JPWO2006132176A1 - 注射針用接着剤と注射針の接着方法および注射器用フロントアセンブリ並びに注射器 - Google Patents

注射針用接着剤と注射針の接着方法および注射器用フロントアセンブリ並びに注射器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006132176A1
JPWO2006132176A1 JP2007520089A JP2007520089A JPWO2006132176A1 JP WO2006132176 A1 JPWO2006132176 A1 JP WO2006132176A1 JP 2007520089 A JP2007520089 A JP 2007520089A JP 2007520089 A JP2007520089 A JP 2007520089A JP WO2006132176 A1 JPWO2006132176 A1 JP WO2006132176A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection needle
adhesive
needle
base member
syringe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007520089A
Other languages
English (en)
Inventor
裕介 櫻井
裕介 櫻井
丈太郎 岸本
丈太郎 岸本
吉川 洋
洋 吉川
加藤 正彦
正彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPWO2006132176A1 publication Critical patent/JPWO2006132176A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/28Syringe ampoules or carpules, i.e. ampoules or carpules provided with a needle
    • A61M5/284Syringe ampoules or carpules, i.e. ampoules or carpules provided with a needle comprising means for injection of two or more media, e.g. by mixing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/32Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
    • A61M5/34Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub
    • A61M5/349Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub using adhesive bond or glues
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J163/00Adhesives based on epoxy resins; Adhesives based on derivatives of epoxy resins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/3129Syringe barrels
    • A61M2005/3132Syringe barrels having flow passages for injection agents at the distal end of the barrel to bypass a sealing stopper after its displacement to this end due to internal pressure increase

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

注射針と針基部材との接着剤に起因する異物の発生を抑制し、注射器の製造における歩留りを向上する。注射筒(2)先端に付設されるフロントアセンブリ(3)は、注射針(4)と針基部材(5)と接続ハブ(6)と保護キャップ(7)を備える。注射針(4)と針基部材(5)はエポキシ系接着剤(19)で互いに固定する。この接着剤(19)に含まれる変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量を、約10〜約25重量%に設定し、接着剤の粘度を約20000〜約40000mPa・sに設定する。この接着剤(19)を約130℃以上で約20分加熱して硬化させる。フロントアセンブリ(3)と注射筒(2)を蒸気で滅菌したのち、接続ハブ(6)の接続部(17)を注射筒(2)の先端に外嵌固定する。

Description

本発明は注射針の接着に用いる接着剤と注射針の接着方法に関し、さらに詳しくは、接着剤に起因する異物の発生を抑制して歩留りを向上できる、注射針用接着剤と注射針の接着方法、およびこれらを用いた注射器用フロントアセンブリ並びに注射器に関する。
一般に注射器には、注射筒の先端に、注射針と針基部材と保護キャップと接続ハブとを備えたフロントアセンブリを固定したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
