JPWO2006101181A1 - 肝機能障害予防もしくは改善組成物、及び肝機能障害予防もしくは改善法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、肝機能障害、特に脂肪肝予防または改善を目的とするものであるβ-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物。この組成物を接種する肝機能障害予防または改善法。
Description
本発明は肝機能障害を予防または改善するための組成物に関する。
戦後の日本経済の発展に伴い、食生活の過食化,高脂肪・高カロリー化、運動不足、日常生活の不規則化等の環境因子に起因する生活習慣病が注目されている。これら生活習慣病は脂質,糖代謝異常による循環器系の疾患が注目されるところであるが、ヒトの代謝を司る肝にも大きく影響している。過食,アルコール,運動不足により肝への中性脂肪が過剰になり脂肪肝が生ずる。脂肪肝の割合は環境因子の増加に伴い増加するとともに、若年層への浸透が懸念されている。
脂肪肝自体は肝硬変への直接原因にならないとされてきたが、高脂血症,糖尿病を合併し動脈硬化に間接的に関与している。また、近年では飲酒なしにアルコール性肝炎類似の肝炎反応や線維化を呈する脂肪肝(脂肪性肝炎)が存在することが知られるようになり、放置することで進行し肝硬変,肝癌への移行にもつながると考えられる。
肝機能については定期検査ではGPT(ALT)、GOT(AST)値が肝細胞の変性、壊死を反映し指標となる。特にGPTは肝機能のみに存在する酵素であるので肝機能自体の目安となる。肝機能障害はウイルス性の肝炎が良く知られるところであるが、GPT、GOTが正常値40IU/Lを超える多くの場合は脂肪肝が原因と考えられる。
脂肪肝は食事療法と運動療法が効果的である。しかしながら、他の生活習慣病と同様に今日では環境自体を変えることは難しく、また肝障害は徐々に進行することから自覚症状が少ないことも予防を困難としている。
上記のような状況を鑑み、食事療法と運動療法による肝障害予防がなされることが好ましいと考え、食品としての肝障害予防食品の開発が検討されている。
ところで、脂肪肝の予防剤に関して以下開示されている。
例えば、特許文献1には、共役ジエンリノール酸を有効成分とする肝臓脂肪蓄積抑制組成物及び肝臓脂肪蓄積抑制食品添加剤が開示されている。
また、特許文献2には、大豆蛋白とは関係ないものの、脂肪肝予防・改善機能を有する油脂組成物、それを用いた食品及び医薬品が開示されている。この文献の従来の技術の項にも脂肪肝の予防に関する文献が記載されている。
また、特許文献3には、アポリポ蛋白質B分泌抑制組成物が開示され、肥満、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂肪肝、糖尿病または高血圧症などを予防あるいは改善できることを開示している。
また、特許文献4には、飽和脂肪酸誘導体を有効成分とする新規肝障害抑制剤 が開示されている。
例えば、特許文献1には、共役ジエンリノール酸を有効成分とする肝臓脂肪蓄積抑制組成物及び肝臓脂肪蓄積抑制食品添加剤が開示されている。
また、特許文献2には、大豆蛋白とは関係ないものの、脂肪肝予防・改善機能を有する油脂組成物、それを用いた食品及び医薬品が開示されている。この文献の従来の技術の項にも脂肪肝の予防に関する文献が記載されている。
また、特許文献3には、アポリポ蛋白質B分泌抑制組成物が開示され、肥満、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂肪肝、糖尿病または高血圧症などを予防あるいは改善できることを開示している。
また、特許文献4には、飽和脂肪酸誘導体を有効成分とする新規肝障害抑制剤 が開示されている。
その他、特許文献5には、アルコール性脂肪肝予防剤が、特許文献6には、脂肪肝の予防または治療剤が、特許文献7には、脂肪肝予防及び治療剤が、それぞれ開示されている。
