JPS649819B2 - - Google Patents

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JPS649819B2
JPS649819B2 JP57143223A JP14322382A JPS649819B2 JP S649819 B2 JPS649819 B2 JP S649819B2 JP 57143223 A JP57143223 A JP 57143223A JP 14322382 A JP14322382 A JP 14322382A JP S649819 B2 JPS649819 B2 JP S649819B2
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JP
Japan
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power
control circuit
output
voltage
inverter
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JP57143223A
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JPS5935533A (ja
Inventor
Kiichi Tokunaga
Hisao Amano
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPS5935533A publication Critical patent/JPS5935533A/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は直流電力を交流電力に変換する電力変
換装置に係り、特に他の交流電源と並列運転する
ようにした電力変換装置に関する。
直流電源を直流電力を交流電力に変換して電力
系統に供給するための電力変換装置には、自励式
インバータを用いた第1図に示す構成の装置が考
えられている。直流電源1から交流電力を取り込
んでインバータ2は交流電力を出力する。インバ
ータ2の出力は、交流波形改善用のフイルタ3に
入力され、さらにフイルタ3の出力は開閉器4に
入力されるようになつている。一方、電力系統に
自励式のインバータ2を並列運転する機能を備え
た制御回路5があり、この制御回路5は直流電源
1の出力電圧の目標値Edpat入力され、電力系統
の電圧ec、インバータ2の出力電圧lI,lI′を検出
して、インバータ2の電力系統に同期運転するよ
うにインバータ2へのゲート信号Gを形成し、し
かも、直流電源1から取り出す電力を変えてイン
バータ入力電圧Edが目標値Edpatになるようにイ
ンバータ出力電圧の位相を制御して電力系統と並
列運転を行う。
かかる電力変換装置では、並列運転する交流電
源のインピーダンスの差異や電圧の変動、交流電
源に接続された負荷の大きさや力率等の変動によ
り、出力電力の大きさや出力力率が変わり安定で
且つ効率の良い運転ができないという欠点があ
る。
本発明の目的は、他の交流電源と安定に並列運
転し、且つ、設定した任意の電力を出力できるよ
うにした自励式インバータを用いた電力変換装置
を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、電力変
換装置を他の交流電源と並列運転した時には、主
として出力力率の制御回路でインバータ出力電圧
の大きさ、出力電圧の制御回路と同期制御回路に
よりインバータ出力電圧の位相を制御して、任意
の設定電力を出力するように制御するものであ
る。
以下実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明による電力変換装置の一実施例
を示す構成図である。第2図において、100は
インバータ2のゲート信号Gを形成する制御回路
である制御回路100は、フイルタ3からの出力
電力と力率を検出する電力、力率検出器101、
フイルタ3からの出力電圧を検出する電圧検出器
102、開閉器4の出力側の電圧を検出する電圧
検出器103、インバータ2の出力電圧を検出す
る電圧検出器104,101で検出した出力電力
に応じた値を出力電力の設定値に制御する電力制
御回路105,102で検出したフイルタ3から
の出力電圧を設定値に制御する出力電圧制御回路
106,102で検出したフイルタ3からの出力
電圧を103で検出した開閉器4の出力側の電圧
に制御する出力制御回路107,101で検出し
た出力の力率に応じた値を力率設定値に制御する
力率制御回路108、インバータ2を開閉器4の
出力側の電圧に同期して運転するためのゲート信
号形成回路112からインバータ2に同期した同
期信号と、並列運転する交流電源の電圧を印加し
て交流電源電圧から同期信号に垂直な成分をとり
出してインバータ周波数を制御するための同期制
