JPWO2006011332A1 - 自動車用ラゲージボックス - Google Patents

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Abstract

十分な軽量性、剛性を有し、かつ、断熱性、表面外観・硬度に優れた次の構造を有する自動車用ラゲージボックスである。 すなわち、本発明は、自動車内の荷室フロアに設置されるラゲージボックス1であって、該ラゲージボックス1が底面部2とそれと一体の立壁部3とからなり、さらに該底面部2および該立壁部3のいずれも発泡層9と、該発泡層9の表面に形成される非発泡層10,11とを有する、熱可塑性樹脂の射出発泡成形体からなることを特徴とする自動車用ラゲージボックスに関する。

Description

本発明は、自動車内の荷室フロアに設置されるラゲージボックスに関する。
ラゲージボックスは、自動車内の荷室フロアに設置され、荷物や工具を収納する自動車部品のひとつである。近年、省エネルギー、省資源の観点から自動車部品の軽量化が要求されている。とくに、自動車部品の中では大型の製品であり、車外に取り出す場合のあるラゲージボックスにおいては、一層の軽量化が要求される。一方、重い荷物を載せた場合などにラゲージボックスの底面部が変形して割れたりしないように、十分な剛性も必要である。さらに、最近では生鮮食料品や飲料などを保冷状態でラゲージボックスに収納する場合があり、断熱性も要求されることがある。
しかし、従来のラゲージボックスの素材で大半を占める熱可塑性樹脂の射出成形品(例えば特許文献1)は、剛性を高めるために適当な肉厚にすると製品が大型であることから重くなり、取り出しや運搬においても軽量性は十分でない。また、断熱性も不十分である。
これに対し、チップウレタン成形体(特許文献2)や樹脂ビーズ発泡成形体(例えば特許文献3、特許文献4)などからなるラゲージボックスが提案されている。これらは発泡成形体から構成されているため、射出成形品に比べて軽量で断熱性に優れる。しかし、これらは実用上必要な剛性、断熱性を確保するためには射出成形品(通常3mm程度)と比べて大幅に肉厚を大きくする必要があり、発泡倍率によって異なるが、例えば5倍発泡品で10mm程度、20倍発泡品で30mm程度であるため、収納部スペースが小さくなり、収納する物の大きさ、量が制限されるといった問題があった。また、このような成形体は各粒子を膨張融着によって得られたものであるから、その融着界面が網目状に見えたり、凹凸になっているため、自動車内装材では一般的である皮革状のシボ加工等が不適であり、外観が貧相であった。さらに、表面硬度が小さいため、少しの衝撃でも表面が傷ついたり、破損したりする問題もあった。
一方、計量性、断熱性に優れた、発泡層と非発泡層とを有する射出発泡成形体による合成樹脂製ラゲージボックスが知られている(特許文献5)。しかし、これは自動二輪車用であり、該ラゲージボックスは自動二輪車本体に固定されて取り出し可能でない。さらに、該ラゲージボックスはライダ用シートにヒンジ連結するため立壁部は非発泡であり、生鮮食料品や飲料などを保冷状態で収納するには断熱性は十分でない。また、基材樹脂として軽量性にすぐれることから自動車内装材に多用されるポリプロピレン系樹脂の例示はあるが、2倍以上の高発泡化で大幅な軽量性、断熱性が実現することは開示されていない。
以上のように、これまでは軽量性、剛性、断熱性、収納性、表面外観・硬度をいずれも満足する自動車用ラゲージボックスを得ることは困難であった。
実開平4−45152号公報 実開昭62−171345号公報 特開平10−16647号公報 特開平10−29466号公報 特開平10−316067号公報
本発明の目的は、軽量性、剛性に優れるだけでなく、断熱性、表面外観・硬度に優れた自動車用ラゲージボックスを提供することである。
本発明者らは、高発泡倍率の射出発泡成形を適用することにより、十分な軽量性、剛性を有し、かつ、断熱性、表面外観・硬度に優れた自動車用ラゲージボックスが得られることを見出し本発明の完成に至った。
