JP2002271786A - データ伝送方法及び装置 - Google Patents

データ伝送方法及び装置

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JP2002271786A
JP2002271786A JP2001066532A JP2001066532A JP2002271786A JP 2002271786 A JP2002271786 A JP 2002271786A JP 2001066532 A JP2001066532 A JP 2001066532A JP 2001066532 A JP2001066532 A JP 2001066532A JP 2002271786 A JP2002271786 A JP 2002271786A
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optical signal
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output terminal
optical
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JP2001066532A
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Shigeyuki Yamashita
重行 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】10ビット以上の量子化ビット数を有したディ
ジタル映像信号を成すシリアルデータに基づく光信号
の、光信号伝送ケーブルを用いての双方向伝送を、光信
号伝送ケーブルの数を最小限に抑えるべく効率良く行え
るものとする。 【解決手段】カメラ部10からの10ビット以上の量子
化ビット数を有したD−Cinema信号に基づくシリ
アルデータを光信号に変換し、その光信号を光信号伝送
ケーブル21の一端側に配された光サーキュレータ19
を通じて光信号伝送ケーブル21に送出し、光信号伝送
ケーブル21の一端側から他端側へと伝送するととも
に、信号記録再生部11からのリターン映像信号に基づ
くシリアルデータを光信号に変換し、その光信号を光信
号伝送ケーブル21の他端側に配された光サーキュレー
タ22を通じて光信号伝送ケーブル21に送出し、光信
号伝送ケーブル21の他端側から一端側へと送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、映像信号情報等をあらわす複数のディジ
タルデータをシリアルデータとし、さらに、それらに電
光変換処理を施して得られる複数の光信号を、二つの送
受信部間において光信号伝送ケーブルを通じて双方向に
伝送するデータ伝送方法及びその実施に供されるデータ
伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の分野においては、伝達情報の
多様化及び再生画像の高品質化を実現する観点等からの
ディジタル化が図られており、例えば、映像信号情報を
あらわすディジタルデータによって形成されるディジタ
ル映像信号を扱う高精細度テレビジョン(High Definiti
on Television:HDTV)システム等が提案されてい
る。HDTVシステムのもとにおけるディジタルビデオ
信号(以下、HDディジタル映像信号という)は、例え
ば、BTA(Broadcasting Technology Association:放
送技術開発協議会)により制定された規格に従って形成
され、Y,PB /P R 形式のものとG,B,R形式のも
のとがある。Y,PB /PR 形式の場合、Yは輝度信号
を意味し、PB 及びPR は色差信号を意味する。また、
G,B,R形式の場合、G,B及びRは夫々緑色原色信
号,青色原色信号及び赤色原色信号を意味する。
【0003】Y,PB /PR 形式のHDディジタル映像
信号は、フレームレートが30Hzもしくは30/1.
001Hz(本願においてはこれらのいずれをも30H
zという。)とされたもとで、各フレーム画像が第1フ
ィールド画像と第2フィールド画像とに分けられて形成
される飛び越し走査用の信号とされ、例えば、図24に
示される如くのデータフォーマットに従うものとされ
る。図24に示されるデータフォーマットは、図24の
Aに示される如くの、映像信号における輝度信号情報を
あらわす輝度信号データ系列(Yデータ系列)と、図2
4のBに示される如くの、映像信号における色差信号情
報をあらわす色差信号データ系列(PB /PR データ系
列)とから成り、Yデータ系列及びPB /PR データ系
列の夫々は、量子化ビット数を10ビットとし、従っ
て、それを形成するワードデータの各々が10ビット構
成とされ、また、そのワード伝送レートは、例えば、7
4.25MBpsとされる。そして、図24のAには、
Yデータ系列における各ライン部中のラインブランキン
グ部及びその前後における映像データ部の一部分が示さ
れており、また、図24のBには、PB /PR データ系
列における各ライン部中のラインブランキング部及びそ
の前後における映像データ部の一部分が示されている。
【0004】Yデータ系列にあっては、各映像データ部
の直前に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3
FF(Y),000(Y),000(Y),XYZ
(Y);3FF,000及びXYZは16進表現であ
り、(Y)はYデータ系列中のワードであることをあら
わす。)から成るタイミング基準コードデータ(SA
V: Start of Active Video )が配されるとともに、各
映像データ部の直後に、各々が10ビット構成とされる
4ワード(3FF(Y),000(Y),000
(Y),XYZ(Y))から成るタイミング基準コード
データ(EAV: End of Active Video )が配される。
同様にして、PB /PR データ系列にあっても、各映像
データ部の直前に、各々が10ビット構成とされる4ワ
ード(3FF(C),000(C),000(C),X
YZ(C);3FF,000及びXYZは16進表現で
あり、(C)はPB /PR データ系列中のワードである
ことをあらわす。)から成るタイミング基準コードデー
タ:SAVが配されるとともに、各映像データ部の直後
に、各々が10ビット構成とされる4ワード(3FF
(C),000(C),000(C),XYZ(C))
から成るタイミング基準コードデータ:EAVが配され
る。勿論、Yデータ系列中のタイミング基準コードデー
タ:EAV及びSAVの夫々は、Yデータ系列における
各ラインブランキング部に配され、また、PB /PR
ータ系列中のタイミング基準コードデータ:EAV及び
SAVの夫々は、PB /PR データ系列における各ライ
ンブランキング部に配される。
【0005】ここでは(Y)もしくは(C)が付されて
示される4ワード(3FF,000,000,XYZ)
にあっては、始めの3ワード(3FF,000,00
0)が、ワード同期あるいはライン同期を確立するため
のものであり、また、最後の1ワード(XYZ)が、同
一フレームにおける第1フィールドと第2フィールドと
の識別のため、あるいは、タイミング基準コードデー
タ:SAVとタイミング基準コードデータ:EAVとの
識別のためのものである(以下において同様)。
【0006】また、G,B,R形式のHDディジタル映
像信号も、フレームレートが30Hzとされたもとでの
飛び越し走査用の信号とされ、例えば、図25に示され
る如くのデータフォーマットに従うものとされる。図2
5に示されるデータフォーマットは、図25のAに示さ
れる如くの、映像信号における緑色原色信号情報をあら
わす緑色原色信号データ系列(Gデータ系列)と、図2
5のBに示される如くの、映像信号における青色原色信
号情報をあらわす青色原色信号データ系列(Bデータ系
列)と、図25のCに示される如くの、映像信号におけ
る赤色原色信号情報をあらわす赤色原色信号データ系列
(Rデータ系列)とから成り、Gデータ系列,Bデータ
系列及びRデータ系列の夫々は、量子化ビット数を10
ビットとし、従って、それを形成するワードデータ4の
各々は、10ビット構成とされ、また、そのワード伝送
レートは、例えば、74.25MBpsとされる。そし
て、図25のA,B及びCには、夫々、Gデータ系列,
Bデータ系列及びRデータ系列における各ライン部中の
ラインブランキング部及びその前後における映像データ
部の一部分が示されている。
【0007】Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ
系列の夫々にあっては、各映像データ部の直前に、各々
が10ビット構成とされる4ワード(3FF(G),0
00(G),000(G)及びXYZ(G)((G)は
Gデータ系列中のワードであることをあらわす。),3
FF(B),000(B),000(B)及びXYZ
(B)((B)はBデータ系列中のワードであることを
あらわす。)、もしくは、3FF(R),000
(R),000(R)及びXYZ(R)((R)はRデ
ータ系列中のワードであることをあらわす。))から成
るタイミング基準コードデータ:SAVが配されるとと
もに、各映像データ部の直後に、各々が10ビット構成
とされる4ワード(3FF(G),000(G),00
0(G)及びXYZ(G),3FF(B),000
(B),000(B)及びXYZ(B)、もしくは、3
FF(R),000(R),000(R)及びXYZ
(R))から成るタイミング基準コードデータ:EAV
が配される。勿論、Gデータ系列,Bデータ系列及びR
データ系列の夫々におけるタイミング基準コードデー
タ:EAV及びSAVの各々は、Gデータ系列,Bデー
タ系列及びRデータ系列の夫々における各ラインブラン
キング部に配される。
【0008】現行のHDTVシステムにあっては、上述
の如くのフレームレートが30Hzとされたもとでの飛
び越し走査用とされたY,PB /PR 形式もしくはG,
B,R形式のHDディジタル映像信号が用いられている
が、これに対して、次世代のHDTVシステムとして、
フレームレートが60Hzもしくは60/1.001H
z(本願においてはこれらのいずれをも60Hzとい
う。)とされたもとで、各フレーム画像が第1及び第2
フィールドに分けられることなく形成される順次走査用
とされた、Y,PB /PR 形式もしくはG,B,R形式
のHDディジタル映像信号を用いるシステムが提案され
ている。順次走査用とされた、Y,PB /PR 形式もし
くはG,B,R形式のHDディジタル映像信号は、プロ
グレッシブ(Progressive)方式のHDディジタル映像信
号と称される。
【0009】フレームレートが60Hzとされたプログ
レッシブ方式のHDディジタル映像信号を成すディジタ
ルデータは、米国のSMPTE(Society of Motion Pi
cture and Television Engineers: 映画及びテレビジョ
ン技術者協会)により制定された規格:SMPTE 247M によ
るフォーマットの規格化が図られている。斯かる SMPTE
247M により規格化されたフォーマットにあっては、フ
レームレート: 60Hzの他、ラインあたりの有効デー
タサンプル数:1920サンプル,フレームあたり有効
ライン数:1080ライン,サンプリング周波数:14
8.5MHzもしくは148.5/1.001MHz
(本願においてはこれらのいずれをも148.5MHz
という。),量子化ビット数:8ビットもしくは10ビ
ット等々が決められている。そして、パラレルデータイ
ンターフェースは、Y,PB /PR形式の場合、8ビッ
ト×2=16ビットもしくは10ビット×2=20ビッ
トであり、G,B,R形式の場合、8ビット×3=24
ビットもしくは10ビット×3=30ビットである。
【0010】このような量子化ビット数が8ビットもし
くは10ビットとされたディジタル映像信号を成すディ
ジタルデータにあっては、映像信号情報をあらわすため
には用いられないコードが禁止コードとして決められて
いる。例えば、量子化ビット数が8ビットである場合、
禁止コードは、16進表現で00h及びFFh(添字h
は16進数であることをあらわす)、即ち、0000 0000
及び 1111 1111とされ、また、量子化ビット数が10ビ
ットである場合、禁止コードは、16進表現で000h
〜003h及び3FCh〜3FFh、即ち、 00 0000 0
000 〜 00 00000011 及び 11 1111 1100 〜 11 1111 11
11 とされる。
【0011】なお、Y,PB /PR 形式の場合、PB
ータ系列及びPR データ系列の夫々のサンプリング周波
数が、Yデータ系列のサンプリング周波数の1/2とさ
れる。以下おいては、必要に応じて、Y,PB /PR
式を4:2:2形式とあらわす。また、G,B,R形式
の場合、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列
の夫々のサンプリング周波数が同一とされる。以下おい
ては、必要に応じて、G,B,R形式を4:4:4形式
とあらわす。
【0012】また、こうしたHDディジタル映像信号と
は別に、例えば、秒あたり24コマ(24コマ/秒)の
フィルムを通じて映写される映画の動画像をHDTVシ
ステムによる画像と同等の画質をもって実現するため
の、プログレッシブ方式のディジタル映像信号が提案さ
れている。以下、このようなディジタル映像信号を、D
−Cinema信号と呼ぶ。
【0013】D−Cinema信号は、例えば、フレー
ムレートを24Hzもしくは24/1.001Hz(本
願においてはこれらのいずれをも24Hzという。)と
するプログレッシブ方式のディジタル映像信号と言うこ
とができるが、D−Cinema信号のフレームレート
は、24Hzに限られるものではなく、25Hz,30
Hz,50Hz,60Hz等も考えられる。フレームレ
ートを24Hz,25Hz,30Hz,50Hz,60
Hz等とするディジタル映像信号を成すディジタルデー
タについては、そのフォーマットが SMPTE 247M により
規格化されており、ラインあたりの有効データサンプル
数:1920サンプル,フレームあたり有効ライン数:
1080ライン,サンプリング周波数:74.25MH
zもしくは74.25/1.001MHz(本願におい
てはこれらのいずれをも74.25MHzという。)あ
るいは148.5MHz,量子化ビット数:8ビットも
しくは10ビット等々が決められている。そして、パラ
レルデータインターフェースは、4:2:2形式の場
合、8ビット×2=16ビットもしくは10ビット×2
=20ビットであり、4:4:4形式の場合、8ビット
×3=24ビットもしくは10ビット×3=30ビット
である。
【0014】こうした状況のもとで、D−Cinema
信号を成すディジタルデータについて、例えば、それに
基づいて再生される画像の解像度の更なる向上を求め
て、量子化ビット数を、8ビットもしくは10ビットを
越えるビット数、例えば、12ビット,14ビット,1
6ビット等とすることが望まれるようになってきてい
る。しかしながら、前述の SMPTE 247M 等を含む現行の
ディジタル映像信号を成すディジタルデータに関する規
格にあっては、量子化ビット数を8ビットもしくは10
ビットとするものについての規格化は図られているが、
量子化ビット数を8ビットもしくは10ビットを越える
ビット数、例えば、12ビット,14ビット,16ビッ
ト等とするものについては規格化されていない。
【0015】さらに、量子化ビット数を、例えば、12
ビット,14ビットもしくは16ビットとするD−Ci
nema信号を成すディジタルデータにあっては、その
伝送に伴う問題もある。即ち、ディジタル映像信号を成
すディジタルデータの伝送にあたっては、シリアルデー
タに変換されて伝送されるシリアル伝送が望まれること
になるが、量子化ビット数を8ビットもしくは10ビッ
トする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディ
ジタルデータについて、前述のBTAによって制定され
た規格であるBTA S-004 によるHD SDI(High Definition
Serial Digital Interface)を用いて伝送することが規
格化されているだけで、他の形式のディジタルデータ、
例えば、量子化ビット数を10ビットとする4:4:4
形式のディジタル映像信号を成すディジタルデータ,量
子化ビット数を10ビットを越えるものとするディジタ
ル映像信号を成すディジタルデータ等のシリアル伝送に
ついては、規格化されていない。
【0016】このようなD−Cinema信号は、例え
ば、撮像動作を行って映像信号を形成するビデオカメラ
から得られて、それを記録するとともに必要に応じて再
生するビデオテープレコーダ(VTR)を備えた信号記
録再生部に供給されるものとされる。
【0017】ビデオカメラによる撮像及び信号記録再生
部によるビデオカメラからの映像信号の記録再生が行わ
れるにあたり、例えば、テレビジョン放送局等により放
送番組情報の収録がなされる場合には、一般に、複数の
ビデオカメラが使用され、複数のビデオカメラによりカ
メラ部が構成される。そして、カメラ部を構成する複数
のビデオカメラの夫々から得られる映像信号が信号記録
再生部へと送られる。
【0018】カメラ部における複数のビデオカメラによ
る撮像が行われるにあたっては、夫々のビデオカメラを
操作する者(カメラマン)にとって、他のビデオカメラ
による撮像状況を知ることが必要とされ、それゆえ、各
ビデオカメラに備えられた画像モニター上において、他
のビデオカメラから得られる映像信号に基づく再生画像
が得られるようにされる。そのため、各ビデオカメラか
ら得られて信号記録再生部へと送られた映像信号が、信
号記録再生部において所定の処置が施されて、信号記録
再生部から複数のビデオカメラにより構成されるカメラ
部に供給される。
【0019】このように、複数のビデオカメラにより構
成されるカメラ部に供給される映像信号は、カメラ部に
おける各ビデオカメラに備えられた画像モニター上にお
ける画像再生に用いられるものであるので、それに基づ
く再生画像が格別に高品質であることは要求されない。
そこで、斯かる映像信号は、例えば、他のビデオカメラ
から得られる映像信号に圧縮処理等が施されて得られ
る、伝送容量が制限されて伝送が容易なものとされる。
以下、この映像信号をリターン映像信号と呼ぶ。
【0020】このように、カメラ部と信号記録再生部と
の間では、カメラ部における複数のビデオカメラの夫々
から得られる映像信号が、例えば、VTRを備えた信号
記録再生部へと伝送されるとともに、所定の処置が施さ
れたリターン映像信号が信号記録再生部からカメラ部へ
と伝送され、カメラ部と信号記録再生部との間におい
て、映像信号とリターン映像信号との双方向伝送が行わ
れることになる。リターン映像信号は、例えば、複数と
される。
【0021】カメラ部を構成する複数のビデオカメラの
夫々から得られる映像信号が、前述の如くのディジタル
映像信号であるD−Cinema信号とされる場合に
は、リターン映像信号もディジタル信号、即ち、ディジ
タルリターン映像信号とされる。D−Cinema信号
とディジタルリターン映像信号との夫々は、伝送される
に際しては、シリアルディジタルデータとされる。
【0022】そして、カメラ部を構成する複数のビデオ
カメラの夫々から得られるD−Cinema信号とディ
ジタルリターン映像信号とを、カメラ部と信号記録再生
部との間において双方向伝送するにあたり、D−Cin
ema信号を形成するディジタルデータとディジタルリ
ターン映像信号を形成するディジタルデータとの夫々を
光信号に変換し、伝送信号容量が大で優れた伝送効率が
得られる光信号伝送ケーブルを通じて伝送することが考
えられる。その際には、カメラ部と信号記録再生部とを
連結する光信号伝送ケーブルを形成するものとして、所
謂、光ファイバーが用いられることになる。
【0023】このような光信号伝送ケーブルを形成する
光ファイバーは、例えば、石英系シングルモードファイ
バー(石英系SMF)とされる。この石英系SMFは、
例えば、コア径を10μmとし、クラッド径を125μ
mとして、伝播モードを一つとするものとされ、伝送周
波数帯域が広く、伝播損失が低く抑えられるという特徴
を有している。従って、光信号による高速・長距離通信
の用途に向いており、ビデオカメラから得られるディジ
タル映像信号に基づく光信号の伝送に適している。
【0024】石英系SMFは、例えば、図26に示され
る減衰特性に従った光信号の減衰を生じ、また、図27
に示される分散特性に従った光信号の分散を生じる。光
信号の分散とは、光信号の周波数スペクトルの広がりと
光ファイバーの材料及び構造に起因して生じる光信号の
伝播時間の広がりあるいは波形歪みである。図26に示
される減衰特性にあっては、波長を略1.3μmとする
光及び波長を略1.55μmとする光に対して減衰の極
小値を示している。また、図27に示される分散特性に
あっては、波長を略1.3μmとする光の分散が最小と
なる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くにして、カ
メラ部を構成する複数のビデオカメラの夫々から得られ
るD−Cinema信号を形成するディジタルデータ及
びディジタルリターン映像信号を形成するディジタルデ
ータの夫々を光信号に変換し、光信号伝送ケーブルを用
いて、カメラ部と信号記録再生部との間において双方向
伝送するにあたっては、カメラ部と信号記録再生部との
間において、複数の光信号が双方向伝送に供されること
になる。従って、従前のデータ伝送手法によるのでは、
D−Cinema信号のシリアル伝送については、D−
Cinema信号を複数の信号チャンネルに分割して伝
送せざるを得ないこともあって、カメラ部と信号記録再
生部との間に、多数の光信号伝送ケーブルが並列的に配
されることが必要とされ、それにより、大なるケーブル
設置用スペースが要されるとともに、コストが嵩むこと
になってしまう。
【0026】そこで、カメラ部を構成する複数のビデオ
カメラの夫々から得られるD−Cinema信号を形成
するディジタルデータ及びディジタルリターン映像信号
を形成するディジタルデータの夫々が変換されて得られ
る複数の光信号の、カメラ部と信号記録再生部との間に
おける光信号伝送ケーブルを用いての双方向伝送を、光
信号伝送ケーブルの数を最小限に抑えるべく、効率良く
行えるデータ伝送システムが望まれるところとなるが、
従来にあっては、このようなデータ伝送システムは見当
たらない。
【0027】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
記載された発明は、例えば、光信号伝送ケーブルを用い
て、複数のシリアルディジタルデータに基づく複数の光
信号を、例えば、共通の光信号伝送ケーブルについて双
方向に伝送することができ、それゆえ、例えば、カメラ
部を構成する複数のビデオカメラの夫々から得られる、
量子化ビット数を10ビット以上とするD−Cinem
a信号を形成するディジタルデータ、及び、ディジタル
リターン映像信号を形成するディジタルデータ、の夫々
が変換されて得られる複数の光信号の、カメラ部と信号
記録再生部との間における光信号伝送ケーブルを用いて
の双方向伝送に適用される際には、その双方向伝送を、
光信号伝送ケーブルの数を最小限に抑えるべく、効率良
く行えることになるデータ伝送方法、及び、斯かる方法
の実施に供されるデータ伝送装置を提供する。
【0028】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項5までのいずれかに記載され
た発明に係るデータ伝送方法にあっては、フレームレー
トを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フレ
ームにおける有効ライン数が1080ライン,各ライン
における有効データサンプル数が1920サンプルに設
定され、量子化ビット数を12ビット,14ビットもし
くは16ビットとするディジタル映像信号を成し、各々
が12ビット,14ビットもしくは16ビットワード列
データとされたYデータ系列とPB /PR データ系列と
の並列配置をもって形成された24ビット,28ビット
もしくは32ビットパラレルデータに、Yデータ系列及
びPB /PR データ系列の夫々を構成する各12ビッ
ト,14ビットもしくは16ビットワードを上位10ビ
ットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分
割する処理を施して、分割された上位10ビットに基づ
く第1のワード列データと、分割された下位2ビット,
4ビットもしくは6ビットと補助ビットとに基づく第2
のワード列データとを形成する。そして、斯かる第1及
び第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシ
リアルデータを得、それらにビット多重合成処理を施し
て複合シリアルデータを形成し、その複合シリアルデー
タを所定の中心波長を有する第1の光信号に変換して、
その第1の光信号を、一端部側に第1及び第2の入出力
端が設けられるとともに他端部側に第3の入出力端が設
けられて成る第1の光サーキュレータにおける第1の入
出力端に供給し、それにより第3の入出力端に導出され
る第1の光信号を、光信号伝送ケーブルに送出してその
一端側から他端側へと伝送するとともに、第3のシリア
ルデータを上述の所定の中心波長を有する第2の光信号
に変換して、その第2の光信号を、一端部側に第4及び
第5の入出力端が設けられるとともに他端部側に第6の
入出力端が設けられて成る第2の光サーキュレータにお
ける第4の入出力端に供給し、それにより第6の入出力
端に導出される第2の光信号を、光信号伝送ケーブルに
送出してその他端側から一端側へと伝送し、光信号伝送
ケーブルの他端側に伝送された第1の光信号を、第2の
光サーキュレータの第6の入出力端に供給して、第5の
入出力端に導出するとともに、光信号伝送ケーブルの一
端側に伝送された第2の光信号を、第1の光サーキュレ
ータの第3の入出力端に供給して、第2の入出力端に導
出する。
【0029】本願の特許請求の範囲における請求項6か
ら請求項10までのいずれかに記載された発明に係るデ
ータ伝送方法にあっては、フレームレートを24Hz,
25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおける有
効ライン数が1080ライン,各ラインにおける有効デ
ータサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化
ビット数を10ビットとするディジタル映像信号を成
し、各々が10ビットワード列データとされたGデータ
系列とBデータ系列とRデータ系列との並列配置をもっ
て形成された30ビットパラレルデータに、Gデータ系
列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する各
10ビットワードを、Gデータ系列を形成する10ビッ
トワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成
する10ビットワードの一部とを含む第1のワードグル
ープと、補助データ系列を形成する10ビットワードと
Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する10ビ
ットワードの他の一部とを含む第2のワードグループと
に振り分け、第1及び第2のワードグループの夫々に基
づくワード列データを得る処理を施して、第1及び第2
のワード列データを形成する。そして、斯かる第1及び
第2のワード列データに夫々基づく第1及び第2のシリ
アルデータを得、それらと第3のシリアルデータとを、
特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのい
ずれかに記載された発明に係るデータ伝送方法の場合と
同様の手法により、光信号に変換して光信号伝送ケーブ
ルを通じて伝送し、伝送された光信号が光信号伝送ケー
ブルから導出されるようになす。
【0030】本願の特許請求の範囲における請求項11
から請求項15までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法にあっては、フレームレートを24H
z,25Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおけ
る有効ライン数が1080ライン,各ラインにおける有
効データサンプル数が1920サンプルに設定され、量
子化ビット数を12ビットとするディジタル映像信号を
成し、各々が12ビットワード列データとされたGデー
タ系列とBデータ系列とRデータ系列との並列配置をも
って形成された36ビットパラレルデータに、Gデータ
系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する
各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット
とに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位1
0ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分
割された複数の上位10ビットの一部とに基づくワード
列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から
分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデー
タ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された
複数の下位2ビットと補助ビットとに基づくワード列デ
ータとを得る処理を施して、第1及び第2のワード列デ
ータを形成する。そして、斯かる第1及び第2のワード
列データに夫々基づく第1及び第2のシリアルデータを
得、それらと第3のシリアルデータとを、特許請求の範
囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載
された発明に係るデータ伝送方法の場合と同様の手法に
より、光信号に変換して光信号伝送ケーブルを通じて伝
送し、伝送された光信号が光信号伝送ケーブルから導出
されるようになす。
【0031】本願の特許請求の範囲における請求項16
から請求項19までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法にあっては、フレームレートを50Hz
もしくは60Hzとし、各フレームにおける有効ライン
数が1080ライン,各ラインにおける有効データサン
プル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数
を12ビット,14ビットもしくは16ビットとするデ
ィジタル映像信号を成し、各々が12ビット,14ビッ
トもしくは16ビットワード列データとされたYデータ
系列とPB /PR データ系列との並列配置をもって形成
された24ビット,28ビットもしくは32ビットパラ
レルデータに、各ライン部毎に順次第1のグループと第
2のグループとに振り分ける処理を施して、第1のグル
ープを構成するデータに基づく第1のワード列データ
と、第2のグループを構成するデータに基づく第2のワ
ード列データとを形成する。さらに、第1のワード列デ
ータにおけるYデータ系列及びPB /PR データ系列を
構成する各12ビット,14ビットもしくは16ビット
ワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットも
しくは6ビットとに分割する処理を施して、分割された
上位10ビットに基づく第3のワード列データと、分割
された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットと補助
ビットとに基づく第4のワード列データとを形成すると
ともに、第2のワード列データにおけるYデータ系列及
びPB /PR データ系列を構成する各12ビット,14
ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと
下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する
処理を施して、分割された上位10ビットに基づく第5
のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビッ
トもしくは6ビットと補助ビットとに基づく第6のワー
ド列データとを形成する。そして、斯かる第3,第4,
第5及び第6のワード列データに夫々基づく第1,第
2,第3及び第4のシリアルデータを得て、第1及び第
2のシリアルデータにビット多重合成処理を施して第1
の複合シリアルデータを形成し、それを第1の中心波長
を有する第1の光信号に変換して、その第1の光信号
を、一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられると
ともに他端部側に第3の入出力端が設けられて成る第1
の光サーキュレータにおける第1の入出力端に供給し、
それにより第3の入出力端に導出される第1の光信号
を、第1の光信号伝送ケーブルに送出してその一端側か
ら他端側へと伝送するとともに、第3及び第4のシリア
ルデータにビット多重合成処理を施して第2の複合シリ
アルデータを形成し、それを第2の中心波長を有する第
2の光信号に変換して、その第2の光信号を、一端部側
に第4及び第5の入出力端が設けられるとともに他端部
側に第6の入出力端が設けられて成る第2の光サーキュ
レータにおける第4の入出力端に供給し、第6の入出力
端に導出される第2の光信号を、第2の光信号伝送ケー
ブルに送出してその一端側から他端側へと伝送する。さ
らに、第5のシリアルデータを上述の第1の中心波長を
有する第3の光信号に変換して、その第3の光信号を、
一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられるととも
に他端部側に第9の入出力端が設けられて成る第3の光
サーキュレータにおける第7の入出力端に供給し、それ
により第9の入出力端に導出される第3の光信号を、第
1の光信号伝送ケーブルに送出してその他端側から一端
側へと伝送するとともに、第6のシリアルデータを上述
の第2の中心波長を有する第4の光信号に変換して、そ
の第4の光信号を、一端部側に第10及び第11の入出
力端が設けられるとともに他端部側に第12の入出力端
が設けられて成る第4の光サーキュレータにおける第1
0の入出力端に供給し、それにより第12の入出力端に
導出される第4の光信号を、第2の光信号伝送ケーブル
に送出してその他端側から一端側へと伝送し、第1の光
信号伝送ケーブルの他端側に伝送された第1の光信号
を、第3の光サーキュレータの第9の入出力端に供給し
て、第8の入出力端に導出し、第1の光信号伝送ケーブ
ルの一端側に伝送された第3の光信号を、第1の光サー
キュレータの第3の入出力端に供給して、第2の入出力
端に導出されるものとなすとともに、第2の光信号伝送
ケーブルの他端側に伝送された第2の光信号を、第4の
光サーキュレータの第12の入出力端に供給して、第1
1の入出力端に導出し、第2の光信号伝送ケーブルの一
端側に伝送された第4の光信号を、第2の光サーキュレ
ータの第6の入出力端に供給して、第5の入出力端に導
出されるものとなす。
【0032】本願の特許請求の範囲における請求項20
から請求項23までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法にあっては、フレームレートを50Hz
もしくは60Hzとし、各フレームにおける有効ライン
数が1080ライン,各ラインにおける有効データサン
プル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数
を10ビットとするディジタル映像信号を成し、各々が
10ビットワード列データとされたGデータ系列とBデ
ータ系列とRデータ系列との並列配置をもって形成され
た30ビットパラレルデータに、各ライン部毎に順次第
1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施