御回路109、インバータ2の出力周波数を決め
る発振回路110、インバータ2の出力電圧の大
きさを決める電圧制御回路111,110より印
加された周波数の信号と111より印加された信
号に応じてインバータ2を駆動する信号を形成す
るゲート信号形成回路112,112から印加さ
れた信号を増幅するゲートアンプ113、発振回
路110の入力信号を切換える切換回路114,
115、電圧制御回路の目標値を切換える切換回
路116より構成される。
第3図に示す動作説明図に従つて本発明の実施
例の動作を説明する。第3図は、インバータ2を
起動してフイルタ3の出力電圧を立上げた後開閉
器4を閉じて、交流電源と並列運転を行う時の各
時点に於ける制御内容を示すものである。t1時点
からt3時点までのインバータ2を起動して出力電
圧(A)を立上げ他の交流電源と並列運転を行う前ま
での期間は、切換回路116はbの回路に接続さ
れ、切換回路114はb、115はaの回路に接
続されている。このため、電圧制御回路111の
入力には、出力電圧制御回路107の出力信号と
電圧検出器104の出力信号の差の電圧が印加さ
れ、発振回路110の入力には、同期制御回路1
09の出力信号が印加される。したがつて、イン
バータ2の出力電圧の制御は出力電圧制御回路1
07で行われ、フイルタ3の出力電圧が開閉器4
の出力側の電圧、すなわち並列運転する他の交流
電源の電圧に一致するように制御され、インバー
タ2の出力周波数の制御は同期制御回路109で
行われ、フイルタ3の出力電圧の位相が開閉器4
の出力側の電圧すなわち並列運転する他の交流電
源の位相に一致するように制御される。なお、t1
からt2時点間の出力電圧(A)は、記載を省略したシ
ーケンス回路から電圧制御回路111に信号を与
えることにより、0から徐々に立上げるいわゆる
ソフトスタートを行うことができる。
インバータ2を他の交流電源に並列運転するた
め、t3時点でシーケンス制御回路から開閉器4に
オン指令を与え開閉器4を閉じる。この時、切換
回路106はbからcに切換え、切換回路114
はbからaに切換える。このため、電圧制御回路
111の入力には、力率制御回路108の出力信
号と電圧検出器104の出力信号の差の電圧が印
加され、発振回路110の入力には、電力制御回
路105の出力信号と同期制御回路109の出力
信号の和の電圧が印加される。したがつて、イン
バータ2の出力電圧(A)の制御は力率制御回路10
8で行われ、フイルタ3の出力側の力率が力率設
定値に一致するようにインバータ2の出力電圧を
制御し、インバータ2の出力周波数の制御は同期
制御回路109と電力制御回路105の両者で行
われ、インバータ2が並列運転する他の交流電源
に同期し且つフイルタ3の出力側の電力(B)が出力
設定値に一致するように周波数すなわちインバー
タ2の出力電圧の位相の制御が行われる。なお、
t3からt4時点の出力電圧の制御と力率の制御は、
t1からt2時点の出力電圧の立上げ時と同様に記載
を省略したシーケンス回路から発振回路110、
電圧制御回路111に信号を与え入力信号の急変
に対する出力信号の急変を抑制するように制御す
ることにより、第3図Bのとおり出力電力を0か
ら設定値まで徐々に増大する。
以上より明らかなように、開閉器4を閉じる前
は、出力電圧制御回路107と同期制御回路10
9によりフイルタ3の出力電圧が並列運転する他
の交流電源の電圧に一致し且つ同位相に制御さ
れ、開閉器4の投入時の擾乱を防止し、並列運転
中は力率制御回路108と同期制御回路109、
電力制御回路105により設定した力率で設定し
た電力が出力されるようにインバータ2が制御さ
れる。このため、並列運転する他の交流電源の電
圧の大きさや、インピーダンス及び負荷力率等が
異なつても安定に並列運転して設定した電力を出
力できるという効果がある。
なお、並列運転する他の交流電源の故障などに
より単独運転を行う時は、切換回路116をa、
115をbにする。出力電圧制御回路106によ
りフイルタ3の出力電圧は電圧設定値に一致する
ように制御され、周波数は発振回路110の内部
で決められた値になる。
第4図に本発明の他の実施例を示す。第2図の
実施例では前述のように切換回路116で、並列
運転前は出力電圧制御回路107の出力でインバ
ータ2の出力電圧を制御し、並列運転時は力率制
御回路の出力でインバータ2の出力電圧を制御し
ている。これに対し、本実施例では切換回路11
6の手前で出力電圧制御回路107の出力と切換
回路117を介して力率制御回路108の出力と
が加えられるようにした。さらに、本図では図示
してはいないが、出力電圧制御回路107にはゲ
インを切換える切換回路を設けた回路構成とし
た。
次に本実施例の具体的動作を説明する。まず、
並列運転前は切換回路117をbに切換、力率制
御回路108を切り離し、出力電圧制御回路10
7の出力だけでインバータ2の出力電圧を制御す
るようにする。すなわち、第2図のフイルタ3の
出力電圧が開閉器4の出力電圧すなわち並列運転
