JPWO2005012730A1 - ポンプ - Google Patents

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信吾 瀬和
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中山  実
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茂樹 藤原
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Abstract

流体の吸排を制御する駆動部が、固体電解質上に電極層を備えた積層体の駆動用素子で少なくとも構成され、前記固体電解質がイオン交換樹脂を含み、かつ前記電極層が金属電極であるポンプは、ダイヤフラムポンプ、プランジャーポンプ、ベローズポンプなどのポンプとして用いることができる。また、本願発明のポンプは、通常のポンプのみならず、CPU等の電子機器の発熱素子を冷却する水冷モジュール等に好適に用いられる電子機器用ポンプや、試薬ディスペンサー用ポンプ、血液検査用チップ用ポンプなどに好適に用いられる。

Description

本発明はポンプ及びポンプ用駆動用素子に関し、さらに詳細には通常のポンプのみならず、特にコンピューターのCPU等を冷却する水冷循環モジュール用ポンプなどの電子機器用小型乃至超小型ポンプ、試薬ディスペンサー用の小型乃至超小型ポンプ、血液検査用チップに用いられる超小型ポンプに好適に用いられるポンプ及びポンプ用駆動用素子に関するものである。
例えばコンピューターのCPU等を冷却する水冷循環モジュール用ポンプなどの電子機器用として好適な小型乃至超小型ポンプが求められている(例えば、特許文献1)。またこの種の小型乃至超小型ポンプとして小型ポンプが提案されている(例えば、特許文献2)。
しかし、かかるポンプではその小型化に限界があるため、CPU等の電子機器の発熱素子を冷却する水冷モジュールに用いられる好適な小型又は超小型ポンプは未だ提供されていない。また近時では、チップ内に採血液の流路とこれに供給する試薬の流路が形成され、これらの各流体をポンプで行う検査チップが提案されているが、このチップに好適な超小型ポンプも未だ提供されていない。
本発明の目的は、通常のポンプのみならず、CPU等の電子機器の発熱素子を冷却する水冷モジュール等に好適に用いられる電子機器用ポンプや、試薬ディスペンサー用ポンプ、血液検査用チップ用ポンプなどに好適に用いられる、小型乃至超小型のポンプを提供するところにある。
特開2003−133776 特開2003−13878
請求の範囲第1項の発明は、流体の吸排を制御する駆動部が、固体電解質上に電極層を備えた積層体の駆動用素子で少なくとも構成されているポンプである。
請求の範囲第2項の発明は、前記固体電解質がイオン交換樹脂を含み、かつ前記電極層が金属電極である請求の範囲第1項に記載のポンプである。
請求の範囲第3項の発明は、前記電極層が導電性高分子を含む請求の範囲第1項に記載のポンプである。
請求の範囲第4項の発明は、前記電極層が、絶縁溝で区分された複数の電極層で構成されている請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの項に記載のポンプである。
本発明は、これらの構成を持つため、通常のポンプのみならず、CPU等の電子機器の発熱素子を冷却する水冷モジュール等に用いることができ、電子機器用小型乃至超小型ポンプとして好適である。また、試薬ディスペンサー用ポンプ、血液検査用チップ用ポンプなどに好適に用いられる小型乃至超小型のポンプである。さらに、小型乃至超小型のポンプのみならず、通常のポンプとしても好適に用いられる。
本発明の駆動用素子は、固体電解質層上に電極層が形成された積層構造を備えている。例えば、前記固体電解質がイオン交換樹脂である場合には、前記電極層に電圧を印加することにより、イオン交換樹脂層内に含まれる水分子及びイオンが移動する。前記イオン交換樹脂が陽イオン交換樹脂である場合には、マイナスとなる電圧が印加された電極は、イオン交換樹脂層内に含まれる水分子及びイオンが該電極近傍に移動して、外側(イオン交換樹脂層と反対側)へ凸状に湾曲する。また、前記駆動用素子が円形形状である場合には、略円錐状に変形する。マイナスとなる電圧が印加された電極は、印加電圧を解除することにより、凸状の変形前の状態に戻ることができる。このようなメカニズムにより、本発明の駆動用素子は、電圧の印加と解除を繰り返すことで、駆動することができる。そして、必要に応じて、前記電極層を、絶縁溝で区分された複数の電極層で構成すると、絶縁溝の区切りによる複数の電極層に応じた変形をする駆動用素子を含むポンプとすることができる。
