JPS648528B2 - - Google Patents

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JPS648528B2
JPS648528B2 JP13975383A JP13975383A JPS648528B2 JP S648528 B2 JPS648528 B2 JP S648528B2 JP 13975383 A JP13975383 A JP 13975383A JP 13975383 A JP13975383 A JP 13975383A JP S648528 B2 JPS648528 B2 JP S648528B2
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JP
Japan
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signal
synchronization
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voltage
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JP13975383A
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JPS6028729A (ja
Inventor
Toshiaki Yamaguchi
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 この発明は、発電機の自動並列投入装置に関す
る。第1図に、この種の自動並列投入方法の従来
例を示す。同図において、1及び2は交流発電機
であつて、それぞれ母線接続用遮断器3及び4を
介して母線Xに接続されている。5,6及び7は
計器用変圧器であつて、それぞれ交流発電機1,
2の発生電圧及び母線Xの母線電圧を検出する。
8及び9は同期検定開始用の信号接点、10は周
波数差検出判別装置であつて、信号接点8の閉路
により交流発電機1の出力電圧と母線電圧が入力
され、信号接点9の閉路により交流発電機2の発
生電圧と母線電圧が入力される。この周波数差検
出判別装置10は入力される交流発電機発生電圧
の周波数fgと母線電圧の周波数fbとの周波数差fg
〜fbの大小とその大きさに対応する判別信号を自
動揃速制御装置本体11は、fg<fbの時はガバナ
用増速信号を周波数差の大きさに対応した信号期
間と間隔で発生し、fg>fbの時はガバナ用減速信
号を周波数差に応じた信号期間と間隔で発生す
る。12,13は補助リレーであつて、それぞれ
上記増速信号、減速信号により励磁されてそれぞ
れのa接点12a,13aを閉じる。14及び1
5は信号接点8とそれぞれ補助リレー12及び1
3のa接点とのアンド閉条件により励磁されて、
それぞれ増速指令及び減速指令を交流発電機1の
ガバナに与える補助リレー、16及び17は信号
接点9とそれぞれ補助リレー12及び13のa接
点とのアンド閉条件により励磁されてそれぞれ増
速指令及び減速指令を交流発電機2のガバナに送
出する補助リレーである。18は自動同期投入装
置であつて、信号接点8,9の閉路により選択さ
れた交流発電機1,2の発生電圧と母線電圧を受
け、両電圧の電圧差、位相差、周波数差が許容値
の範囲内に収まると、即ち、同期投入条件が成立
するとこれを検出して同期投入信号を遮断器3も
しくは4に送出する。
このように、従来は、同期検定開始と同時に揃
速制御を開始させるようにしているので、揃速制
御開始時の母線電圧の周波数と投入側交流発電機
発生電圧の周波数との周波数差が極めて小さい場
合にはガバナを駆動させることが難しく、揃速制
御が行われないで、上記周波数差がそのまま継続
されることになる。一方、自動同期投入装置18
による同期条件成立検出時間は、一般に、上記周
波数差の逆数に比例して長くなるので、該周波数
差が極めて小さい場合には同期投入に長時間を要
することになる。
この発明は、上記した従来の問題点に鑑みてな
されたもので、複数交流発電機の出力周波数を所
定の周波数に第1段調整したのち投入側交流発電
機の出力周波数とさらに第2段調整して母線側周
波数と投入側交流発電機出力周波数との間に所定
の周波数差を確保した後に揃速制御及び同期検出
動作を行わせる構成とすることにより、同期検出
を従来に比し確実にしかも短い時間で行うことが
できる交流発電機の自動並列投入方法を提供する
ことを目的とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。
第2図において、19,20は周波数/電圧変
換器であつて、それぞれ変圧器5,6の2次電圧
を受け、それぞれの電圧の周波数に比例した周波
数電圧Vfga,Vfgbを発生する。21,22は第
1の周波数設定器であつて、第1設定周波数f1
に対応する設定周波数電圧Vf1を発生する。2
3,24は第2の周波数設定器であつて、第2設
