JPH0526419B2 - - Google Patents
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- JPH0526419B2 JPH0526419B2 JP60170335A JP17033585A JPH0526419B2 JP H0526419 B2 JPH0526419 B2 JP H0526419B2 JP 60170335 A JP60170335 A JP 60170335A JP 17033585 A JP17033585 A JP 17033585A JP H0526419 B2 JPH0526419 B2 JP H0526419B2
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Description
【発明の詳細な説明】
イ 本発明の技術分野
本発明は、負荷電力が契約電力量を超えて増大
した場合、商用電源に代つて該電源に同期状態に
ある発電機出力を、予め別設されたピークカツト
用負荷に給電する自家発電装置の、とくに負荷切
替回路構成に関する。
した場合、商用電源に代つて該電源に同期状態に
ある発電機出力を、予め別設されたピークカツト
用負荷に給電する自家発電装置の、とくに負荷切
替回路構成に関する。
ロ 従来の技術
商用電源における契約受電量を負荷電力が超え
る場合、その不足量を補うべく該商用電源との並
列運転を目的として交流発電機が用いられるが、
この際、発電機として、とくに同期発電機を用い
た方が該商用電源に力率変化を与えることがない
ことから、良好な手段と考えられ、必要とする地
域では使用されている現状にある。
る場合、その不足量を補うべく該商用電源との並
列運転を目的として交流発電機が用いられるが、
この際、発電機として、とくに同期発電機を用い
た方が該商用電源に力率変化を与えることがない
ことから、良好な手段と考えられ、必要とする地
域では使用されている現状にある。
しかし乍ら、叙上の方式では、商用電源との並
列運転を行う監督官庁の認可が、同期後における
負荷えの不安定さが解決課題となつていることか
ら、現状では難しいが、将来、認可される傾向に
あり有望な方式と見られているものゝ、結局、認
可を必要としない商用電源との並列運転を行わな
い方式の方が、認可を巡る難題が皆無となり、装
置の設置から実働までに要する期間が短縮される
長所を備え、一般に便利な方式とされ期待されて
いる。
列運転を行う監督官庁の認可が、同期後における
負荷えの不安定さが解決課題となつていることか
ら、現状では難しいが、将来、認可される傾向に
あり有望な方式と見られているものゝ、結局、認
可を必要としない商用電源との並列運転を行わな
い方式の方が、認可を巡る難題が皆無となり、装
置の設置から実働までに要する期間が短縮される
長所を備え、一般に便利な方式とされ期待されて
いる。
ハ 従来技術の問題点
然るに、機器の使用状態より契約受電量を超過
する時を予測して、自家発電装置を稼働させ、負
荷を該発電装置の発電機出力に切替接続させる
際、切替器の特性によつて異なるが、数10［ｍＳ］
乃至数100［ｍＳ］に亙る瞬間遮断状態が発生し、
更に、切替時に使用中の電動機の回転数が異なつ
て支障を来す欠点を有する。
する時を予測して、自家発電装置を稼働させ、負
荷を該発電装置の発電機出力に切替接続させる
際、切替器の特性によつて異なるが、数10［ｍＳ］
乃至数100［ｍＳ］に亙る瞬間遮断状態が発生し、
更に、切替時に使用中の電動機の回転数が異なつ
て支障を来す欠点を有する。
ニ 本発明の目的
本発明は、叙上のように、商用電源より自家発
電装置に切替えた際に生ずる瞬断を皆無ならしめ
てピークカツト用負荷としての電動機に生ずる前
記支障を除去せんとすることを目的とする。
電装置に切替えた際に生ずる瞬断を皆無ならしめ
てピークカツト用負荷としての電動機に生ずる前
記支障を除去せんとすることを目的とする。
ホ 本発明の要点
本発明は、負荷Ｌが結ばれた商用電源Pcに同期
する交流発電機AGCを備える自家発電装置にお
いて、接片ａ，ｂとピークカツト用負荷L′に結ば
れた切替接片を備える共通接点とを有する切替器
DSと、常閉接片M1が並接され該接片の開放前に
前記商用電源に同期するよう点弧される前記接点
ａに結ばれた前段の制御素子SS1と、前記切替接
片が並接され該接片が開放前に前記発電機出力に
同期するよう点弧される前記接点ｂに結ばれた後
段の制御素子SS2と、からなり、前記切替器、前
