JP2005164017A - シール装置 - Google Patents

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Masaki Inoue
正樹 井上
Masaki Ota
太田  雅樹
Tetsuhiko Fukanuma
哲彦 深沼
Masakazu Murase
正和 村瀬
Fuminobu Enoshima
史修 榎島
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Abstract

【課題】 Oリングの環状突起の先端部が、第1部材と第2部材の接合部分からはみ出すことを抑制できるシール装置を提供すること。
【解決手段】 冷媒圧縮機において、ハウジングの接合面50,51間に介在されたOリング43は、断面円形でかつ平面環状をなすリング本体42と、該本体42の外周に沿って形成された環状突起41とを備えている。接合面50において、リング本体42を境界とした環状突起41側の領域には、該突起41に沿う環状をなす退避溝46が形成されている。退避溝46は、環状突起41の先端部41aに臨む位置に配置されている。環状突起41の先端部41aには案内突起47が形成され、該突起47は退避溝46内へと延出配置されている。環状突起41の先端部41aが機外側に向かって変位しようとした場合、該先端部41aは案内突起47によって退避溝46内へと案内されて該溝46内に収容される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば流体機械におけるハウジングの接合部分に用いられるシール装置に関する。
例えば、空調装置の冷媒圧縮機においては、複数のハウジング構成体を締結固定してなるハウジングが備えられている。各ハウジング構成体間のシールには、Oリングを備えたシール装置が用いられている。シール装置にOリングを用いた場合には、例えばガスケットを用いた場合と比較してハウジング構成体間の締結力が小さくて済み、各ハウジング構成体に作用する応力が小さくて済むという利点がある。
しかし、シール装置にOリングを用いた場合には、該Oリングの材質等に起因して、冷媒圧縮機の機内側から機外側へと冷媒ガスの透過が起こり易い問題がある。特に、冷媒として二酸化炭素を用いた場合には、例えばフロン冷媒と比較して機内側が遙かに高圧となるため、機外側(大気側)との圧力差が大きくなって、前述したOリングにおける冷媒ガスの透過の問題が深刻となっていた。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1で開示されたシール装置を冷媒圧縮機に適用することが考えられる。即ち、図15に示すように、ハウジング構成体101の環状の接合面101aとハウジング構成体102の環状の接合面102aとの間には、Oリング103が介在されている。Oリング103は、断面が円形でかつ平面が環状をなすリング本体103aと、該リング本体103aの外周に沿って形成された環状突起103bとを備えている。従って、環状突起103bの分だけ、機内側(図面上方側)から機外側(図面下方側)へのOリング103の延在長さ(所謂シール距離)を長くすることができ、該Oリング103を冷媒ガスが透過し難くなる。
特開平11−2327号公報(第3頁、第1図)
ところが、前記シール装置においては、例えば機内側の圧力に基づいてOリング103に対して作用する負荷(圧力負荷)により、該Oリング103のリング本体103aや環状突起103bが変形して、該環状突起103bの先端部が機外側へと変位することがある。この変位が大きいと、例えば図15において二点鎖線で示すように、環状突起103bの先端部が、ハウジング構成体101、102の接合部分から機外へとはみ出してしまうことがある。このOリング103のはみ出しは、冷媒圧縮機の外観を損なう問題を生じる。
例えば、前記冷媒圧縮機のメーカーにおいて出荷前の耐圧試験を行う際に、前述したようなOリング103の機外側へのはみ出しが発生すると、機能上は何ら問題が無いにしても、外観が出荷基準を満たさない不良品として扱われてしまう無駄があった。
このような問題は、冷媒圧縮機以外にも油圧ポンプ等のその他の流体機械においても起こり得るし、流体機械以外にも例えば各種配管の接合部分においても起こり得る。
