JPWO2004001611A1 - サーバ装置、電子機器、外部機器とそれらを用いた情報処理システム、電子機器の設定・状態取得方法 - Google Patents

サーバ装置、電子機器、外部機器とそれらを用いた情報処理システム、電子機器の設定・状態取得方法 Download PDF

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Abstract

電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムであって、電子機器は、その電子機器の動作情報をサーバ装置から取得し、その動作情報に基づいて動作を行うように指示する。サーバ装置は、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とを外部機器から受信し、それらの情報を蓄積する。外部機器は、電子機器識別子と動作情報との入力を受け付け、外部機器識別子と動作情報とをサーバ装置に送信する。かかる情報処理システムにより、外部機器から電子機器に直接的にアクセスすることなく、電子機器の動作情報が設定、取得でき、セキュリティが向上する。

Description

本発明は、遠隔から電子機器の各種設定を行ったり電子機器の状態を取得したりする情報処理システムとそれに用いるサーバ装置、電子機器、外部機器、そのような設定や状態取得の方法に関する。
携帯端末には家庭のビデオを遠隔から操作して、ビデオ録画を行えるものがある。家庭でテレビ番組などの録画予約を忘れた場合でも、かかる携帯端末により外出先から録画予約が可能である。また、携帯端末には、家庭のエアコンを遠隔から操作して、外出先から電源を入れることができるものがある。かかる携帯端末を使えば、ユーザが家に帰るときには快適な室温になっており、非常に便利である。
一方、インターネットの利用が普及してきている。また、IP(Internet Protocol)がバージョン6になることが予測される。このような背景のもと、家庭内の多くの電子機器がインターネットに接続されることが予測される。
しかしながら、上記の従来技術における情報処理システムでは、例えば、家庭の外部に存在する機器である外部機器から家庭内の電子機器にインターネットを利用して直接アクセスできる。そのため、セキュリティー上問題がある。つまり、想定していない外部機器や、悪意のあるユーザの外部機器が、家庭内の電子機器の動作設定や状態取得をすることが起こり得る。
本発明は、電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムとそれらを構成する各機器である。電子機器は、その電子機器が動作を行うための情報である動作情報をサーバ装置から取得する動作情報取得部(取得部)と、その取得部で取得した動作情報に基づいて動作を行うように指示をする動作制御部とを具備する。外部機器は、外部機器を識別する情報である外部機器識別子を格納している外部情報格納部(第1格納部)と、電子機器を識別する情報である電子機器識別子と動作情報との入力を受け付ける設定情報受付部(第1受付部)と、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とをサーバ装置に送信する動作設定情報送信部(第1送信部)とを具備する。サーバ装置は、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報を有する動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納している動作情報管理表格納部(第2格納部)と、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とを外部機器から受信する動作設定情報受信部(第1受信部)と、第1受信部が受信した外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とに基づいて動作情報管理表を更新する動作情報更新部(第1更新部)とを具備する。
また、電子機器は、その電子機器を識別する情報である電子機器識別子を格納している電子機器識別子格納部(第3格納部)と、その電子機器の状態を示す情報である状態情報を格納している状態情報格納部(第4格納部)と、電子機器識別子と状態情報とをサーバ装置に送信する電子機器状態情報送信部(第4送信部)とを具備する。サーバ装置は、外部機器を識別する情報である外部機器識別子と電子機器識別子と状態情報とを有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している状態情報管理表格納部(第5格納部)と、電子機器識別子と状態情報とを電子機器から受信する電子機器状態情報受信部(第3受信部)と、第3受信部で受信した電子機器識別子と状態情報とに基づいて状態情報管理表を更新する状態情報更新部(第2更新部)とを具備する。外部機器は、外部機器識別子を格納している外部情報格納部(第6格納部)と、電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける状態取得情報受付部(第4受付部)と、第6格納部に格納されている外部機器識別子と第4受付部で受け付けた状態取得情報を有する状態取得命令をサーバ装置に送信する状態取得命令送信部(第5送信部)と、状態取得命令に基づいて取得した状態情報を受信する状態情報受信部(第4受信部)とを具備する。
図1は本発明の実施の形態1における情報処理システムのシステム構成図である。
図2は本発明の実施の形態1における情報処理システムのブロック図である。
図3は本発明の実施の形態1における電子機器の動作を説明するフローチャートである。
図4は本発明の実施の形態1におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャートである。
図5は本発明の実施の形態1におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャートである。
図6は本発明の実施の形態1における外部機器の動作を説明するフローチャートである。
図7は本発明の実施の形態1における具体的な情報処理システムのシステム構成図である。
図8は本発明の実施の形態1における動作情報管理表の例を示す図である。
図9A〜Cは本発明の実施の形態1における外部機器のユーザーインターフェイスの例を示す図である。
図10は本発明の実施の形態1における設定情報の構造の例を示す図である。
図11は本発明の実施の形態1における設定情報の例を示す図である。
図12は本発明の実施の形態1における動作情報管理表の例を示す図である。
図13は本発明の実施の形態1における動作情報管理表の例を示す図である。
図14は本発明の実施の形態2における情報処理システムのシステム構成図である。
図15は本発明の実施の形態2における情報処理システムのブロック図である。
図16は本発明の実施の形態2における電子機器の動作を説明するフローチャートである。
図17は本発明の実施の形態2におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャートである。
図18は本発明の実施の形態2における外部機器の動作を説明するフローチャートである。
図19は本発明の実施の形態2における状態情報管理表の例を示す図である。
図20は本発明の実施の形態2における状態情報管理表の例を示す図である。
図21は本発明の実施の形態2における外部機器である携帯電話の、状態情報の出力例を示す図である。
図22は本発明の実施の形態3における情報処理システムのシステム構成図である。
図23は本発明の実施の形態3における情報処理システムのブロック図である。
図24は本発明の実施の形態3における電子機器の動作を説明するフローチャートである。
図25は本発明の実施の形態3におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャートである。
図26は本発明の実施の形態3における外部機器の動作を説明するフローチャートである。
図27は本発明の実施の形態3における具体的な情報処理システムのシステム構成図である。
図28は本発明の実施の形態4における情報処理システムのブロック図である。
図29は本発明の実施の形態4におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャートである。
図30は本発明の実施の形態4における具体的な情報処理システムのシステム構成図である。
図31は本発明の実施の形態4における動作情報管理表の例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、同一の符号を用いた構成要素やフローチャートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説明したものについて説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る情報処理システムのシステム構成図である。本システムは、電子機器11、ルーター12、サーバ装置13と外部機器14を有する。電子機器11は、ネットワークに接続される電子機器であり、コンピュータ、ビデオ、冷蔵庫、テレビ、セットトップボックス(STB)、電子レンジなど種々考えられる。ルーター12は、電子機器11をインターネットに接続する機能を果たし、経路制御機能やネットワークアドレス変換機能(NAT)などを有する。サーバ装置13は、電子機器11の動作情報等を有する動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納している。サーバ装置13は、インターネットに接続されている。外部機器14は、電子機器11とは遠隔の地点に存在する。外部機器14は、携帯端末が好適であるが、ある家庭内やオフィスに固定して設置されていても良い。外部機器14は、無線または有線によりインターネットに接続される。
図2は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。電子機器11は、動作情報取得部(以下、取得部)1101、動作制御部(以下、制御部)1102、動作部1103を有する。サーバ装置13は、動作情報管理表格納部(以下、格納部)1301、動作設定情報受信部(以下、受信部)1302、動作情報更新部(以下、更新部)1303、送信部1304を有する。外部機器14は、外部情報格納部(以下、格納部)1401、設定情報受付部(以下、受付部)1402、動作設定情報送信部(以下、送信部)1403、受信部1404、報知部1405を有する。
電子機器11において、取得部1101は、電子機器11が動作を行うための情報である動作情報をサーバ装置13から取得する。動作情報とは、例えば、電源をONにする命令、電源をOFFにする命令、録画予約を行うための命令などの動作命令や、電子機器11に設定される設定情報などである。電子機器11が録画機能を有するビデオ等である場合に、録画予約を行うための命令は利用価値が高い。また、設定情報とは、電子機器11が放送を受信するための放送地域コードや、電子機器11が外部の装置と通信するためのPOPアドレスやDNSアドレスなどの通信設定情報などである。ここで外部の装置とは例えば、インターネット上の他の装置等である。電子機器11がチューナを具備し、放送を受信する機能を有する場合に、放送地域コードを参照してチューナの各チャンネルに周波数と放送局名を設定する。これにより、電子機器11は、放送を受信できる。また、ここでの取得とは、電子機器11が受け身で動作情報を受信する場合、電子機器11が積極的に検索を行って動作情報を取得する場合を含む。また、取得部1101が動作情報を取得するタイミングは特に限定されない。取得部1101は、定期的に動作情報を取得することが好適であるが、ユーザからのトリガーがあった場合に、動作情報を取得しても良いし、サーバ装置13からの通知により動作情報を取得しても良い。取得部1101は、通常、無線または有線の通信装置(モデムとそのドライバーソフト等)と上記動作の制御ソフトにより構成される。また、ソフトウェアで構成するところをハードウェア(電子回路)で構成しても良い。また、取得部1101は、通信装置ではなく、放送を受信する装置により構成してもよい。
制御部1102は、取得部1101で取得した動作情報に基づいて動作を行うように指示をする。制御部1102が指示をするタイミングは特に限定されない。また、動作情報の内容によって、制御部1102が指示をするタイミングが異なる場合があり得る。例えば、動作情報がビデオ録画の命令であった場合、制御部1102は、その命令に含まれる録画開始時刻に録画動作を開始することを指示する。また、動作情報が電源ONの命令であった場合、制御部1102は直ちに電源ON(主電源ON)にするように指示するかもしれない。さらに、動作情報が通信設定情報である場合は、制御部1102は、ユーザからの通信開始指示があった場合に、設定されている通信設定情報により通信を行うように指示する。なお、制御部1102が取得した動作情報に基づいて、その情報を取得すると直ちに動作指示しない場合、動作情報は、図示しない記憶媒体に蓄積される。この記憶媒体は、不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記憶媒体でも良い。制御部1102は、通常、ソフトウェアにより実現されるが、ハードウェアにより実現されても良い。
動作部1103は、各種動作を行う。動作部1103が行う動作は、電子機器11によって異なる。例えば、電子機器11がビデオの場合、動作部1103は、電源ON、電源OFF、録画、再生などの機能を有する。動作部1103は、通常、ソフトウェアとハードウェアにより構成される。
サーバ装置13において、格納部1301は、動作情報管理表を格納している。動作情報管理表は外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とを有する動作情報管理レコードを1以上有する。外部機器識別子は外部機器14を識別する情報であり、電子機器識別子は電子機器11を識別する情報である。格納部1301は、不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
受信部1302は、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報を含む動作設定情報を外部機器14から受信する。受信部1302は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送を受信する装置で構成しても良い。
更新部1303は、受信部1302が受信した動作設定情報に基づいて格納部1301の動作情報管理表を更新する。この更新とは、動作情報管理表にレコードを追加することや、レコードのある属性値を修正すること等を含む。更新部1303は、通常、図示しないCPU(中央演算素子)とそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
送信部1304は外部機器14にサーバ装置13における処理が終了した時、その状況を送信する。また、動作情報を電子機器11に送信する。送信部1304は受信部1302と一体に構成してもよい。
外部機器14において、格納部1401は、外部機器識別子を格納している。格納部1401は、不揮発性の記憶媒体で構成するのが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。なお、外部機器識別子とは、外部機器を識別する情報であれば何でも良い。例えば、外部機器のIPアドレス、MACアドレス、または外部機器が携帯電話である場合の電話番号等である。
受付部1402は、電子機器識別子と動作情報を有する設定情報の入力を受け付ける。設定情報は、ユーザから入力された情報であっても、他の機器から送信された情報であっても良い。つまり、入力の受付とは、情報の受信を含む。受付部1402は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部1402は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部1402は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部1403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子と、受付部1402で受け付けた設定情報を有する動作設定情報をサーバ装置13に送信する。動作設定情報をサーバ装置13に送信するタイミングはとくに限定されない。通常、外部機器14のユーザ指示に基づいて、動作設定情報をサーバ装置13に送信する。また、外部機器14が、定期的に動作設定情報をサーバ装置13に送信するようにしても良い。送信部1403は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
受信部1404はサーバ装置13における処理結果を受信する。
報知部1405は受信部1404が受信した結果を音声や表示によりユーザに報知する。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器11の動作について図3を用いて説明する。
(S301)取得部1101は、電子機器11が動作を行うための情報である動作情報をサーバ装置13から取得する時刻になったか否かを判断する。例えば、取得部1101は、定期的に動作情報を取得することを試みる。取得する時刻になればS302に行き、取得する時刻でなければS301に戻る。
(S302)取得部1101は、サーバ装置13に接続する。
(S303)取得部1101は、サーバ装置13から動作情報を取得する。
(S304)制御部1102は、S303で取得した動作情報がすぐに実行すべき情報か否かを判断する。この判断方法は種々ある。例えば、動作情報が動作開始時刻を含む場合がある。かかる場合、制御部1102は、動作情報中の動作開始時刻をチェックして、現在時刻が動作開始時刻と一致する、または現在時刻が動作開始時刻を過ぎている場合に動作情報中の命令を実行すると判断する。また、動作情報中には動作開始時刻が含まれない場合がある。かかる場合、動作情報が有する命令に対応する動作開始時刻(動作開始タイミング)を電子機器11が保持しており、その動作開始時刻に動作を開始すると判断する場合がある。すぐに実行すると判断した場合はS305に進み、すぐに実行しないと判断した場合はS306に進む。
(S305)制御部1102は動作部1103に動作情報が示す動作を行うことを指示し、動作部1103は動作情報が示す動作を行う。
(S306)取得部1101は、S303で取得した動作情報を蓄積する。なお、蓄積した動作情報は、実行すべき時刻、またはタイミングがくれば、実行される。すなわち動作情報が有する命令が実行される。
図3において、電子機器11は定期的に動作情報を取得するが、動作情報の取得タイミング、アルゴリズムは特に限定されない。また、電子機器11がサーバ装置13から動作情報を取得する際に、通常は、電子機器11がサーバ装置13に動作情報を送信する要求である送信要求を出す。この送信要求に対応して、サーバ装置13は、動作情報を電子機器11に送信する。
次に、サーバ装置13が外部機器14から動作設定情報を受信して蓄積する動作について図4を用いて説明する。
(S401)受信部1302は、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報を有する動作設定情報を外部機器14から受信したか否かを判断する。動作設定情報を受信すればS402に進み、動作設定情報を受信しなければS401に戻る。
(S402)更新部1303は、S401で受信した動作設定情報が有する外部機器識別子と電子機器識別子に基づいて、S401で受信した動作設定情報が適正な情報か否かを判断する。適正な情報であればS403に進み、適正な情報でなければS405に進む。
(S403)更新部1303は、S401で受信した動作設定情報を蓄積する。この蓄積とは、例えば、格納部1301に格納されている動作情報管理表にレコードを追加することを言う。また、蓄積とは、例えば、格納部1301に格納されている動作情報管理表のレコードを更新することを言う。すなわち、更新部1303はレコードが有する1以上の属性値を変更する。
(S404)送信部1304により、サーバ装置13は、正常処理した旨の情報を外部機器14に送信する。なお、正常処理した旨の情報は、例えば、予め、サーバ装置13に格納されている。
(S405)送信部1304により、サーバ装置13は、外部機器14がサーバ装置13にアクセス不可である旨の情報を外部機器14に送信する。なお、アクセス不可である旨の情報は、例えば、予め、サーバ装置13に格納されている。また、図4において、S404、S405のサーバ装置13から外部機器14にメッセージを送信する動作は無くても良い。
次に、サーバ装置13が、電子機器11の要求に対応して動作情報を送信する動作について、図5を用いて説明する。
(S501)サーバ装置13は、電子機器11から動作情報の送信要求があったか否かを判断する。送信要求があればS502に進み、送信要求がなければS501に戻る。
