、金属板11はアンテナ31から離れ、アンテナ31から電磁波等が送信可能となり、カードリーダと通信して預金の引き出しや借入を行うことができる。
以上説明した実施形態では、スキミング防止装置2を電池装着部22の蓋(蓋体)23に取り付けた。この構成は、電池を取り替える際にスキミング防止装置2が邪魔にならず推奨される構成であるが、スキミング防止装置2を本体部分に取り付けることも可能である。
また上記した実施形態では、携帯電話1を携行する際には、図3の様にスキミング防止装置2の金属板11を袋状部材10から露出させ、カード機能を発揮させて預金の引き出し等を行う場合に金属板11を袋状部材10の中に引き込めるが、これが逆であってもよい。
即ち図6、7に示す携帯電話36の様に、ICチップ30とアンテナ31に相当する部位にスキミング防止装置2を設け、携帯電話36を携行する際には、図6の様にスキミング防止装置2の金属板11を袋状部材10内に引き込めておく、一方、カード機能を発揮させて預金の引き出し等を行う場合に金属板11を袋状部材10から出す。
図6、7に示す携帯電話36の構成部材は、図1等に示した携帯電話1と同一であるから、同一の部材に同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
図6、7に示す携帯電話36の構成部材は、図1等に示した携帯電話1と同一であるから、同一の部材に同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
以上説明した実施形態では、スキミング防止装置2を電池装着部22の蓋(蓋体)23に取り付けた。この構成は、電池を取り替える際にスキミング防止装置2が邪魔にならず推奨される構成であるが、スキミング防止装置2を本体部分に取り付けることも可能である。
また上述した実施形態では、金属板11を直線的に移動してアンテナ31に近接、離反させたが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば図8に示す様に金属板45を回転させてアンテナ31に近接、離反させることもできる。
即ち図8は、本発明のさらに他の実施形態のスキミング防止装置を採用した携帯電話の要部を示す斜視図である。
図8に示す携帯電話(携帯端末装置)43では、スキミング防止装置38は、一部が切り欠かれた円板状の金属板(障壁部材)45を備える。そして中央の摘まみ46を操作することによって金属板45を回転することができる。そして切り欠き部47を図示しないアンテナ部と一致させることによって外部のカードリーダとの通信が可能となる。また板状の部位でアンテナ部を覆うことによってスキミングを防ぐことができる。
即ち図8は、本発明のさらに他の実施形態のスキミング防止装置を採用した携帯電話の要部を示す斜視図である。
図8に示す携帯電話(携帯端末装置)43では、スキミング防止装置38は、一部が切り欠かれた円板状の金属板(障壁部材)45を備える。そして中央の摘まみ46を操作することによって金属板45を回転することができる。そして切り欠き部47を図示しないアンテナ部と一致させることによって外部のカードリーダとの通信が可能となる。また板状の部位でアンテナ部を覆うことによってスキミングを防ぐことができる。
また上述した実施形態では、金属板11を移動してアンテナ31を遮蔽したが、金属板11を筐体35のアンテナ31に面した筐体面に取り付けてアンテナ31を遮蔽し、カード機能を発揮させて預金の引き出し等を行う場合に金属板11を取り外す構成としてもよい。
金属板11の装着構造としては、筐体35に金属板11との係合部を設けたり、止め金を設ける構成が考えられる。そして係合部を金属板11に係止させる等の方法によって金属板11を筐体35の所定の位置に取り付ける。
一方、預金の引き出し等を行う場合には、係合部の係合を解除して金属板11を取り外す。
金属板11の装着構造としては、筐体35に金属板11との係合部を設けたり、止め金を設ける構成が考えられる。そして係合部を金属板11に係止させる等の方法によって金属板11を筐体35の所定の位置に取り付ける。
一方、預金の引き出し等を行う場合には、係合部の係合を解除して金属板11を取り外す。
またさらに簡便な構造としては、図9に示す携帯電話(携帯端末装置)50の様に、筐体35のアンテナ31に面した筐体面に金属板11を貼り付けてもよい。図9に示す実施形態では、金属板11に図示しない糊層が設けられ、当該糊層を介して金属板11を取り付けられている。
また糊層は、粘着性が低いものであり、金属板11は手で容易に剥離することができる。
カード機能を発揮させて預金の引き出し等を行う場合には、金属板11を剥離して離脱させ、筐体35の表面を露出させる。
粘着層は、再度の使用に耐えるものであることが望ましいが、再使用に耐えないものであってもよい。
この場合は、遮蔽部材は、使い捨てとなるので、より安価な素材を採用することが望ましい。例えば金属板に代わって金属層を含む遮蔽フィルムを使用することが考えられる。
また糊層は、粘着性が低いものであり、金属板11は手で容易に剥離することができる。