記常閉接片、前記各制御素子は前記自家発電装置
に備えられた電源切替信号回路Cpの発する信号
によつて行動せしめられる点に特徴を有する。
する交流発電機AGCを備える自家発電装置にお
いて、接片ａ，ｂとピークカツト用負荷L′に結ば
れた切替接片を備える共通接点とを有する切替器
DSと、常閉接片M1が並接され該接片の開放前に
前記商用電源に同期するよう点弧される前記接点
ａに結ばれた前段の制御素子SS1と、前記切替接
片が並接され該接片が開放前に前記発電機出力に
同期するよう点弧される前記接点ｂに結ばれた後
段の制御素子SS2と、からなり、前記切替器、前
記常閉接片、前記各制御素子は前記自家発電装置
に備えられた電源切替信号回路Cpの発する信号
によつて行動せしめられる点に特徴を有する。
ヘ 本発明の実施例
図面は、本発明によるものゝ実施例を示すブロ
ツク図で、同図中、Pcは、例えば440／220［Ｖ］
の商用電源、Mpは発振装置付電力計、Cwは、発
振装置付電力計Moに接続され、負荷容量が契約
受電量に近接する時を予測してエンジン運転開始
信号を発する電力監視コントローラー、Suは、前
記コントローラーから信号を受け、これをエンジ
ンのスターターモーターに電力投入信号を発する
自動始動ユニツト、′PLLは、商用電源の周波数
と発電機出力の周波数とを比較し、双方の周波数
と位相を一致するよう信号を発するPLL回路、
Thは、前記PLL回路より信号を受け、位相差と
周波数とのズレを皆無とする信号を発してエンジ
ンの回転数を調整するサーボ回路、Egは例えば
デイーゼルエンジン、AGCは、前記エンジンに
直結された例えば交流同期発電機、 Cpは、前記PLL回路で調相され切替可能とな
つた時に信号を発する電源切替信号回路で、以上
の構成は周知型式の自家発電装置である。なお、
NFB1，NFB2，NFB3はノーヒユーズブレーカ
ーを、Ｌは負荷、L′はピークカツト用負荷を、
夫々示す。
ツク図で、同図中、Pcは、例えば440／220［Ｖ］
の商用電源、Mpは発振装置付電力計、Cwは、発
振装置付電力計Moに接続され、負荷容量が契約
受電量に近接する時を予測してエンジン運転開始
信号を発する電力監視コントローラー、Suは、前
記コントローラーから信号を受け、これをエンジ
ンのスターターモーターに電力投入信号を発する
自動始動ユニツト、′PLLは、商用電源の周波数
と発電機出力の周波数とを比較し、双方の周波数
と位相を一致するよう信号を発するPLL回路、
Thは、前記PLL回路より信号を受け、位相差と
周波数とのズレを皆無とする信号を発してエンジ
ンの回転数を調整するサーボ回路、Egは例えば
デイーゼルエンジン、AGCは、前記エンジンに
直結された例えば交流同期発電機、 Cpは、前記PLL回路で調相され切替可能とな
つた時に信号を発する電源切替信号回路で、以上
の構成は周知型式の自家発電装置である。なお、
NFB1，NFB2，NFB3はノーヒユーズブレーカ
ーを、Ｌは負荷、L′はピークカツト用負荷を、
夫々示す。
次に、本発明の構成上の特徴である回路構成に
ついて述べると、SS1は、商用電源よりノーヒユ
ーズブレーカーNFB1を介して後記するピークカ
ツト用負荷L′に通電するための点弧素子からなる
前段の制御素子で、該素子を短絡する常閉接片
M1を備える。
ついて述べると、SS1は、商用電源よりノーヒユ
ーズブレーカーNFB1を介して後記するピークカ
ツト用負荷L′に通電するための点弧素子からなる
前段の制御素子で、該素子を短絡する常閉接片
M1を備える。
SS2は、点弧素子からなる後段の制御素子、DS
は、接点ａ，ｂとピークカツト用負荷に結ばれた
切替接片を備える共通接点とを有する切替器で、
接点ａは前記制御素子SS1の出力に、接点ｂは前
記制御素子SS2の入力および交流同期発電機AGC
の出力に、共通接点は前記制御素子SS2の出力と
ピークカツト用負荷L′に、夫々結ばれている。
は、接点ａ，ｂとピークカツト用負荷に結ばれた
切替接片を備える共通接点とを有する切替器で、
接点ａは前記制御素子SS1の出力に、接点ｂは前
記制御素子SS2の入力および交流同期発電機AGC
の出力に、共通接点は前記制御素子SS2の出力と
ピークカツト用負荷L′に、夫々結ばれている。
そして、前記各制御素子SS1，SS2への点弧、
前記常閉接片M1および切替器DS、の各作動は前
記電源切替信号回路Cpの信号により行われる。
前記常閉接片M1および切替器DS、の各作動は前
記電源切替信号回路Cpの信号により行われる。
ト 本発明の効果
本発明は、以上の構成よりなり、次いで構成に