また、植物、特に大豆などの豆科植物由来の肝炎抑制剤も幾つか知られている。
例えば、特許文献8には、マメ科(Legumi nosae)に属する植物の有機溶媒抽出物を有効成分として含有する抗C型肝炎ウイルス剤、及びC型肝炎ウイルスプロテアーゼNS3の特異的阻害剤が開示されている。
また、特許文献9には、大豆、鳩麦、小麦胚芽及び米糠並びに茶を含む植物抗酸化組成物などからなるC型肝炎及び慢性C型肝炎の消炎症剤が開示されている。
また、特許文献10には、イソフラボンを含有している組成物を用いて、肝臓の脂肪症、脂肪性肝炎(steatohepatitis)などを処置または予防する方法を開示している。
また、特許文献11には、大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体などを含む抗肝炎剤、抗炎症性腸疾患剤、抗機能性腸障害剤、抗機能性肝臓障害剤などが開示されている。
しかし、大豆β-コングリシニンを有効成分とする肝臓の脂肪症、脂肪性肝炎の予防剤などは知られていない。
例えば、特許文献8には、マメ科(Legumi nosae)に属する植物の有機溶媒抽出物を有効成分として含有する抗C型肝炎ウイルス剤、及びC型肝炎ウイルスプロテアーゼNS3の特異的阻害剤が開示されている。
また、特許文献9には、大豆、鳩麦、小麦胚芽及び米糠並びに茶を含む植物抗酸化組成物などからなるC型肝炎及び慢性C型肝炎の消炎症剤が開示されている。
また、特許文献10には、イソフラボンを含有している組成物を用いて、肝臓の脂肪症、脂肪性肝炎(steatohepatitis)などを処置または予防する方法を開示している。
また、特許文献11には、大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体などを含む抗肝炎剤、抗炎症性腸疾患剤、抗機能性腸障害剤、抗機能性肝臓障害剤などが開示されている。
しかし、大豆β-コングリシニンを有効成分とする肝臓の脂肪症、脂肪性肝炎の予防剤などは知られていない。
一方、β‐コングリシニンが他の大豆蛋白質成分に比し血中の中性脂肪低減効果が高いことが報告されている(非特許文献1)。また臨床においては血中の中性脂肪値の低下により脂質代謝指標の低下が確認されている(非特許文献2)。しかし、肝機能指標の変動は確認されていない。
ところで、大豆蛋白質からβ‐コングリシニンを分画する方法は、タン・シバサキの方法である非特許文献3、クリオプレシピテーションによる冷却不溶区分である非特許文献4、0.1N塩化カルシウム添加による分画法である非特許文献5、育種によるβ‐コングリシニンに富む蛋白質の製法 である非特許文献6、特許文献12がある。
(参考文献)
特開平11−79987号公報
特開2002−104965号公報
特開2002−265985号公報
特開2002−105017号公報
特開平7−223963号公報
特開平8−119860号公報
特開平11−302178号公報
特開平11−35477号公報
特開2002−47200号公報
特表2002−542192号公報
特開2004−182599号公報
米国特許6171640号公報
Biosci Biotechol Biochem, 2001, 65, 1071-1075.
Therapeutic Research, Vol.23, No.1, 2002.
Thahn,V.H., and Shibasaki,K., J.Agric.FoodChem., 24, 117, 1976.
Briggs,D.R., and Mann,R.L., Cereal Chem, 27, 243, 1950.
Wolf,W.J., and Sly,D.A., Cereal Chem, 44, 653, 1967.
Breeding Science , 50, 101, 2000.