して、第1のグループを構成するデータに基づく第1の
ワード列データと、第2のグループを構成するデータに
基づく第2のワード列データとを形成する。さらに、第
1のワード列データにおけるGデータ系列,Bデータ系
列及びRデータ系列の夫々を構成する各10ビットワー
ドを、Gデータ系列を形成する10ビットワードとBデ
ータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する10ビット
ワードの一部とを含む第1のワードグループと、補助デ
ータ系列を形成する10ビットワードとBデータ系列及
びRデータ系列の夫々を構成する10ビットワードの他
の一部とを含む第2のワードグループとに振り分け、第
1及び第2のワードグループの夫々に基づくワード列デ
ータを得る処理を施して、第3及び第4のワード列デー
タを形成するとともに、第2のワード列データにおける
Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を
構成する各10ビットワードを、Gデータ系列を形成す
る10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の
夫々を構成する10ビットワードの一部とを含む第3の
ワードグループと、補助データ系列を形成する10ビッ
トワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成
する10ビットワードの他の一部とを含む第4のワード
グループとに振り分け、第3及び第4のワードグループ
の夫々に基づくワード列データを得る処理を施して、第
5及び第6のワード列データを形成する。そして、第3
〜第6のワード列データに夫々基づく第1〜第4のシリ
アルデータを得、それらと第5及び第6のシリアルデー
タとを、特許請求の範囲における請求項16から請求項
19までのいずれかに記載された発明に係るデータ伝送
方法の場合と同様の手法により、光信号に変換して光信
号伝送ケーブルを通じて伝送し、伝送された光信号が光
信号伝送ケーブルから導出されるようになす。
【0033】本願の特許請求の範囲における請求項24
から請求項27までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法にあっては、フレームレートを50Hz
もしくは60Hzとし、各フレームにおける有効ライン
数が1080ライン,各ラインにおける有効データサン
プル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数
を12ビットとするディジタル映像信号を成し、各々が
12ビットワード列データとされたGデータ系列とBデ
ータ系列とRデータ系列との並列配置をもって形成され
た36ビットパラレルデータに、各ライン部毎に順次第
1のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施
して、第1のグループを構成するデータに基づく第1の
ワード列データと、第2のグループを構成するデータに
基づく第2のワード列データとを形成する。さらに、第
1のワード列データにおけるGデータ系列,Bデータ系
列及びRデータ系列の夫々を構成する各12ビットワー
ドを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、G信
号データ系列から分割された複数の上位10ビットとB
データ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複数
の上位10ビットの一部とに基づくワード列データと、
Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された複
数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,Bデ
ータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下位2
ビットと補助ビットとに基づくワード列データとを得る
処理を施して、第3及び第4のワード列データを形成す
るとともに、第2のワード列データにおけるGデータ系
列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する各
12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビットと
に分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位10
ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割
された複数の上位10ビットの一部とに基づくワード列
データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分
割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ
系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複
数の下位2ビットと補助ビットとに基づくワード列デー
タとを得る処理を施して、第5及び第6のワード列デー
タを形成する。そして、第3〜第6のワード列データに
夫々基づく第1〜第4のシリアルデータを得、それらと
第5及び第6のシリアルデータとを、特許請求の範囲に
おける請求項16〜19までのいずれかに記載された発
明に係るデータ伝送方法の場合と同様の手法により、光
信号に変換して光信号伝送ケーブルを通じて伝送し、伝
送された光信号が光信号伝送ケーブルから導出されるよ
うになす。
【0034】本願の特許請求の範囲における請求項28
から請求項30までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法にあっては、特許請求の範囲における請
求項16から請求項19までのいずれかに記載された発
明に係るデータ伝送方法の場合と同様にして、第3〜第
6のワード列データを形成する。そして、斯かる第3〜
第6のワード列データに夫々基づく第1,第2,第3及
び第4のシリアルデータを得て、第1のシリアルデータ
を第1の中心波長を有する第1の光信号に変換するとと
もに、第2のシリアルデータを第1の中心波長とは異な
る第2の中心波長を有する第2の光信号に変換し、第1
の光信号を、一端部側に第1及び第2の入出力端が設け
られるとともに他端部側に第3の入出力端が設けられて
成る第1の光サーキュレータにおける第1の入出力端に
供給し、それにより第3の入出力端に導出される第1の
光信号を、第2の光信号と合波して第1の多重光信号を
得、それを第1の光信号伝送ケーブルに送出してその一
端側から他端側へと伝送し、第3のシリアルデータを第
3の中心波長を有する第3の光信号に変換するととも
に、第4のシリアルデータを第3の中心波長とは異なる
第4の中心波長を有する第4の光信号に変換し、第3の
光信号を、一端部側に第4及び第5の入出力端が設けら
れるとともに他端部側に第6の入出力端が設けられて成
る第2の光サーキュレータにおける第4の入出力端に供
給し、それにより第6の入出力端に導出される第3の光
信号を、第4の光信号と合波して第2の多重光信号を
得、それを第2の光信号伝送ケーブルに送出してその一
端側から他端側へと伝送する。また、第5のシリアルデ
ータを上述の第1の中心波長を有する第5の光信号に変
換して、その第5の光信号を、一端部側に第7及び第8
の入出力端が設けられるとともに他端部側に第9の入出
力端が設けられて成る第3の光サーキュレータにおける
第7の入出力端に供給し、それにより第9の入出力端に
導出される第5の光信号を、第1の光信号伝送ケーブル
に送出してその他端側から一端側へと伝送するととも
に、第6のシリアルデータを上述の第3の中心波長を有
する第6の光信号に変換して、その第6の光信号を、一
端部側に第10及び第11の入出力端が設けられるとと
もに他端部側に第12の入出力端が設けられて成る第4
の光サーキュレータにおける第10の入出力端に供給
し、それにより第12の入出力端に導出される第6の光
信号を、第2の光信号伝送ケーブルに送出してその他端
側から一端側へと伝送する。さらに、第1の光信号伝送
ケーブルの他端側に伝送された第1の多重光信号を分波
して第1の光信号と第2の光信号とを得、第1の光信号
を第3の光サーキュレータの第9の入出力端に供給し
て、第8の入出力端に導出されるものとなし、第1の光
信号伝送ケーブルの一端側に伝送された第5の光信号
を、第1の光サーキュレータの第3の入出力端に供給し
て、第2の入出力端に導出されるものとなすとともに、
第2の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された第2の
多重光信号を分波して第3の光信号と第4の光信号とを
得、第3の光信号を第4の光サーキュレータの第12の
入出力端に供給して、第11の入出力端に導出されるも
のとなし、第2の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送さ
れた第6の光信号を、第2の光サーキュレータの第6の
入出力端に供給して、第5の入出力端に導出されるもの
となす。
【0035】本願の特許請求の範囲における請求項31
から請求項33までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法にあっては、特許請求の範囲における請
求項20から請求項23までのいずれかに記載された発
明に係るデータ伝送方法の場合と同様にして、第3〜第
6のワード列データを形成する。そして、第3〜第6の
ワード列データに夫々基づく第1〜第4のシリアルデー
タを得、それらと第5及び第6のシリアルデータとを、
特許請求の範囲における請求項28〜30までのいずれ
かに記載された発明に係るデータ伝送方法の場合と同様
の手法により、光信号に変換して光信号伝送ケーブルを
通じて伝送し、伝送された光信号が光信号伝送ケーブル
から導出されるようになす。
【0036】本願の特許請求の範囲における請求項34
から請求項36までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法にあっては、特許請求の範囲における請
求項24から請求項27までのいずれかに記載された発
明に係るデータ伝送方法の場合と同様にして、第3〜第
6のワード列データを形成する。そして、第3〜第6の
ワード列データに夫々基づく第1〜第4のシリアルデー
タを得、それらと第5及び第6のシリアルデータとを、
特許請求の範囲における請求項28〜30までのいずれ
かに記載された発明に係るデータ伝送方法の場合と同様
の手法により、光信号に変換して光信号伝送ケーブルを
通じて伝送し、伝送された光信号が光信号伝送ケーブル
から導出されるようになす。
【0037】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項37に記載された発明に係るデータ伝送装置は、フ
レームレートを24Hz,25Hzもしくは30Hzと
し、各フレームにおける有効ライン数が1080ライ
ン,各ラインにおける有効データサンプル数が1920
サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット,1
4ビットもしくは16ビットとするディジタル映像信号
を成し、各々が12ビット,14ビットもしくは16ビ
ットワード列データとされたYデータ系列とPB/PR
データ系列の並列配置をもって形成された24ビット,
28ビットもしくは32ビットパラレルデータに、Yデ
ータ系列及びPB /PR データ系列の夫々を構成する各
12ビット,14ビットもしくは16ビットワードを上
位10ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビッ
トとに分割する処理を施して、分割された上位10ビッ
トに基づく第1のワード列データと、分割された下位2
ビット,4ビットもしくは6ビットと補助ビットとに基
づく第2のワード列データとを形成するデータ処理部
と、第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及
び第2のシリアルデータを得るパラレル/シリアル(P
/S)変換部と、第1及び第2のシリアルデータにビッ
ト多重合成処理を施して複合シリアルデータを形成し、
それを所定の中心波長を有する第1の光信号に変換する
第1の光信号形成部と、一端部側に第1及び第2の入出
力端が設けられるとともに他端部側に第3の入出力端が
設けられて成り、第1の入出力端に第1の光信号が供給
され、それを第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
ュレータと、第3のシリアルデータを上述の所定の中心
波長を有する第2の光信号に変換する第2の光信号形成
部と、一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられる
とともに他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、
第4の入出力端に第2の光信号が供給され、それを第6
の入出力端に導出する第2の光サーキュレータと、第1
の光サーキュレータの第3の入出力端に導出される第1
の光信号を一端側から他端側へと伝送して、第2の光サ
ーキュレータを第6の入出力端から第5の入出力端へと
通じ、その第5の入出力端に導出されるものとなすとと
もに、第2の光サーキュレータの第6の入出力端に導出
される第2の光信号を他端側から一端側へと伝送して、
第1の光サーキュレータを第3の入出力端から第2の入
出力端へと通じ、その第2の入出力端に導出されるもの
となす光信号伝送ケーブルと、を備えて構成される。
【0038】本願の特許請求の範囲における請求項38
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、フレームレ
ートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フ
レームにおける有効ライン数が1080ライン,各ライ
ンにおける有効データサンプル数が1920サンプルに
設定され、量子化ビット数を10ビットとするディジタ
ル映像信号を成し、各々が10ビットワード列データと
されたGデータ系列とBデータ系列とRデータ系列との
並列配置をもって形成された30ビットパラレルデータ
に、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫
々を構成する各10ビットワードを、Gデータ系列を形
成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ系
列の夫々を構成する10ビットワードの一部とを含む第
1のワードグループと、補助データ系列を形成する10
ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々を
構成する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワ
ードグループとに振り分け、第1及び第2のワードグル
ープの夫々に基づくワード列データを得る処理を施し
て、第1及び第2のワード列データを形成するデータ処
理部と、特許請求の範囲における請求項37に記載され
た発明に係るデータ伝送装置が備えるものと同様な、P
/S変換部,第1の光信号形成部,第1の光サーキュレ
ータ,第2の光信号形成部,第2の光サーキュレータ及
び光信号伝送ケーブルと、を備えて構成される。
【0039】本願の特許請求の範囲における請求項39
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、フレームレ
ートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フ
レームにおける有効ライン数が1080ライン,各ライ
ンにおける有効データサンプル数が1920サンプルに
設定され、量子化ビット数を12ビットとするディジタ
ル映像信号を成し、各々が12ビットワード列データと
されたGデータ系列とBデータ系列とRデータ系列との
並列配置をもって形成された36ビットパラレルデータ
に、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫
々を構成する各12ビットワードを、上位10ビットと
下位2ビットとに分割し、Gデータ系列から分割された
複数の上位10ビットとBデータ系列及びRデータ系列
の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに
基づくワード列データと、Bデータ系列及びRデータ系
列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一
部と、Gデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列か
ら分割された複数の下位2ビットと補助ビットとに基づ
くワード列データとを得る処理を施して、第1及び第2
のワード列データを形成するデータ処理部と、特許請求
の範囲における請求項37に記載された発明に係るデー
タ伝送装置が備えるものと同様な、P/S変換部,第1
の光信号形成部,第1の光サーキュレータ,第2の光信
号形成部,第2の光サーキュレータ及び光信号伝送ケー
ブルと、を備えて構成される。
【0040】本願の特許請求の範囲における請求項40
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、フレームレ
ートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにお
ける有効ライン数が1080ライン,各ラインにおける
有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、
量子化ビット数を12ビット,14ビットもしくは16
ビットとするディジタル映像信号を成し、各々が12ビ
ット,14ビットもしくは16ビットワード列データと
されたYデータ系列とPB /PR データ系列との並列配
置をもって形成された24ビット,28ビットもしくは
32ビットパラレルデータに、各ライン部毎に順次第1
のグループと第2のグループとに振り分ける処理を施し
て、第1のグループを構成するデータに基づく第1のワ
ード列データと、第2のグループを構成するデータに基
づく第2のワード列データとを形成し、第1のワード列
データにおけるYデータ系列及びPB /PR データ系列
を構成する各12ビット,14ビットもしくは16ビッ
トワードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビット
もしくは6ビットとに分割する処理を施して、分割され
た上位10ビットに基づく第3のワード列データと、分
割された下位2ビット,4ビットもしくは6ビットと補
助ビットとに基づく第4のワード列データとを形成する
とともに、第2のワード列データにおけるYデータ系列
及びPB /P R データ系列を構成する各12ビット,1
4ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビット
と下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割す
る処理を施して、分割された上位10ビットに基づく第
5のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビ
ットもしくは6ビットと補助ビットとに基づく第6のワ
ード列データとを形成するデータ処理部と、第3,第
4,第5及び第6のワード列データに夫々基づく第1,
第2,第3及び第4のシリアルデータを得るP/S変換
部と、第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成
処理を施して第1の複合シリアルデータを形成し、それ
を第1の中心波長を有する第1の光信号に変換する第1
の光信号形成部と、一端部側に第1及び第2の入出力端
が設けられるとともに他端部側に第3の入出力端が設け
られて成り、第1の入出力端に第1の光信号が供給さ
れ、それを第3の入出力端に導出する第1の光サーキュ
レータと、第3及び第4のシリアルデータにビット多重
合成処理を施して第2の複合シリアルデータを形成し、
それを第2の中心波長を有する第2の光信号に変換する
第2の光信号形成部と、一端部側に第4及び第5の入出
力端が設けられるとともに他端部側に第6の入出力端が
設けられて成り、第4の入出力端に第2の光信号が供給
され、それを第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
ュレータと、第5のシリアルデータを上述の第1の中心
波長を有する第3の光信号に変換する第3の光信号形成
部と、一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられる
とともに他端部側に第9の入出力端が設けられて成り、
第7の入出力端に第3の光信号が供給され、それを第9
の入出力端に導出する第3の光サーキュレータと、第6
のシリアルデータを上述の第2の中心波長を有する第4
の光信号に変換する第4の光信号形成部と、一端部側に
第10及び第11の入出力端が設けられるとともに他端
部側に第12の入出力端が設けられて成り、第10の入
出力端に第4の光信号が供給され、それを第12の入出
力端に導出する第4の光サーキュレータと、第1の光サ
ーキュレータの第3の入出力端に導出される第1の光信
号を一端側から他端側へと伝送して、第3の光サーキュ
レータを第9の入出力端から第8の入出力端へと通じ、
その第8の入出力端に導出されるものとなすとともに、
第3の光サーキュレータの第9の入出力端に導出される
第3の光信号を他端側から一端側へと伝送して、第1の
光サーキュレータを第3の入出力端から第2の入出力端
へと通じ、その第2の入出力端に導出されるものとなす
第1の光信号伝送ケーブルと、第2の光サーキュレータ
の第6の入出力端に導出される第2の光信号を一端側か
ら他端側へと伝送して、第4の光サーキュレータを第1
2の入出力端から第11の入出力端へと通じ、その第1
1の入出力端に導出されるものとなすとともに、第4の
光サーキュレータの第12の入出力端に導出される第4
の光信号を他端側から一端側へと伝送して、第2の光サ
ーキュレータを第6の入出力端から第5の入出力端へと
通じ、その第5の入出力端に導出されるものとなす第2
の光信号伝送ケーブルとを備えて構成される。
【0041】本願の特許請求の範囲における請求項41
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、フレームレ
ートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにお
ける有効ライン数が1080ライン,各ラインにおける
有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、
量子化ビット数を10ビットとするディジタル映像信号
を成し、各々が10ビットワード列データとされたGデ
ータ系列とBデータ系列とRデータ系列との並列配置を
もって形成された30ビットパラレルデータに、各ライ
ン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに振り
分ける処理を施して、第1のグループを構成するデータ
に基づく第1のワード列データと、第2のグループを構
成するデータに基づく第2のワード列データとを形成
し、第1のワード列データにおけるGデータ系列,Bデ
ータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する各10ビッ
トワードを、Gデータ系列を形成する10ビットワード
とBデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する10
ビットワードの一部とを含む第1のワードグループと、
補助データ系列を形成する10ビットワードとBデータ
系列及びRデータ系列の夫々を構成する10ビットワー
ドの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り分
け、第1及び第2のワードグループの夫々に基づくワー
ド列データを得る処理を施して、第3及び第4のワード
列データを形成するとともに、第2のワード列データに
おけるGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の
夫々を構成する各10ビットワードを、Gデータ系列を
形成する10ビットワードとBデータ系列及びRデータ
系列の夫々を構成する10ビットワードの一部とを含む
第3のワードグループと、補助データ系列を形成する1
0ビットワードとBデータ系列及びRデータ系列の夫々
を構成する10ビットワードの他の一部とを含む第4の
ワードグループとに振り分け、第3及び第4のワードグ
ループの夫々に基づくワード列データを得る処理を施し
て、第5及び第6のワード列データを形成するデータ処
理部と、特許請求の範囲における請求項40に記載され
た発明に係るデータ伝送装置が備えるものと同様な、P
/S変換部,第1の光信号形成部,第1の光サーキュレ
ータ,第2の光信号形成部,第2の光サーキュレータ,
第3の光信号形成部,第3の光サーキュレータ,第4の
光信号形成部,第3の光サーキュレータ,第1の光信号
伝送ケーブル及び第2の光信号伝送ケーブルと、を備え
て構成される。
【0042】本願の特許請求の範囲における請求項42
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、フレームレ
ートを50Hzもしくは60Hzとし、各フレームにお
ける有効ライン数が1080ライン,各ラインにおける
有効データサンプル数が1920サンプルに設定され、
量子化ビット数を12ビットとするディジタル映像信号
を成し、各々が12ビットワード列データとされたGデ
ータ系列とBデータ系列とRデータ系列との並列配置を
もって形成された36ビットパラレルデータに、各ライ
ン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに振り
分ける処理を施して、第1のグループを構成するデータ
に基づく第1のワード列データと、第2のグループを構
成するデータに基づく第2のワード列データとを形成
し、第1のワード列データにおけるGデータ系列,Bデ
ータ系列及びRデータ系列の夫々を構成する各12ビッ
トワードを、上位10ビットと下位2ビットとに分割
し、Gデータ系列から分割された複数の上位10ビット
とBデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割された
複数の上位10ビットの一部とに基づくワード列データ
と、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々から分割され
た複数の上位10ビットの他の一部と、Gデータ系列,
Bデータ系列及びRデータ系列から分割された複数の下
位2ビットと補助ビットとに基づくワード列データとを
得る処理を施して、第3及び第4のワード列データを形
成するとともに、第2のワード列データにおけるGデー
タ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫々を構成す
る各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビッ
トとに分割し、Gデータ系列から分割された複数の上位
10ビットとBデータ系列及びRデータ系列の夫々から
分割された複数の上位10ビットの一部とに基づくワー
ド列データと、Bデータ系列及びRデータ系列の夫々か
ら分割された複数の上位10ビットの他の一部と、Gデ
ータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列から分割され
た複数の下位2ビットと補助ビットとに基づくワード列
データとを得る処理を施して、第5及び第6のワード列
データを形成するデータ処理部と、特許請求の範囲にお
ける請求項40に記載された発明に係るデータ伝送装置
が備えるものと同様な、P/S変換部,第1の光信号形
成部,第1の光サーキュレータ,第2の光信号形成部,
第2の光サーキュレータ,第3の光信号形成部,第3の
光サーキュレータ,第4の光信号形成部,第3の光サー
キュレータ,第1の光信号伝送ケーブル及び第2の光信
号伝送ケーブルと、を備えて構成される。
【0043】本願の特許請求の範囲における請求項43
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、特許請求の
範囲における請求項40に記載された発明に係るデータ
伝送装置が備えるものと同様なデータ処理部と、第3,
第4,第5及び第6のワード列データに夫々基づく第
1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得るP/S
変換部と、第1のシリアルデータを第1の中心波長を有
する第1の光信号に変換する第1の光信号形成部と、一
端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるとともに
他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、第1の入
出力端に第1の光信号が供給され、それを第3の入出力
端に導出する第1の光サーキュレータと、第2のシリア
ルデータを第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を
有する第2の光信号に変換する第2の光信号形成部と、
第1の光サーキュレータの第3の入出力端に導出される
第1の光信号と第2の光信号とを合波して第1の多重光
信号を得る第1の合波部と、第3のシリアルデータを第
3の中心波長を有する第3の光信号に変換する第3の光
信号形成部と、一端部側に第4及び第5の入出力端が設
けられるとともに他端部側に第6の入出力端が設けられ
て成り、第4の入出力端に第3の光信号が供給され、そ
れを第6の入出力端に導出する第2の光サーキュレータ
と、第4のシリアルデータを第3の中心波長とは異なる
第4の中心波長を有する第4の光信号に変換する第4の
光信号形成部と、第2の光サーキュレータの第6の入出
力端に導出される第3の光信号と第4の光信号とを合波
して第2の多重光信号を得る第2の合波部と、第5のシ
リアルデータを第1の中心波長を有する第5の光信号に
変換する第5の光信号形成部と、一端部側に第7及び第
8の入出力端が設けられるとともに他端部側に第9の入
出力端が設けられて成り、第7の入出力端に第5の光信
号が供給され、それを第9の入出力端に導出する第3の
光サーキュレータと、第6のシリアルデータを第3の中
心波長を有する第6の光信号に変換する第6の光信号形
成部と、一端部側に第10及び第11の入出力端が設け
られるとともに他端部側に第12の入出力端が設けられ
て成り、第10の入出力端に第6の光信号が供給され、
それを第12の入出力端に導出する第4の光サーキュレ
ータと、第1の合波部から得られる第1の多重光信号を
一端側から他端側へと伝送するとともに、第3の光サー
キュレータの第9の入出力端に導出される第5の光信号
を他端側から一端側へと伝送し、第5の光信号を、第1
の合波部を経て、第1の光サーキュレータを第3の入出
力端から第2の入出力端へと通じ、その第2の入出力端
に導出されるものとなす第1の光信号伝送ケーブルと、
第2の合波部から得られる第2の多重光信号を一端側か
ら他端側へと伝送するとともに、第4の光サーキュレー
タの第12の入出力端に導出される第6の光信号を他端
側から一端側へと伝送し、第6の光信号を、第2の合波
部を経て、第2の光サーキュレータを第6の入出力端か
ら第5の入出力端へと通じ、その第5の入出力端に導出
されるものとなす第2の光信号伝送ケーブルと、第1の
光信号伝送ケーブルの他端側へと伝送された第1の多重
光信号を第1の光信号と第2の光信号とに分波し、第1
の光信号を第3の光サーキュレータを第9の入出力端か
ら第8の入出力端へと通じ、その第8の入出力端に導出
されるものとなす第1の分波部と、第2の光信号伝送ケ
ーブルの他端側へと伝送された第2の多重光信号を第3
の光信号と第4の光信号とに分波し、第3の光信号を第
4の光サーキュレータを第12の入出力端から第11の
入出力端へと通じ、その第11の入出力端に導出される
ものとなす第2の分波部と、を備えて構成される。
【0044】本願の特許請求の範囲における請求項44
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、特許請求の
範囲における請求項41に記載された発明に係るデータ
伝送装置が備えるものと同様なデータ処理部と、特許請
求の範囲における請求項43に記載された発明に係るデ
ータ伝送装置が備えるものと同様な、P/S変換部,第
1の光信号形成部,第1の光サーキュレータ,第2の光
信号形成部,第1の合波部,第3の光信号形成部,第2
の光サーキュレータ,第4の光信号形成部,第2の合波
部,第5の光信号形成部,第3の光サーキュレータ,第
6の光信号形成部,第4の光サーキュレータ,第1の光
信号伝送ケーブル,第2の光信号伝送ケーブル,第1の
分波部及び第2の分波部と、を備えて構成される。
【0045】本願の特許請求の範囲における請求項45
に記載された発明に係るデータ伝送装置は、特許請求の
範囲における請求項42に記載された発明に係るデータ
伝送装置が備えるものと同様なデータ処理部と、特許請
求の範囲における請求項43に記載された発明に係るデ
ータ伝送装置が備えるものと同様な、P/S変換部,第
1の光信号形成部,第1の光サーキュレータ,第2の光
信号形成部,第1の合波部,第3の光信号形成部,第2
の光サーキュレータ,第4の光信号形成部,第2の合波
部,第5の光信号形成部,第3の光サーキュレータ,第
6の光信号形成部,第4の光サーキュレータ,第1の光
信号伝送ケーブル,第2の光信号伝送ケーブル,第1の
分波部及び第2の分波部と、を備えて構成される。
【0046】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項15までのいずれかに記載された
発明に係るデータ伝送方法、あるいは、請求項37から
請求項39までのいずれかに記載された発明に係るデー
タ伝送装置にあっては、フレームレートを24Hz,2
5Hzもしくは30Hzとし、各フレームにおける有効
ライン数が1080ライン,各ラインにおける有効デー
タサンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビ
ット数を10ビット,12ビット,14ビットもしくは
16ビットとする4:2:2形式もしくは4:4:4形
式のディジタル映像信号を成すディジタルデータに基づ
く第1及び第2のシリアルデータと、それらとは別の第
3のシリアルデータとが、光信号に変換され、共通の光
信号伝送ケーブルの一端側と他端側との間において双方
向伝送される。
【0047】そして、共通の光信号伝送ケーブルを通じ
た各光信号の伝送先において、第1及び第2のシリアル
データと第3のシリアルデータとが夫々再生される。
【0048】斯かる際、第1及び第2のシリアルデータ
と第3のシリアルデータとの双方向伝送は、例えば、デ
ィジタル映像信号の HD SDI に従ったシリアル伝送に用
いられる現存する回路構成要素を利用して、行うことが
できることになる。
【0049】また、上述の如くの本願の特許請求の範囲
における請求項16から請求項36までのいずれかに記
載された発明に係るデータ伝送方法、あるいは、請求項
40から請求項45までのいずれかに記載された発明に
係るデータ伝送装置にあっては、フレームレートを50
Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおける有効ラ
イン数が1080ライン,各ラインにおける有効データ
サンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビッ
ト数を10ビット,12ビット,14ビットもしくは1
6ビットとする4:2:2形式もしくは4:4:4形式
