JPWO2006035843A1 - タイミング信号生成回路、電子デバイス、表示装置、受像装置、及び駆動方法 - Google Patents

タイミング信号生成回路、電子デバイス、表示装置、受像装置、及び駆動方法 Download PDF

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Abstract

省電力化が可能なマトリクス型の表示装置におけるタイミング信号生成手段、及び該タイミング信号生成手段を備えるマトリクス型表示装置並びにその駆動方法を提供する。アクティブマトリクス型の液晶表示装置(100)に備えられるタイミング信号生成装置(10)において、クロック数をカウントする水平方向カウンタ(2)及び垂直方向カウンタ(3)と、水平方向カウンタ(2)及び垂直方向カウンタ(3)とを所定の時期に停止させる水平カウンタ停止回路(5)及び垂直カウンタ停止回路(6)を備えることにより、液晶表示装置(100)の消費電力を低減することができる。

Description

本発明は、タイミング信号生成装置、電子デバイス及び表示装置、並びに電子デバイスの駆動方法に関するものであり、より詳細には、消費電力の低減化に資するタイミング信号生成装置及び該タイミング信号生成装置を備える電子デバイス、表示装置並びに電子デバイスの駆動方法に関するものである。
従来、アレイ状に電子素子が配置された表示画素を駆動する駆動回路を備えたものの一例としてマトリクス状に画素が配置されたマトリクス型表示装置がある。このようなマトリクス型表示装置の代表的なものとして、例えば、アクティブマトリクス型の液晶表示装置がよく知られている。
図4に、従来のアクティブマトリクス型の液晶表示装置の概略構成の一例を模式的に表す図を示す。同図に示すように、液晶表示装置500は、液晶表示パネル501、ソースドライバ502、ゲートドライバ503、液晶表示制御回路504から構成される。
液晶表示パネル501は、基板上に表示用の画素電極と、該画素電極に電圧を印加するTFTトランジスタとをマトリクス状に配置した液晶表示パネルである。ソースドライバ502は、液晶表示パネル501の上辺に配置されており、ゲートドライバ503は、液晶表示パネル501の左辺に配置されており、ソースドライバ502において水平方向の1ライン単位でラッチした表示データをD/A変換して階調電圧として液晶表示パネル501の画素電極に水平方向の1ライン単位で上方から下方に順次書き込むことにより、画素電極と共通電極間に画素毎の電圧を印加し、印加電圧値に応じてその電極間の液晶の透過度を制御して表示するように構成されている。
液晶表示制御回路504は、画像表示のための各種タイミング信号を生成してソースドライバ502、ゲートドライバ503を制御し、液晶表示パネル501を駆動するものであり、前記各種タイミング信号を生成するためのタイミング信号生成装置300を備えている。
図5は、タイミング信号生成装置300の構成を模式的に示す回路ブロック図である。同図に示すように、タイミング信号生成装置300は、カウンタ初期化回路31、水平方向カウンタ32、垂直方向カウンタ33、信号発生回路群34を備えている。
カウンタ初期化回路31は、水平基準信号(以下「HSYNC信号」)、垂直基準信号(以下「VSYNC信号」)、及びクロック信号(以下「CLK信号」)を入力し、水平方向カウンタ32及び垂直方向カウンタ33に対してそれぞれ制御信号を出力する。水平方向カウンタ32は、CLK信号を入力し、クロック数をカウントして、信号発生回路群34の水平デコーダ(不図示)に供給する。また、水平方向カウンタ32は、カウンタ初期化回路31からHSYNC信号と同期した制御信号が供給された際に、カウントをリセットするように構成されている。垂直方向カウンタ33は、CLK信号、HSYNC信号を入力し、HSYNC信号パルス数をCLK信号に同期してカウントして、信号発生回路群34の垂直デコーダ(不図示)に供給する。また、垂直方向カウンタ33は、カウンタ初期化回路31からVSYNC信号と同期した制御信号が供給された際に、カウントをリセットするように構成されている。つまり、カウンタ初期化回路31から出力される制御信号は、カウントリセット信号として機能する。
信号発生回路群34は、液晶表示装置を駆動するための各種タイミング信号を発生するための信号発生回路を複数備えている。具体的には、ソースドライバ502のシフトスタート信号(以下「SSP信号」)を発生するSSP回路34a、ゲートドライバ503のバスライン選択スタート信号(以下「GSP信号」)を発生するGSP回路34b、ゲートドライバ503のバスライン選択信号用シフトクロック信号(以下「GCK信号」)を発生するGCK回路34c、COM信号及び映像信号の極性反転等の基信号として用いる極性選択信号(以下「FRP信号」)を発生するFRP回路34d、ソースドライバ502の走査方向切り替え信号(以下「LR信号」)を発生するLR回路34e、ゲートドライバ503のバスライン選択信号幅制御信号(以下「PWC信号」)を発生するPWC回路34f、プリチャージ制御信号(以下「PCTL信号」)を発生するPCTL回路34g、ゲートドライバ503の走査方向切り替え信号(以下「UD信号」)を発生するUD回路34hを備えている。
図6(a)及び図6(b)は、上述したタイミング信号生成装置におけるタイミングチャートを示す図であり、図6(a)は水平方向のタイミングチャートであり、図6(b)は垂直方向のタイミングチャートを示す図である。
まず、水平方向のタイミングチャートについて説明する。図6(a)に示す水平方向のタイミングチャートには、HSYNC信号、SSP信号、LR信号、GCK信号、PWC信号、PCTL信号、FRP信号、及び水平方向カウンタ32の動作期間が示されている。
同図に示すように、SSP信号は、HSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、すぐに変化点が発生するように構成されている。また、LR信号、GCK信号、PWC信号、PCTL信号、及びFRP信号は、HSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のHSYNC信号が“Low”になる少し前に変化点が発生するように構成されている。
ここで、HSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のHSYNC信号が“Low”となり再び“High”になるまでの期間、つまり映像信号の1水平走査期間T91には、映像情報を含む映像信号を出力している水平有効表示期間T92(水平有効表示エリア)と、水平ブランキング期間とが存在する。一般的に、SSPの変化点が出力されてから水平走査が終了するまでが水平有効表示期間T92であり、任意の水平有効表示期間T92から次の水平有効表示期間T92の間が水平ブランキング期間となる。そして、LR信号、GCK信号、PWC信号、PCTL信号、及びFRP信号等の各種タイミング信号は、水平ブランキング期間内に変化点が発生するように構成されている。
ここで、水平方向カウンタ32は、信号発生回路群34から出力される信号が必要とする位置(主に、変化点)まで、クロック数をカウントする必要がある。このため、水平方向カウンタ32は、HSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のHSYNC信号が“Low”となり再び“High”となるまで、つまり1水平走査期間T91中、連続してカウントする必要がある。つまり、水平方向カウンタ32は、1水平走査期間T91中、カウントを停止することなくカウントし続けることになる。
次いで、垂直方向のタイミングチャートについて説明する。図6(b)に示す垂直方向のタイミングチャートには、VSYNC信号、HSYNC信号、SSP信号、GCK信号、PWC信号、GSP信号、PCTL信号、UD信号、垂直有効表示期間T95(垂直有効表示エリア)と垂直ブランキング期間T96、及び垂直方向カウンタ33の動作期間が示されている。
本タイミングチャートでは、VSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のVSYNC信号が“Low”となり再び“High”になるまでの期間、つまり1垂直走査期間T94には、垂直有効表示期間T95(垂直有効表示エリア)と、最終段の水平映像信号出力後から次の垂直走査期間T94の初段の水平映像信号が入力されるまでの期間に、垂直ブランキング期間T96が存在する。
垂直ブランキング期間T96内では、低消費電力化のために、SSP信号等の各種信号を止めることが一般的であるため、図6(b)に示すように、SSP信号、GCK信号、PWC信号、及びPCTL信号は、垂直有効表示期間T95内に変化点が発生するように構成されている。また、GSP信号は、VSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってすぐに、変化点が発生するように構成されている。UD信号は、VSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のVSYNC信号が“Low”となり再び“High”になる直前に、変化点が発生するように構成されている。
ここで、垂直方向カウンタ33は、垂直ブランキング期間T96の開始位置を割り出す必要があるため、最低でも垂直有効表示期間T95内はカウントする必要があり、通常は垂直ブランキング期間T96もカウントするように構成されている。このため、垂直方向カウンタ33も、水平方向カウンタ32と同様に、VSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のVSYNC信号が“Low”となり再び“High”となるまで、つまり1垂直走査期間T94中、連続してカウントするように設定されている。つまり、垂直方向カウンタ33は、1垂直走査期間T94中、カウントを停止することなくカウントし続けることになる。
ところで、近年、コンピュータやOA機器、移動端末機器等のように様々な機器に表示装置が搭載されるようになってきている。このため、表示装置の省電力化・小型化が命題となっている。特に、アクティブマトリクス型の液晶表示装置では、上述した液晶表示制御装置(駆動回路)における消費電力を低減させる技術が開発されている。
例えば、特開平8−305316号公報(公開:平成8年(1996)11月22日)(以下「特許文献1」という)には、多結晶シリコン薄膜上にモノリシックに画素アレイと駆動回路とを形成した画像表示装置のような駆動回路での消費電力の大きい画像表示装置において、映像信号に含まれる垂直及び水平ブランキング期間に同期して、駆動回路への信号の供給、或いはデータ信号線への信号の供給を停止することで、駆動回路における消費電力を大幅に削減し得る画像表示装置が開示されている。
また、直接の省電力化のための技術ではないが、例えば、特開平10−11033号公報(公開:平成10年(1998)1月16日)(以下「特許文献2」という)には、電源投入時液晶パネルにDC成分が印加される事を防止することを目的として、タイミングジェネレータと液晶表示パネルとの間に停止手段を介在させ、電源投入時にビデオドライバから出力される映像信号が安定するまでの間、垂直スキャナ及び水平スキャナに繰り返し入力される垂直スタートパルス及び水平スタートパルスの少なくとも一方を停止して、不安定な映像信号が液晶画素に書き込まれることを防止する液晶表示装置及びその駆動方法が開示されている。
上述したように、従来のタイミング信号生成装置300の構成では、水平方向カウンタ32は1水平走査期間中、また垂直方向カウンタ33は1垂直走査期間中、連続してクロック数をカウントし続ける必要がある。このため、従来のタイミング信号生成装置300の構成では、消費電力が増大してしまうという問題点があった。
しかしながら、タイミング信号生成装置300のカウンタによる消費電力を抑える技術については、これまで開発されていない。例えば、前記特許文献1には、ブランキング期間には信号の供給を停止することで省電力化を図る技術が開示されており、特許文献2には、スタートパルスの供給を所定の時期に停止する技術について開示されているが、これらいずれの特許文献にもタイミング信号生成装置300におけるカウンタによる消費電力を抑える技術については開示も示唆もされていない。
このため、本発明者らは、液晶表示制御装置におけるタイミング信号生成装置内のカウンタによる消費電力を低減させるための技術の開発が必要であると考えた。さらに、タイミング信号生成装置は、マトリクス型の表示装置全般に用いられるものであるため、かかる問題点は、マトリクス型表示装置全般で潜在的に存在しているといえる。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、省電力化が可能なマトリクス型の表示装置におけるタイミング信号生成手段、及び該タイミング信号生成手段を備えるマトリクス型表示装置並びにその駆動方法を提供することにある。