本発明の目的は、Oリングの環状突起の先端部が、第1部材と第2部材の接合部分からはみ出すことを抑制できるシール装置を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明のシール装置では、第1部材の接合面及び第2部材の接合面の少なくとも一方には、Oリングのリング本体を境界とした環状突起側の領域に、該環状突起に沿う環状をなす退避部が、接合面間を離間するように言い換えれば接合面間に比較的大きなスペースを生み出すようにして形成されている。そして、環状突起が低圧側へと変位しようとした場合に、該環状突起が退避部内へと収容される。環状突起の少なくとも一部が退避部内へと収容されることで、該環状突起の先端部が第1部材と第2部材との接合部分からはみ出す方向へと変位することが抑制される。従って、該環状突起の先端部は、第1部材と第2部材との接合部分からはみ出し難くなる。
請求項2の発明は請求項1において、前記退避部は溝状をなしている。従って、退避部に収容された環状突起が、第1部材と第2部材との接合部分からはみ出す方向へと変位することを、該退避部の内面によって確実に当接規制できる。従って、環状突起の先端部が第1部材と第2部材との接合部分からはみ出すことを、さらに確実に防止できる。
請求項3の発明は請求項1又は2において、前記環状突起が低圧側へと変位しようとした場合に、該環状突起を退避部内へと案内する案内手段を備えている。従って、低圧側へと変位しようとする環状突起を、確実に退避部内へと収容することができる。
請求項4に記載の発明は請求項3において、前記案内手段の好適な一態様について言及するものである。即ち、退避部は、溝状をなすとともに環状突起に臨む位置に配置されている。案内手段は、環状突起に形成されているとともに退避部内へと延出配置された案内突起よりなっている。従って、環状突起が、第1部材の接合面と第2部材の接合面との間を低圧側へと変位しようとしても、該変位は、退避部内に入り込んでいる部分が該退避部の内面に当接することで阻止される。さらには、該当接により、環状突起の変位方向が退避部内へと向かう方向に大きく転換され、該環状突起は退避部内へと導き入れられることとなる。
請求項5に記載の発明は請求項4において、前記案内突起は、環状突起に沿う環状をなしている。つまり、案内突起は、環状突起に応じて環状に形成されている。従って、案内突起による環状突起の退避部内への案内を、スムーズに行うことができる。
また、前記環状突起は、環状の案内突起によって厚み言い換えれば強度が増している。ここで、例えば、Oリングをプレス成型によって製作する場合には、環状突起にバリが発生することとなる。環状突起の厚みが薄い言い換えれば強度が低いと、該環状突起におけるバリの除去作業の際に、環状突起が損傷する問題が発生し易くなる。しかし、環状突起の強度が、環状の案内突起の形成によって確保された本発明によれば、バリの除去作業時における環状突起の損傷を防止することができる。
請求項6に記載の発明は請求項3において、前記案内手段は、第1部材の接合面及び第2部材の接合面の一方に突設され、環状突起の低圧側への変位を妨げるようにして配置された案内壁よりなっている。
従って、前記環状突起が、第1部材の接合面と第2部材の接合面との間を低圧側へと変位しようとしても、該変位は案内壁に当接することで阻止される。さらには、案内壁との当接によって、環状突起の変位方向が退避部内へと向かう方向に大きく転換され、該環状突起は退避部内へと導き入れられることとなる。このように、第1部材の接合面又は第2部材の接合面に案内手段(案内壁)を設けることで、Oリングとしては、例えば特許文献1の構成(図15参照)のものをそのまま利用することができる。このようにすれば、新たにOリングを設計・製作する必要がなく、請求項3の発明つまり案内手段の具体化が容易となる。
請求項7に記載の発明は請求項1〜6のいずれか一項において、前記第1部材の接合面及び第2部材の接合面の少なくとも一方において、環状突起に臨む領域には、該環状突起の緊迫力(接合面間での狭持力)を局部的に高める緊迫部が設けられている。環状突起の緊迫力を接合面間において局部的に高めることで、シール装置のシール性能を向上させることができる。
請求項8に記載の発明は請求項1〜7のいずれか一項において、前記第1部材及び第2部材は、それぞれ流体機械のハウジングを構成するハウジング構成体である。Oリングにおいて環状突起は、リング本体の外周に沿って形成されている。このように、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明のシール装置を流体機械に適用することで、例えば、該流体機械の機内側の圧力が大きく上昇しても、Oリングの環状突起の先端部が、第1部材と第2部材の接合部分から機外へとはみ出すことを抑制できる。
請求項9に記載の発明は請求項8において、前記流体機械は空調装置の冷媒圧縮機であって、該空調装置の冷媒としては二酸化炭素が用いられている。冷媒として二酸化炭素を用いた場合には、例えばフロン冷媒を用いた場合と比較して冷媒圧縮機の機内側の圧力が遙かに高くなり、機外側との圧力差が大きくなる。従って、従来においては、前述したOリング(環状突起の先端部)の機外へのはみ出しが発生し易くなっていた。このような態様において、Oリングの機外へのはみ出しを抑制する構成(退避部)を備えることは、特に有効であると言える。