(S502)サーバ装置13は、S501の送信要求に基づいて、送信要求を出した電子機器11が適正な電子機器か否かを判断する。この判断は、例えば、以下の方法により行う。送信要求が電子機器識別子を有する。そして、サーバ装置13が有する動作情報管理表の中に、送信要求が含む電子機器識別子が格納されていれば、その送信要求を出した電子機器を適正な電子機器と判断する。動作情報管理表の中に電子機器識別子が格納されていなければ、送信要求を出した電子機器を不適正な電子機器と判断する。送信要求を出した電子機器11が適正な電子機器であればS503に進み、送信要求を出した電子機器11が適正な電子機器でなければS504に進む。
(S503)サーバ装置13は、送信部1304で動作情報を電子機器11に送信する。
(S504)サーバ装置13は、エラーメッセージを送信部1304で電子機器11に送信する。なお、エラーメッセージは、例えば、予めサーバ装置13が保持している。但し、図5において、エラーメッセージを送信する動作は必須ではない。
次に、外部機器14からサーバ装置に動作設定情報を送信する動作について図6を用いて説明する。
(S601)受付部1402は、電子機器識別子と動作情報を有する設定情報の入力を受付けたか否かを判断する。設定情報の入力を受け付ければS602に進み、設定情報の入力を受け付けなければS601に戻る。なお、設定情報の入力の受け付けとは、一連の入力の受け付けを言い、例えば、サーバ装置13に設定情報を送信する命令の受け付けも含む。
(S602)送信部1403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子を取得し、その外部機器識別子とS601で受け付けた設定情報を有する動作設定情報をサーバ装置13に送信する。
(S603)受信部1404が、サーバ装置13における処理結果を受信したか否かを判断する。処理結果とは、S602で送信した動作設定情報が適正にサーバ装置13で処理されたか否かを示す情報である。処理結果を受信すればS604に進み、処理結果を受信しなければS603に戻る。
(S604)受信部1404がS603で受信した処理結果を報知部1405で出力する。
なお、図6において、S603、S604における処理結果の受信、出力の処理は、無くても良い。その場合、受信部1404、報知部1405は特に必要ない。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。図7は具体的な情報処理システムの構成図である。本情報処理システムは、STB11A、STB11B、エアコン11C、ルーター12、サーバ装置13、外部機器14を有する。また、STB11Aの識別子「ID」は「1」で、名前は「私のSTB」である。STB11Bの「ID」は「2」で、名前は「息子のSTB」である。エアコンの「ID」は「3」で、名前は「リビングのエアコン」である。また、ルーター12に割り当てられたグローバルIPアドレスは「132.182.5.10」である。また、STB11A、STB11B、エアコン11Cは、家庭内に存在し、ルーター12経由でインターネットに接続されている。さらに、外部機器14は、いわゆる携帯電話である。
次に、サーバ装置13が保持している動作情報管理表の例を図8に示す。動作情報管理表は、電子機器識別子、名前、動作情報、外部機器識別子、ポーリング結果の各属性値を備えた動作情報管理レコードを有する。電子機器識別子は、グローバルIPアドレスと識別子(ID)からなる。電子機器識別子は、電子機器を識別する情報である。ここでは、グローバルIPアドレスとIDにより電子機器が識別される。グローバルIPアドレスとは、外部機器14やサーバ装置13からルーター12にアクセスするためのIPアドレスである。IDは、ルーター12に接続されている電子機器を識別する情報である。名前は、各電子機器に付けられている名称(俗称)であり、この名前によりユーザが電子機器を識別する。外部機器識別子は外部機器を識別する情報であり、ここでは、携帯電話の電話番号である。ポーリング結果とは、電子機器11(ここでは、STB11A、STB11B、エアコン11C)が動作情報を取得したか否かを示す情報である。ポーリング結果が「0」の場合、電子機器11は、まだ動作情報を取得しておらず、ポーリング結果が「1」の場合、電子機器11は、すでに動作情報を取得していることを示す。なお、ポーリング結果は、サーバ装置13から電子機器11へ動作情報が送信されたことを示す情報であり、動作情報送信履歴情報とも言う。図8において、名前が「息子のSTB」の電子機器11Bの動作情報は、データが空であることを示す。つまり、「息子のSTB」の電子機器11Bは登録されているが、動作情報は設定されていない。一方、「私のSTB」などの電子機器11Aは、動作情報が設定されている。「私のSTB」の動作情報は「電源ON,録画ch140 19:00−21:00」である。この動作情報は、「私のSTB」の電源をONにし、140チャンネルの放送を19時から21時の間、録画することを指示する情報である。
以上の状態で、携帯電話からなる外部機器14から図9A〜Cに示す動作設定情報を入力し、サーバ装置13に送信する。まず、外部機器14からサーバ装置13にアクセスし、動作設定情報を送信することを伝える。この場合、外部機器14からサーバ装置13に外部機器14の電話番号「090−1111−2222」を含む情報が送信される。次に、サーバ装置13は「090−1111−2222」を含む情報を受信し、図8の表から外部機器識別子「090−1111−2222」に対応する名前の情報をすべて取得する。そして、サーバ装置13は取得した名前の情報を外部機器14に送信する。次に、外部機器14はサーバ装置13から送信された名前の情報を受信し、メニューを表示する。このメニューの表示例を図9Aに示す。なお、図9Aのメニューを構成する「終了」ボタンの情報は、サーバ装置13から送信されても良いし、予め外部機器14が保持していても良い。次に、外部機器14のユーザは、例えば図9Aのメニューから「▲2▼息子のSTB」のメニュー項目を選択する。次に、外部機器14は、「▲2▼息子のSTB」のメニュー項目にリンク付けられた画面(パネル)を図9Bのように表示する。なお、図9Bを構成するための情報は、サーバ装置13から送信されても良いし、予め外部機器14が保持していても良い。次に、外部機器14のユーザは、図9Bの画面を見ながら、図9Cのように動作情報の入力を行う。図9Cによれば、外部機器14のユーザは、「電源ON」のチェックボックスをチェックしているので、動作情報に「電源ON」の情報を含む。また、図9Cによれば、外部機器14のユーザは、「録画」のチェックボックスをチェックしているので、動作情報に「録画」の情報を含む。さらに、図9Cによれば、外部機器14のユーザは、チャンネル「18」、開始時刻「10:00」、終了時刻「12:00」を入力しているので、動作情報に「ch18 10:00−12:00」の情報を含む。つまり、図9において入力された動作情報は、「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」の情報である。
動作設定情報の構造を図10に示す。動作設定情報は、外部機器識別子、ID、動作情報を有する。外部機器識別子には、外部機器14の電話番号が代入される。携帯電話である外部機器14の電話番号は、予め外部機器14に格納されている。IDは、動作情報により制御する対象の電子機器を識別する情報である。IDは、例えば、図9Aのメニュー項目を選択した際に決定される。つまり、図9Aのメニュー項目に対応付けてIDが管理されている。図9Aのメニュー項目「▲2▼息子のSTB」に対応するIDは、「2」である。そして、動作情報は、例えば、図9Cのパネルにより入力された情報である。以上より、図9Cにおいて外部機器14から入力された動作情報を有する設定情報は、図11に示す値になる。そして、図11の設定情報がサーバ装置13に送信される。
次に、サーバ装置13は、図11の動作設定情報を受信する。そして、サーバ装置13は、外部機器識別子「090−1111−2222」、ID「2」に対応する動作情報の属性値として、「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」を蓄積する。以上の動作により、図8の動作情報管理表は、図12のように更新される。
次に、図7のSTB11A、11B、エアコン11C、またはルーター12が定期的に動作情報を、サーバ装置13にポーリングにより取得する動作を行う。すると、STB11A等は、各々対応する動作情報を図12の動作情報管理表から取得して、実行、または/および蓄積する。そして、電子機器により取得された一部の動作情報に対応するポーリング結果の属性値は、図12の動作情報管理表において、「0」から「1」に更新される。つまり、更新部1303は、電子機器へ動作情報が送信された場合に動作情報送信履歴情報(ポーリング結果)をも更新する。ポーリング結果が更新された動作情報管理表を図13に示す。
以上、本実施の形態によれば、携帯電話等の外部機器から、例えば、家庭内にあるインターネットに接続された電子機器の動作設定等を行う場合に、サーバ装置経由で行うので、外部機器から直接、電子機器にアクセスされることがなく、セキュリティーが担保される。
なお、本実施の形態において、電子機器識別子を構成する一部の情報として、IPVer4のグローバルIPアドレスを例に説明したが、電子機器識別子はIPVer6のグローバルIPアドレスなど、電子機器とサーバ装置等が通信するため情報であれば何でも良い。また、特に、電子機器識別子は、IPバージョン6のIPアドレスのホストアドレスを有しても良い。これは、他の実施の形態においても同様である。
また、外部機器14は携帯電話であり、外部機器識別子は携帯電話の電話番号を用いて説明したが、外部機器14は、デスクトップコンピュータや、携帯用のノート型パソコンなどでも良く、外部機器識別子は外部機器を識別できる情報であれば何でも良い。例えば、外部機器識別子はIPVer6のグローバルIPアドレスなどでも良い。これは、他の実施の形態においても同様である。
さらに、本実施の形態において説明した電子機器11、外部機器14、サーバ装置13の動作をソフトウェアに記述し、汎用な機器を制御してもよい。そのようなソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードによりそのソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記憶媒体に記録して流布しても良い。このことも、すべての実施の形態において同様である。
(実施の形態2)
図14は、実施の形態2に係る情報処理システムのシステム構成図である。電子機器141、ルーター12、サーバ装置143と外部機器144とを有する。電子機器141は、ネットワークに接続される電子機器であり、コンピュータ、ビデオ、冷蔵庫、テレビ、セットトップボックス(STB)、電子レンジなど種々考えられる。ルーター12は、実施の形態1におけるルーターと同様である。サーバ装置143は、電子機器の状態を示す情報である状態情報等を有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している。サーバ装置143は、インターネットに接続されている。外部機器144は、電子機器141とは遠隔の地点に存在する電子機器であり、携帯端末が好適であるが、ある家庭内やオフィスに固定して設置されていても良い。外部機器144は、無線または有線によりインターネットに接続される。
図15は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。電子機器141は、電子機器識別子格納部(以下、格納部)14101、状態情報格納部(以下、格納部)14102、電子機器状態情報送信部(以下、送信部)14103、判断部14104、出力部14105を有する。サーバ装置143は、状態情報管理表格納部(以下、格納部)14301、電子機器状態情報受信部(以下、受信部)14302、状態情報更新部(以下、更新部)14303、構成部14304、送信部14305を有する。外部機器144は、格納部1401、状態取得情報受付部(以下、受付部)14402、状態取得命令送信部(以下、送信部)14403、状態情報受信部(以下、受信部)14404、状態情報出力部(以下、出力部)14405を有する。
電子機器141において、格納部14101は、電子機器141を識別する情報である電子機器識別子を格納している。格納部14102は、電子機器141の状態を示す情報である状態情報を格納している。格納部14101、14102は不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
送信部14103は、電子機器識別子と状態情報とを有する電子機器状態情報をサーバ装置143に送信する。送信部14103は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。なお、送信部14103が電子機器状態情報をサーバ装置143に送信するタイミングは特に限定されない。
判断部14104は、サーバ装置143から電子機器状態情報の処理結果を受信したか否かを判断する。また、受信した処理結果がエラーである旨を示す情報か否かを判断する。判断部14104は、通常、図示しないCPU(中央演算素子)とそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
出力部14105は、判断部14104が受信した処理結果がエラーである旨を示す情報であると判断した時、受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力する。
サーバ装置143において、格納部14301は、前述の状態情報管理表を格納している。状態情報管理表は、外部機器を識別する情報である外部機器識別子と電子機器識別子と状態情報とを有する状態情報管理レコードを1以上有する。格納部14301は、不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
受信部14302は、電子機器状態情報を電子機器141から受信する。受信部14302は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送を受信する装置(チューナーとそのドライバーソフト等)で構成しても良い。
更新部14303は、受信部14302で受信した電子機器状態情報に基づいて状態情報管理表を更新する。更新部14303は、通常、図示しないCPU等とそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
構成部14304は、格納部14301、受信部14302、更新部14303における処理が正常に終了したか否かに応じ、電子機器141に送信するメッセージを構成する。
送信部14305は構成部14304の構成したメッセージを電子機器141に送信する。
外部機器144において、受付部14402は、電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける。状態取得情報は、ユーザから入力された情報であっても、他の機器から送信された情報であっても良い。つまり、入力の受付とは、受信を含む。受付部14402は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部14402は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部14402は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部14403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子と受付部14402で受け付けた状態取得情報とを有する状態取得命令を、サーバ装置143に送信する。送信部14403は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
受信部14404は、状態取得命令に基づいて取得した状態情報を、サーバ装置143から受信する。受信部14404は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送を受信する装置で構成しても良い。
出力部14405は、受信部14404が受信した状態情報を出力する。この出力とは、通常、ディスプレイへの表示であるが、音声出力や、プリンタへの印字、バイブレーション等による振動なども含む。また、出力とは、外部のディスプレイ装置等への状態情報の送信でも良い。出力部14405は、例えば、出力がディスプレイへの表示である場合、ディスプレイとそのドライバーソフトで構成される。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器141の動作について図16を用いて説明する。
(S1601)送信部14103は、電子機器状態情報を送信する時刻になったか否かを判断する。なおここでは、電子機器状態情報は、予め決められた時刻に定期的にサーバ装置143に送信される。但し、電子機器状態情報を送信するタイミング、条件などは他のタイミング等でも良い。例えば、電子機器141の状態情報に変化があった場合に、ただちに送信しても良い。電子機器状態情報を送信する時刻になればS1602に進み、電子機器状態情報を送信する時刻でなければS1601に戻る。
(S1602)送信部14103は、格納部14101から電子機器識別子を取得する。
(S1603)送信部14103は、格納部14102から状態情報を取得する。
(S1604)送信部14103は、S1602で取得した電子機器識別子と、S1603で取得した状態情報を用いて電子機器状態情報を構成する。
(S1605)送信部14103は、S1604で構成した電子機器状態情報をサーバ装置143に送信する。
(S1606)判断部14104が、サーバ装置143における電子機器状態情報の処理結果を受信したか否かを判断する。処理結果を受信すればS1607に進み、処理結果を受信しなければS1606に戻る。
(S1607)判断部14104が、S1606で受信した処理結果がエラーである旨を示す情報か否かを判断する。エラーであればS1608に行き、エラーでなければS1601に戻る。
(S1608)出力部14105が、S1606で受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力し、S1601に戻る。
なお、図16において、電源OFFなどの割り込みがあった場合に、処理は終了する。また、図16において、S1606からS1608の処理は、必須の処理ではなく、なくてもよい。その場合、判断部14104、出力部14105は設けなくてもよい。
次に、サーバ装置143が電子機器状態情報を受信して状態情報を蓄積する動作について図17を用いて説明する。
(S1701)受信部14302は、電子機器状態情報を受信したか否かを判断する。電子機器状態情報を受信すればS1702に進み、電子機器状態情報を受信しなければS1701に戻る。
(S1702)更新部14303は、S1701で受信した電子機器状態情報から、電子機器状態情報を送信した電子機器が適正な電子機器か否かを判断する。この判断方法は種々の判断方法が考えられる。例えば、電子機器状態情報が有する電子機器識別子が状態情報管理表に存在するか否かにより判断する。つまり、更新部14303は、状態情報管理表にその電子機器識別子が存在すれば電子機器状態情報を送信した電子機器が適正な電子機器であると判断する。状態情報管理表にその電子機器識別子が存在しなければ電子機器状態情報を送信した電子機器が不適正な電子機器であると判断する。適正な電子機器であると判断した場合はS1703に進み、不適正な電子機器であると判断した場合はS1706に飛ぶ。
(S1703)更新部14303は、S1701で受信した電子機器状態情報から状態情報を取得する。
(S1704)更新部14303は、S1703で取得した状態情報を、状態情報管理表中の対応する箇所に蓄積する。対応する箇所とは、状態情報が格納されるべきレコードの属性値が記録されているアドレス等である。
(S1705)構成部14304は、正常終了した旨のメッセージを構成する。
(S1706)構成部14304は、エラーメッセージを構成する。
(S1707)送信部14305は、S1705またはS1706で構成したメッセージを電子機器141に送信する。
なお、図17において、電源OFFなどの割り込みがあった場合に、処理を終了する。また、図17において、S1705からS1707の処理は、必須の処理ではなく、なくてもよい。その場合、構成部14304、送信部14305は設けなくてもよい。
次に、外部機器144が電子機器の状態情報を取得して出力する動作について図18を用いて説明する。
(S1801)受付部14402は、状態取得情報の入力を受け付けたか否かを判断する。状態取得情報の入力を受け付ければS1802に進み、状態取得情報の入力を受け付けなければS1801に戻る。
(S1802)送信部14403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子を取得し、その外部機器識別子とS1801で受け付けた状態取得情報とを用いて状態取得命令を構成する。
(S1803)送信部14403は、S1802で構成した状態取得命令をサーバ装置143に送信する。
(S1804)受信部14404は、状態情報を受信したか否かを判断する。状態情報を受信すればS1805に行き、状態情報を受信しなければS1804に戻る。
