JPWO2003073402A1 - マルチディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
表示すべき画像が大きい場合その全体を表示可能とする一方で、複数の画像を表示させることも可能で、さらに表示部を90度回転させる機構及び専用のソフトを必要とせずに横長の画面から縦長の画面あるいはその逆に切り替えることも出来るマルチディスプレイ装置を提供する。そのために、このマルチディスプレイ装置は、ディスプレイとしての機能を有する基本ディスプレイを複数個、上下方向と水平方向との少なくとも一方向に配列したことを特徴としている。
Description
技術分野
この発明は、例えばコンピュータ装置を構成するディスプレイ装置に関し、表示すべき画像が大きい場合でも表示可能とする一方で、複数の画像を表示させることも可能としたマルチディスプレイ装置を提供することを目的としたものである。
背景技術
近年、ディスプレイ装置等を含むコンピュータ装置の長足の進歩に伴い、その要求される機能の1つとして表示画面をより大きくすること、及び複数の画像の表示を同時に行うことが求められている。
例えば、CAD、CAM装置においては、作成すべき機械組立図等が大きな領域を占めるため、高解像度で大画面のディスプレイ装置が必要になる。
しかしながら、一般に使用されている高解像度のディスプレイ装置は、大きいもので23インチ大のものであるため、機械組立図などを一覧表示できないものであった。この結果、機械設計者は、上記組立図などの一部分を表示させて当該機械組立図などを修正する等しており、このような使用方法は、設計等をする者にとって非常に面倒であった。
また、事務等で使用するコンピュータ装置においても、例えば予め作成していた一覧表を見ながら他の書類を作成することがある。このような場合、例えばディスプレイ装置の画面を2つに分割し、1つの画面に例えば上記一覧表を表示させるとともに、他の画面に書類を作成するためのワープロソフトを立ち上げるとする。しかしながら、この装置を用いた場合、1つのディスプレイ装置の表示画面を2つに分割するものであるため、それぞれの表示画面の面積は小さなものとなり、例えば一覧表全体が表示されなかったりして書類の作成が円滑にできない等、新たな問題が生じてしまう。
さて、複数のディスプレイ装置を並べて、1つの画像を表示する事や、各画面に別々の画像を表示させる事は、従来から行われている。この時のディスプレイ装置の並べ方としては、それぞれ支持台で支持されたそれらを、単に机の上に水平および/または垂直方向に置く方法や、それぞれアームで支持された複数のディスプレイ装置を水平および/または垂直方向に配置する方法がある。
しかし、これらの並べ方では、次のような問題点がある。すなわち、いずれの場合も個々のディスプレイ装置が、幅の広い外枠を有しているため、画面と画面との間が広くなってしまい、画面のサイズが大きいほど見難くなる。
また、ディスプレイ装置と同数の支持台や支持アームが必要になり、設置スペースが大きくなってしまう。特に、支持アームを使用する場合、アームが固着される台や壁などの支持体が必要になり、装置としては大掛かりになるため高価になり、また移設するのに手間がかかる。
また、表示される画像によっては、通常の横長の画面よりも縦長の画面の方が使い勝手が良い場合がある。このような場合、従来はディスプレイ装置の表示部を90度回転させていたが、そのために表示部を90度回転させる機構と専用のソフトが必要になり、その費用もかかるという問題があった。
発明の開示
そこで、本発明では、表示すべき画像が大きい場合でもそれを一覧表示可能とする一方で、複数の画像を同時に表示させることも可能で、さらに表示部を90度回転させる機構及び専用のソフトを必要とせずに横長の画面または縦長の画面に画像を表示できるマルチディスプレイ装置を提供することを目的としている。
本発明に係るマルチディスプレイ装置の一態様は、ディスプレイとしての機能を有する基本ディスプレイを複数個、上下方向と水平方向との少なくとも一方向に配列したことを特徴とするものである。ここで,基本ディスプレイとは、画像表示部と、その周りの支持枠とからなるものである。
また、上記構成において、複数の基本ディスプレイを上下または左右の少なくとも一方向に隣接させて成る基本ユニットを複数個、上下方向と水平方向の少なくとも一方向に配列したことを特徴とするものである。
例えば上下に2つの基本ディスプレイを配設する構成の基本ユニットを採用すれば、上記基本ユニット2つを水平に並べることにより、上下に2面、左右に2面の合計4面の省スペースで、ポータブルなマルチディスプレイ装置を構成できる。
この構成により、4画面一杯に1つの大きな画像が表示でき、また4つの画像をそれぞれの画面に表示させる事が可能で、各画面を参照しながら行う作業には最適である。更に、表示部を90度回転させる機構およびその為の専用ソフトを必要とせずに、縦長の画像、横長の画像を表示できる。
また、この基本ユニットは、その個数を増やすことにより、多数画面が実現できる拡張性を有している。インターネット時代にあっては、この基本ユニットを使うことにより、画面をスクロールしないで、縦長の画像を一覧表示できるメリットは大きいものである。
また、上記構成において、複数個の基本ディスプレイが1つの外枠内に組み込まれていることを特徴とするものである。
この構成によれば、画面と画面との間隔を最小限にでき、装置の軽量化を図ることができる。
上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットを、互いに対向する側面部分若しくは該側面部分に固定の部分同士を、連結部材を使用した連結機構により連結させて成ることを特徴とするものである。
この構成によれば、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットを連結させることにより、利用者にとって画面が見やすくなると同時に、マルチディスプレイ装置の省スペース化が図れる。
また、上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニット同士のなす角度が、任意に調整保持できることを特徴とするものである。
この構成によれば、利用者にとって画面が見やすくなる。
