JPWO2005115710A1 - タイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫モールド - Google Patents

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Abstract

設備コストの増加を抑制するとともに、ゴム体積の大きな変動および変化を有効に吸収する。剛性材料からなり、製品タイヤの内面形状と対応する外面形状を有するコア2と、コア2を囲繞する加硫モールド1とで区画されるキャビティ3内で生タイヤを加硫成形するに当って、加硫モールド1の一部を構成するサイドリング6の成形表面の少なくとも一部を、キャビティ容積を増加させる向きに変位させる。

Description

この発明は、剛性材料からなるコア上で成型した生タイヤを、そのコアとともに加硫モールド内に装入して、そこで加硫成形を行うに当っての、コアと加硫モールドとで区画されるキャビティからのゴム素材のはみ出し、加硫済みタイヤへのベアの発生を防止するタイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫モールドに関するものである。
剛性材料にて構成されて、製品タイヤの内面形状と対応する外面形状を有する、分解および組立てが可能な、全体としてほぼドーナツ状の輪郭形状を有するコア上で成型した生タイヤは、たとえば、コア上に巻回積層等されるゴム素材を定容押出しによって成形してなお、生タイヤのゴム体積に幾分のばらつきを有することになり、また、生タイヤは、キャビティ内でのそれの加熱によって熱膨張されることになるので、これらのことに対処して、ゴム素材のキャビティからのはみ出しを防ぐとともに、加硫済みタイヤへのベアの発生を防止することを目的として、出願人は先に、特開2002−264314号公報に開示されているように、コアと、加硫モールド成形面とで区画されるキャビティ内のタイヤ温度の上昇に伴って、そのコアを、キャビティ容積を増加させる向きに変形させる技術を提案した。
特開2002−264314号
ところで、この従来技術は、キャビティ容積の増加を、コア幅の減少変形または、コア周長の減少変形によって実現するものであり、これによれば、生タイヤの成型開始から、加硫成形の終了に至るまで各個のタイヤと不可分の関係をもつ、加硫モールドよりはるかに多数の剛性コアの全てに所定の加工を加えることが必須となるため、設備コストの増加が不可避となるという問題があり、この一方で、コア幅またはコア周長の減少変形によっては、ゴム体積の大きな変動および変化を十分に吸収することが難しいという問題があった。
この発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、設備コストの増加を有効に抑制するとともに、ゴム体積の大きな変動および変化を有効に吸収できるタイヤの加硫方法およびそれに用いる加硫モールド、すなわち、トレッド金型、サイドリングおよびビードリングで構成される加硫モールドを提供するにある。
この発明に係るタイヤの加硫方法は、剛性材料からなり、製品タイヤの内面形状と対応する外面形状を有する、分解および組立てが可能なコアと、コアを囲繞する加硫モールド、とくにはそれの成形表面とで区画されるキャビティ内で生タイヤを加硫成形するに当って、加硫モールドの一部を構成するサイドリングおよびトレッド金型の少なくとも一方の成形表面の全部もしくは一部を、たとえば、キャビティ内への生タイヤの封入および/またはキャビティ内でのタイヤ体積の増加等に伴って、キャビティ容積を増加させる向きに変位させるにある。
ここで、「トレッド金型」とは、加硫モールドがフルモールドであると、割りモールドであるとの別なく、トレッド部の加硫成形に寄与する部分をいうものとする。
なおこの場合は、キャビティ容積の初期値を、所定の容積よりも予め小さく設定することで、コア上に成型された生タイヤのゴム体積が、所定値よりも少量側に振れることがあっても、それに十分に対処することができる。
またここでは、加硫モールドの一部を構成して、ビード部を形成するビードリングの全部または一部をもまた、サイドリングおよびトレッド金型の少なくとも一方とともに変位させることができる。
この発明に係る一の加硫モールドは、トレッド部の加硫成形に寄与する、割りモールドのセグメントをも含むトレッド金型、サイド部の加硫成形に寄与するサイドリングおよび、ビード部の加硫成形に寄与するビードリングを具えるものであって、サイドリングを、成形表面の一部を有する環状の支持フレームと、この支持フレームの、たとえば内周側に嵌め合わせ配置されて、支持フレームの案内下でそれの中心軸線方向に変位できる、成形表面の残部を有する、これもたとえば円環状の可動プレートと、この可動プレートを支持フレームから突出する方向に付勢するばね手段と、可動プレートの突出限位置を特定する拘束手段とで構成したものである。
また他の加硫モールドは、それを割りモールドとしたものであって、トレッド部の加硫成形に寄与する複数個のセグメント、サイド部の加硫成形に寄与するサイドリングおよび、ビード部の加硫成形に寄与するビードリングを具えるものにおいて、各セグメントを、平面形状が円弧状をなすホルダーと、このホルダーの内周側に相互に整列させて嵌め合わせ配置されて、そのホルダーの案内下で半径方向に変位できる、各個が成形表面を有する複数の成形ピースと、各成形ピースを半径方向内方側へ付勢するばね手段と、成形ピースの、ホルダーからの突出限位置を特定する拘束手段とで構成したものである。
ここで好ましくは、可動プレートもしくは成形ピースの突出限位置を、ばね手段による押圧力の作用下で、いいかえれば、それらいずれかにばね力を作用させたプリロード状態で特定する。
また好ましくは、前記拘束手段を、支持フレームもしくはホルダーに貫通させて、先端部を可動プレートもしくは成形ピースに螺合させるとともに、頭部を支持フレームもしくはホルダーに掛合させた雄ねじ部材により構成する。
そしてこの場合は、雄ねじ部材の頭部と支持フレームもしくはホルダーとの間に、可動プレートもしくは成形ピースの、支持フレームもしくはホルダーからの突出限位置を特定するシムを介装することができる。
なおこの一方で、支持フレームと可動プレートとの間または、ホルダーと成形ピースとの間に、それら両者の近接変位限界位置を特定するストッパを配設することもできる。
ところで、以上に述べた加硫モールドにおいて、可動プレートに、ビードリングの全部もしくは一部を一体化することもできる。
この発明の加硫方法では、コアに比して絶対数がはるかに少ない加硫モールドの変形、直接的には、サイドリングおよびトレッド金型の少なくとも一方の、全部もしくは一部の変位によって、生タイヤのゴム体積のタイヤ毎の変動および、温度変化に伴うゴム体積の増加等を吸収することで、設備コストの増加を有利に抑制することができる。
またこの方法では、たとえば、サイドリングの一部をなす可動プレートおよび/または、トレッド金型の一部をなす成形ピースを、簡単な構造の下で、区画形成されるキャビティの内側方向および外側方向へ所要に応じた量だけ変位させることにより、ゴム体積の変動および変化を、それらの量の多少にかかわらず十分に吸収することができる。
なおこの場合にあって、たとえば、可動プレートおよび/または成形ピースの初期位置を、ゴム体積の最小のタイヤを想定して、それによってなおベアの発生を防止し得るように設定したときは、そのタイヤよりゴム体積の大きいタイヤの加硫成形に際しては、可動プレート等を、キャビティ容積を増加させる向きに変位させることで、ゴム体積の変動等を吸収して、ゴム素材のはみ出し、ベアの発生等を十分に防止することができる。
ところでこの方法において、トレッドパターンの如くの複雑な成形表面を有するトレッド金型に比して、はるかに単純な成形表面を有するサイドリングを変位させてゴム素材のはみ出し、ベアの発生等を防止する場合には、トレッド金型を変位させる場合に比して、変位部分と否変位部分との境界位置に生じることのある不連続部等がより目立つことのなるも、サイドリングを、全体としてドーナツ状の輪郭形状をもつキャビティの軸線方向に変位させてゴム体積の変動等を吸収するときは、トレッド金型の全部もしくは一部をキャビティの半径方向に変位させてそれを吸収する場合に比して、ゴム素材のはみ出し等のおそれをより有利に防止することができる。
ところで、加硫モールドの一部を構成するビードリングの全部もしくは一部をもまた、サイドリングおよびトレッド金型の少なくとも一方とともに、初期設定位置からキャビティ容積を増加させる向きに変位させる場合には、より大きな体積変動等に対しても有利に対処することができる。
そして、この発明に係る、上記の方法の実施に用いる一の加硫モールドでは、サイドリングを、環状の支持フレームと、それに嵌め合わされて、支持フレームの案内下でそれの中心軸線方向に変位できる可動プレートと、この可動プレートを、支持フレームから突出する方向、いいかえれば、キャビティ容積を減少させる方向に付勢するばね手段および、可動プレートの突出限位置、いいかえれば、それの初期設定位置を特定する拘束手段とで構成することにより、極めて簡単な構造の下で、可動プレートを、生タイヤのゴム体積の変動および変化に応じて、主には、キャビティ容積の増加方向に円滑かつ確実に変位させてそれを十分に吸収させることができ、結果としてゴム体積の大きな変動等に対しても、キャビティからのゴム素材のはみ出し、ベアの発生等を効果的に防止することができる。
ところでここでは、加硫モールドのサイドリングに設けた可動プレートを変位させることで、ゴム体積の変動等を吸収することができるので、キャビティの区画に寄与する剛性コアの全てに変形もしくは変位機構を設ける場合に比して設備コストを大きく低減させることができ、また、可動プレートの変位量をコントロールすることで、ゴム体積の変動等に、より木目細かに対処することができる。
そしてこれらのことは、加硫モールドを割りモールドとし、それの各セグメントを、円弧状のホルダーと、ホルダーの内周側に整列させて配置されて、ホルダーの案内下で半径方向に変位できる複数個の成形ピースと、各成形ピースを、半径方向内方側へ付勢するばね手段と、成形ピースの、ホルダーからの突出限位置を特定する拘束手段とで構成した場合にも同様であり、これによってまた、簡単な構造の下で、成形ピースを、生タイヤのゴム体積の変動および変化に応じて、キャビティ容積の増減方向に円滑かつ確実に変位させて、ゴム体積の大きな変動等に対しても、キャビティからのゴムの発生等を効果的に防止することができる。
そしてまたここでも、ホルダーに設けた成形ピースを変位させることで、ゴム体積の変動等を吸収することができるので、剛性コアの全てに変形もしくは変位機構を設ける場合に比して設備コストを大きく低減させることができる。

なお以上のような加硫モールドにおいて、可動プレートもしくは成形ピースの突出限位置を、ばね手段、たとえば皿ばね、コイルばね等による押圧力の作用下で特定して、初期設定位置に存在するその可動プレート等に、キャビティ容積を狭める向きのプリロードを付与することで、可動プレート等のチャタリングその他の不安定作動を防止するとともに、キャビティ内のタイヤへの所定の押圧力の作用を十分に担保しつつ、大きなゴム体積に対する可動プレートもしくは成形ピースの、確実なる逃げ変位を行わせることができる。
このような加硫モールドにあって、可動プレートもしくは成形ピースの突出限位置を特定する拘束手段は、支持フレームもしくはホルダーに貫通させて、先端部を可動プレートもしくは成形ピースに螺合させ、頭部を支持フレーム等に掛合させた雄ねじ部材、たとえばボルトによって構成することができ、これによれば、簡単な構造にして、可動プレートもしくは成形ピースを所期した通りの突出限位置に簡単かつ容易に特定することができ、また、可動プレートもしくは成形ピースの、支持プレートもしくはホルダーへの着脱操作を簡易なものとすることができる。
なお、雄ねじ部材の頭部と支持フレームもしくはホルダーとの間にシムを介装し、このシムの厚みの調整によって、雄ねじ部材の頭部の、支持フレームもしくはホルダーに対する相対位置を調整する場合には、首下長さが一定の雄ねじ部材の、たとえば、可動プレートもしくは成形ピースへの所要の螺合量または、常に一定の螺合量の下での、支持フレームもしくはホルダー側への可動プレート等の引寄せ量をコントロールして、その可動プレート等の、支持フレームもしくはホルダーからの初期突出位置を、簡単に、かつ正確に特定することができる。
なお、ばね手段による、可動プレートもしくは成形ピースの初期押圧力は、この初期突出位置の選択に応じて変化することになる。
この一方で、支持フレームと可動プレートとの間または、ホルダーと成形ピースとの間に、それら両者の近接限位置を特定するストッパを配設した場合には、可動プレート等の、キャビティ容積を増加する方向の限界変位量を、そのストッパによって強制的に特定して、キャビティ容積の、余剰の増加のおそれを確実に取り除くことができる。
以上に述べたような加硫モールドにおいて、可動プレートにビードリングを一体化、たとえば、一体に形成しまたは、事後的に連結した場合には、それらの両者をキャビティに対して一体的に変位させることで、ゴム体積の変動量の増加等に対する吸収能力を一層高めることができ、また、サイドリングとビードリングとの境界位置へのステップ状の不連続部分等の発生のおそれを取り除くことができる。
この発明に係る加硫モールドの要部を示す半径方向断面図である。 コアの組立姿勢および分解姿勢を示す斜視図である。 下側のサイドリングを模式的に示す分解斜視図である。 組立て姿勢のサイドリングの縦断面図である。 サイドリングの作用を示す要部拡大断面図である。 製品タイヤのサイド部の表面態様を例示する拡大断面図である。 他の実施形態を下半部について示す断面図である。 さらに他の実施形態を要部について示す断面図である。
以下にこの発明に係る加硫モールドの実施形態を図面に示すところに基づいて説明する。
図1は、この発明に係る加硫モールドの要部を示す半径方向断面図であり、図中1は、割りモールドを例にとって示す加硫モールドを、2は、剛性材料からなり、全体としてドーナツ状の円環輪郭形状を有するコアをそれぞれ示し、分解および組立て可能なこのコア2は、加硫モールド1内へ装入されて、その加硫モールド1の、図示のような型締め姿勢の下で、コア外面とモールド成形表面との間にキャビティ3を区画する。
ここで、加硫モールド1は、タイヤのトレッド部の加硫成形に寄与する、ここでは、円弧状に分割された複数個のセグメント4からなるトレッド金型5と、タイヤサイド部の加硫成形に寄与する、図では上下一対のサイドリング6と、タイヤビード部の加硫成形に寄与する、これも図では上下に対をなすビードリング7とを具える。
このような加硫モールド1は、上プラテン8の上昇変位に伴うカムリング9の上昇変位に基づいて、下プラテン10上に配置したそれぞれのセグメント4を拡径方向に変位させるとともに、上プラテン8のその上昇変位に伴って、上方側のサイドリング6およびビードリングをもまた上昇変位させることで、キャビティ3が十分に開放される型開き姿勢とすることができ、この型開き姿勢の下では、コア2は、それの外面上に成型した生タイヤとともに、または、その生タイヤに対して加硫成形を施してなる製品タイヤとともに、加硫モールド1内へ装入し、そしてそこから取り出すことができる。
この一方で、加硫モールド1の型締めは、下プラテン10に対して上プラテン8を下降させて、カムリング9のカム面をもって、複数個のセグメント4のそれぞれを、それらが円周方向で円環状に密着する縮径姿勢とするとともに、上方側のサイドリング6およびビードリング7のそれぞれを、下方側のサイドリング6およびビードリング7に限界位置まで接近させることにより行うことができ、この場合、加硫モールド1内に、コア2を図示のように配設することで、それらの両者間にキャビティ3区画することができる。
なおここにおいて、たとえばアルミニウム合金製とすることができ、製品タイヤの内面形状と対応する外面形状を有するコア2は、図2(a)に斜視図で示すように、全体として円環状をなす組立て姿勢とすることができるとともに、図の上下に対をなす組立てリング11の解放下で、図2(b)に斜視図で例示するように、大小2種類の中空の弧状セグメント2a、2bが半径方向に凹凸となる分解姿勢とすることができ、このような分解姿勢としたそれぞれのセグメント2a、2bは、所要の順序で、たとえば、それらの中心部分から外部へ取り出すことができる。
再び図1に示すところにおいて、この加硫モールド1では、上下の両サイドリング6を、成形表面の一部を有し、上下のそれぞれをプラテン8、10に固定される、図に示すところでは断面形状がほぼ溝形状をなす支持フレーム12と、この支持フレーム12に嵌め合わせ配置されて、図3に下側のサイドリング6を例にとって分解斜視図で例示するように、内外の両周面を支持フレーム12の環状隆起壁面に案内されて、支持フレーム12の中心軸線方向に変位、好ましくは摺動変位できる、成形表面の残部を有する可動プレート13とを具えるものとし、この可動プレート13を、図4に縦断面図で示すように、たとえば、皿ばね、コイルばね等とすることができるばね手段14によって支持フレーム12から突出する方向に付勢し、この一方で、支持フレーム12に貫通させた、雄ねじ部材15とすることができる拘束手段により、可動プレート13の、支持フレーム12に対する初期設定位置すなわち突出限界位置を特定する。
ここで、ばね手段14として、一枚もしくは、複数枚の皿ばね14aを用いるときは、たとえば、支持フレーム12および可動プレート13の少なくとも一方に、皿ばね14aの、図示のような位置決め窪み、もしくは位置決め突起を設けることが好ましく、またコイルばねを用いるときは、それらの両者に、位置決め窪みまたは突起を設けることが好ましい。
そして、このようなばね手段14は、可動プレート13の円周方向および半径方向に一定の間隔をおいて、たとえば10〜50個、図3に示すところでは12〜24個配置することが好ましい。
ところで、図示のように、支持フレーム12に貫通させて、先端部を可動プレート13に螺合させる一方で、頭部を支持フレーム12の貫通孔の周りに掛合させた、拘束手段としての雄ねじ部材15は、たとえば、その先端部の、可動プレート13に対する螺合量を調整することにより、好ましくはばね手段14のばね力に抗して、可動プレート13を、支持フレーム12に対して所定の突出限界位置まで引き寄せることができ、これによって、可動プレート13にばね手段14によるプリロードを作用させることができる。
これに対し、雄ねじ部材15の、可動プレート13への螺合量を常に一定量として、支持フレーム12と可動プレート13との連結の確実性を担保する場合には、雄ねじ部材15の頭部と支持フレーム12との間に、厚みを適宜に選択した、たとえば座金状のシム16を介装することで、可動プレート13を、所定の突出限界位置に、より正確に位置決めすることができる。
そしてこの後者の場合は、可動プレート13の周上に、たとえば10〜20本にわたって配設されるそれぞれの雄ねじ部材15を、たとえば、それらの締込み限界位置までともに締め込んでなお、それぞれのシム16の厚みを揃えることで、可動プレート13の突出量をそれの全周にわたって十分均等なものとすることができるので、それぞれの雄ねじ部材15の締込み量を個々に調整する前者に比して、可動プレート13の位置決め精度を高めることができ、また、ばね手段14の作用下で、それぞれの雄ねじ部材15に働く張力をもまた十分均等なものとすることができる。
また、図4に示すところでは、可動プレート13の、支持フレーム12に対する突出限位置を上述のようにして特定する一方で、その可動プレート13の、支持フレーム12の環状突起部12a、12b間の溝底面12cへの近接限位置を特定して、可動プレート13の、キャビティ容積を増加させる向きの変位を限定するべく、たとえば、それらの間で、全ての雄ねじ部材15または、選択された特定の雄ねじ部材15の周りに、所要の厚みを付与した、これも座金状のシム17よりなるストッパを配設する。従ってここでは、シム17の厚みを選択して、可動プレート13の、支持フレーム溝底面12cへの近接限界位置を調整することで、キャビティ容積の余剰の増加を確実に阻止することができる。
以上のように構成してなる加硫モールド1により、コア2上で成型した生タイヤに加硫成形を施す場合には、そのコア2を、図1に示すように、生タイヤを伴って加硫モールド1内へ装入するとともに、その加硫モールド1を型締めし、これによってキャビティ3内へ封入した生タイヤを、加硫モールド側から加熱するとともに、コア2の各中空弧状セグメント2a、2b内への熱風の供給に基いてコア側からも加熱する。
これにより、キャビティ内の生タイヤは、たとえばそれの熱膨張に基いて、通常は、図5に要部拡大断面図で示すように、サイドリング6の、突出限位置にあって、ばね手段14によってプリロードを付与されている可動プレート13を、ばね手段14のばね力に抗してキャビティ容積を増加させる向き、いいかえれば押し込み方向に変位させてそこへ流動する。この結果として、生タイヤTの、熱膨張に起因するゴム体積の増加分は、ばね手段14による十分な押圧力の作用の下でのキャビティ容積の増加によって有効に吸収されることになり、ゴム素材の、キャビティ3からのはみ出しのおそれが効果的に除去されることになる。
なおこの一方で、生タイヤTのゴム物性、成形時のゴム体積等との関連において、その生タイヤTがキャビティ3内で加熱されてなお、初期のキャビティ容積を、上述のようにして増加させるほどには熱膨張されない場合には、可動プレート13は、図5に仮想線で示すような、予め選択されたそれの突出限位置で、熱膨張された生タイヤTを押圧支持することになる。
従ってここでは、加硫済みタイヤへのベアの発生が、プリロードを受けた可動プレートによって有効に防止されることになる。
そしてこれらのことは、成型された生タイヤTの初期ゴム体積についても同様であり、それがとくに大きいときは、可動プレート13は、ストッパとしてのシム17が作用する限界位置まで押し込み変位されることになり、それがとくに小さいときは、可動プレート13は、それの初期の突出限位置でタイヤに所要の押圧力を及ぼすことになる。
図6は、上述したようなそれぞれの場合における、加硫成形後の製品タイヤの、図5のA部分と対応する位置での表面態様を例示する拡大断面図であり、生タイヤのゴム体積または、ゴムの熱膨張量が多すぎて、可動プレート13が、支持フレーム12の溝底面12cに限界まで近接するときは、製品タイヤのサイド部に、図6(a)に示すように、可動プレート13との対応部分が凸となる成形が行われることになり、また、生タイヤのゴム体積または熱膨張量が適正であって、可動プレート13の押し込み変位もまた適正に行われるときは、タイヤサイド部の表面は、図6(b)に示すように、可動プレート13と対応する部分と、支持フレーム12と対応する部分とのそれぞれが段差部なしに滑らかに連続するように成形されることになる。
そして、ゴム体積または熱膨張量が少なすぎて、可動プレート13が、ほとんどもしくは全く押込み変位されることなく、初期の突出限位置または、わずかに押し込まれた位置に維持されるときは、図6(c)に示すように、可動プレート13との対応部分が凹となる成形が行われることになる。
ところで、サイド部表面の、とくに図6(a)および(c)に示すような凸もしくは凹形態は、たとえば、支持フレーム12と可動プレート13との境界位置に、リムライン、デコレーションライン等の線状凹凸その他を作為的に形成するべく、サイドリング6の成形表面を設計することにより効果的に潜在化させることができる。
以上サイドリング6を、支持フレーム12と可動プレート13とに分割構成して、その可動プレート13を、支持フレーム12に対してキャビティ容積を増加させる向きに変位させる場合について述べたが、ここでは、図7の下半分に例示するように、タイヤビード部の加硫成形に寄与するビードリング7、好ましくは、成形表面を有するそれの一部7aを、可動プレート13に一体化させることもでき、これによれば、その一部7aをもまた、可動プレート13とともに、キャビティ容積を増加させる方向に変位させることができる。
ここで、ビードリングの一部7aの可動プレート13への一体化は、それらの両者を予め一体形成することまたは、両者を事後的に連結すること等によって行うことができ、これらのいずれの場合にも、可動プレート13および、ビードリングの一部7aは、先に述べたと同様のばね手段によって、キャビティ容積を減じる方向にばね付勢され、また、雄ねじ部材とすることができる拘束手段によって、キャビティ側への初期突出限位置を特定されることになる。
このように構成してなる加硫モールドによってもまた、先のものと同様に、ゴム体積の変動および変化に対し、キャビティからのゴム素材のはみ出しを防止し、加硫済みタイヤへのベアの発生を有効に防止することができる。
加えてここでは、可動プレート13と支持フレーム12との内周側の境界を取り除くことができるので、その境界位置への段差等の発生を十分に防止することもできる。
以上一の加硫モールドの実施の形態を、割りモールドを例にとって説明したが、加硫モールドは、たとえば、トレッド金型を上下方向に二分割した構造になるフルモールドとすることもできる。
図8はこの発明に係る他の加硫モールドを示す要部断面斜視図であり、これはとくに、トレッド金型5を構成する複数個のセグメント21のそれそれで、生タイヤTの体積の変動ないし変化を吸収可能としたものである。
なおこの図に示すところでは、サイドリング6に、先に述べた加硫モールドの構造を採用しているも、このことは必須ではなく、サイドリングそれ自体から可動機構を完全に省くこともできる。
この図では、トレッド部の加硫成形に寄与するそれぞれのセグメント21の各々を、平面形状が円弧状をなす一のホルダー22と、このホルダー22の内周側に、所定のピッチで相互に整列させて配置されて、各個が成形表面を有する複数の成形ピース23とを具えるものとし、ここで、各成形ピース23を、ホルダー22の、図では上下の端部分の案内下で、半径方向に変位、好ましくは摺動変位可能とするとともに、各成形ピース23を半径方向内方へ付勢する、先に述べたと同様のばね手段24を、その成形ピース23とホルダー22との間に配設し、この一方で、成形ピース23の、ホルダー22からの突出限位置を特定する拘束手段、たとえば、先に述べたと同様の雄ねじ部材25を、その成形ピース23に螺合させて配設する。
なお図示はしないが、雄ねじ部材25の頭部と、それが掛合するホルダー22との間に、雄ねじ部材25の、成形ピース23への螺合量の調整に寄与するシムを配設することもでき、また、ホルダー22と成形ピース23との間で、たとえば雄ねじ部材25の周りに、成形ピース23の、ホルダー内周面への近接限界位置を特定するストッパを配設することもできる。
このように構成してなるそれぞれのセグメント21を円環状に整列させて配置した状態で、キャビティ内の生タイヤに加硫成形を施す場合において、その生タイヤTが、たとえば熱膨張による体積増加をきたしたときは、各個の成形ピース23は、ばね手段24のばね力に抗してホルダー22内へ後退変位することによってその体積増加分を十分に吸収することができるので、先に述べた加硫モールドの場合と同様に、ゴム体積の大きな変動および変化に効果的に対処することができる。
この一方で、各成形ピース23の初期設定位置を、生タイヤTの体積が、所定値より小さくてなお、それに十分な押圧力を及ぼし得る進出位置とすることにより、製品タイヤへの不測のベア当の発生を有効に防止することができる。

Claims (9)

  1. 剛性材料からなり、製品タイヤの内面形状と対応する外面形状を有するコアと、コアを囲繞する加硫モールドとで区画されるキャビティ内で生タイヤを加硫成形するに当って、
    加硫モールドの一部を構成するサイドリングおよびトレッド金型の少なくとも一方の成形表面の全部もしくは一部を、キャビティ容積を増加させる向きに変位させるタイヤの加硫方法。
  2. 加硫モールドの一部を構成するビードリングを、サイドリングおよびトレッド金型の少なくとも一方とともに変位させる請求項1に記載のタイヤの加硫方法。
  3. トレッド部の加硫成形に寄与するトレッド金型、サイド部の加硫成形に寄与するサイドリングおよび、ビード部の加硫成形に寄与するビードリングを具える加硫モールドであって、
    サイドリングを、成形表面の一部を有する環状の支持フレームと、この支持フレームに嵌め合わせ配置されて、支持フレームの案内下でそれの中心軸線方向に変位できる、成形表面の残部を有する可動プレートと、この可動プレートを、支持フレームから突出する方向に付勢するばね手段と、可動プレートの突出限位置を特定する拘束手段とで構成してなる加硫モールド。
  4. トレッド部の加硫成形に寄与する複数個のセグメント、サイド部の加硫成形に寄与するサイドリングおよび、ビード部の加硫成形に寄与するビードリングを具える加硫モールドであって、
    各セグメントを、平面形状が円弧状をなすホルダーと、このホルダーの内周側に相互に整列させて配置されて、そのホルダーの案内下で半径方向に変位できる、各個が成形表面を有する複数の成形ピースと、各成形ピースを半径方向内方側へ付勢するばね手段と、成形ピースの、ホルダーからの突出限位置を特定する拘束手段とで構成してなる加硫モールド。
  5. 可動プレートもしくは成形ピースの突出限位置を、ばね手段による押圧力の作用下で特定してなる請求項3もしくは4に記載の加硫モールド。
  6. 前記拘束手段を、支持フレームもしくはホルダーに貫通させて、先端部を可動プレートもしくは成形ピースに螺合させるとともに、頭部を支持フレームもしくはホルダーに掛合させた雄ねじ部材により構成してなる請求項3〜5のいずれかに記載の加硫モールド。
  7. 雄ねじ部材の頭部と支持フレームもしくはホルダーとの間にシムを介装してなる請求項6に記載の加硫モールド。
  8. 支持フレームと可動プレートとの間または、ホルダーと成形ピースとの間に、それら両者の近接限位置を特定するストッパを配設してなる請求項3〜7のいずれかに記載の加硫モールド。
  9. 可動プレートにビードリングを一体化してなる請求項3または、5〜8のいずれかに記載の加硫モールド。
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