[図1]図1(a)は、本発明に係る一実施形態を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図である。 図1(b)は、同ポンプに係る駆動用素子の一部を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図である。
[図2]図2(a)は、図1(a)におけるダイヤフラムポンプのA−A線概略断面図である。 図2(b)は、図1(a)におけるダイヤフラムポンプのA−A線概略断面図である。
[図3]図3(a)は、他の実施形態を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図である。 図3(b)は、図3(a)におけるB−B線概略断面図である。
[図4]図4(a)は、他の実施形態を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図である。 図4(b)は、図4(a)におけるC−C線概略断面図である。
[図5]図5(a)は、他の実施形態を示すポンプの概略斜視図である。 図5(b)は、図5(a)における動作状態を示す概略正面図である。 図5(c)は、図5(a)のポンプを2つ用いたポンプ装置の概略斜視図である。
[図6]図6(a)は、他の実施形態を示すポンプの概略斜視図である。 図6(b)は、図6(a)における駆動用素子の概略斜視図である。 図6(c)は、図6(a)におけるポンプの概略断面図。 図6(d)は、図6(a)における駆動用素子の圧縮状態を示すポンプの概略断面図である。 図6(e)は、図6(a)における同収縮状態を示すポンプの概略断面図である。
[図7]図7(a)は、本発明に係るプランジャーポンプの一実施形態における非通電時を示す概略断面図である。 図7(b)は、図7(a)のプランジャーポンプの一実施形態における非通電時を示す概略断面図に示す状態となっているが、通電時を示す概略断面図である。 図7(c)は、図7(a)のプランジャーポンプポンプに用いられている駆動用素子の概略平面図である。
[図8]図8(a)は、本発明に係る一実施形態を示すベローズポンプの概略断面図である。 図8(b)は、図8(a)のベローズポンプにおける通電時の同ポンプの概略断面図である。
[図9]図9(a)は、本発明に係るベローズポンプの他の実施態様における駆動用素子の電極に電圧を印可した際の概略断面図である。 図9(b)は、図9(a)のベローズポンプにおける駆動用素子の電極への電圧非印可時の概略断面図である。 図9(c)は、図9(a)のベローズポンプの中間部材の正面図である。
[図10]図10は、本発明の前記プレート状の駆動用素子を用いたポンプの概略断面図である。
[図11]図11は、本発明の他の実施形態を示すポンプの断面図である。
[図12]図12(a)〜(c)は、本発明のポンプの一実施形態を示す概略断面図である。
[図13]図7(c)の駆動用素子についての断面図である。
符号の説明
101 ダイヤフラムポンプ
101a、101b ポンプ素子
102 吸入孔
103 ポンプ室
104 吸入路
105 逆止弁
106 ダイヤフラムの隔膜
107 排出孔
108 排出路
109 逆止弁
112 吸入孔
113 ポンプ室
114 吸入路
115 逆止弁
116 ダイヤフラムの隔膜
117 排出孔
118 排出路
119 逆止弁
201 本体部
202、203 ダイヤフラムの隔膜
204 吸入孔
205 吸入路
206 逆止弁
207 排出孔
208 逆止弁
209 ポンプ室
301 本体部
302 ダイヤフラムの隔膜
303 駆動用素子
304 連結体
305 吸入孔
306 吸入路
307 逆止弁
308 排出孔
309 逆止弁
310 ポンプ室
401 流体の吸入部
402 流体の排出部
403 本体部
404 ポンプ室
405 第2のポンプ室
406 吸入孔
407 排出孔
501 ポンプ
502 ポンプ室
503 袋体
504 流体の吸入口
505 排出口
506a、506b 駆動用素子
507a、507b 基部
508a、508b 圧縮片
509a、509b 逆止弁、
601 ポンプ室
602 プランジャー
603 駆動部
604 駆動用素子
604a(1101) 駆動用素子
604b(1102) 駆動用素子
605 円形プレート
606 駆動用素子群
607 バネ
608 逆止弁
609 排出口
610 逆止弁
611 吸入口
701 ベローズ構造のポンプ室
702 駆動部
703 円盤状の駆動用素子
704 円形プレート
706 吸入口
707 吐出口
708、709 逆止弁
716、717 逆止弁
801 管
802 駆動用素子
803 固定用部材
804、805 通電用部材
901 管
902 ポンプ
903 内壁
904 内壁
905 駆動用素子
906 流体の通過穴
907 駆動用素子
1001 駆動用素子
1002 固体電解質層
1003〜10006 電極層
1007 絶縁溝
1008 絶縁溝
1009 絶縁溝
L1、L2 リード線
図1(a)は本発明に係る一実施形態を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図、図1(b)は同ポンプに係る駆動用素子の一部を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図、図2(a)及び図2(b)もそれぞれ同ポンプに係る駆動用素子の一部を示す図1(a)におけるダイヤフラムポンプのA−A線概略断面図である。
図において、101は2つのポンプ素子101a、101bを連結して構成したダイヤフラムポンプであり、一方のポンプ素子101aには、流体(液体)を吸入する吸入孔102と、この吸入孔102からポンプ室103につながる吸入路104と、ポンプ室103と、このポンプ室103への吸入路104の閉鎖又は開放をする逆止弁105を有している。106はダイヤフラムの隔膜である。107は流体(液体)を排出する排出孔であり、108は前記ポンプ室103から排出孔107に連通する排出路である。109は前記排出孔107を閉鎖又は開放する逆止弁である。なお、L1、L2はそれぞれリード線である。
他方、もう一つのポンプ素子101bには、前記ポンプ素子101aの排出孔107から排出された流体を吸入する吸入孔112と、この吸入孔112からポンプ室113につながる吸入路114と、ポンプ室113と、このポンプ室113への吸入路114の閉鎖又は開放をする逆止弁115を有している。116はダイヤフラムの隔膜である。117は流体(液体)を排出する排出孔であり、118は前記ポンプ室113から排出孔117に連通する排出路である。119は前記排出孔107を閉鎖又は開放する逆止弁である。
この実施形態のダイヤフラムの隔膜106、116は、固体電解質上に電極層を備えた積層体の駆動用素子で少なくとも構成されている。そしてこの場合、前記固体電解質がイオン交換樹脂を含み、かつ前記電極層が金属電極である構成が好適であるが、前記電極層が導電性高分子を含む場合であってもよい。
従って、この駆動用素子にリード線を図示のように接続することによって、通電すると、ダイヤフラムの隔膜106、116がそれぞれ膨張、収縮を繰り返すため、ポンプとして動作するものである。
図3(a)は他の実施形態を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図であり、図3(b)は同B−B線概略断面図である。この実施形態では本体部201の両側に、固体電解質上に電極層を備えた積層体の駆動用素子からなるダイヤフラムの隔膜202、203が設けられており、この駆動用素子にリード線を図示のように接続することによって、通電すると、前記と同様、このダイヤフラムの隔膜202、203が同期しながら又は同期しないで、収縮、膨張を繰り返し、ポンプとして動作するものである。なお、図において、204は吸入孔、205は吸入路、206は逆止弁、207は排出孔、208は逆止弁である。209はポンプ室である。L1、L2はそれぞれリード線である。
図4(a)はさらに他の実施形態を示すダイヤフラムポンプの概略斜視図であり、図4(b)は図4(a)におけるC−C線概略断面図である。この実施形態は、本体部301に設置されたダイヤフラムの隔膜302に、これを駆動するほぼ三角形状の駆動用素子303を備えている。ダイヤフラムの隔膜302と三角形状の駆動用素子303には、それぞれを連結する連結体304で連結されている。なお、305は吸入孔、306は吸入路、307は逆止弁、308は排出孔、309は逆止弁である。310はポンプ室である。L1、L2はそれぞれリード線である。
従って、この駆動用素子にリード線を図示のように接続することによって、通電すると、前記と同様、この三角形状の駆動用素子303が収縮、膨張を繰り返すため、これに連結されているダイヤフラムの隔膜302が同期して収縮、膨張を繰り返し、ポンプとして動作するものである。
図5(a)はさらに他の実施形態を示すポンプの概略斜視図であり、図5(b)は図5(a)における動作状態を示す概略正面図である。図5(c)はこのポンプを2つ用いたポンプ装置の概略斜視図である。
この実施形態は、流体の吸入部401と流体の排出部402を有する本体部403と、この本体部403に連結されたポンプ室404を備えている。この実施形態では、ポンプ室404は有底の円筒体で構成されており、内容積を可変するエラストマーなどの伸縮体で構成され、前記本体部403に密封状態で連結されている。
なお、この実施形態ではポンプ404室が流体の吸排を制御する駆動部であり、固体電解質上に電極層を備えた積層体の駆動用素子で構成されている。
従って、図5(b)に示すように、この駆動用素子にリード線を図示のように接続することによって、通電すると、前記と同様、この駆動用素子404が収縮、膨張を繰り返すため、ポンプとして動作するものである。
なお、図5(c)に示すように、このポンプを複数本、第2のポンプ室405に連結し、第2のポンプ室405でさらに容量の大きいポンプをつくることも可能である。なお、図中、406は吸入孔、407は排出孔である。逆止弁は図中省略されている。L1、L2はそれぞれリード線である。
図6(a)は、さらに他の実施形態を示すポンプの概略斜視図であり、図6(b)は図6(a)における,駆動用素子の概略斜視図である。図6(c)は図6(a)のポンプの概略断面図、図6(d)は同駆動用素子の圧縮状態を示すポンプの概略断面図である。図6(e)は同収縮状態を示すポンプの概略断面図である。
図において、この実施形態のポンプ501は、ポンプ室502が、流体の吸入口504と流体の排出口505を有する袋体503で構成されており、
当該袋体503の外周面に、前記袋体503の吸入口504と排出口505のそれぞれの側から前記袋体503の中央方向に向かう駆動用素子506a、506bが対向して設けられており、前記各駆動用素子506a、506bは、前記袋体503の吸入口504又は前記排出口505側に配設される基部507a、507bと、この基部507a、507bから前記袋体の中央方向に向かってそれぞれ放射状に延び、通電状態で前記袋体503に圧縮動作を与える複数の圧縮片508a、508bを備えているものである。なお、509aは排出口505側の逆止弁、509bは吸入口504側の逆止弁である。L1、L2はそれぞれリード線である。
従って、図6(a)に示す様に、この駆動用素子にリード線を図示のように接続することによって、通電すると、この複数の圧縮片508a、508bが袋体503に対して収縮、膨張の動作を与えるため、ポンプとして動作するものである。
図7は本発明に係るプランジャーポンプの一実施形態を示す概略断面図、図7(a)は非通電状態を示す同概略断面図、図7(b)はリード線に通電した状態を示す同概略断面図である。図7(c)は同ポンプに用いられている駆動用素子の概略平面図である。
図において、この実施形態のポンプは、シリンダー状のポンプ室601と当該ポンプ室601の内容積を可変するプランジャー602とを備え、
前記プランジャー602に、当該プランジャー602にピストン動作を与える駆動部603が設けられており、
前記駆動部603が、通電状態で前記プランジャー602を押圧する方向に屈曲する円盤状の駆動用素子604を有している構造である。
特にこの実施形態では、前記駆動部603が、円形プレート605と、この円形プレート605の円周部に沿って設けられた前記円盤状の駆動用素子604を有している。そしてまた、前記駆動用素子604が上下に階層構造をなした駆動用素子群606で構成されており、かつ直径が異なる複数の円盤状の駆動用素子604が円形プレート605の表裏両面の円周部に沿って設けられている。
従って、非通電時では図7(a)に示す状態となっているが、通電すると、図7(b)に示すように、前記駆動用素子604が上下に階層的に連続して屈曲し、プランジャー602をポンプ室601内に押し上げる。なお、本実施形態のポンプは、バネ607がプランジャー602に対して駆動用素子604を押し下げる弾発力が付勢されている。なお、608は排出口609側の逆止弁、610は吸入口611側の逆止弁である。L1、L2はそれぞれリード線である。
なお、図7(c)において、この駆動用素子606は、直径が異なる複数の円板状素子604a、604bが円形プレートの表裏両面の円周部に沿って設けられている。
図13は、図7(c)の駆動用素子について、円板状若しくは環状の素子1101及び1102の外周の中心点を通る平面によって、厚さ方向と平行に切断された断面図である。駆動用素子606は、2つ円板状若しくは環状の駆動用素子1101及び1102を備え、外側の駆動用素子1101と内側の駆動用素子1102との間には間隔を備え、内側には空間部を備えている。駆動用素子1101は、厚さ方向において固体電解質層1104を挟んで、電極層1103及び1103’を備えている。素子1101と同様に、円板状若しくは環状の素子1102は、厚さ方向に固体電解質層1106を挟んで電極層1105及び1105’を備えている。円板状若しくは環状の素子1101及び1102は、固体電解質と電極層の積層構造であってもよく、接合体であっても良い。前記の円板状若しくは環状の素子1102において、例えば、前記固体電解質がカチオンを対イオンとするイオン交換樹脂を含み、電極層1105にマイナスの電圧を印加し、電極層1105’にプラスの電圧を印加した場合には、素子1102は図13の上側に凸となる状態に変位若しくは屈曲をする。なお、この変位若しくは屈曲の駆動機構は、本願のポンプに用いられる駆動用素子に適応することができる。
図8(a)は本発明に係る一実施形態を示すベローズポンプの概略断面図である。図8(b)は通電時の同ポンプの概略断面図である。図8より、この実施形態のポンプは、ベローズのポンプ室701と当該ベローズ705を伸縮させる駆動部702を備え、上記駆動部702が、通電状態で前記ベローズ705を伸張する方向に屈曲し、非通電状態で当該屈曲が解除される円盤状の駆動用素子703である。
また前記駆動部702が、ベローズ705の谷部に周設された円形プレート704と、この円形プレート704の円周部に沿って設けられた前記円盤状の駆動用素子703を有しており、また前記駆動用素子703が上下に階層構造をなした駆動用素子群で構成されている。L1、L2はそれぞれリード線である。
従って、この態様のポンプは、リード線を通して通電状態にすると、図8(b)に示されるように、前記駆動用素子703がベローズ705を伸張させ、ポンプとして動作する。
図9は、図8のポンプの変形型であり、同様のポンプ動作をする。L1、L2はそれぞれリード線である。
図9(a)及び図9(b)は、本発明に係るベローズポンプの他の実施態様の概略断面図である。図9(a)において、駆動素子722が電圧印可により凸状に屈曲してベローズ711が伸長した状態となる、このとき流体は、吸入管712の吸入口713から流体室723へと流入し、間接部材719の流路720を介してベローズ内側の空間へと取り込まれる。ついで、図9(b)に示すように、ベローズ自体の収縮力若しくはバネ(図示せず)により、駆動素子722が電圧印可を解除されたにより凸状に屈曲してベローズ711が収縮した状態となりなる。ベローズ711が収縮した状態では、ベローズ711の内側の空間に取り込まれた流体は、押し出されて、流路720を介して流体室723へと流れ、吐出管714の吐出口715から吐出される。前記ベローズポンプでは、図9(a)及び図9(b)においては、円形プレート721上の両側に駆動用素子を有し、合計6枚の環状の駆動用素子を有しているが、駆動用素子の使用枚数は、特に制限されない。なお、図9(c)は、間接部材719について、吐出口方向から見た場合の正面図である。
図10は流路を構成する管801の内部に設けられ、流路に沿って、一端802aが固定され、他端802bが開放されたプレート状の駆動用素子802が設けられている。また、その駆動用素子802は、一端が重ね合わされて固定され、他端がそれぞれ開放され、相互に対向する一対の前記プレート状の駆動用素子からなり、前記2つのプレート状の駆動用素子802の対向面が通電用部材を介してリード線によって同極に接続され、当該駆動用素子802の外側面も通電用部材を介してリード線によって同極に接続されている。L1、L2はそれぞれリード線である。
従って、これにリード線から通電すると、図10(a)〜図10(d)に至る機構で変化し、ポンプ動作を発揮する。
他方、図11は本発明の他の実施形態を示すポンプである。流路を構成する管901の内部に設けられるポンプ902であって、一端が管の一方の内壁903に固定され、他端が管の他方の内壁904に接触して流路を閉鎖可能であるプレート状の駆動用素子905からなり、前記プレート状の駆動用素子905が、流体の通過穴906を有しており、さらに当該通過穴906を閉鎖する駆動用素子907からなる逆止弁を備えたものである。L1、L2はそれぞれリード線である。
図12(a)〜(c)は、本発明のポンプの一実施形態を示す概略断面図である。管状の駆動用素子1001は、固体電解質層1002上に電極層1003〜10006が形成されている。電極層1003と電極層1004とは、絶縁溝1007によって互いに絶縁状態となるように区分されている。同様に、電極層1004と電極層1005とは絶縁溝1008により区分され、電極層1005と電極層1006とは絶縁溝1009により区分されて、隣接する電極層と互いに絶縁状態となるように各電極層が設けられている。前記絶縁層は、図12においては、それぞれ円周方向に形成されて、端部を備えていない溝として形成されているが、隣接する電極層を絶縁状態に区分するように設けられていればよい。
図12(a)は、一の電極層を管の外側に湾曲させた状態の本発明のポンプの概略断面図である。図12(b)は、図12(a)のポンプの湾曲させた電極層に隣接する電極層を管の外側に湾曲させた状態である本発明のポンプの概略断面図である。図12(c)は、図12(b)のポンプの湾曲させた電極層に隣接する電極層を管の外側に湾曲させた状態である本発明のポンプの概略断面図である。図12(a)においては、リード線1010を介してマイナスとなる電圧を印加して電極層1003を管の外側に湾曲させ、リード線1011を介してプラスとなる電圧を電極層1004に印加している。例えば、図12(a)の状態の後に、図12(b)に示すように、電極層1003に対する電圧印加を解除すると同時に、リード線1011を介してマイナスとなる電圧を印加して電極層1004を管の外側に湾曲させ、リード線1012を介してプラスとなる電圧を電極層1005に印加することで、管内部の流体は、図面の右側方向に移動する。更に、同様にして、図12(c)に示すように、電極層1004に対する電圧印加を解除すると同時に、リード線1012を介してマイナスとなる電圧を印加して電極層1005を管の外側に湾曲させ、リード線1013を介してプラスとなる電圧を電極層1005に印加することで、管内部の流体は更に図面の右側方向に移動する。前記に示す電圧の印加を繰り返すことにより、本発明の管状のポンプ用駆動用素子は、流体を一の端部1004から吸入し、他の端部1015から排出することができる。なお、図12(a)〜(b)は、陽イオン交換樹脂層上に金属電極層が形成された場合に代表されるように、マイナスとなる電圧を印加した場合に外側に湾曲する場合を例示したものである。本発明の管状のポンプ用駆動用素子は、プラスとなる電圧の印加により外側に湾曲する素子であってもよい。
本発明の駆動用素子は、固体電解質層上に電極層が形成された積層構造を備えている。前記駆動用素子としては、特に限定されるものではないが、前記固体電解質がイオン交換樹脂を含み、かつ前記電極層が金属電極である駆動用素子、または前記電極層が導電性高分子を含む駆動用素子を用いることができる。なお、本願の図面において、各駆動用素子へのリード線を介した電源への接続については、特に図示していない。各駆動用素子の電極への接続については、特に限定されるものではなく、リード線等により各駆動素子の電極をそれぞれの素子間で直列または並列に接続しても良い。
前記固体電解質がイオン交換樹脂を含み、かつ前記電極層が金属電極である駆動用素子としては、例えば、イオン交換樹脂に無電解メッキを施すことにより、電極層である金属電極が形成された積層体を得ることができる。前記無電解メッキ方法としては、イオン交換樹脂に下記(1)〜(3)の工程を繰り返して実施することで、金属層が形成された高分子電解質(積層体)を得ることができる。(1)吸着工程:ジクロロフェナントロリン金塩化物水溶液にイオン交換樹脂を12時間浸漬し、成形品内にジクロロフェナントロリン金錯体を吸着させる。(2)還元工程:亜硫酸ナトリウムを含む水溶液中にイオン交換樹脂を浸漬して、吸着したジクロロフェナントロリン金錯体を還元して、前記膜状高分子電解質に金電極を形成させる。このとき、水溶液の温度を60〜80℃とし、亜硫酸ナトリウムを徐々に添加しながら、6時間ジクロロフェナントリン金錯体の還元を行う。次いで、(3)洗浄工程:表面に金電極が形成した膜状高分子電解質を取り出し、70℃の水で1時間洗浄する。
また、前記電極層が導電性高分子を含む本発明の駆動用素子は、固体電解質層上に電解重合法により得られた導電性高分子の層を形成することにより得ることができる。前記電解重合法としては、有機化合物を溶媒として含む電解液を用いる重合法であり、前記有機化合物は、(1)エーテル結合、エステル結合、炭素−ハロゲン結合及びカーボネート結合からなる化学結合の群から少なくとも一つ以上選ばれた化学結合種、及び/または(2)ヒドロキシル基、ニトロ基、スルホン基及びニトリル基からなる官能基の群から少なくとも1つ以上選ばれた官能基を分子中に含み、前記電解液がトリフルオロメタンスルホン酸イオン及び/または中心原子に対して結合するフッ素原子を複数含むアニオンを含む電解重合法を用いることが、より大きな屈曲を生じることができるので好ましい。
本発明のポンプは、上記の通りであるので、小型乃至超小型にすることができるため、通常のポンプのみならず、CPU等の電子機器の発熱素子を冷却する水冷モジュール等に好適に用いられる電子機器用ポンプや、試薬ディスペンサー用ポンプ、血液検査用チップ用ポンプなどに好適に用いられる。

Claims (37)

  1. 流体の吸排を制御する駆動部が、固体電解質上に電極層を備えた積層体の駆動用素子で少なくとも構成されているポンプ。
  2. 前記固体電解質がイオン交換樹脂を含み、かつ前記電極層が金属電極である請求の範囲第1項に記載のポンプ。
  3. 前記電極層が導電性高分子を含む請求の範囲第1項に記載のポンプ。
  4. 前記電極層が、絶縁溝で区分された複数の電極層で構成されている請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの項に記載のポンプ。
  5. ダイヤフラムの隔膜が、請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の駆動用素子で構成されたダイヤフラムポンプ。
  6. ダイヤフラムの隔膜と、これを駆動する請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の駆動用素子を備えたダイヤフラムポンプ。
  7. 流体の吸入部と、流体の排出部と、これらに連結されたポンプ室を有し、当該ポンプ室が、流体の吸排を制御する駆動部であり、請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の駆動用素子で構成されているポンプ。
  8. ポンプ室が、ポンプ室の内容積を可変する伸縮体で構成されており、その璧体の周囲に請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の駆動用素子が設けられているポンプ。
  9. 前記ポンプ室が、流体の吸入口と流体の排出口を有する袋体で構成されており、
    当該袋体の外周面に、前記袋体の吸入口と排出口のそれぞれの側から前記袋体の中央方向に向かう駆動用素子が対向して設けられており、
    前記各駆動用素子は、前記袋体の吸入口又は前記排出口側に配設される基部と、この基部から前記袋体の中央方向に向かってそれぞれ放射状に延び、通電状態で前記袋体に圧縮動作を与える複数の圧縮片を備えている請求の範囲第8項記載のポンプ。
  10. シリンダー状のポンプ室と当該ポンプ室の内容積を可変するプランジャーとを備え、
    前記プランジャーに、当該プランジャーにピストン動作を与える駆動部が設けられており、
    前記駆動部が、通電状態で前記プランジャーを押圧する方向に屈曲する請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の円盤状の駆動用素子を有するプランジャーポンプ。
  11. 前記駆動部が、円形プレートと、この円形プレートの円周部に沿って設けられた前記円盤状の駆動用素子を有する請求の範囲第10項記載のプランジャーポンプ。
  12. 前記駆動用素子が上下に階層構造をなした駆動用素子群で構成された請求の範囲第11項記載のプランジャーポンプ。
  13. 前記駆動用素子が、直径が異なる複数の円板状素子が円形プレートの表裏両面の円周部に沿って設けられた駆動用素子である請求の範囲第11項又は第12項記載のプランジャーポンプ。
  14. ベローズ構造のポンプ室と当該ベローズを伸縮させる駆動部を備え、
    上記駆動部が、通電状態で前記ベローズを伸張する方向に屈曲し、非通電状態で当該屈曲が解除される請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の円盤状の駆動用素子であるベローズポンプ。
  15. 前記駆動部が、ベローズの谷部に周設された円形プレートと、この円形プレートの円周部に沿って設けられた前記円盤状の駆動用素子を有する請求の範囲第13項記載のベローズポンプ。
  16. 前記駆動用素子が上下に階層構造をなした駆動用素子群で構成された請求の範囲第15項記載のベローズポンプ。
  17. 前記駆動用素子が、直径が異なる複数の円板状素子が円形プレートの表裏両面の円周部に沿って設けられた駆動用素子である請求の範囲第15項又は第16項記載のベローズポンプ。
  18. 流路を構成する管の内部に設けられ、流路に沿って、一端が固定され、他端が開放されたプレート状の請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の駆動用素子が設けられているポンプ。
  19. 一端が重ね合わされて固定され、他端がそれぞれ開放され、相互に対向する一対の前記プレート状の駆動用素子からなり、
    前記2つのプレート状の駆動用素子の対向面が同極に接続され、当該駆動用素子の外側面が同極に接続されているポンプ。
  20. 流路を構成する管の内部に設けられるポンプであって、一端が管の一方の内壁に固定され、他端が管の他方の内壁に接触して流路を閉鎖可能な請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載のプレート状の駆動用素子からなり、
    前記プレート状の駆動用素子が、流体の通過穴を有しており、さらに当該通過穴を閉鎖する請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項に記載の駆動用素子からなる逆止弁を備えたポンプ。
  21. 管状の固体電解質上に電極層を備えた積層体である駆動用素子で少なくとも構成されたポンプ。
  22. 前記電極層が円周方向に形成された絶縁溝により複数設けられた請求の範囲第21項に記載のポンプ。
  23. 固体電解質上に電極層を備えた積層体で少なくとも構成されたポンプ用駆動用素子。
  24. 前記固体電解質がイオン交換樹脂を含み、かつ前記電極層が金属電極である請求の範囲第24項記載のポンプ用駆動用素子。
  25. 前記電極層が導電性高分子を含む請求の範囲第23項記載のポンプ用駆動用素子。
  26. 前記電極層が、絶縁溝で区分された複数の電極層で構成されている請求の範囲第23項乃至第25項のいずれかの項に記載のポンプ用駆動用素子。
  27. 請求の範囲第23項乃至第26項のいずかの項に記載された駆動用素子で構成されたダイヤフラムの隔膜体。
  28. ダイヤフラムの隔膜と、これを駆動する請求の範囲第23項乃至第26項のいずかの項に記載された駆動用素子を備えたポンプ用駆動用素子装置。
  29. ポンプ室を構成する駆動用素子であって、請求の範囲第23項乃至第26項のいずれかの項に記載の駆動用素子で構成されているポンプ用駆動用素子。
  30. ポンプ室を構成する袋状の駆動用素子であって、請求の範囲第23項乃至第26項のいずれかの項に記載の駆動用素子で構成されているポンプ用駆動用素子。
  31. 内容積が可変である伸縮性のポンプ室の周囲に設けられる駆動用素子であって、
    請求の範囲第23項乃至第26項のいずれかの項に記載の駆動用素子であり、
    前記駆動用素子が、前記袋体の吸入口又は前記排出口側に配設される基部と、
    この基部から前記袋体の中央方向に向かってそれぞれ放射状に延び、通電状態で前記袋体に圧縮動作を与える複数の圧縮片を備えているポンプ用駆動用素子。
  32. 円形プレートと、この円形プレートの円周部に沿って設けられた請求の範囲第23項乃至第26項のいずれかの項に記載の円盤状の駆動用素子を有し、前記駆動用素子が上下に階層構造をなした駆動用素子群で構成されたポンプ用駆動用素子装置。
  33. 流路を構成する管の内部に設けられる駆動用素子であって、流路に沿って、固定される一端部と、開放される他端部を有するプレート状の請求の範囲第23項乃至第26項のいずれかの項に記載のポンプ用駆動用素子。
  34. 管の一方の内壁に固定される固定端と、管の他方の内壁に接触して流路を閉鎖可能な開放端を有する、請求の範囲第23項乃至第26項のいずれかの項に記載のプレート状の駆動用素子であって、
    前記プレート状の駆動用素子が、流体の通過穴を有しており、さらに当該通過穴を閉鎖する請求の範囲第23項乃至第26項のいずれかの項に記載の駆動用素子からなる逆止弁を備えたポンプ用駆動用素子。
  35. 管状の固体電解質上に電極層を備えた積層構造を有するポンプ用駆動用素子。
  36. 前記電極層が円周方向に形成された絶縁溝により複数設けられた請求の範囲第35項に記載のポンプ用駆動用素子。
  37. 請求の範囲第36項のポンプ用駆動用素子を用いたポンプの駆動方法であって、一の電極層に電圧を印加することにより管の外側に湾曲させた後に、該電極層に隣接する電極層に電圧を印加して管の外側に湾曲させることにより、管内部の流体を吸排出するポンプの駆動方法。
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