JPH1137049A - 燃料ポンプ - Google Patents

燃料ポンプ

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JPH1137049A
JPH1137049A JP18680797A JP18680797A JPH1137049A JP H1137049 A JPH1137049 A JP H1137049A JP 18680797 A JP18680797 A JP 18680797A JP 18680797 A JP18680797 A JP 18680797A JP H1137049 A JPH1137049 A JP H1137049A
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JP
Japan
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pressure chamber
fuel
piston
expands
contracts
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Application number
JP18680797A
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English (en)
Inventor
Takayuki Arai
孝之 荒井
Yorito Nakao
頼人 中尾
Hidenori Sakai
秀則 坂井
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料ポンプの小型化と高効率化をはかる。 【解決手段】 ピエゾアクチュエータ50の伸縮に応じ
て第一圧力室30を拡縮する第一ピストン31と、第一
圧力室30の圧力変化により変位する小ピストン62
と、小ピストン62と共に変位して小ピストン62より
断面積が大きい大ピストン61と、大ピストン61の変
位に応じて拡縮する燃圧室10と、燃圧室10の拡張に
伴い燃圧室10に流入する燃料に対して開弁する入口側
チェックバルブ2と、燃圧室10の収縮に伴い燃圧室1
0から流出する燃料に対して開弁する出口側チェックバ
ルブ3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速で作動するピ
エゾアクチュエータ等を用いた燃料ポンプの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンに備えられる燃料ポンプとし
て、高速で作動するピエゾアクチュエータを用いて燃圧
室を拡縮し、燃料の吸入および圧送を行うものがある。
これは、ピエゾアクチュエータの伸縮する周期を変える
ことにより、燃料ポンプの吐出容量を調節することがで
きる。
【0003】この種の燃料ポンプとして従来例えば図5
に示すようなものがあった(特開昭62−55482号
公報、参照)。
【0004】これについて説明すると、燃料ポンプ90
は、燃圧室92を画成するダイヤフラム91と、ダイヤ
フラム91を撓ませるピエゾアクチュエータ93を備え
る。ピエゾアクチュエータ93の伸縮によりダイヤフラ
ム91を介して燃圧室92が拡縮する。
【0005】燃圧室92が拡張する際、ピエゾアクチュ
エータ94は入口側バルブ95を開弁し、入口通路97
から燃料が燃圧室92へと吸い込まれる。
【0006】一方、燃圧室92が収縮するのに連動し
て、ピエゾアクチュエータ99は出口側バルブ96を開
弁し、燃料が出口通路98を通って燃料噴射ノズルへと
吐出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料ポンプ90にあっては、伸縮量が小さい
ピエゾアクチュエータ93によりダイヤフラム91を直
接撓ませる構造のため、燃料ポンプ90の吐出量を大き
くすることができず、また、燃圧室92に気泡が混入す
ると噴射ノズルへの排出が困難となる。
【0008】また、燃料ポンプ90の吐出量を確保する
うえでピエゾアクチュエータ93を高速で伸縮作動させ
る必要があるが、この場合、入口側バルブ95と出口側
バルブ96も同様に高速で開閉駆動する必要があり、し
たがって、高応答性を有するピエゾアクチュエータ9
4,99によって入口バルブ95、出口バルブ96を開