(S1805)出力部14405は、S1804で受信した状態情報を出力する。
なお、サーバ装置143は、外部機器144からの状態取得命令を受信すると、状態取得命令に含まれる外部機器識別子から、その外部機器が適正な外部機器(管理されている外部機器)か否かを判断する。適正な外部機器であれば、その外部機器識別子に対応する状態情報を外部機器に送信する。これは、サーバクライアントモデルを構成するクライアント装置からサーバ装置への従来技術における情報検索の処理であるので、詳細な説明は省略する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。図14に示す情報処理システムの構成図において、電子機器141は、セットトップボックス(STB)であり、外部機器144は携帯電話である。電子機器141には、録画情報がセットされており、かつ電源はONの状態である。例えば、電子機器141の格納部14102には、「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」が格納されている。この状態情報は、電源がONの状態であり、テープがセットされており、録画予約の情報が「24チャンネルの放送を19:00から20:00まで録画する。」という意味である。格納部14101には、「ID=1」が格納されている。そして、サーバ装置143の状態情報管理表は、図19に示す構成となっている。図19の状態情報管理表は、電子機器識別子、名前、動作情報、外部機器識別子の属性値からなる状態情報管理レコードを有する。電子機器識別子、名前、外部機器識別子は、実施の形態1において図8を用いて説明したのと同様なので説明を省略する。図19において、名前が「家のSTB」の電子機器の状態情報は、データが空であることを示す。つまり、「家のSTB」の電子機器は登録されているが、状態情報は設定されていない。
以上の状態において、例えば、電子機器141は、定期的に自身の状態情報を取得して、サーバ装置143に送信する。「家のSTB」である電子機器141は、格納部14102に格納されている状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」と、電子機器141のID「1」(電子機器識別子)とを取得する。そしてそれらをサーバ装置143にルーター12経由で送信する。ルーター12には、グローバルIPアドレス「131.181.0.1」が割り当てられている。すると、ルーター12は、電子機器141が送信した状態情報とIDにグローバルIPアドレスを付加してサーバ装置143に送信する。
次に、サーバ装置143は、状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」、ID「1」、グローバルIPアドレス「131.181.0.1」を受信する。そして、サーバ装置143は、受信したグローバルIPアドレスとIDから、電子機器141が適正な機器か否かを判断する。ここでは、図19に受信したグローバルIPアドレス「131.181.0.1」が存在し、ID「1」もグローバルIPアドレス「131.181.0.1」に対応して存在する。よって、サーバ装置143は、状態情報等を送信した電子機器141を適正な電子機器であると判断する。
次に、サーバ装置143は、受信した状態情報を取り出し、グローバルIPアドレスとIDに対応する状態情報として蓄積する。その蓄積後の状態情報管理表を図20に示す。
ここで、携帯電話からなる外部機器144の電話番号は「090−7777−3333」である。そして、外部機器144から電話番号「090−7777−3333」を有する状態取得命令がサーバ装置143に送信される。次に、サーバ装置143は、電話番号「090−7777−3333」が適正な(登録されている)外部機器か否かを、状態情報管理表等からチェックし、適正であると判断する。次に、サーバ装置143は、その電話番号に対応する状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」とID「1」を有する電子機器状態情報を外部機器144に送信する。そして、外部機器144は、状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」とID「1」を有する電子機器状態情報を受信し、出力する。外部機器144における状態情報の出力例を、図21に示す。
以上、本実施の形態によれば、家庭内等遠隔地の電子機器の状態を外部のサーバ装置に蓄積し、携帯電話等の外部機器から家庭内等の電子機器の状態をその電子機器に直接アクセスせずに取得する。かかることにより、電子機器が外部から不正にアクセスされることなく、電子機器の状態を外部機器から知ることができる。
(実施の形態3)
図22は、実施の形態3に係る情報処理システムのシステム構成図である。本情報処理システムは、電子機器221、ルーター12、サーバ装置223と外部機器224を有する。電子機器221は、ネットワークに接続される電子機器であり、コンピュータ、ビデオ、冷蔵庫、テレビ、セットトップボックス(STB)、電子レンジなど種々考えられる。サーバ装置223は、電子機器の動作情報等を有する動作情報管理レコードを有する動作情報管理表を格納している。サーバ装置223は、インターネットに接続されている。外部機器224は、電子機器221とは遠隔の地点に存在する電子機器であり、携帯端末が好適であるが、ある家庭内やオフィスに固定して設置されていても良い。外部機器224は、無線または有線によりインターネットに接続される。
図23は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。電子機器221は、動作情報取得部(以下、取得部)1101、動作制御部(以下、制御部)1102、動作部1103、動作情報入力受付部(以下、受付部)22101、第二動作設定情報送信部(以下、送信部)22102、判断部22104、出力部22105を有する。サーバ装置223は、動作情報管理表格納部(以下、格納部)1301、動作設定情報受信部(以下、受信部)1302、動作情報更新部(以下、更新部)1303、動作情報取得命令受信部(以下、受信部)22301、動作情報送信部(以下、送信部)22302、構成部22304、送信部22305を有する。外部機器224は、外部情報格納部(以下、格納部)1401、設定情報受付部(以下、受付部)1402、動作設定情報送信部(以下、送信部)1403、動作情報取得情報入力受付部(以下、受付部)22401、動作情報取得命令送信部(以下、送信部)22402、動作情報受信部(以下、受信部)22403、動作情報出力部(以下、出力部)22404を有する。
電子機器221において、受付部22101は、動作情報の入力を受け付ける。この動作情報は、ユーザから入力された情報であっても、他の機器から送信された情報であっても良い。つまり、入力の受付とは、受信を含む。受付部22101は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部22101は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部22101は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部22102は、受付部22101が受け付けた動作情報と電子機器識別子を有する第二動作設定情報をサーバ装置223に送信する。なおここでは、電子機器識別子は、予め電子機器221が保持している。送信部22102は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
判断部22104は、サーバ装置223から電子機器状態情報の処理結果を受信したか否かを判断する。また、受信した処理結果がエラーである旨を示す情報か否かを判断する。判断部22104は、通常、図示しないCPUとそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
出力部22105は、判断部22104が受信した処理結果がエラーである旨を示す情報であると判断した時、受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力する。
サーバ装置223において、受信部22301は、動作情報取得命令を外部機器224から受信する。受信部22301は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
送信部22302は、受信部22301が動作情報取得命令を受信した場合に、その動作情報取得命令に対応する動作情報を取得し、外部機器224に動作情報を送信する。送信部22302は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
構成部22304は、格納部1301、受信部1302、更新部1303における処理が正常に終了したか否かに応じ、電子機器221に送信するメッセージを構成する。
送信部22305は構成部22304の構成したメッセージを電子機器221に送信する。
外部機器224において、受付部22401は、電子機器識別子を有する動作情報取得情報の入力を受け付ける。受付部22401は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部22401は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部22401は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部22402は、受付部22401が受け付けた動作情報取得情報と外部機器識別子とを有する動作情報取得命令をサーバ装置223に送信する。なお、外部機器識別子は、格納部1401に格納されている。送信部22402は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
受信部22403は、送信した動作情報取得命令に基づいて取得した動作情報を受信する。動作情報は、サーバ装置223から送信される。受信部22403は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送受信装置で構成されても良い。
出力部22404は、受信部22403で受信した動作情報を出力する。出力とは、通常は、ディスプレイへの表示を言うが、プリンタへの印字、音声出力、他の装置への送信、バイブレーションによる振動なども含む。出力部22404は、例えば、ディスプレイとそのドライバーソフトで構成される。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器221が動作情報の入力を受け付けてサーバ装置223に送信する動作について図24を用いて説明する。なお、電子機器221が動作情報をサーバ装置223から取得して、その動作情報に従って動作する処理については、実施の形態1と同様なので、ここでの説明は省略する。
(S2401)受付部22101が、動作情報の入力を受け付けたか否かを判断する。動作情報の入力を受け付ければS2402に進み、動作情報の入力を受け付けなければS2401に戻る。
(S2402)送信部22102は、電子機器221が保持している電子機器識別子を取得する。
(S2403)送信部22102は、S2401で受け付けた動作情報とS2402で取得した電子機器識別子に基づいて、第二動作設定情報を構成する。
(S2404)送信部22102は、S2403で構成した第二動作設定情報を送信する。
(S2405)判断部22104が、サーバ装置223における処理結果を受信したか否かを判断する。処理結果を受信すればS2406に進み、処理結果を受信しなければS2405に戻る。
(S2406)判断部22104が、S2405で受信した処理結果がエラーを示す結果か否かを判断する。エラーを示す結果であればS2407に進み、エラーを示す結果でなければS2401に戻る。
(S2407)出力部22105が、S2405で受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力し、S2401に戻る。
なお、図24において、電源OFFなどの割り込み信号の入力により、処理は終了する。また、図24において、S2405からS2407における処理は必須ではなく、なくてもよい。その場合、判断部22104、出力部22105は設けなくてもよい。
次に、サーバ装置223が電子機器221から第二動作設定情報を受信して蓄積する処理について図25を用いて説明する。
(S2501)受信部1302が第二動作設定情報を受信したか否かを判断する。第二動作設定情報を受信すればS2502に進み、第二動作設定情報を受信しなければS2501に戻る。
(S2502)更新部1303は、S2501で受信した第二動作設定情報に基づいて、第二動作設定情報を送信した電子機器11が適正な電子機器か否かを判断する。この判断は、例えば、以下の方法により行う。第二動作設定情報が電子機器識別子を有する。そして、サーバ装置が有する動作情報管理表の中に、第二動作設定情報が有する電子機器識別子が格納されていれば、その第二動作設定情報を送信した電子機器を適正な電子機器と判断する。動作情報管理表の中に電子機器識別子が格納されていなければ、その第二動作設定情報を送信した電子機器を不適正な電子機器と判断する。第二動作設定情報を送信した電子機器11が適正な電子機器であればS2503に進み、第二動作設定情報を送信した電子機器11が適正な電子機器でなければS2506に進む。
(S2503)更新部1303は、S2501で受信した第二動作設定情報の中から動作情報を取得する。
(S2504)更新部1303は、S2503で取得した動作情報を蓄積する。更新部1303は、第二動作設定情報が有する電子機器装置に対応する動作情報として、その動作情報を蓄積する。
(S2505)構成部22304が、正常処理を示すメッセージを構成する。
(S2506)構成部22304が、エラーメッセージを構成する。
(S2507)送信部22305が、S2505またはS2506で構成したメッセージを送信する。
なお、図25において、電源OFFなどの割り込み信号が入力された場合に、処理は終了する。また、図25において、S2505からS2507における処理は必須の処理ではなく、なくてもよい。その場合、構成部22304、送信部22305は設けなくてもよい。
次に、サーバ装置223が、外部機器224から動作情報の取得命令を受信して、動作情報をその外部機器224に送信する動作について説明する。サーバ装置223の受信部22301は、外部機器識別子を有する動作情報取得命令を受信し、外部機器識別子に対応する動作情報を動作情報管理表から検索する。送信部22302は検索した動作情報を外部機器224に送信する。なお、サーバ装置223は、受信した動作情報取得命令の有する外部機器識別子が適正な外部機器識別子である場合のみ、上記の処理を行う。つまり、サーバ装置223は、外部機器224を認証する。
次に、外部機器224が、電子機器221の動作情報を取得する動作について、図26を用いて説明する。
(S2601)受付部22401が、動作情報取得情報の入力を受け付けたか否かを判断する。動作情報取得情報の入力を受け付ければS2602に進み、動作情報取得情報の入力を受け付けなければS2601に戻る。
(S2602)送信部22402は、格納部1401に格納されている外部機器識別子を取得する。
(S2603)送信部22402は、S2601で受け付けた動作情報取得情報とS2602で取得した外部機器識別子を用いて、動作情報取得命令を構成する。
(S2604)送信部22402は、S2603で構成した動作情報取得命令をサーバ装置223に送信する。
(S2605)受信部22403は、サーバ装置223から動作情報を受信したか否かを判断する。動作情報を受信すればS2606に進み、動作情報を受信しなければS2605に戻る。
(S2606)出力部22404は、S2605で受信した動作情報を出力する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの構成図を図27に示す。本情報処理システムは、STB221A、STB221B、エアコン221C、ルーター12、サーバ装置223、外部機器224を有する。
以下、電子機器221から動作情報をサーバ装置223の動作情報管理表に設定する動作について説明する。サーバ装置223が保持している動作情報管理表の例は図8と同様である。そして、「息子のSTB」であるSTB221BのユーザがSTB221Bに動作設定を行う。ここでは電源ONと録画予約を設定する。具体的には、STB221Bのユーザが入力した動作情報は、「電源ON,録画ch18 10:00−12:00」である。つまり、STB221Bのユーザが入力した動作情報は、電源をONにして、18チャンネルの放送を10:00から12:00の間に録画する、という命令を示す情報である。そして、STB221Bは、例えば、動作情報の入力があった場合に、自動的に第二動作設定情報を構成し、その第二動作設定情報をサーバ装置223に送信する。第二動作設定情報は、動作情報「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」と、ID「2」とを有する情報である。そして、STB221Bは、動作情報「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」とID「2」とを有する情報をルーター12に送信する。ルーター12は、自身に割り付けられたグローバルIPアドレス「132.182.5.10」をSTB221Bから送られてきた情報に付与して、サーバ装置223に送信する。サーバ装置223は、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」とID「2」とにより、動作情報の設定箇所を特定して、動作情報「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」を蓄積する。そして、正常に処理した旨のメッセージをルーター12経由でSTB221Bに送信する。以上の処理により、サーバ装置223の動作情報管理表は、図12のようになる。
なお、上記の説明では、電子機器221は、第二動作設定情報の入力を受け付けた場合に、直ちにその情報をサーバ装置223に送信する。しかし入力を受け付けた際には蓄積しておいて、その蓄積している動作情報等を定期的にサーバ装置223に送信しても良い。
また、上記のように電子機器221からサーバ装置223に蓄積された動作情報は、外部機器224から取得することが可能である。また、実施の形態1における処理と同様に、外部機器224からサーバ装置223に、電子機器221の動作情報の設定が可能である。さらに、電子機器221からサーバ装置223に蓄積されている動作情報を取得することは可能である。
以上、本実施の形態によれば、携帯電話等の外部機器から、例えば、家庭内にあるインターネットに接続された電子機器の動作設定等を行う場合に、サーバ装置経由で行う。これにより、外部機器から直接、電子機器にアクセスされることがなく、セキュリティーが担保される。また、家庭内等の電子機器に対して行われた動作設定に関する情報が、その電子機器に直接にアクセスすることなく、外部機器から取得することができるので、セキュリティーが担保される。
(実施の形態4)
図28は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、電子機器221、ルーター12、サーバ装置283と外部機器224とを有する。サーバ装置283は、電子機器の動作情報等を有する動作情報管理レコードを有する動作情報管理表を格納している。サーバ装置283は、インターネットに接続されている。サーバ装置283は、電子機器221からの動作設定情報と外部機器224からの動作設定情報の両方を受信する。また電子機器221からの動作設定情報と外部機器224からの動作設定情報とのどちらの動作設定情報を優先するかに関する情報である優先情報を格納している。そして電子機器221からの動作設定情報と外部機器224からの動作設定情報の両方を受信した場合に、優先情報に基づいて動作情報管理表を更新する。
サーバ装置283は、動作情報管理表格納部(以下、格納部)28301、動作設定情報受信部(以下、受信部)1302、動作情報更新部(以下、更新部)28303、動作情報取得命令受信部(以下、受信部)22301、動作情報送信部(以下、送信部)22302、構成部28304、送信部28305を有する。
サーバ装置283において、格納部28301は、外部機器224を識別する情報である外部機器識別子と電子機器221を識別する情報である電子機器識別子と優先情報と動作情報とを有する動作情報管理レコードを有する動作情報管理表を格納している。優先情報とは、複数の機器から動作情報を受信した場合に、どの動作情報を優先するかに関する情報である。ここでは、優先情報とは、電子機器221からの動作情報と外部機器224からの動作情報とのどちらの動作情報を優先するかに関する情報である。また、外部機器が複数ある場合には、優先情報はそれら複数の外部機器と電子機器との優先順位に関する。格納部28301は、不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