すなわち本発明は、底面部と、底面部と一体的に形成された立壁部とからなる自動車内の荷室フロアに設置されるラゲージボックスであって、該ラゲージボックスが、熱可塑性樹脂の射出発泡成形体からなることを特徴とする自動車用ラゲージボックスに関する。
好ましい実施態様としては、
(1)底面部と、底面部と一体的に形成された立壁部とからなる自動車内の荷室フロアに設置されるラゲージボックスであって、該底面部および該立壁部のいずれも、発泡層と、該発泡層の表面に形成される非発泡層とを有する、熱可塑性樹脂の射出発泡成形体からなることを特徴とする、
(2)前記自動車用ラゲージボックスが、取り出しおよび運搬移動を容易にする把手構造を後部および/または側部に少なくとも1箇所以上有すること、
(3)発泡層の平均気泡径が500μm以下、非発泡層が厚み10μm以上1000μm以下、前記底面部の発泡倍率が2倍以上10倍以下である、
(4)前記射出発泡成形体が、発泡剤を含んでなる熱可塑性樹脂組成物の溶融物を、固定型と前進および後退が可能な可動型とから構成される金型内に射出充填し、次いで可動型を後退させて前記熱可塑性樹脂を発泡させることにより製造してなる、
(5)前記熱可塑性樹脂が、(A)メルトフローレートが10g/10分以上100g/10分以下、メルトテンションが2cN以下である線状ポリプロピレン系樹脂50重量部以上95重量部以下と、(B)メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分未満、メルトテンションが5cN以上で、かつ歪硬化性を示す改質ポリプロピレン系樹脂5重量部以上50重量部以下(ただし、線状ポリプロピレン系樹脂(A)と改質ポリプロピレン系樹脂(B)の合計は100重量部)とからなるポリプロピレン系樹脂である、
ことを特徴とする前記記載の自動車用ラゲージボックスに関する。
本発明の自動車用ラゲージボックスは、底面部と底面部と一体的に形成される立壁部とからなる射出発泡成形体であることから、十分な軽量性、剛性を有し、かつ、断熱性、表面外観・硬度にも優れている。また、軽量性に加えて、把手構造を後部および/または側部に少なくとも1箇所以上を有するため、取り出しおよび運搬移動が容易である。
本発明ラゲージボックスの一例を示した斜視図である。 図1のA−A’線断面図およびB部分の拡大図である。 自動車の荷室フロアに設置した一例である。 本発明ラゲージボックスの使用形態の一例を示した図である。
符号の説明
1 ラゲージボックス
2 底面部
3 立壁部
4,5 仕切り壁部
6 後部把手構造
7,8 側部把手構造
9 発泡層
10,11 非発泡層
12 蓋
13 自動車
14 荷室フロア

以下、本発明の自動車用ラゲージボックスを図面に基づき説明する。図1は本発明の自動車用ラゲージボックスの一例を示した斜視図である。また、図2は、図1のA−A’線断面図およびB部分の拡大図、図3、図4は自動車の荷室フロアに設置した一例である。
本発明の自動車用ラゲージボックス1は、底面部2と、底面部2と一体的に成形された立壁部3とからなる。また、走行時に収納物が該ラゲージボックス1内を移動してラゲージボックスを破損しないように、必要に応じて仕切り壁部4、5で仕切られていてもよい。この仕切り壁部4、5は該ラゲージボックス1の剛性を高める補強材としての役割も兼ね備えている。この仕切部4,5は図2の断面図に示されるように、ラゲージボックス1と一体的に形成されていてもよいし、別途製造されたものを取り付けてもよい。後者の場合、ラゲージボックス1に接着またはネジどめ等で固定されていてもよいし、取り外し可能なように固定しなくてもよい。固定しない場合でも走行時の振動で位置がずれたり、破損しないように、仕切部4,5が底面部2、立壁部3に嵌込み可能なように底面部2、立壁部3に溝部が形成されているのが好ましい。仕切部4,5が別途製造されたものである場合、材質はラゲージボックス1と同じ射出発泡成形体であってもよいし、そうでなくてもよい。射出発泡成形体でない場合は、通常の非発泡の射出成形体が例としてあげられる。