また、上記構成において、複数の基本ディスプレイまたは基本ユニットを水平方向に配列し、中央の基本ディスプレイまたは基本ユニットに対して左右の基本ディスプレイまたは基本ユニットを連結機構により連結する。この場合、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニット同士の間隔が、それらの上方側と下方側とで異なることを特徴とするものである。
次に上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットに連結される連結部材の結合位置と、基本ディスプレイ間または基本ユニット間の中心位置との距離が、上方側と下方側とでは異なることを特徴とする。
この構成によれば、マルチディスプレイ装置による表示全体を見やすくするために、中央の基本ディスプレイまたは基本ユニットを、その画面の上側が利用者から遠ざかるように上下方向に傾斜させ、更に、これに隣接する左右の画面を、中央の画面に対して前方向(利用者側)に傾斜させても、左右の基本ディスプレイまたは基本ユニットの下端部が傾斜して画面が見づらくなる事が無くなる。
なお、上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットを連結する上方側と下方側の連結部材が、上下合わせて一体なものであることを特徴としている。
また、上記構成において、前記基本ディスプレイは、付設の傾斜機構により傾斜させた状態で保持自在としたことを特徴とする。
このような構成を採用することにより、利用者にとって表示画面が一層見やすくなる。
発明を実施するための最良の形態
次に本発明の実施形態を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明における基本ディスプレイの説明図であって、左斜線部分が、市販されているディスプレイ装置1の通常の外枠2を表している。その内側にある右斜線部分が画像表示部3の周りの支持枠である画像表示部支持枠4である。ここで、画像表示部3と画像表示部支持枠4を合わせたものを、本発明における基本ディスプレイ5と呼ぶ。
図2及び図3は本発明の第1の実施形態を示しており、図2は2つの基本ディスプレイ(液晶ディスプレイ)5,5を上下に配設した状態で1つの外枠7で支持して成る基本ユニット6の略斜視図を表している。この図において外枠7の内側の斜線を施した部分は、画像表示部支持枠4を表している。尚、これ以下の図では、この画像表示部支持枠4は図示しないことにする。
ここでの外枠7とは、複数個の基本ディスプレイ5を配列して保持するものを指しており、一般に言われる、例えば箱形状のものでその4面や5面である領域を囲むものだけを指しているわけではない。
図3は、図2の側面図であり、基本ユニット6は支持台8の上端に設けた付設の傾斜機構18(チルト機構)により、上下方向への傾斜角度(垂直面内傾斜角度δ)を変化させた状態で保持自在となっている。
この第1の実施形態である基本ユニット6は、通常の外枠2を用いずに基本ディスプレイ5,5同士を連続して配置しているので、2つの表示画面を持つにも拘わらず、ディスプレイ装置としてコンパクトである。また、机の上で自由に移動できポータブルでもあり、従来に無い新しいタイプのディスプレイ装置である。
また、この第1の実施形態によれば、上下の基本ディスプレイ5,5の境界部をより細くでき、上下の画面の連続性が向上し、また外枠7の製作に必要な材料を節約でき、軽量化が図れる。更に、従来は2つのディスプレイ装置1を水平に並べて縦長の画像を表示することが行われていたが、この基本ユニット6を使用することにより、縦長の画像を上下に一覧表示することができ、効率的な作業が可能になる。また、付設の傾斜機構18により、表示画面を適切な傾斜角度で保持でき、利用者にとって上下の画面が見やすくなる。
図4は、本発明の第2の実施形態として、上記の基本ユニット6を、水平方向に2つ配列し、上下に2面、左右に2面の合計4面からなる省スペースなマルチディスプレイ装置を示している。
この第2の実施形態によれば、コンピュータにマルチ画面用のグラフィックボードと、そのドライバーを組み込むことにより、マルチモニター作業ができる。すなわち、4画面一杯に1つの大きな画像が表示でき、また下側の画面を通常の作業用とし、上側の画面を参照用として用いることができ、作業効率の向上が図れる。
更に、表示部を90度回転させる機構およびその為の専用ソフトを必要とせずに、縦長や横長の画像を一覧表示できる。また、この基本ユニット6は、それらを多数個使用して、より多数画面のマルチディスプレイ装置に構成できるという拡張性がある。
図5は、本発明の第3の実施形態として、支持台8に支えられた1つの基本ディスプレイ5の上側に、垂直面内で傾斜させたもう一つの基本ディスプレイ5を、連結部材として固定ブロック10を用いて連結したマルチディスプレイ装置を示している。即ち、下側の画面に対して上側の画面を、垂直面内である固定の角度に傾斜させ、画像を見やすくしている。ここで、上下の基本ディスプレイ5の側面と固定ブロック10は、それぞれ適宜な手段により結合されている。この適宜な手段は、従来から知られた手段であり、例えば、締付けネジ10a等の手段を用いる。尚、この図では、基本ディスプレイ5の側面と固定ブロック10を直に締付けネジ10aで連結しているが、側面に、例えば板材をネジなどで締め付け、これを介して固定ブロック10を連結させても良い。
図6は、第3の実施形態の変形例を示す側面図であり、これは1つの基本ディスプレイ5の上側に、別の基本ディスプレイ5を、可動式の連結機構(長穴11aを有するブロック材11と該長孔11aに滑合する締付けネジ11b)を用いて下側の基本ディスプレイ5に対する上側の基本ディスプレイの位置を調整可能にして連結したものである。
上記の連結機構としては、上記以外に多数穴を有するブロック材と締め付けネジを組み合わせても良い。
図7及び図8は、本発明の第4の実施形態を示しており、連結機構が、円弧状のレール12と、それが嵌め合わされてスライドするガイド13とを組み合わせたもの2組から成る例を示すものである。次にレール12の一端を、一方の基本ディスプレイ5の側面板15に、溶接あるいは固定ネジ等で固定する。また、ガイド13を他方の基本ディスプレイ5の側面板15に溶接あるいは固定ネジ等で固定する。そしてガイド13に対してレール12を上下動させると、下の画面に対する上の画面の角度が変化する。利用者が見えやすい角度に上の画面を固定するために、ガイド13に設けたセットボルト14によりレール12を締め付ける。なお、レール12がガイド13から抜けるのを防止するために、レール12の他端にストップリング16を嵌着している。