閉駆動するようになっている結果、ピエゾアクチュエー
タの使用個数が増えて製品のコストアップを招くという
問題点が考えられる。
【0009】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、燃料ポンプの小型化と高効率化をはかること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の燃料ポ
ンプは、印加される電圧または磁界に応じて伸縮する電
磁歪アクチュエータと、電磁歪アクチュエータの伸縮に
応じて第一圧力室を拡縮する第一ピストンと、第一圧力
室の圧力変化により変位する小ピストンと、小ピストン
と共に変位して小ピストンより断面積が大きい大ピスト
ンと、大ピストンの変位に応じて拡縮する燃圧室と、燃
圧室の拡張に伴い燃圧室に流入する燃料に対して開弁す
る入口側チェックバルブと、燃圧室の収縮に伴い燃圧室
から流出する燃料に対して開弁する出口側チェックバル
ブとを備えるものとした。
【0011】請求項2に記載の燃料ポンプは、請求項1
に記載の発明において、前記大ピストンの変位に応じて
拡縮する第二圧力室と、第二圧力室と燃圧室を仕切る隔
壁とを備えるものとした。
【0012】請求項3に記載の燃料ポンプは、請求項1
に記載の発明において、前記隔壁として第二圧力室と燃
圧室の圧力差に応じて伸縮可能な筒形をしたベローズを
備えるものとした。
【0013】請求項4に記載の燃料ポンプは、請求項2
または3に記載の発明において、前記第一圧力室と第二
圧力室の間に大ピストンおよび小ピストンの変位に応じ
て拡縮する背圧室と、オイルを貯溜する油溜室とを備
え、第一圧力室と第二圧力室および背圧室にオイルを充
填し、油溜室と第一圧力室を連通する第一絞り通路と、
油溜室と第二圧力室を連通する第二絞り通路と、油溜室
と背圧室を連通する第三通路とを備えるものとした。
【0014】請求項5に記載の燃料ポンプは、請求項1
に記載の発明において、前記第一圧力室と燃圧室の間に
大ピストンおよび小ピストンの変位に応じて拡縮する背
圧室と、燃料を貯溜する油溜室とを備え、第一圧力室と
燃圧室および背圧室に燃料を充填し、油溜室と第一圧力
室を連通する第一絞り通路と、油溜室と燃圧室を連通す
る第二絞り通路と、油溜室と背圧室を連通する第三通路
とを備えるものとした。
【0015】
【発明の作用および効果】請求項1に記載の燃料ポンプ
の吸入行程において、電磁歪アクチュエータが第一ピス
トンを移動して第一圧力室を拡張する。第一圧力室が拡
張するのに伴い、小ピストンが第一圧力室へと引き込ま
れ、小ピストンと共に変位する大ピストンが燃圧室を拡
張する。燃圧室が拡張するのに伴いその圧力が低下し、
燃料が入口側チェックバルブを開いて燃圧室へと吸い込
まれる。
【0016】一方、燃料ポンプの圧送行程において、電
磁歪アクチュエータが第一ピストンを移動して第一圧力
室を収縮する。第一圧力室が収縮するのに伴い、小ピス
トンが第一圧力室から押し出され、小ピストンと共に移
動する大ピストンが燃圧室を収縮する。燃圧室が収縮す
るのに伴いその圧力が上昇し、燃圧室の燃料は出口側チ
ェックバルブを開いて燃料吐出通路へと吐出し、燃料噴
射ノズルへと圧送される。
【0017】大ピストンの断面積A3が小ピストンの断
面積A2より大きい場合、第一圧力,室の容積変化量V
1に対して燃圧室の容積変化量V3は大ピストンと小ピ
ストンの断面積比A3/A2倍で拡大する。
【0018】燃圧室の容積変化量V3は電磁歪アクチュ
エータ50が1回伸縮するのに伴う燃料ポンプ1の吐出
容量に略等しい。したがって、大ピストン61と小ピス
トン62の断面積比A3/A2を大きく設定することに
より、電磁歪アクチュエータの微小変位でも燃料ポンプ
は十分な吐出容量を確保でき、燃料ポンプの小型化がは
かれる。
【0019】電磁歪アクチュエータが1回伸縮するのに
伴う燃料ポンプの吐出容量が大きくなることにより、所
定の燃料ポンプの吐出量を確保するのに必要な電磁歪ア
クチュエータの伸縮回数が減る。このため、入口側チェ
ックバルブおよび出口側チェックバルブは、要求される
開閉応答性が低く、電磁歪アクチュエータ等を用いるこ
となくリターンスプリングに抗して圧力差に応動する構
造とすることか可能となり、製品のコストダウンがはか
れる。
【0020】また、出口側チェックバルブが1回開弁す
るときに燃料ポンプから吐出される燃料流量が増えるこ
とにより、燃圧室の燃料中に混入した気泡が出口側チェ
ックバルブを介して燃料吐出通路へと排出されることが
促される。燃圧室における気泡の量が少なくなることに
より、ベローズの伸長に伴って生じる燃圧室の圧力低下
が大きくなり、入口側チェック弁を介してポンプ室に吸
入される燃料量が低下することが抑えられ、所期のポン
プ吐出量が得られる。
【0021】請求項2に記載の燃料ポンプの吸入行程に
おいて、電磁歪アクチュエータが第一ピストンを変位し
て第一圧力室を拡張する。第一圧力室が拡張するのに伴
い、小ピストンが第一圧力室へと引き込まれ、小ピスト
ンと共に変位する大ピストンが第二圧力室を拡張する。
第二圧力室が拡張するのに伴いその圧力が低下し、第二
圧力室と燃圧室の圧力差により隔壁が撓んで燃圧室を拡
張する。燃圧室が拡張するのに伴いその圧力が低下し、
燃料が入口側チェックバルブを開いて燃圧室へと吸い込
まれる。
【0022】一方、燃料ポンプの圧送行程において、電
磁歪アクチュエータが第一ピストンを変位して第一圧力
室を収縮する。第一圧力室が収縮するのに伴い、小ピス
トンが第一圧力室から押し出され、小ピストンと共に変
位する大ピストンが第二圧力室を収縮する。第二圧力室
が収縮するのに伴いその圧力が上昇し、第二圧力室と燃
圧室の圧力差により隔壁が撓んで燃圧室を収縮する。燃
圧室が収縮するのに伴いその圧力が上昇し、燃圧室の燃
料は出口側チェックバルブを開いて燃料吐出通路へと吐
出し、燃料噴射ノズルへと圧送される。
【0023】密封構造の隔壁によって燃圧室を画成し、
燃圧室の拡縮により燃料の吸入および圧送を行う構造に
より、粘性の低い燃料でも洩れがなく、効率よく高圧が
得られる。
【0024】請求項3に記載の燃料ポンプにおいて、筒
形をしたベローズは第二圧力室と燃圧室の圧力差に応じ
て伸縮し、これを圧縮する与圧スプリング等を廃止し
て、構造の簡素化がはかれる。
【0025】請求項4に記載の燃料ポンプにおいて、プ
ランジャが変位して背圧室が拡縮するのに伴い、背圧室
には油溜室のオイルが第三通路を介して出入りする。
【0026】第一ピストンが変位して第一圧力室が拡縮
するのに伴い、第一圧力室のオイルの一部が背圧室に出
入りするが、第一圧力室には油溜室のオイルが第一絞り
通路を介して補充される。
【0027】プランジャが変位して第二圧力室が拡縮す
るのに伴い、第二圧力室のオイルの一部が背圧室に出入
りするが、第二圧力室には油溜室のオイルが第二絞り通
路を介して補充される。
【0028】請求項5に記載の燃料ポンプにおいて、プ
ランジャが変位して背圧室が拡縮するのに伴い、背圧室
には油溜室の燃料が第三通路を介して出入りする。
【0029】第一ピストンが変位して第一圧力室が拡縮
するのに伴い、第一圧力室の燃料の一部が背圧室に出入
りするが、第一圧力室には油溜室の燃料が第一絞り通路
を介して補充される。
【0030】プランジャが変位して第二圧力室が拡縮す
るのに伴い、第二圧力室の燃料の一部が背圧室に出入り
するが、第二圧力室には油溜室の燃料が第二絞り通路を
介して補充される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0032】図1に示すように、エンジンに備えられる
燃料ポンプ1は、ポンプハウジング40に中空の直円筒
状に形成されたベローズ11が収装され、ベローズ11
によって燃圧室10と第二圧力室70が仕切られる。し
たがって、ポンプハウジング40とベローズ11の間に
燃圧室10が画成され、ベローズ11の内側に第二圧力
室70が画成される。
【0033】ベローズ11は金属板によりその断面がラ
ビリンス状に曲折して形成され、所定のバネ定数を有し
てを軸方向に伸縮可能に構成される。
【0034】なお、第二圧力室70と燃圧室10を仕切
る隔壁として、膜状のダイヤフラムを設けてもよい。
【0035】ベローズ11の変位端に円盤状の端板13
が固着される。ベローズ11の固定端に環状の端板12
が固着される。端板12はポンプハウジング40に環状
のフランジ19と円盤状のエンドプレート18の間に挟
持される。端板12とエンドプレート18の間にはシー
ルリング28が介装され、燃圧室10の密封がはかられ
る。
【0036】燃圧室10の入口24には図示しないフィ
ードポンプに連通する燃料導入通路22が入口側チェッ
クバルブ2を介して接続される。燃圧室10の出口25
には図示しない燃料噴射ノズルに連通する燃料吐出通路
23が出口側チェックバルブ3を介して接続される。
【0037】燃圧室10が拡張するのに伴い入口側チェ
ックバルブ2が開き、フィードポンプから送られる比較
的低圧の燃料が燃料導入通路22から燃圧室10へと吸
い込まれる。燃圧室10が収縮するのに伴い入口側チェ
ックバルブ2が閉じるとともに、出口側チェックバルブ
3が開き、燃圧室10の燃料は燃料吐出通路23から図
示しないレギュレータ等を経て燃料噴射ノズルへと圧送
される。燃料噴射ノズルは例えばエンジンの燃焼室に臨
み、燃料噴霧をピストン冠部に向けて噴出するようにな
っている。
【0038】ベローズ11の内側に円柱状の埋設部材1
5が設けられる。埋設部材15はエンドプレート18を
介して取付けられる。
【0039】ポンプハウジング40の内部に第一圧力室
30を画成する第一ピストン31がが摺動可能に介装さ
れる。ポンプハウジング40には第一ピストン31を摺
動可能に嵌合する第一シリンダ41が形成される。第一
ピストン31の外周と第一シリンダ41の間にはシール
リング32が介装され、第一圧力室30の密封がはかれ
る。
【0040】第一ピストン31を介して第一圧力室30
を拡縮するピエゾアクチュエータ50が設けられる。ピ
エゾアクチュエータ50は円盤状をした複数のピエゾ素
子が、同じく円盤状をした内部電極を挟んで積層され
る。
【0041】ピエゾアクチュエータ50は各ピエゾ素子
に図示しない駆動用アンプから電圧が印加されることに
より伸長する。ピエゾアクチュエータ50は各ピエゾ素
子に印加される電圧が遮断短絡されることにより収縮す
る。
【0042】ピエゾアクチュエータ50の移動端に第一
ピストン31が結合される。ピエゾアクチュエータ50
の固定端には端板51が結合され、端板51はポンプハ
ウジング40の開口端に固定される。
【0043】ポンプハウジング40と第一ピストン31
の間は皿バネ状の与圧スプリング52が圧縮された状態
で介装される。
【0044】なお、ピエゾアクチュエータ50に代え
て、図3に示すように、コイル56により印加される磁
界の強さに応じて伸縮する超磁歪素子からなる磁歪アク
チュエータ55を用いてもよい。ここではピエゾアクチ
ュエータと磁歪アクチュエータ等を総称して電磁歪アク
チュエータとする。
【0045】ポンプハウジング40にはプランジャ60
が摺動可能に介装される。プランジャ60は直径の異な
る大ピストン61と小ピストン62を有し、円盤状をし
た大ピストン61と小ピストン62が互いに同軸上に結
合している。
【0046】ポンプハウジング40には大ピストン61
を摺動可能に嵌合させる大シリンダ45と、小ピストン
62を摺動可能に嵌合させる小シリンダ46とが形成さ
れる。
【0047】大ピストン61とベローズ11および大シ
リンダ45の間に第二圧力室70が画成される。プラン
ジャ60とフランジ19の間にはリターンスプリング6
5が圧縮された状態で介装される。リターンスプリング
65は第二圧力室70を拡張する方向に大ピストン61
を付勢する。
【0048】小ピストン62と第一ピストン31および
第一シリンダ41の間に第一圧力室30が画成される。
【0049】第一圧力室30と第二圧力室70の間にプ
ランジャ60の変位に応じて拡縮する背圧室80が設け
られる。背圧室80は大ピストン61の背面と小ピスト
ン62の外周面および大シリンダ45の間に画成され
る。
【0050】背圧室80は大ピストン61と大シリンダ
45の隙間100を介して第二圧力室70に連通する。
背圧室80は小ピストン62と小シリンダ46の隙間1
01を介して第一圧力室30に連通する。これらの隙間
100,101は、絞り通路として機能し、これを流通
するオイルに所定の抵抗を付与する。
【0051】オイルを貯溜する油溜室81が設けられ
る。油溜室81の圧力は昇圧ピストン88を付勢する昇
圧スプリング89を介して高められる。油溜室81に貯
溜されるオイルは第一圧力室30と第二圧力室70およ
び背圧室80に充填される。
【0052】油溜室81と第一圧力室30を連通する第
一絞り通路83が配設される。第一絞り通路3の途中に
オリフィス84が介装される。
【0053】油溜室81と第二圧力室70を連通する第
二絞り通路85が配設される。第二絞り通路85の途中
にオリフィス86が介装される。
【0054】油溜室81と背圧室80を連通する第三通
路87が配設される。
【0055】以上のように構成され、燃料ポンプ1によ
る燃料圧送作用は次のようにして行われる。
【0056】まず、燃料ポンプ1の吸入行程において、
ピエゾアクチュエータ50は各ピエゾ素子に電圧が遮断
短絡されることにより収縮し、第一ピストン31を図中
下方へ変位させて第一圧力室30を拡張する。このと
き、第一圧力室30と油溜室81との間には、絞りとし
て機能する隙間101があるので、第一圧力室30の圧
力が低下して、小ピストン62が背圧室80から第一圧
力室30へと引き込まれ、小ピストン62と一体化した
大ピストン61が第二圧力室70を拡張する。このと
き、第三通路87にはオリフィスが設けられていないの
で、背圧室80のオイルは油溜室81に追い出され、プ
ランジャ60が図中下方に変位することが許容され、第
二圧力室70を拡張する。
【0057】第二圧力室70は油溜室81に対してオリ
フィス86を介して連通しているので、第二圧力室70
の圧力が低下し、第二圧力室70と燃圧室10との間に
圧力差が発生するするのでベローズ11が伸長して燃圧
室10を拡張する。なお、ベローズ11は、ベローズ1
1自身で伸長する程度のバネ定数を有している。
【0058】こうして燃圧室10が拡張するのに伴いそ
の圧力が低下し、燃料導入通路22から送られる比較的
低圧の燃料が入口側チェックバルブ2を開いて燃圧室1
0へと吸い込まれる。
【0059】一方、燃料ポンプ1の圧送行程において、
ピエゾアクチュエータ50は各ピエゾ素子に印加される
電圧が印加短絡されることにより伸長し、第一ピストン
31が図中上方へ変位して第一圧力室30を収縮する。
このとき、絞りとして機能する隙間101の作用によ
り、第一圧力室30の圧力が高まるので、小ピストン6
2が第一圧力室30から背圧室80へと押し出され、小
ピストン62と一体化した大ピストン61がリターンス
プリング65に抗して第二圧力室70を収縮する。この
とき、背圧室80には第三通路87を介して油溜室81
によりオイルが供給される。第二圧力室70が収縮する
際、第二絞り通路85にはオリフィス86が設けられて
いるので、第二圧力室70の圧力が上昇し、第二圧力室
70と燃圧室10の圧力差によりベローズ11が収縮し
て燃圧室10を収縮する。
【0060】こうして燃圧室10が収縮するのに伴いそ
の圧力が上昇し、燃圧室10の燃料は出口側チェックバ
ルブ3を開いて燃料吐出通路23へと吐出し、燃料噴射
ノズルへと圧送される。
【0061】このようにプランジャ60が変位して背圧
室80が拡縮するのに伴い、背圧室80には油溜室81
のオイルが第三通路87を介して出入りする。
【0062】プランジャ60が変位して第二圧力室70
が拡縮するのに伴い、第二圧力室70のオイルの一部が
隙間100を介して背圧室80に出入りするが、第二圧
力室70には油溜室81のオイルが第二絞り通路85を
介して補充される。なお、第二絞り通路85を流れるオ
イルにはオリフィス86が抵抗を付与するため、燃料ポ
ンプ1の圧送作用に必要な第二圧力室70の圧力変動が
発生する。
【0063】第一ピストン31が変位して第一圧力室3
0が拡縮するのに伴い、第一圧力室30のオイルの一部
が隙間101を介して背圧室80に出入りするが、第一
圧力室30には油溜室81のオイルが第一絞り通路83
を介して補充される。なお、第一絞り通路83を流れる
オイルにはオリフィス84が抵抗を付与するため、燃料
ポンプ1の圧送作用に必要な第一圧力室30の圧力変動
が発生する。
【0064】ところで、プランジャ60は直径の異なる
大ピストン61と小ピストン62とから構成され、第一
圧力室30の容積変化量に対して第二圧力室70の容積
変化量を拡大する機能を有している。
【0065】図2に示すように、第一ピストン31、小
ピストン62、大ピストン61の各ストロークをS1、
S2、S3とし、各ピストン断面積をA1、A2、A3
とし、各容積変化量をV1、V2、V3とすると、第一
ピストン31、小ピストン62の各容積変化量V1、V
2は等しいので次式が成り立つ。
【0066】V1=V2 ∴S1×A1=S2×A2 ここで小ピストン62と大ピストン61の各ストローク
をS2、S3は等しいので次式が成り立つ。
【0067】S2=S3 したがって第二圧力室70の容積変化量V3は次式で算
出される。
【0068】V3=S3×A3=A1×A3/A2×S
1=A3/A2×V1 すなわち、第一圧力室30の容積変化量V1に対して第
二圧力室70の容積変化量V3は大ピストン61と小ピ
ストン62の断面積比A3/A2倍で拡大する。
【0069】第二圧力室70の容積変化量V3はピエゾ
アクチュエータ50が1回伸縮するのに伴う燃料ポンプ
1の吐出容量に略等しい。したがって、大ピストン61
と小ピストン62の断面積比A3/A2を大きく設定す
ることにより、ピエゾアクチュエータ50の微小変位で
も燃料ポンプ1は十分な吐出容量を確保でき、燃料ポン
プ1の小型化がはかれる。
【0070】ピエゾアクチュエータ50が1回伸縮する
のに伴う燃料ポンプ1の吐出容量が大きくなることによ
り、所定の燃料ポンプ1の吐出量を確保するのに必要な
ピエゾアクチュエータ50の伸縮回数が減る。このた
め、入口側チェックバルブ2および出口側チェックバル
ブ3に要求される開閉応答性が低く、従来のようにピエ
ゾアクチュエータを用いたバルブとする必要がなく、リ
ターンスプリングに抗して圧力差に応動する簡素な構造
とすることか可能となり、製品のコストダウンがはかれ
る。
【0071】また、出口側チェックバルブ3が1回開弁
するときに燃料ポンプ1から吐出される燃料流量が増え
ることにより、燃圧室10の燃料中に混入した気泡が出
口側チェックバルブ3を介して燃料吐出通路23へと排
出されることが促される。燃圧室10における気泡の量
が少なくなることにより、ベローズ11の伸長に伴って
生じる燃圧室10の圧力低下が大きくなり、入口側チェ
ック弁2を介してポンプ室に吸入される燃料量が低下す
ることが抑えられ、所期のポンプ吐出量が得られる。
【0072】また、ベローズ11の伸縮は、ベローズ1
1をとりまく第二圧力室70のオイルを介して与えられ
るので、ベローズ11の内外圧力差、すなわち第二圧力
差70と燃圧室10の圧力差がほぼゼロに保たれるの
で、ベローズ11のの耐久性を損なうこともない。
【0073】エンジンの燃料消費量に応じて時間あたり
のピエゾアクチュエータ50の伸縮回数を変えることに
より、燃料ポンプ1の吐出容量を調整することができ
る。この結果、燃料吐出容量が一律な機械駆動式燃料ポ
ンプに比べて、駆動損失の低減がはかれる。
【0074】エンジンの始動に際してエンジンが起動さ
れる前に燃料ポンプ1を作動させて高圧燃料を燃料噴射
ノズルに供給することが可能となり、エンジンの始動性
を高められる。
【0075】密封構造のベローズ11によって燃圧室1
0を画成し、燃圧室10の拡縮により燃料の吸入および
圧送を行う構造により、粘性の低い燃料でも洩れがな
く、効率よく高圧が得られる。
【0076】ベローズ11の内側に円柱状の埋設部材1
5が介在することにより、埋設部材15によってベロー
ズ11内の無駄容積が埋められ、ベローズ11の伸縮に
伴う燃圧室10の圧力変動が大きくなり、燃料ポンプ1
の吐出量を増やすことができる。この結果、所定の燃料
吐出圧を得るために必要なプランジャ60のストローク
が小さくなり、燃料ポンプ1の小型化がはかれる。
【0077】ベローズ11は直円筒状の金属板の断面を
屈曲させて形成される構造であるが、その板厚を適正に
設定することにより、これを圧縮する与圧スプリングを
持たなくても、ベローズ11の耐久性を確保できる。
【0078】次に、図4に示す実施形態について説明す
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0079】本実施形態における燃料ポンプ1は前記実
施形態における燃圧室を画成するベローズが廃止される
ものである。
【0080】燃圧室10の入口24には図示しないフィ
ードポンプに連通する燃料導入通路22が入口側チェッ
クバルブ2を介して接続される。燃圧室10の出口25
には図示しない燃料噴射ノズルに連通する燃料吐出通路
23が出口側チェックバルブ3を介して接続される。
【0081】ポンプハウジング40の内部に第一圧力室
30を画成する第一ピストン31がが摺動可能に介装さ
れる。ポンプハウジング40には第一ピストン31を摺
動可能に嵌合させる第一シリンダ41が形成される。第
一ピストン31の外周と第一シリンダ41の間にはシー
ルリング32が介装され、第一圧力室30の密封がはか
れる。
【0082】大ピストン61と大シリンダ45およびエ
ンドプレート18の間に燃圧室10が画成される。プラ
ンジャ60とエンドプレート18の間にはリターンスプ
リング65が圧縮された状態で介装される。リターンス
プリング65は燃圧室10を拡張する方向に大ピストン
61を付勢する。
【0083】第一圧力室30と燃圧室10の間にプラン
ジャ60の変位に応じて拡縮する背圧室80が設けられ
る。背圧室80は大ピストン61の背面と小ピストン6
2の外周面および大シリンダ45の間に画成される。
【0084】背圧室80は大ピストン61と大シリンダ
45の隙間100を介して燃圧室10に連通する。背圧
室80は小ピストン62と小シリンダ46の隙間101
を介して第一圧力室30に連通する。
【0085】燃料を貯溜する油溜室81が設けられる。
油溜室81の圧力は昇圧ピストン88を介して昇圧スプ
リング89を介して高められる。油溜室81に貯溜され
る燃料は第一圧力室30と燃圧室10および背圧室80
に充填される。
【0086】油溜室81と第一圧力室30を連通する第
一絞り通路83が配設される。第一絞り通路3の途中に
オリフィス84が介装される。
【0087】油溜室81と燃圧室10を連通する第二絞
り通路85が配設される。第二絞り通路85の途中にオ
リフィス86が介装される。
【0088】油溜室81と背圧室80を連通する第三通
路87が配設される。
【0089】以上のように構成され、燃料ポンプ1によ
る燃料圧送作用は次のようにして行われる。
【0090】まず、燃料ポンプ1の吸入行程において、
ピエゾアクチュエータ50は各ピエゾ素子に印加される
電圧が遮断短絡されることにより収縮し、第一ピストン
31を図中下方へ変位して第一圧力室30を拡張する。
【0091】こうして第一圧力室30が収縮するのに伴
い、小ピストン62が背圧室80から第一圧力室30へ
と引き込まれ、小ピストン62と一体化した大ピストン
61が燃圧室10を拡張する。すなわち、プランジャ6
0が図中下方に変位するに伴い、燃圧室10を拡張す
る。
【0092】こうして燃圧室10が拡張するのに伴いそ
の圧力が低下し、燃料導入通路22から送られる比較的
低圧の燃料が入口側チェックバルブ2を開いて燃圧室1
0へと吸い込まれる。
【0093】一方、燃料ポンプ1の圧送行程において、
ピエゾアクチュエータ50は各ピエゾ素子に電圧が印加
されることにより伸長し、第一ピストン31が図中上方
へ変位して第一圧力室30を収縮する。
【0094】こうして第一圧力室30が収縮するのに伴
い、小ピストン62が第一圧力室30から背圧室80へ
と押し出され、小ピストン62と一体化した大ピストン
61がリターンスプリング65に抗して燃圧室10を収
縮する。
【0095】こうして燃圧室10が収縮するのに伴いそ
の圧力が上昇し、燃圧室10の燃料は出口側チェックバ
ルブ3を開いて燃料吐出通路23へと吐出し、燃料噴射
ノズルへと圧送される。
【0096】このようにプランジャ60が変位して背圧
室80が拡縮するのに伴い、背圧室80には油溜室81
の燃料が第三通路87を介して出入りする。
【0097】プランジャ60が変位して燃圧室10が拡
縮するのに伴い、燃圧室10の燃料の一部が背圧室80
に出入りするが、燃圧室10には油溜室81の燃料が第
二絞り通路85を介して補充される。ただし、第二絞り
通路85を流れる燃料にはオリフィス86が抵抗を付与
するため、燃料ポンプ1の圧送作用に必要な燃圧室10
の圧力変動が発生する。
【0098】第一ピストン31が変位して第一圧力室3
0が拡縮するのに伴い、第一圧力室30の燃料の一部が
背圧室80に出入りするが、第一圧力室30には油溜室
81の燃料が第一絞り通路83を介して補充される。た
だし、第一絞り通路83を流れる燃料にはオリフィス8
4が抵抗を付与するため、燃料ポンプ1の圧送作用に必
要な第一圧力室30の圧力変動が発生する。
【0099】第一圧力室30の容積変化量V1に対して
燃圧室10の容積変化量V3は大ピストン61と小ピス
トン62の断面積比A3/A2倍で拡大し、ピエゾアク
チュエータ50の微小変位でも燃料ポンプ1は十分な吐
出容量を確保でき、燃料ポンプ1の小型化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す燃料ポンプの断面図。
【図2】同じく燃料ポンプの断面図。
【図3】他の実施形態を示す燃料ポンプの断面図。
【図4】さらに他の実施形態を示す燃料ポンプの断面
図。
【図5】従来例を示す燃料ポンプの断面図。
【符号の説明】
1 燃料ポンプ 2 入口側チェックバルブ 3 出口側チェックバルブ 10 燃圧室 11 ベローズ 15 埋設部材 22 燃料導入通路 23 燃料吐出通路 30 第一圧力室 31 第一ピストン 40 ポンプハウジング 41 第一シリンダ 45 大シリンダ 46 小シリンダ 50 ピエゾアクチュエータ 52 与圧スプリング 60 プランジャ 61 大ピストン 62 小ピストン 65 リターンスプリング 70 第二圧力室 80 背圧室 81 油溜室 83 第一絞り通路 84 オリフィス 85 第二絞り通路 86 オリフィス 87 第三通路 88 昇圧ピストン 89 昇圧スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印加される電圧または磁界に応じて伸縮す
    る電磁歪アクチュエータと、 電磁歪アクチュエータの伸縮に応じて第一圧力室を拡縮
    する第一ピストンと、 第一圧力室の圧力変化により変位する小ピストンと、 小ピストンと共に変位する小ピストンより断面積が大き
    い大ピストンと、 大ピストンの変位に応じて拡縮する燃圧室と、 燃圧室の拡張に伴い燃圧室に流入する燃料に対して開弁
    する入口側チェックバルブと、 燃圧室の収縮に伴い燃圧室から流出する燃料に対して開
    弁する出口側チェックバルブと、 を備えたことを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】前記大ピストンの変位に応じて拡縮する第
    二圧力室と、 第二圧力室と燃圧室を仕切る隔壁と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料ポン
    プ。
  3. 【請求項3】前記隔壁として第二圧力室と燃圧室の圧力
    差に応じて伸縮する筒形をしたベローズを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
  4. 【請求項4】前記第一圧力室と第二圧力室の間に大ピス
    トンおよび小ピストンの変位に応じて拡縮する背圧室
    と、 オイルを貯溜する油溜室とを備え、 第一圧力室と第二圧力室および背圧室にオイルを充填
    し、 油溜室と第一圧力室を連通する第一絞り通路と、 油溜室と第二圧力室を連通する第二絞り通路と、 油溜室と背圧室を連通する第三通路と、 を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の燃
    料ポンプ。
  5. 【請求項5】前記第一圧力室と燃圧室の間に大ピストン
    および小ピストンの変位に応じて拡縮する背圧室と、 燃料を貯溜する油溜室とを備え、 第一圧力室と燃圧室および背圧室に燃料を充填し、 油溜室と第一圧力室を連通する第一絞り通路と、 油溜室と燃圧室を連通する第二絞り通路と、 油溜室と背圧室を連通する第三通路と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料ポン
    プ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005012730A1 (ja) * 2003-08-05 2005-02-10 Eamex Corporation ポンプ
JP2006226230A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Honda Motor Co Ltd 容積形ポンプ
JP2009542976A (ja) * 2006-07-11 2009-12-03 ベルンハルト・フライ 流体ポンプ或いは流体エンジン用のシリンダピストン装置
JP2013096262A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Lucas Ihsl セラミック振動子を具備する油圧動力ユニット、及び該油圧動力ユニットを具備する油圧エンジン

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