上記の接続ハブは、その接続部が注射筒の先端へ保密状に確りと固定してあり、この接続ハブに上記の針基部材が着脱可能に装着してある。この針基部材には上記の注射針の基端部が固定してあり、この注射針の周囲を覆う状態に保護キャップが着脱可能に装着してある。
上記の注射針の基端部は針基部材へ確りと固定してあり、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主成分とするエポキシ系接着剤で接着してある。即ち、針基部材の先端に設けた挿通孔に注射針の基端部が挿入され、この注射針の基端部と針基部材との間に接着剤が、保密状で且つ糸引きなどの外観不良を発生しないように充填される。従来、この接着剤は、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量を調整して粘度を10000mPa・s程度に設定してある。
上記のエポキシ系接着剤は加熱により硬化されるが、上記の針基部材はポリプロピレン樹脂などの合成樹脂材料で形成されることが多く、上記の硬化時にこの針基部材が熱変形せぬよう、この接着剤は100℃前後の比較的低温で速く硬化するタイプのものが採用され、例えば120℃以下で硬化される。
そして、上記の注射針やこれを備えたフロントアセンブリは、注射器の製造工程において注射筒と組み付けたのち注射薬剤を注射筒へ充填する前に、或いは注射薬剤を予め充填した注射筒と組み付ける前に、無菌室内で例えば121℃の蒸気により湿熱下で滅菌処理が施される。
実開平10−211280号公報
上記の変性脂肪族エポキシ樹脂は硬化時の反応性が乏しく、上記の硬化温度では反応時間を長くしたとしても、未反応物が例えば20%程度と多く残る。この未反応の変性脂肪族エポキシ樹脂は一般的に70℃以上の水に溶解することから、上記の蒸気による滅菌処理の際に硬化した接着剤から溶出して凝縮し、滅菌処理後には異物となって注射針の針先や保護キャップの内面へ付着する場合がある。この未反応の変性脂肪族エポキシ樹脂が異物となって付着した注射器は、検品処理により外観不良品として排除されるので、歩留りの向上が容易でなく、上記の蒸気滅菌処理を工業的に実施するうえで課題となっていた。
本発明の技術的課題は上記の問題点を解消し、接着剤に起因する異物の発生を抑制して歩留りを向上できる、注射針用接着剤と注射針の接着方法、およびこれらを用いた注射器用フロントアセンブリ並びに注射器を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1から図5に基づいて説明すると、次のように構成したものである。
即ち本発明1は注射針用接着剤に関し、変性脂肪族エポキシ樹脂を含有するエポキシ系接着剤からなり、注射針(4)の基端部を注射筒(2)先端の針基部材(5)に接着する注射針用接着剤であって、粘度が約20000mPa・s以上であることを特徴とする。
ここで、上記の粘度の「約20000」のように、本明細書および特許請求の範囲の記載において数値の前に付けた「約」は、±5%の誤差範囲を含む。
上記の本発明1では、粘度が約20000mPa・s以上と高いので、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が少なく済み、従って、硬化後の接着剤中に残存する変性脂肪族エポキシ樹脂の未反応物が低減される。
上記の接着剤の粘度は約20000mPa・s以上であればよいが、過剰に高いと充填時の作業性が低下するなどの虞がある。このため、好ましくは約40000mPa・s以下に設定され、より好ましくは約30000mPa・s以下に設定される。これにより上記の接着剤は、糸引き等による外観不良を生じることなく、注射針と針基部材との間へ容易に充填される。
上記の変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量は、具体的にはエポキシ系接着剤総量の約10〜約25重量%に設定され、好ましくは約20重量%以下に設定される。
なお、上記の接着剤には、変性脂肪族エポキシ樹脂のほか、さらにビスフェノールA型エポキシ樹脂と変性ポリアミド樹脂と酸化チタンとを含有することができる。
また本発明2は注射針の接着方法に関し、注射針(4)を注射筒(2)先端の針基部材(5)にエポキシ系接着剤(19)で接着する注射針の接着方法であって、上記の接着剤(19)を注射針(4)と針基部材(5)との間に充填したのち、この接着剤(19)を約130℃以上に加熱して硬化させることを特徴とする。
この本発明2にあっては、硬化温度が約130℃以上の高温に設定されるので、反応性に劣る変性脂肪族エポキシ樹脂を含有していても充分に重合反応が促進され、硬化後の接着剤中に残存する変性脂肪族エポキシ樹脂の未反応物が低減される。
なおこの場合、接着剤の粘度は例えば10000mPa・s程度の低い粘度であってもよく、従って接着剤は、糸引き等の外観不良を生じることなく、注射針と針基部材との間へ容易に充填される。
上記の接着剤を硬化させる加熱温度、即ち硬化温度は、針基部材の軟化温度よりも低温に維持する必要がある。従ってこの針基部材が、例えば160℃程度で軟化するポリプロピレン樹脂や他の合成樹脂材料からなる場合、上記の硬化温度は、好ましくは約140℃以下、より好ましくは約130℃に設定される。