なお、レール12に数個の溝を設け、且つガイド13に、その溝に嵌まり込むスライドピンを設けて、該スライドピンが係合する溝の位置を変える方式により、段階的に傾斜角度を変更する方式もある。
図9及び図10は、本発明の第5の実施形態を示しており、これは連結機構として、両基本ディスプレイ5,5を連結する特殊蝶番21を使用している例の右側面図及びその要部拡大図である。図10は、該蝶番の開き角を調整固定することにより、上下の基本ディスプレイ5,5の表示画面のなす角度θをある範囲内の任意の角度に調整して保持できる傾斜角度調整機構20を備えている。
図10において、下側の基本ディスプレイ5の側面(頂面)に特殊蝶番21の連結半部21aを、上側の基本ディスプレイ5の側面(底面)に連結半部21bを、適宜な手段(例えば、ネジ22など)により結合させる。そして、連結半部21a、21bに、ネジ22用の穴とは違う別の穴を設け、ネジ軸23を貫通させ、その両端部にナット24、24を螺合させている。このネジ軸23のいずれの位置にナット24,24を取り付けるかで、下側の基本ディスプレイ5に対する上側の基本ディスプレイ5の垂直面内での傾斜角度θを調整する。図10で、符号25はパイプ状のカラーを示している。これらが、傾斜角度調整機構20を構成している。
例えば、図10においてネジ軸23に螺合するナット24、24の位置を、この図に示す状態よりも互いに近づけた場合、傾斜角度θは小さくなり、隣接する基本ディスプレイ5,5の表示画面は同一平面に近づく。逆に、ナット24,24の位置を互いに離した場合、傾斜角度θは大きくなり、双方の表示画面のなす角度が大きくなる。尚、上記の傾斜角度θを調整する場合、当該調整状態に応じて、上記カラー25の長さを変化させることは言うまでもない。
また、カラー25の代わりに、ネジ軸23の長手方向に伸縮自在なコイルバネや、弾性材料からなるカラーを用いることもできる。また、2つのナット24を追加して、それらを連結半部21a、21bの内側でネジ軸23に螺合させて、既にある外側のナット24と両方で、連結半部21a又は21bを挟んだ状態にして締め付けることにより、カラー25の代用にする事もできる。
上記第4及び第5の実施形態によれば、利用者が見やすい角度に上の画面の傾きを調整して使用することができる。
また、第3乃至第5の各実施形態においても付設の傾斜機構18を取り付けると、表示画面を上下方向に傾斜させた状態で保持自在となる。
図11乃至図15は、本発明の第6の実施形態を示すものである。本例に係わるマルチディスプレイ装置30は、図11に示すように水平方向に3個の基本ディスプレイ(液晶ディスプレイ)5〜5を配列して成る。中央の基本ディスプレイ5に対して、左右の基本ディスプレイ5,5を、蝶番32、特殊蝶番34により回動自在に連結させた構成にしている。
すなわち、図11において、基端部に支持台8を設けた外枠7の内側に、中央の基本ディスプレイ5を配置し、この外枠7の両側面に、それぞれ左右の基本ディスプレイ5,5を設ける。そして中央の基本ディスプレイ5における外枠7の両側面と、上記左右の基本ディスプレイ5,5の外枠7における各一方の側面とは、上下に伸びる支軸31と、支軸31の上下2箇所位置に設けた蝶番32,34により連結されている。
なお、上記例では上下の蝶番32,34を、外枠7,7の側面の上端部と下端部にて連結しているが、これ以外の側面位置(例えば、側面の中央部と下端部)で連結しても構わない。また蝶番32,34の個数は、それぞれ1つ以上であっても良い。また、この例では、外枠7の側面に蝶番32,34を連結しているが、外枠7を介さないで、それぞれの画像表示部支持枠4同士を連結することもできる。
本例のマルチディスプレイ装置30では、表示画面が見やすいように、中央の基本ディスプレイ5を図13の如く、その画面の上側が利用者から遠ざかるように、角度δだけ上下方向に傾斜させている。更に、左右の基本ディスプレイ5,5を図12の如く、中央のそれに対して、利用者に近づくように水平方向に角度φだけ傾斜させている。この場合、上記の支軸31の上下に設けた蝶番32,34と外枠7,7との結合位置は、異ならせている。すなわち、上部に設けた蝶番32の連結半部32a,32bは、その先端側(図14の上方側)と外枠7の側面とで結合させている。一方、下部に設けた蝶番34の連結半部234a,34bは、その基端側(図15の下方側)で、外枠7の側面に結合させている。
ところで、このような連結をさせるのは以下の理由による。つまり上記のように図13においては、中央の基本ディスプレイ5を角度δだけ傾斜させている為、通常行われているように上下の蝶番32,34(図14、図15参照)で、各連結半部32a,32b,34a,34bのネジ22用の穴位置(支軸31からネジ22までの距離)を同一とした場合には、左右の基本ディスプレイ5,5の下端部が傾斜して画面が見づらくなってしまう。
そこで、このような不具合を解消し、いずれの基本ディスプレイ5〜5においても見やすくすべく、上記のように上下の蝶番32,34におけるネジ22の穴位置を異ならせている。こうする事により、隣接する基本ディスプレイ5,5の側面同士の間隔が、それらの上方側と下方側では異なることになる。
このマルチディスプレイ装置30では、図15に示したように、第5の実施形態と同じ傾斜角度調整機構20を使用しており、利用者が見やすい傾斜角度φに、表示画面を調整して保持できる。
なお、上記第6の実施形態の変形例として、図16に示したように、連結部材として蝶番32と34とを、その間を補足してつなげて一体にした一体蝶番35を用いてもよい。この図で、符号36,37はそれぞれ、上下のネジ22用の穴である。また、符号38は、ネジ軸23が貫通する穴を示している。この一体蝶番35を使用すると、図11において隣接する基本ディスプレイ5,5の隙間が見えなくなる利点がある。図11では、蝶番32と34が上下に離れているため、その間に隙間ができるが、この変形例にはそれがない。
このマルチディスプレイ装置30は、各基本ディスプレイ5と、図示していないコンピュータ本体とを電気的に接続し、コンピュータ本体からの指令に基づいて各基本ディスプレイ5に適宜の画面表示を行わせるようになっている。
例えば、このマルチディスプレイ装置30を、前記したCAD,CAM装置に使用する場合に、中央と右側の基本ディスプレイ5,5に設計すべき機械組立図を表示し、左側の基本ディスプレイ5に、設計変更したい部分を拡大表示させて修正することが出来る。尚この際には、中央と右側の基本ディスプレイ5,5の画面を、傾斜角度調整機構20により同一平面にして組立図を表示させると良い。
また、上記の場合において、左側の基本ディスプレイ5に、部分拡大図の代わりに、機械部品の一覧表を表示させる事も出来る。このように使用することにより、組立図であれ、一覧表であれ、これらを同時に画面表示させることが出来るため、作業能率が向上する。また従来のように一覧表などを予めプリントアウトしておく必要もないため、用紙の無駄をなくし、省エネルギー化・省資源化が図れる。
また、このマルチディスプレイ装置30を使用して、事務作業をする場合、3つの基本ディスプレイ5〜5のいずれかを、ワープロソフトによる書類作成用とし、残りの基本ディスプレイ5,5に参考資料や一覧表を表示させることが出来る。或いは、コンピュータ本体にTVチューナボードを組み込んでいる場合には、見たいTV番組を表示させ、他の2つの基本ディスプレイでなすべき事務作業を処理できる。
これらのマルチ画面作業により、事務処理の効率化が図れ、更には多面的、多目的な使用を実現できる。そしてこのマルチディスプレイ装置30の場合、中央の基本ディスプレイ5の支持台8だけで3つの基本ディスプレイ5〜5を保持しているので、机の上などでの接触スペースが少なくて済むという利点がある。
上記第6の実施形態においては、基本ディスプレイ5〜5を、中央および左右にそれぞれ配列させているが、図17に示した第7の実施形態のように、基本ディスプレイ5の代わりに、上下に基本ディスプレイ5,5を配設した基本ユニット6を使用して6画面の構成にした、マルチディスプレイ装置にしてもよい。
なお、基本ディスプレイ5としては、上記各実施形態例は液晶ディスプレイ5〜5を採用しているが、これに代えてプラズマ・ディスプレイや有機ELディスプレイなどを使用することもできる。
産業上の利用可能性
この発明に係わるマルチディスプレイ装置は、表示すべき画像が大きい場合でも、その全体を表示可能とする一方で、複数の画像を表示させることも可能である。更に表示部を90度回転させる機構および専用のソフトを必要とせずに、縦長の画面や横長の画面を表示でき、CAD,CAM装置や事務処理用に限らず、ゲーム用も含めて、あらゆる用途に使われるコンピュータのディスプレイ装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明における基本ディスプレイの説明図である。
図2は、本発明にかかるマルチディスプレイ装置の第1の実施形態である基本ユニットを示す略斜視図であり、これは複数個の基本ディスプレイが1つの外枠に組み込まれている状態を示している。
図3は、上記第1の実施形態の側面図であり、これは付設の傾斜機構の例を示している。
図4は、第2の実施形態を示す正面図であり、これは第1の実施形態の基本ユニットを水平方向に2つ並べたものである。
図5は、第3の実施形態を示す斜視図であり、これは1つの基本ディスプレイの上側に、別の基本ディスプレイを、固定式の連結機構(連結部材として固定ブロックとネジを使う)を用いて、垂直面内で角度をなすようにして連結したものである。
図6は、第3の実施形態の変形例を示す側面図であり、これは1つの基本ディスプレイの上側に、別の基本ディスプレイを、可動式の連結機構(連結部材として長穴を有するブロック材と該長孔に滑合する締め付けネジを使う)を用いて両基本ディスプレイ間の相対位置を調整可能にして連結したものである。
図7及び図8は、第4の実施形態の側面図及びそのVIII−VIII断面図であって、これは円弧状のレールとガイドとからなる連結部材を用いることにより上下の基本ディスプレイ同士のなす角度を調整可能にしている。
図9及び図10は、第5の実施形態の側面図及び要部拡大側面図であって、これは上下の基本ディスプレイ同士のなす角度を調整し保持する垂直面内の傾斜角度調整機構付きの蝶番からなる連結機構を有している。
図11は、本発明に係るマルチディスプレイ装置の第6の実施形態を示す略斜視図であり、これは3つの基本ディスプレイを水平面内の傾斜角度調整機構付きの蝶番からなる連結機構を用いて水平方向に連結したものである。
図12は、上記第6の実施形態の平面図である。
図13は、図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
図14は、上記第6の実施形態における隣接する2つの基本ディスプレイの上方側において、互いに対向する外枠の側面部分を連結部材(蝶番の例)で連結した状態を示す一部破断平面図である。
図15は、上記第6の実施形態における隣接する2つの基本ディスプレイの下方側において、互いに対向する外枠の側面部分を連結部材(蝶番の例)で連結した状態と、水平面内の傾斜角度調整機構を示す一部破断平面図である。
図16は、上記第6の実施形態における連結部材(蝶番の例)の上方側と下方側を一体にして例示した斜視図であって、上方側と下方側では結合穴の位置が異なることを示している。
図17は、第7の実施形態の正面図であって、上記第6の実施形態における各基本ディスプレイの上方に基本ディスプレイを追加してそれぞれ上下2面からなる基本ユニットにし、合計6画面構成としたマルチディスプレイ装置を示している。
この発明は、例えばコンピュータ装置を構成するディスプレイ装置に関し、表示すべき画像が大きい場合でも表示可能とする一方で、複数の画像を表示させることも可能としたマルチディスプレイ装置を提供することを目的としたものである。
背景技術
近年、ディスプレイ装置等を含むコンピュータ装置の長足の進歩に伴い、その要求される機能の1つとして表示画面をより大きくすること、及び複数の画像の表示を同時に行うことが求められている。
例えば、CAD、CAM装置においては、作成すべき機械組立図等が大きな領域を占めるため、高解像度で大画面のディスプレイ装置が必要になる。
しかしながら、一般に使用されている高解像度のディスプレイ装置は、大きいもので23インチ大のものであるため、機械組立図などを一覧表示できないものであった。この結果、機械設計者は、上記組立図などの一部分を表示させて当該機械組立図などを修正する等しており、このような使用方法は、設計等をする者にとって非常に面倒であった。