前記ラゲージボックス1においては、取り出しおよび運搬移動を容易にするため、自動車の後部側および/または側部に少なくとも1箇所以上の把手構造6、7、8を有するのが好ましい。
本発明のラゲージボックス1は、熱可塑性樹脂の射出発泡成形体からなることを特徴とする。図1のA−A’線断面図である図2のB部分の拡大図は、該ラゲージボックス1が射出発泡成形体であることを示している。この図で底面部2および立壁部3のいずれも発泡層9と、該発泡層9の表面に形成される非発泡層10、11とを有する。
前記発泡層9の平均気泡径は、好ましくは500μm以下、更に好ましくは200μm以下であり、前記非発泡層10、11の厚みは好ましくは10μm以上1000μm以下、更に好ましくは100μm以上500μm以下である。発泡層9の平均気泡径が500μmを越える場合は優れた剛性が得られない場合がある。非発泡層10、11の厚みが10μm未満では優れた表面外観・硬度にならず、剛性も低下する傾向があり、1000μmを越える場合は軽量性が得られにくい恐れがある。
また、前記射出発泡成形体の発泡倍率は、好ましくは2倍以上10倍以下、更に好ましくは3倍以上6倍以下である。発泡倍率が2倍未満では十分な軽量性、断熱性が得られにくく、10倍を越える場合には剛性の低下が著しくなる傾向がある。ここでいう発泡倍率は、発泡剤を添加しない以外は発泡成形体と同条件で射出成形した非発泡成形体との比重の比から得られた値である。
本発明のラゲージボックス1を自動車13の荷室フロア14に設置する場合、図3に例示するように、蓋12と組み合わせ、蓋付きラゲージボックスとして使用するのが好ましい。この場合、蓋12はラゲージボックス1の上面を覆う蓋となることで、重い荷物等で該ラゲージボックス1収納物を破損することなどが避けられるほか、該ラゲージボックス1の断熱性が向上する。蓋の素材としては、上面に積載する重い荷物等によって実用上の破損、変形等しないものであれば、とくに制限はないが、さらに断熱性を向上させることが期待される、ラゲージボックスと同一素材である射出発泡成形体であることが好ましい。図4は蓋12を開けて該ラゲージボックス1の収納物を収納または取り出す状態を示す。
なお、本発明のラゲージボックス1や蓋12には、装飾のため表面にシボ加工を施したり、不織布等表皮材を積層する等してもよい。
さらに、前記ラゲージボックス1の下面には吸音材が貼り付けられていてもよい。ここでいう吸音材とは、車体下方で生じる各種騒音(ロードノイズや排気系統音等)が荷室フロア14に伝わるのを防止する効果が有ればとくに制限はない。吸音材としては、例えば、通常の不織布、軟質ゴム板等がある。
このような熱可塑性樹脂の射出発泡成形体から構成されるラゲージボックス1の製造方法は、公知の方法が適用できる。例えば、発泡剤を含んでなる熱可塑性樹脂組成物の溶融物を、固定型と前進および後退が可能な可動型とから構成される金型内に射出充填し、次いで可動型を後退させて前記熱可塑性樹脂を発泡させることにより製造される。
また、発泡剤を含んでなる熱可塑性樹脂組成物の溶融物を金型内に射出充填する場合、シルバーストリークあるいはスワールマークの発生による表面外観の低下を防止する目的で公知の方法が適用できる。例えば、金型キャビティクリアランスを発泡前の成形体厚みよりも小さい状態で射出充填したり、射出充填する前に予め金型内を0.1〜10MPaの不活性ガス等加圧流体(例えば空気、窒素、炭酸ガス等)で満たしておいてもよい。これらのうちでは、後者の方法がより表面外観に優れた成形体が得られる点で好ましい。
その他の成形条件は、使用する熱可塑性樹脂のメルトフローレート(MFR)、発泡剤の種類、成形機の種類あるいは金型の形状によって適宜調整すればよい。例えば、ポリプロピレン系樹脂を使用する場合は、通常、樹脂温度170〜250℃、金型温度10〜100℃、成形サイクル1〜60分、射出速度10〜300mm/秒、射出圧力10〜100MPa等の条件で行われる。
本発明で使用できる発泡剤は、化学発泡剤、物理発泡剤など射出発泡成形に通常使用できるものであればとくに制限はない。化学発泡剤は、前記熱可塑性樹脂と予め混合してから射出成形機に供給され、シリンダー内で分解して炭酸ガス等の気体を発生するものである。化学発泡剤としては、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム等の無機系化学発泡剤や、アゾジカルボンアミド、N,N’−ジニトロソペンタテトラミン等の有機系化学発泡剤があげられる。物理発泡剤は、成形機のシリンダー内の溶融樹脂にガス状または超臨界流体として注入され、分散または溶解されるもので、金型内に射出後、圧力開放されることによって発泡剤として機能するものである。物理発泡剤としては、プロパン、ブタン等の脂肪族炭化水素類、シクロブタン、シクロペンタン等の脂環式炭化水素類、クロロジフルオロメタン、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類、窒素、炭酸ガス、空気等の無機ガスがあげられる。これらは単独または2種以上混合して使用してよい。
これらの発泡剤の中では、通常の射出成形機が安全に使用でき、均一微細な気泡が得られやすいものとして、化学発泡剤としては無機系化学発泡剤、物理発泡剤としては窒素、炭酸ガス、空気等の無機ガスが好ましい。これらの発泡剤には、発泡成形体の気泡を安定的に均一微細にするために必要に応じて、例えばクエン酸のような有機酸等の発泡助剤やタルク、炭酸リチウムのような無機微粒子等の造核剤を添加してもよい。通常、上記無機系化学発泡剤は取扱性、貯蔵安定性、前記熱可塑性樹脂への分散性の点から、10〜50重量%濃度の前記熱可塑性樹脂と同じ種類の樹脂を用いたマスターバッチとして使用されるのが好ましい。
上記発泡剤の使用量は、前記熱可塑性樹脂の種類、最終製品の発泡倍率、発泡剤の種類や成形時の樹脂温度によって適宜設定すればよい。例えば、通常、無機系化学発泡剤の場合は、熱可塑性樹脂100重量部に対して好ましくは、0.1重量部以上20重量部以下、更に好ましくは0.5重量部以上10重量部以下の範囲で使用される。この範囲で使用することにより、経済的に発泡倍率が2倍以上、且つ均一微細気泡の発泡成形体が得られやすい。
さらに必要に応じて、前記熱可塑性樹脂組成物には、酸化防止剤、金属不活性剤、燐系加工安定剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、蛍光増白剤、金属石鹸、制酸吸着剤などの安定剤、架橋剤、連鎖移動剤、核剤、滑剤、可塑剤、充填材、強化材、顔料、染料、難燃剤、帯電防止剤などの添加剤を併用してもよい。必要に応じて用いられるこれらの添加剤は、成形性や発泡性等を損なわない範囲で使用されるのはもちろんであるが、一般に前記熱可塑性樹脂組成物100重量部に対して、好ましくは0.01重量部以上10重量部以下の範囲で使用される。
前記熱可塑性樹脂としては、公知のものが使用でき、例えば、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、ポリメタクリル酸エステル系樹脂等があげられる。これらの中では、軽量性、リサイクル性、成形性と物性のバランスに優れたポリプロピレン系樹脂が好ましい。
本発明で使用するポリプロピレン系樹脂は、成形性と発泡性を両立するために線状ポリプロピレン系樹脂(A)と改質ポリプロピレン系樹脂(B)とを混合したものを使用するのが好ましい。混合方法は特に限定はなく、公知の方法で行うことが出来、例えば、ペレット状の樹脂をブレンダー、ミキサー等を用いてドライブレンドする、溶融混合する、溶剤に熔解して混合する等の方法が挙げられる。本発明においてはドライブレンドした上で射出発泡成形に供する方法が、熱履歴が少なくて済み、メルトテンションの低下が少なくなる為、好ましい。
前記線状ポリプロピレン系樹脂(A)は、メルトフローレートが10g/10分以上100g/10分以下、好ましくは15g/10分以上50g/10分以下であり、メルトテンションが2cN以下、好ましくは1cN以下である。メルトフローレートが10g/10分以上100g/10分以下の範囲であると、射出発泡成形体を製造する際に、金型キャビティのクリアランスが1〜2mm程度の薄肉部分を有する成形においてもショートショットになりにくく、連続して安定した成形が行いやすい。また、高発泡倍率であり、且つ、発泡時に気泡が破壊されにくいため、表面外観・硬度に優れた発泡成形体が得られる。また、メルトテンションが2cN以下であれば、金型面への転写性が良好であり、表面外観・硬度に優れた発泡成形体が得られる傾向にある。
