JPWO2006051604A1 - 防曇素子及びアウターミラー - Google Patents

防曇素子及びアウターミラー Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006051604A1
JPWO2006051604A1 JP2006544709A JP2006544709A JPWO2006051604A1 JP WO2006051604 A1 JPWO2006051604 A1 JP WO2006051604A1 JP 2006544709 A JP2006544709 A JP 2006544709A JP 2006544709 A JP2006544709 A JP 2006544709A JP WO2006051604 A1 JPWO2006051604 A1 JP WO2006051604A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
transparent
transparent substrate
antifogging
transparent layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006544709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4408438B2 (ja
Inventor
菊池 英幸
英幸 菊池
小林 正樹
正樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Original Assignee
Murakami Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murakami Corp filed Critical Murakami Corp
Publication of JPWO2006051604A1 publication Critical patent/JPWO2006051604A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4408438B2 publication Critical patent/JP4408438B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/08Rear-view mirror arrangements involving special optical features, e.g. avoiding blind spots, e.g. convex mirrors; Side-by-side associations of rear-view and other mirrors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/18Coatings for keeping optical surfaces clean, e.g. hydrophobic or photo-catalytic films
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0006Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means to keep optical surfaces clean, e.g. by preventing or removing dirt, stains, contamination, condensation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/15Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect
    • G02F1/153Constructional details
    • G02F1/1533Constructional details structural features not otherwise provided for

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

光触媒反応を利用した防曇素子10であって、透明基板102と、透明基板102上に成膜された、透明基板102よりも大きな屈折率を有する透明層104と、透明層104上にTiO2を積層することにより成膜された、透明層104よりも大きな屈折率を有する光触媒物質層106と、光触媒物質層106上に、親水性の素材で形成された親水層108とを備え、透明層104は、酸化インジウムを主成分として、酸化スズを、原子組成比で40%以上含む。

Description

本発明は、防曇素子及びアウターミラーに関する。特に、本発明は、光触媒反応を利用した防曇素子に関する。
従来、光触媒反応を利用した防曇素子が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、防曇素子を利用した鏡において、鏡の反射率が低下しすぎるのを防止するために、金属反射膜と光触媒層との間に、反射率調整層を設ける構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、光触媒性を向上させるために、基材の表面に透明金属膜を設ける構成が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−36144号公報 特開2001−141916号公報 特開2001−322202号公報
