JPWO2003038377A1 - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、端末装置に、位置に関連するコンテンツのアドレスと位置との組を少なくともひとつ以上格納したコンテンツリスト153を蓄積するコンテンツリスト蓄積部113と、位置を検出する位置検出部110と、検出された位置に基づいて進行方向前方を含む領域を定義し、コンテンツリスト153に格納された位置のうち、定義した領域にある位置を特定する特定部104と、特定した位置に対応付けられているアドレスに対応するコンテンツを取得するコンテンツ取得部105と、を備えるようにしたものである。

Description

技術分野
本発明は、移動体に搭載されて用いられ、位置に関連するコンテンツを提示するための端末装置に関する。
背景技術
近年、携帯電話網を含む無線通信網の整備に伴い、自動車などの移動体に搭載されて用いられる端末装置にコンテンツを提供するサービスが普及しつつある。移動体に搭載された端末装置に提供されるコンテンツは、移動体が通る位置に関連するコンテンツであることが好ましい。
移動体が通る位置に関連するコンテンツを端末装置に提供する従来技術として、例えば、「LOCATIONWARE」とよばれる技術が知られている。「LOCATIONWARE」は、下記の文献1および文献2に記載されている。
文献1:坂田ほか、「通知型の位置関連情報提供サービスの提案と、その実現方式の検討」、情報処理学会モバイルコンピューティングとワイヤレス通信研究会、2000−MBL−15−10、Vol.2000、No.112、pp.73−80、2000年12月。
文献2:倉島ほか、「位置情報サービス・プラットフォーム「LOCATIONWARE」における通知サービスの技術と応用」、NEC技報、Vol.54、No.7、2001。
この技術では、サーバが端末装置から端末装置の現在位置と最大キャッシュ量とを受信する。サーバは、受信した端末装置の位置の周囲の周辺に取得範囲(キャッシュ範囲)を設定し、その取得範囲内の位置に関連する情報(コンテンツ)を位置関連情報データベースから検索する。取得範囲は、取得範囲内のコンテンツデータの合計量が最大キャッシュ量以内になるように設定される。
検索されたコンテンツデータと、取得範囲の情報とは、サーバによって端末装置に送信される。このようにして、端末装置のユーザに、現在位置に関連するコンテンツが提示される。
次に、従来技術によるサーバと端末との間の通信の状況について図1を用いて説明する。図1は、従来技術によるサーバと端末装置との間の通信の状況を示す図である。
まず、時間帯B1において、端末装置1702が、端末装置1702の位置情報をサーバ1701に送信する。次に、時間帯B2において、サーバ1701が、受信した位置情報に基づいて取得範囲の計算と、計算した取得範囲に対応するコンテンツデータの検索を行う。次に、時間帯B3において、サーバ1701は、取得範囲の情報を端末装置1702に送信する。そして、時間帯B4において、サーバ1701が、コンテンツデータを端末装置1702に送信する。
ところで、時間の経過とともに位置が移動する移動体に搭載された端末装置には、位置に関連するコンテンツを適切なときに提示する必要がある。
これは、あるコンテンツに関連する位置を移動体が通りすぎた後に、そのコンテンツが提示された場合には、掲示されたコンテンツは、端末装置の位置に対応しないものになり、価値がほとんどないものになるからである。
また、サーバへのアクセスが集中するなどにより、サーバへの負荷が大きくなった場合には、サーバは、コンテンツデータの検索処理に時間がかかる。このため、上記文献に開示される従来技術では、サーバが、コンテンツデータの検索処理をしている間に、移動体が移動してしまい、端末装置にコンテンツが適切なときに提示されないことがある。
次に、サーバ1701と端末装置1702との間の通信に関わるタイミングについて図2を用いて詳細に説明する。図2は、従来技術によるサーバ1701と端末装置1702との間の通信に関わるタイミングを示す図である。
時間軸1710は、サーバへのアクセスが集中していない場合のサーバ1701と端末装置1702との間の通信に関わるタイミングを示すものである。
この場合には、時刻t=0において端末装置1702がサーバ1701へ位置情報の送信(B1)を開始し、時刻1705よりも前にサーバ1701が端末装置1702へコンテンツデータの送信(B4)を完了する。
時刻1705は、コンテンツデータを端末装置1702に表示することが所望される時刻である。時刻1705は、例えば、端末装置を搭載した移動体が、コンテンツデータの関連する位置を通過する時刻である。
時間軸1710に示されるタイミングでは、時刻1705において、適切に端末装置1702にコンテンツデータを表示することができる。
時間軸1711は、サーバへのアクセスが集中している場合のサーバ1701と端末装置1702との間の通信に関わるタイミングを示すものである。
この場合には、時刻t=0において端末装置1702がサーバ1701へ位置情報の送信(B1)を開始し、時刻1705よりも後にサーバ1701が端末装置1702にコンテンツデータの送信(B4)を完了する。
時間軸1711に示されるタイミングでは、時刻1705において、端末装置1702へコンテンツデータの送信が完了していない。このため、端末装置1702は、コンテンツデータを適切なときに表示することができない。
これは、サーバ1701へのアクセスが集中したことによって、サーバ1701による取得範囲の計算にかかる時間およびコンテンツデータの検索にかかる時間が、時間1704だけ増えたことに起因するものである。
特に、端末装置を搭載する移動体が高速で移動する場合に、サーバ1701による取得範囲の計算にかかる時間およびコンテンツデータの検索処理にかかる時間が増加することにより、コンテンツデータが適切なタイミングで表示されなくなる可能性が高くなる。
発明の開示
本発明の目的は、コンテンツデータの取得先であるサーバへの負荷を小さくすることができる端末装置を提供することである。
本発明は、端末装置において、位置に関連するコンテンツのアドレスと位置との組を少なくともひとつ以上格納したコンテンツリストを記憶し、現在の位置を検出し、検出した位置に基づいて進行方向前方を含む領域を定義し、コンテンツリストに格納された位置のうち、定義した領域にある位置を特定し、特定した位置に対応付けられているアドレスを用いて特定した位置に対応付けられているコンテンツを取得するようにしたものである。
これにより、コンテンツデータの取得先であるサーバにおいて、位置に基づいたコンテンツ検索を行う必要がなくなる。よって、コンテンツデータの取得先であるサーバの負荷を少なくすることができる。
発明を実施するための最良の形態
はじめに、本発明の端末装置が使用される形態について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の端末装置が使用される形態を模式的に示す図である。
端末装置101は、移動体143に搭載されて用いられる。移動体143は、例えば、自動車、バイクおよび自転車等である。
端末装置101が移動体143に搭載されるとは、端末装置101が移動体143に備え付けられていることと、持ち運び可能な端末装置101がユーザによって移動体143に持ち込まれて使用されることとの両方を含む。また、ユーザが端末装置101を携帯して徒歩により移動する場合には、ユーザ自身を移動体とみなす。
端末装置101は、例えば、通信機能付きのカーナビゲーションシステム、PDA(Personal Data Assist)またはノート型パーソナルコンピュータ等である。また、端末装置101は、携帯電話またはPHS等の任意の携帯型の通信端末であってもよい。また、端末装置101は、テレビ放送、ラジオ放送等の放送受信端末の機能を有していてもよい。
移動体143は、経路144に沿って移動する。経路144は、予め計画されていてもよいし、計画されていなくてもよい。経路144の近くの位置には、施設145が存在する。
図3には、施設145の例として、レストランとガソリンスタンドとが示されている。もちろん、施設145はこれらの例に限定されない。施設145は、ショッピング施設、観光施設等の、ユーザ(例えば、移動体143の運転者または同乗者)に提示することが所望されるコンテンツを有する任意の施設である。
移動体143は、所定の地域146の内部を移動する。地域146は、例えば、国全体、関東地方、関西地方、都道府県または市町村である。また、地域146は、このような行政区分とは無関係に定められる特定の地域であってもよい。経路144が予め計画されている場合には、地域146を経路144の周辺の地域となるように定めてもよい。
端末装置101は、無線通信路140によって広域道路情報サーバ102と接続されている。また、端末装置101は、無線通信路141によってコンテンツサーバ103と接続されている。
広域道路情報サーバ102およびコンテンツサーバ103は、例えば、任意の構成を有するサーバコンピュータである。
無線通信路140および無線通信路141は、例えば、携帯電話回線、PHS回線、無線LAN回線、DSRC等である。
なお、DSRCはDedicated Short Range Communications(狭域通信)の略であり、現在、有料道路の自動料金収受システムで用いられている通信方式である。DSRCについての詳細は、文献:DSRCシステム研究会編「ITSインフォメーションシャワー〜DSRCシステムの全て」、クリエイト・クルーズ(株)、に記載されている。
なお、端末装置101と広域道路情報サーバ102とが直接、無線通信路140で接続されていることは必須ではない。端末装置101と広域道路情報サーバ102との間に、無線通信路140に加えて、任意のネットワーク(例えば、インターネット)または有線通信路が介在していてもよい。端末装置101とコンテンツサーバ103との間も端末装置101と広域道路情報サーバ102との間と同様に、無線通信路140で接続されていることは必須ではない。
コンテンツサーバ103は、端末装置101にコンテンツデータ(図3には示されていない、図6参照)を送信する。
このコンテンツデータは、施設145の位置に関連するコンテンツを表す。そのようなコンテンツは、例えば、施設145の広告情報である。あるいは、コンテンツは、施設145とは関係しない道路情報または観光情報であってもよい。コンテンツは、所定の地域146内の位置(例えば、施設145がある位置)に関連する。
端末装置101は、このようなコンテンツを表すコンテンツデータを表示する。
次に、本発明の原理について図4を用いて説明する。図4は、本発明のコンテンツサーバ103と端末装置101との間の通信の状況を示す図である。
まず、時間帯D1において、端末装置101が、端末装置101の位置情報に基づいてコンテンツデータの取得範囲(コンテンツデータ取得領域)を計算し、コンテンツデータ取得領域内の位置に関連するコンテンツデータをコンテンツリストから検索する。
次に、時間帯D2において、端末装置101は、検索したコンテンツデータの要求をコンテンツサーバ103に送信する。
そして、時間帯D3において、コンテンツサーバ103は、コンテンツデータを端末装置101に送信する。
次に、本発明によるコンテンツサーバ103と端末装置101との間の通信に関わるタイミングについて図5を用いて説明する。図5は、本発明のコンテンツサーバ103と端末装置101との間の通信に関わるタイミングを示す図である。
まず、時刻t=0において、端末装置101が取得範囲の計算およびコンテンツデータの検索を開始し、時刻1805よりも前にサーバ103から端末装置101にコンテンツデータの送信が完了する。
時刻1805は、コンテンツデータが表示されることが所望される時刻である。
このように、本発明では、取得範囲の計算および検索は、端末装置101において行われる。従って、コンテンツサーバ103にアクセスが集中した場合であっても、取得範囲の計算および検索にかかる時間が延びることがない。従って、時刻1805において、端末装置101はコンテンツデータを適切に表示することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図6〜図22を参照しながら説明する。本明細書中で、同一の参照番号は同一の構成要素を示し、重複した説明は省略する場合がある。
まず、上記実施の形態にかかる端末装置101の構成について図6を用いて説明する。図6は、端末装置101を含むコンテンツ配信システム600の構成を示す図である。
端末装置101は、先読みスケジューラ104と、先読み部105と、表示制御部109と、位置検出部110と、通信インタフェース111と、蓄積管理部112と、表示装置114と、蓄積部113と、を備える。
通信インタフェース111は、無線通信路140を介して広域道路情報サーバ102と通信する。また、通信インタフェース111は、無線通信路141を介してコンテンツサーバ103と通信する。
位置検出部110(検出部)は、移動体143(図3)の位置を検出する。さらに、位置検出部110は、移動体143の移動方向、移動速度等を検出する。
位置検出部110は、例えば、GPS(Global Positioning System)センサである。また、位置検出部110は、ユーザに地図画面を提示し、ユーザが指定した地図画面上の位置を移動体143の位置として検出する任意の入力デバイスであってもよい。さらに、位置検出部110は、カーナビゲーションシステム(図示せず)と連動していてもよい。
先読みスケジューラ104は、通信インタフェース111を介してコンテンツリスト153を広域道路情報サーバ102から取得する。
コンテンツリスト153は、例えば、地域146(図1参照)内の位置と、その位置に関連するコンテンツを表すコンテンツデータ152のアドレスとを対応付けるテーブルである。
コンテンツリスト153の具体例については、図7〜図9を参照して後述する。
先読み部105は、コンテンツを示すコンテンツデータ152を通信インタフェース111、を介してコンテンツサーバ103から取得する。
先読み部105がコンテンツデータ152を取得するタイミングは、先読みスケジューラ104が、コンテンツリスト153に基づいて制御する。
蓄積部113は、コンテンツサーバ103から取得されたコンテンツデータ152を格納する。蓄積部113は、例えば、ハードディスクである。また、蓄積部113は、任意のメモリであっても良い。
蓄積管理部112は、蓄積部113に蓄積されたコンテンツデータ152を管理する。
表示装置114は、蓄積部113に蓄積されたコンテンツデータ152を表示する。表示装置114がコンテンツデータ152を表示するタイミングは、表示制御部109が、コンテンツリスト153に基づいて制御する。
表示装置114には、コンテンツデータ152のタイプに応じた任意のタイプの表示装置が用いられる。コンテンツデータ152が映像を表す場合には、表示装置114として任意の映像表示装置が使用される。コンテンツデータ152が音声を表す場合には、表示装置114として任意の音声再生装置が使用される。
なお、表示部114の変わりに任意の提示装置を用いてもよい。提示装置としては、プリンタなども含まれる。
次に、コンテンツリスト153について図7を用いて説明する。図7は、コンテンツリスト153のデータ構造の一例を示す図である。
コンテンツリスト153は、蓄積部113(図6)に蓄積され、先読みスケジューラ104および表示制御部109によってアクセスされる。このように、蓄積部113は、コンテンツが関連する地域146内の位置と、その位置に対応するコンテンツを表すコンテンツデータ152のアドレスとを対応付けて記憶するコンテンツリスト蓄積部としての機能を持つ。
コンテンツリスト153は、レコード#1とレコード#2とを含む。各レコードは、1つのコンテンツデータに対応している。各レコードは、「アドレス」フィールド201と、「位置」フィールド202と、「サイズ」フィールド203とを含む。
「アドレス」フィールド201は、コンテンツデータ152のアドレスを格納するフィールドである。コンテンツデータ152のアドレスは、例えば、コンテンツサーバ103(図6)におけるコンテンツの格納場所を示す。
また、端末装置101とコンテンツサーバ103との間にインターネット等のネットワークが介在する場合には、コンテンツデータ152のアドレスは、そのネットワーク上でコンテンツデータ152の格納場所を一意に特定するアドレス(例えば、URLアドレス)である。この場合には、アドレスは、ネットワーク上でコンテンツサーバ103を特定する情報になる。URLアドレスは、「プロトコル名+ホスト名+ディレクトリ名+ファイル名」で表される情報である。ホスト名は、コンテンツサーバ103に割り当てられた名称である。
図7に示される例では、レコード#1に対応するコンテンツデータのホスト名は、「www.sample1.com」であり、レコード#2に対応するコンテンツデータのホスト名は、「www.sample2.org」である。これは、レコード#1に対応するコンテンツデータと、レコード#2に対応するコンテンツデータとが異なるサーバに格納されていることを意味する。
このように、本発明ではコンテンツデータの検索を端末装置101が行うので、異なるコンテンツデータが異なるコンテンツサーバに格納されていてもよい。これにより、1つのコンテンツサーバへのアクセスの集中を避けることができ、1つのコンテンツサーバの負荷をさらに小さくすることができる。
図7に示される例では、コンテンツデータ152のトップページのアドレスが「アドレス」フィールド201に記載されている。
コンテンツデータ152が画像等の部品を含む場合、そのような部品のアドレスは、コンテンツリスト153を取得した先読みスケジューラ104(図6)がトップページを解析することによって得ることができる。
「位置」フィールド202は、コンテンツデータ152が表すコンテンツが関連する地域146(図3)内の位置を格納するフィールドである。図7に示される例では、地域146内の位置は、緯度と経度とによって表現されている。
なお、地域146内の位置の表現形態は、これに限定されない。
以下、本明細書中で、コンテンツが関連する地域146内の位置(すなわち、コンテンツを表すコンテンツデータが関連する地域146内の位置)を「コンテンツ位置」とよぶ。
「サイズ」フィールド203は、コンテンツデータ152のサイズを格納する領域である。図7に示される例では、トップページのサイズが「サイズ」フィールド203に格納されている。
このように、コンテンツリスト153は、地域146(図3)内の少なくとも1つの位置(フィールド202)を、その少なくとも1つの位置のそれぞれに関連するコンテンツデータのアドレス(フィールド201)に対応付けて定義するテーブルである。
コンテンツリスト153は、蓄積部113(図6)に記憶される。つまり、蓄積部113は、コンテンツリスト153(テーブル)を記憶するテーブル記憶部として機能する。
なお、コンテンツリスト153が「サイズ」フィールド203を有していることは必須ではない。
また、コンテンツリスト153は、図7の例に限定されない。コンテンツリスト153の別の例について、図8を用いて説明する。図8は、コンテンツリスト153のデータ構造の他の例を示す図である。
図8に示されるコンテンツリスト153の例は、図7に示されるコンテンツリスト153の例とは、「サイズ」フィールド203に格納される値が異なっている。
図8に示されるコンテンツリスト153の例では、トップページのサイズと、コンテンツデータ152に含まれるすべての部品のサイズとを合計したサイズが「サイズ」フィールド203に格納されている。
この場合、先読みスケジューラ104は、コンテンツリスト153を参照するだけで、コンテンツデータ152を取得するのに必要な時間を見積もることができる。
また、コンテンツリスト153のデータ構造のさらに他の例について図9を用いて説明する。
図9に示されるコンテンツリスト153の例では、コンテンツデータ152に含まれるそれぞれの部品のアドレスとサイズとが、コンテンツリスト153に記載されている。具体的には、レコード#1−1、#1−2、#2−1および#2−2に部品のアドレスとサイズが記述されている。
この場合、先読みスケジューラ104は、コンテンツリスト153を参照するたけで、コンテンツデータ152に含まれるそれぞれの部品のアドレスとサイズとを得ることができる。
図7〜図9を参照して説明したコンテンツリスト153は、任意の形式で表現することができる。例えば、コンテンツリスト153は、XML(eXtensible Markup Language)によって表現される。XMLは、World Wide Web Consortiumによって規格が定められた言語である。World Wide Web Consortiumについては、ウェブページ「http://www.w3.org」に記載されている。
次に、図7に示すコンテンツリスト153をXMLによって表現した例について図10を用いて説明する。
図10に示されるように、コンテンツリスト153のタグ<url>とタグ</url>とにより挟まれる部分(行1581)には、コンテンツデータ152のアドレスが記述されている。また、コンテンツリスト153のタグ<location>とタグ</location>とにより挟まれる部分(行1582)には、コンテンツデータ152が表すコンテンツの関連する地域146(図3)内の位置が記述されている。また、コンテンツリスト153のタグ<size>とタグ</size>とにより挟まれる部分(行1583)には、コンテンツデータ152のサイズが記述されている。また、コンテンツリスト153のタグ<content>とタグ</content>とにより挟まれる部分(コンテンツ#1)には、1つのコンテンツを示す情報が記述されている。コンテンツ#1は、レコード#1(図7)に対応しており、コンテンツ#2は、レコード#2(図7)に対応している。
また、コンテンツデータ152は、XMLによって表現されることに限定されない。コンテンツデータ152は、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)によって表現されてもよい。HTMLも、World Wide Web Consortiumによって規格が定められた言語である。
次に、先読みスケジューラ104が、コンテンツデータ152を取得する処理について図11を用いて説明する。図11は、端末装置101がコンテンツデータ152を取得するタイミング制御のフローチャートである。
図11に示される処理は、移動体143の移動中に、常に所定の時間間隔で繰り返される。また、図11に示される処理は、移動体143が所定の距離だけ移動する毎に繰り返されてもよい。
まず、先読みスケジューラ104が、広域道路情報サーバ102から、コンテンツリスト153を取得する(ステップS301)。
先読みスケジューラ104がコンテンツリスト153を取得する形態は、放送の形態であってもよいし、オンデマンドの形態であってもよい。
先読みスケジューラ104が放送の形態でコンテンツリスト153を取得する場合には、広域道路情報サーバ102(図6)は、地域146(図3)をカバーするようにコンテンツリスト153を放送し、先読みスケジューラ104は、その放送を受信することによってコンテンツリスト153を取得する。放送は、例えば、ディジタル放送等のデータ放送である。
先読みスケジューラ104がコンテンツリスト153をオンデマンドの形態で取得する場合には、例えば、移動体143(図3)が地域146に入った時点で、先読みスケジューラ104はコンテンツリスト153の要求を広域道路情報サーバ102に送信する。広域道路情報サーバ102は、先読みスケジューラ104からの要求に応答して端末装置101にコンテンツリスト153を送信し、先読みスケジューラ104は、通信を受信することによってコンテンツリスト153を取得する。
また、先読みスケジューラ104は、任意の記録媒体(例えば、フレキシブルディスク)からコンテンツリスト153を読み込むことにより、取得してもよい。この場合には、広域道路情報サーバ102(図3)は必要ではない。
このように、先読みスケジューラ104は、ステップS301において、コンテンツリスト153(テーブル)を取得するテーブル取得部として機能する。
ステップS301は、端末装置101を搭載する移動体143(図3)が地域146に入った時点で(あるいは、地域146に入る前に)一度だけ行われればよい。
また、ステップS301において、先読みスケジューラ104が取得したコンテンツリスト153は、蓄積部113に蓄積される。蓄積されたコンテンツリスト153は、蓄積管理部112と表示制御部109とによってアクセスされる。
次に、位置検出部110が、移動体143の位置を検出する(ステップS302)。
次に、先読みスケジューラ104は、ステップS302で検出された移動体143の位置に基づいて、通過予定道路を決定する(ステップS303)。
通過予定道路とは、移動体143がこれから通過すると予測される道路をいう。先読みスケジューラ104は、通過予定道路を、道路地図を参照して決定する。先読みスケジューラ104は、道路地図を、コンテンツリスト153とともに広域道路情報サーバ102から取得してもよいし、記録媒体に記録された道路地図データを読み込むことによって取得してもよい。
なお、移動体143の経路144(図3)が予め計画されている場合には、先読みスケジューラ104は、経路144を通過予定道路として決定してもよい。
次に、先読みスケジューラ104は、コンテンツデータ取得領域を決定する(ステップS304)。
コンテンツデータ取得領域は、ステップS302において、位置検出部110が検出した移動体143の位置に基づいて決定される。また、先読みスケジューラ104は、コンテンツデータ取得領域を、ステップS303で決定した通過予定道路を考慮して決定してもよい。
なお、コンテンツデータ取得領域の例は、図12〜図15を参照して後述する。
次に、先読みスケジューラ104は、コンテンツリスト153の1つのコンテンツデータ152(1つのレコード)に注目する(ステップS305)。
次に、先読みスケジューラ104は、ステップS305で注目したコンテンツデータ152の関連する位置(コンテンツ位置)がコンテンツデータ取得領域に含まれているか否かを判定する(ステップS306)。
そして、ステップS306の判定の結果が「Yes」である場合には、先読みスケジューラ104は、ステップS307の処理に進む。一方、ステップS306の判定の結果が「No」である場合には、先読みスケジューラ104は、ステップS308の処理に進む。
ステップS307において、先読みスケジューラ104は、注目したコンテンツデータ152を取得候補コンテンツデータとして指定する。
ステップS308において、先読みスケジューラ104は、コンテンツリスト153のすべてのコンテンツデータについて、ステップS305〜ステップS307の処理が完了したか否かを判定する。
そして、ステップS308の判定の結果が「Yes」である場合には、先読みスケジューラ104は、ステップS309の処理に進む。一方、ステップS308の判定の結果が「No」である場合には、先読みスケジューラ104は、ステップS305の処理に戻る。
このように、先読みスケジューラ104は、ステップS305〜ステップS307の処理を、コンテンツリスト153に含まれる各レコード(コンテンツデータ)について実行することにより、コンテンツリスト153に含まれるコンテンツデータから、取得候補コンテンツデータを特定する。
次に、先読みスケジューラ104は、取得候補コンテンツデータのうち、未取得コンテンツデータを決定する(ステップS309)。
未取得コンテンツデータは、蓄積部113に蓄積されていないコンテンツデータをいう。先読みスケジューラ104は、未取得コンテンツデータの決定を、コンテンツデータが蓄積部113に蓄積されているか否かを蓄積管理部112に問い合わせることによって行う。
次に、端末装置101は、未取得コンテンツデータをコンテンツサーバ103から取得する(ステップS310)。
具体的には、ステップS310において、まず、先読みスケジューラ104が、取得候補コンテンツデータのコンテンツ位置に対応付けられているアドレスをコンテンツリスト153から読み出し、先読み部105に送るアドレス読み出し部として機能する。
ただし、先読みスケジューラ104は、ステップS310の1回ごとの処理においては、取得候補コンテンツデータのうち、既に取得されたコンテンツデータ(未取得コンテンツデータでないコンテンツデータ)のコンテンツ位置に対応付けられているアドレスは読み出さない。
次に、先読み部105が、先読みスケジューラ104が読み出したアドレスに対応するコンテンツデータ(未取得コンテンツデータ)を要求するための要求151(図6)を、コンテンツサーバ103に送信する。
これに対して、コンテンツサーバ103は、要求151に応答して、未取得コンテンツデータ(コンテンツデータ152)を端末装置101に送信する。
このように、ステップS310において、先読み部105は、取得候補コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得部として機能する。
ただし、先読み部105は、ステップS310の1回ごとの処理においては、取得候補コンテンツデータのうち、既に取得されたコンテンツデータ(未取得コンテンツデータでないコンテンツデータ)を取得しない。
また、先読みスケジューラ104は、先読み部105のステップS310における未取得コンテンツデータのコンテンツサーバ103からの取得を、未取得コンテンツデータ(コンテンツデータ152)の取得に必要な時間を考慮してもよい。具体的には、先読み部105は、未取得コンテンツデータの表示予定時刻までにその取得が完了する限りにおいて、取得をできるだけ遅く始めるようにする。これは、移動体143が急に移動方向を変えた等の理由によって、結果的に表示されないコンテンツデータ152を過剰に取得するリスクをできるだけ減らすためである。
先読みスケジューラ104は、表示予定時刻を、例えば、コンテンツデータ152の表示限度時刻として予想される時刻の3分前の時刻として決定する。
コンテンツデータ152の「表示限度時刻」は、移動体143がコンテンツデータ152のコンテンツ位置を通過する場合には、その時刻として定義される。また、コンテンツデータ152の「表示限度時刻」は、移動体143がコンテンツデータ152のコンテンツ位置を通過しない場合には、移動体143がコンテンツデータ152のコンテンツ位置に最も接近する時刻として定義される。
また、移動体143がコンテンツデータ152のコンテンツ位置を通過しない場合には、先読みスケジューラ104は、表示限度時刻を、移動体143がコンテンツデータ152のコンテンツ位置に到達するために通過しなければならない経路144上の分岐箇所を通過する時刻として定義してもよい。
先読みスケジューラ104は、コンテンツデータ152の取得に必要な時間を、コンテンツデータ152のサイズを無線通信路141(図6)の伝送速度(公称の伝送速度または実効的な伝送速度)で割ることによって求める。
なお、無線通信路141は、複数設けられていてもよい。この場合には、先読みスケジューラ104は、複数の無線通信路141のいずれかが通信可能であるかどうかを判断し、さらに、通信可能な無線通信路141の伝送速度および通信料金等を考慮して、使用する無線通信路141を決定してもよい。
先読みスケジューラ104は、無線通信路が通信可能であるかどうかの判断を、例えば、その無線通信路141で使用している電波の強度を検出することによって行ってもよいし、その無線通信路141が使用可能なエリア(例えば、携帯電話のサービスエリア)を示す地図と、端末装置101の現在位置とを照合することによって行ってもよい。先読みスケジューラ104は、そのような地図を、例えば、広域道路情報サーバ102(図6)からダウンロードする。
このようにして、端末装置101は、コンテンツ取得領域に含まれているコンテンツデータ152を取得する。
次に、図11に示すステップS304において決定されるコンテンツ取得領域501について図12を用いて説明する。図12は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータ取得領域501の例を示す図である。
図12において、参照番号502で示されるものは、ステップS303(図11)において決定された通過予定道路を示す。
図12に示される例では、コンテンツデータ取得領域501は、移動体143の前方に所定の長さLを有する、通過予定道路502に沿った領域として決定されている。長さLは、通過予定道路502に沿って取られてもよいし、コンテンツデータ取得領域501の端から端までの直線距離であってもよい。
なお、通過予定道路502に沿った方向のうち、どの向きが移動体143の前方であるかは、位置検出部110が移動体143の移動方向をさらに検出することによって知ることができる。
また、通過予定道路502が一方通行の道路であるという情報が道路地図によって得られている場合には、どの向きが移動体143の前方であるかは、その情報から知ることができる。
図12に示されるコンテンツデータ取得領城501は、通過予定道路502が高速道路や自動車専用道路のように交差点や出口などの分岐点がほとんどない場合に好適に採用される。
なお、コンテンツ取得領域501は、図12に示されるものに限定されない。コンテンツ取得領域501の他の例について図13を用いて説明する。図13は、コンテンツデータ取得領域501の他の例を示す図である。
図13に示される例では、コンテンツデータ取得領域501は、移動体143を中心とする円形の領域として決定されている。
図13に示されるコンテンツデータ取得領域501は、一般道路のように分岐箇所(交差点)の多い場合に好適に採用される。これは、一般道路では、移動体143の経路144(図3)が予め計画されている場合を除き、分岐箇所503(交差点)でどの向きに移動体143が進むかは予測できないので、分岐箇所503において分岐するすべての道路が通過予定道路として決定される必要があるからである。
さらに、図13に示すコンテンツ取得領域501は、移動体143がUターンする可能性を考慮して、移動体143の後方も通過予定道路として決定さている。
また、コンテンツデータ取得領域501の半径は、移動体143の移動速度に応じて変化してもよい。この場合には、コンテンツデータ取得領域501は、移動体143の移動速度と、移動体143の位置とに基づいて定められる。
図12および図13に示されるように、移動体143の移動方向にある道路の条件に応じてコンテンツデータ取得領域501の形状を定義することによって、コンテンツデータ152を効率的に取得することができる。
次に、コンテンツ取得領域501のさらに他の例について図14、図15を用いて説明する。図14、図15は、コンテンツデータ取得領域501のさらに他の例を示す図である。
図14に示される例では、コンテンツデータ取得領域501は、移動体143の前方に偏心した円形の領域として決定されている。
図15に示される例では、コンテンツデータ取得領域501は、移動体143の進行方向に伸びた楕円形の領域として決定されている。すなわち、コンテンツデータ取得領域501は、移動体143の進行方向と、移動体143の位置とに基づいて定められている。
図14および図15に示されるように移動体143の進行方向(移動する向き)を考慮してコンテンツデータ取得領域501を決定することにより、移動体143の前方の位置にコンテンツ位置を有するコンテンツデータの取得を効率よく行うことができる。
図12〜図15に示されるように、コンテンツデータ取得領域501(第1の領域)は、位置検出部110(図6)によって検出された移動体143の位置に基づいて、移動体143の前方の領域を少なくとも含むように定義される。
移動体143の前方とは、移動体143の移動方向をいうが、コンテンツデータ取得領域501を定義する際に移動体143の移動方向の情報が必ずしも必要なわけではない。図13に示されるように、移動体143の移動方向の情報がない場合でも、移動体143の前方の領域を含むコンテンツデータ取得領域501が定義される。
このようにして、先読みスケジューラ104(図6)は、ステップS305〜ステップS309(図11)において、コンテンツリスト153に定義された少なくとも1つのコンテンツ位置のうち、移動体143が接近している位置に対応するコンテンツ位置を取得候補コンテンツデータのコンテンツ位置として特定する特定部として機能する。ここで、ある位置に移動体143が接近しているとは、ある位置と移動体143との距離が時間とともに短くなっていることをいう。
また、上述したように、コンテンツデータ取得領域501の大きさは、常に一定の大きさであってもよいし、移動体143の速度に応じて変更してもよい。
また、位置検出部110(図6)が移動体の移動方向および移動速度を検出することは必須でない。
移動体143の移動速度が既知であり移動方向が未知である場合には、例えば、コンテンツデータ取得領域501は移動体143の位置を中心とする、移動速度に応じた大きさの円として定義される。また、移動体143の移動速度が未知であり移動方向が既知である場合には、例えば、コンテンツデータ取得領域501は、移動方向に沿った長軸を有する大きさ一定の楕円として定義される。また、移動体143の移動速度と移動方向とがともに未知である場合には、例えば、コンテンツデータ取得領域501は移動体143の位置を中心とする大きさ一定の円として定義される。
次に、コンテンツデータ取得領域501の決め方について図16を用いて説明する。図16は、コンテンツデータ取得領域501の大きさおよび形状の決め方の一例を示す図である。
図16に示す例は、コンテンツデータ取得領域501を移動体143の前方に偏心した円形の領域として決定する例である。
移動体143の現在位置806と円の中心804との距離は、移動体143の移動速度に基づいて設定される。例えば、移動体143の現在位置806と円の中心804との距離は、移動体143の移動速度が大きい場合には大きく設定され、移動体143の移動速度が小さい場合には小さく設定される。
この場合には、位置検出部110は、移動体143の現在位置806に加えて、移動体143の移動方向803および移動速度を検出することが必要である。
なお、移動体143の現在位置806と円の中心804との距離は、移動体143の移動速度に関わらず一定の大きさ(例えば、ゼロ)に設定されてもよい。
また、円の半径805は、移動体143の移動速度に基づいて設定される。例えば、半径805は、移動体143の移動速度が大きい場合には大きく設定され、移動体143の移動速度が小さい場合には小さく設定される。
また、半径805は、コンテンツデータ取得領域501にコンテンツ位置が含まれるコンテンツデータ(取得候補コンテンツデータ)の数が予め定められた限度数以上にならないように設定されてもよい。
また、半径805は、取得候補コンテンツデータのサイズの合計が予め定められた限度以上にならないように設定されてもよい。取得候補コンテンツデータのサイズは、例えば、図8に示されるコンテンツリスト153の「サイズ」フィールド203を参照することによって知ることができる。また、取得候補コンテンツデータのサイズは、コンテンツサーバ103に問い合わせることによっても知ることができる。
図16に示されるようにコンテンツデータ取得領域501を決定した場合、コンテンツ位置が関係「(円の中心804とコンテンツ位置との距離)<(円の半径805)」を満たすコンテンツデータが、ステップS307(図11)において、取得候補コンテンツデータとして指定される。
次に、コンテンツデータ取得領域501の大きさおよび形状の他の決め方について図17を用いて説明する。図17は、コンテンツデータ取得領域501の大きさおよび形状の決め方の一例を示す図である。
図17に示す例は、コンテンツデータ取得領域501を楕円形の領域として決定する例である。
コンテンツデータ取得領域501は、移動体143の現在位置806を1つの焦点とし、移動体143の前方の点813をもう1つの焦点とする楕円の形状を有する。
移動体143の現在位置(焦点)806と焦点813との距離は、移動体143の移動速度に基づいて設定される。例えば、焦点806と焦点813との距離は、移動体143の移動速度が大きい場合には大きく設定され、移動体143の移動速度が小さい場合には小さく設定される。
この場合には、位置検出部110は、移動体143の現在位置806に加えて、移動体143の移動方向803および移動速度を検出することが必要である。
また、焦点806と焦点813との距離は、移動体143の移動速度に関わらず一定の大きさに設定されてもよい。
また、楕円の長半径aは、移動体143の移動速度に基づいて設定される。例えば、長半径aは、移動体143の移動速度が大きい場合には大きく設定され、移動体143の移動速度が小さい場合には小さく設定される。
また、長半径aは、コンテンツデータ取得領域501にコンテンツ位置が含まれるコンテンツデータ(取得候補コンテンツデータ)の数が予め定められた限度数以上にならないように設定されてもよい。
また、長半径aは、取得候補コンテンツデータのサイズの合計が予め定められた限度以上にならないように設定されてもよい。
図17に示されるようにコンテンツデータ取得領域501を決定した場合、コンテンツ位置が関係「(焦点806とコンテンツ位置との距離)+(焦点813とコンテンツ位置との距離)<2a」を満たすコンテンツデータが、ステップS307(図11)において取得候補コンテンツデータとして指定される。
このように、コンテンツ取得領域501は、移動体の位置および移動速度に基づいて、適切な大きさに設定される。
次に、端末装置101がコンテンツデータ152を表示する処理について、図18を用いて説明する。図18は、端末装置101がコンテンツデータ152を表示するタイミング制御のフローチャートである。
図18に示される処理は、移動体143の移動中に、常に所定の時間間隔で繰り返される。また、図18に示される処理は、移動体143が所定の距離だけ移動する毎に繰り返されてもよい。
まず、位置検出部110が、移動体143の位置を検出する(ステップS701)。また、ステップS701において、位置検出部110は、移動体143の移動速度および移動方向をさらに検出する。
次に、表示制御部109が、コンテンツリスト153の1つのコンテンツデータ152(レコード)に注目する(ステップS702)。なお、コンテンツリスト153は、ステップS301(図11)において既に取得されている。
次に、表示制御部109は、ステップS702で注目したコンテンツデータ152の関連する位置(コンテンツ位置)がコンテンツデータ表示トリガ領域(第2の領域)に含まれているか否かを判定する(ステップS703)。
コンテンツデータ表示トリガ領域は、ステップS701で検出された移動体143の位置に基づいて決定される。コンテンツデータ表示トリガ領域は、例えば、3分(所定の時間)の間に移動体143が移動していると予想される位置の領域として決定される。
表示制御部109は、コンテンツ位置がコンテンツデータ表示トリガ領域に含まれているか否かの判定を、3分(所定の時間)の間に移動体143がステップS701で検出された位置から移動することによって、移動体143がコンテンツ位置に到達すると予測されるか否かで判定する。
ステップS703の判定の結果が「Yes」である場合には、表示制御部109はステップS704の処理に進む。一方、ステップS703の判定の結果が「No」である場合には、表示制御部109は、ステップS705の処理に進む。
ステップS704において、表示制御部109は、注目したコンテンツデータ152を、表示候補コンテンツデータとして指定する。
また、ステップS705において、表示制御部109は、コンテンツリスト153のすべてのコンテンツデータについて、ステップS702〜ステップS704の処理が完了したか否かを判定する。
そして、ステップS705の判定の結果が「Yes」である場合には、表示制御部109は、ステップS706の処理に進む。一方、ステップS705の判定の結果が「No」である場合には、表示制御部109は、ステップS702の処理に戻る。
ステップS706において、表示制御部109は、表示候補コンテンツデータの1つに注目する。
次に、表示制御部109は、注目したコンテンツデータ152が蓄積部113に蓄積されているか否かを判定する(ステップS707)。表示制御部109は、この判定を、蓄積管理部112に問い合わせることによって行う。
そして、ステップS707の判定の結果が「Yes」である場合には、表示制御部109は、ステップS708の処理に進む。一方、ステップS707の判定の結果が「No」である場合には、表示制御部109は、ステップS709の処理に進む。
ステップS708において、表示制御部109は、注目したコンテンツデータ152の蓄積部113からの読み出しを蓄積管理部112に指示する。
これに対して、蓄積管理部112は、この指示に応答して、注目したコンテンツデータ152を蓄積部113から読み出す。
また、ステップS709において、端末装置101は、先読み部105において、注目したコンテンツデータ152をコンテンツサーバ103から取得する。先読み部105は、ステップS709におけるコンテンツデータ152の取得を、コンテンツサーバ103に要求151(図6)を送信することによって行う。
そして、表示制御部109は、ステップS709で取得したコンテンツデータ152の蓄積を、蓄積管理部112に指示する(ステップS710)。
これに対して、蓄積管理部112は、この指示に応答して、ステップS709で取得したコンテンツデータ152を蓄積部113に蓄積する。
そして、端末装置101は、注目したコンテンツデータ152を表示装置114に表示する(ステップS711)。
このように、表示制御部109と表示装置114とは、コンテンツデータ152のコンテンツ位置がコンテンツデータ表示トリガ領域504(第2の領域)の内部にあるという条件(所定の条件)が満たされる場合に、コンテンツデータ152を表示する表示部149として機能する。
次に、コンテンツデータ152が表示装置114(図6)に表示される様子について図19を用いて説明する。
領域1107には、移動体143の周囲の道路地図に重畳して、コンテンツデータ取得領域501とコンテンツデータ表示トリガ領域504とが表示されている。
また、領域1108には、コンテンツデータ152が表示されている。図19に示される例では、コンテンツデータ152は、レストランの広告情報である。
図19において、領域1107内に示されるハッチングを施した三角形は、コンテンツデータ表示トリガ領域504に含まれるコンテンツ位置1104を表す。また、白抜きの丸印は、コンテンツデータ取得領域501に含まれるがコンテンツデータ表示トリガ領域504には含まれないコンテンツ位置1105を表す。ハッチングを施した星型は、現在、領域1108に表示されているコンテンツデータ152のコンテンツ位置1106を表す。
図19に示されるハッチングを施した三角形、白抜きの丸印、ハッチングを施した星型のそれぞれは、ステップS305〜ステップS309(図11)において、先読みスケジューラ104(図6)によって取得候補コンテンツデータのコンテンツ位置として特定された位置を示す指標である。
領域1108には、コンテンツデータ表示トリガ領域504にコンテンツ位置が含まれるコンテンツデータが自動的に逐次表示されるようにする。また、領域1108には、ユーザが領域1107に表示されたコンテンツ位置1104を指定することに応答して、指定したコンテンツ位置に対応するコンテンツデータが表示されるようにしてもよい。
また、領域1107に表示されている地図上(または地図の外部)に、そのコンテンツデータが表すコンテンツの要約や、そのコンテンツに関連する施設の名称を表示してもよい。これは、そのような要約や、施設の名称をコンテンツリスト153に付加することによって実現される。
コンテンツデータ取得領域501とコンテンツデータ表示トリガ領域504は、ともに、移動体143に伴って移動する。
図19に示されるように、ある時点におけるコンテンツデータ表示トリガ領域504は、その全体が、その時点におけるコンテンツデータ取得領域501に含まれるように決定される。
図11を参照して説明したように、先読みスケジューラ104は、コンテンツデータ152が取得されるタイミングを、コンテンツ位置がコンテンツデータ取得領域501に含まれるか否かに基づいて制御する。また、図18を参照して説明したように、表示制御部109は、コンテンツデータ152が表示されるタイミングを、コンテンツ位置がコンテンツデータ表示トリガ領域504に含まれるか否かに基づいて制御する。
従って、表示制御部109は、注目しているコンテンツデータ152のコンテンツ位置が移動体143から比較的近づいてからコンテンツデータ152を表示するように、コンテンツデータ152の表示タイミングを制御する。一方、先読みスケジューラ104は、表示部114に表示される以前にコンテンツデータ152を取得する(先読みする)ようにコンテンツデータ152の取得タイミングを制御する。
このような「先読み」が何らかの原因でなされなかった場合(例外的な場合)にのみ、ステップS707(図19)における判定の結果が「No」になり、それ以外の通常の場合には「Yes」になる。
次に、移動体143の移動に伴ってコンテンツデータが取得され、表示可能になる様子について図20を用いて説明する。図20は、端末装置101が、移動体143の移動に伴ってコンテンツデータを取得し、表示可能にする様子を示す図である。
図20に示される横軸は、移動体143の移動距離を示す。移動体143は、図20の左側から右側へと移動する。
コンテンツデータAは、地点1404に関連するコンテンツAを表し、コンテンツデータBは、地点1405に関連するコンテンツBを表すものとする。すなわち、地点1404および地点1405はそれぞれ、コンテンツデータAおよびコンテンツデータBのコンテンツ位置である。
距離1407は、移動体143の位置から、コンテンツデータ取得領域の先端までの移動体143の移動方向に沿った距離(すなわち、図12に示される例では距離L)を示す。
距離1406は、移動体143の位置から、コンテンツデータ表示トリガ領域の先端までの移動体143の移動方向に沿った距離を示す。
図20を参照して、先読みスケジューラ104によって行われるコンテンツデータの取得タイミングの制御を説明する。
移動体143が位置1411にある時点で、コンテンツデータAがコンテンツデータ取得領域に入るようになる。この時点で、コンテンツデータAが取得(先読み)される。
同様に、移動体143が位置1412にある時点で、コンテンツデータBがコンテンツデータ取得領域に入るようになる。この時点で、コンテンツデータBが取得(先読み)される。
次に、図20を参照して、表示制御部109によって行われるコンテンツデータの表示タイミングの制御を説明する。
移動体143が位置1413にある時点で、コンテンツデータAのコンテンツ位置がコンテンツデータ表示トリガ領域504に含まれるようになる。この時点で、コンテンツデータAが表示装置114(図6)に自動的に表示される。
同様に、移動体143が位置1414にある時点で、コンテンツデータBのコンテンツ位置がコンテンツデータ表示トリガ領域504に含まれるようになる。この時点で、コンテンツデータBが表示装置114(図6)に自動的に表示される。
このようにして、コンテンツデータAとコンテンツデータBとの両方をそれぞれのコンテンツ位置を通過する前に表示することができる。
なお、コンテンツデータが自動的に表示される以前に(すなわち、コンテンツデータのコンテンツ位置がコンテンツデータ表示トリガ領域に含まれる前に)、ユーザ(例えば、移動体143の運転者または同乗者)による要求に応答してコンテンツデータが表示されてもよい。このような要求は、例えば、表示装置114の領域1107(図19)に白抜きの丸印で示されるコンテンツ位置を示す指標をユーザが指で触れることによって行われる。この場合は、コンテンツデータの取得が完了していて、コンテンツデータは表示することが可能になっていることが前提になる。
ところで、コンテンツデータの取得に必要な時間が移動体143の移動速度によらず一定であることを仮定すると、移動体143の移動速度が速くなった場合に、コンテンツデータの取得に必要な時間中に移動体143が移動する距離は長くなる。従って、移動体143の移動速度が速くなった場合に、コンテンツデータをそのコンテンツ位置を通過する前に表示するためには、距離1407を大きくすることが好ましい。すなわち、移動体143の移動速度が速くなった場合に、コンテンツデータ取得領域501の大きさを大きくすることが好ましい。
図21は、移動体143の移動速度が低い場合のコンテンツデータ取得領域501の大きさの例を示す図である。また、図22は、移動体143の移動速度が高い場合のコンテンツデータ取得領域501の大きさの例を示す図である。
図21および図22に示されるように、コンテンツデータ取得領域501の移動体143の移動方向に沿った長さを移動体143の移動速度に応じて変化するように定義することによって、コンテンツデータをそのコンテンツ位置を通過する前に確実に表示することができる。
上記実施の形態では、コンテンツデータ152を取得するか否かを、コンテンツデータ152のコンテンツ位置がコンテンツデータ取得領域に含まれているかという条件のみに応じて決めていた。さらに、この条件に加えて、時刻、移動体143の連続走行時間、天気、移動体143の残存燃料の量、ユーザの嗜好、コンテンツのジャンルなどの条件に応じて、コンテンツデータ152を取得するか否かを決めてもよい。
例えば、食事の時間帯には、ユーザの嗜好に応じたレストラン(例えば、和食レストラン)のコンテンツを表すコンテンツデータを取得するが、それ以外の時間帯にはこのコンテンツデータを取得しないようにしてもよい。これは、コンテンツリスト153にキーワード情報を付加し、それらのキーワード情報と、ユーザの嗜好データベースとを照合することによって実現される。
このような照合は、例えば、図11に示されるステップS306の後に行われる。あるいは、取得したコンテンツデータを表示する順序を決める際にこのような条件を使用してもよい。
また、連続走行時間が長くなるとサービスエリアなどの休憩所やガソリンスタンドのコンテンツを表すコンテンツデータを取得するようにしたり、雨が降っているときは屋内の休憩・娯楽施設のコンテンツを表すコンテンツデータを取得したりするようにしてもよい。また、現在営業している施設に関するコンテンツを表すコンテンツデータのみが取得されるようにしてもよい。
コンテンツデータ152が、時刻、移動体143の連続走行時間、天気、移動体143の残存燃料の量、ユーザの嗜好、コンテンツのジャンルなどの条件を満たすか否かの判定は、端末装置101において行われる。従って、コンテンツサーバ103において検索を行う負荷が発生せず、コンテンツサーバ103のレスポンスが向上する。また、ユーザの嗜好が外部に漏れる恐れもない。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、コンテンツサーバ103(コンテンツデータの取得先のサーバ)において移動端末143の位置に基づいたコンテンツ検索を行う必要がなくなる。よって、コンテンツサーバ103の負荷を少なくすることができる。
また、上記実施の形態によれば、端末装置101が、移動体143の移動方向前方を含むコンテンツデータ取得領域に対応する位置を持つコンテンツデータを取得する。これにより、端末装置101は、コンテンツデータを、これに関連する位置に到達する前に取得することができる。よって、端末装置101のユーザは、コンテンツデータが対応する位置を通過する前に表示し、確認することができる。
また、上記実施の形態によれば、コンテンツデータが表示されるタイミングを、コンテンツ位置がコンテンツデータ表示トリガ領域に含まれるか否かに基づいて制御できる。これにより、移動体143が移動に伴って、予め先読みして取得したコンテンツデータに対応する位置から離れてしまい、取得したコンテンツデータが不要になってしまった場合に、このコンテンツデータを表示しないようにできる。
また、コンテンツデータ表示トリガ領域は、コンテンツ取得領域よりも小さくなっているので、移動体143が、注目しているコンテンツデータのコンテンツ位置に比較的近づいてからコンテンツデータを表示するようにできる。よって、取得したが不要になったコンテンツデータを不必要に表示することを効果的に防止できる。このように本発明は、移動体143の移動に伴い、先読みしたコンテンツデータが不要になった場合にも対応している。
また、上記実施の形態によれば、取得したコンテンツの位置がコンテンツデータ表示トリガ領域に含まれるようになった時点で、該当コンテンツデータを提示することができる。これにより、移動体143が通過すると予想される位置のコンテンツを、取得に必要な時間を考慮することなく、通過する前に提示することができる。
また、上記実施の形態によれば、コンテンツデータ取得領域の移動体143の移動方向に沿った長さを移動体143の移動速度に応じて変化するように定義できる。これにより、移動体の速度が速い場合などであっても、コンテンツデータをそのコンテンツ位置を通過する前に確実に取得し、さらに表示することができる。
なお、端末装置の位置に応じたコンテンツを検索し、先読みする処理を専用のサーバに備える形態であっても良い。
以下、本発明の実施の形態にかかるその他のコンテンツ配信システムについて図23を用いて説明する。図23は、コンテンツ配信システムのその他の構成を示すブロック図である。
その他の例のコンテンツ配信システム2300には、端末装置2301と、コンテンツ検索サーバ2302と、広域道路情報サーバ102と、コンテンツサーバ103が、備えられている。
端末装置2301とコンテンツ検索サーバ2302は、無線通信路142で繋がれている。また、コンテンツ検索サーバ2302と広域道路情報サーバ102は、無線通信路140で繋がれている。また、コンテンツ検索サーバ2302と、コンテンツサーバ103は、無線通信路141で繋がれている。
端末装置2301には、位置検出部110が設けられている。位置検出部110については、図6で説明したものと同一であるので詳細な説明を省略する。位置検出部110は、端末装置2301の位置、移動方向、移動速度等を検出し、検出した情報を位置送信部2303に出力する。
位置送信部2303は、位置検出部110が検出した位置、移動方向、移動速度等をコンテンツ検索サーバ2302に、無線通信路142を介して、送信する。
また、端末装置2301には、コンテンツ検索サーバ2302から、無線通信路142を介して、送られてきたコンテンツを受信するコンテンツ受信部2304が設けられている。コンテンツ受信部2304は、受信したコンテンツを表示装置114に出力する。そして、表示装置114は、コンテンツを表示する。
コンテンツ検索サーバ2302には、端末装置2301から送られてきた位置、移動方向、移動速度等を受信する位置受信部2305が設けられている。
また、コンテンツ検索サーバ2304には、先読みスケジューラ104、先読み部105、蓄積管理部112、および蓄積部113が設けられている。先読みスケジューラ104、先読み部105、蓄積管理部112、および蓄積部113については、図6に示すものと同一であるので詳細な説明は省略する。
また、コンテンツ検索サーバ2302には、コンテンツ送信制御部2308が設けられている。コンテンツ送信制御部2308は、図6に示す表示制御部109に対応するものである。表示制御部109が表示するタイミングを制御するのに対して、コンテンツ送信制御部2308は、コンテンツを送信するタイミングを制御する。コンテンツ送信制御部2308の処理は、図18のステップS711を「コンテンツを、コンテンツ送信部2309を介して端末装置2301へ送信する」に置き換えたものになる。
この構成により、端末装置2301は、位置送信部2302からコンテンツ検索サーバ2302に位置、速度、進行方向などの情報を送信するだけで、これらの情報に対応するコンテンツをコンテンツ受信部2304において受信することができる。
これにより、端末装置2301に、位置等の情報に応じたコンテンツを検索し、先読みする機能を持たせる必要がなくなる。この結果、端末装置2301に一般的な端末装置を適用することが可能になる。よって、一般的な端末装置でも、高速移動中に適切にコンテンツデータを表することができる。
なお、図23に示す例では、広域道路情報サーバ102は必ずしも必要ではない。コンテンツリストをコンテンツ検索サーバ2302が蓄積部113に予め持っていてもよい。
また、コンテンツ検索サーバ2302が全てのコンテンツを予め蓄積している場合は、先読みスケジューラ104および先読み部105は不要になる。
なお、端末装置101、端末装置2301、およびコンテンツ検索サーバ2302が行う処理をプログラムにし、汎用のコンピュータに実行させることにより、汎用のコンピュータに端末装置101、端末装置2301、およびコンテンツ検索サーバ2302の処理を行わせても良い。
本明細書は、2001年11月2日出願の特願2001−338782に基づく、この内容は全てここに含めておく。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明によれば、コンテンツデータの取得先のサーバにおいて移動端末の位置に基づいたコンテンツ検索を行う必要がなくなる。よって、このサーバの負荷を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、従来のサーバと端末装置との間の通信の状況を示す図であり、
図2は、従来のサーバと端末装置との間の通信に関わるタイミングを示す図であり、
図3は、本発明の端末装置が使用される形態を模式的に示す図であり、
図4は、本発明のコンテンツサーバと端末装置との間の通信の状況を示す図であり、
図5は、本発明のコンテンツサーバと端末装置との間の通信に関わるタイミングを示す図であり、
図6は、本発明の一実施の形態にかかる端末装置を含むコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図であり、
図7は、上記実施の形態にかかるコンテンツリストのデータ構造の一例を示す図であり、
図8は、上記実施の形態にかかるコンテンツリストのデータ構造の他の例を示す図であり、
図9は、上記実施の形態にかかるコンテンツリストのデータ構造のさらに他の例を示す図であり、
図10は、上記実施の形態にかかるコンテンツリストをXMLによって表現した図であり、
図11は、上記実施の形態にかかる端末装置が、コンテンツデータを取得するフローチャートであり、
図12は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータ取得領域の例を示す図であり、
図13は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータ取得領域の他の例を示す図であり、
図14は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータ取得領域のさらに他の例を示す図であり、
図15は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータ取得領域のさらに他の例を示す図であり、
図16は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータ取得領域の大きさおよび形状の決め方の一例を示す図であり、
図17は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータ取得領域の大きさおよび形状の決め方の一例を示す図であり、
図18は、上記実施の形態にかかる端末装置がコンテンツデータを表示するタイミング制御のフローチャートであり、
図19は、上記実施の形態にかかるコンテンツデータが表示装置に表示される様子を示す図であり、
図20は、上記実施の形態にかかる端末装置が、移動体の移動に伴ってコンテンツデータを取得し、表示可能にする様子を示す図であり、
図21は、上記実施の形態にかかる移動体の移動速度が低い場合のコンテンツデータ取得領域の大きさの例を示す図であり、
図22は、上記実施の形態にかかる移動体の移動速度が高い場合のコンテンツデータ取得領城の大きさの例を示す図であり、そして、
図23は、上記実施の形態にかかるコンテンツ配信システムのその他の構成を示すブロック図である。

Claims (12)

  1. 移動体に搭載されて用いられ、位置に関連するコンテンツを取得する端末装置であって、
    前記コンテンツのアドレスと前記位置との組を少なくともひとつ以上格納したコンテンツリストを蓄積するコンテンツリスト蓄積部と、前記移動体の位置を検出する位置検出部と、検出した前記移動体の位置に基づいて前記移動体の進行方向前方を含む領域を定義し、前記コンテンツリストに格納された前記位置のうち、前記領域にある前記位置を特定する特定部と、特定した前記位置に対応付けられている前記アドレスを用いて前記特定した位置に対応付けられているコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、取得した前記コンテンツを提示する提示部と、を具備したことを特徴とする端末装置。
  2. 前記特定部は、前記領域の前記移動体の移動方向に沿った長さを、前記移動体の移動速度に応じて変化するように定義することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記特定部は、前記領域を、前記移動体の移動方向にある道路の条件に応じて定義することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 前記コンテンツリストを通信または放送を受信することによって取得するコンテンツリスト取得部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記提示部は、地図と、前記地図上に前記特定部により特定された前記位置を示す指標を提示することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 前記移動体の位置に基づいて前記選択したコンテンツを提示部に提示するか否かを判断する提示制御部を具備したことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  7. 前記提示制御部は、前記移動体が所定の時間の間に移動することによって、取得した前記コンテンツの位置に到達すると予測される領域である提示トリガ領域を決定し、取得した前記コンテンツの前記位置が前記提示トリガ領域内にある場合に、前記取得したコンテンツを提示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  8. 前記提示制御部は、前記取得したコンテンツの位置が前記提示トリガ領域に含まれるようになった時点で、前記取得したコンテンツを提示することを特徴とする請求項7記載の端末装置。
  9. 請求項1記載の端末装置と、前記コンテンツリストを格納したリストサーバと、前記コンテンツを格納したコンテンツサーバと、を具備し、
    前記端末装置は、前記コンテンツリストを無線通信を用いて前記リストサーバから取得し、前記コンテンツを無線通信を用いて前記コンテンツサーバから取得することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  10. 移動体に搭載されて用いられ、前記移動体の位置を検出する位置検出部と、検出した前記移動体の位置を送信する位置送信部と、送られてきたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、を有する端末装置と、
    位置に関連するコンテンツのアドレスと前記位置との組を少なくともひとつ以上格納したコンテンツリストを蓄積するコンテンツリスト蓄積部と、前記端末装置から送られてきた前記移動体の位置を受信する位置受信部と、受信した前記移動体の位置に基づいて前記移動体の進行方向前方を含む領域を定義し、前記コンテンツリストに格納された前記位置のうち、前記領域にある前記位置を特定する特定部と、特定した前記位置に対応付けられている前記アドレスを用いて前記特定した位置に対応付けられているコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、取得した前記コンテンツを前記端末装置に送信するコンテンツ送信部と、を有するサーバと、
    を具備したことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  11. 移動体に搭載されて用いられる端末装置の位置に関連するコンテンツの取得方法であって、
    前記コンテンツのアドレスと前記位置との組を少なくともひとつ以上格納したコンテンツリストを蓄積し、前記杉動体の位置を検出し、検出した前記移動体の位置に基づいて前記移動体の進行方向前方を含む領域を定義し、前記コンテンツリストに格納された前記位置のうち、前記領域にある前記位置を特定し、特定した前記位置に対応付けられている前記アドレスを用いて前記特定した位置に対応付けられているコンテンツを取得することを特徴とする取得方法。
  12. 移動体に搭載されて用いられる端末装置が位置に関連するコンテンツを取得するためのプログラムであって、
    コンピュータに、前記コンテンツのアドレスと前記位置との組を少なくともひとつ以上格納したコンテンツリストを蓄積させ、前記移動体の位置を検出させ、検出した前記移動体の位置に基づいて前記移動体の進行方向前方を含む領域を定義させ、前記コンテンツリストに格納された前記位置のうち、前記領域にある前記位置を特定させ、特定した前記位置に対応付けられている前記アドレスを用いて前記特定した位置に対応付けられているコンテンツを取得させることを特徴とするプログラム。
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