更新部28303は、受信部1302が受信した動作設定情報と、動作情報管理表の優先情報に基づいて格納部28303の動作情報管理表を更新する。この更新とは、動作情報管理表にレコードを追加することや、レコードのある属性値を修正すること等を含む。更新部28303は、通常、図示しないCPUとそれを動作するソフトウェアで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
構成部28304は、格納部28301、受信部1302、更新部28303における処理が正常に終了したか否かに応じ、電子機器221に送信するメッセージを構成する。
送信部28305は構成部28304の構成したメッセージを電子機器221に送信する。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、サーバ装置283が電子機器221または外部機器224から動作設定情報を受信して蓄積する動作について図29を用いて説明する。
(S2901)受信部1302は、動作設定情報を受信したか否かを判断する。動作設定情報を受信すればS2902に進み、動作設定情報を受信しなければS2901に戻る。
(S2902)更新部28303は、動作設定情報を送信した電子機器221、または外部機器224が適正な装置であるか否かをチェックする(認証する)。適正な装置であればS2903に進み、適正な装置でなければS2909に進む。
(S2903)更新部28303は、動作設定情報を送信した電子機器221、または外部機器224に対応する動作情報管理表中の動作情報が既に登録されているか否かを判断する。動作情報が動作情報管理表中に登録されていればS2904に進み、登録されていなければS2905に飛ぶ。
(S2904)更新部28303は、受信した動作設定情報が有する動作情報と動作情報管理表中に登録されている動作情報の、どちらが優先か判断する。受信した動作情報が優先であればS2905に進み、受信した動作情報が優先でなければS2908に進む。なお、どちらの動作情報が優先であるかを決めるアルゴリズムは種々ある。そのアルゴリズムの具体例は、後述する。
(S2905)更新部28303は、受信した動作設定情報から動作情報を取得する。
(S2906)更新部28303は、S2905で取得した動作情報を蓄積する。蓄積する箇所は、動作設定情報が有する電子機器識別子や外部機器識別子に対応する動作情報の箇所である。
(S2907)構成部28304は、正常処理が行われた旨のメッセージを構成する。
(S2908)構成部28304は、優先度の高い装置による動作情報の設定が既になされている旨のメッセージを構成する。
(S2909)構成部28304は、エラーメッセージ(不適正な装置である旨のメッセージ)を構成する。
(S2910)送信部28305は、S2907、S2908またはS2909で構成したメッセージを、動作設定情報を送信した装置に返送する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。本情報処理システムの構成図を図30に示す。図30において、情報処理システムは、2つの電子機器を有する。一つは、STB221D(ID=1)である。他は、エアコン221E(ID=2)である。STB221Dとエアコン221Eは、ルーター12経由でインターネットに繋がる。そして、本情報処理システムは、3つの外部機器224A〜224Cを有する。3つの外部機器224A〜224Cは、すべて携帯電話であり、それぞれ電話番号である外部機器識別子が割り当てられている。その電話番号は、それぞれ「090−1234−5555」「090−2222−5432」「090−3333−4444」である。また、本情報処理システムは、サーバ装置283、ルーター12を有する。
サーバ装置283は、図31に示す動作情報管理表を格納している。図31の動作情報管理表は、電子機器識別子、名前、動作情報、外部機器識別子の属性値からなる動作情報管理レコードを有する。電子機器識別子は、グローバルIPアドレスと識別子(ID)、優先の3つの属性値からなる。優先とはグローバルIPアドレスとIDとで識別される電子機器から送信される動作情報(動作設定情報)の優先度(順番)を示す情報である。優先の値が「1」であれば最も優先され、その電子機器から送信される動作情報は常にサーバ装置283に格納される。優先の値が大きくなればなるほど、優先順位が低いことを示す。動作情報は、内容と優先とを有する。内容とは、動作情報の中身を示す情報である。優先とは、内容が示す動作情報がどの優先順位の装置によって送信されたかを示す情報である。外部機器識別子は、電話番号と優先とを有する。電話番号は外部機器を識別する外部機器の電話番号である。優先は電話番号で識別される外部機器から送信される動作情報の優先順位を示す。図31の第一番目のレコードにおいて、優先順位が1番の装置は「家のSTB」、すなわちSTB221Dである。そして優先順位が2番の装置は電話番号「090−2222−5432」の外部機器224Bであり、優先順位が3番目の装置は電話番号「090−1234−5555」の外部機器224Aである。そして、図31の動作情報管理表における第一レコードの動作情報「録画 ch10 19:00−21:00」は、優先順位「2」の装置、つまり、外部機器224Bにより送信された動作情報であることを示している。
上記の状況において、外部機器224Aが、STB221Dを選択し、かつ「録画 ch8 19:00−20:00」の動作情報を入力し、サーバ装置283に送信する場合を説明する。かかる場合、サーバ装置283は、上記の動作情報と外部機器識別子「090−1234−5555」とを有する動作設定情報を受信する。次に、サーバ装置283は、受信した外部機器識別子からその外部機器224Aの優先順位「3」を取得する。次に、サーバ装置283は、動作情報管理表中の動作情報と対になる優先である「2」を取得する。そして、サーバ装置283は、外部機器224Aの優先順位「3」と動作情報と対になる優先である「2」とを比較して、受信した動作情報を蓄積しない旨を決定する。そして、サーバ装置283は、優先順位の高い装置から既に登録された動作情報が存在する旨のメッセージを外部機器識別子「090−1234−5555」で識別される外部機器224Aに送信する。
次に、STB221Dが、動作情報「録画 ch4 19:00−22:00」をサーバ装置283に送信する場合を説明する。かかる場合、ルーター12は、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」を動作情報等に付与し、サーバ装置283に送信する。次に、サーバ装置283は、上記動作情報と、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」と、「ID=1」とを有する情報を受信する。そして、サーバ装置283は、上記グローバルIPアドレスと「ID=1」との組合せに対応する「優先」を動作情報管理表から取得する。図31に示すように、上記グローバルIPアドレスと「ID=1」との組合せに対応する「優先」は、「1」である。そして、サーバ装置283は、動作情報管理表中の動作情報と対になる「優先」である「2」を取得する。次に、サーバ装置283は、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」、と「ID=1」との組合せに対応する「優先=1」と動作情報管理表中の動作情報と対になる「優先=2」を比較する。そして、受信した動作情報は蓄積可能であると判断する。そして、サーバ装置283は、動作管理表の第一レコードの動作情報の「内容」を「録画 ch4 19:00−22:00」に書き換える。また、サーバ装置283は、動作管理表の第一レコードの動作情報の「優先」を「1」に更新する。以上の動作により、より優先順位の高い機器の送信する動作情報はサーバ装置283に設定され、優先順位の低い機器の送信する動作情報はサーバ装置に設定されない。
次に、「リビングのエアコン」、すなわちエアコン221Eに関して簡単に説明する。図31の動作情報管理表において、エアコン221Eの動作情報として「電源ON 温度20℃」が登録されている。また、動作情報が有する「優先」は「1」である。かかる場合に、電話番号「090−3333−4444」の外部機器224Cから「電源ON 温度27℃」の動作情報が送信されても、サーバ装置283は動作情報を更新しない。外部機器224Cの優先順位は「2」であり、動作情報「電源ON 温度20℃」を登録した装置の優先順位「1」より低い。このためサーバ装置283は動作情報を更新しない。
なお、本実施の形態において、適正な電子機器も適正な外部機器も動作情報を閲覧(取得して出力)可能である。
以上、本実施の形態によれば、複数の機器から動作情報を受信した場合に、どの動作情報を優先するかに関する情報である優先情報をサーバ装置283が格納している。そしてサーバ装置283は、優先情報と動作設定情報に基づいて動作情報管理表を更新する。これにより、複数の機器からの動作情報の設定を適切に制御できる。
なお、本実施の形態において、サーバ装置283に蓄積される動作情報は、一つの電子機器に対して一つとして説明している。しかし一つの電子機器に対して複数の動作情報を蓄積しても良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態において、サーバ装置283は放送の録画の設定を行う動作情報を格納している。そしてサーバ装置283は外部機器や電子機器から新しい録画設定の動作情報を受信した場合に、録画設定の動作情報の時間帯が重ならなければ、通常、上書きする必要はない。したがって、サーバ装置283の動作情報更新部28303は、録画時間をチェックして、録画時間の重なりの有無を考慮した動作情報の蓄積を行っても良い。これは他の電子機器における他の動作情報の内容に関しても同様である。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
なお、以上説明した各機器の情報処理や制御の方法はコンピュータプログラムに記述し、実行してもよい。そのようなプログラムは、各機器の格納部に記憶したり、サーバ装置13、143、223、283に記憶してネットワークを介して各機器に配信する。あるいはネットワーク上の他のサーバ装置に記憶して各機器に配信してもよい。あるいはフラッシュメモリやCD−ROM等の記憶媒体に記録し、上述のサーバ装置のいずれかに設けた読取装置(図示せず)から読み込むようにしてもよい。
また、以上説明した各機器の各送信部や各受信部、各格納部などは一体に構成した実施の形態も本発明の範疇である。さらに電子機器とルータとは一体に構成してもよい。
本発明によれば、外部機器から電子機器に動作情報を設定したり、電子機器の状態を取得したりする際に、直接、電子機器にアクセスする必要がなく、セキュリティーが向上する。
図面の参照符号の一覧表
11、11A、11B、11C、141、221A、221B、221C、221D、221E 電子機器
12 ルーター
13、143、223、283 サーバ装置
14、144、224A、224B、224C 外部機器
1101 動作情報取得部
1102 動作制御部
1103 動作部
1301、28301 動作情報管理表格納部
1302 動作設定情報受信部
1303、28303 動作情報更新部
1304 送信部
1401 外部情報格納部
1402 設定情報受付部
1403 動作設定情報送信部
1404 受信部
1405 報知部
14101 電子機器識別子格納部
14102 状態情報格納部
14103 電子機器状態情報送信部
14104、22104 判断部
14105、22105 出力部
14301 状態情報管理表格納部
14302 電子機器状態情報受信部
14303 状態情報更新部
14304、22304、28304 構成部
14305、22305、28305 送信部
14402 状態取得情報受付部
14403 状態取得命令送信部
14404 状態情報受信部
14405 状態情報出力部
22101 動作情報入力受付部
22102 第二動作設定情報送信部
22301 動作情報取得命令受信部
22302 動作情報送信部
22401 動作情報取得情報入力受付部
22402 動作情報取得命令送信部
22403 動作情報受信部
22404 動作情報出力部
本発明は、遠隔から電子機器の各種設定を行ったり電子機器の状態を取得したりする情報処理システムとそれに用いるサーバ装置、電子機器、外部機器、そのような設定や状態取得の方法に関する。
携帯端末には家庭のビデオを遠隔から操作して、ビデオ録画を行えるものがある。家庭でテレビ番組などの録画予約を忘れた場合でも、かかる携帯端末により外出先から録画予約が可能である。また、携帯端末には、家庭のエアコンを遠隔から操作して、外出先から電源を入れることができるものがある。かかる携帯端末を使えば、ユーザが家に帰るときには快適な室温になっており、非常に便利である。
一方、インターネットの利用が普及してきている。また、IP(Internet Protocol)がバージョン6になることが予測される。このような背景のもと、家庭内の多くの電子機器がインターネットに接続されることが予測される。
しかしながら、上記の従来技術における情報処理システムでは、例えば、家庭の外部に存在する機器である外部機器から家庭内の電子機器にインターネットを利用して直接アクセスできる。そのため、セキュリティー上問題がある。つまり、想定していない外部機器や、悪意のあるユーザの外部機器が、家庭内の電子機器の動作設定や状態取得をすることが起こり得る。
本発明は、電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムとそれらを構成する各機器である。電子機器は、その電子機器が動作を行うための情報である動作情報をサーバ装置から取得する動作情報取得部(取得部)と、その取得部で取得した動作情報に基づいて動作を行うように指示をする動作制御部とを具備する。外部機器は、外部機器を識別する情報である外部機器識別子を格納している外部情報格納部(第1格納部)と、電子機器を識別する情報である電子機器識別子と動作情報との入力を受け付ける設定情報受付部(第1受付部)と、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とをサーバ装置に送信する動作設定情報送信部(第1送信部)とを具備する。サーバ装置は、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報を有する動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納している動作情報管理表格納部(第2格納部)と、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とを外部機器から受信する動作設定情報受信部(第1受信部)と、第1受信部が受信した外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とに基づいて動作情報管理表を更新する動作情報更新部(第1更新部)とを具備する。
また、電子機器は、その電子機器を識別する情報である電子機器識別子を格納している電子機器識別子格納部(第3格納部)と、その電子機器の状態を示す情報である状態情報を格納している状態情報格納部(第4格納部)と、電子機器識別子と状態情報とをサーバ装置に送信する電子機器状態情報送信部(第4送信部)とを具備する。サーバ装置は、外部機器を識別する情報である外部機器識別子と電子機器識別子と状態情報とを有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している状態情報管理表格納部(第5格納部)と、電子機器識別子と状態情報とを電子機器から受信する電子機器状態情報受信部(第3受信部)と、第3受信部で受信した電子機器識別子と状態情報とに基づいて状態情報管理表を更新する状態情報更新部(第2更新部)とを具備する。外部機器は、外部機器識別子を格納している外部情報格納部(第6格納部)と、電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける状態取得情報受付部(第4受付部)と、第6格納部に格納されている外部機器識別子と第4受付部で受け付けた状態取得情報を有する状態取得命令をサーバ装置に送信する状態取得命令送信部(第5送信部)と、状態取得命令に基づいて取得した状態情報を受信する状態情報受信部(第4受信部)とを具備する。
本発明によれば、外部機器から電子機器に動作情報を設定したり、電子機器の状態を取得したりする際に、直接、電子機器にアクセスする必要がなく、セキュリティーが向上する。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、同一の符号を用いた構成要素やフローチャートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説明したものについて説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る情報処理システムのシステム構成図である。本システムは、電子機器11、ルーター12、サーバ装置13と外部機器14を有する。電子機器11は、ネットワークに接続される電子機器であり、コンピュータ、ビデオ、冷蔵庫、テレビ、セットトップボックス(STB)、電子レンジなど種々考えられる。ルーター12は、電子機器11をインターネットに接続する機能を果たし、経路制御機能やネットワークアドレス変換機能(NAT)などを有する。サーバ装置13は、電子機器11の動作情報等を有する動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納している。サーバ装置13は、インターネットに接続されている。外部機器14は、電子機器11とは遠隔の地点に存在する。外部機器14は、携帯端末が好適であるが、ある家庭内やオフィスに固定して設置されていても良い。外部機器14は、無線または有線によりインターネットに接続される。
図2は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。電子機器11は、動作情報取得部(以下、取得部)1101、動作制御部(以下、制御部)1102、動作部1103を有する。サーバ装置13は、動作情報管理表格納部(以下、格納部)1301、動作設定情報受信部(以下、受信部)1302、動作情報更新部(以下、更新部)1303、送信部1304を有する。外部機器14は、外部情報格納部(以下、格納部)1401、設定情報受付部(以下、受付部)1402、動作設定情報送信部(以下、送信部)1403、受信部1404、報知部1405を有する。
電子機器11において、取得部1101は、電子機器11が動作を行うための情報である動作情報をサーバ装置13から取得する。動作情報とは、例えば、電源をONにする命令、電源をOFFにする命令、録画予約を行うための命令などの動作命令や、電子機器11に設定される設定情報などである。電子機器11が録画機能を有するビデオ等である場合に、録画予約を行うための命令は利用価値が高い。また、設定情報とは、電子機器11が放送を受信するための放送地域コードや、電子機器11が外部の装置と通信するためのPOPアドレスやDNSアドレスなどの通信設定情報などである。ここで外部の装置とは例えば、インターネット上の他の装置等である。電子機器11がチューナを具備し、放送を受信する機能を有する場合に、放送地域コードを参照してチューナの各チャンネルに周波数と放送局名を設定する。これにより、電子機器11は、放送を受信できる。また、ここでの取得とは、電子機器11が受け身で動作情報を受信する場合、電子機器11が積極的に検索を行って動作情報を取得する場合を含む。また、取得部1101が動作情報を取得するタイミングは特に限定されない。取得部1101は、定期的に動作情報を取得することが好適であるが、ユーザからのトリガーがあった場合に、動作情報を取得しても良いし、サーバ装置13からの通知により動作情報を取得しても良い。取得部1101は、通常、無線または有線の通信装置(モデムとそのドライバーソフト等)と上記動作の制御ソフトにより構成される。また、ソフトウェアで構成するところをハードウェア(電子回路)で構成しても良い。また、取得部1101は、通信装置ではなく、放送を受信する装置により構成してもよい。
制御部1102は、取得部1101で取得した動作情報に基づいて動作を行うように指示をする。制御部1102が指示をするタイミングは特に限定されない。また、動作情報の内容によって、制御部1102が指示をするタイミングが異なる場合があり得る。例えば、動作情報がビデオ録画の命令であった場合、制御部1102は、その命令に含まれる録画開始時刻に録画動作を開始することを指示する。また、動作情報が電源ONの命令であった場合、制御部1102は直ちに電源ON(主電源ON)にするように指示するかもしれない。さらに、動作情報が通信設定情報である場合は、制御部1102は、ユーザからの通信開始指示があった場合に、設定されている通信設定情報により通信を行うように指示する。なお、制御部1102が取得した動作情報に基づいて、その情報を取得すると直ちに動作指示しない場合、動作情報は、図示しない記憶媒体に蓄積される。この記憶媒体は、不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記憶媒体でも良い。制御部1102は、通常、ソフトウェアにより実現されるが、ハードウェアにより実現されても良い。
