JPWO2006068122A1 - 折り畳み式携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

表示部(7)とスピーカ(8)とスピーカ音孔(9)を有する第一筐体(1)と、第二筐体(2)と、両者を2つの直交する方向に回転自在に連結するヒンジ部(11)を備えた折り畳み式携帯端末装置において、第一筐体(1)とヒンジ部(11)の連結を、第一筐体(1)の断面における厚さ方向の中点よりスピーカ音孔(9)を有する面に近い位置で、ヒンジ部(11)の第二回転軸(5)と連結し、スピーカ音孔(9)を有する面を内側として第一筐体(1)と第二筐体(2)を重合する状態に生じる間隙を、スピーカ音孔(9)を有する面を外側として重合する状態に生じる間隙よりも大きくして出力音を明瞭にしている。

Description

本発明はスピーカを有する折り畳み式携帯端末装置に関し、特に、二つの筐体を重ねた状態でスピーカの音を明瞭に出力するようにした携帯端末装置に関するものである。
従来の折り畳み式携帯端末装置では、内部の部品配置や筐体構造の工夫により、小型化、軽量化されたものが利用されている。折り畳み式携帯端末装置について、例えば折り畳み式携帯電話では、第一筐体に、表示部、受話部、アンテナなどが設けられ、第二筐体には、主たる操作機能を有する操作部、送話部などが設けられている。
図12Aと図12Bに示すように、第一筐体81の表示部87の反対側の面には、受話部86以外の、使用者に対して着信を知らせたり、警告音等を出力するためのスピーカ88と、そのスピーカ音孔89を備えることにより、筐体を閉じた状態でもスピーカ88から出力される音が使用者にとって聴き取りやすいように構成した折り畳み式携帯端末装置が知られている。実際に、着信音は、折り畳み式携帯端末装置を使用していない状態、すなわち折り畳んだ状態において出力されることが多いため、この構成は有用である。
さらに、図13Aと図13Bに示すように、スピーカ98を第二筐体92の操作部を有する面に設け、第一筐体91を閉じたときに、スピーカ98およびスピーカ音孔99が露出するように第一筐体91に開口部97を設けることで、スピーカ1つで筐体を閉じた状態でも開いた状態でも、スピーカ98から出力される音が聴き取りやすいように工夫した携帯電話が、例えば特開2003−60757号公報に示されている。
ところで、近年の折り畳み式携帯端末装置では、ゲームやテレビ、カメラ等の機能搭載に伴い、表示部を表にして折り畳めるようにした2軸機構を有するヒンジ部を備えた折り畳み回動式携帯端末装置が実用化されている。この場合、従来の折り畳み式携帯電話のように、スピーカ音孔を第一筐体の表示部の反対側の面に備えると、表示部を表にして折り畳む場合、スピーカ音孔が内側にくるので、音が聴こえにくくなってしまうという問題があった。
また、上記特開2003−60757号公報に示された開口部を用いれば、これらの課題を解決し得るが、第一筐体に開口部を設ける必要があるため、これに伴って、第一筐体内部の表示部や基板面積を小さくしなければならず、上筐体の各部位やデザインに対して制約が大きくなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するもので、スピーカ音孔が内側にある場合においても、スピーカの出力音が伝わる空間を確保することにより、スピーカの出力音が聴こえやすくするとともに、他の各部位への制約が少ない折り畳み式携帯端末装置を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体を回動自在に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体と第二筐体を重ね合わせる重合状態において、第一筐体のスピーカ音孔を設けた表面が第二筐体に対して傾斜するよう配設し、第一筐体のスピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成している。
この構成により、開閉自在あるいは回転自在な一軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる折り畳み状態においても、スピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体に備えるスピーカ音孔を内側として、第一筐体と第二筐体を重合する状態において、第一筐体のスピーカ音孔を設けた表面を、第二筐体に対して傾斜するよう配設し、第一筐体のスピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成している。
この構成により、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる状態においてもスピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、また、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体とヒンジ部の連結において、第一筐体の断面における厚さ方向の中点と、ヒンジ部の回転軸の中心をずらした位置で連結することにより、第一筐体に備えるスピーカ音孔を内側として、第一筐体と第二筐体を重合する状態において、第一筐体のスピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成している。
この構成により、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、ヒンジの偏芯による第一筐体と第二筐体間に間隙を形成している。
更に、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、また、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体を回動自在に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体と第二筐体を重ね合わせる重合状態において、第一筐体のスピーカ音孔およびスピーカ音孔周辺に凹部を備え、凹部は第一筐体を長手方向の側面から見た場合に開口するよう形成している。
この構成により、開閉自在あるいは回転自在な一軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる折り畳み状態においても、凹部により、スピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体のスピーカ音孔およびスピーカ音孔周辺に凹部を備え、凹部は第一筐体を長手方向の側面から見た場合に開口するよう形成している。
この構成により、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカー音孔が内側となる折り畳み状態においても、凹部により、スピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカーの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、第二筐体の第一筐体と対向する面に突起と、第一筐体のスピーカ音孔を有する面の突起に当接する位置に凹部とを備えている。