する他の交流電源の電圧に一致するようインバー
タ2の出力電圧が制御される。さらに、周波数制
御に関しては前記第2図の実施例で説明した通
り、並列運転する他の交流電源と同一周波、同一
位相に制御する。このため、開閉器4を投入した
ときの擾乱を防止できる効果がある。次に、並列
運転時には、出力電圧制御回路107に設けたゲ
イン切換回路を並列運転前よりゲインが低くなる
よう切換、さらに、切換回路117をaに切換て
力率制御回路108の出力と電圧制御回路107
の出力の和でインバータ2の出力電圧が制御され
る。このため、負荷力率が設定力率に対して大幅
に異なつた場合、出力電圧制御回路107によつ
て出力電圧が制限値内に制御され、安定に並列運
転できる効果がある。
具体例としては、太陽電池や燃料電池等で発生
する直流電力を交流電力に変換し、他の交流電源
に並列運転し、設定した電力を交流系統に供給す
る電力変換装置では、電池及び電力変換装置より
なる電源として高効率で安定な電力供給が行える
ようにする必要がある。しかし、並列運転する交
流電源のインピーダンスの差異や電圧の変動、交
流電源に接続された負荷の大きさや力率等の変動
により、電力変換装置の出力電力の大きさや出力
力率が変わり、安定で且つ効率の良い運転ができ
ないという問題点がある。本発明では、かかる直
流電源に接続した電力変換装置を上記制御によ
り、通常時は出力力率を設定力率に制御し、効率
のよい運転を行い、負荷条件の大幅な変動により
出力力率が設定力率より大幅に異なる場合にも、
電圧制御回路の作用により出力電圧を制限値内に
制御し安定に並列運転できるという効果がある。
第5図に他の実施例を示す。第2図に示した実
施例と相違する点は、同期制御回路109に入力
する開閉器4の出力側電圧の検出電圧は移相回路
118を介すようにしたものである。並列運転前
は切換回路114がbに接続されているため11
8の移相しないで出力し、並列運転時は114が
aに接続され、電力制御回路の出力信号に応じて
検出電圧を移相して出力する。
以上より明らかなように、本発明によれば、常
時交流電源と並列運転して設定した電力を設定し
た力率で供給できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は電力変換装置のブロツク図、第2図は
本発明の実施例のブロツク図、第3図は制御動作
説明図、第4図及び第5図は本発明の他の実施例
のブロツク図である。 1……直流電源、2……インバータ、3……フ
イルタ、4……開閉器、101……電力、力率検
出器、102,103,104……電圧検出器、
105……電力制御回路、106,107……出
力電圧制御回路、108……力率制御回路、10
9……同期制御回路、110……発振回路、11
1……電圧制御回路、112……ゲート信号形成
回路、113……ゲートアンプ、114,11
5,116,117……切換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流電源の直流電力を交流電力に変換して他
    の交流電源と並列運転するようにした電力変換装
    置において、直流電力を交流電力に変換するイン
    バータ、電力変換装置の入力又は出力電力を制御
    する電力制御回路、電力変換装置の出力力率を制
    御する力率制御回路、電力変換装置の出力電圧の
    大きさを制御する電圧制御回路、電力変換装置を
    交流電源に同期運転する同期制御回路を備え、並
    列運転前は出力電圧制御回路により並列運転する
    他の交流電源の電圧の大きさに一致するようにイ
    ンバータの出力電圧の大きさを制御し、かつ同期
    制御回路によつて、並列運転する他の交流電源の
    位相に一致するようにインバータの出力電圧の位
    相を制御し、また、交流電源との並列運転時は出
    力電圧制御回路の利得を小さくして主として力率
    制御回路によつて並列運転する他の交流電源の電
    圧大きさに一致するようにインバータの出力電圧
    の大きさを制御し、かつ、電力制御回路と同期制
    御回路とによつて、並列運転する他の交流電源の
    位相に一致するようにインバータの出力電圧の位
    相を制御するようにしたことを特徴とする電力変
    換装置。
JP57143223A 1982-08-20 1982-08-20 電力変換装置 Granted JPS5935533A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614421A (ja) * 1984-06-18 1986-01-10 ヤマハ発動機株式会社 セルバツク電力供給装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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