本発明は、肝機能障害、特に脂肪肝予防または改善を目的とするものである。
本発明者等は前記課題を解決すべく鋭意研究するなかで、脂肪肝の患者にβ‐コングリシニンを経口投与することにより肝機能が改善する知見を得て本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、β-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物である。
肝機能障害予防または改善組成物は肝機能障害予防剤、肝機能障害予防食品、肝機能障害改善剤または肝機能障害改善食品とすることができる。肝機能障害は脂肪肝を例示できる。
また、本発明は、β-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物を接種する肝機能障害予防または改善法である。
即ち、本発明は、β-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物である。
肝機能障害予防または改善組成物は肝機能障害予防剤、肝機能障害予防食品、肝機能障害改善剤または肝機能障害改善食品とすることができる。肝機能障害は脂肪肝を例示できる。
また、本発明は、β-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物を接種する肝機能障害予防または改善法である。
脂肪肝は肝炎、慢性肝炎、更には肝硬変に発展し、ひいては肝臓癌を引き起こす可能性が示唆されてきている。
本発明により、かかる脂肪肝などの肝機能障害を予防したり、改善することにより肝機能障害を予防または改善できるようになったものである。
本発明により、かかる脂肪肝などの肝機能障害を予防したり、改善することにより肝機能障害を予防または改善できるようになったものである。
まず、β-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または障害改善組成物について説明する。
本発明に用いるβ‐コングリシニンとは別名大豆7Sグロブリンと呼ばれる。一般に大豆中の可溶性球状蛋白質の総称であるグロブリンの中、分子量の超遠心沈降係数が7Sに相当するものを言う。グロブリンにはその分子量分布で2S、7S、11S、15Sが存在し、そのうち、7Sと11Sが大豆のような豆科植物の貯蔵蛋白質には多量に含まれることが知られている。β‐コングリシニンは幾つかのサブユニットからなり、β‐コングリシニンはα、α’、βの3種類のサブユニットからなっている。
換言すれば、本発明のβ‐コングリシニンはα、α’、βサブユニットの総量を指すものである。
換言すれば、本発明のβ‐コングリシニンはα、α’、βサブユニットの総量を指すものである。
大豆蛋白質からβ‐コングリシニンを分画するには、タン・シバサキの方法(非特許文献3)、クリオプレシピテーションによる冷却不溶区分(非特許文献4)、0.1N塩化カルシウム添加による分画法(非特許文献5)、育種によるβ‐コングリシニンに富む蛋白質の製法 (非特許文献6、特許文献12)がある。本発明におけるβ‐コングリシニンはこれらのいずれの分画法を用いても良い。また、従来知られている7S蛋白あるいはβ-コングリシニンに富む蛋白の製造法を用いることもできる。
本発明の組成物においては、上記何れかの方法等を用い分画を行ったβ−コングリシニン、すなわちβ−コングリシニンが粗蛋白質当たり20%以上、好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上、更に好ましくは80%以上、最も好ましくは90%以上含まれるβ−コングリシニン蛋白を用いることができる。
本発明の肝機能障害予防又は改善組成物において、β‐コングリシニンの含有率は0.5〜100重量%、好ましくは2.5〜80重量%とすることができる。
β‐コングリシニンの含有率が低いと肝機能障害予防又は改善組成物を多量摂取しないと肝機能障害予防又は改善効果が期待できないので、前記範囲が適当である。
β‐コングリシニンの含有率が低いと肝機能障害予防又は改善組成物を多量摂取しないと肝機能障害予防又は改善効果が期待できないので、前記範囲が適当である。