基ずく作用効果についてを述べると、先ず、商用
電源よりの電力消費量が契約受電量以下の状態に
ある場合は、エンジンEgは停止状態を保ち常閉
接片M1が閉、切替器DSは接片ａ側に接し、図示
状態におかれている。
基ずく作用効果についてを述べると、先ず、商用
電源よりの電力消費量が契約受電量以下の状態に
ある場合は、エンジンEgは停止状態を保ち常閉
接片M1が閉、切替器DSは接片ａ側に接し、図示
状態におかれている。
そして商用電源Pcより、負荷Ｌはノーヒユーズ
ブレーカーNFB0を介して直接、ピークカツト用
負荷L′は、ノーヒユーズブレーカーNBF1、常閉
接片M1、切替器DSの接点ａ、ノーヒユーズブレ
ーカーNBF3を介して前記負荷Ｌと並列的に、
夫々給電されるように接続されている。
ブレーカーNFB0を介して直接、ピークカツト用
負荷L′は、ノーヒユーズブレーカーNBF1、常閉
接片M1、切替器DSの接点ａ、ノーヒユーズブレ
ーカーNBF3を介して前記負荷Ｌと並列的に、
夫々給電されるように接続されている。
いま、斯かる状態において、前記負荷Ｌ、L′に
よる電力消費量が、契約受電量より増加する傾向
に至ると、該商用電源Pcに結ばれた発振装置付電
力計Mpからの電力消費量信号が、前記傾向の電
力監視コントローラーCwに常時入力されている
ので、これを予測し、自動始動ユニツトSuに指令
を与え、エンジンEgを自動的に起動させる。
よる電力消費量が、契約受電量より増加する傾向
に至ると、該商用電源Pcに結ばれた発振装置付電
力計Mpからの電力消費量信号が、前記傾向の電
力監視コントローラーCwに常時入力されている
ので、これを予測し、自動始動ユニツトSuに指令
を与え、エンジンEgを自動的に起動させる。
斯くしてエンジンEgの始動後、これに直結さ
れた交流発電機AGC（同期発電機）が電圧確立し
始め、該発電々圧が正常値に達するや、PLL回
路で商用電源電圧と発電機電圧との位相および周
波数を比較検出し、後段のサーボ回路Thに信号
を送つてエンジンEgの回転数を自動制御して商
用電源と同期状態に入る。
れた交流発電機AGC（同期発電機）が電圧確立し
始め、該発電々圧が正常値に達するや、PLL回
路で商用電源電圧と発電機電圧との位相および周
波数を比較検出し、後段のサーボ回路Thに信号
を送つてエンジンEgの回転数を自動制御して商
用電源と同期状態に入る。
このようにして商用電源Pcとの同期がとれる
と、この同期状態を電源切替信号回路Cpが検出
する。
と、この同期状態を電源切替信号回路Cpが検出
する。
茲に、電源切替信号回路Cpの信号指令と該指
令による制御素子SS1，SS2と切替器DSによるピ
ークカツト用負荷L′えの切替動作について詳述す
る。
令による制御素子SS1，SS2と切替器DSによるピ
ークカツト用負荷L′えの切替動作について詳述す
る。
Ａ：ピークカツト用負荷L′が商用電源Pcから交流
発電機AGCに無瞬断切替される作動について 既述のように商用電源Pcとの同期がとれる
と、この状態を電源切替信号回路Cpが検出し、
常閉接片M1を開く信号［励磁通電］と、制御
素子SS1に商用電源停Pcと同期するゲートパル
スとを、同時に発する。この時、制御素子SS1
は直ちに商用電源に同期するが、常閉接片M1
は実際に開くまでに機械的遅延時間（数10［ｍ
Ｓ］）を要するので、該接片M1が開いた際には
制御素子SS1は該電源Pcと同期導通状態にあ
り、即ち、該制御素子SS1を短絡していた常閉
接片M1の開動作時に全く瞬断はみられず、ピ
ークカツト用負荷L′は商用電源Pcから直接の受
電時と同一状態で給電される。
発電機AGCに無瞬断切替される作動について 既述のように商用電源Pcとの同期がとれる
と、この状態を電源切替信号回路Cpが検出し、
常閉接片M1を開く信号［励磁通電］と、制御
素子SS1に商用電源停Pcと同期するゲートパル
スとを、同時に発する。この時、制御素子SS1
は直ちに商用電源に同期するが、常閉接片M1
は実際に開くまでに機械的遅延時間（数10［ｍ
Ｓ］）を要するので、該接片M1が開いた際には
制御素子SS1は該電源Pcと同期導通状態にあ
り、即ち、該制御素子SS1を短絡していた常閉
接片M1の開動作時に全く瞬断はみられず、ピ
ークカツト用負荷L′は商用電源Pcから直接の受
電時と同一状態で給電される。
次に、電源切替信号回路Cpが制御素子SS1へ
のゲートパルスを断つと同時に制御素子SS2に
ゲートパルスを発するので、前記商用電源Pc
と同期状態にある交流発電機AGC出力と該素
