JPWO2006008891A1 - 真円度測定装置 - Google Patents
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Abstract
解決しようとする問題点は、手動タイプの真円度測定装置から自動タイプの真円度測定装置に買い換える際の費用の問題、真円度測定装置のメンテナンスやオーバーホール等の修理時間、修理の際の交換部品のコスト等の問題を解消することである。本発明は、被測定物の周面の状態を測定する計測装置、前記計測装置上の被測定物の心ずれと傾きを調整できる円柱状の測定台、前記測定台の測定データを処理するコンピュータ演算処理装置からなる手動タイプの真円度測定装置において、前記測定台の内部にハンドルを含む駆動ユニット、前記駆動ユニットに接続するモータユニットからなる自動ユニット部と、前記自動ユニット部を制御する基板を設けることにより自動タイプに変更できるようにしたことを特徴とする真円度測定装置の構成とした。
Description
本発明は、円柱状の被測定物の真円度を計測することができる真円度測定装置において手動タイプの装置から自動タイプの装置に容易に改装可能な真円度測定装置に関する発明である。
真円度測定装置は、円柱状の被測定物の断面の真円、真円からの狂いを精密に計測する装置で、被測定物の中心を回転中心に合わせる心ずれ調節機構と、被測定物の回転軸に対する傾きを調節する傾き調節機構とを備えている。真円度測定装置は、低価格の手動タイプと、高機能のモータ駆動方式による自動タイプの2種類がある。
特開2001−201340号公報にある「真円度測定装置」は自動タイプの装置であり、真円度を測定すべき周面を持つ被測定物を載置する載物台と、前記被測定物の周面の変位を検出する変位検出手段と、この変位検出手段が前記被測定物の周面に沿って変位を検出し前記載置台又は前記変位検出手段を回転駆動する回転駆動手段と、前記載物台を前記回転駆動手段の回転軸に対して直交する面内で移動させる心ずれ調節用モータを含みこのモータの駆動によって前記被測定物の心ずれ量を調節する心ずれ調節手段等を備えたことを特徴とする真円度測定装置である。
しかしながら、自動タイプの真円度測定装置は高価であり、また手動タイプから自動タイプの真円度測定装置を買い換え購入するためには、買い換え費用が膨大に膨らむという問題がある。
手動タイプの真円度測定装置は、図9に示したように、被測定物(図示せず)の測定台となるテーブル2bの左右側面に対し手動ユニット13、14をそれぞれ備え、ハンドル13a、14aを手で回すことで前記被測定物の中心位置や傾きをその都度調節し、心ずれ調節や傾き調節がすべて終わった時に真円度等の測定が可能となる。
ハンドル13a、14aは、前記ハンドル13a、14aの軸となる主軸13b、14bを設け、ハンドル13a、14aを回すと主軸13b、14bも同時に回転する仕組みである。なお、ハンドルブラケット13c、14c内部にはベアリング13d、14d及びケレピン13e、14eが収納されている。
解決しようとする問題点は、手動タイプの真円度測定装置から自動タイプの真円度測定装置に買い換える際の費用の問題、真円度測定装置のメンテナンスやオーバーホール等の修理時間、修理の際の交換部品のコスト等の問題がある。
特開2001−201340号公報にある「真円度測定装置」は自動タイプの装置であり、真円度を測定すべき周面を持つ被測定物を載置する載物台と、前記被測定物の周面の変位を検出する変位検出手段と、この変位検出手段が前記被測定物の周面に沿って変位を検出し前記載置台又は前記変位検出手段を回転駆動する回転駆動手段と、前記載物台を前記回転駆動手段の回転軸に対して直交する面内で移動させる心ずれ調節用モータを含みこのモータの駆動によって前記被測定物の心ずれ量を調節する心ずれ調節手段等を備えたことを特徴とする真円度測定装置である。
しかしながら、自動タイプの真円度測定装置は高価であり、また手動タイプから自動タイプの真円度測定装置を買い換え購入するためには、買い換え費用が膨大に膨らむという問題がある。
手動タイプの真円度測定装置は、図9に示したように、被測定物(図示せず)の測定台となるテーブル2bの左右側面に対し手動ユニット13、14をそれぞれ備え、ハンドル13a、14aを手で回すことで前記被測定物の中心位置や傾きをその都度調節し、心ずれ調節や傾き調節がすべて終わった時に真円度等の測定が可能となる。
ハンドル13a、14aは、前記ハンドル13a、14aの軸となる主軸13b、14bを設け、ハンドル13a、14aを回すと主軸13b、14bも同時に回転する仕組みである。なお、ハンドルブラケット13c、14c内部にはベアリング13d、14d及びケレピン13e、14eが収納されている。
解決しようとする問題点は、手動タイプの真円度測定装置から自動タイプの真円度測定装置に買い換える際の費用の問題、真円度測定装置のメンテナンスやオーバーホール等の修理時間、修理の際の交換部品のコスト等の問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するために、被測定物3の周面の状態を測定する計測装置1a、前記計測装置1a上の被測定物3の心ずれと傾きを調整する円柱状の測定台2、前記測定台2の測定データを処理するコンピュータ演算処理装置1bからなる真円度測定装置において、前記測定台2の内部にハンドルを含む駆動ユニット5a、前記駆動ユニット5aに接続するモータユニット6、7からなる自動ユニット部4、5と、前記自動ユニット部4、5を制御する基板9を設けることにより自動タイプに変更できるようにしたことを特徴とする真円度測定装置の構成とした。
図1は本発明である真円度測定装置の全体斜視図、図2は本発明である真円度測定装置の測定時の全体斜視図、図3は本発明である真円度測定装置の測定台のB−B縦断面図、図4は本発明である真円度測定装置の測定台のC−C横断面図、図5は本発明である真円度測定装置の測定台のD−D縦断面図、図6は本発明である真円度測定装置を構成する測定台内部にある自動ユニット部のE縦断面拡大図、図7は本発明である真円度測定装置のモータ切替基板のブロック図、図8は本発明である真円度測定装置のフローチャート、図9は従来の発明である手動式の真円度測定装置のテーブル上部の縦断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明である真円度測定装置について詳細に説明する。
図1は本発明である真円度測定装置の全体斜視図、図2は本発明である真円度測定装置の測定時の全体斜視図、図3は本発明である真円度測定装置の測定台のB−B縦断面図である。
図1は、自動式のユニットを組み込んだ自動タイプの真円度測定装置1である。図1から図3に示したように、本発明である真円度測定装置1は、被測定物3の周面の状態を測定する計測装置1a、前記計測装置1a上の被測定物3の心ずれと傾きを調整できる円柱状の測定台2、前記測定台2の測定データを処理するコンピュータ演算処理装置1bからなる真円度測定装置において、前記測定台2の内部に着脱容易な、ハンドル4b、5bを含む駆動ユニット4a、5a、前記駆動ユニット4a、5aに接続するモータユニット6、7からなる自動ユニット部4、5と、前記自動ユニット部4、5を制御する基板9を交換手段であるフローチャート12の手順に従って設けることにより自動タイプに変更できるようにしたことを特徴とする真円度測定装置の構成とした。なお、基台1cは操作部1iを設け、前記コンピューター演算処理装置1bと接続すると共に計測装置1a及び測定台2を制御することができる。
計測装置1aは、支持部1d、移動式アーム1e及び検出器1fからなり、前記支持部1dは移動式アーム1eを支え、移動式アーム1eが支持部1dに沿って上下に移動する。移動式アーム1eの先端は検出器1fを設けた。移動式アーム1eの高さを決め移動式アーム1eを左右にスライドすることで、検出器1fの位置を調整できる。
測定台2は、円柱状の台であり、モータユニット等で自動的に回転する。測定台2の周面には、本発明によって交換した心ずれ機構側(C)の2つのハンドル5bと、水平方向の傾き調節機構側(T)のハンドル4bを2つ設けている。測定台2のA−A矢印方向となる内部構造は図3以降で詳細を説明する。
コンピュータ演算処理装置1bは、測定台2全体の制御や、真円度を測定した結果を出力表示するディスプレイ1gと、測定結果を紙等に印字するプリンタ1h等を備えている。
計測装置1aが測定した測定データは、コンピュータ演算処理装置1bの記憶装置(メモリ)に取り込み、中央処理演算装置(CPU)で演算し、前記演算結果をディスプレイ1gに表示し、表示した測定結果をプリンタで出力する仕組みである。
即ち、真円度測定装置1は、基台1c上に設けた支持部1dに沿って移動式アーム1eが移動し、前記移動式アーム1eの先端に設けた検出器1fが被測定物3の周面の状態を測定する計測装置1aと、中心の位置を調整するハンドル5b及び水平の傾きを調整するハンドル4bを備えたユニットを取り付け、モータ8により回転する略円柱状の測定台2と、測定データを処理するコンピュータ演算処理装置1bとからなり、被測定物3を載せた前記測定台2が回転しながら前記計測装置1aが被測定物3の真円度を測定し、前記コンピュータ演算処理装置1bが結果を表示する装置である。
図2に示したように、測定台2の上に円柱状の被測定物3を載せることで、計測装置1aの検出器1fにより被測定物3の真円度を測定することができる。具体的には、測定台2を回転させながら被測定物3の周面面を検出器1fでなぞり、周面面の凹凸を測定する。そのために、被測定物3は被測定物3の中心を測定台2の回転軸の中心に合わせ垂直になるように置く。
被測定物3が測定台2の中心の位置からずれている場合、又は傾いている場合は、検出器1fの測定可能範囲を超えたオーバースケールの状態となる。特に、高感度の測定を行う場合は測定可能な範囲が狭まるため、心ずれや傾きを予め調整する。
測定結果は、最初の測定データを元に、コンピュータ演算処理装置1bの中央処理装置が中心の位置及び傾きを計算し、比較検討した結果をモニターに表示できる。次に、図3で本発明である真円度測定装置1の中心となる自動ユニット部4、5の詳細を説明する。
図3に示したように測定台2は、テーブル2a及び、回転動力部(図示せず)、そして前記測定台2の内部に複数のハンドル等を備え、テーブル2aの中心方向に自動ユニット部4、5を備えたことを特徴とする。
自動ユニット部4、5は、駆動ユニット4a、5aと、前記駆動ユニット4a、5aに接続したモータユニット6、7、前記モータユニット6、7を制御する基板9等を設けたことを特徴とする。
テーブル2aの下部には、自動ユニット部4、5の配線等を収納する管10bを設け、前記管10bはスリップリング10cまで延びている。なお回転動力部は、テーブル2aを回転させる動力を発生する。
テーブル2aは、本体の座10の下部に自動ユニット部4、5又は手動ユニット13、14を設けたことを示す。座10は、テーブル2aの本体の内部にあり、テーブル2aの中心の位置や傾きを調節でき、図3の右側に示したように自動ユニット部4は、水平方向の傾きを調節する調節機構(TY)、左側にある自動ユニット部5は、水平方向の位置を調節する調節機構(CY)を備えている。
なお、垂直方向の傾きを調節する調節機構(TX)は手前側に設け、水平方向の位置を調節する調節機構(CX)は奥側に設けた。また基板9は支持台10dの側面に取り付けることができればよい。次に、前記駆動ユニット4a、5aと、前記モータユニット6、7の詳細について説明をする。
本発明を構成する自動ユニット部4は、複数の(1)駆動ユニット4aと、前記(1)駆動ユニット4aと連結した(2)モータユニット6からなることを特徴とする。
駆動ユニット4aは、ハンドル4b、前記ハンドル4bの中心軸に連結した主軸4c、主軸4cの上部をL字状に覆うハンドルブラケット4d、前記主軸4cとハンドルブラケット4dの結合するベアリング4e、主軸4cの先端に設けると共に、周面面に凹凸面を有し、突出した複数のケレピン4fを備えたプーリー4gからなる。
一方のモータユニット6は筒状の装置であり、駆動ユニット4aのプーリー4gから延びたベルト6bに連結するプーリー6aと、プーリー6aを減速する減速機6d、モータ6e、そしてエンコーダ6f等からなる。
同様に、自動ユニット部5は、ハンドル5b、主軸5c、ハンドルブラケット5d、ベアリング5e、ケレピン5f、プーリー5g、モータユニット7、プーリー7a、ベルト7b、モータコネクタ7c、減速機7d、モータ7e、エンコーダ7f等からなる。次に図4から図6で、前記自動ユニット部4、5を取付を行う位置について、各断面図を用いて説明する。
図4は本発明である真円度測定装置の測定台のC−C横断面図、図5は本発明である真円度測定装置の測定台のD−D縦断面図、図6は本発明である真円度測定装置を構成する測定台内部にある自動ユニット部のE縦断面拡大図である。
図4はC−C横断面図は、図3のハンドル4b、5bの近傍に示したC−C矢印に沿って底部から、測定台2を見た図である。なお、自動ユニット部4、5を制御するために、支持台10dの右斜め上部の位置で基板9を取り付けることができる。支持台10dとは凹状の部材で、前記支持台10dをネジ等によって簡単に取り付けることができる。
そして座10の左右両側面は、上側の自動ユニット部4(TX)と右側の自動ユニット部4(TY)の間の位置にモータユニット6、7の動作を制御するため、各モータユニット6、7から延びたモータコネクタ6c、7cを前記基板9まで接続する仕組みである。
また基板9は、回転動力部のスリップリング10cから延びたコネクタ(図示せず)が接続されており、モータユニット6、7に電源を供給し、操作部1iやコンピュータ演算処理装置1bと情報のやり取りを行うことができる。
図5は、図4に示した測定台2の右側の自動ユニット部4(TX)の側から見た図であり、右側には自動ユニット部4(TY)、左側に自動ユニット部5(CY)を設けたことを示す。自動ユニット部4の構成は、ハンドル4b、5b等からなる駆動ユニット4a、5aと、モータユニット6、7からなる。
モータユニット6でハンドル4bを回転するには、モータユニット6のプーリー6aにベルト6bの端を掛け、前記ベルト6bの他端に対し主軸4cの先端に設けたプーリー4gを掛ければよい。
図5に示した駆動ユニット4aを構成する主軸4cは、ハンドル4bの回転を調節する機構で、主軸4cによって複数の可動部材10aまで伝達できる軸である。ハンドル4bを回転させることで、予めバネ等(図示せず)によって押圧されたガイド10eが、内部に回動可能な硬球を設けた可動部材10aの位置を容易にずらし、座10から、テーブル2aまで傾きを容易に変更することができる。
図6は本発明である真円度測定装置構成する自動ユニット部4の内部構造を示した。なお自動ユニット部5の内部構造も同一とする。自動ユニット部4は、駆動ユニット4aとモータユニット6とからなる。
駆動ユニット4aは、ハンドル4b、主軸4c、ハンドルブラケット4d、ベアリング4e、ケレピン4f、プーリー4gとからなり、ハンドル4bの付いた主軸4cがハンドルブラケット4dの中から突出し、測定台2のテーブル2aからハンドルブラケット4dごと着脱できるよう設けている。
ハンドル4bは、正面が略円柱状の形状であり、滑り止め凹凸を前記ハンドル4bの周面に設けている。なおハンドル4bは主軸4cに接続している。ハンドルブラケット4dは前記ハンドル4bを固定するための枠体であり、内部にベアリング4e、ケレピン4f、プーリー4gを収納している。
ベアリング4eは、主軸4cの抜けを防止すると共に、主軸4cをハンドルブラケット4d内に固定するための軸受けである。ベアリング4eにより主軸4cが回転する。またケレピン4fは、自動ユニット部4をテーブル2aに接続したときに、自動ユニット部4が外れないように固定する部材である。接続の際はケレピン用穴にケレピン4fを合わせて取り付けることができる。
プーリー4gは、主軸4cに取り付けられた滑車で、主軸4cと共に回転する。プーリー4gの中心は主軸4cが通っており、側面にはベルト6bを掛ける凹凸を設けている。次に前記自動ユニット部4を構成するモータユニット6の詳細を説明する。
一方、モータユニット6は、前記モータ6eは、モータコネクタ6cまで配線を設けており、プーリー6aは、前記プーリー4gと同一の構造であり、中心にモータユニット6の回転軸が通っており、周面にベルト6bを掛けるための凹凸を設けていることを特徴とする。
また駆動ユニット4aのプーリー4gから延びたベルト6bを前記凹凸に掛け、モータユニット6の回転軸に取り付けられた滑車で、モータユニット6と共に回転する仕組みである。前記ベルト6bは、クロロプレンゴム等のように合成ゴムからなる。
そしてモータコネクタ6cはエンコーダ6fに接続し、先端を基板9に接続する。基板9からモータユニット6を動かすための電源を供給したり、モータユニット6の動作を制御できる。
エンコーダ6fは、信号を符号化する装置であり、モータユニット6の下部に取り付けられ、モータユニット6の動作を制御する。調整中はモータユニット6に電源を供給しつつ、回転による調整量を検出し、調整すべき値に達したらモータユニット6の回転を止める。
なお、前記エンコーダ6fに接続した減速機6d及びモータ6eは市販品であるため詳細な説明を省略する。次に前記モータユニット6への切り替えを行う基板9の内部を構成するブロック図(11)の詳細を説明する
図7は、本発明である真円度測定装置のモータ切替基板のブロック図である。ブロック図11に示すように、基板9内には、モータ信号切換回路11a、エンコーダ信号切換回路11b及び切換制御11cの電子回路がある。
モータ信号切換回路11aは、操作部1i又はコンピュータ演算処理装置1bからモータ信号を受けて、モータ及びエンコーダ11d(CX)、モータ及びエンコーダ11e(CY)、モータ及びエンコーダ11f(TX)及びモータ及びエンコーダ11g(TY)の各モータに対して動作させる又は停止させる命令を出す。
エンコーダ信号切換回路11bは、モータ及びエンコーダ11d(CX)、モータ及びエンコーダ11e(CY)、モータ及びエンコーダ11f(TX)及びモータ及びエンコーダ11g(TY)の各エンコーダから調整量を検出し、操作部1i又はコンピュータ演算処理装置1bに対してエンコーダ信号を送る。
切換制御11cは、操作部1i又はコンピュータ演算処理装置1bからの軸切換信号を受けて、動作させる対象の変更を指示する。中心位置の調整を垂直方向から水平方向に切り替える場合は、モータ信号切換回路11aに指示を出し、モータ及びエンコーダ11d(CX)を停止し、モータ及びエンコーダ11e(CY)を動作させる。
また、エンコーダ信号切換回路11bにも指示を出し、モータ及びエンコーダ11d(CX)から調整量を検出するのを止め、モータ及びエンコーダ11e(CY)から調整量を検出するように変更する。
同様に、傾きの調整を水平方向から垂直方向に切り替える場合は、モータ及びエンコーダ11g(TY)を停止し、モータ及びエンコーダ11f(TX)を動作させると共に、モータ及びエンコーダ11g(TY)から調整量を検出するのを止め、モータ及びエンコーダ11f(TX)から調整量を検出するように変更する。
次に図8では、本発明である真円度測定装置において、従来の手動タイプの真円度測定装置に自動式のユニット(図示せず)を組み込むまでの流れを示したフローチャートの詳細を説明する。
図8に示したのは、手動タイプの真円度測定装置を構成する前記測定台に自動ユニット部4、5を設けることで本発明を構成する自動タイプの真円度測定装置1に変更できる交換手段を示したフローチャート12である。手動タイプの真円度測定装置は、交換手段を構成するフローチャート12によって自動ユニット部4、5に変更できることを特徴とする。
フローチャート12は、スタートから始まり、ハンドル及びカバーの取外し12a、手動ユニット取外し12b、自動ユニット取付け12c、基板取付け12d、コネクタ接続12e、ハンドル及びカバーの取外し12f、エンドの各工程からなる。なお、手動タイプの真円度測定装置に本発明を構成する自動ユニット部4、5を取り付ける場合、予め自動ユニット部4、5と、手動ユニット13、14の寸法は同一とする。
図8に示したように本発明を構成するハンドル及びカバーの取外し12a工程とは、図9に示した手動タイプの真円度測定装置に取り付けられていた従来のハンドル13a及びカバー(図示せず)を取り外すことである。
そして次の工程である手動ユニット取外し12bの工程は、手動ユニット13、14を4つ共すべて取り外す。次に自動タイプの真円度測定装置1に変更する自動ユニット取付け12c工程を行う。
自動ユニット取付け12cの工程とは、新たに設けた自動ユニット部4、5を構成するモータユニット6、7や、前記自動ユニット4、5を構成する駆動ユニット4a、5aを取り付けることである。以上の自動ユニット取付け12c工程が終了した後に、前記自動ユニット部4、5を制御するための基板取付け12d工程となる。
基板取付け12d工程の際、コネクタ接続12e工程も同時に行うものとする。コネクタ接続12eは、基板9に駆動ユニット4a、5a等を構成するモータコネクタ6c、7c等をそれぞれを基板9まで接続することである。
なお、モータユニット6、7の電源は、基板9を経て外部から得ることができる。そして、コネクタ接続12e工程を経た後、再度ハンドル及びカバーの取付け12fを行うことで完了となり、本発明である手動タイプの真円度測定装置から自動タイプの真円度測定装置1へと変更できる。
また、真円度測定装置1の基板9は、バージョンアップ品として適宜交換できる。よって、最初は手動ユニット13、14で購入した場合でも、後から自動ユニット部4、5及び基板9を取り付ければ、手動タイプの真円度測定装置1を自動タイプの真円度測定装置として容易に変更することができる。
図1は本発明である真円度測定装置の全体斜視図、図2は本発明である真円度測定装置の測定時の全体斜視図、図3は本発明である真円度測定装置の測定台のB−B縦断面図である。
図1は、自動式のユニットを組み込んだ自動タイプの真円度測定装置1である。図1から図3に示したように、本発明である真円度測定装置1は、被測定物3の周面の状態を測定する計測装置1a、前記計測装置1a上の被測定物3の心ずれと傾きを調整できる円柱状の測定台2、前記測定台2の測定データを処理するコンピュータ演算処理装置1bからなる真円度測定装置において、前記測定台2の内部に着脱容易な、ハンドル4b、5bを含む駆動ユニット4a、5a、前記駆動ユニット4a、5aに接続するモータユニット6、7からなる自動ユニット部4、5と、前記自動ユニット部4、5を制御する基板9を交換手段であるフローチャート12の手順に従って設けることにより自動タイプに変更できるようにしたことを特徴とする真円度測定装置の構成とした。なお、基台1cは操作部1iを設け、前記コンピューター演算処理装置1bと接続すると共に計測装置1a及び測定台2を制御することができる。
計測装置1aは、支持部1d、移動式アーム1e及び検出器1fからなり、前記支持部1dは移動式アーム1eを支え、移動式アーム1eが支持部1dに沿って上下に移動する。移動式アーム1eの先端は検出器1fを設けた。移動式アーム1eの高さを決め移動式アーム1eを左右にスライドすることで、検出器1fの位置を調整できる。
測定台2は、円柱状の台であり、モータユニット等で自動的に回転する。測定台2の周面には、本発明によって交換した心ずれ機構側(C)の2つのハンドル5bと、水平方向の傾き調節機構側(T)のハンドル4bを2つ設けている。測定台2のA−A矢印方向となる内部構造は図3以降で詳細を説明する。
コンピュータ演算処理装置1bは、測定台2全体の制御や、真円度を測定した結果を出力表示するディスプレイ1gと、測定結果を紙等に印字するプリンタ1h等を備えている。
計測装置1aが測定した測定データは、コンピュータ演算処理装置1bの記憶装置(メモリ)に取り込み、中央処理演算装置(CPU)で演算し、前記演算結果をディスプレイ1gに表示し、表示した測定結果をプリンタで出力する仕組みである。
即ち、真円度測定装置1は、基台1c上に設けた支持部1dに沿って移動式アーム1eが移動し、前記移動式アーム1eの先端に設けた検出器1fが被測定物3の周面の状態を測定する計測装置1aと、中心の位置を調整するハンドル5b及び水平の傾きを調整するハンドル4bを備えたユニットを取り付け、モータ8により回転する略円柱状の測定台2と、測定データを処理するコンピュータ演算処理装置1bとからなり、被測定物3を載せた前記測定台2が回転しながら前記計測装置1aが被測定物3の真円度を測定し、前記コンピュータ演算処理装置1bが結果を表示する装置である。
図2に示したように、測定台2の上に円柱状の被測定物3を載せることで、計測装置1aの検出器1fにより被測定物3の真円度を測定することができる。具体的には、測定台2を回転させながら被測定物3の周面面を検出器1fでなぞり、周面面の凹凸を測定する。そのために、被測定物3は被測定物3の中心を測定台2の回転軸の中心に合わせ垂直になるように置く。
被測定物3が測定台2の中心の位置からずれている場合、又は傾いている場合は、検出器1fの測定可能範囲を超えたオーバースケールの状態となる。特に、高感度の測定を行う場合は測定可能な範囲が狭まるため、心ずれや傾きを予め調整する。
測定結果は、最初の測定データを元に、コンピュータ演算処理装置1bの中央処理装置が中心の位置及び傾きを計算し、比較検討した結果をモニターに表示できる。次に、図3で本発明である真円度測定装置1の中心となる自動ユニット部4、5の詳細を説明する。
図3に示したように測定台2は、テーブル2a及び、回転動力部(図示せず)、そして前記測定台2の内部に複数のハンドル等を備え、テーブル2aの中心方向に自動ユニット部4、5を備えたことを特徴とする。
自動ユニット部4、5は、駆動ユニット4a、5aと、前記駆動ユニット4a、5aに接続したモータユニット6、7、前記モータユニット6、7を制御する基板9等を設けたことを特徴とする。
テーブル2aの下部には、自動ユニット部4、5の配線等を収納する管10bを設け、前記管10bはスリップリング10cまで延びている。なお回転動力部は、テーブル2aを回転させる動力を発生する。
テーブル2aは、本体の座10の下部に自動ユニット部4、5又は手動ユニット13、14を設けたことを示す。座10は、テーブル2aの本体の内部にあり、テーブル2aの中心の位置や傾きを調節でき、図3の右側に示したように自動ユニット部4は、水平方向の傾きを調節する調節機構(TY)、左側にある自動ユニット部5は、水平方向の位置を調節する調節機構(CY)を備えている。
なお、垂直方向の傾きを調節する調節機構(TX)は手前側に設け、水平方向の位置を調節する調節機構(CX)は奥側に設けた。また基板9は支持台10dの側面に取り付けることができればよい。次に、前記駆動ユニット4a、5aと、前記モータユニット6、7の詳細について説明をする。
本発明を構成する自動ユニット部4は、複数の(1)駆動ユニット4aと、前記(1)駆動ユニット4aと連結した(2)モータユニット6からなることを特徴とする。
駆動ユニット4aは、ハンドル4b、前記ハンドル4bの中心軸に連結した主軸4c、主軸4cの上部をL字状に覆うハンドルブラケット4d、前記主軸4cとハンドルブラケット4dの結合するベアリング4e、主軸4cの先端に設けると共に、周面面に凹凸面を有し、突出した複数のケレピン4fを備えたプーリー4gからなる。
一方のモータユニット6は筒状の装置であり、駆動ユニット4aのプーリー4gから延びたベルト6bに連結するプーリー6aと、プーリー6aを減速する減速機6d、モータ6e、そしてエンコーダ6f等からなる。
同様に、自動ユニット部5は、ハンドル5b、主軸5c、ハンドルブラケット5d、ベアリング5e、ケレピン5f、プーリー5g、モータユニット7、プーリー7a、ベルト7b、モータコネクタ7c、減速機7d、モータ7e、エンコーダ7f等からなる。次に図4から図6で、前記自動ユニット部4、5を取付を行う位置について、各断面図を用いて説明する。
図4は本発明である真円度測定装置の測定台のC−C横断面図、図5は本発明である真円度測定装置の測定台のD−D縦断面図、図6は本発明である真円度測定装置を構成する測定台内部にある自動ユニット部のE縦断面拡大図である。
図4はC−C横断面図は、図3のハンドル4b、5bの近傍に示したC−C矢印に沿って底部から、測定台2を見た図である。なお、自動ユニット部4、5を制御するために、支持台10dの右斜め上部の位置で基板9を取り付けることができる。支持台10dとは凹状の部材で、前記支持台10dをネジ等によって簡単に取り付けることができる。
そして座10の左右両側面は、上側の自動ユニット部4(TX)と右側の自動ユニット部4(TY)の間の位置にモータユニット6、7の動作を制御するため、各モータユニット6、7から延びたモータコネクタ6c、7cを前記基板9まで接続する仕組みである。
また基板9は、回転動力部のスリップリング10cから延びたコネクタ(図示せず)が接続されており、モータユニット6、7に電源を供給し、操作部1iやコンピュータ演算処理装置1bと情報のやり取りを行うことができる。
図5は、図4に示した測定台2の右側の自動ユニット部4(TX)の側から見た図であり、右側には自動ユニット部4(TY)、左側に自動ユニット部5(CY)を設けたことを示す。自動ユニット部4の構成は、ハンドル4b、5b等からなる駆動ユニット4a、5aと、モータユニット6、7からなる。
モータユニット6でハンドル4bを回転するには、モータユニット6のプーリー6aにベルト6bの端を掛け、前記ベルト6bの他端に対し主軸4cの先端に設けたプーリー4gを掛ければよい。
図5に示した駆動ユニット4aを構成する主軸4cは、ハンドル4bの回転を調節する機構で、主軸4cによって複数の可動部材10aまで伝達できる軸である。ハンドル4bを回転させることで、予めバネ等(図示せず)によって押圧されたガイド10eが、内部に回動可能な硬球を設けた可動部材10aの位置を容易にずらし、座10から、テーブル2aまで傾きを容易に変更することができる。
図6は本発明である真円度測定装置構成する自動ユニット部4の内部構造を示した。なお自動ユニット部5の内部構造も同一とする。自動ユニット部4は、駆動ユニット4aとモータユニット6とからなる。
駆動ユニット4aは、ハンドル4b、主軸4c、ハンドルブラケット4d、ベアリング4e、ケレピン4f、プーリー4gとからなり、ハンドル4bの付いた主軸4cがハンドルブラケット4dの中から突出し、測定台2のテーブル2aからハンドルブラケット4dごと着脱できるよう設けている。
ハンドル4bは、正面が略円柱状の形状であり、滑り止め凹凸を前記ハンドル4bの周面に設けている。なおハンドル4bは主軸4cに接続している。ハンドルブラケット4dは前記ハンドル4bを固定するための枠体であり、内部にベアリング4e、ケレピン4f、プーリー4gを収納している。
ベアリング4eは、主軸4cの抜けを防止すると共に、主軸4cをハンドルブラケット4d内に固定するための軸受けである。ベアリング4eにより主軸4cが回転する。またケレピン4fは、自動ユニット部4をテーブル2aに接続したときに、自動ユニット部4が外れないように固定する部材である。接続の際はケレピン用穴にケレピン4fを合わせて取り付けることができる。
プーリー4gは、主軸4cに取り付けられた滑車で、主軸4cと共に回転する。プーリー4gの中心は主軸4cが通っており、側面にはベルト6bを掛ける凹凸を設けている。次に前記自動ユニット部4を構成するモータユニット6の詳細を説明する。
一方、モータユニット6は、前記モータ6eは、モータコネクタ6cまで配線を設けており、プーリー6aは、前記プーリー4gと同一の構造であり、中心にモータユニット6の回転軸が通っており、周面にベルト6bを掛けるための凹凸を設けていることを特徴とする。
また駆動ユニット4aのプーリー4gから延びたベルト6bを前記凹凸に掛け、モータユニット6の回転軸に取り付けられた滑車で、モータユニット6と共に回転する仕組みである。前記ベルト6bは、クロロプレンゴム等のように合成ゴムからなる。
そしてモータコネクタ6cはエンコーダ6fに接続し、先端を基板9に接続する。基板9からモータユニット6を動かすための電源を供給したり、モータユニット6の動作を制御できる。
エンコーダ6fは、信号を符号化する装置であり、モータユニット6の下部に取り付けられ、モータユニット6の動作を制御する。調整中はモータユニット6に電源を供給しつつ、回転による調整量を検出し、調整すべき値に達したらモータユニット6の回転を止める。
なお、前記エンコーダ6fに接続した減速機6d及びモータ6eは市販品であるため詳細な説明を省略する。次に前記モータユニット6への切り替えを行う基板9の内部を構成するブロック図(11)の詳細を説明する
図7は、本発明である真円度測定装置のモータ切替基板のブロック図である。ブロック図11に示すように、基板9内には、モータ信号切換回路11a、エンコーダ信号切換回路11b及び切換制御11cの電子回路がある。
モータ信号切換回路11aは、操作部1i又はコンピュータ演算処理装置1bからモータ信号を受けて、モータ及びエンコーダ11d(CX)、モータ及びエンコーダ11e(CY)、モータ及びエンコーダ11f(TX)及びモータ及びエンコーダ11g(TY)の各モータに対して動作させる又は停止させる命令を出す。
エンコーダ信号切換回路11bは、モータ及びエンコーダ11d(CX)、モータ及びエンコーダ11e(CY)、モータ及びエンコーダ11f(TX)及びモータ及びエンコーダ11g(TY)の各エンコーダから調整量を検出し、操作部1i又はコンピュータ演算処理装置1bに対してエンコーダ信号を送る。
切換制御11cは、操作部1i又はコンピュータ演算処理装置1bからの軸切換信号を受けて、動作させる対象の変更を指示する。中心位置の調整を垂直方向から水平方向に切り替える場合は、モータ信号切換回路11aに指示を出し、モータ及びエンコーダ11d(CX)を停止し、モータ及びエンコーダ11e(CY)を動作させる。
また、エンコーダ信号切換回路11bにも指示を出し、モータ及びエンコーダ11d(CX)から調整量を検出するのを止め、モータ及びエンコーダ11e(CY)から調整量を検出するように変更する。
同様に、傾きの調整を水平方向から垂直方向に切り替える場合は、モータ及びエンコーダ11g(TY)を停止し、モータ及びエンコーダ11f(TX)を動作させると共に、モータ及びエンコーダ11g(TY)から調整量を検出するのを止め、モータ及びエンコーダ11f(TX)から調整量を検出するように変更する。
次に図8では、本発明である真円度測定装置において、従来の手動タイプの真円度測定装置に自動式のユニット(図示せず)を組み込むまでの流れを示したフローチャートの詳細を説明する。
図8に示したのは、手動タイプの真円度測定装置を構成する前記測定台に自動ユニット部4、5を設けることで本発明を構成する自動タイプの真円度測定装置1に変更できる交換手段を示したフローチャート12である。手動タイプの真円度測定装置は、交換手段を構成するフローチャート12によって自動ユニット部4、5に変更できることを特徴とする。
フローチャート12は、スタートから始まり、ハンドル及びカバーの取外し12a、手動ユニット取外し12b、自動ユニット取付け12c、基板取付け12d、コネクタ接続12e、ハンドル及びカバーの取外し12f、エンドの各工程からなる。なお、手動タイプの真円度測定装置に本発明を構成する自動ユニット部4、5を取り付ける場合、予め自動ユニット部4、5と、手動ユニット13、14の寸法は同一とする。
図8に示したように本発明を構成するハンドル及びカバーの取外し12a工程とは、図9に示した手動タイプの真円度測定装置に取り付けられていた従来のハンドル13a及びカバー(図示せず)を取り外すことである。
そして次の工程である手動ユニット取外し12bの工程は、手動ユニット13、14を4つ共すべて取り外す。次に自動タイプの真円度測定装置1に変更する自動ユニット取付け12c工程を行う。
自動ユニット取付け12cの工程とは、新たに設けた自動ユニット部4、5を構成するモータユニット6、7や、前記自動ユニット4、5を構成する駆動ユニット4a、5aを取り付けることである。以上の自動ユニット取付け12c工程が終了した後に、前記自動ユニット部4、5を制御するための基板取付け12d工程となる。
基板取付け12d工程の際、コネクタ接続12e工程も同時に行うものとする。コネクタ接続12eは、基板9に駆動ユニット4a、5a等を構成するモータコネクタ6c、7c等をそれぞれを基板9まで接続することである。
なお、モータユニット6、7の電源は、基板9を経て外部から得ることができる。そして、コネクタ接続12e工程を経た後、再度ハンドル及びカバーの取付け12fを行うことで完了となり、本発明である手動タイプの真円度測定装置から自動タイプの真円度測定装置1へと変更できる。
また、真円度測定装置1の基板9は、バージョンアップ品として適宜交換できる。よって、最初は手動ユニット13、14で購入した場合でも、後から自動ユニット部4、5及び基板9を取り付ければ、手動タイプの真円度測定装置1を自動タイプの真円度測定装置として容易に変更することができる。
本発明は、以上の構成であるから以下の効果が得ることができる。
第1に、手動タイプの真円度測定装置から従来の手動ユニットを取り外し、新たな自動ユニット部を取付交換できるため、真円度測定装置の買換コストを削減でき、購入時の目的に合わせ、無駄がなく、最適な材料を持った装置を選択することができる。よって、購入時の目的に合わせ、無駄がなく、最適な機能をもった真円度測定装置を選択することができる。
第2に手動タイプに自動タイプの自動ユニット部を設けたため、手動タイプから自動タイプに変更した真円度測定装置の方が部品数が少なくてよく、内部構造がシンプルになるために、メンテナンス等を容易に行うことができる。
第3に手動タイプでは被測定物の計測に対し、熟練工等のように習熟度を要していたが、簡単に自動タイプにできるため自動タイプに変更時の手間と費用の軽減が図れる。また、自動タイプに変更後は、真円の計測に熟練工のように習熟度を要さなくてもよい。
第1に、手動タイプの真円度測定装置から従来の手動ユニットを取り外し、新たな自動ユニット部を取付交換できるため、真円度測定装置の買換コストを削減でき、購入時の目的に合わせ、無駄がなく、最適な材料を持った装置を選択することができる。よって、購入時の目的に合わせ、無駄がなく、最適な機能をもった真円度測定装置を選択することができる。
第2に手動タイプに自動タイプの自動ユニット部を設けたため、手動タイプから自動タイプに変更した真円度測定装置の方が部品数が少なくてよく、内部構造がシンプルになるために、メンテナンス等を容易に行うことができる。
第3に手動タイプでは被測定物の計測に対し、熟練工等のように習熟度を要していたが、簡単に自動タイプにできるため自動タイプに変更時の手間と費用の軽減が図れる。また、自動タイプに変更後は、真円の計測に熟練工のように習熟度を要さなくてもよい。
Claims (1)
- 被測定物の周面の状態を測定する計測装置、前記計測装置上の被測定物の心ずれと傾きを調整できる円柱状の測定台、前記測定台の測定データを処理するコンピュータ演算処理装置からなる手動タイプの真円度測定装置において、前記測定台の内部にハンドルを含む駆動ユニット、前記駆動ユニットに接続するモータユニットからなる自動ユニット部と、前記自動ユニット部を制御する基板を設けることにより自動タイプに変更できるようにしたことを特徴とする真円度測定装置。
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