本発明の肝機能障害予防又は改善組成物は医薬品や食品、特に、健康食品、特定保健用食品とすることができる。
換言すれば、肝機能障害予防組成物は肝機能障害予防剤または肝機能障害予防食品、また、肝機能障害改善組成物は肝機能障害改善剤または肝機能障害改善食品とすることができる。
換言すれば、肝機能障害予防組成物は肝機能障害予防剤または肝機能障害予防食品、また、肝機能障害改善組成物は肝機能障害改善剤または肝機能障害改善食品とすることができる。
本発明の肝機能障害予防又は改善組成物は、錠剤、粉末状、顆粒状、固形状、流動物状、液状等の形態とすることができる。摂取の形態としては経口摂取が適当である。
例えば、本発明の組成物が剤として投与される場合は、有効成分を単独で、又は薬学的に許容される担体と混合して各種の投与形態に調製して投与することができる。いずれの場合もこれらは適当な薬学的に許容される担体を用いて通常の方法に従い製剤化できる。ここで用いられる担体としては通常の薬剤に汎用される各種のもの、例えば充填剤、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤等の希釈剤乃至賦形剤等を例示できる。投与形態は特に限定されず、治療目的に応じて適宜選択できるが、例えば経口的投与の場合には、錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤等の形態で投与できる。簡易性の点から経口的投与が望ましい。
また、例えば、本発明の組成物が食品の場合は、一般的な食品の形態であるクリーム等の水中油型乳化食品;マーガリン等の油中水型乳化食品;食用油;清涼飲料、茶系飲料、乳飲料等の飲料;牛乳、チーズ、ヨーグルト等の乳製品;豆乳、発酵豆乳、大豆蛋白飲料、豆腐、納豆、油揚げ、厚揚げ、がんもどき等の大豆製品;ハンバーグ、ミートボール、唐揚げ、ナゲット等の肉加工品;各種総菜類;焼き菓子、チョコレート、ケーキ、冷菓、シリアル、飴、ガム、タブレット等の菓子類;食パン、菓子パン、ドーナツ等のパン類;米飯、寿司、餅等の米飯類など、様々な食品に配合することができる。
ところで、本発明にいう肝機能障害はいろいろな原因による肝機能障害を含むが、特に脂肪肝が典型的である。
換言すれば本発明のβ-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物は、脂肪肝の予防や治療に効果が顕著である。
換言すれば本発明のβ-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物は、脂肪肝の予防や治療に効果が顕著である。
次に、β-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物を接種する肝機能障害予防または障害改善法について説明する。
本発明の組成物の摂取量は、用法、摂取対象となる者もしくは年齢、性別その他の条件、疾患の程度、目的等により適宜選択でき、特に限定されない。
通常、β‐コングリシニンを一日当り0.5g以上摂取するように肝機能障害予防または改善組成物を摂取することが適当である。
摂取量が少ないと肝機能障害予防または改善効果が顕著でないが。多すぎても大豆蛋白であるので弊害がない。
即ち、医薬品の多くが適正量以上の摂取は安全性に問題を生じる可能性があるのに対し、β‐コングリシニンは大豆を分画、精製したものであることから、安全性の観点からは摂取量の上限はなされない。
また上記組成物の摂取回数も特に制限するものではなく、通常、1日に1回又は2〜4回程度に分けて摂取することもできる。
通常、β‐コングリシニンを一日当り0.5g以上摂取するように肝機能障害予防または改善組成物を摂取することが適当である。
摂取量が少ないと肝機能障害予防または改善効果が顕著でないが。多すぎても大豆蛋白であるので弊害がない。
即ち、医薬品の多くが適正量以上の摂取は安全性に問題を生じる可能性があるのに対し、β‐コングリシニンは大豆を分画、精製したものであることから、安全性の観点からは摂取量の上限はなされない。
また上記組成物の摂取回数も特に制限するものではなく、通常、1日に1回又は2〜4回程度に分けて摂取することもできる。
