JPWO2005070604A1 - はんだ加熱器具 - Google Patents

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Abstract

筒状部材(6)の先端に、はんだに直接接触して溶解させるこて先チップ(3)が一体に設けられたこて先側部材(20)と、こて先側部材(20)の基端側が装着され、弾性部材(12)を介してこて先側部材(20)を支持する本体側部材(25)と、弾性部材(12)を押圧し、変形させることによって、弾性部材(12)がこて先側部材(20)の基端側を押し付ける押付け力を増大させるように構成された押圧手段(2)とを備えたはんだ加熱器具。押圧手段(2)は、こて先側部材(20)を、大きな押付け力によって強く支持して上記本体側部材に固定する保持状態と、小さな押付け力によって弱く支持して本体側部材(25)に着脱可能とする解放状態とを有する。

Description

本発明は、はんだごてに代表されるはんだ加熱器具に関し、特にこて先チップを含む先端側の部分(こて先側部材)が交換できるはんだ加熱器具の、こて先側部材の支持構造に関する。
従来の一般的なはんだ加熱器具のこて先付近の構造は、例えば図10に示すようになっている。図10(a)は従来の電気はんだごて90(はんだ加熱器具)の部分正面図であり、図10(b)はその分解斜視図である。電気はんだごて90の先端には、保護パイプ96に格納されたこて先チップ93が設けられている。保護パイプ96はナット92によってケーシング91のニップル98に固定されている。こて先チップ93の、保護パイプ96に覆われた円柱状の胴部の内側には凹部93dが形成されている。その凹部93dに、ケーシング91から突出したセラミックヒータ94が、ステンレス等からなるインサートパイプ95を介して嵌合するように組み立てられている。
こて先チップ93は銅や銅合金等からなり、その先端部にははんだによる侵食を防止するための鉄めっきが施されている。しかし、それでもはんだによる侵食は僅かずつ進行するため、通常、こて先チップ93は交換部品となっている。
また、通常は、様々な先端形状を有するこて先チップ93が多数用意されており、操作者ははんだ付けする部位や範囲に応じて最適なこて先チップ93を選択し、交換して作業を行うようになっている。
こて先チップ93を交換する際には、ナット92をケーシング91から完全に取外し、ナット92や保護パイプ96を一旦こて先チップ93から抜き去ってからこて先チップ93を取外し、交換する。
しかしながら、上記のような従来構造では、こて先チップ93の交換に手間取るという問題があった。作業内容によっては頻繁にこて先チップ93の交換作業を行う場合がある。このようなとき、高温に注意しながら上記のような交換作業を頻繁に行うのは作業能率を低下させるものとなっていた。
保護パイプとナットとを一体化したような構造(例えば特表平11−506054号公報参照)とし、ある程度交換作業をやり易くしたものも知られているが、やはり保護パイプとナットとの一体品を一旦ケーシングから完全に取外した後、こて先チップを交換する必要があり、更なる改善の余地を残すものであった。
本発明は、このような従来技術の課題を解決すべくなされたものであり、こて先チップの交換を更に容易に行うことができ、作業能率を向上することができるはんだ加熱器具を提供することを第一の目的とする。
一方、はんだ加熱器具の一種として、はんだごて等のこて先付近から窒素等の不活性ガスを噴出させるものが知られている。これは、こて先付近を無酸素状態の雰囲気にしてはんだの酸化を防止するためになされる。その場合の従来技術は、ケーシング91内部に不活性ガスを導き、ケーシング91内部からこて先チップ93の先端付近にガス通路を形成して不活性ガスを導くようにしている。従って、ケーシング91と、その先端側の挿脱可能とされる部材との間には、挿脱機構とは別の、何らかの気密保持機構が設けられていた。例えば特開2001−347369号公報には、ゴム製パッキンを使用して気密を保持する機構が示されている。
本発明の第二の目的は、このような不活性ガスを噴出させるタイプのはんだ加熱器具において、上記第一の目的を達しつつ、より簡単に気密保持がなされるはんだ加熱器具を提供することにある。
本発明のはんだ加熱器具は、筒状部材の先端に、はんだに直接接触して溶融させるこて先チップが一体に設けられたこて先側部材と、上記こて先側部材の基端側が挿着され、弾性部材を介して該こて先側部材を支持する本体側部材と、上記弾性部材を押圧し、変形させることによって、上記弾性部材がこて先側部材の基端側を押し付ける押付け力を増大させるように構成された押圧手段とを備え、上記押圧手段は、その押圧力を変化させることにより、少なくとも上記押付け力が大なる保持状態と、小なる解放状態とに切換え可能とされ、上記保持状態では、大きな押付け力によって上記こて先側部材を強く支持して上記本体側部材に固定し、上記解放状態では、小さな押付け力によって上記こて先側部材を弱く支持して上記本体側部材に挿脱可能とするように構成されていることを特徴とする。
このようにすると、弾性部材への押圧力を変化させるだけで、保持状態と解放状態との切換えができる。従って、こて先チップを交換する際には解放状態に切換え、こて先チップが一体に設けられたこて先側部材を差し替えるだけで良く、ナットや保護パイプをケーシングから完全に抜き去る必要がないので、簡単且つ速やかにこて先チップを交換することができる。
上記押圧手段は、上記本体側部材に螺着されたナット状部材であり、該ナット状部材を回転させて軸方向に移動させることにより、上記弾性部材への押圧力を調節し、上記保持状態と上記開放状態とに切換えられるように構成すると良い。
このようにすると、押圧力の大きさを、ナット状部材の締め込み加減で調節することができる。ナットを用いた構造である点は一見従来技術と類似しているが、従来はこて先チップを交換する(保持状態から解放状態にする)ためにはナットを完全に取外す必要があったのに対し、本発明の構造はナット状部材を適宜緩める(又は締め込む)だけで良い。例えば弾性部材の変形量を1mm変化させることによって保持状態と解放状態とを切換えるように設定すれば、ピッチ1mmのナット状部材を1回転させるだけでその切換えが可能となり、格段に作業能率が向上する。
更に、上記ナット状部材には内径側に突出する突起が設けられるとともに、上記本体側部材には上記突起が嵌り込む規制溝が形成され、上記ナット状部材を上記本体側部材から離脱させる方向に移動させたとき、所定位置で上記突起が上記規制溝の溝壁に当接して、それ以上の離脱方向への移動を規制するように構成すると好適である。
このようにすると、ナット状部材が本体側部材から外れないので、操作者の意に反して取外してしまい、また取付け直すという余計な作業を確実に防止することができる。
上記弾性部材は弾性体からなるOリングを用いると、低コストかつ簡単な構造とすることができるので好適である。但しOリング以外にも、ゴムや樹脂等を用いた任意形状の弾性部材や、スプリング等を用いた機構としても良い。
また、不活性ガス噴出式のはんだ加熱器具として、上記本体側部材に設けられ、不活性ガスを上記本体側部材の内部に導入するガス導入部と、上記こて先チップの先端付近に設けられ、導入された不活性ガスを噴出するガス噴出部と、不活性ガスを上記ガス導入部から上記本体側部材の内部及び上記こて先側部材の内部を経由して上記ガス噴出部に導くガス通路とを備え、上記本体側部材と上記こて先側部材との接続部における上記ガス通路の気密が、上記弾性部材によって保持されるように構成すると良い。
このようにすると、弾性部材(Oリング等)によって接続部の気密が保持される。つまり弾性部材は、こて先側部材の保持機能と、不活性ガスの気密保持機能を兼用することができるので、別々の機構とされた従来構造に比べ、簡単な構造とすることができる。
図1は、第1実施形態に係るはんだ加熱器具(電気はんだごて)の正面図であり、(a)はこて先側部材が本体側部材に保持された状態、(b)はこて先側部材を本体側部材から取外した状態を示す。
図2は、図1(a)の部分断面図である。
図3は、図2の部分拡大図である。
図4は、第1実施形態に係る電気はんだごてのセラミックヒータの構成を示す概念図であり、(a)はセラミックヒータの回路構成を、(b)はセラミックグリーンシートをセラミック棒に巻き付けてセラミックヒータが形成される状態を示す。
図5は、第1実施形態に係る電気はんだごてのこて先チップ周辺の詳細構造を示す図であり、(a)は部分断面図、(b)は(a)のIII−III断面図、(c)は(a)のp部及びq部付近の拡大図である。
図6は、第2実施形態に係るはんだ加熱器具(電気はんだごて)の正面断面図であり、こて先側部材を本体側部材から取外した状態を示す。
図7は、第3実施形態に係るはんだ加熱器具(ガス噴出式電気はんだごて)の正面断面図であり、不活性ガスが本体側部材からこて先側部材に導かれる状態を示す。
図8は、図7の部分拡大図である。
図9は、第4実施形態に係るはんだ加熱器具(電気はんだ吸取りごて)のこて先付近の正面部分断面図であり、(a)はセラミックヒータの外部からはんだ吸引管を導くもの、(b)はセラミックヒータの内部にはんだ吸引管を通したものを示す。
図10は、従来のはんだ加熱器具の構造を示し、(a)は部分正面図であり、(b)はその分解斜視図である。
以下に、本発明に係るはんだ加熱器具の実施形態につき具体的に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態である電気はんだごて10(はんだ加熱器具)の正面図であり、(a)はこて先側部材20が本体側部材25に保持された状態、(b)はこて先側部材20を本体側部材25から取外した状態を示す。
また図2は、図1(a)の部分断面図である。
図1及び図2を参照して電気はんだごて10の構造を説明する。電気はんだごて10の基本的な構成は、本体側部材25の先端(図1で左側)に、挿脱自在のこて先側部材20を挿着してなる。
こて先側部材20の先端には、主に銅(他に銅合金、銀、或いは銀合金など熱伝導性の高い物質でも良い)からなり、はんだに直接接触してはんだ付けを行うこて先チップ3が設けられている。こて先チップ3の基端側は保護パイプ6(筒状部材)に嵌挿され、先端側は保護パイプ6から露出してはんだ付けに適した形状に成形されている。
こて先チップ3の内部には凹部が設けられて有底円筒状になっている。この凹部には、セラミックヒータ4が密着状態で挿着されている。セラミックヒータ4は、先端付近に温度検知部4aが設けられるとともに、それより基端側に発熱部4bが設けられている。これらの配線はリード線8(温度検知部用リード線8a及び発熱部用リード線8b)によって外部に導出され、こて先側コネクタ9に接続されている。またセラミックヒータ4の基端側は、金属製で略円筒状のホルダ7に嵌挿され、保持されている。図1(b)及び図2に示すように、こて先チップ3、セラミックヒータ4、保護パイプ6、ホルダ7、リード線8及びこて先側コネクタ9は一体に構成されている。
本体側部材25は、主にケーシング1、固定ナット2及びこれらに挟持されるOリング12(弾性部材)からなる。ケーシング1は、金属製もしくは、硬質、耐熱性の合成樹脂からなる概ね円管状の部材であり、その周囲には、操作者が電気はんだごて10を握って取り扱うことができるようにするために、合成ゴムなど、断熱性と弾力性を有した合成樹脂が握り部1aとして設けられている。ケーシング1の内部にはこて先側コネクタ9と接合される本体側コネクタ15が設けられ、電気コード1bが接続されている。電気コード1bはケーシング1の外部に導出され、図外のコントローラ(こて先温度を設定値に保つように制御された電力をセラミックヒータ4に供給する制御装置)に接続されている。
固定ナット2はケーシング1の先端外周部に螺着されているナット状部材である。その外周部にはローレット処理が施されて操作者が手動で回転させ易くなっている。そして、固定ナット2を回転させることにより、固定ナット2はケーシング1に対して可動範囲内で自由に軸方向の移動ができるようになっている。
固定ナット2の内径側段差部とケーシング1の先端面とで挟持されるようにOリング12が設けられている。Oリング12は、ゴム等の弾性体からなり、こて先側部材20の挿着状態でホルダ7が嵌挿される位置に設けられている。
固定ナット2の、めねじ形成部より後端側には、固定ナット2がケーシング1から完全に離脱することを防止する皿ねじ5が設けられている。
図3は図2の部分拡大図である。図3を参照してOリング12周辺の詳細構造を説明する。ケーシング1の先端外周面にはおねじ1cが形成され、これに螺合するように固定ナット2の内周面にめねじ2bが形成されている。従って、固定ナット2を締め込むと、固定ナット2は右側(図3の矢印方向)に、緩めるとその反対側に移動する。固定ナット2のめねじ2bより先端側には、これより径の小さい小径部2aが設けられ、段差面2gが形成されている。Oリング12は、この段差面2gとケーシング1の先端面1gとに挟持されている。また、ケーシング1の先端部には、Oリング12の外径側に張出し部1fが形成され、Oリング12の外側への拡がりを規制している。
Oリング12の内径側には、こて先側部材20の挿着状態で、ホルダ7の外周面7fが当接するように嵌挿される。ホルダ7の外周面7fの、Oリング12に当接する部位よりも基端側に、僅かに径の大きくなる微小段差7aが形成されている。そして微小段差7aよりも基端側は、僅かに先窄まりのテーパ状に成形されている。Oリング12の自由時(図3に示す状態)には、その内径がホルダ7の外周面7fの外径と略等しいか、僅かに小さくなるように設定されている。
固定ナット2の、めねじ2bよりも基端側に、外周側から内側に向けて皿ねじ5が螺着されている。皿ねじ5は軸対称位置に2本設けられている(本数は適宜設定して良い)。皿ねじ5の先端は、固定ナット2の内周面から突出して突起5aとなっている。一方、ケーシング1の外周面には、突起5aが嵌り込む規制溝1eが形成されている。図3の状態から、固定ナット2を更に緩めると、固定ナット2は図3に示す矢印と反対側に移動し、突起5aが規制溝1eの溝壁1dに当接するようになっている。
図4はセラミックヒータ4の構成を示す概念図であり、(a)は、セラミックヒータ4の回路構成を示し、(b)は、セラミックグリーンシート4cをセラミック棒4dに巻きつけてセラミックヒータ4が形成されている状態を示している。図4を参照してセラミックヒータ4の構造について説明する。
セラミックヒータ4は、温度検知部4aに設けられたタングステンなどの感温抵抗体のパターンと、発熱部4bに設けられたタングステンなどの発熱抵抗体のパターンとをセラミックグリーンシート4cに同時にプリントしたものを、ベースとなるアルミナや窒化珪素などの円柱状のセラミック棒4dに巻きつけ、焼結一体化して作製されるものである。温度検知部4aからは温度検知部用リード線8aが、発熱部4bからは発熱部用リード線8bが導出され、こて先側コネクタ9に結合されている。
図5は、こて先チップ3周辺の詳細構造を示す図であり、(a)は部分断面図、(b)は(a)のIII−III断面図(図を簡略化するため、セラミックヒータ4の内部構造は省略している)、(c)は(a)のp部及びq部付近の拡大図である。図5を参照してこて先チップ3周辺の詳細構造について説明する。
上述のように、こて先チップ3の内部には凹部3dが設けられて有底円筒状になっており、セラミックヒータ4の先端側が密着状態で挿着されている。凹部3dの深さは、セラミックヒータ4の先端から、発熱部4bまでの長さ相当以上である。つまりセラミックヒータ4の温度検知部4aや発熱部4bは、周囲をこて先チップ3のに覆われた状態となっている。こて先チップ3の有底円筒部の底面側(先端側)の外径は比較的大径となっている(大径部3a)。大径部3aの範囲は、セラミックヒータ4が挿着された状態で温度検知部4aに略相当する部分であり、かつ保護パイプ6に嵌挿された状態で、保護パイプ6の先端部分に相当する部分である。大径部3aよりも基端側の有底円筒部は、大径部3aよりも僅かに径の小さな小径部3bとなっている。
凹部3dを形成する部分(主に大径部3a及び小径部3b)には、その開口部から底面付近にかけて、凹部3dの軸心を含む平面(図5(a)において、凹部3dの軸心を通り、紙面に垂直な平面)で軸心に垂直な断面(図5(b)に示す断面)を分割するような切れ込み3cが設けられている。切れ込み3cは大径部3aよりも更に深く入っており、保護パイプ6に嵌挿された状態で、その先端側が露出して切れ込み露出部3eとなっている。
切れ込み3cによって、こて先チップ3の大径部3a及び小径部3bは、切れ込み3cの両側に拡がり易くなっている。従って、セラミックヒータ4が挿着されたとき、その外周を規制するものがないとき(まだ保護パイプ6に嵌挿されていない状態)は、セラミックヒータ4の外周面と大径部3a及び小径部3bの内周面とは密着してはいるものの、その密着力は弱く、僅かながらエアギャップが存在している。
保護パイプ6の自由時の内径は、大径部3aよりも僅かに小さく、小径部3bよりも僅かに大きい。従って、こて先チップ3を保護パイプ6に嵌挿すると、大径部3aでは圧入となり、小径部3bでは保護パイプ6との間に僅かな隙間が生じる。保護パイプ6の、こて先チップ3の基端付近に相当する位置(図5(a)及び(c)のq部)に、外周面に沿って線状の縮径部6aが設けられている。縮径部6aでは、小径部3bの外周面と保護パイプ6の内面とが隙間なく当接している。
従って、こて先チップ3が保護パイプ6に嵌挿された状態では、大径部3aと、小径部3bの縮径部6aに当接する部分とがこて先チップ3の外周を強く規制する。このため、セラミックヒータ4とこて先チップ3との密着度も、これらに相当する箇所(第1強接点h及び第2強接点j)で強くなっている。このように、セラミックヒータ4がこて先チップ3に挿着される部分のほぼ両端部で強く密着させられるため、全体の密着度も高くなっている。
次に、上記構造の電気はんだごて10の作用について説明する。まずはんだ付けを行うにあたり、操作者は、作業に最適なこて先形状を有するこて先側部材20を選択し、本体側部材25に挿着する。その際、固定ナット2を緩めてOリング12を自由状態(図3に示す解放状態)にし、ホルダ7をケーシング1の先端部に挿入する。ホルダ7の基端側はテーパ状になっているので、Oリング12を損傷することなく、小さな力で容易にOリング12に通すことができる。
ホルダ7を、図3に示す挿着位置まで挿入したら、次に固定ナット2を締め込んで、図の矢印方向に移動させる。するとケーシング1の先端面1gと固定ナット2の段差面2gとの間隔が狭くなり、挟持されたOリング12が変形する。Oリング12の外径側は張出し部1fによって規制され、内径側はホルダ7の外周面7fによって規制されているので、結局Oリング12は、これらの面に囲まれた空間を埋めるように変形する。この変形により、Oリング12からホルダ7の外周面7fに、強い押付け力が作用するので、その摩擦力によってホルダ7は強く支持され、ケーシング1に固定される(保持状態)。またホルダ7に設けられた微小段差7aが変形したOリング12に引っかかり、抜け止めとして作用する。
こて先側部材20を本体側部材25に挿着後、操作者は図外のコントローラの電源を投入し、要求されるこて先の温度設定を行う。コントローラからは設定温度に応じた電力がセラミックヒータ4の発熱部4bに供給され、発熱部4bが発熱する。
発熱部4bで発生した熱は、こて先チップ3に伝達されるが、セラミックヒータ4とこて先チップ3の大径部3a及び小径部3bとが良好に密着しているので、その熱伝導は高速かつ低損失でなされる。
こて先チップ3の先端部の温度は、セラミックヒータ4の温度検知部4aによって検知され、図外のコントローラに信号伝達される。温度検知部4a付近は、第1強接点hとなっているので、特に密着度が高く、より高精度の温度検知が可能となっている。従って、はんだ付けによってこて先チップ3の先端から一時的に熱が奪われても、それを速やか且つ正確に温度検知部4aで検知することができ、それを補う熱を発熱部4bからこて先チップ3の先端に、高速且つ低損失で伝達することができる。
電気はんだごて10の使用時には、高温のためにこて先チップ3及びセラミックヒータ4が熱によって僅かに熱変形する。こて先チップ3とセラミックヒータ4とは材質が異なるので、熱膨張率も異なる。こて先チップ3とセラミックヒータ4とが、完全に密着状態で固定されていると、その膨張差によってセラミックヒータ4が損傷を受ける虞があるが、当実施形態の構造では、その損傷を効果的に防止している。即ち、こて先チップ3の径方向の変形(膨張)は、切れ込み3cの幅が増減することによって吸収され、セラミックヒータ4に対して大きな圧縮力や引張り力が作用することを防止している。また軸方向の変形については、強接点が第1強接点hと第2強接点jという最小限度に抑えられているため、密着しつつも相互の軸方向ずれが起こり易くなっており、大きな圧縮力や引張り力が作用しないようになっている。
こて先チップ3を交換する必要が生じたときには、電源を切り、固定ナット2を緩めてOリング12の変形を解除する。この解放状態で、こて先側部材20を引き抜き、新たなこて先側部材20を挿入して交換する。解放状態とするにあたり、固定ナット2をケーシング1から取外す必要はなく、Oリング12が自由状態となる程度に緩めれば充分である。例えば保持状態におけるOリング12の軸方向変形量が1mmであるとし、めねじ2bのピッチが1mmである場合、固定ナット2を1回転緩めるだけで解放状態とすることができる。従って、簡単且つ迅速にこて先側部材20の交換を行うことができ、作業効率を格段に向上させることができる。
また、固定ナット2を必要以上に緩めすぎた場合、皿ねじ5の先端の突起5aがケーシング1に設けられた規制溝1eの溝壁1dに当接し、それ以上固定ナット2が離脱方向(図3の矢印と反対方向)へ移動することが規制されている。従って、操作者の意に反して固定ナット2を取外してしまい、また取付け直すという余計な作業を確実に防止することができる。なおOリング12を交換する場合等、固定ナット2を取外す必要があるときには、皿ねじ5を緩めて突起5aを充分低くすれば、容易に取外すことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図6は、第2実施形態に係るはんだ加熱器具(電気はんだごて30)の正面断面図であり、こて先側部材40を本体側部材45から取外した状態を示す。なお、以下の実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
電気はんだごて30では、セラミックヒータ4がこて先側部材40ではなく、本体側部材45に固定されている点が第1実施形態と異なる。従って、コネクタ49は、リード線8と電気コード1bとを直接接続するようになっている。またこて先チップ43や保護パイプ46は図5に示すような構造ではなく、単に接合或いは圧入されている。第1実施形態の切れ込み3cに相当するものは設けられていない。こて先チップ43に設けられた凹部43dは、セラミックヒータ4が挿入されたとき、熱変形によってもセラミックヒータ4に損傷を与えないように、ある程度の隙間(エアギャップ)が生じるような径に設定されている。なお、凹部43dとセラミックヒータ4との間に、図10(b)に示すようなインサートパイプ95を設けても良い。
その他の構造は第1実施形態と同様なので、こて先側部材40の交換に際し、第1実施形態と同様の作業性の向上効果を得ることができる。
この電気はんだごて30は、凹部43dとセラミックヒータ4との間のエアギャップにより、第1実施形態よりは温度追従性等が低下するが、それが許容できる場合には交換部品の部品点数を削減(こて先側部材40にセラミックヒータ4を含まない)することができ、コスト削減を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は、第3実施形態に係るはんだ加熱器具(ガス噴出式電気はんだごて50)の正面断面図であり、こて先側部材58が本体側部材59に挿着された状態を示す。
ケーシング51の基端部に、不活性ガス(窒素等)をケーシング51(本体側部材59)の内部に導入するガス導入部52が設けられている。ガス導入部52には接続端子55が接続され、ガス導入管57を介して図外の不活性ガス供給装置に接続されている。
一方、保護パイプ6の先端付近にはガス整流キャップ53が取り付けられている。ガス整流キャップ53は、切れ込み露出部3e(図5(a)参照)の周囲を隙間を空けて取り囲む略円筒状の整流板であり、切れ込み露出部3eから径方向に噴出した不活性ガスをこて先チップ3の先端方向に導くように構成されている。他の構成は第1実施形態と同様である。
図8は、図7に示すこて先チップ3付近の拡大図である。但し、説明のためにこて先チップ3を軸周りに90°回転させた状態で示している。図7及び図8を参照して主に不活性ガスに関する作用について説明する。ガス導入部52からケーシング51の内部に導入された不活性ガスは、図7の矢印に示すようにケーシング51の内部隙間を経由して、ホルダ7の内径側からこて先側部材58の内部に導かれる。このとき、こて先側部材58と本体側部材59との接続部の気密は、Oリング12によって保持されている。
こて先側部材58の内部に導かれた不活性ガスは、セラミックヒータ4と保護パイプ6との間の隙間を通ってこて先チップ3に達する。そして、こて先チップ3の切れ込み3c(図8及び図5(b)参照)を通って切れ込み露出部3eから噴出する。噴出した不活性ガスは、ガス整流キャップ53によってこて先チップ3の先端付近に導かれ、こて先付近を無酸素雰囲気にする。従ってはんだ付けの際にはんだの酸化が防止され、良好なはんだ付けを行うことができる。
以上のように、Oリング12は、こて先側部材の保持機能と、不活性ガスの気密保持機能を兼用しているので、別々の機構とされた従来構造に比べ、簡単な構造とすることができる。また、切れ込み3cを利用して不活性ガスをこて先に導くようにしているので、従来構造(保護パイプ6の外側に更にパイプを設けた二重構造とし、そのパイプ間の隙間に不活性ガスを通す)に比べて簡単な構造とすることができる。また保護パイプ6とガス整流キャップ53との接続を、ねじ等によって着脱可能としても良い。不活性ガスを噴出させる必要のないときには、ガス整流キャップ53を取外した方がはんだ付け時のこて先の視認性が良くなる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図9は、第4実施形態に係るはんだ加熱器具(電気はんだ吸取りごて60,70)の正面部分断面図である。電気はんだ吸取りごて60,70は、はんだを溶融して吸引し、除去するもので、はんだ吸引管61,71を備えている。
図9(a)はセラミックヒータ4の外部からはんだ吸引管61を導くものである。こて先側部材68の構造として、保護パイプ66の先端に設けられたこて先チップ63に、その先端に筒状の吸取りノズル62が螺着されている(こて先チップ63と一体成形しても良い)。そしてはんだ吸引管61が、こて先チップ63を貫通して吸取りノズル62の内径側と連通するように設けられている。はんだ吸引管61の他端は図外の真空吸引装置に接続されている。
このような構成により、セラミックヒータ4で発生した熱がこて先チップ63を経由して吸取りノズル62の先端に伝達され、これに当接したはんだを溶融させる。溶融したはんだは、真空吸引によって吸取り口65から吸取られ、除去される。
図9(b)はセラミックヒータ4の内部にはんだ吸引管71を通したものである。こて先側部材78の構造として、保護パイプ76の先端に設けられたこて先チップ73に、その軸心を貫通する貫通孔72が設けられている。その貫通孔72と連通するはんだ吸引管71が、セラミックヒータ4の内部を通って図外の真空吸引装置に接続されている。
このような構成により、セラミックヒータ4で発生した熱がこて先チップ73の先端に伝達され、これに当接したはんだを溶融させる。溶融したはんだは、真空吸引によって吸取り口75から吸取られ、除去される。
これらのはんだ加熱器具においても、そのこて先側部材68やこて先側部材78と本体側部材との接続構造を第1実施形態と同様とすることにより、こて先側部材68や78の交換に際し、第1実施形態と同様の作業性の向上効果を得ることができる。
以上第1〜第4実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定するものではなく、特許請求の範囲で適宜変形して良い。例えば、弾性部材にOリング12を用いると、気密保持機能を有する等の利点があるが、特にその必要のない場合には、各種スプリング等を用いても良い。
また、ホルダ7は保護パイプ6と別部材でなくてもよく、保護パイプ6の基端部を変形してホルダ7の機能を有するようにしても良い。
上述したように本発明のはんだ加熱器具は、筒状部材の先端に、はんだに直接接触して溶融させるこて先チップが一体に設けられたこて先側部材と、上記こて先側部材の基端側が挿着され、弾性部材を介して該こて先側部材を支持する本体側部材と、上記弾性部材を押圧し、変形させることによって、上記弾性部材がこて先側部材の基端側を押し付ける押付け力を増大させるように構成された押圧手段とを備え、上記押圧手段は、その押圧力を変化させることにより、少なくとも上記押付け力が大なる保持状態と、小なる解放状態とに切換え可能とされ、上記保持状態では、大きな押付け力によって上記こて先側部材を強く支持して上記本体側部材に固定し、上記解放状態では、小さな押付け力によって上記こて先側部材を弱く支持して上記本体側部材に挿脱可能とするように構成されているので、こて先チップの交換を更に容易に行うことができ、作業能率を向上することができるはんだ加熱器具を提供することができる。また、不活性ガスを噴出させるタイプのはんだ加熱器具に適用することにより、より簡単な気密保持機構を得ることができる。

Claims (5)

  1. 筒状部材の先端に、はんだに直接接触して溶融させるこて先チップが一体に設けられたこて先側部材と、
    上記こて先側部材の基端側が挿着され、弾性部材を介して該こて先側部材を支持する本体側部材と、
    上記弾性部材を押圧し、変形させることによって、上記弾性部材がこて先側部材の基端側を押し付ける押付け力を増大させるように構成された押圧手段とを備え、
    上記押圧手段は、その押圧力を変化させることにより、少なくとも上記押付け力が大なる保持状態と、小なる解放状態とに切換え可能とされ、
    上記保持状態では、大きな押付け力によって上記こて先側部材を強く支持して上記本体側部材に固定し、
    上記解放状態では、小さな押付け力によって上記こて先側部材を弱く支持して上記本体側部材に挿脱可能とするように構成されていることを特徴とするはんだ加熱器具。
  2. 上記押圧手段は、上記本体側部材に螺着されたナット状部材であり、該ナット状部材を回転させて軸方向に移動させることにより、上記弾性部材への押圧力を調節し、上記保持状態と上記開放状態とに切換えられるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のはんだ加熱器具。
  3. 上記ナット状部材には内径側に突出する突起が設けられるとともに、
    上記本体側部材には上記突起が嵌り込む規制溝が形成され、
    上記ナット状部材を上記本体側部材から離脱させる方向に移動させたとき、所定位置で上記突起が上記規制溝の溝壁に当接して、それ以上の離脱方向への移動を規制するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のはんだ加熱器具。
  4. 上記弾性部材は弾性体からなるOリングであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のはんだ加熱器具。
  5. 上記本体側部材に設けられ、不活性ガスを上記本体側部材の内部に導入するガス導入部と、
    上記こて先チップの先端付近に設けられ、導入された不活性ガスを噴出するガス噴出部と、
    不活性ガスを上記ガス導入部から上記本体側部材の内部及び上記こて先側部材の内部を経由して上記ガス噴出部に導くガス通路とを備え、
    上記本体側部材と上記こて先側部材との接続部における上記ガス通路の気密が、上記弾性部材によって保持されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のはんだ加熱器具。
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