この構成により、第一筐体のスピーカ音孔を有する面を内側に折り畳む状態では、突起により、間隙がより大きく構成され、スピーカ音孔が外側となる状態では、突起に対向する面の凹部により、間隙がより小さく、コンパクトに折り畳めるようにしている。
本発明によれば、折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる状態であっても、スピーカからの出力音を伝える空間を確保することにより、スピーカからの出力音が聴こえ易くなる。
特に、2つの直交する方向の回転軸を有する2軸式ヒンジを備えた折り畳み式携帯端末装置においては、第一筐体を回転しないで閉じる通常の折り畳み状態と、第一筐体を開いてから180度回転させて折り畳む状態が存在するが、本発明によれば、スピーカ音孔を有する面が外側となる折り畳み状態よりも、スピーカが内側となる折り畳み状態の場合において、筐体間の間隙が大きくなるよう構成することにより、いずれの状態においてもスピーカの出力音を明瞭に聴くことができる。したがって、この構成によれば、第一筐体の表示部を内側にした折り畳み状態において、筐体本体の厚みを抑えることができるので、コンパクトな状態で携帯することができる。
また、スピーカ音孔が内側にある場合においても、スピーカからの出力音が伝わる空間を確保することができるので、筐体の状態によらずスピーカの出力音が聴こえ易くなるとともに、スピーカおよびスピーカ音孔の増設が不要となり、デザインの自由度を確保した折り畳み式携帯端末装置を提供することができる。
図1Aは本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の分解斜視図である。 図1Bは本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の分解斜視図である。 図2Aは本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す外観図である。 図2Bは本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の開いた状態を示す外観図である。 図2Cは本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の第一筐体のスピーカ音孔を内側にして第二筐体に重ねた状態を示す外観図である。 図3Aは本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す断面図である。 図3Bは本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図である。 図4Aは本発明の第2の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す外観図である。 図4Bは本発明の第2の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す外観図である。 図5は本発明の第2の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図である。 図6Aは本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す外観図である。 図6Bは本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す外観図である。 図7Aは本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す断面図である。 図7Bは本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図である。 図8Aは本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す外観図である。 図8Bは本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す外観図である。 図9Aは本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す断面図である。 図9Bは本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図である。 図10は本発明の第5の実施の形態における折り畳み式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す断面図である。 図11は本発明の第6の実施の形態における折り畳み式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す断面図である。 図12Aは従来の折り畳み式携帯端末装置における開いた状態を示す外観図である。 図12Bは従来の折り畳み式携帯端末装置における閉じた状態を示す外観図である。 図13Aは従来の折り畳み式携帯端末装置における開いた状態を示す外観図である。 図13Bは従来の折り畳み式携帯端末装置における閉じた状態を示す外観図である。
符号の説明
1 第一筐体
2 第二筐体
3 連結部
4 第一回転軸
5 第二回転軸
6 受話部音孔
7 表示部
8 スピーカ
9 スピーカ音孔
10 操作部
11 ヒンジ部
41 凹部
61 突起
62 凹部
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。なお、以下に示す各図において、実際には、折り畳み式携帯端末装置の筐体表面や筐体内部の所定位置に受話部、送話用マイクロフォンやアンテナ、制御部、無線部等が備えられているが、説明を簡単にするため、それらの図示および説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1にかかる発明について説明する。図1Aと図1Bに、本発明の実施の形態1における折り畳み回動式携帯端末装置の筐体構造を分解斜視図として示す。
図1Aと図1Bにおいて、第一筐体1と第二筐体2は、連結部3によって開閉および回動可能に連結されている。ヒンジ部11は、第一筐体1と第二筐体2を連結する連結部3と、開閉動作を行う第一回転軸4と、開閉方向と直行方向に回転動作を行う第二回転軸5の2軸で構成され、第一筐体1は開閉および回転動作が可能である。図1Aは第一回転軸4の開閉動作により、第一筐体1と第二筐体2を互いに開放した開き状態を示し、図1Bは第一回転軸4の開閉動作により開き、さらに第二回転軸5について第一筐体1を180度回転動作させた状態を示している。図1Aに示すように、第一筐体1には、通話時に相手の声を聴くための受話部音孔6を設け、受話部音孔6を有する面に表示部7を構成している。また、第一筐体1には、受話部音孔6を有する面と反対の面に、受話部のスピーカとは別に、着信音や警報音を出力するためのスピーカ8を設け、スピーカ音孔9を構成している。第二筐体2には、第一筐体1と対向する面に操作部10を構成している。