本発明の肝機能障害予防あるいは改善剤、肝機能障害予防あるいは改善食品を摂取することによりGOT、GPTの値を低下させることができる。特に脂肪肝の肝機能障害の予防あるいは改善に顕著な効果がある。また、高脂血症や糖尿病を合併した脂肪肝の予防や改善に顕著な効果がある。
「背景技術」の項でも述べたように、脂肪肝は、高脂血症,糖尿病を合併し動脈硬化に間接的に関与し、線維化を呈する脂肪肝(脂肪性肝炎)を放置することで進行し肝硬変,肝癌への移行にもつながると言われている。
従って、本発明の肝機能障害予防あるいは改善剤、肝機能障害予防あるいは改善食品を摂取することにより肝硬変や肝臓癌を予防する効果が期待できるものである。同時に、蛋白質も摂取できるものである。
「背景技術」の項でも述べたように、脂肪肝は、高脂血症,糖尿病を合併し動脈硬化に間接的に関与し、線維化を呈する脂肪肝(脂肪性肝炎)を放置することで進行し肝硬変,肝癌への移行にもつながると言われている。
従って、本発明の肝機能障害予防あるいは改善剤、肝機能障害予防あるいは改善食品を摂取することにより肝硬変や肝臓癌を予防する効果が期待できるものである。同時に、蛋白質も摂取できるものである。
以下、本発明の実施例を具体的に示すが、本発明がこれらの具体例によってその技術範囲が限定されるものではない。
(分析方法)
本発明に用いた主な分析方法は以下の通りである。
・粗蛋白質;:ケールダール法に基づき窒素含量を求め、係数6.25を掛けて粗蛋白質に換算した。
・SDS-ポリアクリルアミド電気泳動;Laemmliの方法(Nature., 227, 680(1970))に基づきゲル濃度10-12%のグラディエントゲルで分析した。アプライ量は10μgとした。
・フィチン酸;Alii Mohamed の方法(Cereal Chemistry 63,475-478 (1986))に準拠して測定した。
・クロメタ油分;乾物試料に対してクロロホルム・メタノールの混合液(容量比、2:1)を50倍加え、160℃にて抽出される画分を秤量しクロメタ油分とした。
・純度(SPE基準);上記のSDS-ポリアクリルアミド電気泳動で得られた泳動パターンをデンシトメーターで面積として測定し、該当画分の全面積に対する面積比率を純度(SPE基準)とした。
ここにβ‐コングリシニン含量はα、α’、βサブユニットの総量を指し、グリシニン含量は酸性ポリペプチド(A)と塩基性ポリペプチド(B)の総量を指す。
純度測定方法は、これ以外に下記に示すように、混在する脂質会合蛋白の量も考慮した補正純度で求める場合もあるが、本願ではSPE基準に準じた。
・補正純度;試料の純度(SPE基準)の値をA%として、当該試料中には7Sグロブリン以外にクロメタ油分の10重量倍に相当する脂質会合蛋白質も存在するので(非特許文献9)、SPEから脂質会合蛋白質の量を差引いた合計蛋白に対する純度として算出する。
補正純度(%)=(100(%)−クロメタ油分(%)×10)×A(%)/100
本発明に用いた主な分析方法は以下の通りである。
・粗蛋白質;:ケールダール法に基づき窒素含量を求め、係数6.25を掛けて粗蛋白質に換算した。
・SDS-ポリアクリルアミド電気泳動;Laemmliの方法(Nature., 227, 680(1970))に基づきゲル濃度10-12%のグラディエントゲルで分析した。アプライ量は10μgとした。
・フィチン酸;Alii Mohamed の方法(Cereal Chemistry 63,475-478 (1986))に準拠して測定した。
・クロメタ油分;乾物試料に対してクロロホルム・メタノールの混合液(容量比、2:1)を50倍加え、160℃にて抽出される画分を秤量しクロメタ油分とした。
・純度(SPE基準);上記のSDS-ポリアクリルアミド電気泳動で得られた泳動パターンをデンシトメーターで面積として測定し、該当画分の全面積に対する面積比率を純度(SPE基準)とした。
ここにβ‐コングリシニン含量はα、α’、βサブユニットの総量を指し、グリシニン含量は酸性ポリペプチド(A)と塩基性ポリペプチド(B)の総量を指す。
純度測定方法は、これ以外に下記に示すように、混在する脂質会合蛋白の量も考慮した補正純度で求める場合もあるが、本願ではSPE基準に準じた。
・補正純度;試料の純度(SPE基準)の値をA%として、当該試料中には7Sグロブリン以外にクロメタ油分の10重量倍に相当する脂質会合蛋白質も存在するので(非特許文献9)、SPEから脂質会合蛋白質の量を差引いた合計蛋白に対する純度として算出する。
補正純度(%)=(100(%)−クロメタ油分(%)×10)×A(%)/100
(製造例1) −高純度β−コングリシニン蛋白の調製−
低変性脱脂大豆1重量部に、10重量部の40℃の抽出水を加え、塩酸にてpH5.3に調整した。この溶液に粗蛋白質重量当たり8unit 相当のフィターゼ「フィターゼノボL」(ノボインダストリー社製)を加え、40℃にて蛋白質の抽出と酵素反応を併せた30分間の処理を行い、酵素処理した抽出スラリーを得た。この酵素処理抽出スラリーを25℃付近まで冷却し、塩酸にてpH6.1に調整し、バッチ式遠心分離機(1,200G)で遠心分離した。このとき可溶性画分と不溶性画分は明確な分離をした。なお、この遠心分離時の溶液温度は25℃付近であった。次に、可溶性画分を塩酸にてpH4.9に調整後、遠心分離して沈澱カード得た。沈澱カードは加水(4倍重量)し、10倍量の水で水洗後、苛性ソーダで中和し、140℃15秒間殺菌を行ったのち直ちに噴霧乾燥してフィターゼ処理した大豆β‐コングリシニン蛋白を得た。
低変性脱脂大豆1重量部に、10重量部の40℃の抽出水を加え、塩酸にてpH5.3に調整した。この溶液に粗蛋白質重量当たり8unit 相当のフィターゼ「フィターゼノボL」(ノボインダストリー社製)を加え、40℃にて蛋白質の抽出と酵素反応を併せた30分間の処理を行い、酵素処理した抽出スラリーを得た。この酵素処理抽出スラリーを25℃付近まで冷却し、塩酸にてpH6.1に調整し、バッチ式遠心分離機(1,200G)で遠心分離した。このとき可溶性画分と不溶性画分は明確な分離をした。なお、この遠心分離時の溶液温度は25℃付近であった。次に、可溶性画分を塩酸にてpH4.9に調整後、遠心分離して沈澱カード得た。沈澱カードは加水(4倍重量)し、10倍量の水で水洗後、苛性ソーダで中和し、140℃15秒間殺菌を行ったのち直ちに噴霧乾燥してフィターゼ処理した大豆β‐コングリシニン蛋白を得た。
このようにして得られた低フィチンβ‐コングリシニン蛋白をSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動に供し、その後染色された蛋白質のバンドの染色度の測定から、純度(SPE基準)として90%であることが示された。またフィチン酸含量が粗蛋白質当たり0.05%であり、フィチン酸がほぼ完全に分解、除去されていることを確認した。一方、本品のクロメタ油分含量は0.5%であり大きく低減できていることが確認された。さらにシスチンとメチオニンの含硫アミノ酸の合計は1.2mg/g粗蛋白質で本来5mg/g粗蛋白質である精製β‐コングリシニン蛋白に比べてかなり不純物の少ない高純度の大豆β‐コングリシニン蛋白であることが示唆された。本発明に用いたβ‐コングリシニン蛋白の組成を表1に記す。
(表1) β‐コングリシニン蛋白の組成
(実施例1) −β‐コングリシニン錠剤の製造−
製造例1で得たβ-コングリシニン蛋白粉末β-コングリシニン粉末50部、マルトース43部、クエン酸3部、乳化剤3部、香料1部を粉体混合し、ロータリー打錠機にて20mmφに4トン加圧することで直径20mm、厚さ5mmの錠剤を製造した。またプラセボとして、β−コングリシニン粉末の代わりにカゼインナトリウムを使用し、同様に錠剤を製造した。なお、原料は市販品を用い、ロータリー打錠機も市販品を用いた。
製造例1で得たβ-コングリシニン蛋白粉末β-コングリシニン粉末50部、マルトース43部、クエン酸3部、乳化剤3部、香料1部を粉体混合し、ロータリー打錠機にて20mmφに4トン加圧することで直径20mm、厚さ5mmの錠剤を製造した。またプラセボとして、β−コングリシニン粉末の代わりにカゼインナトリウムを使用し、同様に錠剤を製造した。なお、原料は市販品を用い、ロータリー打錠機も市販品を用いた。
(実施例2)
被験者として、脂肪肝だけの患者、高脂血症、と糖尿病の患者のなかから肥満を軽度以上有する患者で、検査した結果、脂肪肝と判定した 通院患者21名(男性17名,女性4名)にに協力してもらった。