動作部1103は、各種動作を行う。動作部1103が行う動作は、電子機器11によって異なる。例えば、電子機器11がビデオの場合、動作部1103は、電源ON、電源OFF、録画、再生などの機能を有する。動作部1103は、通常、ソフトウェアとハードウェアにより構成される。
サーバ装置13において、格納部1301は、動作情報管理表を格納している。動作情報管理表は外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報とを有する動作情報管理レコードを1以上有する。外部機器識別子は外部機器14を識別する情報であり、電子機器識別子は電子機器11を識別する情報である。格納部1301は、不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
受信部1302は、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報を含む動作設定情報を外部機器14から受信する。受信部1302は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送を受信する装置で構成しても良い。
更新部1303は、受信部1302が受信した動作設定情報に基づいて格納部1301の動作情報管理表を更新する。この更新とは、動作情報管理表にレコードを追加することや、レコードのある属性値を修正すること等を含む。更新部1303は、通常、図示しないCPU(中央演算素子)とそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
送信部1304は外部機器14にサーバ装置13における処理が終了した時、その状況を送信する。また、動作情報を電子機器11に送信する。送信部1304は受信部1302と一体に構成してもよい。
外部機器14において、格納部1401は、外部機器識別子を格納している。格納部1401は、不揮発性の記憶媒体で構成するのが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。なお、外部機器識別子とは、外部機器を識別する情報であれば何でも良い。例えば、外部機器のIPアドレス、MACアドレス、または外部機器が携帯電話である場合の電話番号等である。
受付部1402は、電子機器識別子と動作情報を有する設定情報の入力を受け付ける。設定情報は、ユーザから入力された情報であっても、他の機器から送信された情報であっても良い。つまり、入力の受付とは、情報の受信を含む。受付部1402は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部1402は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部1402は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部1403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子と、受付部1402で受け付けた設定情報を有する動作設定情報をサーバ装置13に送信する。動作設定情報をサーバ装置13に送信するタイミングはとくに限定されない。通常、外部機器14のユーザ指示に基づいて、動作設定情報をサーバ装置13に送信する。また、外部機器14が、定期的に動作設定情報をサーバ装置13に送信するようにしても良い。送信部1403は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
受信部1404はサーバ装置13における処理結果を受信する。
報知部1405は受信部1404が受信した結果を音声や表示によりユーザに報知する。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器11の動作について図3を用いて説明する。
(S301)取得部1101は、電子機器11が動作を行うための情報である動作情報をサーバ装置13から取得する時刻になったか否かを判断する。例えば、取得部1101は、定期的に動作情報を取得することを試みる。取得する時刻になればS302に行き、取得する時刻でなければS301に戻る。
(S302)取得部1101は、サーバ装置13に接続する。
(S303)取得部1101は、サーバ装置13から動作情報を取得する。
(S304)制御部1102は、S303で取得した動作情報がすぐに実行すべき情報か否かを判断する。この判断方法は種々ある。例えば、動作情報が動作開始時刻を含む場合がある。かかる場合、制御部1102は、動作情報中の動作開始時刻をチェックして、現在時刻が動作開始時刻と一致する、または現在時刻が動作開始時刻を過ぎている場合に動作情報中の命令を実行すると判断する。また、動作情報中には動作開始時刻が含まれない場合がある。かかる場合、動作情報が有する命令に対応する動作開始時刻(動作開始タイミング)を電子機器11が保持しており、その動作開始時刻に動作を開始すると判断する場合がある。すぐに実行すると判断した場合はS305に進み、すぐに実行しないと判断した場合はS306に進む。
(S305)制御部1102は動作部1103に動作情報が示す動作を行うことを指示し、動作部1103は動作情報が示す動作を行う。
(S306)取得部1101は、S303で取得した動作情報を蓄積する。なお、蓄積した動作情報は、実行すべき時刻、またはタイミングがくれば、実行される。すなわち動作情報が有する命令が実行される。
図3において、電子機器11は定期的に動作情報を取得するが、動作情報の取得タイミング、アルゴリズムは特に限定されない。また、電子機器11がサーバ装置13から動作情報を取得する際に、通常は、電子機器11がサーバ装置13に動作情報を送信する要求である送信要求を出す。この送信要求に対応して、サーバ装置13は、動作情報を電子機器11に送信する。
次に、サーバ装置13が外部機器14から動作設定情報を受信して蓄積する動作について図4を用いて説明する。
(S401)受信部1302は、外部機器識別子と電子機器識別子と動作情報を有する動作設定情報を外部機器14から受信したか否かを判断する。動作設定情報を受信すればS402に進み、動作設定情報を受信しなければS401に戻る。
(S402)更新部1303は、S401で受信した動作設定情報が有する外部機器識別子と電子機器識別子に基づいて、S401で受信した動作設定情報が適正な情報か否かを判断する。適正な情報であればS403に進み、適正な情報でなければS405に進む。
(S403)更新部1303は、S401で受信した動作設定情報を蓄積する。この蓄積とは、例えば、格納部1301に格納されている動作情報管理表にレコードを追加することを言う。また、蓄積とは、例えば、格納部1301に格納されている動作情報管理表のレコードを更新することを言う。すなわち、更新部1303はレコードが有する1以上の属性値を変更する。
(S404)送信部1304により、サーバ装置13は、正常処理した旨の情報を外部機器14に送信する。なお、正常処理した旨の情報は、例えば、予め、サーバ装置13に格納されている。
(S405)送信部1304により、サーバ装置13は、外部機器14がサーバ装置13にアクセス不可である旨の情報を外部機器14に送信する。なお、アクセス不可である旨の情報は、例えば、予め、サーバ装置13に格納されている。また、図4において、S404、S405のサーバ装置13から外部機器14にメッセージを送信する動作は無くても良い。
次に、サーバ装置13が、電子機器11の要求に対応して動作情報を送信する動作について、図5を用いて説明する。
(S501)サーバ装置13は、電子機器11から動作情報の送信要求があったか否かを判断する。送信要求があればS502に進み、送信要求がなければS501に戻る。
(S502)サーバ装置13は、S501の送信要求に基づいて、送信要求を出した電子機器11が適正な電子機器か否かを判断する。この判断は、例えば、以下の方法により行う。送信要求が電子機器識別子を有する。そして、サーバ装置13が有する動作情報管理表の中に、送信要求が含む電子機器識別子が格納されていれば、その送信要求を出した電子機器を適正な電子機器と判断する。動作情報管理表の中に電子機器識別子が格納されていなければ、送信要求を出した電子機器を不適正な電子機器と判断する。送信要求を出した電子機器11が適正な電子機器であればS503に進み、送信要求を出した電子機器11が適正な電子機器でなければS504に進む。
(S503)サーバ装置13は、送信部1304で動作情報を電子機器11に送信する。
(S504)サーバ装置13は、エラーメッセージを送信部1304で電子機器11に送信する。なお、エラーメッセージは、例えば、予めサーバ装置13が保持している。但し、図5において、エラーメッセージを送信する動作は必須ではない。
次に、外部機器14からサーバ装置に動作設定情報を送信する動作について図6を用いて説明する。
(S601)受付部1402は、電子機器識別子と動作情報を有する設定情報の入力を受付けたか否かを判断する。設定情報の入力を受け付ければS602に進み、設定情報の入力を受け付けなければS601に戻る。なお、設定情報の入力の受け付けとは、一連の入力の受け付けを言い、例えば、サーバ装置13に設定情報を送信する命令の受け付けも含む。
(S602)送信部1403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子を取得し、その外部機器識別子とS601で受け付けた設定情報を有する動作設定情報をサーバ装置13に送信する。
(S603)受信部1404が、サーバ装置13における処理結果を受信したか否かを判断する。処理結果とは、S602で送信した動作設定情報が適正にサーバ装置13で処理されたか否かを示す情報である。処理結果を受信すればS604に進み、処理結果を受信しなければS603に戻る。
(S604)受信部1404がS603で受信した処理結果を報知部1405で出力する。
なお、図6において、S603、S604における処理結果の受信、出力の処理は、無くても良い。その場合、受信部1404、報知部1405は特に必要ない。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。図7は具体的な情報処理システムの構成図である。本情報処理システムは、STB11A、STB11B、エアコン11C、ルーター12、サーバ装置13、外部機器14を有する。また、STB11Aの識別子「ID」は「1」で、名前は「私のSTB」である。STB11Bの「ID」は「2」で、名前は「息子のSTB」である。エアコンの「ID」は「3」で、名前は「リビングのエアコン」である。また、ルーター12に割り当てられたグローバルIPアドレスは「132.182.5.10」である。また、STB11A、STB11B、エアコン11Cは、家庭内に存在し、ルーター12経由でインターネットに接続されている。さらに、外部機器14は、いわゆる携帯電話である。
次に、サーバ装置13が保持している動作情報管理表の例を図8に示す。動作情報管理表は、電子機器識別子、名前、動作情報、外部機器識別子、ポーリング結果の各属性値を備えた動作情報管理レコードを有する。電子機器識別子は、グローバルIPアドレスと識別子(ID)からなる。電子機器識別子は、電子機器を識別する情報である。ここでは、グローバルIPアドレスとIDにより電子機器が識別される。グローバルIPアドレスとは、外部機器14やサーバ装置13からルーター12にアクセスするためのIPアドレスである。IDは、ルーター12に接続されている電子機器を識別する情報である。名前は、各電子機器に付けられている名称(俗称)であり、この名前によりユーザが電子機器を識別する。外部機器識別子は外部機器を識別する情報であり、ここでは、携帯電話の電話番号である。ポーリング結果とは、電子機器11(ここでは、STB11A、STB11B、エアコン11C)が動作情報を取得したか否かを示す情報である。ポーリング結果が「0」の場合、電子機器11は、まだ動作情報を取得しておらず、ポーリング結果が「1」の場合、電子機器11は、すでに動作情報を取得していることを示す。なお、ポーリング結果は、サーバ装置13から電子機器11へ動作情報が送信されたことを示す情報であり、動作情報送信履歴情報とも言う。図8において、名前が「息子のSTB」の電子機器11Bの動作情報は、データが空であることを示す。つまり、「息子のSTB」の電子機器11Bは登録されているが、動作情報は設定されていない。一方、「私のSTB」などの電子機器11Aは、動作情報が設定されている。「私のSTB」の動作情報は「電源ON,録画 ch140 19:00−21:00」である。この動作情報は、「私のSTB」の電源をONにし、140チャンネルの放送を19時から21時の間、録画することを指示する情報である。
以上の状態で、携帯電話からなる外部機器14から図9A〜Cに示す動作設定情報を入力し、サーバ装置13に送信する。まず、外部機器14からサーバ装置13にアクセスし、動作設定情報を送信することを伝える。この場合、外部機器14からサーバ装置13に外部機器14の電話番号「090−1111−2222」を含む情報が送信される。次に、サーバ装置13は「090−1111−2222」を含む情報を受信し、図8の表から外部機器識別子「090−1111−2222」に対応する名前の情報をすべて取得する。そして、サーバ装置13は取得した名前の情報を外部機器14に送信する。次に、外部機器14はサーバ装置13から送信された名前の情報を受信し、メニューを表示する。このメニューの表示例を図9Aに示す。なお、図9Aのメニューを構成する「終了」ボタンの情報は、サーバ装置13から送信されても良いし、予め外部機器14が保持していても良い。次に、外部機器14のユーザは、例えば図9Aのメニューから「(丸付き数字2)息子のSTB」のメニュー項目を選択する。次に、外部機器14は、「(丸付き数字2)息子のSTB」のメニュー項目にリンク付けられた画面(パネル)を図9Bのように表示する。なお、図9Bを構成するための情報は、サーバ装置13から送信されても良いし、予め外部機器14が保持していても良い。次に、外部機器14のユーザは、図9Bの画面を見ながら、図9Cのように動作情報の入力を行う。図9Cによれば、外部機器14のユーザは、「電源ON」のチェックボックスをチェックしているので、動作情報に「電源ON」の情報を含む。また、図9Cによれば、外部機器14のユーザは、「録画」のチェックボックスをチェックしているので、動作情報に「録画」の情報を含む。さらに、図9Cによれば、外部機器14のユーザは、チャンネル「18」、開始時刻「10:00」、終了時刻「12:00」を入力しているので、動作情報に「ch18 10:00−12:00」の情報を含む。つまり、図9において入力された動作情報は、「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」の情報である。
動作設定情報の構造を図10に示す。動作設定情報は、外部機器識別子、ID、動作情報を有する。外部機器識別子には、外部機器14の電話番号が代入される。携帯電話である外部機器14の電話番号は、予め外部機器14に格納されている。IDは、動作情報により制御する対象の電子機器を識別する情報である。IDは、例えば、図9Aのメニュー項目を選択した際に決定される。つまり、図9Aのメニュー項目に対応付けてIDが管理されている。図9Aのメニュー項目「(丸付き数字2)息子のSTB」に対応するIDは、「2」である。そして、動作情報は、例えば、図9Cのパネルにより入力された情報である。以上より、図9Cにおいて外部機器14から入力された動作情報を有する設定情報は、図11に示す値になる。そして、図11の設定情報がサーバ装置13に送信される。
次に、サーバ装置13は、図11の動作設定情報を受信する。そして、サーバ装置13は、外部機器識別子「090−1111−2222」、ID「2」に対応する動作情報の属性値として、「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」を蓄積する。以上の動作により、図8の動作情報管理表は、図12のように更新される。
次に、図7のSTB11A、11B、エアコン11C、またはルーター12が定期的に動作情報を、サーバ装置13にポーリングにより取得する動作を行う。すると、STB11A等は、各々対応する動作情報を図12の動作情報管理表から取得して、実行、または/および蓄積する。そして、電子機器により取得された一部の動作情報に対応するポーリング結果の属性値は、図12の動作情報管理表において、「0」から「1」に更新される。つまり、更新部1303は、電子機器へ動作情報が送信された場合に動作情報送信履歴情報(ポーリング結果)をも更新する。ポーリング結果が更新された動作情報管理表を図13に示す。
以上、本実施の形態によれば、携帯電話等の外部機器から、例えば、家庭内にあるインターネットに接続された電子機器の動作設定等を行う場合に、サーバ装置経由で行うので、外部機器から直接、電子機器にアクセスされることがなく、セキュリティーが担保される。
なお、本実施の形態において、電子機器識別子を構成する一部の情報として、IPVer4のグローバルIPアドレスを例に説明したが、電子機器識別子はIPVer6のグローバルIPアドレスなど、電子機器とサーバ装置等が通信するため情報であれば何でも良い。また、特に、電子機器識別子は、IPバージョン6のIPアドレスのホストアドレスを有しても良い。これは、他の実施の形態においても同様である。
また、外部機器14は携帯電話であり、外部機器識別子は携帯電話の電話番号を用いて説明したが、外部機器14は、デスクトップコンピュータや、携帯用のノート型パソコンなどでも良く、外部機器識別子は外部機器を識別できる情報であれば何でも良い。例えば、外部機器識別子はIPVer6のグローバルIPアドレスなどでも良い。これは、他の実施の形態においても同様である。
さらに、本実施の形態において説明した電子機器11、外部機器14、サーバ装置13の動作をソフトウェアに記述し、汎用な機器を制御してもよい。そのようなソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードによりそのソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記憶媒体に記録して流布しても良い。このことも、すべての実施の形態において同様である。
(実施の形態2)
図14は、実施の形態2に係る情報処理システムのシステム構成図である。電子機器141、ルーター12、サーバ装置143と外部機器144とを有する。電子機器141は、ネットワークに接続される電子機器であり、コンピュータ、ビデオ、冷蔵庫、テレビ、セットトップボックス(STB)、電子レンジなど種々考えられる。ルーター12は、実施の形態1におけるルーターと同様である。サーバ装置143は、電子機器の状態を示す情報である状態情報等を有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している。サーバ装置143は、インターネットに接続されている。外部機器144は、電子機器141とは遠隔の地点に存在する電子機器であり、携帯端末が好適であるが、ある家庭内やオフィスに固定して設置されていても良い。外部機器144は、無線または有線によりインターネットに接続される。
図15は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。電子機器141は、電子機器識別子格納部(以下、格納部)14101、状態情報格納部(以下、格納部)14102、電子機器状態情報送信部(以下、送信部)14103、判断部14104、出力部14105を有する。サーバ装置143は、状態情報管理表格納部(以下、格納部)14301、電子機器状態情報受信部(以下、受信部)14302、状態情報更新部(以下、更新部)14303、構成部14304、送信部14305を有する。外部機器144は、格納部1401、状態取得情報受付部(以下、受付部)14402、状態取得命令送信部(以下、送信部)14403、状態情報受信部(以下、受信部)14404、状態情報出力部(以下、出力部)14405を有する。
電子機器141において、格納部14101は、電子機器141を識別する情報である電子機器識別子を格納している。格納部14102は、電子機器141の状態を示す情報である状態情報を格納している。格納部14101、14102は不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
送信部14103は、電子機器識別子と状態情報とを有する電子機器状態情報をサーバ装置143に送信する。送信部14103は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。なお、送信部14103が電子機器状態情報をサーバ装置143に送信するタイミングは特に限定されない。
判断部14104は、サーバ装置143から電子機器状態情報の処理結果を受信したか否かを判断する。また、受信した処理結果がエラーである旨を示す情報か否かを判断する。判断部14104は、通常、図示しないCPU(中央演算素子)とそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
出力部14105は、判断部14104が受信した処理結果がエラーである旨を示す情報であると判断した時、受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力する。