定周波数f2(=f1+△f)に対応する設定周
波数電圧Vf2を発生する。25は電圧比較器で
あつて、同期検定開始用の信号接点8a及びこれ
と逆動作の信号接点8bの閉路によりそれぞれ入
力される第2周波数設定器23、第1周波数設定
器21の出力を周波数/電圧変換器19の出力と
比較してVfgaがVf1,Vf2より小である場合に
負の信号、大である場合に正の信号を発生する。
26は電圧比較器であつて、同期検定開始用の信
号接点9a及びこれと逆動作の信号接点9bの閉
路によりそれぞれ入力される第2周波数設定器2
4、第1周波数設定器22の出力を周波数/電圧
変換器20の出力と比較してVfgbがVf1,Vf2
より小である場合に負の信号、大である場合に正
の信号を発生する、27,28はガバナ駆動制御
装置であつて、それぞれ補助リレー38のb接点
38bを介して電圧比較器25,26の出力を受
け、ガバナ駆動制御装置27は電圧比較器25の
出力が負の信号、正の信号、一致信号(零信号)
である場合にそれぞれガバナ用の増速信号、減速
信号、調整完了信号を補助リレー29,30、限
時リレー31にそれぞれ送出し、ガバナ駆動制御
装置28は電圧比較器26の出力が負の信号、正
の信号、一致信号(零信号)である場合にそれぞ
れガバナ用の増速信号、減速信号、調整完了信号
を補助リレー32,33、限時リレー34にそれ
ぞれ送出する。35は限時リレーであつて、限時
リレー31の接点31aと限時リレー34の接点
34a及び信号接点8aもしくは9aのアンド閉
条件(第2段周波数調整完了条件)により励磁さ
れる。36は補助リレーであつて限時リレー35
の接点35aと信号接点8aのアンド閉条件(揃
速開始条件)により励磁される。該補助リレー3
6のa接点36aの閉路により交流発電機1の発
生電圧と母線電圧が自動揃速制御装置本体11と
自動同期投入装置18に取込まれる。37は補助
リレーであつて限時リレー35の接点35aと信
号接点9aのアンド閉条件(揃速開始条件)によ
り励磁される。該補助リレー37のa接点37a
の閉路により交流発電機2の発生電圧と母線電圧
が自動揃速制御装置本体11と自動同期投入装置
18に取込まれる。38は補助リレーであつて、
遮断器3と4のアンド投入条件(同期投入終了条
件)により励磁される。なお、この実施例におい
て、補助リレー、限時リレーの添字a及びbはそ
れぞれこれらリレーのa接点及びb接点を示す。
次に、この装置の動作について説明する。
遮断器3が投入され交流発電機1が母線Xに接
続されている状態で、遮断器4を同期投入して交
流発電機2を母線に接続する場合について説明す
る。
両交流発電機1と2が個別に運転されている同
期検定開始前の状態では、信号接点8b,9bが
閉路され、また補助リレー38が励磁されていな
いことにより接点38bが閉路しているので、周
波数/電圧変換器19,20が出力する周波数電
圧Vfga、Vfgbはそれぞれ第1周波数設定器2
1,22が出力する第1設定周波数電圧Vf1と
比較され、電圧差があるとその極性に応じてガバ
ナ駆動制御装置27,28から上記増速信号、減
速信号が発生するので、その都度揃速開始前増速
指令条件(接点36b、接点29a、接点15b
の閉路もしくは接点37b、接点32a、接点1
7bの閉路)、揃速開始前減速指令条件(接点3
6b、接点30a、接点14bの閉路もしくは接
点37b、接点33a、接点16bの閉路)が満
足されて補助リレー16,17が励磁されてガバ
ナに増速指令、減速指令が与えられ、交流発電機
1,2の出力周波数は第1設定周波数f1に調整
される。この第1段周波数調整完了後一定時限後
に限時リレー31,34が動作するが両限時リレ
ーが動作してもこの時点では同期検定用の信号接
点8a,9aが開路されているので限時リレー3
5は励磁されず、揃速開始条件は成立しない。こ
こで、同期検定開始の為、同期検定開始用の信号
接点9aを閉路すると、信号接点9bが開路し、
交流発電機2側の第1周波数設定器22の出力に
代えて第2周波数設定器24の出力Vf2がガバ
ナ駆動制御装置28に入力されるので、ガバナ駆
動制御装置28の出力は限時リレー35が動作す
る前に上記調整完了信号から増速信号に切換わり
補助リレー32が励磁され、補助リレー16が動
作してガバナに増速指令が与えられ、交流発電機
2の出力周波数は第2設定周波数f2に調整され
る。この第2段周波数調整が完了すると限時リレ
ー34が励磁されることにより一定時限後に揃速
開始条件が成立し、補助リレー37が励磁される
ので接点37aが閉路し交流発電機2の出力電圧
と母線電圧とが周波数差検出判別装置10と自動
同期投入装置18に取込まれる。この時、周波数
差検出判別装置10には互いにΔfなる周波数差
となる母線側周波数fbと交流発電機2側周波数fg
とが入力される。以後は、前記従来の場合と同様
に、fg<fbであると補助リレー12,16が動作
して増速指令が発生し、fg>fbである場合には補
助リレー13,17が動作して減速指令が発生す
ることにより、交流発電機1,2が揃速制御さ
れ、同期投入条件が成立すると自動同期投入装置
18がこれを検出して出力し、遮断器4が投入さ
れて交流発電機1と2は並列運転に入る。遮断器
4が投入されると補助リレー38が励磁されるの
で、接点38bが開路しガバナ駆動制御装置2
7,28は切離される。
このようにして、交流発電機2の自動並列投入
が完了するが、揃速制御開始時には、母線電圧の
周波数と交流発電機2の発生電圧周波数との間に
Δfなる周波数差が確保されているので、このΔf
が適切な値となるように第1設定周波数及び第2
設定周波数を定めておくことにより、自動揃速制
御装置を確実に応答させることができる。
ところで、受電、並列運転されない発電機は、
母線に給電した後、一般的に負荷の量に応じて周
波数が変化するため、複数台の発電機1,2は同
期検出前には各々どのような周波数になつている
か不明である。従つて、同期検出に移行してから
の揃速および同期検出に要する時間が、各発電機
ごとにまちまちとなり、場合によつては揃速およ
び同期検出に長時間を要することもある。
本発明の方法では、同期検出に移行する前に第
1周波数設定器21,23により各発電機1,2
の出力周波数が同一の第1周波数となるように第
1段周波数調整を行なうので、全ての発電機1,
2が同期検出前に同一の周波数に設定され、揃速
および同期検出に要する時間は、各発電機1,2
の負荷状態には左右されなくなる。この状態で、
同期検出に移行し、投入側発電機についてのみ第
2段周波数調整を行なうので、常に同一短時間で
同期投入を行なえるようになる。即ち、第1段周
波数調整および第2段周波数調整の双方を行なう
ことにより、同期投入時間を均一でしかも短時間
で実施させることができ、本方法は、同期投入時
間を短時間でしかも保証値として要求された場合
に特に有効である。
なお、この実施例では、周波数/電圧変換器を
用いているが、変換器としては電流出力形やパル
ス出力形のものを用いることができる。また、周
波数設定の段数は2段以上にして条件により切替
えてもよい。更に、ガバナ駆動制御装置27,2
8から調整完了信号を発生させて揃速制御を開始
するようになつているが、この揃速制御開始時点
は、同期検定開始用接点8a,9aの動作後、限
時リレーによつて時限を取つて与えるようにして
も良い。
以上の如く、この発明によれば、複数交流発電
機の出力周波数を所定の周波数に第1段調整した
のち投入側の交流発電機の出力周波数を第2段調
整して揃速制御、同期検出動作開始時に母線側周
波数と発電機側周波数との間に同期検出を容易に
する周波数差を確保しておく構成としたことによ
り、従来に比して、同期検出を確実にしその検出
に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の交流発電機の自動並列投入装置
の回路図、第2図はこの発明の実施例による交流
発電機の自動並列投入方法を実施した回路図であ
る。 図において、11……自動揃速制御装置本体、
8a,9a……同期検定開始用信号接点、12〜
17……補助リレー、18……自動同期投入装
置、19,20……周波数/電圧変換装置、2
1,23……第1周波数設定器、22,24……
第2周波数設定器、25,26……電圧比較器、
27,28……ガバナ駆動制御装置、29,3
0,32,33,36,37,38……補助リレ
ー、31,34,35……限時リレー。なお、図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動揃速制御装置と自動同期投入装置を用
    い、複数交流発電機を揃速制御して同期条件成立
    時に投入側交流発電機の母線接続用遮断器を自動
    投入させる場合において、上記複数交流発電機の
    出力周波数を所定の周波数に第1段周波数調整し
    たのち投入側交流発電機の出力周波数を更に調整
    する第2段周波数調整を行い、該投入側交流発電
    機の出力周波数と母線側周波数との間に所定の周
    波数差を確保したのち上記揃速制御及び同期検出
    動作に移行させることを特徴とする交流発電機の
    自動並列投入方法。
JP13975383A 1983-07-28 1983-07-28 交流発電機の自動並列投入方法 Granted JPS6028729A (ja)

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JP13975383A JPS6028729A (ja) 1983-07-28 1983-07-28 交流発電機の自動並列投入方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034334B2 (ja) * 1979-01-27 1985-08-08 株式会社明電舎 発電機の自動同期装置

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