JPS648816B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチラシ、カタログ等のレイアウト方法
に係り、特にこれ等のチラシ、カタログ等に印刷
されるべき図柄例えばタイトル文字、写真、数字
等の図形をグラフイツクデイスプレイに映出、か
つ既に読取られた図形の一部を記録して後に読取
られる点の位置を既に読取られた図形にそろえる
こと等によつて予め正確にレイアウトすることに
より、後の補正、訂正を少なくするとともにその
レイアウト結果を順に磁気デイスク等のマスター
データーフアイルに記録して後の部分修正を可能
とし、又マスターデーターフアイルを再生するこ
とにより印刷用版下等を作図し得るレイアウト方
法に関するものである。

従来この種の印刷に於いては、デザイナーが企
画書に基づいてタイトル文字、写真等の配置をデ
ザインしてそのレイアウトを設定したレイアウト
原稿を手書きにより作画し、注文主と相談して好
ましくない場合はレイアウト原稿を書き直し、注
文主の承諾後にそのレイアウト原稿に従つて文
字、写真等を拡大又は縮小してレイアウト原稿上
に貼着し、再び校正を行なつた後に印刷用版下を
作図した。

しかして従来の工程に於いてはレイアウト原稿
の作画時に於いて各種図形の大きさが正確に把握
しにくいため校正が繰り返されてその度に作画し
なおし、又印刷用版下作図後も補正の必要が多く
あり、その度に作図しなおしていた。

このように従来技術に於いては、レイアウトの
段階に於いて正確にできないために校正が多く、
かつ校正毎に作画、作図を繰り返すわけである
が、かかる作画、作図を主に手書で行なつていた
ので多くの時間と労力を費やした。

本発明は従来のかかる欠点を解消すべく発明さ
れたものである。

以下チラシの印刷に関する一実施例により本発
明を詳細に説明する。

第１図に示される企画書１０は印刷すべきチラ
シの画像のイメージ的なラフスケツチ１１が描か
れており、さらにはそのチラシの印刷に必要な企
画情報１２が記載されている。企画情報１２の内
容としては例えば版別コード番号、売り出し期
間、企画版種、印刷サイズ、レイアウト情報（縦
印刷か横印刷か、及び縦及び横の分割数）、テー
マNo.、そのテーマNo.に係わるテーマ名、出校点
数／写真点数等々である。

タイトル文字一覧表２０には各種のタイトル文
字２１例えば「決算クリアランス→「クリスマス
セール」「歳末赤字大サービス」「全商品３割引セ
ール」と、それぞれのタイトル文字２１に対応す
るコード番号２２が記載されている。そしてその
タイトル文字一覧表２０に記載されている各タイ
トル文字２１のコード番号２２と、それに対応す
るタイトル文字のロゴ図形情報とが磁気デイスク
よりなるタイトル文字フアイル２５に磁気記録さ
れている。

写真版３０にはそのチラシに印刷すべき複数の
写真３１と、その写真３１の番号３２が記載され
ている。又その写真版３０に対応する写真版一覧
表３３には、写真番号３２及びその写真３１に対
応するコード番号３４が記載されている。そして
その写真版一覧表３３に記載されている各写真３
１のコード番号３４と、それに対応する写真の輪
郭図形情報とが磁気デイスクよりなる写真版フア
イル３５に磁気記録されている。又、この種の印
刷に用いられるイラスト図形とか、特殊な手書の
図形等についても、写真と同様に扱うことができ
る。即ち、そのような図形のコード番号と輪郭図
形を写真３１と同様にフアイル３５に磁気記録
し、対応する一覧表３３に図形の番号とコード番
号を記載しておけば良い。

価格数字一覧表４０には、これ等のチラシに必
要な価格数字４１が各種書体例えばヘルベチカ・
ボールド、ヘルベチカ・メジウム等で記載され、
それぞれの数字につき書体コード番号４２が記載
されている。そしてその価格数字一覧表４０に記
載されている各書体の数字の書体コード番号４２
と、その数字の図形情報とが磁気デイスクよりな
る価格数字フアイル４５に磁気記録されている。

ここで、タイトル文字フアイル２５、価格数字
フアイル４５等に磁気記録されている情報は、多
くの種類のチラシの印刷に共通のものであるか
ら、かかるフアイル２５，４５に記録された情報
は一般に消去されることはなく、各種のチラシ印
刷に共通に用い、必要に応じ例えばフアイル４５
に記録されていない書体の数字が必要となつた場
合には、その書体の数字図形を用意し、座標読取
装置６０によりそのコード番号と図形情報とを読
み、フアイル４５に追加記録し、合わせて価格数
字一覧表４０に記載するようにすれば良い。それ
に対し、各チラシに印刷される商品の写真３１は
順次変わるものである。従つて写真版フアイル３
５に記録される情報は順次れ変えられる。即ち写
真３１を座標読取装置６０に配置し、その写真番
号３２とコード番号３４を写真版一覧表３３に記
載するとともに、そのコード番号３４をメニユー
入力部６２より入力し、座標入力部６１に於いて
その写真３１の輪郭をスタイラスペン６３により
トレースすることによりフアイル３５にコード番
号３４とその写真の輪郭図形とが磁気記録され
る。この座標読取装置６０は所謂XYデジタイザ
ーであつて、図形等の位置情報の読取りに用いら
れる座標入力部６１の他に、各種命令、数値等を
入力するためのメニユー入力部６２を具備してお
り、位置情報の読取りはスタイラスペン６３で座
標入力部６１を指示することにより行なわれ、メ
ニユー入力に当つては、対応するメニユー入力部
６２のそれぞれのメニユー部分をスタイラスペン
６３で指示することにより行なわれる。かかる座
標読取装置６０はコンピユータよりなる演算装置
７０に接続され、該演算装置７０には前記タイト
ル文字フアイル２５、写真版フアイル３５、価格
数字フアイル４５の記録、再生を行なうための磁
気デイスクドライブ装置６５，６６，６７が接続
されている。

又演算装置７０には映像表示のためのグラフイ
ツクデイスプレイ７１、ブザー等よりなる警報装
置７３トンボ図形、枠図形等の図形情報の記録さ
れた図形メモリー７５、後に読取られる図形等を
正確な位置に読取るために既に読取つた点を記録
する既読取点レジスタ７６、レイアウト線１７を
記録しておき、後に読取られる図形等をそのレイ
アウト線に対し正確な位置に読取り可能とするた
めの合わせ線メモリー７７、磁気デイスクよりな
るマスターデーターフアイル８０の記録、再生を
行なうためのドライブ装置８１が接続されてい
る。

ここで、グラフイツクデイスプレイ７１として
はストレージタイプ、リフレツシユタイプ等が利
用できるが、本発明に於いては補正が頻繁に行な
われる関係上リフレツシユタイプを採用するのが
好ましい。

又、図形メモリー７５、既読取点レジスタ７
６、合わせ線メモリー７７はICメモリーよりな
るものである。又、マスターデーターフアイル８
０には読取られた全ての情報が順次記録される。
ドライブ装置８１にはモニタ作図コントローラ８
２を介してモニタ作図装置８３が接続され、又清
書作図コントローラ８５を介して清書作図装置８
６が接続される。

モニター作図装置８３は校正用版下９０を作図
するためのものである。ここで校正用版下９０
は、全体的レイアウト、タイトル文字、写真、価
格数字、罫線、枠図形等の配置、大きさ、角度等
が良いかどうかの確認のため、及び確認されたそ
れ等の配置、大きさ、角度を後工程へ伝達してそ
のような位置間係に印刷されるべき指示するため
の図面であるから、作図速度が速いことが好まし
く、その図面に描かれた線が印刷物として現われ
るわけではないので作図精度等はそれ程必要とし
ない。このような条件よりこの実施例に於いては
モニタ作図装置８３としてボールペン３本が搭載
でき、高速作図が可能な、渡辺測器株式会社製の
「WX4811プロツター」の作図装置を採用してい
る。

一方清書作図装置８６は所謂印刷用版下９５を
作図するものであつて、この版下９５の作図され
た線は印刷物として現われるものであるから、高
い作図精度を必要とし、従つてこの実施例に於い
ては中空ペンが搭載できる本件特許出願人たる凸
版印刷株式会社の「マイクセンサーJP2500」の
作図装置を用いている。

次に企画書１０等から校正用版下９０、印刷用
版下９５を作図する手順について述べる。

まず前述の如く写真版３０については、写真版
一覧表３３及び写真版フアイル３５を用意する。
もちろんタイトル文字一覧表２０及びタイトル文
字フアイル２５、価格数字一覧表４０及び価格数
字フアイル４５は予め作成されており、又、図形
メモリー７５には各種トンボ図形、枠図形、破
線、波線図形等この種の印刷で多用される図形情
報が予め記録されている。

そして企画書１０より印刷サイズ及び基本レイ
アウト情報を得て、座標読取装置６０のメニユー
入力部６２より入力する。この実施例であれば
「Ａ−５版、縦印刷、縦18分割、横４分割」の情
報をメニユー入力部６２から所定のコードにより
入力する。かかる基本レイアウト情報は演算装置
７０を介して、マスターデーターフアイル８０に
記録され、その図形情報が合わせ線メモリー７７
に記録され、かつ第２図に示す如く、グラフイツ
クデイスプレイ７１にレイアウト線１７、紙の大
きさを示す枠線１８、トンボ１９の映像７２とし
て適当な拡大（又は縮小）率で表示される。そし
て、そのグラフイツクデイスプレイ７１に表示さ
れた位置と座標読取装置６０の座標入力部６１と
は対応位置間係となる。即ちグラフイツクデイス
プレイ７１に表示されたある特定の位置への位置
情報の入力は、グラフイツクデイスプレイ７１の
映像７２を見ながらスタイラスペン６３を座標入
力部６１に於いて指示し、ペン６３に付いている
入力指示スイツチを押すことにより入力される。
もちろん、グラフイツクデイスプレイ７１には部
分拡大表示が可能であり、その場合、座標入力部
６１の位置関係も対応して拡大される。

このようにして基本レイアウト情報を入力し、
グラフイツクデイスプレイ７１にレイアウト線１
７等が映出された後は、その後に入力されるタイ
トル文字、写真等の入力順序はどのような順で入
力してもさしつかえなく、作業者が好ましいと思
われる順に入力することができる。

タイトル文字２１の入力に当つては、企画書１
０より入力すべきタイトル文字を知り、タイトル
文字一覧表２０よりその対応するタイトル文字の
コード番号２２を知る。そしてメニユー入力部６
２によりそのタイトル文字のコード番号２２を入
力し、次にグラフイツクデイスプレイ７１の映像
７２を見ながらそのタイトル文字の位置を座標入
力部６１で入力することにより、タイトル文字フ
アイル２５よりそのタイトル文字のロゴ文字図形
２７が読み出されて、その指定された位置に映出
される。

タイトル文字の位置の入力構成は下記の如くで
ある。即ちスタイラスペン６３により座標入力部
６１を指示するとその指示された点がグラフイツ
クデイスプレイ７１に映出され、作業者はレイア
ウト線１７等と対比しながらそのタイトル文字の
左下が位置すべき基準点を指示してその基準点位
置を入力する。次にグラフイツクデイスプレイ７
１を見ながら、タイトル文字が好ましい大きさと
なるようにメニユー入力部６２より拡大又は縮小
の指示を入力する。又、特にタイトル文字を傾斜
して表示する場合には、メニユー入力部６２より
回転メニユーを指示するとタイトル文字は前記基
準点を中心に指示されたメニユーに従つて反時計
方向又は、時計方向に回転し始め、好ましい角度
となつたところで回転メニユーをはなすとタイト
ル文字の回転は静止して、その回転角度が入力さ
れる。

このようにタイトル文字の入力は、そのコード
番号、基準点、大きさ、回転等を指示することに
より入力される。

尚、繁用される文字、図柄等例えば印刷される
得意先の商号の図形２８等もタイトル文字と同様
に扱うことができる。

次に写真３１の入力について説明すれば、写真
版一覧表３３より入力すべき写真３１のコード番
号３４を知り、後はタイトル文字入力と同様にそ
のコード番号をメニユー入力部６２より入力し、
基準点を座標入力部６１より入力し、大きさ及び
必要に応じて回転を指示する等により写真の位置
が入力される。この写真の入力に於いても写真版
フアイル３５より入力すべき写真の輪郭図形３７
が読み出され、グラフイツクデイスプレイ７１上
に映出されるので、その映像７２の図形を見なが
ら位置、大きさ、回転が指示されレイアウト線１
７等に対し正確な位置、大きさ、角度に入力する
ことができる。

次に価格数字４１の入力について述べれば、価
格数字一覧表４０より使用される書体コード４２
を知り、その書体コード４２及び数字をメニユー
入力部６２より入力した後、タイトル文字、写真
の入力と同様グラフイツクデイスプレイ７１を見
ながら座標入力部６１で１つの数字図形４７群と
しての基準点、角度、大きさを指定し入力する。

次に罫線５０、各種枠図形５１、定形図形５２
の入力について述べる。

罫線の入力はまず罫線入力の指示、罫線の太さ
の指示をメニユー入力部６２で入力した後グラフ
イツクデイスプレイ７１を見ながらスタイラスペ
ン６３により座標入力部６１で始点と終点の２点
を指示することにより行なわれる。

ここで、レイアウト線１７については合わせ線
メモリー７７に記録されており、その他既に読取
られ入力された線、図形の一部については既読取
点レジスタ７６に記録されているので、例えば罫
線の始点、終点等をレイアウト線１７又は既読取
点レジスタ７６に記録された図形に合わせたい場
合は、入力の際メニユー入力部６２より合わせメ
ニユーを押すことにより合わせることができる。
この実施例に於いてスタイラスペン６３の指示位
置が合わせるべき点又は線に対し３mm以内の場合
は指示点は自動的にその合わせるべき点に移動し
て入力され、３mmを越える場合は警報装置７３に
よりブザーで警告され、その場合はスタイラスペ
ン６３の指示点をより近いと思われる方向に移動
した後入力すべく指示をする。

このようにして各種の入力に於いて、レイアウ
ト線１７、又は既に読取られた点、線に合わせる
場合には、演算装置７０により合わせ線メモリー
７７又は既読取点レジスタ７６に記録されている
点は線に対して指示点から最も近い点の距離が演
算され、その距離が許容範囲内であればその最も
近い点が読み取られて入力される。各種枠図形５
１の入力は各種枠図形のコードをメニユー入力部
６２より入力した後、その枠の内接する四辺形の
対向する２つの角の点等を入力することにより入
力される。

このようにして作業者は、グラフイツクデイス
プレイ７１を見ながら、タイトル文字、写真、イ
ラスト、価格数字、罫線、枠図形等を順次入力す
る。そして入力された情報は順次マスターデータ
ーフアイル８０に記録され、またその一部は合わ
せ線メモリー７７、既読取点レジスタ７６にも記
録され、かつ順次グラフイツクデイスプレイ７１
に表示される。このようにしてグラフイツクデイ
スプレイ７１の映像７２を見ながら印刷すべきチ
ラシの画像のレイアウトを設定する。この設定に
際し、必要に応じて先に入力したデーターの補
正、消去が必要な場合は容易に補正することがで
きる。即ちマスターデーターフアイル８０にはま
ず入力されるデーターのコード番号が記録され、
その後例えば位置、大きさ、角度等の情報が記録
されているので、そのコード番号に基づいてデー
ターを消したり、補正すれば良い。

このようにしてグラフイツクデイスプレイ７１
には第２図に示される如く、レイアウト線、枠
線、トンボが表示され、タイトル文字、写真、イ
ラスト等の輪郭線、価格数字、罫線、枠線、図形
等が表示され、そのデーターは全てマスターデー
ターフアイル８０に記録されている。作業者はグ
ラフイツクデイスプレイ７１に映出された映像７
２が満足のいくレイアウトであるかどうかを確認
する。この確認の際、映出されている映像の内レ
イアウト線１７を一時的に消すこともできる。そ
してそのレイアウトが満足いくものであればマス
ターデーターフアイル８０に記録されている情報
を再生し、モニタ作図コントローラ８２を介して
モニタ作図装置８３に入力して校正用版下９０が
作図される。

この校正用版下９０に作図される内容は第３図
に示す如くレイアウト線１７が作図されない以外
はほぼグラフイツクデイスプレイ７１の映像７２
と同様の画像が作図される。モニター作図装置８
３の筆記具としてはボールペンが用いられる。

作業者は校正用版下９０を見て、さらに補正が
必要かどうかを確認し、補正が必要と認められる
ときは前述の如く、マスターデーターフアイル８
０の記録内容を補正し、補正が必要なくなるまで
繰り返す。このようにして作業者及び注文主等の
納得のいく校正用版下９０が作成される。

校正用版下９０が作成された後、次にマスター
データーフアイル８０の情報が再生され、清書作
図コントローラ８５を介して清書作図装置８６に
入力して印刷用版下９５が作図される。

この印刷用版下９５に作図される内容は第４図
に示される如く従来の印刷用版下と同様で、印刷
に必要な線が作図され、印刷されない線例えばレ
イアウト線１７、タイトル文字、写真、イラスト
等の輪郭線、価格数字等は作図されない。

即ち、マスターデーターフアイル８０にはコー
ド番号をもつて記録されているので、そのコード
番号に従つて清書作図コントローラ８５で選択
し、必要な図形のみが作図される。清書作図装置
８６は種々の太さの中空ペンを有し、入力されて
いるデーターに従つて種々の太さで作図される。

このようにして印刷用版下９５が作図された後
は、通常の印刷と同様の印刷工程に送られ印刷さ
れる。即ち写植機等によりタイトル文字、価格数
字等の紙焼が作成され、印刷用版下９５の所定位
置に貼着され、又、写真製版により写真の紙焼が
作成され、印刷用版下９５に貼着される。

かかる各種紙焼の貼着に於いて従来校正用版下
９０に対応する図面がなく、拡大又は縮小率、傾
斜角度、貼着位置等作業者の経験にたよつていた
が、校正用版下９０により正確な位置に貼着され
る。

又、これ等の印刷用版下９５が完成された後に
さらに注文主等の事情により印刷用版下９５に補
正が必要となつた場合は、従来技術では印刷用版
下９５を書き直し、かかる書き直しに要する時
間、労力は極めて大であるが、この工程に於いて
は印刷用版下９５の図形はマスターデーターフア
イル８０に記録されており、従つてマスターデー
ターフアイル８０の記録情報を前述の如く部分的
に補正し、補正後はモニタ作図装置８３及び清書
作図装置８６で校正用版下９０、印刷用版下９５
を作図すれば良いだけであるから、後の補正が極
めて容易に行なうことができる。

本発明は以上の如き構成であるから、下記に示
す如き優れた実用上の効果を有する。

即ち本発明のレイアウトはフアイルに記録され
た図形をグラフイツクデイスプレイに映出し、レ
イアウト線等に対し位置、大きさ、角度等を入力
して行ない、かつ合わせ線メモリー、既読取点レ
ジスタの活用により合わせるべき位置を合わせる
ことができるので、レイアウトが極めて正確にで
き、後に補正の必要が生じることが少ない。

しかもかかるレイアウトされた結果は磁気的に
コード番号を伴なつて記録されているので、校正
用版下、印刷用版下等区別して作図し得、しかも
後に補正が必要となつた場合は部分修正が可能で
あるので、従来法の如くレイアウト原稿を全面的
に作画しなおす必要はない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は本作図システムのブロツクダイヤグラム、第２
図はグラフイツクデイスプレイに映出される映像
の平面図、第３図は校正用版下の平面図、第４図
は印刷用版下の平面図である。 １０……企画書、１１……ラフスケツチ、１２
……企画情報、１７……レイアウト線、１８……
枠線、１９……トンボ、２０……タイトル文字一
覧表、２１……タイトル文字、２２……タイトル
のコード番号、２５……タイトル文字フアイル、
２７……文字図形、３０……写真版、３１……写
真、３２……写真番号、３３……写真版一覧表、
３４……写真のコード番号、３５……写真版フア
イル、３７……輪郭図形、４０……価格数字一覧
表、４１……数字、４２……書体のコード番号、
４５……価格数字フアイル、４７……数字図形、
５０……罫線、５１……枠図形、６０……座標読
取装置、６１……座標入力部、６２……メニユー
入力部、６３……スタイラスペン、７０……演算
装置、７１……グラフイツクデイスプレイ、７２
……映像、７３……警報装置、７５……図形メモ
リー、７６……既読取点レジスタ、７７……合わ
せ線メモリー、８０……マスターデーターフアイ
ル、８２……モニタ作図コントローラ、８３……
モニタ作図装置、８５……清書作図コントロー
ラ、８６……清書作図装置、９０……校正用版
下、９５……印刷用版下。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ レイアウトされるタイトル文字、写真、数字
   は予め磁気デイスク等よりなるフアイルにコード
   番号を伴なつてその図形情報を記録しておき、又
   レイアウト情報に基づいてレイアウト線をグラフ
   イツクデイスプレイに表示するとともに合わせ線
   メモリーに記録し、前記フアイルよりコード番号
   に従つてタイトル文字図形等を再生してグラフイ
   ツクデイスプレイに表示し、位置、大きさ、角度
   等を入力してレイアウトを設定するとともにその
   設定情報を順次マスターデーターフアイルにコー
   ド番号を伴なつて記録し、このレイアウト設定に
   当つて、読取られた点を既読取点レジスタに記録
   し、読取られる指示点が合わせ線メモリー又は既
   読取点レジスタに記録された情報に対し充分に近
   い場合はその記録情報に対し最も近い点が読取ら
   れ入力されることを特色とするチラシ、カタログ
   等のレイアウト方法。