本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記課題を解決するために、基準信号が少なくとも入力され、アレイ状に配置された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の基準信号が入力された後、次の基準信号が入力されるまでの間に、前記カウンタ手段のカウント動作を停止させることができるカウント停止手段と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、カウント動作を要する期間にカウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記課題を解決するために、クロック信号及び水平基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための水平駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、前記水平基準信号を基準としてクロック信号のカウント動作を行う水平方向カウンタ手段と、前記水平方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる水平カウンタ停止手段と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、カウント動作を要する期間に水平方向カウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、水平方向カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記課題を解決するために、水平基準信号及び垂直基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための垂直駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、前記垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、前記垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、カウント動作を要する期間に垂直方向カウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、垂直方向カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記課題を解決するために、少なくとも水平基準信号、垂直基準信号及びクロック信号が入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための水平駆動回路及び垂直駆動回路に対してタイミング信号を生成し出力するタイミング信号生成装置であって、前記タイミング信号生成装置は、水平基準信号を基準としてクロック信号のクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、前記水平方向カウンタ手段及び垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、さらに、前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる水平カウンタ停止手段と、任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、カウント動作を要する期間に水平方向カウンタ手段及び垂直方向カウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、水平方向カウンタ手段及び垂直方向カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記課題を解決するために、クロック信号及び垂直基準信号が入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、前記垂直基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントする垂直カウンタ手段と、前記垂直カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、垂直カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、カウント動作を要する期間に垂直方向カウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、垂直方向カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記タイミング信号生成装置は、前記水平基準信号が入力されてから、前記水平方向カウンタ手段のカウント動作を開始し、タイミング信号の変化点を生成した後、水平カウンタ停止手段により前記水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止し、次の水平基準信号を入力するまでカウント動作を停止し続ける制御部を含むことが好ましい。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段がカウントしている間に、信号発生回路群は、タイミング信号において変化点を発生させる。このため、信号発生回路群から出力される信号が必要とする位置(主に、変化点)まで確実にカウントすることができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記タイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号が入力されてから、前記垂直方向カウンタ手段のカウント動作を開始し、タイミング信号の変化点を生成した後、垂直カウンタ停止手段により前記垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止し、次の垂直基準信号を入力するまでカウント動作を停止し続ける制御部を含むことが好ましい。
上記の構成によれば、タイミング信号の変化点が発生した後に、垂直方向カウンタ手段のカウントを停止させる。通常、タイミング信号において変化点が発生した後、有効表示エリアが始まる。垂直方向カウンタ手段は、有効表示エリアの開始位置を割り出すことができれば、それ以降はカウントする必要がない。このため、それ以降の消費電力の低減に寄与することができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記信号発生回路は、前記水平方向カウンタ手段がカウントを行っている期間内に、映像信号の1水平走査期間内に生成される全てのタイミング信号の変化点を発生させるものであることが好ましい。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段がカウントしている間に、信号発生回路群は、タイミング信号において変化点を発生させる。このため、信号発生回路群から出力される信号が必要とする位置(主に、変化点)まで確実にカウントすることができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記水平カウンタ停止手段は、任意の水平基準信号が入力し、映像信号の1水平走査期間内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号において変化点が発生した時点から、新たな水平基準信号が入力されるまでの間に、前記水平方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段がカウントしている間に、信号発生回路群は、タイミング信号において変化点を発生させる。このため、信号発生回路群から出力される信号が必要とする位置(主に、変化点)まで確実にカウントすることができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記垂直カウンタ停止手段は、任意の垂直基準信号が入力し、映像信号の1垂直走査期間内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号において変化点が発生した時点から、新たな垂直基準信号が入力されるまでの間に、前記垂直方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、タイミング信号の変化点が発生した後に、垂直方向カウンタ手段のカウントを停止させる。通常、タイミング信号において変化点が発生した後、有効表示エリアが始まる。垂直方向カウンタ手段は、有効表示エリアの開始位置を割り出すことができれば、それ以降はカウントする必要がない。このため、それ以降の消費電力の低減に寄与することができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記信号発生回路は、少なくとも水平駆動回路のシフトスタート信号を発生する回路を含む複数のタイミング信号を発生するものであり、前記水平駆動回路のシフトスタート信号は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の1水平走査期間内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号のうち、最も遅いタイミングで変化点が発生するように構成されており、前記水平カウンタ停止手段は、任意の水平基準信号が入力し、前記信号発生回路にて生成されるソース駆動回路のシフトスタート信号において変化点が発生した後から、新たな水平基準信号が入力されるまでの間に、水平方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御されるものであることが好ましい。
上記の構成によれば、SSP信号において変化点が発生した後に、水平方向カウンタ手段のカウントを停止させる。SSP信号において変化点が発生した後、有効表示エリアが始まり、各種タイミング信号の変化点は発生しなくなるように構成されている。このため、SSP信号以降はカウントする必要がなく、それ以降の消費電力の低減に寄与することができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記信号発生回路は、少なくとも垂直駆動回路のシフトスタート信号を発生する回路を含む複数のタイミング信号を発生するものであり、前記垂直カウンタ停止手段は、任意の垂直基準信号が入力し、前記信号発生回路にて生成される垂直駆動回路のシフトスタート信号において変化点が発生した後から、新たな水平基準信号が入力されるまでの間に、垂直方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御されるものであることが好ましい。
上記の構成によれば、GSP信号において変化点が発生した後に、垂直方向カウンタ手段のカウントを停止させる。通常、GSP信号において変化点が発生した後、有効表示エリアが始まる。垂直方向カウンタ手段は、有効表示エリアの開始位置を割り出すことができれば、それ以降はカウントする必要がない。このため、それ以降の消費電力の低減に寄与することができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、前記水平カウンタ停止手段は、水平方向カウンタ手段が少なくとも水平ブランキング期間はカウントを行い、その後、次の水平基準信号が入力するまでの間にカウントを停止する期間を有するように制御するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、信号発生回路は、水平基準信号が入力した後すぐに始まる水平ブランキング期間内にて、1水平走査期間内に発生する全てのタイミング信号において変化点を発生させるように構成されている。この場合、水平方向カウンタ手段は、少なくとも、この水平ブランキング期間はカウントを行い、その後所定の時期にカウントを停止することにより、信号発生回路から出力される信号の変化点の発生タイミングまでを確実にカウントすることができ、その後カウントを停止することで消費電力を低減できる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記タイミング信号生成装置は、任意の垂直基準信号が入力した後、映像信号の垂直ブランキング期間が始まり、その後垂直有効表示期間へ移行し、次の垂直基準信号が入力するまで当該垂直有効表示期間が継続するように設定されており、前記垂直カウンタ停止手段は、垂直方向カウンタ手段が少なくとも垂直ブランキング期間はカウントを行い、その後、次の垂直基準信号が入力するまでの間にカウントを停止する期間を有するように制御するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、垂直方向カウンタ手段は、少なくとも垂直ブランキング期間カウントを行う。垂直方向カウンタ手段は、垂直有効表示期間(垂直有効表示エリア)の開始位置を割り出せる位置までカウントを続ける必要があるが、この場合、少なくとも垂直ブランキング期間カウントを行えば、垂直有効表示期間(垂直有効表示エリア)の開始位置を割り出すことができる。