図2Aと図2Bと図2Cに、本発明の実施の形態1における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。図2Aは第一筐体1のスピーカ音孔9を外側にして閉じた状態、図2Bは第一筐体1を開閉方向に開いた状態、図2Cは開いた状態から第二回転軸5について第一筐体1を180度回転させてスピーカ音孔9を内側に第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。
図3Aと図3Bに、本発明の実施の形態1における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図3Aは、第一筐体1のスピーカ音孔9を外側にして閉じた状態である図2Aの3A−3A断面図を、図3Bは、開いた状態から第一筐体1を第二回転軸5の回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図2Cの3B−3B断面図をそれぞれ示している。
図3Aに示すように、第二回転軸5は、第一筐体1の厚さ方向の中点から距離eだけ偏った位置で連結されており、第一筐体の厚さ方向の中点よりもスピーカ音孔9を有する面に近い位置で連結している。この構成によると、図3Aと図3Bに示すように、スピーカ音孔9を外側として閉じた状態における筐体間の間隙31よりも、スピーカ音孔を内側として閉じた状態における筐体間の間隙32のほうが大きくなる。したがって、表示部7が内側となる通常の閉じた状態では、第二筐体との間隙31は微小となり、本体筐体の厚さを抑えられる。このとき、スピーカ音出力に関しては、スピーカ音孔9が外側に位置するので問題はない。一方、表示部7を外側として折り畳んだ状態においては、スピーカ音孔9が外側になる場合と比較して、第二筐体2との間隙32が大きくなるので、スピーカからの出力音は間隙を介して、明瞭な音声を外へ伝えることができる。
また、図3Bで第一筐体1と第二筐体2は平行になっている姿を示しているが、第一筐体1の先端を第二筐体2の平面に当てるよう構成した場合においても、第一筐体1のスピーカ音孔9を設けた表面が第二筐体2に対して傾斜するだけで、ヒンジ部11近くのスピーカ音孔9と第二筐体2の間には間隙が形成されるので、スピーカ8からの出力音は、間隙を介して明瞭な音声で外へ伝えることができる。
また、この構成によれば、折り畳み式携帯端末装置にテレビ受信手段を搭載してテレビ機能を使用する場合や、折り畳み式携帯端末装置にカメラを搭載してカメラ撮影や動画撮影の閲覧をする場合や、折り畳み式携帯端末装置にナビゲーションを搭載してナビゲーション機能を使用する場合など、主に表示部7を外側にして折り畳んだ状態で使用する場合でも、良好な音圧で聴くことができる。
なお、本実施の形態では、第一筐体の厚さ方向の中心から偏った位置で連結させることで、間隙31よりも間隙32が大きくなるよう構成しているが、これに限定するものではなく、連結部3と第二回転軸5を中心から偏った位置で連結する構成により、実現させてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2にかかる発明について説明する。図4Aと図4Bに、本発明の実施の形態2における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。また、図5に、本発明の実施の形態2における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図4A、図4Bと図5において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4Aは第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態、図4Bは開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。図5は、第一筐体を開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図4Bの5−5断面図を示している。
図4Aにおいて、第一筐体1はスピーカ音孔9を備え、スピーカー音孔9の位置に対し、その幅方向に凹部41を構成している。この構成により、図4Bと図5に示すスピーカ音孔9を有する面が内側となる折り畳み状態において、凹部41により間隙ができるので、間隙を介して、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えることができる。
なお、本実施の形態では、第一筐体の連結部3の近傍にスピーカ音孔9および凹部41を幅方向に設けたが、これに限定するものではなく、第一筐体の連結部と反対側等にスピーカ音孔および凹部を設けてもよい。また、スピーカ音孔および凹部の形や大きさについても、スピーカ音孔からの出力音が、間隙を介して外へ伝えることができるような構成であればよい。
(実施の形態3)
図6Aと図6Bに、本発明の実施の形態3における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。また、図7Aと図7Bに、本発明の実施の形態3における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図6A、図6B、図7A、図7Bにおいて、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6Aは第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態、図6Bは開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。図7Aは、第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態である図6Aの7A−7A断面図を、図7Bは、第一筐体を開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図6Bの7B−7B断面図を示している。
図6Aと図6Bに示すように、第一筐体1のスピーカ音孔9を有する面に傾斜を設け、スピーカ音孔9を有する部分の第一筐体1の厚さが他の部分と比較して、薄くなるよう構成している。図7Bに示すように、スピーカ音孔9が内側となるよう折り畳んだ状態では、傾斜により、第一筐体1と第二筐体2との間に間隙ができる。