請求項1〜9の発明のシール装置によれば、Oリングの環状突起が低圧側へと変位しようとしても該環状突起は退避部内に収容されるため、該環状突起の先端部が第1部材と第2部材の接合部分からはみ出すことを抑制できる。特に、請求項8又は9の発明のシール装置によれば、Oリングの環状突起の先端部が、第1部材と第2部材の接合部分から機外へとはみ出すことを抑制でき、該はみ出しによって流体機械の外観が損なわれることを抑制できる。
以下、本発明のシール装置を、車両用空調装置の冷凍回路を構成する冷媒圧縮機に適用した第1実施形態及び第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態においては第1実施形態との相違点についてのみ説明し、同一又は相当部材には同じ番号を付して説明を省略する。
○第1実施形態
まず、流体機械としての冷媒圧縮機について説明する。
図1は冷媒圧縮機の縦断面図を示す。該図において左方を冷媒圧縮機の前方とし、右方を冷媒圧縮機の後方とする。図1に示すように、冷媒圧縮機のハウジングは、シリンダブロック11と、該シリンダブロック11の前端に接合されたフロントハウジング12と、シリンダブロック11の後端に接合されたリヤハウジング14とを備えている。つまり、シリンダブロック11、フロントハウジング12及びリヤハウジング14は、冷媒圧縮機のハウジングを構成するハウジング構成体をなしている。シリンダブロック11、フロントハウジング12及びリヤハウジング14は、複数本のスルーボルト15(一本のみ図示)によって相互に締結固定されている。シリンダブロック11とリヤハウジング14との間には、弁・ポート形成体13が介在されている。
前記ハウジング内において、シリンダブロック11とフロントハウジング12との間には、クランク室16が区画形成されている。シリンダブロック11とフロントハウジング12との間には、クランク室16を挿通するようにして、駆動軸17が回転可能に支持されている。駆動軸17は、図示しない車両のエンジンによって回転駆動される。クランク室16内において駆動軸17には、ロータ18が一体回転可能に固定されている。クランク室16内には斜板19が収容されている。斜板19は、駆動軸17にスライド移動可能でかつ傾動可能に支持されている。
前記ロータ18と斜板19との間には、ヒンジ機構20が介在されている。斜板19は、ヒンジ機構20を介したロータ18との間でのヒンジ連結、及び駆動軸17の支持により、ロータ18及び駆動軸17と同期回転可能であるとともに、駆動軸17の軸線Lに沿う方向へのスライド移動を伴いながら、駆動軸17に対して傾動可能となっている。
前記シリンダブロック11において駆動軸17の軸線L周りには、シリンダボア22が等角度間隔で前後方向(紙面左右方向)に貫通形成されている。片頭型のピストン23は、各シリンダボア22内に前後方向へ移動可能に収容されている。シリンダボア22の前後開口は、弁・ポート形成体13の前端面及びピストン23によって閉塞されており、このシリンダボア22内にはピストン23の前後方向への移動に応じて容積変化する圧縮室24が区画されている。各ピストン23は、一対のシュー25を介して斜板19の外周部に係留されている。従って、駆動軸17の回転によって斜板19が回転すると、該斜板19は駆動軸17の軸線L方向前後に揺動される。斜板19の揺動によって、ピストン23が前後方向に往復直線運動される。
前記ハウジング内において弁・ポート形成体13とリヤハウジング14との間には、吸入室26及び吐出室27がそれぞれ区画形成されている。弁・ポート形成体13には、圧縮室24と吸入室26との間に位置するように、吸入ポート28及び吸入弁29がそれぞれ形成されている。弁・ポート形成体13には、圧縮室24と吐出室27との間に位置するように、吐出ポート30及び吐出弁31がそれぞれ形成されている。
前記吸入室26の冷媒ガスは、各ピストン23の上死点位置から下死点位置側への移動により、吸入ポート28及び吸入弁29を介して圧縮室24に吸入される。圧縮室24に吸入された冷媒ガスは、ピストン23の下死点位置から上死点位置側への移動により所定の圧力にまで圧縮され、吐出ポート30及び吐出弁31を介して吐出室27に吐出される。なお、車両用空調装置の冷媒としては二酸化炭素が用いられている。