子SS2は同期状態で点弧される。
のゲートパルスを断つと同時に制御素子SS2に
ゲートパルスを発するので、前記商用電源Pc
と同期状態にある交流発電機AGC出力と該素
子SS2は同期状態で点弧される。
この状態で切替器DSは電源切替信号回路Cp
から切替信号を受け、接点ａから接点ｂに切替
られるが、茲に該切替器は既述の常閉接片M1
と同様、機械的遅延時間を要するが、該遅延時
間中、制御素子SS2は商用電源Pcと同期状態に
ある交流発電機AGC出力が直接ピークカツト
用負荷L′に給電するので、接点ｂへの切替に遅
延時間を要しても、全く瞬断はみられない。
から切替信号を受け、接点ａから接点ｂに切替
られるが、茲に該切替器は既述の常閉接片M1
と同様、機械的遅延時間を要するが、該遅延時
間中、制御素子SS2は商用電源Pcと同期状態に
ある交流発電機AGC出力が直接ピークカツト
用負荷L′に給電するので、接点ｂへの切替に遅
延時間を要しても、全く瞬断はみられない。
Ｂ：ピークカツト用負荷L′が交流発電機AGCか
ら商用電源Pcに無瞬断切替される作動につい
て 発信装置付電力計Mpが、負荷Ｌとピークカ
ツト用負荷L′との電力消費量が契約受電量で補
えると判断すると、先ず、電源切替信号回路
Cpから切替器DSを接点ａ側に切替える信号を
発して接点の切替を行う。しかし、切替器DS
の接点ｂから接点ａえの切替が行われる時に生
ずる接点の開放時間があつても、負荷L′には発
電機出力が制御素子SS2を通して給電されてい
るので負荷L′には瞬断は発生しない。
ら商用電源Pcに無瞬断切替される作動につい
て 発信装置付電力計Mpが、負荷Ｌとピークカ
ツト用負荷L′との電力消費量が契約受電量で補
えると判断すると、先ず、電源切替信号回路
Cpから切替器DSを接点ａ側に切替える信号を
発して接点の切替を行う。しかし、切替器DS
の接点ｂから接点ａえの切替が行われる時に生
ずる接点の開放時間があつても、負荷L′には発
電機出力が制御素子SS2を通して給電されてい
るので負荷L′には瞬断は発生しない。
このように、商用電源Pcと交流発電機AGC
とが同期状態にある時に、電源切替信号回路
Cpより制御素子SS1に閉とするゲートパルスを
発すると同時に制御素子SS2のゲートパルスを
断ち、制御素子SS2から制御素子SS1えと無瞬
断切替を行わせる。常閉接片M1の接片を閉と
するための信号は、前記制御素子SS1のゲート
パルスと同時に発せられるが、該接片の機械的
動作遅れがあつても、既に制御素子SS1が導通
しているので、問題とはならず該接片が閉とな
れば該制御素子SS1は短絡される。
とが同期状態にある時に、電源切替信号回路
Cpより制御素子SS1に閉とするゲートパルスを
発すると同時に制御素子SS2のゲートパルスを
断ち、制御素子SS2から制御素子SS1えと無瞬
断切替を行わせる。常閉接片M1の接片を閉と
するための信号は、前記制御素子SS1のゲート
パルスと同時に発せられるが、該接片の機械的
動作遅れがあつても、既に制御素子SS1が導通
しているので、問題とはならず該接片が閉とな
れば該制御素子SS1は短絡される。
次いで、自動始動ユニツトSuにエンジンEg
を停止させる信号が発せられ、自家発電装置は
停止し、商用電源Pcにより前記各負荷Ｌ，L′が
並列状態で給電されて当初の状態に復帰する。
を停止させる信号が発せられ、自家発電装置は
停止し、商用電源Pcにより前記各負荷Ｌ，L′が
並列状態で給電されて当初の状態に復帰する。
本発明によれば、以上述べたように、電力消費
量が契約受電量より増加する場合、並びに逆に契
約受電量で足りるよう電力消費量が減少する場
合、のいずれの場合にも、商用電源と発電電源と
の同期をとり乍ら、常閉接片M1、切替器DS、の
操作前に、必ず制御素子SS1とSS2とを導通状態
にしてあるので、操作時における瞬断が皆無とな
る、のみならず、双方の制御素子SS1，SS2には、
共に切替操作直前に短時間導通させるだけで、そ
の後は常閉接片M1と切替器DSにより、短絡せし
められるので、制御素子自体による電力損失も無
視し得、更に、常に同期状態で操作されるため、
負荷電動機の回転数変動も亦、除去できる等、本
発明所期の目的を充分達成し得る優れた諸効果を
生ずる。
量が契約受電量より増加する場合、並びに逆に契
約受電量で足りるよう電力消費量が減少する場
合、のいずれの場合にも、商用電源と発電電源と
の同期をとり乍ら、常閉接片M1、切替器DS、の
操作前に、必ず制御素子SS1とSS2とを導通状態
にしてあるので、操作時における瞬断が皆無とな