サーバ装置143において、格納部14301は、前述の状態情報管理表を格納している。状態情報管理表は、外部機器を識別する情報である外部機器識別子と電子機器識別子と状態情報とを有する状態情報管理レコードを1以上有する。格納部14301は、不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
受信部14302は、電子機器状態情報を電子機器141から受信する。受信部14302は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送を受信する装置(チューナーとそのドライバーソフト等)で構成しても良い。
更新部14303は、受信部14302で受信した電子機器状態情報に基づいて状態情報管理表を更新する。更新部14303は、通常、図示しないCPU等とそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
構成部14304は、格納部14301、受信部14302、更新部14303における処理が正常に終了したか否かに応じ、電子機器141に送信するメッセージを構成する。
送信部14305は構成部14304の構成したメッセージを電子機器141に送信する。
外部機器144において、受付部14402は、電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける。状態取得情報は、ユーザから入力された情報であっても、他の機器から送信された情報であっても良い。つまり、入力の受付とは、受信を含む。受付部14402は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部14402は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部14402は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部14403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子と受付部14402で受け付けた状態取得情報とを有する状態取得命令を、サーバ装置143に送信する。送信部14403は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
受信部14404は、状態取得命令に基づいて取得した状態情報を、サーバ装置143から受信する。受信部14404は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送を受信する装置で構成しても良い。
出力部14405は、受信部14404が受信した状態情報を出力する。この出力とは、通常、ディスプレイへの表示であるが、音声出力や、プリンタへの印字、バイブレーション等による振動なども含む。また、出力とは、外部のディスプレイ装置等への状態情報の送信でも良い。出力部14405は、例えば、出力がディスプレイへの表示である場合、ディスプレイとそのドライバーソフトで構成される。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器141の動作について図16を用いて説明する。
(S1601)送信部14103は、電子機器状態情報を送信する時刻になったか否かを判断する。なおここでは、電子機器状態情報は、予め決められた時刻に定期的にサーバ装置143に送信される。但し、電子機器状態情報を送信するタイミング、条件などは他のタイミング等でも良い。例えば、電子機器141の状態情報に変化があった場合に、ただちに送信しても良い。電子機器状態情報を送信する時刻になればS1602に進み、電子機器状態情報を送信する時刻でなければS1601に戻る。
(S1602)送信部14103は、格納部14101から電子機器識別子を取得する。
(S1603)送信部14103は、格納部14102から状態情報を取得する。
(S1604)送信部14103は、S1602で取得した電子機器識別子と、S1603で取得した状態情報を用いて電子機器状態情報を構成する。
(S1605)送信部14103は、S1604で構成した電子機器状態情報をサーバ装置143に送信する。
(S1606)判断部14104が、サーバ装置143における電子機器状態情報の処理結果を受信したか否かを判断する。処理結果を受信すればS1607に進み、処理結果を受信しなければS1606に戻る。
(S1607)判断部14104が、S1606で受信した処理結果がエラーである旨を示す情報か否かを判断する。エラーであればS1608に行き、エラーでなければS1601に戻る。
(S1608)出力部14105が、S1606で受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力し、S1601に戻る。
なお、図16において、電源OFFなどの割り込みがあった場合に、処理は終了する。また、図16において、S1606からS1608の処理は、必須の処理ではなく、なくてもよい。その場合、判断部14104、出力部14105は設けなくてもよい。
次に、サーバ装置143が電子機器状態情報を受信して状態情報を蓄積する動作について図17を用いて説明する。
(S1701)受信部14302は、電子機器状態情報を受信したか否かを判断する。電子機器状態情報を受信すればS1702に進み、電子機器状態情報を受信しなければS1701に戻る。
(S1702)更新部14303は、S1701で受信した電子機器状態情報から、電子機器状態情報を送信した電子機器が適正な電子機器か否かを判断する。この判断方法は種々の判断方法が考えられる。例えば、電子機器状態情報が有する電子機器識別子が状態情報管理表に存在するか否かにより判断する。つまり、更新部14303は、状態情報管理表にその電子機器識別子が存在すれば電子機器状態情報を送信した電子機器が適正な電子機器であると判断する。状態情報管理表にその電子機器識別子が存在しなければ電子機器状態情報を送信した電子機器が不適正な電子機器であると判断する。適正な電子機器であると判断した場合はS1703に進み、不適正な電子機器であると判断した場合はS1706に飛ぶ。
(S1703)更新部14303は、S1701で受信した電子機器状態情報から状態情報を取得する。
(S1704)更新部14303は、S1703で取得した状態情報を、状態情報管理表中の対応する箇所に蓄積する。対応する箇所とは、状態情報が格納されるべきレコードの属性値が記録されているアドレス等である。
(S1705)構成部14304は、正常終了した旨のメッセージを構成する。
(S1706)構成部14304は、エラーメッセージを構成する。
(S1707)送信部14305は、S1705またはS1706で構成したメッセージを電子機器141に送信する。
なお、図17において、電源OFFなどの割り込みがあった場合に、処理を終了する。また、図17において、S1705からS1707の処理は、必須の処理ではなく、なくてもよい。その場合、構成部14304、送信部14305は設けなくてもよい。
次に、外部機器144が電子機器の状態情報を取得して出力する動作について図18を用いて説明する。
(S1801)受付部14402は、状態取得情報の入力を受け付けたか否かを判断する。状態取得情報の入力を受け付ければS1802に進み、状態取得情報の入力を受け付けなければS1801に戻る。
(S1802)送信部14403は、格納部1401に格納されている外部機器識別子を取得し、その外部機器識別子とS1801で受け付けた状態取得情報とを用いて状態取得命令を構成する。
(S1803)送信部14403は、S1802で構成した状態取得命令をサーバ装置143に送信する。
(S1804)受信部14404は、状態情報を受信したか否かを判断する。状態情報を受信すればS1805に行き、状態情報を受信しなければS1804に戻る。
(S1805)出力部14405は、S1804で受信した状態情報を出力する。
なお、サーバ装置143は、外部機器144からの状態取得命令を受信すると、状態取得命令に含まれる外部機器識別子から、その外部機器が適正な外部機器(管理されている外部機器)か否かを判断する。適正な外部機器であれば、その外部機器識別子に対応する状態情報を外部機器に送信する。これは、サーバクライアントモデルを構成するクライアント装置からサーバ装置への従来技術における情報検索の処理であるので、詳細な説明は省略する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。図14に示す情報処理システムの構成図において、電子機器141は、セットトップボックス(STB)であり、外部機器144は携帯電話である。電子機器141には、録画情報がセットされており、かつ電源はONの状態である。例えば、電子機器141の格納部14102には、「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」が格納されている。この状態情報は、電源がONの状態であり、テープがセットされており、録画予約の情報が「24チャンネルの放送を19:00から20:00まで録画する。」という意味である。格納部14101には、「ID=1」が格納されている。そして、サーバ装置143の状態情報管理表は、図19に示す構成となっている。図19の状態情報管理表は、電子機器識別子、名前、動作情報、外部機器識別子の属性値からなる状態情報管理レコードを有する。電子機器識別子、名前、外部機器識別子は、実施の形態1において図8を用いて説明したのと同様なので説明を省略する。図19において、名前が「家のSTB」の電子機器の状態情報は、データが空であることを示す。つまり、「家のSTB」の電子機器は登録されているが、状態情報は設定されていない。
以上の状態において、例えば、電子機器141は、定期的に自身の状態情報を取得して、サーバ装置143に送信する。「家のSTB」である電子機器141は、格納部14102に格納されている状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」と、電子機器141のID「1」(電子機器識別子)とを取得する。そしてそれらをサーバ装置143にルーター12経由で送信する。ルーター12には、グローバルIPアドレス「131.181.0.1」が割り当てられている。すると、ルーター12は、電子機器141が送信した状態情報とIDにグローバルIPアドレスを付加してサーバ装置143に送信する。
次に、サーバ装置143は、状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」、ID「1」、グローバルIPアドレス「131.181.0.1」を受信する。そして、サーバ装置143は、受信したグローバルIPアドレスとIDから、電子機器141が適正な機器か否かを判断する。ここでは、図19に受信したグローバルIPアドレス「131.181.0.1」が存在し、ID「1」もグローバルIPアドレス「131.181.0.1」に対応して存在する。よって、サーバ装置143は、状態情報等を送信した電子機器141を適正な電子機器であると判断する。
次に、サーバ装置143は、受信した状態情報を取り出し、グローバルIPアドレスとIDに対応する状態情報として蓄積する。その蓄積後の状態情報管理表を図20に示す。
ここで、携帯電話からなる外部機器144の電話番号は「090−7777−3333」である。そして、外部機器144から電話番号「090−7777−3333」を有する状態取得命令がサーバ装置143に送信される。次に、サーバ装置143は、電話番号「090−7777−3333」が適正な(登録されている)外部機器か否かを、状態情報管理表等からチェックし、適正であると判断する。次に、サーバ装置143は、その電話番号に対応する状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」とID「1」を有する電子機器状態情報を外部機器144に送信する。そして、外部機器144は、状態情報「電源ON,テープ有り,録画 ch24 19:00−20:00」とID「1」を有する電子機器状態情報を受信し、出力する。外部機器144における状態情報の出力例を、図21に示す。
以上、本実施の形態によれば、家庭内等遠隔地の電子機器の状態を外部のサーバ装置に蓄積し、携帯電話等の外部機器から家庭内等の電子機器の状態をその電子機器に直接アクセスせずに取得する。かかることにより、電子機器が外部から不正にアクセスされることなく、電子機器の状態を外部機器から知ることができる。
(実施の形態3)
図22は、実施の形態3に係る情報処理システムのシステム構成図である。本情報処理システムは、電子機器221、ルーター12、サーバ装置223と外部機器224を有する。電子機器221は、ネットワークに接続される電子機器であり、コンピュータ、ビデオ、冷蔵庫、テレビ、セットトップボックス(STB)、電子レンジなど種々考えられる。サーバ装置223は、電子機器の動作情報等を有する動作情報管理レコードを有する動作情報管理表を格納している。サーバ装置223は、インターネットに接続されている。外部機器224は、電子機器221とは遠隔の地点に存在する電子機器であり、携帯端末が好適であるが、ある家庭内やオフィスに固定して設置されていても良い。外部機器224は、無線または有線によりインターネットに接続される。
図23は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。電子機器221は、動作情報取得部(以下、取得部)1101、動作制御部(以下、制御部)1102、動作部1103、動作情報入力受付部(以下、受付部)22101、第二動作設定情報送信部(以下、送信部)22102、判断部22104、出力部22105を有する。サーバ装置223は、動作情報管理表格納部(以下、格納部)1301、動作設定情報受信部(以下、受信部)1302、動作情報更新部(以下、更新部)1303、動作情報取得命令受信部(以下、受信部)22301、動作情報送信部(以下、送信部)22302、構成部22304、送信部22305を有する。外部機器224は、外部情報格納部(以下、格納部)1401、設定情報受付部(以下、受付部)1402、動作設定情報送信部(以下、送信部)1403、動作情報取得情報入力受付部(以下、受付部)22401、動作情報取得命令送信部(以下、送信部)22402、動作情報受信部(以下、受信部)22403、動作情報出力部(以下、出力部)22404を有する。
電子機器221において、受付部22101は、動作情報の入力を受け付ける。この動作情報は、ユーザから入力された情報であっても、他の機器から送信された情報であっても良い。つまり、入力の受付とは、受信を含む。受付部22101は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部22101は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部22101は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部22102は、受付部22101が受け付けた動作情報と電子機器識別子を有する第二動作設定情報をサーバ装置223に送信する。なおここでは、電子機器識別子は、予め電子機器221が保持している。送信部22102は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
判断部22104は、サーバ装置223から電子機器状態情報の処理結果を受信したか否かを判断する。また、受信した処理結果がエラーである旨を示す情報か否かを判断する。判断部22104は、通常、図示しないCPUとそれを動作するソフトウェアとで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
出力部22105は、判断部22104が受信した処理結果がエラーである旨を示す情報であると判断した時、受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力する。
サーバ装置223において、受信部22301は、動作情報取得命令を外部機器224から受信する。受信部22301は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
送信部22302は、受信部22301が動作情報取得命令を受信した場合に、その動作情報取得命令に対応する動作情報を取得し、外部機器224に動作情報を送信する。送信部22302は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
構成部22304は、格納部1301、受信部1302、更新部1303における処理が正常に終了したか否かに応じ、電子機器221に送信するメッセージを構成する。
送信部22305は構成部22304の構成したメッセージを電子機器221に送信する。
外部機器224において、受付部22401は、電子機器識別子を有する動作情報取得情報の入力を受け付ける。受付部22401は、通常は、キーボートのドライバーやリモコンドライバーなどである。つまり、受付部22401は、キーボードやリモコンなどの入力装置から入力された情報を受け付けるソフトウェアやハードウェアで構成される。但し、受付部22401は、情報を受信する通信装置や放送受信装置で構成されても良い。
送信部22402は、受付部22401が受け付けた動作情報取得情報と外部機器識別子とを有する動作情報取得命令をサーバ装置223に送信する。なお、外部機器識別子は、格納部1401に格納されている。送信部22402は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送装置で構成しても良い。
受信部22403は、送信した動作情報取得命令に基づいて取得した動作情報を受信する。動作情報は、サーバ装置223から送信される。受信部22403は、通常、無線または有線の通信装置により構成されるが、放送受信装置で構成されても良い。
出力部22404は、受信部22403で受信した動作情報を出力する。出力とは、通常は、ディスプレイへの表示を言うが、プリンタへの印字、音声出力、他の装置への送信、バイブレーションによる振動なども含む。出力部22404は、例えば、ディスプレイとそのドライバーソフトで構成される。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子機器221が動作情報の入力を受け付けてサーバ装置223に送信する動作について図24を用いて説明する。なお、電子機器221が動作情報をサーバ装置223から取得して、その動作情報に従って動作する処理については、実施の形態1と同様なので、ここでの説明は省略する。
(S2401)受付部22101が、動作情報の入力を受け付けたか否かを判断する。動作情報の入力を受け付ければS2402に進み、動作情報の入力を受け付けなければS2401に戻る。
(S2402)送信部22102は、電子機器221が保持している電子機器識別子を取得する。
(S2403)送信部22102は、S2401で受け付けた動作情報とS2402で取得した電子機器識別子に基づいて、第二動作設定情報を構成する。
(S2404)送信部22102は、S2403で構成した第二動作設定情報を送信する。
(S2405)判断部22104が、サーバ装置223における処理結果を受信したか否かを判断する。処理結果を受信すればS2406に進み、処理結果を受信しなければS2405に戻る。
(S2406)判断部22104が、S2405で受信した処理結果がエラーを示す結果か否かを判断する。エラーを示す結果であればS2407に進み、エラーを示す結果でなければS2401に戻る。
(S2407)出力部22105が、S2405で受信したエラーを示すメッセージ(処理結果)を出力し、S2401に戻る。
なお、図24において、電源OFFなどの割り込み信号の入力により、処理は終了する。また、図24において、S2405からS2407における処理は必須ではなく、なくてもよい。その場合、判断部22104、出力部22105は設けなくてもよい。
次に、サーバ装置223が電子機器221から第二動作設定情報を受信して蓄積する処理について図25を用いて説明する。
(S2501)受信部1302が第二動作設定情報を受信したか否かを判断する。第二動作設定情報を受信すればS2502に進み、第二動作設定情報を受信しなければS2501に戻る。
(S2502)更新部1303は、S2501で受信した第二動作設定情報に基づいて、第二動作設定情報を送信した電子機器11が適正な電子機器か否かを判断する。この判断は、例えば、以下の方法により行う。第二動作設定情報が電子機器識別子を有する。そして、サーバ装置が有する動作情報管理表の中に、第二動作設定情報が有する電子機器識別子が格納されていれば、その第二動作設定情報を送信した電子機器を適正な電子機器と判断する。動作情報管理表の中に電子機器識別子が格納されていなければ、その第二動作設定情報を送信した電子機器を不適正な電子機器と判断する。第二動作設定情報を送信した電子機器11が適正な電子機器であればS2503に進み、第二動作設定情報を送信した電子機器11が適正な電子機器でなければS2506に進む。
(S2503)更新部1303は、S2501で受信した第二動作設定情報の中から動作情報を取得する。
(S2504)更新部1303は、S2503で取得した動作情報を蓄積する。更新部1303は、第二動作設定情報が有する電子機器装置に対応する動作情報として、その動作情報を蓄積する。
(S2505)構成部22304が、正常処理を示すメッセージを構成する。
(S2506)構成部22304が、エラーメッセージを構成する。
(S2507)送信部22305が、S2505またはS2506で構成したメッセージを送信する。
なお、図25において、電源OFFなどの割り込み信号が入力された場合に、処理は終了する。また、図25において、S2505からS2507における処理は必須の処理ではなく、なくてもよい。その場合、構成部22304、送信部22305は設けなくてもよい。
次に、サーバ装置223が、外部機器224から動作情報の取得命令を受信して、動作情報をその外部機器224に送信する動作について説明する。サーバ装置223の受信部22301は、外部機器識別子を有する動作情報取得命令を受信し、外部機器識別子に対応する動作情報を動作情報管理表から検索する。送信部22302は検索した動作情報を外部機器224に送信する。なお、サーバ装置223は、受信した動作情報取得命令の有する外部機器識別子が適正な外部機器識別子である場合のみ、上記の処理を行う。つまり、サーバ装置223は、外部機器224を認証する。
次に、外部機器224が、電子機器221の動作情報を取得する動作について、図26を用いて説明する。
(S2601)受付部22401が、動作情報取得情報の入力を受け付けたか否かを判断する。動作情報取得情報の入力を受け付ければS2602に進み、動作情報取得情報の入力を受け付けなければS2601に戻る。
(S2602)送信部22402は、格納部1401に格納されている外部機器識別子を取得する。
(S2603)送信部22402は、S2601で受け付けた動作情報取得情報とS2602で取得した外部機器識別子を用いて、動作情報取得命令を構成する。
(S2604)送信部22402は、S2603で構成した動作情報取得命令をサーバ装置223に送信する。
(S2605)受信部22403は、サーバ装置223から動作情報を受信したか否かを判断する。動作情報を受信すればS2606に進み、動作情報を受信しなければS2605に戻る。
(S2606)出力部22404は、S2605で受信した動作情報を出力する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの構成図を図27に示す。本情報処理システムは、STB221A、STB221B、エアコン221C、ルーター12、サーバ装置223、外部機器224を有する。
以下、電子機器221から動作情報をサーバ装置223の動作情報管理表に設定する動作について説明する。サーバ装置223が保持している動作情報管理表の例は図8と同様である。そして、「息子のSTB」であるSTB221BのユーザがSTB221Bに動作設定を行う。ここでは電源ONと録画予約を設定する。具体的には、STB221Bのユーザが入力した動作情報は、「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」である。つまり、STB221Bのユーザが入力した動作情報は、電源をONにして、18チャンネルの放送を10:00から12:00の間に録画する、という命令を示す情報である。そして、STB221Bは、例えば、動作情報の入力があった場合に、自動的に第二動作設定情報を構成し、その第二動作設定情報をサーバ装置223に送信する。第二動作設定情報は、動作情報「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」と、ID「2」とを有する情報である。そして、STB221Bは、動作情報「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」とID「2」とを有する情報をルーター12に送信する。ルーター12は、自身に割り付けられたグローバルIPアドレス「132.182.5.10」をSTB221Bから送られてきた情報に付与して、サーバ装置223に送信する。サーバ装置223は、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」とID「2」とにより、動作情報の設定箇所を特定して、動作情報「電源ON,録画 ch18 10:00−12:00」を蓄積する。そして、正常に処理した旨のメッセージをルーター12経由でSTB221Bに送信する。以上の処理により、サーバ装置223の動作情報管理表は、図12のようになる。
なお、上記の説明では、電子機器221は、第二動作設定情報の入力を受け付けた場合に、直ちにその情報をサーバ装置223に送信する。しかし入力を受け付けた際には蓄積しておいて、その蓄積している動作情報等を定期的にサーバ装置223に送信しても良い。
また、上記のように電子機器221からサーバ装置223に蓄積された動作情報は、外部機器224から取得することが可能である。また、実施の形態1における処理と同様に、外部機器224からサーバ装置223に、電子機器221の動作情報の設定が可能である。さらに、電子機器221からサーバ装置223に蓄積されている動作情報を取得することは可能である。
以上、本実施の形態によれば、携帯電話等の外部機器から、例えば、家庭内にあるインターネットに接続された電子機器の動作設定等を行う場合に、サーバ装置経由で行う。これにより、外部機器から直接、電子機器にアクセスされることがなく、セキュリティーが担保される。また、家庭内等の電子機器に対して行われた動作設定に関する情報が、その電子機器に直接にアクセスすることなく、外部機器から取得することができるので、セキュリティーが担保される。
(実施の形態4)
図28は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、電子機器221、ルーター12、サーバ装置283と外部機器224とを有する。サーバ装置283は、電子機器の動作情報等を有する動作情報管理レコードを有する動作情報管理表を格納している。サーバ装置283は、インターネットに接続されている。サーバ装置283は、電子機器221からの動作設定情報と外部機器224からの動作設定情報の両方を受信する。また電子機器221からの動作設定情報と外部機器224からの動作設定情報とのどちらの動作設定情報を優先するかに関する情報である優先情報を格納している。そして電子機器221からの動作設定情報と外部機器224からの動作設定情報の両方を受信した場合に、優先情報に基づいて動作情報管理表を更新する。
サーバ装置283は、動作情報管理表格納部(以下、格納部)28301、動作設定情報受信部(以下、受信部)1302、動作情報更新部(以下、更新部)28303、動作情報取得命令受信部(以下、受信部)22301、動作情報送信部(以下、送信部)22302、構成部28304、送信部28305を有する。
サーバ装置283において、格納部28301は、外部機器224を識別する情報である外部機器識別子と電子機器221を識別する情報である電子機器識別子と優先情報と動作情報とを有する動作情報管理レコードを有する動作情報管理表を格納している。優先情報とは、複数の機器から動作情報を受信した場合に、どの動作情報を優先するかに関する情報である。ここでは、優先情報とは、電子機器221からの動作情報と外部機器224からの動作情報とのどちらの動作情報を優先するかに関する情報である。また、外部機器が複数ある場合には、優先情報はそれら複数の外部機器と電子機器との優先順位に関する。格納部28301は、不揮発性の記憶媒体で構成することが好適であるが、揮発性の記憶媒体で構成しても良い。
更新部28303は、受信部1302が受信した動作設定情報と、動作情報管理表の優先情報に基づいて格納部28303の動作情報管理表を更新する。この更新とは、動作情報管理表にレコードを追加することや、レコードのある属性値を修正すること等を含む。更新部28303は、通常、図示しないCPUとそれを動作するソフトウェアで構成されるが、ハードウェア(電子回路)で構成しても良い。
構成部28304は、格納部28301、受信部1302、更新部28303における処理が正常に終了したか否かに応じ、電子機器221に送信するメッセージを構成する。
送信部28305は構成部28304の構成したメッセージを電子機器221に送信する。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、サーバ装置283が電子機器221または外部機器224から動作設定情報を受信して蓄積する動作について図29を用いて説明する。
(S2901)受信部1302は、動作設定情報を受信したか否かを判断する。動作設定情報を受信すればS2902に進み、動作設定情報を受信しなければS2901に戻る。
(S2902)更新部28303は、動作設定情報を送信した電子機器221、または外部機器224が適正な装置であるか否かをチェックする(認証する)。適正な装置であればS2903に進み、適正な装置でなければS2909に進む。
(S2903)更新部28303は、動作設定情報を送信した電子機器221、または外部機器224に対応する動作情報管理表中の動作情報が既に登録されているか否かを判断する。動作情報が動作情報管理表中に登録されていればS2904に進み、登録されていなければS2905に飛ぶ。
(S2904)更新部28303は、受信した動作設定情報が有する動作情報と動作情報管理表中に登録されている動作情報の、どちらが優先か判断する。受信した動作情報が優先であればS2905に進み、受信した動作情報が優先でなければS2908に進む。なお、どちらの動作情報が優先であるかを決めるアルゴリズムは種々ある。そのアルゴリズムの具体例は、後述する。
(S2905)更新部28303は、受信した動作設定情報から動作情報を取得する。
(S2906)更新部28303は、S2905で取得した動作情報を蓄積する。蓄積する箇所は、動作設定情報が有する電子機器識別子や外部機器識別子に対応する動作情報の箇所である。
(S2907)構成部28304は、正常処理が行われた旨のメッセージを構成する。
(S2908)構成部28304は、優先度の高い装置による動作情報の設定が既になされている旨のメッセージを構成する。
(S2909)構成部28304は、エラーメッセージ(不適正な装置である旨のメッセージ)を構成する。
(S2910)送信部28305は、S2907、S2908またはS2909で構成したメッセージを、動作設定情報を送信した装置に返送する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。本情報処理システムの構成図を図30に示す。図30において、情報処理システムは、2つの電子機器を有する。一つは、STB221D(ID=1)である。他は、エアコン221E(ID=2)である。STB221Dとエアコン221Eは、ルーター12経由でインターネットに繋がる。そして、本情報処理システムは、3つの外部機器224A〜224Cを有する。3つの外部機器224A〜224Cは、すべて携帯電話であり、それぞれ電話番号である外部機器識別子が割り当てられている。その電話番号は、それぞれ「090−1234−5555」「090−2222−5432」「090−3333−4444」である。また、本情報処理システムは、サーバ装置283、ルーター12を有する。
サーバ装置283は、図31に示す動作情報管理表を格納している。図31の動作情報管理表は、電子機器識別子、名前、動作情報、外部機器識別子の属性値からなる動作情報管理レコードを有する。電子機器識別子は、グローバルIPアドレスと識別子(ID)、優先の3つの属性値からなる。優先とはグローバルIPアドレスとIDとで識別される電子機器から送信される動作情報(動作設定情報)の優先度(順番)を示す情報である。優先の値が「1」であれば最も優先され、その電子機器から送信される動作情報は常にサーバ装置283に格納される。優先の値が大きくなればなるほど、優先順位が低いことを示す。動作情報は、内容と優先とを有する。内容とは、動作情報の中身を示す情報である。優先とは、内容が示す動作情報がどの優先順位の装置によって送信されたかを示す情報である。外部機器識別子は、電話番号と優先とを有する。電話番号は外部機器を識別する外部機器の電話番号である。優先は電話番号で識別される外部機器から送信される動作情報の優先順位を示す。図31の第一番目のレコードにおいて、優先順位が1番の装置は「家のSTB」、すなわちSTB221Dである。そして優先順位が2番の装置は電話番号「090−2222−5432」の外部機器224Bであり、優先順位が3番目の装置は電話番号「090−1234−5555」の外部機器224Aである。そして、図31の動作情報管理表における第一レコードの動作情報「録画 ch10 19:00−21:00」は、優先順位「2」の装置、つまり、外部機器224Bにより送信された動作情報であることを示している。
上記の状況において、外部機器224Aが、STB221Dを選択し、かつ「録画 ch8 19:00−20:00」の動作情報を入力し、サーバ装置283に送信する場合を説明する。かかる場合、サーバ装置283は、上記の動作情報と外部機器識別子「090−1234−5555」とを有する動作設定情報を受信する。次に、サーバ装置283は、受信した外部機器識別子からその外部機器224Aの優先順位「3」を取得する。次に、サーバ装置283は、動作情報管理表中の動作情報と対になる優先である「2」を取得する。そして、サーバ装置283は、外部機器224Aの優先順位「3」と動作情報と対になる優先である「2」とを比較して、受信した動作情報を蓄積しない旨を決定する。そして、サーバ装置283は、優先順位の高い装置から既に登録された動作情報が存在する旨のメッセージを外部機器識別子「090−1234−5555」で識別される外部機器224Aに送信する。
次に、STB221Dが、動作情報「録画 ch4 19:00−22:00」をサーバ装置283に送信する場合を説明する。かかる場合、ルーター12は、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」を動作情報等に付与し、サーバ装置283に送信する。次に、サーバ装置283は、上記動作情報と、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」と、「ID=1」とを有する情報を受信する。そして、サーバ装置283は、上記グローバルIPアドレスと「ID=1」との組合せに対応する「優先」を動作情報管理表から取得する。図31に示すように、上記グローバルIPアドレスと「ID=1」との組合せに対応する「優先」は、「1」である。そして、サーバ装置283は、動作情報管理表中の動作情報と対になる「優先」である「2」を取得する。次に、サーバ装置283は、グローバルIPアドレス「132.182.5.10」、と「ID=1」との組合せに対応する「優先=1」と動作情報管理表中の動作情報と対になる「優先=2」を比較する。そして、受信した動作情報は蓄積可能であると判断する。そして、サーバ装置283は、動作管理表の第一レコードの動作情報の「内容」を「録画 ch4 19:00−22:00」に書き換える。また、サーバ装置283は、動作管理表の第一レコードの動作情報の「優先」を「1」に更新する。以上の動作により、より優先順位の高い機器の送信する動作情報はサーバ装置283に設定され、優先順位の低い機器の送信する動作情報はサーバ装置に設定されない。
次に、「リビングのエアコン」、すなわちエアコン221Eに関して簡単に説明する。図31の動作情報管理表において、エアコン221Eの動作情報として「電源ON 温度20℃」が登録されている。また、動作情報が有する「優先」は「1」である。かかる場合に、電話番号「090−3333−4444」の外部機器224Cから「電源ON 温度27℃」の動作情報が送信されても、サーバ装置283は動作情報を更新しない。外部機器224Cの優先順位は「2」であり、動作情報「電源ON 温度20℃」を登録した装置の優先順位「1」より低い。このためサーバ装置283は動作情報を更新しない。
なお、本実施の形態において、適正な電子機器も適正な外部機器も動作情報を閲覧(取得して出力)可能である。
以上、本実施の形態によれば、複数の機器から動作情報を受信した場合に、どの動作情報を優先するかに関する情報である優先情報をサーバ装置283が格納している。そしてサーバ装置283は、優先情報と動作設定情報に基づいて動作情報管理表を更新する。これにより、複数の機器からの動作情報の設定を適切に制御できる。
なお、本実施の形態において、サーバ装置283に蓄積される動作情報は、一つの電子機器に対して一つとして説明している。しかし一つの電子機器に対して複数の動作情報を蓄積しても良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態において、サーバ装置283は放送の録画の設定を行う動作情報を格納している。そしてサーバ装置283は外部機器や電子機器から新しい録画設定の動作情報を受信した場合に、録画設定の動作情報の時間帯が重ならなければ、通常、上書きする必要はない。したがって、サーバ装置283の動作情報更新部28303は、録画時間をチェックして、録画時間の重なりの有無を考慮した動作情報の蓄積を行っても良い。これは他の電子機器における他の動作情報の内容に関しても同様である。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
なお、以上説明した各機器の情報処理や制御の方法はコンピュータプログラムに記述し、実行してもよい。そのようなプログラムは、各機器の格納部に記憶したり、サーバ装置13、143、223、283に記憶してネットワークを介して各機器に配信する。あるいはネットワーク上の他のサーバ装置に記憶して各機器に配信してもよい。あるいはフラッシュメモリやCD−ROM等の記憶媒体に記録し、上述のサーバ装置のいずれかに設けた読取装置(図示せず)から読み込むようにしてもよい。
また、以上説明した各機器の各送信部や各受信部、各格納部などは一体に構成した実施の形態も本発明の範疇である。さらに電子機器とルータとは一体に構成してもよい。
本発明によれば、外部機器から電子機器に動作情報を設定したり、電子機器の状態を取得したりする際に、直接、電子機器にアクセスする必要がなく、セキュリティーが向上する。
本発明の実施の形態1における情報処理システムのシステム構成図 本発明の実施の形態1における情報処理システムのブロック図 本発明の実施の形態1における電子機器の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態1におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態1におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態1における外部機器の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態1における具体的な情報処理システムのシステム構成図 本発明の実施の形態1における動作情報管理表の例を示す図 A〜Cは本発明の実施の形態1における外部機器のユーザーインターフェイスの例を示す図 本発明の実施の形態1における設定情報の構造の例を示す図 本発明の実施の形態1における設定情報の例を示す図 本発明の実施の形態1における動作情報管理表の例を示す図 本発明の実施の形態1における動作情報管理表の例を示す図 本発明の実施の形態2における情報処理システムのシステム構成図 本発明の実施の形態2における情報処理システムのブロック図 本発明の実施の形態2における電子機器の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態2におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態2における外部機器の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態2における状態情報管理表の例を示す図 本発明の実施の形態2における状態情報管理表の例を示す図 本発明の実施の形態2における外部機器である携帯電話の、状態情報の出力例を示す図 本発明の実施の形態3における情報処理システムのシステム構成図 本発明の実施の形態3における情報処理システムのブロック図 本発明の実施の形態3における電子機器の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態3におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態3における外部機器の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態3における具体的な情報処理システムのシステム構成図 本発明の実施の形態4における情報処理システムのブロック図 本発明の実施の形態4におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態4における具体的な情報処理システムのシステム構成図 本発明の実施の形態4における動作情報管理表の例を示す図
符号の説明
11、11A、11B、11C、141、221A、221B、221C、221D、221E 電子機器
12 ルーター
13、143、223、283 サーバ装置
14、144、224A、224B、224C 外部機器
1101 動作情報取得部
1102 動作制御部
1103 動作部
1301、28301 動作情報管理表格納部
1302 動作設定情報受信部
1303、28303 動作情報更新部
1304 送信部
1401 外部情報格納部
1402 設定情報受付部
1403 動作設定情報送信部
1404 受信部
1405 報知部
14101 電子機器識別子格納部
14102 状態情報格納部
14103 電子機器状態情報送信部
14104、22104 判断部
14105、22105 出力部
14301 状態情報管理表格納部
14302 電子機器状態情報受信部
14303 状態情報更新部
14304、22304、28304 構成部
14305、22305、28305 送信部
14402 状態取得情報受付部
14403 状態取得命令送信部
14404 状態情報受信部
14405 状態情報出力部
22101 動作情報入力受付部
22102 第二動作設定情報送信部
22301 動作情報取得命令受信部
22302 動作情報送信部
22401 動作情報取得情報入力受付部
22402 動作情報取得命令送信部
22403 動作情報受信部
22404 動作情報出力部

Claims (23)

  1. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムであって、
    前記電子機器は、
    前記電子機器が動作を行うための情報である第1動作情報を前記サーバ装置から取得する動作情報取得部(以下、取得部)と、
    前記第1動作情報に基づいて動作を行うように指示をする動作制御部と、を具備し、
    前記外部機器は、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子を格納している外部情報格納部(以下、第1格納部)と、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子と、
    前記第1動作情報との入力を受け付ける設定情報受付部(以下、第1受付部)と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記サーバ装置に送信する動作設定情報送信部(以下、第1送信部)と、を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを含む動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納する動作情報管理表格納部(以下、第2格納部)と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記外部機器から受信する動作設定情報受信部(以下、第1受信部)と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とに基づいて前記動作情報管理表を更新する動作情報更新部(以下、第1更新部)と、を具備する、
    情報処理システム。
  2. 前記電子機器は、
    第2動作情報の入力を受け付ける動作情報入力受付部(以下、第2受付部)と、
    前記第2動作情報と前記電子機器識別子とを前記サーバ装置に送信する第二動作情報送信部(以下、第2送信部)と、をさらに具備し、
    前記外部機器は、
    前記電子機器識別子を有する動作情報取得情報の入力を受け付ける動作情報取得情報入力受付部(以下、第3受付部)と、
    前記動作情報取得情報と前記外部機器識別子とを有する動作情報取得命令を前記サーバ装置に送信する動作情報取得命令送信部(以下、第3送信部)と、
    前記動作情報取得命令に基づいて取得した前記第2動作情報を受信する動作情報受信部(以下、第2受信部)と、
    前記第2動作情報を出力する動作情報出力部(以下、第1出力部)と、をさらに具備する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記電子機器は、
    第2動作情報の入力を受け付ける動作情報入力受付部(以下、第2受付部)と、
    前記第2動作情報と前記電子機器識別子とを前記サーバ装置に送信する第二動作情報送信部(以下、第2送信部)と、をさらに具備し、
    前記サーバ装置は、前記外部機器から第1動作情報を受信し、かつ前記電子機器から第2動作情報を受信した場合に、前記第1動作情報と前記第2動作情報のいずれを優先するかに関する情報である優先情報を格納しており、前記第1更新部は、前記優先情報と前記優先情報によって優先される前記第1動作情報と前記第2動作情報のいずれかに基づいて前記動作情報管理表を更新する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記システムは、複数の前記外部機器を有し、
    前記サーバ装置は、前記複数の前記外部機器から少なくとも複数の前記第1動作情報を受信した場合に、前記複数の前記第1動作情報のうちのどれを優先するかに関する情報である優先情報を格納しており、前記第1更新部は、前記優先情報と前記優先情報によって優先される前記第1動作情報のいずれかに基づいて前記動作情報管理表を更新する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  5. 前記動作情報管理レコードは、前記電子機器へ前記第1動作情報が送信されたことを示す情報である動作情報送信履歴情報をさらに有し、前記第1更新部は、前記電子機器へ前記第1動作情報が送信された場合に前記動作情報送信履歴情報を更新する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  6. 前記取得部は、定期的に動作情報を前記サーバ装置から取得する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  7. 前記サーバ装置は、前記第1更新部が前記動作情報管理表を更新した場合に、更新された前記第1動作情報を前記電子機器に通知する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  8. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムであって、
    前記電子機器は、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子を格納している電子機器識別子格納部(以下、第3格納部)と、
    前記電子機器の状態を示す情報である状態情報を格納している状態情報格納部(以下、第4格納部)と、
    前記電子機器識別子と前記状態情報とを前記サーバ装置に送信する電子機器状態情報送信部(以下、第4送信部)を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記状態情報を有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している状態情報管理表格納部(以下、第5格納部)と、
    前記電子機器識別子と前記状態情報とを前記電子機器から受信する電子機器状態情報受信部(以下、第3受信部)と、
    前記第3受信部で受信した前記電子機器識別子と前記状態情報とに基づいて前記状態情報管理表を更新する状態情報更新部(以下、第2更新部)と、を具備し、
    前記外部機器は、
    前記外部機器識別子を格納している外部情報格納部(以下、第6格納部)と、
    前記電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける状態取得情報受付部(以下、第4受付部)と、
    前記第6格納部に格納されている前記外部機器識別子と前記第4受付部で受け付けた状態取得情報を有する状態取得命令を前記サーバ装置に送信する状態取得命令送信部(以下、第5送信部)と、
    前記状態取得命令に基づいて取得した状態情報を受信する状態情報受信部(以下、第4受信部)と、を具備する、
    情報処理システム。
  9. 前記外部装置が、
    前記第4受信部が受信した状態情報を出力する状態情報出力部(以下、第2出力部)と、をさらに具備する、
    請求項8記載の情報処理システム。
  10. 前記外部機器識別子は、IPバージョン4のIPアドレスと前記外部機器固有の識別情報とを有する、
    請求項1と8のいずれかに記載の情報処理システム。
  11. 前記外部機器識別子は、IPバージョン6のIPアドレスのホストアドレスを有する、
    請求項1と8のいずれかに記載の情報処理システム。
  12. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムに用いる電子機器であって、
    前記電子機器が動作を行うための情報である第1動作情報を前記サーバ装置から取得する取得部と、
    前記第1動作情報に基づいて動作を行うように指示をする制御部と、を具備し、
    前記外部機器は、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子を格納している第1格納部と、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子と、
    前記第1動作情報との入力を受け付ける第1受付部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記サーバ装置に送信する第1送信部と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを含む動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納する第2格納部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記外部機器から受信する第1受信部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とに基づいて前記動作情報管理表を更新する第1更新部と、を具備する、
    電子機器。
  13. 前記取得部は、定期的に前記動作情報を前記サーバ装置から取得する、
    請求項12記載の電子機器。
  14. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムに用いる電子機器であって、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子を格納している第3格納部と、
    前記電子機器の状態を示す情報である状態情報を格納している第4格納部と、
    前記電子機器識別子と前記状態情報とを前記サーバ装置に送信する第4送信部を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記状態情報を有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している第5格納部と、
    前記電子機器識別子と前記状態情報とを前記電子機器から受信する第3受信部と、
    前記第3受信部で受信した前記電子機器識別子と前記状態情報とに基づいて前記状態情報管理表を更新する第2更新部と、を有し、
    前記外部機器は、
    前記外部機器識別子を格納している第6格納部と、
    前記電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける第4受付部と、
    前記第6格納部に格納されている前記外部機器識別子と前記第4受付部で受け付けた状態取得情報を有する状態取得命令を前記サーバ装置に送信する第5送信部と、
    前記状態取得命令に基づいて取得した状態情報を受信する第4受信部と、を有する、
    電子機器。
  15. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムに用いるサーバ装置であって、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子と前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子と前記電子機器が動作を行うための情報である第1動作情報とを含む動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納する第2格納部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記外部機器から受信する第1受信部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とに基づいて前記動作情報管理表を更新する第1更新部と、を具備し、
    前記電子機器は、
    前記第1動作情報を前記サーバ装置から取得する取得部と、
    前記第1動作情報に基づいて動作を行うように指示をする制御部と、を有し、
    前記外部機器は、
    前記外部機器識別子を格納している第1格納部と、
    前記電子機器識別子と、前記第1動作情報との入力を受け付ける第1受付部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記サーバ装置に送信する第1送信部と、を有する、
    サーバ装置。
  16. 前記動作情報管理レコードは、前記電子機器へ前記第1動作情報が送信されたことを示す情報である動作情報送信履歴情報をさらに有し、前記第1更新部は、前記電子機器へ前記第1動作情報が送信された場合に前記動作情報送信履歴情報を更新する、
    請求項15記載のサーバ装置。
  17. 前記第1更新部が前記動作情報管理表を更新した場合に、更新された前記第1動作情報を前記電子機器に通知する、
    請求項15記載のサーバ装置。
  18. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムに用いるサーバ装置であって、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子と前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子と前記電子機器の状態を示す情報である状態情報を有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している第5格納部と、
    第1電子機器識別子と第1状態情報とを前記電子機器から受信する第3受信部と、
    前記第1電子機器識別子と前記第1状態情報とに基づいて前記状態情報管理表を更新する第2更新部と、を具備し、
    前記電子機器は、
    前記第1電子機器識別子を格納している第3格納部と、
    前記第1状態情報を格納している第4格納部と、
    前記第1電子機器識別子と前記第1状態情報とを前記サーバ装置に送信する第4送信部を有し、
    前記外部機器は、
    前記第1外部機器識別子を格納している第6格納部と、
    前記第1電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける第4受付部と、
    前記第6格納部に格納されている前記第1外部機器識別子と前記第4受付部で受け付けた前記状態取得情報を有する状態取得命令を前記サーバ装置に送信する第5送信部と、
    前記状態取得命令に基づいて取得した状態情報を受信する第4受信部と、を有する、
    サーバ装置。
  19. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムに用いる外部機器であって、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子を格納している第1格納部と、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子と、前記電子機器が動作を行うための情報である第1動作情報との入力を受け付ける第1受付部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記サーバ装置に送信する第1送信部と、を具備し、
    前記電子機器は、
    前記第1動作情報を前記サーバ装置から取得する取得部と、
    前記第1動作情報に基づいて動作を行うように指示をする制御部と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを含む動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を格納する第2格納部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記外部機器から受信する第1受信部と、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とに基づいて前記動作情報管理表を更新する第1更新部と、を有する、
    外部機器。
  20. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムに用いる外部機器であって、
    前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子を格納している第6格納部と、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を受け付ける第4受付部と、
    前記第6格納部に格納されている前記外部機器識別子と前記第4受付部で受け付けた状態取得情報を有する状態取得命令を前記サーバ装置に送信する第5送信部と、
    前記状態取得命令に基づいて取得した状態情報を受信する第4受信部と、を具備し、
    前記電子機器は、
    前記電子機器識別子を格納している第3格納部と、
    前記状態情報を格納している第4格納部と、
    前記電子機器識別子と前記状態情報とを前記サーバ装置に送信する第4送信部と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記状態情報を有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を格納している第5格納部と、
    前記電子機器識別子と前記状態情報とを前記電子機器から受信する第3受信部と、
    前記第3受信部で受信した前記電子機器識別子と前記状態情報とに基づいて前記状態情報管理表を更新する第2更新部と、を有する、
    外部機器。
  21. 前記第4受信部が受信した前記状態情報を出力する第2出力部と、をさらに具備する、
    請求項20記載の外部機器。
  22. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムにおいて前記外部機器から前記電子機器を設定する方法であって、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子と、前記電子機器が動作を行うための情報である第1動作情報との入力を前記外部機器にて受け付けるステップと、
    予め格納している、前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記外部機器から前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とを前記サーバ装置が前記外部機器から受信するステップと、
    前記サーバ装置が格納する、前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記動作情報とを含む動作情報管理レコードを1以上有する動作情報管理表を前記外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記第1動作情報とに基づいて、更新するステップと、
    前記第1動作情報を前記電子機器が前記サーバ装置から取得するステップと、
    前記第1動作情報に基づいて前記電子機器が動作を行うステップと、を具備する、
    電子機器の設定方法
  23. 電子機器とサーバ装置と外部機器を有する情報処理システムにおいて前記外部機器から前記電子機器の状態を取得する方法であって、
    前記電子機器を識別する情報である電子機器識別子と前記電子機器の状態を示す情報である状態情報とを前記電子機器から前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記電子機器識別子と前記状態情報とを前記サーバ装置が前記電子機器から受信するステップと、
    前記サーバ装置が格納する、前記外部機器を識別する情報である外部機器識別子と前記電子機器識別子と前記状態情報とを有する状態情報管理レコードを1以上有する状態情報管理表を、前記電子機器から受信した前記電子機器識別子と前記状態情報とに基づいて前記状態情報管理表を更新するステップと、
    前記電子機器識別子を有する状態取得情報の入力を前記外部機器が、受け付けるステップと、
    予め前記外部機器が格納している前記外部機器識別子と受け付けた状態取得情報とを有する状態取得命令を前記外部機器から前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記状態取得命令に基づいて取得した状態情報を前記外部機器で受信するステップと、を具備する、
    電子機器の状態を取得する方法。
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