JPH0738799A - 手振れ補正装置 - Google Patents

手振れ補正装置

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JPH0738799A
JPH0738799A JP5178985A JP17898593A JPH0738799A JP H0738799 A JPH0738799 A JP H0738799A JP 5178985 A JP5178985 A JP 5178985A JP 17898593 A JP17898593 A JP 17898593A JP H0738799 A JPH0738799 A JP H0738799A
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JP
Japan
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video signal
solid
output
image
range
Prior art date
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Application number
JP5178985A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Iguma
一行 猪熊
Tadashi Nagai
正 永井
Toshiya Fujii
俊哉 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 解像度劣化の無い手振れ補正装置を、装置の
規模の増大や消費電力の増大をまねくことなく実現す
る。 【構成】 必要とされる画素数より多くの画素を持った
固体撮像素子1と、固体撮像素子1の垂直方向で必要な
画素の信号だけを、固体撮像素子1から出力させる撮像
素子駆動回路2と、水平方向で必要な画素の信号だけを
取り出して、テレビジョン規格の表示期間に引き延ばす
時間軸変換回路5と、画像の動きを検出する画像動き検
出回路6と、画像の動きの信号に基づいて撮像素子駆動
回路2と時間軸変換回路5とを制御する制御回路7を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等で用い
る手振れ補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用ビデオカメラの自動化によ
る使い勝手の向上は急速なものがあるが、次のステップ
として手振れ補正が注目を浴び、家庭用ビデオカメラに
搭載できる手振れ補正装置の開発がトレンドとなってい
る。
【0003】従来の手振れ補正装置について説明する。
図11は、従来の手振れ補正装置の構成を示すブロック
図である。同図において固体撮像素子1は、光学系によ
り結像された画像を電気信号(以下、映像信号と称す)
に変換する。アナログ信号処理回路3は、固体撮像素子
1からの映像信号に所定の処理を行う。アナログ−デジ
タル変換回路4は、アナログ信号処理回路2から出力さ
れたアナログの映像信号をデジタルの映像信号に変換す
る。画像動き検出回路6は、デジタル映像信号から画像
の動きを検出する。デジタルシグナルプロセッサ(以
下、DCPと記す)5は、デジタル映像信号に所定の処
理を行い、輝度信号と色差信号を出力する。フィールド
メモリ9は、デジタル映像信号を1フィールド分記憶す
る。メモリコントローラ10は、画像動き検出装置6か
らの画像動き情報に基づき、フィールドメモリ9の読み
だしアドレスを制御する。電子ズーム部11は、フィー
ルドメモリの出力信号が、NTSC、PAL等のテレビ
ジョン規格(以下、単にテレビジョン規格と称す)で定
められた表示期間の全域に出力できるように映像信号の
拡大処理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
では、フィールドメモリから出力する範囲を制限するた
め画像の情報量(即ち画素数)が減少し、それを規定の
表示範囲に拡大処理するため解像度が劣化してしまうと
いう問題があった。これを解決するためにあらかじめ画
素数を多く持っておくことも考えられるが、そうする
と、フィールドメモリの増大、単位時間当りの扱いデー
タ量の増大によるデジタルシグナルプロセッサ等の動作
速度増大による消費電力増加、といった新たな問題が生
じる。
【0005】本発明は上記課題を鑑み、装置の規模や消
費電力を増大させることなく解像度劣化のない手振れ補
正装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、解像度劣化を無くすため必要数より多くの
画素数を持った固体撮像素子を用いるが、動き補正が行
われた映像信号をフィールドメモリ出力でつくるのでは
なく、固体撮像素子、及び固体撮像素子に接続された映