従来、防曇素子において積層される膜の膜厚に起因して、着色作用が生じてしまう場合があった。これに対し、例えば、特許文献3に開示されている方法では、光触媒性物質を含む親水機能層を薄く形成することにより、光干渉作用を低下させている。
しかし、防曇素子は、様々な環境下で使用されており、好ましい構成も、環境に応じて異なる場合がある。そのため、防曇素子においては、使用環境に応じて、より適切な構成を開発することが望まれている。
そこで、本発明は、上記の課題を解決できる防曇素子及びアウターミラーを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、光触媒反応を利用した防曇素子であって、透明基板と、透明基板上に成膜された、透明基板よりも大きな屈折率を有する透明層と、透明層上にTiOを積層することにより成膜された、透明層よりも大きな屈折率を有する光触媒物質層と、光触媒物質層上に、親水性の素材で形成された親水層とを備え、透明層は、酸化インジウムを主成分として、酸化スズを、原子組成比で40%以上含む。これにより、酸に対しての耐久性があり、かつ反射色が少ないニュートラルな色調の防曇素子を提供することができる。
また、透明基板における、透明層が形成される面の裏面上に形成され、親水層、光触媒物質層、透明層、及び透明基板を通過して入射する光を反射する反射膜を更に備えてもよい。これにより、防曇素子を、防曇鏡として構成することができる。
また、透明基板を挟んで透明層と対向するエレクトロクロミック層を更に備えてもよい。これにより、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
本発明の第2の形態においては、自動車用アウターミラーであって、上記第1の形態の防曇素子を備える。これにより、第1の形態と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明に係る実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る防曇素子10の構成の一例を示す。本例において、防曇素子10は、光透過部100を備える。光透過部100は、透明基板102、透明層104、光触媒物質層106、及び親水層108を有する。
透明基板102は、例えばガラス、又はアクリル等の、透明な素材により形成された基板である。透明基板102は、無色透明であるのが好ましい。透明層104は、透明基板102よりも大きな屈折率を有する透明な層であり、酸化インジウムと酸化スズとの混合物により、透明基板102上に成膜される。この酸化インジウムと酸化スズとの混合物は、例えばITO(Indium Tin Oxide)であってよい。光触媒物質層106は、透明層104上にTiOを積層することにより成膜された層であり、透明層104よりも大きな屈折率を有する。
親水層108は、光触媒物質層106上に、例えば多孔質状の無機酸化膜等の、親水性の素材で形成された層である。本例において、親水層108は、酸化シリコン(SiO)により、形成される。酸化シリコンは、親水性の素材の一例である。他の例において、親水層108は、光触媒物質層106と同じ素材により形成されてもよい。例えば、親水層108は、光触媒物質層106の表面を多孔質に加工することにより、形成されてよい。
以下、各層の機能について、更に詳しく説明する。親水層108は、光透過部100の表面に付着した水滴を、例えば薄い膜状に広げることにより、光透過部100が曇るのを防止する。これにより、防曇素子10は、防曇性を発揮する。親水層108の厚さは、例えば5〜100nmである。
光触媒物質層106は、親水層108の表面に付着した有機物を、TiOによる周知の光触媒反応を利用して、分解及び除去する。これにより、光触媒物質層106は、外部から受ける光を利用して、親水層108を清浄に保つ。そのため、本例によれば、防曇素子10は、長期間にわたり、防曇性を維持することができる。光触媒物質層106の厚さは、例えば40〜400nmである。
透明層104は、光触媒物質層106と透明基板102との間に、透明基板102より大きく、かつ光触媒物質層106より小さな屈折率の素材で形成されている。これにより、透明層104は、光触媒物質層106の反射率を低減する。この反射率は、例えば、光触媒物質層106における、透明基板102側界面の表面反射率である。
本例によれば、透明層104を用いて光触媒物質層106の反射率を低減することにより、光触媒物質層106における反射色(干渉色)を低減することができる。また、これにより、色調が特定の色に偏らない、ニュートラルな色調の防曇素子10を提供することができる。
透明層104は、光触媒物質層106の反射色を抑えるのに十分な厚みを有するのが好ましい。透明層104の厚さは、例えば10〜120nm、より好ましくは30〜100nm、更に好ましくは50〜80nmである。
他の例においては、酸化インジウムと酸化スズとの混合物からなる透明層104が有する導電性を利用して、透明層104を、更に、親水層108を加熱するためのヒータとして用いてもよい。この場合も、透明層104は、単にヒータとして用いられる場合とは異なり、光触媒物質層106の反射色を抑えるのに十分な厚みを有するのが好ましい。