この構成により、スピーカ音孔9を有する面が内側となる折り畳み状態においては、間隙を介して、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えることができる。また、スピーカ音孔9を有する面が外側となる状態においては、筐体間の間隙を小さくする、あるいは、間隙なく折り畳むよう構成し、筐体の厚さを抑えることができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4にかかる発明について説明する。図8Aと図8Bに、本発明の実施の形態4における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。また、図9Aと図9Bに、本発明の実施の形態4における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図8Aと図8B、図9Aと図9Bにおいて、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図8Aは第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態、図8Bは開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。図9Aは、第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態である図8Aの9A−9A断面図を、図9Bは、第一筐体を開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図8Bの9B−9B断面図を示している。
図8Aと図8Bに示すように、第二筐体2の操作部を有する面に突起61を設け、第一筐体1のスピーカ音孔9を有する面の反対面に突起61が当接する部分に凹部62を設けている。図9Aに示すように、スピーカ音孔9を有する面が外側となるよう折り畳む状態では、突起61と凹部62が当接するので、第一筐体1と第二筐体2との間隙を小さくできる。一方、図9Bに示すように、スピーカ音孔9が内側となる折り畳み状態では、突起61により、第一筐体1と第二筐体2との間に間隙ができる。
この構成により、スピーカ音孔9を有する面が内側となる折り畳み状態においては、間隙を介して、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えることができる。また、スピーカ音孔9を有する面が外側となる状態においては、突起61と凹部62の大きさにより、筐体間の間隙を小さくする、あるいは、間隙なく折り畳むことができるので、この折り畳み状態において、筐体の厚さを抑えることができる。
なお、突起61と凹部62を設ける位置は、本発明の実施の形態に限定するものではなく他の位置に設けてもよい。
(実施の形態5)
なお上記実施の形態1から実施の形態4については、開閉および回転自在な二軸機構を有するヒンジを備えた折り畳み回動式携帯端末装置について説明したが、本発明は、開閉動作のみ行う折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔を第二筐体と対向する面に設けて、間隙により、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えるように構成してもよい。以下、本発明の実施の形態5にかかる発明について説明する。
図10は本発明の実施の形態5における折り畳み式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す断面図である。第一筐体1は、第一回転軸4で第二筐体2に対して開閉可能に支持されている。図10の折り畳み式携帯端末装置は、第一回転軸4について第一筐体1の開閉動作のみ行う。第一筐体1の第二筐体2に対向する面には、スピーカ8とスピーカ音孔9が設けてあり、第一筐体1の第二筐体2に対向する面は第二筐体2の面に対して傾斜しており、スピーカ8とスピーカ音孔9のある側は隙間が空くようにしている。第一筐体1が閉じた状態で、着信があり、スピーカ8が鳴動したとしても、スピーカ音孔9付近の第一筐体1と第二筐体2の隙間から音が出力されるので、スピーカからの出力音は明瞭に外へ伝えることができる。
(実施の形態6)
また本発明は、回転動作のみ行う回転スライドタイプの折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔を第一筐体の表示部と反対側の面に設けて、重合状態であっても、間隙により、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えるよう構成してもよい。以下、本発明の実施の形態6にかかる発明について説明する。
図11は本発明の実施の形態6における折り畳み式携帯端末装置の畳んだ状態を示す断面図である。第一筐体1は、第二筐体2に対して傾斜して立てた状態で支持された第一回転軸4について、水平方向に回転する。図11の折り畳み式携帯端末装置は、いわゆる回転スライドタイプとして第一筐体を回転して通話に適した長さに伸ばして使用したり、第一筐体を回転して第二筐体に重ねて使用したりすることが出来る。図11に示すように、第一筐体1の第二筐体2に対向する面には、凹部41が設けてあり、凹部41にスピーカ8とスピーカ音孔9が設けてある。凹部41は、第一筐体1と第二筐体2が重なった状態でも隙間から音が出力されるので、スピーカからの出力音は明瞭に外へ伝えることができる。
本発明にかかる折り畳み式携帯端末装置は、スピーカ音孔が内側にある場合でも、音が明瞭に聴こえるよう構成しているので、スピーカおよびスピーカ音孔の増設が不要であり、通常の折り畳み状態において厚さを抑えるとともに、デザインの自由度を確保した折り畳み携帯端末装置等として有用である。
本発明はスピーカを有する折り畳み式携帯端末装置に関し、特に、二つの筐体を重ねた状態でスピーカの音を明瞭に出力するようにした携帯端末装置に関するものである。
従来の折り畳み式携帯端末装置では、内部の部品配置や筐体構造の工夫により、小型化、軽量化されたものが利用されている。折り畳み式携帯端末装置について、例えば折り畳み式携帯電話では、第一筐体に、表示部、受話部、アンテナなどが設けられ、第二筐体には、主たる操作機能を有する操作部、送話部などが設けられている。
図12Aと図12Bに示すように、第一筐体81の表示部87の反対側の面には、受話部86以外の、使用者に対して着信を知らせたり、警告音等を出力するためのスピーカ88と、そのスピーカ音孔89を備えることにより、筐体を閉じた状態でもスピーカ88から出力される音が使用者にとって聴き取りやすいように構成した折り畳み式携帯端末装置が知られている。実際に、着信音は、折り畳み式携帯端末装置を使用していない状態、すなわち折り畳んだ状態において出力されることが多いため、この構成は有用である。
さらに、図13Aと図13Bに示すように、スピーカ98を第二筐体92の操作部を有する面に設け、第一筐体91を閉じたときに、スピーカ98およびスピーカ音孔99が露出するように第一筐体91に開口部97を設けることで、スピーカ1つで筐体を閉じた状態でも開いた状態でも、スピーカ98から出力される音が聴き取りやすいように工夫した携帯電話が、例えば特開2003−60757号公報に示されている。
ところで、近年の折り畳み式携帯端末装置では、ゲームやテレビ、カメラ等の機能搭載に伴い、表示部を表にして折り畳めるようにした2軸機構を有するヒンジ部を備えた折り畳み回動式携帯端末装置が実用化されている。この場合、従来の折り畳み式携帯電話のように、スピーカ音孔を第一筐体の表示部の反対側の面に備えると、表示部を表にして折り畳む場合、スピーカ音孔が内側にくるので、音が聴こえにくくなってしまうという問題があった。