また、事務等で使用するコンピュータ装置においても、例えば予め作成していた一覧表を見ながら他の書類を作成することがある。このような場合、例えばディスプレイ装置の画面を2つに分割し、1つの画面に例えば上記一覧表を表示させるとともに、他の画面に書類を作成するためのワープロソフトを立ち上げるとする。しかしながら、この装置を用いた場合、1つのディスプレイ装置の表示画面を2つに分割するものであるため、それぞれの表示画面の面積は小さなものとなり、例えば一覧表全体が表示されなかったりして書類の作成が円滑にできない等、新たな問題が生じてしまう。
さて、複数のディスプレイ装置を並べて、1つの画像を表示する事や、各画面に別々の画像を表示させる事は、従来から行われている。この時のディスプレイ装置の並べ方としては、それぞれ支持台で支持されたそれらを、単に机の上に水平および/または垂直方向に置く方法や、それぞれアームで支持された複数のディスプレイ装置を水平および/または垂直方向に配置する方法がある。
しかし、これらの並べ方では、次のような問題点がある。すなわち、いずれの場合も個々のディスプレイ装置が、幅の広い外枠を有しているため、画面と画面との間が広くなってしまい、画面のサイズが大きいほど見難くなる。
また、ディスプレイ装置と同数の支持台や支持アームが必要になり、設置スペースが大きくなってしまう。特に、支持アームを使用する場合、アームが固着される台や壁などの支持体が必要になり、装置としては大掛かりになるため高価になり、また移設するのに手間がかかる。
また、表示される画像によっては、通常の横長の画面よりも縦長の画面の方が使い勝手が良い場合がある。このような場合、従来はディスプレイ装置の表示部を90度回転させていたが、そのために表示部を90度回転させる機構と専用のソフトが必要になり、その費用もかかるという問題があった。
発明の開示
そこで、本発明では、表示すべき画像が大きい場合でもそれを一覧表示可能とする一方で、複数の画像を同時に表示させることも可能で、さらに表示部を90度回転させる機構及び専用のソフトを必要とせずに横長の画面または縦長の画面に画像を表示できるマルチディスプレイ装置を提供することを目的としている。
本発明に係るマルチディスプレイ装置の一態様は、ディスプレイとしての機能を有する基本ディスプレイを複数個、上下方向と水平方向との少なくとも一方向に配列したことを特徴とするものである。ここで,基本ディスプレイとは、画像表示部と、その周りの支持枠とからなるものである。
また、上記構成において、複数の基本ディスプレイを上下または左右の少なくとも一方向に隣接させて成る基本ユニットを複数個、上下方向と水平方向の少なくとも一方向に配列したことを特徴とするものである。
例えば上下に2つの基本ディスプレイを配設する構成の基本ユニットを採用すれば、上記基本ユニット2つを水平に並べることにより、上下に2面、左右に2面の合計4面の省スペースで、ポータブルなマルチディスプレイ装置を構成できる。
この構成により、4画面一杯に1つの大きな画像が表示でき、また4つの画像をそれぞれの画面に表示させる事が可能で、各画面を参照しながら行う作業には最適である。更に、表示部を90度回転させる機構およびその為の専用ソフトを必要とせずに、縦長の画像、横長の画像を表示できる。
また、この基本ユニットは、その個数を増やすことにより、多数画面が実現できる拡張性を有している。インターネット時代にあっては、この基本ユニットを使うことにより、画面をスクロールしないで、縦長の画像を一覧表示できるメリットは大きいものである。
また、上記構成において、複数個の基本ディスプレイが1つの外枠内に組み込まれていることを特徴とするものである。
この構成によれば、画面と画面との間隔を最小限にでき、装置の軽量化を図ることができる。
上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットを、互いに対向する側面部分若しくは該側面部分に固定の部分同士を、連結部材を使用した連結機構により連結させて成ることを特徴とするものである。
この構成によれば、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットを連結させることにより、利用者にとって画面が見やすくなると同時に、マルチディスプレイ装置の省スペース化が図れる。
また、上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニット同士のなす角度が、任意に調整保持できることを特徴とするものである。
この構成によれば、利用者にとって画面が見やすくなる。
また、上記構成において、複数の基本ディスプレイまたは基本ユニットを水平方向に配列し、中央の基本ディスプレイまたは基本ユニットに対して左右の基本ディスプレイまたは基本ユニットを連結機構により連結する。この場合、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニット同士の間隔が、それらの上方側と下方側とで異なることを特徴とするものである。
次に上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットに連結される連結部材の結合位置と、基本ディスプレイ間または基本ユニット間の中心位置との距離が、上方側と下方側とでは異なることを特徴とする。
この構成によれば、マルチディスプレイ装置による表示全体を見やすくするために、中央の基本ディスプレイまたは基本ユニットを、その画面の上側が利用者から遠ざかるように上下方向に傾斜させ、更に、これに隣接する左右の画面を、中央の画面に対して前方向(利用者側)に傾斜させても、左右の基本ディスプレイまたは基本ユニットの下端部が傾斜して画面が見づらくなる事が無くなる。
なお、上記構成において、互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットを連結する上方側と下方側の連結部材が、上下合わせて一体なものであることを特徴としている。
また、上記構成において、前記基本ディスプレイは、付設の傾斜機構により傾斜させた状態で保持自在としたことを特徴とする。
このような構成を採用することにより、利用者にとって表示画面が一層見やすくなる。
発明を実施するための最良の形態