像信号処理手段で生成し、且つ、映像信号処理手段の出
力データ数が、映像信号処理手段の出力映像信号の画像
の範囲に相当する固体撮像素子上の範囲の画素数に一致
させる。さらに、出力データが前記テレビジョン規格の
表示期間の全域に渡るような速度で出力させる。
【0007】
【作用】上記の構成により固体撮像素子の画素数を必要
な数より多く持たせても、映像信号処理手段以降の映像
信号のデータ数は必要分だけであり、単位時間当りのデ
ータ数も増加しないので、それ以降に接続される装置の
規模や消費電力の増大を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例につい
て図面を用いて説明する。
【0009】図1は、本実施例のブロック図である。同
図において固体撮像素子1は、レンズで結像された像を
電気信号(以下、映像信号と称す)に変換する。固体撮
像素子駆動回路2は、固体撮像素子1が光電変換した範
囲の画像より小さな範囲の画像を映像信号として出力す
るように固体撮像素子1を駆動する。アナログ信号処理
回路3は、映像信号に所定の処理を行う。アナログ−デ
ジタル変換回路4は、アナログ信号処理回路3から出力
されたアナログの映像信号をデジタルの映像信号に変換
する。時間軸変換回路5は、入力されたデジタル映像信
号の画像の範囲よりも小さな範囲の画像の映像信号を規
定の表示期間に引き延ばして出力する。画像動き検出回
路6は、デジタル映像信号から画像の動きを検出する。
制御回路7は、画像動き検出回路6からの画像動き情報
に基づき、固体撮像素子1及び、映像信号処理回路の出
力する画像の範囲を制御する。デジタルシグナルプロセ
ッサ(以下、DSPと記す)8は、デジタル映像信号に
所定の処理を行い輝度信号と色差信号を出力する。
【0010】図2は、図1に示した固体撮像素子1の構
成を示したものである。同図において、1aは光電変換
を行うフォトダイオードであり、2aはフォトダイオー
ドで発生した電荷を垂直方向に転送する垂直転送CCD
であり、3aは、垂直転送CCD2aからの電荷を水平
方向に転送する水平転送CCDであり、4aは、電荷を
電圧に変換する出力アンプである。垂直転送CCD2a
上には、フォトダイオー1aの電荷を垂直転送CCD2
aに転送する読み出しゲート及び、電荷の垂直転送を行
うための転送ゲートがあり、水平転送CCD3a上に
は、電荷の水平転送を行うための転送ゲートがある。
【0011】固体撮像素子1の通常の駆動法を説明す
る。まず、1フィールド毎に読み出しゲートに電圧を加
え1フィールドの間に光電変換され蓄積された電荷を垂
直転送CCD2aに読み出す。続いて、水平同期期間
(以後1Hと称す)毎に垂直転送ゲートに電圧を加え1
ライン分の電荷を水平転送CCD3aに転送する。そし
て、1H内に水平転送CCD3aの電荷を転送し、出力
アンプ4aを経て電気信号(映像信号)を出力させる。
この時、水平表示期間の全域に渡って映像が出るよう
に、光電変換が行われた画素(アクティブ画素と称す)
の電荷は水平表示期間中に転送される。即ち、転送動作
は水平表示期間内に全てのアクティブ画素の電荷を転送
するだけの速度で行われる。そして水平帰線期間中は黒
レベルを指示するための遮光された画素(OB部と称
す)の電荷が転送され出力される。これを図示したのが
図3(a)である。
【0012】同図において、1bが水平表示期間、2b
が水平帰線期間、3bがアクティブ画素の転送期間、4
bがOB部の転送期間を示す。また同様に垂直転送につ
いても垂直表示期間には、光電変換された電荷を含むラ
イン(アクティブラインと称す)が転送され、垂直帰線
期間には遮光された画素のみのライン(OBラインと称
す)が転送される。これを図示したのが図3(b)であ
る。同図において、5bが垂直表示期間、6bが垂直帰
線期間、7bがフォトダイオードの電荷の読み出しタイ
ミング、8bがアクティブラインの転送期間、9bがO
Bラインの転送期間を示す。
【0013】本実施例の固体撮像素子1の駆動方法につ
いて図4を用いながら説明する。本実施例では、固体撮
像素子1のフォトダイオードに蓄積された電荷の全てを
出力させるわけではなく、必要な範囲のみを出力させ
る。そして、この必要な範囲の画素数は必要十分な数だ
けある。言い換えれば、本実施例の固体撮像素子1は必
要以上の余裕画素を持っている。この余裕画素は、垂
直、水平、共にあるが、本実施例では垂直方向の余裕画
素を除く全ての画素の信号を出力させる。つまり、水平
方向の余裕画素の信号は出力する。そして、この出力す
る範囲は外部の信号により移動させることができる。
【0014】同図(a)が垂直転送動作を示す。1cが
垂直表示期間で2cが垂直帰線期間、3cがフォトダイ
オードの電荷の読み出しタイミングである。4cが図2
において下側(画像としては上側)の不要範囲の画素の
電荷を高速に転送している期間である。5cが必要な画
素の電荷を転送している期間である。当然のことながら