また、上記特開2003−60757号公報に示された開口部を用いれば、これらの課題を解決し得るが、第一筐体に開口部を設ける必要があるため、これに伴って、第一筐体内部の表示部や基板面積を小さくしなければならず、上筐体の各部位やデザインに対して制約が大きくなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するもので、スピーカ音孔が内側にある場合においても、スピーカの出力音が伝わる空間を確保することにより、スピーカの出力音が聴こえやすくするとともに、他の各部位への制約が少ない折り畳み式携帯端末装置を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体を回動自在に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体と第二筐体を重ね合わせる重合状態において、第一筐体のスピーカ音孔を設けた表面が第二筐体に対して傾斜するよう配設し、第一筐体のスピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成している。
この構成により、開閉自在あるいは回転自在な一軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる折り畳み状態においても、スピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体に備えるスピーカ音孔を内側として、第一筐体と第二筐体を重合する状態において、第一筐体のスピーカ音孔を設けた表面を、第二筐体に対して傾斜するよう配設し、第一筐体のスピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成している。
この構成により、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる状態においてもスピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、また、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体とヒンジ部の連結において、第一筐体の断面における厚さ方向の中点と、ヒンジ部の回転軸の中心をずらした位置で連結することにより、第一筐体に備えるスピーカ音孔を内側として、第一筐体と第二筐体を重合する状態において、第一筐体のスピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成している。
この構成により、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、ヒンジの偏芯による第一筐体と第二筐体間に間隙を形成している。
更に、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、また、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体を回動自在に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体と第二筐体を重ね合わせる重合状態において、第一筐体のスピーカ音孔およびスピーカ音孔周辺に凹部を備え、凹部は第一筐体を長手方向の側面から見た場合に開口するよう形成している。
この構成により、開閉自在あるいは回転自在な一軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる折り畳み状態においても、凹部により、スピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、第二筐体と、第一筐体と第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、第一筐体のスピーカ音孔およびスピーカ音孔周辺に凹部を備え、凹部は第一筐体を長手方向の側面から見た場合に開口するよう形成している。
この構成により、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、スピーカー音孔が内側となる折り畳み状態においても、凹部により、スピーカの出力音が外へ伝わる空間を確保し、スピーカーの出力音が聴こえ易くなるようにしている。
また、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、開閉および回転自在な二軸機構を有する折り畳み式携帯端末装置において、第二筐体の第一筐体と対向する面に突起と、第一筐体のスピーカ音孔を有する面の突起に当接する位置に凹部とを備えている。
この構成により、第一筐体のスピーカ音孔を有する面を内側に折り畳む状態では、突起により、間隙がより大きく構成され、スピーカ音孔が外側となる状態では、突起に対向する面の凹部により、間隙がより小さく、コンパクトに折り畳めるようにしている。
本発明によれば、折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔が内側となる状態であっても、スピーカからの出力音を伝える空間を確保することにより、スピーカからの出力音が聴こえ易くなる。
特に、2つの直交する方向の回転軸を有する2軸式ヒンジを備えた折り畳み式携帯端末装置においては、第一筐体を回転しないで閉じる通常の折り畳み状態と、第一筐体を開いてから180度回転させて折り畳む状態が存在するが、本発明によれば、スピーカ音孔を有する面が外側となる折り畳み状態よりも、スピーカが内側となる折り畳み状態の場合において、筐体間の間隙が大きくなるよう構成することにより、いずれの状態においてもスピーカの出力音を明瞭に聴くことができる。したがって、この構成によれば、第一筐体の表示部を内側にした折り畳み状態において、筐体本体の厚みを抑えることができるので、コンパクトな状態で携帯することができる。
また、スピーカ音孔が内側にある場合においても、スピーカからの出力音が伝わる空間を確保することができるので、筐体の状態によらずスピーカの出力音が聴こえ易くなるとともに、スピーカおよびスピーカ音孔の増設が不要となり、デザインの自由度を確保した折り畳み式携帯端末装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。なお、以下に示す各図において、実際には、折り畳み式携帯端末装置の筐体表面や筐体内部の所定位置に受話部、送話用マイクロフォンやアンテナ、制御部、無線部等が備えられているが、説明を簡単にするため、それらの図示および説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1にかかる発明について説明する。図1Aと図1Bに、本発明の実施の形態1における折り畳み回動式携帯端末装置の筐体構造を分解斜視図として示す。