前記圧縮機のハウジング内には、抽気通路32及び給気通路33並びに制御弁34が設けられている。抽気通路32はクランク室16と吸入室26とを接続する。給気通路33は吐出室27とクランク室16とを接続する。給気通路33の途中には制御弁34が配設されている。制御弁34の開度を調節することで、給気通路33を介したクランク室16への高圧な吐出ガスの導入量と、抽気通路32を介したクランク室16からのガス導出量とのバランスが制御され、クランク室16の内圧が決定される。クランク室16の内圧の変更に応じて、ピストン23を介したクランク室16の内圧と圧縮室24の内圧との差が変更され、斜板19の傾斜角度が変更される結果、ピストン23のストローク即ち冷媒圧縮機の吐出容量が調節される。
次に、前記冷媒圧縮機に適用されたシール装置39,40、詳しくは第1部材としてのフロントハウジング12と第2部材としてのシリンダブロック11との接合部分に用いられるシール装置39、及び第1部材としてのシリンダブロック11と第2部材としてのリヤハウジング14との接合部分に用いられるシール装置40について、図1の円A中を拡大して示す図2に従って説明する。
なお、前記フロントハウジング12とシリンダブロック11との接合部分に用いられるシール装置39については、シリンダブロック11とリヤハウジング14との接合部分に用いられるシール装置40と同様な構成であるため、図2に示す相当部材に括弧書きで番号を付して、詳細な説明は省略する。
図2に示すように、前記シリンダブロック11の後端における円環状の接合面51と、リヤハウジング14の前端における円環状の接合面50との間には、Oリング43が介在されている。Oリング43は、例えば水素化アクリロニトリル・ブタジエンゴム等のゴム製であって、例えばプレス成型によって製作されている。Oリング43は、断面が円形でかつ平面が円環状をなすリング本体42と、該リング本体42の外周に沿ってつまり該リング本体42の低圧側たる機外側に沿って形成された円環状の環状突起41とからなっている。「背景技術」においても述べたように、環状突起41を備えたOリング43は冷媒ガスが透過し難くなり、該環状突起41を備えない場合と比較して、シール装置40のシール性能が向上される。
前記リヤハウジング14の接合面50には、円環状の本体収容溝44が形成されている。本体収容溝44内には、Oリング43のリング本体42が収容保持されている。リヤハウジング14の接合面50において、本体収容溝44よりも機外側の領域、つまりOリング43のリング本体42を境界とした環状突起41側の領域には、該環状突起41に沿う円環状をなす退避部としての退避溝46が形成されている。つまり、退避溝46は、接合面50と接合面51との間を離間するようにして形成されて、該接合面50と接合面51との間に比較的大きなスペースを生み出している。退避溝46は、環状突起41の先端部41aの最先端位置に対して臨む位置に配置されている。
前記環状突起41において先端部41aの最先端位置には、案内手段としての案内突起47が形成されており、該案内突起47は退避溝46内へと延出配置されている。案内突起47は、環状突起41の先端部41aに沿う円環状をなしている。Oリング43において、環状突起41の先端部41a及び案内突起47よりなる部分は、実質的に断面円形をなしている。従って、環状突起41の先端部41a及び案内突起47において、Oリング43の最外周部を構成する面は、機外側に向かう凸曲面43aとなっている。
さて、例えば、前記冷媒圧縮機の機内側の圧力が大きく上昇して、Oリング43に作用する圧力負荷が大きくなると、環状突起41の先端部41aが、接合面50と接合面51との間を機外側へと変位しようとする。しかし、該先端部41aの機外側への変位は、退避溝46内に入り込んでいる案内突起47が、凸曲面43aを構成する面において退避溝46の内面46aに対して当接することで阻止される。
さらには、図2において二点鎖線で示すように、前述した環状突起41に作用する変位力により、該環状突起41の先端部41a及び案内突起47が、凸曲面43a等において退避溝46の内面46aに対して摺動しつつ、該退避溝46内での入り込みを深くする。従って、環状突起41の先端部41aの変位方向が退避溝46内へと向かう方向に大きく転換され、該先端部41aは退避溝46内へと導き入れられて該退避溝46内に収容されることとなる。よって、Oリング43の環状突起41の先端部41aが、シリンダブロック11とリヤハウジング14との接合部分から機外へとはみ出すことを防止でき、該はみ出しによって冷媒圧縮機の外観が損なわれることを防止できる。
なお、前記シール装置40と同様な構成のシール装置39を有した、フロントハウジング12とシリンダブロック11との接合部分に関しても、該接合部分からOリング43の環状突起41の先端部41aが機外へとはみ出すことを防止できる。
上記構成の本実施形態においては次のような効果も奏する。
