JPH0522993A - インバータの同期切替制御方式 - Google Patents
インバータの同期切替制御方式Info
- Publication number
- JPH0522993A JPH0522993A JP3169637A JP16963791A JPH0522993A JP H0522993 A JPH0522993 A JP H0522993A JP 3169637 A JP3169637 A JP 3169637A JP 16963791 A JP16963791 A JP 16963791A JP H0522993 A JPH0522993 A JP H0522993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- motor
- switching
- switch
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータを起動して運転している第２のインバ
ータ２の出力電圧位相を、すでに運転中の第１のインバ
ータ１の電圧位相と合わせて、位相が一致した時点でモ
ータを第１のインバータに切替える際、切替時間の間に
モータの同期速度が下がって切替時に生ずる過電流の発
生を防止する。 【構成】 インバータ１とインバータ２の出力電圧位相
を比較し、何秒後に同期が合うか、その予測時間Ｔを計
測し、一方、インバータを切替える開閉器の切替時間Ｔ
1をあらかじめ計測して設定し、Ｔ1＝Ｔとなったとき切
替用の開閉器に切替信号を出力してモータを第１のイン
バータ１側に切替える。
ータ２の出力電圧位相を、すでに運転中の第１のインバ
ータ１の電圧位相と合わせて、位相が一致した時点でモ
ータを第１のインバータに切替える際、切替時間の間に
モータの同期速度が下がって切替時に生ずる過電流の発
生を防止する。 【構成】 インバータ１とインバータ２の出力電圧位相
を比較し、何秒後に同期が合うか、その予測時間Ｔを計
測し、一方、インバータを切替える開閉器の切替時間Ｔ
1をあらかじめ計測して設定し、Ｔ1＝Ｔとなったとき切
替用の開閉器に切替信号を出力してモータを第１のイン
バータ１側に切替える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、１台の交流電動機を第
２のインバータで運転中に他の第１のインバータに切替
えて運転する切替制御方式に関する。
２のインバータで運転中に他の第１のインバータに切替
えて運転する切替制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】数１０台のモータを１台の主インバータ
（以下、第１のインバータと称す）で運転し、運転中に
その中の１台のモータを何等かの理由で停止させ、再度
起動して第１のインバータに接続して運転を再開させる
場合がある。この１台のモータを起動して第１のインバ
ータに接続する際、１台のモータを起動し得る小容量の
補助インバータ（以下、第２のインバータと称す）を備
え、この第２のインバータでモータを起動し、起動後第
２のインバータの出力電圧位相を第１のインバータの電
圧位相に合わせて合った時点で電磁接触器等の開閉器を
作動させ、第１のインバータに切替えて運転することが
行われる。
（以下、第１のインバータと称す）で運転し、運転中に
その中の１台のモータを何等かの理由で停止させ、再度
起動して第１のインバータに接続して運転を再開させる
場合がある。この１台のモータを起動して第１のインバ
ータに接続する際、１台のモータを起動し得る小容量の
補助インバータ（以下、第２のインバータと称す）を備
え、この第２のインバータでモータを起動し、起動後第
２のインバータの出力電圧位相を第１のインバータの電
圧位相に合わせて合った時点で電磁接触器等の開閉器を
作動させ、第１のインバータに切替えて運転することが
行われる。
【０００３】図２はかかるインバータの同期切替の説明
図で、Ｍは起動しようとするモータ、１は第１のインバ
ータで、インバータの出力側の電磁接触器ＭＣ１を介し
てモータＭに接続されている。２は第２のインバータ
で、その出力は電磁接触器ＭＣ２を介してモータＭに接
続される。３は同期パルス取出部で、第１のインバータ
１および第２のインバータ２の出力電圧を図３に示すよ
うに周波数に見合った同期のパルス列を取り出す。イン
バータの切替は図４の手順によって行われる。
図で、Ｍは起動しようとするモータ、１は第１のインバ
ータで、インバータの出力側の電磁接触器ＭＣ１を介し
てモータＭに接続されている。２は第２のインバータ
で、その出力は電磁接触器ＭＣ２を介してモータＭに接
続される。３は同期パルス取出部で、第１のインバータ
１および第２のインバータ２の出力電圧を図３に示すよ
うに周波数に見合った同期のパルス列を取り出す。イン
バータの切替は図４の手順によって行われる。
【０００４】図４は電磁接触器ＭＣ１をオフとなし、Ｍ
Ｃ２をオンとしてモータＭを第２のインバータ２に接続
し、該第２のインバータ２の周波数を徐々に上げて、こ
の周波数が第１のインバータ１の周波数と同じとなった
とき電圧位相を合わせて第１のインバータ１に切替える
場合を示している。まず、第１のインバータ１と第２の
インバータ２の出力電圧に見合ったパルス列を取り出
し、これら両インバータ１と２の位相を比較し、位相が
合った時点で電磁接触器ＭＣ１，ＭＣ２に切替信号を送
り、ＭＣ２をオフし、ＭＣ１をオンしてモータＭを第１
のインバータ１側に切替える。
Ｃ２をオンとしてモータＭを第２のインバータ２に接続
し、該第２のインバータ２の周波数を徐々に上げて、こ
の周波数が第１のインバータ１の周波数と同じとなった
とき電圧位相を合わせて第１のインバータ１に切替える
場合を示している。まず、第１のインバータ１と第２の
インバータ２の出力電圧に見合ったパルス列を取り出
し、これら両インバータ１と２の位相を比較し、位相が
合った時点で電磁接触器ＭＣ１，ＭＣ２に切替信号を送
り、ＭＣ２をオフし、ＭＣ１をオンしてモータＭを第１
のインバータ１側に切替える。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】電磁接触器ＭＣ２をオ
フし、ＭＣ１をオンした際、モータの回転子の慣性（Ｇ
Ｄ2）が小さい場合は、電磁接触器ＭＣ２とＭＣ１との
切替時間の間にモータの回転数が同期速度以下に下が
り、同期一致信号を出力した時点と電圧位相が変わって
しまい切替時にモータに大きな電流が流れ、第１のイン
バータの運転が停止する事態が生じ得る。このため切替
時の過電流が流れても、インバータが停止しないような
大きい容量のインバータを設置する必要がある。
フし、ＭＣ１をオンした際、モータの回転子の慣性（Ｇ
Ｄ2）が小さい場合は、電磁接触器ＭＣ２とＭＣ１との
切替時間の間にモータの回転数が同期速度以下に下が
り、同期一致信号を出力した時点と電圧位相が変わって
しまい切替時にモータに大きな電流が流れ、第１のイン
バータの運転が停止する事態が生じ得る。このため切替
時の過電流が流れても、インバータが停止しないような
大きい容量のインバータを設置する必要がある。
【０００６】上記の点に鑑み本発明は切替時の過電流が
流れないようにした此の種の切替方式を提供することを
目的とする。
流れないようにした此の種の切替方式を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段および作用】本発明におけ
る上記の課題を解決するための手段は、第１のインバー
タと第２のインバータを、開閉器を介して１台のモータ
に接続し、第２のインバータでモータを運転中に第１の
インバータと第２のインバータの出力電圧位相を比較し
て両電圧位相が合ったとき前記開閉器に切替信号を出力
して運転中のモータを第１のインバータに切替えるよう
にしたインバータの同期切替制御方式において、前記開
閉器の切替えは、両インバータの出力電圧位相を比較し
て出力電圧位相が合う予測時間Ｔを計測し、この時間Ｔ
とあらかじめ計測して設定した開閉器の切替に要する時
間Ｔ1とが一致したとき切替信号を出力してモータを第
２のインバータから第１のインバータに切替える。
る上記の課題を解決するための手段は、第１のインバー
タと第２のインバータを、開閉器を介して１台のモータ
に接続し、第２のインバータでモータを運転中に第１の
インバータと第２のインバータの出力電圧位相を比較し
て両電圧位相が合ったとき前記開閉器に切替信号を出力
して運転中のモータを第１のインバータに切替えるよう
にしたインバータの同期切替制御方式において、前記開
閉器の切替えは、両インバータの出力電圧位相を比較し
て出力電圧位相が合う予測時間Ｔを計測し、この時間Ｔ
とあらかじめ計測して設定した開閉器の切替に要する時
間Ｔ1とが一致したとき切替信号を出力してモータを第
２のインバータから第１のインバータに切替える。
【０００８】このようにＴ1＝Ｔの時、開閉器に切替信
号を出力してこれら開閉器の切替時間Ｔ1の遅れを考慮
し、その分切替信号を早く出力しているので、モータの
回転子の慣性が小さい場合でも同期速度の状態で切替え
られ過電流を生ずることがない。
号を出力してこれら開閉器の切替時間Ｔ1の遅れを考慮
し、その分切替信号を早く出力しているので、モータの
回転子の慣性が小さい場合でも同期速度の状態で切替え
られ過電流を生ずることがない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１に示すフロー
チャートによって説明する。
チャートによって説明する。
【００１０】図１に示すように、第１のインバータ１と
第２のインバータ２から出力電圧の周波数に見合った同
期のパルス列を取り出して、これらの位相を比較するこ
とまでは従来と同じであるが、本発明では、これら両位
相を比較して何秒後に同期が合うかの予測時間Ｔを測定
する手段と、電磁開閉器ＭＣ２がオフしＭＣ１がオンす
るまでの切替時間Ｔ1を測定して（約１００ｍｓｅｃ程
度）これを設定する手段と、Ｔ1がＴ1＝Ｔとなったとき
電磁開閉器に切替信号を出力する手段とを備え、出力電
圧位相が同期する時点を予測して電磁接触器の切替時間
Ｔ1だけ早く切替信号を出力するようにしたものであ
る。
第２のインバータ２から出力電圧の周波数に見合った同
期のパルス列を取り出して、これらの位相を比較するこ
