JPWO2006064905A1 - カラーフィルタ基板及び液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、明るさと色再現性を両立させた反射表示を行うことができる反射透過型の液晶表示装置を提供する。本発明の液晶表示装置において、ガラス基板1の液晶層20側の表面上には、例えば、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のフィルタ2が形成され、各フィルタ2間には必要に応じてブラックマスク5が形成される。フィルタ2は、第1の領域aと、第1の領域aよりも膜厚が薄い第2の領域bとを備えている。第2の領域bの内側には、フィルタ2が形成されない無着色の領域cが設けられる。これらの領域a〜cは、1つの画素領域dのうち、透過領域fに第1の領域aが対応し、反射領域eに第2の領域b及び無着色の領域cが対応するように形成される。ガラス基板11の液晶層20側の表面上には、反射電極12及び透明電極13が形成される。

Description

本発明は、反射表示と透過表示との双方によって画像を表示する液晶表示装置、及びそれに用いるカラーフィルタ基板に関するものである。
現在、液晶表示装置は、モニター、プロジェクタ、携帯電話、携帯情報端末(以下、「PDA」とする)等の電子機器に幅広く利用されている。このような液晶表示装置には、反射型、透過型、反射透過型等がある。
反射型の液晶表示装置は、液晶パネルの内部に周囲の光を導き、これを反射層で反射することによって反射表示を得る構成である。また、透過型の液晶表示装置は、液晶パネルの背面に設けられた光源(所謂バックライト)からの光を出射することによって透過表示を得る構成である。
さらに、反射透過型の液晶表示装置は、周囲の光を利用した反射表示とバックライトから照射された光を利用した透過表示を得る構成であり、周囲の明るさに拘らず、表示を認識することができるので、携帯電話、PDA、デジタルカメラ等のモバイル機器に多く搭載されてきている。
このような反射透過型の液晶表示装置は、1つの画素領域に、反射表示に使用される反射領域と透過表示に使用される透過領域とが形成されている。そして、透過領域では、バックライトから照射された光がカラーフィルタを1回だけ透過して外部に出射され、反射領域では、カラーフィルタを透過した周囲の光が反射層で反射し、再びカラーフィルタを透過して外部に出射される。
このように、透過領域と反射領域とでは表示にかかる光がカラーフィルタを透過する回数が異なり、反射領域ではカラーフィルタを光が2回透過するため、反射表示が暗くなってしまう。そこで、次のような方式が提案されている。
第1の方式は、特許文献1に記載されているように、反射領域のカラーフィルタを透過領域と同じ構成、すなわち同じ色材で等しい膜厚に形成するとともに、反射領域に無着色の領域を設けることで、反射表示を明るくする方式である。
第2の方式は、特許文献2に記載されているように、反射領域には反射表示に適したカラーフィルタを形成し、透過領域には透過表示に適したカラーフィルタを形成することで、反射表示を明るくする方式である。
第3の方式は、特許文献3〜5に記載されているように、反射領域のカラーフィルタを透過領域と同じ色材で透過領域よりも薄い膜厚に形成することで、反射表示を明るくする方式である。
特開2000−111902号公報 特開2001−183646号公報 特開2002−296582号公報 特開2004−20648号公報 特開2004−85986号公報
上記第1の方式は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)等のフィルタを透過した光と、無着色の領域を透過した白色光との混色により表示が行われるため、明るさは確保できるものの色再現性が低い表示となってしまう。
上記第2の方式は、反射領域に所望する特性のカラーフィルタを形成できるため、第1の方式と同等の明るさであっても、第1の方式よりも色再現性を高くすることができる。しかしながら、倍の色数のフィルタを形成する必要があり、カラーフィルタの製造プロセスが倍増するという産業上極めて重大な問題点がある。
上記第3の方式は、反射領域に透過領域よりも膜厚の薄いカラーフィルタを形成するため、第1の方式と同等の明るさであっても、第1の方式よりも色再現性を高くすることができる。しかも、フィルタの色数を増やす必要は無い。したがって、総合的にみれば、これらの3つの方式のうち、第3の方式が最も優れているということができる。
近年、反射領域のカラーフィルタとして、より明るい表示ができるもの、例えばNTSC比で5〜15%程度のものが要求されている。尚、透過領域のカラーフィルタは、NTSC比で50〜70%程度のものが要求されている。
この要求を満たそうとすれば、第3の方式では、反射領域のカラーフィルタの膜厚を透過領域の5分の1程度まで薄くしなければならない。しかしながら、現在の製造技術では、このように薄膜化したカラーフィルタを安定して製造することは極めて困難であり、実質的には第3の方式では対応できない。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたものであり、明るさと色再現性を両立させた反射表示を行うことができる反射透過型の液晶表示装置を提供することにある。
本発明のカラーフィルタ基板は、少なくとも3色であるn色のフィルタを有するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板において、前記n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、第1の膜厚を有する第1の領域と、前記第1の領域よりも膜厚の薄い第2の領域とを備え、前記第2の領域には無着色の領域が形成されることを特徴としている。言い換えると、本発明のカラーフィルタ基板は、カラーフィルタを有するカラーフィルタ基板であって、上記カラーフィルタは、少なくとも3色であるn色のフィルタを備え、上記n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、第1の膜厚を有する第1の領域と、第1の領域よりも膜厚の薄い第2の領域と、第2の領域内に設けられた無着色の領域とを備えるものである。
また、本発明の液晶表示装置は、少なくとも3色であるn色のフィルタを有するカラーフィルタを備え、複数の画素のそれぞれに対応して前記n色のフィルタのうちいずれか1色のフィルタが形成され、反射表示を行う反射領域と透過表示を行う透過領域とが1つの画素領域に形成される液晶表示装置において、前記n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、前記反射領域の膜厚が前記透過領域の膜厚よりも薄く形成され、前記反射領域には無着色の領域が形成されることを特徴としている。言い換えると、本発明の液晶表示装置は、画素領域内に反射表示を行う反射領域と透過表示を行う透過領域とを含む液晶表示装置であって、上記液晶表示装置は、少なくとも3色であるn色のフィルタを備えるカラーフィルタを有し、かつ複数の画素領域のそれぞれに対応して該n色のフィルタのうちいずれか1色のフィルタが設けられ、上記n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、反射領域の膜厚が透過領域の膜厚よりも薄く、かつ反射領域に無着色の領域を有するものである。
更に、本発明の液晶表示装置は、バックライトと、上記バックライトよりも前面に配置され、バックライトからの光を透過させる透明電極と、上記バックライトよりも前面に配置され、前面から入射した光を反射する反射層と、上記透明電極及び反射層よりも前面に配置され、少なくとも3色であるn色のフィルタを備えるカラーフィルタとを有し、上記n色のフィルタは、画素領域毎に1色ずつ設けられ、上記n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、反射層の前面に位置する部分の膜厚が、透明電極の前面に位置する部分の膜厚よりも薄く、かつ反射層の前面に位置する部分に無着色の領域を有するものであってもよい。
本発明によれば、カラーフィルタの膜厚の薄い領域に無着色の領域を設けるので、この膜厚の薄い領域はもともと明るい表示を得られるから、無着色の領域の面積が小さくても非常に明るい表示を得ることができる。そして、無着色の領域の面積を小さくすることができるので、色再現性の低下も少なく抑えることができる。
本発明によれば、反射表示と透過表示を行う液晶表示装置において、非常に明るく色再現性の高い反射表示を実現することができる。
以下、本発明の実施形態に係るカラーフィルタ基板及び液晶表示装置について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係るカラーフィルタ基板の断面図であり、図2は本発明の他の実施形態に係るカラーフィルタ基板の断面図であり、図3は本実施形態に係る液晶表示装置の断面図であり、図4は色再現性と明るさの関係を示すグラフである。
まず、カラーフィルタ基板の構成について説明する。図1に示すように、本発明の実施形態に係るカラーフィルタ基板は、ガラス基板1の一方の表面上に、例えば、赤色(R)フィルタ、緑色(G)フィルタ、青色(B)フィルタが形成される。尚、図1では、説明の便宜上、1色のフィルタ2のみを示している。R、G、Bフィルタは、それぞれ入射光の赤色成分、緑色成分、青色成分を主として透過させるようになっている。
フィルタ2は、第1の領域aと、第1の領域aよりも膜厚が薄くなるように形成された第2の領域bとを備えている。第1の領域aと第2の領域bのフィルタ2は、同じ色材で膜厚が異なるように形成される。例えば、第1の領域aは厚さ2μm程度で形成され、第2の領域bは厚さ1μm程度に形成される。第2の領域bの内側には、フィルタ2が形成されない無着色の領域cが設けられる。このような構成を有する本発明のカラーフィルタ基板を以下では実施形態1と呼ぶ。
尚、これらの領域a〜cの膜厚の差を埋めて、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けてもよい。また、必要に応じて、各フィルタ2間にブラックマスク(遮光膜)を設けてもよい。
また、カラーフィルタ基板の他の構成では、図2に示すように、ガラス基板1の一方の表面上に無着色の樹脂膜4を形成した後、例えば、赤色(R)フィルタ、緑色(G)フィルタ、青色(B)フィルタが形成される。尚、図2でも、説明の便宜上、1色のフィルタ2のみを示している。R、G、Bフィルタは、それぞれ入射光の赤色成分、緑色成分、青色成分を主として透過させるようになっている。
フィルタ2は、第1の領域aと、樹脂膜4によって第1の領域aよりも膜厚が薄くなるように形成された第2の領域bとを備えている。第1の領域aと第2の領域bのフィルタ2は、同じ色材で膜厚が異なるように形成される。例えば、第1の領域aは厚さ2μm程度で形成され、第2の領域bは厚さ1μm程度に形成される。第2の領域bの内側には、フィルタ2が形成されない無着色の領域cが設けられる。このような構成を有する本発明のカラーフィルタ基板を以下では実施形態2と呼ぶ。
尚、無着色の領域cの段差を埋めて、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けてもよい。また、必要に応じて、各フィルタ間にブラックマスクを設けてもよい。
