JPWO2004061305A1 - コンプレッサ用ガスケット - Google Patents
コンプレッサ用ガスケット Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2004061305A1 JPWO2004061305A1 JP2004564471A JP2004564471A JPWO2004061305A1 JP WO2004061305 A1 JPWO2004061305 A1 JP WO2004061305A1 JP 2004564471 A JP2004564471 A JP 2004564471A JP 2004564471 A JP2004564471 A JP 2004564471A JP WO2004061305 A1 JPWO2004061305 A1 JP WO2004061305A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- compressor
- raised
- flat surface
- raised portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 29
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 17
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 25
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000009975 flexible effect Effects 0.000 description 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/1009—Distribution members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/1036—Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
- F04B27/1081—Casings, housings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/12—Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
- F04B39/125—Cylinder heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
Description
また、他の従来技術として、ビードをシール部の全幅にわたって湾曲させるものがある(特開平10−196535号参照)。これによれば、ガスケットの肉厚を大きくした場合であっても、ビードが潰れ難くなることを防止することができるとされている。
しかしながら、上記特開平11−343974号の発明においては、断面U字状のビード部(フルビード)を潰すために必要な圧力が比較的大きいため、肉厚のガスケットを使用し難いという不具合がある。例えば、ガスケットに吐出弁の動作を規制するリテーナとしての機能も備えさせようとする場合には、ガスケットの強度を増加させる必要が生ずるためにその肉厚を大きくせざるを得ない。従って、上記フルビードとリテーナ機能とを両立させることは難しく、特に吐出圧が10MPa前後となるCO2サイクルにおいては、その困難さが顕著となる。
また、上記特開平10−196535号の発明においては、ビードの湾曲幅が上記フルビードよりも大きいため、ガスケットの肉厚を比較的厚くしても必要な撓曲性を維持できるであろうが、シール性向上の効果に不安があり、また小型化という点に対しての利点はない。
そこで、本発明は、コンプレッサに用いられるガスケットにおいて、シール性の向上をさせると共に、コンプレッサの小型化を実現させることを課題とする。
上記特許文献1に示される断面U字状のビード部を「フルビード」と称するならば、本発明に係る隆起部は、「ハーフビード」と称することができる。即ち、上記従来のフルビードは、基底面からU字の頂点まで隆起し、そこから再び基底面と同じ高さまで折り返すことによって、その内縁側の端部と基底面とが略同一の高さとなっているのに対し、本発明のハーフビードは、基底面から所定の高さまで隆起した位置にその端部が存し、従来あったような頂点から基底面への折り返し部分の少なくとも一部が省略された形状となる。このような本発明に係るガスケットによれば、前記隆起部がボア等のシール部の周囲に強く圧接するので高いシール性を確保することができると共に、前記折り返し部分がないことによりガスケットの全幅が縮小され、これによってコンプレッサ全体の小型化を実現することができる。また、上記のような形状の隆起部においては、適度な撓曲性が保たれるので、ガスケットの肉厚を大きくした場合であっても、隆起部が潰れなくなるということがない。
また、前記隆起部は、前記基底面と異なった高さに位置する平坦面と、前記平坦面と前記基底面とを所定の傾斜角度でつなぐ傾斜面とからなることが好ましい。
これによれば、前記隆起部は丘状、若しくは皿形状となる。このようなガスケットを所定部に挟持することによって、前記傾斜面が圧縮されて平坦状に変形し、傾斜面と基底面との連結部分、及び傾斜面と平坦面との連結部分がそれぞれシール部に強く圧接するので、高いシール性を得ることができる。前記傾斜面の傾斜角度は、求めるシール能力等に応じて適宜変更するべきであるが、平坦状に変形可能であることが必要であるため、直角でないことが好ましい。