また、更なる他の例において、透明層104は、所定の電圧を印可されてもよい。透明層104に印可される電圧は、例えば親水層108又は透明基板102の裏面等を基準とする電圧であってよい。透明層104は、正電圧を受け取るようにしてもよい。この場合も、透明層104は、光触媒物質層106の反射色を抑えるのに十分な厚みを有するのが好ましい。
表1は、透明層104の組成と耐酸性の関係を示す。表1において、親水コート後の耐酸性とは、透明層104上に、光触媒物質層106としてTiOを200nm、親水層108としてSiOを20nm成膜したものの耐酸試験の結果である。透明層104の抵抗値とは、組成比を変化させたITO膜の抵抗値である。
防曇素子10は、例えば、自動車用アウターミラーや、監視カメラ等のフィルタのような、屋外で使用される製品に利用される場合がある。このような防曇素子10においては、より屋外に適した構成により、着色作用を低減させることが望まれている。
屋外においては、例えば、自動車、工場、発電所、ビルのボイラー等で石油や石炭を燃やすとき、二酸化硫黄、窒素酸化物といわれる汚染ガスが大気に放出されている。これらは、大気中で硫酸や硝酸に変わり、酸性雨(pH5.6以下)となり、地上に戻ってくる。そして、例えば、環境庁による平成8年版環境白書総説(大蔵省印刷局)によれば、そのpH値は、近年日本国内において、4.4〜5.5程度となっている。また、酸性雨調査研究会の98年6月調査報告によれば、場所により、pH値が4以下となる場合もある。
そのため、防曇素子10においては、十分な耐酸性を有することが望ましい場合がある。また、この場合、例えば透明基板102と光触媒物質層106との間の中間層である透明層104に対しても、光触媒物質層106における反射色及び表面反射率抑制に加え、十分な耐酸性が求められる。
透明層104の耐酸性を確認するため、原子組成比を変更させ膜厚を70nmとした透明層104上に、pH=1となる0.1N−HSO酸性溶液を0.2cc滴下し、摂氏23℃、湿度50%雰囲気中で24時間放置した。そして、放置後、膜剥離等の致命的性能異常を確認した。InとSnの原子組成比が63.7:36.3である場合(Snの比率が36.3%)には膜剥離があったが、Snの比率が39.8%では剥離は無く、Snの比率が40%以上となると、膜剥離等の致命的性能異常の問題が発生しないことを確認した。これにより、透明層104において、Snの比率は、約40%以上とするのが好ましいことを確認した。Snの比率を40%より少なくすれば透明層104に十分な耐酸性を持たせるのが困難になる場合がある。
ここで、本例において、InとSnの原子組成比とは、透明層104中における、Inの原子の数と、Snの原子の数との比である。原子組成比の確認は、アルバック・ファイ株式会社製X線光電子分光分析装置Model1800Sにて行った。この原子組成比は、透明層104における、酸化インジウムに含まれるInの原子の数と、酸化スズに含まれるSnの原子の数との比と等しい。そのため、透明層104における酸化スズの原子組成比は、透明層104におけるSnの比率と等しくなる。Snの比率とは、透明層104における、In原子の数と、Sn原子の数との和に対する、Sn原子の数の割合である。
尚、透明層104において、酸化スズの原子組成比が過度に大きくなると、抵抗値が上昇し、ヒータ膜として使用する場合に比較的高い電圧を印加することが必要となったり、透明層104上に成膜されるTiO膜との関係により光の散乱現象が増加してしまったり、また、TiO膜がルチル型結晶となってしまう可能性があり、光触媒機能が低下する可能性もある。そのため、透明層104は、酸化スズを、原子組成比で60%より小さな割合だけ含むのが好ましい。
本例において、図1を用いて説明した防曇素子10における透明層104は、酸化スズを、原子組成比で40%以上含む。これにより、透明層104の加工性を十分に保ちながら、透明層104の耐酸性を向上させることができる。そのため、本例によれば、昨今の酸性雨の影響に対しても安定な、耐環境性が向上した防曇素子10を、提供することができる。また、これにより、酸に対しての耐久性があり、かつ反射色が少ないニュートラルな色調の防曇素子を提供することができる。透明層104は、酸化スズを、原子組成比で、例えば40〜60%含んでよい。
図13及び図14は、それぞれ防曇素子10に対する比較例である素子40及びその分光特性を示す。図13(a)は、素子40の構成を示す。素子40は、透明基板402及び光触媒物質層406を備える。透明基板402は、図1を用いて説明した透明基板102と同一又は同様の基板である。また、光触媒物質層406は、透明基板402上に直接形成されている点を除き、図1を用いて説明した光触媒物質層106と同一又は同様の層である。素子40は、光触媒物質層406上に、図1を用いて説明した親水層108と同一又は同様の層を更に備えてもよい。
ここで、素子40のように、透明基板402(例えばガラス基板)上に、光触媒物質層406(TiO)を成膜すると、光触媒物質層406の膜厚により、種々の反射率特性を示し、種々の反射色を生じてしまう場合がある。
図13(b)、(c)及び図14(a)、(b)は、光触媒物質層406(TiO)の膜厚を120nm、140nm、160nm、180nmとした場合における素子40の分光反射率特性を示す。図13(b)、(c)及び図14(a)、(b)では、光触媒物質層106の膜厚に応じて、それぞれ紫味の色調、青味の色調、緑味の色調、黄味の色調を生じている。このように、比較例においては、光触媒物質層406と透明基板402との界面での反射により、TiOの膜厚に応じた反射色を生じているのがわかる。