本発明の実施形態において、ガラス基板1は、樹脂基板であってもよく、光を透過する材料であれば特に限定されるものではない。また、保護膜3及び樹脂膜4についても、光を透過する材料であれば特に限定されるものではない。さらに、フィルタ2は、R、G、Bの3色のフィルタに限定されるものではなく、黄色、シアン、マゼンタの3色のフィルタを用いてもよいし、4色以上のフィルタを備えるようにしてもよい。なお、本明細書における「以上」、「以下」は、当該数値を含むものである。すなわち、「以上」とは、不少(当該数値及び当該数値以上)を意味するものである。
また、本発明の実施形態に係るカラーフィルタ基板の製造方法としては、特に限定されるものではなく、特許文献3〜5に記載されているような公知の方法を用いればよい。また、特許文献3〜5に記載されていなくても、膜厚の異なる樹脂膜を形成する方法であれば、どのような方法を用いても構わない。
以下に、本発明の実施形態に係るカラーフィルタ基板の製造方法の実施例を示す。以下では、顔料分散法を用いた実施例について説明するが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、染色法、印刷法、電着法等を用いてもよい。尚、顔料分散法は、フィルタ材料と製造工程の違いから、エッチング法、着色感材法、転写法等に区別される。
(実施例1)
図5を用いて、実施形態1に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一例である実施例1について説明する。図5(a)〜(c)は、本実施例の製造工程を示す断面模式図である。本実施例では、透過率が異なる2以上の透光領域、及び、遮光領域を有するフォトマスク(ハーフトーンマスク)を用い、着色感材法又は転写法によりカラーフィルタ基板を作製する。
まず、図5(a)に示すように、ガラス基板1上に、例えば、赤色(R)、緑色(G)又は青色(B)等の顔料が分散されたフォトレジスト膜である感光性着色樹脂膜21を形成する。ここで、感光性着色樹脂膜21の膜厚は2μmとする。感光性着色樹脂膜21としては、例えば、感光性アクリル樹脂中に顔料を分散させてなるもの等を用いることができる。また、本実施例においてはネガ型フォトレジスト膜を用いるが、ポジ型フォトレジスト膜を用いてもよい。赤色(R)、緑色(G)又は青色(B)等の顔料としては特に限定されない。
感光性着色樹脂膜21の成膜方法としては、液体レジスト(顔料分散型感光液)を用いたスピンコート法、ロールコート法等の塗布法、支持体上に感光性着色樹脂層が設けられたフィルム(ドライフィルム)を転写するドライフィルムレジスト法等が挙げられる。
続いて、図5(b)に示すように、透光領域31、ハーフトーン領域32及び遮光領域33を有するフォトマスク(ハーフトーンマスク)30を用いて感光性着色樹脂膜21を露光する。ここで、透光領域31は第1の領域aに対応して、ハーフトーン領域32は第2の領域bに対応して、遮光領域33は無着色の領域cに対応する位置に形成される。尚、ハーフトーン領域32とは、透過率が透光領域31よりも小さく、かつ遮光領域33よりも大きい領域のことである。
上述のハーフトーンマスクを用いたことにより、ネガ型フォトレジスト膜を用いた本実施例においては、後の現像処理によっても透光領域31に対応する感光性着色樹脂膜21はほとんど溶解せず、その一方、ハーフトーン領域32に対応する感光性着色樹脂膜21はある程度溶解し、遮光領域33に対応する感光性着色樹脂膜21は容易に溶解することとなる。
ハーフトーン領域32の形態としては、特に限定されず、微細な開口パターンが設けられた形態、膜厚を遮光領域33よりも薄くした形態等が挙げられる。開口パターンの形状としては、例えば、スリットパターン、ドットパターン等が挙げられる。各パターンの大きさや膜厚等は、第2の領域bの所望の膜厚に応じて適宜設定すればよい。
また、感光性着色樹脂膜21の露光は、例えば、レンズステッパー方式、プロキシミティ方式、ミラープロジェクション方式等を用いて行うことができる。また、露光量は、感光性着色樹脂膜21の膜厚や感度により適宜設定すればよい。
続いて、現像液を用いて感光性着色樹脂膜21の現像を行うことによって、図5(c)に示すように、透光領域31に対応する部分に厚さ2μm程度の第1の領域a、ハーフトーン領域32に対応する部分に厚さ1μm程度の第2の領域b及び遮光領域33に対応する部分に開口部25からなる無着色の領域cを有するフィルタ2を形成する。
尚、現像液としては、界面活性剤を含有するアルカリ現像液等が好適であり、例えば、非イオン系の界面活性剤を含有するTMAH(Tetramethyl ammonium hydoroxide;テトラメチルアンモニウム水酸化物)溶液等が挙げられる。また、現像処理後に、感光性着色樹脂膜21をベーキングする処理を含むことが好ましく、ベーキング処理を施した感光性着色樹脂膜21を洗浄する処理を含むことがより好ましい。
その後、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)等のうち、残りの色のフィルタについても、同様にガラス基板1上に形成し、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けることによって実施形態1のカラーフィルタ基板を作製する。
このように、ハーフトーン領域を有する1枚のマスクを用いて、第1の領域a、第1の領域aよりも膜厚が薄い第2の領域b及び第2の領域b内に無着色の領域cを同時に形成することができる。
尚、本実施例においては、感光性着色樹脂膜21側にフォトマスク30を配置し、露光を行うが、図6に示すように、フォトマスク30をガラス基板1側に配置して、裏面から感光性着色樹脂膜21を露光することによってフィルタ2を形成してもよい。感光性着色樹脂膜21のうちフィルタ2として残る部分はガラス基板1と密着しているので、裏面から露光することによって、感光性着色樹脂膜21に、より微細な開口部25を精度よく形成することができる。