次に本発明の実施形態を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明における基本ディスプレイの説明図であって、左斜線部分が、市販されているディスプレイ装置1の通常の外枠2を表している。その内側にある右斜線部分が画像表示部3の周りの支持枠である画像表示部支持枠4である。ここで、画像表示部3と画像表示部支持枠4を合わせたものを、本発明における基本ディスプレイ5と呼ぶ。
図2及び図3は本発明の第1の実施形態を示しており、図2は2つの基本ディスプレイ(液晶ディスプレイ)5,5を上下に配設した状態で1つの外枠7で支持して成る基本ユニット6の略斜視図を表している。この図において外枠7の内側の斜線を施した部分は、画像表示部支持枠4を表している。尚、これ以下の図では、この画像表示部支持枠4は図示しないことにする。
ここでの外枠7とは、複数個の基本ディスプレイ5を配列して保持するものを指しており、一般に言われる、例えば箱形状のものでその4面や5面である領域を囲むものだけを指しているわけではない。
図3は、図2の側面図であり、基本ユニット6は支持台8の上端に設けた付設の傾斜機構18(チルト機構)により、上下方向への傾斜角度(垂直面内傾斜角度δ)を変化させた状態で保持自在となっている。
この第1の実施形態である基本ユニット6は、通常の外枠2を用いずに基本ディスプレイ5,5同士を連続して配置しているので、2つの表示画面を持つにも拘わらず、ディスプレイ装置としてコンパクトである。また、机の上で自由に移動できポータブルでもあり、従来に無い新しいタイプのディスプレイ装置である。
また、この第1の実施形態によれば、上下の基本ディスプレイ5,5の境界部をより細くでき、上下の画面の連続性が向上し、また外枠7の製作に必要な材料を節約でき、軽量化が図れる。更に、従来は2つのディスプレイ装置1を水平に並べて縦長の画像を表示することが行われていたが、この基本ユニット6を使用することにより、縦長の画像を上下に一覧表示することができ、効率的な作業が可能になる。また、付設の傾斜機構18により、表示画面を適切な傾斜角度で保持でき、利用者にとって上下の画面が見やすくなる。
図4は、本発明の第2の実施形態として、上記の基本ユニット6を、水平方向に2つ配列し、上下に2面、左右に2面の合計4面からなる省スペースなマルチディスプレイ装置を示している。
この第2の実施形態によれば、コンピュータにマルチ画面用のグラフィックボードと、そのドライバーを組み込むことにより、マルチモニター作業ができる。すなわち、4画面一杯に1つの大きな画像が表示でき、また下側の画面を通常の作業用とし、上側の画面を参照用として用いることができ、作業効率の向上が図れる。
更に、表示部を90度回転させる機構およびその為の専用ソフトを必要とせずに、縦長や横長の画像を一覧表示できる。また、この基本ユニット6は、それらを多数個使用して、より多数画面のマルチディスプレイ装置に構成できるという拡張性がある。
図5は、本発明の第3の実施形態として、支持台8に支えられた1つの基本ディスプレイ5の上側に、垂直面内で傾斜させたもう一つの基本ディスプレイ5を、連結部材として固定ブロック10を用いて連結したマルチディスプレイ装置を示している。即ち、下側の画面に対して上側の画面を、垂直面内である固定の角度に傾斜させ、画像を見やすくしている。ここで、上下の基本ディスプレイ5の側面と固定ブロック10は、それぞれ適宜な手段により結合されている。この適宜な手段は、従来から知られた手段であり、例えば、締付けネジ10a等の手段を用いる。尚、この図では、基本ディスプレイ5の側面と固定ブロック10を直に締付けネジ10aで連結しているが、側面に、例えば板材をネジなどで締め付け、これを介して固定ブロック10を連結させても良い。
図6は、第3の実施形態の変形例を示す側面図であり、これは1つの基本ディスプレイ5の上側に、別の基本ディスプレイ5を、可動式の連結機構(長穴11aを有するブロック材11と該長孔11aに滑合する締付けネジ11b)を用いて下側の基本ディスプレイ5に対する上側の基本ディスプレイの位置を調整可能にして連結したものである。
上記の連結機構としては、上記以外に多数穴を有するブロック材と締め付けネジを組み合わせても良い。
図7及び図8は、本発明の第4の実施形態を示しており、連結機構が、円弧状のレール12と、それが嵌め合わされてスライドするガイド13とを組み合わせたもの2組から成る例を示すものである。次にレール12の一端を、一方の基本ディスプレイ5の側面板15に、溶接あるいは固定ネジ等で固定する。また、ガイド13を他方の基本ディスプレイ5の側面板15に溶接あるいは固定ネジ等で固定する。そしてガイド13に対してレール12を上下動させると、下の画面に対する上の画面の角度が変化する。利用者が見えやすい角度に上の画面を固定するために、ガイド13に設けたセットボルト14によりレール12を締め付ける。なお、レール12がガイド13から抜けるのを防止するために、レール12の他端にストップリング16を嵌着している。
なお、レール12に数個の溝を設け、且つガイド13に、その溝に嵌まり込むスライドピンを設けて、該スライドピンが係合する溝の位置を変える方式により、段階的に傾斜角度を変更する方式もある。
図9及び図10は、本発明の第5の実施形態を示しており、これは連結機構として、両基本ディスプレイ5,5を連結する特殊蝶番21を使用している例の右側面図及びその要部拡大図である。図10は、該蝶番の開き角を調整固定することにより、上下の基本ディスプレイ5,5の表示画面のなす角度θをある範囲内の任意の角度に調整して保持できる傾斜角度調整機構20を備えている。
図10において、下側の基本ディスプレイ5の側面(頂面)に特殊蝶番21の連結半部21aを、上側の基本ディスプレイ5の側面(底面)に連結半部21bを、適宜な手段(例えば、ネジ22など)により結合させる。そして、連結半部21a、21bに、ネジ22用の穴とは違う別の穴を設け、ネジ軸23を貫通させ、その両端部にナット24、24を螺合させている。このネジ軸23のいずれの位置にナット24,24を取り付けるかで、下側の基本ディスプレイ5に対する上側の基本ディスプレイ5の垂直面内での傾斜角度θを調整する。図10で、符号25はパイプ状のカラーを示している。これらが、傾斜角度調整機構20を構成している。