る、のみならず、双方の制御素子SS1，SS2には、
共に切替操作直前に短時間導通させるだけで、そ
の後は常閉接片M1と切替器DSにより、短絡せし
められるので、制御素子自体による電力損失も無
視し得、更に、常に同期状態で操作されるため、
負荷電動機の回転数変動も亦、除去できる等、本
発明所期の目的を充分達成し得る優れた諸効果を
生ずる。
なお、図中、RYは不足電圧継電器で、又、点
線による結線は、停電時の非常用負荷えの給電に
使用でき、このように結線すると、不足電圧継電
器RYによつて停電が検出されるや電源切替信号
回路Cpを介して自動始動ユニツトSuによりエン
ジンEgが自動始動し、電圧確立後、切替器DS′を
接点ｄ側に切換え、非常用負荷L″に給電するも
ので、一方、復電時は、不足電圧継電器RYによ
つて復電が確認されると、切替器DS′が接点ｃ側
に切換えられた後、エンジンEgが自動停止する
よう作動する。
線による結線は、停電時の非常用負荷えの給電に
使用でき、このように結線すると、不足電圧継電
器RYによつて停電が検出されるや電源切替信号
回路Cpを介して自動始動ユニツトSuによりエン
ジンEgが自動始動し、電圧確立後、切替器DS′を
接点ｄ側に切換え、非常用負荷L″に給電するも
ので、一方、復電時は、不足電圧継電器RYによ
つて復電が確認されると、切替器DS′が接点ｃ側
に切換えられた後、エンジンEgが自動停止する
よう作動する。
本発明によれば、以上述べたように、ピークカ
ツト用負荷だけでなく、簡単な結線を施こすのみ
で停電時の非常用電源としても使用できる。のみ
ならず、本自家発電装置そのものに自動同期操作
を行なうシステムが既に内蔵されているので、や
がて容易に並列運転が認可される時期が来た場合
は、商用電源との並列運転を行ない、発電機の最
大出力運転を実施し、ピークカツト用負荷への給
電のみならず、他の負荷への給電も可能となり、
その応用範囲は、広く期待できる。
ツト用負荷だけでなく、簡単な結線を施こすのみ
で停電時の非常用電源としても使用できる。のみ
ならず、本自家発電装置そのものに自動同期操作
を行なうシステムが既に内蔵されているので、や
がて容易に並列運転が認可される時期が来た場合
は、商用電源との並列運転を行ない、発電機の最
大出力運転を実施し、ピークカツト用負荷への給
電のみならず、他の負荷への給電も可能となり、
その応用範囲は、広く期待できる。
図面は本発明の一実施例であるブロツク図を示
す。 AGC……交流発電機、Cp……電源切替信号回
路、Cw……電力監視コントローラー、DS，
DS′……切替器、Eg……エンジン、Ｌ，L′，L″…
…負荷、Mp……発信装置付電力計、M1……常閉
接片、NFB0〜3，NFB′……ノーヒユーズブレー
カー、PLL……PLL回路、Pc……商用電源、RY
……不足電圧継電器、Su……自動始動ユニツト、
SS1，SS2……制御素子。
す。 AGC……交流発電機、Cp……電源切替信号回
路、Cw……電力監視コントローラー、DS，
DS′……切替器、Eg……エンジン、Ｌ，L′，L″…
…負荷、Mp……発信装置付電力計、M1……常閉
接片、NFB0〜3，NFB′……ノーヒユーズブレー
カー、PLL……PLL回路、Pc……商用電源、RY
……不足電圧継電器、Su……自動始動ユニツト、
SS1，SS2……制御素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 負荷Ｌが結ばれた商用電源Pcに同期する交
流発電機AGCを備える自家発電装置において、
接片ａ，ｂとピークカツト用負荷L′に結ばれた切
替接片を備える共通接点とを有する切替器DSと、
常閉接片M1が並接され該接片の開放前に前記商
用電源に同期するよう点弧される前記接点ａに結
ばれた前段の制御素子SS1と、前記切替接片が並
接され該接片の開放前に前記発電機出力に同期す
るよう点弧される前記接点ｂに結ばれた後段の制
御素子SS2と、からなり、前記切替器、前記常閉
接片、前記各制御素子は前記自家発電装置に備え
られた電源切替信号回路Cpの発する信号によつ
て行動せしめられることを特徴とする自家発電装
置における負荷切替回路。 ２ 前記特許請求の範囲１記載のものにおいて、
電源切替信号回路Cpは、不足電圧継電器RYを介
して商用電源Pcに結ばれてなり、該電源Pcと交流
発電機AGCの出力とに切替えて非常電源L″に給
電する切替器DS′が付加されていることを特徴と