図1Aと図1Bにおいて、第一筐体1と第二筐体2は、連結部3によって開閉および回動可能に連結されている。ヒンジ部11は、第一筐体1と第二筐体2を連結する連結部3と、開閉動作を行う第一回転軸4と、開閉方向と直行方向に回転動作を行う第二回転軸5の2軸で構成され、第一筐体1は開閉および回転動作が可能である。図1Aは第一回転軸4の開閉動作により、第一筐体1と第二筐体2を互いに開放した開き状態を示し、図1Bは第一回転軸4の開閉動作により開き、さらに第二回転軸5について第一筐体1を180度回転動作させた状態を示している。図1Aに示すように、第一筐体1には、通話時に相手の声を聴くための受話部音孔6を設け、受話部音孔6を有する面に表示部7を構成している。また、第一筐体1には、受話部音孔6を有する面と反対の面に、受話部のスピーカとは別に、着信音や警報音を出力するためのスピーカ8を設け、スピーカ音孔9を構成している。第二筐体2には、第一筐体1と対向する面に操作部10を構成している。
図2Aと図2Bと図2Cに、本発明の実施の形態1における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。図2Aは第一筐体1のスピーカ音孔9を外側にして閉じた状態、図2Bは第一筐体1を開閉方向に開いた状態、図2Cは開いた状態から第二回転軸5について第一筐体1を180度回転させてスピーカ音孔9を内側に第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。
図3Aと図3Bに、本発明の実施の形態1における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図3Aは、第一筐体1のスピーカ音孔9を外側にして閉じた状態である図2Aの3A−3A断面図を、図3Bは、開いた状態から第一筐体1を第二回転軸5の回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図2Cの3B−3B断面図をそれぞれ示している。
図3Aに示すように、第二回転軸5は、第一筐体1の厚さ方向の中点から距離eだけ偏った位置で連結されており、第一筐体の厚さ方向の中点よりもスピーカ音孔9を有する面に近い位置で連結している。この構成によると、図3Aと図3Bに示すように、スピーカ音孔9を外側として閉じた状態における筐体間の間隙31よりも、スピーカ音孔を内側として閉じた状態における筐体間の間隙32のほうが大きくなる。したがって、表示部7が内側となる通常の閉じた状態では、第二筐体との間隙31は微小となり、本体筐体の厚さを抑えられる。このとき、スピーカ音出力に関しては、スピーカ音孔9が外側に位置するので問題はない。一方、表示部7を外側として折り畳んだ状態においては、スピーカ音孔9が外側になる場合と比較して、第二筐体2との間隙32が大きくなるので、スピーカからの出力音は間隙を介して、明瞭な音声を外へ伝えることができる。
また、図3Bで第一筐体1と第二筐体2は平行になっている姿を示しているが、第一筐体1の先端を第二筐体2の平面に当てるよう構成した場合においても、第一筐体1のスピーカ音孔9を設けた表面が第二筐体2に対して傾斜するだけで、ヒンジ部11近くのスピーカ音孔9と第二筐体2の間には間隙が形成されるので、スピーカ8からの出力音は、間隙を介して明瞭な音声で外へ伝えることができる。
また、この構成によれば、折り畳み式携帯端末装置にテレビ受信手段を搭載してテレビ機能を使用する場合や、折り畳み式携帯端末装置にカメラを搭載してカメラ撮影や動画撮影の閲覧をする場合や、折り畳み式携帯端末装置にナビゲーションを搭載してナビゲーション機能を使用する場合など、主に表示部7を外側にして折り畳んだ状態で使用する場合でも、良好な音圧で聴くことができる。
なお、本実施の形態では、第一筐体の厚さ方向の中心から偏った位置で連結させることで、間隙31よりも間隙32が大きくなるよう構成しているが、これに限定するものではなく、連結部3と第二回転軸5を中心から偏った位置で連結する構成により、実現させてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2にかかる発明について説明する。図4Aと図4Bに、本発明の実施の形態2における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。また、図5に、本発明の実施の形態2における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図4A、図4Bと図5において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4Aは第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態、図4Bは開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。図5は、第一筐体を開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図4Bの5−5断面図を示している。
図4Aにおいて、第一筐体1はスピーカ音孔9を備え、スピーカー音孔9の位置に対し、その幅方向に凹部41を構成している。この構成により、図4Bと図5に示すスピーカ音孔9を有する面が内側となる折り畳み状態において、凹部41により間隙ができるので、間隙を介して、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えることができる。
なお、本実施の形態では、第一筐体の連結部3の近傍にスピーカ音孔9および凹部41を幅方向に設けたが、これに限定するものではなく、第一筐体の連結部と反対側等にスピーカ音孔および凹部を設けてもよい。また、スピーカ音孔および凹部の形や大きさについても、スピーカ音孔からの出力音が、間隙を介して外へ伝えることができるような構成であればよい。
(実施の形態3)
図6Aと図6Bに、本発明の実施の形態3における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。また、図7Aと図7Bに、本発明の実施の形態3における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図6A、図6B、図7A、図7Bにおいて、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6Aは第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態、図6Bは開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。図7Aは、第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態である図6Aの7A−7A断面図を、図7Bは、第一筐体を開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図6Bの7B−7B断面図を示している。