(1)退避部は溝(退避溝46)よりなっている。従って、退避溝46に収容された環状突起41の先端部41aが機外側へと変位することを、該退避溝46の内面46aによって確実に当接規制できる。従って、例えば、退避部として機外側が開放された段差部65が用いられる態様(図11参照)と比較して、環状突起41の先端部41aが機外へとはみ出すことを、さらに確実に防止できる。
(2)Oリング43は、環状突起41の先端部41aが機外側へと変位しようとした場合に、該先端部41aを退避溝46内へと案内する案内突起47を備えている。従って、機外側へと変位しようとする環状突起41の先端部41aを、確実に退避溝46内へと収容することができる。よって、例えば、案内手段を備えない態様(例えば図12参照)と比較して、環状突起41の先端部41aが機外へとはみ出すことを、さらに確実に防止できる。
(3)接合面50と接合面51との間で挟まれる環状突起41の緊迫力(接合面50,51間での狭持力)を、退避溝46の存在によって、該退避溝46以外の領域で局部的に高めることができ、ひいてはシール装置39,40のシール性能を向上させることができる。つまり、本態様においては、接合面50において本体収容溝44と退避溝46との間の領域が、環状突起41の緊迫力を先端部41a以外において局部的に高めるための緊迫部67をなしていると言える。
(4)Oリング43において案内突起47は、環状突起41の先端部41aに沿う円環状をなしている。つまり、案内突起47は、円環状をなす環状突起41の先端部41aに応じて、円環状に形成されている。従って、案内突起47による、環状突起41の先端部41aの退避溝46内への案内を、スムーズに行うことができる。
また、前記環状突起41の先端部41aは、円環状の案内突起47によって、厚み言い換えれば強度が増している。ここで、プレス成型によって製作されるOリング43は、環状突起41の先端部41a付近にバリが発生することとなる。環状突起41において先端部41aの厚みが薄い言い換えれば強度が低いと、該先端部41aにおけるバリの除去作業の際に、環状突起41が損傷する問題が発生し易くなる。しかし、環状突起41の先端部41aの強度が、円環状の案内突起47の形成によって確保された本実施形態によれば、バリの除去作業時における環状突起41の損傷を防止することができる。
(5)本体収容溝44と退避溝46は、同じ接合面50に形成されている。従って、冷媒圧縮機のハウジングを組み立てる際には、Oリング43のリング本体42を接合面50の本体収容溝44に嵌入するとともに、該Oリング43の案内突起47を同じ接合面50の退避溝46に収容させればよい。よって、例えば、本体収容溝44と退避溝46とが異なる接合面50,51に形成されている態様(図4参照)と比較して、Oリング43のハウジング構成体に対する取付が容易となり、ひいてはハウジングの組立が容易となる。
(6)環状突起41の先端部41a及び案内突起47において、Oリング43の最外周部を構成する面は、機外側に向かう凸曲面43aとなっている。従って、環状突起41の先端部41aが機外側へと変位する際において、該先端部41a及び案内突起47が退避溝46の内面46aに対してスムーズに摺動する。よって、環状突起41の先端部41aの退避溝46内への収容を、スムーズに行うことができる。
(7)車両用空調装置の冷媒としては二酸化炭素が用いられている。冷媒として二酸化炭素を用いた場合には、例えばフロン冷媒を用いた場合と比較して冷媒圧縮機の機内側の圧力が遙かに高くなり、機外側との圧力差が大きくなって、従来においては前述したOリング43の機外へのはみ出しが発生し易くなっていた。このような態様において、Oリング43の機外へのはみ出しを防止する構成(退避溝46及び案内突起47)を備えることは、特に有効であると言える。
○第2実施形態
図3に示す第2実施形態のシール装置39,40においては、上記第1実施形態のOリング43から案内突起47が削除されている。そして、ハウジングの接合面51において退避溝46に臨む位置には、案内手段としての案内壁48が一体に突設されている。案内壁48は、Oリング43の環状突起41に沿う円環状をなしている。案内壁48は横断面三角形状をなしており、該案内壁48の機内側の面48aは接合面51に対する傾斜面となっている。
さて、例えば、前記Oリング43に作用する圧力負荷が大きくなると、環状突起41の先端部41aが機外側へと変位しようとする。しかし、先端部41aの機外側への変位は、該変位を妨げるようにして配置された案内壁48に当接することで阻止される。さらには、図3において二点鎖線で示すように、案内壁48(詳しくは傾斜面48a)との当接によって、環状突起41の先端部41aの変位方向が退避溝46内へと向かう方向に大きく転換され、該先端部41aは退避溝46内へと導き入れられて該退避溝46内に収容される。
よって、本実施形態においても上記第1実施形態と同様に、前記Oリング43の環状突起41の先端部41aが、フロントハウジング12とシリンダブロック11との接合部分、及びシリンダブロック11とリヤハウジング14との接合部分から機外へとはみ出すことを防止できる。その結果、Oリング43のはみ出しによって、冷媒圧縮機の外観が損なわれることを防止できる。
また、本実施形態においては、前記シリンダブロック11の接合面51に案内手段(案内壁48)を設けることで、Oリング43としては、例えば特許文献1の構成(図15参照)のものをそのまま利用することができる。このようにすれば、新たにOリング43を設計・製作する必要がなく、案内手段を備えることの具体化が容易となる。
なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で例えば以下の態様でも実施できる。
○図4に示すように、上記第1実施形態を変更し、退避溝46を、本体収容溝44が形成された接合面50とは異なる接合面51に形成するとともに、案内突起47を、環状突起41の先端部41aの最先端位置において退避溝46に臨む側つまり上記第1実施形態とは反対側に形成すること。
○図5に示すように、上記第2実施形態を変更し、退避溝46を、本体収容溝44が形成された接合面50とは異なる接合面51に形成するとともに、案内壁48を接合面50において退避溝46に臨む位置に形成すること。
○図6に示すように、上記第2実施形態を変更し、案内壁48を削除するとともに、接合面50において本体収容溝44と退避溝46との間の円環状の領域50aを凸曲面状とし(以下、凸曲面領域50aとする)、接合面51において凸曲面領域50aに対向する円環状の領域51aを、凸曲面領域50aに沿う凹曲面状とすること(以下、凹曲面領域51aとする)。
このようにすれば、前記凸曲面領域50aと凹曲面領域51aとで狭持された環状突起41は、特に先端部41aが退避溝46内へと向かうようにして湾曲されることとなる。従って、環状突起41の先端部41aが機外側へと変位しようとした場合、該変位は退避溝46内に向かう方向へと直接行われることとなる。つまり、本態様においては、凸曲面領域50a及び凹曲面領域51aが、案内手段をなしている。
本態様においては、例えば、前記本体収容溝44と退避溝46との間の決められた間隔において、Oリング43の環状突起41における機外側への延在長さ稼ぐことができる。これは、冷媒ガスの透過を効果的に防止できる等、シール装置39,40のシール性能の向上につながる。
○図7に示すように、図6の態様を変更し、接合面50において本体収容溝44と退避溝46との間の円環状の領域50aを、凸曲面と凹曲面とが連続する波形とし、接合面51において接合面50の領域50aに対向する円環状の領域51aを、領域50aに沿うようにして、凸曲面と凹曲面とが連続する波形とすること。このようにすれば、領域50aと領域51aとの間に挟まれる環状突起41の形状を複雑とすることができ、冷媒ガスの透過を効果的に防止できる等、シール装置39,40のシール性能の向上につながる。
○図8に示すように、上記第1実施形態を変更し、接合面50において本体収容溝44と退避溝46との間の領域に、該溝44,46に沿う円環状の溝61を形成すること(図8の態様においては複数形成されている)。このようにすれば、接合面50と接合面51との間で挟まれる環状突起41の緊迫力を、溝61の存在によって、該溝61以外の領域でさらに局部的に高めることができ、ひいてはシール装置39,40のシール性能をさらに向上させることができる。つまり、本態様においては、接合面50において本体収容溝44と退避溝46との間の領域に関し、特に溝61以外の領域が、環状突起41の緊迫力を局部的に高めるための緊迫部67をなしていると言える。
○上記第1実施形態においてOリング43は、リング本体42の接合面51寄りの部分と案内突起47の接合面51寄りの部分とが、環状突起41によって接続される構成となっていた。これを変更し、例えば図9に示すように、リング本体42において接合面50と接合面51との中間に位置する部分に環状突起41を接続し、該環状突起41の先端部41aにおいて接合面51側にも案内突起47を形成すること。なお、本態様において本体収容溝44及び退避溝46は、接合面51にも形成されている。
○図10に示すように上記第2実施形態を変更し、案内壁48を削除するとともに、接合面50及び接合面51のそれぞれにおいて、Oリング43の環状突起41に臨む領域50b,51bを、それよりも機内側の領域に対して傾斜させること。このようにすれば、接合面50(領域50b)と接合面51(50b)との間においてOリング43の環状突起41を強く挟むことができ、シール装置39,40のシール性能を向上させることができる。