のディジタル映像信号を成すディジタルデータに基づく
第1,第2,第3及び第4のシリアルデータと、それら
とは別の第5及び第6のシリアルデータとが、光信号に
変換され、二つの光信号伝送ケーブルが用いられて双方
向伝送される。
【0050】そして、二つの光信号伝送ケーブルの夫々
を通じた各光信号の伝送先において、第1,第2,第3
及び第4のシリアルデータと第5及び第6のシリアルデ
ータとが夫々再生される。
【0051】斯かる際にも、第1, 第2,第3及び第4
のシリアルデータと第5及び第6のシリアルデータとの
双方向伝送は、例えば、ディジタル映像信号の HD SDI
に従ったシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要
素を利用して、行うことができることになる。
【0052】このような本願の特許請求の範囲に記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法あるいはデータ伝送装置
が、例えば、カメラ部を構成する複数のビデオカメラの
夫々から得られる、量子化ビット数を10ビット以上と
するD−Cinema信号を形成するディジタルデー
タ、及び、ディジタルリターン映像信号を形成するディ
ジタルデータの夫々が変換されて得られる複数の光信号
の、カメラ部と信号記録再生部との間における光信号伝
送ケーブルを用いての双方向伝送に適用される際には、
斯かる複数の光信号のカメラ部と信号記録再生部との間
における光信号伝送ケーブルを用いての双方向伝送を、
現存する回路構成要素を利用して、光信号伝送ケーブル
の数を最小限に抑えるべく、効率良く行うことができる
ことになり、コストの低減等が効果的に図られる。
【0053】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項15までのいずれかに記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法の例が実施される、本願
の特許請求の範囲における請求項37から請求項39ま
でのいずれかに記載された発明に係るデータ伝送装置の
例を示す。
【0054】図1に示される例においては、カメラ部1
0と信号記録再生部11との間における、D−Cine
ma信号を形成するディジタルデータとディジタルリタ
ーン映像信号を形成するディジタルデータとの双方向伝
送を行うものとされている。カメラ部10からは、デー
タDVXが送出されて、それがデータ処理部12に供給
される。
【0055】データDVXは、図28において、データ
DA12,DA14,DA16,DB10及びDB12
として示される、フレームレートを24Hz,25Hz
もしくは30Hzとし、サンプリング周波数が74.2
5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数が1
920サンプル,各フレームにおける有効ライン数が1
080ラインに設定され、量子化ビット数を10ビッ
ト,12ビット,14ビットもしくは16ビットとす
る、4:2:2形式もしくは4:4:4形式のD−Ci
nema信号を成すディジタルデータのいずれかとされ
る。
【0056】データDVXが、量子化ビット数を12ビ
ットとする4:2:2形式のD−Cinema信号を成
すディジタルデータとして図28に示されるデータDA
12である場合には、データDA12は、図2のAに示
される如くに、ワード伝送レートを74.25MBps
とする12ビットワード列データとされたYデータ系列
と、ワード伝送レートを74.25MBpsとする12
ビットワード列データとされたPB /PR データ系列と
が、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラ
レル多重されて得られる、ワード伝送レートを74.2
5MBpsとする24ビットワード列データとして、デ
ータ処理部12に供給される。
【0057】データ処理部12にあっては、図2のAに
示される如くにして供給されるデータDA12に対し
て、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,
YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、PB /P
R データ系列を構成する12ビットワードPbD0,P
rD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・
・・・・の夫々を、上位10ビットY0;2〜Y0;1
1,Y1;2〜Y1;11,Y2;2〜Y2;11,Y
3;2〜Y3;11,・・・・・、及び、Pb0;2〜
Pb0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2
〜Pb1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;
2〜Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・
・・と、下位2ビットY0;0〜Y0;1,Y1;0〜
Y1;1,Y2;0〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,
・・・・・、及び、Pb0;0〜Pb0;1,Pr0;
0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr1;0
〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜
Pr2;1,・・・・・とに分割する処理を施す。
【0058】続いて、分割された上位10ビットの列:
Y0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;
2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・
と、分割された上位10ビットの列:Pb0;2〜Pb
0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜P
b1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜
Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・
とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする20ビットワード列データDA
12Aを、分割された上位10ビットに基づくリンクA
として、図2のBに示される如くに形成する。
【0059】それとともに、分割された下位2ビットY
0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y
2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・に、8ビット
の補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫
々加えて、10ビットY0;0〜Y0;1+α0,Y
1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,
Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・とし、また、分
割された下位2ビットPb0;0〜Pb0;1,Pr
0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr
1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr
2;0〜Pr2;1,・・・・・に、8ビットの補助ビ
ットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・
を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;1+β
0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb
1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb
2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+
β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y
0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,
Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α
3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb
0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb
1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+
β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜P
r2;1+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成
る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20
ビットワード列データDA12Bを、分割された下位2
ビットに基づくリンクBとして、図2のCに示される如
くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25M
Bpsとする24ビットワード列データであるDA12
を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsとす
る20ビットワード列データDA12A及びDA12B
の2系統のワード列データに変換するのである。
【0060】データDVXが、量子化ビット数を14ビ
ットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成す
ディジタルデータとして図28に示されるデータDA1
4である場合、もしくは、量子化ビット数を16ビット
とする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すディ
ジタルデータとして図28に示されるデータDA16で
ある場合には、データDA14はワード伝送レートを7
4.25MBpsとする28ビットワード列データとし
て、また、データDA16はワード伝送レートを74.
25MBpsとする32ビットワード列データとされ
る。そして、データDVXがデータDA12である場合
と同様にして、各々がワード伝送レートを74.25M
Bpsとする20ビットワード列データDA14A及び
DA14B、もしくは、各々がワード伝送レートを7
4.25MBpsとする20ビットワード列データDA
16A及びDA16Bが形成される。
【0061】但し、斯かる際には、データDVXがデー
タDA12である場合に、Yデータ系列を構成する各1
2ビットワード及びPB /PR データ系列を構成する各
12ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位2ビ
ットとに分割するのに代えて、データDVXがDA14
である場合には、Yデータ系列を構成する各14ビット
ワード及びPB /PR データ系列を構成する各14ビッ
トワードの夫々を、上位10ビットと下位4ビットとに
分割し、また、データDVXがデータDA16である場
合には、Yデータ系列を構成する各16ビットワード及
びPB /PR データ系列を構成する各16ビットワード
の夫々を、上位10ビットと下位6ビットとに分割す
る。それにより、ワード伝送レートを74.25MBp
sとする28ビットワード列データであるデータDA1
4を、各々がワード伝送レートを74.25MBpsと
する20ビットワード列データDA14A及びDA14
Bの2系統のワード列データに変換し、また、ワード伝
送レートを74.25MBpsとする32ビットワード
列データであるデータDA16を、各々がワード伝送レ
ートを74.25MBpsとする20ビットワード列デ
ータDA16A及びDA16Bの2系統のワード列デー
タに変換するのである。
【0062】データDVXが、量子化ビット数を10ビ
ットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成す
ディジタルデータとして図28に示されるデータDB1
0である場合には、データDB10は、図3に示される
如くに、ワード伝送レートを74.25MBpsとする
10ビットワード列データとされたGデータ系列と、ワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする10ビット
ワード列データとされたBデータ系列と、ワード伝送レ
ートを74.25MBpsとする10ビットワード列デ
ータとされたRデータ系列とが、フレーム同期及びライ
ン同期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、
ワード伝送レートを74.25MBpsとする30ビッ
トワード列データとして、データ処理部12に供給され
る。
【0063】データ処理部12にあっては、図3に示さ
れる如くにして供給されるデータDB10に対して、図
4に示される如くに、Gデータ系列を構成する10ビッ
トワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・
・,Bデータ系列を構成する10ビットワードBD0,
BD1,BD2,BD3,・・・・・、及び、Rデータ
系列を構成する10ビットワードRD0,RD1,RD
2,RD3,・・・・・に、補助データ系列を形成する
10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・
・・・・を付加する。そして、図4において太実線によ
り区画されて示される如くに、Gデータ系列を形成する
10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・
・・・・と、Bデータ系列を構成する10ビットワード
のうちの一つ置きのものBD0,BD2,BD4,BD
6,・・・・・と、Rデータ系列を構成する10ビット
ワードのうちの一つ置きのものRD0,RD2,RD
4,RD6,・・・・・とを含む10ビットワードグル
ープ1と、補助データ系列を形成する10ビットワード
AD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・と、Bデ
ータ系列を構成する10ビットワードのうちの他の一つ
置きのものBD1,BD3,BD5,BD7,・・・・
・と、Rデータ系列を構成する10ビットワードのうち
の他の一つ置きのものRD1,RD3,RD5,RD
7,・・・・・とを含む10ビットワードグループ2と
に振り分ける。
【0064】続いて、10ビットワードグループ1に基
づき、ワード伝送レートを74.25MBpsとする2
0ビットワード列データDB10Aを、リンクAとして
図5のAに示される如くに形成する。また、それととも
に、10ビットワードグループ2に基づき、ワード伝送
レートを74.25MBpsとする20ビットワード列
データDB10Bを、リンクBとして図5のBに示され
る如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを74.2
5MBpsとする30ビットワード列データであるDB
10を、各々がワード伝送レートを74.25MBps
とする20ビットワード列データDB10A及びDB1
0Bの2系統のワード列データに変換するのである。
【0065】データDVXが、量子化ビット数を12ビ
ットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成す
ディジタルデータとして図28に示されるデータDB1
2である場合には、DB12は、図6に示される如く
に、ワード伝送レートを74.25MBpsとする12
ビットワード列データとされたGデータ系列と、ワード
伝送レートを74.25MBpsとする12ビットワー
ド列データとされたBデータ系列と、ワード伝送レート
を74.25MBpsとする12ビットワード列データ
とされたRデータ系列とが、フレーム同期及びライン同
期がとられたもとでパラレル多重されて得られる、ワー
ド伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワ
ード列データとして、データ処理部12に供給される。
【0066】データ処理部12にあっては、図6に示さ
れる如くにして供給されるデータDB12に対して、G
データ系列を構成する12ビットワードGD0,GD
1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を構成
する12ビットワードBD0,BD1,BD2,BD
3,・・・・・、及び、Rデータ系列を構成する12ビ
ットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・・
・の夫々を、上位10ビットG0;2〜G0;11,G
1;2〜G1;11,G2;2〜G2;11,G3;2
〜G3;11,・・・・・,B0;2〜B0;11,B
1;2〜B1;11,B2;2〜B2;11,B3;2
〜B3;11,・・・・・、及び、R0;2〜R0;1
1,R1;2〜R1;11,R2;2〜R2;11,R
3;2〜R3;11,・・・・・と、下位2ビットG
0;0〜G0;1,G1;0〜G1;1,G2;0〜G
2;1,G3;0〜G3;1,・・・・・、B0;0〜
B0;1,B1;0〜B1;1,B2;0〜B2;1,
B3;0〜B3;1,・・・・・、及び、R0;0〜R
0;1,R1;0〜R1;1,R2;0〜R2;1,R
3;0〜R3;1,・・・・・とに分割する処理を施
す。
【0067】続いて、分割された下位2ビットG0;0
〜G0;1,B0;0〜B0;1及びR0;0〜R0;
1をビット多重して6ビットGBR0(0〜1)を,分
割された下位2ビットG1;0〜G1;1,B1;0〜
B1;1及びR1;0〜R1;1をビット多重して6ビ
ットGBR1(0〜1)を,下位2ビットG2;0〜G
2;1,B2;0〜B2;1及びR2;0〜R2;1を
ビット多重して6ビットGBR2(0〜1)を,下位2
ビットG3;0〜G3;1,B3;0〜B3;1及びR
3;0〜R3;1をビット多重して6ビットGBR3
(0〜1)を,・・・・・形成する。さらに、6ビット
GBR0(0〜1),GBR1(0〜1),GBR2
(0〜1),GBR3(0〜1),・・・・・に、4ビ
ットの補助ビットγ0,γ1,γ2,γ3,・・・・・
を夫々加えて、10ビットGBR0(0〜1)+γ0,
GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ
2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・とする。
【0068】次に、分割された上位10ビットG0;2
〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G
2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;
2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B
2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、
R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;
2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・を
グループ1とグループ2とに振り分けるとともに、グル
ープ2に10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR
1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GB
R3(0〜1)+γ3,・・・・・を加えて、図7にお
いて太実線により区切られている如くにして区分された
10ビットワードグループ1及び10ビットワードグル
ープ2を得る。
【0069】そして、図7に示される10ビットワード
グループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25M
Bpsとする20ビットワード列データDB12Aを、
リンクAとして、図8のAに示される如くに形成すると
ともに、図7に示される10ビットワードグループ2に
基づく、ワード伝送レートを74.25MBpsとする
20ビットワード列データDB12Bを、リンクBとし
て、図8のBに示される如くに形成する。即ち、ワード
伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワー
ド列データであるDB12を、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする20ビットワード列データDB
12Aと、ワード伝送レートを74.25MBpsとす
る20ビットワード列データDB12Bとの、2系統の
ワード列データに変換するのである。
【0070】データ処理部12は、上述の如くにして得
たワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビ
ットワード列データDA12A及びDA12Bの組,D
A14A及びDA14Bの組,DA16A及びDA16
Bの組,DB10A及びDB10Bの組、及び、DB1
2A及びDB12Bの組のいずれかを、20ビットワー
ド列データDPA(20)及びDPB(20)の組とし
て導出する。
【0071】データ処理部12から送出されるワード伝
送レートを74.25MBpsとする20ビットワード
列データDPA(20)は、P/S変換部13に供給さ
れる。P/S変換部13にあっては、20ビットワード
列データDPA(20)にP/S変換を施して、20ビ
ットワード列データDPA(20)に基づくビット伝送
レートを74.25MBps×20=1.485Gbp
sとするシリアルデータDSAを形成し、そのシリアル
データDSAをビット多重部14に供給する。
【0072】一方、データ処理部12から送出されるワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDPB(20)は、P/S変換部15に
供給される。P/S変換部15にあっては、20ビット
ワード列データDPB(20)にP/S変換を施して、
20ビットワード列データDPB(20)に基づくビッ
ト伝送レートを74.25MBps×20=1.485
GbpsとするシリアルデータDSBを形成し、そのシ
リアルデータDSBをビット多重部14に供給する。
【0073】ビット多重部14は、例えば、2ビットマ
ルチプレクサが用いられて構成され、P/S変換部13
からのシリアルデータDSA及びP/S変換部15から
のシリアルデータDSBの夫々から1ビット宛を交互に
取り出す動作を行い、シリアルデータDSA及びDSB
にビット多重合成処理を施して、ビット伝送レートを
1.485Gbps×2=2.97Gbpsとする複合
シリアルデータDSZを形成する。このようにして、ビ
ット多重部14から得られる複合シリアルデータDSZ
は、電光変換部(E/O変換部)16に供給される。E
/O変換部16は、複合シリアルデータDSZに電光変
換処理を施し、ビット伝送レートを2.97Gbpsと
し、例えば、略1.55μmとされる中心波長を有した
光信号OZを形成する。
【0074】E/O変換部16は、その一例が、例え
ば、図9に示される如くに、レーザ駆動部17と1.5
5μm帯分布帰還型(DFB)レーザダイオード18と
を備えて構成される。そして、ビット多重部14からの
複合シリアルデータDSZが、レーザ駆動部17に供給
され、レーザ駆動部17から複合シリアルデータDSZ
に応じたレーザ駆動信号SLDが得られて、それが1.
55μm帯DFBレーザダイオード18に供給される。
【0075】1.55μm帯DFBレーザダイオード1
8は、単波長モードで発振して、例えば、図10に示さ
れる如くの、中心波長を略1.55μmとするレーザ光
を発し、中心波長の温度特性は、例えば、0.2nm/
℃程度である。レーザ駆動信号SLDが供給された1.
55μm帯DFBレーザダイオード18は、中心波長を
略1.55μmとする1.55μm帯のレーザ光を、レ
ーザ駆動信号SLDにより変調された状態をもって発
し、それにより、E/O変換部16から複合シリアルデ
ータDSZに基づく、中心波長を略1.55μmとした
光信号OZが、ビット伝送レートを2.97Gbpsと
するもとで得られる。この光信号OZは、光サーキュレ
ータ19に供給される。
【0076】光サーキュレータ19は、磁気光学結晶が
具えるファラデー効果を利用した、非可逆性の光伝送用
受動部品であり、1.55μm帯の光信号用とされる。
光サーキュレータ19には、その一端部側に二つの入出
力端が設けられており、また、その他端部側に一つの入
出力端が設けられている。そして、光サーキュレータ1
9にその一端部側の二つの入出力端のうちの一方を通じ
て供給される光信号が、光サーキュレータ19からその
他端部側の一つの入出力端を通じて導出されるととも
に、光サーキュレータ19にその他端部側の一つの入出
力端を通じて供給される光信号が、光サーキュレータ1
9からその一端部側の二つの入出力端のうちの他方を通
じて導出される。
【0077】E/O変換部16からの、ビット伝送レー
トを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55μm
とする光信号OZは、光サーキュレータ19にその一端
部側の二つの入出力端のうちの一方を通じて供給され、
光サーキュレータ19からその他端部側の一つの入出力
端を通じて導出される。光サーキュレータ19を通過し
た光信号OZは、光コネクタ20へと導かれる。
【0078】光コネクタ20は、光サーキュレータ19
と光信号伝送ケーブル21の一端側とを連結している。
それにより、光サーキュレータ19の一つの入出力端か
らの光信号OZは、光コネクタ20を通じて光信号伝送
ケーブル21にその一端側から送出される。光信号伝送
ケーブル21は、例えば、石英系SMFによって形成さ
れたものとされる。
【0079】光信号伝送ケーブル21の他端側には、そ
れと光サーキュレータ22とを連結する光コネクタ23
が設けられている。それにより、光コネクタ20を通じ
て光信号伝送ケーブル21にその一端側から送出された
光信号OZは、光信号伝送ケーブル21の一端側から他
端側へと伝送され、その他端側から光コネクタ23を通
じて光サーキュレータ22へと導かれる。
【0080】光サーキュレータ22も、光サーキュレー
タ19と同様に、1.55μm帯の光信号用とされ、そ
の一端部側に二つの入出力端が設けられており、また、
その他端部側に一つの入出力端が設けられている。そし
て、光サーキュレータ22にその一端部側の二つの入出
力端のうちの一方を通じて供給される光信号が、光サー
キュレータ22からその他端部側の一つの入出力端を通
じて導出されるとともに、光サーキュレータ22にその
他端部側の一つの入出力端を通じて供給される光信号
が、光サーキュレータ22からその一端部側の二つの入
出力端のうちの他方を通じて導出される。
【0081】光コネクタ23を通じて光サーキュレータ
22へと導かれる光信号OZは、光サーキュレータ22
にその他端部側の一つの入出力端を通じて供給され、そ
れにより、光サーキュレータ22からその一端部側の二
つの入出力端のうちの他方を通じて導出される。光サー
キュレータ22を通過した光信号OZは、光電変換部
(O/E変換部)24へと導かれる。
【0082】O/E変換部24にあっては、ビット伝送
レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55
μmとする光信号OZに光電変換処理を施して、光信号
OZに基づく、ビット伝送レートを2.97Gbpsと
する複合シリアルデータDSZを再生する。そして、再
生された複合シリアルデータDSZは、ビット分離部2
5に供給される。
【0083】ビット分離部25は、例えば、2ビットデ
マルチプレクサが用いられて構成され、O/E変換部2
4からの複合シリアルデータDSZから1ビット宛を順
次取り出して交互に配分し、各々がビット伝送レートを
2.97Gbps/2=1.485Gbpsとするシリ
アルデータDSA及びDSBを個別に形成する。このよ
うにして、ビット分離部25から得られるシリアルデー
タDSA及びDSBは、シリアル/パラレル(S/P)
変換部26及び27に夫々供給される。
【0084】S/P変換部26にあっては、ビット伝送
レートを1.485GbpsとするシリアルデータDS
Aに、20ビットパラレルデータを形成するS/P変換
を施して、ワード伝送レートを1.485Gbps/2
0=74.25MBpsとする20ビットワード列デー
タDPA(20)を再生する。また、S/P変換部27
にあっては、ビット伝送レートを1.485Gbpsと
するシリアルデータDSBに、20ビットパラレルデー
タを形成するS/P変換を施して、ワード伝送レートを
1.485Gbps/20=74.25MBpsとする
20ビットワード列データDPB(20)を再生する。
【0085】S/P変換部26及び27により夫々再生
された20ビットワード列データDPA(20)及びD
PB(20)は、データ再生処理部28に供給される。
データ再生処理部28にあっては、20ビットワード列
データDPA(20)及びDPB(20)に対して、デ
ータ処理部12においてデータDVXに施されるデータ
処理とは逆のデータ処理を施し、それにより、20ビッ
トワード列データDPA(20)及びDPB(20)に
基づくデータDVXを再生して、それを信号記録再生部
11に供給する。このようにして再生されるデータDV
Xは、図28に示されるデータDA12,DA14,D
A16,DB10及びDB12のいずれかとされる。そ
して、信号記録再生部11にあっては、例えば、内蔵す
るVTRによるデータDVXの記録が行われる。
【0086】信号記録再生部11には、リターン映像信
号形成部も備えられており、このリターン映像信号形成
部は、例えば、ワード伝送レートを74.25MBps
とする20ビットワード列データである、リターン映像
信号を成すディジタルデータDPMを送出する。それに
より、信号記録再生部11から得られるディジタルデー
タDPMは、P/S変換部30に供給される。
【0087】P/S変換部30にあっては、ディジタル
データDPMにP/S変換を施し、ビット伝送レートを
74.25MBps×20=1.485Gbpsとする
シリアルデータDSMを形成して、それをE/O変換部
31に供給する。E/O変換部31おいては、シリアル
データDSMに電光変換処理を施す。
【0088】E/O変換部31は、E/O変換部16と
同様に構成され、E/O変換部31から、シリアルデー
タDSMに基づく、中心波長を略1.55μmとした光
信号OSMが、ビット伝送レートを1.485Gbps
としたもとで得られる。この光信号OSMは、光サーキ
ュレータ22にその一端部側の二つの入出力端のうちの
一方を通じて供給され、それにより、光サーキュレータ
22からその他端部側の一つの入出力端を通じて導出さ
れる。
【0089】光サーキュレータ22を通過した光信号O
SMは、光コネクタ23へと導かれる。そして、光信号
OSMは、光コネクタ23を通じて光信号伝送ケーブル
21にその他端側から送出され、光信号伝送ケーブル2
1の他端側から一端側へと伝送されて、その一端側から
光コネクタ20を通じて光サーキュレータ19へと導か
れる。
【0090】光サーキュレータ19に導かれた光信号O
SMは、光サーキュレータ19にその他端部側の一つの
入出力端を通じて供給され、それにより、光サーキュレ
ータ19からその一端部側の二つの入出力端のうちの他
方を通じて導出される。そして、光サーキュレータ19
を通過した光信号OSMは、O/E変換部32へと導か
れる。
【0091】O/E変換部32にあっては、ビット伝送
レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.5
5μmとする光信号OSMに光電変換処理を施して、光
信号OSMに基づく、ビット伝送レートを1.485G
bpsとするシリアルデータDSMを再生する。そし
て、再生されたシリアルデータDSMは、S/P変換部
33に供給される。
【0092】S/P変換部33においては、ビット伝送
レートを1.485GbpsとするシリアルデータDS
Mに、20ビットパラレルデータを得るS/P変換処理
を施し、シリアルデータDSMに基づく、ワード伝送レ
ートを1.485Gbps/20=74.25MBps
とする、リターン映像信号を成すディジタルデータDP
Mを再生して、それをカメラ部10に供給する。
【0093】上述の如くの図1に示される例にあって
は、カメラ部10から得られるデータDVXが、図28
に示されるデータDA12,DA14,DA16,DB
10及びDB12のうちのいずれかとされるもとで、光
信号OZに変換され、カメラ部10側から光信号伝送ケ
ーブル21を通じて信号記録再生部11側に伝送される
とともに、信号記録再生部11から送出されるリターン
映像信号を成すディジタルデータDPMが、光信号OS
Mに変換され、信号記録再生部11側から光信号伝送ケ
ーブル21を通じてカメラ部10側に伝送され、光信号
伝送ケーブル21の一端側及び他端側との間において、
光信号OZと光信号OSMとの双方向伝送が行われる。
【0094】また、カメラ部10から得られるデータD
VXの光信号OZへの変換、及び、リターン映像信号を
成すディジタルデータDPMの光信号OSMへの変換
は、例えば、ディジタル映像信号の HD SDI に従ったシ
リアル伝送に用いられる現存する回路構成要素を利用し
て行うことができることになる。
【0095】図11及び図12は、本願の特許請求の範
囲における請求項16から請求項27までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送方法の例が実施され
る、本願の特許請求の範囲における請求項40から請求
項42までのいずれかに記載された発明に係るデータ伝
送装置の例を示す。
【0096】図11及び図12に示される例において
は、カメラ部40と信号記録再生部41との間におけ
る、D−Cinema信号を形成するディジタルデータ
とディジタルリターン映像信号を形成するディジタルデ
ータとの双方向伝送を行うものとされている。カメラ部
40からは、データDVXXが送出されて、それがデー
タ処理部42に供給される。
【0097】データDVXXは、図28において、デー
タDC12,DC14,DC16,DD10及びDD1
2として示される、フレームレートを50Hzもしくは
60Hzとし、サンプリング周波数が148.5MH
z,各ラインにおける有効データサンプル数が1920
サンプル,各フレームにおける有効ライン数が1080
ラインに設定され、量子化ビット数を10ビット,12
ビット,14ビットもしくは16ビットとする、4:
2:2形式もしくは4:4:4形式のD−Cinema
信号を成すディジタルデータのいずれかとされる。
【0098】データDVXXが、量子化ビット数を12
ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成
すディジタルデータとして図28に示されるデータDC
12である場合には、データDC12は、図13のAに
示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBp
sとする12ビットワード列データとされたYデータ系
列とワード伝送レートを148.5MBpsとする12
ビットワード列データとされたPB /PR データ系列と
が、フレーム同期及びライン同期がとられたもとでパラ
レル多重されて得られる、ワード伝送レートを148.
5MBpsとする24ビットワード列データとして、デ
ータ処理部42に供給される。
【0099】データ処理部42にあっては、図13のA
に示される如くにして供給されるデータDC12に対し
て、Yデータ系列を構成する12ビットワードYD0,
YD1,YD2,YD3,・・・・・、及び、PB /P
R データ系列を構成する12ビットワードPbD0,P
rD0,PbD1,PrD1,PbD2,PrD2,・
・・・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグルー
プ2とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を
構成するYデータ系列及びPB /PR データ系列の夫々
の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レー
トを148.5MBps/2=74.25MBpsとす
る24ビットワード列データDC12Aを、リンクAと
して、図13のBに示される如くに形成するとともに、
グループ2を構成するYデータ系列及びPB /PR デー
タ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータに基づい
て、ワード伝送レートを148.5MBps/2=7
4.25MBpsとする24ビットワード列データDC
12Bを、リンクBとして、図13のBに示される如く
に形成する。
【0100】次に、図13のBに示される如くの、ワー
ド伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワ
ード列データDC12Aに対して、Yデータ系列を構成
する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD
3,・・・・・、及び、PB /PR データ系列を構成す
る12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,P
rD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上
位10ビットY0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;
11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,
・・・・・、及び、Pb0;2〜Pb0;11,Pr
0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,P
r1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,
Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・と、下位2ビッ
トY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0
〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・、及び、
Pb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,P
b1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb
2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・
・・とに分割する処理を施す。
【0101】続いて、分割された上位10ビットの列:
Y0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;
2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・
と、分割された上位10ビットの列:Pb0;2〜Pb
0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜P
b1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜
Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・
とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする20ビットワード列データDC
12A1を、分割された上位10ビットに基づくリンク
A−1として、図14のAに示される如くに形成する。
【0102】それとともに、分割された下位2ビットY
0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y
2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・に、8ビット
の補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫
々加えて、10ビットY0;0〜Y0;1+α0,Y
1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,
Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・とし、また、分
割された下位2ビットPb0;0〜Pb0;1,Pr
0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr
1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr
2;0〜Pr2;1,・・・・・に、8ビットの補助ビ
ットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・
を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;1+β
0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb
1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb
2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+
β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y
0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,
Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α
3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb
0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb
1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+
β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜P
r2;1+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成
る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20
ビットワード列データDC12A2を、分割された下位
2ビットに基づくリンクA−2として、図14のBに示
される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする24ビットワード列データであ
るDC12Aを、ワード伝送レートを74.25MBp
sとする20ビットワード列データDC12A1と、ワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDC12A2との、2系統のワード列デ
ータに変換するのである。
【0103】また、図13のBに示される如くの、ワー
ド伝送レートを74.25MBpsとする24ビットワ
ード列データDC12Bに対しても、Yデータ系列を構
成する12ビットワードYD0,YD1,YD2,YD
3,・・・・・、及び、PB/PR データ系列を構成す
る12ビットワードPbD0,PrD0,PbD1,P
rD1,PbD2,PrD2,・・・・・の夫々を、上
位10ビットY0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;
11,Y2;2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,
・・・・・、及び、Pb0;2〜Pb0;11,Pr
0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜Pb1;11,P
r1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜Pb2;11,
Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・と、下位2ビッ
トY0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0
〜Y2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・、及び、
Pb0;0〜Pb0;1,Pr0;0〜Pr0;1,P
b1;0〜Pb1;1,Pr1;0〜Pr1;1,Pb
2;0〜Pb2;1,Pr2;0〜Pr2;1,・・・
・・とに分割する処理を施す。
【0104】続いて、分割された上位10ビットの列:
Y0;2〜Y0;11,Y1;2〜Y1;11,Y2;
2〜Y2;11,Y3;2〜Y3;11,・・・・・
と、分割された上位10ビットの列:Pb0;2〜Pb
0;11,Pr0;2〜Pr0;11,Pb1;2〜P
b1;11,Pr1;2〜Pr1;11,Pb2;2〜
Pb2;11,Pr2;2〜Pr2;11,・・・・・
とがパラレル多重されて成る、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする20ビットワード列データDC
12B1を、分割された上位10ビットに基づくリンク
B−1として、図14のAに示される如くに形成する。
【0105】それとともに、分割された下位2ビットY
0;0〜Y0;1,Y1;0〜Y1;1,Y2;0〜Y
2;1,Y3;0〜Y3;1,・・・・・に、8ビット
の補助ビットα0,α1,α2,α3,・・・・・を夫
々加えて、10ビットY0;0〜Y0;1+α0,Y
1;0〜Y1;1+α1,Y2;0〜Y2;1+α2,
Y3;0〜Y3;1+α3,・・・・・とし、また、分
割された下位2ビットPb0;0〜Pb0;1,Pr
0;0〜Pr0;1,Pb1;0〜Pb1;1,Pr
1;0〜Pr1;1,Pb2;0〜Pb2;1,Pr
2;0〜Pr2;1,・・・・・に、8ビットの補助ビ
ットβ0,β1,β2,β3,β4,β5,・・・・・
を夫々加えて、10ビットPb0;0〜Pb0;1+β
0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb1;0〜Pb
1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+β3,Pb
2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜Pr2;1+
β5,・・・・・とする。そして、10ビットの列:Y
0;0〜Y0;1+α0,Y1;0〜Y1;1+α1,
Y2;0〜Y2;1+α2,Y3;0〜Y3;1+α
3,・・・・・と、10ビットの列:Pb0;0〜Pb
0;1+β0,Pr0;0〜Pr0;1+β1,Pb
1;0〜Pb1;1+β2,Pr1;0〜Pr1;1+
β3,Pb2;0〜Pb2;1+β4,Pr2;0〜P
r2;1+β5,・・・・・とがパラレル多重されて成
る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20
ビットワード列データDC12B2を、分割された下位
2ビットに基づくリンクB−2として、図14のBに示
される如くに形成する。即ち、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする24ビットワード列データであ
るDC12Bを、ワード伝送レートを74.25MBp
sとする20ビットワード列データDC12B1と、ワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDC12B2との、2系統のワード列デ
ータに変換するのである。
【0106】その結果、データ処理部42に供給される
ディジタルデータDVXXが、ワード伝送レートを14
8.5MBpsとする24ビットワード列データとされ
るデータDC12である場合には、データ処理部42に
おいて、24ビットワード列データDC12が、各々が
ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビッ
トワード列データDC12A1,DC12A2,DC1
2B1及びDC12B2の4系統のワード列データに変
換されることになる。
【0107】データDVXXが、量子化ビット数を14
ビットとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成
すディジタルデータとして図28に示されるデータDC
14である場合、もしくは、量子化ビット数を16ビッ
トとする4:2:2形式のディジタル映像信号を成すデ
ィジタルデータとして図28に示されるデータDC16
である場合には、データDC14はワード伝送レートを
148.5MBpsとする28ビットワード列データと
して、また、データDC16はワード伝送レートを14
8.5MBpsとする32ビットワード列データとされ
る。そして、データDVXXがデータDC12である場
合と同様にして、各々がワード伝送レートを74.25
MBpsとする20ビットワード列データDC14A
1,DC14A2,DC14B1及びDC14B2の4
系統のワード列データ、もしくは、各々がワード伝送レ
ートを74.25MBpsとする20ビットワード列デ
ータDC16A1,DC16A2,DC16B1及びD
C16B2の4系統のワード列データが形成される。
【0108】但し、斯かる際には、データDVXXがデ
ータDC12である場合に、Yデータ系列を構成する各
12ビットワード及びPB /PR データ系列を構成する
各12ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位2
ビットとに分割するのに代えて、データDVXXがDC
14である場合には、Yデータ系列を構成する各14ビ
ットワード及びPB /PR データ系列を構成する各14
ビットワードの夫々を、上位10ビットと下位4ビット
とに分割し、また、データDVXXがデータDC16で
ある場合には、Yデータ系列を構成する各16ビットワ
ード及びPB /PR データ系列を構成する各16ビット
ワードの夫々を、上位10ビットと下位6ビットとに分
割する。それにより、ワード伝送レートを148.5M
Bpsとする28ビットワード列データであるデータD
C14を、各々がワード伝送レートを74.25MBp
sとする20ビットワード列データDC14A1,DC
14A2,DC14B1及びDC14B2の4系統のワ
ード列データに変換し、また、ワード伝送レートを14
8.5MBpsとする32ビットワード列データである
データDC16を、各々がワード伝送レートを74.2
5MBpsとする20ビットワード列データDC16A
1,DC16A2,DC16B1及びDC16B2の4
系統のワード列データに変換するのである。
【0109】データDVXXが、量子化ビット数を10
ビットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成
すディジタルデータとして図28に示されるデータDD
10である場合には、データDD10は、図15のAに
示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBp
sとする10ビットワード列データとされたGデータ系
列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする1
0ビットワード列データとされたBデータ系列と、ワー
ド伝送レートを148.5MBpsとする10ビットワ
ード列データとされたRデータ系列とが、フレーム同期
及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得
られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする
30ビットワード列データとして、データ処理部42に
供給される。
【0110】データ処理部42にあっては、図15のA
に示される如くにして供給されるデータDD10に対し
て、Gデータ系列を構成する10ビットワードGD0,
GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を
構成する10ビットワードBD0,BD1,BD2,B
D3,・・・・・、及び、Rデータ系列を構成する10
ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・
・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2
とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を構成
するGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫
々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レ
ートを148.5MBps/2=74.25MBpsと
する30ビットワード列データDD10Aを、リンクA
として、図15のBに示される如くに形成するととも
に、グループ2を構成するGデータ系列,Bデータ系列
及びRデータ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータ
に基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/
2=74.25MBpsとする30ビットワード列デー
タDD10Bを、リンクBとして、図15のBに示され
る如くに形成する。
【0111】続いて、図15のBに示される如くに得ら
れる30ビットワード列データDD10Aに対して、図
4に示される如くに、Gデータ系列を構成する10ビッ
トワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・
・,Bデータ系列を構成する10ビットワードBD0,
BD1,BD2,BD3,・・・・・、及び、Rデータ
系列を構成する10ビットワードRD0,RD1,RD
2,RD3,・・・・・に、補助データ系列を形成する
10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・
・・・・を付加する。そして、図4において太実線によ
り区画されて示される如くに、Gデータ系列を形成する
10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・
・・・・と、Bデータ系列を構成する10ビットワード
のうちの一つ置きのものBD0,BD2,BD4,BD
6,・・・・・と、Rデータ系列を構成する10ビット
ワードのうちの一つ置きのものRD0,RD2,RD
4,RD6,・・・・・とを含む10ビットワードグル
ープ1と、補助データ系列を形成する10ビットワード
AD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・と、Bデ
ータ系列を構成する10ビットワードのうちの他の一つ
置きのものBD1,BD3,BD5,BD7,・・・・
・と、Rデータ系列を構成する10ビットワードのうち
の他の一つ置きのものRD1,RD3,RD5,RD
7,・・・・・とを含む10ビットワードグループ2と
に振り分ける。
【0112】そして、10ビットワードグループ1に基
づき、ワード伝送レートを74.25MBpsとする2
0ビットワード列データDD10A1を、リンクA−1
として図16のAに示される如くに形成する。また、そ
れとともに、10ビットワードグループ2に基づき、ワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDD10A2を、リンクA−2として図
16のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送
レートを74.25MBpsとする30ビットワード列
データであるDD10Aを、各々がワード伝送レートを
74.25MBpsとする20ビットワード列データD
D10A1及びDD10A2の2系統のワード列データ
に変換するのである。
【0113】また、図15のBに示される如くに得られ
る30ビットワード列データDD10Bに対しても、図
4に示される如くに、Gデータ系列を構成する10ビッ
トワードGD0,GD1,GD2,GD3,・・・・
・,Bデータ系列を構成する10ビットワードBD0,
BD1,BD2,BD3,・・・・・、及び、Rデータ
系列を構成する10ビットワードRD0,RD1,RD
2,RD3,・・・・・に、補助データ系列を形成する
10ビットワードAD0,AD1,AD2,AD3,・
・・・・を付加する。そして、図4において太実線によ
り区画されて示される如くに、Gデータ系列を形成する
10ビットワードGD0,GD1,GD2,GD3,・
・・・・と、Bデータ系列を構成する10ビットワード
のうちの一つ置きのものBD0,BD2,BD4,BD
6,・・・・・と、Rデータ系列を構成する10ビット
ワードのうちの一つ置きのものRD0,RD2,RD
4,RD6,・・・・・とを含む10ビットワードグル
ープ1と、補助データ系列を形成する10ビットワード
AD0,AD1,AD2,AD3,・・・・・と、Bデ
ータ系列を構成する10ビットワードのうちの他の一つ
置きのものBD1,BD3,BD5,BD7,・・・・
・と、Rデータ系列を構成する10ビットワードのうち
の他の一つ置きのものRD1,RD3,RD5,RD
7,・・・・・とを含む10ビットワードグループ2と
に振り分ける。
【0114】そして、10ビットワードグループ1に基
づき、ワード伝送レートを74.25MBpsとする2
0ビットワード列データDD10B1を、リンクB−1
として図16のAに示される如くに形成する。また、そ
れとともに、10ビットワードグループ2に基づき、ワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDD10B2を、リンクB−2として図
16のBに示される如くに形成する。即ち、ワード伝送
レートを74.25MBpsとする30ビットワード列
データであるDD10Bを、各々がワード伝送レートを
74.25MBpsとする20ビットワード列データD
D10B1及びDD10B2の2系統のワード列データ
に変換するのである。
【0115】その結果、データ処理部42に供給される
データDVXXが、ワード伝送レートを148.5MB
psとする30ビットワード列データとされるデータD
D10である場合には、データ処理部42において、デ
ータDD10が、各々がワード伝送レートを74.25
MBpsとする20ビットワード列データDD10A
1,DD10A2,DD10B1及びDD10B2の4
系統のワード列データに変換されることになる。
【0116】データDVXXが、量子化ビット数を12
ビットとする4:4:4形式のディジタル映像信号を成
すディジタルデータとして図28に示されるデータDD
12である場合には、データDD12は、図17のAに
示される如くに、ワード伝送レートを148.5MBp
sとする12ビットワード列データとされたGデータ系
列と、ワード伝送レートを148.5MBpsとする1
2ビットワード列データとされたBデータ系列と、ワー
ド伝送レートを148.5MBpsとする12ビットワ
ード列データとされたRデータ系列とが、フレーム同期
及びライン同期がとられたもとでパラレル多重されて得
られる、ワード伝送レートを148.5MBpsとする
36ビットワード列データとして、データ処理部42に
供給される。
【0117】データ処理部42にあっては、図17のA
に示される如くにして供給されるデータDD12に対し
て、Gデータ系列を構成する12ビットワードGD0,
GD1,GD2,GD3,・・・・・,Bデータ系列を
構成する12ビットワードBD0,BD1,BD2,B
D3,・・・・・、及び、Rデータ系列を構成する12
ビットワードRD0,RD1,RD2,RD3,・・・
・・の夫々を、各ライン部毎にグループ1とグループ2
とに振り分ける処理を施す。そして、グループ1を構成
するGデータ系列,Bデータ系列及びRデータ系列の夫
々の1ライン部置きのデータに基づいて、ワード伝送レ
ートを148.5MBps/2=74.25MBpsと
する36ビットワード列データDD12Aを、リンクA
として、図17のBに示される如くに形成するととも
に、グループ2を構成するGデータ系列,Bデータ系列
及びRデータ系列の夫々の他の1ライン部置きのデータ
に基づいて、ワード伝送レートを148.5MBps/
2=74.25MBpsとする36ビットワード列デー
タDD12Bを、リンクBとして、図17のBに示され
る如くに形成する。
【0118】次に、図17のBに示される如くの、ワー
ド伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワ
ード列データDD12Aに対して、Gデータ系列を構成
する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD
3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワ
ードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・、及
び、Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,
RD1,RD2,RD3,・・・・・の夫々を、上位1
0ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;1
1,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・
・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;1
1,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・
・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R
1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;1
1,・・・・・と、下位2ビットG0;0〜G0;1,
G1;0〜G1;1,G2;0〜G2;1,G3;0〜
G3;1,・・・・・,B0;0〜B0;1,B1;0
〜B1;1,B2;0〜B2;1,B3;0〜B3;
1,・・・・・、及び、R0;0〜R0;1,R1;0
〜R1;1,R2;0〜R2;1,R3;0〜R3;
1,・・・・・とに分割する処理を施す。
【0119】続いて、分割された下位2ビットG0;0
〜G0;1,B0;0〜B0;1及びR0;0〜R0;
1をビット多重して6ビットGBR0(0〜1)を,分
割された下位2ビットG1;0〜G1;1,B1;0〜
B1;1及びR1;0〜R1;1をビット多重して6ビ
ットGBR1(0〜1)を,下位2ビットG2;0〜G
2;1,B2;0〜B2;1及びR2;0〜R2;1を
ビット多重して6ビットGBR2(0〜1)を,下位2
ビットG3;0〜G3;1,B3;0〜B3;1及びR
3;0〜R3;1をビット多重して6ビットGBR3
(0〜1)を,・・・・・形成する。さらに、6ビット
GBR0(0〜1),GBR1(0〜1),GBR2
(0〜1),GBR3(0〜1),・・・・・に、4ビ
ットの補助ビットγ0,γ1,γ2,γ3,・・・・・
を夫々加えて、10ビットGBR0(0〜1)+γ0,
GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ
2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・とする。
【0120】さらに、分割された上位10ビットG0;
2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G
2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;
2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B
2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、
R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;
2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・を
グループ1とグループ2とに振り分けるとともに、グル
ープ2に10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR
1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GB
R3(0〜1)+γ3,・・・・・を加えて、図18に
おいて太実線により区切られている如くにして区分され
た10ビットワードグループ1及び10ビットワードグ
ループ2を得る。
【0121】そして、図18に示される10ビットワー
ドグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25
MBpsとする20ビットワード列データDD12A1
を、リンクA−1として、図19のAに示される如くに
形成するとともに、図18に示される10ビットワード
グループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25M
Bpsとする20ビットワード列データDD12A2
を、リンクA−2として、図19のBに示される如くに
形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBp
sとする36ビットワード列データであるDD12A
を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20
ビットワード列データDD12A1と、ワード伝送レー
トを74.25MBpsとする20ビットワード列デー
タDD12A2との、2系統のワード列データに変換す
るのである。
【0122】また、図17のBに示される如くの、ワー
ド伝送レートを74.25MBpsとする36ビットワ
ード列データDD12Bに対しても、Gデータ系列を構
成する12ビットワードGD0,GD1,GD2,GD
3,・・・・・,Bデータ系列を構成する12ビットワ
ードBD0,BD1,BD2,BD3,・・・・・、及
び、Rデータ系列を構成する12ビットワードRD0,
RD1,RD2,RD3,・・・・・の夫々を、上位1
0ビットG0;2〜G0;11,G1;2〜G1;1
1,G2;2〜G2;11,G3;2〜G3;11,・
・・・・,B0;2〜B0;11,B1;2〜B1;1
1,B2;2〜B2;11,B3;2〜B3;11,・
・・・・、及び、R0;2〜R0;11,R1;2〜R
1;11,R2;2〜R2;11,R3;2〜R3;1
1,・・・・・と、下位2ビットG0;0〜G0;1,
G1;0〜G1;1,G2;0〜G2;1,G3;0〜
G3;1,・・・・・,B0;0〜B0;1,B1;0
〜B1;1,B2;0〜B2;1,B3;0〜B3;
1,・・・・・、及び、R0;0〜R0;1,R1;0
〜R1;1,R2;0〜R2;1,R3;0〜R3;
1,・・・・・とに分割する処理を施す。
【0123】続いて、分割された下位2ビットG0;0
〜G0;1,B0;0〜B0;1及びR0;0〜R0;
1をビット多重して6ビットGBR0(0〜1)を,分
割された下位2ビットG1;0〜G1;1,B1;0〜
B1;1及びR1;0〜R1;1をビット多重して6ビ
ットGBR1(0〜1)を,下位2ビットG2;0〜G
2;1,B2;0〜B2;1及びR2;0〜R2;1を
ビット多重して6ビットGBR2(0〜1)を,下位2
ビットG3;0〜G3;1,B3;0〜B3;1及びR
3;0〜R3;1をビット多重して6ビットGBR3
(0〜1)を,・・・・・形成する。さらに、6ビット
GBR0(0〜1),GBR1(0〜1),GBR2
(0〜1),GBR3(0〜1),・・・・・に、4ビ
ットの補助ビットγ0,γ1,γ2,γ3,・・・・・
を夫々加えて、10ビットGBR0(0〜1)+γ0,
GBR1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ
2,GBR3(0〜1)+γ3,・・・・・とする。
【0124】さらに、分割された上位10ビットG0;
2〜G0;11,G1;2〜G1;11,G2;2〜G
2;11,G3;2〜G3;11,・・・・・,B0;
2〜B0;11,B1;2〜B1;11,B2;2〜B
2;11,B3;2〜B3;11,・・・・・、及び、
R0;2〜R0;11,R1;2〜R1;11,R2;
2〜R2;11,R3;2〜R3;11,・・・・・を
グループ1とグループ2とに振り分けるとともに、グル
ープ2に10ビットGBR0(0〜1)+γ0,GBR
1(0〜1)+γ1,GBR2(0〜1)+γ2,GB
R3(0〜1)+γ3,・・・・・を加えて、図18に
おいて太実線により区切られている如くにして区分され
た10ビットワードグループ1及び10ビットワードグ
ループ2を得る。
【0125】そして、図18に示される10ビットワー
ドグループ1に基づく、ワード伝送レートを74.25
MBpsとする20ビットワード列データDD12B1
を、リンクB−1として、図19のAに示される如くに
形成するとともに、図18に示される10ビットワード
グループ2に基づく、ワード伝送レートを74.25M
Bpsとする20ビットワード列データDD12B2
を、リンクB−2として、図19のBに示される如くに
形成する。即ち、ワード伝送レートを74.25MBp
sとする36ビットワード列データであるDD12B
を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20
ビットワード列データDD12B1と、ワード伝送レー
トを74.25MBpsとする20ビットワード列デー
タDD12B2との、2系統のワード列データに変換す
るのである。
【0126】その結果、データ処理部42に供給される
データDVXXが、ワード伝送レートを148.5MB
psとする36ビットワード列データとされるデータD
D12である場合には、データ処理部42において、デ
ータDD12が、各々がワード伝送レートを74.25
MBpsとする20ビットワード列データDD12A
1,DD12A2,DD12B1及びDD12B2の4
系統のワード列データに変換されることになる。
【0127】データ処理部42は、上述の如くにして得
たワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビ
ットワード列データDC12A1,DC12A2,DC
12B1及びDC12B2の組,DC14A1,DC1
4A2,DC14B1及びDC14B2の組,DC16
A1,DC16A2,DC16B1及びDC16B2の
組,DD10A1,DD10A2,DD10B1及びD
D10B2の組、及び、DD12A1,DD12A2,
DD12B1及びDD12B2の組のいずれかを、20
ビットワード列データDPA1(20),DPA2(2
0),DPB1(20)及びDPB2(20)の組とし
て導出する。
【0128】データ処理部42から送出されるワード伝
送レートを74.25MBpsとする20ビットワード
列データDPA1(20)は、P/S変換部43に供給
される。P/S変換部43にあっては、20ビットワー
ド列データDPA1(20)にP/S変換を施して、2
0ビットワード列データDPA1(20)に基づくビッ
ト伝送レートを74.25MBps×20=1.485
GbpsとするシリアルデータDSA1を形成し、その
シリアルデータDSA1をビット多重部44に供給す
る。
【0129】一方、データ処理部42から送出されるワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDPA2(20)は、P/S変換部45
に供給される。P/S変換部45にあっては、20ビッ
トワード列データDPA2(20)にP/S変換を施し
て、20ビットワード列データDPA2(20)に基づ
くビット伝送レートを74.25MBps×20=1.
485GbpsとするシリアルデータDSA2を形成
し、そのシリアルデータDSA2をビット多重部44に
供給する。
【0130】ビット多重部44は、例えば、2ビットマ
ルチプレクサが用いられて構成され、P/S変換部43
からのシリアルデータDSA1及びP/S変換部45か
らのシリアルデータDSA2の夫々から1ビット宛を交
互に取り出す動作を行い、シリアルデータDSA1及び
DSA2にビット多重合成処理を施して、ビット伝送レ
ートを1.485Gbps×2=2.97Gbpsとす
る複合シリアルデータDSAZを形成する。このように
して、ビット多重部44から得られる複合シリアルデー
タDSAZは、E/O変換部46に供給される。E/O
変換部46は、複合シリアルデータDSAZに電光変換
処理を施す。
【0131】E/O変換部46は図1に示されるE/O
変換部16と同様に構成され、E/O変換部46から、
複合シリアルデータDSAZに基づく、中心波長を略
1.55μmとした光信号OZAが、ビット伝送レート
を2.97Gbpsとするもとで得られる。この光信号
OZAは、光サーキュレータ47に供給される。
【0132】光サーキュレータ47は、図1に示される
光サーキュレータ19と同様に、その一端部側に二つの
入出力端が設けられており、また、その他端部側に一つ
の入出力端が設けられている。そして、光サーキュレー
タ47にその一端部側の二つの入出力端のうちの一方を
通じて供給される光信号が、光サーキュレータ47から
その他端部側の一つの入出力端を通じて導出されるとと
もに、光サーキュレータ47にその他端部側の一つの入
出力端を通じて供給される光信号が、光サーキュレータ
47からその一端部側の二つの入出力端のうちの他方を
通じて導出される。
【0133】E/O変換部46からの、ビット伝送レー
トを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55μm
とする光信号OZAは、光サーキュレータ47にその一
端部側の二つの入出力端のうちの一方を通じて供給さ
れ、光サーキュレータ47からその他端部側の一つの入
出力端を通じて導出される。光サーキュレータ47を通
過した光信号OZAは、光コネクタ50へと導かれる。
【0134】光コネクタ50は、光サーキュレータ47
と光信号伝送ケーブル51の一端側とを連結している。
それにより、光サーキュレータ47の一つの入出力端か
らの光信号OZAは、光コネクタ50を通じて光信号伝
送ケーブル51にその一端側から送出される。光信号伝
送ケーブル51は、例えば、石英系SMFによって形成
されたものとされる。
【0135】光信号伝送ケーブル51の他端側には、そ
れと光サーキュレータ52とを連結する光コネクタ53
が設けられている。それにより、光コネクタ50を通じ
て光信号伝送ケーブル51にその一端側から送出された
光信号OZAは、光信号伝送ケーブル51の一端側から
他端側へと伝送され、その他端側から光コネクタ53を
通じて光サーキュレータ52へと導かれる。
【0136】光サーキュレータ52も、光サーキュレー
タ47と同様に、1.55μm帯の光信号用とされ、そ
の一端部側に二つの入出力端が設けられており、また、
その他端部側に一つの入出力端が設けられている。そし
て、光サーキュレータ52にその一端部側の二つの入出
力端のうちの一方を通じて供給される光信号が、光サー
キュレータ52からその他端部側の一つの入出力端を通
じて導出されるとともに、光サーキュレータ52にその
他端部側の一つの入出力端を通じて供給される光信号
が、光サーキュレータ52からその一端部側の二つの入
出力端のうちの他方を通じて導出される。
【0137】光コネクタ53を通じて光サーキュレータ
52へと導かれる光信号OZAは、光サーキュレータ5
2にその他端部側の一つの入出力端を通じて供給され、
それにより、光サーキュレータ52からその一端部側の
二つの入出力端のうちの他方を通じて導出される。光サ
ーキュレータ52を通過した光信号OZAは、O/E変
換部54へと導かれる。
【0138】O/E変換部54にあっては、ビット伝送
レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55
μmとする光信号OZAに光電変換処理を施して、光信
号OZAに基づく、ビット伝送レートを2.97Gbp
sとする複合シリアルデータDSAZを再生する。そし
て、再生された複合シリアルデータDSAZは、ビット
分離部55に供給される。
【0139】ビット分離部55は、例えば、2ビットデ
マルチプレクサが用いられて構成され、O/E変換部5
4からの複合シリアルデータDSAZから1ビット宛を
順次取り出して交互に配分し、各々がビット伝送レート
を2.97Gbps/2=1.485Gbpsとするシ
リアルデータDSA1及びDSA2を個別に形成する。
このようにして、ビット分離部55から得られるシリア
ルデータDSA1及びDSA2は、S/P変換部56及
び57に夫々供給される。
【0140】S/P変換部56にあっては、ビット伝送
レートを1.485GbpsとするシリアルデータDS
A1に、20ビットパラレルデータを形成するS/P変
換を施して、ワード伝送レートを1.485Gbps/
20=74.25MBpsとする20ビットワード列デ
ータDPA1(20)を再生する。また、S/P変換部
57にあっては、ビット伝送レートを1.485Gbp
sとするシリアルデータDSA2に、20ビットパラレ
ルデータを形成するS/P変換を施して、ワード伝送レ
ートを1.485Gbps/20=74.25MBps
とする20ビットワード列データDPA2(20)を再
生する。
【0141】S/P変換部56及び57により夫々再生
された20ビットワード列データDPA1(20)及び
DPA2(20)は、データ再生処理部60に供給され
る。
【0142】また、データ処理部42から送出されるワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDPB1(20)は、P/S変換部63
に供給される。P/S変換部63にあっては、20ビッ
トワード列データDPB1(20)にP/S変換を施し
て、20ビットワード列データDPB1(20)に基づ
くビット伝送レートを74.25MBps×20=1.
485GbpsとするシリアルデータDSB1を形成
し、そのシリアルデータDSB1をビット多重部64に
供給する。
【0143】一方、データ処理部42から送出されるワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データDPB2(20)は、P/S変換部65
に供給される。P/S変換部65にあっては、20ビッ
トワード列データDPB2(20)にP/S変換を施し
て、20ビットワード列データDPB2(20)に基づ
くビット伝送レートを74.25MBps×20=1.
485GbpsとするシリアルデータDSB2を形成
し、そのシリアルデータDSB2をビット多重部64に
供給する。
【0144】ビット多重部64は、例えば、2ビットマ
ルチプレクサが用いられて構成され、P/S変換部63
からのシリアルデータDSB1及びP/S変換部65か
らのシリアルデータDSB2の夫々から1ビット宛を交
互に取り出す動作を行い、シリアルデータDSB1及び
DSB2にビット多重合成処理を施して、ビット伝送レ
ートを1.485Gbps×2=2.97Gbpsとす
る複合シリアルデータDSBZを形成する。このように
して、ビット多重部64から得られる複合シリアルデー
タDSBZは、E/O変換部66に供給される。E/O
変換部66は、複合シリアルデータDSBZに電光変換
処理を施す。
【0145】E/O変換部66も図1に示されるE/O
変換部16と同様に構成され、E/O変換部66から、
複合シリアルデータDSBZに基づく、中心波長を略
1.55μmとした光信号OZBが、ビット伝送レート
を2.97Gbpsとするもとで得られる。この光信号
OZBは、光サーキュレータ67に供給される。
【0146】光サーキュレータ67は、図1に示される
光サーキュレータ19と同様に、その一端部側に二つの
入出力端が設けられており、また、その他端部側に一つ
の入出力端が設けられている。そして、光サーキュレー
タ67にその一端部側の二つの入出力端のうちの一方を
通じて供給される光信号が、光サーキュレータ67から
その他端部側の一つの入出力端を通じて導出されるとと
もに、光サーキュレータ67にその他端部側の一つの入
出力端を通じて供給される光信号が、光サーキュレータ
67からその一端部側の二つの入出力端のうちの他方を
通じて導出される。
【0147】E/O変換部66からの、ビット伝送レー
トを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55μm
とする光信号OZBは、光サーキュレータ67にその一
端部側の二つの入出力端のうちの一方を通じて供給さ
れ、光サーキュレータ67からその他端部側の一つの入
出力端を通じて導出される。光サーキュレータ67を通
過した光信号OZBは、光コネクタ70へと導かれる。
【0148】光コネクタ70は、光サーキュレータ67
と光信号伝送ケーブル71の一端側とを連結している。
それにより、光サーキュレータ67の一つの入出力端か
らの光信号OZBは、光コネクタ70を通じて光信号伝
送ケーブル71にその一端側から送出される。光信号伝
送ケーブル71は、例えば、石英系SMFによって形成
されたものとされる。
【0149】光信号伝送ケーブル71の他端側には、そ
れと光サーキュレータ72とを連結する光コネクタ73
が設けられている。それにより、光コネクタ70を通じ
て光信号伝送ケーブル71にその一端側から送出された
光信号OZBは、光信号伝送ケーブル71の一端側から
他端側へと伝送され、その他端側から光コネクタ73を
通じて光サーキュレータ72へと導かれる。
【0150】光サーキュレータ72も、光サーキュレー
タ67と同様に、1.55μm帯の光信号用とされ、そ
の一端部側に二つの入出力端が設けられており、また、
その他端部側に一つの入出力端が設けられている。そし
て、光サーキュレータ72にその一端部側の二つの入出
力端のうちの一方を通じて供給される光信号が、光サー
キュレータ72からその他端部側の一つの入出力端を通
じて導出されるとともに、光サーキュレータ72にその
他端部側の一つの入出力端を通じて供給される光信号
が、光サーキュレータ72からその一端部側の二つの入
出力端のうちの他方を通じて導出される。
【0151】光コネクタ73を通じて光サーキュレータ
72へと導かれる光信号OZBは、光サーキュレータ7
2にその他端部側の一つの入出力端を通じて供給され、
それにより、光サーキュレータ72からその一端部側の
二つの入出力端のうちの他方を通じて導出される。光サ
ーキュレータ72を通過した光信号OZBは、O/E変
換部74へと導かれる。
【0152】O/E変換部74にあっては、ビット伝送
レートを2.97Gbpsとし、中心波長を略1.55
μmとする光信号OZBに光電変換処理を施して、光信
号OZBに基づく、ビット伝送レートを2.97Gbp
sとする複合シリアルデータDSBZを再生する。そし
て、再生された複合シリアルデータDSBZは、ビット
分離部75に供給される。
【0153】ビット分離部75は、例えば、2ビットデ
マルチプレクサが用いられて構成され、O/E変換部7
4からの複合シリアルデータDSBZから1ビット宛を
順次取り出して交互に配分し、各々がビット伝送レート
を2.97Gbps/2=1.485Gbpsとするシ
リアルデータDSB1及びDSB2を個別に形成する。
このようにして、ビット分離部75から得られるシリア
ルデータDSB1及びDSB2は、S/P変換部76及
び77に夫々供給される。
【0154】S/P変換部76にあっては、ビット伝送
レートを1.485GbpsとするシリアルデータDS
B1に、20ビットパラレルデータを形成するS/P変
換を施して、ワード伝送レートを1.485Gbps/
20=74.25MBpsとする20ビットワード列デ
ータDPB1(20)を再生する。また、S/P変換部
77にあっては、ビット伝送レートを1.485Gbp
sとするシリアルデータDSB2に、20ビットパラレ
ルデータを形成するS/P変換を施して、ワード伝送レ
ートを1.485Gbps/20=74.25MBps
とする20ビットワード列データDPB2(20)を再
生する。
【0155】S/P変換部76及び77により夫々再生
された20ビットワード列データDPB1(20)及び
DPB2(20)は、データ再生処理部60に供給され
る。
【0156】データ再生処理部60にあっては、20ビ
ットワード列データDPA1(20),DPA2(2
0),DPB1(20)及びDPB2(20)に対し
て、データ処理部42においてデータDVXXに施され
るデータ処理とは逆のデータ処理を施し、それにより、
20ビットワード列データDPA1(20),DPA2
(20),DPB1(20)及びDPB2(20)に基
づくデータDVXXを再生して、それを信号記録再生部
41に供給する。このようにして再生されるデータDV
XXは、図28に示されるデータDC12,DC14,
DC16,DD10及びDD12のいずれかとされる。
そして、信号記録再生部41にあっては、例えば、内蔵
するVTRによるデータDVXXの記録が行われる。
【0157】信号記録再生部41には、リターン映像信
号形成部も備えられており、このリターン映像信号形成
部は、例えば、ワード伝送レートを74.25MBps
とする20ビットワード列データである、リターン映像
信号を成すディジタルデータDPMA及びDPMBを送
出する。それにより、信号記録再生部41からリターン
映像信号を成すディジタルデータDPMA及びDPMB
が得られる。
【0158】信号記録再生部41から得られるディジタ
ルデータDPMAは、P/S変換部80に供給される。
P/S変換部80にあっては、ディジタルデータDPM
AにP/S変換を施し、ビット伝送レートを74.25
MBps×20=1.485Gbpsとするシリアルデ
ータDSMAを形成して、それをE/O変換部81に供
給する。E/O変換部81おいては、シリアルデータD
SMAに電光変換処理を施す。
【0159】E/O変換部81は図1に示されるE/O
変換部31と同様に構成され、E/O変換部81から、
シリアルデータDSMAに基づく、中心波長を略1.5
5μmとした光信号OSMAが、ビット伝送レートを
1.485Gbpsとしたもとで得られる。この光信号
OSMAは、光サーキュレータ52に供給される。
【0160】光サーキュレータ52においては、E/O
変換部81からの、ビット伝送レートを1.485Gb
psとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OS
MAが、一端部側に設けられた二つの入出力端のうちの
一方から導入されて、他端部側に設けられた一つの入出
力端へと導出され、光コネクタ53へと導かれる。
【0161】そして、光サーキュレータ52からの光信
号OSMAは、光コネクタ53を通じて光信号伝送ケー
ブル51にその他端側から送出されて、光信号伝送ケー
ブル51の他端側から一端側へと伝送され、その一端側
から光コネクタ50を通じて光サーキュレータ47へと
導かれる。
【0162】光サーキュレータ47にあっては、光コネ
クタ50からの、ビット伝送レートを1.485Gbp
sとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OSM
Aが、他端部側に設けられた一つの入出力端から導入さ
れて、一端部側に設けられた二つの入出力端のうちの他
方へと導出され、O/E変換部82へと導かれる。
【0163】O/E変換部82にあっては、ビット伝送
レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.5
5μmとする光信号OSMAに光電変換処理を施して、
光信号OSMAに基づく、ビット伝送レートを1.48
5GbpsとするシリアルデータDSMAを再生する。
そして、再生されたシリアルデータDSMAは、S/P
変換部83に供給される。
【0164】S/P変換部83にあっては、ビット伝送
レートを1.485GbpsとするシリアルデータDS
MAに、20ビットパラレルデータを得るS/P変換処
理を施し、シリアルデータDSMAに基づく、ワード伝
送レートを1.485Gbps/20=74.25MB
psとする、リターン映像信号を成すディジタルデータ
DPMAを再生して、それをカメラ部40に供給する。
【0165】また、信号記録再生部41から得られるデ
ィジタルデータDPMBは、P/S変換部85に供給さ
れる。P/S変換部85にあっては、ディジタルデータ
DPMBにP/S変換を施し、ビット伝送レートを7
4.25MBps×20=1.485Gbpsとするシ
リアルデータDSMBを形成して、それをE/O変換部
86に供給する。E/O変換部86おいては、シリアル
データDSMBに電光変換処理を施す。
【0166】E/O変換部86はE/O変換部81と同
様に構成され、E/O変換部86から、シリアルデータ
DSMBに基づく、中心波長を略1.55μmとした光
信号OSMBが、ビット伝送レートを1.485Gbp
sとしたもとで得られる。この光信号OSMBは、光サ
ーキュレータ72に供給される。
【0167】光サーキュレータ72においては、E/O
変換部86からの、ビット伝送レートを1.485Gb
psとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OS
MBが、一端部側に設けられた二つの入出力端のうちの
一方から導入されて、他端部側に設けられた一つの入出
力端へと導出され、光コネクタ73へと導かれる。
【0168】そして、光サーキュレータ72からの光信
号OSMBは、光コネクタ73を通じて光信号伝送ケー
ブル71にその他端側から送出されて、光信号伝送ケー
ブル71の他端側から一端側へと伝送され、その一端側
から光コネクタ70を通じて光サーキュレータ67へと
導かれる。
【0169】光サーキュレータ67にあっては、光コネ
クタ70からの、ビット伝送レートを1.485Gbp
sとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OSM
Bが、他端部側に設けられた一つの入出力端から導入さ
れて、一端部側に設けられた二つの入出力端のうちの他
方へと導出され、O/E変換部87へと導かれる。
【0170】O/E変換部87にあっては、ビット伝送
レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.5
5μmとする光信号OSMBに光電変換処理を施して、
光信号OSMBに基づく、ビット伝送レートを1.48
5GbpsとするシリアルデータDSMBを再生する。
そして、再生されたシリアルデータDSMAは、S/P
変換部88に供給される。
【0171】S/P変換部88にあっては、ビット伝送
レートを1.485GbpsとするシリアルデータDS
MBに、20ビットパラレルデータを得るS/P変換処
理を施し、シリアルデータDSMBに基づく、ワード伝
送レートを1.485Gbps/20=74.25MB
psとする、リターン映像信号を成すディジタルデータ
DPMBを再生して、それをカメラ部40に供給する。
【0172】上述の如くの図11及び図12に示される
例にあっては、カメラ部40から得られるデータDVX
Xが、図28に示されるデータDC12,DC14,D
C16,DD10及びDD12のうちのいずれかとされ
るもとで、光信号OZA及びOZBに変換され、カメラ
部40側から光信号伝送ケーブル51及び71を通じて
信号記録再生部41側に伝送されるとともに、信号記録
再生部41から送出されるリターン映像信号を成すディ
ジタルデータDPMA及びDPMBが、光信号OSMA
及びOSMBに変換され、信号記録再生部41側から光
信号伝送ケーブル51及び71を通じてカメラ部40側
に伝送され、光信号伝送ケーブル51の一端側及び他端
側との間において、光信号OZAと光信号OSMAとの
双方向伝送が行われるとともに、光信号伝送ケーブル7
1の一端側及び他端側との間において、光信号OZBと
光信号OSMBとの双方向伝送が行われる。
【0173】また、カメラ部40から得られるデータD
VXXの光信号OZA及びOZBへの変換、及び、信号
記録再生部41からのリターン映像信号を成すディジタ
ルデータDPMA及びDPMBの光信号OSMA及びO
SMBへの変換は、例えば、ディジタル映像信号の HD
SDI に従ったシリアル伝送に用いられる現存する回路構
成要素を利用して行うことができることになる。
【0174】なお、図1及び図2に示される例、及び、
図11及び図12に示される例における、E/O変換部
16,31,46,66,81及び86は、夫々、光信
号OZ,OSM,OZA,OZB,OSMA及びOSM
Bを、中心波長を略1.55μmとするものとして発す
るものとされているが、斯かるE/O変換部16,3
1,46,66,81及び86を、略1.55μmとは
異なる中心波長を有した光信号OZ,OSM,OZA,
OZB,OSMA及びOSMBを発するもの、例えば、
1.3μm帯ファブリ・ペロー型(FP)レーザダイオ
ードを用いて構成し、略1.3μmとする光信号OZ,
OSM,OZA,OZB,OSMA及びOSMBを、夫
々発するものとすることもできる。斯かる際には、光サ
ーキュレータ19,22,47,67,52及び72の
夫々を、1.3μm帯の光信号用とする。
【0175】図20及び図21は、本願の特許請求の範
囲における請求項28から請求項36までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送方法の例が実施され
る、本願の特許請求の範囲における請求項43から請求
項45までのいずれかに記載された発明に係るデータ伝
送装置の例を示す。
【0176】図20及び図21に示される例は、図11
及び図12 に示される例と同様に構成された部分を多々
備えており、図20及び図21においては、図11及び
図12に示されるブロックあるいはデータに対応するブ
ロックあるいはデータが、図11及び図12と共通の符
号が付されて示されていて、それらについての重複説明
は省略される。
【0177】図20及び図21に示される例も、カメラ
部40と信号記録再生部41との間における、D−Ci
nema信号を形成するディジタルデータとディジタル
リターン映像信号を形成するディジタルデータとの双方
向伝送を行うものとされていて、カメラ部40からは、
データDVXXが送出されて、それがデータ処理部42
に供給される。そして、データDVXXは、図28にお
いて、データDC12,DC14,DC16,DD10
及びDD12として示される、フレームレートを50H
zもしくは60Hzとし、サンプリング周波数が14
8.5MHz,各ラインにおける有効データサンプル数
が1920サンプル,各フレームにおける有効ライン数
が1080ラインに設定され、量子化ビット数を10ビ
ット,12ビット,14ビットもしくは16ビットとす
る、4:2:2形式もしくは4:4:4形式のD−Ci
nema信号を成すディジタルデータのいずれかとされ
る。
【0178】斯かる図20及び図21に示される例にあ
っては、P/S変換部43から得られるシリアルデータ
DSA1及びP/S変換部45から得られるシリアルデ
ータDSA2が、夫々、E/O変換部90及び91に供
給される。
【0179】E/O変換部90は、シリアルデータDS
A1に電光変換処理を施し、ビット伝送レートを1.4
85Gbpsとし、例えば、略1.3μmとされる中心
波長を有した光信号OA1を形成する。斯かるE/O変
換部90は、その一例が、例えば、図22に示される如
くに、レーザ駆動部92と1.3μm帯FPレーザダイ
オード93とを備えて構成される。そして、P/S変換
部43からのシリアルデータDSA1が、レーザ駆動部
92に供給され、レーザ駆動部92からシリアルデータ
DSA1に応じたレーザ駆動信号SLDが得られて、そ
れが1.3μm帯FPレーザダイオード93に供給され
る。
【0180】1.3μm帯FPレーザダイオード93
は、多波長モードで発振して、例えば、図23に示され
る如くの、中心波長を略1.31μmとする約8nmに
亙る波長スペクトルを有したレーザ光を発し、中心波長
の温度特性は、例えば、0.4nm/℃程度である。レ
ーザ駆動信号SLDが供給された1.3μm帯FPレー
ザダイオード93は、中心波長を略1.3μmとする
1.3μm帯のレーザ光を、レーザ駆動信号SLDによ
り変調された状態をもって発し、それにより、E/O変
換部90からシリアルデータDSA1に基づく、中心波
長を略1.3μmとする光信号OA1が、ビット伝送レ
ートを1.485Gbpsとするもとで得られる。この
光信号OA1は、光サーキュレータ94に供給される。
【0181】光サーキュレータ94は、例えば、図1に
示される例に用いられている光サーキュレータ19と同
様に、磁気光学結晶が具えるファラデー効果を利用し
た、非可逆性の光伝送用受動部品であって、1.3μm
帯の光信号用とされる。光サーキュレータ94にも、そ
の一端部側に二つの入出力端が設けられており、また、
その他端部側に一つの入出力端が設けられている。そし
て、光サーキュレータ94にその一端部側の二つの入出
力端のうちの一方を通じて供給される光信号が、光サー
キュレータ94からその他端部側の一つの入出力端を通
じて導出されるとともに、光サーキュレータ94にその
他端部側の一つの入出力端を通じて供給される光信号
が、光サーキュレータ94からその一端部側の二つの入
出力端のうちの他方を通じて導出される。
【0182】E/O変換部90からの、ビット伝送レー
トを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3μm
とする光信号OA1は、光サーキュレータ94にその一
端部側の二つの入出力端のうちの一方を通じて供給さ
れ、光サーキュレータ94からその他端部側の一つの入
出力端を通じて導出される。光サーキュレータ94を通
過した光信号OA1は、合波部95に導かれる。
【0183】また、E/O変換部91は、例えば、図1
に示される例に用いられているE/O変換部16と同様
に構成され、シリアルデータDSA2に電光変換処理を
施し、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、略
1.55μmとされる中心波長を有した光信号OA2を
形成する。E/O変換部91からの光信号OA2は、合
波部95に供給される。
【0184】合波部95は、例えば、ファイバー型波長
多重(WDM)カップラによって構成され、光サーキュ
レータ94を通過した中心波長を略1.3μmとする光
信号OA1と、E/O変換部91からの中心波長を略
1.55μmとする光信号OA2と、を合波して多重化
し、多重光信号OZAを送出する。そして、合波部95
から導出される多重光信号OZAは、光コネクタ50を
通じて、光信号伝送ケーブル51にその一端側から送出
されて、光信号伝送ケーブル51の一端側から他端側へ
と伝送され、その他端側から光コネクタ53を通じて分
波部96に導かれる。
【0185】分波部96は、例えば、ファイバー型WD
Mカップラによって構成され、光コネクタ53を通じた
多重光信号OZAを、ビット伝送レートを1.485G
bpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号OA
1と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中
心波長を略1.55μmとする光信号OA2とに分波す
る。分波部96から導出される光信号OA1は、光サー
キュレータ97に導かれ、また、分波部96から導出さ
れる光信号OA2は、O/E変換部98に導かれる。
【0186】光サーキュレータ97は、光サーキュレー
タ94と同様に構成された、1.3μm帯の光信号用の
ものとされる。そして、分波部96からの、ビット伝送
レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3
μmとする光信号OA1は、光サーキュレータ97にそ
の他端部側の一つの入出力端を通じて供給され、光サー
キュレータ97からその他端部側の二つの入出力端の他
方を通じて導出される。そして、光サーキュレータ97
を通過した光信号OA1は、O/E変換部99に導かれ
る。
【0187】O/E変換部99にあっては、ビット伝送
レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.3
μmとする光信号OA1に光電変換処理を施して、ビッ
ト伝送レートを1.485Gbpsとするシリアルデー
タDSA1を得、それをS/P変換部56に供給する。
【0188】また、O/E変換部98にあっては、分波
部96からの、ビット伝送レートを1.485Gbps
とし、中心波長を略1.55μmとする光信号OA2に
光電変換処理を施して、ビット伝送レートを1.485
GbpsとするシリアルデータDSA2を得、それをS
/P変換部57に供給する。
【0189】さらに、P/S変換部80から送出される
ビット伝送レートを1.485Gbpsとするシリアル
データDSMAは、E/O変換部100に供給される。
E/O変換部100は、E/O変換部90と同様に構成
されて、シリアルデータDSMAに電光変換処理を施
し、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心
波長を略1.3μmとする光信号OSMAを送出する。
【0190】E/O変換部100から送出された光信号
OSMAは、光サーキュレータ97にその一端部側の二
つの入出力端のうちの一方を通じて供給され、光サーキ
ュレータ97からその一他端側の一つの入出力端を通じ
て導出される。そして、光サーキュレータ97を通過し
た光信号OSMAは、さらに、分波部96を通過し、光
コネクタ53を通じて光信号伝送ケーブル51にその他
端側から送出され、光信号伝送ケーブル51の他端側か
ら一端側へと伝送される。
【0191】光信号伝送ケーブル51の一端側に伝送さ
れた、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中
心波長を略1.3μmとする光信号OSMAは、光コネ
クタ50を通じ、さらに、合波部95を通過して、光サ
ーキュレータ94にその他端部側の一つの入出力端を通
じて供給され、光サーキュレータ94からその一端部側
の二つの入出力端のうちの他方を通じて導出される。そ
して、光サーキュレータ94を通過した光信号OSMA
は、O/E変換部82に導かれる。
【0192】一方、P/S変換部63から得られるシリ
アルデータDSB1及びP/S変換部65から得られる
シリアルデータDSB2が、夫々、E/O変換部101
及び102に供給される。
【0193】E/O変換部101は、E/O変換部90
と同様に構成され、シリアルデータDSB1に電光変換
処理を施して、ビット伝送レートを1.485Gbps
とし、中心波長を略1.3μmとする光信号OB1を送
出する。E/O変換部101からの光信号OB1は、光
サーキュレータ103に供給される。
【0194】光サーキュレータ103は、光サーキュレ
ータ94と同様に構成された、1.3μm帯の光信号用
のものとされる。そして、E/O変換部101からの光
信号OB1は、光サーキュレータ103にその一端部側
の二つの入出力端のうちの一方を通じて供給され、光サ
ーキュレータ103からその他端部側の一つの入出力端
を通じて導出される。光サーキュレータ103を通過し
た光信号OB1は、合波部104に導かれる。
【0195】また、E/O変換部102は、E/O変換
部91と同様に構成され、シリアルデータDSB2に電
光変換処理を施して、ビット伝送レートを1.485G
bpsとし、略1.55μmとされる中心波長を有した
光信号OB2を形成する。E/O変換部102からの光
信号OB2は、合波部104に供給される。
【0196】合波部104は、例えば、ファイバー型W
DMカップラによって構成され、光サーキュレータ10
3を通過した中心波長を略1.3μmとする光信号OB
1と、E/O変換部102からの中心波長を略1.55
μmとする光信号OB2と、を合波して多重化し、多重
光信号OZBを送出する。そして、合波部104から導
出される多重光信号OZBは、光コネクタ70を通じ
て、光信号伝送ケーブル71にその一端側から送出され
て、光信号伝送ケーブル71の一端側から他端側へと伝
送され、その他端側から光コネクタ73を通じて分波部
105に導かれる。
【0197】分波部105は、例えば、ファイバー型W
DMカップラによって構成され、光コネクタ73を通じ
た多重光信号OZBを、ビット伝送レートを1.485
Gbpsとし、中心波長を略1.3μmとする光信号O
B1と、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、
中心波長を略1.55μmとする光信号OB2とに分波
する。分波部105から導出される光信号OB1は、光
サーキュレータ106に導かれ、また、分波部105か
ら導出される光信号OB2は、O/E変換部107に導
かれる。
【0198】光サーキュレータ106は、光サーキュレ
ータ97と同様に構成された、1.3μm帯の光信号用
のものとされる。そして、分波部105からの、ビット
伝送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略
1.3μmとする光信号OB1は、光サーキュレータ1
06にその他端部側の一つの入出力端を通じて供給さ
れ、光サーキュレータ106からその一端部側の二つの
入出力端の他方を通じて導出される。そして、光サーキ
ュレータ106を通過した光信号OB1は、O/E変換
部108に導かれる。
【0199】O/E変換部108にあっては、ビット伝
送レートを1.485Gbpsとし、中心波長を略1.
3μmとする光信号OB1に光電変換処理を施して、ビ
ット伝送レートを1.485Gbpsとするシリアルデ
ータDSB1を得、それをS/P変換部76に供給す
る。
【0200】また、O/E変換部107にあっては、分
波部105からの、ビット伝送レートを1.485Gb
psとし、中心波長を略1.55μmとする光信号OB
2に光電変換処理を施して、ビット伝送レートを1.4
85GbpsとするシリアルデータDSB2を得、それ
をS/P変換部77に供給する。
【0201】さらに、P/S変換部85から送出される
ビット伝送レートを1.485Gbpsとするシリアル
データDSMBは、E/O変換部109に供給される。
E/O変換部109は、E/O変換部101と同様に構
成されて、シリアルデータDSMBに電光変換処理を施
し、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中心
波長を略1.3μmとする光信号OSMBを送出する。
【0202】E/O変換部109から送出された光信号
OSMBは、光サーキュレータ106にその一端部側の
二つの入出力端のうちの一方を通じて供給され、光サー
キュレータ106からその他端部側の一つの入出力端を
通じて導出される。そして、光サーキュレータ106を
通過した光信号OSMBは、さらに、分波部105を通
過し、光コネクタ73を通じて光信号伝送ケーブル71
にその他端側から送出され、光信号伝送ケーブル71の
他端側から一端側へと伝送される。
【0203】光信号伝送ケーブル71の一端側に伝送さ
れた、ビット伝送レートを1.485Gbpsとし、中
心波長を略1.3μmとする光信号OSMBは、光コネ
クタ70を通じ、さらに、合波部104を通過して、光
サーキュレータ103にその他端部側の一つの入出力端
を通じて供給され、光サーキュレータ103からその一
端部側の二つの入出力端のうちの他方を通じて導出され
る。そして、光サーキュレータ103を通過した光信号
OSMBは、O/E変換部87に導かれる。
【0204】その他については、図11及び図12に示
される例と同様である。
【0205】上述の如くの図20及び図21に示される
例にあっても、カメラ部40から得られるデータDVX
Xが、図28に示されるデータDC12,DC14,D
C16,DD10及びDD12のうちのいずれかとされ
るもとで、光信号OZA及びOZBに変換され、カメラ
部40側から光信号伝送ケーブル51及び71を通じて
信号記録再生部41側に伝送されるとともに、信号記録
再生部41から送出されるリターン映像信号を成すディ
ジタルデータDPMA及びDPMBが、光信号OSMA
及びOSMBに変換され、信号記録再生部41側から光
信号伝送ケーブル51及び71を通じてカメラ部40側
に伝送され、光信号伝送ケーブル51の一端側及び他端
側との間において、光信号OZAと光信号OSMAとの
双方向伝送が行われるとともに、光信号伝送ケーブル7
1の一端側及び他端側との間において、光信号OZBと
光信号OSMBとの双方向伝送が行われる。
【0206】また、カメラ部40から得られるデータD
VXXの光信号OZA及びOZBへの変換、及び、信号
記録再生部41からのリターン映像信号を成すディジタ
ルデータDPMA及びDPMBの光信号OSMA及びO
SMBへの変換は、例えば、ディジタル映像信号の HD
SDI に従ったシリアル伝送に用いられる現存する回路構
成要素を利用して行うことができることになる。
【0207】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項15までのい
ずれかに記載された発明に係るデータ伝送方法、あるい
は、請求項37から請求項39までのいずれかに記載さ
れた発明に係るデータ伝送装置にあっては、フレームレ
ートを24Hz,25Hzもしくは30Hzとし、各フ
レームにおける有効ライン数が1080ライン,各ライ
ンにおける有効データサンプル数が1920サンプルに
設定され、量子化ビット数を10ビット,12ビット,
14ビットもしくは16ビットとする4:2:2形式も
しくは4:4:4形式のディジタル映像信号を成すディ
ジタルデータに基づく第1及び第2のシリアルデータ
と、それらとは別の第3のシリアルデータとが、光信号
に変換され、共通の光信号伝送ケーブルの一端側と他端
側との間において双方向伝送される。そして、共通の光
信号伝送ケーブルを通じた各光信号の伝送先において、
第1及び第2のシリアルデータと第3のシリアルデータ
とが夫々再生される。
【0208】斯かる際、第1及び第2のシリアルデータ
と第3のシリアルデータとの双方向伝送は、例えば、デ
ィジタル映像信号の HD SDI に従ったシリアル伝送に用
いられる現存する回路構成要素を利用して、行うことが
できることになる。
【0209】また、上述の如くの本願の特許請求の範囲
における請求項16から請求項36までのいずれかに記
載された発明に係るデータ伝送方法、あるいは、請求項
40から請求項45までのいずれかに記載された発明に
係るデータ伝送装置にあっては、フレームレートを50
Hzもしくは60Hzとし、各フレームにおける有効ラ
イン数が1080ライン,各ラインにおける有効データ
サンプル数が1920サンプルに設定され、量子化ビッ
ト数を10ビット,12ビット,14ビットもしくは1
6ビットとする4:2:2形式もしくは4:4:4形式
のディジタル映像信号を成すディジタルデータに基づく
第1,第2,第3及び第4のシリアルデータと、それら
とは別の第5及び第6のシリアルデータとが、光信号に
変換され、二つの光信号伝送ケーブルが用いられて双方
向伝送される。そして、二つの光信号伝送ケーブルの夫
々を通じた各光信号の伝送先において、第1,第2,第
3及び第4のシリアルデータと第5及び第6のシリアル
データとが夫々再生される。
【0210】斯かる際にも、第1, 第2,第3及び第4
のシリアルデータと第5及び第6のシリアルデータとの
双方向伝送は、例えば、ディジタル映像信号の HD SDI
に従ったシリアル伝送に用いられる現存する回路構成要
素を利用して、行うことができることになる。
【0211】従って、このような本願の特許請求の範囲
に記載された発明に係るデータ伝送方法あるいはデータ
伝送装置が、例えば、カメラ部を構成する複数のビデオ
カメラの夫々から得られる、量子化ビット数を10ビッ
ト以上とするD−Cinema信号を形成するディジタ
ルデータ、及び、ディジタルリターン映像信号を形成す
るディジタルデータの夫々が変換されて得られる複数の
光信号の、カメラ部と信号記録再生部との間における光
信号伝送ケーブルを用いての双方向伝送に適用される際
には、斯かる複数の光信号のカメラ部と信号記録再生部
との間における光信号伝送ケーブルを用いての双方向伝
送を、現存する回路構成要素を利用して、光信号伝送ケ
ーブルの数を最小限に抑えるべく、効率良く行うことが
でき、コストの低減等を効果的に図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項15までのいずれかに記載された発明に係るデー
タ伝送方法の例が実施される、本願の特許請求の範囲に
おける請求項37から請求項39までのいずれかに記載
された発明に係るデータ伝送装置の例を示すブロック接
続図である。
【図2】 図1に示される例におけるデータ処理部の動
作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
【図3】 図1に示される例におけるデータ処理部の動
作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
【図4】 図1に示される例におけるデータ処理部の動
作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
【図5】 図1に示される例におけるデータ処理部の動
作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
【図6】 図1に示される例におけるデータ処理部の動
作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
【図7】 図1に示される例におけるデータ処理部の動
作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
【図8】 図1に示される例におけるデータ処理部の動
作説明に供されるデータをあらわす概念図である。
【図9】 図1に示される例におけるE/O変換部の具
体構成をあらわすブロック接続図である。
【図10】 図9の具体構成に用いられる1.55μm
帯DFBレーザダイオードの説明に供される特性図であ
る。
【図11】 本願の特許請求の範囲における請求項16
から請求項27までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法の例が実施される、本願の特許請求の範
囲における請求項40から請求項42までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送装置の例の部分を示す
ブロック接続図である。
【図12】 本願の特許請求の範囲における請求項16
から請求項27までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法の例が実施される、本願の特許請求の範
囲における請求項40から請求項42までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送装置の例の部分を示す
ブロック接続図である。
【図13】 図11及び図12に示される例におけるデ
ータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念
図である。
【図14】 図11及び図12に示される例におけるデ
ータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念
図である。
【図15】 図11及び図12に示される例におけるデ
ータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念
図である。
【図16】 図11及び図12に示される例におけるデ
ータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念
図である。
【図17】 図11及び図12に示される例におけるデ
ータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念
図である。
【図18】 図11及び図12に示される例におけるデ
ータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念
図である。
【図19】 図11及び図12に示される例におけるデ
ータ処理部の動作説明に供されるデータをあらわす概念
図である。
【図20】 本願の特許請求の範囲における請求項28
から請求項36までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法の例が実施される、本願の特許請求の範
囲における請求項43から請求項45までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送装置の例の部分を示す
ブロック接続図である。
【図21】 本願の特許請求の範囲における請求項28
から請求項36までのいずれかに記載された発明に係る
データ伝送方法の例が実施される、本願の特許請求の範
囲における請求項43から請求項45までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送装置の例の部分を示す
ブロック接続図である。
【図22】 図20及び図21に示される例におけるE
/O変換部の具体構成をあらわすブロック接続図であ
る。
【図23】 図22の具体構成に用いられる1.3μm
帯FPレーザダイオードの説明に供される特性図であ
る。
【図24】 HDディジタル映像信号のデータフォーマ
ットの一例の説明に供される概念図である。
【図25】 HDディジタル映像信号のデータフォーマ
ットの一例の説明に供される概念図である。
【図26】 石英系SMFの減衰特性をあらわす特性図
である。
【図27】 石英系SMFの分散特性をあらわす特性図
である。
【図28】 ディジタル映像信号を成すディジタルデー
タの説明に供される表図である。
【符号の説明】
10,40・・・カメラ部, 11,41・・・信号記
録再生部, 12,42・・・データ処理部, 13,
15,30,43,45,63,65,80,85・・
・P/S変換部, 14,44,64・・・ビット多重
部, 16,31,46,66,81,86,90,9
1,100〜102,109・・・E/O変換部, 1
7,92・・・レーザ駆動部, 18・・・1.55μ
m帯DFBレーザダイオード, 19,22,47,5
2,67,72,94,97,103,106・・・光
サーキュレータ, 20,23,50,53,70,7
3・・・光コネクタ, 21,51,71・・・光信号
伝送ケーブル, 24,32,54,74,82,8
7,98,99,107,108・・・O/E変換部,
25,55,75・・・ビット分離部, 26,2
7,33,56,57,76,77,83,88・・・
S/P変換部, 28,60・・・データ再生処理部,
93・・・1.3μm帯FPレーザダイオード, 9
5,104・・・合波部, 96,105・・・分波部

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームレートを24Hz,25Hzもし
    くは30Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が
    1080ライン,各ラインにおける有効データサンプル
    数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を1
    2ビット,14ビットもしくは16ビットとするディジ
    タル映像信号を成し、各々が12ビット,14ビットも
    しくは16ビットワード列データとされた輝度信号デー
    タ系列と色差信号データ系列との並列配置をもって形成
    された24ビット,28ビットもしくは32ビットパラ
    レルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号デ
    ータ系列の夫々を構成する各12ビット,14ビットも
    しくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビッ
    ト,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施し
    て、分割された上位10ビットに基づく第1のワード列
    データと、分割された下位2ビット,4ビットもしくは
    6ビットと補助ビットとに基づく第2のワード列データ
    とを形成し、 上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及
    び第2のシリアルデータを得、該第1及び第2のシリア
    ルデータにビット多重合成処理を施して複合シリアルデ
    ータを形成し、該複合シリアルデータを所定の中心波長
    を有する第1の光信号に変換して、該第1の光信号を、
    一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成る第1の光
    サーキュレータにおける上記第1の入出力端に供給し、
    上記第3の入出力端に導出される上記第1の光信号を、
    光信号伝送ケーブルに送出して該光信号伝送ケーブルの
    一端側から他端側へと伝送するとともに、 第3のシリアルデータを上記所定の中心波長を有する第
    2の光信号に変換して、該第2の光信号を、一端部側に
    第4及び第5の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第6の入出力端が設けられて成る第2の光サーキュレ
    ータにおける上記第4の入出力端に供給し、上記第6の
    入出力端に導出される上記第2の光信号を、上記光信号
    伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端側へと
    伝送し、上記光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された
    上記第1の光信号を、上記第2の光サーキュレータの上
    記第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力端に導
    出するとともに、 上記光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上記第2
    の光信号を、上記第1の光サーキュレータの上記第3の
    入出力端に供給して、上記第2の入出力端に導出するデ
    ータ伝送方法。
  2. 【請求項2】第1及び第2のワード列データの夫々を、
    ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビッ
    トワード列データとすることを特徴とする請求項1記載
    のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】複合シリアルデータに応じて所定の中心波
    長を有するレーザ光を発する第1のレーザ手段により発
    せられるレーザ光を変調することによって、上記複合シ
    リアルデータを第1の光信号に変換するとともに、第3
    のシリアルデータに応じて所定の中心波長を有するレー
    ザ光を発する第2のレーザ手段により発せられるレーザ
    光を変調することによって、上記第3のシリアルデータ
    を第2の光信号に変換することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】第1及び第2のレーザ手段の夫々を1.5
    5μm帯レーザダイオードもしくは1.3μm帯レーザ
    ダイオードとすることを特徴とする請求項3記載のデー
    タ伝送方法。
  5. 【請求項5】第1の光サーキュレータの第2の入出力端
    に導出される第2の光信号に光電処理を施して、第3の
    シリアルデータを再生するとともに、第2の光サーキュ
    レータの第5の入出力端に導出される第1の光信号に光
    電処理を施して、複合シリアルデータを再生することを
    特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載
    のデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】フレームレートを24Hz,25Hzもし
    くは30Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が
    1080ライン,各ラインにおける有効データサンプル
    数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を1
    0ビットとするディジタル映像信号を成し、各々が10
    ビットワード列データとされた緑色原色信号データ系列
    と青色原色信号データ系列と赤色原色信号データ系列と
    の並列配置をもって形成された30ビットパラレルデー
    タに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号デー
    タ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成する各
    10ビットワードを、該緑色原色信号データ系列を形成
    する10ビットワードと該青色原色信号データ系列及び
    赤色原色信号データ系列の夫々を構成する10ビットワ
    ードの一部とを含む第1のワードグループと、補助デー
    タ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信号
    データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成す
    る10ビットワードの他の一部とを含む第2のワードグ
    ループとに振り分け、上記第1及び第2のワードグルー
    プの夫々に基づくワード列データを得る処理を施して、
    第1及び第2のワード列データを形成し、 上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及
    び第2のシリアルデータを得、該第1及び第2のシリア
    ルデータにビット多重合成処理を施して複合シリアルデ
    ータを形成し、該複合シリアルデータを所定の中心波長
    を有する第1の光信号に変換して、該第1の光信号を、
    一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成る第1の光
    サーキュレータにおける上記第1の入出力端に供給し、
    上記第3の入出力端に導出される上記第1の光信号を、
    光信号伝送ケーブルに送出して該光信号伝送ケーブルの
    一端側から他端側へと伝送するとともに、 第3のシリアルデータを上記所定の中心波長を有する第
    2の光信号に変換して、該第2の光信号を、一端部側に
    第4及び第5の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第6の入出力端が設けられて成る第2の光サーキュレ
    ータにおける上記第4の入出力端に供給し、上記第6の
    入出力端に導出される上記第2の光信号を、上記光信号
    伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端側へと
    伝送し、上記光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された
    上記第1の光信号を、上記第2の光サーキュレータの上
    記第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力端に導
    出されるものとなすとともに、 上記光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上記第2
    の光信号を、上記第1の光サーキュレータの上記第3の
    入出力端に供給して、上記第2の入出力端に導出される
    ものとなすデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】第1及び第2のワード列データの夫々を、
    ワード伝送レートを74.25MBpsとする20ビッ
    トワード列データとすることを特徴とする請求項6記載
    のデータ伝送方法。
  8. 【請求項8】複合シリアルデータに応じて所定の中心波
    長を有するレーザ光を発する第1のレーザ手段により発
    せられるレーザ光を変調することによって、上記複合シ
    リアルデータを第1の光信号に変換するとともに、第3
    のシリアルデータに応じて所定の中心波長を有するレー
    ザ光を発する第2のレーザ手段により発せられるレーザ
    光を変調することによって、上記第3のシリアルデータ
    を第2の光信号に変換することを特徴とする請求項6ま
    たは7記載のデータ伝送方法。
  9. 【請求項9】第1及び第2のレーザ手段の夫々を1.5
    5μm帯レーザダイオードもしくは1.3μm帯レーザ
    ダイオードとすることを特徴とする請求項8記載のデー
    タ伝送方法。
  10. 【請求項10】第1の光サーキュレータの第2の入出力
    端に導出される第2の光信号に光電処理を施して、第3
    のシリアルデータを再生するとともに、第2の光サーキ
    ュレータの第5の入出力端に導出される第1の光信号に
    光電処理を施して、複合シリアルデータを再生すること
    を特徴とする請求項6から請求項9までのいずれかに記
    載のデータ伝送方法。
  11. 【請求項11】フレームレートを24Hz,25Hzも
    しくは30Hzとし、各フレームにおける有効ライン数
    が1080ライン,各ラインにおける有効データサンプ
    ル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を
    12ビットとするディジタル映像信号を成し、各々が1
    2ビットワード列データとされた緑色原色信号データ系
    列と青色原色信号データ系列と赤色原色信号データ系列
    との並列配置をもって形成された36ビットパラレルデ
    ータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号デ
    ータ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成する
    各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット
    とに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割され
    た複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列
    及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数
    の上位10ビットの一部とに基づくワード列データと、
    上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系
    列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一
    部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号デー
    タ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数
    の下位2ビットと補助ビットとに基づくワード列データ
    とを得る処理を施して、第1及び第2のワード列データ
    を形成し、 上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及
    び第2のシリアルデータを得、該第1及び第2のシリア
    ルデータにビット多重合成処理を施して複合シリアルデ
    ータを形成し、該複合シリアルデータを所定の中心波長
    を有する第1の光信号に変換して、該第1の光信号を、
    一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成る第1の光
    サーキュレータにおける上記第1の入出力端に供給し、
    上記第3の入出力端に導出される上記第1の光信号を、
    光信号伝送ケーブルに送出して該光信号伝送ケーブルの
    一端側から他端側へと伝送するとともに、 第3のシリアルデータを上記所定の中心波長を有する第
    2の光信号に変換して、該第2の光信号を、一端部側に
    第4及び第5の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第6の入出力端が設けられて成る第2の光サーキュレ
    ータにおける上記第4の入出力端に供給し、上記第6の
    入出力端に導出される上記第2の光信号を、上記光信号
    伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端側へと
    伝送し、上記光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された
    上記第1の光信号を、上記第2の光サーキュレータの上
    記第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力端に導
    出されるものとなすとともに、 上記光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上記第2
    の光信号を、上記第1の光サーキュレータの上記第3の
    入出力端に供給して、上記第2の入出力端に導出される
    ものとなすデータ伝送方法。
  12. 【請求項12】第1及び第2のワード列データの夫々
    を、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20
    ビットワード列データとすることを特徴とする請求項1
    1記載のデータ伝送方法。
  13. 【請求項13】複合シリアルデータに応じて所定の中心
    波長を有するレーザ光を発する第1のレーザ手段により
    発せられるレーザ光を変調することによって、上記複合
    シリアルデータを第1の光信号に変換するとともに、第
    3のシリアルデータに応じて所定の中心波長を有するレ
    ーザ光を発する第2のレーザ手段により発せられるレー
    ザ光を変調することによって、上記第3のシリアルデー
    タを第2の光信号に変換することを特徴とする請求項1
    1または12記載のデータ伝送方法。
  14. 【請求項14】第1及び第2のレーザ手段の夫々を1.
    55μm帯レーザダイオードもしくは1.3μm帯レー
    ザダイオードとすることを特徴とする請求項13記載の
    データ伝送方法。
  15. 【請求項15】第1の光サーキュレータの第2の入出力
    端に導出される第2の光信号に光電処理を施して、第3
    のシリアルデータを再生するとともに、第2の光サーキ
    ュレータの第5の入出力端に導出される第1の光信号に
    光電処理を施して、複合シリアルデータを再生すること
    を特徴とする請求項11から請求項14までのいずれか
    に記載のデータ伝送方法。
  16. 【請求項16】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビッ
    ト,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映
    像信号を成し、各々が12ビット,14ビットもしくは
    16ビットワード列データとされた輝度信号データ系列
    と色差信号データ系列との並列配置をもって形成された
    24ビット,28ビットもしくは32ビットパラレルデ
    ータに、各ライン部毎に順次第1のグループと第2のグ
    ループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグルー
    プを構成するデータに基づく第1のワード列データと、
    上記第2のグループを構成するデータに基づく第2のワ
    ード列データとを形成し、 上記第1のワード列データにおける輝度信号データ系列
    及び色差信号データ系列を構成する各12ビット,14
    ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと
    下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する
    処理を施して、分割された上位10ビットに基づく第3
    のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビッ
    トもしくは6ビットと補助ビットとに基づく第4のワー
    ド列データとを形成するとともに、 上記第2のワード列データにおける輝度信号データ系列
    及び色差信号データ系列を構成する各12ビット,14
    ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと
    下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する
    処理を施して、分割された上位10ビットに基づく第5
    のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビッ
    トもしくは6ビットと補助ビットとに基づく第6のワー
    ド列データとを形成し、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    て、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第1の複合シリアルデータを形成し、該第1
    の複合シリアルデータを第1の中心波長を有する第1の
    光信号に変換して、該第1の光信号を、一端部側に第1
    及び第2の入出力端が設けられるとともに他端部側に第
    3の入出力端が設けられて成る第1の光サーキュレータ
    における上記第1の入出力端に供給し、上記第3の入出
    力端に導出される上記第1の光信号を、第1の光信号伝
    送ケーブルに送出して該第1の光信号伝送ケーブルの一
    端側から他端側へと伝送するとともに、 上記第3及び第4のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第2の複合シリアルデータを形成し、該第2
    の複合シリアルデータを第2の中心波長を有する第2の
    光信号に変換して、該第2の光信号を、一端部側に第4
    及び第5の入出力端が設けられるとともに他端部側に第
    6の入出力端が設けられて成る第2の光サーキュレータ
    における上記第4の入出力端に供給し、上記第6の入出
    力端に導出される上記第2の光信号を、第2の光信号伝
    送ケーブルに送出して該第2の光信号伝送ケーブルの一
    端側から他端側へと伝送し、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    3の光信号に変換して、該第3の光信号を、一端部側に
    第7及び第8の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第9の入出力端が設けられて成る第3の光サーキュレ
    ータにおける上記第7の入出力端に供給し、上記第9の
    入出力端に導出される上記第3の光信号を、上記第1の
    光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端
    側へと伝送するとともに、 第6のシリアルデータを上記第2の中心波長を有する第
    4の光信号に変換して、該第4の光信号を、一端部側に
    第10及び第11の入出力端が設けられるとともに他端
    部側に第12の入出力端が設けられて成る第4の光サー
    キュレータにおける上記第10の入出力端に供給し、上
    記第12の入出力端に導出される上記第4の光信号を、
    上記第2の光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側か
    ら上記一端側へと伝送し、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第1の光信号を、上記第3の光サーキュレータの上記
    第9の入出力端に供給して、上記第8の入出力端に導出
    し、上記第1の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送され
    た上記第3の光信号を、上記第1の光サーキュレータの
    上記第3の入出力端に供給して、上記第2の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第2の光信号を、上記第4の光サーキュレータの上記
    第12の入出力端に供給して、上記第11の入出力端に
    導出し、上記第2の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送
    された上記第4の光信号を、上記第2の光サーキュレー
    タの上記第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力
    端に導出されるものとなすデータ伝送方法。
  17. 【請求項17】第3,第4,第5及び第6のワード列デ
    ータの夫々を、ワード伝送レートを74.25MBps
    とする20ビットワード列データとすることを特徴とす
    る請求項16記載のデータ伝送方法。
  18. 【請求項18】第1の中心波長と第2の中心波長とを実
    質的に同じとすることを特徴とする請求項16または1
    7記載のデータ伝送方法。
  19. 【請求項19】第1の光サーキュレータの第2の入出力
    端に導出される第3の光信号に光電処理を施して、第5
    のシリアルデータを再生し、第3の光サーキュレータの
    第8の入出力端に導出される第1の光信号に光電処理を
    施して、第1の複合シリアルデータを再生するととも
    に、第2の光サーキュレータの第5の入出力端に導出さ
    れる第4の光信号に光電処理を施して、第6のシリアル
    データを再生し、第4の光サーキュレータの第11の入
    出力端に導出される第2の光信号に光電処理を施して、
    第2の複合シリアルデータを再生することを特徴とする
    請求項16から請求項18までのいずれかに記載のデー
    タ伝送方法。
  20. 【請求項20】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が10ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された30ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、 上記第1のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各10ビットワードを、該緑色原
    色信号データ系列を形成する10ビットワードと該青色
    原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々
    を構成する10ビットワードの一部とを含む第1のワー
    ドグループと、補助データ系列を形成する10ビットワ
    ードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する10ビットワードの他の一部
    とを含む第2のワードグループとに振り分け、上記第1
    及び第2のワードグループの夫々に基づくワード列デー
    タを得る処理を施して、第3及び第4のワード列データ
    を形成するとともに、 上記第2のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各10ビットワードを、該緑色原
    色信号データ系列を形成する10ビットワードと該青色
    原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々
    を構成する10ビットワードの一部とを含む第3のワー
    ドグループと、補助データ系列を形成する10ビットワ
    ードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する10ビットワードの他の一部
    とを含む第4のワードグループとに振り分け、上記第3
    及び第4のワードグループの夫々に基づくワード列デー
    タを得る処理を施して、第5及び第6のワード列データ
    を形成し、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    て、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第1の複合シリアルデータを形成し、該第1
    の複合シリアルデータを第1の中心波長を有する第1の
    光信号に変換して、該第1の光信号を、一端部側に第1
    及び第2の入出力端が設けられるとともに他端部側に第
    3の入出力端が設けられて成る第1の光サーキュレータ
    における上記第1の入出力端に供給し、上記第3の入出
    力端に導出される上記第1の光信号を、第1の光信号伝
    送ケーブルに送出して該第1の光信号伝送ケーブルの一
    端側から他端側へと伝送するとともに、 上記第3及び第4のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第2の複合シリアルデータを形成し、該第2
    の複合シリアルデータを第2の中心波長を有する第2の
    光信号に変換して、該第2の光信号を、一端部側に第4
    及び第5の入出力端が設けられるとともに他端部側に第
    6の入出力端が設けられて成る第2の光サーキュレータ
    における上記第4の入出力端に供給し、上記第6の入出
    力端に導出される上記第2の光信号を、第2の光信号伝
    送ケーブルに送出して該第2の光信号伝送ケーブルの一
    端側から他端側へと伝送し、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    3の光信号に変換して、該第3の光信号を、一端部側に
    第7及び第8の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第9の入出力端が設けられて成る第3の光サーキュレ
    ータにおける上記第7の入出力端に供給し、上記第9の
    入出力端に導出される上記第3の光信号を、上記第1の
    光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端
    側へと伝送するとともに、 第6のシリアルデータを上記第2の中心波長を有する第
    4の光信号に変換して、該第4の光信号を、一端部側に
    第10及び第11の入出力端が設けられるとともに他端
    部側に第12の入出力端が設けられて成る第4の光サー
    キュレータにおける上記第10の入出力端に供給し、上
    記第12の入出力端に導出される上記第4の光信号を、
    上記第2の光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側か
    ら上記一端側へと伝送し、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第1の光信号を、上記第3の光サーキュレータの上記
    第9の入出力端に供給して、上記第8の入出力端に導出
    し、上記第1の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送され
    た上記第3の光信号を、上記第1の光サーキュレータの
    上記第3の入出力端に供給して、上記第2の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第2の光信号を、上記第4の光サーキュレータの上記
    第12の入出力端に供給して、上記第11の入出力端に
    導出し、上記第2の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送
    された上記第4の光信号を、上記第2の光サーキュレー
    タの上記第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力
    端に導出されるものとなすデータ伝送方法。
  21. 【請求項21】第3,第4,第5及び第6のワード列デ
    ータの夫々を、ワード伝送レートを74.25MBps
    とする20ビットワード列データとすることを特徴とす
    る請求項20記載のデータ伝送方法。
  22. 【請求項22】第1の中心波長と第2の中心波長とを実
    質的に同じとすることを特徴とする請求項20または2
    1記載のデータ伝送方法。
  23. 【請求項23】第1の光サーキュレータの第2の入出力
    端に導出される第3の光信号に光電処理を施して、第5
    のシリアルデータを再生し、第3の光サーキュレータの
    第8の入出力端に導出される第1の光信号に光電処理を
    施して、第1の複合シリアルデータを再生するととも
    に、第2の光サーキュレータの第5の入出力端に導出さ
    れる第4の光信号に光電処理を施して、第6のシリアル
    データを再生し、第4の光サーキュレータの第11の入
    出力端に導出される第2の光信号に光電処理を施して、
    第2の複合シリアルデータを再生することを特徴とする
    請求項20から請求項22までのいずれかに記載のデー
    タ伝送方法。
  24. 【請求項24】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が12ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された36ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、 上記第1のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各12ビットワードを、上位10
    ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号デ
    ータ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青
    色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫
    々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づ
    くワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び
    赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上
    位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系
    列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系
    列から分割された複数の下位2ビットと補助ビットとに
    基づくワード列データとを得る処理を施して、第3及び
    第4のワード列データを形成するとともに、 上記第2のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各12ビットワードを、上位10
    ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号デ
    ータ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青
    色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫
    々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づ
    くワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び
    赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上
    位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系
    列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系
    列から分割された複数の下位2ビットと補助ビットとに
    基づくワード列データとを得る処理を施して、第5及び
    第6のワード列データを形成し、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    て、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第1の複合シリアルデータを形成し、該第1
    の複合シリアルデータを第1の中心波長を有する第1の
    光信号に変換して、該第1の光信号を、一端部側に第1
    及び第2の入出力端が設けられるとともに他端部側に第
    3の入出力端が設けられて成る第1の光サーキュレータ
    における上記第1の入出力端に供給し、上記第3の入出
    力端に導出される上記第1の光信号を、第1の光信号伝
    送ケーブルに送出して該第1の光信号伝送ケーブルの一
    端側から他端側へと伝送するとともに、 上記第3及び第4のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第2の複合シリアルデータを形成し、該第2
    の複合シリアルデータを第2の中心波長を有する第2の
    光信号に変換して、該第2の光信号を、一端部側に第4
    及び第5の入出力端が設けられるとともに他端部側に第
    6の入出力端が設けられて成る第2の光サーキュレータ
    における上記第4の入出力端に供給し、上記第6の入出
    力端に導出される上記第2の光信号を、第2の光信号伝
    送ケーブルに送出して該第2の光信号伝送ケーブルの一
    端側から他端側へと伝送し、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    3の光信号に変換して、該第3の光信号を、一端部側に
    第7及び第8の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第9の入出力端が設けられて成る第3の光サーキュレ
    ータにおける上記第7の入出力端に供給し、上記第9の
    入出力端に導出される上記第3の光信号を、上記第1の
    光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端
    側へと伝送するとともに、 第6のシリアルデータを上記第2の中心波長を有する第
    4の光信号に変換して、該第4の光信号を、一端部側に
    第10及び第11の入出力端が設けられるとともに他端
    部側に第12の入出力端が設けられて成る第4の光サー
    キュレータにおける上記第10の入出力端に供給し、上
    記第12の入出力端に導出される上記第4の光信号を、
    上記第2の光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側か
    ら上記一端側へと伝送し、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第1の光信号を、上記第3の光サーキュレータの上記
    第9の入出力端に供給して、上記第8の入出力端に導出
    し、上記第1の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送され
    た上記第3の光信号を、上記第1の光サーキュレータの
    上記第3の入出力端に供給して、上記第2の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第2の光信号を、上記第4の光サーキュレータの上記
    第12の入出力端に供給して、上記第11の入出力端に
    導出し、上記第2の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送
    された上記第4の光信号を、上記第2の光サーキュレー
    タの上記第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力
    端に導出されるものとなすデータ伝送方法。
  25. 【請求項25】第3,第4,第5及び第6のワード列デ
    ータの夫々を、ワード伝送レートを74.25MBps
    とする20ビットワード列データとすることを特徴とす
    る請求項24記載のデータ伝送方法。
  26. 【請求項26】第1の中心波長と第2の中心波長とを実
    質的に同じとすることを特徴とする請求項24または2
    5記載のデータ伝送方法。
  27. 【請求項27】第1の光サーキュレータの第2の入出力
    端に導出される第3の光信号に光電処理を施して、第5
    のシリアルデータを再生し、第3の光サーキュレータの
    第8の入出力端に導出される第1の光信号に光電処理を
    施して、第1の複合シリアルデータを再生するととも
    に、第2の光サーキュレータの第5の入出力端に導出さ
    れる第4の光信号に光電処理を施して、第6のシリアル
    データを再生し、第4の光サーキュレータの第11の入
    出力端に導出される第2の光信号に光電処理を施して、
    第2の複合シリアルデータを再生することを特徴とする
    請求項24から請求項26までのいずれかに記載のデー
    タ伝送方法。
  28. 【請求項28】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビッ
    ト,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映
    像信号を成し、各々が12ビット,14ビットもしくは
    16ビットワード列データとされた輝度信号データ系列
    と色差信号データ系列との並列配置をもって形成された
    24ビット,28ビットもしくは32ビットパラレルデ
    ータに、各ライン部毎に順次第1のグループと第2のグ
    ループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグルー
    プを構成するデータに基づく第1のワード列データと、
    上記第2のグループを構成するデータに基づく第2のワ
    ード列データとを形成し、 上記第1のワード列データにおける輝度信号データ系列
    及び色差信号データ系列を構成する各12ビット,14
    ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと
    下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する
    処理を施して、分割された上位10ビットに基づく第3
    のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビッ
    トもしくは6ビットと補助ビットとに基づく第4のワー
    ド列データとを形成するとともに、 上記第2のワード列データにおける輝度信号データ系列
    及び色差信号データ系列を構成する各12ビット,14
    ビットもしくは16ビットワードを、上位10ビットと
    下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに分割する
    処理を施して、分割された上位10ビットに基づく第5
    のワード列データと、分割された下位2ビット,4ビッ
    トもしくは6ビットと補助ビットとに基づく第6のワー
    ド列データとを形成し、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    て、 上記第1のシリアルデータを第1の中心波長を有する第
    1の光信号に変換するとともに、上記第2のシリアルデ
    ータを上記第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を
    有する第2の光信号に変換し、 上記第1の光信号を、一端部側に第1及び第2の入出力
    端が設けられるとともに他端部側に第3の入出力端が設
    けられて成る第1の光サーキュレータにおける上記第1
    の入出力端に供給し、上記第3の入出力端に導出される
    上記第1の光信号を、上記第2の光信号と合波して第1
    の多重光信号を得、 該第1の多重光信号を第1の光信号伝送ケーブルに送出
    して該第1の光信号伝送ケーブルの一端側から他端側へ
    と伝送するとともに、 上記第3のシリアルデータを第3の中心波長を有する第
    3の光信号に変換するとともに、上記第4のシリアルデ
    ータを上記第3の中心波長とは異なる第4の中心波長を
    有する第4の光信号に変換し、 上記第3の光信号を、一端部側に第4及び第5の入出力
    端が設けられるとともに他端部側に第6の入出力端が設
    けられて成る第2の光サーキュレータにおける上記第4
    の入出力端に供給し、上記第6の入出力端に導出される
    上記第3の光信号を、上記第4の光信号と合波して第2
    の多重光信号を得、 該第2の多重光信号を第2の光信号伝送ケーブルに送出
    して該第2の光信号伝送ケーブルの一端側から他端側へ
    と伝送し、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    5の光信号に変換して、該第5の光信号を、一端部側に
    第7及び第8の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第9の入出力端が設けられて成る第3の光サーキュレ
    ータにおける上記第7の入出力端に供給し、上記第9の
    入出力端に導出される上記第5の光信号を、上記第1の
    光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端
    側へと伝送するとともに、 第6のシリアルデータを上記第3の中心波長を有する第
    6の光信号に変換して、該第6の光信号を、一端部側に
    第10及び第11の入出力端が設けられるとともに他端
    部側に第12の入出力端が設けられて成る第4の光サー
    キュレータにおける上記第10の入出力端に供給し、上
    記第12の入出力端に導出される上記第6の光信号を、
    上記第2の光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側か
    ら上記一端側へと伝送し、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第1の多重光信号を分波して上記第1の光信号と上記
    第2の光信号とを得、 上記第1の光信号を上記第3の光サーキュレータの上記
    第9の入出力端に供給して、上記第8の入出力端に導出
    されるものとなし、 上記第1の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上
    記第5の光信号を、上記第1の光サーキュレータの上記
    第3の入出力端に供給して、上記第2の入出力端に導出
    されるものとなし、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第2の多重光信号を分波して上記第3の光信号と上記
    第4の光信号とを得、 上記第3の光信号を上記第4の光サーキュレータの上記
    第12の入出力端に供給して、上記第11の入出力端に
    導出されるものとなし、 上記第2の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上
    記第6の光信号を、上記第2の光サーキュレータの上記
    第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力端に導出
    されるものとなすデータ伝送方法。
  29. 【請求項29】第3,第4,第5及び第6のワード列デ
    ータの夫々を、ワード伝送レートを74.25MBps
    とする20ビットワード列データとすることを特徴とす
    る請求項28記載のデータ伝送方法。
  30. 【請求項30】第1の中心波長と第3の中心波長とを実
    質的に同じとするとともに、第2の中心波長と第4の中
    心波長とを実質的に同じとすることを特徴とする請求項
    28または29記載のデータ伝送方法。
  31. 【請求項31】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が10ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された30ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、 上記第1のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各10ビットワードを、該緑色原
    色信号データ系列を形成する10ビットワードと該青色
    原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々
    を構成する10ビットワードの一部とを含む第1のワー
    ドグループと、補助データ系列を形成する10ビットワ
    ードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する10ビットワードの他の一部
    とを含む第2のワードグループとに振り分け、上記第1
    及び第2のワードグループの夫々に基づくワード列デー
    タを得る処理を施して、第3及び第4のワード列データ
    を形成するとともに、 上記第2のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各10ビットワードを、該緑色原
    色信号データ系列を形成する10ビットワードと該青色
    原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々
    を構成する10ビットワードの一部とを含む第3のワー
    ドグループと、補助データ系列を形成する10ビットワ
    ードと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する10ビットワードの他の一部
    とを含む第4のワードグループとに振り分け、上記第3
    及び第4のワードグループの夫々に基づくワード列デー
    タを得る処理を施して、第5及び第6のワード列データ
    を形成し、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    て、 上記第1のシリアルデータを第1の中心波長を有する第
    1の光信号に変換するとともに、上記第2のシリアルデ
    ータを上記第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を
    有する第2の光信号に変換し、 上記第1の光信号を、一端部側に第1及び第2の入出力
    端が設けられるとともに他端部側に第3の入出力端が設
    けられて成る第1の光サーキュレータにおける上記第1
    の入出力端に供給し、上記第3の入出力端に導出される
    上記第1の光信号を、上記第2の光信号と合波して第1
    の多重光信号を得、 該第1の多重光信号を第1の光信号伝送ケーブルに送出
    して該第1の光信号伝送ケーブルの一端側から他端側へ
    と伝送するとともに、 上記第3のシリアルデータを第3の中心波長を有する第
    3の光信号に変換するとともに、上記第4のシリアルデ
    ータを上記第3の中心波長とは異なる第4の中心波長を
    有する第4の光信号に変換し、 上記第3の光信号を、一端部側に第4及び第5の入出力
    端が設けられるとともに他端部側に第6の入出力端が設
    けられて成る第2の光サーキュレータにおける上記第4
    の入出力端に供給し、上記第6の入出力端に導出される
    上記第3の光信号を、上記第4の光信号と合波して第2
    の多重光信号を得、 該第2の多重光信号を第2の光信号伝送ケーブルに送出
    して該第2の光信号伝送ケーブルの一端側から他端側へ
    と伝送し、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    5の光信号に変換して、該第5の光信号を、一端部側に
    第7及び第8の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第9の入出力端が設けられて成る第3の光サーキュレ
    ータにおける上記第7の入出力端に供給し、上記第9の
    入出力端に導出される上記第5の光信号を、上記第1の
    光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端
    側へと伝送するとともに、 第6のシリアルデータを上記第3の中心波長を有する第
    6の光信号に変換して、該第6の光信号を、一端部側に
    第10及び第11の入出力端が設けられるとともに他端
    部側に第12の入出力端が設けられて成る第4の光サー
    キュレータにおける上記第10の入出力端に供給し、上
    記第12の入出力端に導出される上記第6の光信号を、
    上記第2の光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側か
    ら上記一端側へと伝送し、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第1の多重光信号を分波して上記第1の光信号と上記
    第2の光信号とを得、 上記第1の光信号を上記第3の光サーキュレータの上記
    第9の入出力端に供給して、上記第8の入出力端に導出
    されるものとなし、 上記第1の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上
    記第5の光信号を、上記第1の光サーキュレータの上記
    第3の入出力端に供給して、上記第2の入出力端に導出
    されるものとなし、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第2の多重光信号を分波して上記第3の光信号と上記
    第4の光信号とを得、 上記第3の光信号を上記第4の光サーキュレータの上記
    第12の入出力端に供給して、上記第11の入出力端に
    導出されるものとなし、 上記第2の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上
    記第6の光信号を、上記第2の光サーキュレータの上記
    第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力端に導出
    されるものとなすデータ伝送方法。
  32. 【請求項32】第3,第4,第5及び第6のワード列デ
    ータの夫々を、ワード伝送レートを74.25MBps
    とする20ビットワード列データとすることを特徴とす
    る請求項31記載のデータ伝送方法。
  33. 【請求項33】第1の中心波長と第3の中心波長とを実
    質的に同じとするとともに、第2の中心波長と第4の中
    心波長とを実質的に同じとすることを特徴とする請求項
    31または32記載のデータ伝送方法。
  34. 【請求項34】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が12ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された36ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、 上記第1のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各12ビットワードを、上位10
    ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号デ
    ータ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青
    色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫
    々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づ
    くワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び
    赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上
    位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系
    列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系
    列から分割された複数の下位2ビットと補助ビットとに
    基づくワード列データとを得る処理を施して、第3及び
    第4のワード列データを形成するとともに、 上記第2のワード列データにおける緑色原色信号データ
    系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ
    系列の夫々を構成する各12ビットワードを、上位10
    ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信号デ
    ータ系列から分割された複数の上位10ビットと上記青
    色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫
    々から分割された複数の上位10ビットの一部とに基づ
    くワード列データと、上記青色原色信号データ系列及び
    赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数の上
    位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号データ系
    列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系
    列から分割された複数の下位2ビットと補助ビットとに
    基づくワード列データとを得る処理を施して、第5及び
    第6のワード列データを形成し、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    て、 上記第1のシリアルデータを第1の中心波長を有する第
    1の光信号に変換するとともに、上記第2のシリアルデ
    ータを上記第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を
    有する第2の光信号に変換し、 上記第1の光信号を、一端部側に第1及び第2の入出力
    端が設けられるとともに他端部側に第3の入出力端が設
    けられて成る第1の光サーキュレータにおける上記第1
    の入出力端に供給し、上記第3の入出力端に導出される
    上記第1の光信号を、上記第2の光信号と合波して第1
    の多重光信号を得、 該第1の多重光信号を第1の光信号伝送ケーブルに送出
    して該第1の光信号伝送ケーブルの一端側から他端側へ
    と伝送するとともに、 上記第3のシリアルデータを第3の中心波長を有する第
    3の光信号に変換するとともに、上記第4のシリアルデ
    ータを上記第3の中心波長とは異なる第4の中心波長を
    有する第4の光信号に変換し、 上記第3の光信号を、一端部側に第4及び第5の入出力
    端が設けられるとともに他端部側に第6の入出力端が設
    けられて成る第2の光サーキュレータにおける上記第4
    の入出力端に供給し、上記第6の入出力端に導出される
    上記第3の光信号を、上記第4の光信号と合波して第2
    の多重光信号を得、 該第2の多重光信号を第2の光信号伝送ケーブルに送出
    して該第2の光信号伝送ケーブルの一端側から他端側へ
    と伝送し、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    5の光信号に変換して、該第5の光信号を、一端部側に
    第7及び第8の入出力端が設けられるとともに他端部側
    に第9の入出力端が設けられて成る第3の光サーキュレ
    ータにおける上記第7の入出力端に供給し、上記第9の
    入出力端に導出される上記第5の光信号を、上記第1の
    光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側から上記一端
    側へと伝送するとともに、 第6のシリアルデータを上記第3の中心波長を有する第
    6の光信号に変換して、該第6の光信号を、一端部側に
    第10及び第11の入出力端が設けられるとともに他端
    部側に第12の入出力端が設けられて成る第4の光サー
    キュレータにおける上記第10の入出力端に供給し、上
    記第12の入出力端に導出される上記第6の光信号を、
    上記第2の光信号伝送ケーブルに送出して上記他端側か
    ら上記一端側へと伝送し、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第1の多重光信号を分波して上記第1の光信号と上記
    第2の光信号とを得、 上記第1の光信号を上記第3の光サーキュレータの上記
    第9の入出力端に供給して、上記第8の入出力端に導出
    されるものとなし、 上記第1の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上
    記第5の光信号を、上記第1の光サーキュレータの上記
    第3の入出力端に供給して、上記第2の入出力端に導出
    されるものとなし、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側に伝送された上
    記第2の多重光信号を分波して上記第3の光信号と上記
    第4の光信号とを得、 上記第3の光信号を上記第4の光サーキュレータの上記
    第12の入出力端に供給して、上記第11の入出力端に
    導出されるものとなし、 上記第2の光信号伝送ケーブルの一端側に伝送された上
    記第6の光信号を、上記第2の光サーキュレータの上記
    第6の入出力端に供給して、上記第5の入出力端に導出
    されるものとなすデータ伝送方法。
  35. 【請求項35】第3,第4,第5及び第6のワード列デ
    ータの夫々を、ワード伝送レートを74.25MBps
    とする20ビットワード列データとすることを特徴とす
    る請求項34記載のデータ伝送方法。
  36. 【請求項36】第1の中心波長と第3の中心波長とを実
    質的に同じとするとともに、第2の中心波長と第4の中
    心波長とを実質的に同じとすることを特徴とする請求項
    34または35記載のデータ伝送方法。
  37. 【請求項37】フレームレートを24Hz,25Hzも
    しくは30Hzとし、各フレームにおける有効ライン数
    が1080ライン,各ラインにおける有効データサンプ
    ル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を
    12ビット,14ビットもしくは16ビットとするディ
    ジタル映像信号を成し、各々が12ビット,14ビット
    もしくは16ビットワード列データとされた輝度信号デ
    ータ系列と色差信号データ系列との並列配置をもって形
    成された24ビット,28ビットもしくは32ビットパ
    ラレルデータに、上記輝度信号データ系列及び色差信号
    データ系列の夫々を構成する各12ビット,14ビット
    もしくは16ビットワードを上位10ビットと下位2ビ
    ット,4ビットもしくは6ビットとに分割する処理を施
    して、分割された上位10ビットに基づく第1のワード
    列データと、分割された下位2ビット,4ビットもしく
    は6ビットと補助ビットとに基づく第2のワード列デー
    タとを形成するデータ処理部と、 上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及
    び第2のシリアルデータを得るパラレル/シリアル変換
    部と、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して複合シリアルデータを形成し、該複合シリア
    ルデータを所定の中心波長を有する第1の光信号に変換
    する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 第3のシリアルデータを上記所定の中心波長を有する第
    2の光信号に変換する第2の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第2の光信号が供給され、該第2の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第2の光サーキュレータを上記第6の入出力端
    から上記第5の入出力端へと通じ、該第5の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、上記第2の光サーキュ
    レータの上記第6の入出力端に導出される第2の光信号
    を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上記第1の
    光サーキュレータを上記第3の入出力端から上記第2の
    入出力端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるもの
    となす光信号伝送ケーブルと、を備えて構成されるデー
    タ伝送装置。
  38. 【請求項38】フレームレートを24Hz,25Hzも
    しくは30Hzとし、各フレームにおける有効ライン数
    が1080ライン,各ラインにおける有効データサンプ
    ル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を
    10ビットとするディジタル映像信号を成し、各々が1
    0ビットワード列データとされた緑色原色信号データ系
    列と青色原色信号データ系列と赤色原色信号データ系列
    との並列配置をもって形成された30ビットパラレルデ
    ータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号デ
    ータ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成する
    各10ビットワードを、該緑色原色信号データ系列を形
    成する10ビットワードと該青色原色信号データ系列及
    び赤色原色信号データ系列の夫々を構成する10ビット
    ワードの一部とを含む第1のワードグループと、補助デ
    ータ系列を形成する10ビットワードと上記青色原色信
    号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成
    する10ビットワードの他の一部とを含む第2のワード
    グループとに振り分け、上記第1及び第2のワードグル
    ープの夫々に基づくワード列データを得る処理を施し
    て、第1及び第2のワード列データを形成するデータ処
    理部と、 上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及
    び第2のシリアルデータを得るパラレル/シリアル変換
    部と、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して複合シリアルデータを形成し、該複合シリア
    ルデータを所定の中心波長を有する第1の光信号に変換
    する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 第3のシリアルデータを上記所定の中心波長を有する第
    2の光信号に変換する第2の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第2の光信号が供給され、該第2の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第2の光サーキュレータを上記第6の入出力端
    から上記第5の入出力端へと通じ、該第5の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、上記第2の光サーキュ
    レータの上記第6の入出力端に導出される第2の光信号
    を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上記第1の
    光サーキュレータを上記第3の入出力端から上記第2の
    入出力端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるもの
    となす光信号伝送ケーブルと、を備えて構成されるデー
    タ伝送装置。
  39. 【請求項39】フレームレートを24Hz,25Hzも
    しくは30Hzとし、各フレームにおける有効ライン数
    が1080ライン,各ラインにおける有効データサンプ
    ル数が1920サンプルに設定され、量子化ビット数を
    12ビットとするディジタル映像信号を成し、各々が1
    2ビットワード列データとされた緑色原色信号データ系
    列と青色原色信号データ系列と赤色原色信号データ系列
    との並列配置をもって形成された36ビットパラレルデ
    ータに、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号デ
    ータ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成する
    各12ビットワードを、上位10ビットと下位2ビット
    とに分割し、上記緑色原色信号データ系列から分割され
    た複数の上位10ビットと上記青色原色信号データ系列
    及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数
    の上位10ビットの一部とに基づくワード列データと、
    上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系
    列の夫々から分割された複数の上位10ビットの他の一
    部と、上記緑色原色信号データ系列,青色原色信号デー
    タ系列及び赤色原色信号データ系列から分割された複数
    の下位2ビットと補助ビットとに基づくワード列データ
    とを得る処理を施して、第1及び第2のワード列データ
    を形成するデータ処理部と、 上記第1及び第2のワード列データに夫々基づく第1及
    び第2のシリアルデータを得るパラレル/シリアル変換
    部と、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して複合シリアルデータを形成し、該複合シリア
    ルデータを所定の中心波長を有する第1の光信号に変換
    する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 第3のシリアルデータを上記所定の中心波長を有する第
    2の光信号に変換する第2の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第2の光信号が供給され、該第2の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第2の光サーキュレータを上記第6の入出力端
    から上記第5の入出力端へと通じ、該第5の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、上記第2の光サーキュ
    レータの上記第6の入出力端に導出される第2の光信号
    を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上記第1の
    光サーキュレータを上記第3の入出力端から上記第2の
    入出力端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるもの
    となす光信号伝送ケーブルと、を備えて構成されるデー
    タ伝送装置。
  40. 【請求項40】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビッ
    ト,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映
    像信号を成し、各々が12ビット,14ビットもしくは
    16ビットワード列データとされた輝度信号データ系列
    と色差信号データ系列との並列配置をもって形成された
    24ビット,28ビットもしくは32ビットパラレルデ
    ータに、各ライン部毎に順次第1のグループと第2のグ
    ループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグルー
    プを構成するデータに基づく第1のワード列データと、
    上記第2のグループを構成するデータに基づく第2のワ
    ード列データとを形成し、上記第1のワード列データに
    おける輝度信号データ系列及び色差信号データ系列を構
    成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワ
    ードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもし
    くは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上
    位10ビットに基づく第3のワード列データと、分割さ
    れた下位2ビット,4ビットもしくは6ビットと補助ビ
    ットとに基づく第4のワード列データとを形成するとと
    もに、上記第2のワード列データにおける輝度信号デー
    タ系列及び色差信号データ系列を構成する各12ビッ
    ト,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10
    ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに
    分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基
    づく第5のワード列データと、分割された下位2ビッ
    ト,4ビットもしくは6ビットと補助ビットとに基づく
    第6のワード列データとを形成するデータ処理部と、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    るパラレル/シリアル変換部と、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第1の複合シリアルデータを形成し、該第1
    の複合シリアルデータを第1の中心波長を有する第1の
    光信号に変換する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 上記第3及び第4のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第2の複合シリアルデータを形成し、該第2
    の複合シリアルデータを第2の中心波長を有する第2の
    光信号に変換する第2の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第2の光信号が供給され、該第2の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    3の光信号に変換する第3の光信号形成部と、 一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第9の入出力端が設けられて成り、上記第
    7の入出力端に上記第3の光信号が供給され、該第3の
    光信号を上記第9の入出力端に導出する第3の光サーキ
    ュレータと、 第6のシリアルデータを上記第2の中心波長を有する第
    4の光信号に変換する第4の光信号形成部と、 一端部側に第10及び第11の入出力端が設けられると
    ともに他端部側に第12の入出力端が設けられて成り、
    上記第10の入出力端に上記第4の光信号が供給され、
    該第4の光信号を上記第12の入出力端に導出する第4
    の光サーキュレータと、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第3の光サーキュレータを上記第9の入出力端
    から上記第8の入出力端へと通じ、該第8の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、上記第3の光サーキュ
    レータの上記第9の入出力端に導出される第3の光信号
    を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上記第1の
    光サーキュレータを上記第3の入出力端から上記第2の
    入出力端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるもの
    となす第1の光信号伝送ケーブルと、 上記第2の光サーキュレータの上記第6の入出力端に導
    出される第2の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第4の光サーキュレータを上記第12の入出力
    端から上記第11の入出力端へと通じ、該第11の入出
    力端に導出されるものとなすとともに、上記第4の光サ
    ーキュレータの上記第12の入出力端に導出される第4
    の光信号を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上
    記第2の光サーキュレータを上記第6の入出力端から上
    記第5の入出力端へと通じ、該第5の入出力端に導出さ
    れるものとなす第2の光信号伝送ケーブルと、を備えて
    構成されるデータ伝送装置。
  41. 【請求項41】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が10ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された30ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、上記第1のワード列データにおける緑色
    原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色
    原色信号データ系列の夫々を構成する各10ビットワー
    ドを、該緑色原色信号データ系列を形成する10ビット
    ワードと該青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する10ビットワードの一部とを
    含む第1のワードグループと、補助データ系列を形成す
    る10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び
    赤色原色信号データ系列の夫々を構成する10ビットワ
    ードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り
    分け、上記第1及び第2のワードグループの夫々に基づ
    くワード列データを得る処理を施して、第3及び第4の
    ワード列データを形成するとともに、上記第2のワード
    列データにおける緑色原色信号データ系列,青色原色信
    号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成
    する各10ビットワードを、該緑色原色信号データ系列
    を形成する10ビットワードと該青色原色信号データ系
    列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成する10ビ
    ットワードの一部とを含む第3のワードグループと、補
    助データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原
    色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を
    構成する10ビットワードの他の一部とを含む第4のワ
    ードグループとに振り分け、上記第3及び第4のワード
    グループの夫々に基づくワード列データを得る処理を施
    して、第5及び第6のワード列データを形成するデータ
    処理部と、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    るパラレル/シリアル変換部と、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第1の複合シリアルデータを形成し、該第1
    の複合シリアルデータを第1の中心波長を有する第1の
    光信号に変換する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 上記第3及び第4のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第2の複合シリアルデータを形成し、該第2
    の複合シリアルデータを第2の中心波長を有する第2の
    光信号に変換する第2の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第2の光信号が供給され、該第2の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    3の光信号に変換する第3の光信号形成部と、 一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第9の入出力端が設けられて成り、上記第
    7の入出力端に上記第3の光信号が供給され、該第3の
    光信号を上記第9の入出力端に導出する第3の光サーキ
    ュレータと、 第6のシリアルデータを上記第2の中心波長を有する第
    4の光信号に変換する第4の光信号形成部と、 一端部側に第10及び第11の入出力端が設けられると
    ともに他端部側に第12の入出力端が設けられて成り、
    上記第10の入出力端に上記第4の光信号が供給され、
    該第4の光信号を上記第12の入出力端に導出する第4
    の光サーキュレータと、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第3の光サーキュレータを上記第9の入出力端
    から上記第8の入出力端へと通じ、該第8の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、上記第3の光サーキュ
    レータの上記第9の入出力端に導出される第3の光信号
    を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上記第1の
    光サーキュレータを上記第3の入出力端から上記第2の
    入出力端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるもの
    となす第1の光信号伝送ケーブルと、 上記第2の光サーキュレータの上記第6の入出力端に導
    出される第2の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第4の光サーキュレータを上記第12の入出力
    端から上記第11の入出力端へと通じ、該第11の入出
    力端に導出されるものとなすとともに、上記第4の光サ
    ーキュレータの上記第12の入出力端に導出される第4
    の光信号を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上
    記第2の光サーキュレータを上記第6の入出力端から上
    記第5の入出力端へと通じ、該第5の入出力端に導出さ
    れるものとなす第2の光信号伝送ケーブルと、を備えて
    構成されるデータ伝送装置。
  42. 【請求項42】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が12ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された36ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、上記第1のワード列データにおける緑色
    原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色
    原色信号データ系列の夫々を構成する各12ビットワー
    ドを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記
    緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10
    ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号
    データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビット
    の一部とに基づくワード列データと、上記青色原色信号
    データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割
    された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原
    色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原
    色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットと
    補助ビットとに基づくワード列データとを得る処理を施
    して、第3及び第4のワード列データを形成するととも
    に、上記第2のワード列データにおける緑色原色信号デ
    ータ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する各12ビットワードを、上位
    10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信
    号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上
    記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列
    の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに
    基づくワード列データと、上記青色原色信号データ系列
    及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数
    の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号デー
    タ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デー
    タ系列から分割された複数の下位2ビットと補助ビット
    とに基づくワード列データとを得る処理を施して、第5
    及び第6のワード列データを形成するデータ処理部と、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    るパラレル/シリアル変換部と、 上記第1及び第2のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第1の複合シリアルデータを形成し、該第1
    の複合シリアルデータを第1の中心波長を有する第1の
    光信号に変換する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 上記第3及び第4のシリアルデータにビット多重合成処
    理を施して第2の複合シリアルデータを形成し、該第2
    の複合シリアルデータを第2の中心波長を有する第2の
    光信号に変換する第2の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第2の光信号が供給され、該第2の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    3の光信号に変換する第3の光信号形成部と、 一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第9の入出力端が設けられて成り、上記第
    7の入出力端に上記第3の光信号が供給され、該第3の
    光信号を上記第9の入出力端に導出する第3の光サーキ
    ュレータと、 第6のシリアルデータを上記第2の中心波長を有する第
    4の光信号に変換する第4の光信号形成部と、 一端部側に第10及び第11の入出力端が設けられると
    ともに他端部側に第12の入出力端が設けられて成り、
    上記第10の入出力端に上記第4の光信号が供給され、
    該第4の光信号を上記第12の入出力端に導出する第4
    の光サーキュレータと、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第3の光サーキュレータを上記第9の入出力端
    から上記第8の入出力端へと通じ、該第8の入出力端に
    導出されるものとなすとともに、上記第3の光サーキュ
    レータの上記第9の入出力端に導出される第3の光信号
    を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上記第1の
    光サーキュレータを上記第3の入出力端から上記第2の
    入出力端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるもの
    となす第1の光信号伝送ケーブルと、 上記第2の光サーキュレータの上記第6の入出力端に導
    出される第2の光信号を一端側から他端側へと伝送し
    て、上記第4の光サーキュレータを上記第12の入出力
    端から上記第11の入出力端へと通じ、該第11の入出
    力端に導出されるものとなすとともに、上記第4の光サ
    ーキュレータの上記第12の入出力端に導出される第4
    の光信号を上記他端側から上記一端側へと伝送して、上
    記第2の光サーキュレータを上記第6の入出力端から上
    記第5の入出力端へと通じ、該第5の入出力端に導出さ
    れるものとなす第2の光信号伝送ケーブルと、を備えて
    構成されるデータ伝送装置。
  43. 【請求項43】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビッ
    ト,14ビットもしくは16ビットとするディジタル映
    像信号を成し、各々が12ビット,14ビットもしくは
    16ビットワード列データとされた輝度信号データ系列
    と色差信号データ系列との並列配置をもって形成された
    24ビット,28ビットもしくは32ビットパラレルデ
    ータに、各ライン部毎に順次第1のグループと第2のグ
    ループとに振り分ける処理を施して、上記第1のグルー
    プを構成するデータに基づく第1のワード列データと、
    上記第2のグループを構成するデータに基づく第2のワ
    ード列データとを形成し、上記第1のワード列データに
    おける輝度信号データ系列及び色差信号データ系列を構
    成する各12ビット,14ビットもしくは16ビットワ
    ードを、上位10ビットと下位2ビット,4ビットもし
    くは6ビットとに分割する処理を施して、分割された上
    位10ビットに基づく第3のワード列データと、分割さ
    れた下位2ビット,4ビットもしくは6ビットと補助ビ
    ットとに基づく第4のワード列データとを形成するとと
    もに、上記第2のワード列データにおける輝度信号デー
    タ系列及び色差信号データ系列を構成する各12ビッ
    ト,14ビットもしくは16ビットワードを、上位10
    ビットと下位2ビット,4ビットもしくは6ビットとに
    分割する処理を施して、分割された上位10ビットに基
    づく第5のワード列データと、分割された下位2ビッ
    ト,4ビットもしくは6ビットと補助ビットとに基づく
    第6のワード列データとを形成するデータ処理部と、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    るパラレル/シリアル変換部と、 上記第1のシリアルデータを第1の中心波長を有する第
    1の光信号に変換する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 上記第2のシリアルデータを上記第1の中心波長とは異
    なる第2の中心波長を有する第2の光信号に変換する第
    2の光信号形成部と、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号と上記第2の光信号とを合波して
    第1の多重光信号を得る第1の合波部と、 上記第3のシリアルデータを第3の中心波長を有する第
    3の光信号に変換する第3の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第3の光信号が供給され、該第3の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 上記第4のシリアルデータを上記第3の中心波長とは異
    なる第4の中心波長を有する第4の光信号に変換する第
    4の光信号形成部と、 上記第2の光サーキュレータの上記第6の入出力端に導
    出される第3の光信号と上記第4の光信号とを合波して
    第2の多重光信号を得る第2の合波部と、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    5の光信号に変換する第5の光信号形成部と、 一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第9の入出力端が設けられて成り、上記第
    7の入出力端に上記第5の光信号が供給され、該第5の
    光信号を上記第9の入出力端に導出する第3の光サーキ
    ュレータと、 第6のシリアルデータを上記第3の中心波長を有する第
    6の光信号に変換する第6の光信号形成部と、 一端部側に第10及び第11の入出力端が設けられると
    ともに他端部側に第12の入出力端が設けられて成り、
    上記第10の入出力端に上記第6の光信号が供給され、
    該第6の光信号を上記第12の入出力端に導出する第4
    の光サーキュレータと、 上記第1の合波部から得られる第1の多重光信号を一端
    側から他端側へと伝送するとともに、上記第3の光サー
    キュレータの上記第9の入出力端に導出される第5の光
    信号を上記他端側から上記一端側へと伝送し、該第5の
    光信号を、上記第1の合波部を経て、上記第1の光サー
    キュレータを上記第3の入出力端から上記第2の入出力
    端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるものとなす
    第1の光信号伝送ケーブルと、 上記第2の合波部から得られる第2の多重光信号を一端
    側から他端側へと伝送するとともに、上記第4の光サー
    キュレータの上記第12の入出力端に導出される第6の
    光信号を上記他端側から上記一端側へと伝送し、該第6
    の光信号を、上記第2の合波部を経て、上記第2の光サ
    ーキュレータを上記第6の入出力端から上記第5の入出
    力端へと通じ、該第5の入出力端に導出されるものとな
    す第2の光信号伝送ケーブルと、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側へと伝送された
    第1の多重光信号を上記第1の光信号と上記第2の光信
    号とに分波し、該第1の光信号を上記第3の光サーキュ
    レータを上記第9の入出力端から上記第8の入出力端へ
    と通じ、該第8の入出力端に導出されるものとなす第1
    の分波部と、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側へと伝送された
    第2の多重光信号を上記第3の光信号と上記第4の光信
    号とに分波し、該第3の光信号を上記第4の光サーキュ
    レータを上記第12の入出力端から上記第11の入出力
    端へと通じ、該第11の入出力端に導出されるものとな
    す第2の分波部と、を備えて構成されるデータ伝送装
    置。
  44. 【請求項44】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を10ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が10ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された30ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、上記第1のワード列データにおける緑色
    原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色
    原色信号データ系列の夫々を構成する各10ビットワー
    ドを、該緑色原色信号データ系列を形成する10ビット
    ワードと該青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する10ビットワードの一部とを
    含む第1のワードグループと、補助データ系列を形成す
    る10ビットワードと上記青色原色信号データ系列及び
    赤色原色信号データ系列の夫々を構成する10ビットワ
    ードの他の一部とを含む第2のワードグループとに振り
    分け、上記第1及び第2のワードグループの夫々に基づ
    くワード列データを得る処理を施して、第3及び第4の
    ワード列データを形成するとともに、上記第2のワード
    列データにおける緑色原色信号データ系列,青色原色信
    号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成
    する各10ビットワードを、該緑色原色信号データ系列
    を形成する10ビットワードと該青色原色信号データ系
    列及び赤色原色信号データ系列の夫々を構成する10ビ
    ットワードの一部とを含む第3のワードグループと、補
    助データ系列を形成する10ビットワードと上記青色原
    色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々を
    構成する10ビットワードの他の一部とを含む第4のワ
    ードグループとに振り分け、上記第3及び第4のワード
    グループの夫々に基づくワード列データを得る処理を施
    して、第5及び第6のワード列データを形成するデータ
    処理部と、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    るパラレル/シリアル変換部と、 上記第1のシリアルデータを第1の中心波長を有する第
    1の光信号に変換する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 上記第2のシリアルデータを上記第1の中心波長とは異
    なる第2の中心波長を有する第2の光信号に変換する第
    2の光信号形成部と、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号と上記第2の光信号とを合波して
    第1の多重光信号を得る第1の合波部と、 上記第3のシリアルデータを第3の中心波長を有する第
    3の光信号に変換する第3の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第3の光信号が供給され、該第3の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 上記第4のシリアルデータを上記第3の中心波長とは異
    なる第4の中心波長を有する第4の光信号に変換する第
    4の光信号形成部と、 上記第2の光サーキュレータの上記第6の入出力端に導
    出される第3の光信号と上記第4の光信号とを合波して
    第2の多重光信号を得る第2の合波部と、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    5の光信号に変換する第5の光信号形成部と、 一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第9の入出力端が設けられて成り、上記第
    7の入出力端に上記第5の光信号が供給され、該第5の
    光信号を上記第9の入出力端に導出する第3の光サーキ
    ュレータと、 第6のシリアルデータを上記第3の中心波長を有する第
    6の光信号に変換する第6の光信号形成部と、 一端部側に第10及び第11の入出力端が設けられると
    ともに他端部側に第12の入出力端が設けられて成り、
    上記第10の入出力端に上記第6の光信号が供給され、
    該第6の光信号を上記第12の入出力端に導出する第4
    の光サーキュレータと、 上記第1の合波部から得られる第1の多重光信号を一端
    側から他端側へと伝送するとともに、上記第3の光サー
    キュレータの上記第9の入出力端に導出される第5の光
    信号を上記他端側から上記一端側へと伝送し、該第5の
    光信号を、上記第1の合波部を経て、上記第1の光サー
    キュレータを上記第3の入出力端から上記第2の入出力
    端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるものとなす
    第1の光信号伝送ケーブルと、 上記第2の合波部から得られる第2の多重光信号を一端
    側から他端側へと伝送するとともに、上記第4の光サー
    キュレータの上記第12の入出力端に導出される第6の
    光信号を上記他端側から上記一端側へと伝送し、該第6
    の光信号を、上記第2の合波部を経て、上記第2の光サ
    ーキュレータを上記第6の入出力端から上記第5の入出
    力端へと通じ、該第5の入出力端に導出されるものとな
    す第2の光信号伝送ケーブルと、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側へと伝送された
    第1の多重光信号を上記第1の光信号と上記第2の光信
    号とに分波し、該第1の光信号を上記第3の光サーキュ
    レータを上記第9の入出力端から上記第8の入出力端へ
    と通じ、該第8の入出力端に導出されるものとなす第1
    の分波部と、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端側へと伝送された
    第2の多重光信号を上記第3の光信号と上記第4の光信
    号とに分波し、該第3の光信号を上記第4の光サーキュ
    レータを上記第12の入出力端から上記第11の入出力
    端へと通じ、該第11の入出力端に導出されるものとな
    す第2の分波部と、を備えて構成されるデータ伝送装
    置。
  45. 【請求項45】フレームレートを50Hzもしくは60
    Hzとし、各フレームにおける有効ライン数が1080
    ライン,各ラインにおける有効データサンプル数が19
    20サンプルに設定され、量子化ビット数を12ビット
    とするディジタル映像信号を成し、各々が12ビットワ
    ード列データとされた緑色原色信号データ系列と青色原
    色信号データ系列と赤色原色信号データ系列との並列配
    置をもって形成された36ビットパラレルデータに、各
    ライン部毎に順次第1のグループと第2のグループとに
    振り分ける処理を施して、上記第1のグループを構成す
    るデータに基づく第1のワード列データと、上記第2の
    グループを構成するデータに基づく第2のワード列デー
    タとを形成し、上記第1のワード列データにおける緑色
    原色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色
    原色信号データ系列の夫々を構成する各12ビットワー
    ドを、上位10ビットと下位2ビットとに分割し、上記
    緑色原色信号データ系列から分割された複数の上位10
    ビットと上記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号
    データ系列の夫々から分割された複数の上位10ビット
    の一部とに基づくワード列データと、上記青色原色信号
    データ系列及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割
    された複数の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原
    色信号データ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原
    色信号データ系列から分割された複数の下位2ビットと
    補助ビットとに基づくワード列データとを得る処理を施
    して、第3及び第4のワード列データを形成するととも
    に、上記第2のワード列データにおける緑色原色信号デ
    ータ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デ
    ータ系列の夫々を構成する各12ビットワードを、上位
    10ビットと下位2ビットとに分割し、上記緑色原色信
    号データ系列から分割された複数の上位10ビットと上
    記青色原色信号データ系列及び赤色原色信号データ系列
    の夫々から分割された複数の上位10ビットの一部とに
    基づくワード列データと、上記青色原色信号データ系列
    及び赤色原色信号データ系列の夫々から分割された複数
    の上位10ビットの他の一部と、上記緑色原色信号デー
    タ系列,青色原色信号データ系列及び赤色原色信号デー
    タ系列から分割された複数の下位2ビットと補助ビット
    とに基づくワード列データとを得る処理を施して、第5
    及び第6のワード列データを形成するデータ処理部と、 上記第3,第4,第5及び第6のワード列データに夫々
    基づく第1,第2,第3及び第4のシリアルデータを得
    るパラレル/シリアル変換部と、 上記第1のシリアルデータを第1の中心波長を有する第
    1の光信号に変換する第1の光信号形成部と、 一端部側に第1及び第2の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第3の入出力端が設けられて成り、上記第
    1の入出力端に上記第1の光信号が供給され、該第1の
    光信号を上記第3の入出力端に導出する第1の光サーキ
    ュレータと、 上記第2のシリアルデータを上記第1の中心波長とは異
    なる第2の中心波長を有する第2の光信号に変換する第
    2の光信号形成部と、 上記第1の光サーキュレータの上記第3の入出力端に導
    出される第1の光信号と上記第2の光信号とを合波して
    第1の多重光信号を得る第1の合波部と、 上記第3のシリアルデータを第3の中心波長を有する第
    3の光信号に変換する第3の光信号形成部と、 一端部側に第4及び第5の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第6の入出力端が設けられて成り、上記第
    4の入出力端に上記第3の光信号が供給され、該第3の
    光信号を上記第6の入出力端に導出する第2の光サーキ
    ュレータと、 上記第4のシリアルデータを上記第3の中心波長とは異
    なる第4の中心波長を有する第4の光信号に変換する第
    4の光信号形成部と、 上記第2の光サーキュレータの上記第6の入出力端に導
    出される第3の光信号と上記第4の光信号とを合波して
    第2の多重光信号を得る第2の合波部と、 第5のシリアルデータを上記第1の中心波長を有する第
    5の光信号に変換する第5の光信号形成部と、 一端部側に第7及び第8の入出力端が設けられるととも
    に他端部側に第9の入出力端が設けられて成り、上記第
    7の入出力端に上記第5の光信号が供給され、該第5の
    光信号を上記第9の入出力端に導出する第3の光サーキ
    ュレータと、 第6のシリアルデータを上記第3の中心波長を有する第
    6の光信号に変換する第6の光信号形成部と、 一端部側に第10及び第11の入出力端が設けられると
    ともに他端部側に第12の入出力端が設けられて成り、
    上記第10の入出力端に上記第6の光信号が供給され、
    該第6の光信号を上記第12の入出力端に導出する第4
    の光サーキュレータと、 上記第1の合波部から得られる第1の多重光信号を一端
    側から他端側へと伝送するとともに、上記第3の光サー
    キュレータの上記第9の入出力端に導出される第5の光
    信号を上記他端側から上記一端側へと伝送し、該第5の
    光信号を、上記第1の合波部を経て、上記第1の光サー
    キュレータを上記第3の入出力端から上記第2の入出力
    端へと通じ、該第2の入出力端に導出されるものとなす
    第1の光信号伝送ケーブルと、 上記第2の合波部から得られる第2の多重光信号を一端
    側から他端側へと伝送するとともに、上記第4の光サー
    キュレータの上記第12の入出力端に導出される第6の
    光信号を上記他端側から上記一端側へと伝送し、該第6
    の光信号を、上記第2の合波部を経て、上記第2の光サ
    ーキュレータを上記第6の入出力端から上記第5の入出
    力端へと通じ、該第5の入出力端に導出されるものとな
    す第2の光信号伝送ケーブルと、 上記第1の光信号伝送ケーブルの他端側へと伝送された
    第1の多重光信号を上記第1の光信号と上記第2の光信
    号とに分波し、該第1の光信号を上記第3の光サーキュ
    レータを上記第9の入出力端から上記第8の入出力端へ
    と通じ、該第8の入出力端に導出されるものとなす第1
    の分波部と、 上記第2の光信号伝送ケーブルの他端部へと伝送された
    第2の多重光信号を上記第3の光信号と上記第4の光信
    号とに分波し、該第3の光信号を上記第4の光サーキュ
    レータを上記第12の入出力端から上記第11の入出力
    端へと通じ、該第11の入出力端に導出されるものとな
    す第2の分波部と、を備えて構成されるデータ伝送装
    置。
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