但しこの硬化温度は、注射針や針基部材、或いは接着剤に悪影響の生じない範囲であればよく、例えばこの針基部材がステンレス鋼などのように耐熱性に優れた材質からなる場合は、硬化温度をより高温に、例えば約150℃に設定して未反応物の残存量を少なくすることができる。
上記の硬化のための加熱時間は、エポキシ樹脂が充分に硬化する時間であればよく、具体的には例えば約5〜約30分に設定され、好ましくは約10〜約20分に設定される。加熱時間が短いと未反応物の残存量が増加するばかりか、充分に硬化しない虞があり、一方、エポキシ樹脂が充分に硬化したのちは、加熱時間を過剰に長くしても、未反応物の残存量を一層少なくすることが困難であり、硬化処理の効率が低下するからである。
上記のエポキシ系接着剤は、具体的にはビスフェノールA型エポキシ樹脂と変性脂肪族エポキシ樹脂と変性ポリアミド樹脂と酸化チタンとを含有することができる。この場合、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量は特定の数値に限定されないが、通常、約10〜約25重量%に設定され、好ましくは約20重量%以下に設定される。
また、本発明3は注射器用フロントアセンブリに関し、注射針(4)と針基部材(5)と接続ハブ(6)と保護キャップ(7)とを備え、上記の注射針(4)は上記の針基部材(5)に固定され、上記の針基部材(5)は上記の接続ハブ(6)へ着脱可能に装着され、上記の接続ハブ(6)は注射筒(2)の先端へ固定される接続部(17)を備え、上記の保護キャップ(7)は、注射針(4)の周囲を覆う状態で着脱可能に装着される、注射器用フロントアセンブリであって、上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、上記の本発明1の注射針用接着剤(19)により互いに固定されていることを特徴とする。
また、本発明4は注射器用フロントアセンブリに関し、注射針(4)と針基部材(5)と接続ハブ(6)と保護キャップ(7)とを備え、上記の注射針(4)は上記の針基部材(5)に固定され、上記の針基部材(5)は上記の接続ハブ(6)へ着脱可能に装着され、上記の接続ハブ(6)は注射筒(2)の先端へ固定される接続部(17)を備え、上記の保護キャップ(7)は、注射針(4)の周囲を覆う状態で着脱可能に装着される、注射器用フロントアセンブリであって、上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、上記の本発明2の注射針の接着方法により互いに固定されていることを特徴とする。
本発明5は注射器に関し、注射筒(2)の先端に針基部材(5)が付設され、この針基部材(5)に注射針(4)が固定され、この注射針(4)の周囲を覆う状態に保護キャップ(7)が着脱可能に装着された注射器であって、上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、上記の本発明1の注射針用接着剤(19)により互いに固定されていることを特徴とする。
本発明6は注射器に関し、注射筒(2)の先端に針基部材(5)が付設され、この針基部材(5)に注射針(4)が固定され、この注射針(4)の周囲を覆う状態に保護キャップ(7)が着脱可能に装着された注射器であって、上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、上記の本発明2の注射針の接着方法により互いに固定されていることを特徴とする。
上記の注射筒は、特定の形状や構造に限定されず、例えば1室型のプレフィルドシリンジや2室型のプレフィルドシリンジであってもよく、或いは未充填シリンジであってもよい。
本発明は上記のように構成され作用することから、次の効果を奏する。
本発明1では、接着剤の粘度が約20000mPa・s以上に設定されるので、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が少なく済み、硬化後に残存する変性脂肪族エポキシ樹脂の未反応物を低減できる。
また本発明2では、硬化温度が約130℃以上の高温に設定されるので、接着剤が変性脂肪族エポキシ樹脂を含有していても充分に反応が促進され、硬化後に残存する変性脂肪族エポキシ樹脂の未反応物を低減できる。
これらの結果、本発明は接着剤に起因する異物の発生を抑制でき、注射器用フロントアセンブリや注射器の製造において歩留りを容易に向上することができる。
本発明の第1実施形態を示す2室型プレフィルドシリンジの断面図である。 第1実施形態の注射器用フロントアセンブリの拡大断面図である。 本発明の第2実施形態を示す1室型プレフィルドシリンジの断面図である。 接着剤の粘度と異物発生率の関係を示す対比表1である。 接着剤の硬化温度と異物発生率の関係を示す対比表2である。
符号の説明
1…注射器(2室型プレフィルドシリンジ、1室型プレフィルドシリンジ)
2…注射筒
3…注射器用フロントアセンブリ
4…注射針
5…針基部材
6…接続ハブ
7…保護キャップ
17…接続部
19…注射針用接着剤(エポキシ系接着剤)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1と図2は本発明の第1実施形態を示し、図1は2室型プレフィルドシリンジの断面図、図2は注射器用フロントアセンブリの拡大断面図である。
図1に示すように、この注射器(1)は注射筒(2)の先端に注射器用フロントアセンブリ(3)が固定してあり、このフロントアセンブリ(3)は、注射針(4)と針基部材(5)と接続ハブ(6)と保護キャップ(7)とを備える。