したがって、垂直ブランキング期間が終了した時点以降の任意の位置で垂直方向カウンタ手段を停止することにより、消費電力を低減することができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、前記水平カウンタ停止手段は、水平方向カウンタ手段は水平ブランキング期間のみカウントを行い、その後、次の水平基準信号が入力するまで間はカウントを停止するように制御するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段は、水平ブランキング期間だけカウントを行う。このため、水平ブランキング期間が終了した時点以降の任意の位置で水平方向カウンタ手段を停止するため、省電力化を図ることができる。なお、この場合、水平方向カウンタ手段は、水平有効表示開始位置を割り出すために機能することになる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、前記水平カウンタ停止手段は、水平方向カウンタ手段は水平ブランキング期間のみカウントを行い、その後、次の水平基準信号が入力するまで間はカウントを停止するように制御するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、垂直方向カウンタ手段は、垂直ブランキング期間だけカウントを行う。このため、垂直ブランキング期間が終了した時点以降では、カウント動作を停止するため、省電力化を図ることができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記課題を解決するために、基準信号が少なくとも入力され、アレイ状に配された電子素子を駆動するための駆動回路に対して信号を出力するタイミング信号生成装置であって、前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備え、前記カウンタ手段は、前記基準信号の1周期をカウンタ手段がカウントする信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数よりも、少ないビット数で形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段のビット(bit)数が減るので、回路規模を小さくできる。このため、低消費電力化が可能になるとともに、回路面積が小さくなるという効果もある。さらに、水平方向カウンタ手段から信号発生回路への配線量を低減させることもでき、回路面積(額縁面積)の縮小化が可能となる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記課題を解決するために、基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備え、前記カウンタ手段は、前記基準信号の1周期をカウンタ手段がカウントする信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数よりも、少ないビット数で形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段のビット(bit)数が減るので、回路規模を小さくできる。このため、低消費電力化が可能になるとともに、回路面積が小さくなるという効果もある。さらに、水平方向カウンタ手段から信号発生回路への配線量を低減させることもでき、回路面積(額縁面積)の縮小化が可能となる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記水平方向カウンタ手段は、1水平走査期間をクロック信号の周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであることが好ましい。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段のビット(bit)数が減るので、回路規模を小さくできる。このため、低消費電力化が可能になるとともに、回路面積が小さくなるという効果もある。さらに、水平方向カウンタ手段から信号発生回路への配線量を低減させることもでき、回路面積(額縁面積)の縮小化が可能となる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記垂直方向カウンタ手段は、1垂直走査期間を水平走査期間で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであることが好ましい。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段のビット(bit)数が減るので、回路規模を小さくできる。このため、低消費電力化が可能になるとともに、回路面積が小さくなるという効果もある。さらに、水平方向カウンタ手段から信号発生回路への配線量を低減させることもでき、回路面積(額縁面積)の縮小化が可能となる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記垂直方向カウンタ手段は、1垂直走査期間をクロック信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであることが好ましい。
上記の構成によれば、水平方向カウンタ手段のビット(bit)数が減るので、回路規模を小さくできる。このため、低消費電力化が可能になるとともに、回路面積が小さくなるという効果もある。さらに、水平方向カウンタ手段から信号発生回路への配線量を低減させることもでき、回路面積(額縁面積)の縮小化が可能となる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、前記水平カウンタ停止手段は、前記水平ブランキング期間が終了した時点から前記水平方向カウンタ手段におけるカウンタが振り切れるまでの間に、水平方向カウンタ手段のカウントを停止させるものであることが好ましい。
上記の構成によれば、簡便かつ正確にカウントを停止することができる。
また、本発明に係るタイミング信号生成装置において、前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、前記タイミング信号生成装置は、任意の垂直基準信号が入力した後、映像信号の垂直ブランキング期間が始まり、その後垂直有効表示期間へ移行し、次の垂直基準信号が入力するまで当該垂直有効表示期間が継続するように設定されており、前記垂直カウンタ停止手段は、前記垂直ブランキング期間が終了した時点から前記垂直方向カウンタ手段におけるカウンタが振り切れるまでの所定の時期に、垂直方向カウンタ手段のカウントを停止させるものであることが好ましい。
上記の構成によれば、簡便かつ正確にカウントを停止することができる。
また、本発明に係る電子デバイスは、上述のいずれかに記載のタイミング信号生成装置を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、所定の期間だけカウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、電子デバイスの消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る表示装置は、上述のいずれかに記載のタイミング信号生成装置を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、所定の期間だけカウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、表示装置の消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る表示装置において、前記タイミング信号生成装置は、画像表示素子が形成されている基板上にモノリシックに形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る受像装置は、上述のいずれかに記載のタイミング信号生成装置を備え、前記タイミング信号生成装置は、受像素子が形成されている基板上にモノリシックに形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、所定の期間だけカウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、受像装置の消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子デバイスの駆動方法は、前記の課題を解決するために、アレイ状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路とを備えており、任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、カウンタ手段のカウントを停止又は終了させるステップを含むことを特徴としている。
上記の方法によれば、電子デバイスに設けられるカウント手段の消費電力を低減することができる。なお、「カウントを終了」とは、カウンタが振り切れた場合に、振り切れたことを示すパルスを出して信号発生回路がカウンタを参照しないようにすることをいう。
また、本発明に係る電子デバイスの駆動方法は、前記の課題を解決するために、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子デバイスを駆動するための駆動回路と、水平基準信号及びクロック信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記水平基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、前記水平方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含むことを特徴としている。
上記の方法によれば、電子デバイスに設けられるカウント手段の消費電力を低減することができる。なお、「カウントを終了」とは、カウンタが振り切れた場合に、振り切れたことを示すパルスを出して信号発生回路がカウンタを参照しないようにすることをいう。
また、本発明に係る電子デバイスの駆動方法は、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、垂直基準信号及び水平基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、前記垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含むことを特徴としている。
上記の方法によれば、電子デバイスに設けられるカウント手段の消費電力を低減することができる。
また、本発明に係る電子デバイスの駆動方法は、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための垂直駆動回路及び水平駆動回路と、当該垂直駆動回路及び水平駆動回路に対して、水平基準信号及び垂直基準信号に従って、複数のタイミング信号を生成し出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、水平基準信号に従ってクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、垂直基準信号に従ってクロック数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、を備えており、前記水平方向カウンタ手段を、前記水平基準信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後にカウントを停止又は終了させ、次の基準信号を入力するまでカウントを停止又は終了し続けるように制御するステップと、前記垂直方向カウンタ手段を、垂直基準信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後にカウントを停止又は終了させ、次の基準信号を入力するまでカウントを停止又は終了し続けるように制御するステップと、を含むことを特徴としている。
上記の方法によれば、電子デバイスに設けられるカウント手段の消費電力を低減することができる。
また、本発明に係る電子デバイスの駆動方法は、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、垂直基準信号及びクロック信号を用いて複数のタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントするカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路とを備えており、任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含むことを特徴としている。
上記の方法によれば、電子デバイスに設けられるカウント手段の消費電力を低減することができる。