図2、図3、及び図4は、図1に示す本発明の第1の実施形態に係る防曇素子10に含まれる透明層104の分光特性を説明する図である。図2(a)〜図4(b)は、表1に示した各組成の透明層104について、透過率及び反射率の波長依存性を示す。透明層104におけるITOの膜厚は、70nmである。
図5、図6、及び図7は、図1に示す本発明の第1の実施形態に係る防曇素子10に含まれる透明層104による反射率低減の効果を示す図である。図5(a)〜図7(b)は、表1に示した各組成の透明層104を有する防曇素子10について、透過率及び反射率の波長依存性を示す。
図中、「104あり透過」、及び「104あり反射」とは、各組成のITOによる透明層104を設けた場合の防曇素子10の透過率、及び反射率である。この防曇素子10は、透明基板102(ガラス基板)上に、ITOを70nm成膜した透明層104と、透明層104上にTiOを200nm成膜した光触媒物質層106と、光触媒物質層106上にSiOを20nm成膜した親水層108とを有する。
また、「104なし透過」、及び「104なし反射」とは、透明層104を設けずに、200nmのTiO、及び20nmのSiOのみを透明基板(ガラス基板)上に順次成膜した場合の透過率、及び反射率である。透明層104を設けない場合、波長による反射率のばらつきが大きくなり、黄色味の色調が生じているのが確認できる。
一方、防曇素子10においては、光触媒物質層106と透明基板102との間に、透明層104が成膜されている。透明層104は、光触媒物質層106の屈折率と透明基板102の屈折率の中間値の屈折率を有する酸化物膜である。これにより、防曇素子10においては、反射率が十分に抑えられ、分光的に反射の山、谷の差が減少する。また、これにより、反射色が抑えられる。このように、防曇素子10においては、ITOによる透明層104を中間層として設けることにより、反射率が十分に抑えられ、黄色味の色調が抑えられていることが確認できる。
ここで、透明基板102に用いられるガラスの屈折率は1.52程度であり、光触媒物質層106に用いられるTiOの屈折率は2.35程度である。また、透明層104に用いられるITOの屈折率、及び透明層104に含まれるSnOの屈折率は2程度であり、透明基板102の屈折率と光触媒物質層106の屈折率の中間値の屈折率となる。そのため、本例の防曇素子10によれば、反射色を、適切に抑えることができる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る自動車用アウターミラー30の構成の一例を示す。尚、以下に説明する点を除き、図8において、図1と同じ符号を付した構成は、図1における構成と同一又は同様の機能を有するため、説明を省略する。
本例において、自動車用アウターミラー30は、ミラーボディ20及び防曇素子10を備える。ミラーボディ20は、防曇素子10を背面側から覆うようにして、防曇素子10を収容する。防曇素子10は、光透過部100及び反射膜110を有する。光透過部100は、図1〜7を用いて説明した光透過部100と同一又は同様の機能及び構成を有しており、透明基板102、透明層104、光触媒物質層106、及び親水層108を含む。
反射膜110は、例えばAl、Cr、Rh、Ag等の単反射膜、積層膜、又は混合膜であり、透明基板102における、透明層104が形成される面の裏面上に形成される。これにより、反射膜110は、親水層108、光触媒物質層106、透明層104、及び透明基板102を通過して自動車用アウターミラー30の外部から入射する光を、自動車用アウターミラー30の外部に向かって反射する。これにより、本例の防曇素子10は、防曇鏡として構成される。尚、反射膜110は、透明基板102の裏面上に、例えば他の層を挟んで形成されてもよい。
ここで、車両に用いられる部品については、安全上の観点から、高い耐久性が求められており、車両の外部に取り付けられる自動車用アウターミラー30に対しては、例えば酸性雨の影響に備えて、高い耐酸性が求められる。また、自動車用アウターミラー30においては、安全上の観点等から、干渉による反射色等を生じない防曇素子10が求められている。
これに対し、本例の防曇素子10においては、透明層104により、反射色が低減されている。また、透明層104は、図1を用いて説明した透明層104と同一又は同様の組成を有することにより、高い耐酸性を有している。そのため、本例によれば、高い耐久性を有し、安全性に優れた自動車用アウターミラー30を提供することができる。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す。本実施形態において、防曇素子10は、反射型の防曇・防眩素子(防曇・防眩鏡)である。尚、以下に説明する点を除き、図9において、図1と同じ符号を付した構成は、図1における構成と同一又は同様の機能を有するため、説明を省略する。また、本例の防曇素子10は、自動車用アウターミラー30(図8参照)に用いられてもよい。