(実施例2)
次に、図7を用いて、実施形態1に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一例である実施例2について説明する。図7(a)〜(d)は、本実施例の製造工程を示す断面模式図である。本実施例では、マスク2枚を用い、着色感材法又は転写法によりカラーフィルタ基板を作製する。本実施例においては、マスクの形態及び露光条件以外は、実施例1と同様であるので、重複する内容については説明を省略する。
まず、図7(a)に示すように、ガラス基板1上に感光性着色樹脂膜21を形成する。続いて、図7(b)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有する第1のフォトマスク34を介在させた状態で、低露光量で感光性着色樹脂膜21の1回目の露光を行う。ここで、透光領域31は第1の領域a及び第2の領域bに対応して、遮光領域33は無着色の領域cに対応する位置に形成される。
続いて、図7(c)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有する第2のフォトマスク35を介在させた状態で、感光性着色樹脂膜21がほとんど現像されなくなる程度の1回目の露光よりも大きな露光量で、感光性着色樹脂膜21の2回目の露光を行う。ここで、透光領域31は第1の領域aに対応して、遮光領域33は第2の領域b及び無着色の領域cに対応する位置に形成される。
このように、異なる露光量により感光性着色樹脂膜21を露光することによって、続く現像処理において、高露光量で露光された感光性着色樹脂膜21はほとんど溶解せず、その一方、低露光量で露光された感光性着色樹脂膜21はある程度溶解することとなり、異なる膜厚を有するフィルタを形成することができる。
続いて、感光性着色樹脂膜21の現像を行うことによって、図7(d)に示すように、高露光量で露光された領域に厚さ2μm程度の第1の領域a、低露光量で露光された領域に厚さ1.5μm程度の第2の領域b及び露光されなかった領域に開口部25からなる無着色の領域cを有するフィルタ2を形成する。
その後、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)等のうち、残りの色のフィルタについても、同様にガラス基板1上に形成し、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けることによって実施形態1のカラーフィルタ基板を作製する。
このように本実施例においては、ハーフトーンマスクを用いずとも、露光量を変えて感光性着色樹脂膜21を露光することによって、異なる膜厚と開口部を有するフィルタを形成することができる。
(実施例3)
次に、図8を用いて、実施形態1に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一例である実施例3について説明する。図8−1(a)〜(d)、図8−2(e)〜(h)及び図8−3(i)〜(j)は、本実施例の製造工程を示す断面模式図である。本実施例では、エッチング法によりカラーフィルタ基板を作製する。
まず、図8−1(a)に示すように、ガラス基板1上に、例えば、赤色(R)、緑色(G)又は青色(B)の色材が分散された着色樹脂膜22を形成する。着色樹脂膜22の膜厚は2μmとする。着色樹脂膜22としては、例えば、ポリイミド等の樹脂中に顔料を分散させてなるもの等を用いることができる。赤色(R)、緑色(G)又は青色(B)の顔料としては特に限定されない。
続いて、図8−1(b)に示すように、着色樹脂膜22上に第1のフォトレジスト膜23を形成する。ここで、第1のフォトレジスト膜23としては、ポジ型フォトレジスト膜を用いる。また、着色樹脂膜22及び第1のフォトレジスト膜23は、実施例1の感光性着色樹脂膜21と同様の方法で成膜する。
続いて、図8−1(c)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有する第1のフォトマスク34を用いて第1のフォトレジスト膜23を露光する。ここで、遮光領域33は第1の領域a及び第2の領域bに対応して、透光領域31は無着色の領域cに対応する位置に形成される。
続いて、現像を行うことによって、図8−1(d)に示すように、第1のフォトレジスト膜23のパターニングを行う。尚、現像液としては、実施例1と同様のものを用いる。
続いて、図8−2(e)に示すように、第1のフォトレジスト膜23をマスクとして、ガラス基板1が露出するまで、無着色の領域cに対応する着色樹脂膜22のエッチングを行うことで開口部25を形成する。
尚、エッチングは、上記現像液と同様のアルカリ現像液等を用いたウェットエッチングで行うことが好ましい。これにより、第1のフォトレジスト膜23のパターニングと着色樹脂膜22のエッチングを連続して行うことができ、製造プロセスの簡略化が可能となる。
続いて、第1のフォトレジスト膜23を着色樹脂膜22から剥離後、図8−2(f)に示すように、ガラス基板1及び着色樹脂膜22上に第2のフォトレジスト膜24を形成する。
続いて、図8−2(g)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有する第2のフォトマスク35を用いて第2のフォトレジスト膜24を露光する。ここで、透光領域31は第2の領域b及び無着色の領域cに対応する位置に形成され、遮光領域33は第1の領域aに対応する位置に形成される。