また、本発明に係る電子デバイスの駆動方法は、アレイ状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備えた電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備え、前記カウンタ手段は、前記基準信号の1周期をカウンタ手段がカウントする信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数よりも、少ないビット数で形成されており、前記カウンタ手段のカウンタが振り切れると、信号発生回路に対してカウンタ手段のカウントした信号数を参照しないように制御信号が出力されるステップを含むことを特徴としている。
上記の方法によれば、電子デバイスに設けられるカウント手段の消費電力を低減することができる。
本実施の一形態に係るタイミング信号生成装置(TG)の構成を模式的に示す回路ブロック図である。 本実施の一形態に係るタイミング信号生成装置における水平方向のタイミングチャートを示す図である。 本実施の一形態に係るタイミング信号生成装置における垂直方向のタイミングチャートを示す図である。 本実施の一形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の概略構成の一例を模式的に表す図である。 従来のアクティブマトリクス型の液晶表示装置の概略構成の一例を模式的に表す図である。 従来のタイミング信号生成装置の構成を模式的に示す回路ブロック図である。 従来のタイミング信号生成装置における水平方向のタイミングチャートを示す図である。 従来のタイミング信号生成装置における垂直方向のタイミングチャートを示す図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図3に基づいて説明すると以下の通りである。
図3に、本実施の一形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の概略構成の一例を模式的に表す図を示す。同図に示すように、液晶表示装置(液晶モジュール)100は、タイミング信号生成装置(タイミングジェネレータ;以下「TG」)10、電源回路11、液晶表示制御回路(以下「LCDC」と称する)12、ビデオ回路13、ドライバ回路14、画素アレイ15を備えている。
画素アレイ15は、基板上に表示用の画素電極と、該画素電極に電圧を印加するTFTトランジスタとをマトリクス状に配置した液晶表示パネルであり、画像表示素子として機能するものである。ドライバ回路14は、ソースドライバ(水平駆動回路)14a、ゲートドライバ(垂直駆動回路)14bを備えている。
ソースドライバ14aは、例えば、画素アレイ15の上辺に配置され、ゲートドライバ14bは、画素アレイ15の左辺に配置され、ソースドライバ14aにおいて水平方向の1ライン単位でラッチした表示データをD/A変換して階調電圧として前記画素アレイ15の画素電極に水平方向の1ライン単位で上方から下方に順次書き込むことにより、画素電極と共通電極間に画素毎の電圧を印加し、印加電圧値に応じてその電極間の液晶の透過度を制御して表示するように構成されている。
また、電源回路11は、ビデオ回路13、ドライバ回路14、及び画素アレイ15に電源を供給するための回路である。LCDC12は、TG10に対して基準信号(水平基準信号(以下「HSYNC信号」)及び垂直基準信号(以下「VSYNC信号」))及びクロック信号(以下「CLK信号」)を出力するとともに、デジタル映像信号をビデオ回路13に対して出力するものである。
TG10は、前記基準信号に従って、各種のタイミング信号を生成し、ビデオ回路13又はドライバ回路14に対して供給するものである。このタイミング信号には、例えば、ソースドライバ14aのシフトスタート信号(以下「SSP信号」)、ソースドライバ14aの走査方向切り替え信号(以下「LR信号」)、ゲートドライバ14bのバスライン選択信号用シフトクロック信号(以下「GCK信号」)、ゲートドライバのバスライン選択信号幅制御信号(以下「PWC信号」)、プリチャージ制御信号(以下「PCTL信号」)、極性選択信号(以下「FRP信号」)、ゲートドライバ14bのバスライン選択スタート信号(以下「GSP信号」)、ゲートドライバ14bの走査方向切り替え信号(以下「UD信号」)等が挙げられる。なお、ここでいうFRP信号は、COM信号、映像信号の極性反転等の基信号として用いている。
ビデオ回路13は、液晶駆動用のアナログ映像信号をドライバ回路14に供給するものである。ドライバ回路14は、TG10及びビデオ回路13からの各種信号に基づいて、画素アレイ15を駆動する。つまり、ゲートドライバ14bはGSPに応じて動作し液晶画素の各行を順次選択し、ソースドライバ14aは、SSPに応じて動作し、順次映像信号を液晶画素の各列に分配して、選択された行の液晶画素に書き込み、画素アレイ15に画像が表示される。
次に、本発明の特徴的な部分であるTG10について説明する。TG10は、少なくとも水平基準信号、垂直基準信号及びクロック信号が入力され、マトリクス状に配された表示画素を駆動するための水平駆動回路及び垂直駆動回路に対してタイミング信号を生成し出力するタイミング信号生成装置として機能するものである。本明細書では、表示画素として、液晶表示素子を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、マトリクス型の表示画素であれば広く適用可能である。なお、前記水平基準信号及び垂直基準信号は、例えば、外部コンピュータ等から供給されるように構成されていてもよい。
図1は、TG10の構成を模式的に示す回路ブロック図である。TG10は、図1に示すように、カウンタ初期化回路1、水平方向カウンタ2、垂直方向カウンタ3、信号発生回路群4、水平カウンタ停止回路5、垂直カウンタ停止回路6を備えている。
カウンタ初期化回路1は、HSYNC信号、VSYNC信号、及びCLK信号を入力し、水平方向カウンタ2、垂直方向カウンタ3、水平カウンタ停止回路5、及び垂直カウンタ停止回路6に対してそれぞれ制御信号を出力する。
水平方向カウンタ2は、CLK信号を入力し、クロック数をカウントして、信号発生回路群4の水平デコーダ(不図示)及び水平カウンタ停止回路5に供給する。また、水平方向カウンタ2は、カウンタ初期化回路1から制御信号が供給された際に、クロック数のカウントをリセットするように構成されている。つまり、カウンタ初期化回路1から水平方向カウンタ2に供給される制御信号は、HSYNC信号と同期しており、カウントリセット信号として機能する。このため、水平方向カウンタ2は、HSYNC信号に従ってクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段として機能するものであるといえる。
垂直方向カウンタ3は、CLK信号を入力し、クロック数をカウントして、信号発生回路群4の垂直デコーダ(不図示)及び垂直カウンタ停止回路6に供給する。また、垂直方向カウンタ3は、カウンタ初期化回路1から制御信号が供給された際に、クロック数のカウントをリセットするように構成されている。つまり、カウンタ初期化回路1から垂直方向カウンタ3に供給される制御信号は、VSYNC信号と同期しており、カウントリセット信号として機能する。このため、垂直方向カウンタ3は、VSYNC信号に従ってクロック数をカウントする垂直方向カウンタ手段として機能するものであるといえる。
水平カウンタ停止回路5は、水平方向カウンタ2が、HSYNC信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後所定の時期にカウントを停止し、次のHSYNC信号を入力するまでカウントを停止し続けるように制御する水平カウンタ停止手段として機能するものである。具体的には、水平カウンタ停止回路5は、水平方向カウンタ2からのカウント出力に基づき、水平方向カウンタ2のカウントを停止させる所定のタイミングになると、水平方向カウンタ2のカウントを停止させるように構成されている。なお、水平カウンタ停止回路5が、水平方向カウンタ2のカウントを停止させる所定の時期(所定のタイミング)については後述する。
垂直カウンタ停止回路6は、垂直方向カウンタ3がVSYNC信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後所定の時期にカウントを停止し、次の垂直基準信号VSYNCを入力するまでカウントを停止し続けるように制御する垂直カウンタ停止手段として機能するものである。具体的には、垂直カウンタ停止回路6は、垂直方向カウンタ3からのカウント出力に基づき、垂直方向カウンタ3のカウントを停止させる所定のタイミングになると、垂直方向カウンタ3のカウントを停止させるように構成されている。なお、垂直カウンタ停止回路6が、垂直方向カウンタ3のカウントを停止させる所定の時期(所定のタイミング)については後述する。
本実施の形態では、水平カウンタ停止回路5及び垂直カウンタ停止回路6は、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3の外部に設けているが、この構成に限られるものではなく、例えば、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3をそれぞれ水平カウンタ停止回路5及び垂直カウンタ停止回路6の内部に一体化して設けることもできる。
信号発生回路群4は、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3のカウント出力に従って、複数のタイミング信号を生成する信号発生回路群であり、液晶表示装置100を駆動するための各種制御信号を発生するための信号発生回路を複数備えている。ここでは、SSP信号を発生するSSP回路4a、GSP信号を発生するGSP回路4b、GCK信号を発生するGCK回路4c、COM信号、映像信号の極性反転等の基信号として用いるFRP信号を発生するFRP回路4d、LR信号を発生するLR回路4e、PWC信号を発生するPWC回路4f、PCTL信号を発生するPCTL回路4g、UD信号を発生するUD回路4hを備えている。なお、信号発生回路群4が備える信号発生回路の種類は、前記のものに限定されるものではなく、従来公知のマトリクス型の表示装置に利用可能な信号発生回路を好適に組み合わせることができる。
図2(a)及び図2(b)は、上述したTG10におけるタイミングチャートを示す図であり、図2(a)は水平方向のタイミングチャートであり、図2(b)は垂直方向のタイミングチャートを示す図である。
まず、水平方向から説明する。図2(a)に示す水平方向のタイミングチャートには、HSYNC信号、SSP信号、LR信号、GCK信号、PWC信号、PCTL信号、FRP信号、及び水平方向カウンタ2の動作期間が示されている。同図に示すように、LR信号、GCK信号、PWC信号、PCTL信号、及びFRP信号は、HSYNC信号が“Low”となってから、すぐに変化点が発生するように構成されている。また、SSP信号は、HSYNC信号が“Low”となって、LR信号、GCK信号、PWC信号、PCTL信号、及びFRP信号の変化点が発生した後に、変化点が発生するように構成されている。
ここで、任意のHSYNC信号が入力してから、次の新たなHSYNC信号が入力するまでの期間は、映像信号の1水平走査期間T1である。本実施の形態における映像信号の1水平走査期間T1、つまり、HSYNC信号が“Low”となってから、次のHSYNC信号が“Low”になるまでの期間には、映像情報を含む映像信号を出力している水平有効表示期間T2(水平有効表示エリア)と、水平ブランキング期間T3とが存在する。LR信号、GCK信号、PWC信号、PCTL信号、及びFRP信号は、水平ブランキング期間T3内にて変化点を発生するように構成されており、また、SSP信号において変化点が発生した後、水平有効表示期間T2が始まるため、図中SSP信号の波形の上方に矢印で示す期間が水平有効表示期間T2となる。
水平方向カウンタ2は、信号発生回路群4から出力される信号が必要とする位置(主に、変化点が発生する位置)まで、クロック数をカウントする必要がある。本実施の形態の場合、水平方向カウンタ2は、HSYNC信号が“Low”となってから、SSP信号において変化点が発生するまでの期間、少なくともクロック数をカウントする必要がある。つまり、本実施の形態の場合、水平方向カウンタ2は、少なくとも水平ブランキング期間T3はカウントする必要がある。
水平方向カウンタ2がカウントする必要がない期間では、水平方向カウンタ2のカウントを停止することで消費電力を低減できる。つまり、水平カウンタ停止回路5によって、映像信号の1水平走査期間T1内に、信号発生回路群4にて生成される全てのタイミング信号において変化点が発生した後から、新たなHSYNC信号が入力されるまでの間の時期に、水平方向カウンタ2のカウントを停止するよう制御すれば、消費電力を低減することができる。