なお、本態様においては、前記接合面50の領域50aにおいて機外側に位置する部分に、接合面51の領域51aとの間を狭くする段差の形成によって退避溝46が形成されている。従って、環状突起41の先端部41aが機外側へと変位すれば、該先端部41aは前述した図6の態様等と同様に、そのまま退避溝46内へと収容されることとなる。
○図11に示すように、上記第2実施形態を変更し、案内壁48を削除するとともに、退避部として、機外側が開放された段差部65を用いること。この場合、環状突起41の先端部41aが機外側へと変位すると、該先端部41aは、例えば接合面50と接合面51との間での狭持つまり圧縮変形から開放されて厚みが増し、段差部65により提供されるスペースへと収容されることとなる。
本態様の場合、前記環状突起41の先端部41aが機外側へと変位することを当接規制する面が存在しないため、該変位が大きいと、やがては先端部41aが機外へとはみ出すこととなる。しかし、接合面50と接合面51との間は、段差部65において機外側へと広げられているため、機外へとはみ出したOリング43を段差部65の空いたスペースへと戻すことができ、該はみ出し後の後始末の作業が容易となる。
○図12に示すように、上記第1実施形態を変更し、Oリング43から案内突起47を削除すること。このようにしても、環状突起41の先端部41aは、退避溝46に対応する部分において、接合面50と接合面51との間での狭持つまり圧縮変形から開放されて厚みが増すことで該退避溝46内に一部が入り込む。このため、該先端部41aは機外側へと変位する際に、退避溝46の内面46aに当接して該退避溝46内に収容される効果を期待することができる。本態様のように案内手段を備えないことで、シール装置39,40の構成の簡素化を図り得る。
○図13に示すように、上記第2実施形態を変更し、案内壁48を削除するとともに、退避部として、接合面50において接合面51との間を機外側に向けて徐々に拡開するテーパ部66を用いること。本態様では、接合面50においてテーパ部66の基端側(リング本体42側)の領域が、環状突起41の基部の緊迫力を局部的に高めるための緊迫部67をなしている。
○図14に示すように、上記第2実施形態を変更し、案内壁48を削除するとともに、退避溝46を、環状突起41の先端部41aの最先端位置よりもリング本体42寄りに配設すること。本態様では、接合面50において、退避溝46と本体収容溝44との間の領域、及び退避溝46よりも機外側の領域が、環状突起41の基部及び先端部41aの緊迫力を局部的に高めるための緊迫部67をなしている。なお、本態様において退避溝46の底面は、接合面50,51と平行な平面よりなっているが、これに限定されるものではなく、断面「V」字状或いは「U」字状等に形成してもよい。
○上記第1実施形態を変更し、Oリング43の案内突起47の先端を、退避溝46の内底面に対して予め当接させた状態とすることで、該案内突起47にも接合面50,51間のシール機能を持たせること。
○上記第1実施形態を変更し、本体収容溝44及び退避溝46を接合面51に形成すること。また、上記第2実施形態を変更し、本体収容溝44及び退避溝46を接合面51に形成するとともに、案内壁48を接合面50に形成すること。
○上記各実施形態のOリング43において、リング本体42の内周にも、該内周に沿って円環状の環状突起を形成すること。このようにすれば、Oリング43における冷媒ガスの透過を、さらに効果的に抑制することができる。
○上記各実施形態においては、フロントハウジング12とシリンダブロック11との接合部分、及びシリンダブロック11とリヤハウジング14との接合部分のそれぞれに、本発明を用いたシール装置39,40が適用されていた。しかし、これに限定されるものではなく、フロントハウジング12とシリンダブロック11との接合部分、及びシリンダブロック11とリヤハウジング14との接合部分の一方に本発明のシール装置を適用し、他方には例えばガスケットを用いたシール装置を適用してもよい。
○上記各実施形態においては、冷媒圧縮機に用いられるハウジングのシール装置39,40に具体化されていた。これを変更し、冷媒圧縮機以外の流体機械(例えば油圧ポンプ)に用いられるハウジングの接合部分に、本発明のシール装置を適用してもよい。また流体機械に限らず、例えば各種配管の接合部分に、本発明のシール装置を適用してもよい。
○上記各実施形態では、リング本体42の外周が低圧側となっていたが、例えば真空容器等のシールに本発明のシール装置を用いた場合、リング本体の内周側が低圧側となる。この場合には、リング本体において少なくとも内周に環状突起を形成することとなり、案内手段及び退避溝は、リング本体及び本体収容溝よりも内周側に配置されることとなる。
上記各実施形態又は別例より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)前記退避部は前記低圧側が開放された段差状をなしている請求項1に記載のシール装置。
(2)請求項1〜9のいずれか一項に記載のシール装置を備えた流体機械。
(3)第1部材の環状の接合面と第2部材の環状の接合面との間に介在されるOリングであって、断面が円形でかつ平面が環状をなすリング本体と、該リング本体の外周及び内周のうち少なくとも低圧側に配置される一方に沿って形成された環状突起と、該環状突起において一方の前記接合面に向かって突出形成された案内突起とからなることを特徴とするOリング。
本発明の第1実施形態に従う冷媒圧縮機の縦断面図。 図1の円A中の拡大図。 本発明の第2実施形態に従うシール装置の断面拡大図。 別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 別の別例のシール装置の断面拡大図。 従来のシール装置の断面拡大図。
符号の説明
11…フロントハウジングとの接合関係では第2部材をなし、リヤハウジングとの接合関係では第1部材をなす、ハウジング構成体としてのシリンダブロック、12…シリンダブロックとの接合関係で第1部材をなすハウジング構成体としてのフロントハウジング、14…シリンダブロックとの接合関係で第2部材をなすハウジング構成体としてのリヤハウジング、39,40…シール装置、41…環状突起、42…リング本体、43…Oリング、46…退避部としての退避溝、47…第1実施形態の案内手段としての案内突起、48…第2実施形態の案内手段としての案内壁、50…フロントハウジングとシリンダブロックとの接合関係ではフロントハウジングの接合面であり、シリンダブロックとリヤハウジングとの接合関係ではリヤハウジングの接合面、51…シリンダブロックの接合面。

Claims (9)

  1. 第1部材の環状の接合面と第2部材の環状の接合面との間にOリングが介在されてなり、該Oリングは、断面が円形でかつ平面が環状をなすリング本体と、該リング本体の外周及び内周のうち少なくとも低圧側に位置する一方に沿って形成された環状突起とを備えたシール装置において、
    前記第1部材の前記接合面及び前記第2部材の前記接合面の少なくとも一方には、前記Oリングの前記リング本体を境界とした前記環状突起側の領域に、該環状突起に沿う環状をなす退避部が、前記接合面間を離間するようにして形成されており、前記環状突起が低圧側へと変位しようとした場合に、該環状突起が前記退避部内へと収容されることを特徴とするシール装置。
  2. 前記退避部は溝状をなしている請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記環状突起が低圧側へと変位しようとした場合に、該環状突起を前記退避部内へと案内する案内手段を備えた請求項1又は2に記載のシール装置。
  4. 前記退避部は、溝状をなすとともに前記環状突起に臨む位置に配置されており、前記案内手段は、前記環状突起に形成されているとともに前記退避部内へと延出配置された案内突起よりなっている請求項3に記載のシール装置。
  5. 前記案内突起は、前記環状突起に沿う環状をなしている請求項4に記載のシール装置。
  6. 前記案内手段は、前記第1部材の前記接合面及び前記第2部材の前記接合面の一方に突設され、前記環状突起の低圧側への変位を妨げるようにして配置された案内壁よりなっている請求項3に記載のシール装置。
  7. 前記第1部材の前記接合面及び前記第2部材の前記接合面の少なくとも一方において、前記環状突起に臨む領域には、該環状突起の緊迫力を局部的に高めるための緊迫部が設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載のシール装置。
  8. 前記第1部材及び前記第2部材は、それぞれ流体機械のハウジングを構成するハウジング構成体であって、前記Oリングにおいて前記環状突起は、前記リング本体の外周に沿って形成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載のシール装置。
  9. 前記流体機械は空調装置の冷媒圧縮機であって、該空調装置の冷媒としては二酸化炭素が用いられている請求項8に記載のシール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012233503A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Nok Corp ガスケット
JP2017031886A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 スクロール圧縮機

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