また、シリンダブロックとバルブプレートとの間に配置されるガスケットにおいては、前記シリンダブロックに形成されたシリンダボアを囲繞する前記隆起部の前記平坦面の内縁が円形でないことが好ましい。
シリンダブロックとバルブプレートとの間には、当該ガスケットの他に通常は吸入弁も挟持される。本構成に係る隆起部の非円形における主旨は、この吸入弁の形状に対応したものである。
また、構造的、機能的な目的から、前記平坦面の外縁が前記内縁と相似形でないことが好ましい。また、前記平坦面の外縁は全体に渡って吸入弁に当接すると共に、前記内縁はその所定部分のみ前記吸入弁に当接することが好ましく、当該所定部分としては、特に前記吸入弁のリード部の付け根の部分が好適である。
また、バルブプレートとシリンダヘッドとの間に配置されるガスケットにおいては、前記隆起部が少なくとも高低圧隔壁及び大気圧隔壁をシールする個所に設けられていることが好ましい。
前記高低圧隔壁は、シリンダヘッドに画成される吐出室と吸入室とを隔てる部分であり、前記大気圧隔壁は、ハウジングの内側と外側とを隔てる部分である。これら高低圧隔壁及び大気圧隔壁は共に、圧力差の大きい2つの空間を隔てる部分であるため、高いシール性が求められる部分である。
また、前記隆起部の効果を十分に発揮させるために、前記傾斜面が前記高低圧隔壁又は前記大気圧隔壁に当接するようになされていることが好ましい。
また、吐出弁の動作を規制するリテーナ部が設けられていることが好ましい。
バルブプレートとシリンダヘッドとの間には、通常、当該ガスケットと隣接して吐出弁が配置されるため、当該ガスケットにリテーナ機能を持たせることによって、部品点数の削減、構造の簡素化等の効果を得ることができる。特に、本発明に係るコンプレッサ用ガスケットは、前記隆起部に適度な撓曲性が保たれるため、リテーナ機能を確保することを目的とした肉厚の増大化にも十分に対応することができるものである。
また、本発明に係るコンプレッサ用ガスケットは、高いシール能力及び小型化への貢献性から、高圧力下で使用されると共に小型化への要望が大きい二酸化炭素を圧送するコンプレッサにおいて、特に好適に使用することができるものである。
前記シリンダブロック2には、複数のボア25が穿設されており、各ボア25にピストン16が摺動自在に嵌挿されている。また、ボア25のリアヘッド4側の端部には、吸入弁6の開弁動作を規制する吸入弁規制部29が形成されている。前記リアヘッド4は、各ボア25に対峙する位置に、吸入室27及び吐出室28が画成されている。前記フロントヘッド3の内部には、中空状のクランク室30が画成されており、このクランク室30内には、斜板32、角度調節機構33等を含んで構成される斜板機構15が配置されている。前記駆動軸14は、フロントヘッド3及びシリンダブロック2に形成された軸受等によって回転自在に保持されると共に、前記斜板機構15に駆動力を伝達するように連結されている。
そして、シリンダブロック2とリアヘッド4との間には、第2図に示すように、吸入弁側ガスケット10、吸入弁6、バルブプレート5、吐出弁7、吐出弁側ガスケット11が挟持されている。
前記吸入弁側ガスケット10は、シリンダブロック2と吸入弁6(バルブプレート5)との間に配されるものであり、第2図乃至第4図に示すように、基底面30、隆起部35、貫通穴42を有している。第3図に示すのは、ボア25を7つ備えるコンプレッサ1において適用される吸入弁側ガスケット10の構成例であり、各ボア25を囲繞する位置にそれぞれ前記隆起部35が設けられている。
前記隆起部35は、平坦面40と傾斜面41とを有しており、平坦面40は、基底面30から所定の高さだけ隆起した位置にあって基底面30に対して略水平に設けられた部分であり、傾斜面41は、平坦面40と基底面30とを所定の傾斜角度をもってつなぐ部分である。これによって、平坦面40の端部43と前記基底面30の高さが異なった構造となる。
そして、この吸入弁側ガスケット10の隆起部35においては、第4図に示すように、平坦面40の内縁44が円形ではなく、またこの平坦面40の外縁45が前記内縁44に対して相似形ではない。これは、第5図に示すように、吸入弁6の形状を考慮したことによるものであり、更に前記外縁45は全体に渡って吸入弁6に当接すると共に、前記内縁44はその所定部分47のみが吸入弁6のリード部6aの付け根部分に当接することが好ましい。
第6図に示すのは、上記吸入弁側ガスケット10をシリンダブロック2と吸入弁6との間に挟持させる際の隆起部35の状態を示す図であり、この挟持作業によって、前記基底面30の裏面がシリンダブロック2に当接し、前記平坦面40が吸入弁6に当接し、前記傾斜面41が平坦になるようになるように押し潰されていく。これによって、基底面30と傾斜面41との連結部分50、及び平坦面40と傾斜面41との連結部分51が強く圧接されるため、高いシール性を得ることができる。また、本発明に係る隆起部35においては、従来の断面U字状のビード(フルビード)にあった頂点から基底面への折り返し部分がないため、その分だけガスケット10の全幅を縮小することができる。本発明によれば、例えば、従来は4mmの幅があったフルビードを2mm幅のハーフビードに替えることができ、これによってコンプレッサの外径を4mm縮小することができる。更に、本発明に係る隆起部35においては、適度な撓曲性が保たれるので、ガスケットの肉厚を大きくした場合であっても、好適に使用することができる。
また、バルブプレート5(吐出弁7)とリアヘッド4との間に配される吐出弁側ガスケット11は、第2図及び第7図に示すように、隆起部60、リテーナ部65を有して構成されている。前記隆起部60は、平坦面61及び傾斜面62を有しており、リアヘッド4に画成された吸入室27と吐出室28とを隔てる高低圧隔壁70と、吐出室28とハウジングの外部(大気)とを隔てる大気圧隔壁71とに対面する位置に設けられており、それぞれの傾斜面62がそれぞれの隔壁70,71に当接するようになされている。
第8図に示すのは、ボア25を7つ備えるコンプレッサ1において適用されるリアヘッド3(高低圧隔壁70及び大気圧隔壁71)の構成例であり、前記隆起部60は、これらの隔壁70,71に沿って吸入室27及び吐出室28を囲繞するように設けられている。また、前記平坦面61及び傾斜面62は、上述した吸入弁側ガスケット6の隆起部35における平坦面40及び傾斜面41と基本的に同様の形状的特徴及び作用を有するものであるが、上記平坦面40のような内縁の非円形、内外縁の非対称等の特徴を有する必要はなく、それぞれの隔壁70,71に適応した形状を有するものである。
前記リテーナ部65は、吐出弁7の開弁動作を規制するものであり、第2図及び第9図(a)に示すように、吐出弁側ガスケット11を吐出室28側に隆起させることにより形成されている。また、リアヘッド4の吐出室28内には、リテーナ押え72が形成されている。このリテーナ押え72は、第9図(a)5(b)に示すように、吐出弁7のリード部74の付け根部分75に相当する個所を押圧するようになされている。
このように、吐出弁側ガスケット11にリテーナ部65を形成することによって、部品点数の削減、構造の簡素化等の効果を得ることができる。また、本発明に係るガスケットにおいては、前記隆起部60が適度な撓曲性を有するので、リテーナ機能を確保することを目的としたガスケット肉厚の増大化にも好適に対応することができる。
尚、上述した本実施の形態においては、前記吸入弁側ガスケット10として、隆起部35が吸入弁6側に隆起したもの、前記吐出弁側ガスケット11として、隆起部60がリアヘッド4側に隆起したものを示したが、本発明に係るコンプレッサ用ガスケットはこれらに限定されるものではなく、前記隆起部35,60の全部又は一部が上記構成とは反対側に隆起したものも含むものである。即ち、吸入弁側ガスケット10においては、隆起部35がシリンダブロック2側に隆起していてもよく、吐出弁側ガスケット11においては、隆起部60が吐出弁7(バルブプレート5)側に隆起していてもよい。
また、上記特開平10−196535号の発明においては、ビードの湾曲幅が上記フルビードよりも大きいため、ガスケットの肉厚を比較的厚くしても必要な撓曲性を維持できるであろうが、シール性向上の効果に不安があり、また小型化という点に対しての利点はない。
そこで、本発明は、コンプレッサに用いられるガスケットにおいて、シール性の向上をさせると共に、コンプレッサの小型化を実現させることを課題とする。
【発明の開示】
上記課題を解決するために、本発明は、流体を圧送するコンプレッサにおいて用いられ、シール部を囲繞するように隆起した隆起部を有するコンプレッサ用ガスケットであって、前記隆起部の内縁側の端部とガスケットの基底面とが、同一面上になく、隆起部は基底面と異なった高さに位置する平坦面を有し、この平坦面の外縁が内縁と相似形でないことを特徴とするものである。
上記特許文献1に示される断面U字状のビード部を「フルビード」と称するならば、本発明に係る隆起部は、「ハーフビード」と称することができる。即ち、上記従来のフルビードは、基底面からU字の頂点まで隆起し、そこから再び基底面と同じ高さまで折り返すことによって、その内縁側の端部と基底面とが略同一の高さとなっているのに対し、本発明のハーフビードは、基底面から所定の高さまで隆起した位置にその端部が存し、従来あったような頂点から基底面への折り返し部分の少なくとも一部が省略された形状となる。このような本発明に係るガスケットによれば、前記隆起部がボア等のシール部の周囲に強く圧接するので高いシール性を確保することができると共に、前記折り返し部分がないことによりガスケットの全幅が縮小され、これによってコンプレッサ全体の小型化を実現することができる。また、上記のような形状の隆起部においては、適度な撓曲性が保たれるので、ガスケットの肉厚を大きくした場合であっても、隆起部が潰れなくなるということがない。
また、前記隆起部は、前記基底面と異なった高さに位置する平坦面と、前記平坦と前記基底面とを所定の傾斜角度でつなぐ傾斜面とからなることが好ましい。
これによれば、前記隆起部は丘状、若しくは皿形状となる。このようなガスケットを所定部に挟持することによって、前記傾斜面が圧縮されて平坦状に変形し、傾斜面と基底面との連結部分、及び傾斜面と平坦面との連結部分がそれぞれシール部に強く圧接するので、高いシール性を得ることができる。前記傾斜面の傾斜角度は、求めるシール能力等に応じて適宜変更するべきであるが、平坦状に変形可能であることが必要であるため、直角でないことが好ましい。
また、シリンダブロックとバルブプレートとの間に配置されるガスケットにおいては、前記シリンダブロックに形成されたシリンダボアを囲繞する前記隆起部の前記平坦面の内縁が円形でないことが好ましい。
シリンダブロックとバルブプレートとの間には、当該ガスケットの他に通常は吸入弁も挟持される。本構成に係る隆起部の非円形における主旨は、この吸入弁の形状に対応したものである。
また、平坦面の外縁が前記内縁と相似形でないので、構造的、機能的な目的に対応できる。さらに、前記平坦面の外縁は全体に渡って吸入弁に当接すると共に、前記内縁はその所定部分のみ前記吸入弁に当接することが好ましく、当該所定部分としては、特に前記吸入弁のリード部の付け根の部分が好適である。
また、バルブプレートとシリンダヘッドとの間に配置されるガスケットにおいては、前記隆起部が少なくとも高低圧隔壁及び大気圧隔壁をシールする個所に設けられていることが好ましい。
前記高低圧隔壁は、シリンダヘッドに画成される吐出室と吸入室とを隔てる部分であり、前記大気圧隔壁は、ハウジングの内側と外側とを隔てる部分である。これら高低圧隔壁及び大気圧隔壁は共に、圧力差の大きい2つの空間を隔てる部分であるため、高いシール性が求められる部分である。
また、前記隆起部の効果を十分に発揮させるために、前記傾斜面が前記高低圧隔壁又は前記大気圧隔壁に当接するようになされていることが好ましい。
また、吐出弁の動作を規制するリテーナ部が設けられていることが好ましい。
Claims (10)
- 流体を圧送するコンプレッサにおいて用いられ、シール部を囲繞するように隆起した隆起部を有するコンプレッサ用ガスケットであって、
前記隆起部の内縁側の端部とガスケットの基底面とが、同一面上にないことを特徴とするコンプレッサ用ガスケット。 - 前記隆起部は、前記基底面と異なった高さに位置する平坦面と、前記平坦面と前記基底面とを所定の傾斜角度でつなぐ傾斜面とからなることを特徴とする請求項1記載のコンプレッサ用ガスケット。
- シリンダブロックとバルブプレートとの間に配置されるガスケットにおいて、前記シリンダブロックに形成されたシリンダボアを囲繞する前記隆起部の前記平坦面の内縁が円形でないことを特徴とする請求項2記載のコンプレッサ用ガスケット。
- 前記平坦面の外縁が前記内縁と相似形でないことを特徴とする請求項3記載のコンプレッサ用ガスケット。
- 前記平坦面の外縁は全体に渡って吸入弁に当接すると共に、前記内縁はその所定部分のみ前記吸入弁に当接することを特徴とする請求項4記載のコンプレッサ用ガスケット。
- 前記所定部分は、前記吸入弁のリード部の付け根の部分であることを特徴とする請求項5記載のコンプレッサ用ガスケット。
- バルブプレートとシリンダヘッドとの間に配置されるガスケットにおいて、少なくとも高低圧隔壁及び大気圧隔壁をシールするように前記隆起部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンプレッサ用ガスケット。
- 前記傾斜面が前記高低圧隔壁又は前記大気圧隔壁に当接するように配されていることを特徴とする請求項7記載のコンプレッサ用ガスケット。
- 吐出弁の動作を規制するリテーナ部が設けられていることを特徴とする請求項7又は8記載のコンプレッサ用ガスケット。
- 前記コンプレッサは二酸化炭素を圧送するものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のコンプレッサ用ガスケット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002376860 | 2002-12-26 | ||
JP2002376860 | 2002-12-26 | ||
PCT/JP2003/014429 WO2004061305A1 (ja) | 2002-12-26 | 2003-11-13 | コンプレッサ用ガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2004061305A1 true JPWO2004061305A1 (ja) | 2006-05-11 |
JP4573165B2 JP4573165B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=32708282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004564471A Expired - Fee Related JP4573165B2 (ja) | 2002-12-26 | 2003-11-13 | コンプレッサ用ガスケット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060147330A1 (ja) |
EP (1) | EP1586773B1 (ja) |
JP (1) | JP4573165B2 (ja) |
DE (1) | DE60329332D1 (ja) |
WO (1) | WO2004061305A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007154834A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Toyota Industries Corp | ピストン式圧縮機 |
JP2008064035A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Toyota Industries Corp | ピストン式圧縮機 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61255250A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-12 | Nippon Metal Gasket Kk | 単板金属ガスケツト |
JPH04125682U (ja) * | 1991-05-09 | 1992-11-16 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 圧縮機のリテーナ一体ガスケツト |
JPH08232759A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-10 | Nippon Gasket Co Ltd | 排気マニホルド用金属ガスケット |
JPH109136A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 圧縮機 |
JPH10196535A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-31 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 圧縮機用ガスケット |
JP2000018154A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 往復動型圧縮機 |
JP2001132629A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-18 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 斜板式圧縮機 |
JP2002070739A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-08 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 往復式冷媒圧縮機 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4764091A (en) * | 1985-12-05 | 1988-08-16 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Piston type compressor for air conditioning unit with asymmetric valve mechanisms |
JPH0640389U (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-27 | サンデン株式会社 | 圧縮機の吐出弁装置 |
JPH07174071A (ja) * | 1993-08-10 | 1995-07-11 | Sanden Corp | 圧縮機の吐出機構 |
US5582415A (en) * | 1993-08-31 | 1996-12-10 | Kokusan Parts Industry Co., Ltd. | Metal gasket |
JP3003026B2 (ja) * | 1996-10-07 | 2000-01-24 | 石川ガスケット株式会社 | 金属板ガスケット |
US6280151B1 (en) * | 1998-03-09 | 2001-08-28 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Single-ended swash plate compressor |
JPH11343974A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 往復動型圧縮機 |
JP2002013640A (ja) * | 2000-06-29 | 2002-01-18 | Uchiyama Mfg Corp | シリンダヘッドガスケット |
JP2002323135A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Nippon Gasket Co Ltd | 単層金属ガスケット |
-
2003
- 2003-11-13 DE DE60329332T patent/DE60329332D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-11-13 EP EP03774014A patent/EP1586773B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-11-13 JP JP2004564471A patent/JP4573165B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-11-13 US US10/540,578 patent/US20060147330A1/en not_active Abandoned
- 2003-11-13 WO PCT/JP2003/014429 patent/WO2004061305A1/ja active Application Filing
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61255250A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-12 | Nippon Metal Gasket Kk | 単板金属ガスケツト |
JPH04125682U (ja) * | 1991-05-09 | 1992-11-16 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 圧縮機のリテーナ一体ガスケツト |
JPH08232759A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-10 | Nippon Gasket Co Ltd | 排気マニホルド用金属ガスケット |
JPH109136A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 圧縮機 |
JPH10196535A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-31 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 圧縮機用ガスケット |
JP2000018154A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 往復動型圧縮機 |
JP2001132629A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-18 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 斜板式圧縮機 |
JP2002070739A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-08 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 往復式冷媒圧縮機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60329332D1 (de) | 2009-10-29 |
EP1586773B1 (en) | 2009-09-16 |
WO2004061305A1 (ja) | 2004-07-22 |
EP1586773A1 (en) | 2005-10-19 |
JP4573165B2 (ja) | 2010-11-04 |
US20060147330A1 (en) | 2006-07-06 |
EP1586773A4 (en) | 2006-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090081060A1 (en) | Compressor | |
JP4573165B2 (ja) | コンプレッサ用ガスケット | |
US6174147B1 (en) | Refrigerant compressor with an improved discharge valve assembly | |
US6929456B2 (en) | Valve assembly for reciprocating compressors | |
US20050095157A1 (en) | Valve assembly for reciprocating compressors | |
JP2002070739A (ja) | 往復式冷媒圧縮機 | |
JPH10176671A (ja) | 圧縮機の補強装置 | |
JP2005105975A (ja) | 圧縮機の弁構造 | |
JP2005233054A (ja) | 圧縮機 | |
JP2007138804A (ja) | 圧縮機 | |
JP2008057332A (ja) | 圧縮機 | |
KR101069692B1 (ko) | 왕복동식 압축기 | |
US20080063550A1 (en) | Piston type compressor | |
JP4640645B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP2005054703A (ja) | 圧縮機における吐出弁構造 | |
JP2002005026A (ja) | ピストン式圧縮機 | |
US20020114710A1 (en) | Compressor | |
US20010004445A1 (en) | Scroll compressor | |
JP2014125994A (ja) | ピストン型圧縮機 | |
JP2005164017A (ja) | シール装置 | |
KR101193296B1 (ko) | 압축기 | |
JPH09203379A (ja) | ピストン式圧縮機 | |
JP2002364539A (ja) | 圧縮機 | |
KR20080103329A (ko) | 압축기 가스켓의 실링구조 | |
JP2004197685A (ja) | コンプレッサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211 Effective date: 20050302 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050525 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061031 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100407 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100720 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |