JP2000151423A - パラレルシリアル変換装置およびパラレルシリアル変換方法 - Google Patents

パラレルシリアル変換装置およびパラレルシリアル変換方法

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JP2000151423A
JP2000151423A JP10318166A JP31816698A JP2000151423A JP 2000151423 A JP2000151423 A JP 2000151423A JP 10318166 A JP10318166 A JP 10318166A JP 31816698 A JP31816698 A JP 31816698A JP 2000151423 A JP2000151423 A JP 2000151423A
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parallel
serial
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Kyoichi Narai
恭一 成相
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ信号線の数の分だけパラレルシリアル
変換回路が必要であるために、その規模が非常に大きく
なっていた。 【解決手段】 外部機器が必要とする所定のビット幅を
一度に転送するのではなく、この所定のビット幅を所定
単位ビットのデータに分けて、この単位ビットのデータ
を複数回転送する。このため、一回のシリアル転送に必
要なデータの量が減り、外部からLSI内部のパラレル
シリアル変換回路に取り込むデータを少なくすることが
できる。従って、小規模のパラレルシリアル変換回路に
て、簡易な構成で所望データ幅の転送を行うことが可能
なパラレルシリアル変換装置およびパラレルシリアル変
換方法を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラレルシリアル
変換装置およびパラレルシリアル変換方法に関し、特
に、簡易な構成で所望データ幅の転送を行うことが可能
なパラレルシリアル変換装置およびパラレルシリアル変
換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパラレルシリアル変換装
置として、図7に示すようなものが知られている。同図
において、LSI900は複数のパラレルシリアル変換
回路901とメモリコントローラ902とパラレルシリ
アルコントローラ903とを備えている。パラレルシリ
アルコントローラ903は、メモリコントローラ902
とパラレルシリアル変換回路901とデータ転送先の図
示しない外部機器に接続されており、メモリコントロー
ラ902の動作タイミングを指示するトリガ信号がメモ
リコントローラ902に出力される。
【0003】さらに、パラレルシリアルコントローラ9
03からは、パラレルシリアル変換回路901のそれぞ
れに入力されるデータを保持するタイミングを示すパラ
レルシリアルラッチ信号904a〜dと、データを外部
機器に出力する際に同期させる所定周期のクロック信号
と、外部機器が転送されたデータを保持するためのラッ
チ信号とが出力される。
【0004】メモリコントローラ902は外部メモリ9
10と接続されており、外部メモリ910に保持されて
いる転送データのアドレスを示すアドレス信号と、読み
出しを示すリード信号と、転送データの保持されたチッ
プを示すチップセレクト信号とが出力される。外部メモ
リ910がこれらの信号を取得すると、これらの信号で
示されるデータがLSI900に出力される。
【0005】パラレルシリアル変換回路901のそれぞ
れには、外部メモリ910とパラレルシリアルコントロ
ーラ903とが接続されており、外部メモリ910から
のデータとパラレルシリアルコントローラ903からの
パラレルシリアルラッチ信号904a〜dとが入力され
る。そして、パラレルシリアル変換回路901のそれぞ
れは、データとパラレルシリアルラッチ信号が同時に入
力しているときにそのデータを記憶し、さらに、これら
の入力データを外部機器に対してシリアル転送すること
が可能となっている。
【0006】図8は、上記のような構成における一連の
動作中の各信号のタイミングチャートを示している。パ
ラレルシリアルコントローラ903からトリガ信号が出
力されると、メモリコントローラ902からアドレス信
号とリード信号とチップセレクト信号が出力される。外
部メモリ910がこれらの信号を取得すると、これらの
信号で示されるデータをパラレルシリアル変換回路90
1に出力する。
【0007】パラレルシリアル変換回路901は、外部
メモリ910からのデータが入力している間に、パラレ
ルシリアルラッチ信号904a〜dが入力すると、この
信号が入力した記憶回路にデータを保持する。この結
果、図8のように複数の記憶回路に順次データを保持し
ていき、外部機器が必要とするビット数分のデータを保
持する。
【0008】そして、パラレルシリアルコントローラ9
03がクロック信号を出力し、パラレルシリアル変換回
路901はこのクロック信号と同期して、外部機器に対
してシリアル転送を行う。また、このシリアル転送のあ
とパラレルシリアルコントローラ903は、図示しない
外部機器に対してラッチ信号を出力して転送データをラ
ッチさせる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパラレ
ルシリアル変換装置およびパラレルシリアル変換方法に
おいては、次のような課題があった。すなわち、上述の
ようにパラレルシリアル変換回路901においては、外
部機器が必要とするビット数分の記憶回路を備えてお
り、外部メモリ910から読み出したデータを全てパラ
レルシリアル変換回路901に保持した後に、この保持
したデータを一度に外部機器に対して転送していた。
【0010】このため、特に、複数のデータ信号線で外
部機器にシリアル転送を行うシステムにおいては、デー
タ信号線の数の分だけパラレルシリアル変換回路が必要
であるために、その規模が非常に大きくなっていた。例
えば、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のインクを同時
に印字する32ビットのプリンターにおいては、各色の
データを同時にヘッドユニットにシリアル転送する。
【0011】この場合、データ線が4本必要であり、従
って、パラレルシリアル変換器も4セット必要になる。
この結果、32ビット*4=128なので、128ビッ
ト規模のパラレルシリアル変換器がLSI内部に必要と
なる。
【0012】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、簡易な構成で所望データ幅の転送を行うことが
可能なパラレルシリアル変換装置およびパラレルシリア
ル変換方法の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、外部から入力する所定単
位のビット数のデータを保持し、この保持データをシリ
アル転送する転送手段と、転送する所定単位のビット数
のデータを外部から上記転送手段に入力させるデータ入
力手段と、上記転送手段がシリアル転送するデータと同
期させる所定周期のクロック信号を外部機器へ出力する
クロック信号出力手段と、転送先の外部機器が転送デー
タを保持するためのラッチ信号を出力するラッチ信号出
力手段と、上記データ入力手段と転送手段とクロック信
号出力手段とを制御して、転送する所定単位のビット数
のデータを取得させ、上記クロック信号とともにこの取
得データを外部機器へシリアル転送させるシーケンスを
繰り返すことにより、上記外部機器が必要とするビット
幅のシリアル転送を行うシーケンス制御手段と、上記シ
ーケンスにより所定ビット数のデータをシリアル転送し
た後に、上記ラッチ信号を出力して、外部機器に転送デ
ータをラッチさせる外部機器制御手段とを具備する構成
としてある。
【0014】すなわち、シーケンス制御手段は、データ
入力手段を制御して外部からのデータを転送手段に入力
させ、転送手段に取得したデータを保持させる。さら
に、転送手段がデータを保持すると、シーケンス制御手
段は転送手段とクロック信号出力手段とを制御して、ク
ロック信号とデータとを同期させつつ外部機器へシリア
ル転送させる。そして、この転送までのシーケンスを所
定回数繰り返すことにより、上記外部機器が必要とする
ビット幅のシリアル転送を行う。また、シリアル転送後
に外部機器制御手段がラッチ信号出力手段にラッチ信号
を出力させることにより、この転送データを外部機器に
保持させる。
【0015】ここで、転送手段が保持する所定単位のビ
ット数のデータは、外部機器が必要とするビット幅より
少なくなっている。例えば、外部機器の必要とするビッ
ト幅が32ビットであるときに、転送手段において8ビ
ットのデータを処理可能にすればよい。この場合は4シ
ーケンスの処理を行うことにより外部機器の必要とする
ビット幅を網羅する。
【0016】データ入力手段は、所定単位のビット数の
データを入力させればよい。従って外部メモリやその他
の機器から取得するなど様々な態様が考えられる。さら
に、所定周期のクロック信号は、シリアル転送するデー
タの1ビットに1パルスを対応させるなどすればよく、
前記の例の場合は1シーケンスにおいて8パルスのクロ
ックを発生させるようにすればよい。
【0017】このように、シーケンス制御手段におい
て、外部からデータを取得させる構成や、転送手段を制
御するための構成は様々な態様が考えられ、その具体例
として請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のパラ
レルシリアル変換装置において、上記シーケンス制御手
段が、データ入力手段が動作を開始するためのトリガ信
号を出力し、上記転送手段がデータを保持するタイミン
グを示す転送手段ラッチ信号を出力する構成としてあ
る。
【0018】すなわち、シーケンス制御手段は、データ
入力手段に対してトリガ信号を出力することにより、デ
ータ入力手段に動作を開始させる。そして、このデータ
入力手段の動作により転送手段にデータが入力されてい
る間に、転送手段に対して転送手段ラッチ信号を出力す
る。転送手段においては、転送手段ラッチ信号が入力し
ている間に入力しているデータを保持する。この結果、
シーケンス制御手段が所定のタイミングで出力するトリ
ガ信号と転送手段ラッチ信号とで、転送データのこのパ
ラレルシリアル変換装置への取込動作が制御される。
【0019】また、データ入力手段が、外部からデータ
を取得する構成の具体例として、請求項3にかかる発明
は、請求項1または請求項2に記載のパラレルシリアル
変換装置において、上記データ入力手段が、上記転送す
るデータのアドレスを示すアドレス信号と、読み出しを
示すリード信号と、転送するデータの保持されたチップ
を示すチップセレクト信号とを出力する構成としてあ
る。
【0020】すなわち、転送データを外部メモリから取
得する場合に、データ入力手段は信号出力手段が出力す
るトリガ信号を受け取ると、外部メモリに対してアドレ
ス信号と、リード信号と、チップセレクト信号とを出力
する。この結果、一般に広く用いられる方法により外部
メモリから所定のデータが選択され、この選択されたデ
ータが転送手段に出力される。
【0021】また、上記ラッチ信号は、外部機器にて取
得したデータをラッチさせるための信号であり、その出
力タイミングは様々な態様が考えられる。そこで、出力
タイミングの一例として、請求項4にかかる発明は、請
求項1〜請求項3のいずれかに記載のパラレルシリアル
変換装置において、上記外部機器制御手段が、上記シー
ケンスの一回毎に、上記ラッチ信号出力手段にラッチ信
号を出力させる構成としてある。
【0022】すなわち、外部機器制御手段は、上記シー
ケンスの一回毎に、ラッチ信号出力手段にラッチ信号を
出力させることにより、シーケンス処理毎に外部機器に
データを保持させる。従って、当該外部機器が1シーケ
ンスにて転送されるビット数分ラッチが可能なラッチ回
路を複数有しているときに、シーケンス毎のデータがラ
ッチされていく。
【0023】さらに、他の出力タイミングの一例とし
て、請求項5にかかる発明は、請求項1〜請求項3のい
ずれかに記載のパラレルシリアル変換装置において、上
記外部機器制御手段は、上記シーケンスを繰り返して上
記外部機器が必要とするビット幅のシリアル転送を行っ
た後に、上記ラッチ信号出力手段にラッチ信号を出力さ
せる構成としてある。
【0024】すなわち、外部機器制御手段は、外部機器
が必要とするビット幅のシリアル転送を行った後にラッ
チ信号出力手段にラッチ信号を出力させることにより、
必要とするビット幅のデータを一度でラッチさせる。従
って、この必要とするビット幅のデータを保持させるの
に必要なラッチ信号は、一回のみであるので、ラッチ信
号の転送路を一本構成するのみでよい。
【0025】このように、1シーケンスのシリアル転送
にて、外部機器が必要とするビット幅のデータより少な
いビット数のデータを転送し、数シーケンスかけてこの
外部機器が必要とするビット幅のデータを転送するよう
にする手法は、必ずしも上述したような装置に限られな
い。その一例として、請求項6にかかる発明は、外部か
ら入力するデータを外部機器にシリアル転送するパラレ
ルシリアル変換方法であって、転送する所定単位のビッ
ト数のデータを外部から取得し、所定周期のクロック信
号を発しつつこのクロック信号と同期させて取得したデ
ータを外部機器へシリアル転送させるシーケンスを行
い、このシーケンスを繰り返して上記外部機器が必要と
するビット幅のデータをこの外部機器に保持させる構成
としてある。すなわち、必ずしも装置という形態に限ら
ず、その方法としても有効である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるパラレルシリアル変換装置を用いたシステムを概略
ブロック図により示している。同図において、LSI1
00はパラレルシリアル変換回路101と、メモリコン
トローラ102と、パラレルシリアルコントローラ10
3とを備えている。パラレルシリアルコントローラ10
3は、メモリコントローラ102とパラレルシリアル変
換回路101とデータ転送先の図示しない外部機器に接
続されており、メモリコントローラ102の動作タイミ
ングを指示するトリガ信号がメモリコントローラ102
に出力される。
【0027】さらに、パラレルシリアルコントローラ1
03からは、パラレルシリアル変換回路101に入力さ
れるデータを保持するタイミングを示すパラレルシリア
ルラッチ信号と、データを外部機器に出力する際に同期
させる所定周期のクロック信号と、外部機器が転送され
たデータを保持するためのラッチ信号とが出力される。
【0028】メモリコントローラ102は外部メモリ1
10と接続されており、外部メモリ110に保持されて
いる転送データのアドレスを示すアドレス信号と、読み
出しを示すリード信号と、転送データの保持されたチッ
プを示すチップセレクト信号とが出力される。外部メモ
リ110がこれらの信号を取得すると、これらの信号で
示されるデータがLSI100内のパラレルシリアル変
換回路101に出力される。
【0029】パラレルシリアル変換回路101には、外
部メモリ110とパラレルシリアルコントローラ103
とが接続されており、外部メモリ110からのデータと
パラレルシリアルコントローラ103からのパラレルシ
リアルラッチ信号とが入力される。そして、パラレルシ
リアル変換回路101は、データとパラレルシリアルラ
ッチ信号が同時に入力しているときにそのデータを記憶
し、さらに、これらの入力データを外部機器に対してシ
リアル転送することが可能となっている。
【0030】図2は、上記のような構成におけるパラレ
ルシリアル変換装置を、32ビットのシリアルパラレル
変換回路を有する外部機器に使用した場合の、第一の実
施例の概略ブロック図を示している。同図において、パ
ラレルシリアル変換回路201は8ビットのデータを保
持してシリアル転送することが可能になっており、パラ
レルシリアルコントローラ203が出力するクロック信
号は、1シーケンスにつき8回のパルスを発生するよう
になっている。
【0031】また、接続する外部機器のヘッドユニット
300には、シリアルパラレル変換回路310とラッチ
320とが備えられている。シリアルパラレル変換回路
310にはパラレルシリアル変換回路201からのデー
タ信号と、パラレルシリアルコントローラ203からの
クロック信号が入力されるようになっている。そして、
8ビットのシリアル転送のシーケンスを4回取得して3
2ビットのパラレルデータに変換する。ラッチ320に
おいては、パラレルシリアルコントローラ203からの
ラッチ信号が取得されると、シリアルパラレル変換回路
310が出力した32ビットデータがラッチされる。
【0032】図3は、上述の第一の実施例における一連
の動作中の各信号のタイミングチャートを示している。
パラレルシリアルコントローラ203からトリガ信号が
出力されると、メモリコントローラ202からアドレス
信号とリード信号とチップセレクト信号が出力される。
外部メモリ210がこれらの信号を取得すると、これら
の信号で示されるデータをパラレルシリアル変換回路2
01に出力する。
【0033】このとき、パラレルシリアルコントローラ
203は、パラレルシリアルラッチ信号をパラレルシリ
アル変換回路201に出力する。そして、同図のように
パラレルシリアル変換回路201に外部メモリ210か
らのデータが入力している間に、パラレルシリアルラッ
チ信号が入力すると、この信号を保持する。そして、パ
ラレルシリアルコントローラ203がクロック信号を出
力し、パラレルシリアル変換回路201はこのクロック
信号と同期して、ヘッドユニット300内のシリアルパ
ラレル変換回路310に対してシリアル転送を行う。
【0034】以上の1シーケンスにより8ビットのデー
タがシリアル転送されるので、これを4シーケンス繰り
返して32ビットのシリアル転送を行う。その後、パラ
レルシリアルコントローラ203はラッチ信号を出力
し、ラッチ320は転送された32ビットのデータをラ
ッチする。
【0035】図4は本実施例のパラレルシリアル変換装
置にて上記ヘッドユニット300を備えたプリンタにデ
ータ転送を行う場合の、印字周期とシリアル転送とヘッ
ドユニット300がデータを必要とするタイミングを示
している。32ビットデータA,B,Cを転送した場
合、同図においてまず、データAがラッチ320にラッ
チされ、次にデータBが転送される。このデータBの転
送中に同時にプリンタにおいてデータAを印字するよう
にする。そして、データAを印字後、データCを転送し
ている間にデータBを印刷していく。
【0036】このように、プリンタが必要とする32ビ
ットを分割して転送しても、プリンタが実際にデータを
使用する印字周期より短い間にデータ転送を完了するよ
うにすれば、問題なくプリンタを駆動できる。従って、
上述のように合計で32ビットのデータ転送を4回に分
けて行うことができ、一回にメモリからLSI200内
部のパラレルシリアル変換回路201に取り込むデータ
が8ビットで済み、32ビットまとめてシリアル転送す
るときの1/4の規模のパラレルシリアル変換回路があ
ればよいことになる。
【0037】ここで、本実施例ではヘッドユニット30
0が必要とするデータのビット幅が32ビットであり、
パラレルシリアル変換回路201では8ビット毎のデー
タ転送を行っていたが、もちろん、ヘッドユニット30
0が必要とするデータがより多い場合にも適用できる
し、パラレルシリアル変換回路201の扱うビット幅を
8ビットに限る必要もない。
【0038】さらに、第二の実施例として、図5は8ビ
ットのシリアルパラレル変換回路を有する外部機器に使
用した場合の概略ブロック図を示している。同図におい
て、パラレルシリアル変換回路401は8ビットのデー
タを保持してシリアル転送することが可能になってお
り、パラレルシリアルコントローラ403が出力するク
ロック信号は、1シーケンスにつき8回のパルスを発生
するようになっている。
【0039】また、接続する外部機器のヘッドユニット
500には、8ビットのシリアルパラレル変換回路51
0と、8ビットデータをラッチ可能な4つのラッチ52
0a〜dとが備えられている。シリアルパラレル変換回
路510にはパラレルシリアル変換回路401からのデ
ータ信号と、パラレルシリアルコントローラ403から
のクロック信号が入力されるようになっている。
【0040】そして、8ビットのシリアル転送のシーケ
ンスを取得して8ビットのパラレルデータをラッチ52
0a〜dに出力する。ラッチ520a〜dのそれぞれに
はパラレルシリアルコントローラ403からラッチ信号
404a〜dが入力され、このラッチ520a〜dにて
8ビットずつのデータをラッチして合計32ビットのデ
ータのラッチがなされる。
【0041】図6は、上述の第二の実施例における一連
の動作中の各信号のタイミングチャートを示している。
パラレルシリアルコントローラ403からトリガ信号が
出力されると、メモリコントローラ402からアドレス
信号とリード信号とチップセレクト信号が出力される。
外部メモリ410がこれらの信号を取得すると、これら
の信号で示されるデータをパラレルシリアル変換回路4
01に出力する。
【0042】このとき、パラレルシリアルコントローラ
403はパラレルシリアルラッチ信号を、パラレルシリ
アル変換回路401に出力する。そして、同図のように
パラレルシリアル変換回路401に外部メモリ410か
らのデータが入力している間に、パラレルシリアルラッ
チ信号が入力すると、この信号を保持する。そして、パ
ラレルシリアルコントローラ403がクロック信号を出
力し、パラレルシリアル変換回路401はこのクロック
信号と同期して、ヘッドユニット500内のシリアルパ
ラレル変換回路510に対してシリアル転送を行う。
【0043】以上の1シーケンスにより、8ビットのデ
ータがシリアル転送されるとラッチ信号404aが出力
され、この信号によりラッチ520aが転送された8ビ
ットのデータをラッチする。これを4シーケンス繰り返
して合計32ビットのシリアル転送を行う。本実施例に
おいても、合計で32ビットのデータ転送を4回に分け
て行っているので、一回にメモリからLSI400内部
のパラレルシリアル変換回路401に取り込むデータが
8ビットで済み、32ビットまとめてシリアル転送する
ときの1/4の規模のパラレルシリアル変換回路があれ
ばよいことになる。ここでも、もちろん、ヘッドユニッ
トが必要とするデータが32ビットより多い場合にも適
用できるし、パラレルシリアル変換回路401の扱うビ
ット幅を8ビットに限る必要もない。
【0044】このように、このパラレルシリアル変換装
置およびパラレルシリアル変換方法では、外部機器が必
要とする所定のビット幅を一度に転送するのではなく、
この所定のビット幅を所定単位ビットのデータに分け
て、この単位ビットのデータを複数回転送する。このた
め、一回のシリアル転送に必要なデータの量が減り、外
部からLSI内部のパラレルシリアル変換回路に取り込
むデータを少なくすることができる。従って、小規模の
パラレルシリアル変換回路にて、簡易な構成で所望デー
タ幅の転送を行うことが可能なパラレルシリアル変換装
置およびパラレルシリアル変換方法を提供することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一回で外
部からLSI内部のパラレルシリアル変換回路に取り込
むデータを少なくすることができるので、簡易な構成で
所望データ幅の転送を行うことが可能なパラレルシリア
ル変換装置を提供することができる。また、請求項2に
かかる発明によれば、簡易な構成でパラレルシリアル変
換装置を制御することができる。
【0046】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
簡易な構成により外部メモリからデータを取得すること
ができる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、簡
易な構成により外部機器が必要とするデータをラッチさ
せることができる。さらに、請求項5にかかる発明によ
れば、外部機器が備えるシリアルパラレル変換回路が、
外部機器が必要とするデータのビット幅よりも小さい場
合にも適用できるので汎用性が高くなる。さらに、請求
項6にかかる発明によれば、簡易な構成で所望データ幅
の転送を行うことが可能なパラレルシリアル変換方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるパラレルシリアル
変換装置を用いたシステムの概略ブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施例にかかるパラレルシリア
ル変換装置を用いたシステムの概略ブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施例にかかるパラレルシリア
ル変換装置を用いたシステムにおける各信号のタイミン
グチャートである。
【図4】本発明の一実施形態にかかるパラレルシリアル
変換装置を用いてプリンタにデータ転送をしたときの動
作のタイミングチャートである。
【図5】本発明の第二の実施例にかかるパラレルシリア
ル変換装置を用いたシステムの概略ブロック図である。
【図6】本発明の第二の実施例にかかるパラレルシリア
ル変換装置を用いたシステムにおける各信号のタイミン
グチャートである。
【図7】従来例にかかるパラレルシリアル変換装置を用
いたシステムの概略ブロック図である。
【図8】従来例にかかるパラレルシリアル変換装置を用
いたシステムにおける各信号のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
100 LSI 101 パラレルシリアル変換回路 102 メモリコントローラ 103 パラレルシリアルコントローラ 110 外部メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力する所定単位のビット数の
    データを保持し、この保持データをシリアル転送する転
    送手段と、 転送する所定単位のビット数のデータを外部から上記転
    送手段に入力させるデータ入力手段と、 上記転送手段がシリアル転送するデータと同期させる所
    定周期のクロック信号を外部機器へ出力するクロック信
    号出力手段と、 転送先の外部機器が転送データを保持するためのラッチ
    信号を出力するラッチ信号出力手段と、 上記データ入力手段と転送手段とクロック信号出力手段
    とを制御して、転送する所定単位のビット数のデータを
    取得させ、上記クロック信号とともにこの取得データを
    外部機器へシリアル転送させるシーケンスを繰り返すこ
    とにより、上記外部機器が必要とするビット幅のシリア
    ル転送を行うシーケンス制御手段と、 上記シーケンスにより所定ビット数のデータをシリアル
    転送した後に、上記ラッチ信号を出力して、外部機器に
    転送データをラッチさせる外部機器制御手段とを具備す
    ることを特徴とするパラレルシリアル変換装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のパラレルシリアル
    変換装置において、 上記シーケンス制御手段は、データ入力手段が動作を開
    始するためのトリガ信号を出力し、上記転送手段がデー
    タを保持するタイミングを示す転送手段ラッチ信号を出
    力することを特徴とするパラレルシリアル変換装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載のパ
    ラレルシリアル変換装置において、 上記データ入力手段は、上記転送するデータのアドレス
    を示すアドレス信号と、読み出しを示すリード信号と、
    転送するデータの保持されたチップを示すチップセレク
    ト信号とを出力することを特徴とするパラレルシリアル
    変換装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のパラレルシリアル変換装置において、 上記外部機器制御手段は、上記シーケンスの一回毎に上
    記ラッチ信号出力手段にラッチ信号を出力させることを
    特徴とするパラレルシリアル変換装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のパラレルシリアル変換装置において、 上記外部機器制御手段は、上記シーケンスを繰り返して
    上記外部機器が必要とするビット幅のシリアル転送を行
    った後に、上記ラッチ信号出力手段にラッチ信号を出力
    させることを特徴とするパラレルシリアル変換装置。
  6. 【請求項6】 外部から入力するデータを外部機器にシ
    リアル転送するパラレルシリアル変換方法であって、 転送する所定単位のビット数のデータを外部から取得
    し、所定周期のクロック信号を発しつつこのクロック信
    号と同期させて取得したデータを外部機器へシリアル転
    送させるシーケンスを行い、このシーケンスを繰り返し
    て上記外部機器が必要とするビット幅のデータをこの外
    部機器に保持させることを特徴とするパラレルシリアル
    変換方法。
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