カード機能を発揮させて預金の引き出し等を行う場合には、金属板11を剥離して離脱させ、筐体35の表面を露出させる。
粘着層は、再度の使用に耐えるものであることが望ましいが、再使用に耐えないものであってもよい。
この場合は、遮蔽部材は、使い捨てとなるので、より安価な素材を採用することが望ましい。例えば金属板に代わって金属層を含む遮蔽フィルムを使用することが考えられる。
以上説明した実施形態では、障壁部材として金属板を採用したが、金属板に代わって、金属膜が積層された樹脂板や樹脂シートを採用することもできる。
図10〜16は、障壁部材の変形例を示すものであり、金属層と樹脂層が積層された障壁部材の断面図である。該金属層はアルミニウム、銅、銀、鉄などの金属からなる。図11〜16に示す障壁部材には、さらにカーボン層が設けられている。
図10〜16は、障壁部材の変形例を示すものであり、金属層と樹脂層が積層された障壁部材の断面図である。該金属層はアルミニウム、銅、銀、鉄などの金属からなる。図11〜16に示す障壁部材には、さらにカーボン層が設けられている。
また上記したスキミング防止装置を既存の携帯電話に取り付けてスキミングに備えることもできる。
Claims (15)
- 非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置において、非接触型ICカード機能を発揮させるカード機能発揮部に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
- 非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置において、非接触型ICカード機能を発揮させるアンテナ部に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
- 障壁部材は、電磁波又は磁力線を減衰させるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
- 障壁部材は、金属層を有する板体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯端末装置。
- 障壁部材は、金属層と樹脂層を有する板体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末装置。
- 電池を装着する電池装着部と、電池装着部を覆う蓋体を備え、障壁部材は、前記蓋体に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末装置。
- 障壁部材は、携帯端末装置の筐体の表面に沿ってスライドすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の携帯端末装置。
- 障壁部材は、袋部に挿入され、障壁部材の一部が袋部から出入りすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の携帯端末装置。
- 障壁部材には摘まみ部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の携帯端末装置。
- 筐体内に電子部品が内蔵され、非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置において、非接触型ICカード機能を発揮させるカード機能発揮部に面した筐体面に取り外し可能な障壁部材を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
- 障壁部材は、電磁波又は磁力線を減衰させるものであることを特徴とする請求項10に記載の携帯端末装置。
- 障壁部材は、金属層を有する板体又はシートであり、一面に糊層を有し、当該糊層によって筐体面に貼りつけられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の携帯端末装置。
- 非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置に取り付けられるスキミング防止装置であって、非接触型ICカード機能を発揮させるカード機能発揮部に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えたことを特徴とするスキミング防止装置。
- 非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置に取り付けられるスキミング防止装置であって、非接触型ICカード機能を発揮させるアンテナ部に対して近接離反方向に移動する障壁部材を備えたことを特徴とするスキミング防止装置。
- 非接触型ICカード機能を備えた携帯端末装置に取り付けられるスキミング防止装置であって、金属層を有する板体又はシートであり、一面に糊層を有し、当該糊層によって筐体面に貼りつけ可能であることを特徴とするスキミング防止装置。
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