とまでは従来と同じであるが、本発明では、これら両位
相を比較して何秒後に同期が合うかの予測時間Ｔを測定
する手段と、電磁開閉器ＭＣ２がオフしＭＣ１がオンす
るまでの切替時間Ｔ1を測定して（約１００ｍｓｅｃ程
度）これを設定する手段と、Ｔ1がＴ1＝Ｔとなったとき
電磁開閉器に切替信号を出力する手段とを備え、出力電
圧位相が同期する時点を予測して電磁接触器の切替時間
Ｔ1だけ早く切替信号を出力するようにしたものであ
る。
【００１１】なお、本実施例においては、開閉器に電磁
接触器を使用した場合について説明したが、電磁接触器
に限るものではない。
接触器を使用した場合について説明したが、電磁接触器
に限るものではない。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、開閉器への切替信号が、
開閉器の切替時間Ｔ１だけ早く出力するようにしている
ので、モータの慣性が小さい場合でも、同期速度の状態
で切替えられ、モータに過電流が流れることはない。従
って第１のインバータの容量は、過電流を考慮する必要
がないので小さくすることができる等の効果を奏する。
開閉器の切替時間Ｔ１だけ早く出力するようにしている
ので、モータの慣性が小さい場合でも、同期速度の状態
で切替えられ、モータに過電流が流れることはない。従
って第１のインバータの容量は、過電流を考慮する必要
がないので小さくすることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のフローチャート。
【図２】インバータ切替の説明図。
【図３】同期パルス列。
【図４】従来例のフローチャート。
１…第１のインバータ ２…第２のインバータ ３…同期パルス取出部 ＭＣ１，ＭＣ２…電磁接触器 Ｍ…モータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 第１のインバータと第２のインバータ
を、開閉器を介して１台のモータに接続し、第２のイン
バータでモータを運転中に第１のインバータと第２のイ
ンバータの出力電圧位相を比較して両電圧位相が合った
とき前記開閉器に切替信号を出力して運転中のモータを
第１のインバータに切替えるようにしたインバータの同
期切替制御方式において、前記開閉器の切替えは、両イ
ンバータの出力電圧位相を比較して出力電圧位相が合う
予測時間Ｔを計測し、この時間Ｔとあらかじめ計測して
設定した開閉器の切替に要する時間Ｔ1とが一致したと
き切替信号を出力してモータを第２のインバータから第
１のインバータに切替えるようにしたことを特徴とする
インバータの同期切替制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169637A JPH0522993A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | インバータの同期切替制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169637A JPH0522993A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | インバータの同期切替制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522993A true JPH0522993A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15890189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3169637A Pending JPH0522993A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | インバータの同期切替制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522993A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008228562A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Atlas Copco Energas Gmbh | 多相モーターを再起動する方法及びその方法を実施するための電気回路 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3169637A patent/JPH0522993A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008228562A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Atlas Copco Energas Gmbh | 多相モーターを再起動する方法及びその方法を実施するための電気回路 |
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