メルトフローレートとは、ASTM D−1238に準拠し、230℃、2.16kg荷重下で測定したものを言い、メルトテンションとは、メルトテンション測定用アタッチメントを付けたキャピログラフ(東洋精機製作所製)を使用して、230℃でφ1mm、長さ10mmの孔を有するダイスから、ピストン降下速度10mm/分で降下させたストランドを1m/分で引き取り、安定後に40m/分2で引き取り速度を増加させたとき、破断したときのロードセル付きプーリーの引き取り荷重をいう。
ここでいう線状ポリプロピレン系樹脂(A)とは、線状の分子構造を有しているポリプロピレン系樹脂であり、通常の重合方法、例えば担体に担持させた遷移金属化合物と有機金属化合物から得られる触媒系(例えば、チーグラー・ナッタ触媒)の存在下の重合で得られる。具体的には、プロピレンの単独重合体、ブロック共重合体およびランダム共重合体であって、結晶性の重合体があげられる。プロピレンの共重合体としては、プロピレンを75重量%以上含有しているものが、ポリプロピレン系樹脂の特徴である結晶性、剛性、耐薬品性などが保持されている点で好ましい。共重合可能なα−オレフィンは、エチレン、1−ブテン、イソブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、3,4−ジメチル−1−ブテン、1−ヘプテン、3−メチル−1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセンなどの炭素数2または4〜12のα−オレフィン、シクロペンテン、ノルボルネン、テトラシクロ[6,2,11,8,13,6]−4−ドデセンなどの環状オレフィン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、メチル−1,4−ヘキサジエン、7−メチル−1,6−オクタジエンなどのジエン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、スチレン、メチルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼンなどのビニル単量体などが挙げられる。これらのうち、エチレン、1−ブテンが耐寒脆性向上、安価等という点で好ましい。
本発明で使用することができる改質ポリプロピレン系樹脂(B)は、メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分未満、好ましくは0.3g/10分以上5g/10分以下であり、メルトテンションが5cN以上、好ましくは8cN以上で、かつ歪硬化性を示すものである。メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分未満であると、線状ポリプロピレン系樹脂(A)への分散性が良好であり、高発泡倍率であり気泡が均一の、表面外観が良い発泡成形体が得られる。また、金型面への転写性が良好で、表面外観・硬度に優れた発泡成形体が得られる。また、メルトテンションが5cN以上の場合には2倍以上の均一微細な気泡の発泡成形体が得られる。
ここでいう歪硬化性は、溶融物の延伸歪みの増加に伴い粘度が上昇することとして定義され、通常は特開昭62−121704号公報に記載の方法、すなわち市販のレオメーターにより測定した伸長粘度と時間の関係をプロットすることで判定することができる。また、例えばメルトテンション測定時の溶融ストランドの破断挙動からも歪硬化性を判定できる。すなわち、引き取り速度を増加させたときに急激にメルトテンションが増加し、切断に至るときは歪硬化性を示す場合である。改質ポリプロピレン系樹脂(B)が歪硬化性を示し、メルトテンションが高い場合に発泡倍率が2倍を越える高発泡倍率の発泡成形体が得られ、射出成形時の溶融樹脂流動先端部で破泡しやすくなることによっておこるシルバーストリークあるいはスワールマークが出にくくなるので表面外観・硬度に優れた発泡成形体が得られる傾向にある。
このような改質ポリプロピレン系樹脂(B)としては、例えば線状ポリプロピレン系樹脂に放射線を照射するか、または線状ポリプロピレン系樹脂、ラジカル重合開始剤、共役ジエン化合物を溶融混合するなどの方法により得られる分岐構造あるいは高分子量成分を含有する改質ポリプロピレン系樹脂が挙げられる。これらの中では、線状ポリプロピレン樹脂、ラジカル重合開始剤および共役ジエン化合物を溶融混合して得られる改質ポリプロピレン系樹脂が、高価な設備を必要としない点から安価に製造できる点から好ましい。この改質ポリプロピレン系樹脂(B)の製造に用いられる原料ポリプロピレン系樹脂としては、前記線状ポリプロピレン系樹脂(A)と同じものが例示できる。
前記共役ジエン化合物としては例えばブタジエン、イソプレン、1,3−ヘプタジエン、2,3−ジメチルブタジエン、2,5−ジメチル−2,4−ヘキサジエンなどがあげられるが、これらを単独または組み合わせ使用してもよい。これらの中では、ブタジエン、イソプレンが安価で取り扱いやすく、反応が均一に進みやすい点からとくに好ましい。
前記共役ジエン化合物の添加量としては、線状ポリプロピレン系樹脂100重量部に対して、0.01〜20重量部が好ましく、0.05〜5重量部がさらに好ましい。0.01重量部未満では改質の効果が得られにくい場合があり、また20重量部を越える添加量においては効果が飽和してしまい、経済的でない場合がある。
前記共役ジエン化合物と共重合可能な単量体、たとえば塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、アクリル酸金属塩、メタクリル酸金属塩、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリルなどのアクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリルなどのメタクリル酸エステルなどを併用してもよい。
ラジカル重合開始剤としては、一般に過酸化物、アゾ化合物などが挙げられるが、ポリプロピレン系樹脂や前記共役ジエン化合物からの水素引き抜き能を有するものが好ましく、一般にケトンパーオキサイド、パーオキシケタール、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシジカーボネート、パーオキシエステルなどの有機過酸化物が挙げられる。これらのうち、とくに水素引き抜き能が高いものが好ましく、たとえば1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタンなどのパーオキシケタール、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3−ヘキシンなどのジアルキルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイドなどのジアシルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシオクテート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパーオキシ3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフタレートなどのパーオキシエステルなどの1種または2種以上が挙げられる。
ラジカル重合開始剤の添加量としては、線状ポリプロピレン系樹脂100重量部に対して、0.01重量部以上10重量部以下が好ましく、0.05重量部以上2重量部以下がさらに好ましい。0.01重量部未満では改質の効果が得られにくい場合があり、また10重量部を越える添加量では、改質の効果が飽和してしまい経済的でない場合がある。
線状ポリプロピレン系樹脂、共役ジエン化合物、およびラジカル重合開始剤を反応させるための装置としては、ロール、コニーダー、バンバリーミキサー、ブラベンダー、単軸押出機、2軸押出機などの混練機、2軸表面更新機、2軸多円板装置などの横型撹拌機、ダブルヘリカルリボン撹拌機などの縦型撹拌機、などが挙げられる。これらのうち、混練機を使用することが好ましく、とくに押出機が生産性の点から好ましい。
線状ポリプロピレン系樹脂、共役ジエン化合物、およびラジカル重合開始剤を混合、混練(撹拌)する順序、方法にはとくに制限はない。線状ポリプロピレン系樹脂、共役ジエン化合物、およびラジカル重合開始剤を混合したのち溶融混練(撹拌)してもよいし、ポリプロピレン系樹脂を溶融混練(撹拌)したのち、共役ジエン化合物あるいはラジカル開始剤を同時にあるいは別々に、一括してあるいは分割して混合してもよい。混練(撹拌)機の温度は130〜300℃が、線状ポリプロピレン系樹脂が溶融し、かつ熱分解しないという点で好ましい。またその時間は一般に1〜60分が好ましい。
このようにして、本発明に用いる改質ポリプロピレン系樹脂(B)を製造することができる。ポリプロピレン系樹脂(A)、(B)の形状、大きさに制限はなく、ペレット状でもよい。
本発明で使用する線状ポリプロピレン系樹脂(A)と改質ポリプロピレン系樹脂(B)の合計100重量部中、線状ポリプロピレン樹脂(A)は、好ましくは、50重量部以上95重量部以下であり、更に好ましくは60重量部以上90重量部以下である。改質ポリプロピレン系樹脂(B)は、好ましくは5〜50重量部であり、更に好ましくは10〜40重量部である。前記配合量であれば、均一微細な気泡を有し、発泡倍率が2倍以上の発泡成形体が得られる。また、薄肉部分を有する成形でショートショットが起こらず、連続して安定した生産が行えるほか、表面外観・硬度に優れた発泡成形体を安価に提供することが出来る。

Claims (6)

  1. 底面部と、底面部と一体的に形成された立壁部とからなる自動車内の荷室フロアに設置されるラゲージボックスであって、該ラゲージボックスが、熱可塑性樹脂の射出発泡成形体からなることを特徴とする自動車用ラゲージボックス。
  2. 底面部と、底面部と一体的に形成された立壁部とからなる自動車内の荷室フロアに設置されるラゲージボックスであって、該底面部および該立壁部のいずれも、発泡層と、該発泡層の表面に形成される非発泡層とを有する、熱可塑性樹脂の射出発泡成形体からなることを特徴とする自動車用ラゲージボックス。
  3. 前記自動車用ラゲージボックスが、取り出しおよび運搬移動を容易にする把手構造を後部および/または側部に少なくとも1箇所以上有することを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ラゲージボックス。
  4. 発泡層の平均気泡径が500μm以下、非発泡層が厚み10μm以上1000μm以下、前記底面部の発泡倍率が2倍以上10倍以下であることを特徴とする請求項1〜3何れか一項に記載の自動車用ラゲージボックス。
  5. 前記射出発泡成形体が、発泡剤を含んでなる熱可塑性樹脂組成物の溶融物を、固定型と前進および後退が可能な可動型とから構成される金型内に射出充填し、次いで可動型を後退させて前記熱可塑性樹脂を発泡させることにより製造してなることを特徴とする請求項1〜4何れか一項に記載の自動車用ラゲージボックス。
  6. 前記熱可塑性樹脂が、(A)メルトフローレートが10g/10分以上100g/10分以下、メルトテンションが2cN以下である線状ポリプロピレン系樹脂50重量部以上95重量部以下と、(B)メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分未満、メルトテンションが5cN以上で、かつ歪硬化性を示す改質ポリプロピレン系樹脂5重量部以上50重量部以下(ただし、線状ポリプロピレン系樹脂(A)と改質ポリプロピレン系樹脂(B)の合計は100重量部)とからなるポリプロピレン系樹脂であることを特徴とする請求項1〜5何れか一項に記載の自動車用ラゲージボックス。
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