続いて、上記現像液を用いて現像を行うことによって、図8−2(h)に示すように、第2のフォトレジスト膜24のパターニングを行う。
続いて、図8−3(i)に示すように、第2のフォトレジスト膜24をマスクとして、第2の領域bに対応する着色樹脂膜22を0.8μm程度の膜厚となるまでエッチングを行う。続いて、図8−4(j)に示すように、第2のフォトレジスト膜24を着色樹脂膜22から剥離することによって、厚さ2μm程度の第1の領域a、厚さ0.8μm程度の第2の領域b及び開口部25からなる無着色の領域cを有するフィルタ2を形成する。
その後、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)等のうち、残りの色のフィルタについても、同様にガラス基板1上に形成し、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けることによって実施形態1のカラーフィルタ基板を作製する。
(実施例4)
次に、図9を用いて、実施形態1に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一例である実施例4について説明する。図9−1(a)〜(d)及び図9−2(e)〜(g)は、本実施例の製造工程を示す断面模式図である。本実施例では、エッチング法によりカラーフィルタ基板を作製する。本実施例においては、マスクの形態及びエッチングの態様以外は、実施例3と同様であるので、重複する内容については説明を省略する。
まず、図9−1(a)に示すように、ガラス基板1上に着色樹脂膜22及び第1のフォトレジスト膜23を順に形成する。続いて、図9−1(b)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有する第1のフォトマスク34を用いて第1のフォトレジスト膜23を露光する。ここで、透光領域31は第2の領域b及び無着色の領域cに対応する位置に形成され、遮光領域33は第1の領域aに対応する位置に形成される。
続いて、現像を行うことによって、第1のフォトレジスト膜23のパターニングを行った後、図9−1(c)に示すように、第1のフォトレジスト膜23をマスクとして、第2の領域b及び無着色の領域cに対応する着色樹脂膜22を1.2μm程度の膜厚となるまでエッチングを行う。
続いて、第1のフォトレジスト膜23を着色樹脂膜22から剥離後、図9−1(d)に示すように、ガラス基板1及び着色樹脂膜22上に第2のフォトレジスト膜24を形成する。
続いて、図9−2(e)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有する第2のフォトマスク35を用いて第2のフォトレジスト膜24を露光する。ここで、遮光領域31は第1の領域a及び第2の領域bに対応する位置に形成され、無着色の領域cは透光領域31となる。
続いて、現像を行うことによって、図9−2(f)に示すように、第2のフォトレジスト膜24のパターニングを行った後、第2のフォトレジスト膜24をマスクとして、ガラス基板1が露出するまで、無着色の領域cに対応する着色樹脂膜22のエッチングを行うことで開口部25を形成する。
続いて、図9−2(g)に示すように、第2のフォトレジスト膜24を着色樹脂膜22から剥離することによって、厚さ2μm程度の第1の領域a、厚さ1.2μm程度の第2の領域b及び開口部25からなる無着色の領域cを有するフィルタ2を形成する。
その後、赤色(R)、緑色(G)又は青色(B)等のうち、残りの色のフィルタについても、同様にガラス基板1上に形成し、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けることによって実施形態1のカラーフィルタ基板を作製する。
以下では、実施形態2に係るカラーフィルタ基板の製造方法を示す。実施形態2は、ガラス基板1上の第2の領域b及び無着色の領域cに対応する位置に無着色の樹脂膜4が設けられたこと以外は、実施形態1と同様の構成である。
(実施例5)
図10を用いて、実施形態2に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一例である実施例5について説明する。図10(a)〜(e)は、本実施例の製造工程を示す断面模式図である。本実施例では、着色感材法又は転写法によりカラーフィルタ基板を作製する。尚、樹脂膜4及び感光性着色樹脂膜21の成膜方法、露光方法、現像方法等は、実施例1の感光性着色樹脂膜21のときと同様であるので、重複する内容については説明を省略する。
まず、図10(a)に示すように、ガラス基板1上に、感光性を有する無着色の樹脂膜4を形成する。ここで、樹脂膜4としては、光を透過する材料であれば特に限定されず、アクリル樹脂等が挙げられる。また、本実施例においてはネガ型フォトレジスト膜を用いるが、ポジ型フォトレジスト膜を用いてもよい。
続いて、図10(b)に示すように、第1のフォトマスク34を用いて樹脂膜4の露光・現像を行うことによって、第2の領域b及び無着色の領域cに対応する位置にストライプ状の樹脂膜4を形成する。
続いて、図10(c)に示すように、ガラス基板1及び樹脂膜4上に、例えば、赤色(R)、緑色(G)又は青色(B)等の顔料が分散されたフォトレジスト膜である感光性着色樹脂膜21を形成する。ここで、顔料及び感光性着色樹脂膜21としては、実施例1と同様のものを用い、感光性着色樹脂膜21のガラス基板1上における膜厚は2μmとする。このとき、樹脂膜4上の感光性着色樹脂膜21の厚さは1μm程度となる。尚、本実施例においては、樹脂膜4をストライプ状に形成したが、第2の領域b及び無着色の領域c内であれば、複数の島状に形成してもよい。
続いて、図10(d)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有する第2のフォトマスク35を用いて感光性着色樹脂膜21を露光する。ここで、透光領域31は第1の領域a及び第2の領域bに対応して、遮光領域33は無着色の領域cに対応する位置に形成される。
続いて、感光性着色樹脂膜21の現像を行うことによって、図10(e)に示すように、厚さ2μm程度の第1の領域a、厚さ1μm程度の第2の領域b及び開口部25からなる無着色の領域cを有するフィルタ2を形成する。
その後、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)等のうち、残りの色のフィルタについても、同様にガラス基板1上に形成し、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けることによって実施形態2のカラーフィルタ基板を作製する。
このように、樹脂膜4を設けることによって、第1の領域a、第1の領域aよりも膜厚が薄い第2の領域b及び無着色の領域cを有するフィルタ2を容易に形成することができる。
尚、図10では、便宜的に感光性着色樹脂膜21の表面が平坦なものであるとして説明を行ったが、実際的には、樹脂膜4の膜厚は3μm程度とされ、感光性着色樹脂膜21の膜厚は2μm程度とされることから、樹脂膜4を有する実施形態2においては、図11に示すように、感光性着色樹脂膜21が樹脂膜4の端部周辺で段差を有することになる場合が多い。この場合においても、第2の領域bの膜厚を第1の領域aの膜厚よりも薄くすることができる。
(実施例6)
図12を用いて、実施形態2に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一例である実施例6について説明する。図12(a)及び(b)は、本実施例の製造工程を示す断面模式図である。本実施例では、着色感材法又は転写法によりカラーフィルタ基板を作製する。本実施例においては、露光工程の態様以外は、実施例5と同様であるので、重複する内容については説明を省略する。
本実施例の露光工程は、図12(a)に示すように、ハーフトーン領域32及び遮光領域33を有するフォトマスク30を用いて感光性着色樹脂膜21を露光する。ここで、ハーフトーン領域32は第1の領域a及び第2の領域bに対応して、遮光領域33は無着色の領域cに対応する位置に形成される。
続いて、感光性着色樹脂膜21の現像を行うことによって、図12(b)に示すように、厚さ1.5μm程度の第1の領域a、厚さ0.75μm程度の第2の領域b及び開口部25からなる無着色の領域cを有するフィルタ2を形成する。尚、本実施例においては、第1の領域a及び第2の領域bともに薄膜化され、感光性着色樹脂膜21の初めの膜厚よりも薄くなる。
その後、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)等のうち、残りの色のフィルタについても、同様にガラス基板1上に形成し、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けることによって実施形態2のカラーフィルタ基板を作製する。
このように、ハーフトーンマスクを用いることによって、第1の領域a及び第2の領域bの膜厚を所望の膜厚に容易に制御することができる。
(実施例7)
図13を用いて、実施形態2に係るカラーフィルタ基板の製造方法の一例である実施例7について説明する。図13(a)〜(c)は、本実施例の製造工程を示す断面模式図である。本実施例では、着色感材法又は転写法及び研磨によりカラーフィルタ基板を作製する。本実施例においては、露光工程の態様及び薄膜化工程の態様以外は、実施例6と同様であるので、重複する内容については説明を省略する。
本実施例の露光工程は、図13(a)に示すように、透光領域31及び遮光領域33を有するフォトマスク30を用いて感光性着色樹脂膜21を露光する。ここで、透光領域31は第1の領域a及び第2の領域bに対応して、遮光領域33は無着色の領域cに対応する位置に形成される。
続いて、感光性着色樹脂膜21の現像を行うことによって、図13(b)に示すように、開口部25からなる無着色の領域cを形成する。続いて、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)等のうち、残りの色のフィルタについても、同様にガラス基板1上に形成する。
続いて、図13(c)に示すように、フィルタ2の表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)等により研磨することによって、フィルタ2を薄膜化する。その後、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けることによって本実施形態のカラーフィルタ基板を作製する。
このように、研磨処理を行うことによって、ハーフトーンマスクを用いることなく、第1の領域a及び第2の領域bの膜厚を所望の膜厚に容易に制御することができる。また、図14に示すように、樹脂の粘性等によって感光性着色樹脂膜21の表面に大きな段差が生じた場合でも、研磨処理を行うことによって、表面が平坦化されたカラーフィルタ基板を作製することができる。
以上のような構成のカラーフィルタ基板は、反射透過型の液晶表示装置に用いることが好ましい。この場合、第1の領域aをバックライト等の光を利用して透過表示を行う透過領域に対応させ、第2の領域b及び無着色の領域cを周囲の光等を利用して反射表示を行う反射領域に対応させればよい。
