JP2005049938A - ナビゲーションシステム及び情報送信方法のプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】知りたい情報を取得するための作業を簡素化することができ、知りたい情報を取得するまでの待機時間を短くする。
【解決手段】情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段と、各情報が属するジャンルごとに、操作者による評価結果を表す評価指標が記録された記録部と、ジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段と、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段と、検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段とを有する。ジャンルの評価指標に基づいて、情報が選択的に車載装置に送信されるので、操作者は、知りたい情報を取得するために操作部の操作を繰り返す必要がない。
【選択図】 図1
【解決手段】情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段と、各情報が属するジャンルごとに、操作者による評価結果を表す評価指標が記録された記録部と、ジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段と、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段と、検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段とを有する。ジャンルの評価指標に基づいて、情報が選択的に車載装置に送信されるので、操作者は、知りたい情報を取得するために操作部の操作を繰り返す必要がない。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステム及び情報送信方法のプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナビゲーション装置においては、例えば、GPS(グローバルポジショニングシステム)によって車両の現在の位置、すなわち、現在地が検出されるとともに、ジャイロセンサによって検出された車両の回転角速度、すなわち、旋回角に基づいて、車両の方位、すなわち、自車方位が検出され、データ記録部から地図データが読み出され、表示部に地図画面が形成され、該地図画面に、現在地、現在地の周辺の地図及び自車方位が表示されるようになっている。したがって、操作者である運転者は、前記地図画面に表示された現在地、現在地の周辺の地図及び自車方位に従って車両を走行させることができる。
【0003】
また、運転者が目的地を入力し、探索条件を設定すると、該探索条件に基づいて現在地で表される出発地から目的地までの経路が探索される。そして、探索された経路、すなわち、探索経路は前記表示部に形成された探索経路表示画面に現在地及び目的地と共に表示される。したがって、運転者は表示された探索経路に従って車両を走行させることができる。なお、運転者が現在地と異なる出発地を入力した場合、入力された出発地から目的地までの経路が探索される。
【0004】
ところで、家庭にホームサーバを設置し、該ホームサーバを利用し、ネットワークを介して所定のコンテンツプロバイダから送信されたニュース等の情報をダウンロードし、ダウンロードされた情報を更にナビゲーション装置に送信することができる。その場合、ナビゲーション装置において、運転者は、表示部のディスプレイに文字、図形、写真等の画像で表示され、又は音声で出力された情報を取得することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−109771号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置において、情報は運転者が知りたい知りたくないにかかわらず送信されるので、知りたい情報を取得するためにナビゲーション装置において操作部の操作を繰り返す必要があり、作業が煩わしいだけでなく、知りたい情報を取得するまでの待機時間が長くなってしまう。
【0007】
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、知りたい情報を取得するための作業を簡素化することができ、知りたい情報を取得するまでの待機時間を短くすることができるナビゲーションシステム及び情報送信方法のプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のナビゲーションシステムにおいては、情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段と、前記各情報が属するジャンルごとに、操作者による評価結果を表す評価指標が記録された記録部と、取得された情報が属するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段と、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段と、検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段とを有する。
【0009】
本発明の他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、取得された情報に含まれるキーワードと、記録部に記録されたキーワードとが一致するかどうかを確認するキーワード検索処理手段を有する。
【0010】
そして、前記送信処理手段は、各キーワードが一致する場合、一致するキーワードに対応するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する。
【0011】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記情報通知処理手段は、通知された情報について運転者が不要であると判断してスキップした場合に、前記所定の操作を検出する。
【0012】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記情報更新処理手段は、通知された情報について運転者が不要であると判断してスキップした場合に、前記評価指標における評価度を低くする。
【0013】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記評価指標を更新するための更新条件が成立したかどうかを判断する更新条件成立判断処理手段と、前記更新条件が成立した場合に、更新情報を利用者端末に送信する更新情報送信処理手段とを有する。
【0014】
そして、前記情報更新処理手段は送信された更新情報に基づいて評価指標を更新する。
【0015】
本発明の情報送信方法のプログラムにおいては、コンピュータを、情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段、取得された情報が属するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段、及び検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段として機能させる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムを示すブロック図、図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置を示すブロック図である。
【0018】
図において、14は情報端末、例えば、車両に搭載された車載装置としてのナビゲーション装置、40は、運転者の自宅等に設置され、ナビゲーション装置14と無線で接続された利用者端末としてのホームサーバ、51は該ホームサーバ40と第1のネットワークとしてのインターネット43で接続された第1の情報提供者としての情報センタ、62、63は第2のネットワークとしてのインターネット61を介して情報センタ51と接続された第2の情報提供者としてのコンテンツプロバイダである。ナビゲーション装置14、ホームサーバ40、インターネット43、61、情報センタ51、コンテンツプロバイダ62、63等によってナビゲーションシステムが構成される。
【0019】
本実施の形態においては、利用者端末としてホームサーバ40が使用されるようになっているが、該ホームサーバ40に代えてパソコン等のような、前記インターネット43に接続することができ、双方向の通信を行うことができるものを使用することもできる。
【0020】
また、前記第1のネットワークとしては、前記インターネット43のほかに、無線又は有線のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、携帯電話回線網、電話回線網、公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット等の通信回線網等の通信手段を使用することができる。そして、放送衛星によるCS放送、BS放送、地上波ディジタルテレビ放送、FM多重放送等を利用する通信手段を使用することもできる。さらに、高度道路交通システム(ITS)において利用されるノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)、境域通信システム(DSRC)等の通信手段を使用することもできる。同様に、前記第2のネットワークとして、前記インターネット61のほかに前記各種の通信手段を使用することができる。
【0021】
次に、ナビゲーション装置14について説明する。
【0022】
該ナビゲーション装置14は、現在地等を検出する現在地検出部としてのGPSセンサ15、地図データ、道路データ、探索データ等のナビゲーション装置14の基本的な情報、すなわち、ナビ情報のほかに各種のデータが記録される情報記録部としてのデータ記録部16、各種のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能し、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、自車方位を検出する方位検出部としての方位センサ18、運転者が操作することによって所定の入力を行うための第1の入力部としての操作部34、図示されない画面に表示された画像によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第1の出力部としての表示部35、音声によって所定の入力を行うための第2の入力部としての音声入力部36、音声によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第2の出力部としての音声出力部37、通信端末として機能する送受信部としての通信部38を備え、前記ナビゲーション処理部17に、操作部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。また、前記ナビゲーション処理部17には、車速検出部としての車速センサ39も接続される。
【0023】
前記GPSセンサ15は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することによって地球上における現在地を検出し、併せて時刻を検出する。
【0024】
なお、現在地検出部として、前記GPSセンサ15に代えて距離センサ、ステアリングセンサ、高度計等を単独で、又は組み合わせて使用することができる。前記距離センサは、道路上の所定の地点間の距離を検出するものであり、図示されない車輪の回転速度に基づいて、又は加速度を2回積分して距離を算出する。また、前記ステアリングセンサは、舵(だ)角を検出するものであり、例えば、図示されないステアリングホイールの回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等を使用することができる。
【0025】
また、前記方位センサ18としてジャイロセンサ、地磁気センサ等を使用することができる。前記ジャイロセンサとしては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用され、旋回角を積分することによって自車方位を検出する。そして、前記地磁気センサは、地磁気を測定することによって自車方位を検出する。
【0026】
前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用される第1の記録媒体としての、DRAM、SRAM、MRAM、FeRAM等のRAM32、制御用のプログラムのほか、経路の探索、経路案内等を行うための各種のプログラムが記録された第2の記録媒体としてのROM33、各種のデータ、プログラム等を記録するために使用される第3の記録媒体としての図示されないフラッシュメモリを備える。なお、前記RAM32、ROM33、フラッシュメモリ等の内部記憶装置として半導体メモリ、磁気コア等が使用される。そして、演算装置及び制御装置としてCPU31に代えてMPU等を使用することもできる。
【0027】
また、前記データ記録部16は、前記各種のデータを記録するために、外部記憶装置として配設された第4の記録媒体としてのハードディスク、フレキシブルディスク等の図示されない磁気ディスクを備えるほかに、各種のデータを読み出したり、書き込んだりするための読出・書込ヘッド等の図示されないヘッドを備える。前記データ記録部16には、同様に外部記憶装置として、第5の記録媒体としての磁気テープ、磁気ドラム、CD、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード等を配設することもできる。
【0028】
ところで、前記ROM33に各種のプログラムを記録し、前記データ記録部16に各種のデータを記録することができるが、プログラム、データ等を前記磁気ディスクに記録することもできる。この場合、磁気ディスクから前記プログラム、データ等を読み出して前記フラッシュメモリに書き込むことができる。したがって、磁気ディスクを交換することによって前記プログラム、データ等を更新することができる。また、車両に搭載された図示されない自動変速機の制御を行うために自動変速機制御装置が搭載されている場合には、該自動変速機制御装置の制御用のプログラム、データ等も前記磁気ディスクに記録することができる。さらに、通信部38を介して前記プログラム、データ等を受信し、フラッシュメモリに書き込むこともできる。
【0029】
前記操作部34は、運転者が操作することによって、走行開始時の現在地を修正したり、出発地及び目的地を入力したり、通過点を入力したり、通信部38を動作させたりするためのものであり、表示部35とは独立に配設されたキーボード、マウス、バーコードリーダ、ライトペン、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ジョイスティック等を使用することができる。また、前記操作部34として、前記表示部35に形成された画面に画像で表示された各種のキー、スイッチ、ボタン等の画像操作部をタッチ又はクリックすることによって、所定の入力操作を行うことができる。
【0030】
前記表示部35としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用したり、車両のフロントガラスにホログラムを投影するホログラム装置等を使用したりすることができる。そして、表示部35に形成された各種の画面に、現在地、地図、探索経路、該探索経路に沿った案内情報、交通情報等を表示したり、交差点又は探索経路における特徴的な写真、コマ図等、次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向を表示したりすることができるだけでなく、前記画像操作部、操作部34、音声入力部36等の操作案内、操作メニュー、キーの案内を表示したり、FM多重放送の番組等を表示したりすることができる。
【0031】
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声出力部37から、前記探索経路、案内情報、交通情報等が、例えば、音声合成装置によって合成された音声で出力される。なお、音声合成装置によって合成された音声のほかに、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報等を出力することもできる。
【0032】
前記通信部38は、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の第3の情報提供者としての図示されない道路交通情報センタから送信された各種の情報を、道路に沿って配設された電波ビーコン装置、光ビーコン装置等を介して電波ビーコン、光ビーコン等として受信するためのビーコンレシーバ、FM放送局を介してFM多重放送として受信するためのFM受信機等を備える。そして、前記ビーコンレシーバによって、渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況情報等の交通情報を受信したり、前記FM受信機によって前記交通情報のほかに、ニュース、天気予報等の一般情報をFM多重情報として受信したりすることができる。なお、前記ビーコンレシーバ及びFM受信機は、ユニット化されてVICSレシーバとして配設されるようになっているが、別々に配設することもできる。
【0033】
また、前記通信部38は、所定の基地局から送信されたGPSセンサ15の検出誤差を検出するためのD−GPS情報等の各種のデータを受信することもできる。さらに、前記通信部38は、電波ビーコン、光ビーコン等によって位置情報を受信し、現在地を検出することもでき、その場合、前記ビーコンレシーバは、現在地検出部として機能する。
【0034】
なお、前記通信部38は、情報センタ51を介して交通情報、一般情報等の各種の情報を受信することもできる。その場合、前記通信部38と情報センタ51とはインターネット等を介して接続される。
【0035】
次に、ホームサーバ40について説明する。
【0036】
該ホームサーバ40は、演算装置及び制御装置としてのCPU41、操作者に各種の情報を通知する通知装置としての表示部42、記録部としての記録装置44、通信部45、操作部46等を備え、外部、例えば、情報センタ51からインターネット43を介して交通情報、一般情報等の各種の情報を取得したり、取得した情報を蓄積したり、蓄積した情報を管理・編集したり、外部装置、例えば、前記ナビゲーション装置14、パソコン、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等に対して情報を送信したりすることができるようになっている。
【0037】
また、ホームサーバ40においては、前記情報センタ51を情報基地とし、前記インターネット61を介して複数のコンテンツプロバイダ62、63のうちの所定の、例えば、コンテンツプロバイダ62のホームページにアクセスし、各種の情報、すなわち、コンテンツ情報を取得することができる。そのために、各コンテンツプロバイダ62、63は、サーバ65、データベース(DB)66等を備える。前記各サーバ65は、演算装置及び制御装置としてのCPU71、RAM72、ROM73等を備え、所定のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能する。また、前記各データベース66に各種のコンテンツ情報が記録される。
【0038】
前記ホームサーバ40において、前記演算装置及び制御装置としてCPU41が使用されるようになっているが、CPU41に代えてMPU等を使用することもできる。また、前記表示部42としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用することができる。本実施の形態においては、通知装置として表示部42が使用されるようになっているが、該表示部42に代えて操作者に音声で各種の情報を通知する音声表示装置を使用することもできる。
【0039】
また、操作部46としては、キーボード、マウス等を使用することができるほかに、前記ディスプレイに形成されたタッチパネルを使用することもできる。さらに、バーコードリーダ、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ジョイスティック、ライトペン、スタイラスペン等を使用することもできる。前記タッチパネルにおいては、ディスプレイに各種のキー、スイッチ、ボタン等の操作部領域が形成され、該操作部領域をタッチ(押下)することによって入力を行うことができる。
【0040】
また、前記記録装置44には、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の内部記憶装置が内蔵されるほかに、記録媒体としてのハードディスク等の外部記憶装置が配設される。なお、前記外部記憶装置として、ハードディスクに代えて、フレキシブルディスク、磁気テープ、磁気ドラム、CD−ROM、CD−R、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等を使用することもできる。そして、前記外部記憶装置を使用するためには、記録装置44に、外部記憶装置に記録されたデータを読み出すための図示されない読出装置、及びデータを記録するための図示されない書込装置が配設される。
【0041】
また、前記通信部45には、ホームサーバ40と情報センタ51とをインターネット43を介して接続するために携帯電話等の通信機器がモジュールとして内蔵される。なお、通信部45とは別に通信機器を接続し、該通信機器と通信部45とを接続したり、図示されないアクセスポイント等を使用したりすることもできる。その場合、通信機器として、モデム、無線LANカード等を使用したり、携帯用コンピュータ、携帯情報端末、電子手帳、テレビ電話、ゲーム機等に通信機能を持たせたものを使用したりすることができる。
【0042】
次に、情報センタ51について説明する。
【0043】
前記情報センタ51は、サーバ53、該サーバ53に接続された情報記録部としてのデータベース(DB)57、通信部58等を備え、該通信部58によって、情報センタ51とホームサーバ40との間、及び情報センタ51と各コンテンツプロバイダ62、63との間で双方向の通信が行われ、交通情報、一般情報、コンテンツ情報等の提供が行われる。
【0044】
そのために、前記サーバ53は、演算装置及び制御装置としてのCPU54、RAM55、ROM56等を備え、所定のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能する。
【0045】
なお、前記サーバ53、65及びナビゲーション処理部17によってコンピュータを構成することもできる。また、CPU54、71に代えてMPU等を使用することができる。
【0046】
前記データベース57は、地図データファイル、交差点データファイル、ノードデータファイル、道路データファイル、探索データファイル、施設情報データファイル等のデータファイルから成り、例えば、前記地図データファイルには地図を表示するための地図データが、交差点データファイルには各交差点に関する交差点データが、ノードデータファイルにはノード点に関するノードデータが、道路データファイルには道路に関する道路データが、探索データファイルには経路を探索するための探索データが、施設情報データファイルには各種の施設に関する施設情報データがそれぞれ記録され、前記交差点データ、ノードデータ、道路データ、探索データ等によって道路状況を表す道路状況データが構成される。
【0047】
前記交差点データには、交差点の名称、交差点における道路の形状、交差点に隣接する主要な施設、交差点の先の主要な地名等を表すデータが含まれる。また、前記ノードデータには、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、ノード点、各ノード点間を連結するノード点間リンク等を表すデータが含まれる。
【0048】
そして、前記道路データには、道路自体について、幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する箇所、幅員の狭くなる箇所等を、コーナについて、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等を、道路属性について、降坂路、登坂路等を、道路種別について、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速道路、都市高速道路、有料道路等の高速・有料道等を表すデータが含まれる。さらに、道路データには、踏切、高速道路の入口及び出口の取付道(ランプウェイ)、高速・有料道の料金所等を表すデータが含まれる。また、前記施設情報データには、各地域のホテル、ガソリンスタンド、駐車場、観光地、デパート等の施設について名称、住所、電話番号、施設案内等の施設情報を表すデータが含まれる。
【0049】
そして、前記CPU54は、前記道路交通情報センタ等から送信された交通情報、一般情報等を受信し、一次情報としてデータベース57に記録したり、前記一次情報を加工して統計処理を施し、渋滞状況の履歴を表す履歴情報、渋滞状況を予測する渋滞予測情報等を構成する統計データを作成し、該統計データを二次情報としてデータベース57に記録したりする。本実施の形態においては、前記統計データを作成するに当たり、履歴情報に、日時、曜日、天候、各種イベント、季節、施設情報(デパート、スーパーマーケット等の大型の施設の有無)等の詳細な条件が加えられる。
【0050】
なお、前記情報センタ51は、個人、企業、団体、地方自治体、政府関係機関等のいずれが運営していてもよく、前記道路交通情報センタが運営していてもよい。
【0051】
次に、前記構成のナビゲーションシステムの動作について説明する。
【0052】
まず、操作者が、例えば、ホームサーバ40の操作部46を操作して出発地及び目的地を入力すると、CPU41の図示されない探索条件設定処理手段は、探索条件設定処理を行い、出発地及び目的地を探索条件として設定し、該探索条件を情報センタ51に送信する。
【0053】
なお、前記利用者端末として、ホームサーバ40に代えて、例えば、携帯情報端末等を使用し、かつ、携帯情報端末のPCMCIAスロット、PCカードスロット等のスロットにGPSカードをセットすることができる場合は、出発地としてGPSカードによって検出された現在地を設定することもできる。
【0054】
そして、情報センタ51において、通信部58によって探索条件が受信されると、CPU54の図示されない経路探索情報取得処理手段は、経路探索情報取得処理を行い、データベース57の探索データファイルを参照して探索データを読み出し、統計データファイルを参照して統計データを読み出し、VICS(登録商標)センタから送信された交通情報を読み込むことによって経路を探索するために必要な情報を取得する。
【0055】
続いて、前記CPU54の図示されない探索処理手段は、探索処理を行い、前記探索条件に従って、探索データ、統計データ、交通情報等に基づいて経路を探索する。
【0056】
そして、前記探索処理手段によって経路が探索されると、前記CPU54の図示されない経路案内データ送信処理手段は、経路案内データ送信処理を行い、探索経路を表す経路データ、探索経路の周辺の地図を表す地図データ、音声出力部37によって探索経路を案内するための音声出力データ等を、経路案内用の情報を表す経路案内データとしてホームサーバ40に送信する。
【0057】
本実施の形態において、前記探索処理手段は、探索データ、統計データ、交通情報等に基づいて経路を探索するようになっているが、他の実施の形態においては、探索データだけに基づいて経路を探索する。その場合、前記経路案内データ送信処理手段は、探索経路を表す経路データを経路案内データとしてホームサーバ40に送信する。
【0058】
また、本実施の形態において、前記音声出力データについては、情報センタ51からホームサーバ40に送信するようになっているが、他の実施の形態においては、ナビゲーション装置14のデータ記録部16にあらかじめ音声出力データが記録される。その場合、音声出力データを経路案内データとしてホームサーバ40に送信する必要はない。
【0059】
そして、ホームサーバ40において、前記経路案内データが送信されると、CPU41の図示されない受信処理手段は、受信処理を行い、経路案内データを受信し、続いて、CPU41の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、前記経路案内データを記録装置44のハードディスクにダウンロードし、記録する。
【0060】
このようにして、経路案内データが記録されると、前記CPU41の図示されない経路案内データ送信処理手段は、経路案内データ送信処理を行い、前記経路案内データをナビゲーション装置14に送信する。そのために、操作者が、操作部46を操作してナビゲーション装置14を起動させると、経路案内データ送信処理手段のナビゲーション装置起動処理手段は、ナビゲーション装置起動処理を行い、ナビゲーション装置14の電源を投入してナビゲーション装置14を起動する。続いて、前記経路案内データ送信処理手段のデータ転送処理手段は、データ転送処理を行い、前記記録装置44のハードディスクから経路案内データを読み出し、ナビゲーション装置14に送信する。これに伴って、ナビゲーション装置14において、CPU31の図示されない経路案内データ記録処理手段は、経路案内データ記録処理を行い、経路案内データをナビゲーション処理部17内の、例えば、前記フラッシュメモリに記録する。
【0061】
そして、前記経路案内データのすべてがフラッシュメモリに記録されると、前記経路案内データ送信処理手段のナビゲーション装置停止処理手段は、ナビゲーション装置停止処理を行い、ナビゲーション装置14を停止させ、経路案内データを利用可能な状態である待機状態に移行させる。
【0062】
次に、車両を走行させるときの前記ナビゲーション装置14の動作について説明する。
【0063】
まず、図示されない車両のイグニッションスイッチがオンにされると、前記ナビゲーション装置14が起動され、GPSセンサ15によって現在地が検出されるとともに、方位センサ18によって検出された車両の旋回角に基づいて、自車方位が検出される。
【0064】
次に、前記CPU31の図示されない経路案内処理手段は、経路案内処理を行い、前記フラッシュメモリから経路案内データを読み出し、該経路案内データに基づいて、表示部35のディスプレイに地図画面を形成し、該地図画面に、現在地、周辺の地図及び自車方位を表示するとともに、現在地の周辺の探索経路を表示し、音声出力部37によるメッセージによって探索経路を音声で運転者に通知して経路案内を行う。
【0065】
したがって、運転者は、前記地図画面に表示、又は音声によって通知された現在地、周辺の地図、自車方位及び探索経路に従って車両を走行させることができる。
【0066】
ところで、前述されたように、前記ホームサーバ40においては、前記情報センタ51を情報基地とし、前記インターネット61を介して各コンテンツプロバイダ62、63のうちの所定の、例えば、コンテンツプロバイダ62のホームページにアクセスし、コンテンツプロバイダ62から送信された各種のコンテンツ情報を取得することができるようになっている。
【0067】
そこで、コンテンツプロバイダ62のホームページとして開設されている、例えば、新聞社のサイトにアクセスし、コンテンツ情報としてのニュースをダウンロードし、ダウンロードされたニュースをナビゲーション装置14に送信するニュース送信方法について説明する。
【0068】
まず、ホームサーバ40においてニュースをダウンロードする際のCPU41の図示されない情報収集処理手段による情報収集処理の動作について説明する。
【0069】
図3は本発明の実施の形態における情報収集処理の動作を示すフローチャート、図4は本発明の実施の形態におけるニュースのデータ構造の例を示す図、図5は本発明の実施の形態におけるキーワードデータベースのツリー構造を示す図である。
【0070】
まず、操作者が、操作部46(図1)を操作してコンテンツプロバイダ62のホームページとして開設されている新聞社のサイトにアクセスし、ニュースのダウンロードを要求すると、前記情報収集処理手段の情報取得処理手段は、情報取得処理を行い、新聞社のサイトからニュースを取得してダウンロードし、記録装置44に記録する。次に、前記情報収集処理手段のキーワード検索処理手段、キーワード検索処理を行い、ダウンロードされたニュースを読み出し、図4に示されるデータ構造を参照し、ニュースのジャンルを読み込む。
【0071】
ニュースは、データ構造において、例えば、先頭にニュースの表題(title)が、「AAニュース スポーツ」のように記述され、次に、ニュースを特定するための番号、すなわち、ニュース番号が「No.20030625000001」のように記述され、続いて、ニュースが属するジャンル(genre)が、「スポーツ」のように記述される。次に、例えば、所定の数のキーワード(keyword)が、「サッカー」、「AA」、「YYリーグ」等のように記述され、続いて、記事の本文が、所定のフォントサイズ、位置等が規定された状態で、「AA、XXに勝利する」、「サッカーのYYリーグのAAは20日、XXに2−0で勝利しました。」のように記述される。
【0072】
そして、ニュースのジャンルが読み込まれると、前記キーワード検索処理手段は、記録装置44に記録されたキーワードデータベースの、読み込まれたジャンルの部分にアクセスする。
【0073】
ところで、前記ニュースには、政治、経済、金融、社会、スポーツ、芸能、文化等の各ジャンルがある。そこで、前記キーワードデータベースにおいては、図5に示されるように、政治、スポーツ、芸能等のジャンルが設定され、政治について、例えば、首相、財務大臣等の役職、CCCC、DDDD等の氏名、ミスターD等の愛称等のキーワードがツリー構造で記録され、ツリー構造の最下位のキーワードに対応させて、ニュースが属するジャンルごとに、運転者による評価結果を表す評価指標としてスキップ回数が記録される。
【0074】
本実施の形態において、前記スキップ回数は、対応するキーワードのニュースについて、運転者が不要であるとしてスキップした回数を表し、スキップ回数が少ないほど評価度が高く、運転者が知りたいニュースであり、スキップ回数が多いほど評価度が低く、運転者が知りたくないニュースであることが分かる。
【0075】
そして、キーワード検索処理手段は、ニュースに含まれるキーワード「サッカー」、「AA」及び「YYリーグ」を読み込み、読み込んだキーワードを検索する。そのために、キーワード検索処理手段は、ニュースのキーワードと、キーワードデータベースのキーワードとが一致するかどうかを判断することによって、ニュースのキーワードに、キーワードデータベースのキーワードと一致するキーワードがあるかどうかを確認する。
【0076】
一致するキーワードがある(本実施の形態においては、図4のデータ構造におけるキーワードである「サッカー」と、図5のツリー構造におけるキーワードである「サッカー」とが一致する。)場合、前記情報収集処理手段の送信判定処理手段は、送信判定処理を行い、キーワードデータベースを参照し、一致するキーワードのスキップ回数(図5においては0回)を読み込む。
【0077】
次に、前記送信判定処理手段は、スキップ回数があらかじめ設定された閾(しきい)値Nより多いかどうかを判断する。スキップ回数が閾値Nより多い場合、運転者は前記キーワードのニュースを知りたくないと判断されるので、送信判定処理手段は、前記キーワードのニュースをナビゲーション装置14に送らないようにするために、送信フラグをオフにセットし、記録装置44に設定され、送信の対象としないニュースを記録するためのディレクトリ、すなわち、非送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースを保存する。
【0078】
前記スキップ回数が閾値N以下である場合、運転者は前記キーワードのニュースを知りたいと判断されるので、送信判定処理手段は、前記キーワードのニュースをナビゲーション装置14に送るために、送信フラグをオンにセットし、記録装置44に設定され、送信の対象とするニュースを記録するためのディレクトリ、すなわち、送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースを保存する。
【0079】
一方、一致するキーワードがない場合、運転者が前記キーワードのニュースを知りたいか知りたくないか分からないので、送信判定処理手段は、前記キーワードのニュースをナビゲーション装置14に送るために、送信フラグをオンにセットし、送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースを保存する。
【0080】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 新聞社のサイトからニュースをダウンロードする。
ステップS2 ニュースのジャンルを読み込む。
ステップS3 キーワードデータベースにアクセスする。
ステップS4 一致するキーワードがあるかどうか確認する。
ステップS5 キーワードがあるかどうかを判断する。キーワードがある場合はステップS6に、ない場合はステップS10に進む。
ステップS6 キーワードのスキップ回数を読み込む。
ステップS7 スキップ回数が閾値Nより大きいかどうかを判断する。スキップ回数が閾値Nより大きい場合はステップS8に、スキップ回数が閾値N以下である場合はステップS10に進む。
ステップS8 送信フラグをオフにセットする。
ステップS9 非送信ニュース用ディレクトリにニュースを保存し、処理を終了する。
ステップS10 送信フラグをオンにセットする。
ステップS11 送信ニュース用ディレクトリにニュースを保存し、処理を終了する。
【0081】
本実施の形態において、キーワード検索処理手段は、ニュースのキーワードに、キーワードデータベースのキーワードと一致するキーワードがあるかどうかを確認するようになっているが、他の実施の形態において、ニュースの表題、記事の本文等に、キーワードデータベースのキーワードと一致するキーワードがあるかどうかを確認する。
【0082】
また、本実施の形態において、評価指標としてスキップ回数がキーワードデータベースに記録され、送信判定処理手段は、スキップ回数が閾値Nより多い場合、送信フラグをオフにセットし、非送信ニュース用ディレクトリにキーワードのニュースを保存するようになっているが、他の実施の形態において、評価指標として、ニュースが送信された回数に対するスキップ回数の比、すなわち、スキップ率を使用することもできる。その場合、前記送信判定処理手段は、スキップ率があらかじめ設定された閾値ηより高い場合、送信フラグをオフにセットし、非送信ニュース用ディレクトリにキーワードのニュースを保存する。
【0083】
このように、送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースが保存されると、CPU41の図示されない送信処理手段は、送信処理を行い、ナビゲーション装置14にニュースを送信し、CPU31の図示されない受信処理手段は、受信処理を行い、ホームサーバ40からニュースを受信する。
【0084】
次に、前記ホームサーバ40における送信処理及びナビゲーション装置14における受信処理の動作について説明する。
【0085】
図6は本発明の実施の形態における送信処理の動作を説明するフローチャート、図7は本発明の実施の形態における受信処理の動作を説明するフローチャートである。
【0086】
まず、ホームサーバ40(図1)において、前記送信処理手段は、ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されるのを待機し、ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されると、記録装置44の送信ニュース用ディレクトリを参照し、送信フラグがオンのニュースの有無を確認する。
【0087】
続いて、前記送信処理手段は、送信フラグがオンのニュースの有無、すなわち、ナビゲーション装置14に送信するニュースの有無を応答し、送信するニュースがあるかどうかを判断し、送信するニュースがある場合、ニュースを一件ずつ送信する。すなわち、前記送信処理手段は送信フラグがオンのニュースを選択的にナビゲーション装置14に送信する。
【0088】
そして、すべてのニュースの送信が終了すると、前記送信処理手段は、ナビゲーション装置14に送信の終了を通知し、処理を終了する。
【0089】
一方、ナビゲーション装置14において、前記受信処理手段は、運転者が車両のイグニッションキーをオンにするのを待機し、運転者が車両のイグニッションキーをオンにすると、ホームサーバ40に対してニュースの取得を要求し、前記ホームサーバ40からニュースの有無についての応答があるのを待機する。
【0090】
ホームサーバ40からの応答があると、前記受信処理手段は、受信するニュースがあるかどうかを判断し、受信するニュースがある場合、ニュースを一件ずつ受信し、RAM32(図2)に記録する。
【0091】
そして、ホームサーバ40から送信の終了が通知されると、処理を終了する。
【0092】
次に、図6のフローチャートについて説明する。
ステップS21 ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されるのを待機し、ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されるとステップS22に進む。
ステップS22 送信フラグがオンのニュースの有無を確認する。
ステップS23 ナビゲーション装置14に送信するニュースの有無を応答する。
ステップS24 送信するニュースがあるかどうかを判断する。送信するニュースがある場合はステップS25に、ない場合は処理を終了する。
ステップS25 ニュースを一件送信する。
ステップS26 送信が終了したかどうかを判断する。送信が終了した場合はステップS27に進み、終了していない場合はステップS25に戻る。
ステップS27 ナビゲーション装置14に送信の終了を通知し、処理を終了する。
【0093】
次に、図7のフローチャートについて説明する。
ステップS31 イグニッションキーがオンにされるのを待機し、イグニッションキーがオンにされるとステップS32に進む。
ステップS32 ホームサーバ40に対してニュースの取得を要求する。
ステップS33 ホームサーバ40からの応答があるのを待機し、ホームサーバ40からの応答があるとステップS34に進む。
ステップS34 受信するニュースがあるかどうかを判断する。受信するニュースがある場合はステップS35に進み、ない場合は処理を終了する。
ステップS35 ニュースを一件受信する。
ステップS36 ホームサーバ40から送信の終了が通知されたかどうかを判断する。ホームサーバ40から送信の終了が通知された場合は処理を終了し、通知されていない場合はステップS35に戻る。
【0094】
ところで、このようにして、ニュースがRAM32に記録されると、CPU31の図示されない情報通知処理手段は、情報通知処理を行い、運転者がニュースを実際に取得することができるように、ニュースを読み上げて通知する。
【0095】
次に、前記情報通知処理の動作について説明する。なお、本実施の形態において、ニュースの通知は、音声出力部37によって音声で出力することによって行われるようになっているが、他の実施の形態においては、表示部35において文字、画像等でニュースを表示することによって行われる。さらに、ニュースの通知を音声出力部37によって音声で出力するとともに、表示部35において文字、画像等でニュースを表示することによって行うこともできる。
【0096】
図8は本発明の実施の形態における情報通知処理の動作を説明するフローチャートである。
【0097】
まず、ナビゲーション装置14(図2)において、前記情報通知処理手段は、ホームサーバ40(図1)から送信され、RAM32に記録されたニュースがあるかどうかを判断し、ニュースがある場合、1件のニュースの読上げを開始する。そのために、情報通知処理手段の音声出力処理手段は、音声出力処理を行い、ニュースの表題、記事の本文等から成る音声データに基づいて、ニュースの読上げを開始する。
【0098】
ところで、ニュースの読上げが開始されると、前記情報通知処理手段は操作部34として表示部35にスキップボタンを形成し、表示する。そこで、情報通知処理手段の操作検出処理手段は、操作検出処理を行い、ニュースの読上げに基づいて操作部34における所定の操作を検出する。そのために、前記操作検出処理手段は、運転者が不要であると判断してスキップしたかどうか、すなわち、運転者によって所定のタイミングで操作部34が操作され、前記スキップボタンがタッチされたかどうかを判断する。なお、該操作部34が、リモートコントロール装置によって構成される場合には、リモートコントロール装置の所定のキーがスキップボタンとして割り当てられる。したがって、情報通知処理手段は、前記所定のキーがタッチされたかどうかを判断する。
【0099】
前記スキップボタンがタッチされると、前記情報通知処理手段は、ニュースをスキップし、読上げを中断し、スキップされたニュースのニュース番号をRAM32に記録する。
【0100】
そして、1件のニュースの読上げが終了すると、前記情報通知処理手段は、RAM32に残りのニュースがあるかどうかを判断し、残りのニュースがある場合、次のニュースの読上げを開始する。
【0101】
なお、ニュースの通知が、表示部35において文字、画像等でニュースを表示することによって行われる場合、前記情報通知処理手段の表示処理手段は、表示処理を行い、表示部35に情報表示画面を形成し、該情報表示画面にニュースの表題、記事の本文等の画像を表示するとともに、スキップボタンを表示する。運転者は、情報表示画面に表示された画像に基づいて、所定のタイミングでスキップボタンをタッチする。
【0102】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 ニュースがあるかどうかを判断する。ニュースがある場合はステップS42に進み、ない場合は処理を終了する。
ステップS42 一件のニュースの読上げを開始する。
ステップS43 スキップボタンがタッチされたかどうかを判断する。スキップボタンがタッチされた場合はステップS44に、タッチされない場合はステップS45に進む。
ステップS44 スキップされたニュースのニュース番号を記録する。
ステップS45 一件のニュースの読上げが終了したかどうかを判断する。一件のニュースの読上げが終了した場合はステップS46に進み、終了していない場合はステップS43に戻る。
ステップS46 残りのニュースがあるかどうかを判断する。残りのニュースがある場合はステップS42に戻り、ない場合は処理を終了する。
【0103】
このように前記情報通知処理が行われると、その結果、得られたスキップに関するデータ、すなわち、スキップデータはホームサーバ40に送られ、該ホームサーバ40においてスキップデータに基づいてキーワードデータベースが更新される。
【0104】
そこで、CPU31の図示されない更新情報送信処理手段による更新情報送信処理、及びCPU41の図示されない情報更新処理手段による情報更新処理について説明する。
【0105】
図9は本発明の実施の形態における更新情報送信処理の動作を示すフローチャート、図10は本発明の実施の形態における情報更新処理の動作を示すフローチャートである。
【0106】
まず、ナビゲーション装置14(図2)において、更新情報送信処理手段の更新条件成立判断処理手段は、更新条件成立判断処理を行い、キーワードデータベースに記録されたスキップ回数を更新するための条件、すなわち、更新条件が成立したかどうかを判断する。そのために、更新条件成立判断処理手段は、GPSセンサ15によって検出された現在地を読み込み、現在地によって表される自車位置が家から所定の距離、本実施の形態においては、50〔m〕以内であるかどうかを判断する。そして、更新条件が成立し、自車位置が家から50〔m〕以内であると、更新情報送信処理手段は、RAM32からスキップされたニュースのニュース番号を読み出し、該ニュース番号を更新情報としてホームサーバ40(図1)に送信する。
【0107】
一方、ホームサーバ40において、情報更新処理手段は、ナビゲーション装置14から送信されたニュース番号を受信するのを待機し、ニュース番号を受信すると、キーワードデータベースにアクセスし、ニュース番号に対応するキーワードを読み込み、該キーワードに対応するスキップ回数を更新してインクリメントし、評価度を低くする。
【0108】
本実施の形態においては、自車位置が家から50〔m〕以内である場合に更新条件が成立し、ニュース番号がホームサーバ40に送信されるようになっているが、RAM32に記録された各ニュースについての情報通知処理が終了したときに、更新条件を成立させることができる。
【0109】
次に、図9のフローチャートについて説明する。
ステップS51 現在地を読み込む。
ステップS52 家から50〔m〕以内であるかどうかを判断する。家から50〔m〕以内である場合はステップS53に進み、家から50〔m〕より離れている場合はステップS51に戻る。
ステップS53 スキップされたニュースのニュース番号をホームサーバ40に送信し、処理を終了する。
【0110】
次に、図10のフローチャートについて説明する。
ステップS61 ニュース番号を受信するのを待機し、ニュース番号を受信した場合はステップS62に進む。
ステップS62 ニュース番号に対応するキーワードを読み込む。
ステップS63 キーワードに対応するスキップ回数をインクリメントし、処理を終了する。
【0111】
このように、本実施の形態においては、スキップ回数の少ないキーワードについてのニュースだけがホームサーバ40からナビゲーション装置14に送信されるので、運転者は、知りたいニュースを取得するために操作部34の操作を繰り返す必要がなく、作業を簡素化することができる。また、知りたいニュースを取得するまでの待機時間を短くすることができる。
【0112】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0113】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ジャンルの評価指標に基づいて、情報が選択的に車載装置に送信され、操作者に通知されるとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標が更新されるので、操作者は、知りたい情報を取得するために操作部の操作を繰り返す必要がなく、作業を簡素化することができる。また、知りたい情報を取得するまでの待機時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における情報収集処理の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態におけるニュースのデータ構造の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるキーワードデータベースのツリー構造を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における送信処理の動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における受信処理の動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態における情報通知処理の動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における更新情報送信処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態における情報更新処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
14 ナビゲーション装置
17 ナビゲーション処理部
31、41 CPU
34 操作部
40 ホームサーバ
43、61 インターネット
44 記録装置
51 情報センタ
62、63 コンテンツプロバイダ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステム及び情報送信方法のプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナビゲーション装置においては、例えば、GPS(グローバルポジショニングシステム)によって車両の現在の位置、すなわち、現在地が検出されるとともに、ジャイロセンサによって検出された車両の回転角速度、すなわち、旋回角に基づいて、車両の方位、すなわち、自車方位が検出され、データ記録部から地図データが読み出され、表示部に地図画面が形成され、該地図画面に、現在地、現在地の周辺の地図及び自車方位が表示されるようになっている。したがって、操作者である運転者は、前記地図画面に表示された現在地、現在地の周辺の地図及び自車方位に従って車両を走行させることができる。
【0003】
また、運転者が目的地を入力し、探索条件を設定すると、該探索条件に基づいて現在地で表される出発地から目的地までの経路が探索される。そして、探索された経路、すなわち、探索経路は前記表示部に形成された探索経路表示画面に現在地及び目的地と共に表示される。したがって、運転者は表示された探索経路に従って車両を走行させることができる。なお、運転者が現在地と異なる出発地を入力した場合、入力された出発地から目的地までの経路が探索される。
【0004】
ところで、家庭にホームサーバを設置し、該ホームサーバを利用し、ネットワークを介して所定のコンテンツプロバイダから送信されたニュース等の情報をダウンロードし、ダウンロードされた情報を更にナビゲーション装置に送信することができる。その場合、ナビゲーション装置において、運転者は、表示部のディスプレイに文字、図形、写真等の画像で表示され、又は音声で出力された情報を取得することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−109771号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置において、情報は運転者が知りたい知りたくないにかかわらず送信されるので、知りたい情報を取得するためにナビゲーション装置において操作部の操作を繰り返す必要があり、作業が煩わしいだけでなく、知りたい情報を取得するまでの待機時間が長くなってしまう。
【0007】
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、知りたい情報を取得するための作業を簡素化することができ、知りたい情報を取得するまでの待機時間を短くすることができるナビゲーションシステム及び情報送信方法のプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のナビゲーションシステムにおいては、情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段と、前記各情報が属するジャンルごとに、操作者による評価結果を表す評価指標が記録された記録部と、取得された情報が属するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段と、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段と、検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段とを有する。
【0009】
本発明の他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、取得された情報に含まれるキーワードと、記録部に記録されたキーワードとが一致するかどうかを確認するキーワード検索処理手段を有する。
【0010】
そして、前記送信処理手段は、各キーワードが一致する場合、一致するキーワードに対応するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する。
【0011】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記情報通知処理手段は、通知された情報について運転者が不要であると判断してスキップした場合に、前記所定の操作を検出する。
【0012】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記情報更新処理手段は、通知された情報について運転者が不要であると判断してスキップした場合に、前記評価指標における評価度を低くする。
【0013】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記評価指標を更新するための更新条件が成立したかどうかを判断する更新条件成立判断処理手段と、前記更新条件が成立した場合に、更新情報を利用者端末に送信する更新情報送信処理手段とを有する。
【0014】
そして、前記情報更新処理手段は送信された更新情報に基づいて評価指標を更新する。
【0015】
本発明の情報送信方法のプログラムにおいては、コンピュータを、情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段、取得された情報が属するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段、及び検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段として機能させる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムを示すブロック図、図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置を示すブロック図である。
【0018】
図において、14は情報端末、例えば、車両に搭載された車載装置としてのナビゲーション装置、40は、運転者の自宅等に設置され、ナビゲーション装置14と無線で接続された利用者端末としてのホームサーバ、51は該ホームサーバ40と第1のネットワークとしてのインターネット43で接続された第1の情報提供者としての情報センタ、62、63は第2のネットワークとしてのインターネット61を介して情報センタ51と接続された第2の情報提供者としてのコンテンツプロバイダである。ナビゲーション装置14、ホームサーバ40、インターネット43、61、情報センタ51、コンテンツプロバイダ62、63等によってナビゲーションシステムが構成される。
【0019】
本実施の形態においては、利用者端末としてホームサーバ40が使用されるようになっているが、該ホームサーバ40に代えてパソコン等のような、前記インターネット43に接続することができ、双方向の通信を行うことができるものを使用することもできる。
【0020】
また、前記第1のネットワークとしては、前記インターネット43のほかに、無線又は有線のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、携帯電話回線網、電話回線網、公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット等の通信回線網等の通信手段を使用することができる。そして、放送衛星によるCS放送、BS放送、地上波ディジタルテレビ放送、FM多重放送等を利用する通信手段を使用することもできる。さらに、高度道路交通システム(ITS)において利用されるノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)、境域通信システム(DSRC)等の通信手段を使用することもできる。同様に、前記第2のネットワークとして、前記インターネット61のほかに前記各種の通信手段を使用することができる。
【0021】
次に、ナビゲーション装置14について説明する。
【0022】
該ナビゲーション装置14は、現在地等を検出する現在地検出部としてのGPSセンサ15、地図データ、道路データ、探索データ等のナビゲーション装置14の基本的な情報、すなわち、ナビ情報のほかに各種のデータが記録される情報記録部としてのデータ記録部16、各種のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能し、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、自車方位を検出する方位検出部としての方位センサ18、運転者が操作することによって所定の入力を行うための第1の入力部としての操作部34、図示されない画面に表示された画像によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第1の出力部としての表示部35、音声によって所定の入力を行うための第2の入力部としての音声入力部36、音声によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第2の出力部としての音声出力部37、通信端末として機能する送受信部としての通信部38を備え、前記ナビゲーション処理部17に、操作部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。また、前記ナビゲーション処理部17には、車速検出部としての車速センサ39も接続される。
【0023】
前記GPSセンサ15は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することによって地球上における現在地を検出し、併せて時刻を検出する。
【0024】
なお、現在地検出部として、前記GPSセンサ15に代えて距離センサ、ステアリングセンサ、高度計等を単独で、又は組み合わせて使用することができる。前記距離センサは、道路上の所定の地点間の距離を検出するものであり、図示されない車輪の回転速度に基づいて、又は加速度を2回積分して距離を算出する。また、前記ステアリングセンサは、舵(だ)角を検出するものであり、例えば、図示されないステアリングホイールの回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等を使用することができる。
【0025】
また、前記方位センサ18としてジャイロセンサ、地磁気センサ等を使用することができる。前記ジャイロセンサとしては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用され、旋回角を積分することによって自車方位を検出する。そして、前記地磁気センサは、地磁気を測定することによって自車方位を検出する。
【0026】
前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用される第1の記録媒体としての、DRAM、SRAM、MRAM、FeRAM等のRAM32、制御用のプログラムのほか、経路の探索、経路案内等を行うための各種のプログラムが記録された第2の記録媒体としてのROM33、各種のデータ、プログラム等を記録するために使用される第3の記録媒体としての図示されないフラッシュメモリを備える。なお、前記RAM32、ROM33、フラッシュメモリ等の内部記憶装置として半導体メモリ、磁気コア等が使用される。そして、演算装置及び制御装置としてCPU31に代えてMPU等を使用することもできる。
【0027】
また、前記データ記録部16は、前記各種のデータを記録するために、外部記憶装置として配設された第4の記録媒体としてのハードディスク、フレキシブルディスク等の図示されない磁気ディスクを備えるほかに、各種のデータを読み出したり、書き込んだりするための読出・書込ヘッド等の図示されないヘッドを備える。前記データ記録部16には、同様に外部記憶装置として、第5の記録媒体としての磁気テープ、磁気ドラム、CD、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード等を配設することもできる。
【0028】
ところで、前記ROM33に各種のプログラムを記録し、前記データ記録部16に各種のデータを記録することができるが、プログラム、データ等を前記磁気ディスクに記録することもできる。この場合、磁気ディスクから前記プログラム、データ等を読み出して前記フラッシュメモリに書き込むことができる。したがって、磁気ディスクを交換することによって前記プログラム、データ等を更新することができる。また、車両に搭載された図示されない自動変速機の制御を行うために自動変速機制御装置が搭載されている場合には、該自動変速機制御装置の制御用のプログラム、データ等も前記磁気ディスクに記録することができる。さらに、通信部38を介して前記プログラム、データ等を受信し、フラッシュメモリに書き込むこともできる。
【0029】
前記操作部34は、運転者が操作することによって、走行開始時の現在地を修正したり、出発地及び目的地を入力したり、通過点を入力したり、通信部38を動作させたりするためのものであり、表示部35とは独立に配設されたキーボード、マウス、バーコードリーダ、ライトペン、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ジョイスティック等を使用することができる。また、前記操作部34として、前記表示部35に形成された画面に画像で表示された各種のキー、スイッチ、ボタン等の画像操作部をタッチ又はクリックすることによって、所定の入力操作を行うことができる。
【0030】
前記表示部35としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用したり、車両のフロントガラスにホログラムを投影するホログラム装置等を使用したりすることができる。そして、表示部35に形成された各種の画面に、現在地、地図、探索経路、該探索経路に沿った案内情報、交通情報等を表示したり、交差点又は探索経路における特徴的な写真、コマ図等、次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向を表示したりすることができるだけでなく、前記画像操作部、操作部34、音声入力部36等の操作案内、操作メニュー、キーの案内を表示したり、FM多重放送の番組等を表示したりすることができる。
【0031】
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声出力部37から、前記探索経路、案内情報、交通情報等が、例えば、音声合成装置によって合成された音声で出力される。なお、音声合成装置によって合成された音声のほかに、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報等を出力することもできる。
【0032】
前記通信部38は、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の第3の情報提供者としての図示されない道路交通情報センタから送信された各種の情報を、道路に沿って配設された電波ビーコン装置、光ビーコン装置等を介して電波ビーコン、光ビーコン等として受信するためのビーコンレシーバ、FM放送局を介してFM多重放送として受信するためのFM受信機等を備える。そして、前記ビーコンレシーバによって、渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況情報等の交通情報を受信したり、前記FM受信機によって前記交通情報のほかに、ニュース、天気予報等の一般情報をFM多重情報として受信したりすることができる。なお、前記ビーコンレシーバ及びFM受信機は、ユニット化されてVICSレシーバとして配設されるようになっているが、別々に配設することもできる。
【0033】
また、前記通信部38は、所定の基地局から送信されたGPSセンサ15の検出誤差を検出するためのD−GPS情報等の各種のデータを受信することもできる。さらに、前記通信部38は、電波ビーコン、光ビーコン等によって位置情報を受信し、現在地を検出することもでき、その場合、前記ビーコンレシーバは、現在地検出部として機能する。
【0034】
なお、前記通信部38は、情報センタ51を介して交通情報、一般情報等の各種の情報を受信することもできる。その場合、前記通信部38と情報センタ51とはインターネット等を介して接続される。
【0035】
次に、ホームサーバ40について説明する。
【0036】
該ホームサーバ40は、演算装置及び制御装置としてのCPU41、操作者に各種の情報を通知する通知装置としての表示部42、記録部としての記録装置44、通信部45、操作部46等を備え、外部、例えば、情報センタ51からインターネット43を介して交通情報、一般情報等の各種の情報を取得したり、取得した情報を蓄積したり、蓄積した情報を管理・編集したり、外部装置、例えば、前記ナビゲーション装置14、パソコン、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等に対して情報を送信したりすることができるようになっている。
【0037】
また、ホームサーバ40においては、前記情報センタ51を情報基地とし、前記インターネット61を介して複数のコンテンツプロバイダ62、63のうちの所定の、例えば、コンテンツプロバイダ62のホームページにアクセスし、各種の情報、すなわち、コンテンツ情報を取得することができる。そのために、各コンテンツプロバイダ62、63は、サーバ65、データベース(DB)66等を備える。前記各サーバ65は、演算装置及び制御装置としてのCPU71、RAM72、ROM73等を備え、所定のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能する。また、前記各データベース66に各種のコンテンツ情報が記録される。
【0038】
前記ホームサーバ40において、前記演算装置及び制御装置としてCPU41が使用されるようになっているが、CPU41に代えてMPU等を使用することもできる。また、前記表示部42としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用することができる。本実施の形態においては、通知装置として表示部42が使用されるようになっているが、該表示部42に代えて操作者に音声で各種の情報を通知する音声表示装置を使用することもできる。
【0039】
また、操作部46としては、キーボード、マウス等を使用することができるほかに、前記ディスプレイに形成されたタッチパネルを使用することもできる。さらに、バーコードリーダ、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ジョイスティック、ライトペン、スタイラスペン等を使用することもできる。前記タッチパネルにおいては、ディスプレイに各種のキー、スイッチ、ボタン等の操作部領域が形成され、該操作部領域をタッチ(押下)することによって入力を行うことができる。
【0040】
また、前記記録装置44には、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の内部記憶装置が内蔵されるほかに、記録媒体としてのハードディスク等の外部記憶装置が配設される。なお、前記外部記憶装置として、ハードディスクに代えて、フレキシブルディスク、磁気テープ、磁気ドラム、CD−ROM、CD−R、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等を使用することもできる。そして、前記外部記憶装置を使用するためには、記録装置44に、外部記憶装置に記録されたデータを読み出すための図示されない読出装置、及びデータを記録するための図示されない書込装置が配設される。
【0041】
また、前記通信部45には、ホームサーバ40と情報センタ51とをインターネット43を介して接続するために携帯電話等の通信機器がモジュールとして内蔵される。なお、通信部45とは別に通信機器を接続し、該通信機器と通信部45とを接続したり、図示されないアクセスポイント等を使用したりすることもできる。その場合、通信機器として、モデム、無線LANカード等を使用したり、携帯用コンピュータ、携帯情報端末、電子手帳、テレビ電話、ゲーム機等に通信機能を持たせたものを使用したりすることができる。
【0042】
次に、情報センタ51について説明する。
【0043】
前記情報センタ51は、サーバ53、該サーバ53に接続された情報記録部としてのデータベース(DB)57、通信部58等を備え、該通信部58によって、情報センタ51とホームサーバ40との間、及び情報センタ51と各コンテンツプロバイダ62、63との間で双方向の通信が行われ、交通情報、一般情報、コンテンツ情報等の提供が行われる。
【0044】
そのために、前記サーバ53は、演算装置及び制御装置としてのCPU54、RAM55、ROM56等を備え、所定のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能する。
【0045】
なお、前記サーバ53、65及びナビゲーション処理部17によってコンピュータを構成することもできる。また、CPU54、71に代えてMPU等を使用することができる。
【0046】
前記データベース57は、地図データファイル、交差点データファイル、ノードデータファイル、道路データファイル、探索データファイル、施設情報データファイル等のデータファイルから成り、例えば、前記地図データファイルには地図を表示するための地図データが、交差点データファイルには各交差点に関する交差点データが、ノードデータファイルにはノード点に関するノードデータが、道路データファイルには道路に関する道路データが、探索データファイルには経路を探索するための探索データが、施設情報データファイルには各種の施設に関する施設情報データがそれぞれ記録され、前記交差点データ、ノードデータ、道路データ、探索データ等によって道路状況を表す道路状況データが構成される。
【0047】
前記交差点データには、交差点の名称、交差点における道路の形状、交差点に隣接する主要な施設、交差点の先の主要な地名等を表すデータが含まれる。また、前記ノードデータには、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、ノード点、各ノード点間を連結するノード点間リンク等を表すデータが含まれる。
【0048】
そして、前記道路データには、道路自体について、幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する箇所、幅員の狭くなる箇所等を、コーナについて、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等を、道路属性について、降坂路、登坂路等を、道路種別について、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速道路、都市高速道路、有料道路等の高速・有料道等を表すデータが含まれる。さらに、道路データには、踏切、高速道路の入口及び出口の取付道(ランプウェイ)、高速・有料道の料金所等を表すデータが含まれる。また、前記施設情報データには、各地域のホテル、ガソリンスタンド、駐車場、観光地、デパート等の施設について名称、住所、電話番号、施設案内等の施設情報を表すデータが含まれる。
【0049】
そして、前記CPU54は、前記道路交通情報センタ等から送信された交通情報、一般情報等を受信し、一次情報としてデータベース57に記録したり、前記一次情報を加工して統計処理を施し、渋滞状況の履歴を表す履歴情報、渋滞状況を予測する渋滞予測情報等を構成する統計データを作成し、該統計データを二次情報としてデータベース57に記録したりする。本実施の形態においては、前記統計データを作成するに当たり、履歴情報に、日時、曜日、天候、各種イベント、季節、施設情報(デパート、スーパーマーケット等の大型の施設の有無)等の詳細な条件が加えられる。
【0050】
なお、前記情報センタ51は、個人、企業、団体、地方自治体、政府関係機関等のいずれが運営していてもよく、前記道路交通情報センタが運営していてもよい。
【0051】
次に、前記構成のナビゲーションシステムの動作について説明する。
【0052】
まず、操作者が、例えば、ホームサーバ40の操作部46を操作して出発地及び目的地を入力すると、CPU41の図示されない探索条件設定処理手段は、探索条件設定処理を行い、出発地及び目的地を探索条件として設定し、該探索条件を情報センタ51に送信する。
【0053】
なお、前記利用者端末として、ホームサーバ40に代えて、例えば、携帯情報端末等を使用し、かつ、携帯情報端末のPCMCIAスロット、PCカードスロット等のスロットにGPSカードをセットすることができる場合は、出発地としてGPSカードによって検出された現在地を設定することもできる。
【0054】
そして、情報センタ51において、通信部58によって探索条件が受信されると、CPU54の図示されない経路探索情報取得処理手段は、経路探索情報取得処理を行い、データベース57の探索データファイルを参照して探索データを読み出し、統計データファイルを参照して統計データを読み出し、VICS(登録商標)センタから送信された交通情報を読み込むことによって経路を探索するために必要な情報を取得する。
【0055】
続いて、前記CPU54の図示されない探索処理手段は、探索処理を行い、前記探索条件に従って、探索データ、統計データ、交通情報等に基づいて経路を探索する。
【0056】
そして、前記探索処理手段によって経路が探索されると、前記CPU54の図示されない経路案内データ送信処理手段は、経路案内データ送信処理を行い、探索経路を表す経路データ、探索経路の周辺の地図を表す地図データ、音声出力部37によって探索経路を案内するための音声出力データ等を、経路案内用の情報を表す経路案内データとしてホームサーバ40に送信する。
【0057】
本実施の形態において、前記探索処理手段は、探索データ、統計データ、交通情報等に基づいて経路を探索するようになっているが、他の実施の形態においては、探索データだけに基づいて経路を探索する。その場合、前記経路案内データ送信処理手段は、探索経路を表す経路データを経路案内データとしてホームサーバ40に送信する。
【0058】
また、本実施の形態において、前記音声出力データについては、情報センタ51からホームサーバ40に送信するようになっているが、他の実施の形態においては、ナビゲーション装置14のデータ記録部16にあらかじめ音声出力データが記録される。その場合、音声出力データを経路案内データとしてホームサーバ40に送信する必要はない。
【0059】
そして、ホームサーバ40において、前記経路案内データが送信されると、CPU41の図示されない受信処理手段は、受信処理を行い、経路案内データを受信し、続いて、CPU41の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、前記経路案内データを記録装置44のハードディスクにダウンロードし、記録する。
【0060】
このようにして、経路案内データが記録されると、前記CPU41の図示されない経路案内データ送信処理手段は、経路案内データ送信処理を行い、前記経路案内データをナビゲーション装置14に送信する。そのために、操作者が、操作部46を操作してナビゲーション装置14を起動させると、経路案内データ送信処理手段のナビゲーション装置起動処理手段は、ナビゲーション装置起動処理を行い、ナビゲーション装置14の電源を投入してナビゲーション装置14を起動する。続いて、前記経路案内データ送信処理手段のデータ転送処理手段は、データ転送処理を行い、前記記録装置44のハードディスクから経路案内データを読み出し、ナビゲーション装置14に送信する。これに伴って、ナビゲーション装置14において、CPU31の図示されない経路案内データ記録処理手段は、経路案内データ記録処理を行い、経路案内データをナビゲーション処理部17内の、例えば、前記フラッシュメモリに記録する。
【0061】
そして、前記経路案内データのすべてがフラッシュメモリに記録されると、前記経路案内データ送信処理手段のナビゲーション装置停止処理手段は、ナビゲーション装置停止処理を行い、ナビゲーション装置14を停止させ、経路案内データを利用可能な状態である待機状態に移行させる。
【0062】
次に、車両を走行させるときの前記ナビゲーション装置14の動作について説明する。
【0063】
まず、図示されない車両のイグニッションスイッチがオンにされると、前記ナビゲーション装置14が起動され、GPSセンサ15によって現在地が検出されるとともに、方位センサ18によって検出された車両の旋回角に基づいて、自車方位が検出される。
【0064】
次に、前記CPU31の図示されない経路案内処理手段は、経路案内処理を行い、前記フラッシュメモリから経路案内データを読み出し、該経路案内データに基づいて、表示部35のディスプレイに地図画面を形成し、該地図画面に、現在地、周辺の地図及び自車方位を表示するとともに、現在地の周辺の探索経路を表示し、音声出力部37によるメッセージによって探索経路を音声で運転者に通知して経路案内を行う。
【0065】
したがって、運転者は、前記地図画面に表示、又は音声によって通知された現在地、周辺の地図、自車方位及び探索経路に従って車両を走行させることができる。
【0066】
ところで、前述されたように、前記ホームサーバ40においては、前記情報センタ51を情報基地とし、前記インターネット61を介して各コンテンツプロバイダ62、63のうちの所定の、例えば、コンテンツプロバイダ62のホームページにアクセスし、コンテンツプロバイダ62から送信された各種のコンテンツ情報を取得することができるようになっている。
【0067】
そこで、コンテンツプロバイダ62のホームページとして開設されている、例えば、新聞社のサイトにアクセスし、コンテンツ情報としてのニュースをダウンロードし、ダウンロードされたニュースをナビゲーション装置14に送信するニュース送信方法について説明する。
【0068】
まず、ホームサーバ40においてニュースをダウンロードする際のCPU41の図示されない情報収集処理手段による情報収集処理の動作について説明する。
【0069】
図3は本発明の実施の形態における情報収集処理の動作を示すフローチャート、図4は本発明の実施の形態におけるニュースのデータ構造の例を示す図、図5は本発明の実施の形態におけるキーワードデータベースのツリー構造を示す図である。
【0070】
まず、操作者が、操作部46(図1)を操作してコンテンツプロバイダ62のホームページとして開設されている新聞社のサイトにアクセスし、ニュースのダウンロードを要求すると、前記情報収集処理手段の情報取得処理手段は、情報取得処理を行い、新聞社のサイトからニュースを取得してダウンロードし、記録装置44に記録する。次に、前記情報収集処理手段のキーワード検索処理手段、キーワード検索処理を行い、ダウンロードされたニュースを読み出し、図4に示されるデータ構造を参照し、ニュースのジャンルを読み込む。
【0071】
ニュースは、データ構造において、例えば、先頭にニュースの表題(title)が、「AAニュース スポーツ」のように記述され、次に、ニュースを特定するための番号、すなわち、ニュース番号が「No.20030625000001」のように記述され、続いて、ニュースが属するジャンル(genre)が、「スポーツ」のように記述される。次に、例えば、所定の数のキーワード(keyword)が、「サッカー」、「AA」、「YYリーグ」等のように記述され、続いて、記事の本文が、所定のフォントサイズ、位置等が規定された状態で、「AA、XXに勝利する」、「サッカーのYYリーグのAAは20日、XXに2−0で勝利しました。」のように記述される。
【0072】
そして、ニュースのジャンルが読み込まれると、前記キーワード検索処理手段は、記録装置44に記録されたキーワードデータベースの、読み込まれたジャンルの部分にアクセスする。
【0073】
ところで、前記ニュースには、政治、経済、金融、社会、スポーツ、芸能、文化等の各ジャンルがある。そこで、前記キーワードデータベースにおいては、図5に示されるように、政治、スポーツ、芸能等のジャンルが設定され、政治について、例えば、首相、財務大臣等の役職、CCCC、DDDD等の氏名、ミスターD等の愛称等のキーワードがツリー構造で記録され、ツリー構造の最下位のキーワードに対応させて、ニュースが属するジャンルごとに、運転者による評価結果を表す評価指標としてスキップ回数が記録される。
【0074】
本実施の形態において、前記スキップ回数は、対応するキーワードのニュースについて、運転者が不要であるとしてスキップした回数を表し、スキップ回数が少ないほど評価度が高く、運転者が知りたいニュースであり、スキップ回数が多いほど評価度が低く、運転者が知りたくないニュースであることが分かる。
【0075】
そして、キーワード検索処理手段は、ニュースに含まれるキーワード「サッカー」、「AA」及び「YYリーグ」を読み込み、読み込んだキーワードを検索する。そのために、キーワード検索処理手段は、ニュースのキーワードと、キーワードデータベースのキーワードとが一致するかどうかを判断することによって、ニュースのキーワードに、キーワードデータベースのキーワードと一致するキーワードがあるかどうかを確認する。
【0076】
一致するキーワードがある(本実施の形態においては、図4のデータ構造におけるキーワードである「サッカー」と、図5のツリー構造におけるキーワードである「サッカー」とが一致する。)場合、前記情報収集処理手段の送信判定処理手段は、送信判定処理を行い、キーワードデータベースを参照し、一致するキーワードのスキップ回数(図5においては0回)を読み込む。
【0077】
次に、前記送信判定処理手段は、スキップ回数があらかじめ設定された閾(しきい)値Nより多いかどうかを判断する。スキップ回数が閾値Nより多い場合、運転者は前記キーワードのニュースを知りたくないと判断されるので、送信判定処理手段は、前記キーワードのニュースをナビゲーション装置14に送らないようにするために、送信フラグをオフにセットし、記録装置44に設定され、送信の対象としないニュースを記録するためのディレクトリ、すなわち、非送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースを保存する。
【0078】
前記スキップ回数が閾値N以下である場合、運転者は前記キーワードのニュースを知りたいと判断されるので、送信判定処理手段は、前記キーワードのニュースをナビゲーション装置14に送るために、送信フラグをオンにセットし、記録装置44に設定され、送信の対象とするニュースを記録するためのディレクトリ、すなわち、送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースを保存する。
【0079】
一方、一致するキーワードがない場合、運転者が前記キーワードのニュースを知りたいか知りたくないか分からないので、送信判定処理手段は、前記キーワードのニュースをナビゲーション装置14に送るために、送信フラグをオンにセットし、送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースを保存する。
【0080】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 新聞社のサイトからニュースをダウンロードする。
ステップS2 ニュースのジャンルを読み込む。
ステップS3 キーワードデータベースにアクセスする。
ステップS4 一致するキーワードがあるかどうか確認する。
ステップS5 キーワードがあるかどうかを判断する。キーワードがある場合はステップS6に、ない場合はステップS10に進む。
ステップS6 キーワードのスキップ回数を読み込む。
ステップS7 スキップ回数が閾値Nより大きいかどうかを判断する。スキップ回数が閾値Nより大きい場合はステップS8に、スキップ回数が閾値N以下である場合はステップS10に進む。
ステップS8 送信フラグをオフにセットする。
ステップS9 非送信ニュース用ディレクトリにニュースを保存し、処理を終了する。
ステップS10 送信フラグをオンにセットする。
ステップS11 送信ニュース用ディレクトリにニュースを保存し、処理を終了する。
【0081】
本実施の形態において、キーワード検索処理手段は、ニュースのキーワードに、キーワードデータベースのキーワードと一致するキーワードがあるかどうかを確認するようになっているが、他の実施の形態において、ニュースの表題、記事の本文等に、キーワードデータベースのキーワードと一致するキーワードがあるかどうかを確認する。
【0082】
また、本実施の形態において、評価指標としてスキップ回数がキーワードデータベースに記録され、送信判定処理手段は、スキップ回数が閾値Nより多い場合、送信フラグをオフにセットし、非送信ニュース用ディレクトリにキーワードのニュースを保存するようになっているが、他の実施の形態において、評価指標として、ニュースが送信された回数に対するスキップ回数の比、すなわち、スキップ率を使用することもできる。その場合、前記送信判定処理手段は、スキップ率があらかじめ設定された閾値ηより高い場合、送信フラグをオフにセットし、非送信ニュース用ディレクトリにキーワードのニュースを保存する。
【0083】
このように、送信ニュース用ディレクトリに前記キーワードのニュースが保存されると、CPU41の図示されない送信処理手段は、送信処理を行い、ナビゲーション装置14にニュースを送信し、CPU31の図示されない受信処理手段は、受信処理を行い、ホームサーバ40からニュースを受信する。
【0084】
次に、前記ホームサーバ40における送信処理及びナビゲーション装置14における受信処理の動作について説明する。
【0085】
図6は本発明の実施の形態における送信処理の動作を説明するフローチャート、図7は本発明の実施の形態における受信処理の動作を説明するフローチャートである。
【0086】
まず、ホームサーバ40(図1)において、前記送信処理手段は、ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されるのを待機し、ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されると、記録装置44の送信ニュース用ディレクトリを参照し、送信フラグがオンのニュースの有無を確認する。
【0087】
続いて、前記送信処理手段は、送信フラグがオンのニュースの有無、すなわち、ナビゲーション装置14に送信するニュースの有無を応答し、送信するニュースがあるかどうかを判断し、送信するニュースがある場合、ニュースを一件ずつ送信する。すなわち、前記送信処理手段は送信フラグがオンのニュースを選択的にナビゲーション装置14に送信する。
【0088】
そして、すべてのニュースの送信が終了すると、前記送信処理手段は、ナビゲーション装置14に送信の終了を通知し、処理を終了する。
【0089】
一方、ナビゲーション装置14において、前記受信処理手段は、運転者が車両のイグニッションキーをオンにするのを待機し、運転者が車両のイグニッションキーをオンにすると、ホームサーバ40に対してニュースの取得を要求し、前記ホームサーバ40からニュースの有無についての応答があるのを待機する。
【0090】
ホームサーバ40からの応答があると、前記受信処理手段は、受信するニュースがあるかどうかを判断し、受信するニュースがある場合、ニュースを一件ずつ受信し、RAM32(図2)に記録する。
【0091】
そして、ホームサーバ40から送信の終了が通知されると、処理を終了する。
【0092】
次に、図6のフローチャートについて説明する。
ステップS21 ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されるのを待機し、ナビゲーション装置14からニュースの取得が要求されるとステップS22に進む。
ステップS22 送信フラグがオンのニュースの有無を確認する。
ステップS23 ナビゲーション装置14に送信するニュースの有無を応答する。
ステップS24 送信するニュースがあるかどうかを判断する。送信するニュースがある場合はステップS25に、ない場合は処理を終了する。
ステップS25 ニュースを一件送信する。
ステップS26 送信が終了したかどうかを判断する。送信が終了した場合はステップS27に進み、終了していない場合はステップS25に戻る。
ステップS27 ナビゲーション装置14に送信の終了を通知し、処理を終了する。
【0093】
次に、図7のフローチャートについて説明する。
ステップS31 イグニッションキーがオンにされるのを待機し、イグニッションキーがオンにされるとステップS32に進む。
ステップS32 ホームサーバ40に対してニュースの取得を要求する。
ステップS33 ホームサーバ40からの応答があるのを待機し、ホームサーバ40からの応答があるとステップS34に進む。
ステップS34 受信するニュースがあるかどうかを判断する。受信するニュースがある場合はステップS35に進み、ない場合は処理を終了する。
ステップS35 ニュースを一件受信する。
ステップS36 ホームサーバ40から送信の終了が通知されたかどうかを判断する。ホームサーバ40から送信の終了が通知された場合は処理を終了し、通知されていない場合はステップS35に戻る。
【0094】
ところで、このようにして、ニュースがRAM32に記録されると、CPU31の図示されない情報通知処理手段は、情報通知処理を行い、運転者がニュースを実際に取得することができるように、ニュースを読み上げて通知する。
【0095】
次に、前記情報通知処理の動作について説明する。なお、本実施の形態において、ニュースの通知は、音声出力部37によって音声で出力することによって行われるようになっているが、他の実施の形態においては、表示部35において文字、画像等でニュースを表示することによって行われる。さらに、ニュースの通知を音声出力部37によって音声で出力するとともに、表示部35において文字、画像等でニュースを表示することによって行うこともできる。
【0096】
図8は本発明の実施の形態における情報通知処理の動作を説明するフローチャートである。
【0097】
まず、ナビゲーション装置14(図2)において、前記情報通知処理手段は、ホームサーバ40(図1)から送信され、RAM32に記録されたニュースがあるかどうかを判断し、ニュースがある場合、1件のニュースの読上げを開始する。そのために、情報通知処理手段の音声出力処理手段は、音声出力処理を行い、ニュースの表題、記事の本文等から成る音声データに基づいて、ニュースの読上げを開始する。
【0098】
ところで、ニュースの読上げが開始されると、前記情報通知処理手段は操作部34として表示部35にスキップボタンを形成し、表示する。そこで、情報通知処理手段の操作検出処理手段は、操作検出処理を行い、ニュースの読上げに基づいて操作部34における所定の操作を検出する。そのために、前記操作検出処理手段は、運転者が不要であると判断してスキップしたかどうか、すなわち、運転者によって所定のタイミングで操作部34が操作され、前記スキップボタンがタッチされたかどうかを判断する。なお、該操作部34が、リモートコントロール装置によって構成される場合には、リモートコントロール装置の所定のキーがスキップボタンとして割り当てられる。したがって、情報通知処理手段は、前記所定のキーがタッチされたかどうかを判断する。
【0099】
前記スキップボタンがタッチされると、前記情報通知処理手段は、ニュースをスキップし、読上げを中断し、スキップされたニュースのニュース番号をRAM32に記録する。
【0100】
そして、1件のニュースの読上げが終了すると、前記情報通知処理手段は、RAM32に残りのニュースがあるかどうかを判断し、残りのニュースがある場合、次のニュースの読上げを開始する。
【0101】
なお、ニュースの通知が、表示部35において文字、画像等でニュースを表示することによって行われる場合、前記情報通知処理手段の表示処理手段は、表示処理を行い、表示部35に情報表示画面を形成し、該情報表示画面にニュースの表題、記事の本文等の画像を表示するとともに、スキップボタンを表示する。運転者は、情報表示画面に表示された画像に基づいて、所定のタイミングでスキップボタンをタッチする。
【0102】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 ニュースがあるかどうかを判断する。ニュースがある場合はステップS42に進み、ない場合は処理を終了する。
ステップS42 一件のニュースの読上げを開始する。
ステップS43 スキップボタンがタッチされたかどうかを判断する。スキップボタンがタッチされた場合はステップS44に、タッチされない場合はステップS45に進む。
ステップS44 スキップされたニュースのニュース番号を記録する。
ステップS45 一件のニュースの読上げが終了したかどうかを判断する。一件のニュースの読上げが終了した場合はステップS46に進み、終了していない場合はステップS43に戻る。
ステップS46 残りのニュースがあるかどうかを判断する。残りのニュースがある場合はステップS42に戻り、ない場合は処理を終了する。
【0103】
このように前記情報通知処理が行われると、その結果、得られたスキップに関するデータ、すなわち、スキップデータはホームサーバ40に送られ、該ホームサーバ40においてスキップデータに基づいてキーワードデータベースが更新される。
【0104】
そこで、CPU31の図示されない更新情報送信処理手段による更新情報送信処理、及びCPU41の図示されない情報更新処理手段による情報更新処理について説明する。
【0105】
図9は本発明の実施の形態における更新情報送信処理の動作を示すフローチャート、図10は本発明の実施の形態における情報更新処理の動作を示すフローチャートである。
【0106】
まず、ナビゲーション装置14(図2)において、更新情報送信処理手段の更新条件成立判断処理手段は、更新条件成立判断処理を行い、キーワードデータベースに記録されたスキップ回数を更新するための条件、すなわち、更新条件が成立したかどうかを判断する。そのために、更新条件成立判断処理手段は、GPSセンサ15によって検出された現在地を読み込み、現在地によって表される自車位置が家から所定の距離、本実施の形態においては、50〔m〕以内であるかどうかを判断する。そして、更新条件が成立し、自車位置が家から50〔m〕以内であると、更新情報送信処理手段は、RAM32からスキップされたニュースのニュース番号を読み出し、該ニュース番号を更新情報としてホームサーバ40(図1)に送信する。
【0107】
一方、ホームサーバ40において、情報更新処理手段は、ナビゲーション装置14から送信されたニュース番号を受信するのを待機し、ニュース番号を受信すると、キーワードデータベースにアクセスし、ニュース番号に対応するキーワードを読み込み、該キーワードに対応するスキップ回数を更新してインクリメントし、評価度を低くする。
【0108】
本実施の形態においては、自車位置が家から50〔m〕以内である場合に更新条件が成立し、ニュース番号がホームサーバ40に送信されるようになっているが、RAM32に記録された各ニュースについての情報通知処理が終了したときに、更新条件を成立させることができる。
【0109】
次に、図9のフローチャートについて説明する。
ステップS51 現在地を読み込む。
ステップS52 家から50〔m〕以内であるかどうかを判断する。家から50〔m〕以内である場合はステップS53に進み、家から50〔m〕より離れている場合はステップS51に戻る。
ステップS53 スキップされたニュースのニュース番号をホームサーバ40に送信し、処理を終了する。
【0110】
次に、図10のフローチャートについて説明する。
ステップS61 ニュース番号を受信するのを待機し、ニュース番号を受信した場合はステップS62に進む。
ステップS62 ニュース番号に対応するキーワードを読み込む。
ステップS63 キーワードに対応するスキップ回数をインクリメントし、処理を終了する。
【0111】
このように、本実施の形態においては、スキップ回数の少ないキーワードについてのニュースだけがホームサーバ40からナビゲーション装置14に送信されるので、運転者は、知りたいニュースを取得するために操作部34の操作を繰り返す必要がなく、作業を簡素化することができる。また、知りたいニュースを取得するまでの待機時間を短くすることができる。
【0112】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0113】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ジャンルの評価指標に基づいて、情報が選択的に車載装置に送信され、操作者に通知されるとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標が更新されるので、操作者は、知りたい情報を取得するために操作部の操作を繰り返す必要がなく、作業を簡素化することができる。また、知りたい情報を取得するまでの待機時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における情報収集処理の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態におけるニュースのデータ構造の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるキーワードデータベースのツリー構造を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における送信処理の動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における受信処理の動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態における情報通知処理の動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における更新情報送信処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態における情報更新処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
14 ナビゲーション装置
17 ナビゲーション処理部
31、41 CPU
34 操作部
40 ホームサーバ
43、61 インターネット
44 記録装置
51 情報センタ
62、63 コンテンツプロバイダ
Claims (6)
- 情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段と、前記各情報が属するジャンルごとに、操作者による評価結果を表す評価指標が記録された記録部と、取得された情報が属するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段と、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段と、検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
- 取得された情報に含まれるキーワードと、記録部に記録されたキーワードとが一致するかどうかを確認するキーワード検索処理手段を有するとともに、前記送信処理手段は、各キーワードが一致する場合、一致するキーワードに対応するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
- 前記情報通知処理手段は、通知された情報について運転者が不要であると判断してスキップした場合に、前記所定の操作を検出する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
- 前記情報更新処理手段は、通知された情報について運転者が不要であると判断してスキップした場合に、前記評価指標における評価度を低くする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
- 前記評価指標を更新するための更新条件が成立したかどうかを判断する更新条件成立判断処理手段と、前記更新条件が成立した場合に、更新情報を利用者端末に送信する更新情報送信処理手段とを有するとともに、前記情報更新処理手段は送信された更新情報に基づいて評価指標を更新する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
- コンピュータを、情報提供者によって提供された情報を取得する情報取得処理手段、取得された情報が属するジャンルの評価指標に基づいて、取得された情報を選択的に車載装置に送信する送信処理手段、送信された情報を操作者に通知するとともに、情報の通知に基づく操作部における所定の操作を検出する情報通知処理手段、及び検出された操作に基づいて、通知された情報が属するジャンルの評価指標を更新する情報更新処理手段として機能させることを特徴とする情報送信方法のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003202965A JP2005049938A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | ナビゲーションシステム及び情報送信方法のプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Family
ID=34262488
Family Applications (1)
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JP2003202965A Abandoned JP2005049938A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | ナビゲーションシステム及び情報送信方法のプログラム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005049938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7737829B2 (en) | 2005-04-01 | 2010-06-15 | Panasonic Corporation | Communications system, vehicle information communicating apparatus, and indoor information processing apparatus |
JP2012018485A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Kddi Corp | リクエスト受付装置、リクエスト受付方法、およびプログラム |
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2003
- 2003-07-29 JP JP2003202965A patent/JP2005049938A/ja not_active Abandoned
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