前記患者21名に2重盲検交差試験により、試験食としてβ‐コングリシニン錠剤、またはプラセボとして乳蛋白錠剤を各試験期間4週間、朝食時及び夕食時に各6g、一日当り12gを毎日摂取する試験を行った。被験者のプロフィールを表2に記す。採血は各期間の区切りに採血した。
被験者として、脂肪肝だけの患者、高脂血症、と糖尿病の患者のなかから肥満を軽度以上有する患者で、検査した結果、脂肪肝と判定した 通院患者21名(男性17名,女性4名)にに協力してもらった。
前記患者21名に2重盲検交差試験により、試験食としてβ‐コングリシニン錠剤、またはプラセボとして乳蛋白錠剤を各試験期間4週間、朝食時及び夕食時に各6g、一日当り12gを毎日摂取する試験を行った。被験者のプロフィールを表2に記す。採血は各期間の区切りに採血した。
(表2)
図1にGOT、GPT、γ-GTPの変化を記す。二重盲検交差試験において、試験食及びプラセボ食で各因子とも減少した。GOT、GPTについて試験食はプラセボ食に比し減少量が大きく、試験前値に比し有意に低下が認められた。γ-GTPは試験食、プラセボ食の差はなかった。
(実施例3) −半年間の長期投与試験−
脂肪肝患者であり、高脂血症患者でもある下記被験者に協力してもらった。
通院患者14名(男性13名,女性1名)に試験食としてβ‐コングリシニン錠剤を試験期間24週間、朝食時及び夕食時に各6g、一日当り12gを毎日摂取する試験を行った。試験期間前、8週間後、16週間後、24週間後に採血を行った。被験者のプロフィールを表3に記す。試験食は実施例2と同様のものを用いた。
脂肪肝患者であり、高脂血症患者でもある下記被験者に協力してもらった。
通院患者14名(男性13名,女性1名)に試験食としてβ‐コングリシニン錠剤を試験期間24週間、朝食時及び夕食時に各6g、一日当り12gを毎日摂取する試験を行った。試験期間前、8週間後、16週間後、24週間後に採血を行った。被験者のプロフィールを表3に記す。試験食は実施例2と同様のものを用いた。
(表3)
図2にGOT,GPT,γ-GTPの経時変化を記す。GOTは16週間後で4.00±2.17IU/L有意に低下し、24週間後で5.71±2.87IU/L低下傾向を示した。GPTは24週間後で13.86±5.35IU/L有意に低下した。
(実施例4)
実施例3の通院患者の腹部CTを実施し、脂肪肝の状態を調べた。
腹部CTより肝門部断層の肝より血管部及び表層部を避け三箇所ROI(regeon of interest)を選定しその平均値から脂肪肝のCT値を決定した。また、CT値50以下を脂肪肝とし14名中9名(男性8名、女性1名)が脂肪肝と判断された。図3に肝門部断層とROIを記す。
図4に肝CT値の経時変化(低値が脂肪肝進行)を示した。CT値は38.2±1.2から41.3±1.1に増加傾向を示した。
実施例3の通院患者の腹部CTを実施し、脂肪肝の状態を調べた。
腹部CTより肝門部断層の肝より血管部及び表層部を避け三箇所ROI(regeon of interest)を選定しその平均値から脂肪肝のCT値を決定した。また、CT値50以下を脂肪肝とし14名中9名(男性8名、女性1名)が脂肪肝と判断された。図3に肝門部断層とROIを記す。
図4に肝CT値の経時変化(低値が脂肪肝進行)を示した。CT値は38.2±1.2から41.3±1.1に増加傾向を示した。
本発明により、脂肪肝などの肝機能障害の予防または改善が可能になったものである。また、高脂血症や糖尿病を合併した脂肪肝の予防や改善が可能になったものである。また、線維化を呈する脂肪肝(脂肪性肝炎)を放置すると進行し肝硬変,肝癌への移行が懸念されるが、これら肝硬変や肝臓癌への移行をも予防することができるものであり、産業の発達に大いに寄与するものである。
Claims (4)
- β-コングリシニンを有効成分とする肝機能障害予防または改善組成物。
- 肝機能障害予防または改善組成物が肝機能障害予防剤、肝機能障害予防食品、肝機能障害改善剤または肝機能障害改善食品である請求項1の肝機能障害予防または改善組成物。
- 肝機能障害が脂肪肝である請求項1または2の肝機能障害予防または改善法。
- 請求項1〜3の肝機能障害予防または改善組成物を接種する肝機能障害予防または改善法。
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