次に、本発明の実施形態に係る液晶表示装置について説明する。図3に示すように、本発明の実施形態に係る液晶表示装置は、ガラス基板1とガラス基板11との間に、液晶層20を挟んだ構成を有している。1つの画素領域dは、周囲の光等を利用して反射表示を行う反射領域eと、バックライト(図示しない)等の光を利用して透過表示を行う透過領域fとを組み合わせた領域である。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置は、偏光板を備えていてもよく、さらに位相差板を備えていてもよい。偏光板及び位相差板は、ガラス基板1または11の液晶層20側に配置されてもよいし、その逆側に配置されても構わない。また、偏光板及び位相差板は、ガラス基板1または11に貼り付けられたものだけではなく、塗布することによって形成されたものでも構わない。
ガラス基板1の液晶層20側の表面上には、例えば、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のフィルタ2が形成され、各フィルタ2間には必要に応じてブラックマスク5が形成される。このとき、1つの画素領域dに対応してR、G、Bのうちいずれか1色のフィルタ2が形成され、複数形成された画素のそれぞれにいずれか1色のフィルタ2が形成されている。
フィルタ2は、厚さ2.0μm程度の第1の領域aと、第1の領域aよりも膜厚が薄くなるように厚さ0.66μm程度に形成された第2の領域bとを備えている。第1の領域aと第2の領域bのフィルタ2は、同じ色材で膜厚が異なるように形成される。第2の領域bの内側には、フィルタ2が形成されない無着色の領域cが設けられる。尚、これらの領域a〜cの膜厚の差を埋めて、領域a〜cを覆うように保護膜3を設けている。
これらの領域a〜cは、1つの画素領域dのうち、透過領域fに第1の領域aが対応し、反射領域eに第2の領域b及び無着色の領域cが対応するように形成される。
尚、フィルタ2は、R、G、Bの3色のフィルタに限定されるものではなく、黄色、シアン、マゼンタの3色のフィルタを用いてもよいし、4色以上のフィルタを備えるようにしてもよい。また、無着色の領域cは、例えばRフィルタのみやR及びBフィルタのみ等、必要な色のフィルタ2にのみ設けてもよい。さらに、無着色の領域cは、RフィルタとGフィルタとで面積を異ならせる等、色毎にその面積を異ならせてもよい。
ガラス基板11の液晶層20側の表面上には、反射電極12及び透明電極13が形成される。反射層として機能する反射電極12は、光反射機能を有する電極であり、Al、Ag又はこれらの合金等の金属から構成される。また、透明電極13は、ITO(酸化インジウム錫)、IZO(酸化インジウム亜鉛)等の透明な導電材料からなる電極である。
尚、反射電極12を電極としての機能を有さない単なる反射層(以下、非電極型反射層ともいう)とし、電極を別途形成しても構わない。この場合、非電極型反射層はガラス基板11の液晶層20とは反対側に設けても構わない。また、非電極型反射層または反射電極は、表面を凹凸状等にして光散乱性を持たせても良いし、鏡面としても良い。鏡面にする場合には、別途光散乱層を設けることが好ましい。この光散乱層は、光散乱性を持つ非電極型反射層または反射電極とともに用いても構わない。
また、反射領域eに対応する液晶層20の厚みと透過領域fに対応する液晶層20の厚みとを変えてもよいし、等しくしても構わない。そして、液晶層20は、正の誘電率異方性を示す液晶材料であっても良いし、負の誘電率異方性を示す液晶材料であっても良く、その配向制御方法もマルチドメインや配向分割等であっても良く、特に限定されるものではない。
次に、カラーフィルタの色再現性と明るさの関係について説明する。反射透過型の液品表示装置では、透過領域では光が1回透過した状態で、反射領域では光が2回透過した状態で表示を行うことになる。したがって、反射領域と透過領域とに同じ色材で等しい膜厚のカラーフィルタを用いると、理論上は反射領域のカラーフィルタの光学濃度が2倍になる。つまり、光源の違いを無視すれば、色材の濃度が2倍または膜厚が2倍のカラーフィルタを用いて透過表示を行う場合と同じになる。そこで、従来の技術として上述した第1の方式や第3の方式が必要になるのである。
しかしながら、上述したように、第1の方式は、R、G、B等のフィルタを透過した光と、無着色の領域を透過した白色光との混色により表示が行われるため、図4に破線で示すように、明るさ(CIE(国際照明委員会)に基づくXYZ表色系におけるY値)は確保できるものの色再現性が低い表示となってしまう。つまり、換言すれば、例えばNTSC比で5〜15%程度の反射表示が要求される場合、第1の方式では表示の明るさが十分ではない。
また、上述したように、第3の方式では、例えばNTSC比で5〜15%程度の反射表示が要求される場合、現在の製造技術では、これを実現するカラーフィルタを安定して製造することは極めて困難である。例えば、透過領域にNTSC比で50%のカラーフィルタを用いる場合、反射領域ではNTSC比を30%程度にすることが、現在の製造技術では薄膜化の限界である。尚、図4には、第3の方式で薄膜化が可能であったと仮定した場合の理論値を一点鎖線で示す。
ここで、NTSC比とは、CIEに基づくXYZ表色系色度図上で色再現範囲を示す多角形の面積の比率であり、基準となる多角形は、R(x=0.670,y=0.330)、G(x=0.210,y=0.710)、B(x=0.140,y=0.080)を頂点とする三角形の面積である。そして、対象となるカラーフィルタを透過する光の色度座標(x,y)をXYZ表色系色度図に示したとき、得られる多角形の面積を基準となる三角形の面積で割ったものがNTSC比である。
以上のような場合でも、本発明であれば明るさと色再現性を両立させることができる。図4に示す第1の方式からすれば、無着色の領域をカラーフィルタに設けた場合、大幅に色再現性が低下してしまう。しかしながら、本発明によれば、反射領域のカラーフィルタの膜厚を薄くしていることで、既にある程度明るさが確保されており、無着色の領域を形成する面積を第1の方式よりも小さくすることができる。
