JPWO2005124321A1 - 測定装置 - Google Patents

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Abstract

容器(5)に収容された試料に光源(10)から発せられた光を照射し、試料から発せられる光を検出し、試料の物理的、あるいは化学的な特性を測定する測定装置において、試料を測定するための測定用光学系と、容器の底面の位置を検出するための位置検出用光学系とを備えた測定装置である。

Description

本発明は試料に光を照射し、試料内の標識した蛍光物質から発せられる螢光の強度ゆらぎを解析する蛍光相関分光解析(Fluorescence Correlation Spectroscopy:FCS)などを実行するための測定装置に関し、特に試料に入射光のフォーカスを結ばせるための照準検出装置を備えた測定装置に関する。
本発明の基本となる技術は共焦点光学顕微鏡をベースとしたレーザを用いた螢光相関分光解析法に関する技術である。蛍光相関分光法では共焦点光学顕微鏡の視野の中で、蛍光物質で標識されたタンパク質やコロイド粒子などを溶液中に浮遊させ、これにレーザ光を照射して蛍光物質を励起し、これらの微細物質のブラウン運動に基づく蛍光強度のゆらぎを解析して自己相関関数を求め、対象とする微粒子の数や並進拡散速度などを測定する。
例えば、特表11−502608号公報には共焦点光学顕微鏡をベースに、試料ステージ上で蛍光標識された試料にレーザ光を照射し、試料から発せられる蛍光の強度ゆらぎを解析し、螢光分子の並進拡散係数などの統計的な性質や分子間の相互作用などを求める方法及び装置について開示されている。
また、US6,071,748号公報では、蛍光物質を含む試料内にレーザ光を集光照射して蛍光物質を励起し、試料から発せられる蛍光の強度や寿命などを測定する装置について開示している。
ところで、試料にレーザ光を照射して蛍光物質を励起し、試料から発せられる蛍光の強度のゆらぎを解析する方法では、マイクロプレートと呼ばれる試料収容容器が良く用いられている。マイクロプレートを用いれば、一度に多くの試料をマイクロプレート上の試料を収容する複数のウェル内に別々に収容し、それぞれ別々に測定することができる。また、マイクロリットルレベルの極めて少量の試料を測定することができるので、多量の試料を準備する必要がないという利点がある。
蛍光相関分光測定では、マイクロプレートの底面を透明のガラスなどで構成し、対物レンズをマイクロプレートの下に設置して、光源からの光をマイクロプレートの下方からマイクロプレートの底面を通してウェル内に収容された試料に照射することで分子の挙動測定が行なわれる。底面が透明なマイクロプレートを用いると、試料から発せられる蛍光などの光信号を励起光学系を用いて測定することができるため、測定装置が複雑にならず、装置構成上都合が良い。
一方、マイクロプレートの底面から直接光をウェル内の試料に集光照射する場合、入射光のフォーカス位置を精度良く制御して、試料に確実に光が当たるように調整しなくてはならない。しかし、集光レンズとして高倍率の対物レンズを用いるため焦点深度が極めて浅くなり、フォーカス位置を精度良く調整するためには熟練が必要とされていた。
一方、このような問題を解決するための提案がいくつか行なわれている。
特表2002−541430号公報に記載された技術では、測定用光学系をそのまま用いて、マイクロプレートの底面位置の検出を行なっている。即ち、光源からの光を集光してマイクロプレートの底面から照射し、入射光の光軸上の集光位置を少しずつ光軸に沿って移動させ、マイクロプレートの底面から直接反射してくる反射光の強度を測定して、これのピークが検出される光軸上の位置をマイクロプレートの底面位置と判断し、この位置情報を基に、マイクロプレートのウェル内のフォーカス位置を設定している。
特表2002−542480号公報に記載された技術では、光源からの反射光をCCDカメラで受光し、受光面でのスポット位置を検出してプレートの底面位置などを判定し、これに合わせて光源のフォーカス位置調整を行なっている。
特公平02−59963号公報に記載された技術では、試料の合焦位置のずれを差動ダイオードで受光される光源の光スポット位置の受光面上の位置ずれから感知し、これを基に試料ステージを光軸に沿って移動させ、常に光源の光スポットが試料面に一致するように制御している。
しかしながら、特表2002−541430号公報に記載された方法では、正確な位置での測定を行なうためには、測定を行なうウェルを替えるごとに、改めてマイクロプレートの光軸上の底面位置検出を行ない、その結果に基づいて集光レンズの光軸方向の移動調整を実施しなければならない。従って、多数のウェルがあるマイクロプレートを測定する際には手間と時間がかかる。特にマイクロプレートに歪みやたわみがある場合には、頻繁に測定容器の底面位置検出と移動調整を行わなければならず、多くの時間と手間を要するという問題があった。
特表2002−542480号公報に記載された方法では、光の光軸上の底面位置を検出しているが、常にその測定結果をフィードバックしてフォーカス位置を制御しているわけではない。従って、測定を行なうウェルを替えるごとに、改めてマイクロプレートの光軸上の底面位置検出を行ない、その結果に基づいて集光レンズの光軸方向の移動調整を実施しなければならない。従って、多数のウェルがあるマイクロプレートを測定する際には手間と時間がかかる。
特公平02−59963号公報に記載された方法は、合焦位置検出用光学系による試料上の光の位置に、観察用光学系のフォーカス位置を合わせるものであるため、合焦位置検出用光学系の光が試料上で観測されることが必要である。従って、液体試料を対象とした場合には、合焦位置検出用光学系の光は液体試料に結像できないため、適用することは困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、迅速に試料に合焦することができ、液体試料に対しても適用することのできる照準検出装置を備えた測定装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る液浸媒質の測定装置は、容器に収容された試料に光源から発せられた光を照射し、前記試料から発せられる光を検出し、試料の物理的、あるいは化学的な特性を測定する測定装置において、前記試料を測定するための測定用光学系と、前記容器の底面の位置を検出するための位置検出用光学系とを備えた。
本発明に係る第1の実施の形態の測定装置の構成を示す図。 2分割受光素子の構成を示す図。 対物レンズとマイクロプレートとの間隔に対応した光ビームの反射状況を示す図。 対物レンズとマイクロプレートとの間隔に対応した光ビームの反射状況を示す図。 対物レンズとマイクロプレートとの間隔に対応した光ビームの反射状況を示す図。 2分割受光素子上の集光位置を示す図。 2分割受光素子上の集光位置を示す図。 2分割受光素子上の集光位置を示す図。 2個の光電変換素子の出力を示す図。 照準検出値を示す図。 動作の結果を示す図。 本発明に係る第2の実施の形態の測定装置の構成を示す図。 対物レンズとマイクロプレートとの間隔に対応した光束を示す図。 対物レンズとマイクロプレートとの間隔に対応した光束を示す図。 対物レンズとマイクロプレートとの間隔に対応した光束を示す図。 ピンホールに対する照射状況を示す図。 ピンホールに対する照射状況を示す図。 ピンホールに対する照射状況を示す図。 2個の光検出器の出力を示す図。 照準検出値を示す図。 照準検出用光ビームの形状を示す図。 照準検出用光ビームの形状を示す図。 照準検出用光ビームの形状を示す図。 照準検出用光ビームの形状を示す図。 照準用光学系と測定用光学系の位置関係を説明する図。 照準光学系とマイクロプレートとの間隔に対応した光ビームの反射状況と2分割受光素子上の照射状況を示す図。 照準光学系とマイクロプレートとの間隔に対応した光ビームの反射状況と2分割受光素子上の照射状況を示す図。 照準光学系とマイクロプレートとの間隔に対応した光ビームの反射状況と2分割受光素子上の照射状況を示す図。
本発明の基本的な考え方について説明する。
従来の技術では、上述のように、まず所定位置を検出する位置検出動作を実行し、続いてその結果に基づいて合焦位置を調整する位置調整動作を実行し、この一連の動作によって合焦を行っていた。従って、この動作の内、位置検出動作を実行することで、結果として位置調整動作が実行されるように装置を構成することができれば、合焦動作の迅速化を図ることが可能となる。
また、液体試料を測定対象とする場合、液体試料からの反射光を直接検出して位置調整動作を行うことはできないが、その液体試料を収納している容器の位置を検出することで、結果として液体試料に対する位置調整動作が実行されるように装置を構成することができれば、液体試料に対しても合焦動作の迅速化を図ることが可能となる。
以下、この考え方に基づいて構成した各実施の形態について説明する。
なお、本発明において、集光光学系とはレンズを用いて光束を集光させる機能を具備した光学系のことである。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の測定装置の構成を示す図である。この測定装置では、照準検出用光学系と測定用光学系とが別光路として構成されている。
先ず、測定用光学系の構成と動作について説明する。
光源1には、波長488nmのアルゴンレーザを用いる。このアルゴンレーザは試料を励起するための励起光として作用する。光源1から出射された測定用ビームはビームエクスパンダ2によりビーム直径が拡大された平行光となる。測定用ビームはダイクロイックミラー3により反射され、フィルター18とダイクロイックビームスプリッタ17とを透過する。そして、対物レンズ4により集光される。
対物レンズ4の周囲には対物レンズ駆動機構30が設置されており、対物レンズ駆動機構30は対物レンズ4を保持すると共に、手動またはコントローラ35により対物レンズ4を光軸に沿って移動させることができる。これによって、測定用ビームの集光(フォーカス)位置を調整することができる。
集光された測定用ビームは、マイクロプレート5の底面を通過してウェル内試料溶液中にフォーカスを結ぶ。このフォーカス位置はマイクロプレート5のウェルの底面、即ち、マイクロプレート5の上部底面から上方に10μmとなっている。マイクロプレート5のウェル内には蛍光物質で標識された試料6が収容されており、測定用ビームにより励起されて蛍光を発する。蛍光物質としては、例えばローダミン・グリーン(RhG)が用いられる。
ウェル内に収容された試料より発せられた蛍光は再び対物レンズ4を介して、ダイクロイックビームスプリッタ17とフィルター18を透過する。ここで、ダイクロイックビームスプリッタ17は測定用ビームと蛍光とを透過する特性を有し、フィルター18は、後述する照準検出用レーザ光を遮断する特性を有している。
そして、蛍光は、ダイクロイックミラー3を透過し、蛍光のみを透過するフィルター7を透過し、集光レンズ8によりピンホール40の面内に集光される。ピンホール40によってウェル内で発生したノイズ光が除去された蛍光は、ピンホール40の後方に配設された光検出器9で受光されて測定信号に変換される。
次に、照準検出用光学系の構成と動作について説明する。
偏光特性を有する照準検出用レーザ10から出射された照準検出用光ビームはコリメートレンズ11により平行光となり、光路中に配置された遮蔽版12によって、その断面の半分の光束が遮光される。このとき、光束の断面はほぼ半円形となっている。残り半分の光束は偏光ビームスプリッタ13で反射され、レンズ14によって集光された後、リレーレンズ15を通過し、1/4波長板16によって、直線偏光から円偏光に変換される。
この光ビームはダイクロイックビームスプリッタ17で反射され、対物レンズ4によりマイクロプレート5の上部底面に集光する。この光ビームはマイクロプレート5の上部底面で反射し、対物レンズ4を透過して、ダイクロイックビームスプリッタ17で反射される。そして、光ビームは1/4波長板16を通過する際に円偏光から直線偏光に変換され、レンズ15で集光された後、レンズ14により再び平行光とされ、偏光ビームスプリッタ13を透過する。偏光ビームスプリッタ13を通過した光束はレンズ20により集光され、そのフォーカス位置に配置された2分割受光素子21で受光する。そして、2分割受光素子21の出力に基づいてコントローラ35が、対物レンズ駆動機構30を駆動して、対物レンズ4を光軸に沿って移動させる。
図2は、2分割受光素子21の構成を示す図である。2分割受光素子21は、同じ材質から成る同じ形状の2つの光電変換素子21a、21bを備えている。次に、レンズ20により集光された光束が、2分割受光素子21上のどの位置に照射されるかについて説明する。
図3A,3B,3Cは、対物レンズ4とマイクロプレート5との間隔に対応した光ビームの反射状況を示す図である。
対物レンズ4とマイクロプレート5の上部底面との間隔が所定の値である場合には、図3Bに示すように、反射した光ビームは対物レンズ4の中心軸に対称な位置を通過する。しかし、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも近づいている場合には、図3Aに示すように、反射した光ビームは対物レンズ4の中心に近づいた位置を通過する。また、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも離れている場合には、図3Cに示すように、反射した光ビームは対物レンズ4の中心から遠ざかる位置を通過する。
図4A,4B,4Cは、対物レンズ4とマイクロプレート5との間隔による、2分割受光素子21上の集光位置を示す図である。
対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値である場合には、図4Bに示すように、反射した光ビームは光電変換素子21aと21bに均等に照射する。しかし、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも離れる場合には、図4Cに示すように、反射した光ビームは光電変換素子21aにより多く照射する。また、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも近づく場合には、図4Aに示すように、光電変換素子21bにより多く照射する。なお、対物レンズ4とマイクロプレート5の上部底面との間隔によって、2分割受光素子21上の光ビームは大きさが変化する点に留意する必要がある。
図5は、対物レンズ4を光軸方向に移動させた場合の2個の光電変換素子21a、21bの出力A、Bを示す図である。
対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値である場合には、出力Aと出力Bとは等しいが、間隔(Z)が広がるにつれて出力Aが大きくなり、さらに間隔(Z)が広がるにつれて出力Aのみが出力され、光ビームが光電変換素子21aから外れるにつれて出力Aが減少する。出力Bについても同様に説明することができる。
コントローラ35は、出力A、Bの信号から図6に示す照準検出値(A−B)/(A+B)を演算する。そして、対物レンズ駆動機構30を作動させて対物レンズ4を光軸方向に移動させ、照準検出値がずれ量Dに対応する値になるようにフィードバック制御を行う。この照準検出値は対物レンズ4とマイクロプレート5の上部底面との間隔を示している。この動作によって対物レンズ4とマイクロプレート5の上部底面との間隔が所定の値になるように制御される。
以上の動作の結果を図7に示す。図7に示すように照準検出用レーザの合焦位置(X)はマイクロプレート5の上部底面上に位置する。このとき、測定用レーザの合焦位置(Y)は、照準検出用レーザの合焦位置(X)から、ずれ量Dだけ光軸に沿って上方に位置している。即ち、照準検出用レーザの合焦位置(X)と測定用レーザの合焦位置(Y)は光軸に沿って予め量Dだけずれるように調整されている。
次に、ずれ量Dの調整方法について説明する。このずれ量Dは、測定しようとする試料の量、マイクロプレート5の種類などによって適正な値に調整できることが望ましい。
第1の調整方法は、図6に示す照準検出値「(A−B)/(A+B)」に電気的なオフセットを加え、コントローラ35が、そのオフセットされた照準検出値を0とするように制御するものである。そして、その電気的なオフセット量は外部の設定器(不図示)から入力する。
第2の調整方法は、図6に示す照準検出値「(A−B)/(A+B)」に対して、コントローラ35が、オフセットされた値になるように制御するものである。そして、その制御目標値であるオフセットされた値は外部の設定器(不図示)から入力する。
第3の調整方法は、照準用検出光の波長と測定用光の波長とが異なるように構成する。例えば、照準検出光に赤外レーザ光を用いると、対物レンズ4の色収差により照準検出光と測定光との合焦位置が異なるため、この位置の異なりをずれ量Dとすることができる。
第4の調整方法は、光学系を調整する方法である。ずれ量Dは、照準検出用光学系において、集光レンズ14を光軸に沿って移動させることで調整することができる。集光レンズ14を移動することによって、照準検出用光ビームの光軸に沿っての合焦位置を変化させることができるからである。そこで、集光レンズ14が光軸に沿って移動できる機構を設け、ずれ量Dを調整しても良い。また、ずれ量Dの調整は集光レンズ14を光軸に沿って移動させる代わりに図1に示すリレーレンズ15を同じく光軸に沿って移動させても良い。
第5の調整方法は、同じく光学系を調整する方法であるが、マイクロプレート5内の集光位置を調整し、その後に受光位置である2分割受光素子21の位置をそれに合わせて調整する。
先ず集光位置の調整は、対物レンズ4に対してコリメート状態よりも発散あるいは収束した光を入射することで行う。例えば、収束した光を入射するためには、照準検出用レーザ10とコリメートレンズ11とを相対的に離れる方向に動かせば良い。これは、リレーレンズ15と集光レンズ14を相対的に離れる方向に動かすことと同様の効果を生ずる。
次に、集光位置で調整したずれ量Dに対応した位置に受光位置の調整を行う。受光位置の調整は、上述の場合では、レンズ20と2分割受光素子21を相対的にずれ量Dに対応して近づけることにより行う。
なお、この集光位置の調整と受光位置の調整は、手動で操作しても良く、また自動で調整するように構成しても良い。例えば、ずれ量Dを入力すると、上述の要領で集光位置の調整と受光位置の調整を行うようにソフトウエアを作成し、位置駆動装置を動作しても良い。
なお、本実施の形態では、ずれ量Dはマイクロプレート5の上部底面から10μm上方の試料溶液内として調整している。測定用レーザには、波長488nmのアルゴンレーザ、あるいは波長633nmのヘリウムネオン・レーザを用いる。照準検出用光源には、例えば波長780nmの赤外半導体レーザを用いる。しかし、照準検出用光源は、赤外光である必要は無く、例えば長波長の可視光であっても良い。また照準検出用光源は、レーザである必要は無くLEDを用いても良い。LEDを使用すれば装置を小型、安価に製造することができる。LEDを使用する場合は、コリメートレンズ11と偏光ビームスプリッタ13との間に偏光板を入れることで効率的に光を利用することができる。
また、本実施の形態では、照準検出用レーザ10から出射された照準検出用光ビームは、光路中に配置された遮蔽版12によって、その断面の半分の光束が遮光されて、光束の断面はほぼ半円形となっている。しかし、光ビームの中心軸付近の光は強度が強いため遮蔽板12による回折の影響が生ずる可能性がある。即ち、半円形の断面の内、(1)元の円形の中心付近の光、(2)元の円形の中心線付近の光、は回折の影響を受け易いため、この影響が生じないようにすることが望ましい。
図13A,13B,13C,13Dは、照準検出用光ビームの形状を示す図である。
上述の問題を解決するために、図13Aでは、遮蔽板12を中心線よりもさらに遮光する位置に移動して配置している。これによって、中心軸付近の強度の強い光による回折の影響を除去することができる。図13Bでは、さらに遮蔽板12の形状を変えて、中心軸付近の光を遮蔽している。なお、遮蔽板12の形状は、図13Cのように三角形状でも良く、図13Dのように四角形状であっても良い。
[第2の実施の形態]
図8は、本発明に係る第2の実施の形態の測定装置の構成を示す図である。第2の実施の形態に係る測定装置は、照準検出用光学系の構成が第1の実施の形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、詳細の説明は省略する。
次に、照準検出光学系の構成と動作について説明する。
照準検出用レーザ10から出射された照準検出用光ビームは、ビームエクスパンダ23によって一旦集光された後、再び光束を拡大し、偏光ビームスプリッタ13で反射され、レンズ24によって平行光となる。そして、1/4波長板16によって直線偏光から円偏光へ変換され、ダイクロイックビームスプリッタ17で反射される。
ダイクロイックビームスプリッタ17で反射された光は、対物レンズ4を通過して集光され、マイクロプレート5に照射される。マイクロプレート5の上部底面で反射した光は再び対物レンズ4を通過して、平行光束に変換され、ダイクロイックビームスプリッタ17で反射される。そして、光は1/4波長板16を通過して円偏光から直線偏光に変換され、レンズ24に到達する。レンズ24で集光された反射光は偏光ビームスプリッタ13を通過し、ビームスプリッタ25により進行方向を2方向に分離される。
一方の光はフォーカス点Qよりも光軸上前方に設置されたピンホール26を通過し、光検出器27で受光される。光検出器27からは、受光された光強度に応じた電気信号Aが出力される。もう一方の光束はフォーカス点Qよりも光軸上後方に配置されたピンホール28を通過し、別の光検出器29で受光される。光検出器29からは、受光された光強度に応じた電気信号Bが出力信号として得られる。
次に、レンズ24により集光された光束が、ピンホール26、28に対してどのように照射されるかについて説明する。
図9A,9B,9Cは、対物レンズ4とマイクロプレート5との間隔に対応した光束を示す図である。
対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値(焦点距離)である場合には、図9Bに示すように、対物レンズ4を通過後は平行光束となる。しかし、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも近づいている場合には、図9Aに示すように、対物レンズ4を通過後は発散する光束となる。また、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも離れている場合には、図9Cに示すように、対物レンズ4を通過後は収束する光束となる。
図10A,10B,10Cは、対物レンズ4とマイクロプレート5との間隔に対応した、ピンホール26、28に対する照射状況を示す図である。
対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値である場合には、図10Bに示すように、レンズ24に入射した光ビームはフォーカス点Qに集光し、光検出器27、29に均等に照射する。しかし、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも近づく場合には、図10Aに示すように、レンズ24に入射した光ビームはピンホール28に集光し、光検出器29により多く照射する。また、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも遠ざかる場合には、図10Cに示すように、レンズ24に入射した光ビームはピンホール26に集光し、光検出器27により多く照射する。
図11は、対物レンズ4を光軸方向に移動させた場合の2個の光検出器27、29の出力A、Bを示す図である。
対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値である場合には、出力Aと出力Bとは等しいが、間隔が広がるにつれて出力Aが大きくなり、さらに間隔が広がるにつれて出力Aは飽和状態が継続し、その後、出力Aが減少する。出力Bについても同様に説明することができる。
コントローラ35は、出力A、Bの信号から図12に示す照準検出値(A−B)/(A+B)を演算する。そして、対物レンズ駆動機構30を作動させて対物レンズ4を光軸方向に移動させ、照準検出値がずれ量Dに対応する設定値になるようにフィードバック制御を行う。この動作によって対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値になるように制御される。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、照準検出用レーザの合焦位置(X)と測定用レーザの合焦位置(Y)が光軸に沿って予め量Dだけずれるように調整されている。このずれ量Dはレンズ24を光軸に沿って移動させることで調整することができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態に係る測定装置は、照準用光学系の構成が集光光学系でない点が第1の実施形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、詳細の説明は省略する。
図14は、照準用光学系と測定用光学系の位置関係を説明する図である。図14では、対物レンズ4とマイクロプレート5近傍を拡大して示している。
照準光学系は、光源41、レンズ42及び2分割受光素子45で構成されている。なお、光源41、レンズ42及び2分割受光素子45は、対物レンズ4と一体化され、図示しない対物レンズ駆動機構30によって駆動されて図中の上下(Z)方向に移動可能である。照準検出用の光源41から出射された照準検出用光ビームは、レンズ42によって平行光となって、マイクロプレート5の下部底面に照射される。そして、その反射光は、2つの受光面をもつ2分割受光素子45に入力する。
図15A,15B,15Cは、照準光学系とマイクロプレート5との間隔に対応した光ビームの反射状況と2分割受光素子上の照射状況を示す図である。
対物レンズ4とマイクロプレート5の上部底面との間隔が所定の値である場合には、図15Bに示すように、反射した光ビームは2分割受光素子の受光素子45a、45bに均等に照射する。しかし、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも近づいている場合には、図15Aに示すように、反射した光ビームは2分割受光素子の受光素子45aをより多く照射する。また、対物レンズ4とマイクロプレート5の底面との間隔が所定の値よりも離れている場合には、図15Cに示すように、反射した光ビームは2分割受光素子の受光素子45bをより多く照射する。
そこで第1の実施の形態の図6で示したように、受光素子45a、45bの出力A、Bから照準検出値(A−B)/(A+B)を演算する。そして、対物レンズ駆動機構30を作動させて照準光学系及び対物レンズ4を光軸方向に移動させ、照準検出値が規定値(例えば0)になるようにフィードバック制御を行う。この動作によって照準光学系とマイクロプレート5の下部底面との間隔が所定の値になるように制御される。この結果、測定用光学系(不図示)の合焦位置をウェル内の所定位置に制御することができる。なお、照準検出用光ビームは、マイクロプレート5の上部底面に照射されるようにしても良い。
検出用光ビームをマイクロプレート5の下部底面に反射させるときは、上部底面の反射光の影響を受けないようにレイアウトすることが望ましい。これは、上部底面に反射させるときも同様である。
なお、本発明は上述した各実施の形態に限定されることはない。例えば、図1の1/4波長板16は、レンズ15の後に設けなくとも、偏光ビームスプリッタ13とダイクロイックビームスプリッタ17の間に設ければ所要の効果を得ることができる。また、集光レンズ14は、図1では投光、受光の共通光路に配置してあるが、投光用としてはコリメートレンズ11と偏光ビームスプリッタ13との間、受光用としては偏光ビームスプリッタ13とレンズ20との間に別々に設置させても良い。
また2分割受光素子21、45はポジションセンサ(PSD:Position Sensitive Detector)に置き換え、光ビームが照射されている位置を直接測定することもできる。また測定用レーザは上述の各実施の形態では1種類であるが、複数の測定用レーザを用いて、複数の投光系、受光系を持つ測定装置を構成しても良い。
また、合焦検出用レーザの合焦位置をマイクロプレートの上部底面ではなくマイクロプレート5の下部底面に設定しても同様の効果が得られる。
更に、測定動作と対物レンズの光軸方向の移動動作である合焦追従動作とを同時に行なうことが好ましくない場合は、測定対象ウェルを変更する際に合焦追従動作を行ない、測定中は合焦追従動作を停止させてもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明は迅速に試料に合焦することができ、液体試料に対しても適用することのできる照準検出装置を備えた測定装置を製造する産業に広く利用することができる。

Claims (7)

  1. 容器に収容された試料に光源から発せられた光を照射し、前記試料から発せられる光を検出し、試料の物理的、あるいは化学的な特性を測定する測定装置において、
    前記試料を測定するための測定用光学系と、
    前記容器の底面の位置を検出するための位置検出用光学系と
    を備えたことを特徴とする測定装置。
  2. 前記測定用光学系の測定対象と前記位置検出用光学系の検出対象が一致しないことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記容器の底面の位置と前記測定用光学系の測定位置との相対位置が変化したときに、位置検出用光学系の出力に応じて、前記容器の底面の位置と前記測定用光学系の測定位置との相対距離を所定値に制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の測定装置。
  4. 前記所定値を可変とすることを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記位置検出用光学系の光源はレーザ、あるいはLEDであることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の測定装置。
  6. 前記測定用光学系の光源から発する光の波長と前記位置検出用光学系の光源から発する光の波長とは異なることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の測定装置。
  7. 前記容器はマイクロプレートであることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の測定装置。
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