本例において、防曇素子10は、光透過部100とEC素子(エレクトロクロミック層222)とを組み合わせたものであり、光透過部100、透明電極202、エレクトロクロミック層222、シール剤212、電極兼反射膜228、透明基板214、及び複数のクリップ電極216a、216bを有する。透明電極202、エレクトロクロミック層222、電極兼反射膜228、及び透明基板214は、光透過部100に近い側から順次、この順番で、光透過部100の裏面側に設けられる。光透過部100の裏面とは、光透過部100における透明基板102(図1参照)側の面である。これにより、エレクトロクロミック層222は、光透過部100の裏面側に、透明電極202及び透明基板102(図1参照)を挟んで透明層104(図1参照)と対向するように設けられる。
エレクトロクロミック層222は、エレクトロクロミック現象を発現する物質を含む層である。本例において、エレクトロクロミック層222は、ビオロゲン等のエレクトロクロミック物質と、γ−ブチロラクトン、プロピレンカーボネート等の溶媒と、ベンゾフェノン、シアノアクリレート等の紫外線吸収剤とを含むエレクトロクロミック溶液(EC溶液)の層であり、シール剤212によりシールされている。
これにより、エレクトロクロミック層222は、所定の印可電圧に応じて、光透過部100を介して入射した光の色調を、防眩状態の色調に変化させる。そして、電極兼反射膜228は、防眩状態の色調に変化した光を、エレクトロクロミック層222、透明電極202、及び光透過部100を再度透過させて、防曇素子10の外部に向かって、反射する。
尚、透明電極202、エレクトロクロミック層222、シール剤212、電極兼反射膜228、透明基板214、及びクリップ電極216a、216bは、例えば、エレクトロクロミック素子に用いらる周知の透明電極、エレクトロクロミック層、シール剤、電極兼反射膜、透明基板、及びクリップ電極であってよい。透明電極202及び電極兼反射膜228は、エレクトロクロミック層222に電力を供給するための電極である。透明電極202及び電極兼反射膜228は、クリップ電極216a、216bを介して、外部から電力を受ける。本例において、透明電極202は、例えば、ITO、SnO等の透明電極膜により形成される。また、電極兼反射膜228は、ロジウム層234及びクロム層232を含む。また、透明基板214は、電極兼反射膜228、エレクトロクロミック層222、及び透明電極202を積層するための基板である。
ここで、EC素子を用いた防曇・防眩素子において、EC素子は、電力の供給に応じて、例えばくすんだ色調等の、所定の色調の防眩状態に変化する。そのため、光透過部100に反射色が生じるとすれば、EC素子及び光透過部100の両方を透過する光量は大きく低下してしまう恐れがある。しかし、本例によれば、光透過部100の反射色を低減することにより、防曇素子10の色調を、エレクトロクロミック層222の防眩状態の色調とすることができる。
また、本例において、透明層104の組成は、表1を用いて説明したように、十分な耐酸性があることが確認された組成である。そのため、本例によれば、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
図10は、本発明の第4の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す。本実施形態において、防曇素子10は、透過型の防曇・防眩素子である。尚、以下に説明する点を除き、図10において、図9と同じ符号を付した構成は、図9における構成と同一又は同様の機能を有するため、説明を省略する。
図10(a)は、本実施形態に係る防曇素子10の構成の一例を示す。本例において、防曇素子10は、光透過部100、透明電極202、エレクトロクロミック層222、透明電極210、シール剤212、透明基板214、及び複数のクリップ電極216a、216bを有する。透明電極202、エレクトロクロミック層222、透明電極210、及び透明基板214は、光透過部100に近い側から順次、この順番で、光透過部100の裏面側に設けられる。透明電極210は、エレクトロクロミック素子に用いらる周知の透明電極であってよい。
また、本例において、エレクトロクロミック層222は、酸化発色層204、電解質206、還元発色層208を、光透過部100に近い側からこの順番で有する。酸化発色層204は、例えば、IrO,NiO等を含む酸化発色膜である。電解質206は、例えば、Ta等の固体電解質である。また、還元発色層208は、例えば、WO、MoO等の還元発色膜である。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
図10(b)は、防曇素子10の構成の他の例を示す。本例において、エレクトロクロミック層222は、EC物質230及び電解質溶液218を、光透過部100に近い側からこの順番で有する。EC物質230は、例えば、WO,MoO,IrO、NiO等のエレクトロクロミック物質である。また、電解質溶液218は、例えば、LiI、LiClO等の電解質、γ−ブチロラクトン、プロピレンカーボネート等の溶媒、及びベンゾフェノン、シアノアクリレート等の紫外線吸収剤を含む溶液である。
また、本例において、防曇素子10は、エレクトロクロミック層222と透明電極210との間に、電極保護層220を更に備える。電極保護層220は、例えば酸化シリコン(SiO)膜等であり、エレクトロクロミック層222中の電解質溶液218から、透明電極210を保護する。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