したがって、図4に実線で示すように、本発明によれば、上記第3の方式の理論値より劣るものの、第1の方式に比べて同じ明るさにおける色再現性を向上させることができる。あるいは、第1の方式に比べて同じ色再現性における明るさを向上させることができる。
以上の通り、本発明によれば、カラーフィルタの膜厚の薄い領域に無着色の領域を設けるので、この膜厚の薄い領域はもともと明るい表示を得られるから、無着色の領域の面積が小さくても非常に明るい表示を得ることができる。そして、無着色の領域の面積を小さくすることができるので、色再現性の低下も少なく抑えることができる。
なお、本願は、2004年12月17日に出願された日本国特許出願第2004−366217号を基礎として、(合衆国法典35巻第119条に基づく)優先権を主張するものである。該出願の内容は、その全体が本願中に参照として組み込まれている。
本発明の実施形態に係るカラーフィルタ基板の断面図である。 本発明の他の実施形態に係るカラーフィルタ基板の断面図である。 本実施形態に係る液晶表示装置の断面図である。 色再現性と明るさの関係を示すグラフである。 (a)〜(c)は、実施例1の製造工程を示す断面模式図である。 実施例1の製造工程の別の態様を示す断面模式図である。 (a)〜(d)は、実施例2の製造工程を示す断面模式図である。 (a)〜(d)は、実施例3の第1の製造工程を示す断面模式図である。 (e)〜(h)は、実施例3の第2の製造工程を示す断面模式図である。 (i)及び(j)は、実施例3の第3の製造工程を示す断面模式図である。 (a)〜(d)は、実施例4の第1の製造工程を示す断面模式図である。 (e)〜(g)は、実施例4の第2の製造工程を示す断面模式図である。 (a)〜(e)は、実施例5の製造工程を示す断面模式図である。 図10(c)に対応するカラーフィルタ基板の形態の別例を示す断面模式図である。 (a)及び(b)は、実施例6の製造工程を示す断面模式図である。 (a)〜(c)は、実施例7の製造工程を示す断面模式図である。 図13(a)に対応するカラーフィルタ基板の形態の別例を示す断面模式図である。
符号の説明
1 ガラス基板
2 フィルタ
3 保護膜
4 樹脂膜
5 ブラックマスク
11 ガラス基板
12 反射電極
13 透明電極
20 液晶層
21 感光性着色樹脂膜
22 着色樹脂膜
23 第1のフォトレジスト膜
24 第2のフォトレジスト膜
25 開口部
30 フォトマスク
31 透光領域
32 ハーフトーン領域
33 遮光領域
34 第1のフォトマスク
35 第2のフォトマスク
a 第1の領域
b 第2の領域
c 無着色の領域
d 1つの画素領域
e 反射領域
f 透過領域

Claims (5)

  1. 少なくとも3色であるn色のフィルタを有するカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板において、
    前記n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、第1の膜厚を有する第1の領域と、前記第1の領域よりも膜厚の薄い第2の領域とを備え、前記第2の領域には無着色の領域が形成されることを特徴とするカラーフィルタ基板。
  2. 少なくとも3色であるn色のフィルタを有するカラーフィルタを備え、複数の画素のそれぞれに対応して前記n色のフィルタのうちいずれか1色のフィルタが形成され、反射表示を行う反射領域と透過表示を行う透過領域とが1つの画素領域に形成される液晶表示装置において、
    前記n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、前記反射領域の膜厚が前記透過領域の膜厚よりも薄く形成され、前記反射領域には無着色の領域が形成されることを特徴とする液晶表示装置。
  3. カラーフィルタを有するカラーフィルタ基板であって、
    該カラーフィルタは、少なくとも3色であるn色のフィルタを備え、
    該n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、第1の膜厚を有する第1の領域と、第1の領域よりも膜厚の薄い第2の領域と、第2の領域内に設けられた無着色の領域とを備える。
  4. 画素領域内に反射表示を行う反射領域と透過表示を行う透過領域とを含む液晶表示装置であって、
    該液晶表示装置は、少なくとも3色であるn色のフィルタを備えるカラーフィルタを有し、かつ複数の画素領域のそれぞれに対応して該n色のフィルタのうちいずれか1色のフィルタが設けられ、
    該n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、反射領域の膜厚が透過領域の膜厚よりも薄く、かつ反射領域に無着色の領域を有する。
  5. バックライトと、
    該バックライトよりも前面に配置され、バックライトからの光を透過させる透明電極と、
    該バックライトよりも前面に配置され、前面から入射した光を反射する反射層と、
    該透明電極及び反射層よりも前面に配置され、少なくとも3色であるn色のフィルタを備えるカラーフィルタとを有し、
    該n色のフィルタは、画素領域毎に1色ずつ設けられ、
    該n色のフィルタのうち少なくとも1色のフィルタは、反射層の前面に位置する部分の膜厚が、透明電極の前面に位置する部分の膜厚よりも薄く、かつ反射層の前面に位置する部分に無着色の領域を有する
    液晶表示装置。
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