例えば、図10においてネジ軸23に螺合するナット24、24の位置を、この図に示す状態よりも互いに近づけた場合、傾斜角度θは小さくなり、隣接する基本ディスプレイ5,5の表示画面は同一平面に近づく。逆に、ナット24,24の位置を互いに離した場合、傾斜角度θは大きくなり、双方の表示画面のなす角度が大きくなる。尚、上記の傾斜角度θを調整する場合、当該調整状態に応じて、上記カラー25の長さを変化させることは言うまでもない。
また、カラー25の代わりに、ネジ軸23の長手方向に伸縮自在なコイルバネや、弾性材料からなるカラーを用いることもできる。また、2つのナット24を追加して、それらを連結半部21a、21bの内側でネジ軸23に螺合させて、既にある外側のナット24と両方で、連結半部21a又は21bを挟んだ状態にして締め付けることにより、カラー25の代用にする事もできる。
上記第4及び第5の実施形態によれば、利用者が見やすい角度に上の画面の傾きを調整して使用することができる。
また、第3乃至第5の各実施形態においても付設の傾斜機構18を取り付けると、表示画面を上下方向に傾斜させた状態で保持自在となる。
図11乃至図15は、本発明の第6の実施形態を示すものである。本例に係わるマルチディスプレイ装置30は、図11に示すように水平方向に3個の基本ディスプレイ(液晶ディスプレイ)5〜5を配列して成る。中央の基本ディスプレイ5に対して、左右の基本ディスプレイ5,5を、蝶番32、特殊蝶番34により回動自在に連結させた構成にしている。
すなわち、図11において、基端部に支持台8を設けた外枠7の内側に、中央の基本ディスプレイ5を配置し、この外枠7の両側面に、それぞれ左右の基本ディスプレイ5,5を設ける。そして中央の基本ディスプレイ5における外枠7の両側面と、上記左右の基本ディスプレイ5,5の外枠7における各一方の側面とは、上下に伸びる支軸31と、支軸31の上下2箇所位置に設けた蝶番32,34により連結されている。
なお、上記例では上下の蝶番32,34を、外枠7,7の側面の上端部と下端部にて連結しているが、これ以外の側面位置(例えば、側面の中央部と下端部)で連結しても構わない。また蝶番32,34の個数は、それぞれ1つ以上であっても良い。また、この例では、外枠7の側面に蝶番32,34を連結しているが、外枠7を介さないで、それぞれの画像表示部支持枠4同士を連結することもできる。
本例のマルチディスプレイ装置30では、表示画面が見やすいように、中央の基本ディスプレイ5を図13の如く、その画面の上側が利用者から遠ざかるように、角度δだけ上下方向に傾斜させている。更に、左右の基本ディスプレイ5,5を図12の如く、中央のそれに対して、利用者に近づくように水平方向に角度φだけ傾斜させている。この場合、上記の支軸31の上下に設けた蝶番32,34と外枠7,7との結合位置は、異ならせている。すなわち、上部に設けた蝶番32の連結半部32a,32bは、その先端側(図14の上方側)と外枠7の側面とで結合させている。一方、下部に設けた蝶番34の連結半部234a,34bは、その基端側(図15の下方側)で、外枠7の側面に結合させている。
ところで、このような連結をさせるのは以下の理由による。つまり上記のように図13においては、中央の基本ディスプレイ5を角度δだけ傾斜させている為、通常行われているように上下の蝶番32,34(図14、図15参照)で、各連結半部32a,32b,34a,34bのネジ22用の穴位置(支軸31からネジ22までの距離)を同一とした場合には、左右の基本ディスプレイ5,5の下端部が傾斜して画面が見づらくなってしまう。
そこで、このような不具合を解消し、いずれの基本ディスプレイ5〜5においても見やすくすべく、上記のように上下の蝶番32,34におけるネジ22の穴位置を異ならせている。こうする事により、隣接する基本ディスプレイ5,5の側面同士の間隔が、それらの上方側と下方側では異なることになる。
このマルチディスプレイ装置30では、図15に示したように、第5の実施形態と同じ傾斜角度調整機構20を使用しており、利用者が見やすい傾斜角度φに、表示画面を調整して保持できる。
なお、上記第6の実施形態の変形例として、図16に示したように、連結部材として蝶番32と34とを、その間を補足してつなげて一体にした一体蝶番35を用いてもよい。この図で、符号36,37はそれぞれ、上下のネジ22用の穴である。また、符号38は、ネジ軸23が貫通する穴を示している。この一体蝶番35を使用すると、図11において隣接する基本ディスプレイ5,5の隙間が見えなくなる利点がある。図11では、蝶番32と34が上下に離れているため、その間に隙間ができるが、この変形例にはそれがない。
このマルチディスプレイ装置30は、各基本ディスプレイ5と、図示していないコンピュータ本体とを電気的に接続し、コンピュータ本体からの指令に基づいて各基本ディスプレイ5に適宜の画面表示を行わせるようになっている。
例えば、このマルチディスプレイ装置30を、前記したCAD,CAM装置に使用する場合に、中央と右側の基本ディスプレイ5,5に設計すべき機械組立図を表示し、左側の基本ディスプレイ5に、設計変更したい部分を拡大表示させて修正することが出来る。尚この際には、中央と右側の基本ディスプレイ5,5の画面を、傾斜角度調整機構20により同一平面にして組立図を表示させると良い。
また、上記の場合において、左側の基本ディスプレイ5に、部分拡大図の代わりに、機械部品の一覧表を表示させる事も出来る。このように使用することにより、組立図であれ、一覧表であれ、これらを同時に画面表示させることが出来るため、作業能率が向上する。また従来のように一覧表などを予めプリントアウトしておく必要もないため、用紙の無駄をなくし、省エネルギー化・省資源化が図れる。
また、このマルチディスプレイ装置30を使用して、事務作業をする場合、3つの基本ディスプレイ5〜5のいずれかを、ワープロソフトによる書類作成用とし、残りの基本ディスプレイ5,5に参考資料や一覧表を表示させることが出来る。或いは、コンピュータ本体にTVチューナボードを組み込んでいる場合には、見たいTV番組を表示させ、他の2つの基本ディスプレイでなすべき事務作業を処理できる。
これらのマルチ画面作業により、事務処理の効率化が図れ、更には多面的、多目的な使用を実現できる。そしてこのマルチディスプレイ装置30の場合、中央の基本ディスプレイ5の支持台8だけで3つの基本ディスプレイ5〜5を保持しているので、机の上などでの接触スペースが少なくて済むという利点がある。
上記第6の実施形態においては、基本ディスプレイ5〜5を、中央および左右にそれぞれ配列させているが、図17に示した第7の実施形態のように、基本ディスプレイ5の代わりに、上下に基本ディスプレイ5,5を配設した基本ユニット6を使用して6画面の構成にした、マルチディスプレイ装置にしてもよい。
なお、基本ディスプレイ5としては、上記各実施形態例は液晶ディスプレイ5〜5を採用しているが、これに代えてプラズマ・ディスプレイや有機ELディスプレイなどを使用することもできる。
産業上の利用可能性
この発明に係わるマルチディスプレイ装置は、表示すべき画像が大きい場合でも、その全体を表示可能とする一方で、複数の画像を表示させることも可能である。更に表示部を90度回転させる機構および専用のソフトを必要とせずに、縦長の画面や横長の画面を表示でき、CAD,CAM装置や事務処理用に限らず、ゲーム用も含めて、あらゆる用途に使われるコンピュータのディスプレイ装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明における基本ディスプレイの説明図である。
図2は、本発明にかかるマルチディスプレイ装置の第1の実施形態である基本ユニットを示す略斜視図であり、これは複数個の基本ディスプレイが1つの外枠に組み込まれている状態を示している。
図3は、上記第1の実施形態の側面図であり、これは付設の傾斜機構の例を示している。
図4は、第2の実施形態を示す正面図であり、これは第1の実施形態の基本ユニットを水平方向に2つ並べたものである。
図5は、第3の実施形態を示す斜視図であり、これは1つの基本ディスプレイの上側に、別の基本ディスプレイを、固定式の連結機構(連結部材として固定ブロックとネジを使う)を用いて、垂直面内で角度をなすようにして連結したものである。
図6は、第3の実施形態の変形例を示す側面図であり、これは1つの基本ディスプレイの上側に、別の基本ディスプレイを、可動式の連結機構(連結部材として長穴を有するブロック材と該長孔に滑合する締め付けネジを使う)を用いて両基本ディスプレイ間の相対位置を調整可能にして連結したものである。
図7及び図8は、第4の実施形態の側面図及びそのVIII−VIII断面図であって、これは円弧状のレールとガイドとからなる連結部材を用いることにより上下の基本ディスプレイ同士のなす角度を調整可能にしている。
図9及び図10は、第5の実施形態の側面図及び要部拡大側面図であって、これは上下の基本ディスプレイ同士のなす角度を調整し保持する垂直面内の傾斜角度調整機構付きの蝶番からなる連結機構を有している。
図11は、本発明に係るマルチディスプレイ装置の第6の実施形態を示す略斜視図であり、これは3つの基本ディスプレイを水平面内の傾斜角度調整機構付きの蝶番からなる連結機構を用いて水平方向に連結したものである。
図12は、上記第6の実施形態の平面図である。
図13は、図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
図14は、上記第6の実施形態における隣接する2つの基本ディスプレイの上方側において、互いに対向する外枠の側面部分を連結部材(蝶番の例)で連結した状態を示す一部破断平面図である。
図15は、上記第6の実施形態における隣接する2つの基本ディスプレイの下方側において、互いに対向する外枠の側面部分を連結部材(蝶番の例)で連結した状態と、水平面内の傾斜角度調整機構を示す一部破断平面図である。
図16は、上記第6の実施形態における連結部材(蝶番の例)の上方側と下方側を一体にして例示した斜視図であって、上方側と下方側では結合穴の位置が異なることを示している。
図17は、第7の実施形態の正面図であって、上記第6の実施形態における各基本ディスプレイの上方に基本ディスプレイを追加してそれぞれ上下2面からなる基本ユニットにし、合計6画面構成としたマルチディスプレイ装置を示している。
Claims (9)
- ディスプレイとしての機能を有する基本ディスプレイを複数個、上下方向と水平方向との少なくとも一方向に配列したことを特徴とするマルチディスプレイ装置。
- 複数の基本ディスプレイを上下または左右の少なくとも一方向に隣接させて成る基本ユニットを複数個、上下方向と水平方向の少なくとも一方向に配列したことを特徴とする、請求項1に記載のマルチディスプレイ装置。
- 複数個の基本ディスプレイが1つの外枠内に組み込まれていることを特徴とする、請求項1または2に記載のマルチディスプレイ装置。
- 互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニットを、互いに対向する側面部分若しくは該側面部分に固定の部分同士を、連結機構により連結させて成ることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のマルチディスプレイ装置。
- 互いに隣接する基本ディスプレイまたは基本ユニット同士のなす角度が、任意に調整保持できることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のマルチディスプレイ装置。
- 複数の基本ディスプレイまたは基本ユニットを水平方向に配列し、中央の基本ディスプレイまたは基本ユニットに対して左右の基本ディスプレイまたは基本ユニットを夫々連結機構により連結する場合、互いに隣接する基本ディスプレイ同士の間隔が基本ディスプレイまたは基本ユニットの上方側と下方側とで異なることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載のマルチディスプレイ装置。
- 前記連結機構における連結部材の基本ディスプレイまたは基本ユニットに対する結合位置と、前記連結部材により互いに隣接して連結される基本ディスプレイ間または基本ユニット間の中心位置との距離が、上方側と下方側とでは異なることを特徴とする請求項6に記載のマルチディスプレイ装置。
- 前記連結機構の連結部材において、上方側結合部と下方側結合部とを繋げて一体にしたものであることを特徴とする、請求項6又は7に記載のマルチディスプレイ装置。
- 前記基本ディスプレイは、付設の傾斜機構により傾斜させた状態で保持自在としたことを特徴とする、請求項1乃至8に記載のマルチディスプレイ装置。
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