図6Aと図6Bに示すように、第一筐体1のスピーカ音孔9を有する面に傾斜を設け、スピーカ音孔9を有する部分の第一筐体1の厚さが他の部分と比較して、薄くなるよう構成している。図7Bに示すように、スピーカ音孔9が内側となるよう折り畳んだ状態では、傾斜により、第一筐体1と第二筐体2との間に間隙ができる。
この構成により、スピーカ音孔9を有する面が内側となる折り畳み状態においては、間隙を介して、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えることができる。また、スピーカ音孔9を有する面が外側となる状態においては、筐体間の間隙を小さくする、あるいは、間隙なく折り畳むよう構成し、筐体の厚さを抑えることができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4にかかる発明について説明する。図8Aと図8Bに、本発明の実施の形態4における折り畳み回動式携帯端末装置の外観図を示す。また、図9Aと図9Bに、本発明の実施の形態4における折り畳み回動式携帯端末装置の断面図を示す。図8Aと図8B、図9Aと図9Bにおいて、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図8Aは第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態、図8Bは開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて、表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態を示している。図9Aは、第一筐体1の表示部7を内側にして閉じた状態である図8Aの9A−9A断面図を、図9Bは、第一筐体を開いた状態から第一筐体1を回転方向に180度回転させて表示部7を外側に露出して第一筐体1と第二筐体2を重ねて折り畳んだ状態である図8Bの9B−9B断面図を示している。
図8Aと図8Bに示すように、第二筐体2の操作部を有する面に突起61を設け、第一筐体1のスピーカ音孔9を有する面の反対面に突起61が当接する部分に凹部62を設けている。図9Aに示すように、スピーカ音孔9を有する面が外側となるよう折り畳む状態では、突起61と凹部62が当接するので、第一筐体1と第二筐体2との間隙を小さくできる。一方、図9Bに示すように、スピーカ音孔9が内側となる折り畳み状態では、突起61により、第一筐体1と第二筐体2との間に間隙ができる。
この構成により、スピーカ音孔9を有する面が内側となる折り畳み状態においては、間隙を介して、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えることができる。また、スピーカ音孔9を有する面が外側となる状態においては、突起61と凹部62の大きさにより、筐体間の間隙を小さくする、あるいは、間隙なく折り畳むことができるので、この折り畳み状態において、筐体の厚さを抑えることができる。
なお、突起61と凹部62を設ける位置は、本発明の実施の形態に限定するものではなく他の位置に設けてもよい。
(実施の形態5)
なお上記実施の形態1から実施の形態4については、開閉および回転自在な二軸機構を有するヒンジを備えた折り畳み回動式携帯端末装置について説明したが、本発明は、開閉動作のみ行う折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔を第二筐体と対向する面に設けて、間隙により、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えるように構成してもよい。以下、本発明の実施の形態5にかかる発明について説明する。
図10は本発明の実施の形態5における折り畳み式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す断面図である。第一筐体1は、第一回転軸4で第二筐体2に対して開閉可能に支持されている。図10の折り畳み式携帯端末装置は、第一回転軸4について第一筐体1の開閉動作のみ行う。第一筐体1の第二筐体2に対向する面には、スピーカ8とスピーカ音孔9が設けてあり、第一筐体1の第二筐体2に対向する面は第二筐体2の面に対して傾斜しており、スピーカ8とスピーカ音孔9のある側は隙間が空くようにしている。第一筐体1が閉じた状態で、着信があり、スピーカ8が鳴動したとしても、スピーカ音孔9付近の第一筐体1と第二筐体2の隙間から音が出力されるので、スピーカからの出力音は明瞭に外へ伝えることができる。
(実施の形態6)
また本発明は、回転動作のみ行う回転スライドタイプの折り畳み式携帯端末装置において、スピーカ音孔を第一筐体の表示部と反対側の面に設けて、重合状態であっても、間隙により、スピーカからの出力音を明瞭に外へ伝えるよう構成してもよい。以下、本発明の実施の形態6にかかる発明について説明する。
図11は本発明の実施の形態6における折り畳み式携帯端末装置の畳んだ状態を示す断面図である。第一筐体1は、第二筐体2に対して傾斜して立てた状態で支持された第一回転軸4について、水平方向に回転する。図11の折り畳み式携帯端末装置は、いわゆる回転スライドタイプとして第一筐体を回転して通話に適した長さに伸ばして使用したり、第一筐体を回転して第二筐体に重ねて使用したりすることが出来る。図11に示すように、第一筐体1の第二筐体2に対向する面には、凹部41が設けてあり、凹部41にスピーカ8とスピーカ音孔9が設けてある。凹部41は、第一筐体1と第二筐体2が重なった状態でも隙間から音が出力されるので、スピーカからの出力音は明瞭に外へ伝えることができる。
本発明にかかる折り畳み式携帯端末装置は、スピーカ音孔が内側にある場合でも、音が明瞭に聴こえるよう構成しているので、スピーカおよびスピーカ音孔の増設が不要であり、通常の折り畳み状態において厚さを抑えるとともに、デザインの自由度を確保した折り畳み携帯端末装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の分解斜視図 本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の分解斜視図 本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す外観図 本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の開いた状態を示す外観図 本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置の第一筐体のスピーカ音孔を内側にして第二筐体に重ねた状態を示す外観図 本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第1の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第2の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す外観図 本発明の第2の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す外観図 