図10(c)は、防曇素子10の構成の更なる他の例を示す。本例において、エレクトロクロミック層222は、電解質溶液218及びEC物質230を、光透過部100に近い側からこの順番で有する。そのため、防曇素子10は、透明電極202を保護するための電極保護層220を、透明電極202とエレクトロクロミック層222との間に備える。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
図10(d)は、防曇素子10の構成の更なる他の例を示す。本例において、エレクトロクロミック層222は、ビオロゲン等のエレクトロクロミック物質と、γ−ブチロラクトン、プロピレンカーボネート等の溶媒と、ベンゾフェノン、シアノアクリレート等の紫外線吸収剤とを含むエレクトロクロミック溶液(EC溶液)の層である。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
図11は、本発明の第5の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す。本実施形態において、防曇素子10は、反射型の防曇・防眩素子(防曇・防眩鏡)である。尚、以下に説明する点を除き、図11において、図9又は図10と同じ符号を付した構成は、図9又は図10における構成と同一又は同様の機能を有するため、説明を省略する。
図11(a)は、本実施形態に係る防曇素子10の構成の一例を示す。本例において、防曇素子10は、光透過部100、透明電極202、エレクトロクロミック層222、シール剤212、電極保護層220、透明電極210、透明基板214、反射膜110、保護コート226、及び複数のクリップ電極216a、216bを有する。透明電極202、エレクトロクロミック層222、電極保護層220、透明電極210、透明基板214、反射膜110、及び保護コート226は、光透過部100に近い側から順次、この順番で、光透過部100の裏面側に設けられる。また、本例において、エレクトロクロミック層222は、EC物質230及び電解質溶液218を、光透過部100に近い側からこの順番で有する。
本例の防曇素子10は、エレクトロクロミック現象を発現する物質を介在させてなる防眩素子において、透明基板214の背面に反射膜110が成膜されることにより、防曇・防眩鏡として構成される。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
尚、保護コート226は、反射膜110の腐食を防止するための層である。反射膜110が、耐腐食性を有する場合、防曇素子10は、保護コート226を除いた構成を有してもよい。
図11(b)は、防曇素子10の構成の他の例を示す。本例において、エレクトロクロミック層222は、電解質溶液218及びEC物質230を、光透過部100に近い側からこの順番で有する。そのため、本例において、電極保護層220は、透明電極202とエレクトロクロミック層222との間に設けられる。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
図11(c)は、防曇素子10の構成の更なる他の例を示す。本例において、エレクトロクロミック層222は、図10(d)を用いて説明したエレクトロクロミック層222と同一又は同様の構成を有する。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
図12は、本発明の第6の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す。本実施形態において、防曇素子10は、反射型の防曇・防眩素子(防曇・防眩鏡)である。尚、以下に説明する点を除き、図12において、図9又は図10と同じ符号を付した構成は、図9又は図10における構成と同一又は同様の機能を有するため、説明を省略する。
図12(a)は、本実施形態に係る防曇素子10の構成の一例を示す。本例において、防曇素子10は、光透過部100、透明電極202、エレクトロクロミック層222、電極兼反射膜228、シール剤212、透明基板214、及び複数のクリップ電極216a、216bを有する。透明電極202、エレクトロクロミック層222、電極兼反射膜228、及び透明基板214は、光透過部100に近い側から順次、この順番で、光透過部100の裏面側に設けられる。また、本例において、エレクトロクロミック層222は、酸化発色層204、電解質206、及び還元発色層208を、光透過部100に近い側からこの順番で有する。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。尚、電極兼反射膜228は、例えばCr、及び/又はAl等により形成されてよい。
図12(b)は、防曇素子10の構成の更なる他の例を示す。本例において、エレクトロクロミック層222は、図10(d)を用いて説明したエレクトロクロミック層222と同一又は同様の構成を有する。この場合も、耐環境性が高く、かつEC素子の本来の色調を損なわない防曇・防眩素子を提供することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