する自家発電装置における負荷切替回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170335A JPS6231336A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 自家発電装置における負荷切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170335A JPS6231336A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 自家発電装置における負荷切替回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6231336A JPS6231336A (ja) | 1987-02-10 |
| JPH0526419B2 true JPH0526419B2 (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=15903028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60170335A Granted JPS6231336A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 自家発電装置における負荷切替回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6231336A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH082147B2 (ja) * | 1987-04-01 | 1996-01-10 | 西芝電機株式会社 | 発電装置 |
| JPH0284021A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 使用電力ピークカット給電方式 |
| JP3195724B2 (ja) * | 1995-04-26 | 2001-08-06 | シャープ株式会社 | 情報処理装置 |
| JP2008061351A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Toshiba Corp | 電源切換システム |
| JP4902467B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2012-03-21 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731A (en) * | 1980-05-28 | 1982-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | Automatic speed matching device |
| JPS58123327A (ja) * | 1982-01-18 | 1983-07-22 | 株式会社東芝 | 配電系統制御方法 |
| JPS5928843A (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-15 | 東京瓦斯株式会社 | 熱併給発電システムにおける電気負荷の無衝撃切替方式 |
-
1985
- 1985-08-01 JP JP60170335A patent/JPS6231336A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731A (en) * | 1980-05-28 | 1982-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | Automatic speed matching device |
| JPS58123327A (ja) * | 1982-01-18 | 1983-07-22 | 株式会社東芝 | 配電系統制御方法 |
| JPS5928843A (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-15 | 東京瓦斯株式会社 | 熱併給発電システムにおける電気負荷の無衝撃切替方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6231336A (ja) | 1987-02-10 |
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