この期間は垂直表示期間の全域に渡っている。6cが図
2において上側(画像としては下側)の不要範囲の画素
の電荷を高速に転送している期間である。4cと6cの
期間で高速転送された電荷は水平転送CCD3aに蓄積
されるが、それは垂直帰線期間内に全て出力される。即
ち、上下の余裕分は表示期間には出力されない。7cが
その出力期間を示す。
【0015】同図(b)に、水平転送動作を示す。8c
が水平表示期間、9cが水平帰線期間である。10cが
不要範囲の画素をも含めたアクティブ画素の電荷全てを
転送刷る期間、11cがOB部を転送する期間である。
これらの転送動作は、全て同じ速度で動作している。こ
の場合、1H期間内に全てを転送すれば良いだけで水平
表示期間による制約は無い。これは、表示期間に出力す
べき信号が、映像信号処理回路でつくられるからであ
る。また、水平表示期間のみに必要範囲の画素の電荷の
転送を行い、固体撮像素子1の出力が即、水平表示期間
の出力になるようにしないのは、水平帰線期間内に不要
範囲の画素の電荷を転送するのが速度的に困難であるた
めである。
【0016】図5に、本実施例の固体撮像素子駆動装置
の構成を示す。1dがVカウンタ、2dがHカウンタで
あり、VDは垂直ドライブ信号、HDは水平ドライブ信
号で、それぞれ、Vカウンタ、Hカウンタの駆動基準信
号となっている。CLK1は、固体撮像素子駆動手段を
駆動するクロックであり、1H期間内に余裕画素を含む
全ての水平転送CCD3aの電荷を転送できるだけの速
度に設定される。Vカウンタ、Hカウンタは、垂直、水
平帰線期間のみで動作するジョンソンカウンタ(シフト
レジスタ)となっており、表示期間でのカウントノイズ
発生を抑えている。3dがVデコーダ、4dがHデコー
ダで、それぞれ垂直転送CCD2a、水平転送CCD3
aを駆動する信号を作っている。5dが高速転送段数制
御回路で、図2において下側の不要範囲の画素の電荷を
転送する段数を決定している。つまり、図4における4
cの期間の転送段数を決定している。この段数を変える
ことにより、固体撮像素子1から出力する画像の範囲を
移動させることができる。MDATA1は、制御回路7
から送られる前記高速転送段数を指示する信号である。
このような構成をとることにより光電変換された画像の
範囲より垂直方向において小さい画像範囲の映像信号を
固体撮像素子1から出力することができ、しかもその範
囲を外部より制御できる。
【0017】図6が、本実施例の時間軸変換装置の構成
を示すブロック図である。1eは固体撮像素子から出力
され、アナログーデジタル変換回路4によりデジタル化
された映像信号を水平1ライン分の全てを記憶するライ
ンメモリである。書き込みと読み出しを独立に行うため
2ライン分用意され、2eと3eのスイッチにより書き
込み用と読み出し用を切り換えている。4eはラインメ
モリの書き込み動作を制御するライトコントローラであ
り、5eはラインメモリの読み出し動作を制御するリー
ドコントローラである。ラインメモリから読み出される
画素データは、不要範囲の画素を除いた必要画像範囲の
画素データのみである。CLK1は書き込みクロック
で、CLK2は読み出しクロックである。CLK1は、
図5におけるCLK1と同一で、1H期間内に水平1ラ
イン分の全ての画素データを書き込める速度に設定され
ている。CLK2は、前記必要画像範囲の画素データを
水平表示期間全域に渡って出力することのできる速度に
設定されている。リードコントローラは読み出しを任意
のアドレスからスタートすることができ、これにより読
み出す画像範囲を移動させることができる。MDATA
2は、制御回路7から送られるスタートアドレス指示信
号である。このような構成をとることにより、入力され
た映像信号の画像の範囲より水平方向において小さな画
像範囲の映像信号を水平表示期間の全域に渡って出力す
ることができ、しかもその範囲を外部より制御すること
ができる。
【0018】この動作を示すのが図7である。1fが水
平表示期間、2fが水平帰線期間であり、3fが入力映
像信号のアクティブ画素の部分、4fが入力映像信号の
OB部分、5fが出力映像信号のアクティブ画素の部
分、6fが出力映像信号のOB部分である。図のよう
に、入力映像信号のアクティブ画素の部分のうち、必要
範囲のみが水平表示期間の全域に渡って出力される。
【0019】なお、本実施例では読み出しを制御してい
るが、書き込み時に必要な画像の範囲のみを書き込むよ
うに制御することにより、同様の作用をさせることがで
きるのは言うまでもない。
【0020】図8が、前記CLK1及びCLK2を発生
させるクロック発生装置の構成を示すブロック図であ
る。1gは原発振回路でCLK1とCLK2それぞれの
周波数の最小公倍数の周波数のクロックCLK0を発生
させる。2gはCLK0を分周してCLK1をつくる分
周回路である。3gはCLK0を分周してCLK2をつ
くる分周回路である。4gは、CLK1とCLK2それ
ぞれの周波数の最大公約数の周波数のクロックCLK3
をつくる回路である。つまり、CLK3の周期はCLK
1とCLK2のそれぞれの周期の最小公倍数になってい
るので、CLK1とCLK2の位相関係はCLK3の周
期で繰り返す。5gは水平ドライブ信号HDをつくる回
路である。このようにするのは、CLK1とCLK2の
ビート成分が前記固体撮像素子の出力映像信号にノイズ
として乗るためである。そして、ビート成分は画面上で
問題のないレベルに抑圧できてもOB部に乗った僅かな
成分が、前記デジタルシグナルプロセッサで色差信号を
つくる際に影響を与え、ビート成分が変動すると色が変
化することになる。このビートは、CLK1とCLK2
の位相関係で生じるので、CLK3と同じ周波数を持
ち、且つCLK3に対し一定の位相関係にある。したが
って、水平ドライブ信号をCLK3でつくれば、水平ド
ライブ信号と前記ビートとの位相関係は一定となり、O
B部に乗る成分も一定となり、色に与える影響も一定と
なって、色の変化はなくなる。
【0021】図9を用い本実施例の制御装置を説明す
る。同図(a)は、制御回路7の構成を示すブロック図
である。1hは、画像動き検出回路6からの動きの情報
(以下検出動きベクトルと称す)に基づき、補正される
前の実際の画像の動き(以下、真の動きベクトルと称
す)を求める動きベクトル再生部である。2hは、真の
動きベクトルに基づき次フィールドでの真の動きベクト
ルを予測する予測部である。3hは、予測された次フィ
ールドの真の動きベクトルから補正量(以下補正ベクト
ルと称す)を決定する補正ベクトル決定部である。4h
は、補正ベクトルに基づき、固体撮像素子駆動回路2、
及び、時間軸変換回路5を制御する信号をつくる制御信
号発生部である。同図(b)は、1h、2h、3hをよ
り詳細に示したシグナルフロー図である。動きベクトル
再生部については、検出動きベクトルは前フィールドの
補正残りなので、真の動きベクトルは検出動きベクトル
に前フィールドの補正量を加えたものとなる。5hは1
フィールド遅延を表す。予測部については、次フィール
ドの真の動きベクトルは現在の真の動きベクトルと同じ
であると仮定した等速予測を用いた場合を示している。
決定部については、センタリング処理のみを行った場合
を示している。センタリングとは、固体撮像素子1の出
力画像範囲及び、時間軸変換回路5の出力画像範囲を、
光電変換された画像の範囲に対し中央に移動するように
補正ベクトルを加工する処理である。6hが固体撮像素
子1の出力画像範囲及び、時間軸変換回路6の出力画像
範囲の、光電変換された画像の範囲に対する情報であ
り、これからセンタリング量を決定する。また、等速予
測では、真の動きベクトルが高い周波数成分を持つと誤
差が大きくなるので、誤差を最も小さくする周波数(最
大抑圧周波数)をDC以外に設定したアルゴリズムも考
えられる(等速予測がDC成分の誤差を最小にするのは
言うまでもない)。(c)にその1例を示す。7hは1
/2の乗算器である。このアルゴリズムの場合、7.5
Hzで、最も抑圧率が大きくなる。もちろん、これらの
設定は、実使用状態での実写試験で決定されることとな
る。このような構成により、前記時間軸変換装置の出力
映像信号の画像から動きを除去するように、前記固体撮
像素子駆動装置及び、前記時間軸変換装置を制御するこ
とができる。
【0022】(実施例2)図10は、本発明の他の実施
例の構成を示したブロック図である。基本的には図1で
示した実施例と同じであるが、図1の構成に加えてフィ
ールドメモリとメモリコントローラが追加されている。
この構成の場合、前記検出動きベクトルをも補正するこ
とができ、より完璧な補正を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細で説明したように、本発明で
は、余裕画素を持った固体撮像素子を用い、固体撮像素
子駆動装置及び、時間軸変換装置により、必要な画像の
範囲の映像信号を必要な画素数分だけ取り出すことによ
り、装置に規模や消費電力の増大を防ぎつつ解像度劣化
の無い手振れ補正装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手振れ補正装置の一実施例の構成を示
すブロック図
【図2】同実施例で用いる固体撮像素子の構成図
【図3】同実施例における固体撮像素子の通常の出力信
号のタイミングを示す図
【図4】同実施例における固体撮像素子の出力信号のタ
イミングチャート
【図5】同実施例の固体撮像素子駆動装置の構成図
【図6】同実施例の時間軸変換装置の構成図
【図7】同実施例における時間軸変換装置の入力信号と
出力信号のタイミングを示す図
【図8】同実施例で使うクロックの発生装置の構成図
【図9】同実施例の制御装置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
【図11】従来の手振れ補正装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 固体撮像素子 2 固体撮像素子駆動回路 3 アナログ信号処理回路 4 アナログーデジタル変換回路 5 時間軸変換回路 6 画像動き検出回路 7 制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、前記固体撮像素子から
    出力される映像信号に含まれる手振れ等による画像の動
    きを映像信号から検出する画像動き検出手段もしくは手
    振れ等による撮像装置の揺動を検出する加速度センサま
    たは角速度センサ等により成る揺動検出手段と、前記固
    体撮像素子で光電変換された画像の範囲よりも小さな範
    囲を前記固体撮像素子から映像信号として出力させるよ
    うに前記固体撮像素子を駆動する固体撮像素子駆動手段
    と、前記固体撮像素子からの映像信号を入力して映像信
    号の画像の範囲より小さな範囲に制限した映像信号を出
    力する映像信号処理手段と、前記画像動き検出手段もし
    くは前記揺動検出手段からの信号に基づいて前記映像信
    号処理手段の出力映像信号に手振れ等による画像の動き
    が含まれないように前記固体撮像素子駆動手段及び前記
    映像信号処理手段を制御する制御手段とを備え、前記映
    像信号処理手段の出力信号がテレビジョン規格で定めら
    れた放送方式の表示期間の全域に渡って出力されること
    を特徴とする手振れ補正装置。
  2. 【請求項2】 映像信号処理手段の出力は、その数が映
    像信号処理手段の出力画像の範囲に相当する固体撮像素
    子上の画素数に一致する画素単位の離散信号であること
    を特徴とする請求項1記載の手振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 固体撮像素子駆動手段は、固体撮像素子
    の垂直電荷転送部に蓄えられた電荷のうち、上下部分で
    不要な画像の範囲に相当する電荷を垂直帰線期間内に排
    出し、必要な画像の範囲に相当する電荷をテレビジョン
    規格で定められた表示期間の全域に渡って映像信号とし
    て出力することを特徴とする請求項1及び請求項2記載
    の手振れ補正装置。
  4. 【請求項4】 映像信号処理手段は、固体撮像素子の出
    力映像信号の水平1ライン分を全てを記憶し、記憶され
    た映像信号のうち水平方向で必要な画像の範囲の映像信
    号のみを、テレビジョン規格で定められた水平表示期間
    の全域に渡って出力できるように、記憶時の速度より遅
    い速度で読み出すようにした時間軸変換手段であること
    を特徴とする請求項1及び請求項2記載の手振れ補正装
    置。
  5. 【請求項5】 映像信号処理手段は、固体撮像素子の出
    力映像信号の水平1ライン分のうち水平方向で必要な画
    像の範囲の映像信号のみを記憶し、記憶された映像信号
    をテレビジョン規格で定められた水平表示期間の全域に
    渡って出力できるように、記憶時の速度より遅い速度で
    読み出すようにした時間軸変換装置であることを特徴と
    する請求項1及び請求項2記載の手振れ補正装置。
  6. 【請求項6】 時間軸変換手段は、記憶時の書き込み速
    度と出力時の読み出し速度の比が5:4であることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4記載の手振れ補正装
    置。
  7. 【請求項7】 時間軸変換手段は、記憶時の書き込み速
    度と出力時の読み出し速度の比が4:3であることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4記載の手振れ補正装
    置。
  8. 【請求項8】 時間軸変換手段は、記憶時の書き込み速
    度と出力時の読み出し速度の比が3:2であることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4に記載の手振れ補正装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006035843A1 (ja) * 2004-09-30 2008-05-15 シャープ株式会社 タイミング信号生成回路、電子デバイス、表示装置、受像装置、及び駆動方法
US7483063B2 (en) 2003-05-15 2009-01-27 Panasonic Corporation Image defect correction apparatus and method

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