この発明の防曇素子は、例えば、自動車用アウタミラー、特に、防曇・防眩機能を有する自動車用アウタミラーに好適に利用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る防曇素子10の構成の一例を示す図である。 透明層104の分光特性を示す図である。 透明層104の分光特性を示す図である。 透明層104の分光特性を示す図である。 透明層104による反射率低減の効果を示す図である。 透明層104による反射率低減の効果を示す図である。 透明層104による反射率低減の効果を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る自動車用アウターミラー30の構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係る防曇素子10の一例を示す図である。 防曇素子10に対する比較例である素子40を示す図である。 素子40の分光特性を示す図である。
符号の説明
10・・・防曇素子、20・・・ミラーボディ、30・・・自動車用アウターミラー、40・・・素子、100・・・光透過部、102・・・透明基板、104・・・透明層、106・・・光触媒物質層、108・・・親水層、110・・・反射膜、202・・・透明電極、204・・・酸化発色層、206・・・電解質、208・・・還元発色層、210・・・透明電極、212・・・シール剤、214・・・透明基板、216・・・クリップ電極、218・・・電解質溶液、220・・・電極保護層、222・・・エレクトロクロミック層、226・・・保護コート、228・・・電極兼反射膜、230・・・EC物質、232・・・クロム層、234・・・ロジウム層、402・・・透明基板、406・・・光触媒物質層

Claims (4)

  1. 光触媒反応を利用した防曇素子であって、
    透明基板と、
    前記透明基板上に成膜された、前記透明基板よりも大きな屈折率を有する透明層と、
    前記透明層上にTiOを積層することにより成膜された、前記透明層よりも大きな屈折率を有する光触媒物質層と、
    前記光触媒物質層上に、親水性の素材で形成された親水層と
    を備え、
    前記透明層は、酸化インジウムを主成分として、酸化スズを、原子組成比で40%以上含むことを特徴とする防曇素子。
  2. 前記透明基板における、前記透明層が形成される面の裏面上に形成され、前記親水層、前記光触媒物質層、前記透明層、及び前記透明基板を通過して入射する光を反射する反射膜を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の防曇素子。
  3. 前記透明基板を挟んで前記透明層と対向するエレクトロクロミック層を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の防曇素子。
  4. 自動車用アウターミラーであって、
    請求項1〜3のいずれかに記載の防曇素子を備えることを特徴とする自動車用アウターミラー。
JP2006544709A 2004-11-12 2004-11-12 防曇素子及びアウターミラー Expired - Fee Related JP4408438B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2004/016882 WO2006051604A1 (ja) 2004-11-12 2004-11-12 防曇素子及びアウターミラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006051604A1 true JPWO2006051604A1 (ja) 2008-05-29
JP4408438B2 JP4408438B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=36336290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006544709A Expired - Fee Related JP4408438B2 (ja) 2004-11-12 2004-11-12 防曇素子及びアウターミラー

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1811318B1 (ja)
JP (1) JP4408438B2 (ja)
CN (1) CN100420962C (ja)
DE (1) DE602004031056D1 (ja)
WO (1) WO2006051604A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107425A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Ichikoh Ind Ltd ミラーおよび光触媒活性を有する親水性複合膜
JP5060203B2 (ja) * 2007-08-11 2012-10-31 株式会社村上開明堂 エレクトロクロミック車両用ミラー
JP2010008788A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Nikon Corp 光学部材と、これを有する光学系と光学装置
CN102849035A (zh) * 2012-09-07 2013-01-02 俞钟晓 一种防雾的汽车后视镜
JP6411753B2 (ja) * 2013-03-12 2018-10-24 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫、及びカメラ装置