より詳細には、本実施の形態に示すように、TG10が、任意のHSYNC信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間T3が始まり、その後水平有効表示期間T2へ移行し、次のHSYNC信号が入力するまで当該水平有効表示期間T2が継続するように設定されている場合、水平カウンタ停止回路5は、水平方向カウンタ2が少なくとも水平ブランキング期間T3の間はカウントを行い、その後、次のHSYNC信号が入力するまでの所定の時期にカウントを停止するように制御すればよい。つまり、水平カウンタ停止回路5の機能を一般化すると、任意の水平基準信号が入力し、映像信号の1水平走査期間T1内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号において変化点が発生した時点から、新たな水平基準信号が入力されるまでの間に、前記水平方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御するものであればよい。
なお、水平方向カウンタ2は、少なくとも前記期間はカウントする必要があるが、それ以上の期間カウントしてもよいことはいうまでもない。ただし、水平方向カウンタ2のカウントの時間が増加すれば、それだけ消費電力も増加するため、水平方向カウンタ2のカウントする期間はできるだけ短い方がよく、水平ブランキング期間T3だけカウントするように構成されることが好ましい。つまり、水平カウンタ停止回路5は、水平方向カウンタ2が水平ブランキング期間T3だけカウントを行い、その後カウントを停止するように制御するものであることが好ましい。
これを換言すれば、信号発生回路群4は、水平方向カウンタ2がカウントを行っている期間内に、映像信号の1水平走査期間T1内に生成される全てのタイミング信号において変化点を発生させるものであるといえる。
また、信号発生回路群4において、水平ブランキング期間T3と水平有効表示期間T2との切り替えタイミング付近に信号の変化点が発生するSSP信号を基準に考えることもできる。この場合、信号発生回路群4は、少なくともSSP信号を発生するSSP回路4aを備えており、前記SSP信号は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の1水平走査期間T1内に前記信号発生回路群にて生成される全てのタイミング信号のうち、最も遅いタイミングで変化点が発生するように構成されており、水平カウンタ停止回路5は、任意のHSYNC信号が入力し、信号発生回路群4のSSP回路4aにて生成されるSSP信号において変化点が発生した時点から、新たなHSYNC信号が入力されるまでの間の所定の時期に、水平方向カウンタ2のカウントを停止するよう制御するものであると表現できる。
なお、1水平走査期間T1は、HSYNC信号が“Low”となってから、次のHSYNC信号が“Low”になるまでの期間である例を説明したが、本発明はこれに限定されない。1水平走査期間T1は、HSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のHSYNC信号が“Low”となり再び“High”になるまでの期間であってもよい。また、HSYNC信号は、図2(a)に示すHSYNC信号の“High”と“Low”とを反転させた同一のデューティー比を有する信号にしてもよい。
次いで、垂直方向について説明する。図2(b)に示す垂直方向のタイミングチャートには、VSYNC信号、HSYNC信号、SSP信号、GCK信号、PWC信号、GSP信号、PCTL信号、UD信号、垂直有効表示期間T5(垂直有効表示エリア)と垂直ブランキング期間T6、及び垂直方向カウンタ3の動作期間が示されている。
本タイミングチャートでは、VSYNC信号が“Low”となってから、次のVSYNC信号が“Low”になるまでの期間、つまり1垂直走査期間T4には、垂直有効表示期間T5(垂直有効表示エリア)と、垂直ブランキング期間T6とが存在する。
図2(b)に示すように、SSP信号及びPCTL信号は、垂直有効表示期間T5内に変化点が発生するように構成されている。また、GCK信号及びPWC信号は、主として垂直有効表示期間T5内に変化点が発生するものであるが、垂直ブランキング期間T6内にもわずかに変化点が発生している。GSP信号は、VSYNC信号が“Low”となった後、垂直ブランキング期間T6が始まり、この垂直ブランキング期間T6と垂直有効表示期間T5との切り換え間際に変化点が発生するように構成されている。UD信号も、VSYNC信号が“Low”となった後、垂直ブランキング期間T6が始まり、この垂直ブランキング期間T6と垂直有効表示期間T5との切り換え間際に、変化点が発生するように構成されているが、GSP信号における変化点の発生タイミングより早く変化点が発生するように構成されている。なお、垂直ブランキング期間T6内では、低消費電力化のために、SSP信号等の各種信号を止めることが一般的であるため、このようなタイミングチャートとなる。
つまり、本実施の形態におけるTG10は、任意のVSYNC信号が入力した後、映像信号の垂直ブランキング期間T6が始まり、その後垂直有効表示期間T5へ移行し、次のVSYNC信号が入力するまで当該垂直有効表示期間T5が継続するように設定されている。
ここで、垂直ブランキング期間T6と垂直有効表示期間T5とが切り替わるタイミング、つまり、垂直有効表示期間T5の開始位置を割り出す必要があるため、垂直方向カウンタ3は、少なくとも垂直ブランキング期間T6はカウントを行う必要がある。そして、垂直方向カウンタ3によって垂直有効表示期間T5の開始位置を割り出された後は、垂直方向カウンタ3を停止させれば、消費電力を低減することができる。
したがって、垂直カウンタ停止回路6は、垂直方向カウンタ3が少なくとも垂直ブランキング期間T6の間はカウントを行い、その後、次のVSYNC信号が入力するまでの所定の時期にカウントを停止するように制御する。さらに、垂直カウンタ停止回路6は、垂直方向カウンタ3が垂直ブランキング期間T6だけカウントを行い、その後カウントを停止するように制御するものであることが好ましい。この場合、より消費電力を低減することができるためである。
このような、垂直カウンタ停止回路6の機能を一般化して表現すると、任意の垂直基準信号が入力し、映像信号の1垂直走査期間T4内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号において変化点が発生した時点から、新たな垂直基準信号が入力されるまでの間に、前記垂直方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御するものであればよいといえる。
また、信号発生回路群4において、垂直ブランキング期間T6と垂直有効表示期間T5との切り替えタイミング付近に信号の変化点が発生するGSP信号を基準に考えることもできる。この場合、信号発生回路群4は、少なくともゲート駆動回路のシフトスタート信号(GSP)を発生する回路4bを備えており、垂直カウンタ停止回路6は、任意のVSYNC信号が入力され、信号発生回路群4にて生成されるGSP信号において変化点が発生した後から、新たなVSYNC信号が入力されるまでの間の時期に、当該垂直方向カウンタ3のカウントを停止するよう制御するものであると表現できる。
なお、1垂直走査期間T4は、YSYNC信号が“Low”となってから、次のYSYNC信号が“Low”になるまでの期間である例を説明したが、本発明はこれに限定されない。1垂直走査期間T4は、YSYNC信号が“Low”となり再び“High”となってから、次のY信号が“Low”となり再び“High”になるまでの期間であってもよい。また、YSYNC信号は、図2(b)に示すYSYNC信号の“High”と“Low”とを反転させた同一のデューティー比を有する信号にしてもよい。
以上のように、本実施の形態に係るTG10及び該TG10を備える液晶表示装置100は、所定の期間だけ水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3を動作させた後、停止させるためのカウンタ停止手段(水平カウンタ停止回路5、垂直カウンタ停止回路6)を備えている。このため、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3の動作期間を短くすることができ、その分だけ消費電力を低減させることができる。
さらに、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3におけるカウント数を低減させることができるため、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3からTG10への配線量を減少(例えば、パネルレイアウト上)させることができる。したがって、回路面積の縮小(額縁が小さくなる)を達成することができる。
また、図1のブロック図中、水平カウンタ停止回路5及び垂直カウンタ停止回路6から信号発生回路群4に向けて配線を設けることもできる。
また、信号発生回路群4内において判定するカウンタのビット数が減るため、信号発生回路群4内での信号変化点位置の検出回路を小さくできる。これも回路面積の縮小につながる。
加えて、水平方向カウンタ2又は垂直方向カウンタ3が同期カウンタの場合、ビット数減少により、CLK信号を送信するラインへの負荷を減少させることもでき、低消費電力化、回路面積の縮小(額縁が小さくなる/CLKラインバッファの小型化)を図ることができる。
なお、本発明において、水平方向カウンタ及び垂直方向カウンタは、同期カウンタであってもよいし、非同期カウンタであってもよい。また、本実施の形態ではバイナリーカウンタを用いているが、これに限られるものではなく、BCDカウンタでも同様の結果が得られるが、より好適には、バイナリーカウンタが好ましい。
なお、本実施の形態では、水平カウンタ停止回路5及び垂直カウンタ停止回路6を両方備えるTG10について説明したが、消費電力の低減という本発明の目的を達成するためには、水平カウンタ停止回路5及び垂直カウンタ停止回路6の少なくとも一方を備えていればよく、水平カウンタ停止回路5及び垂直カウンタ停止回路6のどちらか一方を備えるTG10や表示装置も本発明に含まれる。
また、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、本出願当時の技術水準に基づき、適宜一般化することが可能である。例えば、マトリクス型の液晶表示装置だけでなく、本発明に係るタイミング信号生成装置は、基準信号が少なくとも入力され、アレイ状に配置された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力する構成のものにも適用可能である。この場合、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の基準信号が入力された後、次の基準信号が入力されるまでの間に、前記カウンタ手段のカウント動作を停止させることができるカウント停止手段と、を備える構成となる。
なお、本明細書において、「アレイ状」とは、1列に配置されたもの及びマトリクス状に配置されたものの双方を含む概念で用いる。
また、クロック信号及び水平基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための水平駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置も本発明に含まれ得る。この場合、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記水平基準信号を基準としてクロック信号のカウント動作を行う水平方向カウンタ手段と、前記水平方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる水平カウンタ停止手段と、を備える構成となる。
また、水平基準信号及び垂直基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための垂直駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置も本発明に含まれる。この場合、この場合、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、前記垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備える構成となる。
また、上述の技術を組み合わせた構成のタイミング信号生成装置も本発明に含まれる。具体的には、少なくとも水平基準信号、垂直基準信号及びクロック信号が入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための水平駆動回路及び垂直駆動回路に対してタイミング信号を生成し出力するタイミング信号生成装置である。この場合、本発明に係るタイミング信号生成装置は、水平基準信号を基準としてクロック信号のクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、前記水平方向カウンタ手段及び垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる水平カウンタ停止手段と、任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備える構成となる。
さらに、クロック信号及び垂直基準信号が入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であってもよい。この場合、本発明に係るタイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントする垂直カウンタ手段と、前記垂直カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、垂直カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備える構成となる。
また、前記タイミング信号生成装置は、前記水平基準信号が入力されてから、前記水平方向カウンタ手段のカウント動作を開始し、タイミング信号の変化点を生成した後、水平カウンタ停止手段により前記水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止し、次の水平基準信号を入力するまでカウント動作を停止し続けるように制御されてもよい。
また、前記タイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号が入力されてから、前記垂直方向カウンタ手段のカウント動作を開始し、タイミング信号の変化点を生成した後、垂直カウンタ停止手段により前記垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止し、次の垂直基準信号を入力するまでカウント動作を停止し続けるように制御されてもよい。
〔実施の形態2〕
本発明の他の一実施形態について説明すると以下の通りである。なお、本実施の形態において、前記実施形態1における構成要素と同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態では、前記実施形態1との相違点について説明するものとする。
前記実施形態1は、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3を所定の時期に停止させ、消費電力の低減を図るものである。この場合、水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3において、停止させる期間はカウントを行わないため、停止させる期間分だけビット数のより少ないカウンタを用いることができる。
そこで、本実施の形態では、水平方向カウンタ2’及び垂直方向カウンタ3’を所定の時期に停止させ、消費電力の低減を図るものであって、さらに、停止させる期間分だけ水平方向カウンタ2’及び垂直方向カウンタ3’のカウンタのビット数を低減させた形態について説明する。なお、前記水平方向カウンタ2’及び垂直方向カウンタ3’以外の構成は、実施形態1と同様である。以下、理解を容易にするために、VGA画像を表示する場合を例に挙げて説明する。
アクティブマトリクス型の液晶表示装置において、VESA準拠60HzのVGA画像を表示する場合、ブランキング期間も含めた画像エリアは、ドットクロック25.175MHzで、800ドット(水平方向)×525ライン(垂直方向)となる。この800、525を2進数で表現する場合、それぞれ10bit必要である。なお、有効表示期間(有効映像エリア)は、640ドット(水平方向)×480ライン(垂直方向)である。
上述したように、TG10が備える水平方向カウンタ2及び垂直方向カウンタ3には、信号発生回路群4から出力される各タイミング信号が必要とする位置(主に、変化点)までカウントする必要がある。
ここで、まず従来の液晶表示装置が備える水平方向カウンタ及び垂直方向カウンタについて説明する。水平方向に関して、図6(a)に示すように、GCK信号、FRP信号は、HSYNC信号が“Low”となってから次のHSYNC信号が“Low”になる少し前に変化点が発生するように構成されている。これらの信号は、通常、ブランキング期間内にあるため、GCK信号、FRP信号において変化点が発生する位置は、641以上800以下の位置となる。したがって、従来の液晶表示装置における水平方向カウンタは、10bit必要になる。
次に、垂直方向に関して説明すると、上述したように、垂直ブランキング期間T96内では、低消費電力化のために、SSP信号を停止すると考える。図6(b)に示すように、SSP信号を出力させなくなる位置(変化点を発生させなくなる位置)は、VSYNC信号が“Low”となってから、次のVSYNC信号が“Low”となる少し前にある。ここで、垂直方向カウンタは、垂直ブランキング期間T96の開始位置を検出するために、有効表示エリアの水平本数はカウントしなければならないので、481以上525以下のカウントが必要になる。したがって、従来の液晶表示装置における垂直方向カウンタは、9bitか10bit必要になる。
次いで、本実施の形態に係る液晶表示装置について説明する。本実施の形態でも従来の場合と同様に考えることができる。すなわち、図2(a)に示すように、水平方向に関して、GCK信号やFRP信号等の変化点は、HSYNC信号が一旦“Low”となり“High”となってからすぐの位置に発生するように構成されている。そして、変化点の発生タイミングが一番遅いのがSSP信号ということになる。
これらの信号の変化点の発生位置は、通常、ブランキング期間T3内にあるため、最大160までカウントすると全ての信号が変化点をむかえることになる。このため、従来では10bitのカウンタが必要であったが、本実施の形態に係る水平方向カウンタ2’は、少なくとも8bitのカウンタを用いていればよい。なお、水平方向カウンタ2’は、そのカウンタが振り切れた時点でカウントを停止し、再びHSYNC信号が“Low”になるまで、動作を停止し続ける。その間、TG10からの出力信号もベタ信号となる。
また、垂直方向に関しても同様に、VSYNC信号が“Low”となってから、垂直ブランキング期間T6が始まり、その後、垂直有効表示期間T5(有効表示エリア)が、次のVSYNC信号が“Low”となるまで続くように構成されている。従来の液晶表示装置においては、垂直方向カウンタは、垂直ブランキング期間T6の開始位置を割り出すための存在であったが、本実施の形態では逆に、垂直有効表示期間T5の開始位置を割り出すための存在となる。この場合、垂直方向カウンタ3’は、少なくとも垂直ブランキング期間T6である45のカウントを行えばよく、少なくとも6bitのカウンタを用いていればよい。
以上のことを一般化して表現すると、水平方向カウンタ2は、1水平走査期間T1をクロック信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであればよいが、さらに、水平方向カウンタ2は、少なくとも水平ブランキング期間T3を2進数で表現するのに必要なビット数以上のカウンタを用いていることがより好適である。
また、本実施の形態のように、任意のHSYNC信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間T3が始まり、その後水平有効表示期間T2へ移行し、次のHSYNC信号が入力するまで当該水平有効表示期間T2が継続するように設定されている場合、水平カウンタ停止回路5は、前記水平ブランキング期間T3が経過した後から水平方向カウンタ2におけるカウンタが振り切れるまでの所定の時期に或いは振り切れるとそれに伴って、水平方向カウンタ2のカウントを停止させるものであることが好ましい。例えば、水平カウンタ停止回路5の最も簡単な構成としては、水平方向カウンタ2におけるカウンタが振り切れると、水平方向カウンタ2のカウントを停止させるような構成を挙げることができ、その他では、水平ブランキング期間T3が経過した、数クロック後にカウントを停止させるような構成や、水平方向カウンタ2が振り切れカウント動作を終了すると、信号発生回路群は水平方向カウンタ2がカウントしている値を参照しないようにしておく構成などが挙げられる。なお、低消費電力の観点からすれば、水平ブランキング期間T3の経過と同時にカウントを停止させることがより望ましい。
また、垂直方向カウンタ3は、1垂直走査期間T4を水平走査期間T1で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであればよいが、さらに、垂直方向カウンタ3は、少なくとも垂直ブランキング期間T6を水平走査期間T1で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数以上のカウンタを用いていることがより好適である。
また、本実施の形態のように、任意のVSYNC信号が入力した後、映像信号の垂直ブランキング期間T6が始まり、その後垂直有効表示期間T5へ移行し、次のVSYNC信号が入力するまで当該垂直有効表示期間T5が継続するように設定されている場合、垂直カウンタ停止回路6は、前記垂直ブランキング期間T6が経過した後から垂直方向カウンタ3におけるカウンタが振り切れるまでの所定の時期に或いは振り切れるとそれに伴って、垂直方向カウンタ3のカウントを停止させるものであることが好ましい。例えば、垂直カウンタ停止回路6の最も簡単な構成としては、垂直方向カウンタ3におけるカウンタが振り切れると、垂直方向カウンタ3のカウントを停止させるような構成を挙げることができる。その他では、水平ブランキング期間T3が経過した数クロック後にカウントを停止させるような構成が挙げられる。なお、低消費電力の観点からすれば、水平ブランキング期間T3の経過と同時にカウントを停止させることがより望ましい。
以上のように、本実施の形態に係るタイミング信号生成装置は、水平方向カウンタ及び垂直方向カウンタを所定の時期に停止させるためのカウンタ停止手段と、カウンタのビット数を低減させた水平方向カウンタ及び垂直方向カウンタとを備えるものである。
このため、前記実施形態1が奏する効果に加えて、水平方向カウンタ及び垂直方向カウンタのビット数が減るので、回路規模が小さくなる。このため、低消費電力化が図られるとともに、回路面積の縮小(額縁が小さくなる)という効果を奏する。
また、ビット数を低減させた水平方向カウンタ2及び/又は垂直方向カウンタ3を備える場合には、カウント動作を終了すると信号発生回路群は垂直方向カウンタ3がカウントしている値を参照しないようにしておく構成に変形しうる。このように変形しても、既にカウントを終えているために、カウンタを動作し続けるものに比べて低消費電力化が図られるとともに、回路面積の縮小(額縁が小さくなる)という効果を奏する。また、信号発生回路群4も誤動作することがない。
なお、ここまで、VGA表示の場合を例に挙げて説明してきたが、本発明は、VGA表示だけでなく、より大きい画像フォーマット(例えば、SVGAやXGA等)ではさらに効果があり、特に独自の画像フォーマットで、画素数が多く、水平・垂直ブランキング期間が短い場合の効果が顕著である。
また、本実施の形態では、水平方向カウンタ及び垂直方向カウンタの両方がビット数の少ないカウンタの場合を例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。すなわち、消費電力の低減及び回路面積の縮小という目的を達成するためには、水平方向カウンタ及び垂直方向カウンタの少なくとも一方のビット数が少なければよく、かかる実施形態も本発明に含まれる。
最後に、上述した本発明に係るタイミング信号生成装置を備えるマトリクス型表示装置も本発明に含まれ得る。ここで、マトリクス型表示装置としては、上述したアクティブマトリクス型の液晶表示装置以外にも、例えば、DMDやEL、FED、LED、PDP、蛍光表示管等を挙げることができる。
また、前記タイミング信号生成装置は、ICチップであってもよいし、また、画像表示素子が形成されている基板上にモノリシックに形成されていてもよい。特に、画像表示素子が形成されている基板上に、前記タイミング信号生成装置がモノリシックに形成されているアクティブマトリクス型の液晶表示装置とすると好適である。
また、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、本出願当時の技術水準に基づき、適宜一般化することが可能である。
さらに、タイミング信号生成装置を備えるマトリクス型表示装置を駆動する方法も本発明に含まれる。例えば、アレイ状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路とを備えており、任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、カウンタ手段のカウントを停止又は終了させるステップを含む方法を挙げることができる。
ここで、「カウントを終了」とは、カウンタが振り切れた場合に、振り切れたことを示すパルスを出して信号発生回路がカウンタを参照しないようにすることである。
また、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子デバイスを駆動するための駆動回路と、水平基準信号及びクロック信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記水平基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、前記水平方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含む方法も本発明に含まれる。
また、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、垂直基準信号及び水平基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、前記垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含む方法であってもよい。
また、上述の技術を組み合わせた態様であってもよい。すなわち、本発明には、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための垂直駆動回路及び水平駆動回路と、当該垂直駆動回路及び水平駆動回路に対して、水平基準信号及び垂直基準信号に従って、複数のタイミング信号を生成し出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、水平基準信号に従ってクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、垂直基準信号に従ってクロック数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、を備えており、前記水平方向カウンタ手段を、前記水平基準信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後にカウントを停止又は終了させ、次の基準信号を入力するまでカウントを停止又は終了し続けるように制御するステップと、前記垂直方向カウンタ手段を、垂直基準信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後にカウントを停止又は終了させ、次の基準信号を入力するまでカウントを停止又は終了し続けるように制御するステップと、を含む方法も含まれる。
さらに、マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、垂直基準信号及びクロック信号を用いて複数のタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記垂直基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントするカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路とを備えており、任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含む方法であってもよい。
また、アレイ状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備えた電子デバイスの駆動方法であって、前記タイミング信号生成装置は、前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備え、前記カウンタ手段は、前記基準信号の1周期をカウンタ手段がカウントする信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数よりも、少ないビット数で形成されており、前記カウンタ手段のカウンタが振り切れると、信号発生回路に対してカウンタ手段のカウントした信号数を参照しないように制御信号が出力されるステップを含む方法も本発明に含まれ得る。
また、以上の実施の形態には、マトリクス状に画素を備えるアクティブ型表示装置を例示したが、本発明はアレイ状に電子素子が配置されている他の電子デバイスにも適用可能である。すなわち、一列又はマトリクス状に表示素子が配置された蛍光表示管、一列又はマトリクス状に受光素子が配列されているスキャナ、その他、画像処理IC、指紋認証装置等にも適用しうる。また、表示装置の表示素子の構成を応用して、表示素子を受像素子として使用する撮像装置についても本発明は好適に適用できる。この場合、表示装置の場合と同様にタイミング信号生成装置を受光素子とモノリシックに形成した撮像装置とするとさらに好適である。
本発明に係るタイミング信号生成手段は、以上のように、所定の期間だけ水平方向カウンタ手段及び/又は垂直方向カウンタ手段のカウントを動作させ、その後停止させることができる。このため、水平方向カウンタ手段及び/又は垂直方向カウンタ手段の動作停止期間が発生するため、消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明にかかるタイミング信号生成手段を用いた電子デバイス又はマトリクス型表示装置によれば、カウンタ手段の消費電力が低減した電子デバイス又はマトリクス型表示装置あるいは受像装置を提供することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上のように、本発明は、液晶、PDP、有機EL、LED、FED、DMD等の各種表示素子を用いたマトリクス型の表示装置の他、一列又はマトリクス状に表示素子が配置された蛍光表示管、一列又はマトリクス状に受光素子が配列されているスキャナ等、アレイ状の電子素子が配置された電子デバイス全般に適用でき、いずれにおいても消費電力の低減を達成することができる。また、その他、広範な産業上の利用可能性がある。

Claims (33)

  1. 基準信号が少なくとも入力され、アレイ状に配置された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、
    前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、
    任意の基準信号が入力された後、次の基準信号が入力されるまでの間に、前記カウンタ手段のカウント動作を停止させることができるカウント停止手段と、を備えることを特徴とするタイミング信号生成装置。
  2. クロック信号及び水平基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための水平駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、
    前記水平基準信号を基準としてクロック信号のカウント動作を行う水平方向カウンタ手段と、
    前記水平方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、
    任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる水平カウンタ停止手段と、を備えることを特徴とするタイミング信号生成装置。
  3. 水平基準信号及び垂直基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための垂直駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、
    前記垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、
    前記垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、
    任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備えることを特徴とするタイミング信号生成装置。
  4. 少なくとも水平基準信号、垂直基準信号及びクロック信号が入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための水平駆動回路及び垂直駆動回路に対してタイミング信号を生成し出力するタイミング信号生成装置であって、
    前記タイミング信号生成装置は、
    水平基準信号を基準としてクロック信号のクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、
    垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、
    前記水平方向カウンタ手段及び垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、
    さらに、前記タイミング信号生成装置は、
    任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる水平カウンタ停止手段と、
    任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備えることを特徴とするタイミング信号生成装置。
  5. クロック信号及び垂直基準信号が入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、
    前記垂直基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントする垂直カウンタ手段と、
    前記垂直カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、
    任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、垂直カウンタ手段のカウント動作を停止させることができる垂直カウンタ停止手段と、を備えることを特徴とするタイミング信号生成装置。
  6. 前記タイミング信号生成装置は、
    前記水平基準信号が入力されてから、前記水平方向カウンタ手段のカウント動作を開始し、タイミング信号の変化点を生成した後、水平カウンタ停止手段により前記水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止し、次の水平基準信号を入力するまでカウント動作を停止し続ける制御部を含むことを特徴とする請求項2又は4に記載のタイミング信号生成装置。
  7. 前記タイミング信号生成装置は、
    前記垂直基準信号が入力されてから、前記垂直方向カウンタ手段のカウント動作を開始し、タイミング信号の変化点を生成した後、垂直カウンタ停止手段により前記垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止し、次の垂直基準信号を入力するまでカウント動作を停止し続ける制御部を含むことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置。
  8. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記信号発生回路は、前記水平方向カウンタ手段がカウントを行っている期間内に、映像信号の1水平走査期間内に生成される全てのタイミング信号の変化点を発生させるものであることを特徴とする請求項2又は4に記載のタイミング信号生成装置。
  9. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記水平カウンタ停止手段は、任意の水平基準信号が入力し、映像信号の1水平走査期間内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号において変化点が発生した時点から、新たな水平基準信号が入力されるまでの間に、前記水平方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御するものであることを特徴とする請求項2又は4に記載のタイミング信号生成装置。
  10. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記垂直カウンタ停止手段は、任意の垂直基準信号が入力し、映像信号の1垂直走査期間内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号において変化点が発生した時点から、新たな垂直基準信号が入力されるまでの間に、前記垂直方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御するものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置。
  11. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記信号発生回路は、少なくとも水平駆動回路のシフトスタート信号を発生する回路を含む複数のタイミング信号を発生するものであり、
    前記水平駆動回路のシフトスタート信号は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の1水平走査期間内に前記信号発生回路にて生成される全てのタイミング信号のうち、最も遅いタイミングで変化点が発生するように構成されており、
    前記水平カウンタ停止手段は、任意の水平基準信号が入力し、前記信号発生回路にて生成されるソース駆動回路のシフトスタート信号において変化点が発生した後から、新たな水平基準信号が入力されるまでの間に、水平方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御されるものであることを特徴とする請求項2又は4記載のタイミング信号生成装置。
  12. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記信号発生回路は、少なくとも垂直駆動回路のシフトスタート信号を発生する回路を含む複数のタイミング信号を発生するものであり、
    前記垂直カウンタ停止手段は、任意の垂直基準信号が入力し、前記信号発生回路にて生成される垂直駆動回路のシフトスタート信号において変化点が発生した後から、新たな水平基準信号が入力されるまでの間に、垂直方向カウンタ手段のカウントを停止する期間を有するよう制御されるものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置。
  13. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、
    前記水平カウンタ停止手段は、水平方向カウンタ手段が少なくとも水平ブランキング期間はカウントを行い、その後、次の水平基準信号が入力するまでの間にカウントを停止する期間を有するように制御するものであることを特徴とする請求項2又は4に記載のタイミング信号生成装置。
  14. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記タイミング信号生成装置は、任意の垂直基準信号が入力した後、映像信号の垂直ブランキング期間が始まり、その後垂直有効表示期間へ移行し、次の垂直基準信号が入力するまで当該垂直有効表示期間が継続するように設定されており、
    前記垂直カウンタ停止手段は、垂直方向カウンタ手段が少なくとも垂直ブランキング期間はカウントを行い、その後、次の垂直基準信号が入力するまでの間にカウントを停止する期間を有するように制御するものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置。
  15. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、
    前記水平カウンタ停止手段は、水平方向カウンタ手段は水平ブランキング期間のみカウントを行い、その後、次の水平基準信号が入力するまで間はカウントを停止するように制御するものであることを特徴とする請求項2又は4に記載のタイミング信号生成装置。
  16. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、
    前記水平カウンタ停止手段は、水平方向カウンタ手段は水平ブランキング期間のみカウントを行い、その後、次の水平基準信号が入力するまで間はカウントを停止するように制御するものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置。
  17. 基準信号が少なくとも入力され、アレイ状に配された電子素子を駆動するための駆動回路に対して信号を出力するタイミング信号生成装置であって、
    前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備え、
    前記カウンタ手段は、前記基準信号の1周期をカウンタ手段がカウントする信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数よりも、少ないビット数で形成されていることを特徴とするタイミング信号生成装置。
  18. 基準信号が少なくとも入力され、マトリクス状に配された電子素子を駆動するための駆動回路に対してタイミング信号を出力するタイミング信号生成装置であって、
    基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備え、
    前記カウンタ手段は、前記基準信号の1周期をカウンタ手段がカウントする信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数よりも、少ないビット数で形成されていることを特徴とするタイミング信号生成装置。
  19. 前記水平方向カウンタ手段は、1水平走査期間をクロック信号の周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであることを特徴とする請求項2又は4に記載のタイミング信号生成装置。
  20. 前記垂直方向カウンタ手段は、1垂直走査期間を水平走査期間で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであることを特徴とする請求項3又は4に記載のタイミング信号生成装置。
  21. 前記垂直方向カウンタ手段は、1垂直走査期間をクロック信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数より少ないビット数のカウンタを用いているものであることを特徴とする請求項5に記載のタイミング信号生成装置。
  22. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記タイミング信号生成装置は、任意の水平基準信号が入力した後、映像信号の水平ブランキング期間が始まり、その後水平有効表示期間へ移行し、次の水平基準信号が入力するまで当該水平有効表示期間が継続するように設定されており、
    前記水平カウンタ停止手段は、前記水平ブランキング期間が終了した時点から前記水平方向カウンタ手段におけるカウンタが振り切れるまでの間に、水平方向カウンタ手段のカウントを停止させるものであることを特徴とする請求項19に記載のタイミング信号生成装置。
  23. 前記マトリクス状に配された電子素子は、マトリクス状に配された表示画素であって、
    前記タイミング信号生成装置は、任意の垂直基準信号が入力した後、映像信号の垂直ブランキング期間が始まり、その後垂直有効表示期間へ移行し、次の垂直基準信号が入力するまで当該垂直有効表示期間が継続するように設定されており、
    前記垂直カウンタ停止手段は、前記垂直ブランキング期間が終了した時点から前記垂直方向カウンタ手段におけるカウンタが振り切れるまでの所定の時期に、垂直方向カウンタ手段のカウントを停止させるものであることを特徴とする請求項20又は21に記載のタイミング信号生成装置。
  24. 請求項1〜7、17〜21のうちのいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置を備えていることを特徴とする電子デバイス。
  25. 請求項8〜16、22、及び23のうちのいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置を備えていることを特徴とする表示装置。
  26. 前記タイミング信号生成装置は、画像表示素子が形成されている基板上にモノリシックに形成されていることを特徴とする請求項25に記載の表示装置。
  27. 請求項8〜16、22、及び23のうちのいずれか1項に記載のタイミング信号生成装置を備え、
    前記タイミング信号生成装置は、受像素子が形成されている基板上にモノリシックに形成されていることを特徴とする受像装置。
  28. アレイ状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、
    前記タイミング信号生成装置は、
    前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路とを備えており、
    任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、カウンタ手段のカウントを停止又は終了させるステップを含むことを特徴とする電子デバイスの駆動方法。
  29. マトリクス状に配された電子素子と、当該電子デバイスを駆動するための駆動回路と、水平基準信号及びクロック信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、
    前記タイミング信号生成装置は、
    前記水平基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、
    前記水平方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、
    任意の水平基準信号が入力されてから次の水平基準信号が入力される期間に、水平方向カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含むことを特徴とする電子デバイスの駆動方法。
  30. マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、垂直基準信号及び水平基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、
    前記タイミング信号生成装置は、
    前記垂直基準信号を基準として前記水平基準信号のパルス数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、
    前記垂直方向カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路と、を備えており、
    任意の垂直基準信号が入力されてから次の垂直基準信号が入力される期間に、垂直方向カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含むことを特徴とする電子デバイスの駆動方法。
  31. マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための垂直駆動回路及び水平駆動回路と、当該垂直駆動回路及び水平駆動回路に対して、水平基準信号及び垂直基準信号に従って、複数のタイミング信号を生成し出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、
    前記タイミング信号生成装置は、
    水平基準信号に従ってクロック数をカウントする水平方向カウンタ手段と、
    垂直基準信号に従ってクロック数をカウントする垂直方向カウンタ手段と、を備えており、
    前記水平方向カウンタ手段を、前記水平基準信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後にカウントを停止又は終了させ、次の基準信号を入力するまでカウントを停止又は終了し続けるように制御するステップと、
    前記垂直方向カウンタ手段を、垂直基準信号を入力してからクロック数のカウントを開始し、その後にカウントを停止又は終了させ、次の基準信号を入力するまでカウントを停止又は終了し続けるように制御するステップと、を含むことを特徴とする電子デバイスの駆動方法。
  32. マトリクス状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、垂直基準信号及びクロック信号を用いて複数のタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備える電子デバイスの駆動方法であって、
    前記タイミング信号生成装置は、
    前記垂直基準信号を基準として前記クロック信号のクロック数をカウントするカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記複数のタイミング信号を生成する信号発生回路とを備えており、
    任意の基準信号が入力されてから次の基準信号が入力されるまでの期間に、カウンタ手段のカウント動作を停止又は終了させるステップを含むことを特徴とする電子デバイスの駆動方法。
  33. アレイ状に配された電子素子と、当該電子素子を駆動するための駆動回路と、基準信号を用いてタイミング信号を生成し前記駆動回路に対して出力するタイミング信号生成装置と、を備えた電子デバイスの駆動方法であって、
    前記タイミング信号生成装置は、
    前記基準信号を基準としてカウント動作を行うカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント出力に従って、前記タイミング信号を生成する信号発生回路と、を備え、
    前記カウンタ手段は、前記基準信号の1周期をカウンタ手段がカウントする信号の1周期で割った数を2進数で表現するのに必要なビット数よりも、少ないビット数で形成されており、
    前記カウンタ手段のカウンタが振り切れると、信号発生回路に対してカウンタ手段のカウントした信号数を参照しないように制御信号が出力されるステップを含むことを特徴とする電子デバイスの駆動方法。
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