上記の注射筒(2)は、内部がフロント栓体(8)とミドル栓体(9)とエンド栓体(10)により前側の第1室(11)と後側の第2室(12)とに区画してある。この第1室(11)には粉末状の医薬成分(13)が収容してあり、第2室(12)には溶解液又は分散液(14)が収容してある。また、注射筒(2)の側壁にはバイパス(15)が突設してある。エンド栓体(10)をプランジャー(16)で前進させるとミドル栓体(9)が前進する。そしてこのミドル栓体(9)が上記のバイパス(15)形成位置に達したときに、第1室(11)と第2室(12)とがこのバイパス(15)を介して互いに連通し、溶解液(14)が第1室に流入して医薬成分(13)が溶解又は分散される。
上記の接続ハブ(6)は接続部(17)を備えており、この接続部(17)が上記の注射筒(2)の先端に外嵌され、保密状に確りと固定される。
図1と図2に示すように、この接続ハブ(6)の先端には上記の針基部材(5)が着脱可能に螺着してあり、この針基部材(5)の先端には挿通孔(18)が透設してある。上記の注射針(4)は基端部がこの挿通孔(18)に挿入され、エポキシ系接着剤(19)で針基部材(5)に確りと固定してある。また、この針基部材(5)には注射針(4)の周囲を覆う状態に上記の保護キャップ(7)が着脱可能に装着してある。
上記のエポキシ系接着剤(19)は、低温速硬化性のものからなり、具体的にはビスフェノールA型エポキシ樹脂を主成分とし、さらに変性脂肪族エポキシ樹脂と変性ポリアミド樹脂と酸化チタンとを含有する。この接着剤の粘度は主に変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量で約10000〜約40000mPa・sの範囲内に調整されるが、この変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量を少なくして粘度を高くするのが好ましい。これらのエポキシ系接着剤(19)は、約120℃以上、好ましくは約130℃以上に加熱して硬化してある。
次に、上記の注射器(1)の組立工程における滅菌処理の手順について説明する。
予め注射針(4)を針基部材(5)にエポキシ系接着剤(19)で接着し、この針基部材(5)を接続ハブ(6)の先端に螺着固定するとともに、注射針(4)の周囲に保護キャップ(7)を装着して図2に示す注射器用フロントアセンブリ(3)を組み立てておく。
次いでこのフロントアセンブリ(3)と、予め各室(11・12)に医薬成分(13)と溶解液又は分散液(14)を収容しておいた注射筒(2)とを、無菌室内で所定温度の蒸気により湿熱下で滅菌処理する。そして、この滅菌処理を終えて乾燥したのち、接続ハブ(6)の接続部(17)を上記の注射筒(2)の先端に外嵌固定するとともに、注射筒(2)の後端にフィンガーグリップ(20)を外嵌固定して、注射器(1)の組立てを完了する。なお図1において、上記のエンド栓体(10)の後方にプランジャー(16)が螺着固定してあるが、製品としてはこのプランジャー(16)を取外した状態で1組にセットしてもよい。
上記の注射器(1)は、上記の滅菌処理ののち、或いは組付行程を完了したのち、上記の注射針(4)の先端や保護キャップ(7)の内面等に異物が付着していないか等の外観検査が行われる。
図3は本発明の第2実施形態を示す、1室型プレフィルドシリンジの断面図である。
この注射器(1)は注射筒(2)の内部がフロント栓体(8)とエンド栓体(10)により薬液収容室(21)として外部から保密状に区画してあり、この薬液収容室(21)に注射薬剤(22)が収容してある。
この第2実施形態の注射器(1)は、注射筒(2)の先端にフロントアセンブリ(3)が付設され、このフロントアセンブリ(3)が注射針(4)と針基部材(5)と接続ハブ(6)と保護キャップ(7)とを備え、注射針(4)と針基部材(5)がエポキシ系接着剤(19)で確りと固定してあるなど、他の構成は上記の第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
上記の注射器(1)は、組立工程において次の手順で滅菌処理がなされる。
最初に上記のフロントアセンブリ(3)を前記の第1実施形態と同様に組み立てておき、このフロントアセンブリ(3)の接続ハブ(6)を未充填の注射筒(2)の先端に外嵌固定するとともに、注射筒(2)の後端にフィンガーグリップ(20)を外嵌固定する。
次いで、この状態で所定温度の蒸気により湿熱下で滅菌処理し、被滅菌処理物を乾燥したのち、注射筒(2)の薬液収容室(21)に注射薬剤(22)を収容し、エンド栓体(10)で密封して注射器(1)の組立てを完了する。そして、滅菌処理ののち或いは組付行程を完了したのち、異物の付着が無いか等の外観検査が、上記の第1実施形態と同様に行われる。
なお、この第2実施形態では、フロントアセンブリ(3)を未充填の注射筒(2)の先端に付設して滅菌処理を施したのち、注射筒(2)内に注射薬剤(22)を充填した。しかしながら本発明では、1室型プレフィルドシリンジの場合に、上記の第1実施形態と同様、フロントアセンブリと充填済み注射筒とを滅菌処理したのち、これらを互いに組付けてよいことはいうまでもない。
次に、上記の注射針と針基部材とを、接着条件を異ならせて接着したのち、滅菌処理を行い、それぞれの場合の接着剤に起因する異物の発生を目視および拡大観察により測定した。
用いた接着剤の配合は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂35〜50重量%、変性脂肪族エポキシ樹脂10〜25重量%、変性ポリアミド樹脂20〜35重量%、酸化チタン10〜20重量%とした。
充填性の評価は、糸引きなどの外観不良の有無を目視で行い、外観不良の無いものを○印とし、さらに接着作業性に優れるものを◎印とした。
滅菌処理は121℃で20分以上の熱負荷を加えて行い、滅菌後は機内を暖めながら真空と復圧を繰り返して被滅菌物を乾燥した。
(1)接着剤の粘度と異物発生率との関係
・実施例1…変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が15〜25重量%の範囲内で接着剤の粘度を20000mPa・sに調整した。接着剤は、120℃で20分間加熱して硬化させた。
滅菌後に測定した結果、異物の発生率は0.1〜1.2%であった。
・実施例2…変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が10〜20重量%の範囲内で接着剤の粘度を30000mPa・sに調整した。接着剤は、120℃で20分間加熱して硬化させた。
滅菌後に測定した結果、異物の発生率は0.0〜0.5%であった。
・比較例1…変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が15〜25重量%の範囲内で接着剤の粘度を10000mPa・sに調整した。接着剤は、120℃で20分間加熱して硬化させた。
滅菌後に測定した結果、異物の発生率は約1〜15%であった。
上記の各実施例と比較例の測定結果を図4の対比表1に示す。
この測定結果から明らかなように、接着剤の粘度が高くなっても、注射針と針基部材との接着作業性に支障がなく、しかも、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量を少なくして接着剤の粘度を高くすることにより、接着剤に起因する異物の発生率を大幅に低減でき、歩留りを大きく向上できることがわかった。
(2)接着剤の硬化温度と異物発生率との関係
・実施例3…変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が15〜25重量%の範囲内で接着剤の粘度を10000mPa・sに調整した。接着剤は、130℃で20分間加熱して硬化させた。
滅菌後に測定した結果、異物の発生率は0.0〜0.3%であった。
・実施例4…変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が15〜25重量%の範囲内で接着剤の粘度を20000mPa・sに調整した。接着剤は、130℃で20分間加熱して硬化させた。
滅菌後に測定した結果、異物の発生率は皆無であった。
・実施例5…変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が10〜20重量%の範囲内で接着剤の粘度を30000mPa・sに調整した。接着剤は、130℃で20分間加熱して硬化させた。
滅菌後に測定した結果、異物の発生率は皆無であった。
上記の各実施例と前記の比較例1の測定結果を図5の対比表2に示す。
この測定結果の実施例3と比較例1の対比から明らかなように、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量や接着剤の粘度が同じであっても、硬化温度を高くすることにより接着剤に起因する異物の発生率を大幅に低減でき、歩留りを大きく向上できることがわかった。
また、実施例4、5と前記の実施例1、2や比較例1との対比からも明らかなように、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量を少なくして接着剤の粘度を高くするとともに硬化温度を高くすることにより、異物の発生率を一層低減でき、歩留りをさらに向上できることがわかった。
上記の各実施形態で説明した注射器やフロントアセンブリの形状、寸法、構造、材質、接着剤の配合成分や配合比率、接着剤の硬化条件、滅菌処理の条件等は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものであり、本発明の特許請求の範囲内において種々の変更を加え得るものである。例えば、針基部材をステンレス鋼などで形成してもよく、接着剤の硬化温度や加熱時間、滅菌処理の温度や加熱時間などについても、上記の実施例のものに限定されない。さらに上記の注射筒に充填される注射薬剤は、特定の医薬品等に限定されないことはいうまでもない。
本発明は、注射針と針基部材との接着が容易でありながら、しかも接着剤に起因する異物の発生を抑制して歩留りを向上できるので、例えば1室型や2室型のプレフィルドシリンジの注射器や、これに用いるフロントアセンブリに好適に用いられるが、他の注射器にも適用できることはいうまでもない。

Claims (15)

  1. 変性脂肪族エポキシ樹脂を含有するエポキシ系接着剤からなり、注射針(4)の基端部を注射筒(2)先端の針基部材(5)に接着する注射針用接着剤であって、粘度が約20000mPa・s以上であることを特徴とする、注射針用接着剤。
  2. 上記の粘度が約40000mPa・s以下である、請求項1に記載の注射針用接着剤。
  3. 上記の変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が約10〜約25重量%である、請求項1または請求項2に記載の注射針用接着剤。
  4. 上記の変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が約20重量%以下である、請求項3に記載の注射針用接着剤。
  5. さらにビスフェノールA型エポキシ樹脂と変性ポリアミド樹脂と酸化チタンとを含有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の注射針用接着剤。
  6. 注射針(4)を注射筒(2)先端の針基部材(5)にエポキシ系接着剤(19)で接着する注射針の接着方法であって、
    上記の接着剤(19)を注射針(4)と針基部材(5)との間に充填したのち、この接着剤(19)を約130℃以上に加熱して硬化させることを特徴とする、注射針の接着方法。
  7. 上記の加熱温度が約140℃以下である、請求項6に記載の注射針の接着方法。
  8. 上記の硬化のための加熱時間が約5〜約30分である、請求項6または請求項7に記載の注射針の接着方法。
  9. 上記の接着剤(19)が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂と変性脂肪族エポキシ樹脂と変性ポリアミド樹脂と酸化チタンとを含有する、請求項6から8のいずれか1項に記載の注射針の接着方法。
  10. 上記の接着剤(19)は、変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が約10〜約25重量%である、請求項9に記載の注射針の接着方法。
  11. 上記の変性脂肪族エポキシ樹脂の含有量が約20重量%以下である、請求項10に記載の注射針の接着方法。
  12. 注射針(4)と針基部材(5)と接続ハブ(6)と保護キャップ(7)とを備え、
    上記の注射針(4)は上記の針基部材(5)に固定され、
    上記の針基部材(5)は上記の接続ハブ(6)へ着脱可能に装着され、
    上記の接続ハブ(6)は注射筒(2)の先端へ固定される接続部(17)を備え、
    上記の保護キャップ(7)は、注射針(4)の周囲を覆う状態で着脱可能に装着される、注射器用フロントアセンブリであって、
    上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、前記の請求項1から5のいずれか1項に記載の注射針用接着剤(19)により互いに固定されていることを特徴とする、注射器用フロントアセンブリ。
  13. 注射針(4)と針基部材(5)と接続ハブ(6)と保護キャップ(7)とを備え、
    上記の注射針(4)は上記の針基部材(5)に固定され、
    上記の針基部材(5)は上記の接続ハブ(6)へ着脱可能に装着され、
    上記の接続ハブ(6)は注射筒(2)の先端へ固定される接続部(17)を備え、
    上記の保護キャップ(7)は、注射針(4)の周囲を覆う状態で着脱可能に装着される、注射器用フロントアセンブリであって、
    上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、前記の請求項6から11のいずれか1項に記載の注射針の接着方法により互いに固定されていることを特徴とする、注射器用フロントアセンブリ。
  14. 注射筒(2)の先端に針基部材(5)が付設され、この針基部材(5)に注射針(4)が固定され、この注射針(4)の周囲を覆う状態に保護キャップ(7)が着脱可能に装着された注射器であって、
    上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、前記の請求項1から5のいずれか1項に記載の注射針用接着剤(19)により互いに固定されていることを特徴とする、注射器。
  15. 注射筒(2)の先端に針基部材(5)が付設され、この針基部材(5)に注射針(4)が固定され、この注射針(4)の周囲を覆う状態に保護キャップ(7)が着脱可能に装着された注射器であって、
    上記の注射針(4)と上記の針基部材(5)とが、前記の請求項6から11のいずれか1項に記載の注射針の接着方法により互いに固定されていることを特徴とする、注射器。

JP2007520089A 2005-06-06 2006-06-05 注射針用接着剤と注射針の接着方法および注射器用フロントアセンブリ並びに注射器 Pending JPWO2006132176A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005165083 2005-06-06
JP2005165083 2005-06-06
PCT/JP2006/311213 WO2006132176A1 (ja) 2005-06-06 2006-06-05 注射針用接着剤と注射針の接着方法および注射器用フロントアセンブリ並びに注射器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2006132176A1 true JPWO2006132176A1 (ja) 2009-01-08

Family

ID=37498377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007520089A Pending JPWO2006132176A1 (ja) 2005-06-06 2006-06-05 注射針用接着剤と注射針の接着方法および注射器用フロントアセンブリ並びに注射器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7967796B2 (ja)
EP (1) EP1892005B1 (ja)
JP (1) JPWO2006132176A1 (ja)
CA (1) CA2610562C (ja)
ES (1) ES2438737T3 (ja)
WO (1) WO2006132176A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2123307A1 (en) 2008-05-20 2009-11-25 Hexal Ag Method for reducing leachables and extractables in syringes
CN108290013B (zh) 2015-11-05 2022-04-05 Tsk实验室欧洲有限公司 使用聚合物组合物连接两个物体的方法以及用于美容程序的系统
MX2020001454A (es) * 2017-09-08 2020-03-24 Samyang Holdings Corp Ensamble de jeringa sellante.
DE102019108583B4 (de) * 2019-04-02 2023-02-09 Gerresheimer Regensburg Gmbh Verfahren zum Verbinden eines ersten Bauteils mit einem zweiten Bauteil

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714437A (en) * 1980-06-30 1982-01-25 Hakko Denki Seisakusho:Kk Production of injection needle and needle base thereof
JPH0639037A (ja) * 1992-07-22 1994-02-15 Three Bond Co Ltd 注射針固定用の接着組成物
JPH06225940A (ja) * 1993-02-02 1994-08-16 Terumo Corp 注射針
JPH07145225A (ja) * 1993-11-22 1995-06-06 Nissan Motor Co Ltd 接着性エポキシ樹脂組成物
JP2004099863A (ja) * 2002-07-18 2004-04-02 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 熱硬化型光学用接着剤とこの接着剤が適用された光アイソレータ素子および光アイソレータ
JP2004099833A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Three M Innovative Properties Co 熱硬化性接着剤組成物、フィルム接着剤及び半導体装置
JP2004525687A (ja) * 2001-02-21 2004-08-26 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 高温乾熱殺菌可能な皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリ
JP2005307037A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Nagase Chemtex Corp フィルム状エポキシ樹脂組成物

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3430627A (en) * 1963-06-10 1969-03-04 Owens Illinois Inc Hypodermic needle
JPS6038767B2 (ja) * 1978-07-26 1985-09-03 富士写真フイルム株式会社 磁気記録体
JPS59204675A (ja) * 1983-05-04 1984-11-20 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 耐熱性接着剤
US4808639A (en) * 1986-07-16 1989-02-28 Production Previews, Inc. Liquid curable adhesive composition comprising a polyester resin and a microencapsulated peroxide curing agent
US4795445A (en) 1987-03-27 1989-01-03 Becton, Dickinson And Company Hub configuration
US5358491A (en) * 1993-09-13 1994-10-25 Sterling Winthrop Inc. Cartridge-needle unit having retractable needle
JP3765330B2 (ja) 1996-07-09 2006-04-12 日立化成工業株式会社 硬化性組成物、その製造法及び硬化物の製造法
JP3940455B2 (ja) 1997-01-30 2007-07-04 武田薬品工業株式会社 2室式容器兼用注射器
JPH11302358A (ja) 1998-04-22 1999-11-02 Tomoegawa Paper Co Ltd 光硬化性樹脂組成物
JP2002146321A (ja) 2000-11-16 2002-05-22 Hitachi Chem Co Ltd 接着剤組成物とその接着剤組成物を用いた接着部材と半導体搭載用基板並びに半導体装置
JP4405745B2 (ja) 2003-04-22 2010-01-27 株式会社カネカ 硬化性接着剤組成物

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714437A (en) * 1980-06-30 1982-01-25 Hakko Denki Seisakusho:Kk Production of injection needle and needle base thereof
JPH0639037A (ja) * 1992-07-22 1994-02-15 Three Bond Co Ltd 注射針固定用の接着組成物
JPH06225940A (ja) * 1993-02-02 1994-08-16 Terumo Corp 注射針
JPH07145225A (ja) * 1993-11-22 1995-06-06 Nissan Motor Co Ltd 接着性エポキシ樹脂組成物
JP2004525687A (ja) * 2001-02-21 2004-08-26 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 高温乾熱殺菌可能な皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリ
JP2004099863A (ja) * 2002-07-18 2004-04-02 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 熱硬化型光学用接着剤とこの接着剤が適用された光アイソレータ素子および光アイソレータ
JP2004099833A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Three M Innovative Properties Co 熱硬化性接着剤組成物、フィルム接着剤及び半導体装置
JP2005307037A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Nagase Chemtex Corp フィルム状エポキシ樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP1892005B1 (en) 2013-09-25
EP1892005A4 (en) 2012-06-20
CA2610562C (en) 2013-12-24
WO2006132176A1 (ja) 2006-12-14
EP1892005A1 (en) 2008-02-27
CA2610562A1 (en) 2006-12-14
US20090209919A1 (en) 2009-08-20
ES2438737T3 (es) 2014-01-20
US7967796B2 (en) 2011-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11786664B2 (en) Prefilled container systems
TW200916138A (en) Two-chamber carpule
US20130150803A1 (en) Accurate dose control mechanisms and drug delivery syringes
JP6088640B2 (ja) 薬剤注射装置
EP2979717B1 (en) Syringe with injection needle, and manufacturing method of syringe with injection needle
WO2012101669A1 (ja) シリンジ用ガスケットおよびそれを用いたプレフィルドシリンジ
JPWO2006132176A1 (ja) 注射針用接着剤と注射針の接着方法および注射器用フロントアセンブリ並びに注射器
CN213852500U (zh) 可预填充的容器
EP3342440B1 (en) Medical device, assembly including said medical device and process for manufacturing such a medical device
CN107096090A (zh) 储存诸如胰岛素的药物的容器
KR20170076726A (ko) 주사기 및 주사기 제조 방법
US10098812B2 (en) Multi-component container
JPH01135839A (ja) 塩化ビニル樹脂製品の製法
CN204379381U (zh) 一种心血管介入治疗器
CN102488945A (zh) 一种预灌封注射器护帽
WO2000000243A1 (fr) Joint de seringue chargee et seringue chargee
WO2019123487A1 (en) Syringe assembly
JP2008073539A (ja) 放射線遮蔽材を有するプランジャー
JP2017051806A (ja) 接続部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120918