本発明の第2の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す外観図 本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す外観図 本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第3の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す外観図 本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す外観図 本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を外側にして折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第4の実施の形態における折り畳み回動式携帯端末装置のスピーカ音孔を内側にして折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第5の実施の形態における折り畳み式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す断面図 本発明の第6の実施の形態における折り畳み式携帯端末装置の折り畳んだ状態を示す断面図 従来の折り畳み式携帯端末装置における開いた状態を示す外観図 従来の折り畳み式携帯端末装置における閉じた状態を示す外観図 従来の折り畳み式携帯端末装置における開いた状態を示す外観図 従来の折り畳み式携帯端末装置における閉じた状態を示す外観図
符号の説明
1 第一筐体
2 第二筐体
3 連結部
4 第一回転軸
5 第二回転軸
6 受話部音孔
7 表示部
8 スピーカ
9 スピーカ音孔
10 操作部
11 ヒンジ部
41 凹部
61 突起
62 凹部

Claims (8)

  1. 少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体と前記第二筐体を回動自在に連結するヒンジ部とを備え、
    前記第一筐体と前記第二筐体を重ね合わせる重合状態において、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔を設けた表面が前記第二筐体に対して傾斜するよう配設し、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成したことを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  2. 少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体と前記第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、
    前記第一筐体に備える前記スピーカ音孔を内側として、前記第一筐体と前記第二筐体を重合する状態において、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔を設けた表面を、前記第二筐体に対して傾斜するよう配設し、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成したことを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  3. 前記第一筐体と前記ヒンジ部の連結において、前記第一筐体の断面における厚さ方向の中点と、前記ヒンジ部の前記回転軸の中心とをずらした位置で連結することにより、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔と前記第二筐体の間に間隙を形成するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯端末装置。
  4. 少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体と前記第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、
    前記第一筐体と前記ヒンジ部の連結において、前記第一筐体の断面における厚さ方向の中点と、前記ヒンジ部の前記回転軸の中心をずらした位置で連結することにより、
    前記第一筐体に備える前記スピーカ音孔を内側として、前記第一筐体と前記第二筐体を重合する状態において、前記第一筐体の前記スピーカ音孔と第二筐体の間に間隙を形成するよう構成したことを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  5. 前記第一筐体の断面における厚さ方向の中点よりスピーカ音孔を有する面に近い位置で、前記ヒンジ部の前記回転軸と連結することにより、
    前記第一筐体に備える前記スピーカ音孔を内側として、前記第一筐体と前記第二筐体を重合する状態の前記第一筐体の前記スピーカ音孔と第二筐体の間に形成する間隙は、
    前記第一筐体に備える前記スピーカ音孔を外側として、前記第一筐体と前記第二筐体を重合する状態の前記第一筐体の前記スピーカ音孔と第二筐体の間に形成する間隙よりも、
    大きくなるよう構成したことを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式携帯端末装置。
  6. 少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体と前記第二筐体を回動自在に連結するヒンジ部とを備え、
    前記第一筐体と前記第二筐体を重ね合わせる重合状態において、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔および前記スピーカ音孔周辺に凹部を備え、
    前記凹部は前記第一筐体を長手方向の側面から見た場合に開口するよう形成することを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  7. 少なくともスピーカとスピーカ音孔を有する第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体と前記第二筐体とを少なくとも2つの直交する方向の回転軸を中心に回転可能に連結するヒンジ部とを備え、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔および前記スピーカ音孔周辺に凹部を備え、
    前記凹部は前記第一筐体を長手方向の側面から見た場合に開口するよう形成することを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  8. 前記第二筐体の前記第一筐体と対向する面に突起と、
    前記第一筐体の前記スピーカ音孔を有する面の前記突起に当接する位置に凹部とを備えたことを特徴とする請求項2記載の折り畳み式携帯端末装置。
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