JP6153368B2 (ja) * 2013-03-31 2017-06-28 株式会社村上開明堂 車両アウターミラー用有色防曇鏡
CN103957346A (zh) * 2014-04-23 2014-07-30 徐继胜 监控设备镜头ito加热除冰装置
US9409380B2 (en) 2014-10-31 2016-08-09 Mcs Industries, Inc. Anti-fog mirror apparatus having a multi-layer film
KR101662537B1 (ko) * 2015-03-04 2016-10-06 현대자동차주식회사 자동차용 친수 거울
EP4082891A4 (en) * 2019-12-27 2024-02-07 Nippon Sheet Glass Company, Limited TRANSPARENT LAMINATE

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH638055A5 (fr) * 1979-06-07 1983-08-31 Siv Soc Italiana Vetro Miroir chauffant, destine a constituer un element de retroviseur exterieur pour vehicule.
JP2901550B2 (ja) * 1996-07-26 1999-06-07 株式会社村上開明堂 防曇素子
JPH11255515A (ja) * 1998-03-11 1999-09-21 Hoya Corp 防曇性材料
US6193378B1 (en) * 1999-06-25 2001-02-27 Gentex Corporation Electrochromic device having a self-cleaning hydrophilic coating
JP3701826B2 (ja) * 1999-11-12 2005-10-05 株式会社村上開明堂 有色防曇鏡
JP2001306258A (ja) * 2000-02-18 2001-11-02 Nippon Sheet Glass Co Ltd タッチパネル用透明導電膜付き基板
JPWO2002100634A1 (ja) * 2001-06-11 2004-09-24 株式会社村上開明堂 防曇素子及びその形成方法
EP1411386A4 (en) * 2001-07-26 2005-02-09 Murakami Corp ANTIBLEND ANTI-TESTING EQUIPMENT AND VEHICLE MIRROR MIRRORS
JP4184830B2 (ja) * 2002-04-05 2008-11-19 株式会社村上開明堂 複合材
FR2841894B1 (fr) * 2002-07-03 2006-03-10 Saint Gobain Substrat transparent comportant un revetement antireflet

Also Published As

Publication number Publication date
EP1811318A1 (en) 2007-07-25
WO2006051604A1 (ja) 2006-05-18
EP1811318B1 (en) 2011-01-12
CN101044419A (zh) 2007-09-26
JP4408438B2 (ja) 2010-02-03
DE602004031056D1 (de) 2011-02-24
EP1811318A4 (en) 2010-01-27
CN100420962C (zh) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3593682B2 (ja) 運転席側ミラーおよび自動車用アウターミラー
US6908698B2 (en) Composite material
CN107614310B (zh) 平视显示器系统
JP4408438B2 (ja) 防曇素子及びアウターミラー
JP4299818B2 (ja) 自動クリーニング親水性コーティングを持つ電気光学装置
TWI301799B (ja)
JPH0380100B2 (ja)
JP2008541168A (ja) 制御された表面形態をもつ自己清掃の親水性コーティングを有するエレクトロクロミックデバイス
JP2002520654A (ja) 電気的に制御可能な光学的/エネルギー的性質を有するグレイジング
JPWO2008065962A1 (ja) 可視光透過熱線反射シート
TWI222530B (en) Anti-glare and anti-fogging element
JP3372527B2 (ja) 複合材
JP4184830B2 (ja) 複合材
JP4363939B2 (ja) エレクトロクロミックミラー
JP2004309628A (ja) 反射鏡
KR20060059267A (ko) 전기 변색 장치 및 가변 반사 리어뷰 미러
JP2877554B2 (ja) 車両用の反射低減ガラス
JPH0682840A (ja) 防眩ミラー
JP6153368B2 (ja) 車両アウターミラー用有色防曇鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees