JPWO2002062071A1 - データ形成方法並びにデータ伝送方法及び装置 - Google Patents

データ形成方法並びにデータ伝送方法及び装置 Download PDF

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Abstract

フレーム部を1/24,1/25,1/30,1/50もしくは1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、各フレーム部を1125ライン部の連なりをもって形成し、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定し、サンプリング周波数を74.25もしくは148.5MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920もしくは1280サンプルに設定したもとで、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコードとして、ディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成する。

Description

技術分野
本発明は、映像信号情報をあらわす量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタルデータを形成するためのデータ形成方法、さらには、映像信号情報をあらわす量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタルデータ、あるいは、映像信号情報をあらわす量子化ビット数を10ビット,12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタルデータ及びそれに関連する付加情報データをシリアル伝送するデータ伝送方法、及び、その実施に供されるデータ伝送装置に関する。
背景技術
映像信号の分野においては、伝達情報の多様化及び再生画像の高品質化を実現する観点等からのディジタル化が図られており、例えば、映像信号情報をあらわすディジタルデータによって形成されるディジタル映像信号を扱う高精細度テレビジョン(High Definition Television:HDTV)システム等が提案されている。HDTVシステムのもとにおけるディジタル映像信号(以下、HDディジタル映像信号という)は、例えば、BTA(Broadcasting Technology Association:放送技術開発協議会)により制定された規格に従って形成され、Y,P/P形式のものとG,B,R形式のものとがある。Y,P/P形式の場合、Yは輝度信号を意味し、P及びPは色差信号を意味する。また、G,B,R形式の場合、G,B及びRは夫々緑色原色信号,青色原色信号及び赤色原色信号を意味する。
Y,P/P形式のHDディジタル映像信号は、フレームレートが30Hzあるいは30/1.001Hz(本願においてはこれらのいずれをも30Hzという。)とされたもとで、各フレーム画像が第1フィールド画像と第2フィールド画像とに分けられて形成される飛び越し走査用の信号とされ、例えば、図1に示される如くのデータフォーマットに従うものとされる。図1に示されるデータフォーマットは、図1のAに示される如くの、映像信号における輝度信号情報をあらわす輝度信号データ系列(Yデータ系列)と、図1のBに示される如くの、映像信号における色差信号情報をあらわす色差信号データ系列(P/Pデータ系列)とから成り、Yデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々は、量子化ビット数を10ビットとし、従って、それを形成するワードデータの各々が10ビット構成とされ、また、そのワード伝送レートは、例えば、74.25MBpsとされる。そして、図1のAには、Yデータ系列における各ライン部中のラインブランキング部及びその前後における映像データ部の一部分が示されており、また、図1のBには、P/Pデータ系列における各ライン部中のラインブランキング部及びその前後における映像データ部の一部分が示されている。
Yデータ系列にあっては、各映像データ部の直前に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF(Y),000(Y),000(Y),XYZ(Y)(3FF,000及びXYZは16進表現であり、(Y)はYデータ系列中のワードであることをあらわす。))から成るタイミング基準コードデータ(SAV:Start of Active Video)が配されるとともに、各映像データ部の直後に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF(Y),000(Y),000(Y),XYZ(Y))から成るタイミング基準コードデータ(EAV:End of Active Video)が配される。同様にして、P/Pデータ系列にあっても、各映像データ部の直前に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF(C),000(C),000(C),XYZ(C)(3FF,000及びXYZは16進表現であり、(C)はP/Pデータ系列中のワードであることをあらわす。))から成るタイミング基準コードデータ:SAVが配されるとともに、各映像データ部の直後に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF(C),000(C),000(C),XYZ(C))から成るタイミング基準コードデータ:EAVが配される。勿論、Yデータ系列中のタイミング基準コードデータ:EAV及びSAVの夫々は、Yデータ系列における各ラインブランキング部に配され、また、P/Pデータ系列中のタイミング基準コードデータ:EAV及びSAVの夫々は、P/Pデータ系列における各ラインブランキング部に配される。
(Y)もしくは(C)が付されて示される4ワード(3FF,000,000,XYZ)にあっては、始めの3ワード(3FF,000,000)が、ワード同期あるいはライン同期を確立するためのものであり、また、最後の1ワード(XYZ)が、同一フレームにおける第1フィールドと第2フィールドとの識別のため、あるいは、タイミング基準コードデータ:SAVとタイミング基準コードデータ:EAVとの識別のためのものである(以下において同様)。
また、G,B,R形式のHDディジタル映像信号も、フレームレートが30Hzとされたもとでの飛び越し走査用の信号とされ、例えば、図2に示される如くのデータフォーマットに従うものとされる。図2のAに示される如くの、映像信号における緑色原色信号情報をあらわす緑色原色信号データ系列(Gデータ系列)と、図2のBに示される如くの、映像信号における青色原色信号情報をあらわす青色原色信号データ系列(Bデータ系列)と、図2のCに示される如くの、映像信号における赤色原色信号情報をあらわす赤色原色信号データ系列(Rデータ系列)とから成り、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々は、量子化ビット数を10ビットとし、従って、それを形成するワードデータの各々は、10ビット構成とされ、また、そのワード伝送レートは、例えば、74.25MBpsとされる。そして、図2のA,B及びCには、夫々、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列における各ライン部中のラインブランキング部及びその前後における映像データ部の一部分が示されている。
Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々にあっては、各映像データ部の直前に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF(G),000(G),000(G)及びXYZ(G)((G)はGデータ系列中のワードであることをあらわす。),3FF(B),000(B),000(B)及びXYZ(B)((B)はBデータ系列中のワードであることをあらわす。)、もしくは、3FF(R),000(R),000(R)及びXYZ(R)((R)はRデータ系列中のワードであることをあらわす。))から成るタイミング基準コードデータ:SAVが配されるとともに、各映像データ部の直後に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF(G),000(G),000(G)及びXYZ(G),3FF(B),000(B),000(B)及びXYZ(B)、もしくは、3FF(R),000(R),000(R)及びXYZ(R))から成るタイミング基準コードデータ:EAVが配される。勿論、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々におけるタイミング基準コードデータ:EAV及びSAVの各々は、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々における各ラインブランキング部に配される。
現行のHDTVシステムにあっては、上述の如くのフレームレートが30Hzとされたもとでの飛び越し走査用とされたY,P/P形式もしくはG,B,R形式のHDディジタル映像信号が用いられているが、これに対して、次世代のHDTVシステムとして、フレームレートが60Hzあるいは60/1.001Hz(本願においてはこれらのいずれをも60Hzという。)とされたもとで、各フレーム画像が第1及び第2フィールドに分けられることなく形成される順次走査用とされた、Y,P/P形式もしくはG,B,R形式のHDディジタル映像信号を用いるシステムが提案されている。順次走査用とされた、Y,P/P形式もしくはG,B,R形式のHDディジタル映像信号は、プログレッシブ(Progressive)方式のHDディジタル映像信号と称される。
フレームレートが60Hzとされたプログレッシブ方式のHDディジタル映像信号を成すディジタルデータは、米国のSMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers:映画及びテレビジョン技術者協会)により制定された規格:SMPTE 247Mによるフォーマットの規格化が図られている。斯かるSMPTE 247Mにより規格化されたフォーマットにあっては、フレームレート:60Hzの他、ラインあたりの有効データサンプル数:1920サンプル,フレームあたりの有効ライン数:1080ライン,サンプリング周波数:148,5MHzあるいは148.5/1.001MHz(本願においてはこれらのいずれをも148.5MHzという。),量子化ビット数:8ビットもしくは10ビット等々が決められている。そして、パラレルデータインターフェースは、Y,P/P形式の場合、8ビット×2=16ビットもしくは10ビット×2=20ビットであり、G,B,R形式の場合、8ビット×3=24ビットもしくは10ビット×3=30ビットである。
このような量子化ビット数が8ビットもしくは10ビットとされたディジタル映像信号を成すディジタルデータにあっては、映像信号情報をあらわすためには用いられないコードが禁止コードとして決められている。例えば、量子化ビット数が8ビットである場合、禁止コードは、16進表現で00h及びFFh(添字hは16進数であることをあらわす。以下において同じ。)、即ち、0000 0000及び1111 1111とされ、また、量子化ビット数が10ビットである場合、禁止コードは、16進表現で000h〜003h及び3FCh〜3FFh、即ち、00 0000 0000〜00 0000 0011及び11 1111 1100〜11 1111 1111とされる。
なお、Y,P/P形式の場合、Pデータ系列及びPデータ系列の夫々のサンプリング周波数が、Yデータ系列のサンプリング周波数の1/2とされる。以下おいては、必要に応じて、Y,P/P形式を4:2:2形式とあらわす。また、G,B,R形式の場合、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々のサンプリング周波数が同一とされる。以下おいては、必要に応じて、G,B,R形式を4:4:4形式とあらわす。
また、このようなHDディジタル映像信号とは別に、例えば、秒あたり24コマ(24コマ/秒)のフィルムを通じて映写される映画の動画像をHDTVシステムによる画像と同等の画質をもって実現するための、プログレッシブ方式のディジタル映像信号が提案されている。以下、このようなディジタル映像信号を、D−Cinema信号と呼ぶ。
D−Cinema信号は、例えば、フレームレートを24Hzあるいは24/1.001Hz(本願においてはこれらのいずれをも24Hzという。)とするプログレッシブ方式のディジタル映像信号と言うことができるが、D−Cinema信号のフレームレートは、24Hzに限られるものではなく、25Hz,30Hz等も考えられる。フレームレートを24Hz,25Hz及び30Hzとするディジタル映像信号を成すディジタルデータについては、そのフォーマットがSMPTE 247Mにより規格化されており、フレームレート:24Hz,25Hz,30Hzの他、ラインあたりの有効データサンプル数:1920サンプル,フレームあたりの有効ライン数:1080ライン,サンプリング周波数:74.25MHzあるいは74.25/1.001MHz(本願においてはこれらのいずれをも74.25MHzという。),量子化ビット数:8ビットもしくは10ビット等々が決められている。そして、パラレルデータインターフェースは、4:2:2形式の場合、8ビット×2=16ビットもしくは10ビット×2=20ビットであり、4:4:4形式の場合、8ビット×3=24ビットもしくは10ビット×3=30ビットである。
さらに、前述のHDディジタル映像信号あるいはD−Cinema信号とは別に、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が720ラインに設定され、また、各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたプログレッシブ方式のディジタル映像信号(本願においては、斯かるディジタル映像信号を720P信号と呼ぶ)も提案されている。このような720P信号を成すディジタルデータは、SMPTEにより制定された規格:SMPTE 296Mによるフォーマットの規格化が図られている。斯かるSMPTE 296Mにより規格化されたフォーマットにあっては、フレームレート:60Hz,フレームあたりの有効ライン数:720ライン,ラインあたりの有効データサンプル数:1280サンプルのみならず、各フレームにおけるライン数:750ライン,サンプリング周波数:74.25MHz,量子化ビット数:8ビットもしくは10ビット等々が決められている。そして、パラレルデータインターフェースは、Y,P/P形式の場合、8ビット×2=16ビットもしくは10ビット×2=20ビットであり、G,B,R形式の場合、8ビット×3=24ビットもしくは10ビット×3=30ビットである。
720P信号は、ディジタル映像信号の分野におけるHDディジタル映像信号への移行期において提案されたものであって、フレームあたりの有効ライン数及びラインあたりの有効データサンプル数が、HDディジタル映像信号が1080ライン及び1920サンプルであるのに対して、720ライン及び1280サンプルとされて、HDディジタル映像信号の場合の2/3であるので、それに基づいて再生される画像の解像度においてはHDディジタル映像信号に比して劣るものの、フレームレートが60Hzであることからして、動きの速い画像をあらわす信号としての利用に適している。
上述の如くの各種のディジタル映像信号に関連して、或るディジタル映像信号を他のディジタル映像信号と合成するにあたり、特定のKey信号(Key Signal)を用いることが知られている。斯かるKey信号は、関連する映像信号についての不透明さあるいは透明さ(opacity or transpa−rency)をあらわす信号であって、“SMPTE RECOMMENDED PRACTICE”RP 157−1995として推奨されている。
4:2:2形式のディジタル映像信号に関連するKey信号は、それを成すディジタルデータであるKey信号データ系列が、当該ディジタル映像信号を成すディジタルデータに含まれるYデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、Yデータ系列と同様に扱われるものとされる。また、4:4:4形式のディジタル映像信号に関連するKey信号は、それを成すディジタルデータであるKey信号データ系列が、当該ディジタル映像信号を成すディジタルデータに含まれるGデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、Gデータ系列と同様に扱われるものとされる。
こうした状況の中で、HDディジタル映像信号,D−Cinema信号あるいは720P信号を形成するディジタルデータについて、例えば、それに基づいて再生される画像の解像度の更なる向上を求めて、量子化ビット数を、従前の8ビットもしくは10ビットを越えるビット数、例えば、12ビット,14ビット,16ビット等とすることが望まれるようになってきている。しかしながら、前述のSMPTE 247M,SMPTE 296M等を含む現行のディジタル映像信号を成すディジタルデータに関する規格にあっては、量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするものについての規格化は図られているが、量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットを越えるビット数、例えば、12ビット,14ビット,16ビット等とするものについては規格化されていない。それゆえ、量子化ビット数を、例えば、12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータについては、その形成にあたって、互換性,汎用性等の面での問題を生じる虞がある。
また、量子化ビット数を、例えば、12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータにあっては、その伝送に伴う問題もある。即ち、ディジタル映像信号を成すディジタルデータの伝送にあたっては、シリアルデータに変換されて伝送されるシリアル伝送が望まれることになるが、量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータについて、前述のBTAによって制定された規格であるBTA S−004によるHD SDI(High Definition Serial Digital Interface)を用いて伝送することが規格化されているだけで、他の形式のディジタルデータ、例えば、4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータ,量子化ビット数を10ビットを越えるものとするディジタル映像信号を成すディジタルデータ等のシリアル伝送については、規格化されていない。そして、現在のところ、量子化ビット数を10ビットを越えるものとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送を、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができる伝送システムの具体例は見当たらない。また、このようなシリアル伝送システムに関する技術について記載された文献等も見出せない。
さらに、4:2:2形式もしくは4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータの伝送にあたっては、当該ディジタル映像信号を成すディジタルデータとそれに関連するKey信号データ系列とを伝送することが要求される場合も少なくない。斯かる場合には、4:2:2形式もしくは4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータに加えて、それに関連するKey信号データ系列が、伝送されるディジタル映像信号を成すディジタルデータに付随する付加情報データ系列として伝送されること、さらには、このような両者の伝送が、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素が利用されて行われるようにされることが、実施にあたっての容易さ,コストの低減化等の観点から望まれる。
しかしながら、前述の如くに、ディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に関しては、量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータについてHD SDIを用いて伝送することが規格化されているだけに止まる現状のもとにあっては、量子化ビット数を10ビット,12ビット,14ビット,16ビット等とする4:2:2形式もしくは4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータとそれに関連するKey信号データ系列との伝送を、Key信号データ系列を伝送されるディジタル映像信号を成すディジタルデータに付随する付加情報データ系列とし、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができる伝送システムの具体例は見当たらない。また、このようなシリアル伝送システムに関する技術について記載された文献等も見出せない。
斯かる点に鑑み、本発明の目的の一つは、量子化ビット数を10ビットを越えるものとして、HDディジタル映像信号,D−Cinema信号,720P信号等のディジタル映像信号を成すディジタルデータを、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータ等との互換性が得られるものとして形成することができるデータ形成方法を提供することにある。
そして、本発明の他の目的は、量子化ビット数を10ビットを越えるものとして、HDディジタル映像信号,D−Cinema信号,720P信号等のディジタル映像信号を成すディジタルデータについてのシリアル伝送を、量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができるデータ伝送方法及びその実施に供されるデータ伝送装置を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、量子化ビット数を10ビット以上とするディジタル映像信号を成すディジタルデータ及びそれに関連するKey信号データ系列の伝送を、Key信号データ系列を伝送されるディジタル映像信号を成すディジタルデータに付随する付加情報データ系列とした状態で行うことができ、しかも、その伝送を、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができるデータ伝送方法及びその実施に供されるデータ伝送装置を提供することにある。
発明の開示
本発明に係るデータ形成方法の第1の態様は、フレーム部を1/24秒あるいは1.001/24秒(本願においてはこれらのいずれをも1/24秒という。),1/25秒、もしくは、1/30秒あるいは1.001/30秒(本願においてはこれらのいずれをも1/30秒という。)毎に連なるものとして設定するとともに、各フレーム部を1125ライン部の連なりをもって形成し、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定し、サンプリング周波数を74.25MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定したもとで、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコードとし、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての14ビットコードとし、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての16ビットコードとして、ディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成するものとされる。
本発明に係るデータ形成方法の第2の態様は、フレーム部を1/50秒、もしくは、1/60秒あるいは1.001/60秒(本願においてはこれらのいずれをも1/60秒という。)毎に連なるものとして設定するとともに、各フレーム部を1125ライン部の連なりをもって形成し、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定し、サンプリング周波数を148.5MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定したもとで、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコードとし、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての14ビットコードとし、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての16ビットコードとして、ディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成するものとされる。
本発明に係るデータ形成方法の第3の態様は、フレーム部を1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、各フレーム部を750ライン部の連なりをもって形成し、各フレーム部における有効ライン部数を720ライン部に設定し、各ライン部における有効データサンプル数を1280サンプルに設定したもとで、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコードとし、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての14ビットコードとし、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての16ビットコードとして、ディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成するものとされる。
また、本発明に係るデータ伝送方法の第1の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ラインが1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第2の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第2のグループに加え、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第3の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成するとともに、第2のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成し、第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得て、第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第4の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレーム部における有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第2のグループに加え、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成し、さらに、第2のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第3のグループと第4のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第4のグループに加え、第3のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、第4のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成し、第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得て、第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第5の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第6の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第2のグループに加え、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1及び上記第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第7の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、Yデータ系列及びP/Pデータ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第8の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第9の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット及び付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第10の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第11の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第12の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、Yデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々を各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するとともに、付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施し、第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第13の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、その40ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割40ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、第1の分割40ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分けて、第1及び第2のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すとともに、第2の分割40ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第3のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第4のワードグループとに振り分けて、第3及び第4のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第3及び第4の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施し、第1,第2,第3及び第4の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第14の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、その36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、第1の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれるYデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビッドに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれるYデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1,第2,第3,第4,第5及び第6の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第15の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、その48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、第1の分割48ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及Rデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、第2の分割48ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1,第2,第3,第4,第5及び第6の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第16の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1180サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、Yデータ系列及びP/Pデータ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第17の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第18の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット及び付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第19の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送方法の第20の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、それらを伝送すべく送出するものとされる。
本発明に係るデータ伝送装置の第1の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル(P/S)変換部と、データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第2の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン部,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第2のグループに加え、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第3の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成するとともに、第2のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成するデータ処理部と、データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、データ処理部から得られる第3のワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、データ処理部から得られる第4のワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のP/S変換部と、第1,第2,第3及び第4のP/S変換部から夫々得られる第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第4の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、第1のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第2のグループに加え、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成し、さらに、第2のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第3のグループと第4のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第4のグループに加え、第3のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、第4のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成するデータ処理部と、データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、データ処理部から得られる第3のワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、データ処理部から得られる第4のワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のP/S変換部と、第1,第2,第3及び第4のP/S変換部から夫々得られる第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第5の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第6の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン部,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して第2のグループに加え、第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第7の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、Yデータ系列及びP/Pデータ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第8の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz、各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第9の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット及び付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第10の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第1,第2及び第3のP/S変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第11の態様は、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第1,第2及び第3のP/S変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第12の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、Yデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々を各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するとともに、付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第1,第2及び第3のP/S変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部とを備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第13の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、その40ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割40ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、第1の分割40ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分けて、第1及び第2のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すとともに、第2の分割40ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第3のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第4のワードグループとに振り分けて、第3及び第4のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第3及び第4の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第4の20ビットワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のP/S変換部と、第1,第2,第3及び第4のP/S変換部から夫々得られる第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第14の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、その36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、第1の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれるYデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれるYデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第4の20ビットワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のP/S変換部と、第5の20ビットワード列データに基づく第5のシリアルデータを得る第5のP/S変換部と、第6の20ビットワード列データに基づく第6のシリアルデータを得る第6のP/S変換部と、第1,第2,第3,第4,第5及び第6のP/S変換部から夫々得られる第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第15の態様は、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、その48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、第1の分割48ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、第2の分割48ビットパラレルデータに含まれるGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第4の20ビットワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のP/S変換部と、第5の20ビットワード列データに基づく第5のシリアルデータを得る第5のP/S変換部と、第6の20ビットワード列データに基づく第6のシリアルデータを得る第6のP/S変換部と、第1,第2,第3,第4,第5及び第6のP/S変換部から夫々得られる第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第16の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、Yデータ系列及びP/Pデータ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第17の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、付加情報データ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第18の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット及び付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第1及び第2のP/S変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第19の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、Yデータ系列,P/Pデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Yデータ系列及びP/Pデータ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第1,第2及び第3のP/S変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
本発明に係るデータ伝送装置の第20の態様は、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定された720P信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のP/S変換部と、第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のP/S変換部と、第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のP/S変換部と、第1,第2及び第3のP/S変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、を備えて構成される。
上述の如くの本発明に係るデータ形成方法の第1もしくは第2の態様によれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタルデータによって形成されるディジタル映像信号が得られる。斯かるディジタル映像信号を成すディジタルデータは、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコード,14ビットコードもしくは16ビットコードとされることにより、各12ビットワード,14ビットワードもしくは16ビットワードの上位8ビットもしくは上位10ビットの連なりにより形成される8ビットワード列データもしくは10ビットワード列データは、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータとの互換性がとれていることになる。従って、本発明に係るデータ形成方法の第1もしくは第2の態様により得られるディジタル映像信号を成すディジタルデータは、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータ用の機器を用いての記録・再生,編集,画像再生等の処理に供され得るものとなる。
特に、本発明に係るデータ形成方法の第3の態様によれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタルデータによって形成される720P信号が得られる。斯かる720P信号を成すディジタルデータも、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコード,14ビットコードもしくは16ビットコードとされることにより、各12ビットワード,14ビットワードもしくは16ビットワードの上位8ビットもしくは上位10ビットの連なりにより形成される8ビットワード列データもしくは10ビットワード列データは、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとする720P信号を成すディジタルデータとの互換性がとれていることになる。従って、本発明に係るデータ形成方法の第3の態様により得られる720P信号を成すディジタルデータは、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとする720P信号を成すディジタルデータ用の機器を用いての記録・再生,編集,画像再生等の処理に供され得るものとなる。
また、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第3もしくは第4の態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第3もしくは第4の態様にあっては、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータを、各々が従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータとの互換性がとれていることになる複数のワード列データに分割し、さらに、斯かる複数のワード列データの夫々をシリアルデータに変換したうえで伝送することになる。従って、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第3もしくは第4の態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第3もしくは第4の態様にによれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送を、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる回路構成要素を利用して、適切に行うことができる。
本発明に係るデータ伝送方法の第5もしくは第6の態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第5もしくは第6の態様にあっては、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとする720P信号を成すディジタルデータを、各々が従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータとの互換性がとれていることになる複数のワード列データに分割し、さらに、斯かる複数のワード列データの夫々をシリアルデータに変換したうえで伝送することになる。従って、本発明に係るデータ伝送方法の第5もしくは第6の態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第5もしくは第6の態様によれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとする720P信号を成すディジタルデータのシリアル伝送を、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる回路構成要素を利用して、適切に行うことができる。
本発明に係るデータ伝送方法の第7から第15までのいずれかの態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第7から第15までのいずれかの態様にあっては、量子化ビット数を10ビット,12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すYデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Yデータ系列もしくはGデータ系列と同等のデータフォーマットを有した付加情報データ系列とを、付加情報データ系列がYデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列に付随するものとしたもとで、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする複数の20ビットワード列データに変換し、さらに、斯かる複数の20ビットワード列データの夫々をシリアルデータに変換したうえで伝送することになる。
そして、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする複数の20ビットワード列データに対する処理、及び、それらの夫々をシリアルデータに変換して伝送する処理は、従前の量子化ビット数を10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる回路構成要素を用いて行うことができる処理である。また、Yデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列に付随するものとされる付加情報データ系列は、Yデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列を含んでディジタル映像信号を成すディジタルデータに関連するKey信号データ系列とすることができるものである。
従って、本発明に係るデータ伝送方法の第7から第15までのいずれかの態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第7から第15までのいずれかの態様によれば、量子化ビット数を10ビット以上、例えば、10ビット,12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータとそれに関連するKey信号データ系列との伝送を、Key信号データ系列を伝送されるディジタル映像信号を成すディジタルデータに付随する付加情報データ系列とした状態で行うことができ、しかも、その伝送を、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができる。
本発明に係るデータ伝送方法の第16から第20までのいずれかの態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第16から第20までのいずれかの態様にあっては、量子化ビット数を10ビット,12ビット,14ビットもしくは16ビットとする720P信号を成すYデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Yデータ系列もしくはGデータ系列と同等のデータフォーマットを有した付加情報データ系列とを、付加情報データ系列がYデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列に付随するものとしたもとで、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする複数の20ビットワード列データに変換し、さらに、斯かる複数の20ビットワード列データの夫々をシリアルデータに変換したうえで伝送することになる。
そして、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする複数の20ビットワード列データに対する処理、及び、それらの夫々をシリアルデータに変換して伝送する処理は、従前の量子化ビット数を10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる回路構成要素を用いて行うことができる処理である。また、Yデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列に付随するものとされる付加情報データ系列は、Yデータ系列及びP/Pデータ系列、もしくは、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列を含んでディジタル映像信号を成すディジタルデータに関連するKey信号データ系列とすることができるものである。
従って、本発明に係るデータ伝送方法の第16から第20までのいずれかの態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第16から第20までのいずれかの態様によれば、量子化ビット数を10ビット以上、例えば、10ビット,12ビット,14ビットもしくは16ビットとする720P信号を成すディジタルデータとそれに関連するKey信号データ系列との伝送を、Key信号データ系列を伝送される720P信号を成すディジタルデータに付随する付加情報データ系列とした状態で行うことができ、しかも、その伝送を、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができる。
発明を実施するための最良の形態
図3は、本発明に係るデータ形成方法の第1もしくは第2の態様を成す第1の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す。
図3に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第1の例は、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成する。斯かるディジタルデータは、4:2:2形式のディジタル映像信号を成すものであるので、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするYデータ系列と量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするP/Pデータ系列とから成るものとされる。
そして、上述の図3に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第1の態様にあっては、Yデータ系列とP/Pデータ系列とについて、フレーム部を1/24秒,1/25秒もしくは1/30秒毎に連なるものとして設定するとともに、その各フレーム部をライン部L0001からライン部L1125までの1125ライン部の連なりをもって形成する。また、各フレーム部における有効ライン部をライン部L0042からライン部L1121までとし、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定する。さらに、サンプリング周波数を74.25MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定する。そして、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットに選定する。
斯かるもとで、各フレーム部におけるライン部L0001からライン部L1125までの夫々は、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするYデータ系列のライン部と量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするP/Pデータ系列のライン部とを含むことになるが、特に、有効ライン部を形成するライン部L0042からライン部L1121までの夫々については、それらのうちの一つであるライン部L0042における状態が図3に例示されている如くに、それを形成する量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするYデータ系列のライン部及び量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするP/Pデータ系列のライン部の夫々を、ラインブランキング部と映像データ部とを含むものとして形成する。
そして、各ラインブランキング部を、その始端部分にタイミング基準コード:EAVが配されるとともに、その終端部分にタイミング基準コード:SAVが配されるものとして構成する。一方、映像データ部については、Yデータ系列における映像データ部を有効データサンプル数を1920サンプルとする輝度信号情報をあらわすデータYDを配して構成し、また、P/Pデータ系列における映像データ部を有効データサンプル数を1920サンプルとする色差信号情報をあらわすデータPbD/PrDを配して構成する。
さらに、各フレーム部における有効ライン部を形成するライン部L0042からライン部L1121までの夫々を形成する、Yデータ系列のライン部及びP/Pデータ系列のライン部の夫々における映像データ部を輝度信号情報をあらわすデータYDもしくは色差信号情報をあらわすデータPbD/PrDを配して構成するにあたり、上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコード,14ビットコードもしくは16ビットコードを、輝度信号情報をあらわすデータYDもしくは色差信号情報をあらわすデータPbD/PrDとしては用いない禁止コードとする。
このようにして定められる禁止コードは、図4に示される如く、量子化ビット数が12ビットである場合、16進表現で000h〜00Fh及びFF0h〜FFFh、即ち、0000 0000 0000〜0000 0000 1111及び1111 1111 0000〜1111 1111 1111とされ、量子化ビット数が14ビットである場合、16進表現で0000h〜003Fh及び3FC0h〜FFFFh、即ち、00 0000 0000 0000〜00 0000 0011 1111及び 11 1111 1100 0000〜11 1111 1111 1111とされ、量子化ビット数が16ビットである場合、16進表現で0000h〜00FFh及びFF00h〜FFFFh、即ち、0000 0000 0000 0000〜0000 0000 1111 1111及び1111 1111 0000 0000〜1111 1111 1111 1111とされる。
上述の如くにして、図3に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第1の態様により、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、もしくは、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータが形成される。
また、前述の図3に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第2の態様にあっては、Yデータ系列とP/Pデータ系列とについて、フレーム部を1/50秒毎もしくは1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、その各フレーム部をライン部L0001からライン部L1125までの1125ライン部の連なりをもって形成する。また、各フレーム部における有効ライン部をライン部L0042からライン部L1121までとし、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定する。さらに、サンプリング周波数を148.5MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定する。そして、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットに選定する。
斯かるもとにあっても、各フレーム部におけるライン部L0001からライン部L1125までの夫々の構成、さらには、各フレーム部における有効ライン部を形成するライン部L0042からライン部L1121までの夫々を形成する、Yデータ系列のライン部及びP/Pデータ系列のライン部の夫々における映像データ部を輝度信号情報をあらわすデータYDもしくは色差信号情報をあらわすデータPbD/PrDを配して構成するにあたっての禁止コードの設定については、図3に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第1の態様の場合と同様となす。
このようにして、図3に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第2の態様により、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、もしくは、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータが形成される。
図5は、本発明に係るデータ形成方法の第1もしくは第2の態様を成す第2の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す。
図5に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第2の例は、量子化ビット数を12ビットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成する。斯かるディジタルデータは、4:4:4形式のディジタル映像信号を成すものであるので、量子化ビット数を12ビットとするGデータ系列と量子化ビット数を12ビットとするBデータ系列と量子化ビット数を12ビットとするRデータ系列とから成るものとされる。
そして、上述の図5に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第1の態様にあっては、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列について、フレーム部を1/24秒,1/25秒もしくは1/30秒毎に連なるものとして設定するとともに、その各フレーム部をライン部L0001からライン部L1125までの1125ライン部の連なりをもって形成する。また、各フレーム部における有効ライン部をライン部L0042からライン部L1121までとし、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定する。さらに、サンプリング周波数を74.25MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定する。そして、量子化ビット数を12ビットに選定する。
斯かるもとで、各フレーム部におけるライン部L0001からライン部L1125までの夫々は、量子化ビット数を12ビットとするGデータ系列のライン部と、量子化ビット数を12ビットとするBデータ系列のライン部と、量子化ビット数を12ビットするRデータ系列のライン部とを含むことになるが、特に、有効ライン部を形成するライン部L0042からライン部L1121までの夫々については、それらのうちの一つであるライン部L0042における状態が図5に例示されている如くに、それを形成する量子化ビット数を12ビットとするGデータ系列のライン部,量子化ビット数を12ビットとするBデータ系列のライン部及び量子化ビット数を12ビットとするRデータ系列のライン部の夫々を、ラインブランキング部と映像データ部とを含むものとして形成する。
そして、各ラインブランキング部を、その始端部分にタイミング基準コード:EAVが配されるとともに、その終端部分にタイミング基準コード:SAVが配されるものとして構成する。一方、映像データ部については、Gデータ系列における映像データ部を有効データサンプル数を1920サンプルとする緑色原色信号情報をあらわすデータGDを配して構成し、Bデータ系列における映像データ部を有効データサンプル数を1920サンプルとする青色原色信号情報をあらわすデータBDを配して構成し、Rデータ系列における映像データ部を有効データサンプル数を1920サンプルとする赤色原色信号情報をあらわすデータRDを配して構成する。
さらに、各フレーム部における有効ライン部を形成するライン部L0042からライン部L1121までの夫々を形成する、Gデータ系列のライン部,Bデータ系列のライン部及びRデータ系列のライン部の夫々における映像データ部を緑色原色信号情報をあらわすデータGD,青色原色信号情報をあらわすデータBDもしくは赤色原色信号情報をあらわすデータRDを配して構成するにあたり、上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコードを、緑色原色信号情報をあらわすデータGD,青色原色信号情報をあらわすデータBD及び赤色原色信号情報をあらわすデータRDとしては用いない禁止コードとする。このようにして定められる禁止コードも、前述の図4に示される量子化ビット数が12ビットである場合のものとされる。
上述の如くにして、図5に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第1の態様により、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされた、4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータが形成される。
また、図5に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第2の態様にあっては、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列について、フレーム部を1/50秒毎もしくは1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、その各フレーム部をライン部L0001からライン部L1125までの1125ライン部の連なりをもって形成する。また、各フレーム部における有効ライン部をライン部L0042からライン部L1121までとし、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定する。さらに、サンプリング周波数を148.5MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定する。そして、量子化ビット数を12ビットに選定する。
斯かるもとにあっても、各フレーム部におけるライン部L0001からライン部L1125までの夫々の構成、さらには、各フレーム部における有効ライン部を形成するライン部L0042からライン部L1121までの夫々を形成する、Gデータ系列のライン部,Bデータ系列のライン部及びRデータ系列のライン部の夫々における映像データ部を、緑色原色信号情報をあらわすデータGD,青色原色信号情報をあらわすデータBDもしくは赤色原色信号情報をあらわすデータRDを配して構成するにあたっての禁止コードの設定については、図5に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第1の態様の場合と同様となす。
このようにして、図5に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第2の態様により、フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされた、4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータが形成される。
上述の本発明に係るデータ形成方法の第1の例及び第2の例によって得られるディジタルデータは、それらを整理してみると、図6に示される如くの、フレームレートを24Hz,25Hz,30Hz,50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ラインであって有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHzもしくは148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとして、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされた、4:2:2形式もしくは4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDA12〜DJ12と、図7に示される如くの、フレームレートを24Hz,25Hz,30Hz,50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ラインであって有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHzもしくは148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を14ビットとして、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされた、4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDA14〜DE14と、図8に示される如くの、フレームレートを24Hz,25Hz,30Hz,50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ラインであって有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHzもしくは148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を16ビットとして、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDA16〜DE16となる。
図9は、本発明に係るデータ形成方法の第3の態様を成す第3の例により形成される720P信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す。
図9に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第3の例は、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとする4:2:2形式の720P信号を成すディジタルデータを形成する。斯かるディジタルデータは、4:2:2形式の720P信号を成すものであるので、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするYデータ系列と量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするP/Pデータ系列とから成るものとされる。
そして、上述の図9に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第3の態様にあっては、Yデータ系列とP/Pデータ系列とについて、フレーム部を1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、その各フレーム部をライン部L001からライン部L750までの750ライン部の連なりをもって形成する。また、各フレーム部における有効ライン部をライン部L026からライン部L745までとし、各フレーム部における有効ライン部数を720ライン部に設定する。さらに、サンプリング周波数を74.25MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1280サンプルに設定する。そして、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットに選定する。
斯かるもとで、各フレーム部におけるライン部L001からライン部L750までの夫々は、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするYデータ系列のライン部と、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするP/Pデータ系列のライン部と、を含むことになるが、特に、有効ライン部を形成するライン部L026からライン部L745までの夫々については、それらのうちの一つであるライン部L026における状態が図9に例示されている如くに、それを形成する量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするYデータ系列のライン部、及び、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするP/Pデータ系列のライン部の夫々を、ラインブランキング部と映像データ部とを含むものとして形成する。
そして、各ラインブランキング部を、その始端部分にタイミング基準コード:EAVが配されるとともに、その終端部分にタイミング基準コード:SAVが配されるものとして構成する。一方、映像データ部については、Yデータ系列における映像データ部を有効データサンプル数を1280サンプルとする輝度信号情報をあらわすデータYDを配して構成し、また、P/Pデータ系列における映像データ部を有効データサンプル数を1280サンプルとする色差信号情報をあらわすデータPbD/PrDを配して構成する。
さらに、各フレーム部における有効ライン部を形成するライン部L026からライン部L745までの夫々を形成する、Yデータ系列のライン部及びP/Pデータ系列のライン部の夫々における映像データ部を輝度信号情報をあらわすデータYDもしくは色差信号情報をあらわすデータPbD/PrDを配して構成するにあたり、上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコード,14ビットコードもしくは16ビットコードを、輝度信号情報をあらわすデータYDもしくは色差信号情報をあらわすデータPbD/Prbとしては用いない禁止コードとする。このようにして定められる禁止コードは、前述の図4に示される量子化ビット数が12ビット,14ビットもしくは16ビットである場合のものとされる。
上述の如くにして、図9に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第3の態様により、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、もしくは、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、4:2:2形式の720P信号を成すディジタルデータが形成される。
図10は、本発明に係るデータ形成方法の第3の態様を成す第4の例により形成される720P信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す。
図10に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第4の例は、量子化ビット数を12ビットとする4:4:4形式の720P信号を成すディジタルデータを形成する。斯かるディジタルデータは、4:4:4形式の720P信号を成すものであるので、量子化ビット数を12ビットとするGデータ系列と、量子化ビット数を12ビットとするBデータ系列と、量子化ビット数を12ビットとするRデータ系列と、から成るものとされる。
そして、上述の図10に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法の第3の態様にあっては、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列について、フレーム部を1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、その各フレーム部をライン部L001からライン部L750までの750ライン部の連なりをもって形成する。また、各フレーム部における有効ライン部をライン部L026からライン部L745までとし、各フレーム部における有効ライン部数を720ライン部に設定する。さらに、サンプリング周波数を74.25MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1280サンプルに設定する。そして、量子化ビット数を12ビットに選定する。
斯かるもとで、各フレーム部におけるライン部L001からライン部L750までの夫々は、量子化ビット数を12ビットとするGデータ系列のライン部と、量子化ビット数を12ビットとするBデータ系列のライン部と、量子化ビット数を12ビットするRデータ系列のライン部とを含むことになるが、特に、有効ライン部を形成するライン部L026からライン部L745までの夫々については、それらのうちの一つであるライン部L026における状態が図10に例示されている如くに、それを形成する量子化ビット数を12ビットとするGデータ系列のライン部,量子化ビット数を12ビットとするBデータ系列のライン部及び量子化ビット数を12ビットとするRデータ系列のライン部の夫々を、ラインブランキング部と映像データ部とを含むものとして形成する。
そして、各ラインブランキング部を、その始端部分にタイミング基準コード:EAVが配されるとともに、その終端部分にタイミング基準コード:SAVが配されるものとして構成する。一方、映像データ部については、Gデータ系列における映像データ部を、有効データサンプル数を1280サンプルとする緑色原色信号情報をあらわすデータGDを配して構成し、Bデータ系列における映像データ部を、有効データサンプル数を1280サンプルとする青色原色信号情報をあらわすデータBDを配して構成し、Rデータ系列における映像データ部を、有効データサンプル数を1280サンプルとする赤色原色信号情報をあらわすデータRDを配して構成する。
さらに、各フレーム部における有効ライン部を形成するライン部L026からライン部L745までの夫々を形成する、Gデータ系列のライン部,Bデータ系列のライン部及びRデータ系列のライン部の夫々における映像データ部を緑色原色信号情報をあらわすデータGD,青色原色信号情報をあらわすデータBDもしくは赤色原色信号情報をあらわすデータRDを配して構成するにあたり、上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての12ビットコードを、緑色原色信号情報をあらわすデータGD,青色原色信号情報をあらわすデータBD及び赤色原色信号情報をあらわすデータRDとしては用いない禁止コードとする。このようにして定められる禁止コードも、前述の図4に示される量子化ビット数が12ビットである場合のものとされる。
上述の如くにして、図10に示されるデータフォーマットを有するディジタルデータが得られる本発明に係るデータ形成方法により、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコードとされた、4:4:4形式の720P信号を成すディジタルデータが形成される。
上述の本発明に係るデータ形成方法の第3の例及び第4の例によって得られるディジタルデータは、それらを整理してみると、図11に示される如くの、フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ラインであって有効ライン数が720ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとして、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコード,14ビットコードもしくは16ビットコードとされた、4:2:2形式もしくは4:4:4形式の720P信号を成すディジタルデータDDT12,DDT14,DDT16及びDIT12となる。
図12は、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す第1の例を含んだデータ送受装置を示す。
図12に示されるデータ送受装置においては、本発明に係るデータ伝送装置の第1の例を構成する送信側において、ディジタルデータDVXがデータ処理部11に供給される。
ディジタルデータDVXは、図6〜図8において、DA12〜DC12,DF12〜DH12,DA14〜DC14及びDA16〜DC16として示される、4:2:2形式もしくは4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータのいずれか、もしくは、図11において、DDT12,DDT14,DDT16及びDIT12として示される、4:2:2形式もしくは4:4:4形式の720P信号を成すディジタルデータのいずれか、あるいは、フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ラインであって有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDA10,DB10もしくはDC10に量子化ビット数を10ビットとするKey信号データ系列DKA10が付加されたデータDVA10+DKA10;フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ラインであって有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDF10,DG10もしくはDH10に量子化ビット数を10ビットとするKey信号データ系列DKB10が付加されたデータDVB10+DKB10;ディジタルデータDA12,DB12もしくはDC12に量子化ビット数を12ビットとするKey信号データ系列DKA12が付加されたデータDVA12+DKA12;フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ラインであって有効ライン数が720ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビットとする4:2:2形式のディジタルデータDDT10に量子化ビット数を10ビットとするKey信号データ系列DKD10が付加されたデータDDT10+DKD10;フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ラインであって有効ライン数が720ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビットとする4:4:4形式のディジタルデータDIT10に量子化ビット数を10ビットとするKey信号データ系列DKI10が付加されたデータDIT10+DKI10、もしくは、ディジタルデータDDT12に量子化ビット数を12ビットとするKey信号データ系列DKD12が付加されたデータDDT12+DKD12とされる。
Key信号データ系列DKA10,DKA12,DKD10及びDKD12の夫々は、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列に付随する付加情報データ系列を成すものとされる。また、Key信号データ系列DKB10及びDKI10の夫々は、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列に付随する付加情報データ系列を成すものとされる。
ディジタルデータDVXが、量子化ビット数を12ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータとして図6に示されるDA12〜DC12のいずれか、例えば、DA12である場合、または、量子化ビット数を12ビットとする4:2:2形式の720P信号を成すディジタルデータとして図11に示されるDDT12である場合には、ディジタルデータDA12またはDDT12は、図13のAに示される如くに、ワード伝送レートを74.25MBpsとする12ビットワード列データとされたYデータ系列と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする12ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワード列データとして、データ処理部11に供給される。
データ処理部11にあっては、図13のAに示される如くにして供給されるディジタルデータDA12またはDDT12に対して、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・、及び、Pb0;2〜Pb0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・と、下位2ビットY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;2〜Pb0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA12AまたはDDT12Aを、分割された上位10ビットに基づくリンクAとして、図13のBに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位2ビットY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・に、8ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・とし、また、分割された下位2ビットPb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・・・に、8ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA12BまたはDDT12Bを、分割された下位2ビットに基づくリンクBとして、図13のCに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワード列データであるディジタルデータDA12またはDDT12を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA12AまたはDDT12Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA12BまたはDDT12Bとの、2系統のワード列データに変換するのである。
ディジタルデータDVXが、図6に示されるディジタルデータDB12もしくはDC12である場合にも、ディジタルデータDVXがディジタルデータDA12である場合と同様にして、ワード伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワード列データであるDB12もしくはDC12を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データである2系統のワード列データに変換する。
ディジタルデータDVXが、量子化ビット数を14ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータとして図7に示されるDA14〜DC14のいずれか、例えば、DA14である場合、または、量子化ビット数を14ビットとする4:2:2形式の720P信号を成すディジタルデータとして図11に示されるDDT14である場合には、ディジタルデータDA14またはDDT14は、図14のAに示される如くに、ワード伝送レートを74.25MBpsとする14ビットワード列データとされたYデータ系列とワード伝送レートを74.25MBpsとする14ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする28ビットワード列データとして、データ処理部11に供給される。
データ処理部11にあっては、図14のAに示される如くにして供給されるディジタルデータDA14またはDDT14に対して、Yデータ系列を構成する14ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する14ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;4〜Y0;13,Y1;4〜Y1;13,Y2;4〜Y2;13,Y3;4〜Y3;13,・・・・・、及び、Pb0;4〜Pb0;13,Pr0;4〜Pr0;13,Pb1;4〜Pb1;13,Pr1;4〜Pr1;13,Pb2;4〜Pb2;13,Pr2;4〜Pr2;13・・・・・と、下位4ビットY0;0〜Y0;3,Y1;0〜Y1;3,Y2;0〜Y2;3,Y3;0〜Y3;3,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;3,Pr0;0〜Pr0;3,Pb1;0〜Pb1;3,Pr1;0〜Pr1;3,Pb2;0〜Pb2;3,Pr2;0〜Pr2;3,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;4〜Y0;13,Y1;4〜Y1;13,Y2;4〜Y2;13,Y3;4〜Y3;13,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;4〜Pb0;13,Pr0;4〜Pr0;13,Pb1;4〜Pb1;13,Pr1;4〜Pr1;13,Pb2;4〜Pb2;13,Pr2;4〜Pr2;13,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA14AまたはDDT14Aを、分割された上位10ビットに基づくリンクAとして、図14のBに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位4ビットY0;0〜Y0;3,Y1;0〜Y1;3,Y2;0〜Y2;3,Y3;0〜Y3;3,・・・・・に、6ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;3+α0,Y1;0〜Y1;3+α1,Y2;0〜Y2;3+α2,Y3;0〜Y3;3+α3,・・・・・とし、また、分割された下位4ビットPb0;0〜Pb0;3,Pr0;0〜Pr0;3,Pb1;0〜Pb1;3,Pr1;0〜Pr1;3,Pb2;0〜Pb2;3,Pr2;0〜Pr2;3,・・・・・に、6ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;3+β0,Pr0;0〜Pr0;3+β1,Pb1;0〜Pb1;3+β2,Pr1;0〜Pr1;3+β3,Pb2;0〜Pb2;3+β4,Pr2;0〜Pr2;3+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;3+α0,Y1;0〜Y1;3+α1,Y2;0〜Y2;3+α2,Y3;0〜Y3;3+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;3+β0,Pr0;0〜Pr0;3+β1,Pb1;0〜Pb1;3+β2,Pr1;0〜Pr1;3+β3,Pb2;0〜Pb2;3+β4,Pr2;0〜Pr2;3+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA14BまたはDDT14Bを、分割された下位4ビットに基づくリンクBとして、図14のCに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする28ビットワード列データであるディジタルデータDA14またはDDT14を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA14AまたはDDT14Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA14BまたはDDT14Bとの、2系統のワード列データに変換するのである。
ディジタルデータDVXが、図7に示されるディジタルデータDB14もしくはDC14である場合にも、ディジタルデータDVXがディジタルデータDA14である場合と同様にして、ワード伝送レートを74.25MBpsとする28ビットワード列データであるディジタルデータDB14もしくはDC14を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データである2系統のワード列データに変換する。
ディジタルデータDVXが、量子化ビット数を16ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータとして図8に示されるDA16〜DC16のいずれか、例えば、DA16である場合、または、量子化ビット数を16ビットとする4:2:2形式の720P信号を成すディジタルデータとして図11に示されるDDT16である場合には、ディジタルデータDA16またはDDT16は、図15のAに示される如くに、ワード伝送レートを74.25MBpsとする16ビットワード列データとされたYデータ系列とワード伝送レートを74.25MBpsとする16ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする32ビットワード列データとして、データ処理部11に供給される。
データ処理部11にあっては、図15のAに示される如くにして供給されるディジタルデータDA16またはDDT16に対して、Yデータ系列を構成する16ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する16ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;6〜Y0;15,Y1;6〜Y1;15,Y2;6〜Y2;15,Y3;6〜Y3;15,・・・・・、及び、Pb0;6〜Pb0;15,Pr0;6〜Pr0;15,Pb1;6〜Pb1;15,Pr1;6〜Pr1;15,Pb2;6〜Pb2;15,Pr2;6〜Pr2;15・・・・・と、下位6ビットY0;0〜Y0;5,Y1;0〜Y1;5,Y2;0〜Y2;5,Y3;0〜Y3;5,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;5,Pr0;0〜Pr0;5,Pb1;0〜Pb1;5,Pr1;0〜Pr1;5,Pb2;0〜Pb2;5,Pr2;0〜Pr2;5,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;6〜Y0;15,Y1;6〜Y1;15,Y2;6〜Y2;15,Y3;6〜Y3;15,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;6〜Pb0;15,Pr0;6〜Pr0;15,Pb1;6〜Pb1;15,Pr1;6〜Pr1;15,Pb2;6〜Pb2;15,Pr2;6〜Pr2;15,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA16AまたはDDT16Aを、分割された上位10ビットに基づくリンクAとして、図15のBに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位6ビットY0;0〜Y0;5,Y1;0〜Y1;5,Y2;0〜Y2;5,Y3;0〜Y3;5,・・・・・に、4ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;5+α0,Y1;0〜Y1;5+α1,Y2;0〜Y2;5+α2,Y3;0〜Y3;5+α3,・・・・・とし、また、分割された下位6ビットPb0;0〜Pb0;5,Pr0;0〜Pr0;5,Pb1;0〜Pb1;5,Pr1;0〜Pr1;5,Pb2;0〜Pb2;5,Pr2;0〜Pr2;5,・・・・・に、4ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;5+β0,Pr0;0〜Pr0;5+β1,Pb1;0〜Pb1;5+β2,Pr1;0〜Pr1;5+β3,Pb2;0〜Pb2;5+β4,Pr2;0〜Pr2;5+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;5+α0,Y1;0〜Y1;5+α1,Y2;0〜Y2;5+α2,Y3;0〜Y3;5+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;5+β0,Pr0;0〜Pr0;5+β1,Pb1;0〜Pb1;5+β2,Pr1;0〜Pr1;5+β3,Pb2;0〜Pb2;5+β4,Pr2;0〜Pr2;5+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA16BまたはDDT16Bを、分割された下位4ビットに基づくリンクBとして、図15のCに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする32ビットワード列データであるディジタルデータDA16またはDDT16を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA16AまたはDDT16Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA16BまたはDDT16Bとの、2系統のワード列データに変換するのである。
ディジタルデータDVXが、図8に示されるディジタルデータDB16もしくはDC16である場合にも、ディジタルデータDVXがディジタルデータDA16である場合と同様にして、ワード伝送レートを74.25MBpsとする32ビットワード列データであるDB16もしくはDC16を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データである2系統のワード列データに変換する。
ディジタルデータDVXが、量子化ビット数を12ビットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータとして図6に示されるDF12〜DH12のいずれか、例えば、DF12である場合、または、量子化ビット数を12ビットとする4:4:4形式の720P信号を成すディジタルデータとして図11に示されるDIT12である場合には、ディジタルデータDF12またはDIT12は、図16に示される如くに、ワード伝送レートを74.25MBpsとする12ビットワード列データとされたGデータ系列と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする12ビットワード列データとされたBデータ系列と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする12ビットワード列データとされたRデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データとして、データ処理部11に供給される。
データ処理部11にあっては、図16に示される如くにして供給されるディジタルデータDF12またはDIT12に対して、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・、及び、Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・と、下位2ビットG0;0〜G0;1,G1;0〜G1;1,G2;0〜G2;1,G3;0〜G3;1,・・・・・、B0;0〜B0;1,B1;0〜B1;1,B2;0〜B2;1,B3;0〜B3;1,・・・・・、及び、R0;0〜R0;1,R1;0〜R1;1,R2;0〜R2;1,R3;0〜R3;1,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された下位2ビットG0;0〜G0;1,B0;0〜B0;1及びR0;0〜R0;1をビット多重して6ビットGBR0(0〜1)を,分割された下位2ビットG1;0〜G1;1,B1;0〜B1;1及びR1;0〜R1;1をビット多重して6ビットGBR1(0〜1)を,下位2ビットG2;0〜G2;1,B2;0〜B2;1及びR2;0〜R2;1をビット多重して6ビットGBR2(0〜1)を,下位2ビットG3;0〜G3;1,B3;0〜B3;1及びR3;0〜R3;1をビット多重して6ビットGBR3(0〜1)を,・・・・・形成する。さらに、6ビットGBR0(0〜1),GBR1(0〜1),GBR2(0〜1),GBR3(0〜1),・・・・・に、4ビットの補助ビットγ0,γ1,γ2,γ3,・・・・・を夫々加えて、10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・とする。
次に、分割された上位10ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・をグループ1とグループ2とに振り分けるとともに、グループ2に10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・を加えて、図17において太実線により区切られている如くにして区分された10ビットワードグループ1及び10ビットワードグループ2を得る。
そして、図17に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDF12AまたはDIT12Aを、リンクAとして、図18のAに示される如くに形成するとともに、図17に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDF12BまたはDIT12Bを、リンクBとして、図18のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データであるディジタルデータDF12またはDIT12を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDF12AまたはDIT12Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDF12BまたはDIT12Bとの、2系統のワード列データに変換するのである。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDA10,DB10もしくはDC10にKey信号データ系列DKA10が付加されたデータDVA10+DKA10である場合、または、ディジタルデータDDT10にKey信号データ系列DKD10が付加されたデータDDT10+DKD10である場合には、データDVA10+DKA10またはDDT10+DKD10は、図19に示される如くに、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列が、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする30ビットパラレルデータとして、データ処理部11に供給される。
データ処理部11にあっては、図19に示される如くにして供給されるデータDVA10+DKA10またはDDT10+DKD10に対して次の処理を施す。
図19に示される如くの、Yデータ系列を構成する10ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・とP/Pデータ系列を構成する10ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・とを、パラレル多重して、図20に示される如くの、Yデータ系列及びP/Pデータ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA10AまたはDVDT10AをリンクAとして形成する。また、それとともに、図19に示される如くのKey信号データ系列を構成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・と、補助10ビットワードαD0,αD1,αD2,αD3,・・・・・とを、パラレル多重して、図20に示される如くの、Key信号データ系列及び補助10ビットワードに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA10BまたはDVDT10BをリンクBとして形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする30ビットワード列データを形成するデータDVA10+DKA10またはDDT10+DKD10を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA10AまたはDVDT10Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA10BまたはDVDT10Bとの、2系統のワード列データに変換するのである。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDF10,DG10もしくはDH10にKey信号データ系列DKB10が付加されたデータDVB10+DKB10である場合、または、ディジタルデータDIT10にKey信号データ系列DKI10が付加されたデータDIT10+DKI10である場合には、データDVB10+DKB10またはDIT10+DKI10は、図21に示される如くに、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及びKey信号データ系列が、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする40ビットパラレルデータとして、データ処理部11に供給される。
データ処理部11にあっては、図21に示される如くにして供給されるデータDVB10+DKB10またはDIT10+DKI10に対して次の処理を施す。
図21に示される如くの、Gデータ系列を構成する10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する10ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・,Rデータ系列を構成する10ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・を、図22において太実線により区切られている如くにして区分し、Gデータ系列を形成する10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を形成する10ビットワードBD0,BD2,・・・・・及びRデータ系列を形成する10ビットワードRD0,RD2,・・・・・を含む10ビットワードグループ1と、Key信号データ系列を形成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・,Bデータ系列を形成する10ビットワードBD1,BD3,・・・・・及びRデータ系列を形成する10ビットワードRD1,RD3,・・・・・を含む10ビットワードグループ2とに振り分ける。そして、図22に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする20ビットワード列データDVB10AまたはDVIT10Aを、リンクAとして、図23に示される如くに形成するとともに、図22に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVB10BまたはDVIT10Bを、リンクBとして、図23に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする40ビットワード列データを形成するデータDVB10+DKB10またはDIT10+DKI10を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVB10AまたはDVIT10Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVB10BまたはDVIT10Bとの、2系統のワード列データに変換するのである。
さらに、ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDA12,DB12もしくはDC12にKey信号データ系列DKA12が付加されたデータDVA12+DKA12である場合、または、ディジタルデータDDT12にKey信号データ系列DKD12が付加されたデータDDT12+DKD12である場合には、データDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12は、図24に示される如く、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列が、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットパラレルデータとして、データ処理部11に供給される。
データ処理部11にあっては、図24に示される如くにして供給されるDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12に対して次の処理を施す。
先ず、図24に示される如くの、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・,P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・,Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットY0;0−1 Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・,Pb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr2;0−1,・・・・・、及び、A0;0−1 A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
そして、分割された上位10ビットの列:Y0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12Aを、リンクAとして、図25に示される如くに形成する。
それとともに、下位2ビットY0;0−1,Pb0:0−1,Pr0:0−1及びA0:0−1をビット多重するとともに2ビットの補助ビットa0を加えて得られる10ビット〔YA0BR0;0−1〕+a0,下位2ビットY1;0−1及びA1:0−1をビット多重するとともに6ビットの補助ビットb0を加えて得られる10ビット〔Y1;0−1,A1;0−1〕+b0,下位2ビットY2;0−1,Pb1:0−1,Pr1:0−1及びA2:0−1をビット多重するとともに2ビットの補助ビットa1を加えて得られる10ビット〔YA2BR1;0−1〕+a1,下位2ビットY3;0−1及びA3:0−1をビット多重するとともに6ビットの補助ビットb1を加えて得られる10ビット〔Y3;0−1,A3;0−1〕+b1,下位2ビットY4;0−1,Pb2:0−1,Pr2:0−1及びA4:0−1をビット多重するとともに2ビットの補助ビットa2を加えて得られる10ビット〔YA4BR2;0−1〕+a2,下位2ビットY5;0−1及びA5:0−1をビット多重するとともに6ビットの補助ビットb2を加えて得られる10ビット〔Y5;0−1,A5;0−1〕+b2,・・・・・を形成する。そして、このようにして得られる10ビットの列と、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12BまたはDVDT12Bを、リンクBとして、図25に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データを形成するデータDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12BまたはDVDT12Bとの、2系統のワード列データに変換するのである。
データ処理部11は、上述の如くにして得たワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDA12A及びDA12B,DDT12A及びDDT12B,DA14A及びDA14B,DDT14A及びDDT14B,DA16A及びDA16B,DDT16A及びDDT16B,DF12A及びDF12B,DIT12A及びDIT12B,DVA10A及びDVA10B,DVDT10A及びDVDT10B,DVB10A及びDVB10B,DVIT10A及びDVIT10B,DVA12A及びDVA12B,DVDT12A及びDVDT12B等のいずれかの組を、20ビットワード列データDPA(20)及びDPB(20)の組として導出する。
データ処理部11から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA(20)は、データ挿入部12に供給される。データ挿入部12にあっては、20ビットワード列データDPA(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAAを挿入し、補助データDAAが挿入された20ビットワード列データDPA’(20)を形成する。データ挿入部12から得られる20ビットワード列データDPA’(20)は、P/S変換部13に供給される。
P/S変換部13にあっては、20ビットワード列データDPA’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPA’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSAを形成し、そのシリアルデータDSAをビット多重部14に供給する。
一方、データ処理部11から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB(20)は、データ挿入部15に供給される。データ挿入部15にあっては、20ビットワード列データDPB(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDABを挿入し、補助データDABが挿入された20ビットワード列データDPB’(20)を形成する。データ挿入部15から得られる20ビットワード列データDPB’(20)は、P/S変換部16に供給される。
P/S変換部16にあっては、20ビットワード列データDPB’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPB’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSBを形成し、そのシリアルデータDSBをビット多重部14に供給する。
ビット多重部14にあっては、シリアルデータDSA及びシリアルデータDSBの夫々から1ビットずつを交互に取り出して順次配列する動作を行い、シリアルデータDSAとシリアルデータDSBとにビット多重合成処理を施して、ビット伝送レートを1.485Gbps×2=2.97Gbpsとする複合シリアルデータDSZを形成する。
ビット多重部14から得られる複合シリアルデータDSZは、電光変換部(E/O変換部)17に供給される。E/O変換部17においては、複合シリアルデータDSZに電光変換処理を施し、複合シリアルデータDSZに基づく中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OZVを、ビット伝送レートを2.97Gbpsとするものとして形成し、それを伝送信号として送出する。斯かるもとで、ビット多重部14及びE/O変換部17は、P/S変換部13及び16から夫々得られるシリアルデータDSA及びDSBを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
E/O変換部17から送出される伝送信号である光信号OZVは、光コネクタ18を通じて光ファイバー伝送路20に導かれ、光ファイバー伝送路20を通じて受信側へと伝送される。光ファイバー伝送路20は、例えば、石英系シングルモードファイバー(石英系SMF)が用いられて形成される。
受信側においては、光ファイバー伝送路20を通じて伝送された光信号OZVが、光コネクタ21を通じて光電変換部(O/E変換部)22へと導かれる。O/E変換部22にあっては、中心波長を略1.3μmとする光信号OZVに光電変換処理を施して、ビット伝送レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OZVに基づく、ビット伝送レートを2.97Gbpsとする複合シリアルデータDSZを再生する。そして、再生された複合シリアルデータDSZは、ビット分離部23に供給される。
ビット分離部23にあっては、複合シリアルデータDSZから1ビットずつを順次取り出して、2個の一つ置きのビットのグループを形成する動作を行い、複合シリアルデータDSZにビット分離処理を施す。そして、複合シリアルデータDSZに含まれたチャンネル識別データを利用してチャンネルを特定し、複合シリアルデータDSZに基づく、各々がビット伝送レートを2.97Gbps/2=1.485Gbpsとする2チャンネルのシリアルデータDSA及びDSBを形成する。シリアルデータDSAは、シリアル/パラレル(S/P)変換部24に供給され、また、シリアルデータDSBは、S/P変換部25に供給される。
S/P変換部24にあっては、シリアルデータDSAにS/P変換を施して、シリアルデータDSAに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA’(20)を再生し、それをデータ分離部26に供給する。データ分離部26にあっては、20ビットワード列データDPA’(20)から、チャンネル識別データを含んだ補助データDAAが分離されて、20ビットワード列データDPA(20)と補助データDAAとが個別に送出され、20ビットワード列データDPA(20)は、データ時間差吸収部27に供給される。
また、S/P変換部25にあっては、シリアルデータDSBにS/P変換を施して、シリアルデータDSBに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB’(20)を再生し、それをデータ分離部28に供給する。データ分離部28にあっては、20ビットワード列データDPB’(20)から、チャンネル識別データを含んだ補助データDABが分離されて、20ビットワード列データDPB(20)と補助データDABとが個別に送出され、20ビットワード列データDPB(20)は、データ時間差吸収部27に供給される。
データ時間差吸収部27にあっては、データ分離部26からの20ビットワード列データDPA(20)とデータ分離部28からの20ビットワード列データDPB(20)との間に生じた相互時間差を吸収し、20ビットワード列データDPA(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPAQ(20)と、20ビットワード列データDPB(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPBQ(20)とを、相互時間差が実質的に無い状態に維持されることが目指されるものとして送出する。
データ時間差吸収部27から得られる20ビットワード列データDPAQ(20)と20ビットワード列データDPBQ(20)とは、データ再生処理部30に供給される。データ再生処理部30にあっては、20ビットワード列データDPAQ(20)と20ビットワード列データDPBQ(20)とに対して、送信側におけるデータ処理部11によりディジタルデータDVXに施されるデータ変換処理とは逆のデータ再生処理を施し、20ビットワード列データDPAQ(20)と20ビットワード列データDPBQ(20)とに基づくディジタルデータDVXを再生する。
斯かるディジタルデータDVXは、図6〜図8において、DA12〜DC12,DF12〜DH12,DA14〜DC14及びDA16〜DC16として示される、4:2:2形式もしくは4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータのいずれか、もしくは、図11において、DDT12,DDT14,DDT16及びDIT12として示される、4:2:2形式もしくは4:4:4形式の720P信号を成すディジタルデータのいずれか、あるいは、4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDA10,DB10もしくはDC10にKey信号データ系列DKA10が付加されたデータDVA10+DKA10,4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDF10,DG10もしくはDH10にKey信号データ系列DKB10が付加されたデータDVB10+DKB10,ディジタルデータDA12,DB12もしくはDC12に量子化ビット数を12ビットとするKey信号データ系列DKA12が付加されたデータDVA12+DKA12,4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDDT10にKey信号データ系列DKD10が付加されたデータDDT10+DKD10,4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDIT10にKey信号データ系列DKI10が付加されたデータDIT10+DKI10、もしくは、ディジタルデータDDT12にKey信号データ系列DKD12が付加されたデータDDT12+DKD12とされる。
図26は、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す第2の例を含んだデータ送受装置の部分を示す。
図26に部分が示されるデータ送受装置は、図12に示されるデータ送受装置と同様に構成される部分を多々有しており、図26には、図12に示されるデータ送受装置と異なる部分及びそれに関連する部分のみが示されている。
図26に部分が示されるデータ送受装置にあっては、図12に示されるデータ送受装置において備えられているビット多重部14及びビット分離部23は備えず、また、図12に示されるデータ送受装置において備えられているE/O変換部17とO/E変換部22とに代えて、E/O変換部31及び32とO/E変換部38及び39とを備えている。
斯かる図26に部分が示されるデータ送受装置においては、P/S変換部13からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAがE/O変換部31に供給されるとともに、P/S変換部16からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBがE/O変換部32に供給される。E/O変換部31においては、シリアルデータDSAに電光変換処理を施し、シリアルデータDSAに基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSAを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部33へと導く。また、E/O変換部32においては、シリアルデータDSBに電光変換処理を施し、シリアルデータDSBに基づく、中心波長を、例えば、略1.55μmとする光信号OSBを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部33へと導く。
合波部33は、例えば、ファイバー型波長多重カップラ(ファイバー型WDMカップラ)によって形成される。合波部33にあっては、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAと中心波長を略1.55μmとする光信号OSBとを合波して多重化し、多重光信号OSZを形成して、それを伝送信号として送出する。斯かるもとで、E/O変換部31及び32及び合波部33は、P/S変換部13及び16から夫々得られるシリアルデータDSA及びDSBを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
合波部33から送出される伝送信号である多重光信号OSZは、光コネクタ34を通じて光ファイバー伝送路35に導かれ、光ファイバー伝送路35を通じて受信側へと伝送される。光ファイバー伝送路35は、例えば、石英系SMFが用いられて形成される。
受信側においては、光ファイバー伝送路35を通じて伝送された多重光信号OSZが、光コネクタ36を通じて分波部37へと導かれる。分波部37は、例えば、ファイバー型WDMカップラが分波手段として用いられて形成される。そして、分波部37にあっては、多重光信号OSZを、中心波長を略1.3μmとする成分と中心波長を略1.55μmとする成分とに分波して、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAと、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OSBとを再生する。
分波部37により再生された光信号OSA及びOSBは、夫々、O/E変換部38及び39へと導かれる。O/E変換部38にあっては、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAに光電変換処理を施して、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSAは、S/P変換部24に供給される。また、O/E変換部39にあっては、中心波長を略1.55μmとする光信号OSBに光電変換処理を施して、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OSBに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSBは、S/P変換部25に供給される。その他の動作は、図12に示されるデータ送受装置の場合と同様である。
図27は、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す第3の例を含んだデータ送受装置の部分を示す。
図27に部分が示されるデータ送受装置は、図26に部分が示されるデータ送受装置と同様に構成される部分を多々有しており、図27には、図26に部分が示されるデータ送受装置と異なる部分及びそれに関連する部分のみが示されている。
図27に部分が示されるデータ送受装置にあっては、図26に部分が示されるデータ送受装置において備えられている合波部33及び分波部37は備えていず、また、図26に部分が示されるデータ送受装置において備えられているE/O変換部32及びO/E変換部39に夫々代えて、E/O変換部40及びO/E変換部41を備えている。
斯かる図27に部分が示されるデータ送受装置においては、E/O変換部40に、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBが供給され、E/O変換部40から、シリアルデータDSBに基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSBが、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして導出される。斯かるもとで、E/O変換部31及び40は、P/S変換部13及び16から夫々得られるシリアルデータDSA及びDSBを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
そして、E/O変換部31から導出される、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAが、光コネクタ42を通じて光ファイバー伝送路43に導かれ、光ファイバー伝送路43を通じて受信側へと伝送されるとともに、E/O変換部40から導出される、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OSBが、光コネクタ44を通じて光ファイバー伝送路45に導かれ、光ファイバー伝送路45を通じて受信側へと伝送される。光ファイバー伝送路43及び45の夫々も、例えば、石英系SMFが用いられて形成される。
受信側においては、光ファイバー伝送路43を通じて伝送された光信号OSAが、光コネクタ46を通じてO/E変換部38へと導かれ、O/E変換部38において、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAに基づいて、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAが再生される。また、光ファイバー伝送路45を通じて伝送された光信号OSBが、光コネクタ47を通じてO/E変換部41へと導かれ、O/E変換部41において、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OSBに基づいて、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBが再生される。その他の動作は、図26に部分が示されるデータ送受装置の場合と同様である。
図28は、本発明に係るデータ伝送方法の第10〜第12,第19及び第20の態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第10〜第12,第19及び第20の態様を成す第4の例を含んだデータ送受装置を示す。
図28に示されるデータ送受装置においては、本発明に係るデータ伝送装置の第4の例を構成する送信側において、ディジタルデータDVXがデータ処理部51に供給される。
ディジタルデータDVXは、データDVA12+DKA12;ディジタルデータDA14,DB14もしくはDC14に量子化ビット数を14ビットとするKey信号データ系列DKA14が付加されたデータDVA14+DKA14;ディジタルデータDA16,DB16もしくはDC16に量子化ビット数を16ビットとするKey信号データ系列DKA16が付加されたデータDVA16+DKA16;ディジタルデータDF12,DG12もしくはDH12に量子化ビット数を12ビットとするKey信号データ系列DKB12が付加されたデータDVB12+DKB12;フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ラインであって有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDD10もしくはDE10に量子化ビット数を10ビットとするKey信号データ系列DKC10が付加されたデータDVC10+DKC10;データDDT12+DKD12;ディジタルデータDDT14に量子化ビット数を14ビットとするKey信号データ系列DKD14が付加されたデータDDT14+DKD14;ディジタルデータDDT16に量子化ビット数を16ビットとするKey信号データ系列DKD16が付加されたデータDDT16十DKD16、もしくは、ディジタルデータDIT12に量子化ビット数を12ビットとするKey信号データ系列DKI12が付加されたデータDIT12+DKI12とされる。
Key信号データ系列DKA14,DKA16,DKC10,DKD14及びDKD16の夫々は、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、Yデータ系列及びP/Pデータ系列に付随する付加情報データ系列を成すものとされる。また、Key信号データ系列DKB12及びDKI12の夫々は、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列に付随する付加情報データ系列を成すものとされる。
ディジタルデータDVXが、データDVA12+DKA12もしくはDDT12+DKD12データである場合、データDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12は、図24に示される如く、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列が、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットパラレルデータとして、データ処理部51に供給される。
データ処理部51にあっては、図24に示される如くにして供給されるデータDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12に対して、次の処理を施す。
先ず、図24に示される如くの、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・,P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・,Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットY0;0−1 Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・,Pb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr2;0−1,・・・・・、及び、A0;0−1 A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
そして、分割された上位10ビットの列:Y0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・と分割された上位10ビットの列:Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12Aを、リンクAとして、図29に示される如くに形成する。
また、分割された下位2ビットY0;0−1,Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットc0,c1,c2,c3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[Y0;0−1]+c0,[Y1;0−1]+c1,[Y2;0−1]+c2,[Y3;0−1]+c3,・・・・・とするとともに、分割された下位2ビットPb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr0;2−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットd0,d1,d2,d3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[Pb0;0−1]+d0,[Pr0;0−1]+d1,[Pb1;0−1]+d2,[Pr1;0−1]+d3,[Pb2;0−1]+d4,[Pr2;0−1]+d5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:[Y0;0−1]+c0,[Y1;0−1]+c1,[Y2;0−1]+c2,[Y3;0−1]+c3,・・・・・と10ビットの列:[Pb0;0−1]+d0,[Pr0;0−1]+d1,[Pb1;0−1]+d2,[Pr1;0−1]+d3,[Pb2;0−1]+d4,[Pr2;0−1]+d5,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12BまたはDVDT12Bを、リンクBとして、図29に示される如くに形成する。
さらに、分割された下位2ビットA0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットe0,e1,e2,e3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とし、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と10ビットの列:[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12CまたはDVDT12Cを、リンクCとして、図29に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データを形成するデータDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12A,DVA12BまたはDVDT12B及びDVA12CまたはDVDT12Cの3系統のワード列データに変換するのである。
また、データ処理部51にあっては、図24に示される如くにして供給されるデータDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12に対し、上述の処理に代えた別の処理として、次の処理を施す。
先ず、図24に示される如くの、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・,P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・,Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットY0;0−1 Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・,Pb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr2;0−1,・・・・・、及び、A0;0−1 A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
そして、分割された上位10ビットの列:Y0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・と分割された上位10ビットの列:Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12Aを、リンクAとして、図30に示される如くに形成する。
また、分割された下位2ビットY0;0−1とPb0;0−1とPr0;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットd0を加えて得られる10ビット[Y0BR0;0−1]+d0,分割された下位2ビットY1;0−1に8ビットの補助ビットe0を加えて得られる10ビット[Y1;0−1]+e0,分割された下位2ビットY2;0−1とPb1;0−1とPr1;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットd1を加えて得られる10ビット[Y2BR1;0−1]+d1,分割された下位2ビットY3;0−1に8ビットの補助ビットe1を加えて得られる10ビット[Y3;0−1]+e1,分割された下位2ビットY4;0−1とPb2;0−1とPr2;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットd2を加えて得られる10ビット[Y4BR2;0−1]+d2,分割された下位2ビットY5;0−1に8ビットの補助ビットe2を加えて得られる10ビット[Y5;0−1]+e2,・・・・・を形成する。そして、このようにして得た10ビットの列と補助10ビットワードαD0,αD1,αD2,αD3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12BまたはDVDT12Bを、リンクBとして、図30に示される如くに形成する。
さらに、分割された下位2ビットA0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットe0,e1,e2,e3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とし、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と10ビットの列:[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12CまたはDVDT12Cを、リンクCとして、図30に示される如くに形成する。
即ち、斯かる場合にも、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データを形成するデータDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12A,DVA12BまたはDVDT12B及びDVA12CまたはDVDT12Cの3系統のワード列データに変換するのである。
ディジタルデータDVXが、データDVA14+DKA14またはDDT14+DKD14、もしくは、DVA16+DKA16またはDDT16+DKD16である場合には、各々が量子化ビット数を14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするYデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列が、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする42ビットパラレルデータもしくは48ビットパラレルデータとして、データ処理部51に供給される。
斯かる際にも、データ処理部51は、データDVA14+DKA14またはDDT14+DKD14、もしくは、DVA16+DKA16またはDDT16+DKD16に対して、DVA12+DKA12またはDDT12+DKD12に対する場合と同様な処理を施す。但し、Yデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列を構成する12ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位2ビットとに分割する動作に代えて、Yデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列を構成する14ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位4ビットとに分割する動作、もしくは、Yデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列を構成する16ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位6ビットとに分割する動作を行う。
そして、ワード伝送レートを74.25MBpsとする42ビットワード列データもしくは48ビットワード列データを形成するデータDVA14+DKA14またはDDT14+DKD14、もしくは、DVA16+DKA16またはDDT16+DKD16を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA14AまたはDVDT14AもしくはDVA16AまたはDVDT16A,DVA14BまたはDVDT14BもしくはDVA16BまたはDVDT16B、及び、DVA14CまたはDVDT14CもしくはDVA16CまたはDVDT16C3系統のワード列データに変換する。
ディジタルデータDVXが、データDVB12+DKB12またはDIT12+DKI12である場合には、図31に示される如くに、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとするKey信号データ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.25MBpsとする48ビットパラレルデータとして、データ処理部51に供給される。
データ処理部51にあっては、図31に示される如くにして供給されるデータDVB12+DKB12またはDIT12+DKI12に対して次の処理を施す。
先ず、図31に示される如くの、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・,Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットG0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・,B0;2−11,B1;2−11,B2;2−11,B3;2−11,・・・・・,R0;2−11,R1;2−11,R2;2−11,R3;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットG0;0−1,G1;0−1,G2;0−1,G3;0−1,・・・・・,B0;0−1,B1;0−1,B2;0−1,B3;0−1,・・・・・,R0;0−1,R1;0−1,R2;0−1,R3;0−1,・・・・・、及び、A0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
次に、分割された下位2ビットG0;0−1,G1;0−1,G2;0−1,G3;0−1,・・・・・,B0;0−1,B1;0−1,B2;0−1,B3;0−1,・・・・・,R0;0−1,R1;0−1,R2;0−1,R3;0−1,・・・・・に基づいて、G0;0−1とB0;0−1とR0;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf0を加えて得られる10ビット[GBR0:0−1]+f0,G1;0−1とB1;0−1とR1;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf1を加えて得られる10ビット[GBR1:0−1]+f1,G2;0−1とB2;0−1とR2;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf2を加えて得られる10ビット[GBR2:0−1]+f2,G3;0−1とB3;0−1とR3;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf3を加えて得られる10ビット[GBR3:0−1]+f3,・・・・・を形成する。
続いて、図32に示される如くの、分割された上位10ビットの列:G0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・,B0;2−11,B1;2−11,B2;2−11,B3;2−11,・・・・・、及び、R0;2−11,R1;2−11,R2;2−11,R3;2−11,・・・・・と、形成された10ビットの列:[GBR0:0−1]+f0,[GBR1:0−1]+f1,[GBR2:0−1]+f2,[GBR3:0−1]+f3,・・・・・とを、図32において太実線により区切られている如くに区分し、分割された上位10ビットの列:G0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・と、分割された上位10ビット:B0;2−11,B2;2−11,B4;2−11,・・・・・、及び、R0;2−11,R2;2−11,R4;2−11,・・・・・とを含む10ビットワードグループ1と、分割された上位10ビット:B1;2−11,B3;2−11,B5;2−11,・・・・・及びR1;2−11,R3;2−11,R5;2−11,・・・・・と、形成された10ビットの列:[GBR0:0−1]+f0,[GBR1:0−1]+f1,[GBR2:0−1]+f2,[GBR3:0−1]+f3,・・・・・とを含む10ビットワードグループ2とに振り分ける。
そして、図32に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする20ビットワード列データDVB12AまたはDVIT12Aを、リンクAとして、図33に示される如くに形成するとともに、図32に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVB12BまたはDVIT12Bを、リンクBとして、図33に示される如くに形成する。
さらに、分割された下位2ビットA0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットe0,e1,e2,e3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とし、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と10ビットの列:[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVB12CまたはDVIT12Cを、リンクCとして、図33に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする48ビットワード列データを形成するデータDVB12+DKB12またはDIT12+DKI12を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVB12AまたはDVIT12A,DVB12BまたはDVIT12B及びDVB12CまたはDVIT12Cの3系統のワード列データに変換するのである。
ディジタルデータDVXが、データDVC10+DKC10である場合には、図34に示される如くに、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとするKey信号データ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする30ビットパラレルデータとして、データ処理部51に供給される。
データ処理部51にあっては、図34に示される如くにして供給されるデータDVC10+DKC10に対して次の処理を施す。
先ず、Yデータ系列を構成する10ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する10ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける。そして、グループ1を形成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC10Aを、リンクAとして、図35に示される如くに形成するとともに、グループ2を形成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC10Bを、リンクBとして、図35に示される如くに形成する。
さらに、Key信号データ系列を構成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・のうちの一つ置きのAD0,AD2,AD4,・・・・・と、補助10ビットワードβ0,β1,β2,β3,・・・・・とを、交互に配した10ビットの列:β0,AD0,β1,AD2,β2,AD4,β3,・・・・・を形成するとともに、Key信号データ系列を構成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・、のうちの他の一つ置きのAD1,AD3,AD5,・・・・・と、補助10ビットワードγ0,γ1,γ2,γ3,・・・・・と、を交互に配した10ビットの列:γ0,AD1,γ1,AD3,γ2,AD5,γ3,・・・・・を形成する。そして、10ビットの列:γ0,AD1,γ1,AD3,γ2,AD5,γ3,・・・・・と10ビットの列:β0,AD0,β1,AD2,β2,AD4,β3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC10Cを、リンクCとして、図35に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを148.5MBpsとする30ビットワード列データを形成するデータDVC10+DKC10を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC10A,DVC10B及びDVC10Cの3系統のワード列データに変換するのである。
データ処理部51は、上述の如くにして得たワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12A,DVA12BまたはDVDT12B及びDVA12CまたはDVDT12Cの組,ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA14AまたはDVDT14A,DVA14BまたはDVDT14B及びDVA14CまたはDVDT14Cの組,ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVA16AまたはDVDT16A,DVA16BまたはDVDT16B及びDVA16CまたはDVDT16Cの組,ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVB12AまたはDVIT12A,DVB12BまたはDVIT12B及びDVB12CまたはDVIT12Cの組、及び、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC10A,DVC10B及びDVC10Cの組のいずれかを、20ビットワード列データDPA(20),DPB(20)及びDPC(20)の組として導出する。
データ処理部51から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA(20)は、データ挿入部52に供給される。データ挿入部52にあっては、20ビットワード列データDPA(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAAを挿入し、補助データDAAが挿入された20ビットワード列データDPA’(20)を形成する。データ挿入部52から得られる20ビットワード列データDPA’(20)は、P/S変換部53に供給される。
P/S変換部53にあっては、20ビットワード列データDPA’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPA’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSAを形成し、そのシリアルデータDSAをE/O変換部54に供給する。
E/O変換部54においては、シリアルデータDSAに電光変換処理を施し、シリアルデータDSAに基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSAを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを伝送信号として送出する。
また、データ処理部51から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB(20)は、データ挿入部55に供給される。データ挿入部55にあっては、20ビットワード列データDPB(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDABを挿入し、補助データDABが挿入された20ビットワード列データDPB’(20)を形成する。データ挿入部55から得られる20ビットワード列データDPB’(20)は、P/S変換部56に供給される。
P/S変換部56にあっては、20ビットワード列データDPB’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPB’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSBを形成し、そのシリアルデータDSBをE/O変換部57に供給する。
E/O変換部57においては、シリアルデータDSBに電光変換処理を施し、シリアルデータDSBに基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSBを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを伝送信号として送出する。
さらに、データ処理部51から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPC(20)は、データ挿入部58に供給される。データ挿入部58にあっては、20ビットワード列データDPC(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDACを挿入し、補助データDACが挿入された20ビットワード列データDPC’(20)を形成する。データ挿入部58から得られる20ビットワード列データDPC’(20)は、P/S変換部59に供給される。
P/S変換部59にあっては、20ビットワード列データDPC’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPC’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSCを形成し、そのシリアルデータDSCをE/O変換部60に供給する。
E/O変換部60においては、シリアルデータDSCに電光変換処理を施し、シリアルデータDSCに基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSCを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを伝送信号として送出する。
斯かるもとで、E/O変換部54,57及び60は、P/S変換部53,56及び59から夫々得られるシリアルデータDSA,DSB及びDSCを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
E/O変換部54から送出される伝送信号である光信号OSAは、光コネクタ61を通じて光ファイバー伝送路62に導かれ、光ファイバー伝送路62を通じて受信側へと伝送される。また、E/O変換部57から送出される伝送信号である光信号OSBは、光コネクタ63を通じて光ファイバー伝送路64に導かれ、光ファイバー伝送路64を通じて受信側へと伝送される。さらに、E/O変換部60から送出される伝送信号である光信号OSCは、光コネクタ65を通じて光ファイバー伝送路66に導かれ、光ファイバー伝送路66を通じて受信側へと伝送される。光ファイバー伝送路62,64及び66の夫々は、例えば、石英系SMFが用いられて形成される。
受信側においては、光ファイバー伝送路62を通じて伝送された光信号OSAが、光コネクタ67を通じてO/E変換部68へと導かれる。また、光ファイバー伝送路64を通じて伝送された光信号OSBが、光コネクタ69を通じてO/E変換部70へと導かれる。さらに、光ファイバー伝送路66を通じて伝送された光信号OSCが、光コネクタ71を通じてO/E変換部72へと導かれる。
O/E変換部68にあっては、中心波長を略1.3μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSAに光電変換処理を施して、光信号OSAに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSAは、S/P変換部73に供給される。S/P変換部73にあっては、シリアルデータDSAにS/P変換を施して、シリアルデータDSAに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA’(20)を再生し、それをデータ時間差吸収部74に供給する。
また、O/E変換部70にあっては、中心波長を略1.3μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSBに光電変換処理を施して、光信号OSBに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSBは、S/P変換部75に供給される。S/P変換部75にあっては、シリアルデータDSBにS/P変換を施して、シリアルデータDSBに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB’(20)を再生し、それをデータ時間差吸収部74に供給する。
さらに、O/E変換部72にあっては、中心波長を略1.3μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSCに光電変換処理を施して、光信号OSCに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSCは、S/P変換部76に供給される。S/P変換部76にあっては、シリアルデータDSCにS/P変換を施して、シリアルデータDSCに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPC’(20)を再生し、それをデータ時間差吸収部74に供給する。
データ時間差吸収部74にあっては、S/P変換部73からの20ビットワード列データDPA’(20)とS/P変換部75からの20ビットワード列データDPB’(20)とS/P変換部76からの20ビットワード列データDPC’(20)との間に生じた相互時間差を吸収し、20ビットワード列データDPA’(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPAQ’(20)と、20ビットワード列データDPB’(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPBQ’(20)と、20ビットワード列データDPC’(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPCQ’(20)とを、相互時間差が実質的に無い状態に維持されることが目指されるものとして送出する。
データ時間差吸収部74から得られる20ビットワード列データDPAQ’(20),20ビットワード列データDPBQ’(20)及び20ビットワード列データDPCQ’(20)は、夫々、データ分離部77,78及び79に供給される。データ分離部77にあっては、20ビットワード列データDPAQ’(20)から、補助データDAAが分離されて、20ビットワード列データDPAQ(20)と補助データDAAとが個別に送出され、20ビットワード列データDPAQ(20)は、データ再生処理部80に供給される。また、データ分離部78にあっては、20ビットワード列データDPBQ’(20)から、補助データDABが分離されて、20ビットワード列データDPBQ(20)と補助データDABとが個別に送出され、20ビットワード列データDPBQ(20)は、データ再生処理部80に供給される。さらに、データ分離部79にあっては、20ビットワード列データDPCQ’(20)から、補助データDACが分離されて、20ビットワード列データDPCQ(20)と補助データDACとが個別に送出され、20ビットワード列データDPCQ(20)は、データ再生処理部80に供給される。
データ再生処理部80にあっては、20ビットワード列データDPAQ(20),DPBQ(20)及びDPCQ(20)に対して、送信側におけるデータ処理部51によりディジタルデータDVXに施されるデータ変換処理とは逆のデータ再生処理を施し、20ビットワード列データDPAQ(20),DPBQ(20)及びDPCQ(20)に基づくディジタルデータDVXを再生する。斯かるディジタルデータDVXは、データDVA12+DKA12またはDDT12+DKD12,DVA14+DKA14またはDDT14+DKD14,DVA16+DKA16またはDDT16+DKD16,DVB12+DKB12またはDIT12+DKI12、もしくは、DVC10+DKC10のいずれかとされる。
なお、上述において、量子化ビット数を12ビット以上とするディジタル映像信号を成すデータにおける、Yデータ系列を構成する12ビット,14ビットもしくは16ビットワードの夫々から分割された上位10ビットの列と、P/Pデータ系列を構成する12ビット,14ビットもしくは16ビットワードの夫々から分割された上位10ビットの列とが、パラレル多重されて形成される20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12A,DVA14AまたはDVDT14A及びDVA16AまたはDVDT16A、さらには、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する12ビットワードの各々から分割された上位10ビットの列に基づいて形成される20ビットワード列データDVB12AまたはDVIT12Aは、それらの各々が、例えば、現行のHD用ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)による記録及び再生を行うことが可能なものである。それゆえ、現行のHD用VTRを使用して、20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12A,DVA14AまたはDVDT14A及びDVA16AまたはDVDT16A,DVB12AまたはDVIT12A等の夫々の内容の確認,編集等を行うことができ、さらには、現行のHD用VTRと映像モニターとを使用して、20ビットワード列データDVA12AまたはDVDT12A,DVA14AまたはDVDT14A及びDVA16AまたはDVDT16A,DVB12AまたはDVIT12A等に基づく再生画像を得ることができ、それにより、量子化ビット数を12ビット以上とするディジタル映像信号を成すデータを扱うに際して、現行の機器を用いての確認作業等を行うことができることになって、極めて都合がよい。
図36は、本発明に係るデータ伝送方法の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す第5の例を含んだデータ送受装置の部分を示す。
図36に部分が示されるデータ送受装置は、図28に示されるデータ送受装置と同様に構成される部分を多々有しており、図36には、図28に示されるデータ送受装置と異なる部分及びそれに関連する部分のみが示されている。
図36に部分が示されるデータ送受装置にあっては、図28に示されるデータ送受装置において備えられているE/O変換部54,57及び60とO/E変換部68,70及び72とに代えて、E/O変換部81,82及び83とO/E変換部89,90及び91とを備えている。さらに、図28に示されるデータ送受装置において備えられている光コネクタ61,63及び65,光ファイバー伝送路62,64及び66、及び、光コネクタ67,69及び71に代えて、光コネクタ85,光ファイバー伝送路86及び光コネクタ87を備えている。光ファイバー伝送路86は、例えば、石英系SMFが用いられて形成される。
斯かる図36に部分が示されるデータ送受装置においては、P/S変換部53からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAがE/O変換部81に供給されるとともに、P/S変換部56からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBがE/O変換部82に供給され、さらに、P/S変換部59からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCがE/O変換部83に供給される。
E/O変換部81においては、シリアルデータDSAに基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSAを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部84へと導く。また、E/O変換部82においては、P/S変換部56からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBに電光変換処理を施し、シリアルデータDSBに基づく、中心波長を、例えば、略1.48μmとする光信号OSBを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部84へと導く。さらに、E/O変換部83においては、P/S変換部59からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCに電光変換処理を施し、シリアルデータDSCに基づく、中心波長を、例えば、略1.55μmとする光信号OSCを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部84へと導く。
合波部84は、例えば、誘電体多層膜型波長多重カップラ(誘電体多層膜型WDMカップラ)によって形成される。合波部84にあっては、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAと中心波長を略1.48μmとする光信号OSBと中心波長を略1.55μmとする光信号OSCとを合波して多重化し、多重光信号OSZを形成して、それを伝送信号として送出する。斯かるもとで、E/O変換部81,82及び83と合波部84とは、P/S変換部53,56及び59から夫々得られるシリアルデータDSA,DSB及びDSCを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
合波部84から送出される伝送信号である多重光信号OSZは、光コネクタ85を通じて光ファイバー伝送路86に導かれ、光ファイバー伝送路86を通じて受信側へと伝送される。
受信側においては、光ファイバー伝送路86を通じて伝送された多重光信号OSZが、光コネクタ87を通じて分波部88へと導かれる。分波部88は、例えば、誘電体多層膜型WDMカップラが分波手段として用いられて形成される。そして、分波部88にあっては、多重光信号OSZを、中心波長を略1.3μmとする成分と中心波長を略1.48μmとする成分と中心波長を略1.55μmとする成分とに分波して、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OSAと、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.48μmとする光信号OSBと、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OSCとを再生する。
分波部88により再生された光信号OSA,OSB及びOSCは、夫々、O/E変換部89,90及び91へと導かれる。O/E変換部89にあっては、中心波長を略1.3μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSAに光電変換処理を施して、光信号OSAに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSAは、S/P変換部73に供給される。また、O/E変換部90にあっては、中心波長を略1.48μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSBに光電変換処理を施して、光信号OSBに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSBは、S/P変換部75に供給される。さらに、O/E変換部91にあっては、中心波長を略1.55μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSCに光電変換処理を施して、光信号OSCに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSCは、S/P変換部76に供給される。その他の動作は、図28に示されるデータ送受装置の場合と同様である。
図37は、本発明に係るデータ伝送方法の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す第6の例を含んだデータ送受装置の部分を示す。
図37に部分が示されるデータ送受装置も、図28に示されるデータ送受装置と同様に構成される部分を多々有しており、図37には、図28に示されるデータ送受装置と異なる部分及びそれに関連する部分のみが示されている。
図37に部分が示されるデータ送受装置にあっては、図28に示されるデータ送受装置において備えられているE/O変換部54,57及び60とO/E変換部68,70及び72とに代えて、E/O変換部95,96及び97とO/E変換部103,104及び105とを備えている。さらに、図28に示されるデータ送受装置において備えられている光コネクタ61,63及び65,光ファイバー伝送路62,64及び66、及び、光コネクタ67,69及び71に代えて、光コネクタ99,光ファイバー伝送路100及び光コネクタ101を備えている。光ファイバー伝送路101は、例えば、石英系SMFが用いられて形成される。
斯かる図37に部分が示されるデータ送受装置においては、P/S変換部53からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAがE/O変換部95に供給されるとともに、P/S変換部56からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBがE/O変換部96に供給され、さらに、P/S変換部59からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCがE/O変換部97に供給される。
E/O変換部95においては、P/S変換部53からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAに電光変換処理を施し、シリアルデータDSAに基づく、中心波長を、例えば、略1.511μmとする光信号OSVAを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部98へと導く。また、E/O変換部96においては、P/S変換部56からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBに電光変換処理を施し、シリアルデータDSBに基づく、中心波長を、例えば、略1.531μmとする光信号OSVBを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部98へと導く。さらに、E/O変換部97においては、P/S変換部59からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCに電光変換処理を施し、シリアルデータDSCに基づく、中心波長を、例えば、略1.551μmとする光信号OSVCを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部98へと導く。
合波部98にあっては、中心波長を略1.511μmとする光信号OSVAと中心波長を略1.531μmとする光信号OSVBと中心波長を略1.551μmとする光信号OSVCとを合波して多重化し、多重光信号OVZを形成して、それを伝送信号として送出する。斯かるもとで、E/O変換部95,96及び97と合波部98とは、P/S変換部53,56及び59から夫々得られるシリアルデータDSA,DSB及びDSCを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
このようにして、合波部98において多重化される光信号OSVA,OSVB及びOSVCは、それらの中心波長が略0.020μ(20nm)ずつ隔たっているにすぎない、相互に極めて近接した波長を有するもとで多重化されて、多重光信号OVZを形成するものとされており、E/O変換部95,96及び97と合波部98とを含む部分においては、Coase Wavelength Division Multiplexing(CWDM)と称される波長多重技術が用いられる。
合波部98から送出される伝送信号である多重光信号OVZは、光コネクタ99を通じて光ファイバー伝送路100に導かれ、光ファイバー伝送路100を通じて受信側へと伝送される。
受信側においては、光ファイバー伝送路100を通じて伝送された多重光信号OVZが、光コネクタ101を通じて分波部102へと導かれる。分波部102にあっては、多重光信号OVZを、中心波長を略1.511μmとする成分と中心波長を略1.531μmとする成分と中心波長を略1.551μmとする成分とに分波して、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.511μmとする光信号OSVAと、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.531μmとする光信号OSVBと、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.551μmとする光信号OSVCとを再生する。
分波部102により再生された光信号OSVA,OSVB及びOSVCは、夫々、O/E変換部103,104及び105へと導かれる。O/E変換部103にあっては、中心波長を略1.511μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSVAに光電変換処理を施して、光信号OSVAに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSAを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSAは、S/P変換部73に供給される。また、O/E変換部104にあっては、中心波長を略1.531μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSVBに光電変換処理を施して、光信号OSVBに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSBを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSBは、S/P変換部75に供給される。さらに、O/E変換部105にあっては、中心波長を略1.551μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSVCに光電変換処理を施して、光信号OSVCに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSCは、S/P変換部76に供給される。その他の動作は、図28に示されるデータ送受装置の場合と同様である。
図38及び図39は、本発明に係るデータ伝送方法の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す第7の例を含んだデータ送受装置を示す。
図38及び図39に示されるデータ送受装置においては、本発明に係るデータ伝送装置の第7の例を構成する送信側において、ディジタル映像信号を成すディジタルデータDVXがデータ処理部111に供給される。
ディジタルデータDVXは、ディジタルデータDD12,DE12,DD14,DE14,DD16,DE16,DI12及びDJ12のいずれか、もしくは、フレームレートを60Hzもしくは50Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータDI10もしくはDJ10に量子化ビット数を10ビットとするKey信号データ系列DKD10が付加されたデータDVD10+DKD10とされる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDD12である場合には、ディジタルデータDD12は、図40に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたYデータ系列とワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする24ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。
データ処理部111にあっては、図40に示される如くにして供給されるディジタルデータDD12に対して、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を構成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする24ビットワード列データDD12Aを、リンクAとして、図41のAに示される如くに形成するとともに、グループ2を構成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする24ビットワード列データDD12Bを、リンクBとして、図41のBに示される如くに形成する。
次に、図41のAに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワード列データDD12Aに対して、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・、及び、Pb0;2〜Pb0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・と、下位2ビットY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;2〜Pb0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12A1を、分割された上位10ビットに基づくリンクA−1として、図42のAに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位2ビットY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・に、8ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・とし、また、分割された下位2ビットPb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・・・に、8ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12A2を、分割された下位2ビットに基づくリンクA−2として、図42のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワード列データであるDD12Aを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12A1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12A2との、2系統のワード列データに変換するのである。
また、図41のBに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワード列データDD12Bに対しても、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・、及び、Pb0;2〜Pb0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・と、下位2ビットY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;2〜Pb0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12B1を、分割された上位10ビットに基づくリンクB−1として、図43のAに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位2ビットY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・に、8ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・とし、また、分割された下位2ビットPb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・・・に、8ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12B2を、分割された下位2ビットに基づくリンクB−2として、図43のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワード列データであるDD12Bを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12B1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12B2との、2系統のワード列データに変換するのである。
その結果、データ処理部111に供給されるディジタルデータDVXが、ワード伝送レートを148.5MBpsとする24ビットワード列データを成すディジタルデータDD12である場合には、データ処理部111において、ディジタルデータDD12が、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12A1,DD12A2,DD12B1及びDD12B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDE12である場合には、ディジタルデータDE12も、図40に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたYデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする24ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。それにより、データ処理部111において、ディジタルデータDE12が、ディジタルデータDD12の場合と同様にして、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDE12A1,DE12A2,DE12B1及びDE12B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDD14である場合には、ディジタルデータDD14は、図44に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする14ビットワード列データとされたYデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする14ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする28ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。
データ処理部111にあっては、図44に示される如くにして供給されるディジタルデータDD14に対して、Yデータ系列を構成する14ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する14ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を構成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする28ビットワード列データDD14Aを、リンクAとして、図45のAに示される如くに形成するとともに、グループ2を構成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする28ビットワード列データDD14Bを、リンクBとして、図45のBに示される如くに形成する。
次に、図45のAに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする28ビットワード列データDD14Aに対して、Yデータ系列を構成する14ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する14ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;4〜Y0;13,Y1;4〜Y1;13,Y2;4〜Y2;13,Y3;4〜Y3;13,・・・・・、及び、Pb0;4〜Pb0;13,Pr0;4〜Pr0;13,Pb1;4〜Pb1;13,Pr1;4〜Pr1;13,Pb2;4〜Pb2;13,Pr2;4〜Pr2;13,・・・・・と、下位4ビットY0;0〜Y0;3,Y1;0〜Y1;3,Y2;0〜Y2;3,Y3;0〜Y3;3,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;3,Pr0;0〜Pr0;3,Pb1;0〜Pb1;3,Pr1;0〜Pr1;3,Pb2;0〜Pb2;3,Pr2;0〜Pr2;3,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;4〜Y0;13,Y1;4〜Y1;13,Y2;4〜Y2;13,Y3;4〜Y3;13,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;4〜Pb0;13,Pr0;4〜Pr0;13,Pb1;4〜Pb1;13,Pr1;4〜Pr1;13,Pb2;4〜Pb2;13,Pr2;4〜Pr2;13,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14A1を、分割された上位10ビットに基づくリンクA−1として、図46のAに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位4ビットY0;0〜Y0;3,Y1;0〜Y1;3,Y2;0〜Y2;3,Y3;0〜Y3;3,・・・・・に、6ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;3+α0,Y1;0〜Y1;3+α1,Y2;0〜Y2;3+α2,Y3;0〜Y3;3+α3,・・・・・とし、また、分割された下位4ビットPb0;0〜Pb0;3,Pr0;0〜Pr0;3,Pb1;0〜Pb1;3,Pr1;0〜Pr1;3,Pb2;0〜Pb2;3,Pr2;0〜Pr2;3,・・・・・に、6ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;3+β0,Pr0;0〜Pr0;3+β1,Pb1;0〜Pb1;3+β2,Pr1;0〜Pr1;3+β3,Pb2;0〜Pb2;3+β4,Pr2;0〜Pr2;3+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;3+α0,Y1;0〜Y1;3+α1,Y2;0〜Y2;3+α2,Y3;0〜Y3;3+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;3+β0,Pr0;0〜Pr0;3+β1,Pb1;0〜Pb1;3+β2,Pr1;0〜Pr1;3+β3,Pb2;0〜Pb2;3+β4,Pr2;0〜Pr2;3+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14A2を、分割された下位4ビットに基づくリンクA−2として、図46のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする28ビットワード列データであるディジタルデータDD14Aを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14A1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14A2との、2系統のワード列データに変換するのである。
また、図45のBに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする28ビットワード列データDD14Bに対しても、Yデータ系列を構成する14ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する14ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;4〜Y0;13,Y1;4〜Y1;13,Y2;4〜Y2;13,Y3;4〜Y3;13,・・・・・、及び、Pb0;4〜Pb0;13,Pr0;4〜Pr0;13,Pb1;4〜Pb1;13,Pr1;4〜Pr1;13,Pb2;4〜Pb2;13,Pr2;4〜Pr2;13,・・・・・と、下位4ビットY0;0〜Y0;3,Y1;0〜Y1;3,Y2;0〜Y2;3,Y3;0〜Y3;3,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;3,Pr0;0〜Pr0;3,Pb1;0〜Pb1;3,Pr1;0〜Pr1;3,Pb2;0〜Pb2;3,Pr2;0〜Pr2;3,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;4〜Y0;13,Y1;4〜Y1;13,Y2;4〜Y2;13,Y3;4〜Y3;13,・・・・・と、分割された上位10ビットの列;Pb0;4〜Pb0;13,Pr0;4〜Pr0;13,Pb1;4〜Pb1;13,Pr1;4〜Pr1;13,Pb2;4〜Pb2;13,Pr2;4〜Pr2;13,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14B1を、分割された上位10ビットに基づくリンクB−1として、図47のAに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位4ビットY0;0〜Y0;3,Y1;0〜Y1;3,Y2;0〜Y2;3,Y3;0〜Y3;3,・・・・・に、6ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を 々加えて、10ビットY0;0〜Y0;3+α0,Y1;0〜Y1;3+α1,Y2;0〜Y2;3+α2,Y3;0〜Y3;3+α3,・・・・・とし、また、分割された下位4ビットPb0;0〜Pb0;3,Pr0;0〜Pr0;3,Pb1;0〜Pb1;3,Pr1;0〜Pr1;3,Pb2;0〜Pb2;3,Pr2;0〜Pr2;3,・・・・・に、6ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;3+β0,Pr0;0〜Pr0;3+β1,Pb1;0〜Pb1;3+β2,Pr1;0〜Pr1;3+β3,Pb2;0〜Pb2;3+β4,Pr2;0〜Pr2;3+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;3+α0,Y1;0〜Y1;3+α1,Y2;0〜Y2;3+α2,Y3;0〜Y3;3+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;3+β0,Pr0;0〜Pr0;3+β1,Pb1;0〜Pb1;3+β2,Pr1;0〜Pr1;3+β3,Pb2;0〜Pb2;3+β4,Pr2;0〜Pr2;3+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14B2を、分割された下位4ビットに基づくリンクB−2として、図47のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする28ビットワード列データであるDD14Bを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14B1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14B2との、2系統のワード列データに変換するのである。
その結果、データ処理部111に供給されるディジタルデータDVXが、ワード伝送レートを148.5MBpsとする28ビットワード列データを成すディジタルデータDD14である場合には、データ処理部111において、ディジタルデータDD14が、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD14A1,DD14A2,DD14B1及びDD14B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDE14である場合には、ディジタルデータDE14も、図44に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする14ビットワード列データとされたYデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする14ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする28ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。それにより、データ処理部111において、ディジタルデータDE14が、ディジタルデータDD14の場合と同様にして、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDE14A1,DE14A2,DE14B1及びDE14B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDD16である場合には、ディジタルデータDD16は、図48に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする16ビットワード列データとされたYデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする16ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする32ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。
データ処理部111にあっては、図48に示される如くにして供給されるディジタルデータDD16に対して、Yデータ系列を構成する16ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する16ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を構成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする32ビットワード列データDD16Aを、リンクAとして、図49のAに示される如くに形成するとともに、グループ2を構成するYデータ系列及びP/Pデータ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする32ビットワード列データDD16Bを、リンクBとして、図49のBに示される如くに形成する。
次に、図49のAに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする32ビットワード列データDD16Aに対して、Yデータ系列を構成する16ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する16ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;6〜Y0;15,Y1;6〜Y1;15,Y2;6〜Y2;15,Y3;6〜Y3;15,・・・・・、及び、Pb0;6〜Pb0;15,Pr0;6〜Pr0;15,Pb1;6〜Pb1;15,Pr1;6〜Pr1;15,Pb2;6〜Pb2;15,Pr2;6〜Pr2;15,・・・・・と、下位6ビットY0;0〜Y0;5,Y1;0〜Y1;5,Y2;0〜Y2;5,Y3;0〜Y3;5,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;5,Pr0;0〜Pr0;5,Pb1;0〜Pb1;5,Pr1;0〜Pr1;5,Pb2;0〜Pb2;5,Pr2;0〜Pr2;5,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;6〜Y0;15,Y1;6〜Y1;15,Y2;6〜Y2;15,Y3;6〜Y3;15,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;6〜Pb0;15,Pr0;6〜Pr0;15,Pb1;6〜Pb1;15,Pr1;6〜Pr1;15,Pb2;6〜Pb2;15,Pr2;6〜Pr2;15,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16A1を、分割された上位10ビットに基づくリンクA−1として、図50のAに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位6ビットY0;0〜Y0;5,Y1;0〜Y1;5,Y2;0〜Y2;5,Y3;0〜Y3;5,・・・・・に、4ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;5+α0,Y1;0〜Y1;5+α1,Y2;0〜Y2;5+α2,Y3;0〜Y3;5+α3,・・・・・とし、また、分割された下位6ビットPb0;0〜Pb0;5,Pr0;0〜Pr0;5,Pb1;0〜Pb1;5,Pr1;0〜Pr1;5,Pb2;0〜Pb2;5,Pr2;0〜Pr2;5,・・・・・に、4ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;5+β0,Pr0;0〜Pr0;5+β1,Pb1;0〜Pb1;5+β2,Pr1;0〜Pr1;5+β3、Pb2;0〜Pb2;5+β4,Pr2;0〜Pr2;5+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;5+α0,Y1;0〜Y1;5+α1,Y2;0〜Y2;5+α2,Y3;0〜Y3;5+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;5+β0,Pr0;0〜Pr0;5+β1,Pb1;0〜Pb1;5+β2,Pr1;0〜Pr1;5+β3,Pb2;0〜Pb2;5+β4,Pr2;0〜Pr2;5+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16A2を、分割された下位6ビットに基づくリンクA−2として、図50のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする32ビットワード列データであるディジタルデータDD16Aを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16A1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16A2との、2系統のワード列データに変換するのである。
また、図49のBに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする32ビットワード列データDD16Bに対しても、Yデータ系列を構成する16ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、P/Pデータ系列を構成する16ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;6〜Y0;15,Y1;6〜Y1;15,Y2;6〜Y2;15,Y3;6〜Y3;15,・・・・・、及び、Pb0;6〜Pb0;15,Pr0;6〜Pr0;15,Pb1;6〜Pb1;15,Pr1;6〜Pr1;15,Pb2;6〜Pb2;15,Pr2;6〜Pr2;15,・・・・・と、下位6ビットY0;0〜Y0;5,Y1;0〜Y1;5,Y2;0〜Y2;5,Y3;0〜Y3;5,・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;5,Pr0;0〜Pr0;5,Pb1;0〜Pb1;5,Pr1;0〜Pr1;5,Pb2;0〜Pb2;5,Pr2;0〜Pr2;5,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された上位10ビットの列:Y0;6〜Y0;15,Y1;6〜Y1;15,Y2;6〜Y2;15,Y3;6〜Y3;15,・・・・・と、分割された上位10ビットの列:Pb0;6〜Pb0;15,Pr0;6〜Pr0;15,Pb1;6〜Pb1;15,Pr1;6〜Pr1;15,Pb2;6〜Pb2;15,Pr2;6〜Pr2;15,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16B1を、分割された上位10ビットに基づくリンクB−1として、図51のAに示される如くに形成する。
それとともに、分割された下位6ビットY0;0〜Y0;5,Y1;0〜Y1;5,Y2;0〜Y2;5,Y3;0〜Y3;5,・・・・・に、4ビットの補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫々加えて、10ビットY0;0〜Y0;5+α0,Y1;0〜Y1;5+α1,Y2;0〜Y2;5+α2,Y3;0〜Y3;5+α3,・・・・・とし、また、分割された下位6ビットPb0;0〜Pb0;5,Pr0;0〜Pr0;5,Pb1;0〜Pb1;5,Pr1;0〜Pr1;5,Pb2;0〜Pb2;5,Pr2;0〜Pr2;5,・・・・・に、4ビットの補助ビットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;5+β0,Pr0;0〜Pr0;5+β1,Pb1;0〜Pb1;5+β2,Pr1;0〜Pr1;5+β3,Pb2;0〜Pb2;5+β4,Pr2;0〜Pr2;5+β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y0;0〜Y0;5+α0,Y1;0〜Y1;5+α1,Y2;0〜Y2;5+α2,Y3;0〜Y3;5+α3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb0;5+β0,Pr0;0〜Pr0;5+β1,Pb1;0〜Pb1;5+β2,Pr1;0〜Pr1;5+β3,Pb2;0〜Pb2;5+β4,Pr2;0〜Pr2;5+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16B2を、分割された下位6ビットに基づくリンクB−2として、図51のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする32ビットワード列データであるディジタルDD16Bを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16B1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16B2との、2系統のワード列データに変換するのである。
その結果、データ処理部111に供給されるディジタルデータDVXが、ワード伝送レートを148.5MBpsとする32ビットワード列データを成すディジタルデータDD16である場合には、データ処理部111において、ディジタルデータDD16が、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD16A1,DD16A2,DD16B1及びDD16B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDE16である場合には、ディジタルデータDE16も、図48に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする16ビットワード列データとされたYデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする16ビットワード列データとされたP/Pデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする32ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。それにより、データ処理部111において、ディジタルデータDE16が、ディジタルデータDD16の場合と同様にして、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDE16A1,DE16A2,DE16B1及びDE16B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDI12である場合には、ディジタルデータDI12は、図52に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたGデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたBデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたRデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする36ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。
データ処理部111にあっては、図52に示される如くにして供給されるディジタルデータDI12に対して、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・、及び、Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を構成するGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする36ビットワード列データDI12Aを、リンクAとして、図53のAに示される如くに形成するとともに、グループ2を構成するGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする36ビットワード列データDI12Bを、リンクBとして、図53のBに示される如くに形成する。
次に、図53のAに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データDI12Aに対して、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・、及び、Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・と、下位2ビットG0;0〜G0;1,G1;0〜G1;1,G2;0〜G2;1,G3;0〜G3;1,・・・・・,B0;0〜B0;1,B1;0〜B1;1,B2;0〜B2;1,B3;0〜B3;1,・・・・・、及び、R0;0〜R0;1,R1;0〜R1;1,R2;0〜R2;1,R3;0〜R3;1,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された下位2ビットG0;0〜G0;1,B0;0〜B0;1及びR0;0〜R0;1をビット多重して6ビットGBR0(0〜1)を,分割された下位2ビットG1;0〜G1;1,B1;0〜B1;1及びR1;0〜R1;1をビット多重して6ビットGBR1(0〜1)を,下位2ビットG2;0〜G2;1,B2;0〜B2;1及びR2;0〜R2;1をビット多重して6ビットGBR2(0〜1)を,下位2ビットG3;0〜G3;1,B3;0〜B3;1及びR3;0〜R3;1をビット多重して6ビットGBR3(0〜1)を,・・・・・形成する。さらに、6ビットGBR0(0〜1),GBR1(0〜1),GBR2(0〜1),GBR3(0〜1),・・・・・に、4ビットの補助ビットγ0,γ1,γ2,γ3,・・・・・を夫々加えて、10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・とする。
さらに、分割された上位10ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・をグループ1とグループ2とに振り分けるとともに、グループ2に10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・を加えて、図54において太実線により区切られている如くにして区分された10ビットワードグループ1及び10ビットワードグループ2を得る。
そして、図54に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12A1を、リンクA−1として、図55のAに示される如くに形成するとともに、図54に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12A2を、リンクA−2として、図55のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データであるDI12Aを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12A1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12A2との、2系統のワード列データに変換するのである。
また、図53のBに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データDI12Bに対して、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・、及び、Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・と、下位2ビットG0;0〜G0;1,G1;0〜G1;1,G2;0〜G2;1,G3;0〜G3;1,・・・・・,B0;0〜B0;1,B1;0〜B1;1,B2;0〜B2;1,B3;0〜B3;1,・・・・・、及び、R0;0〜R0;1,R1;0〜R1;1,R2;0〜R2;1,R3;0〜R3;1,・・・・・とに分割する処理を施す。
続いて、分割された下位2ビットG0;0〜G0;1,B0;0〜B0;1及びR0;0〜R0;1をビット多重して6ビットGBR0(0〜1)を,分割された下位2ビットG1;0〜G1;1,B1;0〜B1;1及びR1;0〜R1;1をビット多重して6ビットGBR1(0〜1)を,下位2ビットG2;0〜G2;1,B2;0〜B2;1及びR2;0〜R2;1をビット多重して6ビットGBR2(0〜1)を,下位2ビットG3;0〜G3;1,B3;0〜B3;1及びR3;0〜R3;1をビット多重して6ビットGBR3(0〜1)を,・・・・・形成する。さらに、6ビットGBR0(0〜1),GBR1(0〜1),GBR2(0〜1),GBR3(0〜1),・・・・・に、4ビットの補助ビットγ0,γ1,γ2,γ3,・・・・・を夫々加えて、10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・とする。
さらに、分割された上位10ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・をグループ1とグループ2とに振り分けるとともに、グループ2に10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・を加えて、図54において太実線により区切られている如くにして区分された10ビットワードグループ1及び10ビットワードグループ2を得る。
そして、図54に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12B1を、リンクB−1として、図56のAに示される如くに形成するとともに、図54に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12B2を、リンクB−2として、図56のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データであるDI12Bを、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12B1と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12B2との、2系統のワード列データに変換するのである。
その結果、データ処理部111に供給されるディジタルデータDVXが、ワード伝送レートを148.5MBpsとする36ビットワード列データを成すディジタルデータDI12である場合には、データ処理部111において、ディジタルデータDI12が、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDI12A1,DI12A2,DI12B1及びDI12B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、ディジタルデータDJ12である場合には、ディジタルデータDJ12も、図52に示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたGデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたBデータ系列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワード列データとされたRデータ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする36ビットワード列データとして、データ処理部111に供給される。それにより、データ処理部111において、ディジタルデータDJ12が、ディジタルデータDI12の場合と同様にして、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDJ12A1,DJ12A2,DJ12B1及びDJ12B2の4系統のワード列データに変換されることになる。
ディジタルデータDVXが、データDVD10+DKD10であるとき、図57に示される如くに、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするKey信号データ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする40ビットパラレルデータとして、データ処理部111に供給される。
データ処理部111にあっては、図57に示される如くにして供給されるデータDVD10+DKD10に対して次の処理を施す。
先ず、図57に示されるデータDVD10+DKD10に対し、Gデータ系列を構成する10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する10ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・,Rデータ系列を構成する10ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を構成するGデータ系列,Bデータ系列,Cデータ系列及びKey信号データ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする40ビットワード列データDVD10Aを、リンクAとして、図58のAに示される如くに形成するとともに、グループ2を構成するGデータ系列,Bデータ系列,Cデータ系列及びKey信号データ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする40ビットワード列データDVD10Bを、リンクBとして、図58のBに示される如くに形成する。
次に、図58のAに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする40ビットワード列データDVD10Aを、図22において太実線により区切られている如くにして区分し、Gデータ系列を形成する10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を形成する10ビットワードBD0,BD2,・・・・・及びRデータ系列を形成する10ビットワードRD0,RD2,・・・・・を含む10ビットワードグループ1と、付加情報データ系列を形成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・,Bデータ系列を形成する10ビットワードBD1,BD3,・・・・・及びRデータ系列を形成する10ビットワードRD1,RD3,・・・・・を含む10ビットワードグループ2とに振り分ける。そして、図22に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする20ビットワード列データDVD10A1を、リンクA−1として、図59に示される如くに形成するとともに、図22に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD10A2を、リンクA−2として、図59に示される如くに形成する。
また、図58のBに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする40ビットワード列データDVD10Bを、図22において太実線により区切られている如くにして区分し、Gデータ系列を形成する10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を形成する10ビットワードBD0,BD2,・・・・・及びRデータ系列を形成する10ビットワードRD0,RD2,・・・・・を含む10ビットワードグループ1と、付加情報データ系列を形成する10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・,Bデータ系列を形成する10ビットワードBD1,BD3,・・・・・及びRデータ系列を形成する10ビットワードRD1,RD3,・・・・・を含む10ビットワードグループ2とに振り分ける。そして、図22に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする20ビットワード列データDVD10B1を、リンクB−1として、図60に示される如くに形成するとともに、図22に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD10B2を、リンクB−2として、図60に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを148.5MBpsとする40ビットワード列データを形成するデータDVD10+DKD10を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD10A1,DVD10A2,DVD10B1及びDVD10B2の4系統のワード列データに変換するのである。
データ処理部111は、上述の如くにして得たワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDD12A1,DD12A2,DD12B1及びDD12B2の組,DE12A1,DE12A2,DE12B1及びDE12B2の組,DD14A1,DD14A2,DD14B1及びDD14B2の組,DE14A1,DE14A2,DE14B1及びDE14B2の組,DD16A1,DD16A2,DD16B1及びDD16B2の組,DE16A1,DE16A2,DE16B1及びDE16B2の組,DI12A1,DI12A2,DI12B1及びDI12B2の組,DJ12A1,DJ12A2,DJ12B1及びDJ12B2の組、及び、DVD10A1,DVD10A2,DVD10B1及びDVD10B2の組のいずれかを、20ビットワード列データDPA1(20),DPA2(20),DPB1(20)及びDPB2(20)の組として導出する。
図38に示される送信側におけるデータ処理部111から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA1(20)は、データ挿入部112に供給される。データ挿入部112にあっては、20ビットワード列データDPA1(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAA1を挿入し、補助データDAA1が挿入された20ビットワード列データDPA1’(20)を形成する。データ挿入部112から得られる20ビットワード列データDPA1’(20)は、P/S変換部113に供給される。
P/S変換部113にあっては、20ビットワード列データDPA1’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPA1’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSA1を形成し、そのシリアルデータDSA1をビット多重部114に供給する。
データ処理部111から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA2(20)は、データ挿入部115に供給される。データ挿入部115にあっては、20ビットワード列データDPA2(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAA2を挿入し、補助データDAA2が挿入された20ビットワード列データDPA2’(20)を形成する。データ挿入部115から得られる20ビットワード列データDPA2’(20)は、P/S変換部116に供給される。
P/S変換部116にあっては、20ビットワード列データDPA2’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPA2’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSA2を形成し、そのシリアルデータDSA2をビット多重部114に供給する。
ビット多重部114にあっては、シリアルデータDSA1及びシリアルデータDSA2の夫々から1ビットずつを交互に取り出して順次配列する動作を行い、シリアルデータDSA1とシリアルデータDSA2とにビット多重合成処理を施して、ビット伝送レートを1.485Gbps×2=2.97Gbpsとする複合シリアルデータDSAZを形成する。
ビット多重部114から得られる複合シリアルデータDSAZは、E/O変換部117に供給される。E/O変換部117においては、複合シリアルデータDSAZに電光変換処理を施し、シリアルデータDSAZに基づく中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OZAを、ビット伝送レートを2.97Gbpsとするものとして形成し、それを合波部118へと導出する。
また、データ処理部111から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB1(20)は、データ挿入部119に供給される。データ挿入部119にあっては、20ビットワード列データDPB1(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAB1を挿入し、補助データDAB1が挿入された20ビットワード列データDPB1’(20)を形成する。データ挿入部119から得られる20ビットワード列データDPB1’(20)は、P/S変換部120に供給される。
P/S変換部120にあっては、20ビットワード列データDPB1’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPB1’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSB1を形成し、そのシリアルデータDSB1をビット多重部121に供給する。
データ処理部111から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB2(20)は、データ挿入部122に供給される。データ挿入部122にあっては、20ビットワード列データDPB2(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAB2を挿入し、補助データDAB2が挿入された20ビットワード列データDPB2’(20)を形成する。データ挿入部122から得られる20ビットワード列データDPB2’(20)は、P/S変換部123に供給される。
P/S変換部123にあっては、20ビットワード列データDPB2’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPB2’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSB2を形成し、そのシリアルデータDSB2をビット多重部121に供給する。
ビット多重部121にあっては、シリアルデータDSB1及びシリアルデータDSB2の夫々から1ビットずつを交互に取り出して順次配列する動作を行い、シリアルデータDSB1とシリアルデータDSB2とにビット多重合成処理を施して、ビット伝送レートを1.485Gbps×2=2.97Gbpsとする複合シリアルデータDSBZを形成する。
ビット多重部121から得られる複合シリアルデータDSBZは、E/O変換部124に供給される。E/O変換部124においては、複合シリアルデータDSBZに電光変換処理を施し、シリアルデータDSBZに基づく中心波長を、例えば、略1.55μmとする光信号OZBを、ビット伝送レートを2.97Gbpsとするものとして形成し、それを合波部118へと導出する。
合波部118は、例えば、ファイバー型WDMカップラによって形成される。合波部118にあっては、中心波長を略1.3μmとする光信号OZAと中心波長を略1.55μmとする光信号OZBとを合波して多重化し、多重光信号OZABを形成して、それを伝送信号として送出する。斯かるもとにおいて、ビット多重部114及び121,E/O変換部117及び124及び合波部118は、P/S変換部113,116,120及び123から夫々得られるシリアルデータDSA1,DSA2,DSB1及びDSB2を伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
合波部118から送出される伝送信号である多重光信号OZABは、光コネクタ125を通じて光ファイバー伝送路126に導かれ、光ファイバー伝送路126を通じて図39に示される受信側へと伝送される。光ファイバー伝送路126は、例えば、石英系SMFが用いられて形成される。
図39に示される受信側においては、光ファイバー伝送路126を通じて伝送された多重光信号OZABが、光コネクタ127を通じて分波部128へと導かれる。分波部128は、例えば、ファイバー型WDMカップラが分波手段として用いられて形成される。そして、分波部128にあっては、多重光信号OZABを、中心波長を略1.3μmとする成分と中心波長を略1.55μmとする成分とに分波して、ビット伝送レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OZAと、ビット伝送レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OZBとを再生する。分波部128により再生された光信号OZA及びOZBは、夫々、O/E変換部129及び130へと導かれる。
O/E変換部129にあっては、中心波長を略1.3μmとする光信号OZAに光電変換処理を施して、ビット伝送レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OZAに基づく、ビット伝送レートを2.97Gbpsとする複合シリアルデータDSAZを再生する。そして、再生された複合シリアルデータDSAZは、ビット分離部131に供給される。
O/E変換部130にあっては、中心波長を略1.55μmとする光信号OZBに光電変換処理を施して、ビット伝送レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OZBに基づく、ビット伝送レートを2.97Gbpsとする複合シリアルデータDSBZを再生する。そして、再生された複合シリアルデータDSBZは、ビット分離部132に供給される。
ビット分離部131にあっては、複合シリアルデータDSAZから1ビットずつを順次取り出して、2個の一つ置きのビットのグループを形成する動作を行い、複合シリアルデータDSAZにビット分離処理を施す。そして、複合シリアルデータDSAZに含まれたチャンネル識別データを利用してチャンネルを特定し、複合シリアルデータDSAZに基づく、各々がビット伝送レートを2.97Gbps/2=1.485Gbpsとする2チャンネルのシリアルデータDSA1及びDSA2を形成する。シリアルデータDSA1は、S/P変換部133に供給され、また、シリアルデータDSA2は、S/P変換部134に供給される。
S/P変換部133にあっては、シリアルデータDSA1にS/P変換を施して、シリアルデータDSA1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA1’(20)を再生し、それをデータ分離部135に供給する。データ分離部135にあっては、20ビットワード列データDPA1’(20)から、チャンネル識別データを含んだ補助データDAA1が分離されて、20ビットワード列データDPA1(20)と補助データDAA1とが個別に送出され、20ビットワード列データDPA1(20)は、データ時間差吸収部136に供給される。
S/P変換部134にあっては、シリアルデータDSA2にS/P変換を施して、シリアルデータDSA2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA2’(20)を再生し、それをデータ分離部137に供給する。データ分離部137にあっては、20ビットワード列データDPA2’(20)から、チャンネル識別データを含んだ補助データDAA2が分離されて、20ビットワード列データDPA2(20)と補助データDAA2とが個別に送出され、20ビットワード列データDPA2(20)は、データ時間差吸収部136に供給される。
また、ビット分離部132にあっては、複合シリアルデータDSBZから1ビットずつを順次取り出して、2個の一つ置きのビットのグループを形成する動作を行い、複合シリアルデータDSBZにビット分離処理を施す。そして、複合シリアルデータDSBZに含まれたチャンネル識別データを利用してチャンネルを特定し、複合シリアルデータDSBZに基づく、各々がビット伝送レートを2.97Gbps/2=1.485Gbpsとする2チャンネルのシリアルデータDSB1及びDSB2を形成する。シリアルデータDSB1は、S/P変換部139に供給され、また、シリアルデータDSB2は、S/P変換部140に供給される。
S/P変換部139にあっては、シリアルデータDSB1にS/P変換を施して、シリアルデータDSB1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB1’(20)を再生し、それをデータ分離部141に供給する。データ分離部141にあっては、20ビットワード列データDPB1’(20)から、チャンネル識別データを含んだ補助データDAB1が分離されて、20ビットワード列データDPB1(20)と補助データDAB1とが個別に送出され、20ビットワード列データDPB1(20)は、データ時間差吸収部136に供給される。
S/P変換部140にあっては、シリアルデータDSB2にS/P変換を施して、シリアルデータDSB2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPB2’(20)を再生し、それをデータ分離部142に供給する。データ分離部142にあっては、20ビットワード列データDPB2’(20)から、チャンネル識別データを含んだ補助データDAB2が分離されて、20ビットワード列データDPB2(20)と補助データDAB2とが個別に送出され、20ビットワード列データDPB2(20)は、データ時間差吸収部136に供給される。
データ時間差吸収部136にあっては、データ分離部135からの20ビットワード列データDPA1(20)と、データ分離部137からの20ビットワード列データDPA2(20)と、データ分離部141からの20ビットワード列データDPB1(20)と、データ分離部142からの20ビットワード列データDPB2(20)との間に生じた相互時間差を吸収し、20ビットワード列データDPA1(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDQA1(20)と、20ビットワード列データDPA2(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDQA2(20)と、20ビットワード列データDPB1(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDQB1(20)と、20ビットワード列データDPB2(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDQB2(20)とを、相互時間差が実質的に無い状態に維持されることが目指されるものとして送出する。
データ時間差吸収部136から得られる20ビットワード列データDQA1(20),DQA2(20),DQB1(20)、及び、DQB2(20)は、データ再生処理部138に供給される。
データ再生処理部138にあっては、20ビットワード列データDQA1(20),DQA2(20),DQB1(20)及びDQB2(20)に対して、送信側におけるデータ処理部111によりディジタルデータDVXに施されるデータ変換処理とは逆のデータ再生処理を施し、20ビットワード列データDQA1(20),DQA2(20),DQB1(20)及びDQB2(20)に基づくディジタルデータDVXを再生する。斯かるディジタルデータDVXは、ディジタルデータDD12,DE12,DD14,DE14,DD16,DE16,DI12及びDJ12のいずれか、もしくは、データDVD10+DKD10とされる。
なお、図38に示される送信側において、合波部118を用いることなく、E/O変換部117及び124から導出される光信号OZA及びOZBを、個別の伝送信号として、夫々、別個に設けられた2個の光ファイバー伝送路を通じて伝送するようになすこともできる。その際、E/O変換部117及び124の両者を、光信号OZA及びOZBの夫々を、実質的に同じ中心波長、例えば、略1.3μmを有するように形成するものとなすことができる。
さらには、図38に示される送信側において、ビット多重部114及び121,E/O変換部117及び124及び合波部118に代えて、P/S変換部113,116,120及び123から得られるシリアルデータDSA1,DSA2,DSB1及びDSB2を夫々光信号に変換する4個のE/O変換部を設け、それら4個のE/O変換部から導出される4つの光信号を、個別の伝送信号として、夫々、別個に設けられた4個の光ファイバー伝送路を通じて伝送するようになすこともできる。
図61は、本発明に係るデータ伝送方法の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す第8の例を含んだデータ送受装置の部分を示す。
図61に部分が示されるデータ送受装置は、図38及び図39に示されるデータ送受装置と同様に構成される部分を多々有しており、図61には、図38及び図39に示されるデータ送受装置と異なる部分及びそれに関連する部分のみが示されている。
図61に部分が示されるデータ送受装置にあっては、図38及び図39に示されるデータ送受装置において備えられているビット多重部114及び121,E/O変換部117及び124,O/E変換部129及び130、及び、ビット分離部131及び132は備えられていず、それらに代えて、E/O変換部145,146,147及び148、及び、O/E変換部154,155,156及び157が備えられている。また、図38及び図39に示されるデータ送受装置において備えられている合波部118及び分波部128に夫々代えて合波部149及び分波部153が備えられている。さらに、図38及び図39に示されるデータ送受装置において備えられている光コネクタ125,光ファイバー伝送路126及び光コネクタ127に代えて、光コネクタ150,光ファイバー伝送路151及び光コネクタ152が備えられている。
斯かる図61に部分が示されるデータ送受装置においては、P/S変換部113からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA1がE/O変換部145に供給され、P/S変換部116からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA2がE/O変換部146に供給され、P/S変換部120からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB1がE/O変換部147に供給され、さらに、P/S変換部123からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB2がE/O変換部148に供給される。
E/O変換部145においては、P/S変換部113からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA1に電光変換処理を施し、シリアルデータDSA1に基づく、中心波長を、例えば、略1.511μmとする光信号OSA1を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部149へと導く。E/O変換部146においては、P/S変換部116からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA2に電光変換処理を施し、シリアルデータDSA2に基づく、中心波長を、例えば、略1.531μmとする光信号OSA2を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部149へと導く。E/O変換部147においては、P/S変換部120からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB1に電光変換処理を施し、シリアルデータDSB1に基づく、中心波長を、例えば、略1.551μmとする光信号OSB1を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部149へと導く。さらに、E/O変換部148においては、P/S変換部123からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB2に電光変換処理を施し、シリアルデータDSB2に基づく、中心波長を、例えば、略1.571μmとする光信号OSB2を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部149へと導く。
合波部149にあっては、中心波長を略1.511μmとする光信号OSA1と中心波長を略1.531μmとする光信号OSA2と中心波長を略1.551μmとする光信号OSB1と中心波長を略1.571μmとする光信号OSB2とを合波して多重化し、多重光信号OZZを形成して、それを伝送信号として送出する。斯かるもとで、E/O変換部145〜148と合波部149とは、P/S変換部113,116,120及び123から夫々得られるシリアルデータDSA1,DSA2,DSB1及びDSB2を伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
このようにして、合波部149において多重化される光信号OSA1,OSA2,OSB1及びOSB2は、それらの中心波長が略0.020μ(20nm)ずつ隔たっているにすぎない、相互に極めて近接した波長を有するもとで多重化されて、多重光信号OZZを形成するものとされており、E/O変換部145〜148と合波部149とを含む部分においては、Coase Wavelength Division Multiplexing(CWDM)と称される波長多重技術が用いられる。
合波部149から送出される伝送信号である多重光信号OZZは、光コネクタ150を通じて光ファイバー伝送路151に導かれ、光ファイバー伝送路151を通じて受信側へと伝送される。
受信側においては、光ファイバー伝送路151を通じて伝送された多重光信号OZZが、光コネクタ152を通じて分波部153へと導かれる。分波部153にあっては、多重光信号OZZを、中心波長を略1.511μmとする成分と中心波長を略1.531μmとする成分と中心波長を略1.551μmとする成分と中心波長を略1.571μmとする成分とに分波して、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.511μmとする光信号OSA1と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.531μmとする光信号OSA2と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.551μmとする光信号OSB1と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.571μmとする光信号OSB2とを再生する。
分波部153により再生された光信号OSA1,OSA2,OSB1及びOSB2は、夫々、O/E変換部154,155,156及び157へと導かれる。O/E変換部154にあっては、中心波長を略1.511μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSA1に光電変換処理を施して、光信号OSA1に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA1を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSA1は、S/P変換部133に供給される。O/E変換部155にあっては、中心波長を略1.531μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSA2に光電変換処理を施して、光信号OSA2に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA2を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSA2は、S/P変換部134に供給される。O/E変換部156にあっては、中心波長を略1.551μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSB1に光電変換処理を施して、光信号OSB1に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB1を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSB1は、S/P変換部139に供給される。さらに、O/E変換部157にあっては、中心波長を略1.571μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSB2に光電変換処理を施して、光信号OSB2に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB2を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSB2は、S/P変換部140供給される。その他の動作は、図38及び図39に示されるデータ送受装置の場合と同様である。
図62及び図63は、本発明に係るデータ伝送方法の第14もしくは第15の態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第14もしくは第15の態様を成す第9の例を含んだデータ送受装置を示す。
図62及び図63に示されるデータ送受装置においては、本発明に係るデータ伝送装置の第9の例を構成する送信側において、ディジタルデータDVXがデータ処理部191に供給される。
ディジタルデータDVXは、ディジタルデータDD12もしくはDE12に量子化ビット数を12ビットとするKey信号データ系列DKC12が付加されたデータDVC12+DKC12;ディジタルデータDD14もしくはDE14に量子化ビット数を14ビットとするKey信号データ系列DKC14が付加されたデータDVC14+DKC14;ディジタルデータDD16もしくはDE16に量子化ビット数を16ビットとするKey信号データ系列DKC16が付加されたデータDVC16+DKC16;ディジタルデータDI12もしくはDJ12に量子化ビット数を12ビットとするKey信号データ系列DKD12が付加されたデータDVD12+DKD12とされる。
ディジタルデータDVXが、データDVC12+DKC12である場合、図64に示される如くの、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするKey信号データ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする36ビットパラレルデータとして、データ処理部191に供給される。
データ処理部191にあっては、図64に示される如くにして供給されるデータDVC12+DKC12に対して、次の処理を施す。
先ず、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・,P/Pデータ系列を構成する12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける。そして、グループ1を形成するYデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする36ビットワード列データDVC12Aを、リンクAとして、図65のAに示される如くに形成するとともに、グループ2を形成するYデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする36ビットワード列データDVC12Bを、リンクBとして、図65のBに示される如くに形成する。
次に、図65のAに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データDVC12Aにおける、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・,P/Pデータ系列を構成する10ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・,Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットY0;0−1 Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・,Pb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr2;0−1,・・・・・、及び、A0;0−1 A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
そして、分割された上位10ビットの列:Y0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・と分割された上位10ビットの列:Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12A1を、リンクA−1として、図66に示される如くに形成する。
また、分割された下位2ビットY0;0−1,Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットc0,c1,c2,c3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[Y0;0−1]+c0,[Y1;0−1]+c1,[Y2;0−1]+c2,[Y3;0−1]+c3,・・・・・とするとともに、分割された下位2ビットPb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr0;2−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットd0,d1,d2,d3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[Pb0;0−1]+d0,[Pr0;0−1]+d1,[Pb1;0−1]+d2,[Pr1;0−1]+d3,[Pb2;0−1]+d4,[Pr2;0−1]+d5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:[Y0;0−1]+c0,[Y1;0−1]+c1,[Y2;0−1]+c2,[Y3;0−1]+c3,・・・・・と10ビットの列:[Pb0;0−1]+d0,[Pr0;0−1]+d1,[Pb1;0−1]+d2,[Pr1;0−1]+d3,[Pb2;0−1]+d4,[Pr2;0−1]+d5,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12A2を、リンクA−2として、図66に示される如くに形成する。
さらに、分割された下位2ビットA0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットe0,e1,e2,e3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とし、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と10ビットの列:[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12CAを、リンクC−1として、図66に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データを形成するDVC12Aを、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12A1,DVC12A2及びDVC12CAの3系統のワード列データに変換するのである。
また、図65のBに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データDVC12Bにおける、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD3,・・・・・,P/Pデータ系列を構成する10ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・,Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットY0;0−1 Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・,Pb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr2;0−1,・・・・・、及び、A0;0−1 A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
そして、分割された上位10ビットの列:Y0;2−11,Y1;2−11,Y2;2−11,Y3;2−11,・・・・・と分割された上位10ビットの列:Pb0;2−11,Pr0;2−11,Pb1;2−11,Pr1;2−11,Pb2;2−11,Pr2;2−11,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12B1を、リンクB−1として、図67に示される如くに形成する。
また、分割された下位2ビットY0;0−1,Y1;0−1,Y2;0−1,Y3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットc0,c1,c2,c3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[Y0;0−1]+c0,[Y1;0−1]+c1,[Y2;0−1]+c2,[Y3;0−1]+c3,・・・・・とするとともに、分割された下位2ビットPb0;0−1,Pr0;0−1,Pb1;0−1,Pr1;0−1,Pb2;0−1,Pr2;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットd0,d1,d2,d3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[Pb0;0−1]+d0,[Pr0;0−1]+d1,[Pb1;0−1]+d2,[Pr1;0−1]+d3,[Pb2;0−1]+d4,[Pr2;0−1]+d5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:[Y0;0−1]+c0,[Y1;0−1]+c1,[Y2;0−1]+c2,[Y3;0−1]+c3,・・・・・と10ビットの列:[Pb0;0−1]+d0,[Pr0;0−1]+d1,[Pb1;0−1]+d2,[Pr1;0−1]+d3,[Pb2;0−1]+d4,[Pr2;0−1]+d5,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12B2を、リンクB−2として、図67に示される如くに形成する。
さらに、分割された下位2ビットA0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットe0,e1,e2,e3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とし、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と10ビットの列:[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12CBを、リンクC−2として、図67に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワード列データを形成するDVC12Bを、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12B1,DVC12B2及びDVC12CBの3系統のワード列データに変換するのである。
従って、ディジタルデータDVXとして図64に示される如くの状態で供給されるDVC12+DKC12を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12A1,DVC12A2,DVC12CA,DVC12B1,DVC12B2及びDVC12CBの6系統のワード列データに変換することになる。
ディジタルデータDVXが、データDVC14+DKC14もしくはDVC16+DKC16である場合には、各々が量子化ビット数を14ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を14ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするKey信号データ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする42ビットパラレルデータとして、もしくは、各々が量子化ビット数を16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするYデータ系列及びP/Pデータ系列と、Yデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするKey信号データ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする48ビットパラレルデータとして、データ処理部191に供給される。
斯かる際にも、データ処理部191は、データDVC14+DKC14もしくはDVC16+DKC16に対して、データDVC12+DKC12に対する場合と同様な処理を施す。但し、Yデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列を構成する12ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位2ビットとに分割する動作に代えて、Yデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列を構成する14ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位4ビットとに分割する動作、もしくは、Yデータ系列,P/Pデータ系列及びKey信号データ系列を構成する16ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位6ビットとに分割する動作を行う。
そして、ワード伝送レートを148.5MBpsとする42ビットワード列データもしくは48ビットワード列データを形成するデータDVC14+DKC14もしくはDVC16+DKC16を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC14A1,DVC14A2,DVC14CA,DVC14B1,DVC14B2及びDVC14CB、もしくは、DVC16A1,DVC16A2,DVC16CA,DVC16B1,DVC16B2及びDVC16CBの6系統のワード列データに変換する。
ディジタルデータDVXが、データDVD12+DKD12である場合、図68に示される如くの、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列と、Gデータ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとするKey信号データ系列とが、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする48ビットパラレルデータとして、データ処理部191に供給される。
データ処理部191にあっては、図68に示される如くにして供給されるデータDVD12+DKD12に対して次の処理を施す。
先ず、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・,Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2とに振り分ける。そして、グループ1を形成するGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及びKey信号データ系列の夫々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする48ビットワード列データDVD12Aを、リンクAとして、図69のAに示される如くに形成するとともに、グループ2を形成するGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列及びKey信号データ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/2=74.25MBpsとする48ビットワード列データDVD12Bを、リンクBとして、図69のBに示される如くに形成する。
次に、図69のAに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする48ビットワード列データDVD12Aにおける、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・,Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットG0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・,B0;2−11,B1;2−11,B2;2−11,B3;2−11,・・・・・,R0;2−11,R1;2−11,R2;2−11,R3;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットG0;0−1,G1;0−1,G2;0−1,G3;0−1,・・・・・,B0;0−1,B1;0−1,B2;0−1,B3;0−1,・・・・・,R0;0−1,R1;0−1,R2;0−1,R3;0−1,・・・・・,A0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
そして、分割された下位2ビットG0;0−1,G1;0−1,G2;0−1,G3;0−1,・・・・・,B0;0−1,B1;0−1,B2;0−1,B3;0−1,・・・・・,R0;0−1,R1;0−1,R2;0−1,R3;0−1,・・・・・に基づいて、G0;0−1とB0;0−1とR0;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf0を加えて得られる10ビット[GBR0:0−1]+f0,G1;0−1とB1;0−1とR1;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf1を加えて得られる10ビット[GBR1:0−1]+f1,G2;0−1とB2;0−1とR2;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf2を加えて得られる10ビット[GBR2:0−1]+f2,G3;0−1とB3;0−1とR3;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf3を加えて得られる10ビット[GBR3:0−1]+f3,・・・・・を形成する。
続いて、図70に示される如くの、分割された上位10ビットの列:G0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・,B0;2−11,B1;2−11,B2;2−11,B3;2−11,・・・・・、及び、R0;2−11,R1;2−11,R2;2−11,R3;2−11,・・・・・と、形成された10ビットの列:[GBR0:0−1]+f0,[GBR1:0−1]+f1,[GBR2:0−1]+f2,[GBR3:0−1]+f3,・・・・・とを、図70において太実線により区切られている如くに区分し、分割された上位10ビットの列:G0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・と、分割された上位10ビット:B0;2−11,B2;2−11,B4;2−11,・・・・・、及び、R0;2−11,R2;2−11,R4;2−11,・・・・・とを含む10ビットワードグループ1と、分割された上位10ビット:B1;2−11,B3;2−11,B5;2−11,・・・・・及びR1;2−11,R3;2−11,R5;2−11,・・・・・と、形成された10ビットの列:[GBR0:0−1]+f0,[GBR1:0−1]+f1,[GBR2:0−1]+f2,[GBR3:0−1]+f3,・・・・・とを含む10ビットワードグループ2とに振り分ける。
そして、図70に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする20ビットワード列データDVD12A1を、リンクA−1として、図71に示される如くに形成するとともに、図70に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD12A2を、リンクA−2として、図71に示される如くに形成する。
さらに、分割された下位2ビットA0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットe0,e1,e2,e3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とし、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と10ビットの列:[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD12CAを、リンクC−1として、図71に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする48ビットワード列データDVD12Aを、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD12A1,DVD12A2及びDVD12CAの3系統のワード列データに変換するのである。
また、図69のBに示される如くの、ワード伝送レートを74.25MBpsとする48ビットワード列データDVD12Bにおける、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・,Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・・、及び、Key信号データ系列を構成する12ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・の夫々を、上位10ビットG0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・,B0;2−11,B1;2−11,B2;2−11,B3;2−11,・・・・・,R0;2−11,R1;2−11,R2;2−11,R3;2−11,・・・・・、及び、A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と、下位2ビットG0;0−1,G1;0−1,G2;0−1,G3;0−1,・・・・・,B0;0−1,B1;0−1,B2;0−1,B3;0−1,・・・・・,R0;0−1,R1;0−1,R2;0−1,R3;0−1,・・・・・,A0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・とに分割する。
そして、分割された下位2ビットG0;0−1,G1;0−1,G2;0−1,G3;0−1,・・・・・,B0;0−1,B1;0−1,B2;0−1,B3;0−1,・・・・・,R0;0−1,R1;0−1,R2;0−1,R3;0−1,・・・・・に基づいて、G0;0−1とB0;0−1とR0;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf0を加えて得られる10ビット[GBR0:0−1]+f0,G1;0−1とB1;0−1とR1;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf1を加えて得られる10ビット[GBR1:0−1]+f1,G2;0−1とB2;0−1とR2;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf2を加えて得られる10ビット[GBR2:0−1]+f2,G3;0−1とB3;0−1とR3;0−1とをビット多重するとともに4ビットの補助ビットf3を加えて得られる10ビット[GBR3:0−1]+f3,・・・・・を形成する。
続いて、図70に示される如くの、分割された上位10ビットの列:G0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・,B0;2−11,B1;2−11,B2;2−11,B3;2−11,・・・・・、及び、R0;2−11,R1;2−11,R2;2−11,R3;2−11,・・・・・と、形成された10ビットの列:[GBR0:0−1]+f0,[GBR1:0−1]+f1,[GBR2:0−1]+f2,[GBR3:0−1]+f3,・・・・・とを、図70において太実線により区切られている如くに区分し、分割された上位10ビットの列:G0;2−11,G1;2−11,G2;2−11,G3;2−11,・・・・・と、分割された上位10ビット:B0;2−11,B2;2−11,B4;2−11,・・・・・、及び、R0;2−11,R2;2−11,R4;2−11,・・・・・とを含む10ビットワードグループ1と、分割された上位10ビット:B1;2−11,B3;2−11,B5;2−11,・・・・・及びR1;2−11,R3;2−11,R5;2−11,・・・・・と、形成された10ビットの列:[GBR0:0−1]+f0,[GBR1:0−1]+f1,[GBR2:0−1]+f2,[GBR3:0−1]+f3,・・・・・とを含む10ビットワードグループ2とに振り分ける。
そして、図70に示される10ビットワードグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする20ビットワード列データDVD12B1を、リンクB−1として、図72に示される如くに形成するとともに、図70に示される10ビットワードグループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD12B2を、リンクB−2として、図72に示される如くに形成する。
さらに、分割された下位2ビットA0;0−1,A1;0−1,A2;0−1,A3;0−1,・・・・・に、8ビットの補助ビットe0,e1,e2,e3,・・・・・を夫々加えて、10ビット[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とし、分割された上位10ビットの列:A0;2−11,A1;2−11,A2;2−11,A3;2−11,・・・・・と10ビットの列:[A0;0−1]+e0,[A1;0−1]+e1,[A2;0−1]+e2,[A3;0−1]+e3,・・・・・とをパラレル多重して、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD12CBを、リンクC−2として、図72に示される如くに形成する。
即ち、ワード伝送レートを74.25MBpsとする48ビットワード列データDVD12Bを、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD12B1,DVD12B2及びDVD12CBの3系統のワード列データに変換するのである。
従って、ディジタルデータDVXとして図68に示される如くの状態で供給されるデータDVD12+DKD12を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVD12A1,DVD12A2,DVD12CA,DVD12B1,DVD12B2及びDVD12CBの6系統のワード列データに変換することになる。
データ処理部191は、上述の如くにして得たワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDVC12A1,DVC12A2,DVC12CA,DVC12B1,DVC12B2及びDVC12CBの組,DVC14A1,DVC14A2,DVC14CA,DVC14B1,DVC14B2及びDVC14CBの組,DVC16A1,DVC16A2,DVC16CA,DVC16B1,DVC16B2及びDVC16CBの組、及び、DVD12A1,DVD12A2,DVD12CA,DVD12B1,DVD12B2及びDVD12CBの組のいずれかを、20ビットワード列データDPA1(20),DPA2(20),DPCA(20),DPB1(20),DPB2(20),DPCB(20)の組として導出する。
データ処理部191から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA1(20)は、データ挿入部192に供給される。データ挿入部192にあっては、20ビットワード列データDPA1(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAA1を挿入し、補助データDAA1が挿入された20ビットワード列データDPA1’(20)を形成する。データ挿入部192から得られる20ビットワード列データDPA1’(20)は、P/S変換部193に供給される。
P/S変換部193にあっては、20ビットワード列データDPA1’(20)にP/S変換を施して、20ビットワード列データDPA1’(20)に基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSA1を形成し、そのシリアルデータDSA1をE/O変換部194に供給する。
E/O変換部194においては、シリアルデータDSA1に電光変換処理を施し、シリアルデータDSA1に基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSA1を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを伝送信号として送出する。
また、データ処理部191から送出されるワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA2(20),DPCA(20),DPB1(20),DPB2(20)及びDPCB(20)は、夫々、データ挿入部195,196,197,198及び199に供給される。データ挿入部195〜199にあっては、20ビットワード列データDPA2(20),DPCA(20),DPB1(20),DPB2(20)及びDPCB(20)に、必要に応じたチャンネル識別データを含む補助データDAA2,DACA,DAB1,DAB2及びDACBを挿入し、補助データが挿入された20ビットワード列データDPA2’(20),DPCA’(20),DPB1’(20),DPB2’(20)及びDPCB’(20)を形成する。データ挿入部195〜199から得られる20ビットワード列データDPA2’(20),DPCA’(20),DPB1’(20),DPB2’(20)及びDPCB’(20)は、夫々、P/S変換部200,201,202,203及び204に供給される。
P/S変換部200〜204にあっては、20ビットワード列データDPA2’(20),DPCA’(20),DPB1’(20),DPB2’(20)及びDPCB’(20)にP/S変換を施して、それらに基づくビット伝送レートを74.25MBps×20=1.485GbpsとするシリアルデータDSA2,DSCA,DSB1,DSB2及びDSCBを形成し、それらをE/O変換部205,206,207,208及び209に供給する。
E/O変換部205〜209においては、シリアルデータDSA2,DSCA,DSB1,DSB2及びDSCBに電光変換処理を施し、それらに基づく、中心波長を、例えば、略1.3μmとする光信号OSA2,OSCA,OSB1,OSB2及びOSCBを、各々がビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを伝送信号として送出する。
斯かるもとで、E/O変換部194及び205〜209は、P/S変換部193及び200〜204から夫々得られるシリアルデータDSA1,DSA2,DSCA,DSB1,DSB2及びDSCBを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
E/O変換部194から送出される伝送信号である光信号OSA1は、光コネクタ210を通じて光ファイバー伝送路211に導かれ、光ファイバー伝送路211を通じて受信側へと伝送される。また、E/O変換部205〜209から送出される伝送信号である光信号OSA2,OSCA,OSB1,OSB2及びOSCBは、夫々、光コネクタ212,213,214,215及び216を通じて光ファイバー伝送路217,218,219,220及び221に導かれ、光ファイバー伝送路217〜221を通じて受信側へと伝送される。光ファイバー伝送路211及び217〜221の夫々は、例えば、石英系SMFが用いられて形成される。
受信側においては、光ファイバー伝送路211を通じて伝送された光信号OSA1が、光コネクタ225を通じてO/E変換部226へと導かれる。また、光ファイバー伝送路217〜221を通じて伝送された光信号OSA2,OSCA,OSB1,OSB2及びOSCBが、夫々、光コネクタ227,228,229,230及び231を通じてO/E変換部232,233,234,235及び236へと導かれる。
O/E変換部226にあっては、中心波長を略1.3μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSA1に光電変換処理を施して、光信号OSA1に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA1を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSA1は、S/P変換部240に供給される。S/P変換部240にあっては、シリアルデータDSA1にS/P変換を施して、シリアルデータDSA1に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA1’(20)を再生し、それをデータ時間差吸収部241に供給する。
また、O/E変換部232〜236にあっては、中心波長を略1.3μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSA2,OSCA,OSB1,OSB2及びOSCBに光電変換処理を施して、それらに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA2,DSCA,DSB1,DSB2及びDSCBを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSA2,DSCA,DSB1,DSB2及びDSCBは、夫々、S/P変換部242,243,244,245及び246に供給される。S/P変換部242〜246にあっては、シリアルデータDSA2,DSCA,DSB1,DSB2及びDSCBにS/P変換を施して、それらに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA2’(20),DPCA’(20),DPB1’(20),DPB2’(20)及びDPCB’(20)を再生し、それらをデータ時間差吸収部241に供給する。
データ時間差吸収部241にあっては、S/P変換部240からの20ビットワード列データDPA1’(20)及びS/P変換部242〜246からの20ビットワード列データDPA2’(20),DPCA’(20),DPB1’(20),DPB2’(20)及びDPCB’(20)の間に生じた相互時間差を吸収し、20ビットワード列データDPA1’(20)に基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA1Q’(20)、及び、20ビットワード列データDPA2’(20),DPCA’(20),DPB1’(20),DPB2’(20)及びDPCB’(20)に夫々基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワード列データDPA2Q’(20),DPCAQ’(20),DPB1Q’(20),DPB2Q’(20),DPCBQ’(20)を、相互時間差が実質的に無い状態に維持されることが目指されるものとして送出する。
データ時間差吸収部241から得られる20ビットワード列データDPA1Q’(20)は、データ分離部247に供給される。データ分離部247にあっては、20ビットワード列データDPA1Q’(20)から、補助データDAA1が分離されて、20ビットワード列データDPA1Q(20)と補助データDAA1とが個別に送出され、20ビットワード列データDPA1Q(20)は、データ再生処理部248に供給される。
また,データ時間差吸収部241から得られる20ビットワード列データDPA2Q’(20),DPCAQ’(20),DPB1Q’(20),DPB2Q’(20)及びDPCBQ’(20)は、夫々、データ分離部249,250,251,252及び253に供給される。データ分離部249〜253にあっては、20ビットワード列データDPA2Q’(20),DPCAQ’(20),DPB1Q’(20),DPB2Q’(20)及びDPCBQ’(20)から、補助データDAA2,DACA,DAB1,DAB2及びDACBが分離されて、20ビットワード列データDPA2Q(20),DPCAQ(20),DPB1Q(20),DPB2Q(20)及びDPCBQ(20)と補助データDAA2,DACA,DAB1,DAB2及びDACBとが個別に送出され、20ビットワード列データDPA2Q(20),DPCAQ(20),DPB1Q(20),DPB2Q(20)及びDPCBQ(20)は、データ再生処理部248に供給される。
データ再生処理部248にあっては、20ビットワード列データDPA1Q(20),DPA2Q(20),DPCAQ(20),DPB1Q(20),DPB2Q(20)及びDPCBQ(20)に対して、送信側におけるデータ処理部191によりディジタルデータDVXに施されるデータ変換処理とは逆のデータ再生処理を施し、20ビットワード列データDPA1Q(20),DPA2Q(20),DPCAQ(20),DPB1Q(20),DPB2Q(20)及びDPCBQ(20)に基づくディジタルデータDVXを再生する。斯かるディジタルデータDVXは、データDVC12+DKC12,DVC14+DKC14,DVC16+DKC16及びDVD12+DKD12のいずれかとされる。
なお、上述において、量子化ビット数を12ビット以上とするディジタル映像信号を成すデータにおける、Yデータ系列を構成する12ビット,14ビットもしくは16ビットワードの夫々から分割された上位10ビットの列と、P/Pデータ系列を構成する12ビット,14ビットもしくは16ビットワードの夫々から分割された上位10ビットの列とが、パラレル多重されて形成される20ビットワード列データDVC12A1,DVC12B1,DVC14A1,DVC14B1,DVC16A1及びDVC16B1、さらには、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する12ビットワードの各々から分割された上位10ビットの列に基づいて形成される20ビットワード列データDVD12A1及びDVD12B1の夫々は、それらの各々が、例えば、現行のHD用VTRによる記録及び再生を行うことが可能なものである。それゆえ、現行のHD用VTRを使用して、20ビットワード列データDVC12A1,DVC12B1,DVC14A1,DVC14B1,DVC16A1,DVC16B1,DVD12A1,DVD12B1等の夫々の内容の確認,編集等を行うことができ、さらには、現行のHD用VTRと映像モニターとを使用して、20ビットワード列データDVC12A1,DVC12B1,DVC14A1,DVC14B1,DVC16A1,DVC16B1,DVD12A1,DVD12B1等に基づく再生画像を得ることができ、それにより、量子化ビット数を12ビット以上とするディジタル映像信号を成すデータを扱うに際して、現行の機器を用いての確認作業等を行うことができることになって、極めて都合がよい。
図73及び図74は、本発明に係るデータ伝送方法の第14もしくは第15の態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第14もしくは第15の態様を成す第10の例を含んだデータ送受装置の部分を示す。
図73及び図74に部分が示されるデータ送受装置は、図62及び図63に示されるデータ送受装置と同様に構成される部分を多々有しており、図73及び図74には、図62及び図63に示されるデータ送受装置と異なる部分及びそれに関連する部分のみが示されている。
図73及び図74に部分が示されるデータ送受装置にあっては、図62及び図63に示されるデータ送受装置において備えられているE/O変換部194及び205〜209に代えて、E/O変換部255及び257〜261と合波部256とが備えられ、また、図62及び図63に示されるデータ送受装置において備えられているO/E変換部226及び232〜236に代えて、分波部265とO/E変換部266及び267〜271とが備えられ、さらに、図62及び図63に示されるデータ送受装置において備えられている光コネクタ210及び212〜216,光ファイバー伝送路211及び217〜221及び光コネクタ225及び227〜231に代えて、光コネクタ262,光ファイバー伝送路263及び光コネクタ264が備えられている。
斯かる図73及び図74に部分が示されるデータ送受装置においては、P/S変換部193からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA1がE/O変換部255に供給され、P/S変換部200からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA2がE/O変換部257に供給され、P/S変換部201からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCAがE/O変換部258に供給され、P/S変換部202からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB1がE/O変換部259に供給され、P/S変換部203からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB2がE/O変換部260に供給され、さらに、P/S変換部204からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCBがE/O変換部261に供給される。
E/O変換部255においては、P/S変換部193からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA1に電光変換処理を施し、シリアルデータDSA1に基づく、中心波長を、例えば、略1.511μmとする光信号OSA1を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部256へと導く。E/O変換部257においては、P/S変換部200からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA2に電光変換処理を施し、シリアルデータDSA2に基づく、中心波長を、例えば、略1.531μmとする光信号OSA2を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部256へと導く。E/O変換部258においては、P/S変換部201からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCAに電光変換処理を施し、シリアルデータDSCAに基づく、中心波長を、例えば、略1.551μmとする光信号OSCAを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部256へと導く。
さらに、E/O変換部259においては、P/S変換部202からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB1に電光変換処理を施し、シリアルデータDSB1に基づく、中心波長を、例えば、略1.571μmとする光信号OSB1を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部256へと導く。E/O変換部260においては、P/S変換部203からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB2に電光変換処理を施し、シリアルデータDSB2に基づく、中心波長を、例えば、略1.591μmとする光信号OSB2を、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部256へと導く。そして、E/O変換部261においては、P/S変換部204からのビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCBに電光変換処理を施し、シリアルデータDSCBに基づく、中心波長を、例えば、略1.611μmとする光信号OSCBを、ビット伝送レートを1.485Gbpsとするものとして形成し、それを合波部256へと導く。
合波部256にあっては、中心波長を略1.511μmとする光信号OSA1と中心波長を略1.531μmとする光信号OSA2と中心波長を略1.551μmとする光信号OSCAと中心波長を略1.571μmとする光信号OSB1と中心波長を略1.591μmとする光信号OSB2と中心波長を略1.611μmとする光信号OSCBとを合波して多重化し、多重光信号OZZZを形成して、それを伝送信号として送出する。斯かるもとで、E/O変換部255及び257〜261と合波部256とは、P/S変換部193及び200〜204から夫々得られるシリアルデータDSA1,DSA2,DSCA,DSB1,DSB2及びDSCBを伝送すべく送出するデータ送出部を形成している。
このようにして、合波部256において多重化される光信号OSA1,OSA2,OSCA,OSB1,OSB2及びOSCBは、それらの中心波長が略0.020μ(20nm)ずつ隔たっているにすぎない、相互に極めて近接した波長を有するもとで多重化されて、多重光信号OZZZを形成するものとされており、E/O変換部255及び257〜261と合波部256とを含む部分においては、Coase Wavelength Division Multi−plexing(CWDM)と称される波長多重技術が用いられる。
合波部256から送出される伝送信号である多重光信号OZZZは、光コネクタ262を通じて光ファイバー伝送路263に導かれ、光ファイバー伝送路263を通じて受信側へと伝送される。
受信側においては、光ファイバー伝送路263を通じて伝送された多重光信号OZZZが、光コネクタ264を通じて分波部265へと導かれる。分波部265にあっては、多重光信号OZZZを、中心波長を略1.511μmとする成分と中心波長を略1.531μmとする成分と中心波長を略1.551μmとする成分と中心波長を略1.571μmとする成分と中心波長を略1.591μmとする成分と中心波長を略1.611μmとする成分とに分波して、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.511μmとする光信号OSA1と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.531μmとする光信号OSA2と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.551μmとする光信号OSCAと、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.571μmとする光信号OSB1と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、とし、中心波長を略1.591μmとする光信号OSB2と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.611μmとする光信号OSCBと、を再生する。
分波部265により再生された光信号OSA1,OSA2,OSCA,OSB1,OSB2及びOSCBは、夫々、O/E変換部266〜271へと導かれる。O/E変換部266にあっては、中心波長を略1.511μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSA1に光電変換処理を施して、光信号OSA1に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA1を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSA1は、S/P変換部240に供給される。O/E変換部267にあっては、中心波長を略1.531μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSA2に光電変換処理を施して、光信号OSA2に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSA2を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSA2は、S/P変換部242に供給される。O/E変換部268にあっては、中心波長を略1.551μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSCAに光電変換処理を施して、光信号OSCAに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCAを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSCAは、S/P変換部243に供給される。O/E変換部269にあっては、中心波長を略1.571μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSB1に光電変換処理を施して、光信号OSB1に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB1を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSB1は、S/P変換部244に供給される。O/E変換部270にあっては、中心波長を略1.591μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSB2に光電変換処理を施して、光信号OSB2に基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSB2を再生する。そして、再生されたシリアルデータDSB2は、S/P変換部245供給される。さらに、O/E変換部271にあっては、中心波長を略1.611μmとし、ビット伝送レートを1.485Gbpsとする光信号OSCBに光電変換処理を施して、光信号OSCBに基づく、ビット伝送レートを1.485GbpsとするシリアルデータDSCBを再生する。そして、再生されたシリアルデータDSCBは、S/P変換部246供給される。その他の動作は、図62及び図63に示されるデータ送受装置の場合と同様である。
産業上の利用可能性
以上の説明から明らかな如く、本発明に係るデータ形成方法の第1もしくは第2の態様によれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタルデータによって形成されるディジタル映像信号が得られ、斯かるディジタル映像信号を成すディジタルデータは、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコード,14ビットコードもしくは16ビットコードとされることにより、各12ビットワード,14ビットワードもしくは16ビットワードの上位8ビットもしくは上位10ビットの連なりにより形成される8ビットワード列データもしくは10ビットワード列データは、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータとの互換性がとれていることになるので、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータ用の機器を用いての記録・再生,編集,画像再生等の処理に供され得るものとなる。
本発明に係るデータ形成方法の第3の態様によれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタルデータによって形成される720P信号が得られ、斯かる720P信号を成すディジタルデータは、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての12ビットコード,14ビットコードもしくは16ビットコードとされることにより、各12ビットワード,14ビットワードもしくは16ビットワードの上位8ビットもしくは上位10ビットの連なりにより形成される8ビットワード列データもしくは10ビットワード列データは、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとする720P信号を成すディジタルデータとの互換性がとれていることになるので、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとする720P信号を成すディジタルデータ用の機器を用いての記録・再生,編集,画像再生等の処理に供され得るものとなる。
また、本発明に係るデータ伝送方法の第1から第4までのいずれかの態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第1から第4までのいずれかの態様によれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送を、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる回路構成要素を利用して、適切に行うことができる。
本発明に係るデータ伝送方法の第5もしくは第6の態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第5もしくは第6の態様によれば、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとする720P信号を成すディジタルデータのシリアル伝送を、例えば、従前の量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットとするHDディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる回路構成要素を利用して、適切に行うことができる。
本発明に係るデータ伝送方法の第7から第15までのいずれかの態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第7から第15までのいずれかの態様によれば、量子化ビット数を10ビット以上とするディジタル映像信号を成すディジタルデータとそれに関連するKey信号データ系列との伝送を、Key信号データ系列を伝送されるディジタル映像信号を成すディジタルデータに付随する付加情報データ系列とした状態で行うことができ、しかも、その伝送を、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができる。
本発明に係るデータ伝送方法の第16から第20までのいずれかの態様、あるいは、本発明に係るデータ伝送装置の第16から第20までのいずれかの態様によれば、量子化ビット数を10ビット以上、例えば、10ビット,12ビット,14ビットもしくは16ビットとする720P信号を成すディジタルデータとそれに関連するKey信号データ系列との伝送を、Key信号データ系列を伝送される720P信号を成すディジタルデータに付随する付加情報データ系列とした状態で行うことができ、しかも、その伝送を、例えば、量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータのシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用して、適切に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、HDディジタル映像信号のデータフォーマットの一例の説明に供される概念図である。
図2は、HDディジタル映像信号のデータフォーマットの一例の説明に供される概念図である。
図3は、本発明に係るデータ形成方法の第1もしくは第2の態様を成す第1の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す概念図である。
図4は、本発明に係るデータ形成方法の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータにおける禁止コードの説明に供される表図である。
図5は、本発明に係るデータ形成方法の第1もしくは第2の態様を成す第2の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す概念図である。
図6〜図8は、本発明に係るデータ形成方法の第1の例及び第2の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータの説明に供される表図である。
図9は、本発明に係るデータ形成方法の第3の態様を成す第3の例により形成される720P信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す概念図である。
図10は、本発明に係るデータ形成方法の第3の態様を成す第4の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータの一例のデータフォーマットを示す概念図である。
図11は、本発明に係るデータ形成方法の第3の例及び第4の例により形成されるディジタル映像信号を成すディジタルデータの説明に供される表図である。
図12は、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18の態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18の態様を成す第1の例を含んだデータ送受装置を示すブロック接続図である。
図13〜図25は、図12に示されるデータ送受装置におけるデータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
図26は、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す第2の例を含んだデータ送受装置の部分を示すブロック接続図である。
図27は、本発明に係るデータ伝送方法の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第1,第2,第5〜第9及び第16〜第18のいずれかの態様を成す第3の例を含んだデータ送受装置の部分を示すブロック接続図である。
図28は、本発明に係るデータ伝送方法の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す第4の例を含んだデータ送受装置を示すブロック接続図である。
図29〜図35は、図28に示されるデータ送受装置におけるデータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
図36は、本発明に係るデータ伝送方法の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す第5の例を含んだデータ送受装置の部分を示すブロック接続図である。
図37は、本発明に係るデータ伝送方法の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第10〜第12,第19及び第20のいずれかの態様を成す第6の例を含んだデータ送受装置の部分を示すブロック接続図である。
図38及び図39は、本発明に係るデータ伝送方法の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す第7の例を含んだデータ送受装置を示すブロック接続図である。
図40〜図60は、図38及び図39に示されるデータ送受装置におけるデータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
図61は、本発明に係るデータ伝送方法の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第3,第4及び第13のいずれかの態様を成す第8の例を含んだデータ送受装置の部分を示すブロック接続図である。
図62及び図63は、本発明に係るデータ伝送方法の第14もしくは第15の態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第14もしくは第15の態様を成す第9の例を含んだデータ送受装置を示すブロック接続図である。
図64〜図72は、図62及び図63に示されるデータ送受装置におけるデータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
図73及び図74は、本発明に係るデータ伝送方法の第14もしくは第15の態様を成す例が実施される、本発明に係るデータ伝送装置の第14もしくは第15の態様を成す第10の例を含んだデータ送受装置の部分を示すブロック接続図である。

Claims (88)

  1. フレーム部を1/24秒,1/25秒もしくは1/30秒毎に連なるものとして設定するとともに、各フレーム部を1125ライン部の連なりをもって形成し、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定し、サンプリング周波数を74.25MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定したもとで、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)となる全ての12ビットコードとし、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての14ビットコードとし、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての16ビットコードとして、ディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成するデータ形成方法。
  2. 各ライン部をラインブランキング部と該ラインブランキング部に続く映像データ部とをもって形成し、上記映像データ部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定することを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ形成方法。
  3. ディジタル映像信号を成すディジタルデータを、映像データ部を輝度信号情報をあらわすデータを配して構成した第1のデータ系列と、映像データ部を色差信号情報をあらわすデータを配して構成した第2のデータ系列との、並列配置をもって形成することを特徴とする請求の範囲第2項記載のデータ形成方法。
  4. ディジタル映像信号を成すディジタルデータを、映像データ部を緑色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第1のデータ系列と、映像データ部を青色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第2のデータ系列と、映像データ部を赤色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第3のデータ系列との、並列配置をもって形成することを特徴とする請求の範囲第2項記載のデータ形成方法。
  5. フレーム部を1/50秒もしくは1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、各フレーム部を1125ライン部の連なりをもって形成し、各フレーム部における有効ライン部数を1080ライン部に設定し、サンプリング周波数を148.5MHzに設定して、各ライン部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定したもとで、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)となる全ての12ビットコードとし、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての14ビットコードとし、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての16ビットコードとして、ディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成するデータ形成方法。
  6. 各ライン部をラインブランキング部と該ラインブランキング部に続く映像データ部とをもって形成し、上記映像データ部における有効データサンプル数を1920サンプルに設定することを特徴とする請求の範囲第5項記載のデータ形成方法。
  7. ディジタル映像信号を成すディジタルデータを、映像データ部を輝度信号情報をあらわすデータを配して構成した第1のデータ系列と、映像データ部を色差信号情報をあらわすデータを配して構成した第2のデータ系列との、並列配置をもって形成することを特徴とする請求の範囲第6項記載のデータ形成方法。
  8. ディジタル映像信号を成すディジタルデータを、映像データ部を緑色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第1のデータ系列と、映像データ部を青色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第2のデータ系列と、映像データ部を赤色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第3のデータ系列との、並列配置をもって形成することを特徴とする請求の範囲第6項記載のデータ形成方法。
  9. フレーム部を1/60秒毎に連なるものとして設定するとともに、各フレーム部を750ライン部の連なりをもって形成し、各フレーム部における有効ライン部数を720ライン部に設定し、各ライン部における有効データサンプル数を1280サンプルに設定したもとで、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)となる全ての12ビットコードとし、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての14ビットコードとし、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードを上位8ビットが16進表現で00hもしくはFFhとなる全ての16ビットコードとして、ディジタル映像信号を成すディジタルデータを形成するデータ形成方法。
  10. 各ライン部をラインブランキング部と該ラインブランキング部に続く映像データ部とをもって形成し、上記映像データ部における有効データサンプル数を1280サンプルに設定することを特徴とする請求の範囲第9項記載のデータ形成方法。
  11. ディジタル映像信号を成すディジタルデータを、映像データ部を輝度信号情報をあらわすデータを配して構成した第1のデータ系列と、映像データ部を色差信号情報をあらわすデータを配して構成した第2のデータ系列との、並列配置をもって形成することを特徴とする請求の範囲第10項記載のデータ形成方法。
  12. ディジタル映像信号を成すディジタルデータを、映像データ部を緑色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第1のデータ系列と、映像データ部を青色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第2のデータ系列と、映像データ部を赤色原色信号情報をあらわすデータを配して構成した第3のデータ系列との、並列配置をもって形成することを特徴とする請求の範囲第10項記載のデータ形成方法。
  13. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  14. ディジタル映像信号を成すディジタルデータが、輝度信号情報をあらわすデータが配されて構成された第1のデータ系列と、色差信号情報をあらわすデータが配されて構成された第2のデータ系列との、並列配置をもって形成されたものとされることを特徴とする請求の範囲第13項記載のデータ伝送方法。
  15. 第1及び第2のワード列データの夫々を、20ビットワードが連なって成る20ビットワード列データとすることを特徴とする請求の範囲第13項記載のデータ伝送方法。
  16. 第1のシリアルデータに電光変換処理を施して第1の光信号を得るとともに、第2のシリアルデータに電光変換処理を施して第2の光信号を得、該第1及び第2の光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第13項記載のデータ伝送方法。
  17. 第1のシリアルデータと第2のシリアルデータとを多重合成して多重シリアルデータを形成し、該多重シリアルデータに電光変換処理を施して光信号を得、該光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第13項記載のデータ伝送方法。
  18. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第2のグループに加え、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1及び上記第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  19. ディジタル映像信号を成すディジタルデータが、緑色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第1のデータ系列と、青色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第2のデータ系列と、赤色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第3のデータ系列との、並列配置をもって形成されたものとされることを特徴とする請求の範囲第18項記載のデータ伝送方法。
  20. 第1及び第2のワード列データの夫々を、20ビットワードが連なって成る20ビットワード列データとすることを特徴とする請求の範囲第18項記載のデータ伝送方法。
  21. 第1のシリアルデータに電光変換処理を施して第1の光信号を得るとともに、第2のシリアルデータに電光変換処理を施して第2の光信号を得、該第1及び第2の光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第18項記載のデータ伝送方法。
  22. 第1のシリアルデータと第2のシリアルデータとを多重合成して多重シリアルデータを形成し、該多重シリアルデータに電光変換処理を施して光信号を得、該光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第18項記載のデータ伝送方法。
  23. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成するとともに、上記第2のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成し、上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得て、該第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  24. ディジタル映像信号を成すディジタルデータが、輝度信号情報をあらわすデータが配されて構成された第1のデータ系列と、色差信号情報をあらわすデータが配されて構成された第2のデータ系列との、並列配置をもって形成されたものとされることを特徴とする請求の範囲第23項記載のデータ伝送方法。
  25. 第1及び第2のワード列データの夫々を、20ビットワードが連なって成る20ビットワード列データとすることを特徴とする請求の範囲第23項記載のデータ伝送方法。
  26. 第1のシリアルデータと第2のシリアルデータとを多重合成して第1の多重シリアルデータを形成するとともに、第3のシリアルデータと第4のシリアルデータとを多重合成して第2の多重シリアルデータを形成し、上記第1及び第2の多重シリアルデータの夫々に電光変換処理を施して第1及び第2の光信号を得、該第1及び第2の光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第23項記載のデータ伝送方法。
  27. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレーム部における有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第2のグループに加え、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成し、さらに、上記第2のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第3のグループと第4のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第4のグループに加え、上記第3のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、上記第4のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成し、上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得て、該第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  28. ディジタル映像信号を成すディジタルデータが、緑色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第1のデータ系列と、青色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第2のデータ系列と、赤色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第3のデータ系列との、並列配置をもって形成されたものとされることを特徴とする請求の範囲第27項記載のデータ伝送方法。
  29. 第3,第4,第5及び第6のワード列データの夫々を、20ビットワードが連なって成る20ビットワード列データとすることを特徴とする請求の範囲第27項記載のデータ伝送方法。
  30. 第1のシリアルデータと第2のシリアルデータとを多重合成して第1の多重シリアルデータを形成するとともに、第3のシリアルデータと第4のシリアルデータとを多重合成して第2の多重シリアルデータを形成し、上記第1及び第2の多重シリアルデータの夫々に電光変換処理を施して第1及び第2の光信号を得、該第1及び第2の光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第27項記載のデータ伝送方法。
  31. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  32. ディジタル映像信号を成すディジタルデータが、輝度信号情報をあらわすデータが配されて構成された第1のデータ系列と、色差信号情報をあらわすデータが配されて構成された第2のデータ系列との、並列配置をもって形成されたものとされることを特徴とする請求の範囲第31項記載のデータ伝送方法。
  33. 第1及び第2のワード列データの夫々を、20ビットワードが連なって成る20ビットワード列データとすることを特徴とする請求の範囲第31項記載のデータ伝送方法。
  34. 第1のシリアルデータに電光変換処理を施して第1の光信号を得るとともに、第2のシリアルデータに電光変換処理を施して第2の光信号を得、該第1及び第2の光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第31項記載のデータ伝送方法。
  35. 第1のシリアルデータと第2のシリアルデータとを多重合成して多重シリアルデータを形成し、該多重シリアルデータに電光変換処理を施して光信号を得、該光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第31項記載のデータ伝送方法。
  36. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第2のグループに加え、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1及び上記第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  37. ディジタル映像信号を成すディジタルデータが、緑色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第1のデータ系列と、青色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第2のデータ系列と、赤色原色信号情報をあらわすデータが配されて構成された第3のデータ系列との、並列配置をもって形成されたものとされることを特徴とする請求の範囲第36項記載のデータ伝送方法。
  38. 第1及び第2のワード列データの夫々を、20ビットワードが連なって成る20ビットワード列データとすることを特徴とする請求の範囲第36項記載のデータ伝送方法。
  39. 第1のシリアルデータに電光変換処理を施して第1の光信号を得るとともに、第2のシリアルデータに電光変換処理を施して第2の光信号を得、該第1及び第2の光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第36項記載のデータ伝送方法。
  40. 第1のシリアルデータと第2のシリアルデータとを多重合成して多重シリアルデータを形成し、該多重シリアルデータに電光変換処理を施して光信号を得、該光信号を伝送することを特徴とする請求の範囲第36項記載のデータ伝送方法。
  41. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  42. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第41項記載のデータ伝送方法。
  43. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、上記第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、上記第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  44. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第43項記載のデータ伝送方法。
  45. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット及び上記付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  46. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第45項記載のデータ伝送方法。
  47. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、該第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  48. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第47項記載のデータ伝送方法。
  49. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットにと分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、該第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  50. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第49項記載のデータ伝送方法。
  51. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列の夫々を各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するとともに、上記付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、該第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  52. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第51項記載のデータ伝送方法。
  53. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、該40ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割40ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、上記第1の分割40ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分けて、上記第1及び第2のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すとともに、上記第2の分割40ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第3のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第4のワードグループとに振り分けて、上記第3及び第4のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第3及び第4の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2,第3及び第4の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得て、該第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  54. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第53項記載のデータ伝送方法。
  55. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、該36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、上記第1の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれる輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、上記第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれる輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2,第3,第4,第5及び第6の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを得て、該第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  56. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第55項記載のデータ伝送方法。
  57. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、該48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、上記第1の分割48ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、上記第2の分割48ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2,第3,第4,第5及び第6の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを得て、該第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  58. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第57項記載のデータ伝送方法。
  59. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  60. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第59項記載のデータ伝送方法。
  61. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280ンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、上記第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、上記第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  62. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第61項記載のデータ伝送方法。
  63. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット及び上記付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1及び第2の20ビットワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを得て、該第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  64. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第63項記載のデータ伝送方法。
  65. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、該第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  66. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第65項記載のデータ伝送方法。
  67. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットにと分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施し、上記第1,第2及び第3の20ビットワード列データに夫々基づく第1,第2及び第3のシリアルデータを得て、該第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ伝送方法。
  68. 付加情報データ系列が、ディジタル映像信号についてのKey信号情報をあらわすことを特徴とする請求の範囲第67項記載のデータ伝送方法。
  69. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、
    該データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  70. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン部,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第2のグループに加え、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、
    該データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  71. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとし、量子化ビット数を12ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされ、量子化ビット数を14ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての14ビットコードとされ、量子化ビット数を16ビットとするとき、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFhとする全ての16ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成するとともに、上記第2のワード列データに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成するデータ処理部と、
    該データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第3のワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第4のワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2,第3及び第4のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  72. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとし、各有効ライン部についての禁止コードが上位8ビットを16進表現で00hもしくはFFh(添字hは16進数であることをあらわす)とする全ての12ビットコードとされた、ディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各ライン部毎に第1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成し、上記第1のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第2のグループに加え、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第3のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第4のワード列データとを形成し、さらに、上記第2のワード列データに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第3のグループと第4のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第4のグループに加え、上記第3のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第5のワード列データと、上記第4のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第6のワード列データとを形成するデータ処理部と、
    該データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第3のワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第4のワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2,第3及び第4のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  73. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、
    該データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  74. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン部,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビットとするディジタル映像信号を成すディジタルデータに、各12ビットワードを上位10ビットと下位2ビットとに分割する処理を施し、分割された複数の上位10ビットを第1のグループと第2のグループとに振り分けるとともに、分割された複数の下位2ビットを所定数ずつ多重して上記第2のグループに加え、上記第1のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第1のワード列データと、上記第2のグループを構成するデータに基づくワード伝送レートを74.25MBpsとする第2のワード列データとを形成するデータ処理部と、
    該データ処理部から得られる第1のワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記データ処理部から得られる第2のワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  75. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  76. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、上記第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、上記第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  77. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット及び上記付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  78. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2及び第3のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  79. フレームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が74.25MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2及び第3のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  80. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列の夫々を各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するとともに、上記付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2及び第3のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  81. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、該40ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割40ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、上記第1の分割40ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分けて、上記第1及び第2のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すとともに、上記第2の分割40ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第3のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第4のワードグループとに振り分けて、上記第3及び第4のワードグループに夫々基づく、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第3及び第4の20ビットワード列データを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第4の20ビットワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2,第3及び第4のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  82. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、該36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、上記第1の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれる輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、上記第2の分割36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに含まれる輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第4の20ビットワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第5の20ビットワード列データに基づく第5のシリアルデータを得る第5のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第6の20ビットワード列データに基づく第6のシリアルデータを得る第6のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2,第3,第4,第5及び第6のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  83. フレームレートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおけるライン数が1125ライン,各フレームにおける有効ライン数が1080ライン,サンプリング周波数が148.5MHz,各有効ラインにおけるデータサンプル数が1920サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを148.5MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、該48ビットパラレルデータを各ライン部毎に振り分けて、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする第1及び第2の分割48ビットパラレルデータを形成する処理を施し、さらに、上記第1の分割48ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するとともに、上記第2の分割48ビットパラレルデータに含まれる緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第4の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第5の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第6の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第4の20ビットワード列データに基づく第4のシリアルデータを得る第4のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第5の20ビットワード列データに基づく第5のシリアルデータを得る第5のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第6の20ビットワード列データに基づく第6のシリアルデータを得る第6のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2,第3,第4,第5及び第6のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2,第3,第4,第5及び第6のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  84. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む30ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列に基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  85. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を10ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む40ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する10ビットワードを、上記緑色原色信号データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、上記付加情報データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を形成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、上記第1のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsする第1の20ビットワード列データと、上記第2のワードグループに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  86. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット,上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット及び上記付加情報データ系列から分割された複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1及び第2のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1及び第2のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  87. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする輝度信号データ系列及び色差信号データ系列と、上記輝度信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む36ビット,42ビットもしくは48ビットパラレルデータに、上記輝度信号データ系列,色差信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割し、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の上位10ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記輝度信号データ系列及び色差信号データ系列から分割された複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビット,4ビットもしくは6ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2及び第3のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
  88. フレームレートを60Hzとし、各フレームにおけるライン数が750ライン,各フレームにおける有効ライン数が720ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が1280サンプルに設定されたディジタル映像信号を成し、各々が量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列と、上記緑色原色信号データ系列と同等のデータフォーマットを有し、量子化ビット数を12ビットとしてワード伝送レートを74.25MBpsとする付加情報データ系列とを含む48ビットパラレルデータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列,赤色原色信号データ系列及び付加情報データ系列の夫々を形成する各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第1の20ビットワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットとに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第2の20ビットワード列データと、上記付加情報データ系列から分割された複数の上位10ビット及び複数の下位2ビットに基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする第3の20ビットワード列データとを形成するデータ処理を施すデータ処理部と、
    上記第1の20ビットワード列データに基づく第1のシリアルデータを得る第1のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第2の20ビットワード列データに基づく第2のシリアルデータを得る第2のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第3の20ビットワード列データに基づく第3のシリアルデータを得る第3のパラレル/シリアル変換部と、
    上記第1,第2及び第3のパラレル/シリアル変換部から夫々得られる第1,第2及び第3のシリアルデータを伝送すべく送出するデータ送出部と、
    を備えて構成されるデータ伝送装置。
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